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特許7043514独立電源を有する無線照明駆動装置及びその照明システム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-03-18
(45)【発行日】2022-03-29
(54)【発明の名称】独立電源を有する無線照明駆動装置及びその照明システム
(51)【国際特許分類】
   H05B 47/19 20200101AFI20220322BHJP
   H05B 47/11 20200101ALI20220322BHJP
【FI】
H05B47/19
H05B47/11
【請求項の数】 16
(21)【出願番号】P 2019555535
(86)(22)【出願日】2017-11-21
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2020-02-13
(86)【国際出願番号】 CN2017112106
(87)【国際公開番号】W WO2018126807
(87)【国際公開日】2018-07-12
【審査請求日】2019-06-26
(31)【優先権主張番号】201710004414.5
(32)【優先日】2017-01-04
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(31)【優先権主張番号】201710711227.0
(32)【優先日】2017-08-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】519232253
【氏名又は名称】趙 錦薇
【氏名又は名称原語表記】CHAO, Chin-Wei
【住所又は居所原語表記】6F.,No.71,Jiantan Road Shilin Dist.,Taipei City Taiwan
(74)【代理人】
【識別番号】110002262
【氏名又は名称】TRY国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】趙 錦薇
【審査官】山崎 晶
(56)【参考文献】
【文献】米国特許第06120262(US,A)
【文献】特開2015-173135(JP,A)
【文献】特開2016-178014(JP,A)
【文献】特開2007-059352(JP,A)
【文献】特開2015-179562(JP,A)
【文献】特開2014-022197(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H05B 47/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
独立電源を有する無線照明駆動装置であって、外部電力を受電することができ、且つ発光ダイオード照明と電気的に接続され、かつ電力を発光ダイオード照明へ供給し、または電力を発光ダイオード照明への供給を止めることで前記発光ダイオード照明の発光状態を制御する、前記無線照明駆動装置は、
前記外部電力を持続的に受電することができ、且つ前記無線照明駆動装置の作動に要する電力を供給することができる第1給電ユニットと、
前記第1給電ユニット及び前記発光ダイオード照明とそれぞれ電気的に接続され、且つ前記第1給電ユニットから送られる電力を受電することができ、電力開閉部が短絡状態である場合は給電モードを呈し、且つ前記発光ダイオード照明に電力を供給し、前記電力開閉部が開路状態である場合は遮断モードを呈し、前記発光ダイオード照明に電力を供給しなくなる前記電力開閉部と、
前記第1給電ユニットと電気的に接続され、且つ前記独立電源とはそれぞれ異なる電源から外部電力を受電する固定式スイッチ装置及び無線コントローラのそれぞれから送信される前記電力開閉部を給電モードと遮断モードに調整するための無線情報を受信することができ、前記固定式スイッチ装置は、前記独立電源とは異なる別の外部電力を受電し、前記無線コントローラは、前記独立電源とは異なり且つ前記別の外部電力とも異なる他の電源から受電する無線受信ユニットと、
前記第1給電ユニット、前記電力開閉部及び前記無線受信ユニットとそれぞれ電気的に接続され、且つ前記無線受信ユニットから送信される前記無線情報の受信と読み取りを行うことができ、前記無線情報の内容に基づき、前記電力開閉部を給電モード又は遮断モードに調整して前記発光ダイオード照明の発光状態を変更する制御ユニットと、を含むことを特徴とする装置。
【請求項2】
さらに調光モジュールを含み、そのうち、前記調光モジュールは前記制御ユニット及び前記発光ダイオード照明と電気的に接続され、且つ前記第1給電ユニットから送られる電力を受電して作動を維持することができ、前記制御ユニットが前記無線情報を読み取り、且つ前記無線情報に増光コマンドが含まれている場合には、前記制御ユニットが前記調光モジュールに増光制御情報を伝送して、前記調光モジュールが前記発光ダイオード照明の明るさを上げ続けるようにすることができることを特徴とする請求項1に記載の無線照明駆動装置。
