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  • 特許-補強部を有するレールを備えた搬送装置 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-02-03
(45)【発行日】2022-02-14
(54)【発明の名称】補強部を有するレールを備えた搬送装置
(51)【国際特許分類】
   B65G 21/20 20060101AFI20220204BHJP
【FI】
B65G21/20 A
【請求項の数】 6
(21)【出願番号】P 2020513798
(86)(22)【出願日】2018-09-06
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2020-11-19
(86)【国際出願番号】 EP2018074068
(87)【国際公開番号】W WO2019048578
(87)【国際公開日】2019-03-14
【審査請求日】2020-03-25
(31)【優先権主張番号】102017008387.8
(32)【優先日】2017-09-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】DE
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】500083972
【氏名又は名称】ホイフト ジュステームテヒニク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
(74)【代理人】
【識別番号】110000475
【氏名又は名称】特許業務法人みのり特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】アックス,ハラルド
(72)【発明者】
【氏名】ホイフト,ベルンハルト
【審査官】中田 誠二郎
(56)【参考文献】
【文献】実開昭54-172488(JP,U)
【文献】特開昭58-011406(JP,A)
【文献】特表2010-534172(JP,A)
【文献】実公昭48-005827(JP,Y1)
【文献】米国特許第06053654(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65G 21/00-21/22
B65G 47/22-47/32
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
物体、好ましくは、容器を搬送するための装置であって、
物体を搬送する搬送機器と、
前記搬送機器上を搬送される前記物体を案内するレールと、を備え、
前記レールは、搬送方向に沿って間隔を置いて配置された複数のレールホルダーと、前記複数のレールホルダーに固定される弾性のガイド部材と、複数の補強部と、を有し、
前記弾性のガイド部材は、前記搬送機器の全長にわたって延在し、前記物体を案内するよう構成されており、
前記複数のレールホルダーは、前記搬送機器に固定されるとともに前記ガイド部材に連結されることにより、前記レールの空間的位置を画定するよう構成されており、
前記複数の補強部は、レールの形状の変更に対応できるよう、異なる長さおよび異なる形状に形成された補強部を含み、レールの形状の変更に応じて前記複数の補強部のうちのいずれかまたは全てが、各前記レールホルダー間の領域において、互いに連結されず間隔を置い前記ガイド部材に連結され、前記弾性のガイド部材を補強するように構成されており、
さらに、前記複数の補強部は、搬送方向にスライドしないように前記ガイド部材に連結されるよう構成されている
ことを特徴とする装置。
【請求項2】
前記ガイド部材は、断面C字形状を有し、前記複数の補強部は、前記ガイド部材の前記C字形状内に配置されるよう構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記複数の補強部は、断面C字形状をそれぞれ有し、
前記複数の補強部は、前記ガイド部材の溝に係合するよう構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項4】
前記複数の補強部は、金属、好ましくはアルミニウムまたはスチール製である
ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の装置。
【請求項5】
前記ガイド部材は、プラスチック、好ましくは押出プラスチックからなる
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の装置。
【請求項6】
前記複数の補強部は、10~500mm、好ましくは50mm、100mmまたは200mmの長さを有する
ことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、物体、好ましくは、容器を搬送するための装置に関する。この装置は、物体を搬送するように構成された搬送機器を備えている。この装置は、さらに、搬送機器上を搬送される物体を案内するように構成されたレールを備えている。また、この装置は、さらに、物体を案内するためのガイド部材を有するレールを備えている。
