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特許7029030フレキシブル材料の風合いを測定するための装置
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  • 特許-フレキシブル材料の風合いを測定するための装置 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-02-21
(45)【発行日】2022-03-02
(54)【発明の名称】フレキシブル材料の風合いを測定するための装置
(51)【国際特許分類】
   G01N 19/00 20060101AFI20220222BHJP
【FI】
G01N19/00 E
【請求項の数】 6
(21)【出願番号】P 2021554414
(86)(22)【出願日】2019-05-18
(86)【国際出願番号】 CN2019087504
(87)【国際公開番号】W WO2020228049
(87)【国際公開日】2020-11-19
【審査請求日】2021-09-09
(31)【優先権主張番号】201920703666.1
(32)【優先日】2019-05-16
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】521406787
【氏名又は名称】蘇州昇特智能科技有限公司
【氏名又は名称原語表記】SUZHOU SHENGTE INTELLIGENT TECHNOLOGY CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】Building 10, No. 1188, West Second Ring Road, Shengze Town, Wujiang District, suzhou, Jiangsu 215228, China
(74)【代理人】
【識別番号】110002262
【氏名又は名称】TRY国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】楊 海華
(72)【発明者】
【氏名】杜 趙群
(72)【発明者】
【氏名】王 小宝
【審査官】野田 華代
(56)【参考文献】
【文献】中国特許出願公開第105572327(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第101178397(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第1588058(CN,A)
【文献】米国特許出願公開第2013/312534(US,A1)
【文献】国際公開第2012/104627(WO,A2)
【文献】特開平10-142116(JP,A)
【文献】登録実用新案第3215700(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G01N19/00-19/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
フレキシブル材料の風合いを測定するための装置であって、箱体(1)、底盤(4)、支持ロッド(5)、支持板(6)、第一接続ブロック(7)、マニピュレータ(10)、サンプル固定搬送装置(11)、試験リング運動装置(12)、温湿度コントローラ(13)及び試験すべきサンプル(14)を含み、
箱体(1)の底部に底脚(3)が設けられ、箱体(1)の前端に箱ドア(2)が設けられており、底盤(4)は、箱体(1)上に設けられ、底盤(4)に通孔が設けられており、支持ロッド(5)は、底盤(4)上に設けられ、支持ロッド5上に支持板(6)が設けられており、第一接続ブロック(7)は、支持板(6)の下端に設けられ、第一接続ブロック(7)には、マニピュレータ(10)を上下に運動させるように駆動するための第一駆動装置(8)が設けられており、マニピュレータ(10)には、マニピュレータ(10)が受ける引張力の大きさを検出するための力センサ(9)が設けられており、サンプル固定搬送装置(11)は、第二接続ブロック(111)、サンプル台(113)及びサンプル固定針(114)を含み、第二接続ブロック(111)は、箱体(1)の内部に設けられ、第二接続ブロック(111)には、サンプル台(113)を昇降運動させるように駆動するための第二駆動装置(112)が設けられており、サンプル固定針(114)は、サンプル台(113)の中心位置に設けられ、サンプル固定針(114)は、試験すべきサンプル(14)の中心を通っており、試験すべきサンプル(14)は、サンプル台(113)上に載置され、
