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特許7032333複数のユーザのためのプレイリストのメディアに対する継続的なアクセスを保証するためのシステムおよび方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-02-28
(45)【発行日】2022-03-08
(54)【発明の名称】複数のユーザのためのプレイリストのメディアに対する継続的なアクセスを保証するためのシステムおよび方法
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/433 20110101AFI20220301BHJP
   H04N 21/442 20110101ALI20220301BHJP
【FI】
H04N21/433
H04N21/442
【請求項の数】 10
(21)【出願番号】P 2018568197
(86)(22)【出願日】2017-06-22
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2019-09-05
(86)【国際出願番号】 US2017038700
(87)【国際公開番号】W WO2018005218
(87)【国際公開日】2018-01-04
【審査請求日】2020-06-22
(31)【優先権主張番号】15/200,634
(32)【優先日】2016-07-01
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】518345664
【氏名又は名称】ロヴィ ガイズ, インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100078282
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 秀策
(74)【代理人】
【識別番号】100113413
【弁理士】
【氏名又は名称】森下 夏樹
(74)【代理人】
【識別番号】100181674
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 貴敏
(74)【代理人】
【識別番号】100181641
【弁理士】
【氏名又は名称】石川 大輔
(74)【代理人】
【識別番号】230113332
【弁護士】
【氏名又は名称】山本 健策
(72)【発明者】
【氏名】ブレーク, ジョン
(72)【発明者】
【氏名】パテル, ミラン インドゥ
(72)【発明者】
【氏名】ヤング, ロウェナ
(72)【発明者】
【氏名】ボードン, ジャン ミシェル ピエール
【審査官】鈴木 隆夫
(56)【参考文献】
【文献】特開2007-318431(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2016/0127766(US,A1)
【文献】特表2009-522860(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 21/433
H04N 21/442
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
メディアアセットに関心があるユーザに対し追付機構の初期化を制限することによって、リソース効果的利用するための方法であって、前記追付機構は、前記メディアアセットの一部を見逃したユーザが、前記ユーザが見逃した前記メディアアセットの前記一部を前記ユーザに対して再生することによって、前記メディアアセットを消費している他のユーザに追い付くことを可能にし、前記追付機構の初期化は、前記ユーザが見逃した前記メディアアセットの前記一部が記憶されるべきかどうかを決定することによって制限され、前記方法は、
複数のユーザが、同一ユーザ機器からメディアアセットを消費していることを検出することと、
前記複数のユーザのうちの各個別のユーザに対して、個別のユーザが前記メディアアセットに関心があるかどうかを決定することであって、前記個別のユーザが前記メディアアセットに関心があるかどうかを決定することは、
前記個別のユーザの個別のプロファイルのデータと前記メディアアセットのメタデータを比較することと、
前記個別のプロファイルのデータが前記メディアアセットの前記メタデータに合致することの決定に応答して、前記個別のユーザが前記メディアアセットに関心があることを決定することと、
前記個別のプロファイルのデータが前記メディアアセットの前記メタデータに合致しないことの決定に応答して、前記個別のユーザが前記メディアアセットに関心がないことを決定することと
によって行われる、ことと、
前記メディアアセットに関心がある各個別のユーザを含む前記複数のユーザの第1のサブセットを識別することと、
前記メディアアセットに関心がない各個別のユーザを含む前記複数のユーザの第2のサブセットを識別することと、
前記複数のユーザのうちの第1のユーザが前記メディアアセットを無視していることを検出することと、
前記第1のユーザが前記第1のサブセット内で識別される前記第2のサブセット内で識別されるかを決定することと、
前記第1のユーザが前記第1のサブセット内で識別されることの決定に応答して、前記第1のユーザが前記メディアアセットを無視し始めた時間から始まる前記メディアアセットの第1の部分を記憶することと、
前記第1のユーザが前記第2のサブセット内にいることの決定に応答して、前記第1のユーザが前記メディアアセットを無視し始めた時間から始まる前記メディアアセットの前記第1の部分を記憶することを止めることと
を含む、方法。
【請求項2】
前記第1のユーザが前記メディアアセットを無視し始めた時間から始まる前記メディアアセットの前記第1の部分を記憶することは、
複数のアクセス可能ユーザ機器を検出することであって、前記複数のアクセス可能なユーザ機器のそれぞれは、個別のユーザに対応する、ことと、
前記複数のアクセス可能なユーザ機器のうち、前記メディアアセットを無視している第1のユーザ関連付けられているアクセス可能なユーザ機器を識別することと、
前記メディアアセットの前記第1の部分を前記識別されたアクセス可能なユーザ機器に伝送することと
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記方法は、
前記識別されたアクセス可能なユーザ機器が前記メディアアセットと関連付けられたタイプのメディアを再生可能であるかどうかを決定することと、
前記識別されたアクセス可能なユーザ機器が前記メディアアセットと関連付けられた前記タイプのメディアを再生不可能であることの決定に応答して、
前記第1のユーザのプロファイルに基づいて、前記メディアアセットを記録可能な前記第1のユーザと関連付けられた別のアクセス可能なユーザ機器を識別することと、
前記識別された別のアクセス可能なユーザ機器上で、記録するための前記メディアアセットをスケジューリングすることと
をさらに含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記方法は、
前記第1のユーザが前記第2のサブセット内にいることの決定に応答して、
複数のアクセス可能ユーザ機器を検出することと、
前記メディアアセットを無視している前記第1のユーザと関連付けられた、前記複数のアクセス可能なユーザ機器のうちのアクセス可能なユーザ機器を識別することと、
表示のために、前記識別されたアクセス可能なユーザ機器上に、記録するための前記メディアアセットをスケジューリングするプロンプトを生成することと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記複数のユーザのうちの第1のユーザが前記メディアアセットを無視していることを検出することは、
前記第1のユーザの眼が前記メディアアセットの方向に向いていないことを検出することと、
前記第1のユーザの眼が前記メディアアセットの方向に向いていない期間を追跡するタイマをアクティブ化することと、
前記タイマに基づいて、前記第1のユーザの眼が前記メディアアセットの方向に向いていない期間が閾値を上回ることを決定することと、
前記タイマに基づいて、前記第1のユーザの眼が前記メディアアセットの方向に向いていない期間が前記閾値を上回ることの決定に応答して、前記第1のユーザが前記メディアアセットを無視していることを検出することと
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記第1のユーザが前記メディアアセットを無視し始めた時間から始まる前記メディアアセットの前記第1の部分を記憶することは、
前記第1のユーザがもはや前記メディアアセットを無視していないことを検出することと、
前記第1のユーザが閾値期間未満の期間にわたって前記メディアアセットを無視していたかどうかを決定することと、
前記第1のユーザが前記閾値期間未満の期間にわたって前記メディアアセットを無視していたことの決定に応答して、前記メディアアセットの記憶された第1の部分を削除することと
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記方法は、前記第1のユーザが前記閾値期間を上回る期間にわたって前記メディアアセットを無視していたことの決定に応答して、前記第1のユーザに前記メディアアセットの前記第1の部分を削除するかどうかについてプロンプトすることをさらに含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記方法は、
前記メディアアセットが視聴覚メディアアセットであることを決定することと、
前記メディアアセットの前記第1の部分が会話を含有しないことを決定することと、
前記メディアアセットの前記第1の部分が会話を含有しないことの決定に応答して、表示のために、前記メディアアセットの前記第1の部分のビデオを増加速度で生成することと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
メディアアセットに関心があるユーザに対し追付機構の初期化を制限することによって、リソース効果的利用するためのシステムであって、前記システムは、請求項1~8のいずれかに記載の方法を実行するように構成されている制御回路を備える、システム。
【請求項10】
メディアアセットに関心があるユーザに対して追付機構の初期化を制限することによって、リソースを効果的に利用するための非一過性コンピュータ読み取り可能な命令がエンコードされている非一過性コンピュータ読み取り可能な媒体であって前記非一過性コンピュータ読み取り可能な命令は、制御回路によって実行されると、請求項1~8のいずれかに記載の方法を実行することを前記制御回路に行わせる、非一過性コンピュータ読み取り可能な媒体。
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
本願は、2016年5月10日に出願された米国仮出願第62/334,202号の利益を主張するものであり、該米国仮出願の開示の全体は、参照により本明細書中に援用される。
【0002】
人々は、多くの場合、ともに集まり、コンテンツをともに消費する(例えば、スポーツイベントまたは映画を鑑賞する)。コンテンツを消費する際、ある人は、例えば、電話またはテキストメッセージによって注意を逸らされ得る、または短期間にわたって部屋を離れ得る。ある人が、注意を逸らされるとき、その人物は、消費されているコンテンツの一部を見逃し得る。従来のシステムは、視聴されているコンテンツの最新部分(例えば、再生されている映画の最後に示される30分)を記録および記憶することによって、本状況に対処する。部屋を離れた人が戻ってくるとき、その人は、注意を逸らされ、したがって、見逃された部分の鑑賞を逃した時点まで、映画を巻き戻すことによって、「追い付く」ことが可能である。しかしながら、それらのシステムは、メディアアセットを無視している人物がその見逃された部分の消費を所望する可能性が高いかどうかに関わらず、見逃された部分を記憶または記録する。
【0003】
したがって、従来のシステムは、少なくとも、コンテンツが消費される可能性が高いかどうかにかかわらず、コンテンツを無差別に記録または記憶し、それによって、リソース(例えば、コンテンツを記録するチューナ時間およびそれを記憶する記憶装置空間)を無駄にするため、非効率的かつ非効果的である。さらに、メディアアセットの一部を見逃した人が、現在の時間に「追い付く」につれて、他の視聴者は、コンテンツの同一部分を再び消費するように強制される。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
したがって、あるメディアアセットに関心があるユーザが、他の人々とともにそのメディアアセットを消費する際、ユーザがメディアアセットの一部を見逃したとき、効率的に「追い付く」ためのシステムおよび方法が、本明細書に説明される。具体的には、本システムは、1人を上回る人物がメディアアセットを消費していることを検出し、各人物の個別のプロファイルに基づいて、その人物がメディアアセットに関心がある可能性が高いかどうか決定する。メディアアセットに関心があるそれらのユーザは、1つのグループ内に入れられ、関心がないそれらのユーザは、別のグループ内に入れられる。システムが、ユーザのうちの1人がメディアアセットを無視していることを検出するとき、システムは、ユーザが入れられたグループに基づいて、ユーザがメディアアセットに関心があるかどうかを決定する。ユーザがメディアアセットに関心がある場合、システムは、メディアアセットの見逃された部分を記憶し、ユーザがメディアアセットに関心がない場合、システムは、メディアアセットのその部分を記憶することを止める。
【0005】
いくつかの側面では、メディアガイドアプリケーションは、あるメディアアセットに関心があるユーザに対する追付機構の初期化を制限することによって、リソースの効果的利用のために構成されてもよい。メディアガイドアプリケーションは、複数のユーザが同一ユーザ機器からメディアアセットを消費していることを検出し得る。例えば、数組のカップルが、ともに集まり、特定の映画を鑑賞し得る。
【0006】
メディアガイドアプリケーションは、複数のユーザの個別のユーザ毎に、個別のユーザがメディアアセットに関心があるかどうかを決定してもよい。その決定を行うために、メディアガイドアプリケーションは、個別のユーザの個別のプロファイルのデータとメディアアセットのメタデータを比較してもよい。個別のプロファイルのデータがメディアアセットのメタデータに合致することの決定に応答して、メディアガイドアプリケーションは、個別のユーザがメディアアセットに関心があることを決定してもよい。個別のプロファイルのデータがメディアアセットのメタデータに合致しないことの決定に応答して、メディアガイドアプリケーションは、個別のユーザがメディアアセットに関心がないことを決定してもよい。
【0007】
例えば、数組のカップルが、ともに集まり、映画と関連付けられたメタデータから決定され得るように、ロマンス映画を鑑賞する場合、メディアガイドアプリケーションは、各ユーザのプロファイルと映画のメタデータを比較することによって、人々の何人かは、映画に関心がある一方、その他は、関心がないことを決定し得る。具体的ユーザのプロファイルが、ロマンスのジャンルに合致する場合、メディアガイドアプリケーションは、ユーザがメディアアセットに関心があることを決定し得る。具体的ユーザのプロファイルが、ロマンスのジャンルに合致しない場合、メディアガイドアプリケーションは、ユーザがメディアアセットに関心がないことを決定し得る。いくつかの実施形態では、メディアガイドアプリケーションは、プロファイル内のキーワードとメタデータ内のキーワードを比較することによって、個別のプロファイルのデータがメディアアセットと関連付けられたメタデータに合致することを決定してもよい。例えば、ユーザのプロファイルが、ユーザが好む女優の氏名またはユーザが楽しんでいる番組のジャンルを含む場合、メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットと関連付けられたメタデータ内のそれらのキーワードを検索し、合致を決定してもよい。メディアガイドアプリケーションが、検索の結果、1つ以上のキーワードを見出す場合、メディアガイドアプリケーションは、個別のプロファイルのデータがメディアアセットと関連付けられたメタデータに合致することを決定し得る。
【0008】
メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットに関心がある各個別のユーザを含む、複数のユーザの第1のサブセットを識別し、また、メディアアセットに関心がない各個別のユーザを含む、複数のユーザの第2のサブセットを識別してもよい。例えば、メディアガイドアプリケーションは、ロマンスに関心がある人々を1つのグループの中に入れ、ロマンスに関心がない人々を別のグループの中に入れてもよい。メディアガイドアプリケーションは、1人のユーザがあるジャンル(例えば、ロマンス)を楽しんでいるので、そのユーザがあるメディアアセットに関心があることを決定し得る一方、別のユーザがメディアアセットに登場するある俳優を好むため、そのユーザがメディアアセットに関心があることを決定し得ることに留意されたい。したがって、ユーザは、異なるカテゴリ(例えば、ジャンル、俳優、監督等)に基づいて、あるメディアアセットに関心があると決定され得る。
【0009】
メディアガイドアプリケーションは、複数のユーザのうちのあるユーザがメディアアセットを無視していることを検出してもよい。例えば、メディアガイドアプリケーションは、カメラを利用して、各ユーザを追跡し、ユーザがメディアアセットを無視し始めたときを検出してもよい。例えば、メディアガイドアプリケーションは、ユーザが、スマートフォンを使用している、別の人物と話している、または部屋から離れたことを検出してもよい。加えて、または代替として、メディアガイドアプリケーションは、単に、ユーザがもはやメディアアセットを再生しているデバイスの方向を見ていないことを検出することによって、ユーザがメディアアセットを無視していることを検出してもよい。
【0010】
メディアガイドアプリケーションは、ユーザが第1のサブセット内で識別されるかまたは第2のサブセット内で識別されるかを決定してもよい。ユーザが第1のサブセット内で識別されることの決定に応答して、メディアガイドアプリケーションは、ユーザがメディアアセットを無視し始めた時間から始まるメディアアセットの一部を記憶してもよい。ユーザが第2のサブセット内にいることの決定に応答して、メディアガイドアプリケーションは、ユーザがメディアアセットを無視し始めた時間から始まるメディアアセットの一部を記憶することを止めてもよい。
【0011】
上記の実施例を継続すると、メディアガイドアプリケーションは、ロマンス映画を無視しているユーザが、ロマンス映画に関心がある人々のグループにいるかまたはロマンス映画に関心がない人々のグループにいるかを決定してもよい。メディアガイドアプリケーションが、メディアアセットを無視しているユーザがロマンス映画に関心がある人々のグループにいることを決定する場合、メディアガイドアプリケーションは、ユーザがメディアアセットを無視し始めた時間からロマンス映画の記録を開始してもよい。メディアガイドアプリケーションが、ロマンス映画を無視しているユーザがメディアアセットに関心がない人々のグループにいることを決定する場合、メディアガイドアプリケーションは、ロマンス映画の記録を開始しなくてもよい。
【0012】
いくつかの実施形態では、ユーザが、メディアアセットを消費している他の人々にメディアアセットの一部を再び鑑賞させるように強制することなく、「追い付く」ことが可能となり得るように、メディアアセットの記憶された部分をメディアアセットを無視しているユーザと関連付けられたデバイスに伝送することが有用であり得る。したがって、メディアガイドアプリケーションは、ユーザがメディアアセットを無視し始めた時間から始まるメディアアセットの一部を記憶するとき、それぞれ、個別のユーザに対応する、複数のアクセス可能ユーザ機器を検出してもよい。メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットを無視しているユーザと関連付けられた複数のユーザ機器のうちのユーザ機器を識別し、メディアアセットの一部を識別されたユーザ機器に伝送してもよい。
【0013】
