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特許7035065車両用ブレーキペダルの位置センサ・力センサ組立体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-03-04
(45)【発行日】2022-03-14
(54)【発明の名称】車両用ブレーキペダルの位置センサ・力センサ組立体
(51)【国際特許分類】
   G05G 1/30 20080401AFI20220307BHJP
   G05G 25/00 20060101ALI20220307BHJP
【FI】
G05G1/30 E
G05G25/00 C
【請求項の数】 19
(21)【出願番号】P 2019539775
(86)(22)【出願日】2018-01-22
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2020-02-20
(86)【国際出願番号】 US2018014717
(87)【国際公開番号】W WO2018140359
(87)【国際公開日】2018-08-02
【審査請求日】2021-01-15
(31)【優先権主張番号】62/449,927
(32)【優先日】2017-01-24
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】62/449,918
(32)【優先日】2017-01-24
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】15/876,772
(32)【優先日】2018-01-22
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】516220468
【氏名又は名称】シーティーエス・コーポレーション
【氏名又は名称原語表記】CTS CORPORATION
【住所又は居所原語表記】4925 Indiana Ave. Lisle, Illinois 60532 U.S.A.
(74)【代理人】
【識別番号】100105131
【弁理士】
【氏名又は名称】井上 満
(74)【代理人】
【識別番号】100105795
【弁理士】
【氏名又は名称】名塚 聡
(72)【発明者】
【氏名】ストリート,スティーブン ジェイ
(72)【発明者】
【氏名】スミス,マイク
【審査官】岡本 健太郎
(56)【参考文献】
【文献】特開2004-003908(JP,A)
【文献】米国特許第06591710(US,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G05G 1/30
G05G 25/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ペダル基部と、前記ペダル基部に枢着されたペダルアームとを含む車両ブレーキペダルに使用するための車両ペダルセンサ組立体であって、
非接触式ペダル位置センサを有するアームと接触式ペダル力センサを有する基部とを含む、前記車両ブレーキペダルの前記基部上に位置するセンサハウジングであって、前記センサハウジングの前記アームは前記センサハウジングの前記基部に対して概略垂直な関係で延びる、前記センサハウジング、
前記ペダルアームから延びる基部と、前記ペダル位置センサを有する前記センサハウジングの前記アームと概略水平の横並びで対向及び離間した関係で配置された磁石とを有する磁石組立体であって、前記ペダル位置センサが、前記ペダルアームの位置を判定するために、前記ペダルアームの位置の変化に応じて前記磁石によって発生される磁界の大きさ及び/または方向の変化を感知するように適合されている、前記磁石組立体、及び
前記ペダルアームから延びるペダル力適用部材であって、前記ペダルアームの前記位置を判定するために、前記ペダルアームの位置の前記変化に応答して前記ペダル力センサに対して接触による力を及ぼすように適合された前記ペダル力適用部材を含み、
前記磁石組立体と前記ペダル力適用部材は、相互に対して概略垂直の上下方向に離間した関係で相互から分離されて配置されている、車両ペダルセンサ組立体。
【請求項2】
前記ペダル位置センサがホール効果センサである、請求項1に記載の車両ペダルセンサ組立体。
【請求項3】
前記ペダル力センサが、圧電素子、ロードセル、またはひずみゲージである、請求項1に記載の車両ペダルセンサ組立体。
【請求項4】
前記センサハウジングと前記力センサとがそれぞれ貫通孔を画定し、前記力適用部材が頭部と細長いシャフトとを含み、前記頭部が前記力センサに対して力を作用させ、前記力適用部材と前記力センサが、前記センサハウジングに画定された収容部に設けられ、前記力適用部材の前記シャフトが、前記力センサに画定された前記貫通孔に亘って延び、前記車両ペダルセンサ組立体は、前記センサハウジングに前記力センサを固定して前記力センサに予荷重を加えるために前記シャフトの端部に連結されたナットをさらに含む、請求項1に記載の車両ペダルセンサ組立体。
