(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-03-11
(45)【発行日】2022-03-22
(54)【発明の名称】AP機器、IoT機器および通信機器
(51)【国際特許分類】
H04B 1/38 20150101AFI20220314BHJP
H05K 7/14 20060101ALI20220314BHJP
【FI】
H04B1/38
H05K7/14 N
(21)【出願番号】P 2019544912
(86)(22)【出願日】2018-02-11
(86)【国際出願番号】 CN2018076306
(87)【国際公開番号】W WO2018149379
(87)【国際公開日】2018-08-23
【審査請求日】2019-09-02
(31)【優先権主張番号】201710091624.2
(32)【優先日】2017-02-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】518056748
【氏名又は名称】新華三技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】NEW H3C TECHNOLOGIES CO., LTD.
(74)【代理人】
【識別番号】110001195
【氏名又は名称】特許業務法人深見特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】黄 翔
【審査官】前田 典之
(56)【参考文献】
【文献】実開平01-064175(JP,U)
【文献】特開平08-329205(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2016/0255301(US,A1)
【文献】特開2017-033775(JP,A)
【文献】特開2017-004864(JP,A)
【文献】特開2011-165564(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 1/38
H05K 7/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
アクセスポイント(AP)機器であって、
APハウジングと、
前記APハウジング内に設けられる制御ボードと、
前記APハウジングに設けられる第1電気接続部と、
前記APハウジングの表面に設けられる、IoT機器を取り付けるための第1取り付け部と、を備え、
前記第1電気接続部は、前記IoT機器と前記制御ボードとに電気的に接続されており、
前記AP機器は、
前記APハウジングに設けられる第1位置制限ガイドレールと第2位置制限ガイドレールとを更に備え、
前記第1電気接続部および前記第1取り付け部は、前記第1位置制限ガイドレールと前記第2位置制限ガイドレールとの間に位置し、
前記AP機器は、
前記APハウジングに設けられる当て止め部と、
前記APハウジングに設けられる盗難防止装置と、を更に備え、
前記当て止め部と前記盗難防止装置は、互いに協働して前記IoT機器の縦方向移動を規制し、
前記盗難防止装置は、
盗難防止ボルトと、
前記盗難防止ボルトの終端に接続される第1弾性部材と、
前記盗難防止ボルトと協働するロッキング機構と、を備えることを特徴とするAP機器。
【請求項2】
前記第1電気接続部は、前記APハウジングの表面に設けられる複数の金属接点を備え、
前記金属接点と前記制御ボードとは、通信ピンおよび電源ピンを介して電気的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のAP機器。
【請求項3】
前記第1取り付け部は、前記APハウジングに設けられる磁性部品を備えることを特徴とする請求項1に記載のAP機器。
【請求項4】
前記第1位置制限ガイドレールと前記第2位置制限ガイドレールは、何れも位置制限本体と、前記位置制限本体に設けられる位置制限部とを備え、
前記第1位置制限ガイドレールと前記第2位置制限ガイドレールとが互いに協働して前記IoT機器の横方向移動を規制するように、2つの前記位置制限本体の間の距離は、2つの前記位置制限部の間の距離より大きいことを特徴とする請求項1に記載のAP機器。
【請求項5】
前記盗難防止ボルトが前記APハウジングの表面からはみ出さないときに、前記第1弾性部材は、圧縮状態であり、
前記第1弾性部材が前記圧縮状態から初期状態に回復したときに、
前記盗難防止ボルトは、前記第1弾性部材の回復力の働きで前記第1弾性部材の軸方向に沿って移動することで、前記APハウジングの表面から突き出て前記IoT機器に当接し、
