特許7041515IP Force 特許公報全文掲載

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【図1-1】 骨及び軟骨はクローン性系統限定前駆細胞に由来することを示す。(A)出生後3日目にタモキシフェンによる誘導後の6週齢のレインボーアクチン-Cre-ERTマウスの大腿骨の組織顕微鏡写真である。左側:大腿骨の成長板において存在するクローンを示す、パネルの中央に白い正方形で表された高倍率の斜めに角度を付けた長方形で表示される挿入図を備える蛍光顕微鏡法である。中央:大腿骨の成長板を示す、パネルの中央に白い正方形で表された高倍率の斜めに角度を付けた長方形の挿入図を備えるペンタクロム染色されたマウスの大腿骨の明視野像である。右側:マウス大腿骨の冠状断面の写真である。特に、黄色の破線は、大腿骨成長板を表し、紫色の破線は、骨マトリックスを表し、緑色の破線は骨髄を表す。全ての図のスケールバーは、500μMに相当する。(B)大腿骨成長板(最上部横型パネル)、剥離骨(中央パネル)及び骨(底部横型パネル)から機械的及び酵素消化によって単離された懸濁細胞の分布を示すFACSプロットである。大腿骨の3種の異なる部分のうちで、[アルファV+]集団は、成長板中で最も多く見られた(中央の最上部の横型パネル)。DNは二重陰性であり、すなわち、Thy及び6C3染色に対して陰性である;[CD45-Ter119-Tie2-アルファV+Thy-6C3-]。(C)実験のスキームである:アクチン-Cre-ERT遺伝子導入マウスを、レインボーリポーター遺伝子マウスと交配させた。子孫のCre組換えを、胚性15日目(E15)、出生後3日目(P3)及び出生後6週目にトモキシフェン注射で誘導した。(D)骨及び軟骨にわたって異なる数のクローンが存在することを示す結果のグラフ表現である。6週間の追跡期間後に、クローン領域は、単色の均一に標識付けされた領域として決定することができた(x軸上に「カラー1-7」によって示されたように、7個の特有に着色されたクローンが観察された)。我々は、造血、脂肪または筋肉組織とは全く区別できる骨、軟骨及び間質細胞を捕捉するクローン領域を観察しなかったために、これらはグラフでは表現されていない。
【図1-2】 骨及び軟骨はクローン性系統限定前駆細胞に由来することを示す。(E)4つのさらなる細胞表面マーカー;Thy、6C3、CD105、及びCD200の差次的発現に基づく、出生後3日目の野生型C57BI6マウスの長骨、肋骨及び胸骨から取得された[アルファV+]サブセットから得られた8種の明確に区別される骨格組織サブ集団の単離のためのFACSのゲーティング手法(gating strategy)である。FACSプロットで示される細胞集団(a~h)は、[アルファV+]サブセットから得られた8種の明確に区別される骨格組織サブ集団に相当する:a=BCSP、b=BLSP、c=6C3、d=HEC、e=mSSC、f=pre-BCSP、g=CCP、h=Thy。(F)(上部)モバットの(Movat’s)ペンタクロムで染色されたP3のマウス大腿骨の組織学的分析であり、これは、骨(黄色に染色)、軟骨(青色/緑色に染色)及び骨髄(赤色に染色)を含有する。スケールバーは200μMに相当する。(底部)腎被膜下の細胞サブ集団移植後に、組織切片をペンタクロムで染色し:P3での骨格組織の8種のサブ集団からの20,000個の高度に精製された細胞を、免疫抑制状態にあるマウスの腎被膜の下に注入し、移植から30日後に採取した(パネル「a」~「h」は、図1EのFACSプロットに示した[アルファV+]サブセット内の8種の細胞サブ集団を表す)。各移植片のペンタクロム染色された横断面は、各前駆細胞サブ集団の骨、軟骨、及び骨髄間質に限定された細胞の運命を立証している。集団e[CD45-Ter119-Tie2-アルファV+Thy-6C3-CD105-CD200+](mSSC)、f[CD45-Ter119-Tie2-アルファV+CD105-Thy-6C3-CD200-]、(プレ-BCSP)及びa[CD45-Ter119-Tie2-アルファV+Thy-6C3-CD105+]、(BCSP)は、骨、軟骨及び機能的骨髄腔からなる骨環境全体を再構築することができる。集団b(BLSP)、c(6C3)、d(HEC)、及びh(Thy)は、骨のみを形成した。集団g(CCP)は、少量の骨に加えて、軟骨を形成した。スケールバーは200μMに相当する。(G)外植移植片のそれぞれの組織組成比率を示すグラフである(「a」~「h」は、図1EのFACSプロット及び図1Fの移植組織に相当する[アルファV+]サブセット内の8種の細胞サブ集団を表す):積み上げ縦棒グラフ内で、骨の比率は、黄色で表され、骨髄の比率は赤色で表され、また軟骨の比率は青色で表される。(H)実験のスキームである:機械的及び酵素的解離後に、[アルファV+]サブセット内の8種の細胞サブ集団の20,000個の細胞を、P3でのGFP標識マウスの長骨から単離した。細胞をその後、上で詳説したように、FACSによって8種の細胞サブ集団に分画した。精製GFP+細胞を、次いで受容マウスの腎被膜の下に移植した。移植から1ヶ月後に、移植片を分析用に外植した。
【図2-1】 mSSC(マウス骨格幹細胞)の特定である。(A)実験のスキームである:[CD45-Ter119-Tie2-アルファV+Thy-6C3-CD105-CD200+](概略的にCD200+TN、すなわちCD200+三重陰性で示される)細胞を、機械的及び酵素的解離、抗体染色ならびにFACS分画後に、P3のGFP+マウスの大腿骨から単離した。(i)精製[CD45-Ter119-Tie2-アルファV+Thy-6C3-CD105-CD200+](mSSC)細胞を、10%のウシ胎児血清を有するMEMα培地を含有する培養プレートに播種した。培養の0日目、11日目及び25日目に、培養した細胞をFACS分析用に採取し、選別して培養増殖後の[CD45-Ter119-Tie2-アルファV+Thy-6C3-CD105-CD200+](mSSC)細胞サブ集団の構成細胞を決定した。FACSによる細胞の再分画後25日目に、各サブセット(mSSC、BCSP、Thy、6C3)の20,000個の細胞を、受容マウスの腎被膜下に移植した。移植から1ヶ月後に、分析用に外植した。(ii)精製GFP標識[CD45-Ter119-Tie2-アルファV+Thy-6C3-CD105-CD200+](mSSC)細胞をまた、受容マウスの腎臓被膜下に直接移植した(先行する培養中の増殖無しに)。移植から1か月後に、移植片を、FACSによる分析または組織学的分析のいずれかのために外植した。(B)培養の0、11及び25日目の培養された[CD45-Ter119-Tie2-アルファV+Thy-6C3-CD105-CD200+](mSSC)のFACS分析である(i、ii)。25日目に、インビトロ培養物をFACS選別し、4種のサブ集団(mSSC[CD45-Ter119-Tie2-アルファV+Thy-6C3-CD105-CD200+]、BCSP[CD45-Ter119-Tie2-アルファV+Thy-6C3-CD105+]、Thy+[CD45-Ter119-Tie2-アルファV+Thy+6C3-CD105-]、及びC3+[CD45-Ter119-Tie2-アルファV+Thy-6C3+CD105+])を、腎被膜下に移植して、これらの固有の潜在能力を決定した。(iii)mSSCは、骨、軟骨、及び骨髄腔(赤色ボックス)を形成した。BCSP(緑色ボックス)、Thy細胞(青色ボックス)及び6C3細胞(橙色ボックス)は、骨髄腔のない、骨のみを形成した。スケールバー(iii、上部パネル)は500μmに相当し、(iii、下部パネル)は、200μmに相当する。(C)高度に精製されたGFP標識[CD45-Ter119-Tie2-アルファV+Thy-6C3-CD105-CD200+](mSSC)細胞が、腎被膜下に移植された移植から1ヶ月後の外殖された腎被膜移植片のFACS分析である。(i)、(ii)外植された移植片のFACS分析は、外植された移植片が、7種の下流側サブ集団(青色、赤色及び橙色のボックス)からなることを明らかにした。ペンタクロム染色された外植片の明視野顕微鏡写真((iii)左端、下部パネル)は、[CD45-Ter119-Tie2-アルファV+Thy-6C3-CD105-CD200+](mSSC)サブ集団が、骨、軟骨、及び骨髄を生成することができることを立証している。下部パネルの左端にあるペンタクロム染色されたパネルのより高倍率の蛍光画像が、図の右側に延びる紫色のボックス内に示されている。紫色のボックス内のパネルは、免疫組織化学法で観察されるように、mSSCがThy及び6C3を発現する細胞を生成することができることを示している((iii)中央パネル;ここではThy=赤色、6C3=白色で示す)。統合パネルは、底部右端にある(iii、底部右側パネル)。GFP+移植片の蛍光画像は、低倍率像(iii)の最上部左側パネルに示されている。スケールバーは、(iii、上部パネル)では500μmに相当し、(iii、下部パネル)では100μmに相当し、(iii、免疫蛍光画像)では50μmに相当する。
