(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-02-22
(45)【発行日】2022-03-03
(54)【発明の名称】遊技機
(51)【国際特許分類】
A63F 7/02 20060101AFI20220224BHJP
【FI】
A63F7/02 304D
A63F7/02 326C
(21)【出願番号】P 2017242820
(22)【出願日】2017-12-19
【審査請求日】2020-12-02
(73)【特許権者】
【識別番号】500077959
【氏名又は名称】株式会社MRD
(74)【代理人】
【識別番号】110000648
【氏名又は名称】特許業務法人あいち国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】中島 茂典
【審査官】下村 輝秋
(56)【参考文献】
【文献】特開2009-273634(JP,A)
【文献】特開2004-167224(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63F 7/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
装飾部材
、前記装飾部材から前方へ光を照射するための導光体
、及び可動して遊技の演出を行う可動演出体を有する遊技盤ユニットと、
前記遊技盤ユニットを着脱可能に支持するとともに
、前記導光体へ光を発する発光源
、及び前記可動演出体を駆動する駆動源を有する枠体と、を備え、
前記発光源は、前記枠体の内側面に配置され、前記内側面から、前後方向に交差する平面方向の中心側へ光を発するよう構成されており、
前記導光体は、前記発光源から受けた前記中心側への光を、前方へ屈曲させるための屈曲加工部を有しており、
前記駆動源の出力先端部には、駆動側係合部材が設けられており、前記可動演出体の入力先端部には、前記駆動側係合部材と係合して前記駆動源の駆動力を前記可動演出体へ伝達するための可動側係合部材が設けられており、
前記遊技盤ユニットが前記枠体に支持されたときに、前記発光源と前記導光体とが対向して、前記発光源から発せられる光が前記導光体に入射される光伝達構造を有
し、かつ前記光伝達構造と、前記駆動側係合部材と前記可動側係合部材とが係合する係合構造とは、前記枠体への前記遊技盤ユニットの支持状態において形成される、遊技機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、導光体を有する遊技盤ユニットと、導光体へ光を発する発光源を有する枠体とを備える遊技機に関する。
【背景技術】
【0002】
パチンコ遊技機等の遊技機においては、遊技を行うための遊技盤の前側に、発光源から発せられた光によって発光する装飾部材が配置されている。また、遊技盤には、遊技盤における遊技の制御を行う制御装置、装飾部材、装飾部材を発光させるためのLED(発光ダイオード)等の発光源が配置されている。遊技盤は、遊技機の外枠に対して開閉可能に支持された本体枠に配置されている。
【0003】
また、装飾部材を直接示す技術ではないが、例えば、特許文献1の遊技機においては、遊技盤の裏側に複数本の棒状導光部を配置し、棒状導光部の後方に棒状導光部へ光を入射させる光入射手段を配置することが行われている。そして、棒状導光部は、光入射手段から入射された光の少なくとも一部を遊技機の前側へ導光するよう構成されている。また、光入射手段は、LED基板に対して、棒状導光部のそれぞれへ光を発する複数のLEDを配置して構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、遊技盤には遊技のテーマ(遊技盤ごとの固有の遊技性、遊技演出等)があり、装飾部材の発光源を発光させる制御、及び制御装置における遊技のテーマに応じた内容の制御を行う内容制御部は、遊技盤の種類ごとに異なる。そのため、遊技機における遊技盤を、他のテーマの遊技盤に取り替えるときには、装飾部材、発光源及び内容制御部も取り替える必要がある。
【0006】
従来の遊技機においては、特に、前述した装飾部材及びその発光源は、遊技盤との一体性、統一性等を持たせるために、遊技盤に配置されてユニット化されている。そのため、遊技機の機種を他のテーマの機種に変更するときには、遊技盤をユニットごと他の遊技盤に変更することになり、遊技盤だけでなく、装飾部材及びその発光源も取り替える必要がある。それ故、遊技機の機種替えに要するコストを低減させることが困難である。
【0007】
特許文献1の遊技機においては、複数本の棒状導光部と複数個のLEDとがセットになって配置されている。そして、遊技盤及び複数本の棒状導光部を他のものに取り替える際には、LED基板及び複数個のLEDも、他のものに取り替える必要がある。
【0008】
また、特許文献1の遊技機においては、LED基板及び複数個のLEDは、複数本の棒状導光部の後方に位置する。そのため、遊技機における遊技を行う遊技者からLED基板が視認できないようにするために、LED基板の前方に位置する部品には、デザイン装飾等を施す必要がある。また、複数本の棒状導光部の後方のスペースが常に使用され、このスペースを他の用途に使用することができない。
【0009】
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたもので、遊技機の機種替えに要するコストを低減させることができ、装飾部材及び導光体の後方に、種々の用途に使用することができるスペースを形成することができる遊技機を提供しようとして得られたものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一態様は、装飾部材、前記装飾部材から前方へ光を照射するための導光体、及び可動して遊技の演出を行う可動演出体を有する遊技盤ユニットと、
前記遊技盤ユニットを着脱可能に支持するとともに、前記導光体へ光を発する発光源、及び前記可動演出体を駆動する駆動源を有する枠体と、を備え、
前記発光源は、前記枠体の内側面に配置され、前記内側面から、前後方向に交差する平面方向の中心側へ光を発するよう構成されており、
前記導光体は、前記発光源から受けた前記中心側への光を、前方へ屈曲させるための屈曲加工部を有しており、
前記駆動源の出力先端部には、駆動側係合部材が設けられており、前記可動演出体の入力先端部には、前記駆動側係合部材と係合して前記駆動源の駆動力を前記可動演出体へ伝達するための可動側係合部材が設けられており、
前記遊技盤ユニットが前記枠体に支持されたときに、前記発光源と前記導光体とが対向して、前記発光源から発せられる光が前記導光体に入射される光伝達構造を有し、かつ前記光伝達構造と、前記駆動側係合部材と前記可動側係合部材とが係合する係合構造とは、前記枠体への前記遊技盤ユニットの支持状態において形成される、遊技機にある。
【発明の効果】
【0011】
前記一態様の遊技機においては、装飾部材及び導光体を有する、遊技のテーマに沿った仕様の遊技盤ユニットを、装飾部材を発光させる発光源を有する枠体に着脱可能にしている。そして、遊技機の機種を他のテーマの機種に変更する場合には、枠体に対して、装飾部材及び導光体が配置された遊技盤ユニットを他の遊技盤ユニットに取り替えることができる。
【0012】
これにより、装飾部材及び導光体を有する遊技盤ユニットを他のものに取り替える際に、発光源は取り替えずに再利用することができ、取り替えを要する部品点数を減らすことができる。そして、遊技機の機種替えに要するコストを低減させることができる。
