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特許7040844調節可能に架張されるローラマッサージシステム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-03-14
(45)【発行日】2022-03-23
(54)【発明の名称】調節可能に架張されるローラマッサージシステム
(51)【国際特許分類】
   A61H 15/00 20060101AFI20220315BHJP
【FI】
A61H15/00 310D
A61H15/00 310C
【請求項の数】 22
(21)【出願番号】P 2021544786
(86)(22)【出願日】2019-06-19
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2022-01-19
(86)【国際出願番号】 US2019038046
(87)【国際公開番号】W WO2020162962
(87)【国際公開日】2020-08-13
【審査請求日】2021-08-02
(31)【優先権主張番号】16/269,470
(32)【優先日】2019-02-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】515342273
【氏名又は名称】ロール リカバリー エルエルシー
(74)【代理人】
【識別番号】100078282
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 秀策
(74)【代理人】
【識別番号】100113413
【弁理士】
【氏名又は名称】森下 夏樹
(74)【代理人】
【識別番号】100181674
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 貴敏
(74)【代理人】
【識別番号】100181641
【弁理士】
【氏名又は名称】石川 大輔
(74)【代理人】
【識別番号】230113332
【弁護士】
【氏名又は名称】山本 健策
(72)【発明者】
【氏名】ネルソン, ジェレミー ジェイ.
【審査官】山田 裕介
(56)【参考文献】
【文献】特表2014-532522(JP,A)
【文献】国際公開第2018/151577(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61H 15/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
装置であって、
第2の端部に対向する第1の端部を有する交差部材と、
前記交差部材内に回転可能に支持される駆動シャフトの第1の端部部分に添着される駆動部材と、
前記駆動シャフトに直交する前記交差部材内に回転可能に支持される第1のねじ山付きシャフトの第1の端部部分に添着される第1の被駆動部材であって、前記駆動部材は、前記第1の被駆動部材に回転可能に係合され、前記第1のねじ山付きシャフトを回転させる、第1の被駆動部材と、
前記第1のねじ山付きシャフト上に螺合係合される第1の従動子であって、前記第1の従動子は、第1のねじ山付きシャフトの第1の端部と第1のねじ山付きシャフトの第2の端部との間の前記第1のねじ山付きシャフトの回転によって、前記第1のねじ山付きシャフトに沿って移動可能である、第1の従動子と、
前記交差部材の第1の端部に結合される第1のハンドルと、
前記第1の従動子と前記第1のハンドルとの間に結合される第1の弾性部材または第1の非弾性部材であって、前記第1の弾性部材または第1の非弾性部材は、前記第1のねじ山付きシャフトに沿った前記第1の従動子の移動に応答する、第1の弾性部材または第1の非弾性部材と
を備える、装置。
【請求項2】
第1のねじ山付きシャフトの第1の端部と第1のねじ山付きシャフトの第2の端部との間の前記第1のねじ山付きシャフトに沿った前記第1の従動子の移動は、前記第1の弾性部材内の弾性力を増減させることをさらに含む、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
第1のねじ山付きシャフトの第1の端部と第1のねじ山付きシャフトの第2の端部との間の前記第1のねじ山付きシャフトに沿った前記第1の従動子の移動は、前記第1の非弾性部材内に、前記第1のハンドルを移動させるために十分な張力を発生させることをさらに含む、請求項1に記載の装置。
【請求項4】
前記第1のハンドルに回転可能に結合される第1のローラアセンブリをさらに備える、請求項2または3のいずれか1項に記載の装置。
【請求項5】
前記駆動シャフトに直交する前記交差部材内に回転可能に支持される第2のねじ山付きシャフトの第1の端部部分に添着される第2の被駆動部材であって、前記駆動部材は、前記第2の被駆動部材に回転可能に係合され、前記第2のねじ山付きシャフトを回転させる、第2の被駆動部材と、
前記第2のねじ山付きシャフト上に螺合係合される第2の従動子であって、前記第2の従動子は、第2のねじ山付きシャフトの第1の端部と第2のねじ山付きシャフトの第2の端部との間の前記第2のねじ山付きシャフトの回転によって、前記第2のねじ山付きシャフトに沿って移動可能である、第2の従動子と、
前記交差部材の第2の端部に結合される第2のハンドルと、
前記第2の従動子と前記第2のハンドルとの間に結合される第2の弾性部材または第2の非弾性部材であって、前記第2の弾性部材または第2の非弾性部材は、前記第2のねじ山付きシャフトに沿った前記第2の従動子の移動に応答する、第2の弾性部材または第2の非弾性部材と
をさらに備える、請求項1に記載の装置。
【請求項6】
第2のねじ山付きシャフトの第1の端部と第2のねじ山付きシャフトの第2の端部との間の前記第2のねじ山付きシャフトに沿った前記第2の従動子の移動は、前記第2の弾性部材内の弾性力を増減させることをさらに含む、請求項5に記載の装置。
【請求項7】
第2のねじ山付きシャフトの第1の端部と第2のねじ山付きシャフトの第2の端部との間の前記第2のねじ山付きシャフトに沿った前記第2の従動子の移動は、前記第2の非弾性部材内に、前記第2のハンドルを移動させるために十分な張力を発生させることをさらに含む、請求項5に記載の装置。
【請求項8】
前記第1のハンドルに回転可能に結合される第1のローラアセンブリと、前記第2のハンドルに回転可能に結合される第2のローラアセンブリとをさらに備える、請求項6または7のいずれか1項に記載の装置。
【請求項9】
それぞれが第1のハンドル支持体の第2の端部に対向する第1のハンドル支持体の第1の端部を有する第1の対のハンドル支持体をさらに備え、前記第1のハンドル支持体の第1の端部は、対応して、前記交差部材の第1の端部および前記交差部材の第2の端部に近接して枢動可能に搭載され、第1のハンドル支持体の第2の端部は、対応して、前記第1のハンドルおよび前記第2のハンドルに枢動可能に搭載される、請求項8に記載の装置。
【請求項10】
それぞれが第2のハンドル支持体の第2の端部に対向する第2のハンドル支持体の第1の端部を有する第2の対のハンドル支持体をさらに備え、前記第2のハンドル支持体の第1の端部は、対応して、前記交差部材の第1の端部および前記交差部材の第2の端部に近接して枢動可能に搭載される前記第1のハンドル支持体の第1の端部から内向きのある距離において、前記交差部材に枢動可能に搭載され、前記第2のハンドル支持体の第2の端部は、対応して、前記第1のハンドルおよび前記第2のハンドルに枢動可能に搭載される前記第1のハンドル支持体の第2の端部から内向きのある距離において、対応して、前記第1のハンドルおよび前記第2のハンドルに枢動可能に搭載される、請求項9に記載の装置。
【請求項11】
前記第1の弾性部材または前記第1の非弾性部材は、前記第1の従動子と前記対の第1のハンドル支持体の第1のものとの間に結合され、前記第2の弾性部材または前記第2の非弾性部材は、前記第2の従動子と前記対の第1のハンドル支持体の第2のものとの間に結合される、請求項9に記載の装置。
【請求項12】
前記駆動部材は、駆動歯車を備え、前記第1および第2の被駆動部材は、それぞれが被駆動歯車を備え、前記駆動歯車は、前記第1および第2の被駆動歯車と回転可能に噛合する、請求項5に記載の装置。
【請求項13】
前記第1のローラアセンブリは、複数のローラアセンブリのうちの1つを備え、前記複数のローラアセンブリのそれぞれは、前記第1のハンドルに相互交換可能に回転可能に結合するように構成される、請求項5に記載の装置。
【請求項14】
前記第2のローラアセンブリは、複数のローラアセンブリのうちの1つを備え、前記複数のローラアセンブリのそれぞれは、前記第2のハンドルに相互交換可能に回転可能に結合するように構成される、請求項13に記載の装置。
【請求項15】
前記複数のローラアセンブリの第1のものは、前記複数のローラアセンブリの第2のものと同一である外部表面構成を有する、請求項14に記載の装置。
【請求項16】
前記複数のローラアセンブリの第1のものは、前記複数のローラアセンブリの第2のものと異なる外部表面構成を有する、請求項14に記載の装置。
【請求項17】
調節ノブを前記交差部材の外部にさらに備え、前記調節ノブは、前記駆動シャフトの第2の端部部分に添着される、請求項5に記載の装置。
【請求項18】
前記調節ノブは、並行して、第1のローラおよび第2のローラを移動させるように回転可能である、請求項17に記載の装置。
【請求項19】
前記調節ノブは、並行して、前記第1の弾性部材および前記第2の弾性部材内の弾性力を増減させるように回転可能である、請求項17に記載の装置。
【請求項20】
調節ノブを前記交差部材の外部にさらに備え、前記調節ノブは、前記駆動シャフトの第2の端部部分に添着される、請求項1に記載の装置。
【請求項21】
前記調節ノブは、第1のローラを移動させるように回転可能である、請求項20に記載の装置。
