IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 株式会社GSユアサの特許一覧

<>
  • 特許-蓄電装置 図1
  • 特許-蓄電装置 図2
  • 特許-蓄電装置 図3
  • 特許-蓄電装置 図4
  • 特許-蓄電装置 図5
  • 特許-蓄電装置 図6
  • 特許-蓄電装置 図7
  • 特許-蓄電装置 図8
  • 特許-蓄電装置 図9
  • 特許-蓄電装置 図10
  • 特許-蓄電装置 図11
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-02-15
(45)【発行日】2022-02-24
(54)【発明の名称】蓄電装置
(51)【国際特許分類】
   H01M 50/209 20210101AFI20220216BHJP
【FI】
H01M50/209
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2018049051
(22)【出願日】2018-03-16
(65)【公開番号】P2019160715
(43)【公開日】2019-09-19
【審査請求日】2021-01-06
(73)【特許権者】
【識別番号】507151526
【氏名又は名称】株式会社GSユアサ
(74)【代理人】
【識別番号】100153224
【弁理士】
【氏名又は名称】中原 正樹
(72)【発明者】
【氏名】石川 貴瑛
(72)【発明者】
【氏名】山本 雄一郎
【審査官】近藤 政克
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2017/047683(WO,A1)
【文献】特開2015-207537(JP,A)
【文献】国際公開第2013/129117(WO,A1)
【文献】特開昭60-258848(JP,A)
【文献】特開2018-032519(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01M 50/209
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の蓄電素子が並び方向に配列された蓄電素子群と、
前記蓄電素子群を収容し、前記並び方向に平行な対向する第1側壁および前記並び方向と交差する方向に対向する第2側壁を有する外装体と、
前記第2側壁の内面から突出し第1の幅を有する基端部、および、前記基端部の頂面から突出し前記第1の幅よりも狭い第2の幅を有する先端部を有する段付きリブと
を備える、蓄電装置。
【請求項2】
前記外装体は、前記第1側壁および前記第2側壁に接続された底壁をさらに有し、
前記基端部と前記先端部は、ともに前記底壁に接続されている、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記外装体は、前記第1側壁および前記第2側壁に接続された底壁をさらに有し、
前記先端部の突出量は、前記底壁から離れるにつれて漸減している、請求項1または請求項2に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記先端部の最大突出量は、0.1mm以上である、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の蓄電装置。
【請求項5】
前記第1の幅は、前記第2の幅に比べて2倍以上である、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の蓄電装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電装置に関する。
【背景技術】
【0002】
蓄電装置は、一般に複数の蓄電素子からなる蓄電素子群を有し、蓄電素子群の配置および保持の態様によってコンプレッション型またはコンプレッションレス型に分類される。コンプレッション型の蓄電装置は、各蓄電素子間に電気絶縁用のスペーサを配置し、エンドプレートと称される板金部材で蓄電素子群を挟み込むとともにバンドなどを用いて加圧拘束したものである。例えば、特許文献1では、外装体内に収容される蓄電素子群を加圧拘束するために結束バンドのような梁部材を設けている。
【0003】
コンプレッション型の蓄電装置は、スペーサ、エンドプレート、およびバンドなどの蓄電素子を保持する部材が必要であるためにサイズが全体として大きくなり易く、蓄電装置の体積エネルギー密度が低下する傾向にある。これに対し、コンプレッションレス型の蓄電装置は、絶縁シートなどで絶縁された複数の蓄電素子からなる蓄電素子群を外装体内に収容するため、スペーサ、エンドプレート、およびバンドなどの部材を要しない。従って、蓄電装置内にて蓄電素子の大きさを最大限確保できるため、蓄電装置の体積エネルギー密度を大きくすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2017-152412号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
