(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-03-07
(45)【発行日】2022-03-15
(54)【発明の名称】電動圧縮機
(51)【国際特許分類】
F04B 39/00 20060101AFI20220308BHJP
【FI】
F04B39/00 106Z
(21)【出願番号】P 2018244242
(22)【出願日】2018-12-27
【審査請求日】2021-03-19
(73)【特許権者】
【識別番号】000003218
【氏名又は名称】株式会社豊田自動織機
(74)【代理人】
【識別番号】110001195
【氏名又は名称】特許業務法人深見特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】木下 雄介
(72)【発明者】
【氏名】江波 慎吾
(72)【発明者】
【氏名】矢野 順也
【審査官】岸 智章
(56)【参考文献】
【文献】特開2015-040548(JP,A)
【文献】特開2016-019435(JP,A)
【文献】特開2005-036773(JP,A)
【文献】特開2015-028315(JP,A)
【文献】特開2018-105281(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F04B 39/00
F04C 29/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
導電性を有する材料からなり、圧縮機構を駆動するモータを収容するモータハウジングと、
前記モータに給電するインバータ装置と、
前記モータハウジングとともに前記インバータ装置を収容する空間を形成するカバーと、
前記カバーを前記モータハウジングに固定する締結部材と、を備え、
前記インバータ装置は、
回路パターンが形成された基板と、
前記基板に実装された電子部品と、
絶縁材料からなり、前記電子部品を収容するとともに前記基板を支持するホルダーと、
前記ホルダーと一体的に形成されるとともに前記回路パターンに電気的に接続されており、前記モータハウジングに電気的に接続されるように配置されたバスバーと、
前記締結部材を挿通させた状態で前記カバーと前記バスバーとの間に介在するように配置された筒状部材と、を有し、
前記筒状部材は、前記締結部材による締付け力によって前記バスバーを前記モータハウジングに向けて押圧する、電動圧縮機。
【請求項2】
前記バスバーは、
前記回路パターンにハンダにより接続される被接続部と、
前記筒状部材と前記モータハウジングとの間に配置されており、前記筒状部材に押圧される被押圧部と、を有する、請求項1に記載の電動圧縮機。
【請求項3】
前記被接続部は、前記締結部材の締結方向と平行な方向に延びる形状を有し、
前記被押圧部は、前記締結部材の締結方向と直交する方向に延びる形状を有する、請求項2に記載の電動圧縮機。
【請求項4】
前記筒状部材は、
前記締結部材を挿通させる筒部と、
前記筒部における前記カバー側の端部から前記筒部の径方向の外向きに張り出す鍔部と、を有し、
前記ホルダーは、前記鍔部と前記バスバーとの間に介在する介在部をさらに有する、請求項1から3のいずれかに記載の電動圧縮機。
【請求項5】
前記筒状部材は、前記締結部材を挿通させる筒部を有し、
前記ホルダーは、前記筒部の外周面に接する状態で前記カバーと前記バスバーとの間に介在する介在部をさらに有し、
前記筒部の外周面には、粗面加工が施されている、請求項1から3のいずれかに記載の電動圧縮機。
【請求項6】
前記カバーは、導電性を有する材料からなり、
前記筒状部材は、導電性を有する材料からなる、請求項1から5のいずれかに記載の電動圧縮機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、電動圧縮機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、車両の空気調和装置に用いられる電動圧縮機が知られている。たとえば、特開2004-228126号公報(以下、「特許文献1」という。)には、シールドがインサート形成された枠状の樹脂部材に回路基板が配置され、さらに樹脂部材がモータハウジングに組み付けられつつ、シールドが回路基板のグランドパターンとモータハウジングとを電気的に接続している電動圧縮機が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載される電動圧縮機では、回路基板に実装されたパワートランジスタやコンデンサなどの電子部品がモータハウジングの外周面に当接するよう配置されている。このため、基板に対する電子部品の相対変位の抑制が十分ではなく、耐震性に問題がある。
【0005】
一方、近年、車両に搭載される電子機器の増加等に伴い、EMC等の規格が厳しくなってきている。このため、インバータ装置には、より確実なノイズ対策が求められる。
【0006】
