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特許7029773ブロックチェーンに基づく入札応札情報処理方法、システム、装置および媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-02-24
(45)【発行日】2022-03-04
(54)【発明の名称】ブロックチェーンに基づく入札応札情報処理方法、システム、装置および媒体
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/26 20120101AFI20220225BHJP
   H04L 9/32 20060101ALI20220225BHJP
【FI】
G06Q50/26
H04L9/32 200Z
【請求項の数】 7
(21)【出願番号】P 2021128851
(22)【出願日】2021-08-05
(65)【公開番号】P2022033002
(43)【公開日】2022-02-25
【審査請求日】2021-08-05
(31)【優先権主張番号】202010820049.7
(32)【優先日】2020-08-14
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519295166
【氏名又は名称】▲広▼州大学
(74)【代理人】
【識別番号】110000291
【氏名又は名称】特許業務法人コスモス国際特許商標事務所
(72)【発明者】
【氏名】劉 景▲砿▼
(72)【発明者】
【氏名】▲イェン▼ 楽美
(72)【発明者】
【氏名】王 学通
(72)【発明者】
【氏名】朱 健
【審査官】久宗 義明
(56)【参考文献】
【文献】中国特許出願公開第108765058(CN,A)
【文献】米国特許出願公開第2019/0158894(US,A1)
【文献】Freya Sheer Hardwick,Fair and Transparent Blockchain Based Tendering Framework - A Step Towards Open Governance,2018 17th IEEE International Conference On Trust, Security And Privacy In Computing And Communications/ 12th IEEE International Conference On Big Data Science And Engineering,米国,Institute of Electrical and Electronics Engineers,2018年08月01日,1342~1347ページ,DOI: 10.1109/TrustCom/BigDataSE.2018.00185
【文献】Widya Nita Suliyanti,Blockchain-based Building Information Modeling,2019 2nd International Conference on Applied Engineering,Institute of Electrical and Electronics Engineers,2019年10月02日,DOI: 10.1109/ICAE47758.2019.92221744
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
H04L 9/32
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1のノードから入札説明書を取得し、前記入札説明書に含まれる入札情報をコンソーシアムチェーンにブロードキャストすることと、
前記入札説明書を第2のノードに送信し、前記第2のノードからBIM応札書類を取得し、前記BIM応札書類に含まれる応札情報を前記コンソーシアムチェーンにブロードキャストすることと、
前記BIM応札書類を第3のノードに送信し、前記第3のノードから前記BIM応札書類に対するレビュー結果を取得し、前記レビュー結果を前記コンソーシアムチェーンにブロードキャストすることと、
前記レビュー結果を第4のノードに送信し、前記第4のノードから前記レビュー結果に基づいて産生した落札結果を取得し、前記落札結果を前記コンソーシアムチェーンにブロードキャストすることとを含み、
前記第1のノード、前記第2のノード、前記第3のノード及び前記第4のノードにそれぞれ対応するキーペアを生成することと、
前記第1のノード、前記第2のノード、前記第3のノード及び前記第4のノードに対応するキーペアを発給することとをさらに含み、
トレーサビリティ要求を受信すると、前記トレーサビリティ要求が指向するターゲットノードを解析し、前記ターゲットノードは、前記第1のノード、前記第2のノード、前記第3のノード及び前記第4のノードのうちの少なくとも一つであること、
前記ターゲットノードに対応するキーペアに基づいて、相応な暗号化処理の結果を検索することと、
検索された前記暗号化処理の結果に基づいて、相応な前記入札情報、応札情報、レビュー結果及び/又は落札結果を決定することと、
決定された前記入札情報、応札情報、レビュー結果及び/又は落札結果を返すこととをさらに含む、
ことを特徴とする入札応札情報処理方法。