【図2-2】 mSSC(マウス骨格幹細胞)の特定である。(D)実験のスキームである:機械的及び酵素的解離後に、RFP+のP3マウスの長骨からの細胞を単離した。これらの細胞は、FACSによって分画せず、フィーダー細胞として機能した。機械的及び酵素的解離後に、P3のGFP+マウスの長骨からの細胞を単離し、FACS後に[CD45-Ter119-Tie2-アルファV+Thy-6C3-CD105-CD200+](mSSC)細胞を得た。(i)単一GFP標識[CD45-Ter119-Tie2-アルファV+Thy-6C3-CD105-CD200+](mSSC)細胞を5,000個のRFP(+)フィーダー細胞と、免疫不全マウスの腎被膜下に同時移植した。(ii)単一の精製GFP標識[CD45-Ter119-Tie2-アルファV+Thy-6C3-CD105-CD200+](mSSC)を、96ウェルの培養皿のウェル毎に播種した。培養の14日後に、形成されたコロニーを計数し、採取し、FACSを用いて再選別して、単一の精製GFP標識[CD45-Ter119-Tie2-アルファV+Thy-6C3-CD105-CD200+](mSSC)を、96ウェルの培養皿のウェル毎に再度播種し、アッセイを繰り返した。(E)インビトロで、単一の[CD45-Ter119-Tie2-アルファV+Thy-6C3-CD105-CD200+](mSSC)細胞を96ウェル培養皿の各ウェルに播種することによって、コロニー形成アッセイを行った。(i)播種後14日目の一次コロニーの代表的位相顕微鏡像を示す。(ii)一次コロニーの継代培養は、一次コロニーと同様な形態を有する二次コロニーの形成をもたらした(位相顕微鏡法)。(iii)一次コロニーは、免疫蛍光染色法後に、抗コラーゲン2型(紫色)、抗オステオカルシン(緑色)、及びDAPI(青色)に対して陽染された(蛍光顕微鏡法)。(iv)最も右側の縦型パネルは、単離された元々の[CD45-Ter119-Tie2-アルファV+Thy-6C3-CD105-CD200+](mSSC)細胞(上部)、その後の一次コロニー(中央)、及び二次コロニー細胞(底部)のFACS分析を示す。スケールバーは、(i、ii)では500μmに相当し、(iii)では100μmに相当する。(F)腎被膜下からの外植された(図2D(i)のように)移植片の顕微鏡法である。GFP標識[CD45-Ter119-Tie2-アルファV+Thy-6C3-CD105-CD200+](mSSC)細胞からのインビボでのコロニー形成の範囲を、(i)、(iii)、(v)では黄色の破線で輪郭を描かれ、(ii)、(iv)、(vi)では黒色の破線で輪郭を描かれている。クローン的に増殖された、GFP標識[CD45-Ter119-Tie2-アルファV+Thy-6C3-CD105-CD200+](mSSC)細胞は、(i)、(iii)、(iv)においては、蛍光顕微鏡法を用いて緑色の細胞として明らかである。対応する明視野顕微鏡写真を、パネル(ii)、(iv)、(vi)に示す。移植片の横断面の蛍光撮影画像をパネル(iii)及び(v)に示す。ペンタクロム染色された細胞辺の対応する明視野顕微鏡写真は、クローン増殖した細胞が、骨(黄色)及び軟骨(青色)に運命付けられていることを立証している(iv及びvi)。(vii)のグラフは、骨または軟骨形成に対するGFPまたはRFP細胞による代表的な寄与(移植された細胞毎の)である。スケールバーは、(i~vi)では200μmに相当する。
【図2-3】 mSSC(マウス骨格幹細胞)の特定である。(G)骨格幹細胞系統樹の概略的表現である。mSSCは、この階層ツリーの頂点を占有し、多能性であり、自己再生可能であり、より系統に限定された前駆細胞(プレ-BCSP及びBCSP)に分化することが可能である。mSSC、プレ-BCSP及びBCSPは、骨、軟骨、及び造血支援間質を生じさせることが可能である。各細胞の免疫表現型を、細胞に隣接して表示している。我々が、VEGF拮抗作用性が、軟骨性の運命の促進をもたらし(赤色で表示)、一方Wnt作動性が、骨性の運命を促進し得る(緑色で表示)を観察することに留意されたい。
【図3-1】 mSSCニッチェは、他の骨格系統細胞から構成されることを示す。(A)実験のスキームである:P3マウスの長骨を採取し、機械的及び酵素的解離によって細胞を単離した。細胞懸濁液をFACSによって選別し、mSSC、BCSP、Thy(+)(これはCCPを包含する)、THY及びBLSPサブセット、ならびに6C3(+)(これは6C3及びHECを包含する)を得た。次いで、細胞サブ集団をシングルセルRNAシークエンシング及び後続の分析用に調製した。(B)4種の骨格幹細胞/前駆細胞サブ集団からのシングルセルRNAシークエンシングデータの階層クラスタリングは、mSSC、BCSP、Thy(+)及び6C3(+)間の細胞転写発現の4種の分子的に特徴的なパターンを立証する。
【図3-2】 mSSCニッチェは、他の骨格系統細胞から構成されることを示す。(C)次の集団:(左から右までの細胞の順序)mSSC、BCSP、Thy(+)、6C3(+)のシングルセルRNAシークエンシングに関するモルフォゲン、受容体または両者の転写発現の比率である。各列:BMP2/BMPR1a、WNT/FRZ、TGFβ3/TGFβR2の上から下までモルフォゲン及び同族受容体の順序で示す。ベン図は、モルフォゲンの発現率(各ベン図の左側の円)及び同族受容体の発現率(各ベン図の右側の円)を示す。モルフォゲン及びリガンドの共発現は、ベン図の重なった中央部分に示されている。これらの比率が、関連遺伝子配列を発現するアッセイされた各サブセット(mSSC、BCSP、Thy(+)、6C3(+))内の細胞の比率を示すことに留意されたい。表示されたパターンは、自己分泌シグナル伝達(左下の概略図)及びパラ分泌シグナル伝達(右下の概略図)の可能性を示す。
【図3-3】 mSSCニッチェは、他の骨格系統細胞から構成されることを示す。(D)Gene Expression Commons(GEXC)解析プラットフォームを用いて決定された骨格集団中のWnt関連遺伝子の遺伝子発現レベルである(上から下まで次の順序:mSSC、BCSP、Thy、6C3、BLSP及びHECで示される)。これらの実験は、CD200によるさらなる精製に先立って行われ、試験された*mSSC集団は、三重陰性細胞集団[CD45-Ter119-Tie2-アルファV+Thy-CD105-6C3-]を表し、これはCD200+/-細胞集団の両方を含み、したがって、mSSC/プレ-BCSPの転写発現データを示す。GEXCを用いて算出された転写発現の範囲を、図の一番右よりに描写された色の変化によって示されている(すなわち、濃い紫色は非常に高い発現と相関関係付けされ、一方濃い青色は最小の発現に相関関係付けされる)。このヒートマップは、Wnt関連リガンド(Wnt3a、Wnt4、Wnt5a)及び受容体(Fzd5-9)の両方の高い発現を示し、Wntシグナル伝達経路が、骨格前駆細胞機能に能動的に関与し得ることを立証している。我々はまた、細胞集団全体を通してSFRP-2(分泌Fzd関連タンパク質2)の高発現も確認している。Fzdはフリッツルド(frizzled)受容体である。(E)リガンド-受容体相互作用マップである。骨格間質サブセットのマイクロアレイデータの遺伝子発現解析(上から下まで次の順序で示される:mSSC、BCSP、Thy、6C3、BLSP及びHEC)は、リガンドを左列に、同族受容体を右列に図示する。