【請求項3】
前記制御ユニットが前記無線情報を読み取り、且つ前記無線情報に減光コマンドが含まれている場合には、前記制御ユニットが前記調光モジュールに減光制御情報を伝送して、前記調光モジュールが前記発光ダイオード照明の明るさを下げ続けるようにすることができることを特徴とする請求項2に記載の無線照明駆動装置。
【請求項4】
前記調光モジュールは前記制御ユニットと前記電力開閉部の間にあり、且つ前記電力開閉部を通して前記発光ダイオード照明と電気的に接続することができることを特徴とする請求項3に記載の無線照明駆動装置。
【請求項5】
前記調光モジュールは前記電力開閉部と前記発光ダイオード照明の間にあり、且つ前記電力開閉部を通して前記制御ユニットと電気的に接続することができることを特徴とする請求項3に記載の無線照明駆動装置。
【請求項6】
さらに光センサユニットを含み、前記光センサユニットは前記制御ユニットと電気的に接続され、且つ前記第1給電ユニットから送られる電力を受電して作動を維持することができ、そのうち、前記光センサユニットは外界の環境光の強度を測定して測定情報を生成することができ、且つ前記測定情報を前記制御ユニットに伝送し、前記制御ユニットは前記測定情報の内容に基づいて制御情報を前記調光モジュールに伝送することができ、前記調光モジュールが前記発光ダイオード照明の発光状態を調整するようにすることができることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の無線照明駆動装置。
【請求項7】
独立電源を有する無線照明駆動装置の照明システムであって、少なくとも発光ダイオード照明、無線照明駆動装置、固定式スイッチ装置及び無線コントローラで構成され、そのうち、前記無線照明駆動装置は前記発光ダイオード照明と電気的に接続されており、且つ無線方式で前記固定式スイッチ装置及び前記無線コントローラとそれぞれ無線接続され、且つ前記固定式スイッチ装置及び前記無線コントローラからそれぞれ送信される無線情報を受信し、各前記無線情報の内容に基づいて前記発光ダイオード照明の発光状態を制御することができ、そのうち、
前記無線照明駆動装置、前記固定式スイッチ装置及び前記無線コントローラはそれぞれ異なる独立電源を有しており、前記固定式スイッチ装置は、前記独立電源とは異なる別の外部電力を受電し、前記無線コントローラは、前記独立電源とは異なり且つ前記別の外部電力とも異なる他の電源から受電し、
前記無線照明駆動装置には、第1給電ユニット、電力開閉部、無線受信ユニット、制御ユニットが設けられ、
前記第1給電ユニットは、外部電力を持続的に受電することができ、且つ前記無線照明駆動装置の作動に要する電力を供給することができ、
前記電力開閉部は、前記第1給電ユニット及び前記発光ダイオード照明とそれぞれ電気的に接続され、且つ前記第1給電ユニットから送られる電力を受電することができ、前記電力開閉部が短絡状態である場合は給電モードを呈し、且つ前記発光ダイオード照明に電力を供給し、前記電力開閉部が開路状態である場合は遮断モードを呈し、前記発光ダイオード照明に電力を供給しなくなり、
前記無線受信ユニットは、前記第1給電ユニットと電気的に接続され、且つ前記固定式スイッチ装置及び前記無線コントローラのそれぞれから送信される前記電力開閉部を給電モードと遮断モードに調整するための無線情報を受信することができ、
前記制御ユニットは、前記第1給電ユニット、前記電力開閉部及び前記無線受信ユニットとそれぞれ電気的に接続され、且つ前記無線受信ユニットから送信される前記無線情報の受信と読み取りを行うことができ、前記無線情報の内容に基づき、前記電力開閉部を給電モード又は遮断モードに調整して前記発光ダイオード照明の発光状態を変更し、
前記固定式スイッチ装置は別の外部電力を持続的に受電することができ、前記無線コントローラはその内部に設けられたバッテリーモジュールの電力を受電できることを特徴とする照明システム。
【請求項8】
前記無線照明駆動装置はさらに調光モジュールを含み、前記調光モジュールは前記制御ユニット及び前記発光ダイオード照明と電気的に接続され、且つ前記第1給電ユニットから送られる電力を受電して作動を維持することができ、前記制御ユニットが前記無線情報を読み取り、且つ前記無線情報に増光コマンドが含まれている場合には、前記制御ユニットが増光制御情報を生成して前記調光モジュールに伝送し、前記調光モジュールが前記発光ダイオード照明の明るさを上げ続けるようにすることができることを特徴とする請求項7に記載の照明システム。
【請求項9】
前記制御ユニットが前記無線情報を読み取り、且つ前記無線情報に減光コマンドが含まれている場合には、前記制御ユニットが前記調光モジュールに減光制御情報を伝送して、前記調光モジュールが前記発光ダイオード照明の明るさを下げ続けるようにすることができることを特徴とする請求項8に記載の照明システム。