例えば、上記に説明されるように、ロマンス映画を鑑賞している各ユーザは、関連付けられたスマートフォンを有してもよい。メディアガイドアプリケーションは、それらのスマートフォンを検出し、メディアアセットを無視しているユーザと関連付けられたスマートフォンを識別してもよい。メディアガイドアプリケーションは、ロマンス映画の記憶された部分を識別されたスマートフォンに伝送してもよい。メディアガイドアプリケーションは、他のユーザに伝送されるのと同時に、記憶された部分を伝送してもよいことに留意されたい。代替として、または加えて、メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットをユーザに提示しているユーザ機器上に完全に記録または記憶された後、メディアアセットの記憶された部分を伝送してもよい。
【0014】
いくつかの実施形態では、記憶された部分が伝送されることになる、ユーザと関連付けられたデバイス(例えば、ユーザのスマートフォン)が、メディアアセットと関連付けられたメディアのタイプを再生不可能である場合、全メディアアセットを記録することが有用であり得る。したがって、メディアガイドアプリケーションは、識別されたユーザ機器がメディアアセットと関連付けられたタイプのメディアを再生不可能であるかどうかを決定してもよい。識別されたユーザ機器がメディアアセットと関連付けられたタイプのメディアを再生不可能であることの決定に応答して、メディアガイドアプリケーションは、ユーザのプロファイルに基づいて、メディアアセットを記録可能なユーザと関連付けられた別のユーザ機器を識別し、識別されたユーザ機器上に、記録するためのメディアアセットをスケジューリングしてもよい。
【0015】
例えば、メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットの一部が高精細度フォーマットであるが、ユーザのスマートフォンが高精細度フォーマットのメディアを再生不可能であることを決定し得る。したがって、メディアガイドアプリケーションは、ユーザのプロファイルに基づいて、DVRがユーザと関連付けられることを決定してもよい(例えば、ユーザの自宅内に位置するDVR)。メディアガイドアプリケーションは、DVRに、その番組一覧(例えば、放送番組一覧)内のメディアアセットを検索し、メディアアセットを記録するように命令してもよい。加えて、または代替として、メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットがオンデマンドで利用可能であることを決定し、ユーザに、ユーザがDVRからのメディアを消費しているとき、ユーザがメディアアセットを消費することを所望するかどうかに関して、プロンプトしてもよい。
【0016】
メディアガイドアプリケーションは、上記に説明されるように、ユーザがDVR上に記録されたメディアアセットの消費を試みるとき、ユーザに、ユーザがメディアアセットを無視し始めたメディアアセット内のある時間点からメディアアセットを開始するオプションを提示してもよいことに留意されたい。加えて、または代替として、メディアガイドアプリケーションは、ユーザに、ユーザがメディアアセットを無視している間に再生されたメディアアセットの一部のみを鑑賞するオプションを提示してもよい。
【0017】
いくつかの実施形態では、例えば、ユーザが、メディアアセットについてその友人と話題にすることが可能であるように、ユーザがメディアアセットの消費を所望する場合、ユーザがメディアアセットに関心がないことを決定したにもかかわらず、後の視聴のためにメディアアセットを記録することが有用であり得る。したがって、メディアガイドアプリケーションは、ユーザが第2のサブセット内にいることの決定に応答して、複数のアクセス可能ユーザ機器を検出し、メディアアセットを無視しているユーザと関連付けられた複数のユーザ機器のうちのユーザ機器を識別し、表示のために、識別されたユーザ機器上に、記録するためのメディアアセットをスケジューリングするプロンプトを生成してもよい。上記に説明されるように、メディアガイドアプリケーションは、ユーザが映画に関心がないことを決定してもよい。しかしながら、メディアガイドアプリケーションは、一部のユーザが関連付けられたスマートフォンを有することを検出し得る。メディアガイドアプリケーションは、ユーザのスマートフォンを識別し、表示のために、例えば、ユーザと関連付けられたDVR上に、記録するためのメディアアセットをスケジューリングするためのオプションを生成してもよい。ユーザは、当然ながら、ユーザがメディアアセットを後に消費することを所望しない場合、オプションを否認してもよい。
【0018】
いくつかの実施形態では、ある状況下では、ユーザがメディアアセットを無視していることを検出しないことが有用であり得る。メディアガイドアプリケーションは、ユーザの眼がメディアアセットの方向に向いていないことを検出することによって、複数のユーザのうちのあるユーザがメディアアセットを無視していることを検出してもよい。メディアガイドアプリケーションは、ユーザの眼がメディアアセットの方向に向いていない期間を追跡するタイマをアクティブ化し、タイマに基づいて、ユーザの眼がメディアアセットの方向に向いていない期間が閾値を上回ることを決定してもよい。タイマに基づいて、ユーザの眼がメディアアセットの方向に向いていない期間が閾値を上回ることの決定に応答して、メディアガイドアプリケーションは、ユーザがメディアアセットを無視していることを検出してもよい。
【0019】
例えば、ユーザが短時間量(例えば、5秒)にわたって注意が逸れている事例では、ユーザがメディアアセットを無視していることを検出することは、有用ではあり得ない。したがって、メディアガイドアプリケーションは、ユーザが閾値時間より長い時間にわたってメディアアセットから目を離した時のみ、ユーザがメディアアセットを無視していることを検出してもよい。メディアガイドアプリケーションは、ユーザがメディアアセットを無視している状況に基づいて、閾値を決定してもよい。例えば、閾値は、ユーザが部屋を離れたときと、ユーザがそのスマートフォンを使用しているときとでは、異なり得る。
【0020】
いくつかの実施形態では、ユーザが重要な任意の部分を見逃していないので、または、ユーザが有意な時間量にわたってメディアアセットを無視しているわけではないので、メディアアセットの一部を記憶することは、有用ではあり得ない。メディアガイドアプリケーションは、ユーザがメディアアセットを無視し始めた時間から始まるメディアアセットの一部を記憶するとき、ユーザがもはやメディアアセットを無視していないことを検出し、ユーザが閾値期間未満の期間にわたってメディアアセットを無視しているかどうかを決定してもよい。ユーザが閾値期間未満の期間にわたってメディアアセットを無視していることの決定に応答して、メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットの記憶された部分を削除してもよい。いくつかの実施形態では、その部分が広告である場合、メディアアセットの一部を記憶することは、有用ではあり得ない。したがって、メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットの一部が広告であるかどうかを決定し、該当する場合、その部分を記憶することを止めてもよい。
【0021】
例えば、メディアガイドアプリケーションは、ユーザがそのスマートフォンを見たので約5秒後にユーザがメディアアセットを無視している状態を停止したことを決定し得る。メディアガイドアプリケーションは、ユーザが閾値期間未満にわたってメディアアセットを無視していることを決定し得る。閾値は、時間長に基づいて決定されてもよい、または閾値は、メディアアセット内の重要なイベントがユーザがメディアアセットを無視している間に生じたまたは生じ始めたかどうかに基づいてもよい。メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットと関連付けられたメタデータに基づいて、または場面認識アルゴリズムに基づいて、重要なイベントの存在を決定してもよい。閾値が、満たされない場合、メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットの記憶された部分を削除してもよい。
【0022】
いくつかの実施形態では、メディアアセットの記憶された部分を削除するかどうかに関して、ユーザに決定を行わせることが有用であり得る。メディアガイドアプリケーションは、ユーザが閾値期間を上回る期間にわたってメディアアセットを無視していることの決定に応答して、ユーザにメディアアセットの一部を削除するかどうかに関してプロンプトしてもよい。例えば、閾値が30秒であって、ユーザが45秒にわたってメディアアセットを無視している場合、メディアガイドアプリケーションは、ユーザに、メディアアセットの一部を削除するかどうかのオプションを与えてもよい。いくつかの実施形態では、メディアガイドアプリケーションは、表示のために、メディアアセットの一部を消費するオプションを生成してもよい。オプションは、ユーザにメディアアセットの一部を削除するかどうかについてプロンプトすることに加え、またはその代わりに、表示のために生成されてもよいことに留意されたい。
【0023】
いくつかの実施形態では、メディアガイドアプリケーションは、ユーザと関連付けられたモバイルユーザ機器において、ユーザにメディアアセットの一部を削除するかどうかに関してプロンプトしてもよい。ユーザと関連付けられたデバイスの識別に関連して上記に説明されるように、メディアガイドアプリケーションは、例えば、ユーザと関連付けられたスマートフォンを識別し、そのデバイスにおいてユーザにプロンプトしてもよい。
【0024】
いくつかの実施形態では、ユーザがメディアアセット内の現在の時間までより迅速に「追い付き」得るように、メディアアセットの記憶された部分を増加速度で再生することが有用であり得る。メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットが、メディアアセットの一部が会話を含有しない、視聴覚メディアアセットであることを決定してもよい。メディアアセットの一部が会話を含有しないことの決定に応答して、メディアガイドアプリケーションは、表示のために、メディアアセットの一部のビデオを増加速度で生成してもよい。例えば、映画内に会話が存在しない場合、ユーザが内容を聴取する必要がないであろうため、ユーザは、ビデオ部分まで増加速度で「追い付き」得る。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
方法であって、
メディアアセットを同時に消費している複数のユーザのうちのユーザがメディアアセットを無視していることを検出することと、
前記ユーザがメディアアセットに関心があるかどうかを決定することと、
前記ユーザがメディアアセットに関心があることの決定に応答して、前記ユーザがメディアアセットを無視し始めた時間から始まるメディアアセットの一部を自動的に記憶することと、
前記ユーザがメディアアセットに関心がないことの決定に応答して、前記ユーザがメディアアセットを無視し始めた時間から始まるメディアアセットの一部を自動的に記憶することを止めることと
を含む、方法。
(項目2)
メディアアセットに関心があるユーザに対して、追付機構の初期化を制限することによる、リソースの効果的利用のための方法であって、
複数のユーザが、同一ユーザ機器からメディアアセットを消費していることを検出することと、
前記複数のユーザの個別のユーザ毎に、個別のユーザがメディアアセットに関心があるかどうかを決定することであって、前記個別のユーザがメディアアセットに関心があるかどうかを決定することは、
前記個別のユーザの個別のプロファイルのデータとメディアアセットのメタデータを比較することと、
前記個別のプロファイルのデータが前記メディアアセットのメタデータに合致することの決定に応答して、前記個別のユーザがメディアアセットに関心があることを決定することと、
前記個別のプロファイルのデータが前記メディアアセットのメタデータに合致しないことの決定に応答して、前記個別のユーザがメディアアセットに関心がないことを決定することと
によって行われる、ことと、
メディアアセットに関心がある各個別のユーザを含む前記複数のユーザの第1のサブセットを識別することと、
メディアアセットに関心がない各個別のユーザを含む前記複数のユーザの第2のサブセットを識別することと、
前記複数のユーザのうちのユーザがメディアアセットを無視していることを検出することと、
前記ユーザが前記第1のサブセット内で識別されるかまたは前記第2のサブセット内で識別されるかを決定することと、
前記ユーザが前記第1のサブセット内で識別されることの決定に応答して、前記ユーザがメディアアセットを無視し始めた時間から始まるメディアアセットの一部を記憶することと、
前記ユーザが前記第2のサブセット内で識別されることの決定に応答して、前記ユーザがメディアアセットを無視し始めた時間から始まる前記メディアアセットの一部を記憶することを止めることと
を含む、方法。
(項目3)
前記ユーザがメディアアセットを無視し始めた時間から始まる前記メディアアセットの一部を記憶することは、
複数のアクセス可能ユーザ機器を検出することであって、それぞれ、個別のユーザに対応する、ことと、
メディアアセットを無視しているユーザと関連付けられた前記複数のユーザ機器のうちのユーザ機器を識別することと、
前記メディアアセットの一部を前記識別されたユーザ機器に伝送することと
を含む、項目2に記載の方法。
(項目4)
前記識別されたユーザ機器がメディアアセットと関連付けられたタイプのメディアを再生可能であるかどうかを決定することと、
前記識別されたユーザ機器がメディアアセットと関連付けられた前記タイプのメディアを再生不可能であることの決定に応答して、
前記ユーザのプロファイルに基づいて、メディアアセットを記録可能な前記ユーザと関連付けられた別のユーザ機器を識別することと、
前記識別された別のユーザ機器上で、記録するためのメディアアセットをスケジューリングすることと
をさらに含む、項目3に記載の方法。
(項目5)
前記ユーザが前記第2のサブセット内にいることの決定に応答して、
複数のアクセス可能ユーザ機器を検出することと、
メディアアセットを無視している前記ユーザと関連付けられた前記複数のユーザ機器のうちのユーザ機器を識別することと、
表示のために、前記識別されたユーザ機器上に、記録するためのメディアアセットをスケジューリングするプロンプトを生成することと
をさらに含む、項目2に記載の方法。
(項目6)
前記複数のユーザのうちのユーザがメディアアセットを無視していることを検出することは、
前記ユーザの眼が前記メディアアセットの方向に向いていないことを検出することと、
前記ユーザの眼が前記メディアアセットの方向に向いていない期間を追跡するタイマをアクティブ化することと、
前記タイマに基づいて、前記ユーザの眼が前記メディアアセットの方向に向いていない期間が閾値を上回ることを決定することと、
前記タイマに基づいて、前記ユーザの眼が前記メディアアセットの方向に向いていない期間が前記閾値を上回ることの決定に応答して、前記ユーザがメディアアセットを無視していることを検出することと
を含む、項目2に記載の方法。
(項目7)
前記ユーザがメディアアセットを無視し始めた時間から始まる前記メディアアセットの一部を記憶することは、
前記ユーザがもはやメディアアセットを無視していないことを検出することと、
前記ユーザが閾値期間未満の期間にわたってメディアアセットを無視しているかどうかを決定することと、
前記ユーザが前記閾値期間未満の期間にわたってメディアアセットを無視していることの決定に応答して、前記メディアアセットの記憶された部分を削除することと
を含む、項目2に記載の方法。
(項目8)
前記ユーザが前記閾値期間を上回る期間にわたってメディアアセットを無視していることの決定に応答して、前記ユーザに前記メディアアセットの一部を削除するかどうかについてプロンプトすることをさらに含む、項目7に記載の方法。
(項目9)
表示のために、前記メディアアセットの一部を消費するオプションを生成することをさらに含む、項目8に記載の方法。
(項目10)
前記ユーザに前記メディアアセットの一部を削除するかどうかをプロンプトすることは、前記ユーザと関連付けられたモバイルユーザ機器において前記ユーザにプロンプトすることを含む、項目8に記載の方法。
(項目11)
メディアアセットが視聴覚メディアアセットであることを決定することと、
前記メディアアセットの一部が会話を含有しないことを決定することと、
前記メディアアセットの一部が会話を含有しないことの決定に応答して、表示のために、前記メディアアセットの一部のビデオを増加速度で生成することと
をさらに含む、項目2に記載の方法。
(項目12)
メディアアセットに関心があるユーザに対して、追付機構の初期化を制限することによる、リソースの効果的利用のためのシステムであって、前記システムは、
記憶装置と、
制御回路であって、前記制御回路は、
複数のユーザが、同一ユーザ機器からメディアアセットを消費していることを検出することと、
前記複数のユーザの個別のユーザ毎に、個別のユーザがメディアアセットに関心があるかどうかを決定することであって、前記個別のユーザがメディアアセットに関心があるかどうかを決定することは、
前記個別のユーザの個別のプロファイルのデータとメディアアセットのメタデータを比較することと、
前記個別のプロファイルのデータが前記メディアアセットのメタデータに合致することの決定に応答して、前記個別のユーザがメディアアセットに関心があることを決定することと、
前記個別のプロファイルのデータが前記メディアアセットのメタデータに合致しないことの決定に応答して、前記個別のユーザがメディアアセットに関心がないことを決定することと
によって行われる、ことと、
メディアアセットに関心がある各個別のユーザを含む前記複数のユーザの第1のサブセットを識別することと、
メディアアセットに関心がない各個別のユーザを含む前記複数のユーザの第2のサブセットを識別することと、
前記複数のユーザのうちのユーザがメディアアセットを無視していることを検出することと、
前記ユーザが前記第1のサブセット内で識別されるかまたは前記第2のサブセット内で識別されるかを決定することと、
前記ユーザが前記第1のサブセット内で識別されることの決定に応答して、前記記憶装置内に、前記ユーザがメディアアセットを無視し始めた時間から始まるメディアアセットの一部を記憶することと、
前記ユーザが前記第2のサブセット内にいることの決定に応答して、前記ユーザがメディアアセットを無視し始めた時間から始まる前記メディアアセットの一部を記憶することを止めることと
を行うように構成される、制御回路と
を備える、システム。
(項目13)
前記制御回路はさらに、前記ユーザがメディアアセットを無視し始めた時間から始まる前記メディアアセットの一部を記憶するとき、
複数のアクセス可能ユーザ機器を検出し、それぞれ、個別のユーザに対応することと、
メディアアセットを無視しているユーザと関連付けられた前記複数のユーザ機器のうちのユーザ機器を識別することと、
前記メディアアセットの一部を前記識別されたユーザ機器に伝送することと
を行うように構成される、項目12に記載のシステム。
(項目14)
前記制御回路はさらに、
前記識別されたユーザ機器がメディアアセットと関連付けられたタイプのメディアを再生可能であるかどうかを決定することと、
前記識別されたユーザ機器がメディアアセットと関連付けられた前記タイプのメディアを再生不可能であることの決定に応答して、
前記ユーザのプロファイルに基づいて、メディアアセットを記録可能な前記ユーザと関連付けられた別のユーザ機器を識別することと、
前記識別された別のユーザ機器上に、記録するためのメディアアセットをスケジューリングすることと
を行うように構成される、項目13に記載のシステム。
(項目15)
前記制御回路はさらに、前記ユーザが前記第2のサブセット内にいることの決定に応答して、
複数のアクセス可能ユーザ機器を検出することと、
メディアアセットを無視している前記ユーザと関連付けられた前記複数のユーザ機器のうちのユーザ機器を識別することと、
表示のために、前記識別されたユーザ機器上に、記録するためのメディアアセットをスケジューリングするプロンプトを生成することと
を行うように構成される、項目12に記載のシステム。
(項目16)
前記制御回路はさらに、前記複数のユーザのうちのユーザがメディアアセットを無視していることを検出すると、
前記ユーザの眼が前記メディアアセットの方向に向いていないことを検出することと、
前記ユーザの眼が前記メディアアセットの方向に向いていない期間を追跡するタイマをアクティブ化することと、
