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特許7043600情報指示およびリソース決定のための方法および装置ならびにコンピュータ記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-03-18
(45)【発行日】2022-03-29
(54)【発明の名称】情報指示およびリソース決定のための方法および装置ならびにコンピュータ記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04W 72/04 20090101AFI20220322BHJP
   H04L 27/26 20060101ALI20220322BHJP
   H04W 28/06 20090101ALI20220322BHJP
【FI】
H04W72/04 136
H04L27/26 114
H04W28/06 110
【請求項の数】 29
(21)【出願番号】P 2020527788
(86)(22)【出願日】2018-10-19
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2021-02-12
(86)【国際出願番号】 CN2018111071
(87)【国際公開番号】W WO2019095931
(87)【国際公開日】2019-05-23
【審査請求日】2020-05-18
(31)【優先権主張番号】201711148798.4
(32)【優先日】2017-11-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】510065207
【氏名又は名称】大唐移▲動▼通信▲設▼▲備▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】DATANG MOBILE COMMUNICATIONS EQUIPMENT CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】1/F, Building 1, No.5 Shangdi East Road, Haidian District,Beijing 100085, China
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】郭 保娟
(72)【発明者】
【氏名】タムラカール・ラケシュ
【審査官】三枝 保裕
(56)【参考文献】
【文献】特開2016-131371(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2016/0227559(US,A1)
【文献】Panasonic,On remaining details of NR DL DMRS[online],3GPP TSG RAN WG1 #90b R1-1718367,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_90b/Docs/R1-1718367.zip>,2017年10月13日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24- 7/26
H04W 4/00-99/00
H04L 27/26
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4
CT WG1、4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定の構成テーブルに従って、端末によって占有されるべき復調参照信号(DMRS)ポートリソースの指示情報を決定するステップと、
前記指示情報を前記端末に通知するステップとを備え、
前記構成テーブルはDMRSグループ情報およびDMRSポート情報を含み、
前記構成テーブルにDMRSポート割り当て原則がさらに含まれ、前記DMRSポート割り当て原則は、DMRSポートを端末に割り当てるときに、各DMRSポートおよび各DMRSグループのインデックス番号を、それぞれ、最小から最大の順序で0から始まる数値に設定し、インデックス番号が0より大きい場合、インデックス番号が当該DMRS groupのインデックス番号よりも小さいDMRS groupも当該端末に占有されたとデフォルトし、
DMRSが1つのOFDMシンボルを含む場合、サポートされるポートの最大数はN1であり、DMRSが2つの直交周波数分割多重OFDMシンボルを含む場合、サポートされるポートの最大数はN2であり、各DMRSポートおよび各DMRS groupのインデックス番号を、最小から最大の順序で0から始まる数値に設定し、前記構成テーブルには、以下のケースが含まれ、
ケース1:端末のDMRSポートに対して構成されたindexのうちの1つがN1-1より大きい場合、
現在構成されたMu-MIMO送信用のDMRSポートの総数はN1より大きく、DMRSは2つのOFDMシンボルを含み、
ケース2:端末に対して構成されたDMRSポートの数が2よりも大きく、構成されたDMRSポートのindexがN1-1以下である場合、
現在構成されたMU-MIMO送信用のDMRSポートの総数はN1よりも大きくなく、DMRSは、1つのみのOFDMシンボルを含むことを特徴とする情報指示のための方法。
【請求項2】
前記DMRSグループ情報は、DMRSグループインデックス(group index)およびDMRSシンボルの数を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報指示のための方法。
【請求項3】
前記DMRSポート情報は、DMRSポートインデックスを含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報指示のための方法。
【請求項4】
前記構成テーブルは構成インデックスをさらに含むことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報指示のための方法。
【請求項5】
前記指示情報は前記構成インデックスを含むことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報指示のための方法。
【請求項6】
前記構成テーブルは、DMRS構成層の数をさらに含むことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報指示のための方法。
【請求項7】
前記構成テーブルは5つの列を含み、ここで、第1の列はDMRS構成indexであり、第2の列は、当該indexに対応する構成下の端末のDMRS構成層の数であり、第3の列は、当該端末のDMRS構成層の数に対応するDMRSポートindexであり、第4の列は、MU-MIMOシステム内のすべての端末のDMRSポートに含まれるDMRS group indexであり、第5の列は割り当てられたDMRSシンボルの数であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の情報指示のための方法。
【請求項8】
前記構成テーブルは4つの列を含み、ここで、第1の列はDMRS構成indexであり、第2の列は、当該indexに対応する構成下の端末のDMRS構成層の数であり、第3の列は、当該端末のDMRS構成層の数に対応するDMRSポートindexであり、第4の列は、MU-MIMOシステム内のすべての端末のDMRSポートに含まれるDMRS group indexであることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の情報指示のための方法。
【請求項9】
前記端末に前記所定の構成テーブルに対応するDMRSパイロットパターン指示情報を送信することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の情報指示のための方法。
【請求項10】
ネットワーク側によって送信された端末によって占有されるべき復調参照信号(DMRS)ポートリソースの指示情報を受信するステップと、
所定の構成テーブルおよび前記指示情報に従って、前記端末によって占有されるべきDMRSポートリソースを決定するステップとを備え、
前記構成テーブルは、DMRSグループ情報およびDMRSポート情報を含み、
前記構成テーブルにDMRSポート割り当て原則がさらに含まれ、前記DMRSポート割り当て原則は、DMRSポートを端末に割り当てるときに、各DMRSポートおよび各DMRSグループのインデックス番号を、それぞれ、最小から最大の順序で0から始まる数値に設定し、インデックス番号が0より大きい場合、インデックス番号が当該DMRS groupのインデックス番号よりも小さいDMRS groupも当該端末に占有されたとデフォルトし、
DMRSが1つのOFDMシンボルを含む場合、サポートされるポートの最大数はN1であり、DMRSが2つの直交周波数分割多重OFDMシンボルを含む場合、サポートされるポートの最大数はN2であり、各DMRSポートおよび各DMRS groupのインデックス番号を、最小から最大の順序で0から始まる数値に設定し、前記構成テーブルには、以下のケースが含まれ、
ケース1:端末のDMRSポートに対して構成されたindexのうちの1つがN1-1より大きい場合、
現在構成されたMu-MIMO送信用のDMRSポートの総数はN1より大きく、DMRSは2つのOFDMシンボルを含み、
ケース2:端末に対して構成されたDMRSポートの数が2よりも大きく、構成されたDMRSポートのindexがN1-1以下である場合、
現在構成されたMU-MIMO送信用のDMRSポートの総数はN1よりも大きくなく、DMRSは、1つのみのOFDMシンボルを含むことを特徴とするリソース決定のため方法。
【請求項11】
ネットワーク側によって送信されたDMRSパイロットパターン指示情報を受信し、
前記DMRSパイロットパターン指示情報に対応する前記所定の構成テーブルを決定することを特徴とする請求項10に記載のリソース決定のため方法。
【請求項12】
所定の構成テーブルに従って、端末によって占有されるべき復調参照信号(DMRS)ポートリソースの指示情報を決定するように構成された決定ユニットと、
前記指示情報を前記端末に通知するように構成された指示ユニットとを備え、
前記構成テーブルはDMRSグループ情報およびDMRSポート情報を含み、
前記構成テーブルにDMRSポート割り当て原則がさらに含まれ、前記DMRSポート割り当て原則は、DMRSポートを端末に割り当てるときに、各DMRSポートおよび各DMRSグループのインデックス番号を、それぞれ、最小から最大の順序で0から始まる数値に設定し、インデックス番号が0より大きい場合、インデックス番号が当該DMRS groupのインデックス番号よりも小さいDMRS groupも当該端末に占有されたとデフォルトし、
DMRSが1つのOFDMシンボルを含む場合、サポートされるポートの最大数はN1であり、DMRSが2つの直交周波数分割多重OFDMシンボルを含む場合、サポートされるポートの最大数はN2であり、各DMRSポートおよび各DMRS groupのインデックス番号を、最小から最大の順序で0から始まる数値に設定し、前記構成テーブルには、以下のケースが含まれ、
ケース1:端末のDMRSポートに対して構成されたindexのうちの1つがN1-1より大きい場合、
現在構成されたMu-MIMO送信用のDMRSポートの総数はN1より大きく、DMRSは2つのOFDMシンボルを含み、
ケース2:端末に対して構成されたDMRSポートの数が2よりも大きく、構成されたDMRSポートのindexがN1-1以下である場合、
現在構成されたMU-MIMO送信用のDMRSポートの総数はN1よりも大きくなく、DMRSは、1つのみのOFDMシンボルを含むことを特徴とする情報指示のための装置。
【請求項13】
前記DMRSグループ情報は、DMRSグループインデックス(group index)およびDMRSシンボルの数を含むことを特徴とする請求項12に記載の情報指示のための装置。
【請求項14】
前記DMRSポート情報は、DMRSポートインデックスを含むことを特徴とする請求項12または請求項13に記載の情報指示のための装置。
【請求項15】
前記構成テーブルは構成インデックスをさらに含むことを特徴とする請求項14に記載の情報指示のための装置。
【請求項16】
前記構成テーブルは5つの列を含み、ここで、第1の列はDMRS構成indexであり、第2の列は、当該indexに対応する構成下の端末のDMRS構成層の数であり、第3の列は、当該端末のDMRS構成層の数に対応するDMRSポートindexであり、第4の列は、MU-MIMOシステム内のすべての端末のDMRSポートに含まれるDMRS group indexであり、第5の列は割り当てられたDMRSシンボルの数であることを特徴とする請求項12から請求項15のいずれか一項に記載の情報指示のための装置。
【請求項17】
前記構成テーブルは4つの列を含み、ここで、第1の列はDMRS構成indexであり、第2の列は、当該indexに対応する構成下の端末のDMRS構成層の数であり、第3の列は、当該端末のDMRS構成層の数に対応するDMRSポートindexであり、第4の列は、MU-MIMOシステム内のすべての端末のDMRSポートに含まれるDMRS group indexであることを特徴とする請求項12から請求項16のいずれか一項に記載の情報指示のための装置。
【請求項18】
前記指示情報は、前記端末に前記所定の構成テーブルに対応するDMRSパイロットパターン指示情報を送信することを特徴とする請求項12から請求項16のいずれか一項に記載の情報指示のための装置。
【請求項19】
ネットワーク側によって送信された端末によって占有されるべき復調参照信号(DMRS)ポートリソースの指示情報を受信するように構成された受信ユニットと、
所定の構成テーブルおよび前記指示情報に従って、前記端末によって占有されるべきDMRSポートリソースを決定するように構成された決定ユニットとを備え、
前記構成テーブルは、DMRSグループ情報およびDMRSポート情報を含み、