【請求項10】
さらに光センサユニットを含み、前記光センサユニットは前記制御ユニットと電気的に接続され、且つ前記第1給電ユニットから送られる電力を受電して作動を維持することができ、そのうち、前記光センサユニットは外界の環境光の強度を測定して測定情報を生成することができ、且つ前記測定情報を前記制御ユニットに伝送し、前記制御ユニットは前記測定情報の内容に基づいて制御情報を前記調光モジュールに伝送することができ、前記調光モジュールが前記発光ダイオード照明の発光状態を調整するようにすることができることを特徴とする請求項9に記載の照明システム。
【請求項11】
前記固定式スイッチ装置は、
前記別の外部電力を持続的に受電することができ、且つ前記固定式スイッチ装置の作動に要する電力を供給することができる第2給電ユニットと、
前記第2給電ユニットと電気的に接続され、被操作状況において対応する入力情報を生成する第1入力ユニットと、
前記第2給電ユニット及び前記第1入力ユニットとそれぞれ電気的に接続され、且つ前記第1入力ユニットから送信される入力情報を受信し、前記入力情報に基づき対応する処理情報を生成することができる第1処理ユニットと、
前記第2給電ユニット及び前記第1処理ユニットとそれぞれ電気的に接続され、且つ前記第1処理ユニットから送信される処理情報を受信して対応する無線情報に変換し、前記無線情報を前記無線照明駆動装置の前記無線受信ユニットに伝送することができる第1無線送信ユニットと、を含むことを特徴とする請求項10に記載の照明システム。
【請求項12】
前記無線コントローラは、
前記無線コントローラの作動に要する電力を供給することができる前記バッテリーモジュールと、
前記バッテリーモジュールと電気的に接続され、被操作状況において対応する入力情報を生成する第2入力ユニットと、
前記バッテリーモジュール及び前記第2入力ユニットとそれぞれ電気的に接続され、且つ前記第2入力ユニットから送信される入力情報を受信し、前記入力情報に基づき対応する処理情報を生成することができる第2処理ユニットと、
前記バッテリーモジュール及び前記第2処理ユニットとそれぞれ電気的に接続され、且つ前記第2処理ユニットから送信される処理情報を受信して対応する無線情報に変換し、前記無線情報を前記無線照明駆動装置の前記無線受信ユニットに伝送することができる第2無線送信ユニットと、を含むことを特徴とする請求項11に記載の照明システム。
【請求項13】
前記第1入力ユニットはさらに増光ボタンを含み、前記増光ボタンが第1増光期間を超えて押されたと前記第1処理ユニットが判断すると、前記第1処理ユニットが増光コマンドを含んだ処理情報を生成し、且つ前記処理情報を第1無線送信ユニットに伝送し、第1無線送信ユニットは前記処理情報を対応する無線情報に変換して前記無線照明駆動装置の前記無線受信ユニットに伝送し、前記制御ユニットが前記無線情報の内容に基づいて前記増光制御情報を生成して前記調光モジュールに伝送し、前記調光モジュールが発光ダイオード照明の明るさを上げ続けるようにすることができることを特徴とする請求項12に記載の照明システム。
【請求項14】
前記第1入力ユニットはさらに減光ボタンを含み、前記減光ボタンが第1減光期間を超えて押されたと前記第1処理ユニットが判断すると、前記第1処理ユニットが減光コマンドを含んだ処理情報を生成し、且つ前記処理情報を第1無線送信ユニットに伝送し、第1無線送信ユニットは前記処理情報を対応する無線情報に変換して前記無線照明駆動装置の前記無線受信ユニットに伝送し、前記制御ユニットが前記無線情報の内容に基づいて前記減光制御情報を生成して前記調光モジュールに伝送し、前記調光モジュールが発光ダイオード照明の明るさを下げ続けるようにすることができることを特徴とする請求項13に記載の照明システム。
【請求項15】
前記第2入力ユニットはさらに別の増光ボタンを含み、前記別の増光ボタンが第1増光期間を超えて押されたと前記第2処理ユニットが判断すると、前記第2処理ユニットが増光コマンドを含んだ処理情報を生成し、且つ前記処理情報を第2無線送信ユニットに伝送し、第2無線送信ユニットは前記処理情報を対応する無線情報に変換して前記無線照明駆動装置の前記無線受信ユニットに伝送し、前記制御ユニットが前記無線情報の内容に基づいて前記増光制御情報を生成して前記調光モジュールに伝送し、前記調光モジュールが発光ダイオード照明の明るさを上げ続けるようにすることができることを特徴とする請求項14に記載の照明システム。
【請求項16】