前記タイマに基づいて、前記ユーザの眼が前記メディアアセットの方向に向いていない期間が閾値を上回ることを決定することと、
前記タイマに基づいて、前記ユーザの眼が前記メディアアセットの方向に向いていない期間が前記閾値を上回ることの決定に応答して、前記ユーザがメディアアセットを無視していることを検出することと
を行うように構成される、項目12に記載のシステム。
(項目17)
前記制御回路はさらに、前記ユーザがメディアアセットを無視し始めた時間から始まる前記メディアアセットの一部を記憶するとき、
前記ユーザがもはやメディアアセットを無視していないことを検出することと、
前記ユーザが閾値期間未満の期間にわたってメディアアセットを無視しているかどうかを決定することと、
前記ユーザが前記閾値期間未満の期間にわたってメディアアセットを無視していることの決定に応答して、前記メディアアセットの記憶された部分を削除することと
を行うように構成される、項目12に記載のシステム。
(項目18)
前記制御回路はさらに、
前記ユーザが前記閾値期間を上回る期間にわたってメディアアセットを無視していることの決定に応答して、前記ユーザに前記メディアアセットの一部を削除するかどうかに関してプロンプトする
ように構成される、項目17に記載のシステム。
(項目19)
前記制御回路はさらに、
表示のために、前記メディアアセットの一部を消費するオプションを生成する
ように構成される、項目18に記載のシステム。
(項目20)
前記制御回路はさらに、
前記ユーザに前記メディアアセットの一部を削除するかどうかをプロンプトするとき、前記ユーザと関連付けられたモバイルユーザ機器において前記ユーザにプロンプトする
ように構成される、項目18に記載のシステム。
(項目21)
前記制御回路はさらに、
メディアアセットが視聴覚メディアアセットであることを決定することと、
前記メディアアセットの一部が会話を含有しないことを決定することと、
前記メディアアセットの一部が会話を含有しないことの決定に応答して、表示のために、前記メディアアセットの一部のビデオを増加速度で生成することと
を行うように構成される、項目12に記載のシステム。
(項目22)
メディアアセットに関心があるユーザに対して、追付機構の初期化を制限することによる、リソースの効果的利用のためのシステムであって、前記システムは、
複数のユーザが、同一ユーザ機器からメディアアセットを消費していることを検出するための手段と、
前記複数のユーザの個別のユーザ毎に、個別のユーザがメディアアセットに関心があるかどうかを決定するための手段であって、前記個別のユーザがメディアアセットに関心があるかどうかを決定することは、
前記個別のユーザの個別のプロファイルのデータとメディアアセットのメタデータを比較することと、
前記個別のプロファイルのデータが前記メディアアセットのメタデータに合致することの決定に応答して、前記個別のユーザがメディアアセットに関心があることを決定することと、
前記個別のプロファイルのデータが前記メディアアセットのメタデータに合致しないことの決定に応答して、前記個別のユーザがメディアアセットに関心がないことを決定することと
によって行われる、手段と、
メディアアセットに関心がある各個別のユーザを含む前記複数のユーザの第1のサブセットを識別するための手段と、
メディアアセットに関心がない各個別のユーザを含む前記複数のユーザの第2のサブセットを識別するための手段と、
前記複数のユーザのうちのユーザがメディアアセットを無視していることを検出するための手段と、
前記ユーザが前記第1のサブセット内で識別されるかまたは前記第2のサブセット内で識別されるかを決定するための手段と、
前記ユーザが前記第1のサブセット内で識別されることの決定に応答して、前記ユーザがメディアアセットを無視し始めた時間から始まるメディアアセットの一部を記憶するための手段と、
前記ユーザが前記第2のサブセット内で識別されることの決定に応答して、前記ユーザがメディアアセットを無視し始めた時間から始まる前記メディアアセットの一部を記憶することを止めるための手段と
を備える、システム。
(項目23)
前記ユーザがメディアアセットを無視し始めた時間から始まる前記メディアアセットの一部を記憶するための手段は、
複数のアクセス可能ユーザ機器を検出するための手段であって、それぞれ、個別のユーザに対応する、手段と、
メディアアセットを無視しているユーザと関連付けられた前記複数のユーザ機器のうちのユーザ機器を識別するための手段と、
前記メディアアセットの一部を前記識別されたユーザ機器に伝送するための手段と
を備える、項目22に記載のシステム。
(項目24)
前記識別されたユーザ機器がメディアアセットと関連付けられたタイプのメディアを再生可能であるかどうかを決定するための手段と、
前記識別されたユーザ機器がメディアアセットと関連付けられた前記タイプのメディアを再生不可能であることの決定に応答して、
前記ユーザのプロファイルに基づいて、メディアアセットを記録可能な前記ユーザと関連付けられた別のユーザ機器を識別するための手段と、
前記識別された別のユーザ機器上で、記録するためのメディアアセットをスケジューリングするための手段と
をさらに備える、項目23に記載のシステム。
(項目25)
前記ユーザが前記第2のサブセット内にいることの決定に応答して、
複数のアクセス可能ユーザ機器を検出するための手段と、
メディアアセットを無視している前記ユーザと関連付けられた前記複数のユーザ機器のうちのユーザ機器を識別するための手段と、
表示のために、前記識別されたユーザ機器上に、記録するためのメディアアセットをスケジューリングするプロンプトを生成するための手段と
をさらに備える、項目22に記載のシステム。
(項目26)
前記複数のユーザのうちのユーザがメディアアセットを無視していることを検出するための手段は、
前記ユーザの眼が前記メディアアセットの方向に向いていないことを検出するための手段と、
前記ユーザの眼が前記メディアアセットの方向に向いていない期間を追跡するタイマをアクティブ化するための手段と、
前記タイマに基づいて、前記ユーザの眼が前記メディアアセットの方向に向いていない期間が閾値を上回ることを決定するための手段と、
前記タイマに基づいて、前記ユーザの眼が前記メディアアセットの方向に向いていない期間が前記閾値を上回ることの決定に応答して、前記ユーザがメディアアセットを無視していることを検出するための手段と
を備える、項目22に記載のシステム。
(項目27)
前記ユーザがメディアアセットを無視し始めた時間から始まる前記メディアアセットの一部を記憶するための手段は、
前記ユーザがもはやメディアアセットを無視していないことを検出するための手段と、
前記ユーザが閾値期間未満の期間にわたってメディアアセットを無視しているかどうかを決定するための手段と、
前記ユーザが前記閾値期間未満の期間にわたってメディアアセットを無視していることの決定に応答して、前記メディアアセットの記憶された部分を削除するための手段と
を備える、項目22に記載のシステム。
(項目28)
前記ユーザが前記閾値期間を上回る期間にわたってメディアアセットを無視していることの決定に応答して、前記ユーザに前記メディアアセットの一部を削除するかどうかについてプロンプトするための手段をさらに備える、項目27に記載のシステム。
(項目29)
表示のために、前記メディアアセットの一部を消費するオプションを生成するための手段をさらに備える、項目28に記載のシステム。
(項目30)
前記ユーザに前記メディアアセットの一部を削除するかどうかをプロンプトするための手段は、前記ユーザと関連付けられたモバイルユーザ機器において前記ユーザにプロンプトするための手段を備える、項目28に記載のシステム。
(項目31)
メディアアセットが視聴覚メディアアセットであることを決定するための手段と、
前記メディアアセットの一部が会話を含有しないことを決定するための手段と、
前記メディアアセットの一部が会話を含有しないことの決定に応答して、表示のために、前記メディアアセットの一部のビデオを増加速度で生成するための手段と
をさらに備える、項目22に記載のシステム。
(項目32)
メモリを備える非一過性コンピュータ可読媒体であって、前記メモリは、メディアアセットに関心があるユーザに対して、追付機構の初期化を制限することによる、リソースの効果的利用を提供するための前記メモリ上にエンコードされた命令を有し、前記命令は、
複数のユーザが、同一ユーザ機器からメディアアセットを消費していることを検出するための命令と、
前記複数のユーザの個別のユーザ毎に、個別のユーザがメディアアセットに関心があるかどうかを決定するための命令であって、前記個別のユーザがメディアアセットに関心があるかどうかを決定することは、
前記個別のユーザの個別のプロファイルのデータとメディアアセットのメタデータを比較することと、
前記個別のプロファイルのデータが前記メディアアセットのメタデータに合致することの決定に応答して、前記個別のユーザがメディアアセットに関心があることを決定することと、
前記個別のプロファイルのデータが前記メディアアセットのメタデータに合致しないことの決定に応答して、前記個別のユーザがメディアアセットに関心がないことを決定することと
によって行われる、命令と、
メディアアセットに関心がある各個別のユーザを含む前記複数のユーザの第1のサブセットを識別するための命令と、
メディアアセットに関心がない各個別のユーザを含む前記複数のユーザの第2のサブセットを識別するための命令と、
前記複数のユーザのうちのユーザがメディアアセットを無視していることを検出するための命令と、
前記ユーザが前記第1のサブセット内で識別されるかまたは前記第2のサブセット内で識別されるかを決定するための命令と、
前記ユーザが前記第1のサブセット内で識別されることの決定に応答して、前記ユーザがメディアアセットを無視し始めた時間から始まるメディアアセットの一部を記憶するための命令と、
前記ユーザが前記第2のサブセット内で識別されることの決定に応答して、前記ユーザがメディアアセットを無視し始めた時間から始まる前記メディアアセットの一部を記憶することを止めるための命令と
を備える、非一過性コンピュータ可読媒体。
(項目33)
前記ユーザがメディアアセットを無視し始めた時間から始まる前記メディアアセットの一部を記憶するための命令は、
複数のアクセス可能ユーザ機器を検出するための命令であって、それぞれ、個別のユーザに対応する、命令と、
メディアアセットを無視しているユーザと関連付けられた前記複数のユーザ機器のうちのユーザ機器を識別するための命令と、
前記メディアアセットの一部を前記識別されたユーザ機器に伝送するための命令と
を備える、項目32に記載の非一過性コンピュータ可読媒体。
(項目34)
前記命令はさらに、
前記識別されたユーザ機器がメディアアセットと関連付けられたタイプのメディアを再生可能であるかどうかを決定するための命令と、
前記識別されたユーザ機器がメディアアセットと関連付けられた前記タイプのメディアを再生不可能であることの決定に応答して、
前記ユーザのプロファイルに基づいて、メディアアセットを記録可能な前記ユーザと関連付けられた別のユーザ機器を識別することと、
前記識別された別のユーザ機器上で、記録するためのメディアアセットをスケジューリングすることと
を行うための命令と
を備える、項目33に記載の非一過性コンピュータ可読媒体。
(項目35)
前記命令はさらに、前記ユーザが前記第2のサブセット内にいることの決定に応答して、
複数のアクセス可能ユーザ機器を検出することと、
メディアアセットを無視している前記ユーザと関連付けられた前記複数のユーザ機器のうちのユーザ機器を識別することと、
表示のために、前記識別されたユーザ機器上に記録するためのメディアアセットをスケジューリングするプロンプトを生成することと
を行うための命令を備える、項目32に記載の非一過性コンピュータ可読媒体。
(項目36)
前記複数のユーザのうちのユーザがメディアアセットを無視していることを検出するための命令は、
前記ユーザの眼が前記メディアアセットの方向に向いていないことを検出するための命令と、
前記ユーザの眼が前記メディアアセットの方向に向いていない期間を追跡するタイマをアクティブ化するための命令と、
前記タイマに基づいて、前記ユーザの眼が前記メディアアセットの方向に向いていない期間が閾値を上回ることを決定するための命令と、
前記タイマに基づいて、前記ユーザの眼が前記メディアアセットの方向に向いていない期間が前記閾値を上回ることの決定に応答して、前記ユーザがメディアアセットを無視していることを検出するための命令と
を備える、項目32に記載の非一過性コンピュータ可読媒体。
(項目37)
前記ユーザがメディアアセットを無視し始めた時間から始まる前記メディアアセットの一部を記憶するための命令は、
前記ユーザがもはやメディアアセットを無視していないことを検出するための命令と、
前記ユーザが閾値期間未満の期間にわたってメディアアセットを無視しているかどうかを決定するための命令と、
前記ユーザが前記閾値期間未満の期間にわたってメディアアセットを無視していることの決定に応答して、前記メディアアセットの記憶された部分を削除するための命令と
を備える、項目32に記載の非一過性コンピュータ可読媒体。
(項目38)
前記命令はさらに、
前記ユーザが前記閾値期間を上回る期間にわたってメディアアセットを無視していることの決定に応答して、前記ユーザに前記メディアアセットの一部を削除するかどうかについてプロンプトするための命令
を備える、項目37に記載の非一過性コンピュータ可読媒体。
(項目39)
前記命令はさらに、
表示のために、前記メディアアセットの一部を消費するオプションを生成するための命令
を備える、項目38に記載の非一過性コンピュータ可読媒体。
(項目40)
前記ユーザに前記メディアアセットの一部を削除するかどうかをプロンプトするための命令は、
前記ユーザと関連付けられたモバイルユーザ機器において前記ユーザにプロンプトするための命令
を備える、項目38に記載の非一過性コンピュータ可読媒体。
(項目41)
前記命令はさらに、
メディアアセットが視聴覚メディアアセットであることを決定するための命令と、
前記メディアアセットの一部が会話を含有しないことを決定するための命令と、
前記メディアアセットの一部が会話を含有しないことの決定に応答して、表示のために、前記メディアアセットの一部のビデオを増加速度で生成するための命令と
を備える、項目32に記載の非一過性コンピュータ可読媒体。
(項目42)
メディアアセットに関心があるユーザに対して、追付機構の初期化を制限することによる、リソースの効果的利用のための方法であって、前記方法は、
複数のユーザが、同一ユーザ機器からメディアアセットを消費していることを検出することと、
前記複数のユーザの個別のユーザ毎に、個別のユーザがメディアアセットに関心があるかどうかを決定することと、
メディアアセットに関心がある各個別のユーザを含む前記複数のユーザの第1のサブセットを識別することと、
メディアアセットに関心がない各個別のユーザを含む前記複数のユーザの第2のサブセットを識別することと、
前記複数のユーザのうちのユーザがメディアアセットを無視していることを検出することと、
前記ユーザが前記第1のサブセット内で識別されるかまたは前記第2のサブセット内で識別されるかを決定することと、
前記ユーザが前記第1のサブセット内で識別されることの決定に応答して、前記ユーザがメディアアセットを無視し始めた時間から始まるメディアアセットの一部を記憶することと、
前記ユーザが前記第2のサブセット内で識別されることの決定に応答して、前記ユーザがメディアアセットを無視し始めた時間から始まる前記メディアアセットの一部を記憶することを止めることと
を含む、方法。
(項目43)
前記ユーザがメディアアセットを無視し始めた時間から始まる前記メディアアセットの一部を記憶することは、
複数のアクセス可能ユーザ機器を検出することであって、それぞれ、個別のユーザに対応する、ことと、
メディアアセットを無視しているユーザと関連付けられた前記複数のユーザ機器のうちのユーザ機器を識別することと、
前記メディアアセットの一部を前記識別されたユーザ機器に伝送することと
を含む、項目42に記載の方法。
(項目44)
前記識別されたユーザ機器がメディアアセットと関連付けられたタイプのメディアを再生可能であるかどうかを決定することと、
前記識別されたユーザ機器がメディアアセットと関連付けられた前記タイプのメディアを再生不可能であることの決定に応答して、
前記ユーザのプロファイルに基づいて、メディアアセットを記録可能な前記ユーザと関連付けられた別のユーザ機器を識別することと、
前記識別された別のユーザ機器上で、記録するためのメディアアセットをスケジューリングすることと
をさらに含む、項目43に記載の方法。
(項目45)
前記ユーザが前記第2のサブセット内にいることの決定に応答して、
複数のアクセス可能ユーザ機器を検出することと、
メディアアセットを無視している前記ユーザと関連付けられた前記複数のユーザ機器のうちのユーザ機器を識別することと、
表示のために、前記識別されたユーザ機器上に、記録するためのメディアアセットをスケジューリングするプロンプトを生成することと
をさらに含む、項目42-44のいずれか1項に記載の方法。
(項目46)
前記複数のユーザのうちのユーザがメディアアセットを無視していることを検出することは、
前記ユーザの眼が前記メディアアセットの方向に向いていないことを検出することと、
前記ユーザの眼が前記メディアアセットの方向に向いていない期間を追跡するタイマをアクティブ化することと、
前記タイマに基づいて、前記ユーザの眼が前記メディアアセットの方向に向いていない期間が閾値を上回ることを決定することと、
前記タイマに基づいて、前記ユーザの眼が前記メディアアセットの方向に向いていない期間が前記閾値を上回ることの決定に応答して、前記ユーザがメディアアセットを無視していることを検出することと
を含む、項目42-45のいずれか1項に記載の方法。
(項目47)
前記ユーザがメディアアセットを無視し始めた時間から始まる前記メディアアセットの一部を記憶することは、
前記ユーザがもはやメディアアセットを無視していないことを検出することと、
前記ユーザが閾値期間未満の期間にわたってメディアアセットを無視しているかどうかを決定することと、
前記ユーザが前記閾値期間未満の期間にわたってメディアアセットを無視していることの決定に応答して、前記メディアアセットの記憶された部分を削除することと
を含む、項目42-46のいずれか1項に記載の方法。
(項目48)
前記ユーザが前記閾値期間を上回る期間にわたってメディアアセットを無視していることの決定に応答して、前記ユーザに前記メディアアセットの一部を削除するかどうかについてプロンプトすることをさらに含む、項目47に記載の方法。
(項目49)
前記複数のユーザの個別のユーザ毎に、個別のユーザがメディアアセットに関心があるかどうかを決定することは、
前記個別のユーザの個別のプロファイルのデータとメディアアセットのメタデータを比較することと、
前記個別のプロファイルのデータが前記メディアアセットのメタデータに合致することの決定に応答して、前記個別のユーザがメディアアセットに関心があることを決定することと、
前記個別のプロファイルのデータが前記メディアアセットのメタデータに合致しないことの決定に応答して、前記個別のユーザがメディアアセットに関心がないことを決定することと
を含む、項目48に記載の方法。
(項目50)
前記ユーザに前記メディアアセットの一部を削除するかどうかをプロンプトすることは、前記ユーザと関連付けられたモバイルユーザ機器において前記ユーザにプロンプトすることを含む、項目48または49に記載の方法。
(項目51)
メディアアセットが視聴覚メディアアセットであることを決定することと、
前記メディアアセットの一部が会話を含有しないことを決定することと、
前記メディアアセットの一部が会話を含有しないことの決定に応答して、表示のために、前記メディアアセットの一部のビデオを増加速度で生成することと
をさらに含む、項目42-50のいずれか1項に記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【0025】
図1図1は、本開示のいくつかの実施形態による、異なるユーザがメディアアセットを無視している場合がある状態の例証を示す。
【0026】
図2図2は、本開示のいくつかの実施形態による、メディアコンテンツの記憶された部分に関連するユーザのための異なるオプションを示す、ディスプレイ画面の例証的実施形態を示す。
【0027】
