(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-02-15
(45)【発行日】2022-02-24
(54)【発明の名称】ポンプ作動式供給容器
(51)【国際特許分類】
A47G 19/22 20060101AFI20220216BHJP
A47G 21/18 20060101ALI20220216BHJP
B65D 25/46 20060101ALI20220216BHJP
【FI】
A47G19/22 M
A47G19/22 R
A47G21/18
B65D25/46
(21)【出願番号】P 2021517190
(86)(22)【出願日】2019-10-07
(86)【国際出願番号】 US2019055056
(87)【国際公開番号】W WO2020073053
(87)【国際公開日】2020-04-09
【審査請求日】2021-04-13
(32)【優先日】2018-10-05
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】521121994
【氏名又は名称】ブライアン キャンベル
【氏名又は名称原語表記】Bryan Campbell
(73)【特許権者】
【識別番号】521122005
【氏名又は名称】オリンピア キャンベル
【氏名又は名称原語表記】Olympia Campbell
(74)【代理人】
【識別番号】100139723
【氏名又は名称】樋口 洋
(72)【発明者】
【氏名】ブライアン キャンベル
(72)【発明者】
【氏名】オリンピア キャンベル
【審査官】渡邉 洋
(56)【参考文献】
【文献】特開2007-245144(JP,A)
【文献】特開2007-245142(JP,A)
【文献】特開2007-245145(JP,A)
【文献】特公昭55-032913(JP,B2)
【文献】米国特許出願公開第2010/0092309(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2006/0186128(US,A1)
【文献】米国特許第09321064(US,B2)
【文献】米国特許第06276559(US,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47G19/22
A47G21/18
B65D25/46
A61J 9/00
A61J11/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ポンプ作動式供給容器であって、
底壁および該底壁を取り囲む側壁を有する手持ち式容器本体;
保持された構成で前記側壁の上端と取り外し可能に接続するように動作可能に構成された容器上部
であって、封入ストロー開口部を有する容器上部;
前記容器本体の前記底壁の近位に配置された下部ストロー開口部を画定し、かつ、第1の封入ストローチャネルを画定する、下部ストロー端部を含む第1の部分、および、前記下部ストロー端部に対向し、前記容器上部の外面の近位に配置された上部ストロー開口部を画定し、かつ、第2の封入ストローチャネルを画定する、末端上部ストロー端部を含む第2の部分を備えた、可撓性ストローアセンブリ;および
水密構成で前記容器本体および容器上部の少なくとも1つに直接接続され、膜空洞を画定する可撓性かつ弾性的に変形可能な膜を備えた、プライミングバルブポンプアセンブリ
を含み、
前記側壁が、
前記上部開口部を画定する上端を有し、
前記底壁とともに、容器の空洞を画定し、
前記膜が、
前記第2の封入ストローチャネルおよび前記上部ストロー開口部を通る液体の加圧流を誘導する膜陥凹移動経路;および
前記第1の封入ストローチャネルおよび前記上部ストロー開口部を通る真空および液体の流れを誘導する膜解放移動経路
を有するように、動作可能に構成される
ことを特徴とする、
ポンプ作動式供給容器。
【請求項2】
前記膜陥凹移動経路は、前記第2の封入ストローチャネルおよび前記上部ストロー開口部を通る液体の加圧流だけを誘導し、前記膜解放移動経路は、前記第1の封入ストローチャネルを通る真空および液体の流れだけを誘導することを特徴とする、請求項1に記載のポンプ作動式供給容器。
【請求項3】
ハウジングがさらに、入口ポートおよび出口ポートを含み、
前記膜陥凹移動経路が、前記膜空洞、前記出口ポート、前記封入ストロー開口部、前記第2の封入ストローチャネル、および互いに流体接続される前記末端の上部ストロー端部、および、前記第1の封入ストローチャネル、前記
下部ストロー開口部、および前記容器空洞と流体接続されない前記封入ストロー開口部、を含む
ことを特徴とする、請求項1に記載のポンプ作動式供給容器。
【請求項4】
前記膜解放移動経路が、前記膜空洞、前記入口ポート、前記第1の封入ストローチャネル、前記下部ストロー開口部、および互いに流体接続された前記容器空洞を含み、前記膜空洞は、前記封入ストロー開口部、前記第2の封入ストローチャネル、および前記末端上部ストロー端と流体接続されない