前記第2入力ユニットはさらに別の減光ボタンを含み、前記別の減光ボタンが第1減光期間を超えて押されたと前記第2処理ユニットが判断すると、前記第2処理ユニットが減光コマンドを含んだ処理情報を生成し、且つ前記処理情報を第2無線送信ユニットに伝送し、第2無線送信ユニットは前記処理情報を対応する無線情報に変換して前記無線照明駆動装置の前記無線受信ユニットに伝送し、前記制御ユニットが前記無線情報の内容に基づいて前記減光制御情報を生成して前記調光モジュールに伝送し、前記調光モジュールが発光ダイオード照明の明るさを下げ続けるようにすることができることを特徴とする請求項15に記載の照明システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は照明システムに関し、特に、無線照明駆動装置、固定式スイッチ装置及び無線コントローラのそれぞれが独立電源を有し、且つ固定式スイッチ装置が「遮断モード(又は消灯モード)」時でも無線照明駆動装置の作動継続が可能であり、無線コントローラから送信される無線情報に基づいてLED照明のオン・オフを調整することが可能な照明システムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、科学技術の進歩や無線技術の飛躍的な発展に伴い、ユーザーに無線方式の制御を提供可能な電子装置が増え続けており、室内に実体配線を敷設する手間が大幅に省ける点が人々から支持されている。
【0003】
通常、従来の照明システムの多くは発光照明(LEDなど)、照明駆動装置、固定式スイッチ装置及び無線コントローラが含まれており、そのうち、照明駆動装置は発光照明と電気的に接続され、発光照明を点灯状態又は消灯状態に制御し、また固定式スイッチ装置は大体が壁面に固定設置され、且つ外部電力(商用電源など)を受電することができ、固定式スイッチ装置と照明駆動装置の両者間には実体配線接続が採用され、固定式スイッチ装置が電力を照明駆動装置と発光照明に伝達させるようにしており、ユーザーは固定式スイッチ装置を操作することで(スイッチボタンを切り替えるなど)、固定式スイッチ装置に電力を照明駆動装置へ伝達させたり、又は照明駆動装置への電力伝達を中断させたりすることができ、発光照明を点灯状態又は消灯状態に調整することができる。
【0004】
また、無線コントローラの多くは無線制御情報を赤外線方式で照明駆動装置に伝送し、照明駆動装置は無線制御情報を受信後、無線制御情報の内容に基づいて発光照明を点灯状態又は消灯状態に調整することができるので、ユーザーは固定式スイッチ装置の場所まで行かなくても無線コントローラを遠隔操作して発光照明のオン・オフを調整することができるようになり、点灯又は消灯におけるユーザーの利便性は大幅に向上した。
【0005】
しかしながら、本発明者は実際の使用において、従来の照明システムには改善点が未だ存在することに気づいた。最初に、固定式スイッチ装置は、通常、「通電の有無」で照明のオン・オフを制御しており、点灯時には外部電力と接続し、消灯時には外部電力と切断するため、ユーザーが消灯した場合には、固定式スイッチ装置が外部電力からの電力供給を切断し(即ち「遮断モード」)、この時、照明駆動装置は電力を失うことで正常に作動できなくなる。上記の状態下では無線コントローラの機能が完全に失われ、ユーザーは照明を無線コントローラでオン・オフできなくなるため、最初に固定式スイッチ装置の所まで行って点灯プログラムを実行し、固定式スイッチ装置に外部電力の受電を回復させなければならず、電力が照明駆動装置まで伝達された後にようやく照明駆動装置が正常に作動し、ユーザーが照明を無線コントローラで制御できるようになる。この方法は、ユーザーがいつでもどこでも照明を操作できるという無線コントローラの本来の良い意図を失わせている。また、赤外線通信技術は有効伝送距離が短すぎて、指向性の制限があり、非透過性であるため、ユーザーは無線コントローラを操作する際、照明の位置に近づいて無線コントローラを照明駆動装置に向けなければ照明のオン・オフを調整することができず、使用するにあたって非常に面倒である。
【0006】
上記をまとめると、従来の照明システムには、固定式スイッチ装置を「遮断モード(又は消灯モード)」に切り替えると無線コントローラの役目が失われるという問題が普遍的に存在しており、ユーザーが「無線コントロール」のメリットを十分に享受できていないことが分かる。上述の欠点を改良し、より良好なユーザーエクスペリエンスを提供することが本発明の解決すべき重要な課題である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来のLED照明はいずれも従来の固定式スイッチ装置から送られる電力を受電するため、従来の固定式スイッチ装置を「遮断モード(又は消灯モード)」に切り替えると従来のLED照明が電力を完全に受電できなくなり、無線コントローラが使用できなくなって、無線コントローラの本来の良い意図が失われてしまうことに鑑み、発明者が多年に亘る実務経験を基に、多くの研究、調査及びテストを重ねた結果、ついに本発明の独立電源を有する無線照明駆動装置及びその照明システムの設計に至り、それは社会や人々に使用し易い照明システムを提供することができる。