試験リング運動装置(12)は、鉛直スライドレール(121)、試験リング(122)、試験リング固定ロッド(123)、スライドブロック(124)及び第三接続ブロック(126)を含み、試験リング(122)は、サンプル台(113)の中心の真上に位置し、試験リング固定ロッド(123)は、一端が試験リング(122)に接続され、他端がスライドブロック(124)と繋げられており、スライドブロック(124)は、鉛直方向に沿って鉛直スライドレール(121)に摺設されており、第三接続ブロック(126)には、スライドブロック(124)を上下に摺動させるように駆動するための第三駆動装置(125)が設けられ、温湿度コントローラ(13)は、箱体(1)内に設けられている、ことを特徴とするフレキシブル材料の風合いを測定するための装置。
【請求項2】
箱体(1)は、保温防水材料製である、ことを特徴とする請求項1に記載のフレキシブル材料の風合いを測定するための装置。
【請求項3】
底脚(3)には、高摩擦係数のゴム材質が採用されている、ことを特徴とする請求項1に記載のフレキシブル材料の風合いを測定するための装置。
【請求項4】
箱ドア(2)にドア取っ手が設けられ、箱ドア(2)の中心に観察口が設けられ、観察口には、透明な強化ガラスが設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載のフレキシブル材料の風合いを測定するための装置。
【請求項5】
第一駆動装置(8)、第二駆動装置(112)及び第三駆動装置(125)には、油圧シリンダ駆動システム又は電動伸縮ロッド動力駆動システムが採用されている、ことを特徴とする請求項1に記載のフレキシブル材料の風合いを測定するための装置。
【請求項6】
サンプル固定針(114)は、サンプル台(113)に着脱可能に螺接されている、ことを特徴とする請求項1に記載のフレキシブル材料の風合いを測定するための装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、フレキシブル材料試験の分野に関し、特にフレキシブル材料の風合いを測定するための装置に関する。
【背景技術】
【0002】
様々なフレキシブル材料については、一定の孔径のリングを通過させるとき、測定すべきサンプルが異なる速度で試験リングを通過するようにし、サンプルの可撓性、剛軟度、嵩高さ等の材料風合いの測定は、リングに接続された高精度センサの数値変化によって評価される。紡績業における材料選択の正確性を向上させるために、測定結果によって、紡績業に必要な材料が選択される。
【0003】
上記問題を解決するために、本願では、フレキシブル材料の風合いを測定するための装置を提案する。
【発明の概要】
【0004】
(一)発明目的
背景技術に存在する技術的問題を解決するために、本発明は、特別にカスタマイズされたリングをサンプルが通る時に測定された力の値の変化をシミュレートすることで、サンプルの特性を評価し、全過程を通じて影響要因が試験リングだけであり、試験結果の再現性が優れており、機器の安定性及び信頼性を大幅に向上させたフレキシブル材料の風合いを測定するための装置を提案する。
【0005】
(二)解決手段
上記問題を解決するために、本発明は、フレキシブル材料の風合いを測定するための装置であって、箱体、底盤、支持ロッド、支持板、第一接続ブロック、マニピュレータ、サンプル固定搬送装置、試験リング運動装置、温湿度コントローラ及び試験すべきサンプルを含み、
箱体の底部に底脚が設けられ、箱体の前端に箱ドアが設けられており、底盤は、箱体上に設けられ、底盤に通孔が設けられており、支持ロッドは、底盤上に設けられ、支持ロッド上に支持板が設けられており、第一接続ブロックは、支持板の下端に設けられ、第一接続ブロックには、マニピュレータを上下に運動させるように駆動するための第一駆動装置が設けられており、マニピュレータには、マニピュレータが受ける引張力の大きさを検出するための力センサが設けられており、サンプル固定搬送装置は、第二接続ブロック、サンプル台及びサンプル固定針を含み、第二接続ブロックは、箱体の内部に設けられ、第二接続ブロックには、サンプル台を昇降運動させるように駆動するための第二駆動装置が設けられており、サンプル固定針は、サンプル台の中心位置に設けられ、サンプル固定針は、試験すべきサンプルの中心を通っており、試験すべきサンプルは、サンプル台上に載置され、