ことを特徴とする、請求項3に記載のポンプ作動式供給容器。
【請求項5】
前記第1の封入ストローチャネル内に少なくとも部分的に配置された第1の一方向逆止弁;および
前記第2の封入ストローチャネル内に少なくとも部分的に配置された第2の一方向逆止弁
をさらに含むことを特徴とする、請求項4に記載のポンプ作動式供給容器。
【請求項6】
前記第1および第2の一方向逆止弁がそれぞれ、平行な流れの向きで、前記可撓性ストローアセンブリの前記第1の部分および前記第2の部分に接続されることを特徴とする、請求項5に記載のポンプ作動式供給容器。
【請求項7】
前記プライミングバルブポンプアセンブリがさらに、前部封入開口部を画定するハウジングを含み、前記可撓性かつ弾性的に変形可能な膜が、前記ハウジングに密閉され前記前部封入開口部に重ね合わされる
ことを特徴とする、請求項1に記載のポンプ作動式供給容器。
【請求項8】
前記容器上部がさらに、
内部に前記ハウジングが配置された封入バルブ開口部を画定する側壁、それぞれ前記プライミングバルブポンプアセンブリのハウジングの入口ポートおよび出口ポートを受容するように形成およびサイズ決定された第1のポート開口部および第2のポート開口部を画定する下壁、および内部に前記第2の部分が配置されたストローチャネル
を含むことを特徴とする、請求項7に記載のポンプ作動式供給容器。
【請求項9】
前記容器上部に選択的に回転可能に接続され、カバー移動経路に沿って回転し、かつ、前記容器上部と共に前記膜および前記可撓性ストローアセンブリの前記第2の部分を封入する閉位置、および、前記膜および前記可撓性ストローアセンブリの前記第2の部分を周囲環境に曝す前記カバー移動経路に沿った開位置を有するように動作可能に構成される、カバー
をさらに含むことを特徴とする、請求項8に記載のポンプ作動式供給容器。
【請求項10】
ポンプ作動式供給容器であって、
底壁および該底壁を取り囲む側壁を有し、上部開口部を画定する上端を有し側壁ネジがその上に配置された、手持ち式容器本体であって、前記側壁および前記底壁が容器空洞を画定する、手持ち式容器本体;
前記側壁ネジとロックされた関係で選択的に取り外し可能に係合するように動作可能に構成された上部ネジを備えた容器上部であって、封入ストロー開口部を有する、容器上部;
下部ストロー開口部を画定し第1の封入ストローチャネルを画定する下部ストロー端部を含む第1の部分、および、前記下部ストロー端部と対向し、上部ストロー開口部を画定し第2の封入ストローチャネルを画定する末端上部ストロー端部を含む第2の部分、を備えた、可撓性ストローアセンブリ;
第1の一方向逆止弁および第2の一方向逆止弁;および
水密構成で前記容器本体および容器上部の少なくとも1つに直接接続され、前記第1の一方向逆止弁を通って前記可撓性ストローアセンブリの前記第1の部分に直接接続される入口ポート、前記第2の一方向逆止弁を通って前記可撓性ストローアセンブリの前記第2の部分に直接接続される出口ポート、および、膜空洞を画定する可撓性かつ弾性的に変形可能な膜を備えた、プライミングバルブポンプアセンブリ
を含み、
前記膜が、
前記第2の封入ストローチャネルおよび前記上部ストロー開口部を通る液体の加圧流を誘導する膜陥凹移動経路;および
前記第1の封入ストローチャネルおよび前記上部ストロー開口部を通る真空および液体の流れを誘導する膜解放移動経路
を有するように、動作可能に構成される
ことを特徴とする、
ポンプ作動式供給容器。
【請求項11】
前記下部ストロー開口部が、前記容器本体の前記底壁の近位に配置され、前記上部ストロー開口部が、前記容器上部の外面の近位に配置されることを特徴とする、請求項10に記載のポンプ作動式供給容器。
【請求項12】
前記膜陥凹移動経路は、前記第2の封入ストローチャネルおよび前記上部ストロー開口部を通る液体の加圧流だけを誘導し、前記膜解放移動経路は、前記第1の封入ストローチャネルおよび前記上部ストロー開口部を通る真空および液体の流れだけを誘導することを特徴とする、請求項11に記載のポンプ作動式供給容器。
【請求項13】
前記膜陥凹移動経路が、前記膜空洞、前記出口ポート、前記封入ストロー開口部、前記第2の封入ストローチャネル、および互いに流体接続される前記末端の上部ストロー端部、および、前記第1の封入ストローチャネル、前記
下部ストロー開口部、および前記容器空洞と流体接続されない前記封入ストロー開口部、を含む
ことを特徴とする、請求項12に記載のポンプ作動式供給容器。
【請求項14】
前記膜解放移動経路が、前記膜空洞、前記入口ポート、前記第1の封入ストローチャネル、前記下部ストロー開口部、および互いに流体接続された前記容器空洞を含み、前記膜空洞は、前記封入ストロー開口部、前記第2の封入ストローチャネル、および前記末端上部ストロー端と流体接続されない
ことを特徴とする、請求項13に記載のポンプ作動式供給容器。
【請求項15】
