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特許7026284脊柱の共平面変形矯正に用いるサポートユニット
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-02-16
(45)【発行日】2022-02-25
(54)【発明の名称】脊柱の共平面変形矯正に用いるサポートユニット
(51)【国際特許分類】
   A61B 17/70 20060101AFI20220217BHJP
【FI】
A61B17/70
【請求項の数】 9
(21)【出願番号】P 2021176857
(22)【出願日】2021-10-28
【審査請求日】2021-10-28
(31)【優先権主張番号】202111123687.4
(32)【優先日】2021-09-24
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】518110187
【氏名又は名称】上海三友医▲療▼器械股▲フン▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】SHANGHAI SANYOU MEDICAL CO.,LTD.
(74)【代理人】
【識別番号】100160299
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 卓
(72)【発明者】
【氏名】▲ハオ▼ 定均
(72)【発明者】
【氏名】▲劉▼ 明岩
(72)【発明者】
【氏名】▲劉▼ 瑞▲鋒▼
【審査官】伊藤 孝佑
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2013/0274803(US,A1)
【文献】特表2007-537772(JP,A)
【文献】特開平06-285100(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61B 17/70
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
脊柱の共平面変形矯正に用いるサポートユニットであって、少なくとも二つのサポートブロック(1)を含み、全ての前記サポートブロック(1)が順に接続され、
各前記サポートブロック(1)は、前記サポートブロック(1)に沿って順に接続される前方ブロック(100)、中央ブロック(200)及び後方ブロック(300)を含み、
前記前方ブロック(100)は、対向する両側面にそれぞれ設置されている二つの位置制限柱(110)を有しており、二つの前記位置制限柱(110)は前記サポートブロック(1)の幅方向に沿って順に設置されており、各前記位置制限柱(110)の軸方向と前記サポートブロック(1)の幅方向とは同じ方向であり、
各前記位置制限柱(110)の外周面は、二つの平行に設置されている矩形切欠面(111)を有しており、二つの前記矩形切欠面(111)が前記サポートブロック(1)の長さ方向に沿って順に設置されており、各前記矩形切欠面(111)が前記サポートブロック(1)の幅方向と平行になっており、各前記矩形切欠面(111)の幅方向における二つのエッジ部(112)はそれぞれ前記位置制限柱(110)の端及び前記前方ブロック(100)の取付面(13)に設けられており、
前記前方ブロック(100)の前記中央ブロック(200)から離間する側の一端の端面は、位置決め球(352)を受け入れるための受け面(120)となっており、前記受け面(120)の前記サポートブロックの長さ方向の断面は半円形であり、前記受け面(120)の先端には、球状受け溝部(121)が設けられており、
前記中央ブロック(200)には、中央貫通孔(210)が設けられており、前記中央貫通孔(210)の軸方向と前記サポートブロック(1)の高さ方向とは平行であり、
前記後方ブロック(300)には、前記中央ブロック(200)から離間する側の端面を含む収容溝部(310)が設けられており、前記収容溝部(310)が前記サポートブロック(1)の高さ方向に沿って前記後方ブロック(300)を貫通しており、
前記後方ブロック(300)は、二つの対向して設置されている収容溝側壁(311)を有しており、各前記収容溝側壁(311)に互いに連通している案内溝部(320)と位置制限貫通孔(330)とが設けられており、前記位置制限貫通孔(330)は前記案内溝部(320)の前方に設けられており、前記案内溝部(320)は前記後方ブロック(300)の前記中央ブロック(200)から離れる端面まで延在し、
前記位置制限貫通孔(330)は円形孔であり、各前記位置制限貫通孔(330)の直径は前記案内溝部(320)の対向して設置されている二つの案内溝側壁(321)の間の距離より大きく、
前記位置制限貫通孔(330)と前記位置制限柱(110)との嵌め合いは隙間嵌めであり、
