技術分野
電子部品を基板に取り付けるためのファスナ構造に関し、特に基板に設けられた孔に圧入状態に挿入して取り付けを行うためのファスナ構造に関するものである。
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
特許文献1の技術は、脚部に対してバネ部が固定的に設けられているので、両部の相対位置は一定である。そのため、孔に挿入する際においても脚部とバネ部の傾斜面が当接する状態となり、バネ部に外径方向の力が作用される。これにより、孔に挿入する際にバネ部と孔の内面との間に大きな接触摩擦力が発生し、孔に挿入することも困難になる。すなわち、特許文献1の技術は、孔から離脱させ難くすれば、これに伴って孔に挿入することも困難になる。反対に、孔に挿入することを容易にすれば、孔から離脱され易くなる。したがって、孔への挿入を容易にする一方で孔からの離脱を困難にすることができないという課題が生じている。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明は、基板に取り付けられる被取付部材に設けられ、当該基板の孔に圧入状態に挿入されるファスナ部を備えるファスナ構造であって、前記ファスナ部は、前記被取付部材から突出されたポストと、両端部が前記被取付部材に連結され、前記ポストの両側部から先端部を囲むように延設された嵌合帯片を備える。その上で、前記ポストは突出方向に向けて幅寸法が増大されたテーパ面部を備える。また、前記嵌合帯片は前記テーパ面部・・・ 続きを
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発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明によれば、嵌合帯片に設けた易変形部によって逆テーパ面部をポストの突出方向に相対移動可能としているので、その相対位置の変化によりポストのテーパ面部との当接位置が変化され、逆テーパ面部に生じる径方向の応力が変化される。これにより、ファスナ部を孔に挿入する際の摩擦力を低減して挿入を容易にする一方で、離脱する際の摩擦力を増大して離脱を困難にするファスナ構造が得られる。
この特許の権利範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
本発明のファスナ構造をケーブルクランプに適用した実施形態の斜視図。
【図2】
図1のケーブルクランプの、(a)正面図、(b)右側面図、(c)底面図。
【図3】
ファスナ部の拡大正面図。
【図4A】
ケーブルクランプの装着前の状態の正面図。
【図4B】
ケーブルクランプの装着途中の状態の正面図。
【図4C】
ケーブルクランプの装着時の状態の正面図。
【図4D】
ケーブルクランプの装着時の状態変化を示す正面図。
【図5】
ケーブルクランプを取り外す際の状態を示す正面図。
1 ケーブルクランプ
2 ファスナ部
3 クランプ部
4 ベース
20 ポスト
21 テーパ面部(先端部)
21a テーパ面
22 嵌合帯片
23 易変形部
24 逆テーパ面部(側片部)
24a 逆テーパ面
25 先端片部
26 係止羽根
BB 基板
H 孔
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