(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-01-31
(45)【発行日】2022-02-08
(54)【発明の名称】着用可能品および他の物品用の電気的連結体
(51)【国際特許分類】
H01R 33/94 20060101AFI20220201BHJP
A41D 27/00 20060101ALN20220201BHJP
A41D 13/00 20060101ALN20220201BHJP
【FI】
H01R33/94
A41D27/00 A
A41D13/00 112
A41D13/00 102
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2017231677
(22)【出願日】2017-12-01
【審査請求日】2020-11-27
(32)【優先日】2016-12-01
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】390023674
【氏名又は名称】イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー
【氏名又は名称原語表記】E.I.DU PONT DE NEMOURS AND COMPANY
(74)【代理人】
【識別番号】110001243
【氏名又は名称】特許業務法人 谷・阿部特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】マーク アラン ラモンティア
(72)【発明者】
【氏名】ジョセフ ジェームズ ダフィー
【審査官】須賀 仁美
(56)【参考文献】
【文献】特表2014-527278(JP,A)
【文献】特開平08-243085(JP,A)
【文献】特開昭61-198798(JP,A)
【文献】特表2008-503287(JP,A)
【文献】特開2003-201606(JP,A)
【文献】特開2006-249627(JP,A)
【文献】特開2008-270740(JP,A)
【文献】国際公開第2006/048005(WO,A1)
【文献】特表2006-528842(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01R33/94
H01L21/447-21/449
H01L21/60-21/607
H05K1/14
A41D13/00-13/12
A41D27/00-27/28
A41D1/02-1/04
A41D3/00-3/08
A41D5/00-11/00
A41D15/00-17/04
A41B9/00-9/16
A61B5/00-5/398
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
着用可能な衣類の内側の電気導体から前記衣類の外側の指定された位置までの電気的連結体であって、
縫製可能な架橋基板と、
前記縫製可能な架橋基板の長さに沿って印刷された電気導体と
を備え、
前記縫製可能な架橋基板は、前記衣類の内側の前記電気導体の位置に配置された一方の端部と、前記衣類の外側の指定された位置に配置された他方の端部とを有し、
前記印刷された電気導体は、前記一方の端部と前記他方の端部との間で接続され、
前記縫製可能な架橋基板の前記一方の端部は、前記縫製可能な架橋基板の前記一方の端部における前記印刷された電気導体が前記衣類の内側の前記電気導体と接触するように配置され、
非導電性糸による1つ以上の縫い目は、各縫い目が前記2つの電気導体の接触している部分を取り囲むように、前記縫製可能な架橋基板を通して縫われ、これにより、前記接触している部分を取り囲む前記各縫い目は、前記2つの
電気導体間に電気的な接続を形成するために必要な押圧をもたらすことを特徴とする電気的連結体。
【請求項2】
前記指定された位置における前記縫製可能な架橋基板の前記他方の端部は、前記縫製可能な架橋基板が前記指定された位置に接近するときに前記衣類の前記外側と重なり合うように、前記指定された位置へのアクセスを提供する前記衣類の開口部に通されていることを特徴とする請求項1に記載の電気的連結体。
【請求項3】
前記指定された位置における前記縫製可能な架橋基板の前記他方の端部は、前記縫製可能な架橋基板が前記指定された位置に接近するときに前記衣類の前記外側と重なり合うように、前記指定された位置へのアクセスを提供する前記衣類のシームに通されていることを特徴とする請求項1に記載の電気的連結体。
【請求項4】
前記指定された位置における前記縫製可能な架橋基板の前記他方の端部は、前記縫製可能な架橋基板が前記指定された位置に接近するときに前記衣類の前記外側と重なり合うように、前記衣類の縁の周囲で折り畳まれていることを特徴とする請求項1に記載の電気的連結体。
【請求項5】
前記衣類の内側の前記電気導体はワイヤーであることを特徴とする請求項1に記載の電気的連結体。
【請求項6】
前記衣類の内側の前記電気導体は、縫製可能な基板に印刷された電気導体であり、および前記1つ以上の縫い目は、前記縫製可能な基板と前記縫製可能な架橋基板との両方を通して縫われていることを特徴とする請求項1に記載の電気的連結体。
