(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-02-22
(45)【発行日】2022-03-03
(54)【発明の名称】再生データ取得方法、装置、機器及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
H04N 21/472 20110101AFI20220224BHJP
H04N 21/431 20110101ALI20220224BHJP
【FI】
H04N21/472
H04N21/431
(21)【出願番号】P 2019124265
(22)【出願日】2019-07-03
【審査請求日】2019-07-03
(31)【優先権主張番号】201810725194.X
(32)【優先日】2018-07-04
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】512015127
【氏名又は名称】バイドゥ オンライン ネットワーク テクノロジー(ペキン) カンパニー リミテッド
(73)【特許権者】
【識別番号】521235408
【氏名又は名称】シャンハイ シャオドゥ テクノロジー カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100106297
【氏名又は名称】伊藤 克博
(72)【発明者】
【氏名】ジャン、 ジーケ
(72)【発明者】
【氏名】ワン、 フェイ
(72)【発明者】
【氏名】ルー、 ジアグァン
(72)【発明者】
【氏名】ジャイ、 チョウウェイ
(72)【発明者】
【氏名】ドン、 ウェンリン
(72)【発明者】
【氏名】マー、 ホンウェイ
(72)【発明者】
【氏名】シュウ、 チャオジー
(72)【発明者】
【氏名】チェン、 シェン
(72)【発明者】
【氏名】ガオ、 ウェイウェン
(72)【発明者】
【氏名】リー、 ニン
【審査官】岩井 健二
(56)【参考文献】
【文献】特開2014-132710(JP,A)
【文献】特開2013-222354(JP,A)
【文献】特開2013-141133(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2011/0158610(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2011/0154404(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2009/0254946(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2002/0091762(US,A1)
【文献】山口 徹也、他,放送と通信の連携に向けたメタデータ利用番組ナビゲーション方式,電子情報通信学会技術研究報告,Vol.105 No.689,社団法人電子情報通信学会,2006年03月21日,p.45-50
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 21/00 - 21/858
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
再生データ取得方法であって、
ユーザから送信された要求情報を受信し、サーバが前記要求情報に基づいてオンデマンドデータ及びライブデータとライブ再生データとを含む電子番組ガイドEPGデータを同時に検索するように、前記要求情報を前記サーバに送信することと、
前記サーバから送信された前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを受信することと、
前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを受信したと確定する場合に、前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを同時に表示することとを含み、
前記ライブデータの放送時間の予め時間前から放送終了時間まで、前記サーバによりライブポータルが示され、他の時間には、前記サーバにより前記ライブポータルが示されない、ことを特徴とする再生データ取得方法。
【請求項2】
前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを同時に表示することは、
端末機器画面の一側に前記オンデマンドデータを表示させ、且つ端末機器画面の他方側に前記EPGデータを表示させることを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを同時に表示することは、
端末機器画面の一方のウィンドウに前記オンデマンドデータを表示させ、端末機器画面の他方のウィンドウに前記EPGデータを表示させることを含み、前記一方のウィンドウが前記他方のウィンドウと重なることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを受信したと確定する場合に、前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを同時に表示
した後に、さらに、
前記ユーザから送信された再生コマンドを受信することと、
前記再生コマンドに基づいて、前記再生コマンドに指示されたデータを再生することとを含むことを特徴とする請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記要求情報は、
音声情報、タッチ情報及びジェスチャ情報のうちの1種又は複数種を含むことを特徴とする請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
再生データ取得方法であって、
端末機器から送信された要求情報を受信することと、
前記要求情報に基づいて、オンデマンドデータ及びライブデータとライブ再生データとを含む電子番組ガイドEPGデータを同時に検索することと、
