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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-02-14
(45)【発行日】2022-02-22
(54)【発明の名称】雨雪浸入防止装置
(51)【国際特許分類】
   B60C 19/00 20060101AFI20220215BHJP
【FI】
B60C19/00 J
【請求項の数】 8
(21)【出願番号】P 2021006376
(22)【出願日】2021-01-19
【審査請求日】2021-01-19
(73)【特許権者】
【識別番号】517347850
【氏名又は名称】株式会社図南
(74)【代理人】
【識別番号】110002435
【氏名又は名称】特許業務法人井上国際特許商標事務所
(74)【代理人】
【識別番号】100091557
【弁理士】
【氏名又は名称】木内 修
(72)【発明者】
【氏名】北村 俊郎
【審査官】松岡 美和
(56)【参考文献】
【文献】独国特許発明第945373(DE,C1)
【文献】実公昭31-12699(JP,Y1)
【文献】実開昭60-112463(JP,U)
【文献】特開昭50-102493(JP,A)
【文献】特開2015-101117(JP,A)
【文献】米国特許第2754961(US,A)
【文献】米国特許第2972405(US,A)
【文献】米国特許第2573664(US,A)
【文献】米国特許第1388840(US,A)
【文献】米国特許第3876069(US,A)
【文献】米国特許出願公開第2010/0000895(US,A1)
【文献】米国特許第2503988(US,A)
【文献】欧州特許出願公開第1857352(EP,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60C 19/00
A47F 7/04
B62D 43/00
B65B 25/24
B65D 57/00
B65D 85/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
円筒状に弾性変形させて、タイヤの中心孔に収容される帯状本体部と、
前記帯状本体部に前記帯状本体部の長手方向へ所定間隔に形成される複数の孔と、
前記帯状本体部の一端に連なり、前記複数の孔のうちのいずれかの孔に挿入されて前記帯状本体部に連結される突出部と
を備えていることを特徴とする雨雪浸入防止装置。
【請求項2】
前記帯状本体部に、前記帯状本体部を円筒状に弾性変形させ易くするための複数の折曲線部が形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の雨雪浸入防止装置。
【請求項3】
前記複数の折曲線部は前記帯状本体部の長手方向へ所定間隔に並び、
前記複数の折曲線部はそれぞれ円筒状に弾性変形された前記帯状本体部の中心軸と平行である
ことを特徴とする請求項2に記載の雨雪浸入防止装置。
【請求項4】
前記複数の孔はそれぞれ前記折曲線部のうちの特定の前記折曲線部に沿って延びる
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の雨雪浸入防止装置。
【請求項5】
前記帯状本体部が、
前記折曲線部のうちの特定の前記折曲線部の途中に形成され、前記帯状本体部が円筒状に弾性変形されたとき前記複数の孔を露出させる凸形の切れ込みを有する
ことを特徴とする請求項3又は4に記載の雨雪浸入防止装置。
【請求項6】
前記帯状本体部が、
前記帯状本体部に形成され、前記帯状本体部の一部を切断して前記帯状本体部の幅を小さくするための複数のミシン目を有する
ことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の雨雪浸入防止装置。
【請求項7】
前記複数のミシン目がそれぞれ前記帯状本体部の長手方向へ延び、
前記複数のミシン目が互いに平行である
ことを特徴とする請求項6に記載の雨雪浸入防止装置。
【請求項8】
プラスチックダンボールをプレス加工することにより形成されていることを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載の雨雪浸入防止装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、縦置きされたタイヤの内部に雨雪や塵埃等が浸入するのを防ぐ雨雪浸入防止装置に関する。
【背景技術】
【0002】
