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  • 特許-通気管及び貯留槽 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-03-04
(45)【発行日】2022-03-14
(54)【発明の名称】通気管及び貯留槽
(51)【国際特許分類】
   B65D 90/48 20060101AFI20220307BHJP
【FI】
B65D90/48 C
【請求項の数】 6
(21)【出願番号】P 2018094765
(22)【出願日】2018-05-16
(65)【公開番号】P2019199279
(43)【公開日】2019-11-21
【審査請求日】2021-02-19
(73)【特許権者】
【識別番号】000220675
【氏名又は名称】東京都下水道サービス株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】500433959
【氏名又は名称】月島テクノメンテサービス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100149548
【弁理士】
【氏名又は名称】松沼 泰史
(74)【代理人】
【識別番号】100163496
【弁理士】
【氏名又は名称】荒 則彦
(72)【発明者】
【氏名】上木原 俊文
(72)【発明者】
【氏名】井戸 博
【審査官】二ッ谷 裕子
(56)【参考文献】
【文献】特開昭52-130025(JP,A)
【文献】実開昭59-141097(JP,U)
【文献】実開昭58-6044(JP,U)
【文献】実公昭47-19780(JP,Y1)
【文献】特開平7-165289(JP,A)
【文献】特開昭59-209587(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D 88/00 - 90/66
F17C 13/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
液体を貯留する槽本体に設けられ、前記槽本体内の気体を外部に排出する通気管であって、
前記槽本体内に連通する流入口、及び前記槽本体の外部に開放された流出口を有するとともに、軸方向に沿って直線状に延在する内筒と、
前記内筒の周囲を取り囲む外筒と、
前記軸方向で前記流出口に対向配置されて前記外筒を閉塞するとともに、前記流出口を通じて前記内筒内を視認可能とする観察窓と、を備えている通気管。
【請求項2】
前記外筒は、前記内筒に着脱可能に連結されている請求項1に記載の通気管。
【請求項3】
前記流出口は、メッシュ部材で覆われている請求項1又は請求項2に記載の通気管。
【請求項4】
前記内筒の外周面と前記外筒の内周面との間には、スペーサが介在している請求項1から請求項3の何れか1項に記載の通気管。
【請求項5】
前記槽本体の接続フランジ部に連結されるリング部と、
前記リング部及び前記内筒内に挿入され、前記リング部及び前記内筒を連結するジョイント部と、を備えている請求項1から請求項4の何れか1項に記載の通気管。
【請求項6】
請求項1から請求項5の何れか1項に記載の通気管と、
前記通気管が着脱可能に取り付けられた槽本体と、を備えている貯留槽。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、通気管及び貯留槽に関する。
【背景技術】
【0002】
下水処理場や工場、その他の建物には、液体を貯留する貯留槽が設置されている。貯留槽には、槽本体内の気体を外部に排出するために、通気管が設けられている。例えば、下記特許文献1に開示された通気管は、J字状に形成されている。すなわち、通気管は、例えば槽本体の上壁から上方に延在した後、下方に折り返されることで、下方に向けて開口している。
これにより、雨水や虫等が通気管を通じて槽本体内に進入するのが抑制できると考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開平11-198991号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、例えば下水処理場や工場等に設置された貯留槽には、酸性の排水や排気ガスの中和を目的として、苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)が貯留される場合がある。苛性ソーダは、所定の温度を下回ると、結晶化して貯留槽の内面や通気管の内面に付着する。そのため、貯留槽を長期間使用していると、苛性ソーダの結晶が通気管内に堆積することで、通気管内が詰まる可能性がある。この状態で、例えば貯留槽内への苛性ソーダの充填作業を行うと、貯留槽内の気体が通気管を通じて抜け難く、貯留槽内の圧力が上昇する可能性がある。特に、従来の通気管は、下方に向けて開口しているため、通気管の内部状況を把握することが難しかった。