前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを検索したと確定する場合に、前記端末機器に前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを表示させるように、前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを前記端末機器へ送信することとを含み、
前記方法は、
前記ライブデータの放送時間の予め時間前から放送終了時間まで、ライブポータルを示し、他の時間には、前記ライブポータルを示さないことを更に含む、ことを特徴とする再生データ取得方法。
【請求項7】
前記要求情報に基づいて、オンデマンドデータ及びEPGデータを同時に検索することは、
前記要求情報を分析し、キーワードを得ることと、
キーワードに基づいて、前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを同時に検索することとを含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記要求情報は、
音声情報、タッチ情報及びジェスチャ情報のうちの1種又は複数種を含むことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の方法。
【請求項9】
再生データ取得装置であって、
ユーザから送信された要求情報を受信するための第1受信モジュールと、
サーバが前記要求情報に基づいてオンデマンドデータ及びライブデータとライブ再生データとを含む電子番組ガイドEPGデータを同時に検索するように、前記要求情報を前記サーバに送信するための送信モジュールと、
前記サーバから送信された前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを受信するための第2受信モジュールと、
前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを受信したと確定する場合に、前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを同時に表示するための表示モジュールとを含み、
前記ライブデータの放送時間の予め時間前から放送終了時間まで、前記サーバによりライブポータルが示され、他の時間には、前記サーバにより前記ライブポータルが示されない、ことを特徴とする再生データ取得装置。
【請求項10】
前記表示モジュールは、具体的に、
端末機器画面の一側に前記オンデマンドデータを表示させ、且つ端末機器画面の他方側に前記EPGデータを表示させるために用いられることを特徴とする請求項9に記載の装置。
【請求項11】
前記表示モジュールは、具体的に、
端末機器画面の一方のウィンドウに前記オンデマンドデータを表示させ、端末機器画面の他方のウィンドウに前記EPGデータを表示させるために用いられ、前記一方のウィンドウが前記他方のウィンドウと重なることを特徴とする請求項9に記載の装置。
【請求項12】
前記装置は、さらに、
前記表示モジュールが、前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを受信したと確定する場合に、前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを同時に表示した後、前記ユーザから送信された再生コマンドを受信するための第3受信モジュールと、
前記再生コマンドに基づいて、前記再生コマンドに指示されたデータを再生するための再生モジュールとを含むことを特徴とする請求項9~請求項11のいずれか一項に記載の装置。
【請求項13】
前記要求情報は、
音声情報、タッチ情報及びジェスチャ情報のうちの1種又は複数種を含むことを特徴とする請求項9~請求項11のいずれか一項に記載の装置。
【請求項14】
再生データ取得装置であって、
端末機器から送信された要求情報を受信するための受信モジュールと、
前記要求情報に基づいて、オンデマンドデータ及びライブデータとライブ再生データとを含む電子番組ガイドEPGデータを同時に検索するための検索モジュールと、
前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを検索したと確定する場合に、前記端末機器に前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを表示させるように、前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを前記端末機器へ送信するための送信モジュールと、
前記ライブデータの放送時間の予め時間前から放送終了時間まで、ライブポータルを示し、他の時間には、前記ライブポータルを示さないためのプロセッサと、を含むことを特徴とする再生データ取得装置。
【請求項15】
前記検索モジュールは、
前記要求情報を分析し、キーワードを得るための分析サブモジュールと、
キーワードに基づいて、前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを同時に検索するための検索モジュールとを含むことを特徴とする請求項14に記載の装置。
【請求項16】
前記要求情報は、
音声情報、タッチ情報及びジェスチャ情報のうちの1種又は複数種を含むことを特徴とする請求項14又は請求項15に記載の装置。
【請求項17】
端末機器であって、送信器、受信器、メモリ及びプロセッサを含み、
前記メモリはコンピュータコマンドを記憶するために用いられ、前記プロセッサは前記メモリに記憶された前記コンピュータコマンドを実行して請求項1~請求項5のいずれか一項に記載の再生データ取得方法を実現させるために用いられることを特徴とする端末機器。
【請求項18】
記憶媒体であって、読み取り可能な記憶媒体とコンピュータコマンドとを含み、前記コンピュータコマンドが前記読み取り可能な記憶媒体に記憶され、前記コンピュータコマンドは請求項1~請求項5のいずれか一項に記載の再生データ取得方法を実現するために用いられることを特徴とする記憶媒体。
【請求項19】
サーバであって、送信器、受信器、メモリ及びプロセッサを含み、
前記メモリはコンピュータコマンドを記憶するために用いられ、前記プロセッサは前記メモリに記憶された前記コンピュータコマンドを実行して請求項6~請求項8のいずれか一項に記載の再生データ取得方法を実現させるために用いられることを特徴とするサーバ。