縦置きされたタイヤの内部に雨水や塵埃等が入り込むのを防ぐ従来技術として一対の雨水浸入防止デバイスがある(下記特許文献1参照)。一対の雨水浸入防止デバイスはそれぞれ、閉塞円板部と、脱落防止爪を有する脱落防止板と、宣伝用の表示とを備える。脱落防止板の中間部は閉塞円板部の中心部に固定されている。
【0003】
一方の雨水浸入防止デバイスの脱落防止板の両端に位置する脱落防止爪をタイヤのビードに引っ掛け、他方の雨水浸入防止デバイスの脱落防止板の両端に位置する脱落防止爪をタイヤのビードに引っ掛けることにより、一方の雨水浸入防止デバイスの閉塞円板部がタイヤの一方の側面に装着され、他方の雨水浸入防止デバイスの閉塞円板部がタイヤの他方の側面に装着される。その結果タイヤの内部への雨水や塵埃等の浸入が抑制される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2000-126011号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
雨水浸入防止デバイスが装着されたタイヤは屋外に置かれるので、雨水浸入防止デバイスの使用期間が長くなると、雨、風、日射し等の影響を受けて、閉塞円板部が反ったり、タイヤに対する閉塞円板部の固定強度が低下したりして、タイヤの側面と閉塞円板部との隙間が大きくなり、雨水浸入防止デバイスの雨水浸入防止機能が低下したり、雨水浸入防止デバイスがタイヤから外れたりすることがある。
【0006】
また、雨水浸入防止デバイスを装着するタイヤのサイズによっては、雨水浸入防止デバイスをタイヤに装着できなかったり、タイヤに装着できたとしても雨水浸入防止デバイスがタイヤから簡単に外れたりすることがある。
【0007】
更に、上述のように雨水浸入防止デバイスは複数の構成部品で構成され、しかもタイヤの内部への雨水や塵埃等の浸入を防ぐために必ず一対の雨水浸入防止デバイスを用意しなければならないので、コストがかさむという問題もあった。
【0008】
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題は、タイヤの内部に雨水や塵埃等が入り込むのを確実に防ぐことができるとともに、サイズの異なる各種のタイヤに使用することができる雨雪浸入防止装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述の課題を解決するため請求項1に記載の発明の雨雪浸入防止装置は、円筒状に弾性変形させて、タイヤの中心孔に収容される帯状本体部と、前記帯状本体部に前記帯状本体部の長手方向へ所定間隔に形成される複数の孔と、前記帯状本体部の一端に連なり、前記複数の孔のうちのいずれかの孔に挿入されて前記帯状本体部に連結される突出部とを備えていることを特徴とする。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の雨雪浸入防止装置において、前記帯状本体部に、前記帯状本体部を円筒状に弾性変形させ易くするための複数の折曲線部が形成されていることを特徴とする。
【0011】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の雨雪浸入防止装置において、前記複数の折曲線部は前記帯状本体部の長手方向へ所定間隔に並び、前記複数の折曲線部はそれぞれ円筒状に弾性変形された前記帯状本体部の中心軸と平行であることを特徴とする。
【0012】
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の雨雪浸入防止装置において、前記複数の孔はそれぞれ前記折曲線部のうちの特定の前記折曲線部に沿って延びることを特徴とする。
【0013】
請求項5に記載の発明は、請求項3又は4に記載の雨雪浸入防止装置において、前記帯状本体部が、前記折曲線部のうちの特定の前記折曲線部の途中に形成され、前記帯状本体部が円筒状に弾性変形されたとき前記複数の孔を露出させる凸形の切れ込みを有する。
【0014】
請求項6に記載の発明は、請求項1~5のいずれか1項に記載の雨雪浸入防止装置において、前記帯状本体部が、前記帯状本体部に形成され、前記帯状本体部の一部を切断して前記帯状本体部の幅を小さくするための複数のミシン目を有することを特徴とする。
【0015】
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の雨雪浸入防止装置において、前記複数のミシン目がそれぞれ前記帯状本体部の長手方向へ延び、前記複数のミシン目が互いに平行であることを特徴とする。
【0016】
請求項8に記載の発明の雨雪浸入防止装置は、請求項1~7のいずれか1項に記載の雨雪浸入防止装置において、プラスチックダンボールをプレス加工することにより形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0017】
