(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-03-09
(45)【発行日】2022-03-17
(54)【発明の名称】ビデオ処理方法、装置、端末および媒体
(51)【国際特許分類】
H04N 5/91 20060101AFI20220310BHJP
H04N 21/854 20110101ALI20220310BHJP
H04N 21/8549 20110101ALI20220310BHJP
H04N 5/262 20060101ALI20220310BHJP
H04N 5/265 20060101ALI20220310BHJP
【FI】
H04N5/91
H04N21/854
H04N21/8549
H04N5/262 050
H04N5/265
(21)【出願番号】P 2020549860
(86)(22)【出願日】2018-12-28
(86)【国際出願番号】 CN2018124784
(87)【国際公開番号】W WO2020062685
(87)【国際公開日】2020-04-02
【審査請求日】2020-06-09
(31)【優先権主張番号】201811162074.X
(32)【優先日】2018-09-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】518031631
【氏名又は名称】北京微播視界科技有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Microlive Vision Technology Co., Ltd
【住所又は居所原語表記】Room 408, 4F No.51, Zhichun Road, Haidian District Beijing 100080 China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】▲韓▼ 旭
(72)【発明者】
【氏名】王 海▲てぃーん▼
(72)【発明者】
【氏名】付 平非
【審査官】鈴木 隆夫
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2015/0341591(US,A1)
【文献】中国特許出願公開第108521866(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 5/91
H04N 21/854
H04N 21/8549
H04N 5/262
H04N 5/265
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
連続するビデオの放送速度の第1の編集パラメータ、および少なくとも1つのターゲットビデオセグメントのうち各ターゲットビデオセグメントの放送速度の第2の編集パラメータを取得し、前記連続するビデオは、少なくとも2つのビデオセグメントにより合成され、前記少なくとも1つのターゲットビデオセグメントは、前記少なくとも2つのビデオセグメントのうちの少なくとも1つのビデオセグメントを含むことと、
前記第1の編集パラメータ、および各ターゲットビデオセグメントに対応する第2の編集パラメータに基づき、各ビデオセグメントのターゲット放送速度を算出することと、
各ビデオセグメントのターゲット放送速度に基づき、前記少なくとも2つのビデオセグメントを、予め設定された期間に合致するターゲットビデオに合成することと、を含
み、
前記第1の編集パラメータ、および各ターゲットビデオセグメントに対応する第2の編集パラメータに基づき、各ビデオセグメントのターゲット放送速度を算出することは、
前記第1の編集パラメータ、および各ターゲットビデオセグメントに対応する第2の編集パラメータに対して論理演算をし、論理演算した結果を前記各ターゲットビデオセグメントのターゲット放送速度とすることと、
前記第1の編集パラメータを、前記少なくとも2つのビデオセグメントのうち前記少なくとも1つのターゲットビデオセグメント以外の他のビデオセグメントのターゲット放送速度とすることと、を含む、
ビデオ処理方法。
【請求項2】
各ビデオセグメントのターゲット放送速度は、前記各ビデオセグメントのうちの画像データの放送速度およびオーディオデータの放送速度を含む、請求項
1に記載のビデオ処理方法。
【請求項3】
ビデオ選択インターフェースにおいてトリガーされたビデオ多重選択要求に応答し、選択された前記少なくとも2つのビデオセグメントを取得し、前記ビデオ選択インターフェースは、ビデオ撮影インターフェースまたは詳細インターフェースから切り替えられて表示することをさらに含む、請求項1
又は2に記載のビデオ処理方法。
【請求項4】
前記連続するビデオの期間が、前記ターゲットビデオの期間以上である、請求項1~
3のいずれか一項に記載のビデオ処理方法。
【請求項5】
連続するビデオの放送速度の第1の編集パラメータ、および少なくとも1つのターゲットビデオセグメントのうち各ターゲットビデオセグメントの放送速度の第2の編集パラメータを取得し、前記連続するビデオは、少なくとも2つのビデオセグメントにより合成され、少なくとも1つのターゲットビデオセグメントは、前記少なくとも2つのビデオセグメントのうちの少なくとも1つのビデオセグメントを含むように構成される編集操作取得モジュールと、