【請求項22】
前記調節ノブは、前記第1の弾性部材内の弾性力を増減させるように回転可能である、請求項20に記載の装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本国際特許協力条約特許出願は、参照することによって本明細書に組み込まれる、2019年2月6日に出願された、米国非仮特許出願第16/269,470号の継続出願である。
【0002】
調節可能に架張されるローラマッサージシステムは、一対のローラマッサージアセンブリを対向する調節可能架張または離間関係に提供し、身体の対応するマッサージ可能部分上への一対のローラマッサージアセンブリのそれぞれ1つの係合を可能にする。
【背景技術】
【0003】
従来のマッサージデバイスは、身体の表面に沿って牽引され得る、ローラを提供し得る。身体の表面上のローラによって付与される圧力の量は、直接、ユーザによってマッサージデバイス上に付与される力の量に依存する。ローラマッサージデバイスが、ローラによって身体の表面上に付与される力の量を調節するように動作可能である、マッサージローラ調節アセンブリを含む、ローラマッサージデバイスおよびマッサージ方法には、利点が存在するであろう。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
故に、本発明の広範な目的は、一対のローラアセンブリに結合され、対のローラアセンブリの第1の離間距離から第2の離間距離に向かった牽引に抵抗し、該対のローラアセンブリを該第1の離間距離に向かって戻すように作用する、対応する一対の弾性部材内の弾性力の量を増減させるように動作する、マッサージローラ調節アセンブリを提供することであり得る。
【0005】
本発明の別の広範な目的は、一対のローラアセンブリに結合され、対のローラアセンブリを第1の離間距離から第2の離間距離に向かって移動させ、該対のローラアセンブリを該第1の離間距離に向かって戻すように作用する、対応する一対の非弾性部材内の張力の量を増減させるように動作する、マッサージローラ調節アセンブリを提供することであり得る。
【0006】
当然ながら、本発明のさらなる目的は、本明細書の他の部分、図面、写真、および請求項全体を通して開示される。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
装置であって、
第2の端部に対向する第1の端部を有する交差部材と、
上記交差部材内に回転可能に支持される駆動シャフトの第1の端部部分に添着される駆動部材と、
上記駆動シャフトに略直交する上記交差部材内に回転可能に支持される第1のねじ山付きシャフトの第1の端部部分に添着される第1の被駆動部材であって、上記第1の被駆動部材に回転可能に係合される上記駆動部材は、上記第1のねじ山付きシャフトを回転させる、第1の被駆動部材と、
上記第1のねじ山付きシャフト上に螺合係合される第1の従動子であって、上記第1の従動子は、第1のねじ山付きシャフトの第1の端部と第1のねじ山付きシャフトの第2の端部との間の上記第1のねじ山付きシャフトの回転によって、上記第1のねじ山付きシャフトに沿って移動可能である、第1の従動子と、
上記交差部材の第1の端部に結合される第1のハンドルと、
上記第1の従動子と上記第1のハンドルとの間に結合される第1の弾性部材または第1の非弾性部材であって、上記第1の弾性部材または第1の非弾性部材は、上記第1のねじ山付きシャフトに沿った上記第1の従動子の移動に応答する、第1の弾性部材または第1の非弾性部材と
を備える、装置。
(項目2)
第1のねじ山付きシャフトの第1の端部と第1のねじ山付きシャフトの第2の端部との間の上記第1のねじ山付きシャフトに沿った上記第1の従動子の移動は、上記第1の弾性部材内の弾性力を増減させることをさらに含む、項目1に記載の装置。
(項目3)
第1のねじ山付きシャフトの第1の端部と第1のねじ山付きシャフトの第2の端部との間の上記第1のねじ山付きシャフトに沿った上記第1の従動子の移動は、上記第1の非弾性部材内に、上記第1のハンドルを移動させるために十分な張力を発生させることをさらに含む、項目1に記載の装置。
(項目4)
上記第1のハンドルに回転可能に結合される第1のローラアセンブリをさらに備える、項目2または3のいずれか1項に記載の装置。
(項目5)
上記駆動シャフトに略直交する上記交差部材内に回転可能に支持される第2のねじ山付きシャフトの第1の端部部分に添着される第2の被駆動部材であって、上記第2の被駆動部材に回転可能に係合される上記駆動部材は、上記第2のねじ山付きシャフトを回転させる、第2の被駆動部材と、
上記第2のねじ山付きシャフト上に螺合係合される第2の従動子であって、上記第2の従動子は、第2のねじ山付きシャフトの第1の端部と第2のねじ山付きシャフトの第2の端部との間の上記第2のねじ山付きシャフトの回転によって、上記第1のねじ山付きシャフトに沿って移動可能である、第2の従動子と、
上記交差部材の第2の端部に結合される第2のハンドルと、
上記第2の従動子と上記第2のハンドルとの間に結合される第2の弾性部材または第2の非弾性部材であって、上記第2の弾性部材または第2の非弾性部材は、上記第2のねじ山付きシャフトに沿った上記第2の従動子の移動に応答する、第2の弾性部材または第2の非弾性部材と
をさらに備える、項目1に記載の装置。
(項目6)
第2のねじ山付きシャフトの第1の端部と第2のねじ山付きシャフトの第2の端部との間の上記第2のねじ山付きシャフトに沿った上記第2の従動子の移動は、上記第2の弾性部材内の弾性力を増減させることをさらに含む、項目5に記載の装置。
(項目7)
第2のねじ山付きシャフトの第1の端部と第2のねじ山付きシャフトの第2の端部との間の上記第2のねじ山付きシャフトに沿った上記第2の従動子の移動は、上記第2の非弾性部材内に、上記第2のハンドルを移動させるために十分な張力を発生させることをさらに含む、項目5に記載の装置。
(項目8)
上記第1のハンドルに回転可能に結合される第1のローラアセンブリと、上記第2のハンドルに回転可能に結合される第2のローラアセンブリとをさらに備える、項目6または7のいずれか1項に記載の装置。
(項目9)
それぞれが第1のハンドル支持体の第2の端部に対向する第1のハンドル支持体の第1の端部を有する第1の対のハンドル支持体をさらに備え、上記第1のハンドル支持体の第1の端部は、対応して、上記交差部材の第1の端部および上記交差部材の第2の端部に近接して枢動可能に搭載され、第1のハンドル支持体の第2の端部は、対応して、上記第1のハンドルおよび上記第2のハンドルに枢動可能に搭載される、項目8に記載の装置。
(項目10)
それぞれが第2のハンドル支持体の第2の端部に対向する第2のハンドル支持体の第1の端部を有する第2の対のハンドル支持体をさらに備え、上記第2のハンドル支持体の第1の端部は、対応して、上記交差部材の第1の端部および上記交差部材の第2の端部に近接して枢動可能に搭載される上記第1のハンドル支持体の第1の端部から内向きのある距離において、上記交差部材に枢動可能に搭載され、上記第2のハンドル支持体の第2の端部は、対応して、上記第1のハンドルおよび上記第2のハンドルに枢動可能に搭載される上記第1のハンドル支持体の第2の端部から内向きのある距離において、対応して、上記第1のハンドルおよび上記第2のハンドルに枢動可能に搭載される、項目9に記載の装置。
(項目11)
上記第1の弾性部材または上記第1の非弾性部材は、上記第1の従動子と上記対の第1のハンドル支持体の第1のものとの間に結合され、上記第2の弾性部材または上記第2の非弾性部材は、上記第2の従動子と上記対の第1のハンドル支持体の第2のものとの間に結合される、項目9に記載の装置。
(項目12)
上記駆動部材は、駆動歯車を備え、上記第1および第2の被駆動部材は、それぞれが被駆動歯車を備え、上記駆動歯車は、上記第1および第2の被駆動歯車と回転可能に噛合する、項目5に記載の装置。
(項目13)
上記第1のローラアセンブリは、複数のローラアセンブリのうちの1つを備え、上記複数のローラアセンブリのそれぞれは、上記第1のハンドルに相互交換可能に回転可能に結合するように構成される、項目5に記載の装置。
(項目14)
上記第2のローラアセンブリは、複数のローラアセンブリのうちの1つを備え、上記複数のローラアセンブリのそれぞれは、上記第2のハンドルに相互交換可能に回転可能に結合されるように構成される、項目13に記載の装置。
(項目15)
上記複数のローラアセンブリの第1のものは、上記複数のローラアセンブリの第2のものと同一である外部表面構成を有する、項目14に記載の装置。
(項目16)
上記複数のローラアセンブリの第1のものは、上記複数のローラアセンブリの第2のものと異なる外部表面構成を有する、項目14に記載の装置。
(項目17)
調節ノブを上記交差部材の外部にさらに備え、上記調節ノブは、上記駆動シャフトの第2の端部部分に添着される、項目1に記載の装置。
(項目18)
上記調節ノブは、上記第1のローラを移動させるように回転可能である、項目17に記載の装置。
(項目19)
調節ノブを上記交差部材の外部にさらに備え、上記調節ノブは、上記駆動シャフトの第2の端部部分に添着される、項目5に記載の装置。
(項目20)
上記調節ノブは、並行して、上記第1のローラおよび上記第2のローラを移動させるように回転可能である、項目19に記載の装置。
(項目21)
上記調節ノブは、上記第1の弾性部材内の弾性力を増減させるように回転可能である、項目17に記載の装置。
(項目22)
上記調節ノブは、並行して、上記第1の弾性部材および上記第2の弾性部材内の弾性力を増減させるように回転可能である、項目19に記載の装置。
(項目23)
方法であって、
駆動部材を、第2の端部に対向する第1の端部を有する交差部材内に回転可能に支持される駆動シャフトの第1の端部部分に添着することと、