【請求項2】
前記コンソーシアムチェーンにブロードキャストする前に、前記入札情報、応札情報、レビュー結果及び/又は落札結果に対して暗号化処理を行うことと、
前記暗号化処理の結果を記録することとをさらに含み、
そのうち、前記入札情報に対する暗号化処理は、前記第1のノードに対応するキーペアに基づいて実行されることであり、前記応札情報に対する暗号化処理は、前記第2のノードに対応するキーペアに基づいて実行されることであり、前記レビュー結果に対する暗号化処理は、前記第3のノードに対応するキーペアに基づいて実行されることであり、前記落札結果に対する暗号化処理は、前記第4のノードに対応するキーペアに基づいて実行されることである、ことを特徴とする請求項1に記載の入札応札情報処理方法。
【請求項3】
前述した、前記第1のノード、前記第2のノード、前記第3のノード及び前記第4のノードに対応する前記キーペアを発給する前に、
前記第1のノード、前記第2のノード、前記第3のノード及び前記第4のノードの真実性をチェックすることをさらに含む、ことを特徴とする請求項1に記載の入札応札情報処理方法。
【請求項4】
前述した、前記第3のノードから前記BIM応札書類に対するレビュー結果を取得することは、
スマート契約を生成することと、
前記スマート契約を前記コンソーシアムチェーンにブロードキャストすることと、
前記スマート契約から少なくとも三つの前記第3のノードを抽出することと、
前記第3のノードから前記レビュー結果を取得することとを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の入札応札情報処理方法。
【請求項5】
第1のノードから入札説明書を取得し、前記入札説明書に含まれる入札情報をコンソーシアムチェーンにブロードキャストするための第1のモジュールと、
前記入札説明書を第2のノードに送信し、前記第2のノードからBIM応札書類を取得し、前記BIM応札書類に含まれる応札情報を前記コンソーシアムチェーンにブロードキャストするための第2のモジュールと、
前記BIM応札書類を第3のノードに送信し、前記第3のノードから前記BIM応札書類に対するレビュー結果を取得し、前記レビュー結果を前記コンソーシアムチェーンにブロードキャストするための第3のモジュールと、
前記レビュー結果を第4のノードに送信し、前記第4のノードから前記レビュー結果に基づいて産生した落札結果を取得し、前記落札結果を前記コンソーシアムチェーンにブロードキャストするための第4のモジュールと、を含み、
前記コンソーシアムチェーンにブロードキャストする前に、前記入札情報、応札情報、レビュー結果及び/又は落札結果に対して暗号化処理を行い、前記暗号化処理の結果を記録するための暗号化モジュールであって、前記入札情報に対する暗号化処理は、前記第1のノードに対応するキーペアに基づいて実行されることであり、前記応札情報に対する暗号化処理は、前記第2のノードに対応するキーペアに基づいて実行されることであり、前記レビュー結果に対する暗号化処理は、前記第3のノードに対応するキーペアに基づいて実行されることであり、前記落札結果に対する暗号化処理は、前記第4のノードに対応するキーペアに基づいて実行されることである、暗号化モジュールと、
トレーサビリティ要求を受信すると、前記トレーサビリティ要求が指向するターゲットノードを解析するためのトレーサビリティモジュールであって、前記ターゲットノードは、前記第1のノード、前記第2のノード、前記第3のノード及び前記第4のノードのうちの少なくとも一つであり、前記ターゲットノードに対応するキーペアに基づいて、相応な前記暗号化処理の結果を検索し、検索された前記暗号化処理の結果に基づいて、相応な前記入札情報、応札情報、レビュー結果及び/又は落札結果を決定し、決定された前記入札情報、応札情報、レビュー結果及び/又は落札結果を返す、トレーサビリティモジュールとをさらに含む、ことを特徴とする入札応札情報処理システム。
【請求項6】
メモリと、プロセッサとを含むコンピューター装置であって、前記メモリは、少なくとも一つのプログラムを記憶するために用いられ、前記プロセッサは、請求項1~のいずれか1項に記載の方法を実行させるために、前記少なくとも一つのプログラムをロードするために用いられる、ことを特徴とするコンピューター装置。
【請求項7】
プロセッサ実行可能なプログラムが記憶されている記憶媒体であって、前記プロセッサ実行可能なプログラムがプロセッサによって実行されるときに、請求項1~のいずれか1項に記載の方法を実行させる、記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ブロックチェーン技術分野に関し、特に入札応札情報処理方法、システム、装置および記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
入札と応札のプロセスは、入札者が入札説明書を公表すること、応札者が応札書類を作成して提出すること、入札評価、落札者決定及び監督管理などの流れに関する。従来技術では、これらの流れは、各主体の間ですべて紙文書を交換することによって実現され、大量の人工参与に依存し、かつ信頼性と守秘性が悪く、入札評価及び落札者決定の結果は主観的な影響を受けやすく、入札談合と共謀入札などの不法問題が発生しやすい。また、問題が発生した後に、責任追及及びトレーサビリティを行うことは困難である。