【請求項5】
ペダル基部と、前記ペダル基部に枢着されたペダルアームとを含む車両ブレーキペダルに使用するための車両ペダルセンサ組立体であって、
ペダル位置センサを有するアームを含み、ペダル力センサ用の内部収容部を画定し、前記車両ブレーキペダルの前記ペダル基部位置するセンサハウジングであって、前記センサハウジングの前記アームは前記センサハウジングの前記基部に対して概略垂直な関係で延びる、前記センサハウジング、
前記ペダルアームから延びる基部と、前記ペダル位置センサを有する前記センサハウジングの前記アームと概略水平の横並びで対向及び離間した関係で配置された磁石とを有する磁石組立体であって、前記ペダル位置センサが、前記ペダルアームの位置を判定するために、前記ペダルアームの位置の変化に応じて前記磁石によって発生される磁界の大きさ及び/または方向の変化を感知する、前記磁石組立体、及び
前記ペダルアームから延びるペダル力適用部材であって、前記センサハウジングの前記収容部内に延び、前記ペダル力センサと当接するよう接触し、前記ペダルアームの前記位置を判定するために、前記ペダルアームの前記位置の前記変化に応答して前記ペダル力センサに対して力を及ぼすように適合された頭部を含む、前記ペダル力適用部材を含み、
前記磁石組立体と前記ペダル力適用部材は、相互に対して概略垂直の上下方向に離間した関係で相互から分離されて配置されている、前記車両ペダルセンサ組立体。
【請求項6】
前記ペダル力センサが、圧電素子、ロードセル、またはひずみゲージの形態である、請求項5に記載の車両ペダルセンサ組立体。
【請求項7】
前記ペダル力センサが貫通孔を画定し、前記ペダル力適用部材が前記ペダル力センサに画定された前記貫通孔を通って延びるシャフトを含み、前記車両ペダルセンサ組立体は、前記ペダル力センサを前記センサハウジングに固定し、前記ペダル力センサに予荷重を加えるために、前記シャフトの端部に固定されたナットをさらに含む、請求項5に記載の車両ペダルセンサ組立体。
【請求項8】
前記車両ブレーキペダルの前記基部が貫通孔を画定し、前記センサハウジングが前記車両ブレーキペダルの前記基部の裏側に配置され、前記ペダル力適用部材が前記車両ブレーキペダルの前記基部に画定される前記貫通孔に延在する、請求項6に記載の車両ペダルセンサ組立体。
【請求項9】
車両ペダルとの関連で使用するための車両ペダルセンサであって、
車両ペダル力センサを有する基部と前記車両ペダルの位置の変化を感知するための車両ペダル位置センサを有するアームとを含む、前記センサハウジングと、
前記車両ペダルに動作可能に連結され、前記車両ペダルの位置の変化に応答して前記車両ペダル力センサに対して力を及ぼすように適合されたペダル力適用部材を含み、
前記センサハウジングと前記車両ペダル力センサとがそれぞれ貫通孔を画定し、前記ペダル力適用部材が頭部と細長いシャフトとを含み、前記頭部が前記車両ペダル力センサに対して力を作用させ、前記ペダル力適用部材と前記車両ペダル力センサが、前記センサハウジングに画定された収容部に設けられ、前記ペダル力適用部材の前記シャフトが、前記車両ペダル力センサに画定された前記貫通孔に亘って延び、前記車両ペダルセンサは、前記センサハウジングに前記車両ペダル力センサを固定して前記車両ペダル力センサに予荷重を加えるために前記シャフトの端部に連結されたナットをさらに含む、前記車両ペダルセンサ。
【請求項10】
前記車両ペダル位置センサは、前記センサハウジングの前記アーム上のホール効果センサを有する回路と、前記センサハウジングの前記アームの前記ホール効果センサと対向及び離間した関係で配置された前記ペダルアーム上の磁石を含み、前記ホール効果センサは前記車両ペダルの位置の変化に応じて前記磁石により生じた磁界の変化を感知する、請求項9に記載の車両ペダルセンサ。
【請求項11】
前記車両ペダル力センサは、前記センサハウジング内に配置されたひずみゲージ、ロードセル、または圧電素子を有する、請求項9に記載の車両ペダルセンサ。
【請求項12】
前記車両ペダル力適用部材は、前記車両ペダルから前記センサハウジング内に延び、前記車両ペダルの位置の変化に応じた動きに適応している、請求項9に記載の車両ペダルセンサ。
【請求項13】
前記車両ペダルが車両ブレーキペダルである、請求項9に記載の車両ペダルセンサ。
【請求項14】
車両ブレーキペダルとの関連で使用するための車両ペダルセンサであって、
両ブレーキペダル位置センサを有するアームと車両ブレーキペダル力センサを有する基部とを有するセンサハウジングと、
前記車両ブレーキペダル位置センサを有する前記センサハウジングの前記アームと対向及び離間した関係で配置された前記車両ブレーキペダル上の磁石であって、前記車両ブレーキペダル位置センサは前記車両ブレーキペダルの位置の変化に応じて前記磁石により生じた磁界の変化を感知する、前記磁石と、
