(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-02-15
(45)【発行日】2022-02-24
(54)【発明の名称】買物バッグ
(51)【国際特許分類】
A45C 3/04 20060101AFI20220216BHJP
A45C 7/00 20060101ALI20220216BHJP
【FI】
A45C3/04 E
A45C7/00 G
(21)【出願番号】P 2017237715
(22)【出願日】2017-12-12
【審査請求日】2020-09-25
(73)【特許権者】
【識別番号】591261602
【氏名又は名称】サーモス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001634
【氏名又は名称】特許業務法人 志賀国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】目黒 聖子
【審査官】大内 康裕
(56)【参考文献】
【文献】特許第3533368(JP,B2)
【文献】登録実用新案第3137471(JP,U)
【文献】米国特許第04892226(US,A)
【文献】欧州特許出願公開第01304299(EP,A2)
【文献】特開2002-142831(JP,A)
【文献】米国特許第06439389(US,B1)
【文献】米国特許第05022528(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A45C 3/00~ 3/14
A45C 7/00~ 7/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
店舗での清算時に買物カゴから清算カゴへと購入した商品を移し替える際に、前記清算カゴの内側に展開した状態で装着し、清算後に前記商品を収容した状態のまま、前記清算カゴから取り外して持ち運ぶことが可能な買物バッグであって、
可撓性及び断熱性を持たせた底面部及び4つの側面部を有して、前記清算カゴの内側において展開自在されたバッグ本体と、
可撓性及び断熱性を持たせた状態で、前記バッグ本体の上面開口部を開閉する蓋部と、
可撓性を持たせた状態で、前記バッグ本体の内側と外側との間で折り返し自在とされたフラップ部と、
保冷剤を収容可能な状態で、前記バッグ本体の内側と外側との間で折り返し自在とされたポケット部とを備え、
前記蓋部は、前記上面開口部の長辺側に位置する一方の側面部の上端縁に沿って連接され、
前記フラップ部は、少なくとも前記上面開口部を完全に覆う面積を有する1枚のシートからなり、非透水性を有すると共に、前記一方の側面部を除く3つの側面部の上端縁に沿って連接され、
前記清算カゴの内側に前記バッグ本体を展開した状態で、前記フラップ部を前記清算カゴの外側に折り返し自在に装着され、
前記バッグ本体の内側に前記商品を収容した状態で、前記保冷剤が収容された前記ポケット部を前記商品の上に載せた状態とし、前記フラップ部により前記保冷剤が収容されたポケット部を覆った状態とすることが可能であることを特徴とする買物バッグ。
【請求項2】
前記保冷剤が収容された前記ポケット部を前記上
面開口部を覆う前記フラップ部の上に載せた状態とすることが可能であることを特徴とする請求項1に記載の買物バッグ。
【請求項3】
前記ポケット部は、前記蓋部よりも内側に位置して、前記一方の側面部の上端縁に沿って連接されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の買物バッグ。
【請求項4】
前記保冷剤が収容された前記ポケット部を前記一方の側面部の内側に沿ってぶら下げた状態とすることが可能であることを特徴とする請求項3に記載の買物バッグ。
【請求項5】
前記蓋部は、前記上面開口部を閉塞した状態で、ジップファスナーを介して前記3つの側面部の上端縁に沿って開閉されることを特徴とする請求項1~4の何れか一項に記載の買物バッグ。
【請求項6】
前記バッグ本体に取手部が設けられていることを特徴とする請求項1~5の何れか一項に記載の買物バッグ。
【請求項7】
前記バッグ本体の内側には、底板が着脱自在に設けられていることを特徴とする請求項1~6の何れか一項に記載の買物バッグ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、買物バッグに関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、スーパーマーケットやショッピングセンターなどの店舗で買物をする際は、購入したい商品を買物カゴに入れ、それを支払いカウンターに持って行く。支払いカウンターでは、レジ係がバーコードリーダを用いて、買物カゴの中にある商品の代金をレジスターに読み込ませながら、買物カゴから清算カゴへと商品を順次移し替えていく。清算後は、購入した商品が入った清算カゴを別のカウンターまで運び、商品を清算カゴからレジ袋に詰め替えた後、持ち帰るのが一般的である。