第1の被駆動部材を、上記駆動シャフトに略直交する上記交差部材内に回転可能に支持される第1のねじ山付きシャフトの第1の端部部分に添着することであって、上記駆動部材は、上記第1の被駆動部材に回転可能に係合され、上記第1のねじ山付きシャフトを回転させる、ことと、
上記第1のねじ山付きシャフト上の第1の従動子に螺合係合することであって、上記第1の従動子は、第1のねじ山付きシャフトの第1の端部と第1のねじ山付きシャフトの第2の端部との間の上記第1のねじ山付きシャフトの回転によって、上記第1のねじ山付きシャフトに沿って移動可能である、ことと、
第1のハンドルを上記交差部材の第1の端部に結合することと、
第1の弾性部材または第1の非弾性部材を上記第1の従動子と上記第1のハンドルとの間に結合することであって、上記第1の弾性部材または上記第1の非弾性部材は、上記第1のねじ山付きシャフトに沿った上記第1の従動子の移動に応答する、ことと
を含む、方法。
(項目24)
上記第1の従動子を、上記第1のねじ山付きシャフトに沿って、上記第1のねじ山付きシャフトの第1の端部と上記第1のねじ山付きシャフトの第2の端部との間で移動させ、上記第1の弾性部材内の弾性力を増減させることをさらに含む、項目23に記載の方法。
(項目25)
上記第1の従動子を、上記第1のねじ山付きシャフトに沿って、第1のねじ山付きシャフトの第1の端部と第1のねじ山付きシャフトの第2の端部との間で移動させ、上記第1の非弾性部材内に、上記第1のハンドルを移動させるために十分な張力を発生させることをさらに含む、項目23に記載の方法。
(項目26)
第1のローラアセンブリを上記第1のハンドルに回転可能に結合することをさらに含む、項目24または25のいずれか1項に記載の方法。
(項目27)
第2の被駆動部材を、上記駆動シャフトに略直交する上記交差部材内に回転可能に支持される第2のねじ山付きシャフトの第1の端部部分に添着することであって、上記駆動部材は、上記第2の被駆動部材に回転可能に係合され、上記第2のねじ山付きシャフトを回転させる、ことと、
上記第2のねじ山付きシャフト上の第2の従動子に螺合係合することであって、上記第2の従動子は、第2のねじ山付きシャフトの第1の端部と第2のねじ山付きシャフトの第2の端部との間の上記第2のねじ山付きシャフトの回転によって、上記第1のねじ山付きシャフトに沿って移動可能である、ことと、
第2のハンドルを上記交差部材の第2の端部に結合することと、
第2の弾性部材または第2の非弾性部材を上記第2の従動子と上記第2のハンドルとの間に結合することであって、上記第2の弾性部材または上記第2の非弾性部材は、上記第2のねじ山付きシャフトに沿った上記第2の従動子の移動に応答する、ことと
をさらに含む、項目23に記載の方法。
(項目28)
上記第2の従動子を、上記第2のねじ山付きシャフトに沿って、第2のねじ山付きシャフトの第1の端部と第2のねじ山付きシャフトの第2の端部との間で移動させ、上記第2の弾性部材内の弾性力を増減させることをさらに含む、項目27に記載の方法。
(項目29)
上記第2の従動子を、上記第2のねじ山付きシャフトに沿って、第2のねじ山付きシャフトの第1の端部と第2のねじ山付きシャフトの第2の端部との間で移動させ、上記第2の非弾性部材内に、上記第2のハンドルを移動させるために十分な張力を発生させることをさらに含む、項目27に記載の方法。
(項目30)
第1のローラアセンブリを回転可能に上記第1のハンドルに回転可能に結合し、第2のローラアセンブリを上記第2のハンドルに回転可能に結合することをさらに含む、項目23または27のいずれか1項に記載の方法。
(項目31)
対応して、第1のハンドル支持体の第1の端部によって、上記交差部材の第1の端部および上記交差部材の第2の端部に近接して、第1の対のハンドル支持体を枢動可能に搭載することと、
対応して、第1のハンドル支持体の第2の端部を上記第1のハンドルおよび上記第2のハンドルに枢動可能に搭載することと
をさらに含む、項目30に記載の方法。
(項目32)
対応して、第2のハンドル支持体の第1の端部によって、それぞれ、上記交差部材の第1の端部および上記交差部材の第2の端部に近接して枢動可能に搭載される上記第1のハンドル支持体の第1の端部から内向きのある距離において、上記交差部材に、第2の対のハンドル支持体を枢動可能に搭載することと、
対応して、それぞれ、対応して上記第1のハンドルおよび上記第2のハンドルに枢動可能に搭載される上記第1のハンドル支持体の第2の端部から内向きのある距離において、上記第2のハンドル支持体の第2の端部を上記第1のハンドルおよび上記第2のハンドルに枢動可能に搭載することと
をさらに含む、項目31に記載の方法。
(項目33)
上記第1の弾性部材または上記第1の非弾性部材を上記第1の従動子と上記対の第1のハンドル支持体の第1のものとの間に結合することと、
上記第2の弾性部材または上記第2の非弾性部材を上記第2の従動子と上記対の第1のハンドル支持体の第2のものとの間に結合することと
をさらに含む、項目31に記載の方法。
(項目34)
上記駆動部材は、駆動歯車を備え、上記第1および第2の被駆動部材のそれぞれは、被駆動歯車を備え、上記駆動歯車を上記第1および第2の被駆動歯車と回転可能に噛合させる、項目27に記載の方法。
(項目35)
複数のローラアセンブリのうちの1つを上記第1のハンドルに相互交換可能に回転可能に結合することをさらに含む、項目27に記載の方法。
(項目36)
複数のローラアセンブリのうちの1つを上記第2のハンドルに相互交換可能に回転可能に結合することをさらに含む、項目35に記載の方法。
(項目37)
上記複数のローラアセンブリの第1のものは、上記複数のローラアセンブリの第2のものと同一である外部表面構成を有する、項目36に記載の方法。
(項目38)
上記複数のローラアセンブリの第1のものは、上記複数のローラアセンブリの第2のものと異なる外部表面構成を有する、項目36に記載の方法。
(項目39)
調節ノブを上記駆動シャフトの第2の端部部分に添着することをさらに含み、上記調節ノブは、上記交差部材の外部に配置される、項目23に記載の方法。
(項目40)
上記調節ノブを回転させ、上記第1のローラを移動させることをさらに含む、項目39に記載の方法。
(項目41)
調節ノブを上記駆動シャフトの第2の端部部分に添着することをさらに含み、上記調節ノブは、上記交差部材の外部に配置される、項目27に記載の方法。
(項目42)
上記調節ノブは、並行して、上記第1のローラおよび上記第2のローラを移動させるように回転可能である、項目41に記載の方法。
(項目43)
上記調節ノブは、上記第1の弾性部材内の弾性力を増減させるように回転可能である、項目41に記載の方法。
(項目44)
上記調節ノブは、並行して、上記第1の弾性部材および上記第2の弾性部材内の弾性力を増減させるように回転可能である、項目19に記載の方法。
(項目45)
方法であって、
交差部材内に回転可能に支持される駆動シャフトの第1の端部部分に添着される駆動部材を回転させることと、
上記第1の被駆動部材に回転可能に係合される第1の被駆動部材を回転させることであって、上記第1の被駆動部材は、上記駆動シャフトに略直交する上記交差部材内に回転可能に支持される第1のねじ山付きシャフトの第1の端部部分に添着される、ことと、
上記第1のねじ山付きシャフトを回転させ、上記第1のねじ山付きシャフト上に螺合係合される第1の従動子を、第1のねじ山付きシャフトの第1の端部と第1のねじ山付きシャフトの第2の端部との間で移動させることと、
上記第1の従動子の移動と関連付けられる力を、上記第1の従動子と上記交差部材の交差部材の第1の端部に結合される第1のハンドルとの間に結合される第1の弾性部材または第1の非弾性部材に伝達することと
を含む、方法。
(項目46)
上記第1の従動子を、上記第1のねじ山付きシャフトに沿って、上記第1のねじ山付きシャフトの第1の端部と上記第1のねじ山付きシャフトの第2の端部との間で移動させ、上記第1の弾性部材内の弾性力を増減させることをさらに含む、項目45に記載の方法。
(項目47)
上記第1の従動子を、上記第1のねじ山付きシャフトに沿って、第1のねじ山付きシャフトの第1の端部と第1のねじ山付きシャフトの第2の端部との間で移動させ、上記第1の非弾性部材内に、上記第1のハンドルを移動させるために十分な張力を発生させることをさらに含む、項目45に記載の方法。
(項目48)
上記第1の被駆動部材に回転可能に係合される第2の被駆動部材を回転させることであって、上記第2の被駆動部材は、上記駆動シャフトに略直交する上記交差部材内に回転可能に支持される第2のねじ山付きシャフトの第1の端部部分に添着される、ことと、
上記第2のねじ山付きシャフトを回転させ、上記第2のねじ山付きシャフト上に螺合係合される第2の従動子を、第2のねじ山付きシャフトの第1の端部と第2のねじ山付きシャフトの第2の端部との間で移動させることと、
上記第2の従動子の移動と関連付けられる力を、上記第1の従動子と上記交差部材の交差部材の第1の端部に結合される第2のハンドルとの間に結合される第2の弾性部材または第2の非弾性部材に伝達することと
をさらに含む、項目45に記載の方法。
(項目49)
上記第2の従動子を、上記第2のねじ山付きシャフトに沿って、第2のねじ山付きシャフトの第1の端部と第2のねじ山付きシャフトの第2の端部との間で移動させ、上記第2の弾性部材内の弾性力を増減させることをさらに含む、項目48に記載の方法。
(項目50)
上記第2の従動子を、上記第2のねじ山付きシャフトに沿って、第2のねじ山付きシャフトの第1の端部と第2のねじ山付きシャフトの第2の端部との間で移動させ、上記第2の非弾性部材内に、上記第2のハンドルを移動させるために十分な張力を発生させることをさらに含む、項目48に記載の方法。
(項目51)
上記第1のハンドルに回転可能に結合される第1のローラアセンブリを回転させることと、
上記第2のハンドルに回転可能に結合される第2のローラアセンブリを回転させることと