【0013】
また、遊技盤ユニットが取り替えられる際に、装飾部材において発光される位置が適宜変更されるときには、導光体の形状を適宜変更することによって、これに対応することができる。そして、光伝達構造として、発光源と導光体とは、遊技盤ユニットが枠体に支持されたときに対向し、発光源から発せられる光が導光体に入射される状態が形成される。これにより、発光源と導光体との位置関係が簡単に決定される。
【0014】
また、発光源は、枠体の内側面から前後方向に交差する平面方向の中心側へ光を発するよう構成されており、導光体は、屈曲加工部によって、発光源から受けた中心側への光を前方へ屈曲させるよう構成されている。これにより、発光源は、装飾部材及び導光体に対する上下方向又は左右方向の側方に配置され、装飾部材及び導光体の後方には、発光源が配置されない。そのため、装飾部材及び導光体の後方に、発光源が遊技者から視認できないようにする部材等を配置する必要がなくなる。その結果、装飾部材及び導光体の後方に、種々の用途に使用することができるスペースを形成することができる。
【0015】
それ故、前記一態様の遊技機によれば、遊技機の機種替えに要するコストを低減させることができ、装飾部材及び導光体の後方に、種々の用途に使用することができるスペースを形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図1】実施形態1にかかる、遊技機を前方から見た状態で示す説明図。
【
図2】実施形態1にかかる、遊技機の枠体を前方から見た状態で示す説明図。
【
図3】実施形態1にかかる、遊技機の遊技盤ユニットを前方から見た状態で示す説明図。
【
図4】実施形態1にかかる、枠体における発光源と、遊技盤ユニットにおける導光体とが対向した状態を、遊技機の前方から見た状態で示す断面説明図。
【
図5】実施形態1にかかる、枠体における発光源と、遊技盤ユニットにおける導光体とが対向した状態を、遊技機の上方から見た状態で示す断面説明図。
【
図6】実施形態1にかかる、駆動側係合部材と可動側係合部材とが係合する前の状態を、遊技機の側方から見た状態で示す断面説明図。
【
図7】実施形態1にかかる、駆動側係合部材と可動側係合部材とが係合した状態を、遊技機の側方から見た状態で示す断面説明図。
【
図8】実施形態1にかかる、(a)駆動側係合部材を示す正面図、(b)可動側係合部材を示す正面図、(c)駆動側係合部材と可動側係合部材とが係合する状態を示す断面説明図。
【
図9】実施形態1にかかる、遊技盤ユニットが枠体に対向した状態を、遊技機の上方から見た状態で示す説明図。
【
図10】実施形態1にかかる、枠体に対して、遊技盤ユニットが取り付けられていない回動部が回動した状態を、遊技機の上方から見た状態で示す説明図。
【
図11】実施形態1にかかる、枠体に対して回動した回動部に、遊技盤ユニットが取り付けられている状態を、遊技機の上方から見た状態で示す説明図。
【
図12】実施形態1にかかる、枠体に対して回動した回動部に、遊技盤ユニットが取り付けられた状態を、遊技機の上方から見た状態で示す説明図。
【
図13】実施形態2にかかる、遊技機の前扉を前方から見た状態で示す説明図。
【
図14】実施形態2にかかる、演出用操作装置を遊技機の側方から見た状態で示す断面説明図。
【
図15】実施形態2にかかる、演出用操作装置をその先端側から見た状態で示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0017】
前述した遊技機にかかる好ましい実施形態について、図面を参照して説明する。
<実施形態1>
本形態の遊技機1は、
図1及び
図4に示すように、装飾部材81、及び装飾部材81から前方へ光Xを照射するための導光体82を有する遊技盤ユニット5と、遊技盤ユニット5を着脱可能に支持するとともに導光体82へ光Xを発する発光源7を有する枠体2とを備える。
【0018】
図5に示すように、発光源7は、枠体2の枠部の内側面(内周面)203に配置されており、内側面203から、前後方向Dに交差する平面方向の中心側へ(枠体2の外周部から中央方向へ向けて)光Xを発するよう構成されている。導光体82は、発光源7から受けた中心側への光Xを、前方へ屈曲させるための屈曲加工部822を有する。遊技機1は、遊技盤ユニット5が枠体2に支持されたときに、発光源7と導光体82とが対向して、発光源7から発せられる光Xが導光体82に入射される光伝達構造705を有する。
【0019】
以下に、本形態の遊技機1について詳説する。
(枠体2,遊技盤ユニット5)
本形態の遊技機1はパチンコ遊技機である。
図2に示すように、枠体2は、遊技ホールに対して、外枠(図示略)を介して固定されている。枠体2は、遊技機1における共通電気部品を有する。共通電気部品は、遊技盤51による遊技のテーマに左右されず、種々の遊技盤51(遊技機1)において共通して使用される基本的な構成要素である。共通電気部品には、後述する、装飾部材81の発光源7、可動演出体6の駆動源4、交流電力から直流電力を作り出す電源装置、共通制御装置、球発射装置、球払出装置等がある。
【0020】
共通制御装置においては、例えば、遊技盤51の前面に形成された遊技領域へ遊技球を発射させる球発射装置の発射制御装置、遊技機1の球皿へ目標とする数の遊技球を払い出す球払出装置の払出制御装置、及びそれらの装置の制御等を行うプログラムが含まれている。
【0021】
遊技機1は、遊技盤51による遊技のテーマが異なる機種に変更する際に、枠体2から遊技盤ユニット5を取り外し、この遊技盤ユニット5を他の遊技盤ユニット5に取り替えることができるよう構成されている。
図3及び
図9に示すように、遊技盤ユニット5は、遊技盤51、遊技者から視認できるよう遊技盤51上において光Xによる演出を行う光演出装置の装飾部材81、遊技者から視認できる位置において可動(回動)して遊技の演出を行う可動演出体6等を有する。また、遊技盤ユニット5は、遊技盤51による遊技のテーマに沿った固有の制御プログラム等が含まれる個別制御装置54等を有する。個別制御装置54には、遊技機1における大当り等の主たる遊技を制御する主制御装置、後述する画像表示装置331に表示する画像を制御する画像制御装置等がある。
【0022】
(回動部3,画像表示装置331)
図2及び
図10に示すように、枠体2には、枠体2に対して回動可能な回動部3が設けられている。遊技盤ユニット5は、回動部3に配置された状態で枠体2に支持されている。回動部3は、遊技盤ユニット5を支持する支持枠部として構成されている。本形態の回動部3は、折曲げ加工された板金によって構成されている。回動部3には、枠体2の左右方向Wの端部において上下方向Hに沿った中心軸線を有する回動軸部31が設けられている。そして、回動部3は、回動軸部31を中心に枠体2から前方へ回動し、回動軸部31とは反対側に位置する回動先端部32から配置される遊技盤ユニット5を支持するよう構成されている。
【0023】
回動部3には、遊技盤51における遊技に関連した画像を表示する画像表示装置331が配置されている。画像表示装置331は、液晶パネルによって構成されており、枠体2側の部品となり、遊技盤ユニット5の取り替えを行って遊技機1の機種変更を行う際に、取り替えを必要としない、複数の機種に対して使用可能な共通部品とされる。また、遊技盤51には、遊技機1の前方から画像表示装置331が視認できるようにするための第1開口穴511が形成されている。
【0024】
なお、画像表示装置331は、遊技盤ユニット5に配置されていてもよい。この場合には、遊技機1の機種変更を行う際に、画像表示装置331を遊技盤51等とともに取り替えることができる。