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の目的の1つは、独立電源を有する無線照明駆動装置の照明システムを提供することであり、その照明システムは少なくとも発光ダイオード照明、無線照明駆動装置、固定式スイッチ装置及び無線コントローラで構成され、そのうち、無線照明駆動装置は外部電力を持続的に受電することができ、且つ発光ダイオード照明と電気的に接続されており、固定式スイッチ装置は別の外部電力を持続的に受電することができ、無線コントローラはその内部に設けられたバッテリーモジュールの電力を受電することができる。このように、無線照明駆動装置、固定式スイッチ装置及び無線コントローラがそれぞれ独立電源を有し、且つ無線照明駆動装置は無線方式で固定式スイッチ装置及び無線コントローラとそれぞれ無線接続され、且つ固定式スイッチ装置及び無線コントローラからそれぞれ送信される無線情報を受信し、各無線情報の内容に基づいて発光ダイオード照明の発光状態を制御することができるので、固定式スイッチ装置が「遮断モード(又は消灯モード)」を呈する場合でも、無線コントローラが無線照明駆動装置によって発光ダイオード照明のオン・オフを正常に制御することができる。
【0009】
本発明のもう1つの目的は、独立電源を有する無線照明駆動装置を提供することであり、それは照明システムに応用され、且つ無線照明駆動装置は外部電力を受電することができ、且つ発光ダイオード照明と電気的に接続されて発光ダイオード照明の発光状態を制御することができるものであり、それは第1給電ユニット、電力開閉部、無線受信ユニット及び制御ユニットを含み、そのうち、第1給電ユニットは外部電力を持続的に受電することができ、且つ無線駆動装置の作動時に要する電力を提供し、電力開閉部は第1給電ユニット及び発光ダイオード照明とそれぞれ電気的に接続され、それが給電モードを呈する場合には、第1給電ユニットからの電力を発光ダイオード照明に提供し、遮断モードを呈する場合には、電力を発光ダイオード照明に提供せず、また無線受信ユニットは第1給電ユニットと電気的に接続され、且つ固定式スイッチ装置又は無線コントローラから送信される無線情報を受信することができ、さらに、制御ユニットは第1給電ユニット、電力開閉部及び無線受信ユニットとそれぞれ電気的に接続され、且つ無線受信ユニットから送信される無線情報の受信と読み取りを行うことができ、無線情報の内容に基づき、電力開閉部を給電モード又は遮断モードに調整して発光ダイオード照明の発光状態を変更する。このように、無線照明駆動装置が独立して外部電力を持続的に受電し、且つ無線方式によって外部装置(固定式スイッチ装置、無線コントローラなど)から送信される無線信号を受信するので、固定式スイッチ装置を「遮断モード(又は消灯モード)」に切り替えた場合でも、無線照明駆動装置は正常作動を継続することができる。
【0010】
審査官が本発明の目的、技術的特徴及びその効果をより認識し理解できるよう、以下、実施例を図面と合わせて詳しく説明する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明の照明システムと無線照明駆動装置1のハードウェアブロック図である。
図2】本発明の照明システムと固定式スイッチ装置、無線コントローラのハードウェアブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明の目的、技術案及び優位点をより明解にするため、以下、図面を参照しつつ、具体的な実施例と合わせて本発明について詳しく説明する。
【実施例
【0013】
本発明は独立電源を有する無線照明駆動装置及びその照明システムに関するものであるが、具体的には、本発明は、特に「『固定式スイッチ装置』と『無線コントローラ』を同時に有する従来の照明システム」における課題に対して提案する解決案であり、図1及び図2を参照すると、1つの実施例では、照明システムは少なくとも発光ダイオード照明(LEDと略称する)L、無線照明駆動装置1、固定式スイッチ装置21及び無線コントローラ23で構成され、そのうち、無線照明駆動装置1は外部電力H1(商用電源など)を持続的に受電することができ、且つLED照明Lと電気的に接続されてLED照明Lに電力を伝達することができ、無線照明駆動装置1は無線方式で固定式スイッチ装置21及び無線コントローラ23とそれぞれ無線接続される。本実施例では、無線照明駆動装置1と固定式スイッチ装置21の両者間は「315/433MHz/2.4GHz無線送信技術」によって接続することができ、指向性の制限はないが、当業者は製品のニーズに応じてWiFi、Zigbee、Bluetooth(登録商標)などの無線技術を採用してもよく、同様の原理で無線照明駆動装置1と無線コントローラ23の両者にも上述の任意の無線技術を採用することができる。
【0014】