【0003】
用語解釈:
BIM応札書類:BIM技術を採用した応札説明書であり、三次元モデルをメデイアとして、進捗計画、場所配置、資金使用計画、入札呼び値などの情報をモデルに関連付けられ、各部分間の内在関係を強化し、一つの集成体を形成し、応札者のコア競争力を効果的に高める。入札者は、BIMモデルの応用を介して、入札過程中の方案の一致性を向上させ、入札評価専門家は、BIMモデルを介して応札案をより直感的、迅速かつ深く理解し、各応札案の優劣をより正確にレビューする。従来の二次元図面方式に比べて、BIM技術の応用は、入札者、応札者、入札評価専門家間の連携効率と品質を大幅に向上させる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記少なくとも一つの技術的問題に対して、本発明の目的は、入札応札情報処理方法、システム、装置および記憶媒体を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一方面によれば、本発明の実施例は、対抗ネットワークトレーニングを生成する方法を含む。この方法は、
第1のノードから入札説明書を取得し、前記入札説明書に含まれる入札情報をコンソーシアムチェーンにブロードキャストすることと、
前記入札説明書を第2のノードに送信し、前記第2のノードからBIM応札書類を取得し、前記BIM応札書類に含まれる応札情報を前記コンソーシアムチェーンにブロードキャストすることと、
前記BIM応札書類を第3のノードに送信し、前記第3のノードから前記BIM応札書類に対するレビュー結果を取得し、前記レビュー結果を前記コンソーシアムチェーンにブロードキャストすることと、
前記レビュー結果を第4のノードに送信し、前記第4のノードから前記レビュー結果に基づいて産生した落札結果を取得し、前記落札結果を前記コンソーシアムチェーンにブロードキャストすることとを含む。
【0006】
さらに、入札応札情報処理方法は、
前記第1のノード、前記第2のノード、前記第3のノード及び前記第4のノードにそれぞれ対応するキーペアを生成することと、
前記第1のノード、前記第2のノード、前記第3のノード及び前記第4のノードに対応するキーペアを発給することとをさらに含む。
【0007】
さらに、入札応札情報処理方法は、
前記コンソーシアムチェーンにブロードキャストする前に、前記入札情報、応札情報、レビュー結果及び/又は落札結果に対して暗号化処理を行うことと、
前記暗号化処理の結果を記録することとをさらに含み、
そのうち、前記入札情報に対する暗号化処理は、前記第1のノードに対応するキーペアに基づいて実行されることであり、前記応札情報に対する暗号化処理は、前記第2のノードに対応するキーペアに基づいて実行されることであり、前記レビュー結果に対する暗号化処理は、前記第3のノードに対応するキーペアに基づいて実行されることであり、前記落札結果に対する暗号化処理は、前記第4のノードに対応するキーペアに基づいて実行されることである。
【0008】
さらに、入札応札情報処理方法は、
トレーサビリティ要求を受信すると、前記トレーサビリティ要求が指向するターゲットノードを解析することであって、前記ターゲットノードは、前記第1のノード、前記第2のノード、前記第3のノード及び前記第4のノードのうちの少なくとも一つである、解析することと、
前記ターゲットノードに対応するキーペアに基づいて、相応な前記暗号化処理の結果を検索することと、
検索された前記暗号化処理の結果に基づいて、相応な前記入札情報、応札情報、レビュー結果及び/又は落札結果を決定することと、
決定された前記入札情報、応札情報、レビュー結果及び/又は落札結果を返すこととをさらに含む。
【0009】
さらに、前述した、前記第1のノード、前記第2のノード、前記第3のノード及び前記第4のノードに対応する前記キーペアを発給する前に、
前記第1のノード、前記第2のノード、前記第3のノード及び前記第4のノードの真実性をチェックすることをさらに含む。
【0010】
さらに、前述した、前記第3のノードから前記BIM応札書類に対するレビュー結果を取得することは、
スマート契約を生成することと、
前記スマート契約を前記コンソーシアムチェーンにブロードキャストすることと、
前記スマート契約から少なくとも三つの前記第3のノードを抽出することと、
前記第3のノードから前記レビュー結果を取得することとを含む。
【0011】
別の方面によれば、本発明の実施例は、入札応札情報処理システムをさらに含む。この入札応札情報処理システムは、
第1のノードから入札説明書を取得し、前記入札説明書に含まれる入札情報をコンソーシアムチェーンにブロードキャストするための第1のモジュールと、
前記入札説明書を第2のノードに送信し、前記第2のノードからBIM応札書類を取得し、前記BIM応札書類に含まれる応札情報を前記コンソーシアムチェーンにブロードキャストするための第2のモジュールと、
前記BIM応札書類を第3のノードに送信し、前記第3のノードから前記BIM応札書類に対するレビュー結果を取得し、前記レビュー結果を前記コンソーシアムチェーンにブロードキャストするための第3のモジュールと、