【背景技術】
【0002】
レールを備えた従来の搬送装置において、レールに弾性のガイド部材を使用し、ガイド部材に補強板を設けることが知られている。補強板は、ガイド部材に連結され、これにより、レールの安定性が確保される。補強板は、この目的のために予め成形され、搬送装置の最終組み立て中にガイド部材に連結される。この手順では、最終組み立て中にレールの形状を修正しなければいけなくなった場合、レールの調整を面倒にさせる。この場合、補強板を再形成しなければならないか、または新たな補強板を作成しなければならない。
【発明の概要】
【0003】
そこで、本発明の課題とするところは、形状をより簡単に調整することができるレールを備えた搬送装置を提供することにある。
【0004】
上記課題を解決するために、搬送機器を備え、物体、好ましくは容器を搬送するための搬送装置を提案する。この搬送機器は、物体を搬送するように構成されている。この装置は、さらに、搬送機器上を搬送される物体を案内するように構成されたレールを備える。レールは、物体を案内するように構成され、搬送機器の全長にわたって延在する弾性のガイド部材を有する。さらに、レールは、互いに間隔をおいてガイド部材に隣接して配置され、弾性のガイド部材を補強するように構成された複数の補強部を有する。
【0005】
ガイド部材が弾性的に構成されていることにより、レールの形状を、最終的な組み立て中においてガイド部材が補強部によって補強される前に、自由に選択することができる。ガイド部材は、好ましくはプラスチック部材として、特に好ましくは押出成形された細長いプラスチック部材として構成される。
【0006】
複数の補強部を使用してレールのガイド部材を補強することにより、レールの形状を容易に調整することができる。搬送装置の最終的な組み立ての際に、正確なレール形状を予め決めておく必要はなく、対応する補強板を製造する必要もない。それどころか、特定のレール形状をその場で決定し、決定された形状に応じてガイド部材を形成することができる。次いで、ガイド部材は、補強部によって補強され、その最終的な形状が規定される。
【0007】
レールの形状は、物体の適切な案内の確保のためにレールを変更しなければいけなくなった場合には、修正することもできる。複数の補強部を使用することによって、それら補強部のうちの1つまたは複数を除去または交換することができ、それによってガイド部材を再形成することができる。次いで、ガイド部材を補強部によって再び補強することができ、それにより、レールの全体的な形状を変更することができる。また、補強部によってレールをさらに移動させることも考慮されており、そのため、その過程において補強部を傷つけることなくレールの形状を変更することができる。これは、単一の補強プロファイルを使用する場合には、ほぼ不可能である。レールは、補強部によって、異なる物体に対応することもできる。例えば、重量の異なるボトルを搬送機器によって搬送することができる。重いボトルは、より高い剛性および慣性を有するレールによって案内することができ、より低い剛性および慣性を有するレールは、軽いボトルにとって有利になり得る。レールの剛性および慣性は、補強部によって設定することができる。
【0008】
本明細書中で使用される用語「搬送機器」は、上記で指定された物体の搬送において一般的に使用される任意の型の搬送体を含む。ボトルまたは缶は、好ましくは無端チェーンリンクコンベヤまたはコンベヤベルト上を搬送され、無端チェーンリンクコンベヤまたはコンベヤベルトは、偏向ローラを介してモータ駆動され、直線および曲線の両方で構成され得る。しかしながら、本発明は、チェーンリンクコンベヤまたはコンベヤベルトの使用に限定されない。
【0009】
ガイド部材は、断面C字形状でもよい。補強部は、ガイド部材に挿入することができる。この場合、ガイド部材は、補強部を囲む。
【0010】
ガイド部材は、好ましくは、搬送機器上の物体と接触し、案内するよう構成されており、それにより、物体は、所望のとおり搬送機器上で搬送され得る。本発明の意味における物体は、ガラス瓶、プラスチック瓶、容器、缶、ケース、または他のパッケージなどの容器でもよい。
【0011】
ガイド部材がC字形状である場合、補強部は、断面矩形状であることが好ましい。それによって、補強部は、ガイド部材の断面視C字形状に容易に挿入または押し込むことができる。
【0012】
または、補強部は、断面C字形状であってもよい。この場合、好ましくはガイド部材に溝が設けられ、それにより、補強部は、そのガイド部材の溝に係合することができる。この実施形態では、ガイド部材を補強部に押し込むことができる。
【0013】
概して、ガイド部材および補強部は、ガイド部材が運搬機器上の物体を案内するように適切に構成され、補強部がガイド部材を補強するように構成される限り、任意の形状を有することができる。
【0014】
ガイド部材および補強部は、相補的な形状を有することができ、これにより、ガイド部材は、補強部に確実に係止するように連結することができる。これに加えて、またはこれに代えて、ガイド部材は、補強部に材料結合方式で連結することもできる。
【0015】