前記第1の編集パラメータ、および各ターゲットビデオセグメントに対応する第2の編集パラメータに基づき、各ビデオセグメントのターゲット放送速度を算出するように構成されるビデオセグメント編集モジュールと、
各ビデオセグメントのターゲット放送速度に基づき、前記少なくとも2つのビデオセグメントを予め設定された期間に合致するターゲットビデオに合成するように構成されるビデオ合成モジュールと、を含
み、
前記ビデオセグメント編集モジュールは、
前記第1の編集パラメータ、および各ターゲットビデオセグメントに対応する第2の編集パラメータに対して論理演算をし、論理演算した結果を前記各ターゲットビデオセグメントのターゲット放送速度とするように構成される第1のビデオセグメント編集ユニットと、
前記第1の編集パラメータを、前記少なくとも2つのビデオセグメントのうち前記少なくとも1つのターゲットビデオセグメント以外の他のビデオセグメントのターゲット放送速度とするように構成される第2のビデオセグメント編集ユニットと、を含む、
ビデオ処理装置。
【請求項6】
各ビデオセグメントのターゲット放送速度は、前記各ビデオセグメントのうちの画像データの放送速度およびオーディオデータの放送速度を含む、請求項
5に記載のビデオ処理装置。
【請求項7】
少なくとも1つのプロセッサと、
少なくとも1つのプログラムを記憶するように構成されるメモリーと、を含む、
端末であって、
前記少なくとも1つのプログラムが前記少なくとも1つのプロセッサにより実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサは、請求項1~
4のいずれか一項に記載のビデオ処理方法を実現する、
端末。
【請求項8】
コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体であって、
前記コンピュータプログラムは、プロセッサにより実行されると、請求項1~
4のいずれか一項に記載のビデオ処理方法を実現する、
コンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、2018年09月30日に中国特許庁へ出願された出願番号201811162074.Xの中国特許出願に対して優先権の利益を主張するものであり、当該出願の内容のすべてが本発明に援用される。
【0002】
本発明は、インターネット技術分野に関し、例えば、ビデオ処理方法、装置、端末および媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
ネットワーク技術の発展に伴い、ビデオインタラクティブアプリケーションは、人々の日常生活で非常に人気がある。
【0004】
ビデオインタラクティブアプリケーションを適用するインターネット企業にとって、ユーザのニーズを満たしながら、ユーザへ満足している製品エクスペリエンスを提供することは、企業の競争力を維持するために無視できない重要な要素となっている。幅広いユーザ群体に対して、ビデオインタラクティブアプリケーションは、例えば滑稽さ、ユーモア、科学、時事、および生活などの様々なビデオリソースをユーザへ提供することをサポートしながら、ユーザがいつでもどこでも異なるスタイルのビデオを撮影することをサポートし、且つ、複数の特殊効果を追加したり、異なるタイプのバックグランドミュージックなどを設定したりすることができる。
【0005】
しかしながら、関連技術におけるビデオインタラクティブアプリケーションソフトウェアは、ビデオを複数回編集する処理過程で、ビデオにおける情報の紛失を引き起こしやすい。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、ビデオ編集過程における情報の紛失を回避するために用いられるビデオ処理方法、装置、端末および媒体を提供する。
【0007】
本発明の実施例は、
連続するビデオの放送速度の第1の編集パラメータ、および少なくとも1つのターゲットビデオセグメントのうち各ターゲットビデオセグメントの放送速度の第2の編集パラメータを取得し、連続するビデオは、少なくとも2つのビデオセグメントにより合成され、少なくとも1つのターゲットビデオセグメントは、少なくとも2つのビデオセグメントのうちの少なくとも1つのビデオセグメントを含むことと、
第1の編集パラメータ、および各ターゲットビデオセグメントに対応する第2の編集パラメータに基づき、各ビデオセグメントのターゲット放送速度を算出することと、
各ビデオセグメントのターゲット放送速度に基づき、少なくとも2つのビデオセグメントを、予め設定された期間に合致するターゲットビデオに合成することと、を含むビデオ処理方法を提供する。
【0008】
本発明の実施例は、
連続するビデオの放送速度の第1の編集パラメータ、および少なくとも1つのターゲットビデオセグメントのうち各ターゲットビデオセグメントの放送速度の第2の編集パラメータを取得し、連続するビデオは、少なくとも2つのビデオセグメントにより合成され、少なくとも1つのターゲットビデオセグメントは、少なくとも2つのビデオセグメントのうちの少なくとも1つのビデオセグメントを含むように構成される編集操作取得モジュールと、
第1の編集パラメータ、および各ターゲットビデオセグメントに対応する第2の編集パラメータに基づき、各ビデオセグメントのターゲット放送速度を算出するように構成されるビデオセグメント編集モジュールと、