前記ロッキング機構は、前記盗難防止ボルトに接続されて前記盗難防止ボルトの移動を規制することを特徴とする請求項1に記載のAP機器。
【請求項6】
前記ロッキング機構は、
ラッチと、
電磁体と、
前記ラッチと前記電磁体との間に接続される第2弾性部材と、
前記盗難防止ボルトに設けられる、前記ラッチと協働する鍵穴と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のAP機器。
【請求項7】
前記第2弾性部材が初期状態であるときに、前記ラッチが前記鍵穴内に挿入され、
前記電磁体に電源が投入されたときに、前記ラッチが前記電磁体によって前記鍵穴内から吸い出され、前記第2弾性部材が圧縮状態となることを特徴とする請求
項6に記載のAP機器。
【請求項8】
通信機器であって、
請求項1から7の何れか一項に記載のアクセスポイント(AP)機器と、
第2電気接続部および第2取り付け部が設けられるIoT機器と、を備え、
前記AP機器と前記IoT機器とは、前記第1電気接続部および前記第2電気接続部の電気的な接続により、通信接続することが実現し、
前記IoT機器は、前記第1取り付け部および前記第2取り付け部の接続により、前記AP機器に取り付けられることを特徴とする通信機器。
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
[関連出願の相互引用]
本願は、出願日が2017年2月20日であり、出願番号が201710091624.2であり、発明名称が「AP機器、IoT機器および通信機器」である中国特許出願の優先権を主張し、当該出願の全文が引用により本願に組み込まれる。
【0002】
IoT(モノのインターネット)ネットワークをサポートする主流の通信プロトコルとして、例えば、Zigbee(登録商標)、BLE、RFID、ANT+等のプロトコルがある。異なるプロトコルをサポートする端末機器を全部接続すれば、異なるプロトコルをサポートする通信機器を購入する必要がある。
【0003】
例えば、AP(Access Point、アクセスポイント)機器は、機器のハウジングを開いた後、異なるIoTモジュールを制御ボードに挿入することで、異なるIoTプロトコルに対するサポートを実現する。この方式は、ノートパソコンのハウジングを開いてメモリを中に追加することに類似する。
【0004】
しかし、AP機器のハウジングを取り外して異なるIoTモジュールを挿入して拡張を行う過程に、静電破壊等の物理損傷が伴ってAP機器の制御ボードを損傷する恐れがある。専門家に頼ってモジュールを拡張させる挿抜操作を行う場合、メンテナンスコストのアップを引き起こす恐れもある。
【図面の簡単な説明】
【0005】
【
図1】本発明の一例示的な実施例に示すAP機器の構造模式図である。
【
図2】本発明の別の例示的な実施例に示すAP機器の構造模式図である。
【
図3】本発明の一例示的な実施例に示すAP機器とIoT機器との取り付けの模式図である。
【
図4】本発明の一例示的な実施例に示すAP機器とIoT機器との取り付けの横断面の模式図である。
【
図5】本発明の一例示的な実施例に示す盗難防止装置の一作業状態図である。
【
図6】本発明の一例示的な実施例に示す盗難防止装置の別の作業状態図である。
【
図7】本発明の一例示的な実施例に示すIoT機器の構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
以下では、本発明の実施例の図面を組み合わせて本発明の実施例における解決手段を明瞭で完全に記述する。明らかに、記述される実施例が単に本発明の一部の実施例に過ぎず、全部の実施例ではない。本発明における実施例に基づいて、当業者が進歩性に値する労働をせずに成した全ての他の実施例は、何れも本発明の保護範囲に含まれる。
【0007】
本発明で使用される用語は、単に特定の実施例を記述する目的であり、本発明を制限するためのものではない。本発明及び添付する特許請求の範囲で使用される単数形式の「一種」、「前記」及び「当該」も、文脈から他の意味を明瞭で分かる場合でなければ、複数の形式を含むことを意図する。理解すべきことは、本文で使用される用語「および/または」が、1つまたは複数の関連する列挙項目を含む如何なるまたは全ての可能な組み合わせを指す。
【0008】
図1~
図4に示すように、本発明のAP機器10は、APハウジング11と、APハウジング11内に設けられる制御ボード(図示せず)と、APハウジング11に設けられる第1電気接続部12と、APハウジング11に設けられる第1取り付け部13とを備える。第1電気接続部12は、制御ボードに電気的に接続されている。当該制御ボードには、通信内容を処理および制御するためのCPUが設けられてもよい。