前記案内溝部(320)の対向して設置されている二つの前記案内溝側壁(321)の間の距離は、各前記位置制限柱(110)の二つの前記矩形切欠面(111)の間の距離以上であり、
前記収容溝部(310)の収容溝底壁(312)には、収容孔(340)が設けられており、前記収容孔(340)には位置決め部材が設けられており、前記位置決め部材は、前記収容孔(340)に取り付けられているバネ(351)と、前記バネ(351)の後端と接続している位置決め球(352)とを含み、前記位置決め球(352)は前記収容孔(340)から突出し、
隣り合う二つの前記サポートブロック(1)が接続されるときに、後方にある前記サポートブロック(1)の二つの前記位置制限柱(110)はそれぞれ前方にある前記サポートブロック(1)における二つの前記案内溝部(320)を通過し、前方にある前記サポートブロック(1)における二つの前記位置制限貫通孔(330)に挿入された後、後方にある前記サポートブロック(1)が回転操作されて前方にある前記サポートブロック(1)の前記位置決め球(352)が後方にある前記サポートブロック(1)の前記受け面(120)の前記球状受け溝部(121)に挿設されることを特徴とする、脊柱の共平面変形矯正に用いるサポートユニット。
【請求項2】
前記受け面(120)は、さらに対向して設置されている二つの位置制限溝部(122)を有しており、二つの前記位置制限溝部(122)はいずれも前記球状受け溝部(121)と連通しており、
各前記位置制限溝部(122)は前記受け面(120)の周方向に沿って、前記球状受け溝部(121)から離間する方向に向かって延在していることを特徴とする、請求項1に記載の脊柱の共平面変形矯正に用いるサポートユニット。
【請求項3】
前記収容溝部(310)の前記収容溝底壁(312)は平面であり、各前記サポートブロック(1)の二つの前記位置制限貫通孔(330)の前記サポートブロック(1)の幅方向における中心線は同一直線上に位置しており、各前記位置制限貫通孔(330)の中心線と前記収容溝部(310)の前記収容溝底壁(312)との間の距離は、前記受け面(120)の半径に等しいことを特徴とする、請求項1に記載の脊柱の共平面変形矯正に用いるサポートユニット。
【請求項4】
前記中央貫通孔(210)は、円形貫通孔であることを特徴とする、請求項1に記載の脊柱の共平面変形矯正に用いるサポートユニット。
【請求項5】
前記位置決め部材はさらに位置決め連結具(360)を含み、前記位置決め連結具(360)と前記収容孔(340)とが取り外し可能に連結されており、
前記位置決め連結具(360)には、前記収容溝部(310)と連通している位置決め孔(361)が設けられており、前記バネ(351)と前記位置決め球(352)は前記位置決め孔(361)に設置されており、前記バネ(351)の前端と前記位置決め孔(361)とが接続されていることを特徴とする、請求項1に記載の脊柱の共平面変形矯正に用いるサポートユニット。
【請求項6】
前記案内溝部(320)の延在方向と前記サポートブロック(1)の長さ方向とは平行であることを特徴とする、請求項1に記載の脊柱の共平面変形矯正に用いるサポートユニット。
【請求項7】
前記サポートブロック(1)は、上面(11)と下面(12)とを有しており、前記上面(11)と前記下面(12)はいずれも平面であり、且つ平行に設置されており、前記中央貫通孔(210)は前記上面(11)に設置されており、且つ前記中央貫通孔(210)が前記下面(12)まで貫通していることを特徴とする、請求項1に記載の脊柱の共平面変形矯正に用いるサポートユニット。
【請求項8】
前記位置制限柱(110)は、前記前方ブロック(100)の取付面(13)に設置されており、前記取付面(13)と上面(11)は垂直であることを特徴とする、請求項1に記載の脊柱の共平面変形矯正に用いるサポートユニット。
【請求項9】
前記位置決め球(352)の後端は、前記収容孔(340)から突出していることを特徴とする、請求項1に記載の脊柱の共平面変形矯正に用いるサポートユニット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、医療機器の技術分野に関し、特に、脊柱の共平面変形矯正に用いるサポートユニットに関する。
【背景技術】
【0002】
正常な脊柱は、相対的に動くことが可能な多くの椎体からなる。各椎体はそれぞれ三次元軸線を有しており、椎体の三次元軸線はX軸、Y軸及びZ軸である。椎体の冠状面に垂直な軸線はX軸であり、椎体の水平面に垂直な軸線はZ軸であり、椎体の矢状面に垂直な軸線はY軸である。健常者の立位での脊柱は、その椎体は冠状面及び水平面において変位と回転が発生していないため、各椎体のX軸とZ軸は同一平面上にあり、この平面はいわゆる共面である。各椎体のX軸とZ軸からなる平面は矢状面であり、脊柱は側弯が発生する時、側弯部分の各椎体は三つの平面である冠状面、水平面及び矢状面のいずれにおいても変位と回転が発生することにより、側弯が発生する全ての椎体の矢状面は共面となることができない。