図3図3は、本開示のいくつかの実施形態による、メディアガイドアプリケーション一覧および他のメディアガイド情報を提供するために使用され得る、表示画面の例証的実施形態を示す。
【0028】
図4図4は、本開示のいくつかの実施形態による、メディアガイドアプリケーション一覧を提供するために使用され得る、表示画面の別の例証的実施形態を示す。
【0029】
図5図5は、本開示のいくつかの実施形態による、例証的デバイスのブロック図である。
【0030】
図6図6は、本開示のいくつかの実施形態による、例証的メディアシステムのブロック図である。
【0031】
図7図7は、本開示のいくつかの実施形態による、「追付」機構をメディアアセットの視聴者に効率的に提供するために使用され得る、例証的プロセスを描写する。
【0032】
図8図8は、本開示のいくつかの実施形態による、複数のユーザのうちのどのユーザが消費されているメディアアセットに関心があり、どのユーザが関心がないかを決定することに関わる例証的プロセスを描写する。
【0033】
図9図9は、本開示のいくつかの実施形態による、メディアアセットを無視しているユーザと関連付けられたデバイスにメディアアセットの記憶された部分の伝送を開始することに関わる例証的プロセスを描写する。
【発明を実施するための形態】
【0034】
任意の所与のコンテンツ配信システムでユーザに利用可能なコンテンツの量が、膨大であり得る。その結果、多くのユーザは、ユーザがコンテンツの選択を効率的にナビゲートし、所望し得るコンテンツを容易に識別することを可能にする、インターフェースを通したメディアガイドの形態を所望している。そのようなガイドを提供するアプリケーションは、本明細書では、双方向メディアガイドアプリケーションと称されるが、時として、メディアガイドアプリケーションまたはガイドアプリケーションと称されることもある。
【0035】
双方向メディアガイドアプリケーションは、ガイドを提供するコンテンツに応じて、種々の形態をとってもよい。典型的なタイプのメディアガイドアプリケーションの1つは、双方向テレビ番組ガイドである。双方向テレビ番組ガイド(時として、電子番組ガイドと称される場合もある)は、とりわけ、ユーザが、多くのタイプのコンテンツまたはメディアアセット間をナビゲートし、それを特定することが可能である、周知のガイドアプリケーションである。双方向メディアガイドアプリケーションは、ユーザが、コンテンツ間をナビゲートし、それを特定および選択することを可能にする、グラフィカルユーザインターフェース画面を生成してもよい。本明細書で参照されるように、用語「メディアアセット」および「コンテンツ」とは、電子的に消費可能なユーザアセット、例えば、テレビ番組、および有料番組、オンデマンド番組(ビデオオンデマンド(VOD)システムにおけるような)、インターネットコンテンツ(例えば、ストリーミングコンテンツ、ダウンロード可能コンテンツ、ウェブキャスト等)、ビデオクリップ、オーディオ、コンテンツ情報、写真、回転画像、ドキュメント、プレイリスト、ウェブサイト、記事、書籍、電子書籍、ブログ、チャットセッション、ソーシャルメディア、アプリケーション、ゲーム、および/または任意の他のメディアまたはマルチメディア、および/またはそれらの組み合わせを意味すると理解されたい。ガイドアプリケーションはまた、ユーザが、コンテンツ間をナビゲートし、それを特定することを可能にする。本明細書で参照されるように、用語「マルチメディア」とは、前述の少なくとも2つの異なるコンテンツ形態、例えば、テキスト、オーディオ、画像、ビデオ、または双方向コンテンツ形態を利用する、コンテンツを意味すると理解されたい。コンテンツは、ユーザ機器デバイスによって、録画、再生、表示、またはアクセスされてもよいが、また、ライブパーフォーマンスの一部であることも可能である。
【0036】
本明細書で議論される実施形態のいずれかを行うためのメディアガイドアプリケーションおよび/または任意の命令は、コンピュータ可読媒体上にエンコードされてもよい。コンピュータ可読媒体は、データを記憶することが可能な任意のメディアを含む。コンピュータ可読媒体は、限定ではないが、電気または電磁信号の伝搬を含む、一過性であってもよく、または限定ではないが、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、USBドライブ、DVD、CD、メディアカード、レジスタメモリ、プロセッサキャッシュ、ランダムアクセスメモリ(「RAM」)等の揮発性および不揮発性コンピュータメモリまたは記憶デバイスを含む、非一過性であってもよい。
【0037】
インターネット、モバイルコンピューティング、および高速無線ネットワークの出現に伴って、ユーザは、従来は使用しなかったユーザ機器デバイス上でメディアにアクセスするようになっている。本明細書で参照されるように、語句「ユーザ機器デバイス」、「ユーザ機器」、「ユーザデバイス」、「電子デバイス」、「電子機器」、「メディア機器デバイス」、または「メディアデバイス」は、テレビ、スマートTV、セットトップボックス、衛星テレビに対応するための統合型受信機デコーダ(IRD)、デジタル記憶デバイス、デジタルメディア受信機(DMR)、デジタルメディアアダプタ(DMA)、ストリーミングメディアデバイス、DVDプレーヤ、DVDレコーダ、接続型DVD、ローカルメディアサーバ、BLU-RAY(登録商標)プレーヤ、BLU-RAY(登録商標)レコーダ、パーソナルコンピュータ(PC)、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、ウェブTVボックス、パーソナルコンピュータテレビ(PC/TV)、PCメディアサーバ、PCメディアセンター、ハンドヘルドコンピュータ、固定電話、携帯情報端末(PDA)、携帯電話、ポータブルビデオプレーヤ、ポータブル音楽プレーヤ、ポータブルゲーム機、スマートフォン、または任意の他のテレビ機器、コンピューティング機器、または無線デバイス、および/またはそれらの組み合わせ等の前述のコンテンツにアクセスするための任意のデバイスを意味すると理解されたい。いくつかの実施形態では、ユーザ機器デバイスは、正面画面および裏面画面、複数の正面画面、または複数の角度付き画面を有してもよい。いくつかの実施形態では、ユーザ機器デバイスは、正面カメラおよび/または背面カメラを有してもよい。これらのユーザ機器デバイス上で、ユーザは、テレビを通して利用可能な同一のコンテンツ間をナビゲートし、それを特定することが可能であってもよい。その結果として、メディアガイドは、これらのデバイス上でも利用可能であってもよい。提供されるガイドは、テレビのみを通して利用可能なコンテンツ、他のタイプのユーザ機器デバイスのうちの1つ以上のもののみを通して利用可能なコンテンツ、またはテレビと他のタイプのユーザ機器デバイスのうちの1つ以上のものとの両方を通して利用可能なコンテンツのためのものであってもよい。メディアガイドアプリケーションは、ユーザ機器デバイス上で、オンラインアプリケーション(すなわち、ウェブサイト上で提供される)、または独立型アプリケーションまたはクライアントとして提供されてもよい。メディアガイドアプリケーションを実装し得る、種々のデバイスおよびプラットフォームは、以下でより詳細に説明される。
【0038】
メディアガイドアプリケーションの機能の1つは、メディアガイドデータをユーザに提供することである。本明細書で参照されるように、語句「メディアガイドデータ」または「ガイドデータ」は、コンテンツに関連する任意のデータ、またはガイドアプリケーションを動作させることに使用されるデータを意味すると理解されたい。例えば、ガイドデータは、番組情報、ガイドアプリケーション設定、ユーザ選好、ユーザプロファイル情報、メディア一覧、メディア関連情報(例えば、放送時間、放送チャンネル、タイトル、内容、評価情報(例えば、ペアレンタルコントロール評価、批評家の評価等)、ジャンルまたはカテゴリ情報、俳優情報、放送会社またはプロバイダのロゴのロゴデータ等)、メディア形式(例えば、標準解像度、高解像度、3D等)、オンデマンド情報、ブログ、ウェブサイト、およびユーザが所望のコンテンツ選択間をナビゲートし、それを特定するために役立つ、任意の他のタイプのガイドデータを含んでもよい。
【0039】
本明細書で参照されるように、用語「~に応答して」は、「~の結果として開始される」ことを指す。例えば、別のアクションに応答して行われている第1のアクションは、第1のアクションと第2のアクションとの間に介在ステップを含んでもよい。
【0040】
本明細書で参照されるように、用語「~に直接応答して」は、「~によって引き起こされる」ことを指す。例えば、第2のアクションに直接応答して行われている第1のアクションは、第1のアクションと第2のアクションとの間に介在ステップを含まなくてもよい。
【0041】
あるメディアアセットに関心があるユーザが、他の人々とともにメディアアセットを消費する際、ユーザがメディアアセットの一部を見逃したとき、効率的に「追い付く」ためのシステムおよび方法が、本明細書に説明される。これらのシステムおよび方法は、メディアガイドアプリケーションの状況で説明されるであろうことに留意されたい。しかしながら、当業者は、これらのシステムおよび方法がメディアガイドアプリケーションから独立して実装されてもよいことを理解するであろう。
【0042】
メディアガイドアプリケーションは、1人を上回る人物が、メディアアセットを消費していることを検出し得、各人物の個別のプロファイルに基づいて、特定の人物がメディアアセットに関心があるかどうかを決定してもよい。メディアアセットに関心があるそれらのユーザは、1つのグループの中に入れられてもよく、関心がないそれらのユーザは、別のグループの中に入れられてもよい。メディアガイドアプリケーションが、ユーザのうちの1人がメディアアセットを無視していることを検出するとき、メディアガイドアプリケーションは、ユーザが入れられたグループに基づいて、ユーザがメディアアセットに関心があるかどうかを決定してもよい。メディアガイドアプリケーションが、ユーザがメディアアセットに関心があることを決定する場合、メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットの見逃された部分を記憶してもよく、メディアガイドアプリケーションが、ユーザがメディアアセットに関心がないことを決定する場合、メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットのその部分を記憶することを止めてもよい。
【0043】
図1は、異なるユーザがメディアアセットを無視している場合がある状況を表す、ディスプレイ画面の例証を示す。建物100は、2つの部屋、すなわち、大部屋102と、小部屋104とを有するように描写される。大部屋102は、ユーザ110の視野108内にユーザ機器106を有するように描写される。ユーザ120は、ユーザ120の視野122内でモバイルデバイス124を使用しているように描写される。ユーザ112は、ユーザ114と会話をしているように描写され、吹き出しとして描写される、ユーザ112に対応する要素116と、吹き出しとして描写される、ユーザ114に対応する要素118とを伴う。ユーザ126は、ユーザ機器106から離れた小部屋104内に描写される。ユーザ126は、電話128を保持するように描写される。
【0044】
ユーザ機器106は、メディアガイドアプリケーションを実行する、制御回路(例えば、図3-6を参照して以下にさらに議論される、制御回路504)を含んでもよい。メディアガイドアプリケーションは、あるメディアアセットに関心があるユーザに対するユーザ追付機構の初期化を制限することによって、効率的に追い付くための機構を含んでもよい。本明細書で言及されるように、用語「追付」は、ユーザが見逃したメディアアセットの一部をユーザに再生するための機構を実行することを指す。ユーザ機器106は、以下の図6に関して説明される、ユーザテレビ機器602、ユーザコンピュータ機器604、および無線ユーザ通信デバイス606の全てと同一能力を有してもよい。
【0045】
いくつかの実施形態では、メディアガイドアプリケーションは、複数のユーザが同一ユーザ機器(例えば、ユーザ機器106)からメディアアセットを消費していることを検出してもよい。例えば、メディアガイドアプリケーションは、以下に詳細に後述されるように、カメラまたは別の好適なユーザ入力インターフェースを含む、デバイス(例えば、セットトップボックス)上に実装されてもよい。代替として、または加えて、カメラは、セットトップボックス(例えば、USBポートを介して、またはWifiまたはBluetooth(登録商標)等の無線プロトコルを介して接続される)と関連付けられてもよい。カメラは、部屋102の画像を記録してもよい。メディアガイドアプリケーションは、画像を受信し、画像パターン認識を画像上で実施してもよい。パターン認識の結果に基づいて、メディアガイドアプリケーションは、部屋内にいる人々の数を決定してもよい。メディアガイドアプリケーションは、カメラに、部屋の記録を継続し、ユーザの顔特徴に基づいて、各ユーザの識別を試みる(例えば、顔認識アルゴリズムを通して)ように命令してもよい。
【0046】
メディアアセットを消費しているユーザを検出する他の方法が、使用されてもよいことに留意されたい。例えば、メディアガイドアプリケーションは、各ユーザが、例えば、パスワードを打ち込むことによって、または親指紋識別を介して、システムにログインすることを要求してもよい。さらに、メディアガイドアプリケーションは、複数のユーザが部屋内にいることを検出するために、画像を遠隔サーバに伝送してもよい。遠隔サーバは、ユーザの自宅外(例えば、メディアガイドデータソース618またはメディアガイドコンテンツソース616)に位置してもよい。
【0047】
メディアガイドアプリケーションは、複数のユーザの個別のユーザ毎に、個別のユーザがメディアアセットに関心があるかどうかを決定してもよい。メディアガイドアプリケーションは、個別のユーザの個別のプロファイルのデータとメディアアセットのメタデータを比較し、個別のプロファイルのデータがメディアアセットのメタデータに合致することの決定に応答して、個別のユーザがメディアアセットに関心があることを決定することによって、決定を行ってもよい。メディアガイドアプリケーションは、個別のプロファイルのデータがメディアアセットのメタデータに合致しないことの決定に応答して、個別のユーザがメディアアセットに関心がないことを決定してもよい。
【0048】
例えば、メディアガイドアプリケーションは、ユーザ110、112、114、および126と関連付けられたプロファイルを読み出してもよい。メディアガイドアプリケーションはまた、表示のためにユーザ機器106によって生成されたメディアアセットと関連付けられたメタデータを読み出してもよい。例えば、メディアガイドアプリケーションは、メタデータに基づいて、メディアアセットが関連付けられたコメディのジャンルを有することを決定してもよい。メディアガイドアプリケーションは、次いで、コメディのジャンルと、ユーザ110、112、114、および126と関連付けられた各プロファイル内のデータを比較し、各ユーザがコメディを好むかどうかを決定してもよい。ユーザプロファイルは、全てのジャンルの一覧と、各ユーザが具体的ジャンルを好む程度を示すスケーリング値(例えば、1から10)とを含んでもよい。したがって、メディアガイドアプリケーションが、ユーザのプロファイルに基づいて、コメディが値9と関連付けられることを決定する場合、メディアガイドアプリケーションは、ユーザがコメディに関心があることを決定してもよい。メディアガイドアプリケーションが、ユーザのプロファイルに基づいて、コメディが値2と関連付けられることを決定する場合、メディアガイドアプリケーションは、ユーザがコメディに関心がないことを決定してもよい。
【0049】
いくつかの実施形態では、メディアガイドアプリケーションは、ユーザのプロファイルによって示されるように、ユーザが消費したメディアアセットに基づいて、具体的ユーザがコメディに関心があるかどうかを決定してもよい。したがって、メディアガイドアプリケーションが、他のジャンルと比較して、ユーザが多数のコメディを消費したことを決定する場合、メディアガイドアプリケーションは、ユーザがコメディに関心があることを決定してもよい。これらの方法のいずれかまたは両方の組み合わせを使用して、メディアガイドアプリケーションは、例えば、ユーザ110、120、および126が、メディアアセットに関心がある一方、ユーザ112および114が、メディアアセットに関心がないことを決定してもよい。
【0050】
メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットに関心がある各個別のユーザを含む、複数のユーザの第1のサブセットを識別し、メディアアセットに関心がない各個別のユーザを含む、複数のユーザの第2のサブセットを識別してもよい。例えば、メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットに関心があるユーザ(例えば、上記の実施例から決定されるように、ユーザ110、120、および126)を1つのグループに入れ、メディアアセットに関心がないユーザ(例えば、上記の実施例から決定されるように、ユーザ112および114)を別のグループに入れてもよい。
【0051】
メディアガイドアプリケーションは、複数のユーザのうちのあるユーザがメディアアセットを無視していることを検出してもよい。例えば、メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットがユーザの視野(例えば、ユーザの視野は、ユーザの視野122であってもよい)内にないことを決定することによって(例えば、上記に説明されるように、カメラを使用することによって)、ユーザ120がもはやメディアアセットの方向を見ていないことを検出してもよい。加えて、または代替として、メディアガイドアプリケーションは、スマートフォン124がユーザの視野122内にあることを検出し得る。これらの決定の一方または両方に基づいて、メディアガイドアプリケーションは、ユーザがメディアアセットを無視していることを検出してもよい。
【0052】
メディアガイドアプリケーションはまた、マイクロホンの使用を介して、要素116および118によって示されるように、ユーザ112および114が話し中であることを検出してもよい。メディアガイドアプリケーションを実装するデバイスは、マイクロホンを含んでもよい、またはマイクロホンは、そのようなデバイスに接続されてもよい(例えば、USBポートを介して、またはWifiまたはBluetooth(登録商標)プロトコルを通して)。発話の検出に基づいて、メディアガイドアプリケーションは、ユーザ112および114がメディアアセットを無視していることを決定してもよい。いくつかの実施形態では、メディアガイドアプリケーションは、カメラおよびマイクロホンの組み合わせを使用し、ユーザ112および114が相互に話し中であることを決定してもよい。例えば、メディアガイドアプリケーションが、カメラを通して、ユーザ112および114が相互に対面しており、マイクロホンを通して、両者が話し中であることを検出する場合、メディアガイドアプリケーションは、両ユーザがメディアアセットを無視していることを決定してもよい。メディアガイドアプリケーションはまた、ユーザがもはや部屋内にいない場合、ユーザがメディアアセットを無視していることを決定してもよい。例えば、メディアガイドアプリケーションは、ユーザ126が、電話128に出るために、部屋を離れたことを検出してもよい。
【0053】
メディアガイドアプリケーションは、ユーザが第1のサブセット内で識別されるかまたは第2のサブセット内で識別されるかを決定してもよい。例えば、メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットに関心がある全てのユーザを含む、1つのグループと、メディアアセットに関心がない全てのユーザを含む、他のグループとのルックアップを実施してもよい。例えば、上記に説明されるように、メディアガイドアプリケーションが、ユーザ120がメディアアセットを無視していることを決定する場合、メディアガイドアプリケーションは、ユーザ120がメディアアセットに関心があるユーザのサブセット内にいることを決定してもよい。しかしながら、メディアガイドアプリケーションが、ユーザ112がメディアアセットを無視していることを決定する場合、メディアガイドアプリケーションは、ユーザ112がメディアアセットに関心がないユーザのサブセット内にいることを決定してもよい。
【0054】