具体的には、再び図1及び図2を参照すると、本案で使用する「315/433MHz/2.4GHz無線送信技術」は、数百万のコードに分割されて各固定式スイッチ装置21、無線コントローラ23の使用に供することができ、こうした無数のコードにより、2つの異なる照明システムに同一のコードが分配されて固定式スイッチ装置21(又は無線コントローラ23)が誤って想定外のLED照明Lを制御してしまうという事態を効果的に回避することができる。また、「315/433MHz/2.4GHz無線送信技術」の有効伝送距離は約50メートルであるため、ユーザーは無線照明駆動装置1のある場所にわざわざ近寄る必要がなく、遠い位置から無線コントローラ23で無線照明駆動装置1に無線信号を伝送すればよいことを予め述べておく。
【0015】
再び図1及び図2を参照すると、無線照明駆動装置1は第1給電ユニット11、電力開閉部12、無線受信ユニット13及び制御ユニット14を含み、そのうち、第1給電ユニット11は外部電力H1(商用電源など)を持続的に受電することができ、且つ無線照明駆動装置1の要求に基づき外部電力H1の特性を変換して(交流電流を直流電流に変換するなど)、無線照明駆動装置1の作動に要する電力を供給することができ、本実施例では、第1給電ユニット11は電力開閉部12、無線受信ユニット13及び制御ユニット14とそれぞれ電気的に接続することによって上述の部材が正常作動時に要する電力を供給している。電力開閉部12は直接又は間接的にLED照明Lと電気的に接続することもでき、電力開閉部12が短絡状態である場合は給電モードを呈し、この時、電力開閉部12がLED照明Lに電力を伝達してLED照明Lが光線を投射できるようにし、電力開閉部12が開路状態である場合は遮断モードを呈し、この時、電力開閉部12がLED照明Lへの電力伝達を中断してLED照明Lに電力を供給しなくなるので、LED照明Lが光線を投射できなくなる。
【0016】
再び図1及び図2を参照すると、本実施例では、制御ユニット14は電力開閉部12及び無線受信ユニット13とそれぞれ電気的に接続され、そのうち、無線受信ユニット13は固定式スイッチ装置21と無線コントローラ23から送信される無線情報を受信し、且つ無線情報を制御ユニット14に伝送することができ、同時に、制御ユニット14は無線情報の受信と読み取りを行った後、無線情報の内容(点灯、消灯など)に基づいて対応する制御情報(点灯コマンド又は消灯コマンドを含む)を生成することができ、その後、制御ユニット14が制御情報を電力開閉部12へ伝送し、電力開閉部12を給電モード又は遮断モードにして、LED照明Lの発光状態を変更することができ、こうして点灯と消灯が容易に実現される。このように、ユーザーは壁面上に設置された固定式スイッチ装置21によって操作を行うことができ、例えば、点灯ボタンを押すか又は消灯ボタンを押すと、固定式スイッチ装置21が対応する無線情報を生成して無線照明駆動装置1に伝送し、無線照明駆動装置1が無線情報の内容に基づきLED照明Lの発光状態を調整する。または、ユーザーは無線コントローラ23を操作し、その後、無線コントローラ23が対応する無線制御情報を生成して無線照明駆動装置1に伝送し、LED照明Lの発光状態を変更することもできる。
【0017】
さらに、再び図1及び図2を参照すると、本実施例では、固定式スイッチ装置21は物体(壁、柱など)上に固定され、少なくとも第2給電ユニット210、第1入力ユニット211、第1処理ユニット215及び第1無線送信ユニット213を含み、そのうち、第2給電ユニット210は別の外部電力H2(商用電源など)を持続的に受電することができ、且つ固定式スイッチ装置21の要求に基づき外部電力H2の特性を変換して(交流電流を直流電流に変換するなど)、固定式スイッチ装置21の作動に要する電力を供給することができ、本実施例では、第2給電ユニット210は第1入力ユニット211、第1無線送信ユニット213及び第1処理ユニット215とそれぞれ電気的に接続することで、上述の部材が正常作動時に要する電力を供給している。
【0018】
また、再び図1及び図2を参照すると、第1処理ユニット215は第1入力ユニット211、第1無線送信ユニット213とそれぞれ電気的に接続され、そのうち、第1入力ユニット211はタッチパネル、単一ボタン(機械式など)、ボタングループ(即ち複数のボタン)、タッチキー(静電容量式、光学式など)などでよく、ユーザーが第1入力ユニット211を操作すると、それが対応する入力情報を生成する。例えば、ユーザーが「点灯ボタン」となる第1入力ユニット211を押すと、第1入力ユニット211が生成する入力情報に「点灯」という内容が含まれ、同時に第1入力ユニット211が上述の入力情報を第1処理ユニット215に伝送し、次に、第1処理ユニット215が上述の入力情報を受信した後、上述の入力情報の内容に基づき対応する処理情報を生成し、且つ処理情報は「点灯」という内容を同様に含んでおり、さらに、第1処理ユニット215が上述の処理情報を第1無線送信ユニット213に伝送し、第1無線送信ユニット213は上述の処理情報を対応する無線情報に変換することができ、無線情報は「点灯」という内容を同様に含んでおり、最後に、第1無線送信ユニット213が上述の無線情報を無線照明駆動装置1の無線受信ユニット13に伝送し、無線照明駆動装置1は上述の無線情報の内容に基づいてLED照明Lに光線を投射させることができる。