前記レビュー結果を第4のノードに送信し、前記第4のノードから前記レビュー結果に基づいて産生した落札結果を取得し、前記落札結果を前記コンソーシアムチェーンにブロードキャストするための第4のモジュールと、を含む。
【0012】
さらに、入札応札情報処理システムは、
前記コンソーシアムチェーンにブロードキャストする前に、前記入札情報、応札情報、レビュー結果及び/又は落札結果に対して暗号化処理を行い、前記暗号化処理の結果を記録するための暗号化モジュールであって、前記入札情報に対する暗号化処理は、前記第1のノードに対応するキーペアに基づいて実行されることであり、前記応札情報に対する暗号化処理は、前記第2のノードに対応するキーペアに基づいて実行されることであり、前記レビュー結果に対する暗号化処理は、前記第3のノードに対応するキーペアに基づいて実行されることであり、前記落札結果に対する暗号化処理は、前記第4のノードに対応するキーペアに基づいて実行されることである、暗号化モジュールと、
トレーサビリティ要求を受信すると、前記トレーサビリティ要求が指向するターゲットノードを解析するためのトレーサビリティモジュールであって、前記ターゲットノードは、前記第1のノード、前記第2のノード、前記第3のノード及び前記第4のノードのうちの少なくとも一つであり、前記ターゲットノードに対応するキーペアに基づいて、相応な前記暗号化処理の結果を検索し、検索された前記暗号化処理の結果に基づいて、相応な前記入札情報、応札情報、レビュー結果及び/又は落札結果を決定し、決定された前記入札情報、応札情報、レビュー結果及び/又は落札結果を返す、トレーサビリティモジュールとをさらに含む。
【0013】
別の方面によれば、本発明の実施例は、コンピューター装置をさらに含む。このコンピューター装置は、メモリと、プロセッサとを含み、前記メモリは、少なくとも一つのプログラムを記憶するために用いられ、前記プロセッサは、実施例に記載の方法を実行させるために、前記少なくとも一つのプログラムをロードするために用いられる。
【0014】
別の方面によれば、本発明の実施例は、記憶媒体をさらに含む。この記憶媒体は、プロセッサ実行可能なプログラムを記憶しており、前記プロセッサ実行可能なプログラムがプロセッサによって実行されるときに、実施例に記載の方法を実行させる。
【発明の効果】
【0015】
本発明は、以下の有益な効果を有する。
分散化、トレーサビリティかつスマート契約を有するブロックチェーンネットワークを使用することにより、第1のノード、第2のノード、第3のノード及び第4のノードを介して、それぞれ入札者、応札者、入札評価専門家と落札者決定委員会などのメンバーと通信し、入札説明書、BIM応札書類、レビュー結果と落札結果などの情報を交換することで、入札者、応札者、入札評価専門家と落札者決定委員会の間に隔離を形成させることができ、共謀入札、入札談合及び入札応札情報改竄などのカンニング現象の発生を効果的に回避することができる。コンピュータプログラムに基づく実現した入札応札情報処理方法は、人工の参加度を減少させ、比較的に高い信頼性及び守秘性を有する。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】実施例における入札応札情報処理方法を利用するネットワーク構成図である。
図2】実施例における各ノードとブロックチェーンネットワークとの間の接続概略図である。
図3】実施例における入札応札情報処理方法のフォローチャートである。
図4】実施例におけるキーペアを用いて、暗号化及び暗号復号化を行う原理図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本実施例では、図1に示すネットワーク構成に基づいて、サーバなどのコンピュータ機器を用いて入札応札情報処理方法を実行する。図1において、入札ノードは、本実施における第1のノードであり、応札ノードは、本実施例における第2のノードであり、入札評価専門家ノードは、本実施例における第3のノードであり、監督管理ノードは、本実施例における第4のノードである。そのうち、入札ノードは、入札者が使用するクライアント端末又はサービス端末などのコンピュータ機器であってもよく、応札ノードは、応札者が使用するクライアント端末又はサービス端末などのコンピュータ機器であってもよく、入札評価専門家ノードは、入札評価専門家が使用するクライアント端末又はサービス端末などのコンピュータ機器であってもよく、監督管理ノードは、落札者決定委員会が使用するクライアント端末又はサービス端末などのコンピュータ機器であってもよい。
【0018】
本実施例では、図1における各ノードとブロックチェーンネットワークとの間の接続は、図2に示すとおりである。図2において、ブロックチェーンシステムアテステーションによりブロックチェーンネットワークを動作させ、ブロックチェーンシステムアテステーションは、それぞれ入札応札システムサーバ、システム管理バックグラウンドと署名システムに接続されている。そのうち、署名システムは、署名装置に接続され、署名装置は、入札評価専門家が署名するためのものであるので、第3のノードとして機能することができる。入札応札システムサーバは、入札応札システムクライアント端末、電子入札応札ウェブサイトと電子評価クライアント端末を提供し、電子評価クライアント端末は、入札評価専門家が使用する署名装置に接続され、入札応札システムクライアント端末と電子入札応札ウェブサイトは、入札者と応札者とがUSBセキュリティキーを介して接続されることを提供し、この時、入札者が使用するUSBセキュリティキーを実行する機器は、第1のノードとして機能することができ、応札者が使用するUSBセキュリティキーを実行する機器は、第2のノードとして機能することができる。