【0005】
本発明は、メンテナンス性に優れた通気管及び貯留槽を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る通気管は、液体を貯留する槽本体に設けられ、前記槽本体内の気体を外部に排出する通気管であって、前記槽本体内に連通する流入口、及び前記槽本体の外部に開放された流出口を有するとともに、軸方向に沿って直線状に延在する内筒と、前記内筒の周囲を取り囲む外筒と、前記軸方向で前記流出口に対向配置されて前記外筒を閉塞するとともに、前記流出口を通じて前記内筒内を視認可能とする観察窓と、を備えている。
【0007】
本態様によれば、観察窓を通して内筒内を視認できるので、内筒の内部状況を把握し易くなる。これにより、通気管の清掃時期等を正確に判断できるので、メンテナンス性を向上させることができる。その結果、通気管の詰まりを抑制し、槽本体内の気体を長期に亘って効率的に排出できる。
【0008】
上記態様に係る通気管において、前記外筒は、前記内筒に着脱可能に連結されていてもよい。
本態様によれば、通気管の清掃時には、内筒と外筒とを分解して、内筒及び外筒を別々に清掃できる。これにより、内筒及び外筒が一体化された状態で通気管の清掃を行う場合に比べて清掃作業が容易になる。これにより、メンテナンス性の更なる向上を図ることができる。
【0009】
上記態様に係る通気管において、前記流出口は、メッシュ部材で覆われていてもよい。
本態様によれば、流出口を通じた内筒内への異物の進入を抑制できる。
【0010】
上記態様に係る通気管において、前記内筒の外周面と前記外筒の内周面との間には、スペーサが介在していてもよい。
本態様によれば、内筒と外筒との間の隙間を確保した上で、内筒に対する外筒のがたつきを抑制できる。
【0011】
上記態様に係る通気管において、前記槽本体の接続フランジ部に連結されるリング部と、前記リング部及び前記内筒内に挿入され、前記リング部及び前記内筒を連結するジョイント部と、を備えていてもよい。
本態様によれば、内筒とリング部とを直接連結する構成に比べ、リング部によって内筒を安定して支持できる。
【0012】
上記態様に係る貯留槽は、上記態様に係る通気管と、前記通気管が設けられた槽本体と、を備えている。
本態様によれば、通気管の内部状況を把握し易く、メンテナンス性に優れた貯留槽を提供できる。
【発明の効果】
【0013】
本発明の一態様によれば、メンテナンス性に優れた通気管及び貯留槽を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】実施形態に係る貯留槽の部分斜視図である。
図2】実施形態に係る通気管の分解斜視図である。
図3図1のIII-III線に沿う断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[貯留槽]
図1は、貯留槽1の部分側面図である。
図1に示す貯留槽1は、例えば下水処理場の屋外に設置されている。貯留槽1は、槽本体10と、通気管11と、を備えている。なお、貯留槽1は、屋内に設置されていてもよい。
【0016】
<槽本体>
槽本体10は、上下方向を軸方向とする円筒形状に形成されている。槽本体10には、例えば苛性ソーダが貯留されている。苛性ソーダは、例えば下水処理時における汚泥焼却の際に発生する排気ガスを中和するために用いられる。すなわち、槽本体10は、供給路(不図示)を通じて排煙処理塔(不図示)に接続されている。なお、苛性ソーダは、槽本体10と加熱機構(不図示)との間を循環させることで、所定温度に保持されている。槽本体10の形状や容積等は、適宜変更が可能である。
【0017】
槽本体10の天壁部12には、通気管11を取り付けるための槽側接続部21が設けられている。槽側接続部21は、接続筒22と、接続フランジ23と、を備えている。
接続筒22は、天壁部12から上方に立設されている。接続筒22の下端開口部は、槽本体10内に連通している。
接続フランジ23は、接続筒22の上端部から張り出している。
【0018】
<通気管>
図2は、通気管11の分解斜視図である。
図1図2に示すように、通気管11は、上述した槽側接続部21に着脱可能に取り付けられている。通気管11は、管側接続部31と、内筒32と、外筒33と、を備えている。本実施形態において、管側接続部31、内筒32及び外筒33は、樹脂材料(例えば、ポリ塩化ビニル)により形成されている。但し、管側接続部31、内筒32及び外筒33は、金属材料等によって形成してもよい。なお、管側接続部31、内筒32及び外筒33は、それぞれ上下方向に沿う共通軸に対して同軸に配置された筒状又はリング状に形成されている。以下、上下方向から見た平面視において、上述した共通軸に交差する方向を径方向といい、共通軸回りに周回する方向を周方向という場合がある。
【0019】
管側接続部31は、リング部35と、ボス部36と、を備えている。