これらの実験が、CD200によるさらなる精製に先立って行われたために、試験された*mSSC集団は、三重陰性細胞集団[CD45-Ter119-Tie2-アルファV+Thy-CD105-6C3-]を表し、これはCD200+/-細胞集団の両方を含み、したがって、mSSC/プレ-BCSPの転写発現データを示す。2つの最上部のリガンド-受容体相互作用マップは、BMP-2及びBMP-7が、重要な骨格形成遺伝子であり、これらの同族受容体が、骨格間質集団中で高度に発現されることを立証している。下の3つのリガンド-受容体相互作用マップは、TGFβ3、GDF5及びVCAM-1並びに対応する受容体の遺伝子発現を詳説する。これらのリガンド-受容体相互作用マップは、骨格間質細胞が、それら自体のニッチェとして作用し、互いにシグナル伝達して、骨格形成を促進することを立証している。連結する矢印は、可能なリガンド-受容体相互作用経路を示す。注釈:GDFは増殖及び分化因子であり、VCAM-1は、血管細胞接着分子-1である。(F)骨格幹細胞/前駆細胞の活性に影響を及ぼす可能性のあるシグナル伝達経路を示す図である。我々は、自己分泌及びパラ分泌シグナル伝達が、骨格幹細胞ニッチェ中で生じ、細胞活性及び維持を調節すると提議する。(G)5,000個の新たに単離されたmSSC(GFP標識マウスから取得)を、様々なモルフォゲン(BMP2、TGFβ、TNFα)と共培養した。右側の蛍光顕微鏡写真は、モルフォルゲン補充による培養後のコロニー形態を示し、左側のグラフは、異なる条件下(対照またはBMP2/TGFβ/TNFαの補充)の14日間の培養後に存在するmSSCの数を示す。ここで、我々は、rhBMP-2の補充によるmSSCの培養が、対照、すなわち、非補充の培地(蛍光顕微鏡写真の上部左側パネル)と比べて、インビトロでmSSC集団の有意な増幅と関連付けられたことを確認している(p<0.01、分散分析(ANOVA))。TGFβまたはTNFαの補充は、コロニー形態の変化をもたらした(蛍光顕微鏡写真の右側の上部及び下部パネル)。これらの結果は、ニッチェシグナル伝達が、mSSC増殖に影響を与え得ることを示している。スケールバーは200μmに相当する。
【図3-4】 mSSCニッチェは、他の骨格系統細胞から構成されることを示す。(H)図の左側のグラフは、組換え増殖因子BMP2の滴定値の培養中のmSSC増殖に及ぼす効果を示す。ここでは、我々は、最大増殖効果が、50ng/mLの濃度で見られることを確認している。BMP-2の効果は、次の濃度:50ng/mL(p<0.001、ANOVA)、500ng/mL(p<0.01、ANOVA)のそれぞれにおいて対照よりも有意に大きかった。右側の位相画像は、mSSCに由来する細胞のコロニーを示す(対照、50pg/mL、500pg/mL、5ng/mLでは矢sirusi尻で表示され、50ng/mL及び500ng/mLでは破線で表示)。スケールバーは500μMに相当する。(I)Foxa2の遺伝子発現ヒートマップが、FOXa2遺伝子がmSSC中でアップレギュレートされることを示している。これらの実験が、CD200によるさらなる精製に先立って行われたために、試験された*mSSC集団は、三重陰性細胞集団[CD45-Ter119-Tie2-アルファV+Thy-CD105-6C3-]を表し、これはCD200+/-細胞集団の両方を含み、したがって、mSSC/プレ-BCSPの転写発現データを示す。(J)抗Foxa2抗体(赤色)について染色された近位大腿骨成長板の蛍光顕微鏡写真は、成長板でのmSSCの位置を可視化し、これは白色の破線によって境界が画定されている。DAPIは青色である。スケールバーは500μMに相当する。(K)Foxa2を示す細胞内FACSシグナルは、mSSC中にタンパク質レベルで存在する。黒色ピークはmSSCシグナルであり、赤色ピークは、アイソタイプシグナルである。
【図3-5】 mSSCニッチェは、他の骨格系統細胞から構成されることを示す。(L)(左側)mSSCの存在を示す、抗Foxa2抗体(赤色)について染色されたP3マウス近位大腿骨の蛍光顕微鏡写真である。抗6C3抗体(白色)及び抗THy1抗体(緑色)は、それぞれ6C3及びThy細胞の存在を示し、DAPI(青色)は、mSSCニッチェを示す。右側の統合された図は、mSSCを取り囲むニッチェ細胞、6C3細胞(白色)及びThy細胞(緑色)で明らかであるように、mSSCが、大部分が成長板に存在することを示す。スケールバーは、(左端)は200μmに相当し、(左端)は500μmに相当する。
【図4】 軟骨細胞系統は、骨形成を受けるために骨芽細胞によって誘導され得ることを示す。(A)実験のスキームである:機械的及び酵素的解離、その後FACSによる分画後に、BCSPを、P3でのGFP+マウスの大腿骨から単離し、CCP(委託軟骨前駆細胞)細胞を、RFP+成体マウスの耳/胸骨から単離し、その後FACSによって分画化した。精製したGFP+BCSP及びRFP+CCPを、免疫抑制状態にある受容マウスの腎被膜の下に、分泌フリッツルド受容体2、SFRP-2を伴いまたこれを伴わずに同時移植した。RFP+CCP単独の移植は、対照として機能した。移植から1ヶ月後に、全ての移植片を分析用に取り出した。(B)CCP前駆細胞サブ集団の20,000個のRFP標識細胞が腎被膜中に移植され、1ヶ月後に外植された(図4Aに詳説されたように)外植移植片の顕微鏡法である。白色の点線は、形成された移植片の範囲の輪郭を描いている。外植移植片の蛍光顕微鏡写真は、RFP+移植片の存在を立証している(上部左側)。対応する明視野顕微鏡写真が、上部右側パネルに示されている。モバットペンタクロム(骨を黄色で染色し、軟骨を青色で染色し、骨髄を赤色で染色する)で染色された横断面は、青色の染色で示されるように、RFP標識CCP細胞が軟骨を形成することを立証している。(蛍光顕微鏡写真:底部左側、明視野顕微鏡写真:底部右側)。スケールバーは、(上部パネル)では500μmに相当し、(下部パネル)では200μmに相当する。(C)20,000個のRFP標識CCP細胞が20,000個のGFP標識BCSP細胞と腎被膜下に同時移植され、1ヶ月後に外植された(図4Aに詳説されたように)、外植移植片の顕微鏡法である。その後形成された移植片は、白色点線(移植片のRFP+部分を示す)及び黄色実線(移植片のGFP+部分を示す)によって輪郭が描かれている(上部左側)。対応する明視野顕微鏡写真は、上部右側パネルに示されている。モバットペンタクロムで染色された横断面は、黄色の染色で示されるように、RFP標識CCP細胞及びGFP標識BCSPの両方が軟骨を形成することを立証している。(蛍光顕微鏡写真:底部左側、明視野顕微鏡写真:底部右側)。スケールバーは、(上部パネル)は500μmに相当し、(下部パネル)は200μmに相当する。(D)108/109単位の可溶性フリッツルド関連タンパク質2(SFRP-2)をコードするアデノウイルスベクターで前処理された、20,000個のRFP標識CCP細胞が、20,000個のGFP標識BCSP細胞と腎被膜下に同時移植された(図4Aに詳説されたように)、外植移植片の顕微鏡法である。1ヶ月後に採取された得られた移植片が示されている。蛍光顕微鏡写真(上部左側)は、GFP+集団(黄色実線の範囲内)及びRFP+集団(白色点線の範囲内)を輪郭で描いている。対応する明視野顕微鏡写真は、(上部右側パネル)に示されている。横断面の顕微鏡写真は、底部パネルに示されている。移植片の横断面の蛍光顕微鏡写真が示され(底部左側)及びもバットペンタクロムによる個の断面の染色を示す明視野顕微鏡写真(底部右側)は、青色の染色で示されるように、RFP標識CCP細胞は軟骨を形成したが、GFP標識BCSPは、黄色の染色で示されるように、骨を形成することを立証している。スケールバーは、(上部パネル)では500μmに相当し、(下部パネル)では200μmに相当する。