前記構成テーブルにDMRSポート割り当て原則がさらに含まれ、前記DMRSポート割り当て原則は、DMRSポートを端末に割り当てるときに、各DMRSポートおよび各DMRSグループのインデックス番号を、それぞれ、最小から最大の順序で0から始まる数値に設定し、インデックス番号が0より大きい場合、インデックス番号が当該DMRS groupのインデックス番号よりも小さいDMRS groupも当該端末に占有されたとデフォルトし、
DMRSが1つのOFDMシンボルを含む場合、サポートされるポートの最大数はN1であり、DMRSが2つの直交周波数分割多重OFDMシンボルを含む場合、サポートされるポートの最大数はN2であり、各DMRSポートおよび各DMRS groupのインデックス番号を、最小から最大の順序で0から始まる数値に設定し、前記構成テーブルには、以下のケースが含まれ、
ケース1:端末のDMRSポートに対して構成されたindexのうちの1つがN1-1より大きい場合、
現在構成されたMu-MIMO送信用のDMRSポートの総数はN1より大きく、DMRSは2つのOFDMシンボルを含み、
ケース2:端末に対して構成されたDMRSポートの数が2よりも大きく、構成されたDMRSポートのindexがN1-1以下である場合、
現在構成されたMU-MIMO送信用のDMRSポートの総数はN1よりも大きくなく、DMRSは、1つのみのOFDMシンボルを含むことを特徴とするリソース決定のための装置。
【請求項20】
前記受信ユニットは、ネットワーク側によって送信されたDMRSパイロットパターン指示情報を受信し、
前記決定ユニットは、前記DMRSパイロットパターン指示情報に対応する前記所定の構成テーブルを決定することを特徴とする請求項19に記載のリソース決定のための装置。
【請求項21】
プログラム命令を格納するように構成されたメモリと、
前記メモリに格納されたプログラム命令を読み取り、取得されたプログラムに従って以下の動作を実行するように構成されたプロセッサとを備え、
前記プロセッサは、所定の構成テーブルに従って、端末によって占有されるべき復調参照信号(DMRS)ポートリソースの指示情報を決定し、前記構成テーブルはDMRSグループ情報およびDMRSポート情報を含み、
前記指示情報を前記端末に通知し、
前記構成テーブルにDMRSポート割り当て原則がさらに含まれ、前記DMRSポート割り当て原則は、DMRSポートを端末に割り当てるときに、各DMRSポートおよび各DMRSグループのインデックス番号を、それぞれ、最小から最大の順序で0から始まる数値に設定し、インデックス番号が0より大きい場合、インデックス番号が当該DMRS groupのインデックス番号よりも小さいDMRS groupも当該端末に占有されたとデフォルトし、
DMRSが1つのOFDMシンボルを含む場合、サポートされるポートの最大数はN1であり、DMRSが2つの直交周波数分割多重OFDMシンボルを含む場合、サポートされるポートの最大数はN2であり、各DMRSポートおよび各DMRS groupのインデックス番号を、最小から最大の順序で0から始まる数値に設定し、前記構成テーブルには、以下のケースが含まれ、
ケース1:端末のDMRSポートに対して構成されたindexのうちの1つがN1-1より大きい場合、
現在構成されたMu-MIMO送信用のDMRSポートの総数はN1より大きく、DMRSは2つのOFDMシンボルを含み、
ケース2:端末に対して構成されたDMRSポートの数が2よりも大きく、構成されたDMRSポートのindexがN1-1以下である場合、
現在構成されたMU-MIMO送信用のDMRSポートの総数はN1よりも大きくなく、DMRSは、1つのみのOFDMシンボルを含むことを特徴とする情報指示のための装置。
【請求項22】
前記DMRSグループ情報は、DMRSグループインデックス(group index)およびDMRSシンボルの数を含むことを特徴とする請求項21に記載の情報指示のための装置。
【請求項23】
前記DMRSポート情報は、DMRSポートインデックスを含むことを特徴とする請求項21または請求項22に記載の情報指示のための装置。
【請求項24】
前記構成テーブルは構成インデックスをさらに含むことを特徴とする請求項21から請求項23のいずれか一項に記載の情報指示のための装置。
【請求項25】
前記構成テーブルは5つの列を含み、ここで、第1の列はDMRS構成indexであり、第2の列は、当該indexに対応する構成下の端末のDMRS構成層の数であり、第3の列は、当該端末のDMRS構成層の数に対応するDMRSポートindexであり、第4の列は、MU-MIMOシステム内のすべての端末のDMRSポートに含まれるDMRS group indexであり、第5の列は割り当てられたDMRSシンボルの数であることを特徴とする請求項21から請求項23のいずれか一項に記載の情報指示のための装置。
【請求項26】
前記構成テーブルは4つの列を含み、ここで、第1の列はDMRS構成indexであり、第2の列は、当該indexに対応する構成下の端末のDMRS構成層の数であり、第3の列は、当該端末のDMRS構成層の数に対応するDMRSポートindexであり、第4の列は、MU-MIMOシステム内のすべての端末のDMRSポートに含まれるDMRS group indexであることを特徴とする請求項21から請求項24のいずれか一項に記載の情報指示のための装置。
【請求項27】
前記プロセッサは、前記端末に前記所定の構成テーブルに対応するDMRSパイロットパターン指示情報を送信することを特徴とする請求項21から請求項24のいずれか一項に記載の情報指示のための装置。
【請求項28】
プログラム命令を格納するように構成されたメモリと、
前記メモリに格納されたプログラム命令を読み取り、取得されたプログラムに従って以下の動作を実行するように構成されたプロセッサとを備え、
前記プロセッサは、ネットワーク側によって送信された端末によって占有されるべき復調参照信号(DMRS)ポートリソースの指示情報を受信し、
所定の構成テーブルおよび前記指示情報に従って、前記端末によって占有されるべきDMRSポートリソースを決定し、前記構成テーブルは、DMRSグループ情報およびDMRSポート情報を含み、
前記構成テーブルにDMRSポート割り当て原則がさらに含まれ、前記DMRSポート割り当て原則は、DMRSポートを端末に割り当てるときに、各DMRSポートおよび各DMRSグループのインデックス番号を、それぞれ、最小から最大の順序で0から始まる数値に設定し、インデックス番号が0より大きい場合、インデックス番号が当該DMRS groupのインデックス番号よりも小さいDMRS groupも当該端末に占有されたとデフォルトし、
DMRSが1つのOFDMシンボルを含む場合、サポートされるポートの最大数はN1であり、DMRSが2つの直交周波数分割多重OFDMシンボルを含む場合、サポートされるポートの最大数はN2であり、各DMRSポートおよび各DMRS groupのインデックス番号を、最小から最大の順序で0から始まる数値に設定し、前記構成テーブルには、以下のケースが含まれ、
ケース1:端末のDMRSポートに対して構成されたindexのうちの1つがN1-1より大きい場合、
現在構成されたMu-MIMO送信用のDMRSポートの総数はN1より大きく、DMRSは2つのOFDMシンボルを含み、
ケース2:端末に対して構成されたDMRSポートの数が2よりも大きく、構成されたDMRSポートのindexがN1-1以下である場合、
現在構成されたMU-MIMO送信用のDMRSポートの総数はN1よりも大きくなく、DMRSは、1つのみのOFDMシンボルを含むことを特徴とするリソース決定のための装置。
【請求項29】
前記プロセッサは、ネットワーク側によって送信されたDMRSパイロットパターン指示情報を受信し、
前記DMRSパイロットパターン指示情報に対応する前記所定の構成テーブルを決定することを特徴とする請求項28に記載のリソース決定のための装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2017年11月17日に中国特許局に提出し、出願番号が201711148798.4であり、発明名称が[情報指示およびリソース決定のための方法および装置ならびにコンピュータ記憶媒体]との中国特許出願を基礎とする優先権を主張し、その開示の総てをここに取り込む。
【0002】
本発明は、通信技術分野に関し、特に情報指示およびリソース決定のための方法および装置ならびにコンピュータ記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
第5世代(以下[5G])の新しい無線(以下[NR])では、アンテナポート間の直交性は、周波数分割多重化(Frequency-division multiplexing,以下[FDM])または直交カバーコード(Orthogonal Cover Code,以下[OCC])によって実現され得る。MU-MIMO(Multi-User Multiple-Input Multiple-Output)送信がサポートされる。ユーザデータのマッピングのためのリソースは、復調参照信号(Demodulation Reference Signal,以下[DMRS])に占有されたリソースに従って決定されるものとする。すなわち、DMRSに指定されていないリソースは、ユーザデータを送信するために使用され得る。シングルユーザ送信の場合、ユーザ機器(以下[UE])は、DMRSポートに占有されたリソースを知っているため、データのレートマッチングを直接実行できる。対照的に、MU-MIMO送信の複数のUEがデータのレートマッチングを実行するには、各UEがDMRSポートに占有されたリソースだけでなく、他のUEのDMRSポートに占有されたリソースも知っている必要がる。UEが非透過MU-MIMOをサポートする必要がある場合。しかしながら、MU-MIMO送信のUEのDMRSポートに占有されたリソースを示すための既存の解決策はない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態は、情報指示およびリソース決定のための方法および装置ならびにコンピュータ記憶媒体を提供して、DMRSポートリソースに占有されたリソースを示し、決定し、シグナリングオーバーヘッドの量を減らすことができる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施形態によって提供される情報指示のための方法は、
所定の構成テーブルに従って、端末によって占有されるべき復調参照信号(DMRS)ポートリソースの指示情報を決定するステップと、
前記指示情報を前記端末に通知するステップとを備え、
前記構成テーブルはDMRSグループ情報およびDMRSポート情報を含む。
【0006】
このように、当該情報指示のための方法によれば、所定の構成テーブルに従って、端末によって占有されるべき復調参照信号(DMRS)ポートリソースの指示情報を決定し、前記構成テーブルはDMRSグループ情報およびDMRSポート情報を含み、前記指示情報を前記端末に通知する。これにより、DMRSポートのリソース占有状態の指示、および端末による占有すべき復調参照信号(DMRS)ポートリソースの決定が実現され得る。構成テーブルはDMRSグループ情報およびDMRSポート情報を含むため、DMRSグループ情報とDMRSポート情報を別々に送信する場合と比較して、シグナリングオーバーヘッドを削減できる。
【0007】
任意選択で、前記DMRSグループ情報は、DMRSグループインデックス(group index)およびDMRSシンボルの数を含む。
【0008】
任意選択で、前記DMRSポート情報は、DMRSポートインデックスを含む。
【0009】
任意選択で、前記構成テーブルは構成インデックスをさらに含む。
【0010】
任意選択で、前記指示情報は前記構成インデックスを含む。
【0011】
任意選択で、前記構成テーブルは、DMRS構成層の数をさらに含む。
【0012】
任意選択で、前記構成テーブルのDMRSポート割り当て原則は、
DMRSポートをUEに割り当てるときに、各DMRSポートおよび各DMRSグループのインデックス番号を、それぞれ、最小から最大の順序で0から始まる数値に設定し、インデックス番号が0より大きい場合、インデックス番号が当該DMRS groupのインデックス番号よりも小さいDMRS groupも当該端末に占有されたとデフォルトする。
【0013】
任意選択で、DMRSが1つのOFDMシンボルを含む場合、サポートされるポートの最大数はN1であり、DMRSが2つの直交周波数分割多重OFDMシンボルを含む場合、サポートされるポートの最大数はN2であり、各DMRSポートおよび各DMRS groupのインデックス番号を、最小から最大の順序で0から始まる数値に設定し、前記構成テーブルには、以下のケースの1つまたは組み合わせが含まれる:
ケース1:端末のDMRSポートに対して構成されたindexのうちの1つがN1-1より大きい場合、
現在構成されたMu-MIMO送信用のDMRSポートの総数はN1より大きく、DMRSは2つのOFDMシンボルを含み、
前記DMRSポート割り当て原則に従って、DMRS group内のDMRSポートを優先に割り当て、当該DMRS groupは、少なくともDMRS group index0およびDMRS group index1を含み、
ケース2:端末に対して構成されたDMRSポートの数が2よりも大きく、構成されたDMRSポートのindexがN1-1以下である場合、
現在構成されたMU-MIMO送信用のDMRSポートの総数はN1よりも大きくなく、DMRSは、1つのみのOFDMシンボルを含み、
前記DMRSポート割り当て原則に従って、DMRS group内のDMRSポートを優先に割り当て、当該DMRS groupは、少なくともDMRS group index0及びDMRS group index1を含む。
【0014】
任意選択で、前記構成テーブルは5つの列を含み、ここで、第1の列はDMRS構成indexであり、第2の列は、当該indexに対応する構成下の端末のDMRS構成層の数であり、第3の列は、当該端末のDMRS構成層の数に対応するDMRSポートindexであり、第4の列は、MU-MIMOシステム内のすべての端末のDMRSポートに含まれるDMRS group indexであり、第5の列は割り当てられたDMRSシンボルの数である。