【0019】
本実施では、図3を参照して、入札応札情報処理方法は、以下のステップを含む。
【0020】
ステップS1、第1のノードから入札説明書を取得し、入札説明書に含まれる入札情報をコンソーシアムチェーンにブロードキャストする。
【0021】
ステップS2、入札説明書を第2のノードに送信し、第2のノードからBIM応札書類を取得し、BIM応札書類に含まれる応札情報をコンソーシアムチェーンにブロードキャストする。
【0022】
ステップS3、BIM応札書類を第3のノードに送信し、第3のノードからBIM応札書類に対するレビュー結果を取得し、レビュー結果をコンソーシアムチェーンにブロードキャストする。
【0023】
ステップS4、レビュー結果を第4のノードに送信し、第4のノードからレビュー結果に基づいて産生した落札結果を取得し、落札結果をコンソーシアムチェーンにブロードキャストする。
【0024】
本実施例では、ステップS1を実行するとき、入札者がBIM入札関連標準と要求を含む入札説明書を作成して第1のノードに格納し、ブロックチェーンネットワークは、第1のノードから入札説明書を取得し、入札説明書から入札情報を解析し、入札情報をコンソーシアムチェーンにブロードキャストする。具体的には、入札説明書に含まれる入札情報は、入札項目名、入札開放タイミング、応札書類(暗号文)提出締切時刻、レビュー基準、アクセス条件及び保証金などを含む。
【0025】
本実施例では、ステップS2を実行するとき、ブロックチェーンネットワークは、応札者が第2のノードから入札説明書を閲覧することができるように、入札説明書を第2のノードに送信する。応札者が入札説明書に含まれる標準と要求に応じてBIM応札書類を作成して提出する。具体的には、応札者は、まずBIMモデルを作成し、入札説明書に含まれる標準と要求に応じてRevit又は他のソフトウェアツールを選択してモデル化し、その後、応札者は、衝突チェックと設計最適化を行い、具体的には、すでに構築したモデルと衝突チェックソフトウェアを用いて建築及び構造、設備の専門パイプラインの間に対して様々なミス欠けのチェックを行うとともに、衝突チェック報告を導出し、元のリストの不合理なところを見つけ出し、早めに報告して論争を減少させ、追加の施工内容を事前判別し、設計最適化のアドバイスを提出し、合理的な施工計画などを行う。最後に、応札者がBIM応札書類を作成して提出し、具体的には、BIMモデルを介して設計案、入札呼び値、施工方案などを迅速かつ正確に完成させる。応札者がBIM応札書類を第2のノードに提出した後、ブロックチェーンネットワークは第2のノードからBIM応札書類を取得し、BIM応札書類をコンソーシアムチェーンにブロードキャストする。
【0026】
本実施例では、ステップS3を実行するとき、ブロックチェーンネットワークは、入札評価専門家が第3のノードからBIM応札書類を閲覧することができるように、BIM応札書類を第3のノードに送信する。具体的には、入札評価専門家は、BIMモデルに基づく作成したBIM応札書類を介して、応札案をより直感的かつ迅速、深く理解し、各応札案の優劣をより正確にレビューすることができ、入札評価専門家は、BIM補助評価システムにより応札提出されたBIM応札書類をレビューし、BIM応札書類に対するレビュー結果を形成し、レビュー結果を第3のノードに提出し、ブロックチェーンネットワークは、第3のノードからレビュー結果を取得し、レビュー結果をコンソーシアムチェーンにブロードキャストする。
【0027】
本実施例では、ステップS4を実行するとき、ブロックチェーンネットワークは、落札者決定委員会が第4のノードからレビュー結果を閲覧することができるように、レビュー結果を第4のノードに送信する。落札者決定委員会は、レビュー結果に基づいて落札結果を形成し、落札結果を第4のノードに提出し、ブロックチェーンネットワークは、第4のノードから落札結果を取得し、落札結果をコンソーシアムチェーンにブロードキャストする。
【0028】
本実施例では、分散化、トレーサビリティかつスマート契約を有するブロックチェーンネットワークを使用することにより、第1のノード、第2のノード、第3のノード及び第4のノードを介して、それぞれ入札者、応札者、入札評価専門家と落札者決定委員会などのメンバーと通信し、入札説明書、BIM応札書類、レビュー結果、落札結果などの情報を交換することで、入札者、応札者、入札評価専門家と落札者決定委員会の間に隔離を形成させることができ、共謀入札、入札談合及び入札応札情報改竄などのカンニング現象の発生を効果的に回避することができる。コンピュータプログラムに基づく実現した入札応札情報処理方法は、人工の参加度を減少させ、比較的に高い信頼性及び守秘性を有する。
【0029】
本実施例では、ステップS3での第3のノードからBIM応札書類に対するレビュー結果を取得することは、
スマート契約を生成するステップS301と、
スマート契約をコンソーシアムチェーンにブロードキャストするステップS302と、