蓄電装置は蓄電素子群を加圧拘束することによって安定した性能を発揮できることが知られている。しかし、蓄電素子は、製造公差上のばらつき、および、経年使用による膨張等によって、それぞれ僅かに異なるサイズとなることが多い。そのため、異なる蓄電素子群のサイズに応じた加圧拘束を行う必要がある。コンプレッション型の蓄電装置ではエンドプレートおよびバンドなどによって蓄電素子群を加圧拘束できるが、コンプレッションレス型の蓄電装置ではこれらが設けられていないため、容易に加圧拘束できない。従って、コンプレッションレス型の蓄電装置では、蓄電素子群を加圧拘束するための代替的な構造を設ける必要がある。
【0006】
本発明は、バンドのような拘束部材を使用せずに安定した電池性能を確保できる加圧拘束を可能にするコンプレッションレス型の蓄電装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、複数の蓄電素子が並び方向に配列された蓄電素子群と、前記蓄電素子群を収容し、前記並び方向に平行な対向する第1側壁および前記並び方向と交差する方向に対向する第2側壁を有する外装体と、前記第2側壁の内面から突出し第1の幅を有する基端部、および、前記基端部の頂面から突出し前記第1の幅よりも狭い第2の幅を有する先端部を有する段付きリブとを備える、蓄電装置を提供する。
【0008】
この構成によれば、段付きリブの基端部が外装体の第2側壁を補強し、段付きリブの先端部が蓄電素子群を加圧拘束する。蓄電素子群を外装体に収容した際、段付きリブは蓄電素子群によって押圧されることで潰され得る。潰される態様として、基端部よりも先端部が細いため、基端部は潰れずに先端部が潰れることとなる。その結果、外装体に収容する蓄電素子群のサイズが一定でなくとも、先端部の潰れ具合によって外装体の内容積が蓄電素子群に応じて適切に変化する。よって、蓄電素子群が隙間なく外装体に収容されるため、バンドのような拘束部材を使用せずに安定した電池性能を確保できる程度に蓄電素子群を加圧拘束できる。また、基端部の形状は維持されるため、外装体の強度は確保できる。さらに、補強用の基端部と、加圧拘束用の先端部とを別個に形成するのではなく一体に形成しているため、省スペース化も実現できる。
【0009】
前記外装体は、前記第1側壁および前記第2側壁に接続された底壁をさらに有し、前記基端部と前記先端部は、ともに前記底壁に接続されていてもよい。
【0010】
この構成によれば、段付きリブが底壁に接続されているため、外装体の強度を向上できる。また、樹脂成型で外装体を設計する際にも金型設計が容易となり、即ち成型後の外装体を金型から容易に抜くことができる。
【0011】
前記先端部の突出量は、前記底壁から離れるにつれて漸減していてもよい。
【0012】
この構成によれば、外装体の上部ほど先端部の突出量が少ないため、外装体内に広い空間を確保できる。外装体の上部には電装部品等が配置されるため、上記構成によって電装部品等の配置スペースを広く確保できる。
【0013】
前記先端部の最大突出量は、0.1mm以上であってもよい。
【0014】
この構成によれば、蓄電素子の製造公差上のばらつき、および、経年使用による蓄電素子の膨張等のサイズ変化に対応することができる。即ち、先端部の突出量を0.1mm以上にすることで、先端部の潰れを確実に実現でき、潰れ具合によってこれらのサイズ変化に対応できる。
【0015】
前記第1の幅は、前記第2の幅に比べて2倍以上であってもよい。
【0016】
この構成によれば、段付きリブが蓄電素子によって押圧されても、補強用の基端部の形状は維持され、加圧拘束用の先端部のみが潰されることができる。従って、外装体の強度を維持するとともに、蓄電素子群を加圧拘束できる。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、コンプレッションレス型の蓄電装置において、バンドのような拘束部材を使用せずに安定した電池性能を確保できる加圧拘束を可能にしている。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】本発明の一実施形態に係る蓄電装置の斜視図
図2】蓄電装置の分解斜視図
図3】外装体の斜視図
図4】外装体の一部を切り欠いた斜視図
図5図4の円内に示す部分の拡大図
図6】段付きリブの模式的な側面図
図7図6のVII-VII線に沿った段付きリブの模式的な断面図
図8図7の段付きリブの潰れ方を示す模式的な断面図
図9】第1変形例の蓄電装置における外装体の段付きリブの模式的な側面図
図10】第2変形例の蓄電装置における外装体の段付きリブの模式的な断面図
図11】第3変形例の蓄電装置における外装体の段付きリブの模式的な断面図
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
【0020】
図1は、本発明の一実施形態に係る蓄電装置1の斜視図である。
【0021】
蓄電装置1は、合成樹脂製のケース10および蓋体20からなる概ね直方体形状の外装体5を有している。蓋体20はケース10の蓋として機能し、その上部には電極端子21が取り付けられている。蓄電装置1は、電極端子21を介して他の電気要素と電気的に接続され、電池として機能する。
