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公報発行日 2022年2月17
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※ 共同出願を含む
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以上にしてなる本願発明に係る金属フィルタは、列状の山部と谷部が交互に複数形成された金属板本体の前記山部と谷部の一方又は双方に、流体を通過させるための列方向に延びる貫通溝を有し、且つ、該貫通溝の開口縁部に、当該山部又は谷部の凸面側に起立する起立片を有するので、山部と谷部による凹凸表面により大きな表面積を備えるとともに、その山部又は谷部に形成される貫通溝の開口縁部の起立片の分も表面積が増え、凹凸表面にあたって貫通溝を通過することとなる流体と当該金属フィルタ表面との接触面積を十分に確保することができるため、たとえば光触媒、活性炭、芳香剤、二酸化マンガンなどの触媒層や吸着層などが表面に形成される場合にも、触媒反応や吸着作用が効率よく行われる。
また、従来のような微細流路を流通させるものではなく、凹凸表面にあたった流体がそのまま貫通溝を通過する構造であり、且つ起立片も山部又は谷部の凸面側に起立しているため、流体の通過抵抗がほとんど生じなく、圧損を小さく抑えることができ、通過効率が向上して優れた清浄化効果や油脂分の除去効果を効率よく得ることができる。また、凹凸表面及び凸面側に起立する起立片によって表面積を稼いでいるため、特に光触媒の触媒層を表面に形成する場合でも、紫外線を当該触媒層に効率よく照射することができ、従来のような微細流路内部に紫外線を照射するものに比べ、格段に優れた清浄化効果が得られる。
更に、凹凸状の金属板に貫通溝と起立片が形成される構造であるため、従来のセラミックフィルタやエッチング処理を必要とするフィルタに比べ、プレス等の機械加工により生産コストを低く抑えることが可能である。またセラミック製に比べて加工後に変形させることも容易であり、形状の自由度が高い。
また、前記起立片が、前記貫通溝を臨み互いに対向して列方向に延びる一対の開口縁部の双方にそれぞれ設けられているものでは、貫通溝を通過する流体に対して双方から効率よく接触することができるので、圧損を抑えつつ流体との接触面積をより確実に確保できる。
特に、前記開口縁部の双方に設けられる起立片が、各開口縁部のほぼ全長にわたって延びる長片であるものでは、流体との接触面積をより確実に確保できる。
更に、前記開口縁部の双方に設けられる起立片の高さ寸法が、当該貫通溝の列方向に直交する幅方向の寸法の略半分の寸法であるものでは、起立片による圧損を抑えつつ効率よく接触面積を確保できる。特に、起立片を切り起こし片とする場合には、母材を無駄にすることなく、接触面積を最大限に維持することができる。
また、前記起立片が切り起こし片であるものでは、当該起立片をろう付け等することなく機械加工で効率よく低コストに形成することができる。
また、前記起立片が、前記山部と前記谷部とを連結している中間壁部に対して略面一に突出しているものでは、流体の通過抵抗をより小さく抑えることができ、流体の圧損を抑え、通過効率が向上し、優れた清浄化効果や油脂分の除去効果を効率よく得ることができる。
また、前記山部又は谷部に、前記貫通溝が列方向に間隔をおいて複数設けられているものでは、間に母材が橋渡しされる構造となるため保形性が高まり、構造的に用途に応じた必要な保形性を出すことができる。
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