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  • 特許-蒸気送達装置 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-03-07
(45)【発行日】2022-03-15
(54)【発明の名称】蒸気送達装置
(51)【国際特許分類】
   A61M 15/00 20060101AFI20220308BHJP
   A24F 47/00 20200101ALI20220308BHJP
【FI】
A61M15/00 Z
A24F47/00
【請求項の数】 9
(21)【出願番号】P 2017221408
(22)【出願日】2017-11-17
(65)【公開番号】P2018083074
(43)【公開日】2018-05-31
【審査請求日】2020-09-07
(31)【優先権主張番号】15/358,525
(32)【優先日】2016-11-22
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】000201113
【氏名又は名称】船井電機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100148460
【弁理士】
【氏名又は名称】小俣 純一
(74)【代理人】
【識別番号】100168125
【弁理士】
【氏名又は名称】三藤 誠司
(72)【発明者】
【氏名】オルソン・ステファン ティー.
(72)【発明者】
【氏名】ギブソン・ブルース ディー.
(72)【発明者】
【氏名】エデレン・ジェイ. グレン
【審査官】山田 裕介
(56)【参考文献】
【文献】特開2004-255192(JP,A)
【文献】特開2005-058421(JP,A)
【文献】国際公開第2006/044072(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61M 15/00
A24F 47/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
流体を包含するためのリザーバと、
前記流体を受け取るため前記リザーバに結合された吐出部であって、複数のサブセットにグルーピングされた複数のノズルを有する吐出部と、
前記吐出部の前記複数のノズルを介し、ある射出頻度で、ある射出時間、所定用量の前記流体を気流へ射出するため、前記吐出部に前記流体を射出させるための制御部と、を含み、
前記制御部が、前記流体の前記所定用量を維持するため、前記リザーバ内の前記流体の量が減少するにつれ、前記吐出部の前記射出頻度を減少させるように前記吐出部を制御し、
前記制御部は、
前記リザーバ内の前記流体の量が満たされているときには、前記複数のサブセットの各々に順次使用を分配しながら、使用が分配された単一の前記サブセットを使用して前記気流に前記流体を射出し、
前記吐出部の前記射出頻度を減少させるときには、使用を分配する前記サブセットの数を増加させることにより、前記気流に前記流体を射出するために用いられる前記複数のノズルの数を増加させる、
蒸気送達装置。
【請求項2】
前記制御部が、前記射出頻度を減少させるとき、前記気流へ前記流体を射出するために用いる前記射出時間を増加させる、
請求項に記載の蒸気送達装置。
【請求項3】
前記吐出部により送出された前記流体を受け取り、前記気流中へ気化させるためのフラッシュ加熱部をさらに含む、
請求項1又は2に記載の蒸気送達装置。
【請求項4】
前記フラッシュ加熱部が、ワイヤ、ストリップ、グリッドのうちの少なくとも1つである、
請求項に記載の蒸気送達装置。
【請求項5】
前記フラッシュ加熱部を通電するための電源をさらに含む、
請求項に記載の蒸気送達装置。
【請求項6】
前記制御部と前記吐出部を通電するための電源をさらに含む、
請求項1からのいずれか1項に記載の蒸気送達装置。
【請求項7】
前記電源がバッテリーである、
請求項又はに記載の蒸気送達装置。
【請求項8】
前記吐出部が、前記流体を受け取り、前記流体を前記複数のノズルそれぞれ連通させる複数の流路を含み、
前記流体が、複数の、抵抗発熱パッド又は圧電素子のうちの少なくともどちらかにより付勢され、これによりノズルマトリクスを介し送出される、
請求項1からのいずれか1項に記載の蒸気送達装置。
【請求項9】
前記リザーバから前記流体を受け取り、前記流体を前記吐出部へ連通させるための媒体をさらに含み、
前記媒体は、前記流体を吸収する、布、紙、フェルト、マット、ウェブ、天然又は人工の繊維のうち少なくとも1つの材料を含む、
請求項1からのいずれか1項に記載の蒸気送達装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、蒸気送達装置と蒸気送達方法の分野に関するものであり、特に、蒸気送達装置を介し原液の流れを制御することに関する。
【背景技術】
【0002】