【0025】
図2及び
図10に示すように、画像表示装置331は、回動部3の取付部33に取り付けられている。回動部3には、画像表示装置331が取り付けられた取付部33の他に、遊技盤ユニット5を下方から支え、遊技盤ユニット5から加わる荷重を受ける荷重受け部34が形成されている。荷重受け部34は、回動部3に対して回動先端部32側から挿入される遊技盤ユニット5の下辺部を受けるよう構成されている。
【0026】
図10に示すように、回動部3及び枠体2には、枠体2に対して回動部3を開けることができる角度を制限するための角度制限機構53が設けられている。角度制限機構53は、枠体2と回動部3との間に架け渡されたリンク部材、リンク部材の一方の端部をスライド可能にするスライド溝等を有する。回動部3は、枠体2に対して例えば35~55°回動させることができる。回動部3を開けることができる角度が制限(規定)されることにより、回動部3に対する遊技盤ユニット5の着脱を容易にすることができる。
【0027】
図11及び
図12に示すように、遊技盤ユニット5には、遊技盤ユニット5を回動部3に対して配置する際に、画像表示装置331が挿入される挿入空間521が形成されている。挿入空間521は、遊技盤ユニット5の左右方向Wに向けて形成されている。挿入空間521は、遊技盤51の後側に形成されており、挿入空間521に挿入された画像表示装置331は、遊技盤51の後側に配置される。
【0028】
(装飾部材81,導光体82,発光源7)
図3~
図5に示すように、本形態の発光源7は、枠体2における、回動部3の回動軸部31側に位置する左右方向Wの内側面203として、遊技機1の前側から見て左側の内側面203に配置されている。導光体82及び装飾部材81は、遊技盤ユニット5の左右方向Wにおける、回動部3の回動軸部31側に偏った位置に配置されている。
【0029】
本形態の回動軸部31は、回動部3における、遊技機1の前側から見て左側の端部に配置されている。そして、導光体82及び装飾部材81は、遊技機1の前側から見て左側に偏った位置に配置されている。また、本形態の導光体82及び装飾部材81は、遊技盤51における、画像表示装置331が配置される第1開口穴511の下方に配置されている。発光源7は、枠体2の内側面203における、導光体82の側方における、光Xが入射する端面821に対向して配置されている。
【0030】
図5に示すように、発光源7は、基板71上に設けられたLED(発光ダイオード)によって構成されている。LEDは、基板71上において、上下方向Hに並ぶ状態で複数配置されている。また、複数のLED及び基板71は、ケース72内に配置されており、ケース72における複数のLEDと対向する部位には、複数のLEDから発せられる光Xを透過させるとともに、光Xの指向性を高めつつ、光Xの輝度を上げるための集光レンズ73が配置されている。
【0031】
図4に示すように、導光体82は、遊技盤51の前後方向Dに貫通して形成された第2開口穴512と、第2開口穴512に繋がり、遊技盤51の後側から形成された溝部513とに配置されている。導光体82は、光Xを透過させる透明又は半透明の樹脂材料によって構成されている。導光体82における、発光源7と対向する端面821は、発光源7から受ける光Xを上下方向Hに拡散するための波形状に形成されている。
【0032】
図5に示すように、導光体82は、板形状に形成されており、遊技盤51の盤面と平行に配置されている。導光体82の屈曲加工部822は、導光体82の後面における複数箇所において、後面に陥没する状態又は後面から前面に貫通する状態で形成されている。屈曲加工部822は、光Xの進路を90°屈曲させるプリズムとして機能する。屈曲加工部822は、左右方向Wに対して傾斜する傾斜面を有し、この傾斜面によって、発光源7から発せられた左右方向Wへの光Xを前方へ屈曲させるよう構成されている。屈曲加工部822は、装飾部材81における発光位置の後方に形成されている。
【0033】
装飾部材81は、光Xを透過させる透明又は半透明の樹脂材料によって構成されている。装飾部材81は、導光体82の一部の前側に重なって、第2開口穴512に前側から配置されている。装飾部材81は、導光体82から前方へ出射される光Xを透過させて遊技者へ照射するものである。
【0034】
図4に示すように、本形態の装飾部材81は、いわゆるチャッカー等の入賞装置として構成されている。装飾部材81には、左右方向に並ぶ3つの入賞口810が設けられている。そして、導光体82は、3つの入賞口810に入る遊技球との干渉を避ける状態で形成されている。導光体82における、3つの入賞口810の後方には、各入賞口810に入った遊技球を後方へ流下させるための切欠部が形成されている。
【0035】
導光体82は、装飾部材81における複数の特定部位を発光させるイルミネーションパネルを構成する。発光源7から発せられる光Xは、導光体82の屈曲加工部822によって、装飾部材81における複数の特定部位から遊技者に向けて照射される。導光体82は、屈曲加工部822を構成する、導光体82の左右方向Wに対して傾斜する傾斜面の端面ラインが発光して、イルミネーションパネルとして機能することができる。
【0036】
(可動演出体6,駆動源4)
図3及び
図9に示すように、遊技盤ユニット5は、装飾部材81及び導光体82の他に、可動して遊技の演出を行う可動演出体6をさらに有する。また、枠体2は、発光源7の他に、可動演出体6を駆動する駆動源4をさらに有する。遊技盤ユニット5と枠体2とは、装飾部材81及び導光体82と発光源7とによる光Xの伝達構造の形成及び分離と、可動演出体6と駆動源4とによる動力の伝達機構の形成及び分離を行うことが可能である。
【0037】
可動演出体6は、遊技機1の前側、言い換えれば遊技盤51の前方等に配置されている。可動演出体6は、駆動源4から伝達される回転力を利用して、遊技機1の前側において、種々の移動、回動等の動作をするものである。可動演出体6は、1つの駆動源4から回転力を受けて動作するものであってもよく、複数の駆動源4から回転力を受けて動作するものであってもよい。
【0038】
遊技盤51の後側には、可動側係合部材62、個別制御装置54等が配置された機構部材52が配置されている。可動演出体6は、遊技盤51及び機構部材52に対して回動、移動等が可能である。
【0039】
本形態の駆動源4は、回転力を発生させるモータによって構成されている。本形態の遊技機1においては、複数の駆動源4と、複数の可動演出体6とが用いられる。駆動側係合部材42は、モータの出力先端部41に設けられている。モータの出力軸には、駆動ギヤが取り付けられている。本形態の出力先端部41は、駆動ギヤによって回転する駆動力伝達ギヤの出力軸として形成されている。
【0040】
(駆動側係合部材42、可動側係合部材62)
図2、
図3及び
図9に示すように、駆動源4の出力先端部41には、ギヤ等の動力伝達部材を介して駆動側係合部材42が設けられている。可動演出体6の入力先端部61には、駆動側係合部材42と係合して駆動源4の駆動力を可動演出体6へ伝達するための可動側係合部材62が設けられている。また、可動側係合部材62は、機構部材52に対して回動可能に配置されている。
【0041】
図2に示すように、駆動源4及び駆動側係合部材42は、枠体2の前面201と、回動部3の回動軸部31側の側面303とに配置されている。
図3及び
図6に示すように、可動側係合部材62は、遊技盤ユニット5の後面502と、遊技盤ユニット5の左右方向Wの側面503とに配置されている。