ユーザが第1のサブセット内で識別されることの決定に応答して、メディアガイドアプリケーションは、ユーザがメディアアセットを無視し始めた時間から始まるメディアアセットの一部を記憶してもよい。例えば、メディアガイドアプリケーションが、ユーザ120がメディアアセットを無視していることを決定する場合、メディアガイドアプリケーションは、メディアガイドアプリケーションがユーザがメディアアセットを無視し始めたことを検出した時間点からメディアアセットの記録を開始してもよい。
【0055】
ユーザが第2のサブセット内にいることの決定に応答して、メディアガイドアプリケーションは、ユーザがメディアアセットを無視し始めた時間から始まるメディアアセットの一部を記憶することを止めてもよい。例えば、メディアガイドアプリケーションが、ユーザ112がメディアアセットを無視していることを決定する場合、メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットの記録を開始しなくてもよく、代わりに、何のアクションも、行われない。
【0056】
いくつかの実施形態では、メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットの一部をメディアアセットを無視しているユーザと関連付けられたデバイス(例えば、ユーザと関連付けられたスマートフォン)に記憶してもよい。これは、他のユーザに、すでに消費しているメディアアセットの同一部分を再視聴することを強制せずに、ユーザが追い付くことを可能にするために特に有用であり得る。メディアガイドアプリケーションは、ユーザがメディアアセットを無視し始めた時間から始まるメディアアセットの一部を記憶するとき、複数のアクセス可能ユーザ機器(それぞれ、個別のユーザに対応する)を検出し、メディアアセットを無視しているユーザと関連付けられた複数のユーザ機器のうちのユーザ機器を識別し、メディアアセットの一部を識別されたユーザ機器に伝送してもよい。
【0057】
例えば、メディアガイドアプリケーションは、無線接続または複数の無線接続を含む、またはそれを通して(例えば、WifiプロトコルまたはBluetooth(登録商標)プロトコルを通して)、他のデバイスにアクセスすることができる、デバイス上に常駐してもよい。メディアガイドアプリケーションは、メディアガイドアプリケーションがメディアアセットを再生しているデバイスと無線通信可能な他のデバイスを走査してもよい。メディアガイドアプリケーションは、範囲内の全てのデバイスを検出し、例えば、メディアガイドアプリケーションが検出する各デバイスと関連付けられた識別とユーザのプロファイル内に記憶されるデバイスのデバイス識別を比較することによって、メディアアセットを無視しているユーザと関連付けられたデバイスを識別してもよい。識別のうちの1つが、ユーザのプロファイル内のデバイス識別と合致する場合、メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットを無視しているユーザと関連付けられたデバイスを識別してもよい。メディアガイドアプリケーションは、同一無線接続を介して、メディアアセットの記憶された部分を識別されたデバイスに伝送してもよい。
【0058】
いくつかの実施形態では、メディアガイドアプリケーションは、複数の接続が、識別されたデバイスとメディアガイドアプリケーションがメディアアセットを再生しているデバイスとの間で利用可能である場合、メディアアセットの記憶された部分を伝送するための最良接続を決定してもよい。例えば、2つの接続が利用可能である場合(例えば、WifiおよびBluetooth(登録商標))、メディアガイドアプリケーションは、より高速のものまたはあまり利用されていないものを選定してもよい。メディアガイドアプリケーションは、記憶されたメディアアセットの伝送に先立って、接続の試験を実行してもよい。
【0059】
いくつかの実施形態では、メディアガイドアプリケーションは、識別されたデバイスが、メディアアセットを再生可能であるかどうかを決定してもよく、可能でなない場合、メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットを別のデバイス上に記録してもよい。メディアガイドアプリケーションは、識別されたユーザ機器がメディアアセットと関連付けられたあるタイプのメディアを再生可能であるかどうかを決定してもよい。例えば、メディアガイドアプリケーションは、デバイスがサポートするフォーマットのリストに関して識別されたデバイスにクエリし、リストに基づいて、識別されたデバイスがメディアアセットを再生可能であるかどうかを決定してもよい。識別されたユーザ機器がメディアアセットと関連付けられたタイプのメディアを再生不可能であることの決定に応答して、メディアガイドアプリケーションは、以下のアクションを行ってもよい。
【0060】
メディアガイドアプリケーションは、ユーザのプロファイルに基づいて、メディアアセットを記録することが可能なユーザと関連付けられた別のユーザ機器を識別し、識別された別のユーザ機器上に、記録するためのメディアアセットをスケジューリングしてもよい。例えば、メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットを無視しているユーザと関連付けられたプロファイルから、そのユーザと関連付けられたデバイスのリストを読み出してもよい。メディアガイドアプリケーションは、それらのデバイスにクエリし、メディアアセットを記録可能なデバイスを決定してもよい。例えば、デバイスのうちの1つは、メディアアセットを記録可能なセットトップボックスであってもよい。メディアガイドアプリケーションは、識別された別のユーザ機器上に、記録するためのメディアアセットをスケジューリングしてもよい。例えば、メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットのための記録を識別されたセットトップボックス上にスケジューリングしてもよい。
【0061】
いくつかの実施形態では、例えば、ユーザは、自らの友人とメディアアセットを話題にするために、該メディアアセットを消費することを所望し得るので、ユーザがメディアアセットに関心がないことを検出したにもかかわらず、ユーザが無視しているメディアアセットを記録することが望ましくあり得る。メディアガイドアプリケーションは、ユーザが第2のサブセット内にいることの決定に応答して、複数のアクセス可能ユーザ機器を検出し、メディアアセットを無視しているユーザと関連付けられた複数のユーザ機器のうちのユーザ機器を識別し、表示のために、識別されたユーザ機器上に、記録するためのメディアアセットをスケジューリングするプロンプトを生成してもよい。
【0062】
例えば、メディアガイドアプリケーションは、上記に説明されるのと同一様式で範囲内のアクセス可能デバイスを検出してもよい(例えば、無線接続を通して、これらのデバイスに接続することによって)。メディアガイドアプリケーションは、次いで、上記に説明されるように、各検出されたデバイスと関連付けられたデバイス識別と、ユーザのプロファイル内のデバイスを比較し、メッセージをユーザのデバイスに伝送し、ユーザに、メディアアセットを記録するようにプロンプトしてもよい。
【0063】
ユーザが短期間にわたって注意が逸れている場合、ユーザが重要な任意の部分を見逃していない可能性が高いため、ユーザがメディアアセットを無視していると決定することを止めることが有用であり得る。メディアガイドアプリケーションは、複数のユーザのうちのあるユーザがメディアアセットを無視していることを検出すると、ユーザの眼がメディアアセットの方向に向いていないことを検出し、ユーザの眼がメディアアセットの方向に向いていない期間を追跡するタイマをアクティブ化し、タイマに基づいて、ユーザの眼がメディアアセットの方向に向いていない期間が閾値を上回ることを決定してもよい。時間に基づいて、ユーザの眼がメディアアセットの方向に向いていない期間が閾値を上回ることの決定に応答して、メディアガイドアプリケーションは、ユーザがメディアアセットを無視していることを検出してもよい。
【0064】
例えば、メディアガイドアプリケーションは、カメラを用いて、全てのユーザを追跡してもよい(上記に説明されるように)。カメラから受信された画像に基づいて、メディアガイドアプリケーションは、ユーザがメディアアセットから目が離れていることを決定してもよい。メディアガイドアプリケーションは、ユーザがメディアアセットから目が離れている時間を追跡するであろうタイマを開始してもよい。閾値時間量が経過し、ユーザが依然としてメディアアセットから目が離れているとき、メディアガイドアプリケーションは、ユーザがメディアアセットを無視していることを決定してもよい。メディアガイドアプリケーションは、ユーザがメディアアセットから目が離れるとすぐに、メディアアセットの一部の記憶を開始してもよく、閾値が満たされない場合、任意の記憶された部分を削除してもよいことに留意されたい
【0065】
いくつかの実施形態では、閾値長より長いメディアアセットの部分を記憶することが有用であり得る。したがって、メディアガイドアプリケーションは、ユーザがもはやメディアアセットを無視していないことを検出し、ユーザが閾値期間未満の期間にわたってメディアアセットを無視しているかどうかを決定してもよい。ユーザが閾値期間未満の期間にわたってメディアアセットを無視していることの決定に応答して、メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットの記憶された部分を削除してもよい。
【0066】
例えば、メディアガイドアプリケーションは、ユーザの眼を追跡し、ユーザがメディアアセットに目を戻していることを検出してもよい。メディアガイドアプリケーションは、ユーザがメディアアセットを無視している時間量を追跡していてもよい(例えば、タイマを使用して)。メディアガイドアプリケーションは、閾値をメモリから読み出し、タイマと比較してもよい。タイマが、閾値未満の時間量を示す場合、メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットの記憶された部分を削除してもよい。
【0067】
いくつかの実施形態では、ユーザが閾値期間を上回る期間にわたってメディアアセットを無視していることの決定に応答して、メディアガイドアプリケーションは、ユーザにメディアアセットの一部を削除するかどうかに関してプロンプトしてもよい。例えば、ユーザに、メディアアセットの記憶された部分を削除するかどうかの選択肢を与え、システムにおけるより大きな柔軟性を可能にすることが有用であり得る。いくつかの実施形態では、メディアガイドアプリケーションは、表示のために、メディアアセットの一部を消費するオプションを生成してもよい。例えば、メディアガイドアプリケーションは、電話で話している間にユーザが見逃した映画の一部を視聴するためのオプションを生成してもよい。いくつかの実施形態では、メディアガイドアプリケーションは、ユーザと関連付けられたモバイルユーザ機器において、ユーザにプロンプトしてもよい。例えば、メディアガイドアプリケーションは、表示のために、ユーザと関連付けられたスマートフォン上にプロンプトを生成してもよい。
【0068】
図2の画面200は、メディアコンテンツの記憶された部分に関連するユーザのための異なるオプションを示す、ディスプレイ画面の例証的実施形態を示す。ユーザ選択可能オプション202は、ユーザがメディアアセットの記録された部分を削除することを可能にする。メディアガイドアプリケーションが、オプション202のユーザ-選択を受信すると、メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットが描写されるデバイス上でローカルで記憶される場合、メディアアセットの保存された部分を削除してもよい。しかしながら、メディアアセットの見逃された部分が、別のデバイス上に記憶される場合、描写されるデバイス上のメディアガイドアプリケーションは、メディアアセットの一部が記憶されるデバイスに、削除コマンドを伝送してもよい。
【0069】
ユーザ選択可能オプション204は、ユーザがメディアアセットの保存された部分を再生することを可能にする。メディアガイドアプリケーションは、記憶された部分が描写されるデバイス上に記憶される場合、記憶された部分を再生する、または記憶された部分を別のデバイス(例えば、複数のユーザのためにメディアアセットを再生しているデバイス)からストリーミングしてもよいことに留意されたい。いくつかの実施形態では、メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットの記憶された部分が描写されるデバイスにダウンロードされるまで、オプション204を無効にしてもよい。
【0070】
ユーザ-選択可能オプション206は、ユーザが保存されたコンテンツを増加速度で再生することを可能にする。これは、メディアコンテンツが視聴覚的であって、任意の会話を有していないとき、有用であり得る。このように、ユーザは、メディアアセット内の任意の重要な会話を見逃すことなく、ビデオのほぼダイジェストを有することができる。メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットが視聴覚メディアアセットであることを決定してもよい。例えば、メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットのフォーマットに基づいて、決定を行ってもよい。メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットの一部が会話を含有しないことを決定してもよい。メディアガイドアプリケーションは、オーディオ認識アルゴリズムを使用することによって、本決定を実施し、登場人物が話し中であるかどうかを検出してもよい。メディアアセットの一部が会話を含有しないことの決定に応答して、メディアガイドアプリケーションは、表示のために、メディアアセットの一部のビデオを増加速度で生成してもよい。
【0071】
ユーザ-選択可能オプション208は、ユーザがメディアアセットの一部を別のデバイス上で再生することを可能にする。例えば、前述のように、メディアガイドアプリケーションは、ユーザの近傍内のユーザにアクセス可能な全てのデバイス(例えば、無線ネットワーク(例えば、Wifi、Bluetooth(登録商標))を介してアクセスされ得る、全てのデバイス)を検出してもよい。メディアガイドアプリケーションは、次いで、ユーザがメディアアセットの一部が再生されることを好むデバイスを選択するためのリストをユーザに提示してもよい。デバイスの選択に応じて、メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットの見逃された部分をそのデバイス上で再生してもよい。
【0072】
図3-4は、メディアガイドデータを提供するために使用され得る、例証的表示画面を示す。図3-4に示される表示画面は、任意の好適なユーザ機器デバイスまたはプラットフォーム上に実装されてもよい。図3-4の表示は、フル画面表示として図示されているが、それらはまた、表示されているコンテンツ上に完全または部分的にオーバーレイされてもよい。ユーザは、表示画面に提供された選択可能なオプション(例えば、メニューオプション、一覧オプション、アイコン、ハイパーリンク等)を選択することによって、またはリモートコントロールまたは他のユーザ入力インターフェースまたはデバイス上の専用ボタン(例えば、「ガイド」ボタン)を押下することによって、コンテンツ情報へのアクセス要望を指示してもよい。ユーザの指示に応答して、メディアガイドアプリケーションは、グリッド内の時間およびチャンネル別、時間別、チャンネル別、ソース別、コンテンツタイプ別、カテゴリ別(例えば、映画、スポーツ、ニュース、子供向け、または他の番組カテゴリ)、または他の所定、ユーザ定義、または他の編成基準等のいくつかの方法のうちの1つにおいて編成されたメディアガイドデータを伴う表示画面を提供してもよい。
【0073】
図3は、単一表示内の異なるタイプのコンテンツへのアクセスも可能にする、時間およびチャンネル別に配列された番組一覧表示300の例証的グリッドを示す。表示300は、以下を伴うグリッド302を含んでもよい。(1)各チャンネル/コンテンツタイプ識別子(列内のセル)が利用可能な異なるチャンネルまたはコンテンツのタイプを識別する、チャンネル/コンテンツタイプ識別子304の列、および(2)各時間識別子(行内のセル)が番組の時間帯を識別する、時間識別子306の行。グリッド302はまた、番組一覧308等の番組一覧のセルも含み、各一覧は、一覧の関連チャンネルおよび時間の上に提供される、番組のタイトルを提供する。ユーザ入力デバイスを用いて、ユーザは、ハイライト領域310を移動させることによって番組一覧を選択することができる。ハイライト領域310によって選択される番組一覧に関する情報が、番組情報領域312内に提供されてもよい。領域312は、例えば、番組タイトル、番組内容、番組が提供される時間(該当する場合)、番組が放送されるチャンネル(該当する場合)、番組の評価、および他の所望の情報を含んでもよい。
【0074】
線形番組(例えば、所定の時間に複数のユーザ機器デバイスに伝送されるようにスケジューリングされ、スケジューリングに従って提供される、コンテンツ)へのアクセスの提供に加え、メディアガイドアプリケーションはまた、非線形番組(例えば、任意の時間においてユーザ機器デバイスにアクセス可能であって、スケジューリングに従って提供されない、コンテンツ)へのアクセスも提供する。非線形番組は、オンデマンドコンテンツ(例えば、VOD)、インターネットコンテンツ(例えば、ストリーミングメディア、ダウンロード可能メディア等)、ローカルに記憶したコンテンツ(例えば、前述の任意のユーザ機器デバイスまたは他の記憶デバイス上に記憶されたコンテンツ)、または時間的制約のない他のコンテンツを含む、異なるコンテンツソースからのコンテンツを含んでもよい。オンデマンドコンテンツは、映画または特定のコンテンツプロバイダ(例えば、「The Sopranos」や「Curb Your Enthusiasm」を提供するHBO On Demand)によって提供される任意の他のコンテンツを含んでもよい。HBO ON DEMANDは、Time Warner Company L.P.らによって所有されるサービスマークであり、THE SOPRANOSおよびCURB YOUR ENTHUSIASMは、Home Box Office, Inc.によって所有される商標である。インターネットコンテンツは、チャットセッションまたはウェブキャスト等のウェブイベント、またはインターネットウェブサイトまたは他のインターネットアクセス(例えば、FTP)を通して、ストリーミングコンテンツまたはダウンロード可能なコンテンツとしてオンデマンドで利用可能なコンテンツを含んでもよい。
【0075】
グリッド302は、オンデマンド一覧314、録画コンテンツ一覧316、およびインターネットコンテンツ一覧318を含む、非線形番組のメディアガイドデータを提供してもよい。異なるタイプのコンテンツソースからのコンテンツのためのメディアガイドデータを組み合わせる表示は、時として、「混合メディア」表示と称されることもある。表示300とは異なる、表示され得るメディアガイドデータのタイプの種々の順列は、ユーザ選択またはガイドアプリケーション定義に基づいてもよい(例えば、録画および放送一覧のみの表示、オンデマンドおよび放送一覧のみの表示等)。例証されるように、一覧314、316、および318は、これらの一覧の選択が、それぞれ、オンデマンド一覧、録画一覧、またはインターネット一覧専用の表示へのアクセスを提供し得ることを示すように、グリッド302内に表示される時間帯全体に及ぶものとして示されている。いくつかの実施形態では、これらのコンテンツタイプの一覧は、グリッド302に直接含まれてもよい。ユーザがナビゲーションアイコン320のうちの1つを選択することに応答して、付加的メディアガイドデータが表示されてもよい(ユーザ入力デバイス上の矢印キーを押下することによって、ナビゲーションアイコン320を選択することと同様に表示に影響を及ぼしてもよい)。
【0076】