前記第1および第2の一方向逆止弁がそれぞれ、平行な流れの向きで、前記可撓性ストローアセンブリの前記第1の部分および前記第2の部分に接続されることを特徴とする、請求項14に記載のポンプ作動式供給容器。
【請求項16】
前記プライミングバルブポンプアセンブリがさらに、前部封入開口部を画定するハウジングを含み、前記可撓性かつ弾性的に変形可能な膜が、前記ハウジングに密閉され前記前部封入開口部に重ね合わされる
ことを特徴とする、請求項15に記載のポンプ作動式供給容器。
【請求項17】
前記容器上部がさらに、
内部に前記ハウジングが配置された封入バルブ開口部を画定する側壁、それぞれ前記プライミングバルブポンプアセンブリのハウジングの入口ポートおよび出口ポートを受容するように形成およびサイズ決定された第1のポート開口部および第2のポート開口部を画定する下壁、および内部に前記第2の部分が配置されたストローチャネル
を含むことを特徴とする、請求項16に記載のポンプ作動式供給容器。
【請求項18】
前記容器上部に選択的に回転可能に接続され、カバー移動経路に沿って回転し、かつ、前記容器上部と共に前記膜および前記可撓性ストローアセンブリの前記第2の部分を封入する閉位置、および、前記膜および前記可撓性ストローアセンブリの前記第2の部分を周囲環境に曝す前記カバー移動経路に沿った開位置を有するように動作可能に構成される、カバー
をさらに含むことを特徴とする、請求項17に記載のポンプ作動式供給容器。
【発明の詳細な説明】
【関連出願の相互参照】
【0001】
本出願は、2018年10月5日に出願された継続中の米国仮特許出願第62/742,090号に対する優先権を主張するものであり、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
【技術分野】
【0002】
本発明は、概して、携帯型供給容器に関するものであり、より詳細には、手持ち式、携帯型、およびポンプ作動式供給容器に関する。
【背景技術】
【0003】
多くの個人は、効果的、効率的、かつ安全な態様で自分自身または他人に液体を供給または提供することを必要または所望とする。これは、幼児、高齢者、および障害者に特に当てはまる。ユーザに液体を供給または提供する従来の方法は、器具を使用する工程を含む。これらの従来の方法は、多くのユーザが器具の供給部分を効果的かつ安全に受け取ることができないまたは供給プロセスが面倒な試みであるため、問題がある。
【0004】
前述の問題に対処するために、いくつかの既知の装置および方法が開発されてきた。ある装置は、Quigleyらに発行された特許文献1に例示されるように、逆止弁に流体接続された飲用導管を備えた開放容器の使用を採用する工程を含む。しかしながら、このような装置には依然として問題がある。例えば、これらの装置は、飲用導管内に流体の流れを生成するための推進力を生み出すためにユーザによる吸引を必要とするが、これは多くのユーザが行うことができない。さらに、これらの装置はまた、特にユーザの片手で、ユーザが保持および管理することが困難である。さらに、これらの装置の多くはまた、飲用導管内に流体の流れを生成するための迅速かつ効果的な手段をユーザに提供することができない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
したがって、上記のような先行技術の問題を克服する必要性が存在する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、この一般的なタイプの従来知られている装置および方法の前述の欠点を克服し、効果的かつ効率的に液体をユーザに供給または提供するよう動作可能なポンプ作動式供給アセンブリを提供する。
【0008】
前述および他の目的を考慮して、本発明によれば、底壁および底壁を取り囲む側壁を有する手持ち式容器本体を有するポンプ作動式供給容器が提供される。側壁は、上部開口部を画定する上端を備え、底壁とともに、容器の空洞を画定する。アセンブリはまた、保持された構成で側壁の上端と取り外し可能に接続するように動作可能に構成された容器上部を備え、容器上部は封入ストロー開口部を有する。ポンプ作動式供給容器はまた、容器本体の底壁の近位に配置された下部ストロー開口部を画定し、かつ、第1の封入ストローチャネルを画定する、下部ストロー端部を含む第1の部分を備えた可撓性ストローアセンブリを含む。ストローアセンブリはまた、下部ストロー端部に対向し、容器上部の外面の近位に配置された上部ストロー開口部を画定し、かつ、第2の封入ストローチャネルを画定する、末端上部ストロー端部を備える第2の部分を含む。ポンプ作動式供給容器はまた、水密構成で容器本体または容器上部のいずれかに直接接続され、膜空洞を画定する可撓性かつ弾性的に変形可能な膜を備えた、プライミングバルブポンプアセンブリを含む。膜は、第2の封入ストローチャネルおよび上部ストロー開口部を通る液体の加圧流を誘導する膜陥凹移動経路を有し、かつ、第1の封入ストローチャネルおよび上部ストロー開口部を通る真空および液体の流れを誘導する膜解放移動経路を有するように、動作可能に構成される。