スマート契約から少なくとも三つの第3のノードを抽出するステップS303と、
第3のノードからレビュー結果を取得するステップS304とを含む。
【0030】
ステップS301~S304を実行して、スマート契約により第3のノードを抽出することにより、人為的要素の参与を回避し、入札評価専門家の公正性を高め、入札評価仕事の公平、公正、公開を確保することができる。
【0031】
本実施例では、入札応札情報処理方法は、以下のステップをさらに含む。
【0032】
ステップS5、第1のノード、第2のノード、第3のノード及び第4のノードにそれぞれ対応するキーペアを生成する。
【0033】
ステップS6、第1のノード、第2のノード、第3のノード及び第4のノードに対応するキーペアを発給する。
【0034】
本実施例では、各ノードは、それぞれのキーペアを有する。各キーペアは、相応なノードの情報に対して非対称的な暗号化と暗号復号化を行うための公開キーと非公開キーを含む。暗号化プロセスは、各ノードによって実行されるか、又はステップS1~S4を実行する主体によって実行されてもよく、暗号復号化プロセスは、各ノードによって実行されるか、又はステップS1~S4を実行する主体によって実行されてもよい。
【0035】
第2のノードでBIM応札書類に対する暗号化と暗号復号化を例にして、キーペアを用いて暗号化と暗号復号化を行うプロセスについて説明する。図4を参照して、応札者Aは、まず自分の非公開キーAを用いてBIM応札書類に対して署名を行い、次に、応札者Aは、入札プラットフォームBの公開キーを用いてBIM応札書類と署名情報を暗号化する。入札プラットフォームB、すなわち、本実施例においてステップS1~S4の主体が応札者AのBIM応札書類を受信すると、応札者AがこのプラットフォームBの公開キーを用いて暗号化されたBIM応札書類をこのプラットフォームの非公開キーを用いて暗号復号化し、暗号復号化された復号文を得た後、応札者Aの公開キーを用いて応札者Aが自分の非公開キーを用いた署名を復号化する。上記非対称暗号化方式を用いると、情報の伝送中、暗号化された情報を伝送するだけでよく、キーを伝送することなく、情報漏洩を効果的に防止することができる。
【0036】
具体的には、第1のノードに対応するキーペアは、第1のノードから取得した入札説明書を暗号化及び暗号復号化するために用いられ、第2のノードに対応するキーペアは、第2のノードから取得したBIM応札書類を暗号化及び暗号復号化するために用いられ、第3のノードに対応するキーペアは、第3のノードから取得したレビュー結果を暗号化及び暗号復号化するために用いられ、第4のノードに対応するキーペアは、第4のノードから取得した落札結果を暗号化及び暗号復号化するために用いられる。
【0037】
本実施例では、ステップS6を実行する前に、さらに、第1のノード、第2のノード、第3のノード及び第4のノードの真実性をチェックし、ノードが真実である場合のみにノードにキーペアを発給する。例えば、第1のノードが真実である場合、第1のノードにキーペアを発給し、逆に、第1のノードにキーペアを発給せず、第1のノードにキーペアを発給するか否かは、他のノードにキーペアを発給するか否かに影響を与えなくてもよい。各ノードの真実性をチェックすることにより、不正主体が入札者、応札者などの参加者を詐称することを回避し、入札応札プロセスの安全をさらに向上させることができる。
【0038】
ステップS5とステップS6を実行した上で、以下のステップをさらに実行する。
【0039】
ステップS7、S1、S2、S3とS4などのステップで入札情報、応札情報、レビュー結果及び/又は落札結果をコンソーシアムチェーンにブロードキャストする前に、入札情報、応札情報、レビュー結果及び/又は落札結果に対して暗号化処理を行う。具体的には、第1のノードに対応するキーペアを用いて第1のノードから取得した入札説明書に対して暗号化と暗号復号化を行い、第2のノードに対応するキーペアを用いて第2のノードから取得したBIM応札書類に対して暗号化と暗号復号化を行い、第3のノードに対応するキーペアを用いて第3のノードから取得したレビュー結果に対して暗号化と暗号復号化を行い、第4のノードに対応するキーペアを用いて第4のノードから取得した落札結果に対して暗号化と暗号復号化を行う。
【0040】
ステップS8、暗号化処理の結果を記録する。
【0041】
ステップS7とステップS8を実行した上で、以下のステップをさらに実行する。
【0042】
ステップS9、トレーサビリティ要求を受信すると、トレーサビリティ要求が指向するターゲットノードを解析し、ターゲットノードは、第1のノード、第2のノード、第3のノード及び第4のノードのうちの少なくとも一つである。
【0043】
ステップS10、ターゲットノードに対応するキーペアに基づいて、相応な暗号化処理の結果を検索する。
【0044】
ステップS11、検索された暗号化処理の結果に基づいて、相応な入札情報、応札情報、レビュー結果及び/又は落札結果を決定する。
【0045】
ステップS12、決定された入札情報、応札情報、レビュー結果及び/又は落札結果を返す。
【0046】