前記車両ブレーキペダルに動作可能に連結され、前記車両ブレーキペダルの位置の変化に応じて前記車両ブレーキペダル力センサに対して力を及ぼすように適合されたペダル力適用部材を含み、
前記車両ブレーキペダル力センサが貫通孔を画定し、前記ペダル力適用部材が前記車両ブレーキペダル力センサに画定された前記貫通孔を通って延びるシャフトを含み、
前記車両ペダルセンサは、前記車両ブレーキペダル力センサを前記センサハウジングに固定し、前記車両ブレーキペダル力センサに予荷重を加えるために、前記シャフトの端部に固定されたナットをさらに含む、前記車両ペダルセンサ。
【請求項15】
前記車両ブレーキペダル力センサは、前記センサハウジング内に位置するひずみゲージ、ロードセル、または圧電素子を有する、請求項14に記載の車両ペダルセンサ。
【請求項16】
前記ペダル力適用部材は、前記センサハウジング内に延び、前記車両ブレーキペダルの位置の変化に応じた動きに適応している、請求項14に記載の車両ペダルセンサ。
【請求項17】
前記車両ブレーキペダル位置センサは、前記車両ブレーキペダルの位置の変化に応じて前記車両ブレーキペダル上の前記磁石により生じた磁界の変化を感知する、前記センサハウジングの前記アーム上のホール効果センサを有する回路を含む、請求項14に記載の車両ペダルセンサ。
【請求項18】
前記センサハウジングの前記アームは前記センサハウジングの前記基部と一体であり、前記センサハウジングは前記センサハウジングの前記アーム及び前記基部と一体の、電子コネクタを有する他のアームを有する、請求項1の車両ペダルセンサ組立体。
【請求項19】
前記センサハウジングの前記アームは前記センサハウジングの前記基部と一体であり、前記センサハウジングは前記センサハウジングの前記アーム及び前記基部と一体の、電子コネクタを有する他のアームを有する、請求項9の車両ペダルセンサ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本特許出願は、2017年1月24日に出願された米国仮特許出願係属番号第62/449,918号及び2017年1月24日に出願された米国仮特許出願係属番号第62/449,927号の出願日の優先権及び利益を主張する。これらの開示及び内容は、参照によりその全体が本明細書に明示的に組み込まれる。
【0002】
【0003】
本発明は車両ブレーキペダルの位置センサ・力センサ組立体に関する。
【0004】
【背景技術】
【0005】
ブレーキバイワイヤ式車両用ペダルは、車両のブレーキをかけたり解放したりする目的でペダルの位置を判定することを可能にするセンサを使用する。
【0006】
本発明は、新規のセンサ組立体、より詳細には、ブレーキバイワイヤ式車両用ブレーキペダルに使用するための新規の位置及び力センサ組立体を対象とする。
【発明の概要】
【0007】
本発明は、概して、基部と、ペダル基部に枢着されたペダルアームとを含む車両ブレーキペダルに使用するための車両ペダルセンサ組立体であって、非接触式ペダル位置センサと接触式ペダル力センサとを含むセンサハウジングであって、車両ブレーキペダルの基部に装着されるセンサハウジング、ペダル位置センサと反対側で離間した関係でペダルアームに装着された磁石であって、ペダル位置センサが、ペダルアームの位置を判定するためのペダルアームの位置の変化に応じて磁石によって発生される磁界の大きさ及び/または方向の変化を感知するように適合されている磁石、及び ペダルアームに動作可能に連結され、ペダルアームの位置を判定するために、ペダルアームの位置の変化に応答してペダル力センサに対して接触による力を及ぼすように適合されたペダル力適用部材を含む車両ペダルセンサ組立体を対象とする。
【0008】
一実施形態では、ペダル位置センサがホール効果センサである。
【0009】
一実施形態では、力センサは、圧電素子、ロードセル、またはひずみゲージを含む。
【0010】
一実施形態では、センサハウジングと力センサとがそれぞれ貫通孔を画定し、力適用部材が頭部と細長いシャフトとを含み、頭部が力センサに対して力を作用させ、力適用部材と力センサが、センサハウジングに画定された収容部に設けられ、力適用部材のシャフトが、力センサに画定された貫通孔に亘って延び、車両ペダルセンサ組立体は、センサハウジングに力センサを固定して力センサに予荷重を加えるためにシャフトの端部に連結されたナットをさらに含む。
【0011】