【0015】
任意選択で、前記構成テーブルは4つの列を含み、ここで、第1の列はDMRS構成indexであり、第2の列は、当該indexに対応する構成下の端末のDMRS構成層の数であり、第3の列は、当該端末のDMRS構成層の数に対応するDMRSポートindexであり、第4の列は、MU-MIMOシステム内のすべての端末のDMRSポートに含まれるDMRS group indexであり、ここで、異なるDMRS groupのインデックス番号に対応するDMRSシンボルの数は異なる。
【0016】
任意選択で、前記端末に前記所定の構成テーブルに対応するDMRSパイロットパターン指示情報を送信する。
【0017】
本発明の実施形態によって提供されるリソース決定のため方法は、
ネットワーク側によって送信された端末によって占有されるべき復調参照信号(DMRS)ポートリソースの指示情報を受信するステップと、
所定の構成テーブルおよび前記指示情報に従って、前記端末によって占有されるべきDMRSポートリソースを決定するステップとを備え、
前記構成テーブルは、DMRSグループ情報およびDMRSポート情報を含む。
【0018】
任意選択で、ネットワーク側によって送信されたDMRSパイロットパターン指示情報を受信し、
前記DMRSパイロットパターン指示情報に対応する前記所定の構成テーブルを決定する。
【0019】
本発明の実施形態によって提供される情報指示のための装置は、
プログラム命令を格納するように構成されたメモリと、
前記メモリに格納されたプログラム命令を読み取り、取得されたプログラムに従って以下の動作を実行するように構成されたプロセッサとを備え、
前記プロセッサは、所定の構成テーブルに従って、端末によって占有されるべき復調参照信号(DMRS)ポートリソースの指示情報を決定し、前記構成テーブルはDMRSグループ情報およびDMRSポート情報を含み、
前記指示情報を前記端末に通知する。
【0020】
任意選択で、前記DMRSグループ情報は、DMRSグループインデックス(group index)およびDMRSシンボルの数を含む。
【0021】
任意選択で、前記DMRSポート情報は、DMRSポートインデックスを含む。
【0022】
任意選択で、前記構成テーブルは構成インデックスをさらに含む。
【0023】
任意選択で、前記指示情報は前記構成インデックスを含む。
【0024】
任意選択で、前記構成テーブルは、DMRS構成層の数をさらに含む。
【0025】
任意選択で、前記構成テーブルのDMRSポート割り当て原則は、DMRSポートをUEに割り当てるときに、各DMRSポートおよび各DMRSグループのインデックス番号を、それぞれ、最小から最大の順序で0から始まる数値に設定し、インデックス番号が0より大きい場合、インデックス番号が当該DMRS groupのインデックス番号よりも小さいDMRS groupも当該端末に占有されたとデフォルトする。
【0026】
任意選択で、DMRSが1つのOFDMシンボルを含む場合、サポートされるポートの最大数はN1であり、DMRSが2つの直交周波数分割多重OFDMシンボルを含む場合、サポートされるポートの最大数はN2であり、各DMRSポートおよび各DMRS groupのインデックス番号を、最小から最大の順序で0から始まる数値に設定し、前記構成テーブルには、以下のケースの1つまたは組み合わせが含まれる:
ケース1:端末のDMRSポートに対して構成されたindexのうちの1つがN1-1より大きい場合、
現在構成されたMu-MIMO送信用のDMRSポートの総数はN1より大きく、DMRSは2つのOFDMシンボルを含み、
前記DMRSポート割り当て原則に従って、DMRS group内のDMRSポートを優先に割り当て、当該DMRS groupは、少なくともDMRS group index0およびDMRS group index1を含み、
ケース2:端末に対して構成されたDMRSポートの数が2よりも大きく、構成されたDMRSポートのindexがN1-1以下である場合、
現在構成されたMU-MIMO送信用のDMRSポートの総数はN1よりも大きくなく、DMRSは、1つのみのOFDMシンボルを含み、
前記DMRSポート割り当て原則に従って、DMRS group内のDMRSポートを優先に割り当て、当該DMRS groupは、少なくともDMRS group index0及びDMRS group index1を含む。
【0027】
任意選択で、前記構成テーブルは5つの列を含み、ここで、第1の列はDMRS構成indexであり、第2の列は、当該indexに対応する構成下の端末のDMRS構成層の数であり、第3の列は、当該端末のDMRS構成層の数に対応するDMRSポートindexであり、第4の列は、MU-MIMOシステム内のすべての端末のDMRSポートに含まれるDMRS group indexであり、第5の列は割り当てられたDMRSシンボルの数である。
【0028】
任意選択で、前記構成テーブルは4つの列を含み、ここで、第1の列はDMRS構成indexであり、第2の列は、当該indexに対応する構成下の端末のDMRS構成層の数であり、第3の列は、当該端末のDMRS構成層の数に対応するDMRSポートindexであり、第4の列は、MU-MIMOシステム内のすべての端末のDMRSポートに含まれるDMRS group indexであり、ここで、異なるDMRS groupのインデックス番号に対応するDMRSシンボルの数は異なる。
【0029】
任意選択で、前記プロセッサはさらに、
前記端末に前記所定の構成テーブルに対応するDMRSパイロットパターン指示情報を送信する。
【0030】
本発明の実施形態によって提供されるリソース決定のための装置は、
プログラム命令を格納するように構成されたメモリと、
前記メモリに格納されたプログラム命令を読み取り、取得されたプログラムに従って以下の動作を実行するように構成されたプロセッサとを備え、
前記プロセッサは、ネットワーク側によって送信された端末によって占有されるべき復調参照信号(DMRS)ポートリソースの指示情報を受信し、
所定の構成テーブルおよび前記指示情報に従って、前記端末によって占有されるべきDMRSポートリソースを決定し、前記構成テーブルは、DMRSグループ情報およびDMRSポート情報を含む。
【0031】
任意選択で、前記プロセッサはさらに、ネットワーク側によって送信されたDMRSパイロットパターン指示情報を受信し、
前記DMRSパイロットパターン指示情報に対応する前記所定の構成テーブルを決定する。
【0032】
本発明の実施形態によって提供される情報指示のための別の装置は、
所定の構成テーブルに従って、端末によって占有されるべき復調参照信号(DMRS)ポートリソースの指示情報を決定するように構成された決定ユニットと、
前記指示情報を前記端末に通知するように構成された指示ユニットとを備える。
【0033】
本発明の実施形態によって提供されるリソース決定のための別の装置は、
ネットワーク側によって送信された端末によって占有されるべき復調参照信号(DMRS)ポートリソースの指示情報を受信するように構成された受信ユニットと、
所定の構成テーブルおよび前記指示情報に従って、前記端末によって占有されるべきDMRSポートリソースを決定するように構成された決定ユニットと、前記構成テーブルは、DMRSグループ情報およびDMRSポート情報を含む。
【0034】
本発明の別の実施形態は、コンピュータ記憶媒体を提供する。前記コンピュータ記憶媒体はコンピュータ実行可能命令を格納し、前記コンピュータ実行可能命令が前記コンピュータによって実行されるとき、上記いずれの方法を実行する。
【図面の簡単な説明】
【0035】
本発明に係る実施例や従来の技術スキームをより明確に説明するために、以下に実施例を説明するために必要な図面をについて簡単に紹介する。無論、以下の説明における図面は本発明に係る実施例の一部であり、当業者は、創造性作業を行わないことを前提として、これらの図面に基づいて他の図面を得ることができる。
【0036】
図1】本発明の実施形態によって提供される通常のサイクリックプレフィックス(以下、[CP])ダウンリンクサブフレームにおけるDMRSリソースの概略図である。
図2】本発明の実施形態によって提供される第1のDMRSパイロットパターンの概略図である。
図3】本発明の実施形態によって提供される第2のDMRSパイロットパターンの概略図である。
図4】本発明の実施形態によって提供される第3のDMRSパイロットパターンの概略図である。
図5】本発明の実施形態によって提供される第4のDMRSパイロットパターンの概略図である。
図6】本発明の実施形態によって提供される情報指示のための方法のフローチャートである。
図7】本発明の実施形態によって提供されるリソース決定方法のフローチャートである。
図8】本発明の実施形態によって提供される情報指示のための装置の構造の概略図である。
図9】本発明の実施形態によって提供されるリソース決定のための装置の構造の概略図である。
図10】本発明の実施形態によって提供される情報指示のための第2の装置の構造の概略図である。
図11】本発明の実施形態によって提供されるリソース決定のための第2の装置の構造の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0037】
本発明に係る実施例の目的、技術案及びメリットをより明確にするため、以下、本発明に係る実施例の図面を参考しながら、本発明に係る実施例の技術案を明確かつ完全に説明する。説明した実施例は本発明の一部の実施例にすぎず、全部の実施例ではないのが明らかである。本発明の実施例に基づき、当業者は、創造性作業を行わない限りに得られた他の実施例は、全部本発明の保護範囲に属する。
【0038】
本発明の技術案は多様な通信システムに応用することができる。例えば、GSM(Global System of Mobile communication)システム、CDMA(Code Division Multiple Access)システム、WCDMA(登録商標)(Wideband Code Division Multiple Access)システム、GPRS(General Packet Radio Service)、LTE(Long Term Evolution)システム、LTE-A(Advanced long term evolution)システム、UMTS(Universal Mobile Telecommunication System)新しい無線(New radio,NR)等に応用できる。
【0039】
また、本発明に係る実施例において、UE(User Equipment)は、MS(Mobile Station)、移動端末(Mobile Terminal)、MT(Mobile Telephone)、携帯(handset)及び携帯機器(portable equipment)を含むが、それに限られない。当該ユーザ設備は、RAN(Radio Access Network,RAN)を介して1つまたは複数のコアネットワークと通信することができる。例えば、ユーザ設備は、MT(Cellular phoneとも呼ばれる)、無線通信機能を有するコンピュータなどを含むこともできる。ユーザ設備は、携帯式、ポケット式、手持ち式、コンピュータに内蔵されるかまたは、車載の移動装置であることもできる。
【0040】
本発明に係る実施例において、基地局(例えば、接続点)は、AN(Access Network)で無線インターフェースにおいて、1つまたは複数のセクターを介して無線端末と通信する設備であることができる。基地局は、受信した無線フレームとIP組み分けを相互に転換して、無線端末とANの他の部分間のルーターとすることができる。ここで、ANの他の部分は、IPネットワークを含むことができる。基地局は、無線インターフェースに対する属性管理を協調することができる。例えば、基地局は、GSMまたはCDMAの基地局(Base Transceiver Station,BTS)であってもよいし、WCDMA(登録商標)の基地局(NodeB)であってもよく、LTEの進化型基地局(NodeBまたはeNBまたはe-NodeB,evolutional Node B)、または5G NRにおける基地局(gNB)であってもよいが、本発明をそれに限定しない。
【0041】
本発明の実施形態は、情報指示およびリソース決定のための方法および装置ならびにコンピュータ記憶媒体を提供し、DMRSポートリソースに占有されたリソースを示し、決定し、シグナリングオーバーヘッドの量を減らすことができる。
【0042】
LTE(Long Term Evolutio)システムでは、UEは、UE固有のDMRSに従ってチャネル推定を実行することができる。DMRS信号とユーザデータは同じプリコーディングプロセスを通過する。LTE(Rel-10以上)は、OCC(Orthogonal Cover Code)またはOFDMを介して直交化された8つのDMRSポート(以下、[ポート])、すなわち、図1に示すポート7-14ポート7、8、11、13がサブキャリアのグループ上の同じREを多重利用し、OCCを使用して識別される。ポート9、10、12、および14別のサブキャリアグループの同じREを多重利用し、OCCを使用して識別される。
【0043】
透過的な送信を実現し、DMRSのオーバーヘッドによって占有される時間/周波数REの数を減らすために、LTE Rel-10のMU-MIMO層信モードはポート7と8のみを使用する。つまり、OCCによって直交する2つのDMRSをゆうする。また、異なるデータストリームに割り当てられ、同じポートで送信されるDMRSは準直交(データチャネルと同じプリコーディング/ビーム形成および異なるスクランブルシーケンス)モード識別できる。ポート7および8のみがDMRSの送信に使用される場合、OCCの長さは2である。
【0044】
以下の表1に示すように、ダウンリンク制御情報(Downlink Control Information,以下[DCI])は、UEに割り当てられたDMRSポート(複数可)と、DMRSスクランブルシーケンスを記述するスクランブル標識(Scrambling identity,以下[nSCID])の両方の指示を含む。
【0045】