各ビデオセグメントのターゲット放送速度に基づき、少なくとも2つのビデオセグメントを予め設定された期間に合致するターゲットビデオに合成するように構成されるビデオ合成モジュールと、を含むビデオ処理装置をさらに提供する。
【0009】
本発明の実施例は、
1つまたは複数のプロセッサと、
1つまたは複数のプログラムを記憶するように構成されるメモリーと、を含む端末であって、
1つまたは複数のプログラムが1つまたは複数のプロセッサにより実行されると、1つまたは複数のプロセッサは、本発明のいずれかの実施例に記載のビデオ処理方法を実現する、端末をさらに提供する。
【0010】
本発明の実施例は、コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体であって、当該プログラムは、プロセッサにより実行されると、本発明のいずれかの実施例に記載のビデオ処理方法を実現する、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。
【0011】
本発明の実施例は、少なくとも2つのビデオセグメントにより合成された連続するビデオの放送速度の第1の編集パラメータ、および少なくとも2つのビデオセグメントのうちの少なくとも1つのビデオセグメントの放送速度の第2の編集パラメータを取得し、各ビデオセグメントのターゲット放送速度を算出し、さらに各ビデオセグメントのターゲット放送速度に基づいてターゲットビデオを合成することで、ビデオ編集過程で情報が紛失しやすいという問題を解決し、ビデオ情報の紛失を回避し、さらにユーザがビデオセグメントに基づいて完全なビデオを合成してビデオを共有するエクスペリエンスを向上させるとともに、ビデオインタラクティブアプリケーション自身に基づいてビデオ編集操作をサポートし、ビデオ編集過程を簡素化し、ビデオ編集の難易度および複雑度を低下させ、ビデオ編集の利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】本発明の実施例に係るビデオ処理方法のフローチャートである。
【
図2】本発明の実施例に係るビデオ選択インターフェースの模式図である。
【
図3】本発明の実施例に係るビデオプレビューエリアが配置されているビデオ編集インターフェースの模式図である。
【
図4】本発明の実施例に係る別のビデオ処理方法のフローチャートである。
【
図5】本発明の実施例に係るビデオ処理装置の構造模式図である。
【
図6】本発明の実施例に係る端末のハードウェアの構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下は、図面および実施例を結び付けて本発明について説明する。ここで記載される具体的な実施例は、本発明を解釈するために過ぎず、本発明を限定するためのものではない。また、説明の便宜上、図面において、全部の構造ではなく、本発明に関連する一部のみが示されている。
【0014】
実施例
【0015】
図1は、本発明の実施例に係るビデオ処理方法のフローチャートである。本実施例は、ビデオを処理する場合、例えば、ビデオ合成過程で放送速度を複数回編集する場合に適用されてもよい。当該方法は、ビデオ処理装置により実行されてもよく、当該装置は、ソフトウェアおよび/またはハードウェアで実現され、スマートフォン、パソコンおよびアップルタブレット(ipad)などのネットワーク通信機能を有する任意の端末に配置されてもよい。
【0016】
図1に示すように、本発明の実施例に係るビデオ処理方法は、以下のステップを含んでもよい。
【0017】
S110:連続するビデオの放送速度の第1の編集パラメータ、および少なくとも1つのターゲットビデオセグメントのうち各ターゲットビデオセグメントの放送速度の第2の編集パラメータを取得し、そのうち、連続するビデオは、少なくとも2つのビデオセグメントにより合成され、少なくとも1つのターゲットビデオセグメントは、少なくとも2つのビデオセグメントのうちの少なくとも1つのビデオセグメントを含む。
【0018】
ビデオインタラクティブアプリケーションを用いてビデオを合成する過程で、ユーザは、ビデオインタラクティブアプリケーションのビデオ選択インターフェースによってビデオを合成するための複数のビデオセグメントを選択し、当該ビデオセグメントは、ユーザ端末の現地のビデオリソースである。ビデオインタラクティブアプリケーションは、ユーザによるビデオ選択操作を検出した後、ユーザにより選択されたビデオセグメントをリアルタイム取得する。ユーザによるビデオセグメントに対する選択操作が終了した後、ビデオインタラクティブアプリケーションは、直接的にビデオ選択インターフェースからビデオ編集インターフェースに切り換えられてもよい。ビデオ編集インターフェースにおいて、ユーザは、各ビデオセグメントを編集対象とするか、或は、初歩的に合成された連続するビデオを編集対象として放送速度の編集操作を行うことができ、編集した後、編集効果をプレビューすることもできる。端末より取得した放送速度の編集パラメータは、ユーザによる具体的な編集操作を説明するために用いられ、編集操作と編集対象(連続するビデオまたはビデオセグメント)との対応関係、および編集速度値を含む。一実施例において、ユーザは、ビデオ編集インターフェースにおいて、トリミング、解像度の編集、放送画面の旋回、ビデオの削除、および表示特殊効果の追加のうちの少なくとも1種の編集操作をさらに行うことができる。
【0019】
図2は、例示として、本実施例に係るビデオ選択インターフェースの模式図を示している。