【0003】
従来の中国特許出願「共面変形矯正システム」、特許出願番号:CN201010218781.3においては、複数の椎体に連結されることに適した複数の延在部と、延在部の間に延在してそれと係合する第一ロッドと、延在部の間に延在してそれと係合する第二ロッドと、長さが隣り合う延在部の間に連結されるように選択された複数のスペーサーエレメントと、を含む。延在部は骨ネジのような複数の骨固定要素によって対応する椎体に連結される。延在部は概略的に縦方向の軸線に沿って延在して対応の椎体内に連結されることに好適な骨固定要素の近い側部分と相対的に遠い側部分とを含み、第二ロッドは近い側方向に沿って遠い側部分に隣り合う位置から近い側部分に向いて延在部の軸方向に沿って移動することにより、近い側部分は第二横方向軸線に沿って概略的に位置を合わせる。延在部は骨固定要素によって椎体に作用し、椎体の平行移動と回転運動によって脊椎の変形を低減する。ここで、椎体の前後軸線は異常または非共面状態から矯正または共面状態に遷移する(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】中国特許出願公開第102293680号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、従来の共面変形矯正システムは非共面状態の椎体を矯正するときに、二つのロッドを使用する必要があるため、操作が煩わしいという問題点を有している。
【0006】
上述した従来技術の欠点に鑑みて、本発明が解決しようとする技術課題は、操作は簡便で脊柱の共平面変形矯正に用いるサポートユニットを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的及び関連するその他の目的を実現するために、本発明は、脊柱の共平面変形矯正に用いるサポートユニットを提供する。前記サポートユニットは、少なくとも二つのサポートブロックを含み、全ての前記サポートブロックが順に接続されている。
【0008】
各前記サポートブロックは、前記サポートブロックの長さ方向に沿って順に接続される前方ブロック、中央ブロック及び後方ブロックを含んでいる。
【0009】
前記前方ブロックは、対向する両側面にそれぞれ設置されている二つの位置制限柱を有しており、二つの前記位置制限柱は前記サポートブロックの幅方向に沿って順に設置されており、各前記位置制限柱の軸方向と前記サポートブロックの幅方向とは同じ方向である。各前記位置制限柱の外周面は、二つの平行に設置されている矩形切欠面を有しており、二つの前記矩形切欠面が前記サポートブロックの長さ方向に沿って順に設置されており、各前記矩形切欠面が前記サポートブロックの幅方向と平行になっており、各前記矩形切欠面の幅方向における二つのエッジ部はそれぞれ前記位置制限柱の端及び前記前方ブロックの取付面に設けられる。
【0010】
前記前方ブロックの前記中央ブロックから離間する側の一端の端面は位置決め球を受け入れるための受け面となっている。前記受け面の前記サポートブロックの長さ方向の断面は半円形で、前記受け面の先端には、球状受け溝部が設けられている。
【0011】
前記中央ブロックには、中央貫通孔が設けられており、前記中央貫通孔の軸方向と前記サポートブロックの高さ方向とは平行である。
【0012】
前記後方ブロックには、前記中央ブロックから離間する側の端面を含む収容溝部が設けられており、前記収容溝部が前記サポートブロックの高さ方向に沿って前記後方ブロックを貫通している。前記後方ブロックは、対向して設置されている二つの収容溝側壁を有しており、各前記収容溝側壁に互いに連通している案内溝部と位置制限貫通孔が設けられており、前記位置制限貫通孔は前記案内溝部の前方に設けられており、前記案内溝部は前記後方ブロックの前記中央ブロックから離間する側の端面まで延在している。前記位置制限貫通孔は円形孔であり、各前記位置制限貫通孔の直径は前記案内溝部の対向して設置されている二つの案内溝側壁の間の距離より大きい。前記位置制限貫通孔と前記位置制限柱との嵌め合いは隙間嵌めである。前記案内溝部の対向して設置されている二つの案内溝側壁の間の距離は、各前記位置制限柱の二つの前記矩形切欠面の間の距離以上である。
【0013】
前記収容溝部の収容溝底壁には、収容孔が設けられており、前記収容孔には位置決め部材が設けられている。前記位置決め部材は、前記収容孔に取り付けられているバネと、前記バネの後端と接続している位置決め球とを含み、前記位置決め球は前記収容孔から突出している。
【0014】
隣り合う二つの前記サポートブロックが接続されるときに、後方にある前記サポートブロックの二つの前記位置制限柱はそれぞれ前方にある前記サポートブロックにおける二つの前記案内溝部を通過し、前方にある前記サポートブロックにおける二つの前記位置制限貫通孔に挿入された後、後方にある前記サポートブロックが回転操作されて前方にある前記サポートブロックの位置決め球が後方にある前記サポートブロックの前記受け面の前記球状受け溝部に挿設されることになる。