【表1】
【0046】
第3世代パートナーシッププロジェクト(以下[3GPP])標準における大規模アンテナの初期技術としての全次元MIMO(以下[FD-MIMO])の議論では、直交DMRSの数はより多くのUE、たとえばポート7、8、11、13がDMRS送信に使用され、OCCの長さは4ビットである。
【0047】
LTEでは、直交DMRSポートの数の増加は、対応するDMRSパイロットパターンを変更しないであろう。UEが自分に割り当てられたポートを知っている限り、固定のDMRSパイロットパターンに従って情報の検出と復調を実行できる。
【0048】
5G NRプロジェクトは、DMRSパイロットパターンを再設計および再定義して、処理遅延を最小化し、システム性能を改善する。さまざまな新しいDMRSパイロットパターンがあり、具体的に以下のように構成される。
【0049】
構成(Configuration)1:
DMRSシンボルの数が1の場合、組み合わせ(Combination,comb)2+巡回シフト(cyclic shifts,CS)2が採用され、最大4つのポートがサポートされる。
【0050】
図2に示されるように、comb2は周波数領域多重化であり、例えば、ポート0と2の間の多重化関係はcomb2である。CS2は、ポートで送信されるシーケンスを循環シフト(cyclic shifts)することを指す。たとえば、ポート0と1の間の多重化関係はCS2である。
【0051】
DMRSシンボルの数が2である場合、comb2+CS2+ TD-OCC ({1,1}および{1,-1})が採用され、最大8つのポートがサポートされる。TD-OCC({1、1}および{1、-1})は2つのポートのTD-OCC多重化を指し、({1、1}および{1、-1})それぞれは2つのポートの多重化係数である。
【0052】
図3に示すように、TD-OCCは、時間領域のOCC(Orthogonal Cover Code)を表す。たとえば、ポート0/1および4/5はTD-OCCで多重化される。ここで、ポート0および1はCS2で多重化され、ポート4および5は時間領域のOCCで多重化される。
【0053】
Configuration 2:
DMRSシンボルの数が1である場合、2-FD-OCC(隣接流端数領域リソースユニット(Resource Element,RE))が採用され、最大6つのポートがサポートされる。
【0054】
図4に示すように、2-FD-OCCは、周波数領域のOCC多重化である。たとえば、ポート0と1はOCCで周波数が多重化されている。ポート0または1の間は、周波数領域のOCC多重化である。FDMによって別のポートと多重化される。たとえば、ポート0/1と2/3はFDMが採用される。
【0055】
DMRSシンボルの数が2である場合、2-FD-OCC(隣接周波数領域RE)+ TD-OCC ({1,1}および{1,-1})が採用され、最大12のポートがサポートされる。
【0056】
図5に示すように、TD-OCCは、時間領域OCC((Orthogonal Cover Code))を表す。たとえば、ポート0/1および6/7はTD-OCCで多重化される。
【0057】
様々なDMRSパイロットパターンから、configuration1が選択されたとき、図2に示されるパターンは、サポートされるポートの最大数が4以下であるか、または4に等しい場合の構成に使用され得ることが分かる。図3に示すパターンは、サポートされるポートの最大数が4より大きく8以下の場合に使用できる。構configuration2を選択すると、図4に示すパターンは、サポートされているポートが6以下であるか、またはサポートされているポートの最大数が6より大きく12以下である場合、図5に示すパターンを使用できる。ここでサポートされているポートの数は、各リソース位置上で多重化されたすべてのUEのポートの総数である。
【0058】
また、図1および図2から5において、最初の2列は制御シンボルフィールド、つまりダウンリンク制御チャネルにより占有されるシンボル位置を表し、最後の2列はアップリンク制御チャネルが占めるシンボル位置、つまりPDSCHが占有できないシンボルであるシンボルリソースを表す。
【0059】
NRシステムでは、DCI情報は、アンテナポート、スクランブルIDおよび層の数などの複数のアンテナに関する情報を含む。ただし、複数のアンテナに関する情報には、DMRS構成に必要な情報も含める必要がある。
【0060】
したがって、5G NRでは、アンテナポート間の直交性は、MU-MIMO送信をサポートするためにFDMまたはOCCで実現されてもよい。ユーザデータリソースマッピングは、割り当てられたDMRSリソースによって決定される。すなわち、DMRSに占有されていないリソースは、ユーザデータを送信するために使用され得る。シングルユーザ送信の場合、UEは、UEのDMRSポートに占有されたリソースを知っているため、データのレートマッチングを直接実行できる。対照的に、MU-MIMO送信の複数のUEがデータのレートマッチングを実行するには、各UEがDMRSポートに占有されたリソースだけでなく、他のUEのDMRSポートに占有されたリソースも知っている必要があるため、UEが非透過MU-MIMOをサポートする必要がある場合。したがって、MU-MIMO送信のUEは、DMRSポートに占有されたリソースを示す必要がある。本明細書における[ユーザ]という語は、UEとして理解され得る。
【0061】
例として、図5によって示されるDMRSパターンを取り上げる。DMRSシンボルの数が1である場合、ポート0/1は、コード分割多重化(以下、[CDM])を使用して多重化され、ポート2/3、ポート0/1と2/3は、FDMを使用して多重化される。標準で定義されているように、DMRSグループは同じCDMグループのポートで構成されている。同様に、DMRSシンボルの数が2の場合、DMRSグループは同じCDMグループの4つのポートで構成される。
【0062】
DMRSポート情報指示では、UEは非透過MU-MIMOを必要とするため、端末にポート情報を割り当てるとき、単一のUEに占有されたポートに関する情報だけでなく、他のすべてのMU-MIMOのUEに占有されたポートに関する情報も、レートマッチングのために各UEに送信されるべきである。
【0063】
DMRSグループ情報の形で、Mu-MIMOのすべてのユーザDMRSポートに占有されたリソース状態を端末に通知する。各UEに送信され得る。DMRSグループ情報はシグナリングを介して送信されないため、DMRSグループ情報は、DMRS構成テーブル(たとえば、下記のテーブル3に示すように、DMRS構成インデックス、DMRS層の数およびポートインデックスの対応関係)を通知することを考慮する。前記DMRSグループ情報には、各DMRSグループに含まれるポートに関する情報、DMRSグループインデックスに関する情報、DMRSシンボルの数に関する情報が含まれる。
【0064】
スキーム1:
本発明の実施形態によるDMRSグループは、CDMをグループである。つまり、表2に示すように、DMRSシンボルの数が1の場合、DMRSグループは2つのポートで構成され、DMRSシンボルの数が2の場合、DMRSグループは4つのグループで構成される。
【0065】