をさらに含む、項目48に記載の方法。
(項目52)
対応して、第1のハンドル支持体の第1の端部によって、上記交差部材の第1の端部および上記交差部材の第2の端部に枢動可能に搭載される第1の対のハンドル支持体を駆動させることと、
対応して、第1の手支持体の第2の端部によって、上記第1のハンドルおよび上記第2のハンドルに枢動可能に搭載される上記第1の対のハンドル支持体を駆動させることと
をさらに含む、項目48に記載の方法。
(項目53)
対応して、第2のハンドル支持体の第1の端部によって、上記交差部材の第1の端部および上記交差部材の第2の端部に近接して枢動可能に搭載される上記第1のハンドル支持体の第1の端部から内向きのある距離において、上記交差部材に枢動可能に搭載される第2の対のハンドル支持体を駆動させることと、
対応して、上記第1のハンドルおよび上記第2のハンドルに枢動可能に搭載される上記第1のハンドル支持体の第2の端部から内向きのある距離において、対応して、上記第1のハンドルおよび上記第2のハンドルに枢動可能に搭載される第2のハンドル支持体の第2の端部によって、対応して、枢動可能に搭載される上記第2の対のハンドル支持体を駆動させることと
をさらに含む、項目52に記載の方法。
(項目54)
上記第1の弾性部材または上記第1の非弾性部材は、上記第1の従動子と上記対の第1のハンドル支持体の第1のものとの間に結合され、上記第2の弾性部材または上記第2の非弾性部材は、上記第2の従動子と上記第1の対の第1のハンドル支持体の第2のものとの間に結合される、項目52に記載の方法。
(項目55)
複数のローラアセンブリのうちの1つを上記第1のハンドルに相互交換可能に回転可能に結合することをさらに含む、項目51に記載の方法。
(項目56)
複数のローラアセンブリのうちの1つを上記第2のハンドルに相互交換可能に回転可能に結合することをさらに含む、項目55に記載の方法。
(項目57)
上記複数のローラアセンブリの第1のものは、上記複数のローラアセンブリの第2のものと同一である外部表面構成を有する、項目55に記載の方法。
(項目58)
上記複数のローラアセンブリの第1のものは、上記複数のローラアセンブリの第2のものと異なる外部表面構成を有する、項目56に記載の方法。
(項目59)
上記交差部材の外部の調節ノブを回転させることをさらに含み、上記調節ノブは、上記駆動シャフトの第2の端部部分に添着される、項目45に記載の方法。
(項目60)
上記調節ノブは、上記第1のローラを移動させるように回転可能である、項目59に記載の方法。
(項目61)
上記交差部材の外部の調節ノブを回転させることをさらに含み、上記調節ノブは、上記駆動シャフトの第2の端部部分に添着される、項目45に記載の方法。
(項目62)
上記調節ノブを回転させ、並行して、上記第1のローラおよび上記第2のローラを移動させることをさらに含む、項目61に記載の方法。
(項目63)
上記調節ノブを回転させ、上記第1の弾性部材内の弾性力を増減させることをさらに含む、項目61に記載の方法。
(項目64)
上記調節ノブを回転させ、並行して、上記第1の弾性部材および上記第2の弾性部材内の弾性力を増減させることをさらに含む、項目61に記載の方法。
(項目65)
マッサージの方法であって、
対応する対の弾性部材内の弾性力の量を増減させるマッサージローラ調節アセンブリを動作させることと、
一対のローラアセンブリを第1の離間距離から第2の離間距離まで牽引することであって、上記ローラアセンブリは、上記対のローラアセンブリを上記第1の離間距離に向かって戻すように作用する上記対の弾性部材内に貯蔵される弾性力の量に応答する、ことと、
上記対のローラアセンブリを身体のマッサージ可能部分を中心として対向関係に配置することと、
上記対のローラアセンブリを上記第1の離間距離に向かって戻し、上記身体の上記マッサージ可能部分に係合させることと、
上記対のローラアセンブリ内の進行を上記身体の上記マッサージ可能部分上に発生させることと、
上記身体の上記マッサージ可能部分をマッサージすることと
を含む、方法。
(項目66)
マッサージの方法であって、
一対の非弾性部材内の張力を増減させるマッサージローラ調節アセンブリを動作させることと、
一対のローラアセンブリを第1の離間距離から第2の離間距離まで移動させることであって、上記ローラアセンブリは、上記対のローラアセンブリを第1の離間距離から第2の離間距離に向かって移動させるように作用する上記対の非弾性部材内で発生された上記張力の量に応答する、ことと、
上記対のローラアセンブリを身体のマッサージ可能部分を中心として対向関係に配置することと、
上記対のローラアセンブリを上記第1の離間距離に向かって戻し、上記身体の上記マッサージ可能部分に係合させることと、
上記対のローラアセンブリ内の進行を上記身体の上記マッサージ可能部分上で発生させることと、
上記身体の上記マッサージ可能部分をマッサージすることと
を含む、方法。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1図1は、本発明のローラマッサージデバイスのある実施形態を使用する方法の例証である。
図2図2は、本発明のローラマッサージデバイスの特定の実施形態の斜視図である。
図3図3は、閉鎖条件における、本発明のローラマッサージデバイスの特定の実施形態の第1の側面立面図である。
図4図4は、開放条件における、本発明のローラマッサージデバイスの特定の実施形態の第2の側面立面図である。
図5図5は、本発明のローラマッサージデバイスの特定の実施形態の第1の端面図である。
図6図6は、本発明のローラマッサージデバイスの特定の実施形態の第2の端面図である。
図7図7は、本発明のローラマッサージデバイスの特定の実施形態の上部平面図である。
図8図8は、本発明のローラマッサージデバイスの特定の実施形態の底部平面図である。
図9図9は、マッサージローラ調節アセンブリの実施形態を図示する、図7に示されるような拡大断面図9-9である。
図10図10は、調節範囲の第1の端部における、図9に示されるマッサージローラ調節アセンブリの実施形態を図示する、図7に示されるような断面図10-10である。
図11図11は、調節範囲の第2の端部における、図9に示されるマッサージローラ調節アセンブリの実施形態を図示する、図7に示されるような断面図11-11である。
図12図12Aは、複数のローラアセンブリのうちの1つを1つまたは一対のローラマッサージハンドル内に相互交換可能に配置するように適合される、マッサージローラデバイスを図示する。図12Bは、1つまたは一対のローラマッサージハンドル内に相互交換可能に配置される、複数のローラアセンブリのうちの1つを図示する。図12Cは、1つまたは一対のローラマッサージハンドル内に相互交換可能に配置される、複数のローラアセンブリのうちの1つを図示する。図12Dは、1つまたは一対のローラマッサージハンドル内に相互交換可能に配置される、複数のローラアセンブリのうちの1つを図示する。図12Eは、1つまたは一対のローラマッサージハンドル内に相互交換可能に配置される、複数のローラアセンブリのうちの1つを図示する。
【発明を実施するための形態】
【0008】
概して、交差部材の第1の端部(3)と交差部材の第2の端部(4)との間に配置される、交差部材長を有する、交差部材(2)を含む、ローラマッサージデバイス(1)の実施形態を示す、図1-12を参照する。一対のハンドル(5)(6)が、対応して、交差部材の第1の端部(3)および交差部材の第2の端部(4)に結合されることができる。一対のローラアセンブリ(7)(8)が、対応して、対のローラアセンブリ(7)(8)を対のハンドル(5)(6)間に対向関係に配置する、対のハンドル(5)(6)に回転可能に結合されることができる。交差部材(2)と関連付けられる、マッサージローラ調節アセンブリ(9)が、一対のローラアセンブリ(7)(8)の一方または両方に動作可能に結合されることができる。
【0009】
マッサージローラ調節アセンブリ(9)の特定の実施形態では、マッサージローラ調節アセンブリ(9)の動作は、対のローラアセンブリ(7)(8)間の距離を増減させるために十分な張力(10’)を発生させる。用語「張力」は、本発明の目的のために、非弾性部材の引動または押動力を意味する。
【0010】
マッサージローラ調節アセンブリ(9)の他の特定の実施形態では、マッサージローラ調節アセンブリ(9)の動作は、対のローラアセンブリ(7)(8)を離れるように分離または引動させるために必要な弾性力(10’’)の量を増減させる。マッサージローラ調節アセンブリ(9)の特定の実施形態では、マッサージローラ調節アセンブリ(9)の動作は、対のローラアセンブリ(7)(8)の一方または両方に結合される、弾性力(11)の量を増減させる。用語「弾性力」は、本発明の目的のために、弾性部材内に貯蔵される弾性ポテンシャルエネルギーを意味する。
【0011】
ここで、主に、図2-8を参照すると、交差部材(2)は、1つの部品から成る実質的に非可撓性の交差部材(2)の形態をとることができる。一対のハンドル(5)(6)が、対応して、交差部材の第1の端部(3)および交差部材の第2の端部(4)に近接して結合されることができる。特定の実施形態では、対のハンドル(5)(6)の一方または両方は、交差部材の第1の端部(3)または交差部材の第2の端部(4)に枢動可能に結合されることができる。交差部材(2)に関連する対のハンドル(5)(6)の一方または両方の回転は、閉鎖条件(13)に配置される対のハンドル(5)(6)が、ローラマッサージデバイス(1)の開放条件(14)を達成するために、ユーザ(12)による外向きの強制的押勢下、離れるように牽引されることを可能にする。
【0012】
