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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-02-24
(45)【発行日】2022-03-04
(54)【発明の名称】ご当地ギフト受注装置
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/06 20120101AFI20220225BHJP
【FI】
G06Q30/06 300
【請求項の数】 8
(21)【出願番号】P 2017215364
(22)【出願日】2017-11-08
(65)【公開番号】P2019087071
(43)【公開日】2019-06-06
【審査請求日】2020-10-05
(73)【特許権者】
【識別番号】509109822
【氏名又は名称】ミライフーズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100163186
【弁理士】
【氏名又は名称】松永 裕吉
(72)【発明者】
【氏名】吉田 周平
【審査官】萩島 豪
(56)【参考文献】
【文献】特開2013-140552(JP,A)
【文献】特開2007-179392(JP,A)
【文献】特開2005-141342(JP,A)
【文献】特開2014-067176(JP,A)
【文献】特開2003-030285(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2006/0080189(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 - 99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
通信ネットワークを介して旅行者が所持する携帯情報端末と接続され、前記携帯情報端末の操作を通じてその旅先のご当地ギフトの受注処理を行うご当地ギフト受注装置であって、
前記携帯情報端末から受信した、前記旅先の地域内に限定して販売または配布されるカードに付されたご当地ギフト注文用のシリアル番号に基づいて、そのシリアル番号を持つカードを使用したご当地ギフトの注文が可能か否かを判定するカード使用可否判定部と、
前記携帯情報端末から受信した前記携帯情報端末の位置情報に基づいて、前記携帯情報端末が前記旅先の地域内に存在するか否かを判定する注文場所判定部と、
前記カードを使用したご当地ギフトの注文が可能であり、かつ、前記携帯情報端末が前記旅先の地域内に存在する場合、前記携帯情報端末の操作を通じたご当地ギフトの注文を受け付けるギフト受注部と、
前記カードを使用したご当地ギフトの注文が可能であり、かつ、前記携帯情報端末が前記旅先の地域内に存在する場合、前記携帯情報端末から受信した前記シリアル番号を持つカードのエントリーを受け付けるカードエントリー部と、を備え、
前記ギフト受注部が、前記携帯情報端末が前記旅先の地域外に存在していても前記カードがエントリーされていれば、前記携帯情報端末の操作を通じたご当地ギフトの注文を受け付けるものである
ことを特徴とするご当地ギフト受注装置。
【請求項2】
ご当地ギフトを販売するギフト販売業者に前記注文を受け付けたご当地ギフトを発注するギフト発注部をさらに備えた請求項1に記載のご当地ギフト受注装置。
【請求項3】
ご当地ギフトの添付物として前記携帯情報端末から写真やメッセージを受信し、および/または、前記携帯情報端末の操作を通じて前記旅先限定の絵はがきを選択させる添付物取得部をさらに備えた請求項1または請求項2に記載のご当地ギフト受注装置。
【請求項4】
ご当地ギフトの注文が確定すると、前記シリアル番号を持つカードを使用したご当地ギフトの注文の回数をインクリメントするカード使用回数管理部をさらに備え、
前記カード使用可否判定部が、前記カードを使用したご当地ギフトの注文の回数がそのカードに設定された注文可能最大回数を超えていれば、そのカードを使用したご当地ギフトの注文が不可能であると判定するものである請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のご当地ギフト受注装置。
【請求項5】
前記携帯情報端末から受信した前記シリアル番号に基づいて、そのシリアル番号を持つカードを使用したご当地ギフトの注文の有効期限を判定するカード有効期限判定部をさらに備え、
前記カード使用可否判定部が、前記カードを使用したご当地ギフトの注文の有効期限が切れていれば、そのカードを使用したご当地ギフトの注文が不可能であると判定するものである請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のご当地ギフト受注装置。
【請求項6】
前記カードが前記旅先限定の絵はがきである請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のご当地ギフト受注装置。