【図5-1】 mSSCにおける軟骨の運命は、微小環境におけるVEGF/PIGFシグナル伝達の不在下で促進されることを示す。(A)実験のスキームである:機械的及び酵素的解離、その後FACSによる分画後に、mSSCをP3マウスから単離した。次いで、E14.5マウスから単離した無傷の前骨形成大腿骨または20,000個のmSSCのいずれかを、VEGF/PIGFシグナル伝達の全身的阻害を伴いまたそれを伴わず、免疫不全受容マウスの腎被膜の下に移植した。VEGF/PIGFシグナル伝達の阻害を試験するために、可溶性VEGFR1細胞外ドメインをコードするアデノウイルスベクター(Ad sVEGFR1)を、腎被膜移植の24時間前に、指定された受容マウスに静脈内送達し、このVEGF/PIGFシグナル伝達の強力な拮抗作用物質の循環系における全身放出をもたらした。陰性対照については、免疫グロブリンFc断片をコードするAd Fcを用いた。(B)VEGF/PIGFシグナル伝達の全身阻害は、無傷の前骨形成胎児骨またはmSSCのインビボでの軟骨形成分化をもたらす。無傷の胎児骨またはmSSCを、Ad sVEGFR1で前処理された免疫抑制状態にあるマウスの腎被膜の下に移植した。移植片を1ヶ月後に外植した。外植移植片の明視野顕微鏡写真が、上部パネルから第1及び第3列に示されている(対照、Ad Fcを左側パネルに、処理されたAd sVEGFR1を右側パネルに示す)もバットペンタクロム染色で染色された代表的断面が、上部パネルから第2及び第4列目に示されている(上2列:無傷の胎児骨、下2列:mSSC)。VEGF/PIGFシグナル伝達の阻害は、軟骨の形成(青色)(右側)をもたらし、同時にAd Fc群が骨を形成した(黄色)(左側)。スケールバーは、(無傷胎児骨、上部パネル)では500μmに相当し、(無傷胎児骨、底部パネル)では100μmに相当し、(mSSC、上部パネル)では500μmに相当し、(mSSC、下部パネル)では200μmに相当する。(C)(C)Ad sVEGFR1(VEGFシグナル伝達の拮抗作用)またはAd Fc対照の存在下でのmSSC/胎児骨移植の運命のグラフ表現である。ここでは、我々は、全身的VEGF拮抗作用の存在下での軟骨の運命の促進を確認している。(D)GEXCを用いて、VEGFシグナル伝達経路を、6種の骨格前駆細胞サブ集団で決定した(mSSC、BCSP、Thy、6C3、BLSP及びHECが上から下に列記される)。mSSC及びその下流の子孫の遺伝子発現解析は、Flt1、Kdr、及びFlt4などの従来のVEGF受容体をほとんど発現しないが、これとは対照的に、VEGF/PIGF受容体ホモログのNrp1及びNrp2の高発現を明らかにしている。骨格幹細胞/前駆細胞は、VEGFAまたはVEGFBを発現しないが、VEGFC及びPIGFを発現する。これらの実験が、CD200によるさらなる精製に先立って行われたために、試験された*mSSC集団は、三重陰性細胞集団[CD45-Ter119-Tie2-アルファV+Thy-CD105-6C3-]を表し、これはCD200+/-細胞集団の両方を含み、したがって、mSSC/プレ-BCSPの転写発現データを示すことに留意されたい。
【図5-2】 mSSCにおける軟骨の運命は、微小環境におけるVEGF/PIGFシグナル伝達の不在下で促進されることを示す。(E)実験のスキームである:mSSCを、P3のC57BL6野生型マウスの長骨から単離した。これらの細胞を、組換えタンパク質の存在下で培養した。4つの実験群と1つの対照が存在した。実験群は、次の可溶性組換えタンパク質:(I)NRP1、(II)PIGF、(III)VEGF及び(IV)VEGFR1で1週間にわたって処理され、その後、鼠径部脂肪体の皮下脂肪に移植された。移植片をその後、組織学的分析用に3週間にわたって外植した。(F)移植から3週間後に、図5Eの説明文に記載されているように、組織学的分析用に外植した。試料は、対照(処理なし)、PIGF、sNRP1、VEGFA、sVEGFR1の順序で左から右に列記される。移植片のそれぞれの肉眼で見える外観の写真が上部パネルで示されており、これらの移植片のそれぞれは、赤味を帯びた外観を有することに留意されたい(同様に、試料は、対照、PIGF、sNRP1、VEGFA、sVEGFR1の順序で左から右に列記される)。モバットペンタクロムで染色された外植した移植片の明視野画像である(同様に、試料は、対照、PIGF、sNRP1、VEGFA、sVEGFR1の順序で左から右に列記される)。ここで、我々は、移植片の全てが、優勢に骨及び骨髄を生じさせることを確認している。PIGF、sNRP1、VEGF、sVEGFR1で処理されたmSSCは、少量の軟骨と共に、骨及び骨髄を生じさせる。スケールバーは、(上部パネル)では1mmに相当し、(底部パネル)では200μmに相当する。
【図6-1】 BMP経路の巧みな操作が、骨外性領域におけるmSSCのデノボ(新規)形成を誘導し得ることを示す。(A)3μgの凍結乾燥組換えBMP2を含有するコラーゲンスポンジを、C57BL6野生型マウスの骨外性部位に、腎被膜の下または鼠径部脂肪体の皮下のいずれかに配置した。1ヶ月後に、移植片を分析用に外植した(左側パネル)。腎被膜移植を上部に示し、皮下移植を下部に示した外植片の明視野画像である(右側パネル)。モバットペンタクロムで染色された横断面は、誘導された骨質類骨が骨髄腔内に充満したこと(赤色染色によって示されるように)を立証した。スケールバーは、(左側パネル)では500μmに相当し、(右側パネル)では200μmに相当する。(B)骨外性部位におけるBMP2誘導によって形成された類骨内の存在する細胞のFACS分析は、マウスの「正常な」成体大腿骨におけるHSC生着の通常の頻度(右端のFACSプロット上の緑色集団によって表示)と同様な、循環SlamF1陽性HSCによる高レベルの生着(右端のFACSプロット上の緑色集団によって表示)を明らかにしている(上部横型パネル)。(C)(左側パネル)骨外性部位への配置後10日目でのBMP2添加コラーゲンスポンジの外植の後に、移植片中に存在する構成細胞集団のFACS分析は、mSSC(FACSプロット上の赤色ボックスによって表示)及びBCSP(FACSプロット上の緑色ボックスで表示)が、BMP2処理外植片中で容易に検出可能であることを明らかにしている。(右側パネル)これとは対照的に、BMP2不在下での脂肪組織のFACS分析は、mSSC(FACSプロット上の赤色ボックスによって表示)またはBCSP(FACSプロット上の緑色ボックスで表示)のいずれも検出しない。スケールバーは、500μmに相当する。
【図6-2】 BMP経路の巧みな操作が、骨外性領域におけるmSSCのデノボ(新規)形成を誘導し得ることを示す。(D)異所性骨格前駆細胞がBMP2誘導骨格委託によって元の場所で形成されるかどうか、またはBMP2が骨組織によって動員された循環骨格前駆細胞の移動を促進するかどうかを決定するために、我々は、並列結合体(parabiont)モデルを実施し、BMP2移植片中の骨格前駆細胞の起源を決定した。GFP標識マウスを非蛍光の野生型マウスとペアリングし、その後外科的に融合させた。手術後2週間目に、野生型マウスの循環血液中に存在するGFP標識抹消血液細胞の一部を測定することによって、生理学的キメラ性を確認した。3μgの凍結乾燥組み換えBMP2を含有するコラーゲンスポンジを野生型マウスの鼠径部脂肪体に移植し、異所性骨形成を誘導した。移植から10日後に、我々は、組織を外植し、機械的及び化学的解離を実行して、異所性骨組織の構成細胞集団を単離した。次いで、我々は、FACS分析を描写する横型上部パネル(すなわち、GFP+=循環細胞、及び非蛍光=局所細胞)に示されるように、FAC分析によって、GFP標識細胞の非GFPマウスにおける異所性骨形成への寄与をアッセイした。我々は、採取時に移植編中に豊富なGFP標識細胞を検出したが、移植片に寄与するGFP標識細胞は、CD45(+)造血細胞のみであって(上部及び下部の左端パネル)、骨格前駆細胞集団と一致しなかった(横型パネル、mSSC集団は、右端の赤色ボックスで示される)。採取時に外植された組織中に存在する骨格前駆細胞集団は、完全にGFP陰性であって、これは、循環骨格前駆細胞が、BMP2誘導異所性骨に寄与しなかったことを示唆している[右端のFACSプロット中に存在する緑色細胞は、GFP標識細胞を代表しない]。
