(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-02-28
(45)【発行日】2022-03-08
(54)【発明の名称】張出歩道ユニットと、その接続構造及び施工方法
(51)【国際特許分類】
E01C 1/00 20060101AFI20220301BHJP
E01D 19/10 20060101ALI20220301BHJP
E01D 19/12 20060101ALI20220301BHJP
E01D 22/00 20060101ALI20220301BHJP
【FI】
E01C1/00 A
E01D19/10
E01D19/12
E01D22/00 Z
(21)【出願番号】P 2018027651
(22)【出願日】2018-02-20
【審査請求日】2020-11-18
(73)【特許権者】
【識別番号】000133294
【氏名又は名称】株式会社ダイクレ
(74)【代理人】
【識別番号】100079636
【氏名又は名称】佐藤 晃一
(72)【発明者】
【氏名】竹谷 佳尚
(72)【発明者】
【氏名】家久 侑大
(72)【発明者】
【氏名】杉保 生尚
(72)【発明者】
【氏名】谷川 豊繁
【審査官】湯本 照基
(56)【参考文献】
【文献】韓国登録特許第10-1428742(KR,B1)
【文献】特開2001-049618(JP,A)
【文献】特開平09-013327(JP,A)
【文献】韓国登録特許第10-1707458(KR,B1)
【文献】韓国登録特許第10-1550058(KR,B1)
【文献】実開昭55-076204(JP,U)
【文献】特開2010-031605(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2015/0197899(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E01C 1/00
E01D 19/10
E01D 19/12
E01D 22/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
崖地に沿う既設の道路の路肩或いは橋梁の地覆に一側がアンカーにより固定され、道路
の路肩或いは橋梁の地覆より道路幅方向に張出して片持ばり状に支持される構造をなす張
出歩道ユニット
の接続構造において、
前記張出歩道ユニットには道路或いは橋梁に沿う方
向の両側にフランジが側方に突設され、道路或いは橋梁に沿って一つ置きに並設される張
出歩道ユニットの両側のフランジにはそれぞれ、フランジ下より側方に突出するフランジ受けが固着され、両側に並設される張出歩道ユニット間に嵌め込まれる張出歩道ユニットは両側方に突出するフランジが隣接する張出歩道ユニットの前記フランジ受けに載置して支持された構造をなすことを特徴とする接続構造。
【請求項2】
崖地に沿う既設の道路の路肩或いは橋梁の地覆に一側がアンカーにより固定され、道路
の路肩或いは橋梁の地覆より道路幅方向に張出して片持ばり状に支持される構造をなす張
出歩道ユニットの接続構造において、同じレベルの対応する箇所に凹溝状の凹部を開口が向い合うようにして形成し、隣接して配置される張出歩道ユニット同士が凹部に打込まれる楔によって連結されることを特徴とする接続構造。
【請求項3】
道路の路肩或いは橋梁の地覆が所要深さ切除され、該切除部分の道路路肩或いは橋梁の
地覆に前記張出歩道ユニットの1側がアンカーにて固定され、張出歩道ユニット上には舗装層が形成され、該舗装層は表面が所要勾配をなすことを特徴とする請求項1
又は2記載の
接続構造。
【請求項4】
張出歩道ユニットには、その下面に水切りが下向きに突設されることを特徴とする請求項1又は2記載の接続構造。
【請求項5】
前記張出歩道ユニットには道路或いは橋梁に沿う方向の両側にフランジが側方に突設さ
れ、隣接して配置される張出歩道ユニットのフランジ同士が連結手段によって連結されることを特徴とする請求項1から3記載の接続構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、崖地に沿う既設の道路或いは橋梁に簡易に付設することが可能な金属、好ましくは鋼製よりなり、前記道路或いは橋梁に沿って並設される各張出歩道ユニットの接続構造に関する。
【背景技術】
【0002】
道路や橋梁には、歩道がないもの、歩道はあっても道路構造令上に規定されている、歩行者、自転車、車椅子同士がスムースにすれ違うことのできる程度の幅員が確保されていないものが数多く存在し、歩道を新たに設置することや歩道の拡幅による歩行者の安全対策が求められている。
【0003】