本発明はまた、基部と、ペダル基部に枢着されたペダルアームとを含む車両ブレーキペダルに使用するための車両ペダルセンサ組立体であって、ペダル位置センサを含み、ペダル力センサ用の内部収容部を画定し、車両ブレーキペダルの基部に装着されるセンサハウジング、ペダル位置センサと反対側で離間した関係でペダルアームに装着された磁石であって、ペダル位置センサが、ペダルアームの位置を判定するためのペダルアームの位置の変化に応じて磁石によって発生される磁界の大きさ及び/または方向の変化を感知する磁石、及びペダルアームに動作可能に連結されたペダル力適用部材であって、センサハウジングの収容部内に延び、ペダル力センサと当接するよう接触し、ペダルアームの位置を判定するために、ペダルアームの位置の変化に応答してペダル力センサに対して力を及ぼすように適合された頭部を含む、ペダル力適用部材を含む車両ペダルセンサ組立体を対象とする。
【0012】
一実施形態では、ペダル力センサは、圧電素子、ロードセル、またはひずみゲージの形態である。
【0013】
一実施形態では、ペダル力センサが貫通孔を画定し、ペダル力適用部材がペダル力センサに画定された貫通孔を通って延びるシャフトを含み、車両ペダルセンサ組立体は、ペダル力センサをセンサハウジングに固定し、ペダル力センサに予荷重を加えるために、シャフトの端部に固定されたナットをさらに含む。
【0014】
一実施形態では、車両ブレーキペダルの基部が貫通孔を画定し、センサハウジングが車両ブレーキペダルの基部の裏側に配置され、ペダル力適用部材が車両ブレーキペダルの前記基部に画定される貫通孔に延在する。
【0015】
本発明はまた、基部と、基部に対する移動のために枢着されたペダルアームと、ペダルアームと車両ブレーキペダルの基部との間に延在するばねとを含む車両ブレーキペダルに使用するための車両ペダルセンサ組立体であって、車両ブレーキペダルの基部のペダル力センサを含み、ばねに作動可能に連結され、ペダル力センサと当接関係にあるペダル力適用部材であって、ばねは、ペダルアームの移動に応答してペダル力適用部材に対して直接的または間接的に力を加えるように適合され、ペダル力適用部材が、ペダルアームの位置を判定するためにペダルアームの位置の変化に応答してペダル力センサに対して力を加えるように適合されているペダル力適用部材を対象とする。
【0016】
一実施形態では、車両ブレーキペダルの基部が貫通開口部を画定し、車両ブレーキペダルの基部の裏側に配置され、ペダル力センサ用に内部収容部を画定するペダル力センサハウジングをさらに備え、ペダル力適用部材は、車両ブレーキペダルの基部に画定された貫通孔に延在し、内部収容部がペダル力センサハウジングに画定される。
【0017】
一実施形態では、ばねがばねハウジング内に配置され、ばねハウジングがペダル力適用部材に動作可能に連結されている。
【0018】
一実施形態では、ピンがばねハウジングをペダル力適用部材に連結する。
【0019】
一実施形態では、力センサは、圧電素子、ロードセル、またはひずみゲージを含む。
【0020】
一実施形態では、センサは、センサハウジングと、ペダル力センサと、センサハウジングに延在するペダル力適用部材とをさらに備える。
【0021】
一実施形態では、センサハウジングのホール効果位置センサと、ペダルアームに連結された磁石とを含む非接触式位置センサ組立体をさらに備え、ホール効果位置センサは、ペダルアームの位置を判定するためのペダルアームの位置の変化に応じて磁石によって発生される磁界の大きさ及び/または方向の変化を感知する。
【0022】
本発明の他の利点及び特徴は、以下の本発明の好ましい実施形態の詳細な説明、付随の図面、及び添付の「特許請求の範囲」からより容易に明らかになるであろう。
【0023】
本発明のこれらの特徴及び他の特徴は、以下のような添付の図の説明によって最良に理解することができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
図1】本発明による位置力センサ組立体を組み込んだブレーキバイワイヤ式車両ブレーキペダルの正面斜視図である。
図2図1に示すブレーキペダルの後方斜視図である。
図3図1に示すブレーキペダルの分解斜視図である。
図4】本発明の位置センサ・力センサ組立体の拡大した斜視図である。
図5図4に示す位置センサ・力センサ組立体のハウジングの一部縦断面部分側面図である。
図6図4に示す位置センサ・力センサ組立体のハウジングの拡大分解斜視図である。
図7】解除位置または静止位置にある、図1に示すブレーキペダルの一部縦断面部分側面図である。
図8】係合位置または制動位置にある、図8に示すブレーキペダルの一部縦断面一部側面図である。
図9】本発明によるロードセル力センサの実施形態の拡大垂直断面図である。
図10】本発明によるひずみゲージ力センサの実施形態の分解斜視図である。
図11図10に示すひずみゲージ力センサの側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
図1図8は、本発明による位置センサ・力センサ組立体100を組み込んだ車両ブレーキペダル10を示す。
【0026】