図3は、例示として、本実施例に係るビデオプレビューエリアが配置されているビデオ編集インターフェースの模式図を示している。ビデオ編集インターフェースは、直接的にビデオ選択インターフェースから切り換えられて移行してもよい。
図3に示すように、ビデオ編集インターフェースは、ビデオプレビューエリア31、ビデオトリミングエリア32およびビデオセグメントエリア33を含む。そのうち、ビデオプレビューエリア31は、ビデオ編集過程においてビデオ編集効果をプレビューし、例えば、初歩的に合成された連続するビデオの編集効果または単一のビデオセグメントの編集効果をプレビューするために用いられる。ビデオトリミングエリア32の左右両側におけるハンドルは、プレビューされたビデオの期間の調整を実現するように、ユーザによるドラッグに従って移動することができる。ビデオトリミングエリア32内のポインタは、ビデオの放送をプレビューすることに従って移動する。ビデオセグメントエリア33は、ユーザにより選択された複数のビデオセグメントを展示し、当該エリアにおいて左右にスライドすることにより、ユーザにより選択されたすべてのビデオセグメントを確認することができる。ビデオ編集インターフェースのエッジ位置、またはビデオプレビューエリア31とビデオトリミングエリア32との間のキャップは、いずれもトリミングコントロール、放送速度編集コントロール、解像度編集コントロールなどの編集コントロールを配置するために用いられてもよい。
【0020】
本実施例において、放送速度の第1の編集パラメータおよび放送速度の第2の編集パラメータに対応する編集操作の間に厳しい前後順番がなく、すなわち、ユーザは、任意の順番で連続するビデオに対する全体的な編集操作および単一のビデオセグメントに対する独立する編集操作を実行することができる。
【0021】
S120:第1の編集パラメータ、および各ターゲットビデオセグメントに対応する第2の編集パラメータに基づき、各ビデオセグメントのターゲット放送速度を算出する。
【0022】
ビデオインタラクティブアプリケーションは、第1の編集パラメータ、および各ターゲットビデオセグメントに対応する第2の編集パラメータを取得し、編集パラメータを統計し、種類分けするにより、各編集操作をビデオセグメントに対応付け、各ビデオセグメントの最終の放送速度であるターゲット放送速度を統計することができる。
【0023】
S130:各ビデオセグメントのターゲット放送速度に基づき、少なくとも2つのビデオセグメントを予め設定された期間に合致するターゲットビデオに合成する。
【0024】
放送速度を複数回編集して各ビデオセグメントに対するターゲット放送速度を得た後、各ビデオセグメントの元のビデオデータを基に、各ビデオセグメントに対して一次的な放送速度編集を行い、さらに、編集された複数のビデオセグメントに基づいて期間が予め設定されたビデオ期間以上のターゲットビデオを合成する。
【0025】
一実施例において、連続するビデオの期間は、ターゲットビデオの期間以上である。即ち、連続するビデオが1つの遷移の中間ビデオドキュメントに相当するため、ユーザは、連続するビデオを基に、編集操作を行ってターゲットビデオを得ることができる。例えば、連続するビデオ期間が予め設定された期間よりも大きければ、ビデオのトリミングによって期間要求に合致するターゲットビデオを得ることができる。
【0026】
また、ビデオインタラクティブアプリケーション自身は、放送速度編集などの複数種のビデオ編集操作をサポートすることができるため、ユーザは、ビデオを合成する過程で他のビデオ合成ツール、例えばビデオを合成するサードパーティのアプリケーションを用いる必要がない。そのため、ビデオ編集過程を簡素化し、ビデオ編集の難易度および複雑度を低下させ、ビデオ編集の利便性を向上させることができる。
【0027】
一実施例において、上記技術方案に加えて、当該方法は、ビデオ選択インターフェースにおいてトリガーされた(引き起こされた)ビデオ多重選択要求に応答し、選択された少なくとも2つのビデオセグメントを取得し、そのうち、ビデオ選択インターフェースは、ビデオ撮影インターフェースまたは詳細インターフェースから切り換えられて表示することをさらに含む。一実施例において、ビデオ選択インターフェースは、ユーザがビデオ撮影インターフェースまたは詳細インターフェースにおける特定の標識をトリガーすることによって表示する。詳細インターフェースは、オーディオ詳細インターフェースおよびビデオ詳細インターフェースなどの他の情報の詳細インターフェースを含む。
【0028】
ユーザは、端末におけるビデオインタラクティブアプリケーションをスタートさせた後、ビデオインタラクティブアプリケーションのビデオ撮影インターフェースまたはミュージック詳細インターフェースにおける特定の標識、例えばアップロード標識または共有標識をトリガーし、現在のインターフェースからビデオ選択インターフェースに切り換えることができる。当該ビデオ選択インターフェースは、ユーザによる選択を容易にするために、端末の現地のビデオセグメントを同期に表示することができる。一実施例において、ビデオ選択インターフェースは、ミュージック詳細インターフェースから切り換えて移行すれば、ユーザは、当該ミュージック詳細ページにおけるオーディオを合成ビデオのバックグランドミュージックとすることができる。
【0029】