【図6-3】 BMP経路の巧みな操作が、骨外性領域におけるmSSCのデノボ(新規)形成を誘導し得ることを示す。(E)(左側パネル)リポーター遺伝子のマウスモデルの図は、Tie2発現が、GFP発現をもたらすことを示している。その結果、Tie2+細胞は緑色に変わるが、Tie2-細胞は赤色のままである。(右側パネル)実験のスキームである:mSSCへのBMP-2仲介初期化を受けることができる細胞型を決定するために、我々は、Tie2Cre×MTMGリポーターマウスを実施し、3μgの凍結乾燥組み換えBMP2を含有するコラーゲンスポンジを鼠径部脂肪体の皮下脂肪中に配置した。1ヶ月後に、分析用に小骨を外植した。(F)組織切片の蛍光顕微鏡写真は、BMP-2誘導小骨(黄色の破線で表示)が、目に見える細管を有するGFP+Tie2+誘導骨細胞及びTie2陰性RFP標識骨細胞の両方を明確に組み込むことを示し、したがって、Tie2陽性及びTie2陰性系統が両方ともにBMP2誘導骨格初期化を受けることができたことを示唆している。白線で表示されるAreは、右端のボックス内に高倍率で示され、これは、(RFP+)Tie2-細胞の存在下での(GFP+)Tie2+細管の存在を示している。スケールバーは、(左パネル)では500μmに相当し、(右パネル)では50μmに相当する。
【図7-1】 BMP2及びVEGF阻害物質の同時送達が、脂肪組織中の軟骨のデノボ形成を誘導するために十分であることを示す。(A)実験のスキームである:BMP2及び可溶性VEGFR1をその場で脂肪細胞に同時送達する。VEGF/PIGFシグナル伝達の阻害を加えたBMP2は、脂肪組織の軟骨形成分化をもたらす。BMP2単独(すなわち、VEGF/PIGFの阻害を含まない)は、骨形成分化をもたらす。(B)VEGFR遮断がない(左側パネル)またはVEGF遮断を備えた(右側パネル)BMP2を含有する皮下コラーゲンスポンジは、移植片の運命を示す。全身的/局所的VGFR遮断を含む/含まない3μgの凍結乾燥組み換えBMP2を含有するコラーゲンスポンジの配置後1ヶ月目に、移植片を分析用に外植した。移植片の明視野画像(左側)は、モバットペンタクロムで染色された代表的切片(右側)と並んで示されている。BMP2及びVEGFRの同時送達は、青色に染色される軟骨の形成をもたらした(上部及び下部の右端パネル)。VEGF遮断後の結果は、右側の上部連続図に示され、一方局所的VEGF遮断は、右側の底部連続図で示されている。スケールバーは、(パネルが右から左に移動して)、(右端)1mm、(右内側)200μm、(左内側)1mm、(左端)200μmに相当する。
【図7-2】 BMP2及びVEGF阻害物質の同時送達が、脂肪組織中の軟骨のデノボ形成を誘導するために十分であることを示す。(C)誘導された軟骨(上部横型パネル)(図7Aに示した実験スキーム)の構成細胞のFACSプロット分析の年齢適合FACSプロット分析したマウスの耳軟骨から新たに単離された細胞のFACSプロット分析(底部横型パネル)は、誘導された軟骨組織及び天然の軟骨組織の両方の大部分が、CCP(委託軟骨前駆細胞)サブ集団の範囲内にあることを立証している。(D)脂肪生成集団におけるBMP2及びVEGF/PIGEシグナル伝達経路に関連するリガンド及び受容体についての遺伝子発現である(上部:リガンド、下部:受容体)。(T+P+:CD45(-)Tie2(+)PDGFR<(+)、T-P+:CD45(-)Tie2(-)PDGFR<(+))。(E)脂肪生成集団におけるSox9(骨形成タンパク質-2誘導軟骨形成の転写因子)、Runx2(破骨細胞形成のための重要な転写因子)、Sp7(骨芽細胞分化及び骨形成に必要とされる骨特異的転写因子)、及びFoxa2遺伝子についての遺伝子発現である(右側)。(T+P+:CD45(-)Tie2(+)PDGFR<(+)、T-P+:CD45(-)Tie2(-)PDGFR<(+))。
【図8-1】 出生後のクローン増殖が、骨、軟骨及び乾漆の運命に制限されることを示す。(A)レインボー定量化スキームである:示された蛍光画像は、P3マウスの大腿骨成長板のものである。クローン(>/=5個の単色の一致する細胞)が、白色破線で示されている。画像中で1~5の番号付けされた5色の組み合わせが示されている。クローンの定義は、下部右側に示される。スケールバーは100μmに相当する。(B)実験のスキームである:アクチン-Cre-ERT遺伝子導入マウスをレインボーリポーター遺伝子マウスと交配した。子孫のCre組み換えを、胚性15日目(E15)、出生後3日目(P3)及び出生後6週目にトモキシフェン注射で誘導させた。大腿骨組織を誘導後6週間で採取した。
【図8-2】 出生後のクローン増殖が、骨、軟骨及び乾漆の運命に制限されることを示す。(C)誘導後異なる時点での大腿骨成長板の顕微鏡写真である(左側の縦型パネル(i)、(ii):E15での誘導;中央パネル(iii)、(iV):P3での誘導;右側の縦型パネル(v)、(vi):6週目での誘導)。矢尻は、クローンが存在することを立証している。クローン領域における緩やかな減少が誘導から6週後にあったことに留意されたい。白色の破線の長方形によって示された領域の高倍率の挿入図は、示された対応する図:(ii)、(vi)及び(iv)の挿入図で示されている。スケールバーは、500μmに相当する。
【図8-3】 出生後のクローン増殖が、骨、軟骨及び乾漆の運命に制限されることを示す。(D)6週齢のアクチン-Cre/レインボーマウスを、出生後3日目(P3)においてタモキシフェンによって誘導し、6週目に殺処分した。(i)(a)成長板、(b)骨髄、(c)脂肪及び(d)血管系に対応する領域を有する、大腿骨の近位セグメントの低電力図である。代表的な高倍率パネルは、大腿骨成長板(ii)、(iii);骨髄(iv)、(v)、(vi);脂肪(vii)、(viii)、(ix);及び血管(x)、(xi)、(xii)を表示する。蛍光顕微鏡写真は、各クローンが同色の細胞の積層として出現する状態で、ただ1つの部位-すなわち成長板(ii)における細胞のクローン領域を立証している。骨髄間質(iv)、脂肪(vii)、及び血管系(x)で示される顕著なクローン領域(同色の細胞の積層として描かれるであろう)は存在しない。パネル(vi)、(xii)及び(ix)で示すように、組織切片中のHSC、血管及び脂肪を、それぞれ抗CD45、抗CD31、及び抗ペリリピンAで免疫染色した。注釈:画像(ii)、(iv)、(vii)、及び(x):蛍光顕微鏡法;画像(iii)、(v)、(viii)、(xi):ペンタクロム染色後の明視野顕微鏡法。スケールバーは、(i)500μmに相当し、(ii~ix)50μm、(x、xi、xii)200μmに相当する。
【図8-4】 出生後のクローン増殖が、骨、軟骨及び乾漆の運命に制限されることを示す。(E)アクチンCre/レインボーマウスをP3で誘導し、6週間後に採取した。(i)胸骨の明視野画像である。(ii)蛍光顕微鏡写真は、同色の細胞の積層によって再度示されたクローンを有する胸骨を示す。(iii)白色ボックスによって表示された指の骨の高倍率挿入図である。スケールバーは、(i、ii)では500μmに相当し、(iii-v)では200μmに相当する。
【図8-5】 出生後のクローン増殖が、骨、軟骨及び乾漆の運命に制限されることを示す。(F)アクチンCre/レインボーマウスをP3で誘導し、6週間後に採取した。(i)肋骨の明視野画像である。(ii)蛍光顕微鏡写真は、同色の細胞の積層によって再度示されたクローンを有する肋骨を示す。(iii)白色ボックスによって表示された指の骨の高倍率挿入図である。スケールバーは、(i、ii)では500μmに相当し、(iii)では50μmに相当する。
【図8-6】 出生後のクローン増殖が、骨、軟骨及び乾漆の運命に制限されることを示す。(G)アクチンCre/レインボーマウスをP3で誘導し、6週間後に採取した。(i)足全体の明視野画像である。(ii)蛍光顕微鏡写真は、同色の細胞の積層によって再度示されたクローンを有する足を示す。(iii)白色ボックスによって表示された指の骨の高倍率挿入図である。スケールバーは、(i、ii)では1mmに相当し、(iii)では200μmに相当する。