【0015】
前記受け面は、さらに対向して設置されている二つの位置制限溝部を有しており、二つの前記位置制限溝部はいずれも前記球状受け溝部に連通している。各前記位置制限溝部は前記受け面の周方向に沿って、前記球状受け溝部から離間する方向に向かって延在していることが好ましい。
【0016】
前記収容溝部の収容溝底壁は平面であり、各前記サポートブロックの二つの前記位置制限貫通孔の前記サポートブロックの幅方向における中心線(二つの前記位置制限貫通孔の中心を結んだ直線)は同一直線上に位置しており、各前記位置制限貫通孔の中心線と前記収容溝部の収容溝底壁との間の距離は、前記受け面の半径に等しいことが好ましい。
【0017】
前記球状受け溝部の中心点と前記位置決め球の球心点との連結線である中心連結線と、前記サポートブロックの長さ方向及び幅方向に直交する線とを含む平面は、中間位置決め面を形成する。前記サポートブロックは前記中間位置決め面に対して対称に形成されていることが好ましい。また、各前記サポートブロックの二つの前記位置制限貫通孔は、前記中間位置決め面に対して対称に設置されている。
【0018】
前記中央貫通孔は円形貫通孔であることが好ましい。
【0019】
前記位置決め部材はさらに位置決め連結具を含み、前記位置決め連結具と前記収容孔とが取り外し可能に連結されている。前記位置決め連結具には、前記収容溝部と連通している位置決め孔が設けられており、前記バネと前記位置決め球は、前記位置決め孔に設置されており、前記バネの前端と前記位置決め孔とが接続されていることが好ましい。
【0020】
前記案内溝部の延在方向と前記サポートブロックの長さ方向は平行であることが好ましい。
【0021】
前記サポートブロックは、上面と下面とを有しており、前記上面と前記下面はいずれも平面であり、且つ平行に設置されている。前記中央貫通孔は、前記上面に設置されており、且つ前記中央貫通孔が前記下面まで貫通していることが好ましい。
【0022】
前記位置制限柱は、前記前方ブロックの取付面に設置されており、前記取付面と上面は垂直であることが好ましい。
【0023】
前記位置決め球の後端は前記収容孔から突出していることが好ましい。
【発明の効果】
【0024】
上述したように、本発明の脊柱の共平面変形矯正に用いるサポートユニットは、以下の有益な効果を有している。
【0025】
脊柱の共平面変形矯正に用いるサポートユニットにおいては、各サポートブロックは三次元座標系を有している。サポートブロックの三次元座標系のX軸はサポートブロックの長さ方向と平行であり、サポートブロックの三次元座標系のY軸はサポートブロックの幅方向と平行であり、さらに、サポートブロックの三次元座標系のZ軸はサポートブロックの高さ方向と平行である。また、各サポートブロックの三次元座標系のX軸とZ軸が存在する平面は縦方向平面となる。
全てのサポートブロックの接続を行い、隣り合う二つのサポートブロックを接続するときに、後方にあるサポートブロックの前方ブロックと前方にあるサポートブロックの後方ブロックとの接続を行い、接続後の全てのサポートブロックの縦方向平面は共面となっている。
【0026】
従来技術では、第一ロッドは延在部と固定接続されており、第二ロッドは延在部のスロットに貫入され、第二ロッドはスロットに沿って操作者に近い一端である近端から操作者から遠い一端である遠端へ軸方向に移動し、互いに平行となる二つの線は必ず同一平面上に位置することにより、平行となる二つのロッドは同一平面上に位置し、かつすべての延在部の中軸線も同一平面上に位置する。
一方、本発明の脊柱の共平面変形矯正に用いるサポートユニットでは、サポートユニットを延長スリーブに取り付けた時、すべての延長スリーブの中軸線は同一平面上に位置し、かつ当該脊柱の共平面変形矯正に用いるサポートユニットは延長スリーブを支持して脊柱矢状面の形態を調整することができる。本発明の脊柱の共平面変形矯正に用いるサポートユニットにより、ツールの使用が減少し、操作手順が簡略化されるとともに、取り付けが便利となることにより、手術の時間が節約される。
【図面の簡単な説明】
【0027】
図1図1は、本実施例の脊柱の共平面変形矯正に用いるサポートユニットの立体構造の概略図である。
図2図2は、本実施例の脊柱の共平面変形矯正に用いるサポートユニットのサポートブロックの立体構造の概略図である。
図3図3は、本実施例の脊柱の共平面変形矯正に用いるサポートユニットのサポートブロックの断面構造の概略図である。
図4図4は、本実施例の脊柱の共平面変形矯正に用いるサポートユニットのサポートブロックの上面の構造の概略図である。
図5図5は、本実施例の後方にあるサポートブロックの位置制限柱の矩形の切欠面が、前方にあるサポートブロックの案内溝部の案内溝側壁と平行になった状態を示す立体構造の概略図である。