【請求項20】
記憶媒体であって、読み取り可能な記憶媒体とコンピュータコマンドとを含み、前記コンピュータコマンドが前記読み取り可能な記憶媒体に記憶され、前記コンピュータコマンドは請求項6~請求項8のいずれか一項に記載の再生データ取得方法を実現するために用いられることを特徴とする記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願の実施例は人工知能(Artificial Intelligence、略称AI)技術分野に関し、特に再生データ取得方法、装置、機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
通信及びスマート端末技術の発展に伴い、ユーザは携帯電話、タブレットコンピュータ、コンピュータなどのスマート端末機器を用いて通話や情報照会を行う以外に、スマート端末機器を制御することもでき、例えばスマートスピーカ、スマートテレビなどのスマート端末機器を制御して音声や映像を再生させる。
【0003】
従来、スマート端末機器を制御して音声や映像などのデータを再生させる場合、ユーザはスマート端末機器を制御することによりオンデマンドを行うことができ、さらにスマート端末機器はオンデマンドデータを取得して再生し、又は、ユーザはスマート端末機器を制御することによりライブデータを取得することができ、さらにスマート端末機器はライブデータを取得して再生する。
【0004】
しかしながら、従来技術では、オンデマンドデータ又はライブデータしか取得できず、オンデマンドデータ取得を行う場合には、オンデマンドリソースを取得できないデータがあり、又は、ライブデータ取得を行う場合には、ライブリソースを取得できないデータがあり、さらにスマート端末機器がリソースを適時取得できないため、ユーザがデータを適時見られないようになる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本願の実施例は、上記の態様においてスマート端末機器がリソースを適時取得できないため、ユーザがデータを適時見られないようになるという問題を解決するために、再生データ取得方法、装置、機器及び記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願の第1態様にて提供される再生データ取得方法は、
ユーザから送信された要求情報を受信し、サーバが前記要求情報に基づいてオンデマンドデータ及びライブデータとライブ再生データとを含む電子番組ガイドEPGデータを同時に検索するように、前記要求情報を前記サーバに送信することと、
前記サーバから送信された前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを受信することと、
前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを受信したと確定する場合に、前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを同時に表示することとを含む。
【0007】
選択的に、前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを同時に表示することは、
端末機器画面の一側に前記オンデマンドデータを表示させ、且つ端末機器画面の他方側に前記EPGデータを表示させることを含む。
【0008】
選択的に、前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを同時に表示することは、
端末機器画面の一方のウィンドウに前記オンデマンドデータを表示させ、端末機器画面の他方のウィンドウに前記EPGデータを表示させることを含み、前記一方のウィンドウが前記他方のウィンドウと重なる。
【0009】
選択的に、前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを受信したと確定する場合に、前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを同時に表示する前記ステップの後に、さらに、
前記ユーザから送信された再生コマンドを受信することと、
前記再生コマンドに基づいて、前記再生コマンドに指示されたデータを再生することとを含む。
【0010】
選択的に、前記要求情報は、音声情報、タッチ情報及びジェスチャ情報のうちの1種又は複数種を含む。
【0011】
本願の第2態様にて提供される再生データ取得方法は、
端末機器から送信された要求情報を受信することと、
前記要求情報に基づいて、オンデマンドデータ及びライブデータとライブ再生データとを含む電子番組ガイドEPGデータを同時に検索することと、
前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを検索したと確定する場合に、前記端末機器に前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを表示させるように、前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを前記端末機器へ送信することとを含む。
【0012】
選択的に、前記要求情報に基づいて、オンデマンドデータ及びEPGデータを同時に検索することは、
前記請求情報を分析し、キーワードを得ることと、
キーワードに基づいて、前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを同時に検索することとを含む。
【0013】
選択的に、前記要求情報は、音声情報、タッチ情報及びジェスチャ情報のうちの1種又は複数種を含む。
【0014】
本願の第3態様にて提供される再生データ取得装置は、
ユーザから送信された要求情報を受信するための第1受信モジュールと、
サーバが前記要求情報に基づいてオンデマンドデータ及びライブデータとライブ再生データとを含むEPGデータを同時に検索するように、前記要求情報を前記サーバに送信するための送信モジュールと、
前記サーバから送信された前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを受信するための第2受信モジュールと、