【請求項7】
単体のコンピューターまたは複数のコンピューターからなるコンピューター群にインストールされるコンピュータープログラムであって、
前記単体のコンピューターまたはコンピューター群を請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のご当地ギフト受注装置として機能させるコンピュータープログラム。
【請求項8】
通信ネットワークを介して旅行者が所持する携帯情報端末と接続され、前記携帯情報端末の操作を通じてその旅先のご当地ギフトの受注処理を行うご当地ギフト受注方法であって、
前記携帯情報端末から前記旅先の地域内に限定して販売または配布されるカードに付されたご当地ギフト注文用のシリアル番号および前記携帯情報端末の位置情報を受信するステップと、
前記シリアル番号に基づいて、そのシリアル番号を持つカードを使用したご当地ギフトの注文が可能か否かを判定するステップと、
前記携帯情報端末の位置情報に基づいて、前記携帯情報端末が前記旅先の地域内に存在するか否かを判定するステップと、
前記カードを使用したご当地ギフトの注文が可能であり、かつ、前記携帯情報端末が前記旅先の地域内に存在する場合、前記携帯情報端末の操作を通じたご当地ギフトの注文を受け付けるステップと、
前記カードを使用したご当地ギフトの注文が可能であり、かつ、前記携帯情報端末が前記旅先の地域内に存在する場合、前記携帯情報端末から受信した前記シリアル番号を持つカードのエントリーを受け付けるステップと、
前記携帯情報端末が前記旅先の地域外に存在していても前記カードがエントリーされていれば、前記携帯情報端末の操作を通じたご当地ギフトの注文を受け付けるステップと、を備えたご当地ギフト受注方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ご当地ギフトの注文を受け付けるサービス技術に関し、特に、旅先で携帯情報端末からご当地ギフトの注文を受け付けるサービス技術に関する。
【背景技術】
【0002】
旅に出たとき、遠くに住む祖父母や最近会っていない友達夫婦などに旅先のお土産を購入することがある。このとき、購入するお土産の数が多ければ旅の道中でお土産を持ち運ぶことが苦になり、さらに旅から戻ってきて各人宅にお土産を配るのにも一苦労する。また、お土産の数が少なくても重量物や嵩張るものの場合、やはり旅の道中でお土産を持ち運ぶことが苦になる。そうしたお土産の持ち運びの苦労から解放されるには宅配便の利用が有効である。多くの土産物店では宅配便を利用してお土産、すなわちご当地ギフトを発送できるようになっている。
【0003】
宅配便の利用の有無にかかわらず旅先の土産物店でお土産を購入する場合、旅行者はその土産物店に陳列された商品の中からお土産を選択しなければならない。このため土産物店で販売されている商品の種類および数が少なければ、その分お土産の選択の幅が狭まるということになる。それを解消しようと多種多様の品物を大量に揃えることは店側にとって負担が大きくなる。特に賞味期限や消費期限のある品物については店側の在庫リスクの危険性が高くなる。
【0004】
旅行者の利便性向上と土産物店の負担・在庫リスク低減の双方を解決する策として、例えば下記特許文献1に、土産物店はお土産の現品に代えてお土産の引換券であるお土産カードを販売し、旅行者は購入したお土産カードをギフトとして相手へプレゼントし、それを受け取った相手がお土産カードに記載された販売サイトにアクセスしてお土産の配送要求をしてお土産を送ってもらうといった商品販売システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】特開2013-140552号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記特許文献1の商品販売システムではお土産カードは相手にプレゼントされるものであり自分の手元には残らない。すなわち、お土産カードはそれ自体がギフトであって自分用のお土産ではない。このため旅行者は旅の記念品が欲しい場合には別途購入する必要がある。また、上記特許文献1の商品販売システムでは土産物店にシステム利用のための店舗端末を設置する必要があり、店側の経済的負担が大きい。特に、店側としては初期投資が必要な店舗端末は設置したくないという事情がある。
【0007】