ユーザがビデオ多重選択要求をトリガーした後、ビデオインタラクティブアプリケーションは、ユーザにより選択されたビデオセグメントの情報を取得しながら、ユーザがビデオセグメントを選択する選択順番を記録し、ビデオを合成する時に、ユーザによる選択順番に基づいてビデオを合成する。本実施例において、ビデオを合成する過程で、ユーザにより定義されるビデオセグメントの排列順番に応じてビデオを合成してもよい。
【0030】
ユーザによる選択過程で、ユーザは、当該ビデオセグメントを選択するか否かを決定するために、ビデオ選択インターフェースにおけるビデオサムネイル位置をタッチしてビデオプレビューをすることができる。一実施例において、ユーザにより選択されたビデオセグメントの期間は、期間の閾値以上であり、すなわち期間の閾値は、ユーザにより選択可能な有効的なビデオセグメントを決定する。例示的には、期間の閾値を3秒とした場合、ユーザにより選択されたビデオセグメントaの期間が2秒であると、提示ボックスをポップアップし(toastをポップアップし)、ユーザにより選択されたビデオセグメントaが無効であり、改めて選択する必要があると提示する。ユーザにより選択可能なビデオセグメントの数は、適切に設定され、例えば12として設定されてもよく、本実施例においてそれを限定しない。ユーザにより選択されたビデオセグメントの数が予め設定された数に達した場合、ビデオ選択インターフェースにおける他のビデオサムネイルは、白いマスクによりカバーされるとともに、ユーザの選択をサポートすることがない。
【0031】
図2に示すように、ビデオ選択インターフェースにおいて多重選択コントロール21が配置されており、ユーザは、ビデオ多重選択要求をトリガーした後、毎回、1つのビデオセグメントを選択する。当該ビデオセグメントに対応するビデオサムネイルの左上隅において番号が表示され、ユーザがビデオセグメントを選択する記録情報とする。本実施例において、多重選択コントロール21は、インターフェースエッジの任意の位置に配置されてもよい。
図2においては、例示として、多重選択コントロール21が左下方に配置される。
【0032】
ビデオ合成過程において、ビデオに対して放送速度編集が行われる以外、トリミング、解像度の編集、放送画面の旋回、ビデオの削除および表示特殊効果の追加のうちの少なくとも1種の編集操作が行われてもよい。上記編集操作は、合成された連続するビデオを編集対象として行われた全体的な編集、および各ビデオセグメントを編集対象として行われた独立する編集に関する。ビデオ編集の効果は、放送速度編集効果などを含み、いずれもビデオ編集インターフェースのビデオプレビューエリアによってユーザに展示されることができる。つまり、ユーザのビデオ編集操作が終了した後、ビデオインタラクティブアプリケーションは、編集操作に対応するビデオプレビュー効果を生成して、ユーザがプレビューしながら、端末のキャッシュに保存する。
【0033】
本発明の実施例は、まず、初歩的に合成された連続するビデオの放送速度の第1の編集パラメータ、および少なくとも1つのビデオセグメントの放送速度の第2の編集パラメータを取得した後、第1の編集パラメータおよび第2の編集パラメータに基づき、各ビデオセグメントのターゲット放送速度を算出し、最後に、各ビデオセグメントのターゲット放送速度に基づいてターゲットビデオを合成することで、ビデオ編集過程で情報が紛失しやすいという問題を解決し、始終に元のビデオセグメントに基づいて放送速度の編集が行われるようにビデオ情報の紛失を回避し、さらに、ユーザがビデオセグメントに基づいて完全なビデオを合成してビデオを共有するエクスペリエンスを向上させるとともに、ビデオインタラクティブアプリケーション自身が複数種のビデオ編集操作をサポートすることができ、ユーザがビデオを合成する過程で、他の専門的なビデオ合成ツールを用いる必要がないため、ビデオ編集の利便性を向上させ、ビデオ編集の難易度および複雑度を低下させることができる。
【0034】
図4は、本発明の実施例に係る他のビデオ処理方法のフローチャートである。上記実施例を基に説明する。
【0035】
図4に示すように、本発明の実施例に係るビデオ処理方法は、以下のステップを含んでもよい。
【0036】
S210:連続するビデオの放送速度の第1の編集パラメータ、および少なくとも1つのターゲットビデオセグメントのうち各ターゲットビデオセグメントの放送速度の第2の編集パラメータを取得し、そのうち、連続するビデオは、少なくとも2つのビデオセグメントにより合成され、少なくとも1つのターゲットビデオセグメントは、少なくとも2つのビデオセグメントのうちの少なくとも1つのビデオセグメントを含む。
【0037】
S220:第1の編集パラメータ、および各ターゲットビデオセグメントに対応する第2の編集パラメータに対して論理演算をし、論理演算した結果を前記各ターゲットビデオセグメントに対応するターゲット放送速度とする。
【0038】
ユーザは、連続するビデオに対して全体的な放送速度編集を行えば、連続するビデオに含まれるすべてのビデオセグメントに対して同様な放送速度編集操作を行うことに相当するため、放送速度と各ビデオセグメントとの対応関係に応じて、第1の編集パラメータおよび第2の編集パラメータに対して論理和演算をし、各ビデオセグメントに対応する放送速度編集操作の和を得、後続にビデオセグメントの元のビデオデータに応じてビデオセグメントを逐一に編集することができる。
【0039】
