(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-03-15
(45)【発行日】2022-03-24
(54)【発明の名称】着脱式クリップ付きマスク
(51)【国際特許分類】
A41D 13/11 20060101AFI20220316BHJP
【FI】
A41D13/11 H
A41D13/11 Z
(21)【出願番号】P 2020214707
(22)【出願日】2020-12-24
【審査請求日】2020-12-24
【権利譲渡・実施許諾】特許権者において、権利譲渡・実施許諾の用意がある。
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】511220175
【氏名又は名称】上野 泰明
(73)【特許権者】
【識別番号】505240765
【氏名又は名称】豊蔵 勝
(72)【発明者】
【氏名】上野 泰明
(72)【発明者】
【氏名】豊蔵 勝
【審査官】▲高▼辻 将人
(56)【参考文献】
【文献】特開2017-222947(JP,A)
【文献】特開2013-066643(JP,A)
【文献】特開2005-143860(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A41D13/11
A62B18/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
他人からマスクの着用者を見た場合における左方向及び右方向を、それぞれ左及び右と定義して、マスク本体(1)が着用者側の透明の合成樹脂シート(4-1)とマスク側面外側(4-2)とを含み、透明の合成樹脂シート(4-1)とマスク側面外側(4-2)とは隙間をあけて対向するとともに両者の下部によって着用者の呼気及び吸気が通る穴(7)が構成され、透明の合成樹脂シート(4-1)は、マスク本体(1)の幅方向中央の左右の領域に縦長形状で設けられるとともに複数個の穴が開けられており、マスク本体(1)の外周の顔に接する部分に一周する布(3)が縫い付けられ、布(3)の左上部、左下部、右上部及び右下部にそれぞれ着脱式クリッブ(5-1,5-2,6-1,6-2)が設けられ、着脱式クリップ(5-1,5-2,6-1,6-2)は、外し操作箇所(6-3)を上げ下げするだけで固定及び外しが自由に出来るものであり、耳に掛けられるゴム紐が着脱式クリップ(5-1,5-2,6-1,6-2)に固定されていることを特徴とする着脱式クリップ付きマスク。
【請求項2】
透
明の合成樹脂シート(4-1)とマスク側面外側(4-2)とにより構成される穴(7)が2つ存在し、それぞれの穴(7)の内部にガーゼ(3-1)が入れられた請求項1記載の着脱式クリップ付きマスク。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は,新型コロナウイルス感染防止のために欠かせないマスクであり、更に便利さを備えたマスクに関する。
【背景技術】
【0002】
従来,口と鼻をマスクで覆い昔から使用して来たものであるが、日本では2020年3月頃から新型コロナウイルス感染が極めて多くなり、死者も多くなって来たため感染防止のため国民全員が智恵を出して行く事は欠かせない。
[特許文献1]特願2010-179118(発明の名称)クリップ付マスク
[特許文献2]特願2010-170286(発明の名称)着脱式マスクノーズクリップ並びに着脱式
マスクノーズクリップ付きマスク公報に掲載はあるが構造の違いが大きい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特願2010-179118号公報
【文献】特願2010-170286号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
日本では、新型コロナウイルス感染が極めて多くなり特に東京都、北海道は2020年3月から7月は多く感染し危険な状態であることは事実である。
また、日本人全員が感染防止のためマスクを使用することは欠かせない。
しかし、感染率が少ない地域に置いては、マスクを重要視していない人もいる。
全員がマスクを使用して且つ、手洗いは完全にすべきと考える。
「マスクを使用して、且つ便利さも加えたマスクを開発する事が必要」である。
一人でも多くの方々が使用することが重要であり、これを解決する事が課題である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
課題を解決するために本発明は,以下の構成とした。
左右の区別は本人がマスクを着用した内容を他人から見て左右と判断する。