リング部35は、パッキン41を間に挟んで上述した接続フランジ23に重ね合わされている。管側接続部31は、接続フランジ23に締結部材40(例えば、ボルト及びナット等)によって締結されている。
ボス部36は、リング部35の内周縁から上方に突設されている。なお、管側接続部31は、少なくともリング部35を有していればよい。
【0020】
図3は、図1のIII-III線に沿う断面図である。
図2図3に示すように、内筒32は、ジョイント部42を介して管側接続部31に連結されている。具体的に、ジョイント部42は、内筒32と同軸に配置された筒状に形成されている。ジョイント部42の下部は、管側接続部31(ボス部36)内に挿入されて、管側接続部31に接着等により固定されている。一方、ジョイント部42の上部は、内筒32内に挿入されて、内筒32に接着等により固定されている。これにより、内筒32及び管側接続部31は、内筒32の下端開口縁とボス部36の上端開口縁とが上下方向で突き当たった状態で連結されている。なお、ジョイント部42を介した内筒32及び管側接続部31の連結方法は、接着に限らず、嵌合等の方法であってもよい。例えば内筒32及び管側接続部31を一体に形成した場合、通気管11はジョイント部42を有さない構成であってもよい。
【0021】
図3に示すように、内筒32の下端開口部は、槽本体10内の気体が槽側接続部21を通じて流入する流入口32aを構成している。一方、内筒32の上端開口部は、外部(上方)に開放された流出口32bを構成している。本実施形態において、内筒32の流出口32bは、メッシュ部材50により覆われている。メッシュ部材50は、内筒32を通じた槽本体10内への異物(例えば、落葉や虫等)の進入を抑制する。なお、メッシュ部材50の目開き(開口の大きさ)は、適宜変更が可能である。
【0022】
内筒32の上部には、内筒32を径方向に貫通する内連結孔44が形成されている。内連結孔44は、内筒32における径方向で対向する位置に形成されている。
【0023】
図2図3に示すように、外筒33は、内筒32の周囲を取り囲んでいる。外筒33は、連結部材52を介して内筒32に連結されている。具体的に、外筒33における上下方向の中間部分には、外筒33を径方向に貫通する外連結孔55が形成されている。外連結孔55は、外筒33における径方向で対向する位置に形成されている。なお、外筒33は、内筒32の周囲を取り囲む構成であれば、必ずしも内筒32と同軸で配置されていなくてもよい。また、内筒32を円筒状に形成し、外筒33を角筒状に形成する(若しくはその逆に形成する)等してもよい。
【0024】
連結部材52は、ボルト56と、ナット57と、を備えている。
ボルト56は、例えば寸切ボルトである。ボルト56は、内連結孔44及び外連結孔55を通じて内筒32及び外筒33を径方向に貫いている。
ナット57は、ボルト56のうち、外筒33から突出した部分に螺着されている。これにより、内筒32に対する外筒33の移動が規制されている。
【0025】
外筒33は、上端開口縁が内筒32に対して上方に突出し、下端開口縁が管側接続部31に対して上方に離間した状態で、内筒32に連結されている。但し、外筒33は、上端開口縁が少なくとも内筒32に対して上方に突出していれば、下端開口縁は管側接続部31に接触していてもよい。なお、外筒33は、管側接続部31に着脱可能に取り付けられていてもよい。
【0026】
図2に示すように、外筒33の下部には、連通孔61が形成されている。連通孔61は、外筒33を径方向に貫通するとともに、上下方向に延びるスリット状に形成されている。連通孔61の下端部は、外筒33の下端縁で開放されている。連通孔61の上端部は、外筒33における上下方向の中間部分よりも下方で終端している。連通孔61は、周方向に間隔をあけて複数形成されている。
【0027】
図3に示すように、外筒33の内周面と内筒32の外周面との間には、スペーサ65が介在している。スペーサ65は、ゴム等により形成されたリング状の部材である。スペーサ65は、内筒32の下部に嵌合されている。スペーサ65の外周面は、外筒33の内周面に径方向で近接又は当接している。これにより、内筒32に対する外筒33の径方向の移動が規制され、外筒33の内周面と内筒32の外周面との間には、全周に亘って径方向の隙間が形成される。
【0028】
上述したスペーサ65は、上述した連通孔61の上端開口縁よりも下方に配置されている。したがって、外筒33の内外は、連通孔61を通じて連通している。なお、スペーサ65は、外筒33と内筒32との間に配置される構成であればよい。例えばスペーサ65は、外周面が外筒33の内周面に固定され、内周面が内筒32の外周面に径方向で近接又は当接していてもよい。スペーサ65は、リング状に限らず、周方向に間隔をあけて配置されていてもよい。
【0029】
ここで、外筒33の上端開口部には、外筒33を上方から閉塞する観察窓70が配設されている。観察窓70は、アクリル樹脂等の透明材料により形成されている。上述した内筒32内は、観察窓70を通じて通気管11の外部から視認可能とされている。なお、観察窓70は、内筒32内を視認可能であれば、一部のみが透明材料により形成されていてもよい。