【0042】
枠体2の前面201に配置された駆動源4及び駆動側係合部材42は、枠体2に対して遊動可能な遊動部材26に配置することができる。この枠体2の前面201に配置された駆動側係合部材42の係合先端側は、前方に向けられている。遊動部材26を利用することにより、回動部3が回動することに伴う位置ずれを吸収して、駆動側係合部材42と可動側係合部材62との係合を、それらの中心軸線を一致させる状態で、より適切に行うことができる。
【0043】
一方、回動部3における回動軸部31側の側面303に配置された駆動源4及び駆動側係合部材42は、回動部3に対して遊技盤ユニット5が配置されるときに、遊技盤ユニット5の可動側係合部材62と係合されるため、回動部3の側面303において位置が固定されている。この回動部3の側面303に配置された駆動側係合部材42の係合先端側は、回動部3の回動先端部32側に向けられている。
【0044】
図10及び
図11に示すように、回動部3に、回動先端部32側から遊技盤ユニット5が挿入されるときには、回動部3の側面303に配置された駆動側係合部材42の係合先端側と、遊技盤ユニット5における可動側係合部材62の係合先端側とが対向する。そして、遊技盤ユニット5が回動部3の規定位置に取り付けられるときには、遊技盤ユニット5における可動側係合部材62が回動部3における駆動側係合部材42と係合される。
【0045】
駆動源4は、枠体2の前面201に配置するだけでなく、回動部3にも配置することにより、駆動源4を配置するスペースをより広範囲に確保することができる。また、遊技盤ユニット5における可動演出体6の配置部位に応じて、回動部3を利用して駆動源4を配置することができる。
【0046】
遊技盤ユニット5は、回動先端部32側から回動軸部31側へスライドさせて回動部3に配置される。そのため、回動部3と遊技盤ユニット5との間には回動構造が介在しておらず、回動部3における駆動側係合部材42と、遊技盤ユニット5における可動側係合部材62との間には、位置ずれが生じにくい。そのため、回動部3を利用して配置された駆動側係合部材42と可動側係合部材62との係合においては、遊動部材26を不要にすることができる。
【0047】
図8(c)に示すように、各駆動側係合部材42と各可動側係合部材62とには、駆動側係合部材42の軸心O1と可動側係合部材62の軸心O2とを一致させるとともに、駆動側係合部材42の回転位置に対する可動側係合部材62の回転位置を合わせるための位置案内部40が設けられている。回転位置とは、駆動側係合部材42と可動側係合部材62とが、駆動側係合部材42及び可動側係合部材62の中心軸線O1,O2の周りの周方向Cにおいて係合される位置のことをいう。なお、軸心と中心軸線とは同じ符号O1,O2によって示す。
【0048】
各駆動側係合部材42と各可動側係合部材62とに位置案内部40が設けられ、かつ遊動部材26が利用されることにより、各駆動側係合部材42と各可動側係合部材62との軸心位置及び回転位置の位置合わせを、遊技盤ユニット5を枠体2に配置する動作を利用して行うことができる。
【0049】
各駆動側係合部材42と各可動側係合部材62とにおける位置案内部40は、両者の係合を案内するための形状と、駆動源4の回転力を可動演出体6に伝達するための形状とを有する。各駆動側係合部材42と各可動側係合部材62とは、同軸状に係合して回転力を伝達するための歯車構造を有している。
【0050】
図8(a)に示すように、本形態の駆動側係合部材42には、その中心軸線O1を中心とする周方向Cの複数箇所に等間隔に並ぶ駆動側係合凸部43と、その中心軸線O1と同心状に配置された案内筒部45とが形成されている。周方向Cにおける複数の駆動側係合凸部43同士の間には、駆動側係合凹部44がそれぞれ形成されている。
【0051】
図8(b)に示すように、本形態の可動側係合部材62には、その中心軸線O2を中心とする周方向Cの複数箇所に等間隔に並ぶ可動側係合凸部63が形成されている。複数の可動側係合凸部63の全体は、案内筒部45の内周側に案内されるよう構成されている。周方向Cにおける複数の可動側係合凸部63同士の間には、可動側係合凹部64がそれぞれ形成されている。
【0052】
可動側係合凸部63が可動側係合部材62の周方向Cに形成された間隔と、駆動側係合凸部43が駆動側係合部材42の周方向Cに形成された間隔とは同じである。そして、
図8(c)に示すように、可動側係合部材62と駆動側係合部材42とが係合するときには、各可動側係合凸部63が各駆動側係合凹部44に配置されるとともに、各駆動側係合凸部43が各可動側係合凹部64に配置される。
【0053】
図8(a)~(c)に示すように、駆動側係合部材42の案内筒部45の先端部には、可動側係合部材62の先端部の軸心O2を、駆動側係合部材42の軸心O1へ案内するための案内テーパ面451が形成されている。また、複数の可動側係合凸部63の先端部には、案内テーパ面451及び案内筒部45の内周側への案内を容易にするための先端テーパ面631が形成されている。可動側係合凸部63の先端部が、案内テーパ面451に当接するときには、可動側係合凸部63の先端部が案内テーパ面451を滑って、駆動側係合部材42の軸心O1と可動側係合部材62の軸心O2とが合うようになっている。
【0054】
また、
図8(a),(b)に示すように、各駆動側係合凸部43及び各可動側係合凸部63の周方向Cの両側の端部には、各係合凸部43,63の周方向Cの位置を各係合凹部44,64の周方向Cの位置へ案内するための周方向テーパ面431,632が形成されている。駆動側係合部材42と可動側係合部材62とが係合する際に、駆動側係合部材42の回転位置と可動側係合部材62の回転位置とがずれている場合には、各駆動側係合凸部43と各可動側係合凸部63とが接触する。このとき、各駆動側係合凸部43の先端部が各可動側係合凸部63の周方向テーパ面632に当接するとともに、各可動側係合凸部63の先端部が各駆動側係合凸部43の周方向テーパ面431に当接する。
【0055】
ここで、駆動側係合部材42には、駆動源4による停止トルクが作用している一方、可動側係合部材62には、可動演出体6による停止トルクよりも小さな静止トルクが作用している。そのため、各係合凸部43,63の先端部が各周方向テーパ面431,632に当接して各周方向テーパ面431,632上を滑るときには、駆動側係合部材42に対して可動側係合部材62が若干回転し、各可動側係合凸部63が各駆動側係合凹部44に配置されるとともに、各駆動側係合凸部43が各可動側係合凹部64に配置される。これにより、駆動側係合部材42の回転位置と可動側係合部材62の回転位置とが合って、駆動側係合部材42と可動側係合部材62とが係合する。
【0056】
各可動側係合凸部63が駆動側係合部材42の案内筒部45の内周側に配置される構成により、位置案内部40による、駆動側係合部材42の軸心O1と可動側係合部材62の軸心O2とを一致させる構造が形成される。また、各可動側係合凸部63が各駆動側係合凹部44に配置されるとともに、各駆動側係合凸部43が各可動側係合凹部64に配置される構成により、位置案内部40による、駆動側係合部材42の回転位置に対する可動側係合部材62の回転位置を合わせる構造が形成される。
【0057】
駆動側係合部材42の回転位置と可動側係合部材62の回転位置とが合った状態とは、周方向Cにおける各係合凸部43,63の位置と周方向Cにおける各係合凹部44,64の位置とが合った状態のことをいう。
【0058】