表示300はまた、ビデオ領域322、およびオプション領域326を含んでもよい。ビデオ領域322は、ユーザが、現在利用可能である、今後利用可能となる、またはユーザに利用可能であった番組を視聴および/またはプレビューすることを可能にしてもよい。ビデオ領域322のコンテンツは、グリッド302に表示される一覧のうちの1つに対応するか、またはそれから独立してもよい。ビデオ領域を含むグリッド表示は、時として、ピクチャインガイド(PIG)表示と称されることもある。PIG表示およびそれらの機能は、2003年5月13日発行のSatterfieldらの米国特許第6,564,378号、および2001年5月29日発行のYuenらの米国特許第6,239,794号でさらに詳細に説明されており、それらは全体として参照することによって本明細書に組み込まれる。PIG表示は、本明細書に説明される実施形態の他のメディアガイドアプリケーション表示画面に含まれてもよい。
【0077】
オプション領域326は、ユーザが、異なるタイプのコンテンツ、メディアガイドアプリケーション表示、および/またはメディアガイドアプリケーション特徴にアクセスすることを可能にしてもよい。オプション領域326は、ディプレイ300(および本明細書に説明される他の表示画面)の一部であってもよく、または画面上のオプションを選択すること、またはユーザ入力デバイス上の専用または割当可能ボタンを押下することによって、ユーザによって呼び出されてもよい。オプション領域326内の選択可能オプションは、グリッド302内の番組一覧に関連する特徴に関してもよく、またはメインメニュー表示から利用可能なオプションを含んでもよい。番組一覧に関連する特徴は、他の放送時間または番組の受信方法の検索、番組の録画、番組の連続録画の有効化、番組および/またはチャンネルをお気に入りとして設定、番組の購入、または他の特徴を含んでもよい。メインメニュー表示から利用可能なオプションは、検索オプション、VODオプション、ペアレンタルコントロールオプション、インターネットオプション、クラウドベースのオプション、デバイス同期オプション、第2の画面デバイスオプション、種々のタイプのメディアガイドデータ表示にアクセスするためのオプション、プレミアムサービスをサブスクライブするためのオプション、ユーザのプロファイルを編集するためのオプション、ブラウザオーバーレイにアクセスするためのオプション、または他のオプションを含んでもよい。
【0078】
メディアガイドアプリケーションは、ユーザの選好に基づいて個人化されてもよい。個人化されたメディアガイドアプリケーションは、ユーザが、メディアガイドアプリケーションによって個人化された「体験」を生成するように、表示および特徴をカスタマイズすることを可能にする。この個人化された体験は、ユーザがこれらのカスタマイズを入力できるようにすることによって、および/または種々のユーザ選好を決定するようにメディアガイドアプリケーションがユーザ活動を監視することによって、生成されてもよい。ユーザは、ログインすることによって、または別様にガイドアプリケーションに対して自らを識別することによって、それらの個人化されたガイドアプリケーションにアクセスしてもよい。メディアガイドアプリケーションのカスタマイズは、ユーザプロファイルに従って作成されてもよい。カスタマイズは、提示方式(例えば、表示の色方式、テキストのフォントサイズ等)、表示されるコンテンツ一覧の態様(例えば、HDTV番組のみまたは3D番組のみ、お気に入りチャンネル選択に基づいたユーザ指定の放送チャンネル、チャンネルの表示の並び替え、推奨コンテンツ等)、所望の録画特徴(例えば、特定のユーザに対する録画または連続録画、録画品質等)、ペアレンタルコントロール設定、インターネットコンテンツのカスタマイズされた提示(例えば、ソーシャルメディアコンテンツ、電子メール、電子的に配信された記事等の提示)、および他の所望のカスタマイズを変更させるステップを含んでもよい。
【0079】
メディアガイドアプリケーションは、ユーザが、ユーザプロファイル情報を提供することを可能にしてもよく、またはユーザプロファイル情報を自動的にコンパイルしてもよい。メディアガイドアプリケーションは、例えば、ユーザがアクセスするコンテンツ、および/またはユーザがガイドアプリケーションと行ってもよい他の相互作用を監視してもよい。加えて、メディアガイドアプリケーションは、特定のユーザに関連する他のユーザプロファイルの全体または一部を取得し(例えば、www.allrovi.com等のユーザがアクセスするインターネット上の他のウェブサイトから、ユーザがアクセスする他のメディアガイドアプリケーションから、ユーザがアクセスする他の双方向アプリケーションから、ユーザの別のユーザ機器デバイスから等)、および/またはメディアガイドアプリケーションがアクセスし得る他のソースから、ユーザに関する情報を取得してもよい。結果として、ユーザの異なるユーザ機器デバイスにわたって、統一されたガイドアプリケーション体験をユーザに提供することができる。このタイプのユーザ体験は、図6に関連して、以下でより詳細に説明される。付加的な個人化されたメディアガイドアプリケーション特徴は、2005年7月11日出願のEllisらの米国特許出願公開第2005/0251827号、2007年1月16日発行のBoyerらの米国特許第7,165,098号、および2002年2月21日出願のEllisらの米国特許出願公開第2002/0174430号でさらに詳細に説明されており、それらは全体として参照することにより本明細書に組み込まれる。
【0080】
メディアガイドを提供するための別の表示配列が、図4に示されている。ビデオモザイク表示400は、コンテンツのタイプ、ジャンル、および/または他の編成基準に基づいて編成されたコンテンツ情報のための選択可能オプション402を含む。表示400では、テレビ一覧オプション404が、選択され、したがって、一覧406、408、410、および412を放送番組一覧として提供する。表示400では、一覧は、カバーアート、コンテンツからの静止画像、ビデオクリップのプレビュー、コンテンツからのライブビデオ、または一覧中のメディアガイドデータによって記述されているコンテンツをユーザに示す他のタイプのコンテンツを含む、グラフィック画像を提供してもよい。グラフィック一覧のそれぞれはまた、一覧と関連付けられたコンテンツに関するさらなる情報を提供するように、テキストを伴ってもよい。例えば、一覧408は、メディア部分414およびテキスト部分416を含む、1つより多くの部分を含んでもよい。メディア部分414および/またはテキスト部分416は、コンテンツをフル画面で視聴するように、またはメディア部分414に表示されるコンテンツに関連する情報を閲覧するように(例えば、ビデオが表示されるチャンネルの一覧を閲覧するように)、選択可能であってもよい。
【0081】
表示400中の一覧は、異なるサイズである(すなわち、一覧406は、一覧408、410、および412より大きい)が、所望の場合、全一覧が同一のサイズであってもよい。一覧は、コンテンツプロバイダの所望に応じて、またはユーザ選好に基づいて、ユーザに関心の程度を示すように、または、あるコンテンツを強調するように、異なるサイズであるか、またはグラフィック的に強調されてもよい。コンテンツ一覧をグラフィック的に強調するための種々のシステムおよび方法は、例えば、全体として参照することにより本明細書に組み込まれる、2009年11月12日に出願されたYatesの米国特許出願公開第2010/0153885号で議論される。
【0082】
ユーザは、そのユーザ機器デバイスのうちの1つ以上のものから、コンテンツおよびメディアガイドアプリケーション(および前述および後述で説明されるその表示画面)にアクセスしてもよい。図5は、例証的ユーザ機器デバイス500の一般化された実施形態を示す。ユーザ機器デバイスのより具体的な実装は、図6に関連して以下で議論される。ユーザ機器デバイス500は、入出力(以下「I/O」)パス502を介して、コンテンツおよびデータを受信してもよい。I/Oパス502は、処理回路506および記憶装置508を含む制御回路504に、コンテンツ(例えば、放送番組、オンデマンド番組、インターネットコンテンツ、ローカルエリアネットワーク(LAN)または広域ネットワーク(WAN)を経由して利用可能なコンテンツ、および/または他のコンテンツ)およびデータを提供してもよい。制御回路504は、I/Oパス502を使用して、コマンド、要求、および他の好適なデータを送受信するために使用されてもよい。I/Oパス502は、制御回路504(具体的には、処理回路506)を1つ以上の通信パス(以下で説明される)に接続してもよい。I/O機能は、これらの通信パスのうちの1つ以上のものによって提供されてもよいが、図面が複雑になり過ぎることを回避するため、図5では単一パスとして示されている。
【0083】
制御回路504は、処理回路506等の任意の好適な処理回路に基づいてもよい。本明細書で参照されるように、処理回路とは、1つ以上のマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ、プログラマブル論理デバイス、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)等に基づく回路を意味すると理解され、マルチコアプロセッサ(例えば、デュアルコア、クアドコア、ヘクサコア、または任意の好適な数のコア)またはスーパーコンピュータを含んでもよい。いくつかの実施形態では、処理回路は、複数の別個のプロセッサまたは処理ユニット、例えば、複数の同一のタイプの処理ユニット(例えば、2つのIntel Core i7プロセッサ)または複数の異なるプロセッサ(例えば、Intel Core i5プロセッサおよびIntel Core i7プロセッサ)にわたって分散されてもよい。いくつかの実施形態では、制御回路504は、メモリ(すなわち、記憶装置508)に記憶されたメディアガイドアプリケーションに対する命令を実行する。具体的には、制御回路504は、メディアガイドアプリケーションによって、前述および後述の機能を行うように命令されてもよい。例えば、メディアガイドアプリケーションは、制御回路504に、メディアガイド表示を生成するための命令を提供してもよい。いくつかの実装では、制御回路504によって行われるいかなるアクションも、メディアガイドアプリケーションから受信した命令に基づいてもよい。
【0084】
クライアントサーバに基づく実施形態では、制御回路504は、ガイドアプリケーションサーバまたは他のネットワークまたはサーバと通信するための好適な通信回路を含んでもよい。前述の機能性を実施するための命令は、ガイドアプリケーションサーバ上に記憶されてもよい。通信回路は、ケーブルモデム、総合デジタル通信網(ISDN)モデム、デジタルサブスクライバ回線(DSL)モデム、電話モデム、イーサネット(登録商標)カード、または他の機器との通信用無線モデム、または任意の他の好適な通信回路を含んでもよい。そのような通信は、インターネットまたは任意の他の好適な通信ネットワークまたはパスを伴ってもよい(図6に関連してさらに詳細に説明される)。加えて、通信回路は、ユーザ機器デバイスのピアツーピア通信、または相互から遠隔の場所にあるユーザ機器デバイスの通信を可能にする回路を含んでもよい(以下でさらに詳細に説明される)。
【0085】
メモリは、制御回路504の一部である、記憶装置508として提供される、電子記憶デバイスであってもよい。本明細書で参照されるように、語句「電子記憶デバイス」または「記憶デバイス」とは、ランダム-アクセスメモリ、読取専用メモリ、ハードドライブ、光学ドライブ、デジタルビデオディスク(DVD)レコーダ、コンパクトディスク(CD)レコーダ、BLU-RAY(登録商標)ディスク(BD)レコーダ、BLU-RAY(登録商標) 3Dディスクレコーダ、デジタルビデオレコーダ(DVR、時として、パーソナルビデオレコーダと呼ばれる場合もある、またはPVR)、固体デバイス、量子記憶デバイス、ゲームコンソール、ゲームメディア、または任意の他の好適な固定またはリムーバブル記憶デバイス、および/または任意のそれらの組み合わせ等の電子データ、コンピュータソフトウェア、またはファームウェアを記憶するための任意のデバイスを意味すると理解されたい。記憶装置508は、本明細書に説明される種々のタイプのコンテンツ、および前述のメディアガイドデータを記憶するために使用されてもよい。不揮発性メモリもまた、使用されてもよい(例えば、ブートアップルーチンや他の命令を起動するために)。図6に関連して説明される、クラウドベースの記憶装置が、記憶装置508を補完するために使用される、または記憶装置508の代わりに使用されてもよい。
【0086】
制御回路504は、1つ以上のアナログチューナ、1つ以上のMPEG-2デコーダ、または他のデジタルデコード回路、高解像度チューナ、または任意の他の好適な同調またはビデオ回路、またはそのような回路の組み合わせ等のビデオ生成回路および同調回路を含んでもよい。エンコード回路(例えば、記憶のために、無線、アナログ、またはデジタル信号をMPEG信号に変換するためのもの)もまた、提供されてもよい。制御回路504はまた、コンテンツをユーザ機器500の好ましい出力形式に上方変換および下方変換するためのスケーリング回路を含んでもよい。回路504はまた、デジタル信号とアナログ信号との間で変換するためのデジタルからアナログへの変換回路およびアナログからデジタルへの変換回路を含んでもよい。同調およびエンコード回路は、コンテンツを受信して表示する、再生する、または録画するために、ユーザ機器デバイスによって使用されてもよい。同調およびエンコード回路はまた、ガイドデータを受信するために使用されてもよい。例えば、同調、ビデオ生成、エンコード、デコード、暗号化、解読、スケーリング、およびアナログ/デジタル回路を含む、本明細書に説明される回路は、1つ以上の汎用プロセッサまたは特殊プロセッサ上で起動するソフトウェアを使用して実装されてもよい。複数のチューナが、同時同調機能に対処するように提供されてもよい(例えば、視聴および録画機能、ピクチャインピクチャ(PIP)機能、多重チューナ録画機能等)。記憶装置508が、ユーザ機器500とは別のデバイスとして提供される場合、同調およびエンコード回路(複数のチューナを含む)は、記憶装置508と関連付けられてもよい。
【0087】
ユーザは、ユーザ入力インターフェース510を使用して、命令を制御回路504に送信してもよい。ユーザ入力インターフェース510は、リモートコントロール、マウス、トラックボール、キーパッド、キーボード、タッチ画面、タッチパッド、スタイラス入力、ジョイスティック、音声認識インターフェース、または他のユーザ入力インターフェース等、任意の好適なユーザインターフェースであってもよい。ディスプレイ512は、独立型デバイスとして提供されるか、またはユーザ機器デバイス500の他の要素と統合してもよい。例えば、ディスプレイ512は、タッチスクリーンまたはタッチセンサ式表示であってもよい。そのような状況では、ユーザ入力インターフェース510は、ディスプレイ512と統合される、または組み合わせられてもよい。ディスプレイ512は、モニタ、テレビ、モバイルデバイスのための液晶ディスプレイ(LCD)、非晶質シリコンディスプレイ、低温ポリシリコンディスプレイ、電子インクディスプレイ、電気泳動ディスプレイ、アクティブマトリクスディスプレイ、エレクトロウェッティングディスプレイ、電気流体ディスプレイ、ブラウン管ディスプレイ、発光ダイオードディスプレイ、エレクトロルミネセントディスプレイ、プラズマ表示パネル、高性能アドレッシングディスプレイ、薄膜トランジスタディスプレイ、有機発光ダイオードディスプレイ、表面伝導型電子放出素子ディスプレイ(SED)、レーザテレビ、カーボンナノチューブ、量子ドットディスプレイ、干渉変調器ディスプレイ、または視覚的画像を表示するための任意の他の好適な機器のうちの1つ以上のものであってもよい。いくつかの実施形態では、ディスプレイ512は、HDTV対応型であってもよい。いくつかの実施形態では、ディスプレイ512は、3D表示であってもよく、双方向メディアガイドアプリケーションおよび任意の好適なコンテンツは、3Dで表示されてもよい。ビデオカードまたはグラフィックカードは、出力をディスプレイ512に生成してもよい。ビデオカードは、3Dシーンおよび2Dグラフィックのレンダリング加速、MPEG-2/MPEG-4デコード、TV出力、または複数のモニタを接続する能力等の種々の機能をもたらしてもよい。ビデオカードは、制御回路504に関連する前述の任意の処理回路であってもよい。ビデオカードは、制御回路504と統合されてもよい。スピーカ514は、ユーザ機器デバイス500の他の要素との統合として提供されてもよく、または独立型ユニットであってもよい。ディスプレイ512上に表示されるビデオおよび他のコンテンツのオーディオコンポーネントは、スピーカ514を通して再生されてもよい。いくつかの実施形態では、音声は、スピーカ514を介して音声を処理および出力する、受信機(図示せず)に配信されてもよい。
【0088】
ガイドアプリケーションは、任意の好適なアーキテクチャを使用して実装されてもよい。例えば、それは、ユーザ機器デバイス500上で完全に実装される、独立型アプリケーションであってもよい。そのようなアプローチでは、アプリケーションの命令は、ローカルに記憶され(例えば、記憶装置508内)、アプリケーションによって使用するためのデータは、周期的にダウンロードされる(例えば、帯域外フィードから、インターネットリソースから、または別の好適なアプローチを使用して)。制御回路504は、記憶装置508からアプリケーションの命令を読み出し、本明細書で議論される表示のいずれかを生成するための命令を処理してもよい。処理された命令に基づいて、制御回路504は、入力が入力インターフェース510から受信されるときに行うアクションを決定してもよい。例えば、表示上のカーソルの上/下への移動は、入力インターフェース510が上/下ボタンが選択されたことを示すとき、処理された命令によって示されてもよい。
【0089】
いくつかの実施形態では、メディアガイドアプリケーションは、クライアントサーバベースのアプリケーションである。ユーザ機器デバイス500上に実装される、シックまたはシンクライアントによって使用するためのデータは、ユーザ機器デバイス500の遠隔にあるサーバに要求を発行することによって、オンデマンドで読み出される。クライアントサーバベースのガイドアプリケーションの一実施例では、制御回路504は、遠隔サーバによって提供されるウェブページを解釈する、ウェブブラウザを実行する。例えば、遠隔サーバは、記憶デバイス内にアプリケーションのための命令を記憶してもよい。遠隔サーバは、回路(例えば、制御回路504)を使用して、記憶された命令を処理し、前述および後述の表示を生成してもよい。クライアントデバイスは、遠隔サーバによって生成される表示を受信してもよく、表示のコンテンツを機器デバイス500上でローカルに表示してもよい。このように、命令の処理は、サーバによって遠隔で行われる一方、結果として生じる表示は、機器デバイス500上にローカルに提供される。機器デバイス500は、入力インターフェース510を介して、ユーザからの入力を受信し、対応する表示を処理および生成するために、それらの入力を遠隔サーバに伝送してもよい。例えば、機器デバイス500は、上/下ボタンが入力インターフェース510を介して選択されたことを示す通信を遠隔サーバに伝送してもよい。遠隔サーバは、その入力に従って命令を処理し、入力に対応するアプリケーションの表示を生成してもよい(例えば、カーソルを上/下に移動させる表示)。生成された表示は、次いで、ユーザへの提示のために、機器デバイス500に伝送される。
【0090】
いくつかの実施形態では、メディアガイドアプリケーションは、インタープリタまたは仮想マシン(制御回路504によって起動される)によって、ダウンロードされ、解釈または別様に起動される。いくつかの実施形態では、ガイドアプリケーションは、ETVバイナリ交換形式(ETV Binary Interchange Format/EBIF)でエンコードされ、好適なフィードの一部として制御回路504によって受信され、制御回路504上で起動するユーザエージェントによって解釈されてもよい。例えば、ガイドアプリケーションは、EBIFアプリケーションであってもよい。いくつかの実施形態では、ガイドアプリケーションは、制御回路504によって実行されるローカル仮想マシンまたは他の好適なミドルウェアによって受信および起動される、一連のJAVA(登録商標)ベースのファイルによって定義されてもよい。そのような実施形態のうちのいくつか(例えば、MPEG-2または他のデジタルメディアエンコードスキームを採用するもの)では、ガイドアプリケーションは、例えば、番組のMPEGオーディオおよびビデオパケットを用いたMPEG-2オブジェクトカルーセルにおいてエンコードおよび伝送されてもよい。
【0091】