前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを受信したと確定する場合に、前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを同時に表示するための表示モジュールとを含む。
【0015】
選択的に、前記表示モジュールは、具体的に、
端末機器画面の一側に前記オンデマンドデータを表示させ、且つ端末機器画面の他方側に前記EPGデータを表示させるために用いられる。
【0016】
選択的に、前記表示モジュールは、具体的に、
端末機器画面の一方のウィンドウに前記オンデマンドデータを表示させ、端末機器画面の他方のウィンドウに前記EPGデータを表示させるために用いられ、前記一方のウィンドウが前記他方のウィンドウと重なる。
【0017】
選択的に、前記装置は、さらに、
前記表示モジュールが、前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを受信したと確定する場合に、前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを同時に表示した後、前記ユーザから送信された再生コマンドを受信するための第3受信モジュールと、
前記再生コマンドに基づいて、前記再生コマンドに指示されたデータを再生するための再生モジュールとを含む。
【0018】
選択的に、前記要求情報は、音声情報、タッチ情報及びジェスチャ情報のうちの1種又は複数種を含む。
【0019】
本願の第4態様にて提供される再生データ取得装置は、
端末機器から送信された要求情報を受信するための受信モジュールと、
前記要求情報に基づいて、オンデマンドデータ及びライブデータとライブ再生データとを含む電子番組ガイドEPGデータを同時に検索するための検索モジュールと、
前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを検索したと確定する場合に、前記端末機器に前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを表示させるように、前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを前記端末機器へ送信するための送信モジュールとを含む。
【0020】
選択的に、前記検索モジュールは、
前記要求情報を分析し、キーワードを得るための分析サブモジュールと、
キーワードに基づいて、前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを同時に検索するための検索モジュールとを含む。
【0021】
選択的に、前記要求情報は、音声情報、タッチ情報及びジェスチャ情報のうちの1種又は複数種を含む。
【0022】
本願の第5態様にて提供される端末機器は、送信器、受信器、メモリ及びプロセッサを含む。
【0023】
前記メモリはコンピュータコマンドを記憶するために用いられる。前記プロセッサは前記メモリに記憶された前記コンピュータコマンドを実行して第1態様のいずれかの実現形態にて提供される再生データ取得方法を実現させるために用いられる。
【0024】
本願の第6態様にて提供される記憶媒体は、読み取り可能な記憶媒体とコンピュータコマンドとを含み、前記コンピュータコマンドが前記読み取り可能な記憶媒体に記憶され、前記コンピュータコマンドは第1態様のいずれかの実現形態にて提供される再生データ取得方法を実現するために用いられることを特徴とする。
【0025】
本願の第7態様にて提供されるサーバは、送信器、受信器、メモリ及びプロセッサを含む。
【0026】
前記メモリはコンピュータコマンドを記憶するために用いられる。前記プロセッサは前記メモリに記憶された前記コンピュータコマンドを実行して第2態様のいずれかの実現形態にて提供される再生データ取得方法を実現させるために用いられる。
【0027】
本願の第8態様にて提供される記憶媒体は、読み取り可能な記憶媒体とコンピュータコマンドとを含み、前記コンピュータコマンドが前記読み取り可能な記憶媒体に記憶され、前記コンピュータコマンドは第2態様のいずれかの実現形態にて提供される再生データ取得方法を実現するために用いられることを特徴とする。
【発明の効果】
【0028】
本願の実施例にて提供される再生データ取得方法、装置、機器及び記憶媒体は、ユーザから送信された要求情報を受信し、サーバが前記要求情報に基づいてオンデマンドデータ及びライブデータとライブ再生データとを含むEPGデータを同時に検索するように、前記要求情報を前記サーバに送信し、前記サーバから送信された前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを受信し、前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを受信したと確定する場合に、前記オンデマンドデータ及び前記EPGデータを同時に表示することにより、オンデマンドデータ及びEPGデータを同時に検索して、検索したオンデマンドデータ及びEPGデータをすべて端末機器へ送信して表示させることができ、さらに、端末機器がオンデマンドデータ及びEPGデータを同時に取得できるようにさせ、ユーザがオンデマンドデータ及びEPGデータを同時に得ることができるようにさせ、ユーザがデータを適時見ることを容易にする。
【図面の簡単な説明】
【0029】
本願の実施例又は従来技術における技術的解決手段をより明確に説明するために、以下、実施例又は従来技術の説明に使用する必要がある図面について簡単に紹介し、当然ながら、以下の説明における図面は本願のいくつかの実施例であり、当業者であれば、創造的労力を付せず、これらの図面に基づいて他の図面を得ることができる。
【0030】
【
図1】本願の実施例にて提供される再生データ取得方法の実施例1のフローチャートである。
【
図2】本願の実施例にて提供される再生データ取得方法の実施例2のフローチャートである。
【
図3】本願の実施例にて提供される再生データ取得方法の実施例2の表示イメージ1である。
【