補強部は、好ましくは、金属からなる。金属は、例えば、アルミニウムまたはスチール、好ましくは、ステンレス鋼が考えられる。補強部は、石材またはセラミックでもよい。これにより、レールの安定性を確保することができ、その結果、レールは、搬送機器によってレールに押し当てられる物体によって基本的に変形させられることがない。
【0016】
搬送装置は、好ましくは、単一のガイド部材を有するレールを備える。複数のレールが設けられるか、または複数のガイド部材が設けられる場合、複数の補強部、好ましくは少なくとも3つの補強部、特に好ましくは5つまたは7つの補強部が、各ガイド部材に割り当てられる。
【0017】
仮に、本発明に係る補強部なしに弾性のガイド部材が設けられると、搬送機器によってガイド部材に押し当てられる物体は、ガイド部材の弾力によって弾性的に押し戻されることにより跳ね返り、場合によっては倒れる可能性がある。補強部を使用することにより、特に金属補強部を使用する場合には、ガイド部材の慣性力が増大し、これにより、物体とレールとの間の衝撃が減衰させられる。そのため、物体の転倒を防止することができる。
【0018】
さらに、補強部をガイド部材と組み合わせて使用することにより、搬送機器によってレールに押し当てられる複数の物体の圧力にレールが耐え得ることを確保する。
【0019】
搬送装置は、好ましくは、弾性のガイド部材を固定することができる少なくとも1つのレールホルダを備える。レールホルダは、好ましくは、レールホルダ間に配置された補強部のガイド部材に対する位置も同時に保持されるように、弾性のガイド部材に連結される。
【0020】
このようにして、レールホルダは、補強部がガイド部材に対して横方向にスライドすることを防止することができるので、レールの寸法安定性を提供することができる。
【0021】
レールホルダは、好ましくは、レールの空間的経路を画定するように形成することができる。この目的のために、レールホルダは、レールホルダの位置にガイド部材を部分的に固定するために、弾性のガイド部材に連結され得る。好ましくは複数のレールホルダが設けられ、弾性のガイド部材を複数のレールホルダに固定することができる。これにより、ガイド部材を複数の位置に固定することができる。レールが湾曲した経路をたどるか、または比較的直線的な経路を有するかに関係なく、より多くのまたはより少ないレールホルダを設けることができる。弾性のガイド部材は、いずれの場合にも、複数の補強部材のうちの1つを介して1つのレールホルダに連結することができる。レールホルダは、搬送機器にしっかりと連結され得る。
【0022】
補強部の長さは、好ましくは10~500mmであり、好ましくは50mm、100mmまたは200mmの長さを有する。それによって、異なる長さの補強部を異なる用途に使用することができる。レールがカーブ半径の小さい湾曲した経路を有する場合、レールのガイド部材を補強するために、例えば50mmの短い補強部が使用される。他方、レールが比較的真っ直ぐな経路を有する場合、レールのガイド部材を補強するために、例えば、200mmといった、より長い補強部を使用することができる。したがって、特定の適用分野に応じて、レールガイドを最終組み立ての位置に容易に設置することができ、この目的のために予め成形された補強プロファイルを使用する必要がない。
【0023】
補強部は、好ましくは、直線状の経路を有する。さらに、補強部は、予め成形することもでき、曲線をなす、すなわち湾曲した経路を有することもできる。このようにして、適切な補強部を使用することにより、異なるレール形状を実現することができる。例えば、複数の、直線状の補強部、小さな湾曲を有する補強部および大きな湾曲を有する補強部を設けることができ、適切な補強部を使用することにより、対応するレールの成形をレールの最終組み立て中に実現することができる。
【0024】
補強部は、互いに連結可能であることが好ましい。これにより、補強部は、レールのガイド部材に対してずれたり滑ったりすることを防止される。
【0025】
特に好ましくは、補強部は、互いに強固に連結され得る。これにより、レールのガイド部材の経路を容易に変更可能なことが保証される。同時に、レールの経路が確立された後、補強部を強固に連結することができ、これによってレールの高い寸法安定性を達成することができる。補強部の互いの連結は、当業者に周知の任意の方法で行われてもよい。
【0026】
本発明は、さらに、物体、好ましくは容器を搬送するための装置を製造するための方法に関する。
当該方法は、
物体を搬送するように構成された搬送機器を準備することと、
搬送機器において搬送される物体を案内するように構成されたレールを準備することと、を含む。
上記レールは、上記物体を案内するように構成され、上記搬送機器の全長にわたって延在する弾性のガイド部材と、互いに間隔をおいて上記弾性のガイド部材に隣接して配置され、上記弾性のガイド部材を補強するように構成された複数の補強部と、を有する。
【0027】
本発明による方法の主な利点は、レールの正確な経路を搬送装置の組み立て中に確立する必要がないことである。この目的のために、弾性のガイド部材は、まず、1つまたは複数のレールホルダに固定される。レールホルダの正確な位置決めは、多くの場合、組み立て時に行われず、その結果、従来のレールシステムでは、この時点までレール部品の正確な製造を開始することができなかった。一方、本発明による方法では、弾性のガイド部材を任意の所望のレール経路に適合させることができる。