例示的には、ビデオセグメントAおよびBに対して、ユーザは、まず、ビデオセグメントAおよびBにより初歩的に合成された連続するビデオCに対して1/3倍速の調整を行った後、独立してビデオセグメントAに対して2倍速の調整を行う。ビデオインタラクティブアプリケーションは、ユーザの連続するビデオCに対する低速編集操作およびユーザのビデオセグメントAに対する快速編集操作をそれぞれ記録する。編集操作の論理演算により、2回の編集操作後、ビデオセグメントAのターゲット放送速度がビデオセグメントAの元の放送速度の2/3となり、ビデオセグメントBのターゲット放送速度がビデオセグメントBの元の放送速度の1/3となることを得ることができる。そして、ビデオセグメントAおよびビデオセグメントBの元のビデオデータを基に、2/3倍速の調整および1/3倍速の調整をそれぞれ行う。関連技術において、上記状況に対して、ビデオセグメントAの元のビデオデータを基にビデオセグメントAの最終の放送速度を得ることではなく、一回目の編集操作に対応する効果に加えて再度に編集し、すなわち1/3倍速のビデオセグメントAを基に2倍速の調整を行ってビデオセグメントAの最終の放送速度を得ることである。これにより、本実施例における方法は、ビデオ情報の紛失を回避することができるだけでなく、複数回編集する過程における情報の紛失程度の累加を回避することができるため、ビデオデータのフィデリティがより高くなる。
【0040】
S230:第1の編集パラメータを、前記少なくとも2つのビデオセグメントのうちターゲットビデオセグメント以外の他のビデオセグメントのターゲット放送速度とする。
【0041】
連続するビデオに含まれるビデオセグメントは、いずれも再度に放送速度編集を行うことではない。一回だけの放送速度編集を行ったビデオセグメントに対して、当該ビデオセグメントのターゲット放送速度は、編集された連続するビデオの放送速度である。本実施例において、操作S220および操作S230同士に厳しい実行順番の限定がなく、
図2に示す実行順番例を、本発明に対する限定と見なすべきではない。
【0042】
一実施例において、各ビデオセグメントのターゲット放送速度は、前記各ビデオセグメントのうちの画像データの放送速度およびオーディオデータの放送速度を含む。本実施例における編集パラメータの論理演算は、同時にビデオにおける画像データおよびオーディオデータに適用されるため、ビデオ編集過程における画像データおよびオーディオデータの紛失を同時に回避することができる。
【0043】
S240:各ビデオセグメントのターゲット放送速度に基づき、少なくとも2つのビデオセグメントを、予め設定された期間に合致するターゲットビデオに合成する。
【0044】
各ビデオセグメントの元のビデオを基に、放送速度編集を複数回行った後のターゲット放送速度を確定した後、期間が予め設定されたビデオ期間以上のターゲットビデオを合成することができる。
【0045】
本発明の実施例は、取得した連続するビデオの第1の編集パラメータ、および各ターゲットビデオセグメントに対応する第2の編集パラメータに基づき、まず、第1の編集パラメータおよび第2の編集パラメータに対して論理演算を行って各ターゲットビデオセグメントのターゲット放送速度を得、第1の編集パラメータを、ターゲットビデオセグメント以外の他のビデオセグメントのターゲット放送速度とし、最後に、ターゲット放送速度に基づいてターゲットビデオを合成することで、ビデオ編集過程において情報が紛失しやすいという問題を解決し、始終に元のビデオセグメントに基づいて放送速度編集が行われるようにビデオ情報の紛失を回避し、さらに、ユーザがビデオセグメントに基づいて完全なビデオを合成してビデオを共有するエクスペリエンスを向上させながら、ビデオ編集の利便性を向上させることができる。
【0046】
図5は、本発明の実施例に係るビデオ処理装置の構造模式図である。本実施例は、ビデオを処理する場合、例えば、ビデオ合成過程で放送速度を複数回編集する場合に適用されてもよい。当該ビデオ処理装置は、ソフトウェアおよび/またはハードウェアで実現され、ネットワーク通信機能を有する任意の端末に配置されてもよい。
【0047】
図5に示すように、本発明の実施例に係るビデオ処理装置は、編集操作取得モジュール510、ビデオセグメント編集モジュール520およびビデオ合成モジュール530を含む。本実施例において、編集操作取得モジュール510は、連続するビデオの放送速度の第1の編集パラメータ、および少なくとも1つのターゲットビデオセグメントのうち各ターゲットビデオセグメントの放送速度の第2の編集パラメータを取得し、そのうち、連続するビデオは、少なくとも2つのビデオセグメントにより合成され、少なくとも1つのターゲットビデオセグメントは少なくとも2つのビデオセグメントのうちの少なくとも1つのビデオセグメントを含むように構成される。ビデオセグメント編集モジュール520は、第1の編集パラメータ、および各ターゲットビデオセグメントに対応する第2の編集パラメータに基づき、各ビデオセグメントのターゲット放送速度を算出するように構成される。ビデオ合成モジュール530は、各ビデオセグメントのターゲット放送速度に基づき、少なくとも2つのビデオセグメントを、予め設定された期間に合致するターゲットビデオに合成するように構成される。
【0048】