なお、駆動側係合部材42の形状と可動側係合部材62の形状とは互いに入れ替わっていてもよく、可動側係合部材62に案内筒部45が形成されていてもよい。
【0059】
(可動演出体6及び駆動源4の具体的構成)
図2に示すように、本形態の駆動源4は、枠体2の前面201の3箇所と、回動部3の回動軸部31側の側面303の1箇所とに配置されている。
図3に示すように、本形態の可動演出体6には、2つの駆動源4による駆動力を受けて可動するものと、1つの駆動源4による駆動力を受けて可動するものとがある。
【0060】
図1に示すように、可動演出体6には、遊技機1の前面101において上下に移動できるよう構成されたものと、遊技機1の前面101において回動できるよう構成されたものとがある。なお、駆動源4と可動演出体6との組み合わせ方は、任意に変更することができる。
【0061】
(ロック部材21,連動部材22,回動部材24,押出プレート25,遊動部材26)
図6及び
図7に示すように、枠体2には、枠体2に対向して配置された遊技盤ユニット5を枠体2に対して固定するよう回動可能なロック部材21が配置されている。また、枠体2には、ロック部材21と連動する連動部材22と、連動部材22によって回動する回動部材24と、回動部材24によって前方へ押し出される押出プレート25が配置されている。駆動源4が配置された遊動部材26は、押出プレート25に配置されている。
【0062】
枠体2の前面201に配置された駆動源4の駆動側係合部材42と、遊技盤ユニット5の可動側係合部材62との係合は、ロック部材21の回動を受けて、連動部材22及び回動部材24を介して前方へ押し出される押出プレート25上の遊動部材26が、枠体2に対して遊動することによって行われる。
【0063】
遊動部材26は、枠体2の前後方向D及び前後方向Dに交差する平面方向に対して遊動可能である。本形態の平面方向は、前後方向Dに直交する上下方向H及び左右方向Wが含まれる平面内の方向となる。平面方向は、前後方向Dに対して傾斜する平面内の方向としてもよい。
図5~
図7及び
図9~
図12においては、前後方向Dの前方を符号D1によって示す。
【0064】
図6に示すように、枠体2には、押出プレート25が、前後方向Dにスライド可能に配置されており、複数の遊動部材26は、遊動バネ部材262を介して押出プレート25に配置されている。押出プレート25には、枠体2に対して摺動可能な突出部250が設けられている。押出プレート25は、突出部250に配置された押出バネ部材252によって後方へ付勢されている。
【0065】
各遊動部材26は、押出プレート25に対して平面方向及び前後方向Dへ遊動可能である。各駆動源4及び各駆動側係合部材42は、各遊動部材26の前面に個別に配置されている。各遊動部材26は、複数の遊動バネ部材262の弾性力を受けた状態で押出プレート25に対して平面方向及び前後方向Dに遊動可能である。本形態の押出バネ部材252及び遊動バネ部材262は、圧縮バネによって構成されている。
【0066】
図6及び
図7に示すように、ロック部材21は、枠体2に対して遊技盤ユニット5を固定するための固定位置205と、枠体2に対する遊技盤ユニット5の固定を解除するための解除位置206とに回動操作可能である。ロック部材21は、枠体2における、遊技盤ユニット5の配置位置の前方において回動可能に配置されている。ロック部材21は、遊技盤ユニット5の遊技盤51の前面501の端部に配置されたときに、遊技盤ユニット5を枠体2との間に挟持する挟持部211と、連動部材22に回転接触するローラ部212とを有する。
【0067】
ロック部材21は、付勢部材によって解除位置206に付勢されている。そして、作業者が、遊技盤ユニット5が配置された回動部3を回動させて枠体2に配置する際に、ロック部材21は、遊技盤ユニット5における遊技盤51によって押されるとともに、作業者によって、操作片としての挟持部211が後方に操作されることによって、解除位置206から固定位置205に回動する。言い換えれば、ロック部材21の回動は、遊技盤ユニット5を枠体2に配置する動作に伴って行われる。
【0068】
図示は省略するが、枠体2の前側には、遊技盤51を前方に向けて付勢する付勢部材が配置されている。ロック部材21によって枠体2に対して遊技盤ユニット5を固定するときには、付勢部材によって、ロック部材21の挟持部211の後面と、遊技盤51の前面501とが当接される。これにより、枠体2に対する遊技盤51の配置位置が規定される。
【0069】
回動部材24は、押出プレート25の後方に対向して配置されており、回動軸240の周りに回動可能である。回動部材24の回動軸240の周りには、回動部材24を、ロック部材21の解除位置206に対応した元の位置に付勢する付勢バネ242が配置されている。
【0070】
図6及び
図7に示すように、連動部材22は、ロック部材21の解除位置206から固定位置205への回動力を回動部材24に伝達するよう構成されている。ロック部材21が解除位置206から固定位置205に回動操作されるときには、連動部材22を介して回動部材24が回動する。このとき、回動部材24が、押出プレート25の後面に当接し、回動部材24によって押出プレート25が前方に押し出される。そして、押出プレート25に対して複数の遊動部材26が遊動することができる。また、ロック部材21が固定位置205から解除位置206に回動されるときには、複数の押出バネ部材252による弾性力を受けて押出プレート25が元の位置に戻されるとともに、付勢バネによる付勢力を受けて回動部材24が元の位置に戻される。
【0071】
(遊技盤ユニット5の構造)
遊技盤ユニット5は、
図10~
図12に示すように、回動部3の側面303の駆動側係合部材42に遊技盤ユニット5の側面503の可動側係合部材62が係合されるよう、回動部3の回動先端部32側から回動軸部31側へスライドして回動部3に配置された配置構造505と、
図6、
図7及び
図9に示すように、ロック部材21の回動を受けて、枠体2の前面201の駆動側係合部材42に遊技盤ユニット5の後面502の可動側係合部材62が係合されるよう、回動部3とともに枠体2に固定(支持)された固定構造(支持構造)506とを有する。遊技盤ユニット5の配置構造505及び固定構造506により、作業者による、枠体2に対する遊技盤ユニット5の取付け・取外しの作業を容易にすることができる。
【0072】
また、遊技機1においては、
図4及び
図5に示すように、発光源7と導光体82及び装飾部材81とによる光伝達構造705と、
図7に示すように、駆動源4の駆動側係合部材42と可動演出体6の可動側係合部材62とが係合する係合構造605とは、枠体2に遊技盤ユニット5が支持された状態において形成される。そして、光伝達構造705における発光源7と、係合構造605における駆動源4の駆動側係合部材42とを、遊技盤ユニット5から分離して枠体2に配置したことにより、遊技盤ユニット5を別の遊技盤ユニット5に取り替える際に、発光源7と駆動源4及び駆動側係合部材42とは取り替えを不要にしている。
【0073】
また、遊技機1においては、
図10~
図12に示すように、遊技盤ユニット5が、回動部3の回動先端部32側から回動軸部31側へスライドして回動部3に配置され、次いで、
図6、
図7及び
図9に示すように、遊技盤ユニット5が配置された回動部3が枠体2に対して後方に向けて回動され、ロック部材21の回動を受けて遊技盤ユニット5が枠体2に固定される。遊技盤ユニット5を、一旦回動部3に配置することにより、作業者は、重量のある遊技盤ユニット5を一旦手から放すことができる。