【図9-1】 損傷によって誘導された局所的mSSC増殖を示す。(A)実験のスキームである:8週齢の野生型マウスの下肢において安定化大腿骨横中骨幹部骨折を作り出した。その後、大腿骨カルスを3日目/1週目/3週目に採取し、機械的及び酵素的解離によって構成細胞を単離した。次いで、細胞を染色し、FACSによって分画化した。左側大腿骨は損傷されておらず、その代わりに非骨折対照として作用した。非損傷大腿骨及び損傷した大腿骨からのmSSCを、次いで免疫不全マウスの腎被膜下に移植し、1ヶ月後に、組織学的分析用に外植した。(B)非損傷の無傷の大腿骨及び大腿骨カルス中に存在するmSSCの異なる時点での数を示す棒グラフである。これは、1週目にmSSCの数の著しい増加、その後の骨折治癒の後期(3週目)における骨折カルス中のベースラインのmSSCの数の復帰を示している。この観察は、骨損傷に応答して生じるmSSCの積極的な増殖を支援する(p<0.01、t検定)。各試料の分析された100,000個の細胞当たりのmSSCの数が、x軸の下に表示されている。(C)(左側パネル)20,000個のmSSCを、骨折後1週目にカルスから(上部)及び非損傷の大腿骨から(底部)新たに単離した。細胞を骨形成分化培地の存在下で2週間培養し、次いでアリザリンレッド染色に曝した。ここで、我々は、非損傷の大腿骨から単離したものに比べて、骨折微小環境から得たmSSCの有意に強いアリザリンレッド染色を認め、これは、損傷後のmSSCの増強された骨形成能力を示唆している(p<0.01、t検定)。(右側パネル)増殖した移植片の明視野画像であり、(上部)骨折細胞から単離したmSSCの移植から得られた組織であり、(底部)非損傷大腿骨から単離したmSSCの移植から得た組織である。スケールバーは、(左側パネル、インビトロ)では500μmに相当し、(右側パネル、インビボ)では1mmに相当する。
【図9-2】 損傷によって誘導された局所的mSSC増殖を示す。(D)次の試料:(i)骨折後1週目の非商社の大腿骨、(ii)骨折後1週目の照射された大腿骨、(iii)非照射の非損傷大腿骨、(iv)照射された非損傷大腿骨中に存在するmSSCの数を示す棒グラフである。これは、非照射の対照と比べて、照射後に骨折された後1週目で見られたmSSCの数の有意な減少を示している(p<0.01、t検定)。これはまた、非照射の対照と比べて、照射後に非損傷の大腿骨中のmSSCの数の有意な減少も示している(p<0.01、t検定)。これは、照射がmSSCの増殖を低減することを示している。
【図10】 mSSC子孫が、全身的シグナルを親mSSCに変換することを示す。(A)mSSCの下流の前駆細胞サブ集団で、具体的にはThy及びBLSPサブ集団で発現されることが見出されているBMP拮抗作用物質のグレムリン-2及びノギン(それぞれ、右側上部及び底部)の遺伝子発現レベルを示すリガンド-受容体相互作用マップである。我々は、BMP2経路の拮抗作用物質を発現することが見出されている、前駆細胞の下流の同じサブ集団、Thy及びBLSP(左側上部及び底部パネル)上で全身的ホルモンのレプチン及びチロイド刺激ホルモン(TSH)に対する受容体の遺伝子発現の増加が存在することにも注目する。左側及び右側パネルをそろって見ると、リガンド-同族受容体相互作用のグラフは、全身的ホルモンのレプチン及びTSH受容体を通してのシグナル伝達が、BMP2拮抗作用による(グレムリン2、ノギンを介しての)mSSC増殖及び後続の骨格間質集団中の骨形成に対するシグナルの阻害を生じ得ることを立証している。これらの実験が、CD200によるさらなる精製に先立って行われたために、試験された*mSSC集団は、三重陰性細胞集団[CD45-Ter119-Tie2-アルファV+Thy-CD105-6C3-]を表し、これはCD200+/-細胞集団の両方を含み、したがって、mSSC/プレ-BCSPの転写発現データを示すことに留意されたい。(B)10,000個のmSSCを、多種多様な条件下で培養した:通常の培地(対照)、組換えレプチンタンパク質で処理された、または処理されていないThyサブ集団からの調整培地(CM)(Thy CM+レプチン/Thy CM-レプチン)及び組換えレプチンタンパク質で処理された、または処理されていないBLSP集団からのCM(BLSP CM+レプチン/BLSP CM-レプチン)。ここで、我々は、レプチンなしで培養されたThy及びBLSPの両方からのCMが、対照と比較してmSSCの増殖を低減することに注目している。しかしながら、レプチンを含んで培養されたThy及びBLSPの両方からのCMは、対照またはレプチンで処理されない細胞からのThy/BLSPサブ集団CMと比較して、mSSCの増殖をさらに低減する。したがって、レプチンシグナル伝達は、インビボでのmSSCの増殖能力を低減する。(C)骨格間質集団中のレプチン(左側)及びその受容体(右側)遺伝子発現レベルである。リガンドの発現陰性、しかしその受容体の高発現は、レプチンが本質的に備わっていることを暗示する。これらの実験が、CD200によるさらなる精製に先立って行われたために、試験された*mSSC集団は、三重陰性細胞集団[CD45-Ter119-Tie2-アルファV+Thy-CD105-6C3-]を表し、これはCD200+/-細胞集団の両方を含み、したがって、mSSC/プレ-BCSPの転写発現データを示すことに留意されたい。(D)10,000個の新たに単離したThy細胞を、インビトロで、組換えレプチン(1μg/mL)で補充したまた補充していない無血清培地中で培養し、その後、播種後14日目にqRTPCR用に採取した。組換えレプチンで処理したまたは処理していないThyサブセット中のノギン、グレムリン2及びレプチン受容体についての相対的遺伝子発現レベルをグラフに示す。このグラフは、レプチンの存在下で培養されたThyサブセットが、ノギン、グレムリン2及びレプチン受容体の転写発現のアップレギュレーションをもたらすことを立証しており、したがって、全身循環と骨格前駆細胞サブ集団との間に関連が存在し得るという我々の仮説を強固なものにする。(ii)レプチンの補充なしで培養されたThy細胞の免疫組織化学法である。赤色染色は、グレムリン2の発現を示す。(iii)レプチンを補充されて培養されたThy細胞の免疫組織化学法である。赤色染色は、グレムリン2の発現を示す。ここで、我々は、培地のレプチン(1μg/mL)による補充後のグレムリン2の発現の増加を確認することができている。スケールバーは100μmに相当する。(E)mSSC機能に影響を及ぼす提案された経路の概略である。レプチンは、循環する全身的因子であり、Thy及びBLSP細胞上に存在するレプチン受容体を活性化し、これが、Thy及びBLSP細胞によるグレムリン2及びノギンの発現をもたらし(図3Dを参照)、これが、BMP-2シグナル伝達及びその後のBMP2誘導mSSC増殖を拮抗作用する。これとは対照的に、mSSC増殖は、BMP-2を通して促進される。
【図11】 mSSCにおけるTgfβ拮抗作用促進軟骨形成を示す。(A)実験のスキームである:mSSCをP3のC57BL6野生型マウスの長骨から単離した。これらの細胞を、組み換えタンパク質の存在下で培養した。2つの実験群及び1つの対照がある。実験群は、鼠径部脂肪体の皮下脂肪への移植前1週間にわたって以下の可溶性組換えタンパク質で処理された:(i)TGFβ、(ii)TGFβR。その後、移植片を、組織学的分析用に3週目に外植した。(B)(左側パネル)TGFβで前処理されたmSSCである。上部に、外植での移植片の写真を見ることができる。下部では、ペンタクロム染色された組織学的標本を見ることができ、これは全体の骨または軟骨形成を示していない。(右側パネル)TGFβRで前処理されたmSSCである。上部に、外植での移植片の写真を見ることができる。下部では、ペンタクロムで染色された外植組織の明視野画像を見ることができ、これは、わずかな骨形成を伴い、大部分が軟骨(青色)と一致する外植移植片を示す。スケールバーは(上部パネル)では1mmに相当し、(下部パネル)では200μmに相当する。
【図12】 骨格サブセット上の遺伝子発現のヒートマップである。(A)造血を支援するために必須であるC-Kit、IL-3及びIL-9リガンドを骨格間質サブセット上で発現させる。グラフは、骨格間質と造血細胞との間のリガンド-同族受容体相互作用を立証している。(注釈:MEP=巨核球・赤血球前駆細胞、GMP=顆粒球マクロファージ前駆細胞、CLP=リンパ球系共通前駆細胞)。これらの実験が、CD200によるさらなる精製に先立って行われたために、試験された*mSSC集団は、三重陰性細胞集団[CD45-Ter119-Tie2-アルファV+Thy-CD105-6C3-]を表し、これはCD200+/-細胞集団の両方を含み、したがって、mSSC/プレ-BCSPの転写発現データを示すことに留意されたい。(B)骨格ニッチェと造血ニッチェとの間の提案された相互作用の図は、骨格間質細胞が調節分子及びサイトカインを、それぞれ局部ニッチェ及び造血ニッチェに分泌することを示している。これらのシグナル伝達分子は、mSSC及びHCSの両方の増殖及び分化に関与する。