図5のユーザ機器デバイス500は、ユーザテレビ機器602、ユーザコンピュータ機器604、無線ユーザ通信デバイス606、または非携帯型ゲーム機等のコンテンツにアクセスするために好適な任意の他のタイプのユーザ機器として、図6のシステム600に実装されることができる。簡単にするために、これらのデバイスは、本明細書では総称して、ユーザ機器またはユーザ機器デバイスと称されてもよく、前述のユーザ機器デバイスに実質的に類似してもよい。メディアガイドアプリケーションが実装され得る、ユーザ機器デバイスは、独立型デバイスとして機能してもよく、またはデバイスのネットワークの一部であってもよい。デバイスの種々のネットワーク構成が実装されてもよく、以下でさらに詳細に議論される。
【0092】
図5に関連して前述のシステム特徴のうちの少なくともいくつかを利用する、ユーザ機器デバイスは、単に、ユーザテレビ機器602、ユーザコンピュータ機器604、または無線ユーザ通信デバイス606として分類されなくてもよい。例えば、ユーザテレビ機器602は、いくつかのユーザコンピュータ機器604のように、インターネットコンテンツへアクセスすることを可能にするインターネット対応型であってもよい一方で、ユーザコンピュータ機器604は、いくつかのテレビ機器602のように、テレビ番組へアクセスすることを可能にするチューナを含んでもよい。メディアガイドアプリケーションはまた、種々の異なるタイプのユーザ機器上で同一レイアウトを有してもよく、またはユーザ機器の表示能力に合わせられてもよい。例えば、ユーザコンピュータ機器604上では、ガイドアプリケーションは、ウェブブラウザによってアクセスされるウェブサイトとして提供されてもよい。別の実施例では、ガイドアプリケーションは、無線ユーザ通信デバイス606用にスケールダウンされてもよい。
【0093】
システム600では、典型的には、各タイプのユーザ機器デバイスが1つを上回って存在するが、図面が複雑になり過ぎることを回避するように、それぞれ1つだけが図6に示されている。加えて、各ユーザは、1つを上回るタイプのユーザ機器デバイスと、また、各タイプのユーザ機器デバイスのうちの1つを上回るものとを利用してもよい。
【0094】
いくつかの実施形態では、ユーザ機器デバイス(例えば、ユーザテレビ機器602、ユーザコンピュータ機器604、無線ユーザ通信デバイス606)は、「第2の画面デバイス」と称されてもよい。例えば、第2の画面デバイスは、第1のユーザ機器デバイス上に提示されるコンテンツを補完してもよい。第2の画面デバイス上に提示されるコンテンツは、第1のデバイス上に提示されるコンテンツを補完する、任意の好適なコンテンツであってもよい。いくつかの実施形態では、第2の画面デバイスは、第1のデバイスの設定および表示選好を調節するためのインターフェースを提供する。いくつかの実施形態では、第2の画面デバイスは、他の第2の画面デバイスと相互作用する、またはソーシャルネットワークと相互作用するために構成される。第2の画面デバイスは、第1のデバイスと同一の部屋内に位置することができる、第1のデバイスと異なる部屋であるが同一の家または建物内に位置することができる、または、第1のデバイスと異なる建物内に位置することができる。
【0095】
ユーザはまた、家庭内デバイスおよび遠隔デバイスにわたって一貫したメディアガイドアプリケーション設定を維持するように、種々の設定を設定してもよい。設定は、本明細書に説明される設定、およびお気に入りのチャンネルおよび番組、番組を推奨するためにガイドアプリケーションが利用する番組選好、表示選好、および他の望ましいガイド設定を含む。例えば、ユーザが、オフィスのパソコンで、例えば、ウェブサイトwww.allrovi.comの上で、チャンネルをお気に入りとして設定した場合、所望に応じて、同一のチャンネルが、ユーザの家庭内デバイス(例えば、ユーザテレビ機器およびユーザコンピュータ機器)、およびユーザのモバイルデバイス上でお気に入りとして表示されるであろう。したがって、同一タイプのユーザ機器デバイスであるかまたは異なるタイプのユーザ機器デバイスであるかにかかわらず、1つのユーザ機器デバイス上で行われる変更は、別のユーザ機器デバイス上のガイド体験を変更することができる。加えて、行われる変更は、ユーザによる設定入力、およびガイドアプリケーションによって監視されるユーザ活動に基づいてもよい。
【0096】
ユーザ機器デバイスは、通信ネットワーク614に連結されてもよい。すなわち、ユーザテレビ機器602、ユーザコンピュータ機器604、および無線ユーザ通信デバイス606は、それぞれ、通信パス608、610、および612を介して、通信ネットワーク614に連結される。通信ネットワーク614は、インターネット、携帯電話ネットワーク、モバイルボイスまたはデータネットワーク(例えば、4GまたはLTEネットワーク))、ケーブルネットワーク、公衆交換電話ネットワーク、または他のタイプの通信ネットワーク、または通信ネットワークの組み合わせを含む、1つ以上のネットワークであってもよい。パス608、610、612、および612は、別個または一緒に、衛星パス、光ファイバパス、ケーブルパス、インターネット通信をサポートするパス(例えば、IPTV)、フリースペース接続(例えば、放送または他の無線信号用)、または任意の他の好適な有線または無線通信パス、またはそのようなパスの組み合わせ等、1つ以上の通信パスを含んでもよい。パス612は、図6に示された例示的実施形態において、無線パスであることを示すように破線で描かれ、パス608および610は、有線パスであることを示すように実線で描かれている(しかし、これらのパスは、所望に応じて、無線パスであってもよい)。ユーザ機器デバイスとの通信は、これらの通信パスのうちの1つ以上のものによって提供されてもよいが、図6では、図面が複雑になり過ぎることを回避するように、単一パスとして示されている。
【0097】
通信パスは、ユーザ機器デバイスの間には描かれていないが、これらのデバイスは、パス608、610、および612に関連して上記で説明されるもの、およびUSBケーブル、IEEE1394ケーブル、無線パス(例えば、Bluetooth(登録商標)、赤外線、IEEE802-11x等)等の他の短距離ポイントツーポイント通信パス、または有線または無線パスを介した他の短距離通信等の通信パスを介して、相互に直接通信してもよい。BLUETOOTH(登録商標)は、Bluetooth SIG, INC.によって所有される認証マークである。ユーザ機器デバイスはまた、通信ネットワーク614を介した間接的パスを通して、直接的に相互に通信してもよい。
【0098】
システム600は、それぞれ、通信パス620および622を介して、通信ネットワーク614に連結される、コンテンツソース616およびメディアガイドデータソース618を含む。パス620および622は、パス608、610、および612に関して上記で説明される通信パスのうちのいずれかを含んでもよい。コンテンツソース616およびメディアガイドデータソース618との通信は、1つ以上の通信パスを介して交信されてもよいが、図6では、図面が複雑になり過ぎることを回避するように、単一パスとして示されている。加えて、コンテンツソース616およびメディアガイドデータソース618のそれぞれが1つを上回ってあってもよいが、図6では、図面が複雑になり過ぎることを回避するように、それぞれ1つだけが示されている。(これらのソースのそれぞれの異なるタイプを以下で議論する)。所望に応じて、コンテンツソース616およびメディアガイドデータソース618は、1つのソースデバイスとして統合されてもよい。ソース616および618とユーザ機器602、604、および606との間の通信は、通信ネットワーク614を通したものとして示されているが、いくつかの実施形態では、ソース616および618は、パス608、610、および612に関連して上記で説明されるもの等の通信パス(図示せず)を介して、ユーザ機器602、604、および606と直接通信してもよい。
【0099】
コンテンツソース616は、テレビ配信施設、ケーブルシステムヘッドエンド、衛星配信施設、番組ソース(例えば、NBC、ABC、HBO等のテレビ放送会社)、中間配信施設および/またはサーバ、インターネットプロバイダ、オンデマンドメディアサーバ、および他のコンテンツプロバイダを含む、1つ以上のタイプのコンテンツ配信機器を含んでもよい。NBCは、National Broadcasting Company, Inc.によって所有される商標であり、ABCは、American Broadcasting Company, INC.によって所有される商標であり、HBOは、Home Box Office, Inc.によって所有される商標である。コンテンツソース616は、コンテンツの発信元であってもよく(例えば、テレビ放送会社、ウェブキャストプロバイダ等)、またはコンテンツの発信元でなくてもよい(例えば、オンデマンドコンテンツプロバイダ、ダウンロード用放送番組のコンテンツのインターネットプロバイダ等)。コンテンツソース616は、ケーブルソース、衛星プロバイダ、オンデマンドプロバイダ、インターネットプロバイダ、オーバーザトップコンテンツプロバイダ、または他のコンテンツのプロバイダを含んでもよい。コンテンツソース616はまた、ユーザ機器デバイスのうちのいずれかから遠隔の場所にある、異なるタイプのコンテンツ(ユーザによって選択されるビデオコンテンツを含む)を記憶するために使用される、遠隔メディアサーバを含んでもよい。コンテンツの遠隔記憶のため、および遠隔に記憶されたコンテンツをユーザ機器に提供するためのシステムおよび方法は、全体として参照することにより本明細書に組み込まれる、2010年7月20日出願のEllisらの米国特許第7,761,892号に関連して、さらに詳細に議論される。
【0100】
メディアガイドデータソース618は、前述のメディアガイドデータ等のメディアガイドデータを提供してもよい。メディアガイドデータは、任意の好適なアプローチを使用して、ユーザ機器デバイスに提供されてもよい。いくつかの実施形態では、ガイドアプリケーションは、データフィード(例えば、継続フィードまたはトリクルフィード)を介して、番組ガイドデータを受信する、独立型双方向テレビ番組ガイドであってもよい。番組スケジューリングデータおよび他のガイドデータは、テレビチャンネルのサイドバンド上で、帯域内デジタル信号を使用して、帯域外デジタル信号を使用して、または任意の他の好適なデータ伝送技術によって、ユーザ機器に提供されてもよい。番組スケジューリングデータおよび他のメディアガイドデータは、複数のアナログまたはデジタルテレビチャンネル上でユーザ機器に提供されてもよい。
【0101】
いくつかの実施形態では、メディアガイドデータソース618からのガイドデータは、クライアントサーバアプローチを使用して、ユーザの機器に提供されてもよい。例えば、ユーザ機器デバイスは、メディアガイドデータをサーバからプルしてもよく、またはサーバは、メディアガイドデータをユーザ機器デバイスにプッシュしてもよい。いくつかの実施形態では、ユーザの機器上に常駐するガイドアプリケーションクライアントは、必要に応じて、例えば、ガイドデータが、古くなっているとき、またはユーザ機器デバイスが、データを受信する要求をユーザから受信するとき、ソース618とセッションを開始し、ガイドデータを取得してもよい。メディアガイドは、任意の好適な頻度で(例えば、継続的に、毎日、ユーザ指定期間で、システム指定期間で、ユーザ機器からの要求に応答して等)ユーザ機器に提供されてもよい。メディアガイドデータソース618は、ユーザ機器デバイス602、604、および606に、メディアガイドアプリケーション自体、またはメディアガイドアプリケーションのソフトウェア更新を提供してもよい。
【0102】
いくつかの実施形態では、メディアガイドデータは、視聴者データを含んでもよい。例えば、視聴者データは、現在および/または履歴ユーザアクティビティ情報(例えば、ユーザが典型的に見るコンテンツ、ユーザがコンテンツを見る時刻、ユーザがソーシャルネットワークと相互作用するかどうか、ユーザがソーシャルネットワークと相互作用し、情報をポストする時間、ユーザが典型的に見るコンテンツのタイプ(例えば、有料TVまたは無料TV)、気分、脳の活動情報等)を含んでもよい。メディアガイドデータはまた、サブスクプションデータを含んでもよい。例えば、サブスクプションデータは、所与のユーザがサブスクライブするソースまたはサービスおよび/または所与のユーザが以前にサブスクライブしていたが、後にアクセスを打ち切ったソースまたはサービスを識別してもよい(例えば、ユーザがプレミアムチャンネルにサブスクライブしているかどうか、ユーザがプレミアムレベルのサービスを追加したかどうか、ユーザがインターネット速度を加速させたかどうか)。いくつかの実施形態では、視聴者データおよび/またはサブスクプションデータは、1年を上回る期間の間の所与のユーザのパターンを識別してもよい。メディアガイドデータは、所与のユーザがサービス/ソースへのアクセスを打ち切るであろう可能性を示すスコアを生成するために使用される、モデル(例えば、残存者モデル)を含んでもよい。例えば、メディアガイドアプリケーションは、所与のユーザが特定のサービスまたはソースへのアクセスを打ち切るであろうかどうかの可能性を示す値またはスコアを生成するためのモデルを使用して、サブスクプションデータとともに視聴者データを処理してもよい。特に、より高いスコアは、ユーザが特定のサービスまたはソースへのアクセスを打ち切るであろうより高いレベルの信頼性を示し得る。スコアに基づいて、メディアガイドアプリケーションは、ユーザがアクセスを打ち切る可能性が高いであろうものとしてスコアによって示される特定のサービスまたはソースをユーザが維持するように勧誘する宣伝を生成してもよい。
【0103】
メディアガイドアプリケーションは、例えば、ユーザ機器デバイス上に実装される独立型アプリケーションであってもよい。例えば、メディアガイドアプリケーションは、記憶装置508内に記憶され、ユーザ機器デバイス500の制御回路504によって実行され得る、ソフトウェアまたは実行可能命令のセットとして実装されてもよい。いくつかの実施形態では、メディアガイドアプリケーションは、クライアント-サーバアプリケーションであってもよく、その場合、クライアントアプリケーションのみ、ユーザ機器デバイス上に常駐し、サーバアプリケーションは、遠隔サーバ上に常駐する。例えば、メディアガイドアプリケーションは、部分的に、ユーザ機器デバイス500の制御回路504上のクライアントアプリケーションとして、および部分的に遠隔サーバ上で、遠隔サーバの制御回路上で起動するサーバアプリケーションとして(例えば、メディアガイドデータソース618)、実装されてもよい。遠隔サーバの制御回路(メディアガイドデータソース618等)によって実行されると、メディアガイドアプリケーションは、制御回路に、ガイドアプリケーション表示を生成し、生成された表示をユーザ機器デバイスに伝送するように命令してもよい。サーバアプリケーションは、メディアガイドデータソース618の制御回路に、ユーザ機器上での記憶のためのデータを伝送するように命令してもよい。クライアントアプリケーションは、受信用ユーザ機器の制御回路に、ガイドアプリケーション表示を生成するように命令してもよい。
【0104】
ユーザ機器デバイス602、604、および606に配信されるコンテンツおよび/またはメディアガイドデータは、オーバーザトップ(OTT)コンテンツであってもよい。OTTコンテンツ配信は、前述の任意のユーザ機器デバイスを含む、インターネット対応型ユーザデバイスが、ケーブルまたは衛星接続を経由して受信されるコンテンツに加え、前述の任意のコンテンツを含む、インターネットを経由して転送されるコンテンツを受信することを可能にする。OTTコンテンツは、インターネットサービスプロバイダ(ISP)によって提供されるインターネット接続を介して配信されるが、第三者も、コンテンツを配信する。ISPは、視聴能力、著作権、またはコンテンツの再配信に関与していなくてもよく、OTTコンテンツプロバイダによって提供されるIPパケットのみ転送してもよい。OTTコンテンツプロバイダの実施例として、IPパケットを介して、オーディオおよびビデオを提供する、YOUTUBE(登録商標)、NETFLIX、およびHULUが挙げられる。Youtube(登録商標)は、Google Inc.によって所有される商標であり、Netflixは、Netflix, Inc.によって所有される商標であり、Huluは、Hulu, LLC.によって所有される商標である。OTTコンテンツプロバイダは、加えて、または代替として、前述のメディアガイドデータを提供してもよい。コンテンツおよび/またはメディアガイドデータに加え、OTTコンテンツのプロバイダは、メディアガイドアプリケーション(例えば、ウェブベースのアプリケーションまたはクラウドベースのアプリケーション)を配信することができ、またはコンテンツは、ユーザ機器デバイス上に記憶されるメディアガイドアプリケーションによって表示されることができる。
【0105】
メディアガイドシステム600は、いくつかのアプローチまたはネットワーク構成を例証することを意図しており、これによって、ユーザ機器デバイスおよびコンテンツおよびガイドデータのソースは、コンテンツにアクセスし、メディアガイドを提供する目的で、相互に通信してもよい。本明細書に説明される実施形態は、これらのアプローチの任意の1つまたは一部において、またはコンテンツを配信し、メディアガイドを提供するための他のアプローチを採用するシステムにおいて、適用されてもよい。以下の4つのアプローチは、図6の一般化された実施例の具体的例証を提供する。
【0106】
あるアプローチでは、ユーザ機器デバイスは、ホームネットワーク内で相互に通信してもよい。ユーザ機器デバイスは、上記で説明される短距離ポイントツーポイント通信方式を介して、ホームネットワーク上に提供されるハブまたは他の類似デバイスを通した間接パスを介して、または通信ネットワーク614を介して、直接的に相互に通信することができる。1つの家庭内の複数の個人のそれぞれが、ホームネットワーク上の異なるユーザ機器デバイスを操作してもよい。結果として、種々のメディアガイド情報または設定が、異なるユーザ機器デバイス間で伝達されることが望ましくてもよい。例えば、2005年7月11日出願のEllisらの米国特許公開第2005/0251827号でさらに詳細に説明されているように、ホームネットワーク内の異なるユーザ機器デバイス上で、ユーザが一貫したメディアガイドアプリケーション設定を維持することが望ましくてもよい。ホームネットワーク内の異なるタイプのユーザ機器デバイスがまた、相互に通信し、コンテンツを伝送してもよい。例えば、ユーザは、ユーザコンピュータ機器から携帯用ビデオプレーヤまたは携帯用音楽プレーヤにコンテンツを伝送してもよい。
【0107】
第2のアプローチでは、ユーザは、複数のタイプのユーザ機器を有してもよく、これによって、コンテンツにアクセスし、メディアガイドを取得する。例えば、一部のユーザは、家庭内およびモバイルデバイスによってアクセスされる、ホームネットワークを有してもよい。ユーザは、遠隔デバイス上に実装されるメディアガイドアプリケーションを介して、家庭内デバイスを制御してもよい。例えば、ユーザは、オフィスのパーソナルコンピュータ、またはPDAまたはウェブ対応携帯電話等のモバイルデバイスを介して、ウェブサイト上のオンラインメディアガイドアプリケーションにアクセスしてもよい。ユーザは、オンラインガイドアプリケーション上で種々の設定(例えば、録画、リマインダ、または他の設定)を設定して、ユーザの家庭内機器を制御してもよい。オンラインガイドは、直接、またはユーザの家庭内機器上のメディアガイドアプリケーションと通信することによって、ユーザの機器を制御してもよい。ユーザ機器デバイスが相互から遠隔の場所にある、ユーザ機器デバイスの通信のための種々のシステムおよび方法は、例えば、その全体を参照することにより本明細書に組み込まれる、Ellisらの2011年10月25日発行の米国特許第8,046,801号で議論される。
【0108】
第3のアプローチでは、家庭内外のユーザ機器デバイスのユーザは、コンテンツソース616と直接通信し、コンテンツにアクセスするために、そのメディアガイドアプリケーションを使用することができる。具体的には、家庭内では、ユーザテレビ機器602およびユーザコンピュータ機器604のユーザは、メディアガイドアプリケーションにアクセスし、所望のコンテンツ間をナビゲートし、それを特定してもよい。ユーザはまた、無線ユーザ通信デバイス606を使用して、家庭外のメディアガイドアプリケーションにアクセスし、所望のコンテンツ間をナビゲートし、それを特定してもよい。
【0109】