【0003】
ところで、近年の環境意識の高まりを受けて、大量に使い捨てられるレジ袋に代わって、買物袋や買物バッグを持参する人が徐々に増えてきている。その中でも、買物カゴから清算カゴへと購入した商品を移し替える際に、清算カゴの内側に展開した状態で装着し、清算後に商品を収容した状態のまま、清算カゴから取り外して持ち運ぶことが可能な買物バッグがある(例えば、下記特許文献1,2を参照。)。このような買物バッグは、清算後に購入した商品を清算カゴからレジ袋や買物袋に詰め替える必要がないため、非常に便利である。また、非使用時にはコンパクトに折り畳むことも可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特許第3533368号公報
【文献】特開2002-142831号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した買物バッグの中には、清算カゴの内側に展開した状態で、しっかりと固定できないものがある。このような買物バッグは、買物カゴから購入した商品をきちんと移し替えることができないため、その使用を断られることもある。
【0006】
また、買物バッグでは、保冷剤を収容することで、冷凍食品や生鮮食品などの商品を購入したときに、商品を持ち帰るまで保冷することができる。しかしながら、従来の買物バッグは、バッグ本体に断熱性を持たせていないため、保冷性能が不十分である。
【0007】
一方、バッグ本体に断熱性を持たせた保冷バッグがある。しかしながら、このような保冷バッグは、清算カゴの内側に展開した状態で固定する構造とはなっていないため、上述した買物バッグとしての使用には不向きである。
【0008】
本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、良好な保冷性能を有しながら、使い勝手の更なる向上を可能とした買物バッグを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
〔1〕 店舗での清算時に買物カゴから清算カゴへと購入した商品を移し替える際に、前記清算カゴの内側に展開した状態で装着し、清算後に前記商品を収容した状態のまま、前記清算カゴから取り外して持ち運ぶことが可能な買物バッグであって、
可撓性及び断熱性を持たせた底面部及び4つの側面部を有して、前記清算カゴの内側において展開自在されたバッグ本体と、
可撓性及び断熱性を持たせた状態で、前記バッグ本体の上面開口部を開閉する蓋部と、
可撓性を持たせた状態で、前記バッグ本体の内側と外側との間で折り返し自在とされたフラップ部と、
保冷剤を収容可能な状態で、前記バッグ本体の内側と外側との間で折り返し自在とされたポケット部とを備え、
前記蓋部は、前記上面開口部の長辺側に位置する一方の側面部の上端縁に沿って連接され、
前記フラップ部は、少なくとも前記上面開口部を完全に覆う面積を有する1枚のシートからなり、非透水性を有すると共に、前記一方の側面部を除く3つの側面部の上端縁に沿って連接され、
前記清算カゴの内側に前記バッグ本体を展開した状態で、前記フラップ部を前記清算カゴの外側に折り返し自在に装着され、
前記バッグ本体の内側に前記商品を収容した状態で、前記保冷剤が収容された前記ポケット部を前記商品の上に載せた状態とし、前記フラップ部により前記保冷剤が収容されたポケット部を覆った状態とすることが可能であることを特徴とする買物バッグ。
〔2〕 前記保冷剤が収容された前記ポケット部を前記上面開口部を覆う前記フラップ部の上に載せた状態とすることが可能であることを特徴とする前記〔1〕に記載の買物バッグ。
〔3〕 前記ポケット部は、前記蓋部よりも内側に位置して、前記一方の側面部の上端縁に沿って連接されていることを特徴とする請求項〔1〕又は〔2〕に記載の買物バッグ。
〔4〕 前記保冷剤が収容された前記ポケット部を前記一方の側面部の内側に沿ってぶら下げた状態とすることが可能であることを特徴とする前記〔3〕に記載の買物バッグ。
〔5〕 前記蓋部は、前記上面開口部を閉塞した状態で、ジップファスナーを介して前記3つの側面部の上端縁に沿って開閉されることを特徴とする請求項〔1〕~〔4〕の何れか一項に記載の買物バッグ。
〔6〕 前記バッグ本体に取手部が設けられていることを特徴とする前記〔1〕~〔4〕の何れか一項に記載の買物バッグ。
〔7〕 前記バッグ本体の内側には、底板が着脱自在に設けられていることを特徴とする前記〔1〕~〔6〕の何れか一項に記載の買物バッグ。
【発明の効果】
【0010】