上記問題に鑑み、本発明は、土産物店に経済的負担をかけずに容易にサービスの導入可能であり、また、お土産カードを旅の記念品として旅行者の手元に残すことができるご当地ギフト受注装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一局面に従うと、通信ネットワークを介して旅行者が所持する携帯情報端末と接続され、前記携帯情報端末の操作を通じてその旅先のご当地ギフトの受注処理を行うご当地ギフト受注装置であって、前記携帯情報端末から受信した、前記旅先の地域内に限定して販売または配布されるカードに付されたご当地ギフト注文用のシリアル番号に基づいて、そのシリアル番号を持つカードを使用したご当地ギフトの注文が可能か否かを判定するカード使用可否判定部と、前記携帯情報端末から受信した前記携帯情報端末の位置情報に基づいて、前記携帯情報端末が前記旅先の地域内に存在するか否かを判定する注文場所判定部と、前記カードを使用したご当地ギフトの注文が可能であり、かつ、前記携帯情報端末が前記旅先の地域内に存在する場合、前記携帯情報端末の操作を通じたご当地ギフトの注文を受け付けるギフト受注部と、を備えたご当地ギフト受注装置が提供される。
【0009】
また、本発明の別の局面に従うと、単体のコンピューターまたは複数のコンピューターからなるコンピューター群にインストールされるコンピュータープログラムであって、前記単体のコンピューターまたはコンピューター群を前記ご当地ギフト受注装置として機能させるコンピュータープログラムが提供される。
【0010】
また、本発明のさらに別の局面に従うと、携帯情報端末にインストールされる専用アプリであって、前記携帯情報端末を、前記ご当地ギフト受注装置を利用してご当地ギフトを注文するための操作GUIを提供する専用アプリが提供される。
【0011】
また、本発明のさらに別の局面に従うと、各旅先の地域内に限定して販売または配布されるカードであって、前記当地ギフト受注装置を利用してご当地ギフトの注文をするためのシリアル番号または当該シリアル番号を表すコードが付されたカードが提供される。
【発明の効果】
【0012】
本発明によると、カードを使用したご当地ギフトの注文はその旅先の地域内に限定されることから、ご当地ギフトに、旅先でしか購入できないという限定感やプレミアム感を付与してご当地ギフトの付加価値を高めることができる。ご当地ギフトの注文を終えたカードは旅の記念品として旅行者の手元に残すことができる。また、土産物店は、ご当地ギフト注文用のカードを販売または配布するだけでよく、当該ご当地ギフト受注装置により提供されるサービスを利用するための店舗端末を設置する必要がない。このため、土産物店に経済的負担をかけずに容易にサービスを導入することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明に係るご当地ギフト受注装置により提供されるサービスにおける情報、商品、代金の流れを示す模式図
図2】本発明に係るご当地ギフト受注装置により提供されるサービスにおいてカードを無料配布する場合の情報、商品、代金の流れを示す模式図
図3】本発明の一実施形態に係るご当地ギフト受注装置を含むご当地ギフト注文システムの概略図
図4】本発明の一実施形態に係るご当地ギフト受注装置および携帯情報端末の動作を説明するフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。ただし、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
【0015】
なお、発明者は、当業者が本発明を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
【0016】
≪ご当地ギフト注文サービスの概要≫
まず、本発明に係るご当地ギフト受注装置により提供されるサービスの概要について説明する。図1は、本発明に係るご当地ギフト受注装置により提供されるサービスにおける情報、商品、代金の流れを示す模式図である。
【0017】
知人などに旅先の特産品や限定商品などのご当地ギフトを贈ろうと思う旅行者1は、旅先の土産物店2でその旅先の地域内に限定して販売されるご当地ギフト注文用のカード3を購入する。カード3は、その旅先の景勝地や観光名所の写真や地元のデザイナーによるイラストなどが印刷された絵はがき、イラストカード、ポスターなどであり、それ自体がその旅先のお土産としての価値を有するものである。
【0018】
カード3の代金にはご当地ギフトの代金および送料が含まれている。土産物店2は、カード3の売上金の一部を預かり金として預かっておく。この預かり金はのちにギフト販売業者4に支払うお金である。
【0019】
カード3にはご当地ギフト受注装置10を利用してご当地ギフトを注文するためのシリアル番号が付されている。当該シリアル番号は、英数字の組み合わせからなる文字列として、あるいは、バーコードやQRコード(登録商標)などにコード化されてカード3の適当な箇所(好ましくは写真やイラストなどが印刷された面とは反対の面)に印刷または貼付されている。
【0020】
カード3を購入した旅行者1が、所持する携帯情報端末20においてご当地ギフト注文用の専用アプリを起動するか、または、ウェブブラウザーを起動してご当地ギフト注文用の専用サイトにアクセスすると、携帯情報端末20の画面に、ご当地ギフト受注装置10を利用してご当地ギフトを注文するための操作GUI(Graphical User Interface)が表示される。旅行者1は、上記操作GUIを通じてご当地ギフトの注文手続きを進めることができる。