【0019】
再び図1及び図2を参照すると、本実施例では、無線コントローラ23は少なくともバッテリーモジュールH3、第2入力ユニット231、第2無線送信ユニット233及び第2処理ユニット235を含み、そのうち、バッテリーモジュールH3(リチウム電池、アルカリ電池、太陽電池、押圧式自己発電モジュールなど)は第2入力ユニット231、第2無線送信ユニット233及び第2処理ユニット235とそれぞれ電気的に接続することで、上述の部材が正常作動時に要する電力を供給している。第2処理ユニット235は第2入力ユニット231、第2無線送信ユニット233とそれぞれ電気的に接続され、そのうち、第2入力ユニット231はタッチパネル、ボタン、タッチキーなどでよく、ユーザーが第2入力ユニット231を操作すると(「消灯ボタン」となる第2入力ユニット231を押すなど)、それが対応する入力情報(「消灯」など)を生成して第2処理ユニット235に伝送し、さらに、第2処理ユニット235が入力情報を受信した後、入力情報の内容に基づき対応する処理情報を生成し、且つ処理情報を第2無線送信ユニット233に伝送し、同時に、第2無線送信ユニット233は処理情報を対応する無線情報に変換し、無線情報を無線照明駆動装置1の無線受信ユニット13に伝送し、無線照明駆動装置1は無線情報の内容に基づいてLED照明Lに光線の投射を停止させることができる。
【0020】
以上の説明から明らかなように、従来の照明システム(即ち「固定式スイッチ装置』と『無線コントローラ』を同時に有する)と比較すると、本発明の照明システムにあっては次に列挙する効果が得られる。再び図1及び図2を参照されたい。
【0021】
(1)無線照明駆動装置1、固定式スイッチ装置21及び無線コントローラ23がそれぞれ独立電源を有し、且つ無線照明駆動装置1は無線方式で固定式スイッチ装置21及び無線コントローラ23とそれぞれ無線接続されるため、ユーザーが固定式スイッチ装置21を「遮断モード(又は消灯モード)」に切り替えた時、固定式スイッチ装置21が別の外部電力H2を受電しなくなるだけで、無線照明駆動装置1は外部電力H1を持続的に受電することができ、これによりユーザーは無線コントローラ23を介して無線照明駆動装置1を制御し、LED照明Lの発光状態を調整することができるので、使用における利便性が大幅に向上する。
【0022】
(2)ユーザーの操作空間距離が固定式スイッチ装置21から離れており、且つ固定式スイッチ装置21に比較的電力を消費するタッチパネルディスプレイを採用している状況において、ユーザーは無線コントローラ23を使用するだけで固定式スイッチ装置21を「遮断モード(又は消灯モード)」に切り替えることができるので、固定式スイッチ装置21の消費電力を効果的に節約し、ユーザーの電力コストを削減することができる。
【0023】
(3)無線照明駆動装置1と固定式スイッチ装置21の両者は無線方式で接続されているので、実体配線を敷設する手間を省くことができ、従来の照明システムにおける従来のLED照明の電力がいずれも従来の固定式スイッチ装置のアーキテクチャから来ることと比較すると、本発明は明らかに室内の敷設難度を効果的に低減することができる。
【0024】
(4)本発明の無線照明駆動装置1と固定式スイッチ装置21(又は無線コントローラ23)の両者は「315/433MHz/2.4GHz無線送信技術」により接続することができるので、従来の照明システムがいずれも「赤外線」の通信方式を採用していることと比較すると、本発明の固定式スイッチ装置21(又は無線コントローラ23)は、使用において比較的指向性の制限がなく、固定式スイッチ装置21を設置する際やユーザーが無線コントローラ23を操作する際に利便性が極めて高い。
【0025】
本発明の無線照明駆動装置1は、点灯及び消灯の基本的な機能以外にも、ユーザーのニーズに合わせてLED照明Lの発光状態を調整することもでき(明るさを上げる又は明るさを下げるなど)、再び図1及び図2を参照すると、本実施例では、無線照明駆動装置1はさらに調光モジュール17を含み、そのうち、調光モジュール17は制御ユニット14及びLED照明Lと電気的に接続され、且つ第1給電ユニット11から送られる電力を受電して作動を維持することができ、また、調光モジュール17が制御ユニット14から送信される調光コマンドを受信した後、調光モジュール17は調光コマンドに基づいてLED照明の明るさを調整することができる。本発明のその他の実施例では、調光モジュール17は制御ユニット14と電力開閉部12の間にあるか、又は電力開閉部12とLED照明Lの間にあり、また明るさだけでなくLED照明Lの種類の違いに基づき、調光モジュール17がLED照明Lの色温度の調整を生じさせたり(LED照明Lが色温度の異なる複数の発光素子(又は電球とも呼ばれる)を有するなど)、LED照明Lに点滅を生じさせたりすることもでき、明るさの調整に限定されないことを予め述べておく。