車両ブレーキペダル10は、少なくとも一対の貫通開口部または孔13a及び13bを画定する略垂直に延びる基部12と、ペダル基部12に対して時計回り及び反時計回りに、また接する方向及び離れる方向に回転するように枢動可能に接続される細長いブレーキペダルアーム14と、ペダル基部12及びペダルアーム14との間に延在する、略垂直な関係である一組の細長いつる巻きばね17とを含む。
【0027】
ばね17は、一対の伸縮自在で可動な対向するばね収容部材16a及び16bの内部によって画定されたキャビティまたは収容部に収容されている。各ばね17の第1の遠位端は、ばね収容部材16bの後壁21bの内面に当接している。各ばね17の第2の反対側の遠位端は、ばね収容部材16aの後壁21aの内面に当接している。
【0028】
ばね収容部材16a及び16bは、そのそれぞれの後壁21a及び21bの外面に形成され、そこから外向きに突出するそれぞれの細長いピンスリーブ23a及び23bを含む。ばね収容部材16bはさらに、後壁21bに亘って延び、スリーブ23bを横切るスロット25bを画定する。
【0029】
それぞれの細長いピン27a及び27bがそれぞれのスリーブ23a及び23bと嵌合して延びている。
【0030】
ブレーキペダルアーム14はさらに、ばね収容部材16bの後壁21bに画定されたスロット25bに亘って延びるブラケット14aを画定する。ピン27bはブラケット14aに亘って延びている。
【0031】
以上のようにして、図7及び図8に示すように、ピン27bはブレーキペダルアーム14をばね収容部材16bに連結し、ひいてはそれは、ブレーキペダルアーム14の前後の動きに応じてばね収容部材16bを前後に動かすように連結する。
【0032】
本発明の位置センサ・力センサ組立体100は、センサハウジング110に配置された接触式力センサ組立体160と、センサハウジング110に配置されたホール効果センサ122を含む非接触式位置センサ組立体との両方、及びブレーキペダルアーム14に装着される磁石組立体150を含む。
【0033】
センサハウジング110は、内部貫通開口部または孔114を画定する基部112と、基部112と一体であり、基部112に対して略垂直な関係で延びる第1の細長いアーム116と、基部112と第1のアーム116の両方と一体となり第1のアーム116に対して略垂直な関係で延びている第2のアーム118とを含む。
【0034】
図5及び図6の実施形態では、基部112及び第1のアーム116は一緒になって略L字型のセンサハウジング110を画定する。
【0035】
電気コネクタ120は、第2のアーム118の遠位端から突出して一体に外向きに延びる。
【0036】
ホール効果などの位置センサ122が、他の適切な関連電子回路(図示せず)と共に、センサハウジング110のアーム116の内部に収容されている。
【0037】
センサハウジング110の基部112は、力センサ組立体160を収容し、それは、平らで略リング状のプレート164の形態の頭部を含む力適用部材またはピストンまたはプランジャまたは要素162、プレート164の外面から略外向きに突出して貫通孔166aを画定するブラケット166、及びブラケット166を含む外面と反対側のプレート164の外面から突出して略直角に外向きに延びる細長いねじ付きシャフトまたはボルト168を含む。
【0038】
力センサ組立体160はまた、力センサ170と、中央貫通孔177を画定する力センサジャケットまたは収容部またはホルダ175とを備える。図示の実施形態では、力センサ170は略リング形状であり、中央貫通開口部172を画定する。一実施形態では、力センサ170は、セラミックなどの圧電材料から構成されるリング形状の圧電素子の形態をとることができる。
【0039】
特に図5及び図6を参照すると、力センサ170はホルダ175に装着され、力センサ170を付したホルダ175はセンサハウジング110の基部112の内部に画定された収容部またはキャビティ114内に配置され装着される。
【0040】
力適用部材162は、力センサ170の外面と直接当接しているプレートまたは頭部164の外面と関係して、センサハウジング110の基部112の内部キャビティ114内に配置され、その中に延在する。力適用部材162のシャフトまたはボルト168は、力センサ170及びホルダ175にそれぞれ画定されたそれぞれの貫通孔172及び177を通って延びる。力センサ170をセンサハウジング110の基部112の内部に固定して保持し、力センサ170に前負荷の力を加えるために、力適用部材162のシャフト168の遠位端にナット180が固定されている。
【0041】
本明細書では詳細には説明せず、また図面には示さないが、センサハウジング組立体110の内部は、コネクタ120を通ってセンサハウジング110の内部に延びる電気端子に連結するのに適した力センサと位置センサの回路の両方を含み、収容する。
【0042】