【0009】
本発明のさらなる特徴によれば、膜陥凹移動経路は、第2の封入ストローチャネルおよび上部ストロー開口部を通る液体の加圧流のみを誘導し、膜解放移動経路は、第1の封入ストローチャネルを通る真空および液体の流れのみを誘導する。
【0010】
別の特徴によれば、本発明の実施形態はまた、入口ポートおよび出口ポートを有するハウジングを含み、膜陥凹移動経路は、膜空洞、出口ポート、封入ストロー開口部、第2の封入ストローチャネル、および、互いに流体接続される末端の上部ストロー端部を含み、かつ、第1の封入ストローチャネル、底部ストロー開口部、および容器空洞と流体接続されない封入ストロー開口部を含む。
【0011】
本発明のさらなる特徴によれば、膜解放移動経路は、膜空洞、入口ポート、第1の封入ストローチャネル、下部ストロー開口部、および互いに流体接続された容器空洞を含み、膜空洞は、封入ストロー開口部、第2の封入ストローチャネル、および末端上部ストロー端と流体接続されない。
【0012】
さらに別の特徴によれば、本発明の実施形態はまた、第1の封入ストローチャネル内に少なくとも部分的に配置された第1の一方向逆止弁、および、第2の封入ストローチャネル内に少なくとも部分的に配置された第2の一方向逆止弁を含む。
【0013】
本発明の例示的な特徴によれば、第1および第2の一方向逆止弁はそれぞれ、平行な流れの向きで、可撓性ストローアセンブリの第1の部分および第2の部分に接続される。
【0014】
さらに別の特徴によれば、本発明の実施形態はまた、前部封入開口部を画定するハウジングを有するプライミングバルブポンプアセンブリを含み、可撓性かつ弾性的に変形可能な膜がハウジングに密閉され前部封入開口部に重ね合わされる。
【0015】
さらなる特徴によれば、本発明の実施形態はまた、内部にハウジングが配置された封入バルブ開口部を画定する側壁、それぞれプライミングバルブポンプアセンブリのハウジングの入口ポートおよび出口ポートを受容するように形成およびサイズ決定された第1のポート開口部および第2のポート開口部を画定する下壁、および内部に第2の部分が配置されたストローチャネル、を有する容器上部を含む。
【0016】
別の特徴によれば、本発明の実施形態はまた、容器上部に選択的に回転可能に接続され、カバー移動経路に沿って回転し、かつ、容器上部と共に膜および可撓性ストローアセンブリの第2の部分を封入する閉位置、および、膜および可撓性ストローアセンブリの第2の部分を周囲環境に曝すカバー移動経路に沿った開位置を有するように動作可能に構成される、カバーを含む。
【0017】
本発明によれば、ポンプ作動式供給容器は、底壁および底壁を取り囲む側壁を有し、上部開口部を画定する上端を有し側壁ネジがその上に配置された、手持ち式容器本体を含み、側壁および底壁は、容器空洞を画定する。アセンブリはまた、側壁ネジとロックされた関係で選択的に取り外し可能に係合するように動作可能に構成された上部ネジを備えた容器上部を含み、容器上部は、封入ストロー開口部を有する。アセンブリはまた、下部ストロー開口部を画定し第1の封入ストローチャネルを画定する下部ストロー端部を含む第1の部分、および、下部ストロー端部と対向し、上部ストロー開口部を画定し第2の封入ストローチャネルを画定する末端上部ストロー端部を含む第2の部分を備えた、可撓性ストローアセンブリを含む。さらに、アセンブリは、第1の一方向逆止弁および第2の一方向逆止弁を含んでもよい。また、プライミングバルブポンプアセンブリを使用してもよく、これは、水密構成で容器本体および容器上部の少なくとも1つに直接接続され、第1の一方向逆止弁を通って可撓性ストローアセンブリの第1の部分に直接接続される入口ポート、第2の一方向逆止弁を通って可撓性ストローアセンブリの第2の部分に直接接続される出口ポート、および膜空洞を画定する可撓性かつ弾性的に変形可能な膜を備える。膜114は、第2の封入ストローチャネルおよび上部ストロー開口部を通る液体の加圧流を誘導する膜陥凹移動経路を有し、かつ、第1の封入ストローチャネルおよび上部ストロー開口部を通る真空および液体の流れを誘導する膜解放移動経路を有するように動作可能に構成される。
【0018】
本発明の例示的な特徴によれば、下部ストロー開口部は、容器本体の底壁の近位に配置され、上部ストロー開口部は、容器上部の外面の近位に配置される。
【0019】
本発明は、ポンプ作動式供給アセンブリに具体化されるものとして本明細書に例示および記載されているが、それにもかかわらず、本発明の精神から逸脱することなく請求項の均等物の範囲および程度内で様々な修正および構造変更を本明細書内で行うことができるため、示される詳細に限定されることを意図しない。さらに、本発明の例示的な実施形態の周知の要素は、詳細に説明されないか、または本発明の関連する詳細を曖昧にしないために省略される。
【0020】