【0028】
好ましくは、弾性のガイド部材は、レールホルダ間の領域において複数の補強部材によって補強される。
【0029】
補強部は、好ましくは互いに連結可能に構成され、その結果、弾性のガイド部材が補強された後に互いに強固に連結され得る。このように、従来のガイドレールと同様に安定し、かつ、搬送機器を設置する際により柔軟に使用することができるガイドレールを得ることができる。
【0030】
以下、本発明について、添付の図面を参照しつつ、詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0031】
図1】本発明に係る、湾曲した経路を有する搬送装置の説明図である。
図2】本発明に係る、直線的な経路および補強部を有する搬送装置の説明図である。
図3】本発明に係る、直線的な経路および少数の補強部を有する搬送装置の説明図である。
図4】本発明に係る、ガイド部材および補強部を有するレールの断面図である。
図5】別の実施形態に係るレールのガイド部材および補強部を示す別の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0032】
図1は、物体を搬送するための装置を示す。この装置は、搬送機器10を備える。搬送機器10は、物体を搬送するように構成されている。この目的のために、搬送機器10は、複数のコンベヤベルト12を有する。ガラス瓶などの物体は、コンベヤベルト12上を図1に示す矢印の方向に搬送される。
【0033】
図1に示す例では、4つのコンベヤベルト12が示されており、これらコンベヤベルト12上を搬送される物体は、コンベヤベルト12のより狭い経路上に案内されるようになっている。コンベヤベルト12の数は、4つから2つに減らされるようになっている。この目的のために、装置は、レール14を備える。レール14は、コンベヤベルト12の搬送面の上方に配置され、コンベヤベルト12上を搬送される物体を、容器の流れを絞る経路に沿って案内する。この目的のために、レール14は、湾曲した形状を有する。
【0034】
レール14の形状を湾曲させるために、レールホルダ16が設けられ、レールホルダは、連結軸18によってレール14に連結される。
【0035】
図2は、本発明に係る、直線的な経路を有する搬送装置を示す。設置および変更が容易なレール14を提供するために、レール14は、ガイド部材20を有する。複数の補強部22は、ガイド部材20を補強するために設けられる。複数の補強部22は、単一の長いガイド部材20に割り当てられ、ガイド部材20を確実に補強する。多数の物体が集積した場合、レール14は、補強材によって望ましくない変形から保護される。さらに、補強部22は、レール14に押し当てられた物体を転倒させないようにする。そのために、補強部22は、レール14の慣性をその自重によって増加させる。
【0036】
図2に示すとおり、補強部22は、ガイド部材20内で直線上に互いに隣接して配置される。このようにして、補強部22は、ガイド部材20を満たす。別の方法として、補強部22は、ガイド部材20内に、単に分離して設けられてもよい。この場合の例を図3に示す。補強部22の数は、レール14の所望の特性、特にレール14の所望の剛性および慣性に応じて、選択することができる。
【0037】
ガイド部材20および補強部22は、断面形状が異なってもよい。例示的な断面形状を2つ、図4および図5に示す。図4は、断面C字形状であるガイド部材20の一実施形態を示す。補強部22は、断面形状が矩形であって、ガイド部材20によって囲まれている。補強部22は、レールの設置中に、ガイド部材20内に押し込まれてもよい。
【0038】
図5は、断面C字形状である補強部22の一実施形態を示す。ガイド部材20は、補強部を挿入することができる溝24を有する。したがって、図4および図5に示す実施形態において、ガイド部材20と補強部22とが確実に係止される。
【0039】
補強部22がガイド部材20に対して滑ることを防止するために、レールホルダ16は、例えば、連結点26で個々の補強部22にしっかりと連結されることから、ガイド部材に固定することができる。レールホルダ16が補強部22に強固に連結されることは、図2に概略的に示されている。さらに、レールホルダ16が個々の補強部22に強固に連結されることによって、レールの形状が決定する。この目的のために、レールホルダ16は、連結点26とは反対側の端部、例えば、搬送機器10などにしっかりと取り付けられる。
【0040】
代替的または追加的に、補強部22は、ガイド部材20にしっかりと連結することができるよう構成されてもよい。この場合、個々のまたは全ての補強部22は、ガイド部材20にしっかりと連結することができ、それによって、補強部22は、ガイド部材20に対して滑ることを防止される。好ましくは、レールホルダ16は、連結点26で個々の補強部22にしっかりと連結することができ、かつ、補強部22は、ガイド部材20にしっかりと連結することができる。
図1
図2
図3
図4
図5