【0021】
なお、ウェブブラウザーから専用サイトに容易にアクセスできるようにするために、カード3の適当な箇所に専用サイトのURL(Uniform Resource Locator)をQRコードで表示しておくことが好ましい。これにより、旅行者1は、携帯情報端末20に専用サイトのURLを手動入力することなく携帯情報端末20のカメラ機能を利用してカード3に表示されたQRコードを読み取ることで専用サイトに容易にアクセスすることができる。
【0022】
ご当地ギフトの注文に際して、まず、ご当地ギフト受注装置10からご当地ギフト注文用のシリアル番号が要求される。利用者1は、携帯情報端末20の画面に表示された操作GUIを通じてカード3に付されたご当地ギフト注文用のシリアル番号を手動入力するか、または、携帯情報端末20のカメラ機能を利用してカード3に付された、上記シリアル番号を表す文字列またはコードを読み取ることで、携帯情報端末20からご当地ギフト受注装置10へご当地ギフト注文用のシリアル番号が送信される。さらにこのとき、携帯情報端末20のGPS(Global Positioning System)機能を利用して携帯情報端末20の位置が測位され、その位置情報がご当地ギフト受注装置10へ送信される。
【0023】
ご当地ギフト受注装置10は、携帯情報端末20から受信した上記シリアル番号および携帯情報端末20の位置情報に基づいて、そのカード3を使用したご当地ギフトの注文が可能か否かを判断する。当該判断基準については後述する。ご当地ギフト受注装置10によりご当地ギフトの注文が可能と判断されれば、旅行者1は、携帯情報端末20の画面に表示された操作GUIを通じてご当地ギフトの選択および送り主情報および送り先情報の入力を行う。
【0024】
なお、送り主情報および送り先情報はあらかじめ専用アプリまたは専用サイトに登録しておいてそこから都度読み出すようにしてもよい。さらに必要に応じて、旅行者1は、携帯情報端末20で撮影した旅先の写真やご当地ギフトに添えるメッセージなどのデータをご当地ギフト受注装置10に送信することができる。
【0025】
ご当地ギフト受注装置10は、携帯情報端末20からご当地ギフトの注文を受け付けると、ギフト販売業者4に送り主情報および送り先情報を通知して当該ご当地ギフトを発注する。このとき、ご当地ギフト受注装置10は、旅行者1から携帯情報端末20を通じて受信した写真やメッセージのデータも合わせてギフト販売業者4に転送する。なお、ご当地ギフト受注装置10からのご当地ギフトの注文方法は、ギフト販売業者4の図略の注文受付サーバーに注文データを送ってもよいし、ギフト販売業者4の注文受付アドレスへ電子メールを送ってもよい。
【0026】
ギフト販売業者4は、ご当地ギフト受注装置10からご当地ギフトの注文を受けると、指定された送り先(知人5)へご当地ギフト6を発送する。このとき、ご当地ギフト6に写真、メッセージカード、絵はがきなどの添付物7が添えられる。
【0027】
ギフト販売業者4は、ご当地ギフト6の発送を終えると土産物店2にご当地ギフト6の代金および送料を請求する。土産物店2は、ギフト販売業者4から当該請求を受けて、カード3の販売時に預かっておいた預かり金をギフト販売業者4に支払う。これにてご当地ギフト受注装置10を利用したご当地ギフト注文に係る全取引が完了する。なお、ご当地ギフトの注文に使用されたカード3は旅行者1の手元に残って旅行者1のお土産となる。
【0028】
なお、カード3にご当地ギフトの代金および送料を含めなくてもよい。すなわち、カード3を無料で配布してもよい。図2は、本発明に係るご当地ギフト受注装置により提供されるサービスにおいてカードを無料配布する場合の情報、商品、代金の流れを示す模式図である。
【0029】
旅行者1は、土産物店2でカード3を無料で取得することができる。カード3は土産物店2以外にも観光案内所などで配布することができる。なお、カード3を使用したご当地ギフトの注文手順は上述した通りである。ここで、図1のケースと異なる点は、ご当地ギフト6の代金および送料の請求が土産物店2ではなく旅行者1に対して行われるという点である。もちろん、ご当地ギフトの注文の最中に操作GUIを通じてクレジットカードやデビットカードによる決済も可能である。
【0030】
なお、上記説明はご当地ギフト受注装置10を用いたサービス提供者とギフト販売業者4とが別人であることを前提としているが、ギフト販売業者4がご当地ギフト受注装置10を用いて自社の商品(ご当地ギフト)の注文を受けるようにすることもできる。この場合、ご当地ギフト受注装置10からギフト販売業者4へのご当地ギフトの発注は不要である。
【0031】
≪実施形態≫