【0030】
本実施形態において、槽本体10内の気体は、槽側接続部21を通じて内筒32の流入口32aから内筒32内に進入する。内筒32内に進入した気体は、内筒32内を上方に移動し、流出口32bを通じて内筒32から排出される。内筒32から排出された気体は、内筒32と外筒33との間の隙間を下方に流れ、連通孔61を通じて通気管11から排出される。このように、本実施形態の通気管11は、流入口32aから連通孔61に至る過程で、上下に蛇行するラビリンス状に形成されている。
【0031】
[通気管のメンテナンス方法]
次に、上述した通気管11のメンテナンス方法について説明する。
通気管11のメンテナンスは、まず観察窓70を通じて内筒32内を目視確認することにより行う。目視確認の結果、内筒32内での結晶の堆積量(内筒32の詰まり状況)が所定量未満の場合、目視確認のみでメンテナンスを終了する。内筒32内での結晶の堆積量が所定量以上の場合、通気管11の清掃を行う。
【0032】
通気管11の清掃は、まず連結部材52を取り外し、内筒32から外筒33を取り外す。続いて、内筒32及び外筒33を別々に清掃する。なお、内筒32は、槽側接続部21から取り外して清掃を行ってもよく、槽側接続部21に取り付けられた状態で清掃を行ってもよい。
【0033】
このように、本実施形態では、外筒33の上端開口部に内筒32内を視認可能な観察窓70を設ける構成とした。
この構成によれば、観察窓70を通して内筒32内を視認できるので、内筒32の内部状況を把握し易くなる。これにより、通気管11の清掃時期等を正確に判断できるので、メンテナンス性を向上させることができる。その結果、通気管11の詰まりを抑制し、槽本体10内の気体を長期に亘って効率的に排出できる。
【0034】
本実施形態では、外筒33が内筒32に対して着脱可能に連結された構成とした。
この構成によれば、通気管11の清掃時には、内筒32と外筒33とを分解して、内筒32及び外筒33を別々に清掃できる。これにより、内筒32及び外筒33が一体化された状態で通気管11の清掃を行う場合に比べて清掃作業が容易になる。
【0035】
本実施形態では、内筒32の流出口32bがメッシュ部材50で覆われているため、流出口32bを通じた内筒32内への異物の進入を抑制できる。
【0036】
本実施形態では、内筒32と外筒33との間にスペーサ65が介在している構成とした。
この構成によれば、内筒32と外筒33との間の隙間を確保した上で、内筒32に対する外筒33のがたつきを抑制できる。
【0037】
本実施形態では、内筒32と管側接続部31とがジョイント部42を介して連結された構成とした。
この構成によれば、内筒32と管側接続部31とを直接連結する構成に比べ、管側接続部31によって内筒32を安定して支持できる。
【0038】
本実施形態の貯留槽1は、上述した通気管11を備えているため、通気管11の内部状況を把握し易く、メンテナンス性に優れた貯留槽1を提供できる。
【0039】
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれら実施形態に限定されることはない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、及びその他の変更が可能である。本発明は上述した説明によって限定されることはなく、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。
例えば、上述した実施形態では、貯留槽1に苛性ソーダが貯留された場合について説明したが、貯留槽1に貯留される液体は適宜変更が可能である。
【0040】
上述した実施形態では、外筒33の下端縁が管側接続部31から上方に離間する構成について説明したが、この構成のみに限られない。すなわち、外筒33の下端縁は、管側接続部31(リング部35)の上面に当接していてもよい。このような場合であっても、通気管11内の気体は、連通孔61を通じて外部に排出される。
上述した連通孔61は、少なくとも一部がスペーサ65よりも上方に位置していれば、位置やサイズ等を適宜変更することができる。
【0041】
上述した実施形態では、外筒33が連結部材52を介して内筒32に連結された構成について説明したが、この構成のみに限られない。外筒33は、内筒32との間の隙間を確保できる構成であれば、例えば管側接続部31に連結してもよい。
【0042】
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した各変形例を適宜組み合わせてもよい。
【符号の説明】
【0043】
1…貯留槽
10…槽本体
11…通気管
32…内筒
33…外筒
35…リング部
42…ジョイント部
50…メッシュ部材
65…スペーサ
70…観察窓
図1
図2
図3