この発明は、縦置きされたタイヤの内部に雨水や塵埃等が入り込むのを確実に防ぐことができるとともに、サイズの異なる各種のタイヤに使用することができる雨雪浸入防止装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1図1はこの発明の一実施形態に係る雨雪浸入防止装置を円筒状に曲げた状態を示す斜視図である。
図2図2図1の雨雪浸入防止装置の部分拡大図である。
図3図3図1の雨雪浸入防止装置の展開図である。
図4図4はタイヤの中心孔に収容された図1の雨雪浸入防止装置をタイヤに装着する途中の状態を示す雨雪浸入防止装置の側面図である。
図5図5はタイヤの中心孔に収容された図1の雨雪浸入防止装置をタイヤに装着した状態を示す雨雪浸入防止装置の側面図である。
図6図6図5の雨雪浸入防止装置の断面図である。
図7図7はタイヤがタイヤホルダに支持されている状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0020】
この発明の一実施形態に係る雨雪浸入防止装置は、図1図3に示すように、円筒状に弾性変形させて、縦置きされたタイヤ9の中心孔91(図4図7参照)に収容される帯状本体部1と、帯状本体部1に帯状本体部1の長手方向LD(図3参照)に沿って等間隔に形成される複数の孔2(図2参照)と、帯状本体部1の一端に連なり、複数の孔2のうちのいずれかの孔2に挿入されて帯状本体部1に連結される突出部3と、帯状本体部1の一部を切断して帯状本体部1の幅を小さくするための複数のミシン目4とを備えている。
【0021】
この実施形態に係る雨雪浸入防止装置はプラスチックダンボールをプレス加工することにより形成される。
【0022】
この実施形態では、表側のライナとそのライナに対向する裏側のライナとそれらのライナ間に等間隔に配置される複数のリブとで構成されるプラスチックダンボール(図示せず)が使用されている。両ライナはいずれもシート状であり、リブは帯状である。両ライナ間の空間は複数のリブによって複数の空間に分断されている。
【0023】
帯状本体部1には折曲線部N1,N2,N3が形成されている。帯状本体部1の一端には折曲線部N4を介して突出部3が連なる。突出部3には折曲線部N5が形成されている。突出部3は折曲線部N5によって自由端部側領域31と連結端側領域32とに区分されている。
【0024】
折曲線部N1~N5は帯状本体部1と突出部3とを円筒状に弾性変形させ易くするものである。折曲線部N1~N5はそれぞれ円筒状に弾性変形された帯状本体部1の中心軸Oと平行である。
【0025】
折曲線部N1~N5は筋目であり、プラスチックダンボールの一方のライナとリブを切断(いわゆるハーフカット)して形成されるものではない。
【0026】
折曲線部N1は、帯状本体部1の一端部に、帯状本体部1の長手方向LDに沿って等間隔に並んでいる。帯状本体部1の一端部は4つの折曲線部N1によって領域1Aと領域1Bと領域1Cと領域1Dとに区分されている。
【0027】
折曲線部N2,N3は、帯状本体部1の他端部に、帯状本体部1の長手方向LDに沿って等間隔且つ交互に並んでいる。帯状本体部1の他端部は7つの折曲線部N2と6つの折曲線部N3とによって領域2Aと領域3Aと領域2Bと領域3Bと領域2Cと領域3Cと領域2Dと領域3Dと領域2Eと領域3Eと領域2Fと領域3Fと領域2Gとに区分されている。
【0028】
円筒状に弾性変形された帯状本体部1は、タイヤホルダ5によって縦置き状態に支持されたタイヤ9の中心孔91に収容される(図6図7参照)。タイヤホルダ5は、横置き状態のタイヤ10の上に置かれ、縦置き状態のタイヤ9を両側から挟持する一対の支持部材51を有する。
【0029】
複数の孔2はそれぞれ複数の折曲線部N2に沿って延びている(図2参照)。複数の孔2はそれぞれ円筒状に弾性変形された帯状本体部1の中心軸Oと平行である。
【0030】
帯状本体部1の折曲線部N2の途中には、凸形の切れ込み11が形成されている(図3参照)。孔2は、帯状本体部1が円筒状に弾性変形されたときに、帯状本体部1の一部(凸形の切れ込み11に囲まれた部分)が相対的に突き出る結果、帯状本体部1の折曲線部N2の途中に形成される長方形の孔である。
【0031】
複数のミシン目4はそれぞれ帯状本体部1の長手方向LDに沿って延びる。複数のミシン目4は展開状態の帯状本体部1の長手方向LDと平行である。
【0032】
次に、この実施形態の雨雪浸入防止装置の使用方法の一例を説明する。
【0033】