試験リング運動装置は、鉛直スライドレール、試験リング、試験リング固定ロッド、スライドブロック及び第三接続ブロックを含み、試験リングは、サンプル台の中心の真上に位置し、試験リング固定ロッドは、一端が試験リングに接続され、他端がスライドブロックと繋げられており、スライドブロックは、鉛直方向に沿って鉛直スライドレールに摺設されており、第三接続ブロックには、スライドブロックを上下に摺動させるように駆動するための第三駆動装置が設けられ、温湿度コントローラは、箱体内に設けられている、フレキシブル材料の風合いを測定するための装置を提供している。
【0006】
好ましくは、箱体は、保温防水材料製である。
【0007】
好ましくは、底脚には、高摩擦係数のゴム材質が採用されている。
【0008】
好ましくは、箱ドアにドア取っ手が設けられ、箱ドアの中心に観察口が設けられ、観察口には、透明な強化ガラスが設けられている。
【0009】
好ましくは、第一駆動装置、第二駆動装置及び第三駆動装置には、油圧シリンダ駆動システム又は電動伸縮ロッド動力駆動システムが採用されている。
【0010】
好ましくは、サンプル固定針は、サンプル台に着脱可能に螺接されている。
【0011】
本発明の上記解決手段は、次の有益な技術的効果を有する。本発明では、装置の電源を入れて、サンプル台、試験リング及びマニピュレータを適切な位置に運動させ、サンプル固定針をサンプル台の中心に固定し、事前にカットされた試験すべきサンプルを取ってサンプル台上に載置すると、サンプル固定針の針先は、試験すべきサンプルを通ってそれを固定し、第二駆動装置は、サンプル台を上へ運動させて適切な位置に停止させるように駆動し、第一駆動装置は、マニピュレータを適切な位置に下へ運動し、マニピュレータは、サンプル固定針を掴むように制御され、この時点で、力センサの力の値は、ゼロにクリアされる。実験の必要に応じて、この際、選択可能な試験モードが2つある。1つ目として、試験リングは動かず、マニピュレータは、試験すべきサンプルが試験リングから離脱されるまで上へ運動し、このモードでは、力センサは静止しており、運動によるセンサへの影響が排除されるとともに、試験リングの運動速度は調整可能であり、均一な速度にしてもよいし、加速してもよく、様々なニーズでの試験要求が満たされ、試験の多様性が大幅に向上される。2つ目として、マニピュレータは動かず、試験リングは、試験すべきサンプルが試験リングから離脱されるまで下へ運動し、このモードでは、指輪によってサンプルの特性を判断する従来の方法を正確にシミュレートし、元の評価手段をデジタル化して、より科学的且つ正確にすることができる。2つのモードの何れでも、運動速度は、ニーズに応じて設定可能であり、測定モードを選んだ後、実験を開始して、力の値の変化を観察し、実験完了後、サンプル台、試験リング及びマニピュレータを初期位置に運動させ、データを保存し、電源を切ると、全試験過程が完了する。本発明は、特別にカスタマイズされたリングをサンプルが通る時に測定された力の値の変化をシミュレートすることで、サンプルの特性を評価し、全過程を通じて影響要因が試験リングだけであり、試験結果の再現性が優れており、機器の安定性及び信頼性を大幅に向上させた。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1図1は、本発明によるフレキシブル材料の風合いを測定するための装置の構造模式図である。
図2図2は、本発明によるフレキシブル材料の風合いを測定するための装置におけるサンプル固定搬送装置の構造模式図である。
図3図3は、本発明によるフレキシブル材料の風合いを測定するための装置における試験リング運動装置の構造模式図である。
図4図4は、本発明によるフレキシブル材料の風合いを測定するための装置におけるマニピュレータ運動機構の構造模式図である。