【0009】
当該第1取り付け部13は、
図3、
図4に示すようにIoT機器20を取り付けるために用いられる。IoT機器20は、例えば、センサ、RFID、組込型機器および通信機器等ハードウェア機器であってもよい。AP機器10が第1取り付け部13を介してIoT機器20を取り付けた後、第1電気接続部12は、IoT機器20、例えば、第2電気接続部22に電気的に接続される。このように、IoT機器20は、APハウジング11に簡単に取り付け可能である。将来システムがIoT機器20をアップデートする際、AP機器10を取り外さないまま、最新の通信プロトコルのIoT機器20を直接取り換え可能であるため、ユーザの従来の投資は、最大限で保証される。
【0010】
本発明の一好適な実施例では、第1電気接続部12は、APハウジング11の表面に設けられる複数の金属接点であり、AP機器10は、金属接点と制御ボードとの間に接続される通信ピン(図示せず)および電源ピン(図示せず)を更に備える。それ相応に、IoT機器20には、金属接点に電気的に接続される弾性金属コンタクトピンが設けられる。これにより、IoT機器20とAP機器10との簡易な取り付けが満たされ、異なるプロトコルのIoT機器20の速やかな交換が容易になる。他の実施例では、AP機器10における第1電気接続部12は、弾性金属コンタクトピンであり、IoT機器20の第2電気接続部22は、金属接点である。無論、本発明の他の実施例では、当該第1電気接続部12は、任意構造タイプのオスコネクタまたはメスコネクタ等であってもよく、迅速な熱挿抜を満足できる電気接続部は、何れも本発明に含まれるべきである。
【0011】
第1取り付け部13は、APハウジング11に設けられる磁性部品であってもよい。それ相応に、IoT機器20に設けられる第2取り付け部23は、第1取り付け部13と互いに引きつける磁性部品であってもよい。第1取り付け部13と第2取り付け部23とは、磁石と鉄塊、または、磁石と磁石(ここで、2つの磁石の対向端が異極である)の吸合により、IoT機器20をAP機器10に固定する。このような連携方式により、第1電気接続部12と第2電気接続部22との接触がより良好になり、接続の不確実による開放現象が有効に回避される。そして、このような連携方式により、IoT機器20をAP機器10から取り外すことは、より容易になる。無論、本発明の他の実施例では、第1取り付け部13は、IoT機器20を係止するための伸縮係止アームを更に備えてもよく、第1取り付け部13と第2取り付け部23との接続方式は、弾性係合部材と係止溝との協働方式等であってもよい。
【0012】
更に、AP機器10は、
図2に示すように、APハウジング11に設けられる第1位置制限ガイドレール14と第2位置制限ガイドレール15とを備えてもよい。当該第1位置制限ガイドレール14と第2位置制限ガイドレール15との間がIoT機器20の取り付け空間を構成することにより、IoT機器20を第1位置制限ガイドレール14と第2位置制限ガイドレール15との間に取り付けることができる。このように、AP機器10には、識別しやすい取り付け位置があり、IoT機器20が唯一の取り付け位置を有する。第1電気接続部12および第1取り付け部13は、第1位置制限ガイドレール14と第2位置制限ガイドレール15との間に位置する。
【0013】
当該実施例では、第1位置制限ガイドレール14および第2位置制限ガイドレール15は、何れも位置制限本体141と、位置制限本体141に設けられる位置制限部142とを備えてもよい。当該第1位置制限ガイドレール14と第2位置制限ガイドレール15との構造が対向配置される2つの「7」字型となるように、位置制限本体141の間の距離は2つの位置制限部142の間の距離より大きい。このように、2つの位置制限本体141が協働してIoT機器20を挟持でき、2つの位置制限部142がIoT機器20の鉛直方向での運動を規制する。これにより、IoT機器20は、第1位置制限ガイドレール14と第2位置制限ガイドレール15との軸方向にしかスライドできないように規制される。
【0014】
図2~