ここで、主に、図1-6を参照すると、特定の実施形態では、ローラマッサージデバイス(1)はさらに、それぞれ、ハンドル支持体の第1の端部(17)とハンドル支持体の第2の端部(18)との間に配置される長さを有する、第1の対のハンドル支持体(15)(16)を含むことができる。第1の対のハンドル支持体(15)(16)は、ハンドル支持体の第1の端部(17)(18)によって、交差部材(2)の交差部材の第1の端部(3)および交差部材の第2の端部(4)の対応するものに結合または接続されることができる。特定の実施形態では、第1の対のハンドル支持体(15)(16)の一方または両方は、ハンドル支持体の第1の端部(17)(18)によって、交差部材(2)の交差部材の第1の端部(3)または交差部材の第2の端部(4)の対応するものに枢動可能に結合されることができる。第1の対のハンドル支持体(15)(16)は、ハンドル支持体の第2の端部(19)(20)によって、対のハンドル(5)(6)の対応するものに結合または接続されることができる。第1の対のハンドル支持体(15)(16)の一方または両方は、ハンドル支持体の第2の端部(19)(20)によって、対のハンドル(5)(6)の対応するものに枢動可能に結合されることができる。ユーザ(12)による開放条件(14)に向かった対のハンドル(5)(6)の外向きの強制的押勢は、対応する1つまたは対のハンドル支持体の第1の端部枢動点(21)(22)を中心として、第1の対のハンドル支持体(15)(16)の少なくとも一方または両方の回転を発生させる。対のハンドル(5)(6)はさらに、1つまたは一対の第1のハンドル支持体の第2の端部枢動点(23)(24)を中心として回転され、対のローラアセンブリ(7)(8)の空間関係を改変することができる。第1の対のハンドル支持体(15)(16)を含む、実施形態は、対のローラアセンブリ(7)(8)が、ローラマッサージデバイス(1)の閉鎖条件(13)と開放条件(14)との間により大きな進行範囲にわたって、対向する両側対称性に配置されることを可能にする利点を与えることができるが、必ずしも、その必要はない。
【0013】
再び、主に図1-6を参照すると、ローラマッサージデバイス(1)はさらに、それぞれ、第2のハンドル支持体の第1の端部(27)(28)と第2のハンドル支持体の第2の端部(29)(30)との間に配置される長さを有する、第2の対のハンドル支持体(25)(26)を含むことができる。第2の対のハンドル支持体(25)(26)はそれぞれ、第1の対のハンドル支持体(15)(16)から内向きのある距離において、第2のハンドル支持体の第1の端部(27)(28)によって、交差部材(2)に結合されることができる。第2のハンドル支持体の第1の端部(27)(28)の一方または両方は、第1の対のハンドル支持体(15)(16)から内向きのある距離において、第2のハンドル支持体の第1の端部(27)(28)によって、交差部材(2)に枢動可能に結合されることができる。第2の対のハンドル支持体(25)(26)はそれぞれ、第1の対のハンドル支持体(15)(16)から内向きのある距離において、第2のハンドル支持体の第2の端部(29)(30)によって、ハンドル(5)(6)に結合されることができる。第2のハンドル支持体の第2の端部(29)(30)の一方または両方は、対応して、第1の対のハンドル支持体(15)(16)から内向きのある距離において、第2のハンドル支持体の第2の端部(29)(30)によって、対のハンドル(5)(6)に枢動可能に結合されることができる。
【0014】
特定の実施形態では、ユーザ(12)による開放条件(14)に向かった対のハンドル(5)(6)の外向きの強制的押勢は、対応する対の第1および第2のハンドル支持体の第1の端部枢動点((21)(22)(31)(32))を中心として、第1の対のハンドル支持体(15)(16)および第2の対のハンドル支持体(25)(26)の回転を発生させ、対の第1および第2のハンドル支持体の第2の端部枢動点(23)(24)(33)(34)は、対のハンドル(5)(6)が、離れるように牽引されることを可能にする。しかしながら、第2の対のハンドル支持体(25)(26)は、第1の対のハンドル支持体(15)(16)に関連する対のハンドル(5)(6)の回転範囲を限定し、対のローラアセンブリ(7)(8)を、閉鎖条件(13)と開放条件(14)との間の進行範囲全体にわたって、略対向鏡像対称性に配置する。
【0015】
ここで、図2-8および12A-12Eを参照すると、対のローラアセンブリ(7)(8)はそれぞれ、ローラの第1の端部(36)とローラの第2の端部(37)との間に配置される、1つ以上のローラ要素(35)を含むことができる。特定の実施形態では、対のローラアセンブリ(7)(8)の一方または両方は、1つのみのローラ要素(35)を含む、1つの部品から成るローラアセンブリ(7’)(8’)として、または複数のローラ要素(35)を含む、1つの部品から成るローラアセンブリとして、提供されることができる。複数のローラ要素(35)を含む、1つの部品から成るローラアセンブリ(7’)(8’)の実施形態は、複数の離散的に形成または加工され、続いて、相互接続される、複数のローラ要素(35)を備え、1つの部品から成るローラアセンブリ(7’)(8’)を提供することができる、または複数のローラ要素(35)は、1つの部品から成るローラアセンブリ(7’)(8’)として、共通して形成または加工されることができる。1つの部品から成るローラアセンブリ(7’)(8’)を含む、実施形態では、複数のローラ要素(35)は全て、ローラ軸(38’)(38’’)を中心として、同一率で回転する。
【0016】
ここで、主に、図12B-12Eを参照すると、特定の実施形態では、1つの部品から成るローラアセンブリ(7’)(8’)は、一対のローラ端部部分(40)(41)間に配置される、ローラ中間部分(39)を提供することができる。特定の実施形態では、図12Bの実施例に示されるように、ローラ中間部分(39)は、対応する対のローラ端部部分(40)(41)より小さい直径を有することができる。特定の実施形態では、図12Cの実施例に示されるように、ローラ中間部分(39)は、対応して、凸面中間部分(39’)とローラの第1および第2の端部部分(40)(41)との間に延在する、第1および第2の凹面部分(42)(43)間に配置される、凸面中間部分(39’)として構成されることができる。特定の実施形態では、凸面中間部分(39’)は、対応するローラの第1および第2の端部部分(40)(41)の第1および第2の端部部分の最大直径(45)(46)を上回るまたはそれ未満の凸面ローラ中間部分の最大直径(44)を有することができる。特定の実施形態では、図12Dの実施例に示されるように、1つの部品から成るローラアセンブリ(7’)(8’)は、ローラの第1および第2の端部(36)(37)間に離間関係に配置される、複数のローラ要素(35)を提供することができる。複数のローラ要素(35)は、対応して、それぞれ、隣接する複数のローラ要素(35)より小さい直径を有する、複数の環状陥凹(47)によって分離されることができる。図12B-12Dの例証的実施例は、ローラの第1および第2の端部(36)(37)間に実質的に均一の直径を有する1つのローラ要素のみを含み得る、または、それぞれ、同一または異なるローラ要素直径を有するかまたは複数のローラ要素(35)が類似または異なる離間距離に配置される、複数のローラ要素(35)(2、3、4、5、6つ、またはそれよりも多くのローラ要素等)を含み得る、1つの部品から成るローラアセンブリ(7’)(8’)の構成の利用を除外することを意図するものではない。
【0017】
再び、主に、図12B-12Dを参照すると、特定の実施形態では、各ローラ要素(35)はさらに、パターン化された表面要素(59)を含むことができる。用語「パターン化された表面要素」は、物理的構造において異なる、少なくとも2つの面積を伴う、ローラ要素(35)上のパターンを意味し、前述の定義の範疇を犠牲にせずに、差異は、表面構造の深度の差異、表面構造の側方密度の差異、表面構造の周期性、表面構造の等方性または異方性、表面構造の異方性軸の方向、またはそれらの組み合わせに起因し得る。
【0018】
ここで、主に、図12Eを参照すると、特定の実施形態では、対のローラアセンブリ(7)(8)はそれぞれ、複数のローラ要素(35)(用途に応じて、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、またはそれよりも多くのローラ要素(35)等)を含むことができる。対のローラアセンブリ(7)(8)のそれぞれ内の複数のローラ要素(35)のそれぞれ1つは、独立して、複数のローラ要素(35)内で回転されることができる。1つ以上のローラ要素(35)はそれぞれ、それぞれ、環状部材(48)の形態にあることができ、これは、外周(49)と、中心開口要素(50)とを画定する。複数のローラ要素(35)は、対のローラアセンブリ(7)(8)のそれぞれ内で隣接当接係合または離間関係に配置されることができる。特定の実施形態では、1つ以上のローラ要素(35)はそれぞれさらに、ハブ要素(51)を含むことができ、これは、中心開口要素(50)を含む。環状部材(48)は、ハブ要素(51)の回転が環状部材(48)内で対応する回転を発生させるように、固定関係において、ハブ要素(51)に固着されることができる。中心開口要素(50)は、中心開口要素(50)を画定する、軸受内側レース(53)と、1つ以上のローラ要素(35)の回転における摩擦を低減させることを補助する、軸受要素(55)によって分離される、軸受外側レース(54)とを有する、1つ以上のローラ要素軸受(52)の形態であることができる。ハブ要素(51)は、金属、セラミック、プラスチック、木材、または同等物等の任意の実質的に剛性材料から作製されることができる。環状部材(48)の特定の実施形態はまた、実質的に剛性材料から作製されることができる、または他の実施形態に関しては、プラスチック化された樹脂、シリコーンゴム、フッ素ポリマー、天然または合成ゴム、ポリウレタン、または同等物等、身体(56)のマッサージ可能部分(55)との係合に応じて、ある程度変形する、弾力性のある弾性材料から作製されることができる。