次に、上記サービスを提供するご当地ギフト受注装置の実施形態について説明する。図3は、本発明の一実施形態に係るご当地ギフト受注装置を含むご当地ギフト注文システムの概略を示す。本システムは、ご当地ギフト受注装置10、旅行者1(図1、2参照)が所持する携帯情報端末20、ギフト販売業者4(図1、2参照)の注文受付サーバー30が通信ネットワーク40を介して互いに接続されて構成される。
【0032】
携帯情報端末20は、無線通信機能、カメラ機能、GPS機能などの各種機能を備えた端末であり、具体的にはスマートフォンやタブレット端末などである。携帯情報端末20にはご当地ギフト注文用の専用アプリがインストールされており、当該専用アプリを起動することで、携帯情報端末20の画面にご当地ギフト受注装置10を利用してご当地ギフトを注文するための操作GUIが表示される。また、上記専用アプリを利用しなくても携帯情報端末20に標準でインストールされているウェブブラウザーを利用してご当地ギフト注文用の専用サイトにアクセスすることで携帯情報端末20の画面に操作GUIを表示させることができる。
【0033】
なお、ご当地ギフト注文用の専用サイトは、ご当地ギフト受注装置10のフロントエンドサーバーとして機能する図略のウェブサーバーにより提供することができる。
【0034】
注文受付サーバー30は、ご当地ギフト受注装置10からご当地ギフトの注文を受け付けるサーバーである。
【0035】
通信ネットワーク40は、携帯電話通信網やLAN(Local Area Network)やインターネットなどの各種通信網を複合した有線・無線通信ネットワークである。
【0036】
ご当地ギフト受注装置10は、注文管理データベース101、カード使用可否判定部102、カード使用回数管理部103、カード有効期限判定部104、注文場所判定部105、ギフト受注部106、ギフト発注部107、添付物取得部108、およびカードエントリー部109を備える。注文管理データベース101は、図略のストレージ装置に記憶される。カード使用可否判定部102ないしカードエントリー部109は、コンピュータープログラムとして単体の汎用コンピューターまたは複数の汎用コンピューターからなるコンピューター群に実装することができる。そして、コンピューターまたはコンピューター群において当該コンピュータープログラムが実行されることで、当該コンピューターまたはコンピューター群をご当地ギフト受注装置10として機能させることができる。
【0037】
注文管理データベース101は、カード3を使用したご当地ギフトの注文を管理するデータベースである。具体的には、注文管理データベース101は、カード3に付されたご当地ギフト注文用のシリアル番号を主キーとして、そのカード3の使用の可否、そのカード3の使用回数および最大使用回数、そのカード3の有効期限、そのカード3の使用可能エリア、そのカード3のエントリー状況、そのカード3により注文可能なご当地ギフトなどの各種情報を管理する。
【0038】
なお、注文管理データベース101は、図略のストレージ装置にその全体を記憶する以外に、ブロックチェーン技術を利用した分散型台帳として実現することも可能である。その場合、ご当地ギフト受注装置10に注文管理データベース101を置く必要はない。
【0039】
カード使用可否判定部102は、携帯情報端末20から受信した、カード3に付されたご当地ギフト注文用のシリアル番号に基づいて、そのシリアル番号を持つカード3を使用したご当地ギフトの注文が可能か否かを判定する。具体的には、カード使用可否判定部102は、注文管理データベース101においてそのカード3のカード使用フラグが立っていれば、そのカード3を使用したご当地ギフトの注文が不可能であると判定する。一方、そのカード3のカード使用フラグが立っていなければ、カード使用可否判定部102は、そのカード3を使用したご当地ギフトの注文が可能であると判定した上で、注文管理データベース101においてそのカード3のカード使用フラグを立てる。
【0040】
なお、1枚のカード3で複数回の注文ができるようにしてもよい。ただし、そのようなカード3の代金には複数のご当地ギフトの代金および送料が含まれる。そのような複数回注文可能なカード3に対応するために、カード使用可否判定部102は、注文管理データベース101を参照して、そのカード3を使用したご当地ギフトの注文の回数(上述のカード3の使用回数)がそのカード3に設定された注文可能最大回数(上述のカード3の最大使用回数)を超えていれば、そのカード3を使用したご当地ギフトの注文が不可能であると判定する。
【0041】
カード使用回数管理部103は、ご当地ギフトの注文が確定する(例えば、ギフト発注部107によるご当地ギフトの発注が完了する)と、そのシリアル番号を持つカード3を使用したご当地ギフトの注文の回数をインクリメントするよう注文管理データベース101を更新する。
【0042】
上述したように、ご当地ギフトの注文に使用されたカード3は旅行者1の手元に残って旅行者1のお土産となるが、同じカード3を何枚も持つことは望まないと考えられる。そこで、1枚のカード3で複数回の注文ができるようにすることで、旅行者1は、複数の相手にご当地ギフトを送る場合に同じカード3を何枚も入手する必要がなくなり、カード3を1枚だけ入手すれば済むようになる。