図5図5は、本発明によるフレキシブル材料の風合いを測定するための装置におけるサンプル試験の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明の目的、解決手段及び利点をより明確及び明瞭にするために、以下、具体的な実施形態を挙げて図面を参照しながら、本発明を更に詳しく説明する。理解すべきなのは、これらの説明は、例示的なものに過ぎず、本発明の範囲を制限するものではない。なお、以下の説明では、本発明の概念が不必要に混淆されないように、公知構造及び技術についての説明を省略している。
【0014】
図1~5に示すように、本発明によるフレキシブル材料の風合いを測定するための装置は、箱体1、底盤4、支持ロッド5、支持板6、第一接続ブロック7、マニピュレータ10、サンプル固定搬送装置11、試験リング運動装置12、温湿度コントローラ13及び試験すべきサンプル14を含み、
箱体1の底部に底脚3が設けられ、箱体1の前端に箱ドア2が設けられており、底盤4は、箱体1上に設けられ、底盤4に通孔が設けられており、支持ロッド5は、底盤4上に設けられ、支持ロッド5上に支持板6が設けられており、第一接続ブロック7は、支持板6の下端に設けられ、第一接続ブロック7には、マニピュレータ10を上下に運動させるように駆動するための第一駆動装置8が設けられており、マニピュレータ10には、マニピュレータ10が受ける引張力の大きさを検出するための力センサ9が設けられており、サンプル固定搬送装置11は、第二接続ブロック111、サンプル台113及びサンプル固定針114を含み、第二接続ブロック111は、箱体1の内部に設けられ、第二接続ブロック111には、サンプル台113を昇降運動させるように駆動するための第二駆動装置112が設けられており、サンプル固定針114は、サンプル台113の中心位置に設けられ、サンプル固定針114は、試験すべきサンプル14の中心を通っており、試験すべきサンプル14は、サンプル台113上に載置され、
試験リング運動装置12は、鉛直スライドレール121、試験リング122、試験リング固定ロッド123、スライドブロック124及び第三接続ブロック126を含み、試験リング122は、サンプル台113の中心の真上に位置し、試験リング固定ロッド123は、一端が試験リング122に接続され、他端がスライドブロック124と繋げられており、スライドブロック124は、鉛直方向に沿って鉛直スライドレール121に摺設されており、第三接続ブロック126には、スライドブロック124を上下に摺動させるように駆動するための第三駆動装置125が設けられ、温湿度コントローラ13は、箱体1内に設けられている。
【0015】
本発明では、装置の電源を入れて、サンプル台113、試験リング122及びマニピュレータ10を適切な位置に運動させ、サンプル固定針114をサンプル台113の中心に固定し、事前にカットされた試験すべきサンプル14を取ってサンプル台113上に載置すると、サンプル固定針114の針先は、試験すべきサンプル14を通ってそれを固定し、第二駆動装置112は、サンプル台113を上へ運動させて適切な位置に停止させるように駆動し、第一駆動装置8は、マニピュレータ10を適切な位置に下へ運動し、マニピュレータ10は、サンプル固定針114を掴むように制御され、この時点で、力センサ9の力の値は、ゼロにクリアされる。実験の必要に応じて、この際、選択可能な試験モードが2つある。1つ目として、試験リング122は動かず、マニピュレータ10は、試験すべきサンプル14が試験リング122から離脱されるまで上へ運動し、このモードでは、力センサ9は静止しており、運動によるセンサへの影響が排除されるとともに、試験リングの運動速度は調整可能であり、均一な速度にしてもよいし、加速してもよく、様々なニーズでの試験要求が満たされ、試験の多様性が大幅に向上される。2つ目として、マニピュレータ10は動かず、試験リング122は、試験すべきサンプル14が試験リング122から離脱されるまで下へ運動し、このモードでは、指輪によってサンプルの特性を判断する従来の方法を正確にシミュレートし、元の評価手段をデジタル化して、より科学的且つ正確にすることができる。2つのモードの何れでも、運動速度は、ニーズに応じて設定可能であり、測定モードを選んだ後、実験を開始して、力の値の変化を観察し、実験完了後、サンプル台113、試験リング122及びマニピュレータ10を初期位置に運動させ、データを保存し、電源を切ると、全試験過程が完了する。本発明は、特別にカスタマイズされたリングをサンプルが通る時に測定された力の値の変化をシミュレートすることで、サンプルの特性を評価し、全過程を通じて影響要因が試験リングだけであり、試験結果の再現性が優れており、機器の安定性及び信頼性を大幅に向上させた。