トレーサビリティ要求は、監督管理担当者又は本実施例における入札応札情報処理方法の実行主体の維持管理者によって発行されてもよい。監督管理担当者がトレーサビリティクエリを必要とする対象に対応し、トレーサビリティ要求は、一つ又は複数のターゲットノードを指向し、ターゲットノードは、第1のノード、第2のノード、第3のノードと第4のノードであってもよい。例えば、監督管理担当者が第3のノードのレビュー結果をトレーサビリティクエリする必要がある場合、発行されるトレーサビリティ要求は、第3のノードを指向し、ステップS10を実行するとき、第3のノードに対応するキーペアに基づいて、コンソーシアムチェーンからステップS8を実行するときに記録された暗号化処理の結果を検索し、その後、ステップS11を実行し、当時の暗号化で使用されたキーペアを用いて暗号復号化し、レビュー結果を取得し、ステップS12を実行して監督管理担当者に返す。
【0047】
ステップS9~S12を実行することにより、トレーサビリティ需要に直面する場合、コンソーシアムチェーンからこの前に記録された入札情報、応札情報、レビュー結果と落札結果などの情報を得ることができ、それによりトレーサビリティクエリを実行し、責任を追及しやすい。
【0048】
本実施例では、入札応札情報処理システムは、第1のモジュール、第2のモジュール、第3のモジュール、第4のモジュール、暗号化モジュール、トレーサビリティモジュールなどの機能モジュールを含み、これらの機能モジュールの機能は、以下のとおりである。
【0049】
第1のモジュールは、第1のノードから入札説明書を取得し、入札説明書に含まれる入札情報をコンソーシアムチェーンにブロードキャストするために用いられる。
【0050】
第2のモジュールは、入札説明書を第2のノードに送信し、第2のノードからBIM応札書類を取得し、BIM応札書類に含まれる応札情報をコンソーシアムチェーンにブロードキャストするために用いられる。
【0051】
第3のモジュールは、BIM応札書類を第3のノードに送信し、第3のノードからBIM応札書類に対するレビュー結果を取得し、レビュー結果をコンソーシアムチェーンにブロードキャストするために用いられる。
【0052】
第4のモジュールは、レビュー結果を第4のノードに送信し、第4のノードからレビュー結果に基づいて産生した落札結果を取得し、落札結果をコンソーシアムチェーンにブロードキャストするために用いられる。
【0053】
暗号化モジュールは、コンソーシアムチェーンにブロードキャストする前に、入札情報、応札情報、レビュー結果及び/又は落札結果に対して暗号化処理を行い、暗号化処理の結果を記録するために用いられ、そのうち、入札情報に対する暗号化処理は、第1のノードに対応するキーペアに基づいて実行されることであり、応札情報に対する暗号化処理は、第2のノードに対応するキーペアに基づいて実行されることであり、レビュー結果に対する暗号化処理は、第3のノードに対応するキーペアに基づいて実行されることであり、落札結果に対する暗号化処理は、第4のノードに対応するキーペアに基づいて実行されることである。
【0054】
トレーサビリティモジュールは、トレーサビリティ要求を受信すると、トレーサビリティ要求が指向するターゲットノードを解析するために用いられ、ターゲットノードは、第1のノード、第2のノード、第3のノード及び第4のノードのうちの少なくとも一つであり、ターゲットノードに対応するキーペアに基づいて、相応な暗号化処理の結果を検索し、検索された暗号化処理の結果に基づいて、相応な入札情報、応札情報、レビュー結果及び/又は落札結果を決定し、決定された入札情報、応札情報、レビュー結果及び/又は落札結果を返す。
【0055】
第1のモジュール、第2のモジュール、第3のモジュール、第4のモジュール、暗号化モジュール、及びトレーサビリティモジュールは、相応の機能を有するハードウェアモジュール、ソフトウェアモジュール、又はハードウェアとソフトウェアとの組み合わせであってもよい。入札応札情報処理システムを実行することにより、本実施例における入札応札情報処理方法と同じ技術的効果を達成することができる。
【0056】
本実施例では、メモリと、プロセッサとを含むコンピューター装置であって、前記メモリは、少なくとも一つのプログラムを記憶するために用いられ、前記プロセッサは、実施例に記載の入札応札情報処理方法を実行させるために、前記少なくとも一つのプログラムをロードするために用いられ、実施例に記載の同じ技術的効果を達成する。
【0057】
本実施例では、プロセッサ実行可能なプログラムが記憶されている記憶媒体であって、前記プロセッサ実行可能なプログラムがプロセッサによって実行されるときに、実施例に記載の入札応札情報処理方法を実行させ、実施例に記載の同じ技術的効果を達成する。
【0058】
説明すべきことは、特に説明されない限り、ある特徴が別の特徴に「固定される」「接続される」と呼ばれる場合、別の特徴に直接に固定、接続されてもよいし、別の特徴に間接的に固定、接続されてもよい。また、本開示で使用される上、下、左、右などの用語は、図面における本開示の各構成要素の相互位置関係に対して説明するためのものに過ぎない。本開示で使用される単数形の「1つ」、「前記」及び「該」は、文脈内に明確に指定されない限り、複数形を含むことを意図する。さらに、特に定義されない限り、本実施例で使用されるすべての技術及び科学用語は、本開示の当業者によって一般に理解されるのと同じ意味を有する。本実施例の明細書で使用される用語は、単に具体的な実施例を説明する目的のためのものであり、本発明を限定することを意図するものではない。本実施例で使用される「及び/又は」という用語は、一つ以上の関連する列挙された項目のいずれか又は全ての可能な組み合わせを含む。