【表2】
【0066】
さらに説明する。図2-5において、同じ充填パターン(たとえば、図2のポート0と1、またはポート2と3)で示される複数のDMRSポート間の関係は、comb、CSまたはOCCであり、このようなDMRSポートは、CDMグループ、すなわちDMRSグループである。異なる充填パターンで(図2のポート0/1の充填パターンは、2/3の充填パターンとことなる)示されているDMRSポート間の関係は、FDMである。FDMのポートは、異なるCDMグループに含まれる。各CDMグループは、1つのDMRSグループとして定義される。
【0067】
DMRSシンボルの数が変化すると、DMRSグループに含まれるポートの数が変化する。したがって、DMRSグループ情報に加えて、DMRSシンボルの数に関する情報をDMRS構成テーブルに追加する必要がある。サポートされる最大DMRSシンボルの数は、標準に従ってRRCシグナリングを介して設定されるが、実際のDMRSシンボルの数は、RRCシグナリングによって設定された最大DMRSシンボルの数以下になる場合がある。
【0068】
本明細書におけるポートは、DMRSポート(アンテナポートとも称される)を指すことに留意されたい。
【0069】
表3に示されるように、DMRS構成テーブルの場合、DMRSポートの32の異なる構成を示すために5ビットのシグナリングが必要である。DMRSグループもともに示す場合、3つの異なるDMRSグループ(表2に示すように)を示すために、別の2ビットシグナリングが必要である。表2に示すように、2つの異なるDMRSシンボルの数を示すには、さらに別の1ビットシグナリングが必要である。したがって、シグナリングには合計8ビットが必要である。
【0070】