【0016】
1つの選択的な実施例において、箱体1は、保温防水材料製である。箱体1に保温防水材料が採用されることで、箱体1内の試験中の環境の安定が確保され、温度及び湿度の変化による試験結果への影響が排除される。
【0017】
1つの選択的な実施例において、底脚3には、高摩擦係数のゴム材質が採用されている。底脚3は、箱体1を支持する役割を果たし、高摩擦係数であれば、試験中の箱体の安定が確保され、試験効果が向上され、ゴム材料は、衝撃吸収効果を有し、外部振動による試験結果への影響を防止できる。
【0018】
1つの選択的な実施例において、箱ドア2にドア取っ手が設けられ、箱ドア2の中心に観察口が設けられ、観察口には、透明な強化ガラスが設けられている。箱ドア2は、試験時に閉じられることで、箱体1内の試験温度及び湿度の安定が確保され、観察口によれば、試験サンプルを観察可能であり、装置に対する制御が容易となる。
【0019】
1つの選択的な実施例において、第一駆動装置8、第二駆動装置112及び第三駆動装置125には、油圧シリンダ駆動システム又は電動伸縮ロッド動力駆動システムが採用されている。第一駆動装置8により、マニピュレータ10が上下に運動され、第二駆動装置112により、サンプル台113が昇降運動され、第三駆動装置125により、試験リング122が上下に運動され、油圧シリンダ又は電動伸縮ロッドは、昇降駆動効果が良好で、且つ制御が安定し、試験精度の向上に有利である。
【0020】
1つの選択的な実施例において、サンプル固定針114は、サンプル台113に着脱可能に螺接されている。サンプル固定針114は、サンプルを固定するもので、マニピュレータと繋げられ、着脱可能に螺接されるサンプル固定針114は、異なるサンプルに応じて取り外し及び交換が容易であり、使用勝手がよい。
【0021】
理解されたいのは、本発明の上記具体的な実施形態は、あくまでも本発明の原理を例示的に説明又は解釈するためのものに過ぎず、本発明に対する制限を構成しない。したがって、本発明の精神及び範囲から逸脱ことなく行われた修正、同等的置換、改良等は、全て本発明の保護範囲内に含まれるべきである。なお、本発明の添付の特許請求の範囲は、添付の特許請求の範囲及び境界、又はこれらの範囲及び境界の同等の形態内の全ての変更及び修正例をカバーすることを意図している。
【符号の説明】
【0022】
1 箱体、2 箱ドア、3 底脚、4 底盤、5 支持ロッド、6 支持板、7 第一接続ブロック、8 第一駆動装置、9 力センサ、10 マニピュレータ、11 サンプル固定搬送装置、111 第二接続ブロック、112 第二駆動装置、113 サンプル台、114 サンプル固定針、14 試験すべきサンプル、12 試験リング運動装置、121 鉛直スライドレール、122 試験リング、123 試験リング固定ロッド、124 スライドブロック、125 第三駆動装置、126 第三接続ブロック、13 温湿度コントローラ
【要約】
フレキシブル材料の風合いを測定するための装置であって、箱体の底部に底脚が設けられ、箱体の前端に箱ドアが設けられており、底盤は、箱体上に設けられ、支持ロッドは、底盤上に設けられ、支持板は、支持ロッド上に設けられており、第一接続ブロックは、支持板の底部の中心位置に設けられ、第一接続ブロックには、第一駆動装置が設けられており、第一駆動装置には、力センサ及びマニピュレータが接続されており、第二接続ブロックは、箱体内に設けられ、第二駆動装置は、第二接続ブロックに設けられ、第二駆動装置とサンプル台とが繋げられており、サンプル固定針は、サンプル台の中心に設けられ、試験すべきサンプルは、サンプル台上に載置されてサンプル固定針に挿通され、温湿度コントローラは、箱体内に設けられている。本発明は、特別にカスタマイズされたリングをサンプルが通る時に測定された力の値の変化をシミュレートすることで、サンプルの特性を評価し、全過程を通じて影響要因が試験リングだけであり、試験結果の再現性が優れており、機器の安定性及び信頼性を大幅に向上させた。
図1
図2
図3
図4
図5