本発明の特性と見なされる他の特徴は、添付の請求項に記載されている。必要に応じて、本発明の詳細な実施形態が本明細書に開示される;しかしながら、開示された実施形態は、本発明の単なる例示であり、様々な形態で具体化することができることが理解されるべきである。したがって、本明細書に開示される特定の構造的および機能的詳細は、限定的であると解釈されるべきではなく、単に請求項の基礎として、および事実上任意の適切に詳細な構造で本発明を様々に利用することを当業者に教示するための代表的な基礎として解釈されるべきである。さらに、本明細書で使用される用語およびフレーズは、限定的ではなく、むしろ本発明の理解可能な説明を提供することを意図する。本明細書は、新規とみなされる本発明の特徴を定義する請求項で終了するが、本発明は、同様の参照番号が繰り越される図面と併せて以下の説明の検討からよりよく理解されると考えられる。図面の図は原寸に比例して描かれていない。
【0021】
本発明が開示および説明される前に、本明細書で使用される用語は、特定の実施形態を説明することのみを目的としており、限定することを意図するものではないことを理解されたい。本明細書で使用される「ある(aまたはan)」という用語は、1つまたは複数として定義される。本明細書で使用される「複数」という用語は、2つまたは2つより多いものとして定義される。本明細書で使用される「別の」という用語は、少なくとも第2またはそれ以降として定義される。本明細書で使用される「含む」および/または「有する」という用語は、含む(すなわち、オープンランゲージ)と定義される。本明細書で使用される「接続された」という用語は、必ずしも直接ではなく、必ずしも機械的ではないが、結合されていると定義される。「提供する」という用語は、本明細書では、その最も広い意味で、例えば、一度にまたは一定期間に亘って、全体的または複数の部分で、物理的存在をもたらす/実現する、利用可能にする、および/または誰かまたは何かに供給するものと定義される。また、本明細書の説明の目的のために、「上」、「下」、「左」、「後」、「右」、「前」、「垂直」、「水平」という用語、およびそれらの派生語は、図中で方向付けられるものとして本発明に関するものであり、前記方向は装置のユーザの視点に基づいて変更され得るので、任意の特徴を特定の方向に限定するものとして解釈されるべきではない。さらに、前述の技術分野、背景、簡単な要約、または以下の詳細な説明に示されている任意の明示的または黙示的な理論に拘束されることは意図されない。
【0022】
本明細書で使用される場合、「約」または「概算」という用語は、明示的に示されているかどうかにかかわらず、すべての数値に適用される。これらの用語は、概して、当業者が記載された値と同等であると考える(すなわち、同じ機能または結果を有する)数の範囲を指す。多くの場合、これらの用語には、最も近い有効数字に四捨五入された数値が含まれてもよい。この文書では、「長手」という用語は、容器の底部から容器の上部までの方向にかかる容器の細長い方向に対応する方向を意味すると理解されるべきである。
【0023】
別個の視点に亘って同様の参照番号が同一または機能的に類似した要素を指し、以下の詳細な説明とともに本明細書に組み込まれてその一部を形成する、添付の図は、すべて本発明にしたがった、様々の実施形態をさらに例証し様々の原理および利点を説明するのに役立つ。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【
図1】本発明の一実施形態によるポンプ作動式供給アセンブリの斜視図
【
図2】
図1に示されるポンプ作動式供給アセンブリの容器上部の斜視上向き図
【
図3】
図1に示されるポンプ作動式供給アセンブリの膜陥凹移動経路の側面図
【
図4】
図1に示されるポンプ作動式供給アセンブリの別の膜陥凹移動経路の側面図
【
図5】
図1に示されるポンプ作動式供給アセンブリの容器上部の断面図
【
図6】
図1に示されるポンプ作動式供給アセンブリの分解図
【発明を実施するための形態】
【0025】
本明細書は、新規と考えられる本発明の特徴を定義する請求項で終了するが、本発明は、同様の参照番号が繰り越される図面と併せて以下の説明を検討することからよりよく理解されると考えられる。開示された実施形態は、本発明の単なる例示であり、様々な形態で具体化することができることが理解されるべきである。
【0026】
本明細書に記載の本発明は、この一般的なタイプのそれらの既知の装置および方法の既知の欠点を克服し、容器内から液体を選択的に放出するように動作可能に構成されるポンプ作動式供給容器を提供する。この容器は、子供、障害者の供給プロセス、および/または他の目的および用途においてユーザを楽にすることを有利に可能とする。本発明は、ポンプ作動式供給容器に具体化されるものとして本明細書に例示および記載されているが、それにもかかわらず、本発明の精神から逸脱することなく様々な修正および構造変更を行うことができるため、示される詳細に限定されることを意図しない。さらに、本発明の例示的な実施形態の周知の要素は、詳細に説明されないか、または本発明の関連する詳細を曖昧にしないために省略される。