図6図6は、本実施例の脊柱の共平面変形矯正に用いるサポートユニットのサポートブロックに球状受け溝部が設けられている立体構造の概略図である。
図7図7は、本実施例の脊柱の共平面変形矯正に用いるサポートユニットのサポートブロックの収容孔に位置決め球が設けられている立体構造の概略図である。
図8図8は、本実施例の脊柱の共平面変形矯正に用いるサポートユニットの位置決め連結具に位置決め球が設置されている立体構造の概略図である。
図9図9は、本実施例の脊柱の共平面変形矯正に用いるサポートユニットのサポートブロックに収容孔が設けられている立体構造の概略図である。
図10図10は、本実施例の前方にあるサポートブロックの位置決め球が後方にあるサポートブロックの中の一つの位置制限溝部を通過する状態を示す断面構造の概略図である。
図11図11は、図10のA箇所の拡大立体構造の概略図である。
図12図12は、本実施例の前方にあるサポートブロックの位置決め球が、後方にあるサポートブロックの球状受け溝部に挿入された状態を示す断面構造の概略図である。
図13図13は、本実施例の奇形脊柱の構造概略図である。
図14図14は、本実施例の脊柱の椎体に椎弓根ネジを埋め込んだ状態を示す構造概略図である。
図15図15は、本実施例の椎弓根ネジに延長スリーブを取り付けた状態を示す構造概略図である。
図16図16は、本実施例の変形矯正ロッドが延長スリーブのスロットを通過した状態を示す構造概略図である。
図17図17は、本実施例の延長スリーブにサポートブロックを取り付けた状態を示す構造概略図である。
図18図18は、本実施例のサポートブロックに案内ロッドを取り付けた状態を示す構造概略図である。
図19図19は、本実施例の脊柱の共平面変形矯正に用いるサポートユニットを使用して奇形脊柱の矯正を完成させた際の構造概略図である。
図20図20は、本実施例の椎弓根ネジにプラグを取り付けた状態を示す構造概略図である。
図21図21は、本実施例の脊柱の共平面変形矯正に用いるサポートユニットを脊柱から取り外した状態を示す構造概略図である。
図22図22は、図21において符号Dで示す領域の拡大概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0028】
以下に、特定の具体的実施例によって本発明の実施形態につき説明する。なお、当業者であれば、本明細書で開示する内容から本発明のその他の利点及び効果を容易に理解可能である。
【0029】
ここで、図面を参照する。理解すべき点として、本明細書に添付した図面に記載する構造、比率、大きさ等は、明細書で開示した内容と組み合わせることで当業者の理解及び閲覧を促すものにすぎず、本発明で実施可能な限定条件を規定するものではない。よって、技術上の実質的な意味はない。如何なる構造の補足、比率関係の変更又は大きさの調整も、本発明で奏し得る効果及び達成可能な目的に影響しない限り、いずれも本発明で開示した技術内容が包括し得る範囲に属するものとみなすべきである。また、本明細書で引用する「上」、「下」、「左」、「右」、「中央」及び「一の」等の用語は、記載を明瞭化するためのものにすぎず、本発明で実施可能な範囲を限定するものではない。よって、これらの相対関係の変更又は調整は、技術内容に実質的な変更がない限り、本発明で実施可能な範囲とみなすべきである。
【0030】
図1図13に示すように、本実施例の脊柱の共平面変形矯正に用いるサポートユニットは、少なくとも二つのサポートブロック1を含み、全ての前記サポートブロック1が順に接続されている。
【0031】
各サポートブロック1は、サポートブロック1の長さ方向に沿って順に接続される前方ブロック100、中央ブロック200及び後方ブロック300を含んでいる。
【0032】
前方ブロック100は、対向する両側面にそれぞれ設置されている二つの位置制限柱110を有しており、二つの位置制限柱110がサポートブロック1の幅方向に沿って順に設置されている。各位置制限柱110は円柱状であり、各位置制限柱110の軸方向とサポートブロック1の幅方向とは同じ方向となっている。各位置制限柱110の外周面は、二つの平行に設置されている矩形切欠面111を有しており、二つの矩形切欠面111がサポートブロック1の長さ方向に沿って順に設置されている。各矩形切欠面111はサポートブロック1の幅方向と平行になっており、各矩形切欠面111の幅方向における二つのエッジ部112はそれぞれ位置制限柱110の二つの端面に設けられる。
【0033】
前方ブロック100の中央ブロック200から離間する側の一端の端面は位置決め球352を受け入れるための受け面120となっている。受け面120は半円形で、受け面120の先端に球状受け溝部121が設けられている。
【0034】
中央ブロック200には、中央貫通孔210が設けられており、中央貫通孔210の軸方向とサポートブロック1の高さ方向とは平行となっている。
【0035】