図2図3図7図8を参照すると、センサハウジング110は、ブレーキペダル10の基部12の後部外面に当接するセンサハウジング110と関係してブレーキペダル10の基部12に連結され、力適用部材162のブラケット166がブレーキペダル10の基部12に画成された貫通開口部または孔13aに亘って延び、第1のアーム116がブレーキペダル10の基部12に画定された貫通開口部または孔13bを亘って延び、ピン27aは、力適用部材162のブラケット166に画定される貫通開口部166aと、ばね収容部材16aのスリーブ23aとを通って延びて、力適用部材162をばね収容部材16aに連結し、ひいては力適用部材162をばね17とブレーキペダルアーム14とに連結し、ブレーキペダルアーム14の移動に応答して移動させる。
【0043】
上述のように、位置センサ・力センサ組立体100はまた、例えば図3図4図7及び図8に示される磁石組立体150を備える。磁石組立体150は、基部152と、基部152から外側に延びる細長い棒状の磁石154とを含む。磁石組立体150、より具体的にはその基部152は、ブレーキペダル10の基部12の方向に、力位置センサ組立体110のアーム116と概ね対向しており、間隔をあけて接触していない関係及び位置にあるブレーキペダルアーム14から略垂直に外側に延びる棒状の磁石154と関係する、ブレーキペダルパッド14cを含む下端と反対側のブレーキペダルアーム14の上端14bに装着させる。
【0044】
次に、ブレーキペダル10の動作、より具体的には本発明の力位置センサ組立体100の動作について、図7及び図8を参照しながら説明する。
【0045】
図7は、ブレーキペダル10、より詳細にはそのブレーキペダル14を示しており、ブレーキペダル14にブレーキの力が加えられていない、解除位置または休止位置にある。
【0046】
図8は、ブレーキペダル10、より詳細にはそのブレーキペダル14を示しており、ペダルフットパッド14cに対するフットの力の適用に応じてブレーキペダル10の基部12に向かう方向に、ブレーキペダル14の枢動の時計方向への回動に続いて、係合し、押し下げられるブレーキの位置にある。
【0047】
より具体的には、図8に示すように、連結ピン27bを介してブレーキペダルアーム14をばね収容部材16bに連結した結果として、ブレーキペダル10の押し下げまたは係合、及びその結果の時計方向への回転は、ブレーキペダル10の基部12の方向にばね収容部材16bの内方への移動を引き起こす。
【0048】
ばね収容部材16bの内方への移動は、ひいては中に収容されているばね16aの圧縮をもたらし、それがひいてはばね16aの遠位端に、ばね収容部材16aの後壁21aに対し力を作用させ、ひいては、ばね収容部材16aが内方に移動するに至る。
【0049】
その後、本発明によれば、ピン27aを介してばね収容部材16aを力適用部材162のブラケット166に連結することによって、ばね収容部材16aが内方へ移動する、より具体的には、その後壁21aがブレーキペダル10の基部12の方向に内方に動くと、力適用部材162が内方に動き、それによって力適用部材162のプレート164がセンサ170に対して力を及ぼし、それにより、センサ170の変形または湾曲または圧縮が生じる。
【0050】
センサ170の変形または湾曲または圧縮、すなわちセンサ170の形状または厚さの変化は、センサ170の電気的特性の1つまたは複数に変化を生じさせ、この変化は、センサ170に関連するセンサハウジング110の内部に収容された電子回路によって感知され、ブレーキペダルアーム14の位置の判定及び測定を可能にし、例えば車両の制動や車両のブレーキライトの作動などの応答を開始する。
【0051】
また、図8に示すように、ブレーキペダル10の基部12の方向へブレーキペダルアーム14が移動することはまた、位置センサアーム116に対する磁石部材150の移動、より詳細にはその磁石154の移動、さらにより詳細にはセンサハウジング110のアーム116の内部に配置されたホール効果センサ122に対する磁石154の移動を引き起こし、それはひいては、磁石154により生じる磁界の大きさ及び/または方向の変化をもたらし、この変化は、ホール効果センサ122によって感知され、電気信号を生成するために使用され、それは関連するセンサハウジング110のアーム116の内部に収容された適切な電子回路を介して、またブレーキペダルアーム14の位置を判定及び測定できるようにし、例えば車両の制動や車両のブレーキライトの作動などの応答を開始する。
【0052】
本発明によれば、ブレーキペダル10に接触式力センサ組立体160と非接触式位置センサ組立体122、150の両方を組み込むことにより、ブレーキペダルアーム14の位置の多くの位置測定が可能になる、より具体的には力センサ組立体160または位置センサ組立体122、150が動作不能になっても、ブレーキペダルアーム14の位置の測定、これにより車両の制動が可能になる。
【0053】