素材は主として薄い透明の合成樹脂穴開き(4-1)として複数個の穴をあけたものを使用して、マスク本体(1)の背面側の左右に着脱式クリップを使用するために、左右に布(3)を縫い付けた。
布(3)の左上部に着脱式クリップ(6-1)を、左下部に着脱式クリップ(6-2)を設け、右側の布(3)にも右上部に着脱式クリツプ(5-1)を、右下部に着脱式クリップ(5-2)をそれぞれ設けた。
【0006】
背面側から縦に左右に縦長に複数個の穴を開けた薄い透明の合成樹脂(4-1)を設置して呼吸をはいた時は、薄い透明の合成樹脂穴開き(4-1)を使用している為、穴を通り下部から外部に出る。
【0007】
クリップは、構造状分かりづらい為、
図5に記載した通り、クリップ固定、外し操作箇所(6-3)を上げ下げするだけで、固定・外し等が自由に出来る。
薄い透明の合成樹脂穴開き(4-1)と、マスク側面外側(4-2)とは、隙間をあけている為、呼吸は、はいたり、すったりすることは異常がないようにした。
また、ゴム紐は上下のクリップと固定してあるため、耳にかけて異常がないようにした。
【発明の効果】
【0008】
1.マスク本体(1)の構造は、透明にして顔が分かるようにしたため、初対面の人と交渉等の話し合いをしても、新規交渉をしても影響が少なくなった。
2.透明のマスクをしている人も、また、交渉相手の人にも嫌われたり、不安がられたりする事が少なくなった。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【発明を実施するための形態】
【0010】
素材は主として薄い透明の合成樹脂を使用して、マスク本体(1)の背面側の左右に着脱式クリップを使用するために、左右に布(3)を縫い付けた。
布(3)の左上部に着脱式クリップ(6-1)を、左下部に着脱式クリップ(6-2)を設け、右側の布(3)にも右上部に着脱式クリツプ(5-1)を、右下部に着脱式クリップ(5-2)をそれぞれ設けた。
普通の布マスクの欠点は、知り合い同士での話し合いは大きな損・得はないが、しかし、初めて会って新規の取引、新規開拓などで精神誠意交渉する時は、マスクは極めて不利であり、外して交渉する事も出来ず、何とかせめてマスクの構造・素材等で工夫する事は欠かせない。
【0011】
透明の合成樹脂を使用して、マスクをしていても話し相手に不安や不満を与えない内容にすることは欠かせない構造である。
背面側から縦に左右に縦長に複数個の穴を開けた薄い透明の合成樹脂(4-1)を設置して呼吸を吸うとき、はいた時は、薄い透明の合成樹脂穴開き(4-1)を使用している為、空気の出し入れが出来る穴(7)を通り下部から外部に出る構造にした。
【0012】
薄い透明の合成樹脂穴開き(4-1)は、複数個の穴を開けたものを内部に使用し、外側の素材はマスク側面外側(4-2)として穴は開いていない。
また、布(3)は、クリップを使用するだけでなく、不要な空気入らないように、する為重要な役目をする。
クリップは、構造状分かりづらい為、
図7に記載した通り、クリップ固定、外し操作箇所(6-3)を上げ下げするだけで、固定・外し等が自由に出来る。
薄い透明の合成樹脂穴開き(4-1)と、マスク側面外側(4-2)とは、隙間をあけて、呼吸は、はいたり、すったりすることは異常がないようにした。
また、ゴム紐は上下のクリップと固定してあるため、耳にかけて異常がないようにした。
【0013】
マスク側面外側(4-2)から、外部から不要な菌が入らないが、空気の出し入れが出来る穴(7)から空気に交じって菌が入り込む可能性があるため、空気の出し入れが出来る穴(7)が2つあるため、穴の内部にやわらかい布「ガーゼ」(3-1)を入れて対策とすることが出来る。
【符号の説明】
【0014】
1. マスク本体
2. マスク側面
2-1. 側面と穴の開いた薄い透明の合成樹脂との接点
3. 布
3-1. 布「ガーゼ」
4-1. 穴の開いた薄い透明の合成樹脂
4-2. マスク側面外側
5. 右クリップ
5-1. クリップ右上部
5-2. クリップ右下部
5-3. 右ゴム紐
6. 左クリップ
6-1. クリップ左上部
6-2. クリップ左下部
6-3. 左ゴム紐
7. 空気の出し入れが出来る穴
【要約】 (修正有)
【課題】着脱式クリップ付きマスクを提供する。
【解決手段】素材は主として薄い透明の合成樹脂を使用して、マスク本体の背面側の左右に着脱式クリップを使用するために、左右に布を縫い付けた。布の左上部に着脱式クリップを、左下部に着脱式クリップを設け、右側の布にも右上部に着脱式クリップを、右下部に着脱式クリップをそれぞれ設けた。背面側から縦に左右に縦長に複数個の穴を開けた薄い透明の合成樹脂を設置して呼吸をはいた時は、薄い透明の合成樹脂穴開きを使用している為、穴を通り下部から外部に出ることを特徴とする。
【選択図】
図1