蒸気送達装置は少量の原液を蒸気に変え、その蒸気は次いで気流に巻き込まれ、その気流を吸い込むことにより肺へといったように、使用者により吸入される。蒸気送達装置は、例えば、ぜんそく吸入器といった、使用者へ薬物を送達する装置に用いることができる。蒸気送達装置は、ベイプ(VAPE)デバイスとしても知られる、いわゆる電子たばこに用いることもできる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
いくつかの蒸気送達装置の原液リザーバは、液体を吸収し送達媒体となる発泡体又はフェルト材料を含み、気化器への送出のため、ある種の吐出器がその媒体から液体を引き込む。しかし、液体が消費されるにつれ、媒体はリザーバから吐出器へ同一レートでの液体搬送を提供できなくなる。
【0004】
その結果、蒸気送達装置により送達される用量が、時間により変化する傾向にある。原液リザーバが比較的に満たされている蒸気送達装置の製品寿命の始めでは、用量は比較的高い水準となる傾向にある。しかし、原液リザーバが比較的に空となる製品寿命の終わりでは、用量は比較的低い水準となる傾向にある。中間の時点では、もし他の追加的な要素がなければ、少なくとも原液リザーバのレベルにより用量が変化する傾向にある。
【0005】
この状況は、ベイプデバイスといった日常的な応用においても満足できるものではなく、他のより重要な応用においては完全に許容できないものであり、生命にかかわる可能性すらある。
【0006】
このため、上述したような状況を、少なくとも部分的に減らすことのできる蒸気送達装置が求められる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述及びその他の要求は、流体を含有するためのリザーバを有する蒸気送達装置により満たされる。吐出部が流体を受け取り、制御部が、ある射出頻度で、ある射出時間、吐出部の幾つかのノズルを介し所定用量の流体を気流へと送出するため、吐出部に流体を射出させる。リザーバ内の流体量が減少するにつれ、制御部は、吐出部の射出頻度、ノズルの数、射出時間のうちの少なくとも1つを調節する。
【0008】
いくつかの実施形態において、制御部は、吐出部の射出頻度を減少させるとき、流体を気流へ送出するために用いられるノズルの数を増加させ、これにより流体の所定用量を維持する。いくつかの実施形態において、制御部は、吐出部の射出頻度を減少させるとき、流体を気流へ送出するために用いられる射出時間を増加させ、これにより流体の所定用量を維持する。
【0009】
いくつかの実施形態において、電源が制御部と吐出部を通電する。いくつかの実施形態において、電源はバッテリーである。いくつかの実施形態において、フラッシュ加熱部が吐出部により送出された流体を受け取り、気流中に気化させる。いくつかの実施形態において、フラッシュ加熱部は、電源により通電される、ワイヤ、ストリップ、グリッドのうちの少なくとも1つであり、いくつかの実施形態において、電源はバッテリーである。いくつかの実施形態において、吐出部は、流体を受け取り、泡箱(bubble chamber)へ流体を連通させる複数の流路を含み、流体は、複数の、抵抗発熱パッド又は圧電素子のうちの少なくともどちらかにより付勢され、これによりノズルのマトリクスを介し送出される。いくつかの実施形態において、媒体がリザーバから流体を受け取り、流体を吐出部へ連通させる。
【発明の効果】
【0010】
上記に基づき、本発明の実施形態において、流体の所定用量が維持される。
【図面の簡単な説明】
【0011】
本発明の更なる利点は図面を伴う詳細な説明により明白となる。図面では、詳細をより明確に表すため、構成要素は正確な縮尺としていない。また、類似の符号は、類似の構成要素を示す。
図1図1は、本発明の一実施形態による蒸気送達装置の機能ブロック図である。
図2図2は、本発明の一実施形態による方法のフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
[概要]
図1を参照し、本発明の一実施形態の蒸気送達装置100が図示されている。図示された実施形態において、リザーバ102は、蒸気送達装置100により蒸気122として送達される流体104を含む。流体104は、リザーバ102から媒体106等により連通し、媒体106は、いくつかの実施形態において、流体を吸収する、布、紙、フェルト、マット、ウェブ、天然又は人口の繊維の1つ又はそれ以上の材料を含む。
【0013】
様々な実施形態において、媒体106は、リザーバ102の開口に設けられてもよく、或いはリザーバ102を実質的に満たしてもよい。媒体106は、後述するように、実質的にリザーバ102全体を満たすことにより、流体104の残留量と常時接触し、所望の位置に吸収することで、蒸気送達装置100を如何なる角度でも使用可能とする。媒体106は、リザーバ102に対する厳密な構成に関わらず、いくつかの実施形態において、流体104を吐出部108に連通する。
【0014】