【請求項7】
前記指定された位置は、前記衣類のポケット内または前記衣類のフラップもしくは折り畳みフラップ内にあることを特徴とする請求項1に記載の電気的連結体。
【請求項8】
前記縫製可能な架橋基板は、熱可塑性ウレタンを含み、前記縫製可能な架橋基板の前記長さに沿って印刷された前記電気導体は、ポリマー厚膜銀導体組成物から形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電気的連結体。
【請求項9】
前記印刷された電気導体を備える前記縫製可能な架橋基板は、2つ以上の別個の縫製可能な基板要素からなり、それぞれがその長さに沿って印刷された電気導体を備え、隣接する基板要素の前記印刷された電気導体は接触して配置されており、および前記2つ以上の基板要素上の前記印刷された電気導体の前記電気的な接続は、
a)非導電性糸による縫い目であって、各縫い目は、前記隣接する縫製可能な基板を通して縫われ、接触している
電気導体の各対は、少なくとも1つの縫い目によって取り囲まれ、それにより、各対の電気的な接続を形成するために必要な前記押圧をもたらす、非導電性糸による縫い目;または
b)2つの隣接する基板要素のラミネーション;または
c)前記2つの隣接する基板要素を一緒に押圧する締結具
によって達成されることを特徴とする請求項1に記載の電気的連結体。
【請求項10】
物品上の第1の位置から前記物品上の第2の位置までの電気的連結体であって、
縫製可能な架橋基板と、
前記縫製可能な架橋基板の長さに沿って印刷された電気導体と
を備え、
前記縫製可能な架橋基板は、前記物品上の前記第1の位置に配置された一方の端部と、前記物品上の前記第2の位置に配置された他方の端部とを有し、
前記印刷された電気導体は、前記一方の端部と前記他方の端部との間で接続され、
前記縫製可能な架橋基板の前記一方の端部は、前記縫製可能な架橋基板の前記一方の端部における前記印刷された電気導体が前記第1の位置において電気導体と接触するように配置され、
非導電性糸による1つ以上の縫い目は、各縫目が前記2つの電気導体の接触している部分を取り囲むように、前記縫製可能な架橋基板を通して縫われ、これにより、前記接触している部分を取り囲む前記各縫い目は、前記2つの
電気導体間に電気的な接続を形成するために必要な押圧をもたらすことを特徴とする電気的連結体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、衣類の一部分から別の部分へ電気信号を伝達できるようにする、着用可能な衣類および他の物品内の電気的連結体に関する。
【背景技術】
【0002】
着用可能な衣類に電気回路を組み込んで、着用者の生理的側面を監視することへの関心が高まっている。そのような測定の例は、心拍数、心電図記録、皮膚または核心温度、および体液のパラメータを含む。これらの電気回路はまた、快適性を高めるために、加熱器などの機器に給電するためのエネルギーを追加するか、または含まれている機器に情報を追加するのに有用である。これらの電気回路はまた、物品、例えば、寝袋およびブランケットに有用であり、伸縮可能な回路を必要とする。着用可能な衣類および他の物品での回路の追加的な使用例も考えられる。着用可能な衣類または物品の一部分から別の部分へ電気信号を伝達する方法も必要とされており、したがって、衣類または物品の異なる部分間を電気的に接続することが必要とされている。これらの接続は、衣類または物品が伸縮したり、複数回の洗濯および乾燥サイクルに曝されたりするときに維持される必要がある。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
本発明は、衣類または物品の異なる位置から電気信号または電力を伝達できるようにする、着用可能な衣類および他の物品内の電気的連結体を提供する。
【0004】
本発明は、着用可能な衣類の内側の電気導体から衣類の外側の指定された位置までの電気的連結体を提供し、連結体は、
縫製可能な架橋基板の長さに沿って印刷された電気導体であって、縫製可能な架橋基板の一方の端部は、縫製可能な架橋基板のその端部における印刷導体が衣類の内側の電気導体と接触するように配置されており、非導電性糸による1つ以上の縫い目は、縫製可能な架橋基板を通して縫われ、各縫い目は、2つの電気導体の接触している部分を取り囲み、それにより、2つの導体間に電気的な接続を形成するために必要な押圧をもたらし、縫製可能な架橋基板の他方の端部は、指定された位置に配置されている、電気導体
を含む。
【0005】
そのような1つの実施形態では、指定された位置における縫製可能な架橋基板の端部は、縫製可能な架橋基板が指定された位置に接近するときに衣類の外側と重なり合うように、指定された位置へのアクセスを提供する衣類の開口部に通されている。
【0006】
別のそのような実施形態では、指定された位置における縫製可能な架橋基板の端部は、縫製可能な架橋基板が指定された位置に接近するときに衣類の外側と重なり合うように、指定された位置へのアクセスを提供する衣類のシームに通されている。