本発明の目的は、インバータ装置における耐震性を向上することとノイズの低減との双方を達成可能な電動圧縮機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明に従った電動圧縮機は、導電性を有する材料からなり、圧縮機構を駆動するモータを収容するモータハウジングと、前記モータに給電するインバータ装置と、前記モータハウジングとともに前記インバータ装置を収容する空間を形成するカバーと、前記カバーを前記モータハウジングに固定する締結部材と、を備える。前記インバータ装置は、回路パターンが形成された基板と、前記基板に実装された電子部品と、絶縁材料からなり、前記電子部品を収容するとともに前記基板を支持するホルダーと、前記ホルダーと一体的に形成されるとともに前記回路パターンに電気的に接続されており、前記モータハウジングに電気的に接続されるように配置されたバスバーと、前記締結部材を挿通させた状態で前記カバーと前記バスバーとの間に介在するように配置された筒状部材と、を有する。前記筒状部材は、前記締結部材による締付け力によって前記バスバーを前記モータハウジングに向けて押圧する。
【0008】
本電動圧縮機では、電子部品を収容するホルダーが基板を支持しており、そのホルダーと一体的に形成されたバスバーが基板の回路パターンに接続されているため、電子部品の基板に対する相対変位を抑制し耐震性を向上することが可能となる。さらに、本電動圧縮機では、締結部材の締付け力によって筒状部材がバスバーをモータハウジングに向けて押圧するため、バスバーがモータハウジングに電気的に強固に接続される。このため、回路パターンに電気的に接続されたバスバーを介して基板で発生したノイズがモータハウジングへ有効に流れる。よって、本電動圧縮機では、インバータ装置における耐震性を向上することとノイズの低減との双方が達成される。
【0009】
また、前記バスバーは、前記回路パターンにハンダにより接続される被接続部と、前記筒状部材と前記モータハウジングとの間に配置されており、前記筒状部材に押圧される被押圧部と、を有していてもよい。
【0010】
この場合において、前記被接続部は、前記締結部材の締結方向と平行な方向に延びる形状を有し、前記被押圧部は、前記締結部材の締結方向と直交する方向に延びる形状を有することが好ましい。
【0011】
この態様では、締結部材の締結方向と平行な方向における基板やホルダーの寸法公差を被接続部と回路パターンとの接続箇所で吸収することが可能となる。
【0012】
また、前記筒状部材は、前記締結部材を挿通させる筒部と、前記筒部における前記カバー側の端部から前記筒部の径方向の外向きに張り出す鍔部と、を有し、前記ホルダーは、前記鍔部と前記バスバーとの間に介在する介在部をさらに有していてもよい。
【0013】
この態様では、筒部のみならず鍔部および介在部を介しても締結部材による締付け力がバスバーに作用するため、バスバーが強固にモータハウジングに接続される面積が増大する。
【0014】
また、前記筒状部材は、前記締結部材を挿通させる筒部を有し、前記ホルダーは、前記筒部の外周面に接する状態で前記カバーと前記バスバーとの間に介在する介在部をさらに有し、前記筒部の外周面には、粗面加工が施されていてもよい。
【0015】
この態様でも、筒部のみならず介在部を介しても締結部材による締付け力がバスバーに作用するため、バスバーが強固にモータハウジングに接続される面積が増大する。
【0016】
また、前記カバーは、導電性を有する材料からなり、前記筒状部材は、導電性を有する材料からなることが好ましい。
【0017】
このようにすれば、筒状部材およびバスバーを介してカバーからモータハウジングに至るアース経路が確保される。
【発明の効果】
【0018】
以上に説明したように、この発明によれば、インバータ装置における耐震性を向上することとノイズの低減との双方を達成可能な電動圧縮機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【
図1】本発明の一実施形態の電動圧縮機を概略的に示す断面図である。
【
図2】
図1に示される電動圧縮機のバスバーおよび筒状部材の近傍を概略的に示す図である。
【
図3】
図1に示される電動圧縮機の変形例のバスバーおよび筒状部材の近傍を概略的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
【0021】
図1は、本発明の一実施形態の電動圧縮機を概略的に示す断面図である。
図2は、
図1に示される電動圧縮機のバスバーおよび筒状部材の近傍を概略的に示す図である。本実施形態の電動圧縮機1は、車両の空気調和装置等に用いられる。
【0022】
図1および
図2に示されるように、電動圧縮機1は、ハウジング10と、圧縮機構20と、モータ30と、カバー40と、締結部材80と、インバータ装置100と、を有している。
【0023】
ハウジング10は、圧縮機構20やモータ30を収容している。ハウジング10は、導電性を有する材料(アルミニウム等)からなる。ハウジング10は、モータハウジング12と、吐出ハウジング16と、を有している。
【0024】
モータハウジング12は、ハウジング本体13と、接続部14と、を有している。
【0025】
ハウジング本体13は、圧縮機構20やモータ30を収容している。ハウジング本体13内には、ハウジング本体13外から吸入ポート(図示略)を通じて作動媒体が流入する。
【0026】
接続部14は、ハウジング本体13に接続されている。接続部14は、締結部材80を接続する部位である。