【0019】
再び、主に、図12B-12Eを参照すると、1つ以上のローラ要素(35)は、略円形外周(57)を画定することができる。しかしながら、これらの例証的実施例は、身体(56)のマッサージ可能部分(55)をマッサージする際に有用な非円形外周(57)を画定する、ローラ要素(35)の実施形態を除外することを意図するものではない。外周(57)は、例証的実施例として、円形外周、長円形外周、正方形外周、長方形外周、六角形外周、七角形外周、八角形外周、または同等物、またはそれらの組み合わせを画定することができる。
【0020】
ここで、主に、図12A-12Eを参照すると、特定の実施形態では、対のローラアセンブリ(7)(8)のそれぞれ1つは、対応するハンドル(5)(6)に除去可能に結合されることができる。第1の事例では、これは、ローラアセンブリ(7)(8)と実質的に同じ置換ローラアセンブリ(7)(8)の置換を可能にする。第2の事例では、これは、異なる構成のローラ外部表面(58)を有する、複数のローラアセンブリ(35)間の相互交換性を可能にする。対のローラアセンブリ(7)(8)の第1のローラアセンブリ(7)または第2のローラアセンブリ(8)は、ローラ外部表面(58)の異なるローラ外部表面構成、または異なるパターン化された表面要素(59)、またはそれらの組み合わせを有する、複数のローラアセンブリ(60)から選択されることができる。例証的実施例として、複数のローラアセンブリ(60)は、図12B-12Eに示されるローラアセンブリのそれぞれを含み得る。対のローラアセンブリ(7)(8)の第1のローラアセンブリ(7)は、図12B-12Eに示されるローラアセンブリのうちの任意の1つであり得る一方、対のローラアセンブリ(7)(8)の第2のローラアセンブリ(8)も再び、図12B-12Eに示される複数のローラアセンブリ(60)のうちの任意の1つであり得る。選択された第1のローラアセンブリ(7)は、第1のハンドル(5)に相互交換可能に回転可能に結合されることができ、選択された第2のローラアセンブリ(8)は、第2のハンドル(6)に相互交換可能に回転可能に結合されることができる。
【0021】
ここで、主に、図12Aを参照すると、対のローラアセンブリ(7)(8)のそれぞれ1つは、対応して、対のハンドル(5)(6)のうちの1つ内に支持される、対応する一対の車軸(61)(62)のうちの1つに回転可能に結合されることができる。図12Aの実施例に示されるように、対の車軸(61)(62)のそれぞれ1つは、対応するハンドル(5)(6)内に支持される車軸の第2の端部部分(65)に対向する、車軸の第1の端部部分(64)間に配置される、随意の車軸中間部分(63)(破線に示される)を含むことができる。対の車軸(61)(62)は、所定の位置において、対のハンドル(5)(6)内に支持され、対応して、対のローラアセンブリ(7)(8)を所定の空間関係に配置することができる。対のローラアセンブリ(7)(8)が、1つの部品から成るローラアセンブリ(7’)(8’)を備える場合(図12B-12Dの実施例に示されるように)、車軸の第2の端部部分(65)に対向する車軸の第1の端部部分(64)のみが、対の1つの部品から成るローラアセンブリ(7’)(8’)と対応する対のハンドル(5)(6)の回転可能結合を可能にするために使用されてもよい。対のローラアセンブリ(7)(9)が、離散した複数のローラ要素(35)を含む場合(図12Eの実施例に示されるように)、対の車軸(61)(62)はそれぞれさらに、車軸中間部分(63)を第1および第2の車軸端部部分(64)(65)間に含むことができる。図12Aに示される対の車軸(61)(62)は、略線形であるが、これは、対の車軸(61)(62)のそれぞれが、弧状である、またはある量の曲率(66)を対向する第1および第2の車軸端部部分(64)(65)間に有し得る(弧状破線によって示されるように)、実施形態を除外することを意図するものではない。対の車軸(61)(62)のそれぞれ内の曲率(66)の量は、1つ以上のローラ要素(35)と身体(56)のマッサージ可能部分(55)の対応する曲率の係合の利点を提供するために、より大きいまたはより小さい曲率(66)の量であることができる。
【0022】
ここで、主に、図1-4を参照すると、特定の実施形態では、対のハンドル(5)(6)はそれぞれ、ユーザ(12)の一対の手(67)(68)の対応するものとの把持可能係合のために構成されることができる(図1の実施例に示されるように)。対のローラアセンブリ(7)(8)は、対のハンドル(5)(6)のうちの少なくとも1つまたはハンドル(5)(6)の両方の進行が、対のローラアセンブリ(7)(8)のうちの少なくとも1つまたは対のローラアセンブリ(7)(8)の両方の対応する進行をもたらすように、対のハンドル(5)(6)のうちの少なくとも1つに応答することができる。1つの例証的実施例として、対のハンドル(5)(6)のそれぞれ1つは、ハンドルの第1の端部(70)とハンドルの第2の端部(71)との間に配置される、ハンドル把持部(69)と、対応して、ハンドルの第1の端部(70)およびハンドルの第2の端部(71)に結合される、一対の車軸支持体(72)(73)とを含むことができる。対の車軸支持体(72)(73)は、対応して、略対向または略平行対向関係における、ハンドル把持部(69)のハンドルの第1の端部(70)およびハンドルの第2の端部(71)から延在し、貫通部(74)を画定する。第1および第2の車軸端部部分(64)(65)は、対応して、対の車軸支持体(72)(73)に結合し、対のローラアセンブリ(7)(8)の対応するものを貫通部(74)内に配置する。貫通部(74)はさらに、十分な開放空間を対のローラアセンブリ(7)(8)の対応するものの1つ以上のローラ要素(35)の外周(57)と対のハンドル(5)(6)の対応するものとの間に提供し、ユーザ(12)の対の手(67)(68)のうちの1つが、対のローラアセンブリ(7)(8)の対応するものの外周(57)に係合せずに、対のハンドル(5)(6)のうちの1つのハンドル把持部(69)を把持係合することを可能にすることができる。
【0023】
ここで、主に、図9-11を参照すると、特定の実施形態では、ローラマッサージデバイス(1)はさらに、交差部材(2)内に支持される、マッサージローラ調節アセンブリ(9)を含むことができる。マッサージローラ調節アセンブリ(9)は、該交差部材(2)内に回転可能に支持される、駆動シャフト(77)の第1の端部部分(76)に添着される、駆動部材(75)を含むことができる。第1のねじ山付きシャフト(80)の第1の端部部分(79)に添着される、第1の被駆動部材(78)は、駆動シャフト(77)に略直交する、交差部材(2)内に回転可能に支持されることができる。駆動部材(75)は、第1の被駆動部材(78)に回転可能に係合し、対応して、第1のねじ山付きシャフト(80)を回転させることができる。図に示される、マッサージローラ調節アセンブリ(9)の実施形態では、駆動部材(75)および第1の被駆動部材(78)は、ベベル歯車(81)(82)であることができ、駆動シャフト(77)および第1のねじ山付きシャフト(80)の軸は、交差し、ベベル歯車(81)(82)の歯軸受面(83)(84)は、歯軸受面(83)(84)の噛合係合を可能にするように円錐形状に成形されることができる。駆動シャフト(77)および第1のねじ山付きシャフト(80)は、約90度離れて配置されることができるが、ベベル歯車(81)(82)は、同様に、他の角度における噛合係合のためにも構造化されることができる。
【0024】
再び、主に、図9-11を参照すると、第1の従動子(85)が、第1のねじ山付きシャフト(80)上に螺合係合されることができる。第1の従動子(85)はさらに、交差部材(2)内に支持される第1の従動子ガイド(87)に摺動係合される、第1の従動子ガイドチャネル(86)を含むことができる。第1の従動子(85)は、第1のねじ山付きシャフト(80)の回転によって、第1のねじ山付きシャフト(80)に沿って軸方向に移動することができる一方、第1の従動子ガイドチャネル(86)の摺動係合は、第1の従動子ガイド(87)に沿って生じ、第1の従動子(85)の回転を第1のねじ山付きシャフト(80)の周囲に限定する。第1の従動子(85)は、第1のねじ山付きシャフト(80)に沿って、対向する第1のねじ山付きシャフトの第1および第2の端部(88)(89)間を移動することができる。
【0025】
ここで、主に、図10および11を参照すると、特定の実施形態では、第1のローラアセンブリ(7)は、第1の従動子(85)に結合されることができ、それによって、第1のねじ山付きシャフト(80)に沿った第1の従動子(85)の移動は、第1のローラアセンブリ(7)の移動を発生させ、これは、特定の実施形態では、対のローラアセンブリ(7)(8)間の距離を増減させることができる。
【0026】
再び、主に、図10および11を参照すると、特定の実施形態では、第1のローラアセンブリ(7)は、1つ以上の第1の弾性要素(90)によって、第1の従動子(85)に結合されることができる。第1の弾性要素(90)は、伸展条件(104)に配置されると、弾性要素(90)を元々の非伸展条件(105)に戻す傾向にある、復元力を付与する、弾性部材、弾性コード、弾性バンド、ばね要素、延在ばね、コイルばね、または同等物を備える、またはそれらから成る群から選択されることができる。これらの特定の実施形態では、第1のねじ山付きシャフト(80)に沿ったねじ山付きシャフトの第1の端部(88)に向かった第1の従動子(85)の移動(図11の実施例に示されるように)は、1つ以上の弾性要素(90)を縦方向に延在させ、それによって、1つ以上の弾性要素(90)の張力を増加させる。図10の実施例に示されるように、第1のねじ山付きシャフト(80)に沿った第1のねじ山付きシャフトの第2の端部(89)に向かった第1の従動子(85)の移動は、1つ以上の弾性要素(90)が、非伸展条件(105)に向かって後退することを可能にし、それによって、1つ以上の弾性要素(90)の張力を減少させる。