【表3】
【0071】
表3の層の数、すなわち、同時に送信されるデータストリームの数は、並行して送信されるデータストリームの数を示す。
【0072】
シグナリングオーバーヘッドをさらに低減するために、DMRSグループインデックスおよびDMRSシンボルの数およびポート情報(例えば、DMRS構成インデックス、DMRS層の数およびポートインデックスの数が含まれる)は、表4によって示されるように同一の構成テーブルによって示される。
【0073】
本発明の実施形態による構成テーブルの構成中に、以下のポート割り当て原則が考慮される。
【0074】
ネットワーク側装置がポート0から始めてポートをすべてのUEに割り当てるとき、割り当てられたポートが高いDMRSグループインデックスを有するDMRSグループに属する場合、より低いDMRSグループインデックスを有するDMRSグループも占有られたとデフォルトする。たとえば、インデックスが1のDMRSグループに属するポート2がユーザに割り当てられている場合、構成に従って、DMRSグループインデックス0およびDMRSグループインデックス1のDMRSグループがすべてのMU-MIMO UEに割り当てられます。
【0075】
表4によって示される構成テーブルの第1の列は、DMRS構成インデックスを示し、第2の列は、各UEのために構成された層の数、第3の列は、各ユーザ構成層の数に対応するDMRSポートインデックス、第4の列はすべてのMU-MIMO UEのポートのDMRSグループインデックス(たとえば、グループ0/1はDMRSグループインデックス0と1が含まれることを意味する)、最後の列は構成されたDMRSシンボルの数である。
【0076】
なお、図2図5において、DMRSシンボルの数が1の場合、サポートされるポートの最大数がN1であると仮定し、DMRSシンボルの数が2の場合、サポートされるポートの最大数がN2であり、ポートインデックス番号が0から開始すると仮定する。
【0077】
ケース1:最大DMRSポートインデックスがN1-1よりも大きい場合、現在構成されたMu-MIMOのポートの総数がN1を越え、第2のDMRSシンボルが必ず存在し、すなわち、DMRSに2つのOFDMシンボルが含まれるとみなされる。
【0078】
構成テーブルでは、同じDMRSグループ内のポートが最初に割り当てられる。同じDMRSグループ内のポートが割り当てられた後にのみ、異なるグループに属するポートが同じUEに割り当てられます。さらに、構成されたMU-MIMOポートの総数は、DMRSグループに含まれるポートの数よりも多くなる。したがって、構成テーブルには、DMRSグループインデックス0だけではなく、少なくともDMRSグループインデックス0および1が含まれる。つまり、少なくともインデックス0および1のDMRSグループが割り当てられる。
【0079】
ケース2:構成されたポートの数が2を超え、かつ、構成されたポートindexのうちN1-1を超えるindexが1つもない。
【0080】
ケース2:構成されたポートの数が2より大きく、構成された最大ポートインデックスがN1-1以下である場合、現在構成されたMU-MIMOポートの総数はN1以下であり、 DMRSシンボルの数は1である。
【0081】
上記ポート割り当て原則によれば、DMRS group内のポートが優先的に割り当てられ、少なくともDMRS group index0およびDMRS group index1が含まれることを決定し、DMRS group index0のみが含まれるケースがない。すなわち、ここで割り当てられたDMRS groupは、少なくともDMRS group index0およびDMRS group index1を含む。
【0082】
上述の原則およびケースによれば、75ビットの構成がDMRS構成テーブルにリストされており、そのために7ビットのシグナリングが必要である。さまざまな情報を個別に示すために必要な8ビットシグナリングと比較して、1ビットを節約できる。すべての構成がDMRSグループの異なる組み合わせまたは異なるDMRSシンボルの数に関係するわけではないため、オーバーヘッドの一部を削減できる。
【0083】