第4のアプローチでは、ユーザ機器デバイスは、クラウドコンピューティング環境内で操作し、クラウドサービスにアクセスしてもよい。クラウドコンピューティング環境では、コンテンツ共有、記憶、または配信のための種々のタイプのコンピューティングサービス(例えば、ビデオ共有サイトまたはソーシャルネットワーキングサイト)が、「クラウド」と称される、ネットワーク-アクセス可能コンピューティングおよび記憶リソースの集合によって提供される。例えば、クラウドは、ネットワークを介して接続される、種々のタイプのユーザおよびデバイスにクラウドベースのサービス、例えば、通信ネットワーク614を介したインターネットを提供する、中央または分散場所に位置し得る、サーバコンピューティングデバイスの集合を含むことができる。これらのクラウドリソースは、1つ以上のコンテンツソース616および1つ以上のメディアガイドデータソース618を含んでもよい。加えて、または代替として、遠隔コンピューティングサイトは、ユーザテレビ機器602、ユーザコンピュータ機器604、および無線ユーザ通信デバイス606等の他のユーザ機器デバイスを含んでもよい。例えば、他のユーザ機器デバイスは、ビデオの記憶されたコピーまたはストリーミングされたビデオへのアクセスを提供してもよい。そのような実施形態では、ユーザ機器デバイスは、中央サーバと通信せずに、ピアツーピア様式で操作してもよい。
【0110】
クラウドは、ユーザ機器デバイスのために、他の実施例の中でもとりわけ、コンテンツ記憶、コンテンツ共有、またはソーシャルネットワーキングサービス等のサービスへのアクセス、および前述の任意のコンテンツへのアクセスを提供する。サービスは、クラウドコンピューティングサービスプロバイダを通して、またはオンラインサービスの他のプロバイダを通して、クラウド内で提供されることができる。例えば、クラウドベースのサービスは、コンテンツ記憶サービス、コンテンツ共有サイト、ソーシャルネットワーキングサイト、または他のサービスを含むことができ、それを介して、ユーザ供給コンテンツは、接続されたデバイス上の他者によって視聴するために配信される。これらのクラウドベースのサービスは、ユーザ機器デバイスが、コンテンツをローカルに記憶し、ローカルに記憶されたコンテンツにアクセスするのではなく、コンテンツをクラウドに記憶し、コンテンツをクラウドから受信することを可能にしてもよい。
【0111】
ユーザは、カムコーダ、ビデオモード付きデジタルカメラ、オーディオレコーダ、携帯電話、およびハンドヘルドコンピューティングデバイス等の種々のコンテンツ捕捉デバイスを使用して、コンテンツを録画してもよい。ユーザは、直接、例えば、ユーザコンピュータ機器604から、またはコンテンツ捕捉特徴を有する、無線ユーザ通信デバイス606からのいずれかにおいて、クラウド上のコンテンツ記憶サービスにコンテンツをアップロードすることができる。代替として、ユーザは、最初に、コンテンツをユーザコンピュータ機器604等のユーザ機器デバイスに転送することができる。コンテンツを記憶するユーザ機器デバイスは、通信ネットワーク614上のデータ伝送サービスを使用して、コンテンツをクラウドにアップロードする。いくつかの実施形態では、ユーザ機器デバイス自体が、クラウドリソースであって、他のユーザ機器デバイスが、直接、ユーザがコンテンツを記憶したユーザ機器デバイスから、コンテンツにアクセスすることができる。
【0112】
クラウドリソースは、例えば、ウェブブラウザ、メディアガイドアプリケーション、デスクトップアプリケーション、モバイルアプリケーション、および/またはそれらのアクセスアプリケーションの任意の組み合わせを使用して、ユーザ機器デバイスによってアクセスされてもよい。ユーザ機器デバイスは、アプリケーション配信のために、クラウドコンピューティングに依拠する、クラウドクライアントであってもよく、またはユーザ機器デバイスは、クラウドリソースにアクセスせずに、いくつかの機能性を有してもよい。例えば、ユーザ機器デバイス上で起動するいくつかのアプリケーションは、クラウドアプリケーション、すなわち、インターネットを経由して、サービスとして配信されるアプリケーションであってもよい一方、他のアプリケーションは、ユーザ機器デバイス上に記憶され、起動されてもよい。いくつかの実施形態では、ユーザデバイスは、コンテンツを複数のクラウドリソースから同時に受信してもよい。例えば、ユーザデバイスは、オーディオを1つのクラウドリソースからストリーミングする一方、コンテンツを第2のクラウドリソースからダウンロードすることができる。または、ユーザデバイスは、より効率的なダウンロードのために、コンテンツを複数のクラウドリソースからダウンロードすることができる。いくつかの実施形態では、ユーザ機器デバイスは、図5に関連して説明される処理回路によって行われる処理操作等の処理操作のために、クラウドリソースを使用することができる。
【0113】
図7は、メディアアセットの視聴者に追付機構を効率的に提供するために使用され得る例証的プロセス700を描写する。702では、メディアガイドアプリケーションは、複数のユーザが1つのユーザ機器からメディアアセットを消費していることを検出する(例えば、図3-6を参照して議論されるように、制御回路504を介して)。メディアガイドアプリケーションは、図1に関して説明されるものに類似する方法を使用して、検出を実施してもよい。例えば、メディアガイドアプリケーションは、デバイス602、604、および606のうちの1つ上に実装されてもよい。デバイスは、カメラへのアクセスを有してもよい。カメラは、デバイスの中に内蔵されてもよい、または、それに接続されてもよい(例えば、USB等の有線接続またはWifiまたはBluetooth(登録商標)等の無線接続を介して)。メディアガイドアプリケーションは、縁検出アルゴリズムを使用して、部屋内にいるユーザの数を決定し、部屋を動き回るにつれて、彼らを追跡してもよい。メディアガイドアプリケーションは、ローカルで決定を行う、または処理のために画像を別のデバイスに伝送してもよい。デバイスは、ユーザの自宅または遠隔(例えば、メディアコンテンツソース616またはメディアガイドデータソース618)に位置してもよい。本デバイスは、通信ネットワーク614を介して到達可能であってもよい。
【0114】
704では、メディアガイドアプリケーションは、複数のユーザの個別のユーザ毎に、個別のユーザがメディアアセットに関心があるかどうかを決定する(例えば、図3-6を参照して議論されるように、制御回路504を介して)。メディアガイドアプリケーションは、ステップ706および708によって、本決定を行う。706では、メディアガイドアプリケーションは、個別のユーザの個別のプロファイルのデータとメディアアセットのメタデータを比較する(例えば、図3-6を参照して議論されるように、制御回路504を介して)。メディアガイドアプリケーションは、図1に関して説明されるものに類似する方法を使用して、検出を実施してもよい。例えば、ユーザのプロファイルは、メディアへのユーザの関心を表す、キーワードのリストを含んでもよい。メディアガイドアプリケーションは、それらのキーワードとメディアアセットのメタデータを比較し、合致が存在するかどうかを決定してもよい。
【0115】
708では、個別のプロファイルのデータがメディアアセットのメタデータに合致することの決定に応答して、メディアガイドアプリケーションは、個別のユーザがメディアアセットに関心があることを決定する(例えば、図3-6を参照して議論されるように、制御回路504を介して)。710では、個別のプロファイルのデータがメディアアセットのメタデータに合致しないことの決定に応答して、メディアガイドアプリケーションは、個別のユーザがメディアアセットに関心がないことを決定する(例えば、図3-6を参照して議論されるように、制御回路504を介して)。712では、メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットに関心がある各個別のユーザを含む、複数のユーザの第1のサブセットを識別する(例えば、図3-6を参照して議論されるように、制御回路504を介して)。メディアガイドアプリケーションは、データ構造を記憶装置508内に作成し、各ポインタがメディアアセットに関心があるユーザをポイントするように、データ構造内のポインタのリストを記憶してもよい。
【0116】
714では、メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットに関心がない各個別のユーザを含む、複数のユーザの第2のサブセットを識別する(例えば、図3-6を参照して議論されるように、制御回路504を介して)。メディアガイドアプリケーションは、データ構造を記憶装置508内に作成し、各ポインタがメディアアセットに関心がないユーザをポイントするように、データ構造内のポインタのリストを記憶してもよい。
【0117】
716では、メディアガイドアプリケーションは、複数のユーザのうちのあるユーザがメディアアセットを無視していることを検出する(例えば、図3-6を参照して議論されるように、制御回路504を介して)。検出の種々の方法は、上記図1に関して説明されている。718では、メディアガイドアプリケーションは、ユーザが第1のサブセット内で識別されるかまたは第2のサブセット内で識別されるかを決定する(例えば、図3-6を参照して議論されるように、制御回路504を介して)。メディアガイドアプリケーションは、ステップ712および714に関連して説明されるデータ構造を通して反復し、メモリ内のユーザの表現へのポインタを含むデータ構造を決定することによって、その決定を行ってもよい。
【0118】
720では、ユーザが第1のサブセット内で識別されることの決定に応答して、メディアガイドアプリケーションは、ユーザがメディアアセットを無視し始めた時間から始まるメディアアセットの一部を記憶する(例えば、図3-6を参照して議論されるように、記憶装置508内の制御回路504を介して)。722では、ユーザが第2のサブセット内にいることの決定に応答して、メディアガイドアプリケーションは、ユーザがメディアアセットを無視し始めた時間から始まるメディアアセットの一部を記憶することを止める(例えば、図3-6を参照して議論されるように、制御回路504を介して)。
【0119】
図7の説明は、本開示の任意の他の実施形態と併用されてもよいことが検討される。加えて、図7のプロセスに関連して説明される説明は、代替順序で、または並行して実施され、本開示の目的を促してもよい。さらに、図7のプロセスは、適切に構成されるソフトウェアおよびハードウェアの組み合わせ上に実装されてもよく、図5-6に関連して議論されるデバイスまたは機器のいずれかが、プロセスの1つ以上の部分を実装するために使用され得ることに留意されたい。さらに、プロセス700のステップは、プロセス800および900の任意のステップと併せて使用されてもよい。プロセス700のステップは、省略される、またはプロセス800または900の任意のステップと置換されてもよい。
【0120】
図8は、複数のユーザのうちのどのユーザが消費されているメディアアセットに関心があり、どのユーザが関心がないかを決定することに関わる、例証的プロセス800を描写する。802では、メディアガイドアプリケーションは、複数の人々がメディアアセットを消費していることを検出する(例えば、図3-6を参照して議論されるように、制御回路504を介して)。メディアガイドアプリケーションは、図1に関して説明される方法のいずれかを用いて検出を実施してもよい。804では、メディアガイドアプリケーションは、全ての人々が識別されたかどうかを決定する。メディアガイドアプリケーションが、全ての人々が識別されたことを決定する場合、プロセス800は、802に進み、部屋の走査を継続し、新しい人々が検出されたかどうかを決定する。図1に関連して上記に説明されるように、メディアガイドアプリケーションは、カメラを使用して、検出を行ってもよい。一部の人々が、まだ識別されていない場合、メディアガイドアプリケーションは、806において、識別されていない人物を選択する(例えば、制御回路504を介して)。
【0121】
808では、メディアガイドアプリケーションは、識別されていないユーザが関連付けられたユーザプロファイルを有するかどうかを決定する(例えば、図3-6を参照して議論されるように、制御回路504を介して)。メディアガイドアプリケーションは、顔認識アルゴリズムを使用して、その顔特徴に基づいて、異なるユーザを検出することによって、決定を行ってもよい。例えば、メディアガイドアプリケーションは、カメラを使用して、各ユーザのデジタル写真を撮影し、これらのファイルを遠隔サーバに送信してもよく、そこで、写真は、分析され、ユーザのプロファイル内に位置する写真と比較されてもよい。合致が見出されるとき、正しいユーザが、識別され、正しいプロファイルに合致される。加えて、または代替として、本種類の識別は、メディアガイドアプリケーションによって、ローカルで行われてもよい。例えば、メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットを消費しているユーザから撮影された写真と、システム上のユーザプロファイル内にローカルで位置する写真を比較してもよい。ローカルで合致されないそれらのデジタル写真は、さらなる処理のために、遠隔サーバに送信されてもよい。遠隔サーバは、例えば、ユーザと関連付けられたプロファイルのより広い範囲を有してもよい。
【0122】
識別されていないユーザが、関連付けられたユーザプロファイルを有していない場合、プロセス800は、ステップ820に進み、そこで、新しいユーザプロファイルが、ユーザのために作成され、デジタル写真が、プロファイル内に記憶される。新しいプロファイルの作成に応じて、プロセス800は、804に進む。メディアガイドアプリケーションが、識別されていないユーザが関連付けられたユーザプロファイルを有することを決定する場合、プロセス800は、ステップ810に進み、そこで、メディアガイドアプリケーションは、プロファイルから、ユーザに関心があるメディアアセット特性を読み出す(例えば、制御回路504を介して)。メディアガイドアプリケーションは、例えば、ユーザが好むジャンルのリストまたは番組タイトルのリストを読み出してもよい。812では、メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットと関連付けられたメタデータを読み出す(例えば、図3-6を参照して議論されるように、制御回路504を介して)。例えば、メディアガイドアプリケーションは、記憶装置508から、メタデータを読み出してもよい。加えて、または代替として、メディアガイドアプリケーションは、メディアコンテンツソース616またはメディアガイドデータソース618から、メタデータを読み出してもよい。
【0123】
814では、メディアガイドアプリケーションは、メタデータがユーザに関心のあるメディアアセット特性に合致するかどうかを決定する(例えば、図3-6を参照して議論されるように、制御回路504を介して)。メディアガイドアプリケーションは、メディアアセット特性とメディアアセットのメタデータ内の単語との間のキーワード比較を実施してもよい。メディアガイドアプリケーションが、メタデータがユーザに関心があるメディアアセット特性に合致することを決定する場合、プロセス800は、816に進み、そこで、ユーザは、グループ1に追加される。メディアガイドアプリケーションが、メタデータがユーザに関心があるメディアアセット特性に合致しないことを決定する場合、プロセス800は、818に進み、ユーザは、グループ2に追加される。その後、プロセス800は、ステップ804に進む。
【0124】
図8の説明は、本開示の任意の他の実施形態と併用されてもよいことが検討される。加えて、図8のプロセスに関連して説明される説明は、代替順序で、または並行して実施され、本開示の目的を促してもよい。さらに、図8のプロセスは、適切に構成されるソフトウェアおよびハードウェアの組み合わせ上に実装されてもよく、図5-6に関連して議論されるデバイスまたは機器のいずれかが、プロセスの1つ以上の部分を実装するために使用され得ることに留意されたい。さらに、プロセス800のステップは、プロセス700および900の任意のステップと併せて使用されてもよい。プロセス800のステップは、省略される、またはプロセス700または900の任意のステップと置換されてもよい。
【0125】
図9は、メディアアセットを無視しているユーザと関連付けられたデバイスにメディアアセットの記憶された部分の伝送を開始することに関わる、例証的プロセスを描写する。902では、メディアガイドアプリケーションは、ユーザが現在再生されているメディアアセットを無視していることを検出する(例えば、図3-6を参照して議論されるように、制御回路504を介して)。ユーザがメディアアセットを無視していることを検出する種々の方法は、図1に関して説明されており、本ステップにおいて使用されてもよい。904では、メディアガイドアプリケーションは、メディアアセットを無視しているユーザを識別する(例えば、図3-6を参照して議論されるように、制御回路504を介して)。ユーザを識別する方法は、図1および図7に関連して議論されている。それらの方法のいずれかが、本ステップにおいて使用されてもよい。
【0126】
906では、メディアガイドアプリケーションは、複数の利用可能なデバイスを検出する(例えば、制御回路504を介して)。利用可能なデバイスを検出する方法は、上記に説明されている。例えば、メディアガイドアプリケーションは、Wi-FiネットワークまたはBluetooth(登録商標)ネットワーク上で利用可能な無線デバイスを走査してもよい。908では、メディアガイドアプリケーションは、ユーザと関連付けられた複数の利用可能なデバイスのうちのデバイスを識別する(例えば、図3-6を参照して議論されるように、制御回路504を介して)。上記に説明されるように、メディアガイドアプリケーションは、各利用可能なデバイスの識別と、ユーザのプロファイルと関連付けられた各デバイスの識別を比較することによって、識別を行ってもよい。
【0127】
910では、メディアガイドアプリケーションは、ユーザがグループ1にいるかまたはグループ2にいるかを決定する(例えば、図3-6を参照して議論されるように、制御回路504を介して)。グループは、図8のプロセス800の一部として形成されていてもよい。ユーザが、グループ1(例えば、メディアアセットに関心があるユーザのグループ)内にいる場合、メディアガイドアプリケーションは、912において、メディアアセットの記憶された部分をユーザと関連付けられた複数の利用可能なデバイスのうちのデバイスに伝送することを開始する(例えば、図3-6を参照して議論されるように、I/Oパス502を通して、制御回路504を介して)。ユーザがグループ1内にいない場合、メディアガイドアプリケーションは、表示のために、ユーザと関連付けられたデバイス上に、メディアアセットの記憶された部分を受信するためのオプションを生成する(例えば、図3-6を参照して議論されるように、制御回路504を介して)。
【0128】
図9の説明は、本開示の任意の他の実施形態と併用されてもよいことが検討される。加えて、図9のプロセスに関連して説明される説明は、代替順序で、または並行して実施され、本開示の目的を促してもよい。さらに、図9のプロセスは、適切に構成されるソフトウェアおよびハードウェアの組み合わせ上に実装されてもよく、図5-6に関連して議論されるデバイスまたは機器のいずれかが、プロセスの1つ以上の部分を実装するために使用され得ることに留意されたい。さらに、プロセス900のステップは、プロセス700および800の任意のステップと併せて使用されてもよい。プロセス900のステップは、省略される、またはプロセス700または800の任意のステップと置換されてもよい。
【0129】
本開示の前述の実施形態は、限定ではなく、例証目的のために提示され、本開示は、続く請求項によってのみ限定される。さらに、いずれか1つの実施形態で説明される特徴および制限は、本明細書の任意の他の実施形態に適用され得、一実施形態に関するフローチャートまたは実施例は、好適な様式で任意の他の実施形態と組み合わせられ、異なる順序で行われ、または並行して行われ得ることに留意されたい。加えて、本明細書で説明されるシステムおよび方法は、リアルタイムで行われてもよい。また、上記で説明されるシステムおよび/または方法は、他のシステムおよび/または方法に適用され、またはそれらに従って使用され得ることにも留意されたい。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9