図6に示すように、AP機器10が一般的に公共空間に置かれており、IoT機器20が防犯措置を有さないと、IoT機器20の紛失を引き起こしやすい。したがって、AP機器10は、APハウジング11に設けられる当て止め部16と、APハウジング11に設けられる盗難防止装置17を更に備えてもよい。IoT機器20がAP機器10に取り付けられた後、当該当て止め部16と盗難防止装置17は、それぞれIoT機器20の両端に位置してもよい。当て止め部16と盗難防止装置17とは、協働してIoT機器20の縦方向移動を規制し、第1位置制限ガイドレール14と第2位置制限ガイドレール15とは、協働してIoT機器20の横方向移動を規制する。当て止め部16、第1位置制限ガイドレール14と第2位置制限ガイドレール15は、APハウジング11に固定される。盗難防止装置17が制御されてAPハウジング11から突き出たり、APハウジング11内に縮んだりすることが可能である。これにより、IoT機器20は、盗難防止装置17の制御によって、AP機器10に取り外し可能に取り付けられる。本実施例では、横方向は、第1位置制限ガイドレール14と第2位置制限ガイドレール15とに直交する方向であり、縦方向は、第1位置制限ガイドレール14と第2位置制限ガイドレール15との軸方向である。
【0015】
更に、
図5、
図6に示すように、盗難防止装置17は、盗難防止ボルト171と、盗難防止ボルト171の終端に接続される第1弾性部材172と、盗難防止ボルト171と協働するロッキング機構とを備える。
図1に示すように、APハウジング11での盗難防止ボルト171に対応する位置には、スルーホール111が開設される。このように、盗難防止ボルト171がスルーホール111を介してAPハウジング11から突き出たりAPハウジング11内に縮んだりすることが容易になる。また、AP機器10は、
図5に示すように、当該スルーホール111を覆うプラグ18を備える。当該盗難防止装置17を使用する必要がないとき、当該プラグ18を用いてスルーホール111を覆う。
【0016】
本実施例では、AP機器10がIoT機器20を使用する必要がない、且つ当該盗難防止装置17を使用する必要がないとき、盗難防止ボルト171は、
図5に示すように、APハウジング11の表面からはみ出さず、プラグ18を介して盗難防止ボルト171の頂部に押し付けることにより、第1弾性部材172を圧縮状態にさせる。
【0017】
当該盗難防止装置の使用が必要である場合、プラグ18を取り外してもよい。その際、
図6に示すように、第1弾性部材172は、回復力の働きで盗難防止ボルト171をAPハウジング11の表面から突き出させてIoT機器20に当接させる。その際、第1弾性部材172は、如何なる外力も受けない初期状態にある。同時に、ロッキング機構は、盗難防止ボルト171に接続されて盗難防止ボルト171の移動を規制する。盗難防止ボルト171のAPハウジング11から突き出た部分は、当て止め部16とともにIoT機器20の縦方向移動を規制する。また、第1位置制限ガイドレール14と第2位置制限ガイドレール15との協働制限により、IoT機器20は、取り出されないようにAP機器10に固定する。
【0018】
ロッキング機構は、ラッチ1731、電磁体1732、および、ラッチ1731と電磁体1732との間に接続される第2弾性部材1733を備える。
図5に示すように、当該電磁体1732は、AP機器10内の制御ボードに電気的に接続される。制御ボードは、電磁体1732が磁性によりラッチ1731を電磁体1732へ引き付けるように、電磁体1732への給電を指令により制御する。盗難防止ボルト171は、ラッチ1731と協働する鍵穴1734を備える。プラグ18を抜き出して第1弾性部材172を初期状態に帰還させるとき、盗難防止ボルト171がAPハウジング11から突き出て、ラッチ1731が第2弾性部材1733の回復力の働きで鍵穴1734内に挿入する。このような場合に、電磁体1732に電源が投入された後、ラッチ1731が電磁体1732によって鍵穴1734内から吸い出される。このように、第2弾性部材1733が圧縮状態となっており、盗難防止ボルト171が第1弾性部材172の回復力の働きで第1弾性部材172の軸方向に沿って移動可能である。次に、AP機器10は、電磁体1732への給電を停止し、第2弾性部材1733は、回復力の働きでラッチ1731を電磁体1732から離間する方向へ押すことで、鍵穴1734内に挿入する。当該第1弾性部材172と第2弾性部材1733は、ともにばねであってもよい。無論、他の弾性を有する弾性体であってもよい。
【0019】
図3と
図7に示すように、本発明の実施例の別の態様は、IoT機器20を更に提出する。当該IoT機器20は、IoT機器ハウジング21と、IoT機器ハウジング21内に設けられる通信モジュール(図示せず)と、IoT機器ハウジング21に設けられる第2電気接続部22とを備える。IoT機器ハウジング21の構造は、第1位置制限ガイドレール14と第2位置制限ガイドレール15との間の収容空間にマッチングする。本発明の一好適な実施例では、当該IoT機器ハウジング21の両側は、
図4に示すように、階段状をなす。