【0027】
再び、主に、図9-11を参照すると、ローラマッサージデバイス(1)の特定の実施形態では、交差部材(2)内に支持される、マッサージローラ調節アセンブリ(9)はさらに、駆動シャフト(77)に略直交する交差部材(2)内に回転可能に支持される、第2のねじ山付きシャフト(93)の第1の端部部分(92)に添着される、第2の被駆動部材(91)を含むことができる。駆動部材(75)は、第2の被駆動部材(91)に回転可能に係合し、対応して、第2のねじ山付きシャフト(93)を回転させることができる。図に示される、マッサージローラ調節アセンブリ(9)の実施形態では、駆動部材(75)および第2の被駆動部材(91)は、ベベル歯車(81)(94)であることができ、駆動シャフト(77)および第2のねじ山付きシャフト(93)の軸は、交差し、ベベル歯車(81)(94)の歯軸受面(83)(95)は、歯軸受面(83)(95)の噛合係合を可能にするように円錐形状に成形されることができる。駆動シャフト(77)および第2のねじ山付きシャフト(93)は、約90度離れて配置されることができるが、ベベル歯車(81)(94)は、同様に、他の角度における噛合係合のためにも構造化されることができる。
【0028】
再び、主に、図9-11を参照すると、第2の従動子(96)が、第2のねじ山付きシャフト(93)上に螺合係合されることができる。第2の従動子(96)はさらに、交差部材(2)内に支持される、第2の従動子ガイド(98)に係合摺動される、第2の従動子ガイドチャネル(97)を含むことができる。第2の従動子(96)は、第2のねじ山付きシャフト(93)の回転によって、第2のねじ山付きシャフト(93)に沿って軸方向に移動することができる一方、第2の従動子ガイドチャネル(97)の摺動係合は、第2の従動子ガイド(98)に沿って生じ、第2の従動子(96)の回転を第2のねじ山付きシャフト(93)の周囲に限定する。第2の従動子(96)は、第2のねじ山付きシャフト(93)に沿って、対向する第2のねじ山付きシャフトの第1および第2の端部(99)(100)間を移動することができる。
【0029】
再び、主に、図10および11を参照すると、特定の実施形態では、第1のローラアセンブリ(7)は、第1の従動子(85)に結合されることができ、第2のローラアセンブリ(8)は、第2の従動子(96)に結合されることができ、それによって、第1のねじ山付きシャフト(80)に沿った第1の従動子(85)の移動は、第1のローラアセンブリ(7)の移動を発生させ、そしてそれによって、第2のねじ山付きシャフト(93)に沿った第2の従動子(96)の移動は、第2のローラアセンブリ(8)の移動を発生させ、それによって、対のローラアセンブリ(7)(8)間の距離を増減させる。
【0030】
再び、主に、図10および11を参照すると、特定の実施形態では、第1の従動子(85)および第1の対のハンドル支持体の第1のもの(15)は、第1のねじ山付きシャフト(80)に沿った第1の従動子(85)の移動に応答して、第1の非弾性結合(101)によって、接続されることができ、第2の従動子(96)および第1の対のハンドル支持体の第2のもの(16)は、第2のねじ山付きシャフト(93)に沿った第2の従動子(96)の移動に応答して、第2の非弾性結合(102)によって、接続されることができ、それによって、第1および第2の従動子(85)(96)の移動は、対応して、対応する移動を第1の対のハンドル支持体(15)(16)内に発生させ、これは、対応して、移動を対応する対のローラアセンブリ(7)(8)内に発生させる。
【0031】
再び、主に、図10および11を参照すると、特定の実施形態では、第1のローラアセンブリ(7)は、第1の弾性要素(90)によって、第1の従動子(85)に結合されることができ、第2のローラアセンブリ(8)は、第2の弾性要素(103)によって、第2の従動子(96)に結合されることができる。第1および第2の弾性要素(90)(103)は、伸展条件(104)に配置されると第1および第2の弾性要素(90)(103)を元々の非伸展条件(105)に向かって戻す傾向にある復元力を付与する、弾性部材、弾性コード、弾性バンド、ばね要素、延在ばね、コイルばね、または同等物を備える、またはそれらから成る群から選択されることができる。これらの特定の実施形態では、第1のねじ山付きシャフト(80)に沿った第1のねじ山付きシャフトの第1の端部(88)に向かった第1の従動子(85)の移動(図11の実施例に示されるように)および第2のねじ山付きシャフト(93)に沿った第2のねじ山付きシャフトの第1の端部(99)に向かった第2の従動子(96)の移動は、第1および第2の弾性要素(90)(103)を縦方向に延在させ、それによって、第1および第2の弾性要素(90)(103)の張力を増加させる。図10の実施例に示されるように、第1のねじ山付きシャフト(80)に沿った第1のねじ山付きシャフトの第2の端部(89)に向かった第1の従動子(85)の移動および第2のねじ山付きシャフト(93)に沿った第2のねじ山付きシャフトの第2の端部(100)に向かった第2の従動子(96)の移動は、第1および第2の弾性要素(90)(103)が、後退し、それによって、第1および第2の弾性要素(90)(103)の張力を減少させることを可能にする。
【0032】
ここで、主に、図9-11を参照すると、特定の実施形態では、マッサージローラ調節アセンブリ(9)はさらに、駆動シャフト(77)の駆動シャフトの第2の端部部分(107)に添着され、交差部材(2)から外向きに延在する、調節ノブ(106)を含むことができる。実施形態に応じて、調節ノブ(106)は、時計回りまたは反時計回り方向に回転され、マッサージローラ調節アセンブリ(9)を動作させ、第1のローラアセンブリ(7)のみまたは第2のローラアセンブリ(8)のみを他方に関連して移動させる、または並行して、第1および第2のローラアセンブリ(7)(9)の両方を相互に関連して移動させることができ、それによって、ローラマッサージデバイス(1)は、調節され、第1および第2のローラアセンブリ(7)(8)をローラマッサージデバイス(1)の閉鎖条件(13)と開放条件(14)とので移動させることができる。
【0033】
再び、主に、図1を参照すると、特定の実施形態では、調節ノブ(106)は、時計回りまたは反時計回り方向に回転され、マッサージローラ調節アセンブリ(9)を動作させ、第1および第2の弾性要素(90)(103)の張力を増加させることができ、これは、第1のローラアセンブリ(7)を第2のローラアセンブリ(8)から離れるように移動させるために第1のハンドル(5)および第2のハンドル(6)に印加されなければならない、力(10)の量を増加させ、対応して、第1および第2のローラアセンブリ(7)(8)によって身体(56)のマッサージ可能部分(55)に印加される力(10)の量を増加させる。対応して、調節ノブ(106)は、時計回りまたは反時計回り方向に回転され、マッサージローラ調節アセンブリ(9)を動作させ、第1および第2の弾性要素(90)(103)内に貯蔵される張力を減少させることができ、これは、第1のローラアセンブリ(7)を第2のローラアセンブリ(8)から離れるように移動させるために第1のハンドル(5)に印加されなければならない、力(10)の量を減少させ、対応して、身体(56)のマッサージ可能部分(55)に係合される第1および第2のローラアセンブリ(7)(8)によって印加される、力(10)の量を減少させる。
【0034】
調節ノブ(106)の実施形態は、ヒトの手(67)(68)の指(109)(110)によって把持されるように構成される、調節ノブ外部表面(108)を有することができ、図は、調節ノブ(106)を略円筒形として示すが、これは、駆動シャフトの第2の端部部分(107)への添着およびマッサージローラ調節アセンブリ(9)を動作させるための回転を可能にする、任意の様式で構成される、調節ノブ(106)外部表面を除外することを意図するものではない。
【0035】
ここで、主に、図1を参照すると、身体(56)のマッサージ可能部分(55)は、脚部(111)の上側部分等、概して、管状であることができる。ローラアセンブリ(7)(8)の特定の実施形態は、複数のローラアセンブリ(60)から選択され、対応する対のハンドル(5)(6)に回転可能に結合または相互交換可能に回転可能に結合され、複数のローラ要素(35)が、身体(56)のマッサージ可能部分(55)の対応する曲率により緊密に共形化する、それに係合する、またはそれを治療することを可能にすることができる。
【0036】
再び、主に、図1-12を参照すると、ローラマッサージデバイス(1)の実施形態を使用したマッサージの方法は、一対のハンドル(5)(6)と一対の手(67)(68)を把持係合するステップのうちの1つ以上のものを含むことができる。ローラマッサージデバイス(1)の閉鎖条件(13)における、対のハンドル(5)(6)は、開放条件(14)に向かって外向きにある距離だけ牽引され、対応して、対のローラアセンブリ(7)(8)を離間距離に配置することができる。ユーザ(12)は、対のハンドル(5)(6)が、閉鎖条件(13)に向かって戻り、対のローラマッサージアセンブリ(7)(8)を身体(56)のマッサージ可能部分(55)上に係合することを可能にすることができる。ユーザ(12)は、対のハンドル(5)(6)のそれぞれを第1の方向(112)に身体(56)のマッサージ可能部分(55)上で強制的に押勢することによって、対のローラアセンブリ(7)(8)内に進行を発生させることができる。ユーザ(12)は、対のハンドル(5)(6)のそれぞれを第2の方向(112)に強制的に押勢し、対応して、身体(56)のマッサージ可能部分(55)上で第2の方向(113)に対のローラマッサージアセンブリ(7)(8)内に進行を発生させることができる。