【0074】
また、遊技盤ユニット5を、枠体2の前方に位置する回動部3へ回動先端部32側から配置することにより、その配置を容易にすることができる。そして、作業者は、遊技盤ユニット5が配置された回動部3を回動させることにより、重量のある遊技盤ユニット5の取扱いを容易にし、遊技盤ユニット5を枠体2に対する正規の配置に容易に配置することができる。
【0075】
(枠体2と遊技盤ユニット5との電気接続)
枠体2と遊技盤ユニット5とには、遊技盤ユニット5における、各種入賞装置、個別制御装置54等の個別制御機器と、枠体2における、画像表示装置331、電源装置、共通制御装置等の共通電気部品との電気接続を行うための接続部材27,57がそれぞれ配置されている。遊技盤ユニット5の盤側接続部材57は、
図3に示すように、遊技盤ユニット5の後面502に配置されており、枠体2の枠側接続部材27は、
図2に示すように、枠体2の前面201に配置されている。
【0076】
盤側接続部材57と枠側接続部材27との少なくとも一方は、遊動可能な状態で遊技盤ユニット5又は枠体2に配置されている。そして、回動部3を回動させて枠体2に対して遊技盤ユニット5を対向させたときには、盤側接続部材57と枠側接続部材27とが相対的に遊動して、盤側接続部材57と枠側接続部材27とが接続される。盤側接続部材57と枠側接続部材27とは、いわゆるドロワーコネクタによって構成することができる。各接続部材27,57を用いることにより、枠体2側と遊技盤ユニット5側との電気接続を、回動部3によって遊技盤ユニット5を枠体2に配置する回動操作を利用して、簡単に行うことができる。
【0077】
次に、枠体2に対して遊技盤ユニット5を取り付ける動作、及び枠体2から遊技盤ユニット5を取り外す動作について説明する。
遊技機1の機種を変更する際には、それまで使用されていた遊技盤ユニット5を枠体2から取り外し、新たに使用する遊技盤ユニット5を枠体2へ取り付ける。
【0078】
(遊技盤ユニット5の取外し動作)
遊技盤ユニット5を枠体2から取り外すときには、
図6及び
図7に示すように、作業者はロック部材21を固定位置205から解除位置206へ回動操作する。このとき、複数の押出バネ部材252によって押出プレート25が後方へスライドするとともに、付勢バネ242によって回動部材24が押出プレート25から離れるよう回動する。また、連動部材22は、回動部材24によって前方へ押し戻される。そして、枠体2の前面201に配置された各駆動側係合部材42から各可動側係合部材62が離れ、各駆動側係合部材42と各可動側係合部材62との係合が解除される。
【0079】
次いで、作業者は、
図12に示すように、遊技盤ユニット5が配置された回動部3を、その回動軸部31を中心に枠体2から前方へ回動させる。このとき、枠体2の前面201に配置された各駆動側係合部材42から各可動側係合部材62が離れるとともに、遊技盤ユニット5が枠体2から離れる。また、発光源7から導光体82が離れる。次いで、作業者は、
図10及び
図11に示すように、回動部3に対して、回動部3の回動軸部31側から回動先端部32側へ遊技盤ユニット5をスライドさせる。このとき、回動部3の側面303に配置された駆動側係合部材42から可動側係合部材62が離れ、回動部3から遊技盤ユニット5を取り外すことができる。
【0080】
(遊技盤ユニット5の取付け動作)
また、新たに使用する遊技盤ユニット5を枠体2に取り付けるときには、作業者は、
図10及び
図11に示すように、回動部3に対して遊技盤ユニット5を載置し、回動部3の回動先端部32側から回動軸部31側へ遊技盤ユニット5をスライドさせる。このとき、
図12に示すように、回動部3における駆動側係合部材42に対して、遊技盤ユニット5における可動側係合部材62が係合される。この係合の際に、回動部3の側面303に配置された駆動側係合部材42の回転位置と可動側係合部材62の回転位置とにずれがある場合には、各係合凸部43,63の先端部と各周方向テーパ面431,632との当接により、駆動側係合部材42に対して可動側係合部材62が若干回動して、両者の回転位置のずれが矯正され、駆動側係合部材42と可動側係合部材62とが係合する。
【0081】
次いで、作業者は、
図9に示すように、遊技盤ユニット5が配置された回動部3を回動させ、遊技盤ユニット5を枠体2の前側に配置する。このとき、
図6に示すように、枠体2の前面201に配置された複数の駆動側係合部材42と複数の可動側係合部材62とが対向する。また、
図7に示すように、作業者が回動部3を回動させて遊技盤ユニット5を枠体2の前側に配置するときには、ロック部材21は、遊技盤ユニット5における遊技盤51によって後方へ押されるとともに、作業者によって後方に操作されることによって、解除位置206から固定位置205に回動操作される。このとき、ロック部材21の挟持部211によって、遊技盤ユニット5が枠体2に支持され、枠体2に対して遊技盤ユニット5が固定される。また、ロック部材21が固定位置205に回動操作されるときには、連動部材22を介して回動部材24が押出プレート25を前方へ押し出す。
【0082】
このとき、押出プレート25に複数の遊動バネ部材262を介して支持された各遊動部材26、及び各遊動部材26に配置された駆動源4及び駆動側係合部材42が前方へ押し出される。そして、
図8(c)に示すように、各遊動部材26において、駆動側係合部材42の軸心O1と可動側係合部材62の軸心O2とがずれている場合には、各可動側係合凸部63の先端部が案内筒部45の案内テーパ面451に案内され、
図7に示すように、遊動部材26が複数の遊動バネ部材262を介して押出プレート25に対して平面方向に遊動する。これにより、駆動側係合部材42の軸心O1と可動側係合部材62の軸心O2とが一致する。
【0083】
また、各遊動部材26において、駆動側係合部材42の回転位置と可動側係合部材62の回転位置とがずれている場合には、複数の遊動バネ部材262が圧縮され、複数の遊動バネ部材262による弾性力を受けた遊動部材26によって、駆動側係合部材42が可動側係合部材62に押し当てられる。そして、複数の遊動バネ部材262による弾性力を受けた状態で、各係合凸部43,63の先端部が相手側の各係合凸部43,63の周方向テーパ面431,632に案内され、各係合凸部43,63が各係合凹部44,64に配置される。これにより、駆動側係合部材42の回転位置と可動側係合部材62の回転位置とが一致する。
【0084】
なお、駆動側係合部材42の回転位置と可動側係合部材62の回転位置とがずれている場合とは、各駆動側係合凸部43の周方向Cの位置と各可動側係合凹部64の周方向Cの位置、及び各駆動側係合凹部44の周方向Cの位置と各可動側係合凸部63の周方向Cの位置とがずれている場合のことをいう。
【0085】
このようにして、枠体2の前面201に配置された駆動側係合部材42の案内筒部45の内周側に可動側係合部材62が挿入され、各駆動側係合凸部43が各可動側係合凹部64に配置されるとともに各可動側係合凸部63が各駆動側係合凹部44に配置されて、駆動側係合部材42と可動側係合部材62とが係合する。また、この係合状態は、複数の遊動バネ部材262及び押出バネ部材252による弾性力を受けた状態で維持される。
【0086】
また、
図4及び
図5に示すように、遊技盤ユニット5が枠体2に支持されるときには、枠体2の内側面203に配置された発光源7に、遊技盤ユニット5の側方に位置する、導光体82の端面821が対向する。そして、駆動側係合部材42と可動側係合部材62との係合構造605が形成されるとともに、発光源7と導光体82及び装飾部材81とによる光伝達構造705が形成される。こうして、新たに使用する遊技盤ユニット5が枠体2に取り付けられる。