図4】本願の実施例にて提供される再生データ取得方法の実施例2の表示イメージ2である。
【
図5】本願の実施例にて提供される再生データ取得方法の実施例3のフローチャートである。
【
図6】本願の実施例にて提供される再生データ取得装置の実施例1の構成模式図である。
【
図7】本願の実施例にて提供される再生データ取得装置の実施例2の構成模式図である。
【
図8】本願の実施例にて提供される再生データ取得装置の実施例3の構成模式図である。
【
図9】本願の実施例にて提供される端末機器の実施例1の構成模式図である。
【
図10】本願の実施例にて提供されるサーバの実施例1の構成模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0031】
本願の実施例の目的、技術的解决手段及び利点をより明確にするために、以下は本願の実施例における図面を参照しながら、本願の実施例における技術的解决手段について明確、完全に説明し、当然ながら、説明される実施例は本願の実施例の一部であり、すべての実施例ではない。本願における実施例に基づいて、当業者が創造的な労力をせず得たすべての他の実施例は、いずれも本願の範囲に属する。
【0032】
近年、人工知能技術が大きく発展しており、且つ徐々に製品化を実現する。ホームシーンでは、人工知能はテレビ、オーディオなどの家庭用電気機器に用いられている。ユーザはオンデマンド技術により、オンデマンドデータを取得することができる。例えば、ユーザは音声でスマート端末機器を制御することによってオンデマンドデータを見つけることができ、例えば見たいドラマ、映画などを見つける。又は、ユーザはライブ技術により、ライブデータを取得することができる。異なるシーンでは、ユーザのデータ絞り込み検索のニーズは異なるチャネルに指向することが分かり、例えば、ユーザはオンデマンドデータを検索する必要があり、又は、ユーザはライブデータを検索する必要がある。
【0033】
ユーザのオンデマンド、ライブ及びライブ再生に対するニーズは時間により異なる。しかしながら、ライブ及びライブ再生には固有の良質なリソースが多くあり、例えば、『新聞聯播』などの番組は、ライブ及びライブ再生にしかリソースがなく、オンデマンドにリソースがない。絞り込み検索の結果にこのリソースを導入すれば、元のオンデマンドリソースを補充することができる。
【0034】
上記問題に対して、本願は再生データ取得方法を提供し、以下、いくつかの具体的な実施例により、該態様について詳細に説明する。
【0035】
図1は本願の実施例にて提供される再生データ取得方法の実施例1のフローチャートであり、
図1に示すように、該態様の実行主体は携帯電話、タブレットコンピュータなどの端末機器であり、該再生データ取得方法は具体的にS102~S103を含む。
【0036】
S101、ユーザから送信された要求情報を受信し、サーバが要求情報に基づいてオンデマンドデータ及びライブデータとライブ再生データとを含む電子番組ガイド(Electronic Program Guide、略称EPG)データを同時に検索するように、要求情報をサーバに送信する。
【0037】
なお、このステップにおいて、データは音声、又は映像、又は音声及び映像を含み、特別な場合に、画像もテキストも含み、これについて本態様は制限しない。
【0038】
ユーザは端末機器をオンにした後、ユーザは端末機器に要求情報を入力する。例えば、ユーザは「Aドラマを検索したい」という音声を送信する。
【0039】
且つ、端末機器は音声機器を予備的に認識でき、ユーザの表現に正確なタイトルがある場合にしか、端末機器は本実施例の後続するステップをトリガして、さらにオンデマンドデータ及びEPGデータに対してハイブリッド検索を行うことはない。
【0040】
そして、端末機器は要求情報をサーバに送信する。続いて、サーバは受信した要求情報を分析し、キーワードを得る。サーバはキーワードに基づいて、オンデマンドデータ及びライブデータとライブ再生データとを含むEPGデータを同時に検索することができる。
【0041】
例えば、サーバは要求情報を分析し、タイトル、テレビ局の名称及びアクションタイプを得る。例えば、サーバは音声を分析した後、film=X(タイトル)を得る。又は、サーバは音声を分析した後、film=X(タイトル)、tv_station=Y(テレビ局)を得る。又は、サーバは音声を分析した後、film=X(タイトル)、action_type=Z(アクションタイプ)を得る。又は、サーバは音声を分析した後、film=X(タイトル)、tv_station=Y(テレビ局)、action_type=Z(アクションタイプ)を得る。これによって、サーバは分析によって得たタイトル、テレビ局の名称及びアクションタイプなどに基づいて、オンデマンドデータ及びEPGデータを検索することができる。
【0042】
なお、該態様において、サーバと端末機器は直接接続してよく、例えば、サーバと端末機器との間はブルートゥース(登録商標)又は近距離無線通信技術(Near Field Communication、NFC)などのリンクを介して接続してよく、サーバは端末機器へコマンド及びメッセージを直接送信して、端末機器に対する制御を完成することができる。
【0043】
選択的に、サーバと端末機器はそれぞれネットワークにアクセスしてもよく、例えば、サーバと端末機器はいずれも同一のワイファイ(Wireless Fidelity、WIFI)ネットワークにアクセスし、サーバは該無線ネットワークによって端末機器へコマンド及びメッセージを送信し、端末機器に対する制御を実現し、これについて本態様は制限しない。
【0044】
S102、サーバから送信されたオンデマンドデータ及びEPGデータを受信する。
【0045】
このステップにおいて、サーバがオンデマンドデータ及びEPGデータを検索する場合、オンデマンドデータに対して、サーバは従来のオンデマンド検索論理を用いて検索することができる。EPGデータに対して、キーワードにタイトルだけがあるとき、サーバはテレビ局において該タイトルに対応するデータを検索することができ、キーワードにタイトルとテレビ局の名称があるとき、サーバはテレビ局の名称に対応するテレビ局においてタイトルに対応するデータを検索する。
【0046】