【0020】
IoT機器ハウジング21における第2電気接続部22は、IoT機器ハウジング21内の通信モジュールに電気的に接続され、且つAP機器10の第1電気接続部12に電気的に接続される。これにより、IoT機器20とAP機器10との互いの通信を実現する。そのうち、本発明の通信モジュールは、Zigbee(短距離で低消費電力の無線通信技術の1つ)プロトコル、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy、ブルートゥースローエナジー)プロトコル、RFID(Radio Frequency Identification、無線周波数識別)プロトコル、ANT+(近距離通信プロトコルの1つ)プロトコル等を用いて通信を行ってもよい。無論、本発明の通信モジュールは、これに限定されるものでなく、市販されている通信プロトコルは、何れも本発明の通信モジュールに適用可能である。
【0021】
1つの好適な実施例では、第2電気接続部22は、IoT機器ハウジング21に設けられる弾性金属コンタクトピンであり、第2電気接続部22と協働する第1電気接続部12は、金属接点である。無論、第1電気接続部12は、弾性金属コンタクトピン、第2電気接続部22は、金属接点である。
【0022】
更に、IoT機器20は、IoT機器ハウジング21に設けられる、AP機器10の第1取り付け部13に対応接続するための第2取り付け部23を更に備える。当該第2取り付け部23は、IoT機器ハウジング21に設けられる磁性部品である。第2取り付け部23に対応して引き付ける第1取り付け部13は、磁性部品または鉄塊であってもよい。第1取り付け部13と第2取り付け部23とは、磁石と鉄塊の吸合、または、磁石と磁石の吸合により、IoT機器20をAP機器10に固定する。
【0023】
本発明におけるIoT機器20は、異なるネットワークプロトコルをサポート可能であり、異なるチップ、アンテナ、無線周波数、ベースバンド信号等を1つのモジュールに集積し、I2CまたはSPI(Serial Peripheral Interface、シリアル・ペリフェラル・インターフェース)インターフェースを介してAP機器10の制御ボードに接続されることにより、IoT機器20にゲートウェイの機能を持ち兼ねさせる。例えば、ZigBeeIoT機器20は、ZigBee端末に通信可能であり、且つ端末との通信内容をAP機器10の制御ボードに伝送して管理や制御させることが可能である。
【0024】
図2~
図5に示すように、本発明の実施例の別の態様によると、通信機器を更に提出する。当該通信機器は、上記AP機器10および上記IoT機器20を備える。第1電気接続部12および第2電気接続部22の電気的な接続により、AP機器10とIoT機器20との通信接続は、実施される。第1取り付け部13および第2取り付け部23の接続により、IoT機器20は、AP機器10に取り付けられる。また、AP機器10に設けられる盗難防止装置17により、IoT機器20に対する固定が更に実施されながら、IoT機器20の紛失も回避される。当該AP機器10とIoT機器20の具体的な構造は、上記実施例に示されてもよいが、ここで繰り返し説明しない。
【0025】
本発明では、複雑で多様なIoTモジュールを独立させて、押し込みの方式でAP機器に接続して融合型のWLAN(Wireless Local Area Networks、無線ローカルエリアネットワーク)IoTゲートウェイを構成可能である。ユーザは、ニーズに応じて異なるプロトコルのIoT機器を任意に選択し、選択したIoT機器をAP機器に取り付ける。将来IoT機器をアップデートする過程に、AP機器を取り外さないままで、直接最新のIoT機器を交換する。これにより、メンテナンスコストが低減されつつ、ユーザの従来の投資が最大限で保証される。また、電磁体の物理原理をうまく応用して外付けのIoT機器の防犯問題を解決する。
【0026】
当業者は、明細書を考慮してここで開示された技術案を実施した後、本発明の他の実施案を容易に想到し得る。本願は、本発明の如何なる変形、用途または適応的な変化をカバーすることを意図する。これらの変形、用途または適応的な変化は、本発明の一般的な原理に従い、本願で開示されていない当分野における公知常識や慣用技術手段を含む。明細書および実施例は、単に例示と見なされ、本願の本当の範囲と精神は、本発明の請求項によって与えられている。
【0027】
本発明が上述され且つ図面に示された正確な構造に限定されず、その範囲から逸脱せずに各種の変更および変形を行うことが可能であることは、理解されるべきである。本発明の範囲は、添付する請求項のみで限定されている。