【図13】 Mx1のCre標識細胞がmSSC集団を包含することを示す。(A)実験のスキームである:Mx1-Cre-ERTマウスをE15において誘導させた。P3において、大腿骨を採取し、機械的及び酵素的解離、その後のFACS分画化後に、細胞を単離した。(B)FACSゲーティング戦略は、mSSCが、Mx1-Cre発現細胞中に存在することを示している。これは、Mx1標識細胞が、間葉系前駆細胞に対する非特異的マーカーであることを立証している。Mx1発現細胞(GFP+)は、CD45+、Tie2+、及び[アルファV+]サブセット内で特定される。[CD45(-)Ter119(-)Tie2(-)アルファV(+)Thy(-)6C3(-)]集団(mSSCを含む)の細胞の12.6%がMx1-Cre陽性であって、これは、図の右端からの第2のFACSプロットでの底部パネルで立証される。
【図14-1】 mSSC異種性が、骨格構造における差を反映することを示す。(A)マウス骨格構造の図は、骨の異なる形状及び寸法を例示する。番号付けされた骨を採取し、機械的及び酵素的に解離し、FACS分析用に染色し、各骨サブセットから単離された100万個の細胞中に存在するmSSCの数を特定した。(B)棒グラフは、各々の単離された骨からの100万個の細胞中に存在するmSSCの数を立証する。mSSCの相対的数は、全ての骨サブタイプにわたって均一ではなく、附属肢骨格の遠位構成要素で増加する傾向性が高い。(C)表は、異なるマウスの骨から単離されたmSSCのコロニー形成単位(CFU)の計数を示す。各骨サブセットから500個の二重選別されたmSSCを、10%のFBSを補充されたMEMα培地を含む10cmの組織培養皿に播種し、CFUを14日後に計数した。ここで、我々は、異なる骨サブタイプにわたるコロニー形成に対する異種性収容能力を再度確認している。
【図14-2】 mSSC異種性が、骨格構造における差を反映することを示す。(D)培養後14日目に40×で示す形成されたコロニーの位相顕微鏡画像である。異なる骨によって形成されたコロニーの携帯において全体的異種性の証拠がある。スケールバーは200μmに相当する。(E)播種後14日目にCFUを計数した後に、細胞を染色し、FACSによって分析し、構成細胞がコロニー中に存在することを決定した。各骨サブセットから形成されたコロニーの分析は、それが単離された骨のタイプに応じて、mSSCについての差異的潜在能力における異種性を立証している。(F)2つの時点における各骨サブセットからの4種のサブ集団(アルファV+、Thy、6C3及び二重陰性(DN)=Thy-6C3-)の細胞計数は、各サブ集団の増殖速度もまた、細胞の起源に応じて変化することを暗示している。
【図15-1】 提案されたシグナル伝達経路がmSSC及び子孫に影響を及ぼすことを示す。(A)3種の異なる実験条件下(通常の培地のBMP2(0.1μg/mL)/ノギン(1μg/mL)/グレムリン2(1μg/mL)の補充)の培養後1週間目のmSSC(FACS後に初期播種された10,000個のmSSC)または対照(通常の培地:<MEM、10%のFBS、1%のペニシリン-ストレプトマイシン)の位相顕微鏡画像である。これらの条件下で、我々は以下を認識している:培養基のノギン及びグレムリン2の補充が、対照またはBMP2補充(肥大軟骨細胞領域の増殖)と比べて、インビトロでの未処理mSSC培養に特有である肥大軟骨細胞の増殖の減少をもたらす。スケールバーは、500μmに相当する。
【図15-2】 提案されたシグナル伝達経路がmSSC及び子孫に影響を及ぼすことを示す。(B)(i)10,000個のmSSCを新たに選別し、通常の培地中(FACSプロットの上部列)またはWnt3aを補充した(2μg/mL)通常の培地中(FACSプロットの下部列)で培養した。1週間後に、細胞を再単離し、抗体で染色し、FACS分画化を実施した。ここで、我々は、プロ骨形成である、Thyサブ集団(赤色ボックスで表示)の増加を認識している。(ii)1ヶ月間にわたって腎被膜に移植されたwnt未処理のSSCに対比するwntで処理されたSSCの5000個の細胞から形成された小骨のペンタクロム染色切片を示す。Wntによる処理は、Wnt処理資料における骨髄腔の形成の減少でも分かるように、SSCによる軟骨内骨化を阻害するように見える。スケールバーは200μmに相当する。(C)mSSC及び下流の前駆細胞(BCSP、Thy、6C3、BLSP、CCP)によるアキシン1発現の遺伝子発現データである。ここで、我々は、他の幹細胞/前駆細胞と比べて、CCPによるアキシン1の発現の減少を認識している。これらの実験が、CD200によるさらなる精製に先立って行われたために、試験された*mSSC集団は、三重陰性細胞集団[CD45-Ter119-Tie2-アルファV+Thy-CD105-6C3-]を表し、これはCD200+/-細胞集団の両方を含み、したがって、mSSC/プレ-BCSPの転写発現データを示すことに留意されたい。
【図15-3】 提案されたシグナル伝達経路がmSSC及び子孫に影響を及ぼすことを示す。(D)[CD45+Ter119+]または[Tie2+]サブ集団が、高頻度の骨格形成細胞のサブ集団を含有しなかったことを確かなものにするために、我々は、P3のGFP標識マウスから長骨[CD45+Ter 119+]及び[Tie2+]細胞集団(我々は、FACS分画化の際に前に除外したもの)を、機械的及び酵素的解離、その後のFACS分画化によって単離した。次いで、これらの固有の骨格形成潜在能力を評価するために、サブセットのそれぞれの20,000個の細胞を免疫不全RAG-2/ガンマ(c)KOマウスの腎被膜下に移植した。[アルファV+]の8種のサブ集団とは異なり、CD45/Ter119+及びTie2+サブセットは、移植から4週後に、骨、軟骨または間質を形成することが見出されなかった。移植から4週後に存在する組織の明視野顕微鏡写真が、左側のパネルに示され、これとともに蛍光画像が右側に示されている。移植された集団は、両方の列で以下の順序で(上から下に向かって)示されている:上部[CD45+Ter119+アルファV-]、中間[Tie2-アルファV+]、底部[Tie2+アルファV-]。黄色の破線は、自己蛍光スポンジスキャフォールドを表し、緑色の破線は、真のGFP+組織を表す。[CD45+Ter119+アルファV-]移植細胞の移植後に、真の緑色の蛍光は存在せず、したがって、真の組織移植はないが、スポンジ中に存在する自己蛍光(黄色の破線)はある。[Tie2-アルファV+]集団の移植後に(赤色ボックス)、我々は、緑色の破線で表される骨組織の形成があることを確認している。Tie2+アルファV-集団の移植後には、いくつかの緑色蛍光組織が存在するが、これは、骨組織とは一致せず、線維組織の形成(高倍率挿入図)の代わりに、管状構造(おそらくは、高倍率挿入図において白色の矢印によって描写された血管を表す)が存在する。左右のパネル:スケールバーは1mmに相当する。
【図15-4】 提案されたシグナル伝達経路がmSSC及び子孫に影響を及ぼすことを示す。(E)(i)骨格間質集団中のレプチン(左側)及びその受容体(右側)の遺伝子発現レベルである。Thyサブセット中のリガンドが陰性発現、しかしながら受容体の高発現は、レプチンが外来的に提供されることに起因する。これらの実験が、CD200によるさらなる精製に先立って行われたために、試験された*mSSC集団は、三重陰性細胞集団[CD45-Ter119-Tie2-アルファV+Thy-CD105-6C3-]を表し、これはCD200+/-細胞集団の両方を含み、したがって、mSSC/プレ-BCSPの転写発現データを示すことに留意されたい。FPKMは、マップされた百万個の読み取り当たりの転写物の1キロベース当たりの断片である。(E)(ii)以下の細胞群のシングルセルRNAシークエンシングである:6C3(+)(6C3及びHECサブ集団を包含する)、Thy(+)(CCP、THY及びBLSPサブ集団を包含する)、mSSCならびにBCSP。グラフは、mSSC及び下流側の子孫によるレプチン受容体の発現を示す。これは、下流側子孫(6C3-紫色、Thy-赤色)に比べて、mSSC(緑色)及びBCSP(ターコイズ)集団によるレプチン受容体の発現がないことを示している。(F)(i)骨格間質集団におけるFoxA2の遺伝子発現レベルである。ここで、我々は、下流側の子孫に比べてmSSC中のFoxA2の顕著な発現を確認している。これらの実験が、CD200によるさらなる精製に先立って行われたために、試験された*mSSC集団は、三重陰性細胞集団[CD45-Ter119-Tie2-アルファV+Thy-CD105-6C3-]を表し、これはCD200+/-細胞集団の両方を含み、したがって、mSSC/プレ-BCSPの転写発現データを示すことに留意されたい。(ii)以下の細胞集団のシングルセルRNAシークエンシングである:6C3(+)(6C3及びHECサブ集団を包含する)、Thy(+)(CCP、THY及びBLSPサブ集団を包含する)、mSSCならびにBCSP。グラフは、単一細胞レベルでのFoxA2の発現を示す。(i)と一致して、我々は、Foxa2が、CSP中よりの非常に低いレベルでmSSCにおいて著しくアップレギュレートされ、また下流側の子孫ではほとんど存在しないことを観察した。