【0022】
ケース10は、底壁11と、底壁11から立ち上がり対向する2つの第1側壁12と、同じく底壁11から立ち上がり第1側壁12と直交して対向する2つの第2側壁13とを有する。即ち、ケース10は、上方に開口した箱型である。
【0023】
図2を参照すると、外装体5内には、蓄電素子群30と、電装部品40と、均圧プレート50とが収容されている。
【0024】
蓄電素子群30は、所定の並び方向に並べて配置された複数の蓄電素子31と、蓄電素子31を被覆する絶縁シート32とを備え、短側面30aと長側面30bとを有する概ね直方体形状である。各蓄電素子31もまた短側面31aと長側面31bとを有する概ね直方体形状である。本実施形態では、各蓄電素子31は全て同じ形状であり、並び方向の両端の蓄電素子31の長側面31bが蓄電素子群30の短側面30aを構成し、蓄電素子31の短側面31aが面一に並べられて蓄電素子群30の長側面30bを構成する。以降、蓄電素子31の並び方向をX方向とも称する。また、蓄電装置1の高さ方向をZ方向とも称し、X方向およびZ方向に直交する方向をY方向とも称する。この規定によれば、第1側壁12は、X方向およびZ方向に平行に配置され、第2側壁13はY方向およびZ方向に平行に配置されている。
【0025】
電装部品40は、蓄電素子群30の上方に配置され、ケース10内に収容される。電装部品40は、基板41上に様々な電子部品が配置されてなる。平面視において、基板41は矩形状であり、ケース10に固定されている。詳細には、基板41の縁部に配置されたピン穴41aにケース10のピン12a(図3参照)が挿入されることで基板41がケース10に対して位置決めされている。
【0026】
蓄電素子群30のX方向両側には、均圧プレート50が配置されている。均圧プレート50は、薄い金属板であり、ケース10内に蓄電素子群30を収容した際に蓄電素子群30の短側面30aに当接し、蓄電素子群30がケース10から受ける部分的な押圧力を蓄電素子群30の短側面30a全体に広げて均圧化する機能を有している。そのため、均圧プレート50は、蓄電素子群30の短側面30aと同程度の大きさを有する。なお、均圧プレート50は、必要に応じて省略されてもよい。
【0027】
図3を参照すると、第1側壁12の内面からは、補強リブ12bがY方向(ケース10の内側)へ突出している。補強リブ12bのY方向の突出量は、蓄電素子群30をケース10内に収容した際に蓄電素子群30の長側面30bと干渉しない程度である。また、補強リブ12bは、Z方向に延び、X方向に複数並んで設けられている。各補強リブ12bの一端は底壁11に接続され、他端はケース10内にて終端している。一部の補強リブ12bの他端には、基板41のピン穴41aに挿入されるピン12aが設けられている。これにより、電装部品40を蓄電素子群30の上方にてケース10内に収容できる。
【0028】
図4は、ケース10の一部を切り欠いた斜視図である。また、図5は、図4の円内に示す部分の拡大図である。
【0029】
第2側壁13の内面からは、段付きリブ13aがX方向(ケース10の内側)へ突出している。段付きリブ13aのX方向の突出量は、蓄電素子群30等をケース10内に収容した際に均圧プレート50と僅かに干渉する程度である。また、段付きリブ13aは、Z方向に延び、Y方向に複数並んで設けられている。各段付きリブ13aの一端は底壁11に接続され、詳細には基端部13bと先端部13cの一端がともに底壁11に接続され、他端がケース10内で補強リブ12bと同じ高さとなるように終端している。
【0030】
図6は、段付きリブ13aの模式的な側面図である。
【0031】
基端部13bの突出量は、底壁11からZ方向の上端にわたって一定であり、基端部13bからの先端部13cの突出量Dは、底壁11から離れるにつれて漸減している。本実施形態では、段付きリブ13aの上端において突出量Dはゼロとなっている。
【0032】
好ましくは、先端部13cの最大突出量Dmaxは、0.1mm以上である。本実施形態では、先端部13cの最大突出位置は底壁11との接続部分であり、当該位置での最大突出量Dmaxは例えば0.2mmである。
【0033】
図7は、図6のVII-VII線に沿った段付きリブ13aの模式的な断面図である。また、図8は、図7の段付きリブ13aの潰れ方を示す模式的な断面図である。即ち、図7はケース10に蓄電素子群30を収容する前の状態を示し、図8はケース10に蓄電素子群30を収容した後の状態を示している。
【0034】
段付きリブ13aは、第2側壁13の内面から突出し第1の幅d1を有する基端部13b、および、基端部13bの頂面Sから突出し第1の幅d1よりも狭い第2の幅d2を有する先端部13cを有する。本実施形態では、平面視において、基端部13bは矩形状であり、先端部13cは端部に丸みを有する矩形状である。このような段付きリブ13aによって、図7に示す状態から段付きリブ13aが均圧プレート50を介して蓄電素子群30によって押圧されても、図8に示すように補強用の基端部13bの形状は維持され、加圧拘束用の先端部13cのみが潰される。
【0035】