【0087】
(作用効果)
本形態の遊技機1においては、装飾部材81及び導光体82を有する、遊技のテーマに沿った仕様の遊技盤ユニット5を、装飾部材81を発光させる発光源7を有する枠体2に着脱可能にしている。また、遊技盤ユニット5には、遊技のテーマに沿った仕様の遊技盤51及び可動演出体6が配置されており、枠体2には、可動演出体6の駆動源4が配置されている。そして、遊技機1の機種を他のテーマの機種に変更する場合には、枠体2に対して、装飾部材81及び導光体82と、遊技盤51及び可動演出体6とが配置された遊技盤ユニット5を他の遊技盤ユニット5に取り替えることができる。
【0088】
これにより、装飾部材81及び導光体82と、遊技盤51及び可動演出体6とを有する遊技盤ユニット5を他のものに取り替える際に、発光源7と駆動源4とは取り替えずに再利用することができ、取り替えを要する部品点数を減らすことができる。また、本形態においては、画像表示装置331も、駆動源4と同様に取り替えずに再利用することができる。そして、遊技機1の機種替えに要するコストを低減させることができる。
【0089】
また、遊技盤ユニット5が取り替えられる際に、装飾部材81において発光される位置が適宜変更されるときには、導光体82の形状を適宜変更することによって、これに対応することができる。そして、光伝達構造705として、発光源7と導光体82とは、遊技盤ユニット5が枠体2に支持されたときに対向し、発光源7から発せられる光Xが導光体82に入射される状態が形成される。これにより、発光源7と導光体82との位置関係が簡単に決定される。
【0090】
また、発光源7は、枠体2の左右方向Wの内側面203から左右方向Wの中心側へ光Xを発するよう構成されており、導光体82は、屈曲加工部822によって、発光源7から受けた左右方向Wの中心側への光Xを前方へ屈曲させるよう構成されている。これにより、発光源7は、装飾部材81及び導光体82に対する左右方向Wの側方に配置され、装飾部材81及び導光体82の後方には、発光源7が配置されない。そのため、装飾部材81及び導光体82の後方に、発光源7が遊技者から視認できないようにする部材等を配置する必要がなくなる。その結果、装飾部材81及び導光体82の後方に、種々の用途に使用することができるスペースを形成することができる。
【0091】
それ故、本形態の遊技機1によれば、遊技機1の機種替えに要するコストを低減させることができ、装飾部材81及び導光体82の後方に、種々の用途に使用することができるスペースを形成することができる。
【0092】
また、枠体2の前面201に配置された駆動源4と可動演出体6との接続は、駆動源4の出力先端部41に設けられた駆動側係合部材42と、可動演出体6の入力先端部61に設けられた可動側係合部材62とが係合されることによって行われる。この場合、駆動側係合部材42と可動側係合部材62とに特別な工夫がされていないと、駆動側係合部材42の軸心位置及び回転位置と可動側係合部材62の軸心位置及び回転位置とがずれ、遊技盤ユニット5の取り替えの作業を悪化させる。
【0093】
そこで、本形態の遊技機1においては、枠体2の前面201に配置された駆動源4及び駆動側係合部材42を枠体2に対して遊動可能な遊動部材26に配置している。そして、遊技盤ユニット5を枠体2に取り付ける際に、駆動側係合部材42の軸心位置及び回転位置と可動側係合部材62の軸心位置及び回転位置とがずれた場合であっても、遊動部材26が枠体2に対して遊動することによって、駆動側係合部材42の軸心位置及び回転位置と可動側係合部材62の軸心位置及び回転位置とを合わせることができる。
【0094】
ただし、駆動側係合部材42と可動側係合部材62との位置合わせができたとしても、これらの係合と係合状態の維持とに手間が掛かっては、遊技盤ユニット5の取り替えの作業性を良好に維持することはできない。そこで、本形態の遊技機1においては、駆動側係合部材42と可動側係合部材62との係合及び係合状態の維持の仕方に工夫をしている。
【0095】
具体的には、枠体2に対して遊技盤ユニット5を固定するためのロック部材21を利用して、枠体2の前面201に配置された駆動側係合部材42と可動側係合部材62との係合及びこの係合状態の維持を図る。ロック部材21の回動操作は、連動部材22、回動部材24及び押出プレート25を介して、遊動部材26を遊技盤ユニット5側へ押し出す動作として利用する。
【0096】
作業者等は、遊技盤ユニット5を枠体2に配置したときには、ロック部材21を解除位置206から固定位置205に回動操作する。このとき、ロック部材21によって遊技盤ユニット5を枠体2に固定できるだけでなく、枠体2に対して遊動部材26が遊動して駆動側係合部材42と可動側係合部材62とを係合させることができ、かつこの係合状態を維持することができる。
【0097】
それ故、本形態の遊技機1によれば、遊技機1の機種替えの作業性を良好に維持することができる。
【0098】
なお、参考として、導光体82は、発光源7が配置された枠体2に配置することもできる。この場合には、多機種の遊技機1において、発光源7及び導光体82による光の演出の仕方を画一的にし、遊技機1の機種替えに要するコストを更に低減させることができる。
【0099】
<実施形態2>
本形態においては、実施形態1に示していない、遊技機1の種々の構成を示す。
(特別図柄表示装置582)
図13に示すように、枠体2及び遊技盤51の前方には、枠体2に対して開閉可能な前扉58が配置されている。前扉58には、遊技盤51の前面に形成された遊技領域を遊技者に対して視認可能にするための開口部580が形成されている。また、前扉58の後側には、その開口部580を塞ぐ状態で透明性を有するペアガラス581が配置されている。ペアガラス581は、遊技盤51の遊技領域が視認可能な状態で配置されており、遊技盤51との間に、遊技球が遊技領域内を通過するための隙間を形成する。
【0100】
本形態においては、前扉58の後側であって、遊技者が開口部580のペアガラス581を介して視認できる位置に、遊技機1における大当たり等の遊技情報を表示する特別図柄表示装置582が配置されている。特別図柄表示装置582は、開口部580の下方の位置に配置されている。特別図柄表示装置582は、LED(発光ダイオード)等を用いて構成され、画像表示装置による表示とは別に遊技情報を表示するものである。同図においては、遊技機1の前面101に配置された操作ハンドルを符号15によって示す。
【0101】
本形態の特別図柄表示装置582は、遊技盤51ではなく、枠体2の一部を構成する前扉58に配置されている。特別図柄表示装置582は、前扉58の下部における、回動部3の回動軸部31から離れた位置に配置されている。特別図柄表示装置582の電気的接続線は、前扉58において、回動部3の回動軸部31側に向けて配線され、枠体2の枠側接続部材27に接続されている。
【0102】
図13に示すように、前扉58の後側には、ペアガラス581の荷重を受けるガラス受部583が設けられている。そして、特別図柄表示装置582は、ガラス受部583の後側の一部の領域に、後方に向けて回動可能に配置されている。特別図柄表示装置582は、前扉58にペアガラス581を配置する際に、ペアガラス581が特別図柄表示装置582に干渉して特別図柄表示装置582を破損させることを防ぐために、前扉58に対して離れる方向(後方)に回動可能である。特別図柄表示装置582は、バネによる付勢力を受けて前扉58に近づく方向に付勢されており、ストッパ機構によって正規(通常)の位置に規定されている。