【図15-5】 提案されたシグナル伝達経路がmSSC及び子孫に影響を及ぼすことを示す。G(i)骨格間質集団におけるRunx2の遺伝子発現レベルである。これらの実験が、CD200によるさらなる精製に先立って行われたために、試験された*mSSC集団は、三重陰性細胞集団[CD45-Ter119-Tie2-アルファV+Thy-CD105-6C3-]を表し、これはCD200+/-細胞集団の両方を含み、したがって、mSSC/プレ-BCSPの転写発現データを示すことに留意されたい。(ii)以下の細胞集団のシングルセルRNAシークエンシングである:6C3(+)(6C3及びHECサブ集団を包含する)、Thy(+)(CCP、THY及びBLSPサブ集団を包含する)、mSSCならびにBCSP。グラフはRunx2の発現を示す。H(i)骨格間質集団におけるコラーゲン2Aの遺伝子発現レベルである。これらの実験が、CD200によるさらなる精製に先立って行われたために、試験された*mSSC集団は、三重陰性細胞集団[CD45-Ter119-Tie2-アルファV+Thy-CD105-6C3-]を表し、これはCD200+/-細胞集団の両方を含み、したがって、mSSC/プレ-BCSPの転写発現データを示すことに留意されたい。(ii)以下の細胞集団のシングルセルRNAシークエンシングである:6C3(+)(6C3及びHECサブ集団を包含する)、Thy(+)(CCP、THY及びBLSPサブ集団を包含する)、mSSCならびにBCSP。グラフは、コラーゲン2Aの発現を示す。
【図15-6】 提案されたシグナル伝達経路がmSSC及び子孫に影響を及ぼすことを示す。I(i)骨格間質集団におけるコラーゲン10Aの遺伝子発現レベルである。これらの実験が、CD200によるさらなる精製に先立って行われたために、試験された*mSSC集団は、三重陰性細胞集団[CD45-Ter119-Tie2-アルファV+Thy-CD105-6C3-]を表し、これはCD200+/-細胞集団の両方を含み、したがって、mSSC/プレ-BCSPの転写発現データを示すことに留意されたい。(ii)以下の細胞集団のシングルセルRNAシークエンシングである:6C3(+)(6C3及びHECサブ集団を包含する)、Thy(+)(CCP、THY及びBLSPサブ集団を包含する)、mSSCならびにBCSP。グラフは、コラーゲン10Aの発現を示す。J(i)骨格間質集団におけるSox9の遺伝子発現レベルである。これらの実験が、CD200によるさらなる精製に先立って行われたために、試験された*mSSC集団は、三重陰性細胞集団[CD45-Ter119-Tie2-アルファV+Thy-CD105-6C3-]を表し、これはCD200+/-細胞集団の両方を含み、したがって、mSSC/プレ-BCSPの転写発現データを示すことに留意されたい。(ii)以下の細胞集団のシングルセルRNAシークエンシングである:6C3(+)(6C3及びHECサブ集団を包含する)、Thy(+)(CCP、THY及びBLSPサブ集団を包含する)、mSSCならびにBCSP。グラフは、Sox9の発現を示す。
【図16】 (A)軟骨(青色)、及び骨(黄色)領域を示す、モバットペンタクロムで染色された17週齢のヒト胎児大腿骨の断面である。挿入図は、成長板領域を示し、ここでは我々は、高SSC頻度を見出している。(B)インビボでのヒト骨格幹細胞/前駆細胞の予測単離及び二次表現型特性化についての実験スキームである。(C)17週齢のヒト胎児大腿骨からのヒト骨格幹細胞/前駆細胞サブセットFACSゲーティング戦略であり、軟骨、軟骨を備える骨、または骨髄を備える骨を生じさせる画定された集団を示す。色のついた矢印は、腎臓中の外植されたヒト前駆細胞由来の組織のペンタクロム染色された切片を示す(青色=軟骨;緑色=骨+軟骨;黄色=骨)。(D)ヒト骨格幹細胞/前駆細胞サブセットが単離され得る大腿骨骨頭領域を示す図及び成体大腿骨骨頭領域の写真である。(E)成体大腿骨骨頭組織から単離されたヒト骨格幹細胞/前駆細胞サブセットのFACSゲーティング戦略である。
【図17】 (A)hSSC及びヒト骨格前駆細胞サブセットによる系統進行のインビトロ分析についてのスキームである。(B)(上部及び中間パネル)FACSによってアッセイされた培養hSSCの系統限定されたサブセットへの分化である。(下部パネル)アリザリンレッド染色によって決定される個々のヒト骨格前駆細胞の分化骨形成能力である(hSSC=ヒト骨格幹細胞;BCSP=骨、軟骨及び間質前駆細胞;hCP=ヒト軟骨形成前駆細胞;hOP=ヒト骨形成前駆細胞)。最も強いアリザリンレッドは、hOPで示されている。(C)RGBウイルス標識付け及びレンチウイルス標識付けヒト骨格幹細胞(hSSC)のインビボクローン発現の実験スキームである。(D)レンチウイルス標識付けEGFP及びRFP hSSCのクローンは、hSSC由来腎臓移植片のペンタクロム染色切片で示されるように、骨(黄色)及び軟骨(青色)に分化する。(E)(上部パネル)hSSC、BCSP、hOP、及びhCPの培養物のそれぞれに由来するコロニーの顕微鏡写真である。(下部パネル)4種のヒト骨格幹細胞/前駆細胞サブセットのFACSプロットである。
【図18】 hSSC(左側)のmSSC(右側)と対比する系統マップである。(プレ)BCSP=(プレ)骨、軟骨及び間質前駆細胞;hCP=ヒト軟骨形成前駆細胞;hOP=ヒト骨形成前駆細胞。
【図19】 (A)(左側パネル)骨格ニッチェ因子の範囲を描写する図と一緒に、骨の発生におけるヒト骨格前駆細胞サブセットの局在化を示す図である(hSSC=ヒト骨格幹細胞;BCSP=骨、軟骨及び間質前駆細胞;hCP=ヒト軟骨及び間質前駆細胞;hOP=ヒト骨形成前駆細胞)。(B)hSSCニッチェ相互作用の図である。(C)代表的mSSCニッチェ因子による処理からのhSSCの増殖である。(D)GEXCアルゴリズムによるヒト骨格集団の間のニッチェ因子/同族受容体相互作用の予測である。(E)ヒト骨格前駆体細胞サブセット中の代表的SSCニッチェ因子BMP2、VEGF、WNT1、WNT3の正規化された発現である。(F)(左側パネル)単一細胞mRNA配列決定からの4種のヒト骨格前駆体細胞のヒートマップである。(右側パネル)BMP2またはWNTリガンド及び受容体の共発現を単一細胞レベルで示すベン図である。
【図20】 (A)(上部FACSプロット)hASCは、BMPシグナル伝達に対する応答性を示唆するBMPR1Bの発現を示す。(下部FACSプロット)BMP2によるhASCからのhSSC形成の誘導である。(B)hASCの初期化BMP2との同時送達についてのスキームである。(C)(左側パネル)hASCとBMP2との同時送達に由来するその後誘導された小骨の顕微鏡写真である。下のパネルは上のパネルの長方形を3倍に拡大したものである。モバットクロムで染色した、導入された小骨の顕微鏡写真(骨=黄色;軟骨=青緑色)。(D)BMP2及び可溶性VEGF受容体の組み合わせを用いる、マウス脂肪組織からのその場での骨の誘導、または軟骨形成の図である。(E)VEGFシグナル伝達は、BMP2誘導mSSCを骨(左側)または軟骨の運命(右側)に向けて切り替えることができる。
【図21】 次世代の幹細胞系骨格再生医薬品である。

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