図示された実施形態において、吐出部108は媒体106から流体104を受け取り、微小液滴、ミスト、又はエアゾールといった、1つ又はそれ以上の形態で送出する。いくつかの実施形態において、送出された流体116は、加熱された金属ストリップ、ワイヤ、又はグリッドのうちの1つ又はそれ以上といった、フラッシュ加熱部118上に衝突し、フラッシュ加熱部118を流れる気流120により吸収され、蒸気流122となる。いくつかの実施形態において、送出された流体116は十分に細かく送出され、流入する気流120内で実質的に気化されるため、蒸気流122を生成するためにフラッシュ加熱部118は不要である。そのような設計考察は、例えば、蒸気送達装置100で用いられる流体104の粘度と揮発性により決定される。
【0015】
バッテリーといった電源114は、(もし存在すれば)フラッシュ加熱部118が送出された流体116を気化できるように、フラッシュ加熱部118に電力を提供し、また、媒体106から受け取った流体104を吐出できるよう、吐出部108に電力を提供する。制御部112は、吐出器108とフラッシュ加熱部118といった、構成機器の動作を制御する。制御部112は、リザーバ102からの流体104の使用を追跡等により、蒸気送達装置100の動作も追跡できる。
【0016】
いくつかの実施形態において、吐出部108はインクジェット印刷ヘッドに似た装置であり、吐出部108から流体104を微小粒子として送出するため、ノズル110のマトリクスが用いられる。いくつかの実施形態において、複数の微小な流路109が吐出部108の片側で流体104を受け取り、流体104を吐出部108の泡箱113へ連通させ、吐出部108において流体104は、抵抗加熱パッド又は圧電素子111の1つ又はそれ以上により付勢され、これによりノズル110から送出される。
【0017】
[特定の実施形態]
ここで、蒸気送達装置100が電子タバコとして用いられることのできるベイプデバイスである、より具体的な実施形態を説明する。より具体的な実施形態が提供されるとはいえ、ここでは他の蒸気送達装置も意図することが理解されるべきである。
【0018】
ベイプ応用に用いられる流体104は、大部分がプロピレングリコール、水、そして味と香りを向上させる香料といったその他の添加物である、液体の混合物からなる。これら流体104は、混合されたとき、約25℃で約50センチポアズから約100センチポアズの範囲の粘度を有する。この範囲の粘度の流体104が、射出頻度を約10キロヘルツ未満、いくつかの実施形態では約4キロヘルツ未満、に制限する方法で、(上述したようにインクジェット印刷ヘッドに似た形状である)吐出部108を補充する。
【0019】
そのようなベイプデバイス(蒸気送達装置100)は、最初に使用されるとき、リザーバ102内において、約10水柱センチメートル(cmWc)未満の背圧を有し、この背圧において、液滴(流体116)の一射出当たりの体積が、意図された一射出当たりの体積の100%であるように、吐出部108は完全に補充される。ベイプデバイスが長時間、継続使用により流体104を分注するにつれ、リザーバ102の背圧が増加しはじめる。吐出部108が射出するとき、吐出部108は、背圧の増加のため、設計意図の100%まで補充されず、このため、補償されない限り、液滴の一射出当たりの体積低下により、送達された用量が減少する。
【0020】
本実施形態で説明される蒸気送達装置100は、リザーバ102の背圧の変化と、蒸気送達装置100が使用されリザーバ102から流体が消費されることに伴う液滴の体積の変化とを予測するため、制御部112内の液滴計数モジュールを使用する。ある実施形態において、これは、制御部112が、単に吐出部108の各射出命令において射出するノズル110の数と、吐出部108の射出回数とを計数し、送出された液体116の液滴の総数を追跡することにより実装される。時間の経過により液滴の数が増加するにつれ、少なくとも、これに比例するリザーバ102内に残留する流体104の体積の減少との相関性が、考慮されることができる。
【0021】
いくつかの実施形態において、制御部112により実現されたこの管理システムは、吐出された液滴のカウントが増加するにつれ、吐出部108の射出頻度を減少させる。第1の実施形態においては、蒸気流122内の用量を維持するよう、低い射出頻度を補償するため、総射出時間が増加される。第2の実施形態においては、流体104が排出され射出頻度が減少するにつれ、各射出命令において吐出部108により用いられるノズル110の数が増加される。
【0022】
この方法により、吐出部108の吐出の頻度を減少させることは、媒体106に、リザーバ102内の流体104の量が減少するにつれ、吐出部108へ流体104を連通させるための時間をより長く与える。そして、吐出部108の一回の射出におけるより長い時間の吐出か、吐出部108の一回の射出におけるより多くのノズル110の使用の、少なくともどちらか1つが射出の頻度の減少を補償する。いくつかの実施形態において、背圧の増加を補償するために、頻度は減少されないが、代わりに射出時間又は使用されるノズル110の数が増加される。この方法により、気流120の所定量の空気あたりの吐出部108から送出される流体116の総量が維持され、蒸気流122内の流体104の用量がより良く維持される。
【0023】