一実施例において、ビデオセグメント編集モジュール520は、第1の編集パラメータ、および各ターゲットビデオセグメントに対応する第2の編集パラメータに対して論理演算をし、論理演算した結果を前記各ターゲットビデオセグメントのターゲット放送速度とするように構成される第1のビデオセグメント編集ユニットと、第1の編集パラメータを、少なくとも2つのビデオセグメントのうち少なくとも1つのターゲットビデオセグメント以外の他のビデオセグメントのターゲット放送速度とするように構成される第2のビデオセグメント編集ユニットと、を含む。
【0049】
一実施例において、各ビデオセグメントのターゲット放送速度は、前記各ビデオセグメントのうちの画像データの放送速度およびオーディオデータの放送速度を含む。
【0050】
一実施例において、当該装置は、ビデオ選択インターフェースにおいてトリガーされたビデオ多重選択要求に応答し、選択された少なくとも2つのビデオセグメントを取得し、そのうち、ビデオ選択インターフェースは、ビデオ撮影インターフェースまたは詳細インターフェースから切り換えられて表示するように構成されるビデオセグメント取得モジュールをさらに含む。
【0051】
一実施例において、連続するビデオの期間は、ターゲットビデオの期間以上である。
【0052】
上記ビデオ処理装置は、本発明の任意の実施例に係るビデオ処理方法を実行することができ、実行方法に対応する機能モジュールおよび有益な効果を備える。
【0053】
実施例
【0054】
図6は、本発明の実施例に係る端末のハードウェアの構造模式図である。以下は、
図6を参照し、
図6に、本発明の実施例を実現するための端末800の構造模式図が示されている。本発明の実施例における端末は、携帯電話、ノートブック、デジタル放送受信機、携帯端末(Personal Digital Assistant、PDA)、タブレット(Portable Android Device、PAD)、携帯式マルチメディアプレーヤー(Portable Media Player、PMP)、車載端末(例えば、車載ナビゲーション端末)などの移動端末、およびデジタルテレビ(television、TV)、デスクトップコンピューターなどの固定端末を含んでもよいが、それに限定されない。
図6に示す端末は、例示的なものに過ぎず、本発明の実施例の機能および使用範囲を限定するものではない。
【0055】
図6に示すように、端末800は、1つまたは複数のプロセッサ(例えば、中央プロセッサ、図形プロセッサなど)801、および1つまたは複数のプログラムを記憶するように構成されるメモリー808を含む。そのうち、プロセッサ801は、読み取り専用メモリー(Read-Only Memory、ROM)802に記憶されたプログラム、またはメモリー808からランダムアクセスメモリー(Random Access Memory、RAM)803にローディングされたプログラムに基づき、少なくとも1種の適切な動作および処理を実行することができる。RAM803において、端末800の操作に必要となる少なくとも1種のプログラムおよびデータがさらに記憶されている。プロセッサ801、ROM802およびRAM803は、バス804によって互いに接続される。入力/出力(I/O)ポート805もバス804に接続される。
【0056】
一般的には、タッチスクリーン、タッチパネル、キーボード、マウス、カメラ、マイク、加速度計、ジャイロスコープなどを含む入力装置806、液晶ディスプレー(Liquid Crystal Display、LCD)、スピーカー、バイブレーターなどを含む出力装置807、磁気テープ、ハードディスクなどを含むメモリー808、および通信装置809は、I/Oポート805に接続されてもよい。通信装置809は、端末800が他の機器と無線/有線通信してデータを交換することを許容することができる。
図6に各種の装置を有する端末800が示されているが、示されたすべての装置を実施したり、備えたりすることを要求しない。より多いか、またはより少ない装置を代替的に実施したり、備えたりすることができる。
【0057】
本発明の実施例によれば、フローチャートを参照しながら説明する過程は、コンピュータソフトウェアプログラムとして実現されてもよい。例えば、本発明の実施例は、コンピュータ可読媒体に運ばれたコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含み、当該コンピュータプログラムはフローチャートに示した方法を実行するためのコードを含む。このような実施例において、当該コンピュータプログラムは、通信装置809によってネットワークからダウンロードされ、インストールされるか、或いは、メモリー808からインストールされるか、或いはROM802からインストールされてもよい。当該コンピュータプログラムは、プロセッサ801により実行されると、本発明の実施例における方法に限定される上記機能を実行する。
【0058】