【0027】
図1を参照すると、本発明の一実施形態が斜視図で示されている。
図1は、他の図と共に、本発明のいくつかの有利な特徴を示しているが、以下に説明するように、本発明は、いくつかの形状、サイズ、特徴および構成要素の組合せ、および構成要素の様々な数および機能で提供することができる。
図1に示されるような、ポンプ作動式供給アセンブリ100の第1の例は、手持ち式容器本体102、容器上部104、およびカバー116を含む。
図1および
図6に示されるように、アセンブリ100はまた、2つの対向するハンドル部分620、622、および、容器本体102または容器上部104の上端を受容するように成形およびサイズ決定された環状中心開口部を有する、ハンドル618を含み得る。容器本体102、容器上部104、およびカバー116は、実質的に剛性の材料、例えば、高密度ポリエチレン(HDPE)などのポリマー材料のものでもよい。
【0028】
ここで、
図1-2および
図6を参照すると、容器アセンブリ100はまた、水密構成で容器本体102または容器上部104のいずれかに直接接続された可撓性ストローアセンブリ202およびプライミングバルブポンプアセンブリ112を含む(図は、容器本体102に直接接続されたプライミングバルブポンプアセンブリ112を示しているが)。有利には、プライミングバルブポンプアセンブリ112の可撓性かつ弾性的に変形可能な膜114は、可撓性ストローアセンブリ202を通して真空および圧力を誘導するように動作可能に構成される。
【0029】
容器アセンブリ100は、底壁106および底壁106を取り囲む側壁108を含み、側壁108および底壁106は、液体物質、例えば、ベビーフード、調合乳、水、およびその他の液体ベースの物質(本明細書では流体とも称される)を保持するようにサイズ決定された容器空洞500(
図5に最もよく示される)を画定する。側壁108は、上部開口602を画定する上端600(これは末端であり得る)を含み、容器空洞500へのアクセスを提供する。容器上部104は、容器本体102と接続するように動作可能に構成される。一実施形態では、容器上部104は、ネジ付き構成を使用することにより、水密構成で容器本体102に固定されるように動作可能である。他の実施形態では、容器上部104および容器本体102は、ポリマーシールの使用を採用しうるさねはぎ(tongue-and-groove)構造、または、容器上部104がそれにしっかりと保持される、すなわち保持構成を有する別の結合構成を使用して係合されうる。本明細書で使用される場合、「壁」という用語は、連続構造、並びに、互いに接続されて実質的に連続した外面を形成する別個の構造を包含することを広く意図される。
【0030】
容器上部104はまた、1つまたは複数の封入ストロー開口部、例えば開口部200を含んでもよく、これは、可撓性ストローアセンブリ202が通過して突出するための手段を提供する。いくつかの実施形態では、ストロー開口部は、可撓性ストローアセンブリの一部がその中に配置される場合、容器がひっくり返されたときまたは逆さまになったときに容器内に収容された液体が不注意に放出されるのを防ぐために水密または密封されるように構成され得る。可撓性ストローアセンブリ202は、容器空洞500に収容された液体をユーザに運ぶように動作可能であり、プライミングバルブポンプアセンブリ112は、本明細書で論じられるように液体の搬送を選択的に誘導するように動作可能である。
【0031】
図1-3および
図6を参照すると、可撓性ストローアセンブリ202は、容器本体102の底壁106の近位に(すなわち、約2~3インチ(0.0508~0.0762メートル)にまたはその範囲内に)配置された下部ストロー開口部206を画定する下部ストロー端部204を含む第1の部分604を含み得る。第1の部分604はまた、容器空洞500に収容された液体の搬送を可能にする第1の封入ストローチャネル300を画定する。可撓性ストローアセンブリ202はまた、下部ストロー端部204に対向する、末端上部ストロー端部208を含む第2の部分606を含む。第2の部分606はまた、容器上部104の外面304の近位に(すなわち、約2~3インチ(0.0508~0.0762メートル)にまたはその範囲内に)に配置された上部ストロー開口部110を画定する。第2の部分606はまた、容器空洞500に収容された液体の搬送を可能にする第2の封入ストローチャネル302を画定する。可撓性ストローアセンブリ202は、下部ストロー端部と上部ストロー端部とを分離する封入ストローチャネルを集合的に画定することができ、それにより、液体は、漏れが最小限であるかまたは全くなしで、下部ストロー端部204から上部ストロー端部208に搬送されるように動作可能に構成される。
【0032】
図1および