好ましくは、第1の幅d1は、第2の幅d2に比べて2倍以上である。本実施形態では、第1の幅d1は、第2の幅d2に比べて約2倍である。なお、段付きリブ13aの形状として様々な形状が考えられるが、第1の幅d1が第2の幅d2よりも大きいような段差を有する形状であれば任意の形状を段付きリブ13aの形状として採用し得る。
【0036】
本実施形態の蓄電装置1によれば、以下のような利点がある。
【0037】
段付きリブ13aの基端部13bがケース10の第2側壁13を補強し、段付きリブ13aの先端部13cが蓄電素子群30をX方向に均圧プレート50を介して加圧拘束する。蓄電素子群30をケース10に収容した際、段付きリブ13aは均圧プレート50を介して蓄電素子群30によって押圧されることで潰され得る。潰される態様として、基端部13bよりも先端部13cが細いため、基端部13bは潰れずに先端部13cが潰れることとなる。その結果、ケース10に収容する蓄電素子群30のサイズが一定でなくとも、先端部13cの潰れ具合によってケース10の内容積が蓄電素子群30に応じて適切に変化する。よって、蓄電素子群30が隙間なくケース10に収容されるため、バンドのような拘束部材を使用せずに安定した電池性能を確保できる程度に蓄電素子群30を加圧拘束できる。また、基端部13bの形状は維持されるため、ケース10の強度は確保できる。さらに、補強用の基端部13bと、加圧拘束用の先端部13cとを別個に形成するのではなく一体に形成しているため、省スペース化も実現できる。
【0038】
段付きリブ13aが底壁11に接続されているため、ケース10の強度を向上できる。また、樹脂成型でケース10を設計する際にも金型設計が容易となり、即ち成型後のケース10を金型から容易に抜くことができる。
【0039】
ケース10の上部ほど先端部13cの突出量Dが少ないため、ケース10内に広い空間を確保できる。ケース10の上部には電装部品40が配置されるため、上記構成によって電装部品40の配置スペースを広く確保できる。
【0040】
先端部13cの突出量Dを0.1mm以上(本実施形態では、0.2mm)にしていることで、先端部13cの潰れを確実に実現でき、潰れ具合によってこれらのサイズ変化に対応できる。
【0041】
段付きリブ13aが蓄電素子31によって押圧されても、補強用の基端部13bの形状は維持され、加圧拘束用の先端部13cのみが潰されることができる。従って、ケース10の強度を維持するとともに、蓄電素子群30を加圧拘束できる。
【0042】
図9は、第1変形例の蓄電装置1におけるケース10の段付きリブ13aの模式的な側面図を示している。
【0043】
本変形例に示すように、段付きリブ13aの先端部13cは、下端において底壁に接続されておらず、突出量もゼロとなっており、Z方向における段付きリブ13aの中央部において最も突出し、上端においても突出量がゼロとなっている。即ち、先端部13cは、X方向において、ケース10の内側へ向かって弓なりに突出している。
【0044】
このように、先端部13cは、底壁11に接続されていなくてもよい。さらに言えば、基端部13bも底壁に接続されることは必須ではない。また、先端部13cの基端部13bからの突出形状は、図6および図9に示す以外にも任意の形状であり得る。
【0045】
図10は、第2変形例の蓄電装置1におけるケース10の段付きリブ13aの模式的な断面図を示している。
【0046】
本変形例に示すように、段付きリブ13aの基端部13bは、X方向(ケース10の内側)に先細る台形状であってもよい。このように、基端部13bの形状は特に限定されず、任意の形状であり得る。
【0047】
図11は、第3変形例の蓄電装置1におけるケース10の段付きリブ13aの模式的な断面図を示している。
【0048】
本変形例に示すように、段付きリブ13aの先端部13cは、X方向(ケース10の内側)に尖った形状であってもよい。このように、先端部13cの形状も特に限定されず、任意の形状であり得る。
【0049】
第2変形例および第3変形例に示すように、段差を有する形状あれば、任意の形状を段付きリブ13aの形状として採用し得る。
【0050】
以上より、本発明の具体的な実施形態およびその変形例について説明したが、本発明は上記形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。本実施形態では、Y方向としてX方向に直交する方向を規定したが、Y方向はX方向と単に交差する方向であってもよい。即ち、外装体5は、平面視において長方形以外の平行四辺形の外形であってもよい。また、段付きリブ13aの段数は、特に限定されず、例えば3段以上であってもよい。
【符号の説明】
【0051】
1 蓄電装置
5 外装体
10 ケース
11 底壁
12 第1側壁
12a ピン
12b 補強リブ
13 第2側壁
13a 段付きリブ
13b 基端部
13c 先端部
20 蓋体
21 電極端子
30 蓄電素子群
30a 短側面
30b 長側面
31 蓄電素子
31a 短側面
31b 長側面
32 絶縁シート
40 電装部品
41 基板
41a ピン穴
50 均圧プレート
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11