そして、サーバはオンデマンドデータ及びEPGデータを同時に検索した場合に、検索したオンデマンドデータ及びEPGデータをすべて端末機器へ送信する。
【0047】
S103、デマンドデータ及びEPGデータを受信したと確定する場合に、デマンドデータ及びEPGデータを同時に表示する。
【0048】
このステップにおいて、端末機器はオンデマンドデータ及びEPGデータを受信した場合に、デマンドデータ及びEPGデータを同時に表示する。端末機器はオンデマンドデータだけを受信した場合に、オンデマンドデータを表示する。端末機器はEPGデータだけを受信した場合に、EPGデータを表示する。
【0049】
本実施例にて提供される再生データ取得方法は、ユーザから送信された要求情報を受信し、サーバが要求情報に基づいてオンデマンドデータ及びライブデータとライブ再生データとを含むEPGデータを同時に検索するように、要求情報をサーバに送信し、サーバから送信されたオンデマンドデータ及びEPGデータを受信し、デマンドデータ及びEPGデータを受信したと確定する場合に、デマンドデータ及びEPGデータを同時に表示することができることにより、オンデマンドデータ及びEPGデータを同時に検索して、検索したオンデマンドデータ及びEPGデータをすべて端末機器へ送信して表示させることができ、さらに、端末機器がオンデマンドデータ及びEPGデータを同時に取得できるようにさせ、ユーザがオンデマンドデータ及びEPGデータを同時に得ることができるようにさせ、ユーザがデータを適時見ることを容易にする。
【0050】
図2は本願の実施例にて提供される再生データ取得方法の実施例2のフローチャートであり、
図2に示すように、上記の実施例1に基づいて、該再生データ取得方法の他の実現形態において、具体的にはS201~S205を含む。
【0051】
S201、ユーザから送信された要求情報を受信し、サーバが要求情報に基づいてオンデマンドデータ及びライブデータとライブ再生データとを含むEPGデータを同時に検索するように、要求情報をサーバに送信する。
【0052】
要求情報は、音声情報、タッチ情報及びジェスチャ情報のうちの1種又は複数種を含む。
【0053】
本態様において、サーバと端末機器との間は直接接続してよく、例えば、ブルートゥース(登録商標)を用いて無線接続を行い、又は有線接続を用いる。
【0054】
このステップは
図1のステップS101を参照してよい。ユーザは端末機器に音声を入力してもよく、又は、ユーザは端末機器にジェスチャ情報を入力してもよく、又は、ユーザは端末機器のスクリーン若しくはキーボードをタッチしてもよく、以上の手段のうちの1種又は複数種により、端末機器に要求情報を入力する。
【0055】
このステップにおいて、サーバがオンデマンドデータ及びEPGデータを検索する場合、オンデマンドデータに対して、サーバがオンデマンドデータベースにおいてキーワードに対応するオンデマンドデータを見つけたとき、サーバは検索したオンデマンドデータを端末機器へ送信してよい。サーバがオンデマンドデータベースにおいてキーワードに対応するオンデマンドデータを見つけていなかったとき、サーバはキーワードに対応するオンデマンドデータに関連するオンデマンドデータを、端末機器へ送信してよく、即ち、サーバは端末機器へ似ているドラム又は人気ドラマをプッシュし、且つサーバはオンデマンドデータの時間、人気度及び評点に基づいてオンデマンドデータを並び替える。
【0056】
ライブデータに対して、サーバがキーワードに対応するライブデータを検出したとき、サーバはライブデータの放送時間のN分間前から放送終了時間まで、ライブポータルを示してよい。且つ、複数のテレビ局がライブデータを放送するとき、該ライブデータを放送する複数のテレビ局のライブポータルを同時に示してよい。他の時間には、サーバはライブポータルを示さない。且つ、サーバはライブデータの番組情報に基づいて並び替えてよく、例えば、時間の早い順にライブデータを並び替えてよい。
【0057】
ライブ再生データに対して、サーバは要求情報を受信する時刻のX日間前のライブ再生データを検索してよく、さらにキーワードに対応するライブ再生データを得て、サーバは再生ポータルを確定し、さらに端末機器は再生ポータルを表示できる。サーバがライブ再生データを検索していなかった場合、サーバは再生ポータルを表示しない。サーバが複数の同じのライブ再生データを検索した場合、サーバはそのうち1つのライブ再生データのみを保留してよく、例えば、サーバは現在の時間から最も近く離れるライブ再生データのみを保留する。サーバはライブ再生データにおける番組情報に基づいて、複数の再生ポータルを時間の早い順に並び替えてよい。
【0058】
ライブデータに対応するテレビ局が多く、且つ、ライブデータの再放送回数が多い場合、サーバは主なテレビ局の主な放送時間である結果のみを返送してよい。
【0059】
S202、サーバから送信されたオンデマンドデータ及びEPGデータを受信する。
【0060】
このステップにおいて、このステップは
図1のステップS101を参照してよく、重複する説明を省略する。
【0061】
S203、デマンドデータ及びEPGデータを受信したと確定する場合に、デマンドデータ及びEPGデータを同時に表示する。
【0062】
具体的には、ステップS203は以下の2種類の実現形態を含む。
ステップS203の1種目の実現形態として、端末機器画面の一側にオンデマンドデータを表示させ、且つ端末機器画面の他方側にEPGデータを表示させる。
ステップS203の2種目の実現形態として、端末機器画面の一方のウィンドウにオンデマンドデータを表示させ、端末機器画面の他方のウィンドウにEPGデータを表示させ、一方のウィンドウが他方のウィンドウと重なる。
【0063】
このステップにおいて、サーバがオンデマンドデータ及びEPGデータを同時に検索した場合、端末機器はオンデマンドデータ及びEPGデータを同時に受信できる。端末機器は端末機器画面の両側にオンデマンドデータ及びEPGデータをそれぞれ表示させてよく、
図3は本願の実施例にて提供される再生データ取得方法の実施例2の表示イメージ1であり、
図3に示すように、端末機器画面の一側にオンデマンドデータを表示させ、且つ端末機器画面の他方側にEPGデータを表示させる。
【0064】