後方ブロック300の中央ブロック200から離間する側の端面には、収容溝部310が設けられており、収容溝部310がサポートブロック1の高さ方向に沿って後方ブロック300を貫通している。後方ブロック300は、対向して設置されている二つの収容溝側壁311を有しており、各収容溝側壁311に互いに連通している案内溝部320と位置制限貫通孔330とが設けられている。位置制限貫通孔330は案内溝部320の前方にあり、案内溝部320は後方ブロック300の中央ブロック200から離間する側の端面まで延在している。位置制限貫通孔330は円形孔であり、各位置制限貫通孔330の直径は案内溝部320における対向して設置されている二つの案内溝側壁321の間の距離Aより大きくなっている。位置制限貫通孔330と位置制限柱110との嵌め合いは隙間嵌めである。案内溝部320における対向して設置されている二つの案内溝側壁321の間の距離Aは、各位置制限柱110の二つの矩形切欠面111の間の距離以上となっている。
【0036】
収容溝部310の収容溝底壁312には、収容孔340が設けられており、収容孔340には位置決め部材が設けられている。位置決め部材は、収容孔340に取り付けられているバネ351と、バネ351の後端と接続している位置決め球352とを含み、位置決め球352は収容孔340から突出するように設けられている。
【0037】
隣り合う二つのサポートブロック1が接続されるときには、後方にあるサポートブロック1の二つの位置制限柱110はそれぞれ前方にあるサポートブロック1における二つの案内溝部320を通過し、前方にあるサポートブロック1における二つの位置制限貫通孔330に挿通された後、後方にあるサポートブロック1を回転操作して前方にあるサポートブロック1の位置決め球352が後方にあるサポートブロック1の受け面120の球状受け溝部121に挿設されることになる。
【0038】
各サポートブロック1は三次元座標系を有している。サポートブロック1の三次元座標系のX軸はサポートブロック1の長さ方向と平行になっており、サポートブロック1の三次元座標系のY軸はサポートブロック1の幅方向と平行になっており、サポートブロック1の三次元座標系のZ軸はサポートブロック1の高さ方向と平行になっている。なお、各サポートブロック1の三次元座標系のX軸とZ軸が存在する平面は縦方向平面となる。
【0039】
後方にあるサポートブロック1の前方ブロック100と前方にあるサポートブロック1の後方ブロック300との接続を行うときに、前方にあるサポートブロック1の位置決め球352が後方にあるサポートブロック1の受け面120の球状受け溝部121に挿入され、球状受け溝部121が前方ブロック100の受け面120の先端に設置されることになり、接続後の全てのサポートブロック1の縦方向平面は共面となっている。隣り合う二つのサポートブロック1が接続されるときに、後方にあるサポートブロック1の受け面120の球状受け溝部121は、前方にあるサポートブロック1の位置決め球352を受け入れる。
【0040】
従来技術では、第一ロッドは延在部と固定接続されており、第二ロッドは延在部のスロットに貫入され、第二ロッドはスロットに沿って操作者に近い一端である近端から操作者から遠い一端である遠端へ軸方向に移動する。そのため、互いに平行となる二つの線は必ず同一平面上に位置することにより、平行となる二つのロッドは同一平面上に位置し、かつすべての延在部の中軸線も同一平面上に位置する。
【0041】
一方、本発明の脊柱の共平面変形矯正に用いるサポートユニットでは、サポートユニットを延長スリーブ60に取り付けた時、すべての延長スリーブ60の中軸線は同一平面上に位置し、かつ当該脊柱の共平面変形矯正に用いるサポートユニットは延長スリーブ60を支持するため、脊柱矢状面の形態を調整することができる。脊柱の共平面変形矯正に用いるサポートユニットは、椎体50の変形矯正の後、変形矯正側では、変形矯正ロッド70は各椎弓根ネジ40のU型ネジ受け41の溝底にあり、椎弓根ネジ40のU型ネジ受け41にプラグ80が取り付けられ、プラグ80をロッキングする時、プラグ80が変形矯正ロッド70を押圧する。本発明の脊柱の共平面変形矯正に用いるサポートユニットは従来技術に用いられる第一ロッド及び第二ロッドと比べると、ツールの使用が減少することで、操作手順が簡略化されるとともに、取り付けが便利となり、手術の時間が節約されることができる。
【0042】
受け面120は、さらに対向して設置されている二つの位置制限溝部122を有しており、二つの位置制限溝部122はいずれも球状受け溝部121と連通している。各位置制限溝部122は受け面120の周方向に沿って、球状受け溝部121から離間する方向に向かって延在している。前方にあるサポートブロック1の位置決め球352は、後方にあるサポートブロック1の中の一つの位置制限溝部122を通過した後、後方にあるサポートブロック1の球状受け溝部121に挿入される。位置制限溝部122は、位置決め球352の移動に対して案内する機能を果たしている。
【0043】