【表4-1】
【表4-2】
【表4-3】
【0084】
スキーム2:
表5に示すように、異なるDMRSシンボルの数のDMRSグループに一緒に番号を付けて、DMRSグループおよびDMRSシンボルの数を示す。
【0085】

【表5】
【0086】
以下の表6は、表5に示されるDMRS group番号のDMRSの構成テーブルフォーマットを採用し、割り当てられた原則はスキーム1と同じであるが、指示形のみが異なる。
【0087】

【表6-1】
【表6-2】
【表6-3】
【0088】
図2および3に示されるパイロットパターンのDMRSグループインデックスは表7のように定義できる。
【0089】

【表7】
【0090】
図4および5に示されるパイロットパターンのDMRSグループインデックスは、表8のおうに定義できる。
【0091】

【表8】
【0092】
図2または3によって示されるパイロットパターンのPDSCHチャネルについて、DMRSの構成テーブルは、表9のように設定され得る。
【0093】

【表9-1】
【表9-2】
【0094】
図4または5によって示されるパイロットパターンのPDSCHチャネルについて、DMRSの構成テーブルは、表10のように設定され得る。
【0095】

【表10-1】
【表10-2】
【表10-3】
【0096】
図2または3によって示されるパイロットパターンのPUSCHチャネルについて、DMRSの構成テーブルは、表11のように設定され得る。
【0097】

【表11】
【0098】
図4または5によって示されるパイロットパターンのPUSCHチャネルについて、DMRSの構成テーブルは、表12として設定され得る。
【0099】

【表12-1】
【表12-2】
【表12-3】
【0100】
図2または3によって示されるパイロットパターンのPUSCHチャネルについて、シングルキャリア波形である場合、DMRSの構成テーブルは、表13として設定され得る。
【0101】

【表13】
【0102】
対照のため、DMRS group index、DMRSシンボルの数およびポート情報を同一の構成テーブルに合併しないと、DMRSの構成テーブルそれぞれは、以下の表に示すようである。
【0103】
図2または3によって示されるパイロットパターンのPDSCHチャネルについて、DMRSの構成テーブルは、表14(上記表9と対照)として設定され得る。
【0104】

【表14】
【0105】
図4または5によって示されるパイロットパターンのPDSCHチャネルについて、DMRSの構成テーブルは、表15(上記表10と対照)として設定され得る。
【0106】

【表15】
【0107】
図2または3によって示されるパイロットパターンのPUSCHチャネルについて、DMRSの構成テーブルは、表16(上記表11と対照)として設定され得る。
【0108】

【表16】
【0109】
図4または5によって示されるパイロットパターンのPUSCHチャネルについて、DMRSの構成テーブルは、表17(上記表12と対照)として設定され得る。
【0110】

【表17】
【0111】
図2または3によって示されるパイロットパターンのPUSCHチャネルについて、DMRSの構成テーブルは、表18(上記表13と対照)として設定され得る。
【0112】