又は、サーバがオンデマンドデータ及びEPGデータを同時に検索した場合、端末機器はオンデマンドデータ及びEPGデータを同時に受信できる。端末機器は2つのウィンドウを提供してよく、一方のウィンドウにオンデマンドデータを表示させ、他方のウィンドウにEPGデータを表示させ、且つこの2つのウィンドウが重なり、
図4は本願の実施例にて提供される再生データ取得方法の実施例2の表示イメージ2であり、
図4に示すとおりである。
【0065】
S204、ユーザから送信された再生コマンドを受信する。
【0066】
このステップにおいて、端末機器がオンデマンドデータ及びEPGデータを同時に表示させた場合、ユーザはどちらのデータを見るかを選択してよい。さらに、ユーザは音声インタラクション、端末タッチ、ジェスチャインタラクションなどの手段により、端末機器へ再生コマンドを送信してよく、該再生コマンドはオンデマンドデータとEPGデータのうちの1種のデータを指示する。
【0067】
S205、再生コマンドに基づいて、再生コマンドに指示されたデータを再生する。
【0068】
このステップにおいて、端末機器は再生コマンドに指示されたデータを再生し、例えば、端末機器はオンデマンドデータ又はEPGデータを再生する。
【0069】
本実施例にて提供される再生データ取得方法は、ユーザから送信された要求情報を受信し、サーバが要求情報に基づいてオンデマンドデータ及びライブデータとライブ再生データとを含むEPGデータを同時に検索するように、要求情報をサーバに送信し、サーバから送信されたオンデマンドデータ及びEPGデータを受信し、デマンドデータ及びEPGデータを受信したと確定する場合に、デマンドデータ及びEPGデータを同時に表示することにより、オンデマンドデータ及びEPGデータを同時に検索して、検索したオンデマンドデータ及びEPGデータをすべて端末機器へ送信して表示させることができ、さらに、端末機器がオンデマンドデータ及びEPGデータを同時に取得できるようにさせ、ユーザがオンデマンドデータ及びEPGデータを同時に得ることができるようにさせ、ユーザがデータを適時見ることを容易にし、オンデマンドの利便性とライブの時効性を両立させることができ、ユーザ体験を向上させる。
【0070】
図5は本願の実施例にて提供される再生データ取得方法の実施例3のフローチャートであり、
図5に示すように、該再生データ取得方法において、具体的にはS301~S303を含む。
【0071】
S301、端末機器から送信された要求情報を受信する。
【0072】
要求情報は、音声情報、タッチ情報及びジェスチャ情報のうちの1種又は複数種を含む。
【0073】
S302、要求情報に基づいて、オンデマンドデータ及びライブデータとライブ再生データとを含むEPGデータを同時に検索する。
【0074】
S303、オンデマンドデータ及びEPGデータを検索したと確定する場合に、端末機器にオンデマンドデータ及びEPGデータを表示させるように、オンデマンドデータ及びEPGデータを端末機器へ送信する。
【0075】
S302は具体的に、請求情報を分析し、キーワードを得ることと、キーワードに基づいて、オンデマンドデータ及びEPGデータを同時に検索することとを含む。
【0076】
本実施例は
図1~
図4に提供される方法を参照してよく、重複する説明を省略する。
【0077】
本実施例にて提供される再生データ取得方法は、端末機器から送信された要求情報を受信し、要求情報に基づいて、オンデマンドデータ及びライブデータとライブ再生データとを含むEPGデータを同時に検索し、オンデマンドデータ及びEPGデータを検索したと確定する場合に、端末機器にオンデマンドデータ及びEPGデータを表示させるように、オンデマンドデータ及びEPGデータを端末機器へ送信することにより、オンデマンドデータ及びEPGデータを同時に検索して、検索したオンデマンドデータ及びEPGデータをすべて端末機器へ送信して表示させることができ、さらに、端末機器がオンデマンドデータ及びEPGデータを同時に取得できるようにさせ、ユーザがオンデマンドデータ及びEPGデータを同時に得ることができるようにさせ、ユーザがデータを適時見ることを容易にし、オンデマンドの利便性とライブの時効性を両立させることができ、ユーザ体験を向上させる。
【0078】
図6は本願の実施例にて提供される再生データ取得装置の実施例1の構成模式図であり、
図6に示すように、本実施例にて提供される再生データ取得装置は第1受信モジュール61と、送信モジュール62と、第2受信モジュール63と、表示モジュール64とを含む。
【0079】
第1受信モジュール61は、ユーザから送信された要求情報を受信するために用いられる。
【0080】
送信モジュール62は、サーバが要求情報に基づいてオンデマンドデータ及びライブデータとライブ再生データとを含むEPGデータを同時に検索するように、要求情報をサーバに送信するために用いられる。
【0081】
第2受信モジュール63は、サーバから送信されたオンデマンドデータ及びEPGデータを受信するために用いられる。
【0082】
表示モジュール64は、デマンドデータ及びEPGデータを受信したと確定する場合に、デマンドデータ及びEPGデータを同時に表示するために用いられる。
【0083】
本実施例にて提供される再生データ取得装置は、前述したいずれかの実施例にて提供される再生データ取得方法における端末機器を実現する技術的解決手段と同様に、その実現原理及び技術的効果が類似しており、ここで重複する説明を省略する。
【0084】
図7は本願の実施例にて提供される再生データ取得装置の実施例2の構成模式図であり、
図6に示す実施例に基づいて、
図7に示すように、本実施例にて提供される再生データ取得装置には、表示モジュール64は、具体的に、端末機器画面の一側にオンデマンドデータを表示させ、且つ端末機器画面の他方側にEPGデータを表示させることに用いられる。
【0085】
又は、表示モジュール64は、具体的に、
端末機器画面の一方のウィンドウにオンデマンドデータを表示させ、端末機器画面の他方のウィンドウにEPGデータを表示させ、一方のウィンドウが他方のウィンドウと重なることに用いられる。
【0086】
本実施例にて提供される装置はさらに、第3受信モジュール71と再生モジュール72とを含む。
【0087】