【0043】
なお、1枚のカード3で1回の注文しかできないようにするのであればカード使用回数管理部103は省略可能である。
【0044】
カード有効期限判定部104は、携帯情報端末20から受信した、カード3に付されたご当地ギフト注文用のシリアル番号に基づいて、そのシリアル番号を持つカード3を使用したご当地ギフトの注文の有効期限を判定する。具体的には、カード有効期限判定部104は、注文管理データベース101を参照してそのカード3の有効期限を取得し、その有効期限と現在日時とを比較してそのカード3が有効期限切れか否かを判定する。そして、カード使用可否判定部102は、そのカード3を使用したご当地ギフトの注文の有効期限が切れていれば、そのカード3を使用したご当地ギフトの注文が不可能であると判定する。
【0045】
このようにカード3に有効期限を設定することにより、ずっと長く使用されないまま放置されたカード3によるご当地ギフトの注文を制限し、ご当地ギフトの定期的な入れ替えを行うことができる。
【0046】
なお、有効期限切れで使用できなくなったカード3について、代替品を選択できるようにするかまたは代金の払い戻しができるような仕組みを導入する必要がある。
【0047】
また、カード3に有効期限を設定しないのであればカード有効期限判定部104は省略可能である。
【0048】
注文場所判定部105は、ご当地ギフトの注文時に携帯情報端末20から受信した携帯情報端末20の位置情報に基づいて、携帯情報端末20が、カード3が販売または配布されている旅先の地域内に存在するか否かを判定する。具体的には、注文場所判定部105は、注文管理データベース101を参照してそのカード3の使用可能エリアに関する情報を取得する。カード3の使用可能エリア情報として、例えば、そのカード3が販売または配布される地域内の任意の1地点の位置情報を利用することができる。この場合、注文場所判定部105は、当該地域内の任意の1地点と携帯情報端末20の位置との距離が所定長以内であれば、携帯情報端末20が当該地域内に存在すると判定することができる。
【0049】
上記のようにカード3の使用可能エリア情報を任意の1地点の位置情報としたのでは、注文場所の判定に係る領域が当該1地点を中心とする円形領域に限定されてしまい、細長い領域やいびつな形の領域には対応できなくなる。そこで、カード3の使用可能エリア情報として、例えば、そのカード3が販売または配布される地域内の任意の複数地点の位置情報を利用してもよい。この場合、注文場所判定部105は、携帯情報端末20の位置が当該複数の地点を結んで区画される領域内にあるか否かにより、携帯情報端末20が、カード3が販売または配布される地域内に存在するか否かを判定することができる。これにより、細長い領域やいびつな形の領域に対応してご当地ギフトの注文場所を判定することができる。
【0050】
ギフト受注部106は、携帯情報端末20の操作を通じたご当地ギフトの注文を受け付ける。ただし、ギフト受注部106は、カード3を使用したご当地ギフトの注文が可能であり、かつ、携帯情報端末20が旅先の地域内に存在する場合にご当地ギフトの注文を受け付ける。すなわち、カード3が使用できないか、または、携帯情報端末20が旅先の地域内に存在しなければ、例えば、旅行者1が次の観光地へ移動したり、旅を終えて家に戻ったりした場合などには、ギフト受注部106は、ご当地ギフトの注文を受け付けない。これにより、ご当地ギフトに、旅先でしか購入できないという限定感やプレミアム感を付与してご当地ギフトの付加価値を高めることができる。
【0051】
具体的には、ギフト受注部106は、ご当地ギフトの注文情報として、携帯情報端末20から送り主情報および送り先情報を受け付ける。また、いくつかの品物の中からご当地ギフトを選択可能な場合には、ギフト受注部106は、携帯情報端末20にご当地ギフトの選択肢情報を提供し、ご当地ギフトの選択を受け付ける。
【0052】
ギフト発注部107は、ご当地ギフトを販売するギフト販売業者4(図1、2参照)に、ギフト受注部106が受け付けたご当地ギフトに関する注文データを通知してご当地ギフトを発注する。なお、ギフト発注部107によるご当地ギフトの注文方法は、注文受付サーバー30に注文データを送ってもよいし、ギフト販売業者4の注文受付アドレスへ電子メールを送ってもよい。
【0053】
添付物取得部108は、ご当地ギフトの添付物として携帯情報端末20から写真やメッセージなどを受信し、および/または、携帯情報端末20の操作を通じて旅先限定の絵はがきなどを選択させる。旅先限定の絵はがきとは、例えば、地元のデザイナーによるイラストや地元の写真家が撮影したその旅先の景勝地や観光名所の写真などが印刷された絵はがきのことをいう。各旅先限定の絵はがきの画像データが図略のストレージ装置に保存されており、添付物取得部108は、当該ストレージ装置に保存された絵はがきの中からその地域に対応するものを選択させる。添付物がある場合、ギフト発注部107は、ご当地ギフトにその添付物を添付するようにご当地ギフトを発注する。具体的には、ギフト発注部107は、注文受付サーバー30に、ご当地ギフトの注文データとともに、写真、メッセージ、絵はがきなどの添付物の画像データを送る。ギフト販売業者4は、受信した画像データを印刷してその印刷した添付物7(図1、2参照)を添えて指定された送り先にご当地ギフト6(図1、2参照)を発送する。