【0027】
圧縮機構20は、ハウジング本体13内に収容されている。圧縮機構20は、ハウジング本体13内に流入した作動媒体を圧縮する。圧縮機構20には、シャフト22が接続されている。
【0028】
吐出ハウジング16は、ハウジング本体13にボルト等により接続されている。吐出ハウジング16には、圧縮機構20から吐出された作動媒体を吐出する吐出ポートが設けられている。
【0029】
モータ30は、圧縮機構20を駆動する。モータ30は、ハウジング本体13内に配置されたステータコイル32と、ステータコイル32の内側に配置されたロータ34と、を有している。モータ30は、シャフト22を回転させることにより、圧縮機構20を駆動する。
【0030】
カバー40は、モータハウジング12とともにインバータ装置100を収容するインバータ装置収容空間Sを形成している。カバー40は、金属からなる。カバー40は、天板42と、周壁44と、を有している。
【0031】
天板42は、ハウジング本体13とシャフト22の軸方向に対向する位置に配置されている。天板42は、平板状に形成されている。
【0032】
周壁44は、天板42の外縁部からモータハウジング12に向かって延びるとともに、シャフト22の中心軸と平行な軸周りに連続的につながる形状を有している。周壁44は、接続部14に外嵌されている。周壁44と接続部14とに間には、シール材が設けられている。
【0033】
締結部材80は、カバー40をモータハウジング12の接続部14に固定する部材である。本実施形態では、接続部14に雌ねじ部が設けられており、締結部材80として、その雌ねじ部に螺合するボルトが用いられている。具体的に、締結部材80は、天板42の外側面にシールワッシャ82を介して接する頭部と、接続部14の雌ネジ部に螺合する雄ねじ部を有する軸部と、を有している。
【0034】
インバータ装置100は、モータ30に給電する。インバータ装置100は、インバータ装置収容空間Sに収容されている。インバータ装置100は、基板110と、電子部品120と、ホルダー130と、バスバー140と、筒状部材150と、を有している。
【0035】
基板110には、回路パターンが形成されている。基板110は、シャフト22の中心軸と直交する姿勢で配置されている。
【0036】
電子部品120は、基板110に実装されている。本実施形態では、基板110には、電子部品120として、IPM121やコンデンサ122等が実装されている。コンデンサ122は、放熱部材123を介してハウジング本体13に接触している。
【0037】
基板110には、高電圧用コネクタ124や低電圧用コネクタ125が接続されている。高電圧用コネクタ124および低電圧用コネクタ125は、天板42の外側面に取付けられている。
【0038】
ホルダー130は、絶縁材料からなる。本実施形態では、ホルダー130は、樹脂からなる。ホルダー130は、電子部品120(コンデンサ122や図示しないコイル)を収容している。なお、
図1および
図2では、説明のため、ホルダー130の一部が省略されている。ホルダー130は、基板110を支持している。具体的に、ホルダー130は、基板110を支持する支持部132を有している。支持部132は、基板110の厚さ方向において基板110を基準として天板42が位置する側とは反対側から基板110を支持している。
【0039】
バスバー140は、基板110の回路パターンに電気的に接続されている。バスバー140は、ホルダー130に一体的に形成されている。本実施形態では、バスバー140は、ホルダー130にインサート成形されている。バスバー140は、モータハウジング12に当接しかつ電気的に接続されるように配置されている。これにより、バスバー140を介して基板110からモータハウジング12に至るアース経路が確保される。なお、
図1および
図2では、一の箇所で基板110とモータハウジング12とを接続するバスバー140が示されているが、本実施形態の電動圧縮機1は、前記一の箇所とは異なる箇所で基板110とモータハウジング12とを接続するバスバー140を有している。バスバー140は、被接続部142と、被押圧部144と、を有している。
【0040】
被接続部142は、基板110の回路パターンにハンダで接続されている。より具体的には、被接続部142は、回路パターンのうちのグランドパターンにハンダで接続されている。被接続部142は、締結部材80の締結方向と平行な方向に沿って延びる形状を有している。本実施形態では、被接続部142は、基板110を貫通した状態で回路パターンにハンダで接続されている。被接続部142は、板状に形成されている。
【0041】
被押圧部144は、モータハウジング12の接続部14に当接しかつ電気的に接続されるように配置されている。被押圧部144は、締結部材80の締結方向と直交する方向に延びる形状を有している。被押圧部144は、板状に形成されている。
【0042】
筒状部材150は、締結部材80を挿通させた状態でカバー40とバスバー140との間に介在するよう配置されており、バスバー140をモータハウジング12に向けて押圧するための部材である。具体的に、筒状部材150は、締結部材80による締付け力によって被押圧部144を接続部14に向けて押圧する。筒状部材150は、ホルダー130と一体的に形成されている。本実施形態では、筒状部材150は、ホルダー130にインサート成形されている。筒状部材150は、金属からなる。