以上のように、本発明によれば、良好な保冷性能を有しながら、使い勝手の更なる向上を可能とした買物バッグを提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】本発明の一実施形態に係る買物バッグの外観を示す斜視図である。
【
図2】
図1に示す買物バッグの折り畳んだ状態を示す斜視図である。
【
図3】
図1に示す買物バッグの内側を示す斜視図である。
【
図4】
図1に示す買物バッグの清算カゴの内側で展開した状態を示す斜視図である。
【
図5】
図1に示す買物バッグの商品が収容された状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
本発明の一実施形態として、例えば
図1~
図5に示す買物バッグ1について説明する。
なお、
図1は、買物バッグ1の外観を示す斜視図である。
図2は、買物バッグ1の折り畳んだ状態を示す斜視図である。
図3は、買物バッグ1の内側を示す斜視図である。
図4は、買物バッグ1の清算カゴCの内側で展開した状態を示す斜視図である。
図5は、買物バッグ1の商品Pが収容された状態を示す断面図である。
【0013】
本実施形態の買物バッグ1は、
図1~
図5に示すように、店舗での清算時に買物カゴから清算カゴCへと購入した商品Pを移し替える際に、清算カゴCの内側に展開した状態で装着し、清算後に商品Pを収容した状態のまま、清算カゴCから取り外して持ち運ぶことを可能としたものである。また、非使用時には、この買物バッグ1を折り畳んだ状態で持ち運ぶことも可能となっている。
【0014】
具体的に、この買物バッグ1は、底面部2a及び4つの側面部2b~2eを有して、清算カゴCの内側において展開自在されたバッグ本体2と、バッグ本体2の上面開口部2fを開閉する蓋部3と、バッグ本体2の内側と外側との間で折り返し自在とされたフラップ部4と、保冷剤Sを収容した状態で、バッグ本体2の内側と外側との間で折り返し自在とされたポケット部5とを備えている。
【0015】
バッグ本体2は、平面視で略長方形状を為す底面部2aの周囲から四方を囲む4つの側面部2b~2eが立ち上がり形成されることによって、平面視で略長方形状を為す上面開口部2fを有して、全体として略直方体に形成されている。なお、バッグ本体2の大きさは、一般的な清算カゴCの大きさに合わせて、清算カゴCの内側の容積よりも僅かに小さくなるように設計されている。
【0016】
バッグ本体2は、可撓性及び断熱性を持たせた材料(生地)からなる底面部2a及び4つの側面部2b~2eを一体に縫製したものからなる。本実施形態では、例えば、外生地にポリエステル(PE)などの織布、内生地にポリエチレン酢酸ビニル(PEVA)などの非透水性のシート、その内側に断熱材として、ポリウレタンや発泡ポリエチレン、ポリプロピレンなどの不織布の積層体を装入した軟質の複合材料を用いている。
【0017】
なお、可撓性及び断熱性を持たせた材料としては、上述したものに限らず、例えば、アルミ蒸着フィルムを発泡ポリエチレンに張り合わせたシートや、ポリエステル生地、PVCコート、ポリウレタン、スチレン・ブタジエンゴム(SBR)等を組み合わせたものなどを用いることができるが、これらに必ずしも限定されるものではない。
【0018】
また、バッグ本体2には、この買物バッグ1を持ち運び易くするための取手部6が設けられている。本実施形態では、取手部6として、例えば、上面開口部2fの長辺側において対向する一対の側面部2b,2dに縫製により一体に取り付けられた一対のショルダーベルト6aと、上面開口部の短辺側において対向する一対の側面部2c,2eに縫製により一体に取り付けられた一対のハンドベルト6bとが設けられている。
【0019】
なお、取手部6の構成については、このような構成に限らず、適宜変更を加えることが可能である。また、バッグ本体2の何れかの側面部2b~2eには、収納ポケット7や、買物バッグ1を折り畳んだ状態で固定するためのスナップボタン8などが設けられている。また、本実施形態の買物バッグ1では、後述するジップファスナー10の開閉に関わらず、折り畳むことが可能である。
【0020】
バッグ本体2の内側には、プラスチック製の底板9が着脱自在に設けられている。バッグ本体2は、底面部2a上に底板9を設置することによって、このバッグ本体2の展開した状態を保持することができる。また、底板9は、バッグ本体2の内側を仕切る仕切り板として用いることもできる。なお、底板9は、買物バッグ1を折り畳んだ状態において、バッグ本体2の内側に収納することが可能である。
【0021】