ある実施形態において、リザーバ102が比較的に満たされているときはノズル110の全てを用いず、これにより時間の経過により射出頻度が減少しても用量(蒸気流122)が維持される。いくつかの実施形態において、ノズル110の使用は、単にノズル110のある単一のサブセットを使用するのではなく、使用可能なノズル110の全てに継続して使用を分配し、その後、射出頻度が減少するにつれ、ノズル110の固定のセットを加えるよう、制御部112により管理される。ノズル110のあるサブセットを始めから未使用のままとすることは、ノズル110に古い流体104を残しやすく、ノズル110の詰まりを引き起こす可能性がある。
【0024】
ノズル110の使用についての数あるアプローチのいずれも、様々な実施形態に実装可能であり、射出頻度に合わせるため必要となる、ノズル110の総数までのノズル110の無作為選択を含む。リザーバ102が空になるにつれ、背圧が(例えば)設計最大値に近づいたとき、制御部112内のドットカウンタは最低射出頻度を命令し、管理システムは(例えば)用量維持のため、全ノズル110の使用を命令する。最終的に、リザーバ102の流体104が空となる。
【0025】
[方法]
図2を参照し、本発明の一実施形態による方法200のフローチャートが図示されている。エントリポイントAから始まり、方法200はリザーバ102の消耗が判定されるブロック202に進む。上記に紹介したように、この消耗は、リザーバ102中の流体104の量の直接測定、リザーバ102内の圧力の測定、又は吐出部108によりこれまでに送出された流体104の液滴の数の測定といった、多種の異なる方法により判定できる。
【0026】
方法200は、その後、リザーバ102の流体104の減少に対する補償を判定するか否かを決める、いくつかの判定ブロック204、208、212を進む。例えば、ブロック204において、方法200は、ブロック206に示されるように、リザーバ102中の流体104の消耗に対する、流体104が送出されるノズル110の数を調整することによる補償を決定するかどうかを判定する。
【0027】
同様に、ブロック208において、方法200は、ブロック210に示されるように、リザーバ102中の流体104の消耗に対する、流体104が送出される吐出部108の射出頻度を調整することによる補償を決定するかどうかを判定する。最後に、ブロック212において、方法200は、ブロック210に示されるように、リザーバ102中の流体104の消耗に対し、流体104が送出されるノズル110の射出時間を調整することによる補償を決定するかどうかを判定する。
【0028】
各ケースにおいて、方法200は、ユーザ入力、予め設定されたプログラム、リザーバ102内の流体104のレベル、流体104の種類等のうちの1つ又はそれ以上に基づき、これら決定のうちの1つ又はそれ以上を実施するか否かを判定することができる。
【0029】
蒸気送達装置100は、ブロック218に示されるように、モジュール206、210、214により判定されたように調整を行うか否かを決める。もし、蒸気送達装置100が今回は調整を行わないと決めた場合、蒸気送達装置100の分析継続のため、方法はエントリポイントAに戻る。
【0030】
ブロック216において、方法200は、ブロック206、210.214のうちの1つ又はそれ以上において判定された補償を統合するか否かを判定する。例えば、処理のある時点では、ノズル110の数ではなく射出頻度を用いた補償を行うことが好ましく、処理の別の時点では、ノズル110の数と射出時間の組合せを用いた補償が好ましい可能性がある。これらの判定は、いくつかの実施形態において、ユーザ入力、予め設定されたプログラム、リザーバ102内の流体104のレベル、流体104の種類等のうちの1つ又はそれ以上に基づき成される。
【0031】
所望の統合が成されると、ブロック220にて1つ又はそれ以上の調整が行われ、方法200はその後、蒸気送達装置100の分析継続のため再度Aに進む。
【0032】
上記の本発明の実施形態の明細書は、図解と説明を目的としたものであり、開示された正確な形式にて本発明を網羅又は限定することを意図していない。上記の教示を考慮した明らかな改変や変形が可能である。実施形態は、本発明の原理とその実用的な応用の図解を提供するため選択され、説明されており、これにより当業者に、特定の意図された使用に適するよう、様々な改変を伴い、様々な実施形態に本発明を利用することを可能とする。そのような改変や変形の全ては、添付されたクレームが公正に、法的に、公平に権利を与えられた幅に基づき解釈されたとき、該クレームにより定められる本発明の範囲内にある。
【産業上の利用可能性】
【0033】
本開示は、流体の所定用量を維持できる蒸気送達装置及び蒸気送達方法に関する。
【符号の説明】
【0034】
100:蒸気送達装置
102:リザーバ
104:流体
106:媒体
108:吐出部
109:流路
110:ノズル
111:抵抗加熱パッド又は圧電素子
112:制御部
113:泡箱
114:電源
116:流体
118:フラッシュ加熱部
120:気流
122:蒸気流
200:方法
202~220:ブロック
図1
図2