例えば、雨雪浸入防止装置を使用するタイヤ9のサイズが13インチの場合、雨雪浸入防止装置をタイヤホルダ5で縦置きされたタイヤ9の中心孔91に収容したとき、円筒状に弾性変形された帯状本体部1の端部(中心軸O方向における端部)がタイヤ9のウォール92から突き出ないように、ミシン目4に平行に帯状本体部1の一部を切断する。
【0034】
次に、雨雪浸入防止装置の突出部3を帯状本体部1の複数の孔2のうちの特定の孔2(13インチのタイヤ9のサイズに対応する帯状本体部1の孔2)に挿入する。
【0035】
その後、雨雪浸入防止装置を縦置きされたタイヤ9の中心孔91に収容する。このとき、帯状本体部1の中間部が上になり、帯状本体部1の一端部と他端部とが下になるように、雨雪浸入防止装置を縦置きされたタイヤ9の中心孔91に収容する。
【0036】
次に、帯状本体部1の一端部をタイヤ9のビード部93に押し付けて円弧状にする。帯状本体部1の一端部には4つの折曲線部N1が形成されているので、帯状本体部1の一端部は容易に円弧状に弾性変形する。円筒状の帯状本体部1の外周面がタイヤ9のビード部93に押し付けられるので、タイヤ9の内部への雨や雪等の浸入が阻止される。
【0037】
最後に、縦置きされたタイヤ9の内部への雨や雪等の浸入をより一層確実に防ぐために、帯状本体部1の一端部と他端部とが上になり、帯状本体部1の中間部が下になるよう、縦置きされたタイヤ9を180度回転させる。
【0038】
この実施形態に係る雨雪浸入防止装置では、帯状本体部1の一端に連なる突出部3を帯状本体部1の複数の孔2のうちのいずれかの孔2に挿入して帯状本体部1に連結することによって、帯状本体部1の円筒状態が維持され、タイヤ9の中心孔91の径に応じて帯状本体部1の外径を決定できるので、雨雪浸入防止装置をサイズの異なる各種のタイヤ9に使用しても、雨雪浸入防止装置がタイヤ9から簡単に外れない。
【0039】
この実施形態に係る雨雪浸入防止装置は、縦置きされたタイヤ9の両側面にそれぞれ配置されタイヤ9の中心孔91をタイヤ9の両側から閉塞する一対の閉塞円板部を備えておらず、雨、風、日射し等の影響を受けて、閉塞円板部が反ったり、タイヤに対する閉塞円板部の固定強度が低下したりして、タイヤ9の側面と閉塞円板部との隙間が大きくならないので、雨雪浸入防止装置の雨水浸入防止機能が低下したり、雨雪浸入防止装置がタイヤ9から外れたりしない。
【0040】
更に、従来の雨水浸入防止デバイスは複数の構成部品で構成され、しかも縦置きされたタイヤの内部への雨水や塵埃等の浸入を防ぐために必ず一対の雨水浸入防止デバイスを用意しなければならないのに対しこの実施形態に係る雨雪浸入防止装置の構成部品は1つであるので、タイヤ9への雨雪等の浸入を防ぐためのコストを大幅に低減できる。
【0041】
帯状本体部1の幅を小さくするための複数のミシン目4が帯状本体部1に形成されているので、ミシン目4に平行に帯状本体部1の一部を切断することにより、円筒状の帯状本体部1の端部がタイヤ9のウォール92から突き出ないようにすることができる。
【0042】
なお、この実施形態では、雨雪浸入防止装置が1つのプラスチックダンボールをプレス加工することにより形成されるが、雨雪浸入防止装置3の材料としては、プラスチックダンボール以外のプラスチックでもよいし、プラスチック以外の材料でもよい。
【0043】
また、この実施形態では帯状本体部1の折曲線部N2の途中に凸形の切れ込み11を形成したが、凸形の切れ込み11を形成せず、帯状本体部1の中心軸Oと平行に延びる長方形の孔を帯状本体部1の折曲線部N2の途中に形成してもよい。
【符号の説明】
【0044】
1 帯状本体部
1A~1D 領域
2A~2G 領域
3A~3F 領域
11 切れ込み
2 孔
3 突出部
31 自由端部側領域
32 連結端側領域
4 ミシン目
5 タイヤホルダ
51 支持部材
9,10 タイヤ
91 タイヤの中心孔
92 ウォール
93 ビード部
N1~N5 折曲線部
LD 帯状本体部の長手方向
O 円筒状に弾性変形された帯状本体部の中心軸
【要約】
【課題】縦置きされたタイヤの内部に雨水や塵埃等が入り込むのを確実に防ぐことができるとともに、サイズの異なる各種のタイヤに使用することができる雨雪浸入防止装置を提供する。
【解決手段】雨雪浸入防止装置は、円筒状に弾性変形させて、縦置きされたタイヤの中心孔に収容される帯状本体部1と、帯状本体部1に帯状本体部1の長手方向LDへ所定間隔に形成される複数の孔2と、帯状本体部1の一端に連なり、複数の孔2のうちのいずれかの孔2に挿入されて帯状本体部1に連結される突出部3とを備えている。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7