蓋部3は、上述したバッグ本体2と同じ可撓性及び断熱性を持たせた材料からなる。蓋部3は、上面開口部2fの長辺側に位置する一方の側面部2bの上端縁に沿って縫製により一体に取り付けられている。これにより、蓋部3は、一方の側面部2bの上端縁に折り曲げ(屈曲)自在に連接されている。また、蓋部3は、上面開口部2fを閉塞した状態で、ジップファスナー10を介して3つの側面部2c~2eの上端縁に沿って開閉自在となっている。
【0022】
フラップ部4は、上述したバッグ本体2の内生地と同じ可撓性を持たせた非透水性の材料からなる。また、フラップ部4は、少なくとも上面開口部2fを完全に覆うのに十分な面積を有する1枚のシートからなる。なお、フラップ部4の長さ(丈)は、バッグ本体2の深さとほぼ同じか、それよりも僅かに短くなっている。
【0023】
フラップ部4は、一方の側面部2bを除く3つの側面部2c~2eの上端縁に沿って縫製により一体に取り付けられている。これにより、フラップ部4は、3つの側面部2c~2eの上端縁に折り曲げ(屈曲)自在に連接されている。
【0024】
ポケット部5は、メッシュ素材からなり、例えばプラスチック容器タイプの保冷剤Sを収容するのに十分な大きさで袋状に形成されている。なお、ポケット部5の長さ(丈)は、バッグ本体2の深さとほぼ同じか、それよりも僅かに短くなっている。また、ポケット部5には、このポケット部5を開閉する面状ファスナー11が設けられている。
【0025】
ポケット部5は、蓋部3よりも内側に位置して、一方の側面部の上端縁に沿って縫製により一体に取り付けられている。これにより、ポケット部5は、一方の側面部2bの上端縁に折り曲げ(屈曲)自在に連接されている。
【0026】
以上のような構成を有する本実施形態の買物バッグ1では、
図4に示すように、清算カゴCの内側でバッグ本体2を展開した状態で、フラップ部4を清算カゴCの外側に折り返す。このとき、3つの側面部2c~2eの上端縁に沿って折り返されたフラップ部4は、清算カゴCの2つの角部を跨ぐような状態となる。
【0027】
これにより、清算カゴCの内側にバッグ本体2をしっかりと固定することができる。また、バッグ本体2の大きさが清算カゴCの大きさと多少異なる場合であっても、フラップ部4の折り返し量を調整するだけで、バッグ本体2を清算カゴCの内側に容易に固定することが可能である。
【0028】
また、本実施形態の買物バッグ1では、
図5に示すように、バッグ本体2の内側に商品Pを収容した状態で、保冷剤Sが収容されたポケット部5を商品Pの上に載せた状態とする。これにより、保冷剤Sからの冷気が下方に向かって流れるため、バッグ本体2の内側にある商品Pを効率良く保冷することが可能である。
【0029】
また、フラップ部4は、バッグ本体2の上面開口部2fを完全に覆うのに十分な面積を有している。したがって、このフラップ部4により保冷剤Sが収容されたポケット部5を覆うことで、バッグ本体2内の冷気が上面開口部2fから外へと漏れるのを防ぐことができる。
【0030】
さらに、バッグ本体2の上面開口部2fを蓋部3により閉塞した状態で、ジップファスナー10を閉じることによって、断熱性を持たせた底面部2a、4つの側面部2b~2e及び蓋部3により遮熱性を高めることができる。
【0031】
以上のようにして、本実施形態の買物バッグ1では、良好な保冷性能(保温性能も含む。)を有しながら、使い勝手の更なる向上を図ることが可能である。
【0032】
なお、保冷剤Sが収容されたポケット部5は、必ずしも商品Pの上に載せておく必要はなく、上面開口部2fを覆うフラップ部4の上に載せた状態としてもよい。この場合、フラップ部4は、非透水性を有することから、保冷剤Sから結露した水がバッグ本体2の内側へと入り込むのを防ぐことが可能である。また、商品が保冷剤Sと直接接触するのを防ぐことが可能である。
【0033】
また、保冷剤Sが収容されたポケット部5を一方の側面部2bの内側に沿ってぶら下げた状態としてもよい。この場合、保冷剤S側に保冷が必要な商品Pを配置し、その反対側に保冷が不要な商品Pを配置するといった使い方も可能である。
【0034】
なお、本発明は、上記実施形態のものに必ずしも限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記フラップ部4は、1枚のシートからなる構成に必ずしも限定されるものではなく、複数枚のシートに分割された構成であってもよい。この場合も、分割されたシートによって、上述した清算カゴCの2つの角部を跨ぐような状態で折り返せるようにすればよい。これにより、清算カゴCの内側にバッグ本体2をしっかりと固定することが可能である。
【符号の説明】
【0035】
1…買物バッグ 2…バッグ本体 2a…底面部 2b~2e…側面部 2f…上面開口部 3…蓋部 4…フラップ部 5…ポケット部 6…取手部 7…収納ポケット 8…スナップボタン 9…底板 10…ジップファスナー 11…面状ファスナー S…保冷剤 C…清算カゴ P…商品