【表18】
【0113】
上記の異なる状況について、表4、6、9、10、11、12および13によって示される構成テーブルが、ネットワーク装置がUEに割り当てられたDMRSポートを示すために使用され得ることが分かる。、および端末側装置UEが占有するDMRSポートリソースを決定する。
【0114】
上記の事前設定された構成テーブルに基づいて、情報指示のための方法および装置、ならびにリソース決定のための方法および装置を以下に紹介する。
【0115】
図6に示すように、ネットワーク側で、本発明の実施形態によって提供される情報指示のための方法は、ステップS101およびS102を含む。
【0116】
S101:所定の構成テーブルに従って、端末によって占有されるべき復調参照信号(DMRS)ポートリソースの指示情報を決定し、前記構成テーブルはDMRSグループ情報およびDMRSポート情報を含む。
【0117】
例えば、前記構成テーブルは、異なる状況に応じて、表4、6、9、10、11、12、および13のうちのいずれか1つを採用することができる。
【0118】
S102:前記指示情報を前記端末に通知する。
【0119】
当該情報指示のための方法によれば、所定の構成テーブルに従って、端末によって占有されるべき復調参照信号(DMRS)ポートリソースの指示情報を決定し、前記構成テーブルはDMRSグループ情報およびDMRSポート情報を含み、前記指示情報を前記端末に通知する。これにより、DMRSポートのリソース占有状態の指示、および端末による占有すべき復調参照信号(DMRS)ポートリソースの決定が実現され得る。構成テーブルはDMRSグループ情報およびDMRSポート情報を含むため、DMRSグループ情報とDMRSポート情報を別々に送信する場合と比較して、シグナリングオーバーヘッドを削減できる。
【0120】
任意選択で、前記DMRSグループ情報は、DMRSグループインデックス(group index)およびDMRSシンボルの数を含む。
【0121】
任意選択で、前記DMRSポート情報は、DMRSポートインデックスを含む。
【0122】
任意選択で、前記構成テーブルは構成インデックスをさらに含む。
【0123】
任意選択で、前記指示情報は前記構成インデックスを含む。
【0124】
たとえば、端末とネットワーク側装置では、表4、6、9、10、11、12、13が事前設定されている。ネットワーク側装置は、いずれかのテーブルの最初の列にリストされている構成インデックスを端末に送信できる。これにより、端末は、当該構成Indexに従って、対応の構成テーブルを検索し、当該構成インデックスに対応するDMRSポートリソースを決定できる。
【0125】
任意選択で、前記構成テーブルは、DMRS構成層の数をさらに含む。
【0126】
任意選択で、前記構成テーブルのDMRSポート割り当て原則は、DMRSポートをUEに割り当てるときに、各DMRSポートおよび各DMRSグループのインデックス番号を、それぞれ、最小から最大の順序で0から始まる数値に設定し、インデックス番号が0より大きい場合、インデックス番号が当該DMRS groupのインデックス番号よりも小さいDMRS groupも当該端末に占有されたとデフォルトする。
【0127】
任意選択で、DMRSが1つのOFDMシンボルを含む場合、サポートされるポートの最大数はN1(たとえば、図4に示すパイロットパターンの場合、N1は6である)であり、DMRSが2つの直交周波数分割多重OFDMシンボルを含む場合、サポートされるポートの最大数はN2(たとえば、図5に示すパイロットパターンの場合、N2は12である)であり、各DMRSポートおよび各DMRS groupのインデックス番号を、最小から最大の順序で0から始まる数値に設定し、前記構成テーブルには、以下のケースの1つまたは組み合わせが含まれる:
ケース1:端末のDMRSポートに対して構成されたindexのうちの1つがN1-1より大きい場合、
現在構成されたMu-MIMO送信用のDMRSポートの総数はN1より大きく、DMRSは2つのOFDMシンボルを含み、
前記DMRSポート割り当て原則に従って、DMRS group内のDMRSポートを優先に割り当て、当該DMRS groupは、少なくともDMRS group index0およびDMRS group index1を含む。
【0128】
ケース2:端末に対して構成されたDMRSポートの数が2よりも大きく、構成されたDMRSポートのindexがN1-1以下である場合、
現在構成されたMU-MIMO送信用のDMRSポートの総数はN1よりも大きくなく、DMRSは、1つのみのOFDMシンボルを含み、
前記DMRSポート割り当て原則に従って、DMRS group内のDMRSポートを優先に割り当て、当該DMRS groupは、少なくともDMRS group index0及びDMRS group index1を含む。
【0129】
任意選択で、前記構成テーブルは5つの列を含み、たとえば、上記表4に示すように、ここで、第1の列はDMRS構成indexであり、第2の列は、当該indexに対応する構成下の端末のDMRS構成層の数であり、第3の列は、当該端末のDMRS構成層の数に対応するDMRSポートindexであり、第4の列は、MU-MIMOシステム内のすべての端末のDMRSポートに含まれるDMRS group indexであり、第5の列は割り当てられたDMRSシンボルの数である。
【0130】
任意選択で、前記構成テーブルは4つの列を含み、たとえば、上記表6に示すように、ここで、第1の列はDMRS構成indexであり、第2の列は、当該indexに対応する構成下の端末のDMRS構成層の数であり、第3の列は、当該端末のDMRS構成層の数に対応するDMRSポートindexであり、第4の列は、MU-MIMOシステム内のすべての端末のDMRSポートに含まれるDMRS group indexであり、ここで、異なるDMRS groupのインデックス番号に対応するDMRSシンボルの数は異なる。
【0131】
任意選択で、当該方法では、前記端末に前記所定の構成テーブルに対応するDMRSパイロットパターン指示情報を送信する。例えば、図2~5に示すパイロットパターン4種がある場合。ネットワーク側装置は、対応する構成テーブルが使用されるべきパイロットパターンを端案津に事前に通知し得る。
【0132】
これに応じて、図7に示すように、本発明の実施形態による、UE側で実行されるリソース決定の方法は、ステップS201およびS202を含む。
【0133】
S201:ネットワーク側によって送信された端末によって占有されるべき復調参照信号(DMRS)ポートリソースの指示情報を受信する。
【0134】
S202:所定の構成テーブルおよび前記指示情報に従って、前記端末によって占有されるべきDMRSポートリソースを決定し、前記構成テーブルは、DMRSグループ情報およびDMRSポート情報を含む。
【0135】
任意選択で、当該方法では、さらに、ネットワーク側によって送信されたDMRSパイロットパターン指示情報を受信し、
前記DMRSパイロットパターン指示情報に対応する前記所定の構成テーブルを決定する。
【0136】
例えば、図2~5に示すパイロットパターン4種がある場合、ネットワーク側によって送信されたDMRSパイロットパターン指示情報は、端末に図5に示すパイロットパターンを採用するように指示する。端末は、図5に示すパイロットパターンに対応する構成テーブル(たとえば、表4)を選択する。表4とネットワーク側装置から通知された構成インデックスを使用して、端末は表4において、構成インデックスに対応するDMRSポートを検索することにより、当該端末によって占有されるべきDMRSポートリソースを決定する。
【0137】
図8によって示されるように、本発明の実施形態による情報指示のための装置は、メモリ520、プロセッサ500および送受信機510を含む。
【0138】
メモリ520は、プログラム命令を格納するように構成される。
【0139】
プロセッサ500は、前記メモリに格納されたプログラム命令を読み取り、取得されたプログラムに従って以下の動作を実行するように構成される。
【0140】
前記プロセッサ500は、所定の構成テーブルに従って、端末によって占有されるべき復調参照信号(DMRS)ポートリソースの指示情報を決定し、前記構成テーブルはDMRSグループ情報およびDMRSポート情報を含む。
【0141】
前記指示情報を送受信機510により前記端末に通知する。
【0142】
任意選択で、前記DMRSグループ情報は、DMRSグループインデックス(group index)およびDMRSシンボルの数を含む。
【0143】
任意選択で、前記DMRSポート情報は、DMRSポートインデックスを含む。
【0144】
任意選択で、前記構成テーブルは構成インデックスをさらに含む。
【0145】
任意選択で、前記指示情報は前記構成インデックスを含む。
【0146】
任意選択で、前記構成テーブルは、DMRS構成層の数をさらに含む。
【0147】
任意選択で、前記構成テーブルのDMRSポート割り当て原則は、DMRSポートをUEに割り当てるときに、各DMRSポートおよび各DMRSグループのインデックス番号を、それぞれ、最小から最大の順序で0から始まる数値に設定し、インデックス番号が0より大きい場合、インデックス番号が当該DMRS groupのインデックス番号よりも小さいDMRS groupも当該端末に占有されたとデフォルトする。
【0148】
任意選択で、DMRSが1つのOFDMシンボルを含む場合、サポートされるポートの最大数はN1であり、DMRSが2つの直交周波数分割多重OFDMシンボルを含む場合、サポートされるポートの最大数はN2であり、各DMRSポートおよび各DMRS groupのインデックス番号を、最小から最大の順序で0から始まる数値に設定し、前記構成テーブルには、以下のケースの1つまたは組み合わせが含まれる:
ケース1:端末のDMRSポートに対して構成されたindexのうちの1つがN1-1より大きい場合、
現在構成されたMu-MIMO送信用のDMRSポートの総数はN1より大きく、DMRSは2つのOFDMシンボルを含み、
前記DMRSポート割り当て原則に従って、DMRS group内のDMRSポートを優先に割り当て、当該DMRS groupは、少なくともDMRS group index0およびDMRS group index1を含む。
【0149】
ケース2:端末に対して構成されたDMRSポートの数が2よりも大きく、構成されたDMRSポートのindexがN1-1以下である場合、
現在構成されたMU-MIMO送信用のDMRSポートの総数はN1よりも大きくなく、DMRSは、1つのみのOFDMシンボルを含み、
前記DMRSポート割り当て原則に従って、DMRS group内のDMRSポートを優先に割り当て、当該DMRS groupは、少なくともDMRS group index0及びDMRS group index1を含む。
【0150】
任意選択で、前記構成テーブルは5つの列を含み、ここで、第1の列はDMRS構成indexであり、第2の列は、当該indexに対応する構成下の端末のDMRS構成層の数であり、第3の列は、当該端末のDMRS構成層の数に対応するDMRSポートindexであり、第4の列は、MU-MIMOシステム内のすべての端末のDMRSポートに含まれるDMRS group indexであり、第5の列は割り当てられたDMRSシンボルの数である。
【0151】
任意選択で、前記構成テーブルは4つの列を含み、ここで、第1の列はDMRS構成indexであり、第2の列は、当該indexに対応する構成下の端末のDMRS構成層の数であり、第3の列は、当該端末のDMRS構成層の数に対応するDMRSポートindexであり、第4の列は、MU-MIMOシステム内のすべての端末のDMRSポートに含まれるDMRS group indexであり、ここで、異なるDMRS groupのインデックス番号に対応するDMRSシンボルの数は異なる。
【0152】
任意選択で、前記プロセッサはさらに、
送受信機510により、前記端末に前記所定の構成テーブルに対応するDMRSパイロットパターン指示情報を送信する。
【0153】
送受信機510は、プロセッサ500の制御の下でデータを送受信する。
【0154】
ここで、図8において、バスアーキテクチャは、いずれ数の相互接続するバス及びブリッジを備える。具体的に、プロセッサ500によって表される1つまたは複数のプロセッサ及びメモリ520によって表されるメモリの多様な回路により接続される。バスアーキテクチャは、外部設備、電圧レギュレーター及び電力管理回路等の他の回路を接続することもできる。これらは、当該分野の周知技術であるため、本発明において、詳細に説明しない。バスインターフェースはインターフェースを提供する。送受信機510は、複数の部品であることができ、即ち、送信機及び受信機を備え、伝送媒体を介して他の装置と通信するユニットを提供する。プロセッサ500は、バスアーキテクチャ及び通常の処理を管理し、メモリ520は、プロセッサ500が動作する際に利用するデータを記憶することができる。
【0155】
プロセッサ500は、中央処理装置(CPU)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit,ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array,FPGA)または複合プログラマブルロジックデバイス(complex Programmable Logic Device,CPLD)とすることが出きる。
【0156】
図9に示されるように、本発明の実施形態による、UE側でのリソース決定のための装置は、メモリ620、プロセッサ600、および送受信機610を含む。
【0157】
メモリ620は、プログラム命令を格納するように構成される。
【0158】
プロセッサ600は、前記メモリに格納されたプログラム命令を読み取り、取得されたプログラムに従って以下の動作を実行するように構成される。
【0159】
前記プロセッサ600は、送受信機610によりネットワーク側によって送信された端末によって占有されるべき復調参照信号(DMRS)ポートリソースの指示情報を受信し、
所定の構成テーブルおよび前記指示情報に従って、前記端末によって占有されるべきDMRSポートリソースを決定し、前記構成テーブルは、DMRSグループ情報およびDMRSポート情報を含む。
【0160】
任意選択で、前記プロセッサ600はさらに、送受信機610によりネットワーク側によって送信されたDMRSパイロットパターン指示情報を受信し、
前記DMRSパイロットパターン指示情報に対応する前記所定の構成テーブルを決定する。
【0161】
送受信機610は、プロセッサ600の制御の下でデータを送受信する。
【0162】
ここで、図9において、バスアーキテクチャは、いずれ数の相互接続するバス及びブリッジを備える。具体的に、プロセッサ600によって表される1つまたは複数のプロセッサ及びメモリ620によって表されるメモリの多様な回路により接続される。バスアーキテクチャは、外部設備、電圧レギュレーター及び電力管理回路等の他の回路を接続することもできる。これらは、当該分野の周知技術であるため、本発明において、詳細に説明しない。バスインターフェースはインターフェースを提供する。送受信機610は、複数の部品であることができ、即ち、送信機及び受信機を備え、伝送媒体を介して他の装置と通信するユニットを提供する。異なるユーザ設備に対し、ユーザインターフェース630は、外部接続または内部接続に必要な設備のインターフェースであることもできる。接続する設備は、キーパッド、ディスプレー、スピーカー、マイクロホン、ジョイスティック等を備えるが、これに限られない。
【0163】
プロセッサ600は、バスアーキテクチャ及び通常の処理を管理し、メモリ620は、プロセッサ600が動作する際に利用するデータを記憶することができる。
【0164】
選択可能で、プロセッサ600は、中央処理装置(CPU)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit,ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array,FPGA)または複合プログラマブルロジックデバイス(complex Programmable Logic Device,CPLD)とすることが出きる。
【0165】
図10に示すように、本発明の実施形態によって提供される情報指示のための別の装置は、
所定の構成テーブルに従って、端末によって占有されるべき復調参照信号(DMRS)ポートリソースの指示情報を決定するように構成された決定ユニット11と、
前記指示情報を前記端末に通知するように構成された指示ユニット12とを備える。
【0166】
前記構成テーブルはDMRSグループ情報およびDMRSポート情報を含む。
【0167】
図11に示すように、本発明の実施形態によって提供されるリソース決定のための別の装置は、
ネットワーク側によって送信された端末によって占有されるべき復調参照信号(DMRS)ポートリソースの指示情報を受信するように構成された受信ユニット21と、
所定の構成テーブルおよび前記指示情報に従って、前記端末によって占有されるべきDMRSポートリソースを決定するように構成された決定ユニット22とを備える。
【0168】
前記構成テーブルは、DMRSグループ情報およびDMRSポート情報を含む。
【0169】
したがって、本発明の実施形態による技術的解決策は、NRシステムにおいて数少ないビットを使用することによってポートの数などの指示情報を通知することができる。
【0170】
本発明の実施形態は、上記のコンピューティング装置に対して実行可能なコンピュータ命令を記憶するように構成されたコンピュータ記憶媒体をさらに提供する。上記コンピュータ命令は、情報指示のための方法またはリソース決定のための方法のプログラムを含む。
【0171】
コンピュータ記憶媒体は、磁気メモリ(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、磁気テープ、磁気光学ディスク(MO)など)、光学メモリ(CD、DVD、BD、HVDなど)、半導体メモリ(ROM、EPROM、EEPROM、不揮発性メモリ(NAND FLASH(登録商標))、ソリッドステートディスク(SSD))などを含むがこれらに限定されない、コンピュータにアクセス可能な任意の利用可能な媒体またはデータ記憶装置であり得る。
【0172】
本発明の実施形態によって提供される方法は、端末装置もネットワーク装置も適用できる。
【0173】
また、本発明に係る実施例において、UE(User Equipment)は、MS(Mobile Station)、移動端末(Mobile Terminal)、MT(Mobile Telephone)、携帯(handset)及び携帯機器(portable equipment)を含むが、それに限られない。当該ユーザ設備は、RAN(Radio Access Network,RAN)を介して1つまたは複数のコアネットワークと通信することができる。例えば、ユーザ設備は、MT(Cellular phoneとも呼ばれる)、無線通信機能を有するコンピュータなどを含むこともできる。ユーザ設備は、携帯式、ポケット式、手持ち式、コンピュータに内蔵されるかまたは、車載の移動装置であることもできる。
【0174】
ネットワーク装置は、基地局(例えば、接続点)であってもよく、AN(Access Network)で無線インターフェースにおいて、1つまたは複数のセクターを介して無線端末と通信する設備であることができる。基地局は、受信した無線フレームとIP組み分けを相互に転換して、無線端末とANの他の部分間のルーターとすることができる。ここで、ANの他の部分は、IPネットワークを含むことができる。基地局は、無線インターフェースに対する属性管理を協調することができる。例えば、基地局は、GSMまたはCDMAの基地局(Base Transceiver Station,BTS)であってもよいし、WCDMA(登録商標)の基地局(NodeB)であってもよく、LTEの進化型基地局(NodeBまたはeNBまたはe-NodeB,evolutional Node B)であってもよいが、本発明をそれに限定しない。
【0175】
本分野の技術者として、本発明の実施形態が、方法、システム或いはコンピュータプログラム製品を提供できるため、本発明は完全なハードウェア実施形態、完全なソフトウェア実施形態、またはソフトウェアとハードウェアの両方を結合した実施形態を採用できることがわかるはずである。さらに、本発明は、一つ或いは複数のコンピュータプログラム製品の形式を採用できる。当該製品はコンピュータ使用可能なプログラムコードを含むコンピュータ使用可能な記憶媒体(ディスク記憶装置、CD-ROM、光学記憶装置等を含むがそれとは限らない)において実施する。
【0176】
以上は本発明の実施形態の方法、装置(システム)、およびコンピュータプログラム製品のフロー図および/またはブロック図によって、本発明を記述した。理解すべきことは、コンピュータプログラム命令によって、フロー図および/またはブロック図における各フローおよび/またはブロックと、フロー図および/またはブロック図におけるフローおよび/またはブロックの結合を実現できる。プロセッサはこれらのコンピュータプログラム命令を、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組込み式処理装置、或いは他のプログラム可能なデータ処理装置設備の処理装置器に提供でき、コンピュータ或いは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサは、これらのコンピュータプログラム命令を実行し、フロー図における一つ或いは複数のフローおよび/またはブロック図における一つ或いは複数のブロックに指定する機能を実現する。
【0177】
これらのコンピュータプログラム命令は、又、コンピュータ或いは他のプログラム可能なデータ処理装置を特定方式で動作させるコンピュータ読取記憶装置に記憶できる。これによって、命令を含む装置は当該コンピュータ読取記憶装置内の命令を実行でき、フロー図における一つ或いは複数のフローおよび/またはブロック図における一つ或いは複数のブロックに指定する機能を実現する。
【0178】
これらコンピュータプログラム命令はさらに、コンピュータ或いは他のプログラム可能なデータ処理装置設備に実装もできる。コンピュータプログラム命令が実装されたコンピュータ或いは他のプログラム可能設備は、一連の操作ステップを実行することによって、関連の処理を実現し、コンピュータ或いは他のプログラム可能な設備において実行される命令によって、フロー図における一つ或いは複数のフローおよび/またはブロック図における一つ或いは複数のブロックに指定する機能を実現する。
【0179】
上述した実施形態に記述された技術的な解決手段を改造し、或いはその中の一部の技術要素を置換することもできる。そのような、改造と置換は本発明の各実施形態の技術の範囲から逸脱するとは見なされない。
【0180】
無論、当業者によって、上述した実施形態に記述された技術的な解決手段を改造し、或いはその中の一部の技術要素を置換することもできる。そのような、改造と置換は本発明の各実施形態の技術の範囲から逸脱するとは見なされない。そのような改造と置換は、すべて本発明の請求の範囲に属する。
【符号の説明】
【0181】
11 決定ユニット
12 指示ユニット
21 受信ユニット
22 決定ユニット
500 プロセッサ
510 送受信機
520 メモリ
600 プロセッサ
610 送受信機
620 メモリ
630 ユーザインターフェース
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11