第3受信モジュール71は、表示モジュール64が、デマンドデータ及びEPGデータを受信したと確定する場合に、デマンドデータ及びEPGデータを同時に表示した後、ユーザから送信された再生コマンドを受信するために用いられる。
【0088】
再生モジュール72は、再生コマンドに基づいて、再生コマンドに指示されたデータを再生するために用いられる。
【0089】
要求情報は、音声情報、タッチ情報及びジェスチャ情報のうちの1種又は複数種を含む。
【0090】
本実施例にて提供される再生データ取得装置は、前述したいずれかの実施例にて提供される再生データ取得方法における端末機器を実現する技術的解決手段と同様に、その実現原理と技術的効果が類似しており、ここで重複する説明を省略する。
【0091】
図8は本願の実施例にて提供される再生データ取得装置の実施例3の構成模式図であり、
図8に示すように、本実施例にて提供される再生データ取得装置は受信モジュール81と、検索モジュール82と、送信モジュール83とを含む。
【0092】
受信モジュール81は、端末機器から送信された要求情報を受信するために用いられる。
【0093】
検索モジュール82は、要求情報に基づいて、オンデマンドデータ及びライブデータとライブ再生データとを含むEPGデータを同時に検索するために用いられる。
【0094】
送信モジュール83は、オンデマンドデータ及びEPGデータを検索したと確定する場合に、端末機器にオンデマンドデータ及びEPGデータを表示させるように、オンデマンドデータ及びEPGデータを端末機器へ送信するために用いられる。
【0095】
検索モジュール82は、分析サブモジュールと検索モジュールとを含む。
【0096】
分析サブモジュールは要求情報を分析し、キーワードを得るために用いられる。
【0097】
検索モジュールは、キーワードに基づいて、オンデマンドデータ及びEPGデータを同時に検索するために用いられる。
【0098】
要求情報は、音声情報、タッチ情報及びジェスチャ情報のうちの1種又は複数種を含む。
【0099】
本実施例にて提供される再生データ取得装置は、前述したいずれかの実施例にて提供される再生データ取得方法におけるサーバを実現する技術的解決手段と同様に、その実現原理と技術的効果が類似しており、ここで重複する説明を省略する。
【0100】
図9は本願の実施例にて提供される端末機器の実施例1の構成模式図であり、
図9に示すように、該端末機器は、送信器91a、受信器92a、メモリ93a及びプロセッサ94aを含む。
【0101】
メモリ93aはコンピュータコマンドを記憶するために用いられる。プロセッサ94aはメモリに記憶されたコンピュータコマンドを実行して前述した
図1-
図4における実施例にて提供されるいずれかの実現形態の再生データ取得方法の技術的解決手段を実現させるために用いられる。
【0102】
本願はさらに、読み取り可能な記憶媒体とコンピュータコマンドを含み、コンピュータコマンドが読み取り可能な記憶媒体に記憶され、コンピュータコマンドが前述した
図1-
図4における実施例にて提供されるいずれかの実現形態の再生データ取得方法の技術的解決手段を実現するために用いられることを特徴とする記憶媒体を提供する。
【0103】
図10は本願の実施例にて提供されるサーバの実施例1の構成模式図であり、
図10に示すように、該サーバは、送信器91b、受信器92b、メモリ93b及びプロセッサ94bを含む。
【0104】
メモリ93bはコンピュータコマンドを記憶するために用いられる。プロセッサ94bはメモリに記憶されたコンピュータコマンドを実行して前述した
図5における実施例にて提供されるいずれかの実現形態の再生データ取得方法の技術的解決手段を実現させるために用いられる。
【0105】
本願はさらに、読み取り可能な記憶媒体とコンピュータコマンドを含み、コンピュータコマンドが読み取り可能な記憶媒体に記憶され、コンピュータコマンドが前述した
図5における実施例にて提供されるいずれかの実現形態の再生データ取得方法の技術的解決手段を実現するために用いられることを特徴とする記憶媒体を提供する。
【0106】
なお、上記制御機器の具体的な実現において、プロセッサは中央処理装置(英語:Central Processing Unit、略称:CPU)であってもよいし、他の汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(英語:Digital Signal Processor、略称:DSP)、特定用途向け集積回路(英語:Application Specific Integrated Circuit、略称:ASIC)などであってもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよく、又は該プロセッサはいずれかの通常のプロセッサなどであってもよい。本願の実施例にて開示される方法のステップを参照して、ハードウェアプロセッサで実行して完成させ、又はプロセッサにおけるハードウェアとソフトウェアモジュールの組み合わせで実行して完成させるようにしてもよい。
【0107】
当業者であれば、上記の各方法に係る実施例のステップのすべて又は一部を実現するために、プログラムによって関連するハードウェアを命令して完成させてよいことが分かる。前記プログラムはコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されてよい。該プログラムは、実行時、上記の各方法に係る実施例のステップを実行する。前記記憶媒体は、読み取り専用メモリ(英語:read-only memory、略称:ROM)、RAM、フラッシュメモリ、ハードディスク、ソリッドステートドライブ、磁気テープ(英語:magnetic tape)、フロッピーディスク(英語:floppy disk)、光ディスク(英語:optical disc)及びそれらの任意の組み合わせを含む。
なお、上記の各実施例は本願の技術的解決手段を説明するものに過ぎず、それを制限するものではない。上記の各実施例を参照しながら、本願について詳細に説明しても、当業者であれば、上記の各実施例に記載の技術的解決手段を変更し、又はその技術的特徴の一部若しくはすべてを同等置換してもよいことが分かる。これらの変更又は置換は、対応する技術的解決手段の本質を本願の各実施例の技術的解決手段の範囲から逸脱させない。