本発明におけるコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体またはコンピュータ可読記憶媒体または上記両者の任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光、電磁、赤外線、または半導体のシステム、装置やデバイス、または任意の組み合わせであってもよいが、それに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例は、1つまたは複数の導線を有する電気接続、携帯式コンピュータ磁気ディスク、ハードディスク、RAM、ROM、消去可能・プログラム可能な読み取り専用メモリー(Erasable Programmable Read-Only Memory、EPROMまたはフラッシュメモリー)、光ファイバ、携帯式コンパクト磁気ディスク読み取り専用メモリー(Compact Disc Read-Only Memory、CD-ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、または上述した任意の適切な組み合わせを含んでもよいが、それに限定されない。本発明において、コンピュータ可読記憶媒体は、いずれかのプログラムを含むか、或いは記憶する有形な媒体であってもよく、当該プログラムは、指令実行システム、装置またはデバイスにより用いられてもよいか、或いは指令実行システム、装置やデバイスと結び付けて用いられてもよい。本発明において、コンピュータ可読信号媒体は、ベースバンドに含まれるか、或いはキャリアの一部として伝搬されるデータ信号であってもよく、コンピュータ可読信号媒体にコンピュータ可読なプログラムコードが運ばれている。このような伝搬されるデータ信号は、複数種の形態を用いてもよく、電磁信号、光信号または上述した任意の適切な組み合わせを含んだが、それに限定されない。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読記憶媒体以外のいずれかのコンピュータ可読媒体であってもよい。当該コンピュータ可読信号媒体は、指令実行システム、装置やデバイスにより用いられるか、或いは指令実行システム、装置やデバイスと結び付けて用いられるプログラムを送信し、伝搬し、伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは、いずれかの適切な媒体により伝送されてもよく、電線、ケーブル、無線周波数(Radio Frequency、RF)など、または上述したいずれかの適切な組み合わせを含んだが、それに限定されない。
【0059】
上記コンピュータ可読媒体は、上記端末に含まれるものであってもよいし、独立して存在し、当該端末にインストールされていないものであってもよい。
【0060】
上記コンピュータ可読媒体に1つまたは複数のプログラムが運ばれている。上記1つまたは複数のプログラムが当該端末により実行されると、当該端末は、連続するビデオの放送速度の第1の編集パラメータ、および少なくとも1つのターゲットビデオセグメントのうち各ターゲットビデオセグメントの放送速度の第2の編集パラメータを取得し、そのうち、上記連続するビデオは、少なくとも2つのビデオセグメントにより合成され、上記少なくとも1つのターゲットビデオセグメントは、前記少なくとも2つのビデオセグメントのうちの少なくとも1つのビデオセグメントを含み、上記第1の編集パラメータ、および各ターゲットビデオセグメントに対応する第2の編集パラメータに基づき、各ビデオセグメントのターゲット放送速度を算出し、各ビデオセグメントのターゲット放送速度に基づき、前記少なくとも2つのビデオセグメントを、予め設定された期間に合致するターゲットビデオに合成する。
【0061】
1種または複数種のプログラム設計言語または複数種のプログラム設計言語の組み合わせで、本発明における操作を実行するためのコンピュータプログラムコードを作成してもよい。上記プログラム設計言語は、Java(登録商標)、Smalltalk、C++などの対象に面するプログラム設計言語を含み、「C」言語または類似するプログラム設計言語などの通常の過程式プログラム設計言語をさらに含む。プログラムコードは、完全にユーザコンピュータで実行され、一部にユーザコンピュータで実行され、独立するソフトウェアパッケージとして実行され、一部にユーザコンピュータで一部に遠隔コンピュータで実行され、完全に遠隔コンピュータまたはサーバーで実行されてもよい。遠隔コンピュータに関する場合、遠隔コンピュータは、ローカルエリヤネットワーク(Local Area Network、LAN)またはワイドエリアネットワーク(Wide Area Network、WAN)を含む任意種類のネットワークによってユーザコンピュータに接続され、或いは外部コンピュータに接続されてもよい(例えば、インターネットサービス事業者を用いてインターネットによって接続されてもよい)。
【0062】
図面におけるフローチャートおよびブロック図は、本発明の実施例におけるシステム、方法およびコンピュータプログラム製品に応じて実現可能な体系アーキテクチャ、機能および操作を示している。この点から見れば、フローチャートまたはブロック図における各ブロックは、1つのモジュール、プログラムセグメント、またはコードの一部を代表することができる。当該モジュール、プログラムセグメント、またはコードの一部は、1つまたは複数の所定の論理機能を実現するための実行可能指令を含む。ブロック図および/またはフローチャートにおける各ブロック、およびブロック図および/またはフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、所定の機能または操作を実行する専門的なハードウェアベースシステムで実現されてもよいか、或いは専門的なハードウェアとコンピュータ指令の組み合わせで実現されてもよい。
【0063】
本発明に係るユニットは、ソフトウェアで実現されてもよいし、ハードウェアで実現されてもよい。そのうち、ユニットの名称は、ある情況で当該ユニット自身を限定するためのものではない。