【0054】
このようにご当地ギフト6に写真、メッセージ、絵はがきなどの添付物7を添えることで、単にご当地ギフト6のみを贈るよりも丁寧な形で相手にご当地ギフト6を贈ることができる。
【0055】
なお、添付物7の添付が不要であれば添付物取得部108は省略可能である。
【0056】
上述したように、携帯情報端末20が旅先の地域内に存在しなければギフト受注部106はご当地ギフトの注文を受け付けないが、これでは旅先で短時間しか滞在しないような場合には旅行者1がご当地ギフトの注文の機会を逃してしまうおそれがあり、旅行者1にとって不便である。そこで、カード3をエントリーする仕組みを導入して、旅行者1がその旅先を離れてもその旅先限定のカード3によるご当地ギフトの注文を可能にする。
【0057】
カードエントリー部109は、カード3を使用したご当地ギフトの注文が可能であり、かつ、携帯情報端末20が旅先の地域内に存在する場合、携帯情報端末20から受信したシリアル番号を持つカード3のエントリーを受け付ける。具体的には、カードエントリー部109は、カード3が販売または配布されている旅先の地域内に存在する携帯情報端末20から有効なカード3に付されたご当地ギフト注文用のシリアル番号が受信したとき、注文管理データベース101にそのカード3のエントリーを記録する。そして、ギフト受注部106は、携帯情報端末20が旅先の地域外に存在していてもカード3がエントリーされていれば、携帯情報端末20の操作を通じたご当地ギフトの注文を受け付ける。具体的には、ギフト受注部106は、注文管理データベース101を参照して、携帯情報端末20から受信したシリアル番号を持つカード3がエントリーされていれば、携帯情報端末20の現在位置にかかわらずご当地ギフトの注文を受け付ける。
【0058】
このようにカードエントリーの仕組みを導入することにより、旅先で時間がないためにご当地ギフトの注文ができなくても少なくともカード3のエントリーさえしておけば、別の観光地に移動後あるいは自宅に戻ってからそのカード3を使用して旅先限定のご当地ギフトを注文することができるようになる。これにより、ご当地ギフトに旅先でしか購入できないという限定感やプレミアム感を付与しつつ注文に係る地理的条件が緩和され、サービス利用者の利便性を向上させることができる。
【0059】
なお、旅先からでしかご当地ギフトの注文を受け付けないようにするのであればカードエントリー部109は省略可能である。
【0060】
また、上記構成はご当地ギフト受注装置10を用いたサービス提供者とギフト販売業者4とが別人であることを前提としたものであるが、ギフト販売業者4がご当地ギフト受注装置10を用いて自社の商品(ご当地ギフト)の注文を受けるようにするのであれば、ご当地ギフト受注装置10を注文受付サーバー30上で稼働させることができる。この場合、ギフト販売業者4がご当地ギフトの注文を受け付けることになるためギフト発注部107は省略可能である。
【0061】
次に、本実施形態に係るご当地ギフト受注装置10および携帯情報端末20の動作について説明する。図4は、ご当地ギフト受注装置10および携帯情報端末20の動作を説明するフローチャートである。
【0062】
携帯情報端末20においてご当地ギフト注文用の専用アプリが起動される、または、ウェブブラウザーが起動されてご当地ギフト注文用の専用サイトにアクセスされると(S20)、携帯情報端末20は自身の現在位置情報を取得する(S21)。その後、携帯情報端末20の操作GUIに、ご当地ギフト注文用のシリアル番号の入力を要求するメッセージが表示され、携帯情報端末20のカメラでカード3のQRコードが撮影される。携帯情報端末20は、撮影されたQRコードをデコードしてご当地ギフト注文用のシリアル番号を取得し(S22)、自身の位置情報と取得したシリアル番号をご当地ギフト受注装置10へ送信する(S23)。
【0063】