収容溝部310の収容溝底壁312は平面であり、各サポートブロック1の二つの位置制限貫通孔330の中心線は同一直線上に位置しており、各位置制限貫通孔330の中心線と収容溝部310の収容溝底壁312との間の距離L1は受け面120の半径Rに等しくなっている。この構造により、前方にあるサポートブロック1の位置決め球352が後方にあるサポートブロック1の球状受け溝部121に挿入されるときに、前方にあるサポートブロック1の位置決め球352は後方にあるサポートブロック1に押圧されることから、隣り合うサポートブロック1の回転が避けられる。
【0044】
球状受け溝部121の中心点と位置決め球352の球心点との連結線である中心連結線と、サポートブロック1の長さ方向及び幅方向に直交する線とを含む平面は、中間位置決め面を形成する。サポートブロック1は、中間位置決め面に対して対称に形成されている。この構造により、加工に便利でサポートユニットの構造がより安定させられることになる。なお、本実施例における縦方向平面は中間位置決め面である。
【0045】
延長スリーブ60は円筒状の構造であり、中央貫通孔210は円形貫通孔である。中央貫通孔210には延長スリーブ60が挿設される。
【0046】
位置決め部材はさらに位置決め連結具360を含み、位置決め連結具360と収容孔340とが取り外し可能に連結されている。位置決め連結具360には収容溝部310と連通している位置決め孔361が設けられており、バネ351と位置決め球352は位置決め孔361に設置されており、バネ351の前端と位置決め孔361とが接続されている。この構造により、位置決め連結具360の交換に便利な構造となる。
本実施例においては、収容孔340には雌ネジ341が設けられており、位置決め連結具360には雄ネジ362が設けられており、収容孔340と位置決め連結具360とはネジで接続されている。この構造により、加工を行い易くすることができるとともに当該位置決め球352のサポートブロック1の長さ方向における位置を調整することが容易となる。
【0047】
案内溝部320の延在方向とサポートブロック1の長さ方向は平行となっている。この構造により、後方にあるサポートブロック1の二つの位置制限柱110はそれぞれ前方にあるサポートブロック1における二つの案内溝部320を通過し、前方にあるサポートブロック1における二つの位置制限貫通孔330に挿通された後、後方にあるサポートブロック1を90度回転させるだけで、前方にあるサポートブロック1の位置決め球352が後方にあるサポートブロック1の球状受け溝部121に挿入することができる。
【0048】
サポートブロック1は、上面11と下面12とを有しており、上面11と下面12はいずれも平面であり、且つ平行に設置されている。中央貫通孔210は上面11に設置されており、且つ中央貫通孔210が下面12まで貫通している。位置制限柱110は前方ブロック100の取付面13に設置されており、取付面13と上面11は垂直である。この構造により、加工を行い易くすることができる。
【0049】
位置決め球352の後端は収容孔340から突出している。位置決め球352の前部は収容孔340に埋設されていることにより、位置決め球352の位置を安定させることができる。後方にあるサポートブロック1の二つの位置制限柱110は前方にあるサポートブロック1における二つの位置制限貫通孔330に挿通された後、後方にあるサポートブロック1を回転操作し、後方にあるサポートブロック1は位置決め球352の後端を収容孔340に押し込むことになる。
【0050】
図1図22に示すように、本発明の脊柱の共平面変形矯正に用いるサポートユニットは右湾曲の脊柱奇形に応用され、該サポートユニットの使用方法は以下のステップを含んでいる。
【0051】
1)全てのサポートブロック1を連結し、隣り合う二つのサポートブロック1において、後方にあるサポートブロック1の先端を前方にあるサポートブロック1の後端に近接させるように配置する。隣り合う二つのサポートブロック1を相対的に回転させることにより、後方にあるサポートブロック1における位置制限柱110の矩形切欠面111を、前方にあるサポートブロック1の案内溝部320の案内溝側壁321に対して平行となるよう位置させる。
そして、後方にあるサポートブロック1の二つの位置制限柱110を、それぞれ前方にあるサポートブロック1における二つの案内溝部320を通過させ、前方にあるサポートブロック1における二つの位置制限貫通孔330に挿通する。
【0052】