【0103】
特別図柄表示装置582は、2枚のペアガラス581のうちの後方のガラス板の後側に配置される。特別図柄表示装置582は、通常、遊技盤ユニット5に配置されている。本形態においては、特別図柄表示装置582を枠体2の前扉58に配置することにより、遊技機1の機種替えに要するコストを更に低減させることができる。
【0104】
(磁気センサ59)
図13に示すように、本形態の前扉58には、遊技機1における遊技に使用される遊技球に、磁石111等を用いて不正行為を働くことを検知するための磁気センサ59が複数配置されている。複数の磁気センサ59は、前扉58における、遊技盤51の遊技領域の周囲に配置された扉装飾部材585の内部に隠されている。また、複数の磁気センサ59は、遊技盤51における遊技領域の下部の広範囲にわたって磁気を検出するよう構成されている。
【0105】
より具体的には、磁気センサ59は、前扉58の下側の扉装飾部材585に1つ配置されるとともに、前扉58の左右両側の扉装飾部材585の下方位置にそれぞれ2つ配置されている。同図において、磁気センサ59による磁気検知範囲の一部を、二点鎖線Kによって示す。通常、磁気センサ59は遊技盤ユニット5に配置されている。磁気センサ59を枠体2の前扉58に配置することにより、遊技機1の機種替えに要するコストを更に低減させることができる。
【0106】
(演出用操作装置11)
図14及び
図15に示すように、遊技機1の前面101には、遊技機1における遊技状態に応じた演出の一環として、遊技者が操作することができる演出用操作装置11が配置されている。演出用操作装置11は、ジョイスティック構造を有しており、遊技者によって上方、下方、左方、右方、右上、右下、左上及び左下の8つの方向に操作可能である。演出用操作装置11の上下左右には、合わせて4つの位置センサが配置されており、この4つの位置センサを用いて、演出用操作装置11の8つの方向への操作を検出可能である。
【0107】
演出用操作装置11には、音及び振動を発生させるスピーカ110が内蔵されている。そして、遊技者は、演出用操作装置11を把持するときには、スピーカ110による振動を感知することができる。また、遊技者は、演出用操作装置11から手を離したときには、スピーカ110による音を感知することができる。また、スピーカ110の出力を変化させることにより、スピーカ110による音及び振動を定量的に変化させることができる。
【0108】
図14に示すように、演出用操作装置11は、遊技機1の前面101に取り付けられるベース部12と、ベース部12に対して押込み操作が可能であるとともに、スピーカ110によって振動(揺動)が可能な可動部13とを有する。ベース部12は、演出用操作装置11の基部、外周部及び先端部として構成されている。可動部13は、演出用操作装置11の先端部及び内部に配置されている。演出用操作装置11の先端部においては、ベース部12の先端部120の内側に可動部13の先端部130が配置されている。ベース部12の先端部120には、遊技者によって把持しやすくするために、外周側に膨らむ複数の凸部125が形成されている。可動部13の先端部130は、遊技者によって押込み操作が可能なボタン部131を構成する。
【0109】
スピーカ110は、磁界を生じさせる磁石111と、電圧が印加されるボイスコイル112と、ボイスコイル112に繋がって振動を発生させるコーン(振動板)113と、ボイスコイル112及びコーン113を振動可能に支持するダンパ114とを備える。可動部13は、スピーカ110を収容するケース115を備える。コーン113の中心部は、連結シャフト132によってボタン部131と連結されている。ボタン部131の内部には、ボタン部131を貫通して、ベース部12の基部に固定された支持シャフト121が配置されている。また、ボタン部131の内部には、支持シャフト121の先端部に取り付けられた固定部材122が配置されている。
【0110】
固定部材122は平板形状に形成されており、固定部材122の前側の表面には、LEDが設けられたLED基板が配置されている。ボタン部131は、光を透過させる透光性部材によって形成されている。そして、演出用操作装置11の操作状態、遊技状態等に応じて、固定部材122におけるLEDが適宜発光することにより、発光演出が行われる。
【0111】
図14に示すように、ボタン部131は、支持シャフト121によってガイドされて、ベース部12に対して押込み操作が可能である。固定部材122とボタン部131との間、及びベース部12の基部とケース115との間には、バネ123,124がそれぞれ配置されており、ボタン部131は、各バネ123,124による付勢力を受けて先端側に付勢されている。また、可動部13は、各バネ123,124を介してベース部12に対して、先端側及び基端側の方向Lにスライド可能に支持されている。
【0112】
図13及び
図14に示すように、演出用操作装置11のベース部12は、演出用操作装置11を8つの方向に操作可能に支持するための操作台14を介して遊技機1の前面101に取り付けられている。演出用操作装置11のジョイスティック構造は、操作台14によって形成されている。演出用操作装置11は、遊技者に、スピーカ110による音だけでなく、スピーカ110による振動も伝えるようにしている。
【0113】
演出用操作装置11を振動させるための振動部材としては、一般的には、振動素子が使用される。これに対し、本形態の演出用操作装置11においては、振動部材としてスピーカ110を使用している。そして、スピーカ110による振動周波数を適宜変化させることによって、演出用操作装置11による振動の度合い(振動量)をリニアに可変させることができる。そして、遊技者による演出用操作装置11の操作方向及び操作強度、並びに遊技における予告演出、リーチ演出、大当り演出等に関連付けて、スピーカ110による演出用操作装置11の振動状態をダイナミックに変化させることができる。それ故、演出用操作装置11によれば、遊技の演出効果を高めるとともに、遊技者に遊技の躍動感を与えることができる。
【0114】
演出用操作装置11は、遊技機1の前面101において、先端部が斜め上方に向けられて配置されている。詳細は省略するが、本形態の演出用操作装置11は、
図14の二点鎖線11Aに示すように、その全体が遊技機1の前方へ飛び出すことが可能である。また、演出用操作装置11は、先端部が斜め上方に向けられた初期状態にロックされている。このロックが解除されたときには、遊技演出としての操作の一形態として、
図14の二点鎖線11Bに示すように、遊技者が、演出用操作装置11の先端部を下方に向けて揺動操作させることが可能である。
【0115】
本形態の各構成は、実施形態1に示した遊技機1に採用することができる。また、本形態の各構成は、実施形態1とは別の遊技機に採用することもできる。
【0116】
なお、本発明は、実施形態1のみに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲においてさらに異なる実施形態を構成することが可能である。また、本発明は、様々な変形例、均等範囲内の変形例等を含む。
【符号の説明】
【0117】
1 遊技機
2 枠体
3 回動部
4 駆動源
42 駆動側係合部材
43 駆動側係合凸部
5 遊技盤ユニット
51 遊技盤
6 可動演出体
62 可動側係合部材
7 発光源
81 装飾部材
82 導光体
822 屈曲加工部