さらに、ブレーキペダル10における接触式力センサ組立体160及び非接触式位置センサ組立体122、150の両方を使用することで、特定の用途または必要性に応じて異なる大きさのブレーキペダル位置を検出及び測定することが可能になる。
【0054】
例えば、力センサ170は、ばねハウジング16a及び16bを介してブレーキペダルアーム14と直接接触することによって、またさらに力適用部材162と直接接触することによって、別段には非接触式位置センサ組立体122、150によって検出されない可能性があるブレーキペダルアーム14の位置における変化の検出及び測定を可能にする。
【0055】
本発明の新規な特徴の精神及び範囲から逸脱することなく、上述したような本発明のブレーキペダルセンサ組立体100の多数の変形及び修正を行うことができる。本明細書に示された特定のブレーキペダルセンサ組立体100に関する制限は意図されておらず、また推測されるべきではないことを理解されたい。当然のことながら、全ての係る修正形態は、特許請求の範囲内に入るように、添付の特許請求の範囲によって網羅されることが意図される。
【0056】
例えば、力センサ組立体160、特にその力センサ170は、例えば力センサ組立体の実施形態260及び図11に示すIビーム型ロードセルの実施形態270及び図10及び図11に示すひずみゲージの実施形態370を含む特定の用途に応じて、いくつかの異なる実施形態のうちの1つであり得ることが理解される。
【0057】
図11を参照すると、力センサ組立体260は、平らな略リング状のプレート264の形態の頭部を含む力適用部材またはプランジャまたはピストンまたは要素262と、プレート264の外面から略外側に延び、貫通孔266aを画定するブラケット266と、ブラケット266を含むプレート264の外面とは反対側のプレート264の外面から突出して略垂直に外向きに延びる細長いねじ付きシャフトまたはボルト268とを含む。
【0058】
力センサ組立体260はまた、実施形態では中央貫通孔または開口部273を画定するI字型ロードセルの形態である力センサ270を備える。
【0059】
I字型ロードセル270は、センサハウジング110の基部112の内部に画定された収容部またはキャビティ114内に装着されている。
【0060】
力適用部材262は、I字型ビームロードセル270の外面に当接した頭部264の外面と、ロードセル270及び基部212にそれぞれ画定されたそれぞれの貫通孔272及び114を通って延び、センサハウジング210の基部212から外向きに延びる端部で終わるシャフトまたはボルト268と関係してセンサハウジング110の基部112に連結及び装着させる。ナット280は、ロードセル270をセンサハウジング基部112に固定し、ロードセル270に予荷重の力を加えるために、力部材262のシャフト268の遠位端に固定する。
【0061】
図10及び図11は、リング形状のホルダ372の内部に装着され、続いて力センサ170に対して上述のようにセンサハウジング110の基部112の内部に装着されるように適合されているディスク形態のひずみゲージ力センサの実施形態370を示す。その説明は参照により本明細書に組み込まれる。
【0062】
この実施形態によれば、ひずみゲージ370は、対向する外面370a及び370bを含み、外面370bは力適用部材166の頭部164と直接当接するように接触すべく適合され、対向する外面370aは、力適用要素166により直接的な接触による力を加えるのに応答して、ひずみゲージ370のひずみの大きさ及び/または位置を感知及び測定するよう適合された電子回路380を含む。
【0063】
なおさらに、本発明は、用途に応じて、ブレーキペダルの位置を測定するための接触式力センサ組立体のみを含む実施形態を含むことが理解される。
下記は、本願の出願当初に記載の発明である。
<請求項1>
基部と、前記ペダル基部に枢着されたペダルアームとを含む車両ブレーキペダルに使用するための車両ペダルセンサ組立体であって、
非接触式ペダル位置センサと接触式ペダル力センサとを含むセンサハウジングであって、前記車両ブレーキペダルの前記基部に装着される前記センサハウジング、
前記ペダル位置センサと反対側で離間した関係で前記ペダルアームに装着された磁石であって、前記ペダル位置センサが、前記ペダルアームの位置を判定するために、前記ペダルアームの位置の変化に応じて前記磁石によって発生される磁界の大きさ及び/または方向の変化を感知するように適合されている、前記磁石、及び
前記ペダルアームに動作可能に連結され、前記ペダルアームの前記位置を判定するために、前記ペダルアームの位置の前記変化に応答して前記ペダル力センサに対して接触による力を及ぼすように適合されたペダル力適用部材を含む前記車両ペダルセンサ組立体。
<請求項2>
前記ペダル位置センサがホール効果センサである、請求項1に記載の車両ペダルセンサ組立体。
<請求項3>
前記ペダル力センサが、圧電素子、ロードセル、またはひずみゲージである、請求項1に記載の車両ペダルセンサ組立体。