【0059】
理解すべきことは、本開示では、第1、第2、第3などの用語を用いて様々な要素を説明しているが、これらの要素は、これらの用語に限定されるべきでない。これらの用語は、同一タイプの要素を互いに区別するためのものに過ぎない。例えば、本開示の範囲から逸脱することなく、第1の要素は、第2の要素と呼ばれてもよく、同様に、第2の要素は、第1の要素と呼ばれてもよい。本実施例によって提供される任意及びすべての例又は例示的な言語(「例えば」、“のとおりり”など)の使用は、本発明の実施例をよりよく説明することのみを意図し、特に要求されない限り、本発明の範囲を限定する趣旨のものではない。
【0060】
本発明の実施例は、コンピュータハードウェア、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせ、又は非一時的なコンピュータ可読メモリに記憶されたコンピュータ命令によって実現又は実行してもよい。前記方法は、標準プログラミング技術(コンピュータプログラムが配置された非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を含む)を利用してコンピュータプログラム内で実現してもよく、そのうち、このように配置された記憶媒体は、具体的な実施例に記載された方法及び図面に従って、コンピュータを特定及び予め定義された方式によって動作させる。各プログラムは、コンピュータシステムと通信するために、高レベルのプロセス又はオブジェクト指向プログラミング言語で実現されてもよい。しかしながら、必要であれば、該プログラムは、アセンブリ又は機械言語で実現されてもよい。いずれの場合でも、該言語は、コンパイル又は解釈される言語であってもよい。また、この目的のために、該プログラムは、プログラミングされた専用集積回路上で動作してもよいことを認識すべきである。
【0061】
また、本実施例に別に指示されていないか、又は別の方式で文脈と明らかに矛盾しない限り、本実施例に記載のプロセスの動作が任意の適切な順序で実行されてもよい。本実施例に記載のプロセス(又は変形及び/又はそれらの組み合わせ)は、実行可能な命令が配置された一つ又は複数のコンピュータシステムの制御により実行されてもよく、かつ一つ又は複数のプロセッサ上で共通に実行されるコード(例えば、実行可能な命令、一つ又は複数のコンピュータプログラム、又は複数のアプリケーション)、ハードウェア又はそれらの組み合わせによって実現されてもよい。前記コンピュータプログラムは、一つ又は複数のプロセッサによって実行可能な複数の命令を含む。
【0062】
さらに、前記方法は、動作可能に接続されている適切な任意のタイプのコンピューティングプラットフォームで実現されてもよく、パーソナルコンピュータ、ミニコンピュータ、メインフレームワーク、ワークステーション、ネットワーク又は分散コンピュータ処理環境、単独又は集積化コンピュータプラットフォーム、又は帯電粒子ツールや他の撮像装置と通信することなどを含むが、これらに限定されない。本発明の諸態様は、非一時的な記憶媒体又は機器に記憶された機械可読コードで実現されてもよく、プログラム可能コンピュータによって読み取られることができるように、例えば、ハードディスク、光学読み取り及び/又は書き込み記憶媒体、RAM、ROMなどの移動可能又はコンピュータプラットフォームに集積化されたものであってもよく、記憶媒体又は機器がコンピュータによって読み取られるときに、ここで記載されるプロセスを実行するためにコンピュータを配置及び動作させることに使用可能である。さらに、機械可読コード又はその一部は、有線又は無線ネットワークを介して送信されてもよい。このような媒体は、マイクプロセッサ又は他のデータプロセッサを結合して上述したステップを実現する命令又はプログラムを含む場合、本実施例に記載の発明は、これら及び他の異なるタイプの非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含む。本発明に記載の方法及び技術に基づいてプログラミングするとき、本発明は、コンピュータ自体をさらに含む。
【0063】
コンピュータプログラムは、本実施例に記載の機能を実行するためにデータ入力に適用されてもよく、それにより入力データを変換して不揮発性メモリに記憶される出力データを生成する。出力情報は、さらに、ディスプレイなどの一つ又は複数の出力装置に適用されてもよい。本発明の好ましい実施例では、変換されたデータは、ディスプレイ上で生成される物理的及び有形的なオブジェクトの特定の視覚的描写を含む物理的と有形的なオブジェクトを表す。
【0064】
以上に記述されているは、本発明の好ましい実施例に過ぎず、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、同じ手段で本発明の技術的効果を達すれば、本発明の技術的思想及び原則内で行われる任意の修正、同等置換、改善など、いずれも本発明の保護範囲内に含まれるべきである。本発明の保護範囲内その技術案及び/又は実施形態は、多様な異なる修正又は変化が存在してもよい。
図1
図2
図3
図4