図5-6に最もよく示されるように、カバー116は、ストローアセンブリ202の第2の部分604を曲げ、保護し、封入するために選択的に回転するように動作可能に構成されてもよく、第2の部分604は、ポリプロピレンまたはポリスチレンなどの可撓性ポリマー材料のものでもよい。カバー116は、容器上部104に接続されてもよく、カバー移動経路506に沿って回転し、容器上部104と共に膜114および可撓性ストローアセンブリ202の第2の部分606を封入する閉位置を有するように動作可能に構成されてもよい。カバー移動経路506はまた、膜114および可撓性ストローアセンブリ202の第2の部分606を周囲環境に露出させるカバー移動経路506に沿った開放位置を含む。別の言い方をすれば、カバー116の開位置への移動によって、ストローアセンブリの第2の部分604およびプライミングバルブポンプアセンブリ112がユーザに容易にアクセス可能となる。
【0033】
図1、
図3、および
図5-6を参照すると、プライミングバルブポンプアセンブリ112は、膜空洞502を画定する、可撓性かつ弾性的に変形可能な膜114を含む。有利には、膜114は、第2の封入ストローチャネル302および上部ストロー開口部110を通る液体の加圧流(矢印308で表される)を誘導する膜陥凹移動経路306(
図3に示される)を有するように動作可能に構成される。膜114はまた、第1の封入ストローチャネル300および上部ストロー開口部110を通る真空および液体の流れ(矢印402で表される)を誘導する膜解放移動経路400(
図4に示される)を有するように動作可能に構成される。
【0034】
プライミングバルブポンプアセンブリ112は、前部封入開口506を画定するハウジング504を含んでもよく、可撓性かつ弾性的に変形可能な膜114は、ハウジング504に密閉または水密されてもよい。膜114はまた、前部封入開口506に重ね合わされてもよい。ハウジング504は、接着剤などの1つまたは複数の留め具を使用することにより、水密構成で容器アセンブリに直接接続することができる。一実施形態では、プライミングバルブポンプアセンブリ112の膜114は、容器本体102の側壁108の外面に有利に配置されるか、または容器本体102を把持するときにユーザの指により容易にアクセスされるように容器上部104の側壁612上で外向きに配向される。ユーザの片手で容器本体102上を保持する(および潜在的に利用する)ことを容易にするために、容器本体102は、1つまたは複数の摩擦誘導パネル626を含んでもよい。
【0035】
静止位置にある場合、膜114によって画定される膜空洞502は、約0.04~1インチ3(約0.66~約16.39cm3)の体積を有し得る。他の実施形態では、内部容積は、上記の範囲外であり得る。いくつかの実施形態では、収容流体の流れを誘導するために移動可能な原動機を利用して、レバー作動ピストンポンプアセンブリを、プライミングバルブアセンブリ112の代わりに利用することができる。一実施形態では、膜114は、可撓性かつ弾性的に変形可能なポリマー材料、例えば、PVC、HDPE、またはポリプロピレンであり得る。第2のストロー部分604またはストローアセンブリ202は、容器の内側から末端の第2のストロー端部208への移動を達成するためにその中に配置された一方向弁を含み得る。
【0036】
使用が所望の場合、ユーザは、末端の第2のストロー端部208を、ユーザ、例えば、子供の口の近位、口に、または口の中に配置する。次に、ユーザは、膜114を約0.25~3lbf(約0.11~約1.36kgf)で押し下げ、それによってそれを変形させ、それを変形位置(
図4に最もよく示される)に配置して、プライミングバルブポンプアセンブリ112内の内部容積502を減少させる。膜114はまた、本質的に弾性または弾力性であり得、ユーザが膜114に加えられた力を解放すると、封入ストローチャネル300を画定する第1のストロー部分604内に真空が誘導され、それによって容器本体102に収容された液体が受容され、プライミングバルブポンプアセンブリ112によって画定された空洞502内に収容された流体が存在する場合、プライミングバルブポンプアセンブリ112内の前記流体が、第2のストロー部分604によって画定されたチャネルを通過され、末端上部ストロー端部208によって画定される上部ストロー開口部110を通して押し出される。別の言い方をすれば、プライミングバルブポンプアセンブリ112は、容器本体102内の所望の量の収容された液体を、受け取り側のユーザに選択的に放出するように動作可能に構成される。ユーザは、上部ストロー開口部110から放出したい液体の測定された投与量または所望の量に基づいて、プライミングバルブポンプアセンブリ112の膜114を手動かつ選択的に押し下げ/解放し続ける。有利には、受け取り側のユーザに手動で供給することが望ましくない場合、容器アセンブリ100を従来通りに利用することができ、それにより、受け取り側のユーザは、末端の上部ストロー端部208に吸引力を加えて、容器本体102内の収容流体を除去する。容器空洞500内に収容された液体の手動除去は、有利には、液体流路内に有利に配置され、隣接し、プライミングバルブポンプアセンブリ112の上流および下流に配置された一方向逆止弁608、610によって達成される。