ご当地ギフト受注装置10が携帯情報端末20から位置情報とシリアル番号を受信すると、カード使用可否判定部102が、当該シリアル番号に基づいて、そのシリアル番号を持つカード3を使用したご当地ギフトの注文が可能か否かを判定し、カード有効期限判定部104が、当該シリアル番号に基づいて、そのシリアル番号を持つカード3を使用したご当地ギフトの有効期限を判定し、注文場所判定部105が、当該位置情報に基づいて、携帯情報端末20がその旅先の地域内に存在するか否かを判定する(S10)。これら判定の結果、そのカード3を使用したご当地ギフトの注文が可能であり(S11でYES)、そのカード3の有効期限が切れておらず(S12でYES)、かつ、携帯情報端末20がその旅先の地域内に存在すれば(S13でYES)、カードエントリー部109が、そのカード3をエントリーし(S14)、その後、ギフト受注部106が、携帯情報端末20の操作を通じたご当地ギフトの注文を受け付ける(S16)。もし、携帯情報端末20がその旅先の地域外に存在していても(S13でNO)、そのカード3がエントリーされていれば(S15でYES)、ギフト受注部106が、携帯情報端末20の操作を通じたご当地ギフトの注文を受け付ける(S16)。
【0064】
一方、そのカード3を使用したご当地ギフトの注文が不可能か(S11でNO)、そのカード3の有効期限が切れているか(S12でNO)、または、そのカード3がエントリーされていなければ(S15でNO)、ご当地ギフト受注装置10は、そのカード3を使用したご当地ギフトの注文を受け付けずに受注処理を終了する。この場合、携帯情報端末20の操作GUIにカード3が使用できない旨のメッセージが表示される。
【0065】
ご当地ギフトの受注処理において、携帯情報端末20から送り主情報および送り先情報といった注文情報がご当地ギフト受注装置10に送信される(S24)。ギフト受注部106は、携帯情報端末20から受信した注文情報に基づいて受注処理を行う(S16)。いくつかの品物の中からご当地ギフトを選択できる場合には、ギフト受注部106は、注文情報としてご当地ギフトの選択も受け付ける。
【0066】
旅行者1がご当地ギフトに写真やメッセージなどの添付を希望する場合、携帯情報端末20から写真やメッセージなどの画像データがご当地ギフト受注装置10にアップロードされる(S25)。添付物取得部108は、携帯情報端末20から受信した画像データを添付物として取得する(S17)。あるいは、旅行者1が絵はがきの添付を希望する場合には、添付物取得部108は、絵はがきの選択オプションを携帯情報端末20に提供し、絵はがきの選択を受け付ける(S17)。
【0067】
受注処理および添付物取得処理が終わると、ギフト発注部107が、ギフト販売業者4(図1、2参照)の注文受付サーバー30(図3参照)または注文受付アドレスに注文データおよび添付物の画像データを送ってご当地ギフトを発注する(S18)。そして、ご当地ギフトの発注処理が終わると、カード使用回数管理部103が、そのカード3を使用したご当地ギフトの注文の回数をインクリメントするよう注文管理データベース101を更新する(S19)。
【0068】
本実施形態によると以下のような主な効果が得られる。
1.旅行者1は旅先でご当地ギフトを持ち歩かなくて済み、肉体的負担が軽減される。
2.ご当地ギフトの注文に使用したカード3は旅の記念品として旅行者1の手元に残すことができる。
3.カード3を使用したご当地ギフトの注文場所がその旅先に制限されることで、ご当地ギフトに、旅先でしか購入できないという限定感やプレミアム感を付与してご当地ギフトの付加価値を高めることができる。
4.土産物店2に経済的負担をかけずに容易にサービスを導入することができる。
【0069】
≪応用例≫
ご当地ギフト受注装置10により提供されるサービスを、旅行で訪れた地を次々登録して全国制覇を目指すいわゆる国盗りゲームなどと連携させることができる。例えば、旅行先で入手したカード3をご当地ギフト受注装置10にエントリーしたときに、携帯情報端末20にインストールされている国盗りゲームアプリにおいてその土地の実績を解除することができる。また、ご当地ギフト6の添付物7に実績解除用のQRコードを付けておくことで、ご当地ギフト6を受け取った人は添付物7に付されたそのQRコードを国取りゲームアプリに読み込ませることで、その人もまた国取りゲームアプリにおいてその土地の実績を解除することができる。そして、国盗りゲームアプリにおいて実績解除の数に応じて特典を受けることができる。このように国取りゲームアプリと連携させることで、ご当地ギフト受注装置10を利用したご当地ギフトの販売促進を図ることができる。
【0070】
以上のように、本発明における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
【0071】
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
【0072】
また、上述の実施の形態は、本発明における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
【符号の説明】
【0073】
3…カード、10…ご当地ギフト受注装置、102…カード使用可否判定部、103…カード使用回数管理部、104…カード有効期限判定部、105…注文場所判定部、106…ギフト受注部、107…ギフト発注部、108…添付物取得部、109…カードエントリー部、20…携帯情報端末、40…通信ネットワーク
図1
図2
図3
図4