既設の道路や橋梁に歩道を新たに設置する工法や歩道の拡幅工法(以下、これらを代表して歩道の拡幅工法という)において、橋梁の場合にあっては床版がコンクリート製であることから、床版の幅方向の延長下に足場を組み、地覆のコンクリート床版を切断して除去したのち、型枠を組付け、ついで該型枠内に鉄筋を配筋し、その上からコンクリートを打設して張出床版を施工する工法が採られてきた。
【0004】
近年では、工期の短縮や張出床版の重量軽減を目的として、張出床版として鋼製の張出歩道ユニットも使用されるようになり、更なる軽量化のため、床版をアルミニウム合金製とすることも提案されている(特許文献1)。この文献1記載の拡幅歩道構造は、既設橋梁の主桁上に一側を上載せして定着し、他部を主桁より側方に張出させたアルミニウム合金製床版と、主桁より張出されるアルミニウム合金製床版と主桁下部との間に斜設されるストラットと、主桁のフランジ下面に添設されるブラケット(補強部材)と、主桁上に載置されるアルミニウム合金製床版の一側とブラケットを連結するアンカーよりなるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に開示される拡幅歩道構造では、主桁より床版を張出施工するのに床版の裏側から行う作業が多くあるため、主桁の外側に足場を組む必要があり、その分工期が嵩む問題があった。
【0007】
本発明は、崖地に沿う既設の道路或いは橋梁に沿って簡易に敷設し並設することができる金属製の張出歩道ユニットの接続構造に関するもので、その目的は、足場からの作業をなくすか、極力少なくできるようにするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1に係る発明は、崖地に沿う既設の道路の路肩或いは橋梁の地覆に一側がアンカーにより固定され、道路の路肩或いは橋梁の地覆より道路幅方向に張出して片持ばり状に支持される構造をなす張出歩道ユニットの接続構造において、前記張出歩道ユニットには道路或いは橋梁に沿う方向の両側にフランジが側方に突設され、道路或いは橋梁に沿って一つ置きに並設される張出歩道ユニットの両側のフランジにはそれぞれ、フランジ下より側方に突出するフランジ受けが固着され、両側に並設される張出歩道ユニット間に嵌め込まれる張出歩道ユニットは両側方に突出するフランジが隣接する張出歩道ユニットの前記フランジ受けに載置して支持された構造をなすことを特徴とする。
【0009】
請求項2に係る発明は、崖地に沿う既設の道路の路肩或いは橋梁の地覆に一側がアンカーにより固定され、道路の路肩或いは橋梁の地覆より道路幅方向に張出して片持ばり状に支持される構造をなす張出歩道ユニットの接続構造において、同じレベルの対応する箇所に凹溝状の凹部を開口が向い合うようにして形成し、隣接して配置される張出歩道ユニット同士が凹部に打込まれる楔によって連結されることを特徴とし、
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る発明において、道路の路肩或いは橋梁の
地覆が所要深さ切除され、該切除部分の道路路肩或いは橋梁の地覆に前記張出歩道ユニットの1側がアンカーにて固定され、張出歩道ユニット上には舗装層が形成され、該舗装層は表面が所要勾配をなすことを特徴とする。
【0010】
請求項4に係る発明は、請求項1から3に係る発明において、前記張出歩道ユニットには、その下面に水切りが下向きに突設されることを特徴とする。
【0011】
請求項5に係る発明は、請求項1から3に係る発明において、前記張出歩道ユニットには道路或いは橋梁に沿う方向の両側にフランジが側方に突設され、隣接して配置される張出歩道ユニットのフランジ同士が連結手段によって連結されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
請求項1及び2に係る発明によると、道路の路肩或いは橋梁の地覆に穴をあけてアンカーを差込み固定する作業は、足場を組付けることなく、路肩或いは地覆上で行うことが可能である。地覆を除去したコンクリート床版に張出歩道ユニットを固定する際にはアンカーとしてのボルトを通しナットで連結するのに足場が必要とされるが、足場の組付けはボルトを通すだけであれば、少なくてすむほか、請求項1に係る発明においては更にフランジ受けを有する張出歩道ユニット間に張出歩道ユニットを位置決めして置くだけで、隣接の張出歩道ユニットと接続した状態で支持され、路肩或いは床版への取付けが容易に行え、請求項2に係る発明においては隣接する張出歩道ユニット同士の連結は、張出歩道ユニットの自由端側から隣接する張出歩道ユニットの凹部に跨って楔を打ち込むことにより行われ、打込み作業は張出歩道ユニットの自由端部上から行うことができる。
【0015】