【0037】
一実施形態では、膜陥凹移動経路306(
図3に示される)は、第2の封入ストローチャネル302および上部ストロー開口部110を通る液体の加圧流だけを誘導する。対照的に、膜解放移動経路400(
図4に表される)は、第1の封入ストローチャネル300、および対応して、膜空洞502を通る真空および液体の流れだけを誘導する。いくつかの実施形態では、ハウジング504は、容器上部104内に受容されるように赤経およびサイズ決定された入口ポート210および出口ポート212を含む。容器上部104はまた、ハウジング504がその中に配置された封入バルブ開口部614を画定する側壁612、プライミングバルブポンプアセンブリ112のハウジング504の入口ポート210および出口ポート212をそれぞれ受容するように成形およびサイズ決定された第1のポート開口部および第2のポート開口部を画定する下壁614を含み得る。ハウジング504は、バルブ開口614内に受容されてもよく、膜114は、ハウジング504によって画定される開口502上に配置され、保持キャップ624によって所定の位置に保持される。
【0038】
膜陥凹移動経路306はまた、互いに流体接続された膜空洞502、出口ポート212、封入ストロー開口部200、第2の封入ストローチャネル302、および末端の上部ストロー端部208、および、第1の封入ストローチャネル300、下部ストロー開口部206、および容器空洞500と流体接続されない封入ストロー開口部200を含む。別の言い方をすれば、膜放出移動経路400は、互いに流体接続された膜空洞502、入口ポート210、第1の封入ストローチャネル300、下部ストロー開口部206、および容器空洞500、および、封入ストロー開口200、第2の封入ストローチャネル302、および末端上部ストロー端部208と流体接続されない膜空洞502を含む。同じことを達成するために、アセンブリ100は、1つまたは複数の一方向逆止弁を含み得る。
【0039】
一実施形態では、第1の一方向逆止弁608は、第1の封入ストローチャネル300内に少なくとも部分的に配置されてもよく、ストロー部分604の上端および入口ポート210に直接接続されてもよい。第2の一方向逆止弁610はまた、第2の封入ストローチャネル302内に少なくとも部分的に配置されてもよく、出口ポート212に直接接続さてもよい。加圧された液体をプライミングバルブポンプアセンブリ112からストロー部分606の遠位開口110に効果的に搬送するために、第2の部分606は、U字形の部分を含み得る。第1および第2の一方向逆止弁608、610は、それぞれ、可撓性ストローアセンブリ202の第1の部分604および第2の部分606に、平行な流れ方向で接続されてもよい、すなわち、第1および第2の一方向逆止弁608、610は、下部開口部206から上部開口部110への下流の流体の流れのみを可能にする。本発明のいくつかの実施形態では、プライミングバルブポンプアセンブリ112は、一方向弁の代わりに、成形内部フラッパーチャネルおよびその中に配置されたバルブを有する内部フラッパーの使用を採用してもよい。前記実施形態では、膜陥凹移動経路306は、成形内部フラッパーチャネルおよび弁を開いて、膜空洞502に収容された液体を、それを通過して遠位開口110に向かって上方に流れさせる。膜解放移動経路400に配置される場合、膜空洞502内に真空が生成され、それにより、成形内部フラッパーチャネルおよびバルブが閉じられ、フラッパーが移動され、容器空洞からの液体の流れが、第1のストロー部分604、フラッパーの外面を通過し、膜空洞502内に開かれる。
【0040】
図1-2および
図5-6最もよく見られるように、容器上部104は、ハウジング504がその中に配置された、封入バルブ開口部614を画定する側壁612を含む。また、容器上部104は、プライミングバルブポンプアセンブリ112のハウジング504の入口ポート210および出口ポート212をそれぞれ受容するように成形およびサイズ決定された第1のポート開口部および第2のポート開口部を画定する下壁614を含む。容器上部104はまた、第2の部分606がその中に配置されたストローチャネル616を含む。
【0041】
プロセスの工程を実行する特定の順序が記載されているが、工程を実行する順序は、特定の実施形態に示される順序に対して変更することができる。また、いくつかの実施形態では、上記の2つ以上のステップを同時に、または部分的に同時に実行することができる。簡潔にするために、特定の手順を省略してもよい。いくつかの実施形態では、プロセス工程のいくつかまたはすべてを単一のプロセスに組み合わせることができる。
【0042】
本開示の範囲から逸脱することなく、議論された例示的な実施形態に対して様々な修正および追加を行うことができる。例えば、上記の実施形態は特定の特徴に言及しているが、本開示の範囲はまた、特徴の異なる組合せを有する実施形態および上記の特徴のすべてを含まない実施形態を含む。