【0007】
さらに別のそのような実施形態では、指定された位置における縫製可能な架橋基板の端部は、縫製可能な架橋基板が指定された位置に接近するときに衣類の外側と重なり合うように、衣類の縁、すなわち、袖もしくは襟の端部または衣類の最上部もしくは最下部の周囲で折り畳まれている。
【0008】
上述の実施形態のいずれかでは、衣類の内側の電気導体はワイヤーである。
【0009】
上述の実施形態のいずれかでは、衣類の内側の電気導体は、縫製可能な基板に印刷された電気導体であり、および1つ以上の縫い目は、両方の縫製可能な基板を通して縫われている。
【0010】
本発明はまた、物品上の第1の位置から物品上の第2の位置までの電気的連結体を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】衣類の内側の電気導体から衣類の外側のポケット内における指定された位置までの電気的連結体を示し、その長さに沿って印刷された電気導体を備える縫製可能な架橋基板は、衣類の内側の導体と接触している一方の端部および指定された位置における他方の端部を有し、および縫製可能な架橋基板は、衣類の開口部を通って衣類の外側のポケット内における指定された位置まで通過している。
【
図2】衣類の内側の電気導体から衣類の外側のポケット内における指定された位置までの電気的連結体を示し、その長さに沿って印刷された電気導体を備える縫製可能な架橋基板は、衣類の内側の導体と接触している一方の端部および指定された位置における他方の端部を有し、および縫製可能な架橋基板は、衣類の開口部を通って衣類の外側のフラップ内における指定された位置まで通過している。
【
図3】衣類の内側の電気導体から衣類の外側のポケット内における指定された位置までの電気的連結体を示し、その長さに沿って印刷された電気導体を備える縫製可能な架橋基板は、衣類の内側の導体と接触している一方の端部および指定された位置における他方の端部を有し、および縫製可能な架橋基板は、衣類の開口部を通って衣類の外側の折り畳みフラップ内における指定された位置まで通過している。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明は、衣類または物品の一部分から別の部分へ電気信号または電力を伝達できるようにする、着用可能な衣類または他の物品内の電気的連結体に関する。
【0013】
本発明は、着用可能な衣類の内側の電気導体から衣類の外側の指定された位置までの電気的連結体を提供し、連結体は、縫製可能な架橋基板の長さに沿って印刷された電気導体を含み、縫製可能な架橋基板の一方の端部は、縫製可能な架橋基板のその端部における印刷導体が衣類の内側の電気導体と接触するように配置されており、非導電性糸による1つ以上の縫い目は、縫製可能な架橋基板を通して縫われており、各縫い目は、2つの電気導体の接触している部分を取り囲み、それにより、2つの導体間に電気的な接続を形成するために必要な押圧をもたらし、縫製可能な架橋基板の他方の端部は、指定された位置に配置されている。いくつかの実施形態では、指定された位置は、衣類のポケット内または衣類のフラップもしくは折り畳みフラップ内にある。これらの実施形態では、衣類は単層または多層の衣類とすることができる。いくつかの実施形態では、衣類の内側の電気導体はワイヤーであってよい。他の実施形態では、衣類の内側の電気導体は、縫製可能な基板に印刷された電気導体であり、および1つ以上の縫い目は、両方の縫製可能な基板を通して縫われている。
【0014】
本明細書では、「架橋基板」は、その長さに沿って電気導体が印刷されている基板を指し、基板は、位置1と位置2との間または衣類の内側の電気導体と衣類の外側の指定された位置との間の間隙を架橋する。
【0015】
本明細書では、「フラップ」は、衣類の外側に取り付けられる、突出しているかまたは垂れ下がっている部片を指す。フラップは折り畳まれて「折り畳みフラップ」を形成してよく、これは、指定された位置およびそこへの任意の取付部品のための囲いをもたらす。
【0016】
本明細書では、「着用可能な衣類」または「着用可能品」は、人に着用される任意の物品を指し、シャツ、セーター、コートまたはジャケット、スラックスの対、ソックス、および履物を含む。
【0017】
本明細書では、「ラミネーション」は、2つの層を一緒に結合することを指す。これは、複数の層を加熱して圧縮する典型的なプロセスによってだけでなく、接着剤またはのり付けを使用するなどの他の手段によっても実現することができる。
【0018】
上述の実施形態のいくつかについて図面を参照して説明する。
【0019】
図1は、衣類の内側の電気導体から衣類の外側のポケット内における指定された位置までの電気的連結体を示し、その長さに沿って印刷された電気導体を備える縫製可能な架橋基板は、衣類の内側の電気導体に一方の端部および指定された位置に他方の端部を有し、および縫製可能な架橋基板は、衣類の開口部を通って衣類の外側のポケット内における指定された位置まで通過している。衣類1は、ポケット2と、衣類の開口部3とを有する。衣類の内側には第1の位置4があり、および衣類の外側のポケット2内には指定された位置5がある。その長さに沿って電気導体7が印刷されている縫製可能な架橋基板6は、第1の位置4で始まり、開口部3を通り、および衣類の外側のポケット2内における指定された位置5で終端していることが示されている。