【0026】
例として、再び図1及び図2を参照すると、第1入力ユニット211がボタングループであり、且つ増光ボタンを含むと仮定すると、ユーザーがLED照明Lの明るさを上げたい場合には、ユーザーは増光ボタンを押し続ければよく、この時、第1処理ユニット215は増光ボタンから送信される入力情報を持続的に受信することができ、同時に第1処理ユニット215が各入力情報に基づいて増光ボタンが第1増光期間(3秒など)を超えて押されたと判断すると、第1処理ユニット215が増光コマンドを含んだ処理情報を生成し、且つ上述の処理情報を第2無線送信ユニット213に伝送し、次に、第1無線送信ユニット213は上述の処理情報を対応する無線情報に変換して無線受信ユニット13に伝送することができ、無線受信ユニット13は無線情報を受信した後、無線情報を制御ユニット14に伝送し、制御ユニット14は無線情報の内容に含まれている増光コマンドを読み取った後、増光制御情報を生成して調光モジュール17に伝送し、調光モジュール17がLED照明Lの明るさを上げ続けるようにすることができる。
【0027】
また、再び図1及び図2を参照すると、第1入力ユニット211がさらに減光ボタンを含むと仮定すると、ユーザーがLED照明Lの明るさを下げたい場合には、ユーザーは減光ボタンを押し続ければよく、この時、第1処理ユニット215は減光ボタンから送信される入力情報を持続的に受信することができ、同時に第1処理ユニット215が各入力情報に基づいて増光ボタンが第1減光期間(3秒など)を超えて押されたと判断すると、第1処理ユニット215が減光コマンドを含んだ処理情報を生成し、且つ上述の処理情報を第2無線送信ユニット213に伝送し、次に、第1無線送信ユニット213は上述の処理情報を対応する無線情報に変換して無線受信ユニット13に伝送することができ、無線受信ユニット13は無線情報を受信した後、無線情報を制御ユニット14に伝送し、制御ユニット14は無線情報の内容に含まれている減光コマンドを読み取った後、減光制御情報を生成して調光モジュール17に伝送し、調光モジュール17がLED照明Lの明るさを下げ続けるようにすることができる。具体的には、ユーザーが無線コントローラ23を操作してLED照明Lの明るさを上げたり下げたりできるように、上述のLED照明Lの明るさを上げるプログラムとLED照明Lの明るさを下げるプログラムを無線コントローラ23に応用することもできる。
【0028】
また、ユーザー自身がLED照明Lの明るさを調整する以外にも、外界環境の明るさに基づいてLED照明Lの明るさを自動調整することもでき、再び図1及び図2を参照すると、本実施例では、無線照明駆動装置1はさらに光センサユニット19を含み、そのうち、光センサユニット19は制御ユニット14と電気的に接続され、且つ第1給電ユニット11から送られる電力を受電して作動を維持することができ、光センサユニット19は外界の環境光の強度を測定して測定情報を生成することができ、且つ測定情報を制御ユニット14に伝送し、同時に制御ユニット14は測定情報の内容に基づいて外界の環境光の強度を取得し、且つ異なる強度の環境光に対して対応する制御情報を生成するが、例えば、制御ユニット14は、対照表に割り付けられた区間によって現在の環境光がどの区間に当てはまるかを判断し、それによって増光コマンド又は減光コマンドを含む制御情報を生成することができ、その後、制御ユニット14が上述の制御情報を調光モジュール17に伝送して、調光モジュール17がLED照明Lの明るさを調整することができる。
【0029】
上述の具体的な実施例は、本発明の目的、技術案及び有益な効果についてより詳細に説明するためのものであり、上述は本発明の具体的な実施例に過ぎず、本発明を限定するものではなく、本発明の精神及び原則内において行われる何らかの修正、均等物による置換、改良などはすべて本発明の保護範囲を逸脱しないことを理解されたい。
【符号の説明】
【0030】
1 無線照明駆動装置
11 第1給電ユニット
12 電力開閉部
13 無線受信ユニット
14 制御ユニット
17 調光モジュール
19 光センサユニット
21 固定式スイッチ装置
210 第2給電ユニット
211 第1入力ユニット
213 第1無線送信ユニット
215 第1処理ユニット
23 無線コントローラ
231 第2入力ユニット
233 第2無線送信ユニット
235 第2処理ユニット
L 発光ダイオード照明
H1 外部電力
H2 別の外部電力
H3 バッテリーモジュール
図1
図2