【0043】
筒状部材150は、筒部152を有している。筒部152は、締結部材80の挿通を許容する形状を有している。具体的に、筒部152は、円筒状に形成されている。筒部152の一方側(
図2における上側)の端部は、カバー40の天板42に接している。ただし、筒部152と天板42との間に金属からなる部材(スペーサなど)が介在していてもよい。筒部152の他方側(
図2における下側)の端部は、被押圧部144に接している。
【0044】
以上に説明したように、本電動圧縮機1では、電子部品120を収容するホルダー130が基板110を支持しており、そのホルダー130と一体的に形成されたバスバー140が基板110の回路パターンに接続されているため、電子部品120の基板110に対する相対変位を抑制し耐震性を向上することが可能となる。さらに、本電動圧縮機1では、締結部材80の締付け力によって筒状部材150がバスバー140をモータハウジング12に向けて押圧するため、バスバー140がモータハウジング12に電気的に強固に接続される。このため、回路パターンに接続されたバスバー140を介して基板110で発生したノイズがモータハウジング12へ有効に流れる。よって、本電動圧縮機1では、インバータ装置100における耐震性を向上することとノイズの低減との双方が達成される。
【0045】
また、本実施形態では、被接続部142は、締結部材80の締結方向と平行な方向に延びる形状を有し、被押圧部144は、締結部材80の締結方向と直交する方向に延びる形状を有している。このため、締結部材80の締結方向と平行な方向における基板110やホルダー130の寸法公差を被接続部142と回路パターンとの接続箇所で吸収することが可能となる。
【0046】
また、カバー40および筒状部材150が導電性を有する材料からなるため、筒状部材150およびバスバー140を介してカバー40からモータハウジング12に至るアース経路が確保される。
【0047】
なお、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
【0048】
例えば、
図3に示されるように、筒状部材150は、鍔部154をさらに有し、ホルダー130は、介在部134をさらに有していてもよい。
【0049】
鍔部154は、筒部152における天板42側(
図3における上側)の端部から筒部152の径方向の外向きに張り出す形状を有している。鍔部154は、円環状に形成されている。
【0050】
介在部134は、鍔部154と被押圧部144との間に介在している。介在部134は、筒部152を包囲する円筒状に形成されている。筒部152の外周面には、当該筒部152とホルダー130との結合を強固にするよう粗面加工が施されることが好ましい。
【0051】
この態様では、筒部152のみならず鍔部154および介在部134を介しても締結部材80による締付け力がバスバー140に作用するため、バスバー140が強固にモータハウジング12に接続される面積が増大する。
【0052】
あるいは、
図3に示される態様から鍔部154が省略され、介在部134は、天板42と被押圧部144との間に介在するとともに、筒部152に接触しかつ筒部152を包囲する円筒状に形成されていてもよい。この場合において、筒部152の外周面には、粗面加工が施される。この態様でも、上記と同様の効果が得られる。
【0053】
また、インバータ装置100は、基板110の回路パターンとモータハウジング12の接続部14とを接続するバスバー140の他、基板110の回路パターンとは異なるダミーパターンと接続部14とを接続する制振専用のバスバー(図示略)を有していてもよい。
【0054】
また、筒状部材150は、ホルダー130にインサート成形されるのではなく、ホルダー130への嵌合によってホルダー130と一体化されてもよい。この態様において、筒部152の外周面には、ホルダー130との結合を強固にするよう粗面加工が施されることが好ましい。
【0055】
また、複数のバスバー140のうち一部が回路パターンと電気的に接続されていなくてもよい。例えば、一部のバスバー140が、基板110に回路パターンと一緒に形成されつつ回路パターンから離間した導電層とハンダにより接続されていてもよい。このようなバスバーは、アース経路としては機能しないが、基板110とホルダー130とを物理的に結合するため、基板に対する電子部品の相対変異が充分抑制され、インバータ装置100の耐震性が向上する。
【符号の説明】
【0056】
1 電動圧縮機、10 ハウジング、12 モータハウジング、13 ハウジング本体、14 接続部、16 吐出ハウジング、20 圧縮機構、22 シャフト、30 モータ、32 ステータコイル、34 ロータ、40 カバー、42 天板、44 周壁、80 締結部材、100 インバータ装置、110 基板、120 電子部品、130 ホルダー、132 支持部、134 介在部、140 バスバー、142 被接続部、144 被押圧部、150 筒状部材、152 筒部、154 介在部、S インバータ装置収容空間。