【0020】
図2は、衣類の内側の電気導体から衣類の外側のフラップ内における指定された位置までの電気的連結体を示し、その長さに沿って印刷された電気導体を備える縫製可能な架橋基板は、衣類の内側の電気導体に一方の端部および指定された位置に他方の端部を有し、および縫製可能な架橋基板は、衣類の開口部を通って衣類の外側のフラップ内における指定された位置まで通過している。衣類1は、フラップ2と、衣類の開口部3とを有する。衣類の内側には第1の位置4があり、および衣類の外側のフラップ2内には指定された位置5がある。その長さに沿って電気導体7が印刷されている縫製可能な架橋基板6は、第1の位置4で始まり、開口部3を通り、および衣類の外側のフラップ2内における指定された位置5で終端することが示されている。
【0021】
図3は、衣類の内側の電気導体から衣類の外側の折り畳みフラップ内における指定された位置までの電気的連結体を示し、その長さに沿って印刷された電気導体を備える縫製可能な架橋基板は、衣類の内側の電気導体に一方の端部および指定された位置に他方の端部を有し、および縫製可能な架橋基板は、衣類の開口部を通って衣類の外側の折り畳みフラップ内における指定された位置まで通過している。衣類1は、折り畳みフラップ2と、衣類の開口部3とを有する。衣類の内側には第1の位置4があり、および衣類の外側の折り畳みフラップ2内には指定された位置5がある。その長さに沿って電気導体7が印刷されている縫製可能な架橋基板6は、第1の位置4で始まり、開口部3を通り、および衣類の外側の折り畳みフラップ2内における指定された位置5で終端することが示されている。
【0022】
架橋基板6がシームを通っている実施形態は、
図1、
図2および
図3に示す実施形態と同様であり、シームが開口部3に取って代わった状態である。
【0023】
図1に示すように、架橋基板6は、衣類の内側および外側の両方で衣類1に隣接しており、かつ電気導体7は露出しており、衣類の内側の第1の位置4および衣類の外側の指定された位置5における接続を好都合にする。架橋基板を逆向きにして、電気導体7が衣類の内側および外側の両方で衣類1に隣接するようにし、それにより、電気導体7を摩耗から保護することもできる。印刷された電気導体を備える架橋基板が、2つの別個の基板要素からなり、それぞれがその長さに沿って印刷された電気導体を備えた実施形態では、2つの基板は、架橋基板6が衣類の一方の側面で衣類1に隣接しおよび電気導体7が他方の側面で衣類に隣接するように、配置することができる。2つの別個の基板要素の同様の逆向き構成または組み合わせ構成が、
図2および
図3に示すような実施形態を含む全ての実施形態に適用可能である。
【0024】
上述の実施形態のいずれかでは、架橋基板は、熱可塑性または熱硬化性フィルムを含んでよい。典型的な基板の例は、熱可塑性ウレタン(TPU)、例えばBemis Associates,Inc.(Shirley、MA)から入手可能なBemis ST-604、熱可塑性ポリエステル、例えばDuPont Co.(Wilmington、DE)から入手可能なDuPont(商標)Hytrel(登録商標)、熱可塑性ポリエチレンテレフタレート(PET)およびDuPont Co.(Wilmington、DE)から入手可能なDuPont(商標)Kapton(登録商標)ポリイミドである。
【0025】
上述の実施形態のいずれかでは、縫製可能な架橋基板の長さに沿って印刷された電気導体は、ポリマー厚膜導体組成物から形成してよい。
【0026】
上述の実施形態のいずれかでは、縫製可能な架橋基板の長さに沿って印刷された電気導体は、ポリマー厚膜銀組成物から形成してよい。
【0027】
上述の実施形態のいずれかでは、電気的連結体は、縫製可能な架橋基板の長さに沿って印刷された1つ以上の追加的な電気導体をさらに含んでよい。
【0028】
上述の実施形態のいずれかでは、印刷された電気導体を備える縫製可能な架橋基板は、2つ以上の別個の縫製可能な基板要素からなってもよく、それぞれがその長さに沿って印刷された電気導体を備え、隣接する縫製可能な基板要素の印刷導体は接触して配置されており、および2つ以上の基板要素上における印刷された電気導体の電気的な接続は、
a)非導電性糸による縫い目であって、各縫い目は、隣接する縫製可能な基板を通して縫われ、接触している導体の各対は、少なくとも1つの縫い目によって取り囲まれ、それにより、各対の電気的な接続を形成するために必要な押圧をもたらす、非導電性糸による縫い目;または
b)2つの隣接する基板要素のラミネーション;または
c)2つの隣接する基板要素を一緒に押圧する締結具
によって達成される。
【符号の説明】
【0029】
1 衣類
2 ポケット
3 開口部
4 第1の位置
5 第2の位置
6 縫製可能な架橋基板
7 電気導体