請求項3に係る発明によると、道路の路肩や橋梁の地覆を切除する作業は、路肩或いは地覆上でも行うことができる。道路構造令上、歩道には2%の勾配が必要とされるが、この勾配は切除後の路肩上或いは床版上にモルタルを所要の勾配で塗布することにより行われるか、或いは付設した張出歩道ユニットに所要の勾配で舗装することにより行われる。
【0016】
請求項4に係る発明によると、張出歩道ユニットの自由端から伝い落ちる雨水は水切りにより遮断されて水切り下に滴下し、張出歩道ユニット下面を伝って路肩或いは床版に達し、歩道ユニットと路肩或いは床版の間より侵入して路肩を侵食したり、床版を侵食したりする問題を生ずることがない。
【0018】
請求項4に係る発明によると、隣接する張出歩道ユニット同士の連結がフランジを連結手段で連結することにより行われるが、この連結作業は張出歩道ユニット上でも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【
図7】張出歩道ユニットの接続例を示す拡大断面図。
【
図9】張出歩道ユニットの別の連結例を示す拡大図。
【
図10】張出歩道ユニットの他の連結例を示す拡大断面図。
【
図13】張出歩道ユニットの他の施工例を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、本発明の実施形態で用いる張出歩道ユニットについて図面により説明する。
図1は張出歩道ユニット1の平面、
図2は同正面、
図3は
図1のA-A線断面図、
図4は同B-B線断面を示すもので、張出歩道ユニット1は金属製で、アルミニウム製であってもよいが、好ましくは鋼製で、断面凹形の横長をなす長箱状の本体1aと、該本体1aに取外し可能に被さるカバー1bよりなり、本体1aは横長をなして一側の前後左右にボルト通し孔(図示しない)を備えた底壁1cと、該底壁の両端より立ち上がる、丈の低い道路側の側壁1d及び丈が高く、下部が底壁1aより垂下し、水切りとして機能する歩道側の側壁1eとよりなり、カバー1bは、底壁1cに被さって両側壁1d及び1eに取付けられ、歩道側の一側端部を側壁1eと同じ高さのレベルの丈の高い段として形成し、地覆1fとしたもので、車道側一側の前記ボルト通し孔と対応する箇所には、ボルト締め作業を行うための作業孔(図示しない)を前後左右に有し、その上に被さる蓋1gが二列、各作業孔を塞いで図示しないネジにより止着され、取外しできるようにしてある。
図3及び
図4に示す1hは、前後の側壁を構成すると共に、中央に取付けられる補強用のI型鋼であり、1iは補強用のリブである。
【0023】
次に前述の張出歩道ユニット1を用いて
図5に示す既設の橋梁に付設する際の施工例について説明する。
【0024】
先ず
図5に示す既設の橋梁について、高欄2を取り除くと共に地覆3を道路側の一部を除いて切除し、切除しない一部は縁石4とする。切除は張出歩道ユニット1の側壁1dの高さに相当する深さのコンクリート床版に達するまで行われ、剥き出しとなったコンクリート床版5の表面は均して凹凸がないようにされるか、或いはモルタルを塗布して均し面とする。
【0025】
次にコンクリート床版5の根元側と自由端側にボルト通し孔7を穿けたのち、張出歩道ユニット1の一側部を均し面上に載置し、何等かの手段で支持して落下しないようにしておく。そしてその下に予め組付けておいた足場から前記ボルト通し孔7にそれぞれアンカーとしてのボルト8を通し、前記蓋1gを取外した作業孔から底壁1cより突出するボルト8の突出部にナット9を捩じ込み締着する。こうしたボルト8とナット9による締着がコンクリート床版5上に載置される張出歩道ユニット一側の前後左右において行われ、これにより張出歩行ユニット1が幅方向の断面を示す
図6に示されるように、コンクリート床版5より張出した状態で該床版上に片持ちばり状に支持される。
【0026】
前記した張出歩道ユニット1のコンクリート床版5への取付けは、橋梁の長手方向に沿って次々と隣接する張出歩道ユニット1の前後の側壁を構成するI型鋼1hのフランジ同士が互いに突き合う程度まで近付けて並設される。
【0027】
隣接する隣同士の張出歩道ユニット1は段差ができないように接続されるのが望ましく、一体化して強固に連結されるのがより望ましい。
【0028】
図7は隣同士の張出歩道ユニット1の接続例を示すもので、一つ置きに設置される張出歩道ユニット1には、前後の両側壁を構成するI型鋼1hの外側に突出するフランジ1jにそれぞれ下側からフランジ受け11が例えば溶接にて固着され、フランジ1jより延出して突出している。
【0029】
一つ置きのフランジ受け11が突設される張出歩道ユニット1間には、フランジ受け11を有しない張出歩道ユニット1が該ユニット上のフランジ1jを隣接するユニット1のフランジ受け11上に載置させて装着する。この接続例によれば、フランジ受け11を有しないユニット1はフランジ1jが隣接するユニット1のフランジ受け11に支持されて落ち込むことはなく、落ち込みよる段差を生ずることはない。