その後、後方にあるサポートブロック1を90度回転し、前方にあるサポートブロック1の位置決め球352が、後方にあるサポートブロック1の中の一つの位置制限溝部122を通過するようにさせ、後方にあるサポートブロック1の球状受け溝部121に挿設する。前方にあるサポートブロック1の位置決め球352に関し、後方にあるサポートブロック1の中の一つの位置制限溝部122を通過させるときに、後方にあるサポートブロック1が位置決め球352を押し出す。これにより、位置制限柱110は位置制限貫通孔330に挿通されることになる。後方にあるサポートブロック1を90度回転するときには、前方にあるサポートブロック1の位置決め球352が後方にあるサポートブロック1の位置制限溝部122に挿入される。位置制限溝部122の存在により、後方にあるサポートブロック1をスムーズに回転させることができ、位置決め球352の設置によって、前後方にある二つのサポートブロック1が相互に回転する際に、当該二つのサポートブロック1間の摩擦による一定の減衰作用が発生し、二つのサポートブロック1の相互回転が遅くなる。サポートブロック1を隣り合う二つのサポートブロック1の上面11が平行となる位置にまで回転させると、位置決め球352は球状受け溝部121中に挿入される。
【0053】
全てのサポートブロック1を接続した後、隣り合う二つのサポートブロック1は位置制限柱110を軸として回転し、全てのサポートブロック1の縦方向平面が重なり合うことにより、全てのサポートブロック1は接続後に共面となる。
【0054】
2)ネジ受け41とネジ受け41に取り付けられたネジ部材42とを含む椎弓根ネジ40を脊柱側弯部分に埋め込み、各脊柱側弯部分の各椎体50の凸側51と凹側52のそれぞれに椎弓根ネジ40を埋め込む。各椎体50の凸側51におけるネジ受け41には、順に延長スリーブ60を取り付ける。各椎体50の凸側51に変形矯正ロッド70を埋め込み、変形矯正ロッド70を順に全ての延長スリーブ60におけるスロット61に貫入し、変形矯正ロッド70が全ての延長スリーブ60のスロット61に沿って通過すると、椎弓根ネジ40のU型ネジ受け41の溝底まで押圧されることになる。このため、可能な限り変形矯正ロッド70をネジ部材42に近接させる方向に押し付けることができる。
【0055】
取り付けられたサポートユニットの各サポートブロック1の中央貫通孔210を延長スリーブ60に嵌合する。このとき、加圧、押し広げ、ロッド回旋、骨切りなどの手術操作により、案内ロッド90で取付困難なサポートブロック1を延長スリーブ60に嵌め、矯正される椎体50を回転させるとともに、椎体50の矢状面の曲率が同時に調整される。
上記作用により、奇形の矯正が完成し、椎体50はサポートユニットの作用下で即時安定に達することになる。そして、各椎体50の凸側51の椎弓根ネジ40にプラグ80を取り付けてプラグ80をロッキングする。なお、椎体50の凸側51は椎体50の変形矯正側である。
【0056】
3)各椎体50の凸側51に埋め込んだサポートブロック1と延長スリーブ60を取り外し、各椎体50の凹側52に変形矯正ロッド70を埋め込んでプラグ80でロッキングし、傷口を縫合し、手術を完了する。
【0057】
上記の実施例は、本発明の原理と効果を例示的に説明するものにすぎず、本発明を制限するものではない。本技術を熟知する者であれば、本発明の精神及び範疇を逸脱しないことを前提に、上記の実施例を補足又は変形可能である。従って、当業者が本発明で開示した精神及び技術思想を逸脱することなく完了するあらゆる等価の補足又は変形は、依然として本発明の特許請求に含まれる。
【符号の説明】
【0058】
1 サポートブロック
11 上面
12 下面
13 取付面
100 前方ブロック
110 位置制限柱
111 矩形切欠面
112 エッジ部
120 受け面
121 球状受け溝部
122 位置制限溝部
200 中央ブロック
210 中央貫通孔
300 後方ブロック
310 収容溝部
311 収容溝側壁
312 収容溝底壁
320 案内溝部
321 案内溝側壁
330 位置制限貫通孔
340 収容孔
341 雌ネジ
351 バネ
352 位置決め球
360 位置決め連結具
361 位置決め孔
362 雄ネジ
40 椎弓根ネジ
41 ネジ受け
42 ネジ部材
50 椎体
51 凸側
52 凹側
60 延長スリーブ
61 スロット
70 変形矯正ロッド
80 プラグ
90 案内ロッド

【要約】
【課題】 ツールの使用を減少させるとともに、操作手順を簡略化し、便利に取り付けることができる脊柱の共平面変形矯正に用いるサポートユニットを提供する。
【解決手段】 サポートユニットは、少なくとも二つのサポートブロックを含み、全てのサポートブロックが順に接続される。各サポートブロックは順に接続される前方ブロック、中央ブロック及び後方ブロックを含む。前方ブロックは、二つの位置制限柱を有している。各位置制限柱は、二つの矩形切欠面を有している。前方ブロックには球状受け溝部が設けられている。中央ブロックには中央貫通孔が設けられている。後方ブロックの収容溝側壁に案内溝部と位置制限貫通孔が設けられている。収容溝部には収容孔が設けられているとともに、収容孔には位置決め部材が設けられており、位置決め部材は、収容孔に取り付けられているバネと位置決め球とを含む。
【選択図】 図1

図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21
図22