【0037】
特定の実施形態では、本方法はさらに、マッサージローラ調節アセンブリ(9)を動作させ、交差部材(2)内に回転可能に支持される、駆動シャフト(77)を回転させ、駆動シャフト(77)の第1の端部部分(79)に添着される第1の駆動部材(75)内の対応する回転と、駆動シャフト(77)に略直交する交差部材(2)内に回転可能に支持される対応する第1または第2のねじ山付きシャフト(80)(93)の第1の端部部分(79)(92)に添着される第1または第2の被駆動部材(78)(91)(または両方)の対応する回転とを発生させるステップを含むことができる。本方法はさらに、対応して、第1または第2のねじ山付きシャフト(80)(93)の回転によって、第1または第2の従動子(85)(96)(または両方)を第1または第2のねじ山付きシャフト(80)(93)に沿って移動させるステップと、対応して、第1および第2の従動子(85)(96)と第1および第2のローラアセンブリ(7)(8)との間に結合される、第1または第2の弾性要素(90)(103)(または両方)の張力を、対応して、調節するステップとを含むことができる。
【0038】
図1の例証的実施例は、身体(56)のマッサージ可能部分(55)をユーザ(12)の脚部(110)の上側部分として示すが、実施例は、下腿、上腕、下腕、上半身、下半身、腰部、手、足、または同等物等、対のローラマッサージアセンブリ(7)(8)の進行によって係合され得る、身体(55)の任意の他の部分上でのローラマッサージデバイス(1)の使用を除外することを意図するものではない。加えて、ローラマッサージデバイス(1)は、ユーザ(12)の身体(56)の一部をマッサージするように示されるが、実施例は、ウシ、ウマ、イヌ、ネコ、または同等物等、他の動物の身体(56)のマッサージ可能部分(55)上でのローラマッサージデバイス(1)の使用を除外することを意図するものではない。さらに、図1の実施例は、ローラマッサージデバイス(1)のユーザ(12)が、ユーザ自身の身体(56)のマッサージ可能部分(55)をマッサージするように示すが、実施例は、ローラマッサージデバイス(1)のユーザ(12)が、身体(56)のマッサージ可能部分(55)と別個である、そこから独立する、またはそこから離散することを除外することを意図するものではない。
【0039】
前述から容易に理解され得るように、本発明の基本概念は、種々の方法で具現化されてもよい。本発明は、多数かつ様々なローラマッサージデバイス(1)内に実装され得る、マッサージローラ調節アセンブリ(9)と、最良形態を含む、ローラマッサージデバイス(1)の実施形態におけるそのようなマッサージローラ調節アセンブリ(9)の使用および作製の方法の多数かつ変動する実施形態を伴う。
【0040】
したがって、説明によって開示される、または本願に付随する図または表に示される、本発明の特定の実施形態または要素は、限定するように意図されず、むしろ、概して、本発明によって包含される多数かつ多様な実施形態、またはその任意の特定の要素に関して包含される均等物の例示として意図される。加えて、本発明の単一実施形態または要素の具体的説明は、可能性として考えられる全ての実施形態または要素を明示的に説明していない場合があり、多くの代替が、説明および図によって暗示的に開示される。
【0041】
装置の各要素または方法の各ステップは、装置用語または方法用語によって説明され得ることを理解されたい。そのような用語は、所望である場合、本発明が享有する暗示的に広範な範囲を明確にするために代用されることができる。一実施例としてであるが、方法の全てのステップは、ある作用、その作用を行うための手段、またはその作用を引き起こす要素として開示され得ることを理解されたい。同様に、装置の各要素は、物理的要素またはその物理的要素が促進する作用として開示され得る。一実施例としてであるが、「ローラ」の開示は、明示的に議論されるかどうかにかかわらず、「転動する」作用の開示を包含すると理解されたい。逆に、「転動する」作用の事実上の開示が存在する場合、そのような開示は、「ローラ」またはさらには「転動させるための手段」の開示を包含するように理解されたい。各要素またはステップに関するそのような代替用語は、説明に明示的に含まれるように理解されたい。
【0042】
加えて、使用される各用語に関して、本願におけるその利用がそのような解釈と矛盾しない限り、一般的な辞書の定義は、各定義が参照することによって本明細書に組み込まれる、Random House Webster’s Unabridged Dictionary(第2版)に収録されるような各用語に関する記述に含まれると理解すべきであることを理解されたい。
【0043】
本明細書の全ての数値は、明示的に示されるかどうかにかかわらず、用語「約」によって修飾されると仮定される。本発明の目的のために、範囲は、「約」1つの特定の値から「約」別の特定の値として表され得る。そのような範囲が表されるとき、別の実施形態は、1つの特定の値から他の特定の値を含む。端点による数値範囲の列挙は、その範囲内に包含される、全ての数値を含む。1から5の数値範囲は、例えば、数値1、1.5、2、2.75、3、3.80、4、5等を含む。さらに、範囲のそれぞれの端点は、他の端点に関連して、および他の端点から独立しての両方において、有意であることをさらに理解されたい。値が、先行詞「約」の使用によって、近似値として表されるとき、特定の値は、別の実施形態を形成することを理解されたい。用語「約」は、概して、当業者が、列挙される数値と同等である、または同一の機能または結果を有すると見なすであろう数値の範囲を指す。同様に、先行詞「略」は、全体的にではないが、大まかに、同一の形態、様式、または程度を意味し、特定の要素は、当業者が同一の機能または結果を有すると見なすであろう構成の範囲を有するであろう。特定の要素が、先行詞「略」の使用によって近似値として表されるとき、特定の要素は、別の実施形態を形成すると理解されたい。
【0044】
さらに、本発明の目的のために、用語「a」または「an」実体は、別様に限定されない限り、その実体のうちの1つ以上のものを指す。したがって、用語「a」または「an」、「1つ以上の」、および「少なくとも1つ」は、本明細書では同義的に使用されることができる。
【0045】
したがって、本出願者は、少なくとも、i)本明細書に開示および説明されるマッサージローラデバイスおよびマッサージローラ調節アセンブリのそれぞれ、ii)開示および説明される関連する方法、iii)これらのデバイスおよび方法のそれぞれの類似物、均等物、およびさらには暗示的変形例、iv)示される、開示される、または説明される機能のそれぞれを遂行するそれらの代替実施形態、v)開示および説明されるものを達成することが暗示的である、示される機能のそれぞれを達成するそれらの代替設計および方法、vi)別個かつ独立した発明として示される、各特徴、構成要素、およびステップ、vii)開示される種々のシステムまたは構成要素によって向上される用途、viii)そのようなシステムまたは構成要素によって生産される、結果として生じる製品、ix)実質的に、本明細書に前述され、付随の実施例のいずれかに関して説明されるような方法および装置、x)開示される先の要素のそれぞれの種々の組み合わせおよび順列を請求すると理解されたい。
【0046】
本特許出願の背景の節は、該当する場合、本発明が関連する事業分野を記載したものである。本節はまた、本発明が導かれる技術状況についての情報、問題、または懸念を関連付ける際に有用である、ある米国特許、特許出願、公開、または請求される発明の主題の言い換えを組み込む、または含有し得る。本明細書に引用される、または組み込まれる任意の米国特許、特許出願、公開、記載、または他の情報が、本発明に関する従来技術として認められるように読み取られる、解釈される、またはそのように見なされることは意図されない。
【0047】
本明細書に記載される請求項は、該当する場合、本発明の本説明の一部として、参照することによって本明細書に組み込まれ、本出願者は、そのような請求項のそのような組み込まれた内容の全てまたは一部を請求項またはその任意の要素または構成要素のいずれかまたは全てを裏付ける付加的説明として使用する権利を明示的に留保し、本出願者はさらに、必要に応じて、そのような請求項またはその任意の要素または構成要素の組み込まれた内容の任意の部分または全てを説明から請求項にまたはその逆に移動させ、本願によって、またはその任意の後続出願または継続、分割、または一部継続出願によって、保護が求められる事項を定義する権利、または任意の国または条約の特許法、規則、または規制の任意の利益、それらに準ずる料金の減額を得る権利、またはそれらに準拠する権利を明示的に留保し、参照することによって組み込まれるそのような内容は、その任意の後続の継続、分割、または一部継続出願またはそれについての任意の再発行もしく延長を含め、本願の係属中全体を通して存続するものとする。
【0048】
加えて、本明細書に記載される請求項は、該当する場合、さらに、本発明の限定された数の好ましい実施形態の境界線を記載することを意図され、本発明の最も広い実施形態または請求され得る本発明の実施形態の完全な列挙として解釈されるべきではない。本出願者は、上記に記載された説明に基づいて、さらなる特許請求の範囲を任意の継続、分割、または一部継続出願、または類似する出願の一部として展開するいずれの権利も放棄しない。
図1
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図12A-12E】