【0030】
前記フランジ受け11は、前後の側壁を構成するI型鋼1gの上下のフランジ1jのうち、下側のフランジに設けてもよいが、好ましくは上側のフランジ1jに設けられる。上側のフランジ1jが隣接するユニット1のフランジ受け11に密着して重ねられ、ユニット間上側が閉じられることにより、ユニット1間に雨水の侵入が生じ難くなるからである。
【0031】
図8は、隣同士の張出歩道ユニット1の連結側を示すもので、隣接するユニット1のI型鋼1gの互いに向き合うフランジ1jに上下より当板13を当てがって挟み込み、フランジ間を通るボルト14を当板13に通し、ナット15で締着して両側にフランジ1jを挟み込んで上下の当板13により連結している。
【0032】
I型鋼1gの
図9は、隣同士の張出歩道ユニット1の別の連結例を示すもので、隣接するユニット1のI型鋼1gの互いに向き合うフランジ1jに下側より当板15を当てがい、各フランジ1jと当板15をボルト16とナット17により連結している。
【0033】
図8及び
図9に示す例では、I型鋼1gの上側のフランジ1j同士を当板13又は15で連結しているが、下側のフランジ1jを当板13又は15で連結してもよい。
【0034】
前記当板13及び15によるユニット1の連結は、数枚のユニットであれば工場において或いは現場でも施工前に行うことが可能であるが、コンクリート床版5に並設後に行う場合は、そのユニット下に組込んだ足場を利用して行うことができ、足場を組込まないで行う場合には、例えばユニット上に腹ばいとなってユニット端より身を乗り出し、ユニット端のフランジ同士に当板13又は15を当てがい、ボルトとナットを用いて締着することにより行うこともできる。
【0035】
図10及び
図11は、隣同士の張出歩道ユニット1の更に別の連結例を示すもので、ユニット自由端部のI型鋼1gのフランジ1jに固定部17をフランジ端から一定長さ並設してフランジ1jと固定部17との間に凹溝状の凹所18を形成して、隣接するユニット1の凹部18同士の開口が互いに向き合うようにし、ユニット自由端の凹部端より楔19を
図11の矢印方向に打込んでユニット同士を連結している。
【0036】
以上のようにして床版上に張出ユニット1を並設し、該ユニット1を接続ないし連結したのち、ユニット1のカバー1b上にアスファルトその他の舗装層21を形成する(
図6)。この舗装層21は表面に道路構造令で規定される所定の勾配が付される。舗装層21の形成に前後して縁石4上にガード22を取付け、ユニット自由端側の段部である地覆相当部に高欄2を取付ける。
【0037】
図12は、コンクリート床版5上にモルタル24を塗布し、モルタル表面に道路構造令で規定する所定の勾配をつけてなるもので、このモルタル24上に一側を載置して片持ちばり状をなして支持される張出歩道ユニット1は前記勾配で支持されるようになり、カバー1b上の舗装層25は勾配を付すことなく一定の厚みで形成される。
【0038】
図13はコンクリート床版5とユニット1の間の両側にスペーサ26をそれぞれ介在させてユニット1に所定の勾配を付与させるようにしたものである。
【0039】
前記各実施形態ではコンクリート床版5にボルト通し孔7を穿けてアンカーとしてのボルト8を通し、ユニット1をボルト8とナット9を用いて床版5に連結しているが、床版5に十分な厚みがあるか、崖地に沿う道路の場合、床版や路肩に削孔してアンカーを差込み、例えばモルタルや樹脂を充填して固定したのち、床版や路肩より突出するアンカーに前述するユニット1を差込み、前記実施形態と同様、アンカー突出部分にナットを捩じ込んで締着する工法を採用することもできる。この工法による場合、床版或いは路肩上より作業を行い、足場を組む作業が省かれる。
【0040】
前記各実施形態ではまた、側壁1eの下部が底壁1cより垂下する水切り1kとなって、地覆1f上に降り注いだ雨水が側壁1eを伝い落ち、水切り1kで水切りされて滴下し、ユニット下側面を這ってユニット1と床版5との間に侵入しないようにしているが、水切り1kを側壁下部に延設しないで、ユニット1の底壁1cの適所に下向きに突出して設けてもよい。しかし側壁1eを利用して水切り1kを設ける方が製作し易く、好ましい。
【符号の説明】
【0041】
1・・張出歩道ユニット
1a・・本体
1b・・カバー
1c・・底壁
1d、1e・・側壁
1f、3・・地覆
1h・・I型鋼
1j・・フランジ
1k・・水切り
2・・高欄
4・・縁石
5・・コンクリート床版
8、14、16・・ボルト
9、16・・ナット
11・・フランジ受け
13、15・・当板
17・・固定部
18・・凹部
19・・楔
21、25・・舗装層
22・・ガード
24・・モルタル
26・・スペーサ