<請求項4>
前記センサハウジングと前記力センサとがそれぞれ貫通孔を画定し、前記力適用部材が頭部と細長いシャフトとを含み、前記頭部が前記力センサに対して力を作用させ、前記力適用部材と前記力センサが、前記センサハウジングに画定された収容部に設けられ、前記力適用部材の前記シャフトが、前記力センサに画定された前記貫通孔に亘って延び、前記車両ペダルセンサ組立体は、前記センサハウジングに前記力センサを固定して前記力センサに予荷重を加えるために前記シャフトの端部に連結されたナットをさらに含む、請求項1に記載の車両ペダルセンサ組立体。
<請求項5>
基部と、前記ペダル基部に枢着されたペダルアームとを含む車両ブレーキペダルに使用するための車両ペダルセンサ組立体であって、
ペダル位置センサを含み、ペダル力センサ用の内部収容部を画定し、前記車両ブレーキペダルの前記基部に装着されるセンサハウジング、
前記ペダル位置センサと反対側で離間した関係で前記ペダルアームに装着された磁石であって、前記ペダル位置センサが、前記ペダルアームの位置を判定するために、前記ペダルアームの位置の変化に応じて前記磁石によって発生される磁界の大きさ及び/または方向の変化を感知する、前記磁石、及び
前記ペダルアームに動作可能に連結されたペダル力適用部材であって、前記センサハウジングの前記収容部内に延び、前記ペダル力センサと当接するよう接触し、前記ペダルアームの前記位置を判定するために、前記ペダルアームの前記位置の前記変化に応答して前記ペダル力センサに対して力を及ぼすように適合された頭部を含む、前記ペダル力適用部材を含む、前記車両ペダルセンサ組立体。
<請求項6>
前記ペダル力センサが、圧電素子、ロードセル、またはひずみゲージの形態である、請求項5に記載の車両ペダルセンサ組立体。
<請求項7>
前記ペダル力センサが貫通孔を画定し、前記ペダル力適用部材が前記ペダル力センサに画定された前記貫通孔を通って延びるシャフトを含み、前記車両ペダルセンサ組立体は、前記ペダル力センサを前記センサハウジングに固定し、前記ペダル力センサに予荷重を加えるために、前記シャフトの端部に固定されたナットをさらに含む、請求項5に記載の車両ペダルセンサ組立体。
<請求項8>
前記車両ブレーキペダルの前記基部が貫通孔を画定し、前記センサハウジングが前記車両ブレーキペダルの前記基部の裏側に配置され、前記ペダル力適用部材が前記車両ブレーキペダルの前記基部に画定される前記貫通孔に延在する、請求項6に記載の車両ペダルセンサ組立体。
<請求項9>
基部と、前記基部に対する移動のために枢着されたペダルアームと、前記ペダルアームと車両ブレーキペダルの前記基部との間に延在するばねとを含む前記車両ブレーキペダルに使用するための車両ペダルセンサ組立体であって、
前記車両ブレーキペダルの前記基部上のペダル力センサ、
前記ばねに作動可能に連結され、前記ペダル力センサと当接関係にあるペダル力適用部材であって、前記ばねは、前記ペダルアームの移動に応答して前記ペダル力適用部材に対して直接的または間接的に力を加えるように適合され、前記ペダル力適用部材が、前記ペダルアームの前記位置を判定するために前記ペダルアームの前記位置の変化に応答して前記ペダル力センサに対して力を加えるように適合されている、前記ペダル力適用部材を含む前記車両ペダルセンサ組立体。
<請求項10>
前記車両ブレーキペダルの前記基部が貫通開口部を画定し、前記車両ブレーキペダルの前記基部の裏側に配置され、前記ペダル力センサ用に内部収容部を画定するペダル力センサハウジングをさらに備え、前記ペダル力適用部材は、前記車両ブレーキペダルの前記基部に画定された前記貫通開口部に延在し、前記内部収容部が前記ペダル力センサハウジングに画定される、請求項9に記載の車両ペダルセンサ組立体。
<請求項11>
前記ばねがばねハウジング内に配置され、前記ばねハウジングが前記ペダル力適用部材に動作可能に連結されている、請求項9に記載の車両ペダル組立体。
<請求項12>
ピンが前記ばねハウジングを前記ペダル力適用部材に連結する、請求項11に記載の車両ペダル組立体。
<請求項13>
前記ペダル力センサは、圧電素子、ロードセル、またはひずみゲージを含む、請求項9に記載の車両ペダル組立体。
<請求項14>
センサハウジングと、前記ペダル力センサと、前記センサハウジングに延在する前記ペダル力適用部材とをさらに備える、請求項9に記載の車両ペダル組立体。
<請求項15>
前記センサハウジングにおけるホール効果位置センサと、前記ペダルアームに連結された磁石とを含む非接触式位置センサ組立体をさらに備え、前記ホール効果位置センサは、前記ペダルアームの前記位置を判定するために、前記ペダルアームの前記位置の変化に応じて前記磁石によって発生される磁界の大きさ及び/または方向の変化を感知する、請求項14に記載の車両ペダル組立体。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11