(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-03-25
(45)【発行日】2022-04-04
(54)【発明の名称】ベッドフレーム
(51)【国際特許分類】
A47C 17/76 20060101AFI20220328BHJP
A47C 17/64 20060101ALI20220328BHJP
【FI】
A47C17/76
A47C17/64 Z
(21)【出願番号】P 2020116086
(22)【出願日】2020-07-06
【審査請求日】2020-07-06
(31)【優先権主張番号】201921530696.3
(32)【優先日】2019-09-14
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】520246630
【氏名又は名称】▲ニン▼海興達旅遊用品有限公司
【氏名又は名称原語表記】NINGHAI XINGDA LEISURE PRODUCTS CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】Shenzhen Village, Shenzhen Town, Ninghai County, Zhejiang 315614, China
(74)【代理人】
【識別番号】100109472
【氏名又は名称】森本 直之
(72)【発明者】
【氏名】胡 金學
【審査官】齊藤 公志郎
(56)【参考文献】
【文献】韓国公開特許第10-2018-0057138(KR,A)
【文献】実公昭41-022453(JP,Y1)
【文献】登録実用新案第3059797(JP,U)
【文献】実開昭48-070903(JP,U)
【文献】韓国登録特許第10-1766456(KR,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47C 17/00-20/18
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
スタンド本体(70)を含むベッドフレーム用の接続スタンドにおいて、
前記スタンド本体(70)の底部には、フットロッド(3)に着脱可能に接続され、接続スタンドを異なる高さに調整できるフットロッド挿入穴(30)が設けられ
、
前記フットロッド挿入穴(30)を封止するためであり、前記フットロッド挿入穴(30)に着脱可能に接続される弾性挿接フット(40)をさらに含み、
前記弾性挿接フット(40)は前記フットロッド挿入穴(30)に嵌合接続し、
前記スタンド本体(70)の側壁には、前記弾性挿接フット(40)のフランジ(403)が挿入する又は前記フットロッド(3)の第1の弾性ピン(32)が係入する第1の貫通穴(50)が開設され、当該第1の貫通穴(50)が外部と前記フットロッド挿入穴(30)とを連通し、
前記弾性挿接フット(40)の側壁には、縦方向に延伸する少なくとも2つの凹溝(401)が開設され、隣り合う2つの凹溝(401)の間には1つの弾性片(402)が形成され、当該弾性片(402)の上端は、前記第1の貫通穴(50)にフィットする前記フランジ(403)を有し、
前記スタンド本体(70)のトップ部には、トップロッド(1)に接続するためのトップロッド挿入穴(10)が設けられ、前記スタンド本体(70)の中部の内方側には、クロスロッド(2)に接続するためのクロスロッド挿入穴(20)が設けられるベッドフレーム用の接続スタンドを使用したベッドフレームであって、
前後方向に間隔を置いて配列される少なくとも2つの支持フレーム(300)と、前後の支持フレーム(300)の間に接続される左側の接続ロッド(200)及び右側の接続ロッド(200)とを含み、それぞれの支持フレーム(300)が、左右方向に間隔を置いて配列される2つのスタンド本体(70)と、2つのトップロッド(1)と、1つのクロスロッド(2)とを含み、2つのトップロッド(1)がそれぞれ、左側のスタンド本体(70)のトップロッド挿入穴(10)内に設けられる左トップロッド(11)と、右側のスタンド本体(70)のトップロッド挿入穴(10)内に設けられる右トップロッド(12)とであり、クロスロッド(2)の両端がそれぞれ、隣り合う2つのスタンド本体(70)のクロスロッド挿入穴(20)内に設けられるベッドフレームにおいて、
前記フットロッド(3)は、少なくとも1つの左フットロッド(33)と少なくとも1つの右フットロッド(34)とを含み、それぞれ、左スタンド本体(70)のフットロッド挿入穴(30)内及び右スタンド本体(70)のフットロッド挿入穴(30)内に着脱可能に接続される、及び/又は、各前記フットロッド(3)は上下に伸縮可能であり、
各前記トップロッド(1)のトップ部には、対応の接続ロッド(200)を挟持するためであり挟持口(7a)を有する挟持部(7)が設けられ、それぞれの支持フレーム(300)における左トップロッド(11)及び右トップロッド(12)のうちの少なくとも1つの対応の挟持部(7)には、この挟持部(7)を対応の接続ロッド(200)上に固定するためのロック機構(8)がセットされ、
前記ロック機構(8)がセットされる各トップロッド(1)はいずれも中空管であり、管壁上にはその内部に連通する第3の貫通穴(13)が開設され、各トップロッド(1)の内部には、ヘッド部(141)が第3の貫通穴(13)から伸び出す第2の弾性ピン(14)が設けられることを特徴とする、ベッドフレーム。
【請求項2】
前記ロック機構(8)はハンドル(81)及びボタン(82)を含み、前記ハンドル(81)は対応の前記トップロッド(1)外に回動可能に接続され、当該ロック機構(8)が対応する前記挟持部(7)は、前記ハンドル(81)上に設けられる可動挟持部(71)と、対応のトップロッド(1)上に設けられる固定挟持部(72)とを含み、前記ハンドル(81)は、前記トップロッド(1)を収容する開口チャンバを有し、開口チャンバの側壁には、対応の前記トップロッド(1)外へ伸び出す前記第2の弾性ピン(14)の前記ヘッド部(141)が係入する第4の貫通穴(811)が開設され、前記ボタン(82)は当該第4の貫通穴(811)に可動的に設けられ、前記第2の弾性ピン(14)の前記ヘッド部(141)を内方へ押し付けてロックを解除することができることを特徴とする、請求項
1に記載のベッドフレーム。
【請求項3】
前記ハンドル(81)の前記第4の貫通穴(811)は2つあるとともに前後方向に対向して配列され、対応の前記トップロッド(1)の前記第3の貫通穴(13)は2つあるとともに前後方向に対向して配列され、対応の前記第2の弾性ピン(14)の前記ヘッド部(141)は2つあるとともに前後方向に対向して配列され、対応の前記ボタン(82)は2つあるとともに前後方向に対向して配列されることを特徴とする、請求項
2に記載のベッドフレーム。
【請求項4】
各前記ボタン(82)はいずれもキャップ(821)と中央スライド棒(822)とを含み、前記キャップ(821)は前記中央スライド棒(822)の外端に固定され、前記中央スライド棒(822)の奥端は固定スリーブ(83)を貫通し、前記中央スライド棒(822)の奥端は第1のボス(8221)を有して前記固定スリーブ(83)のストップ階段面(832)にフィットし、前記固定スリーブ(83)は前記第4の貫通穴(811)内に嵌合固定されることを特徴とする、請求項
2又は
3に記載のベッドフレーム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、キャンプベッドの技術分野に関し、具体的には、ベッドフレーム用の接続スタンドを使用したベッドフレームに関する。
【背景技術】
【0002】
キャンプベッドは通常、容易に曲がる又は伸縮する構造を設けることにより、保管および使用の便利さを図る。
【0003】
例えば、第201720622169.X号出願(公告番号:CN207784761U)の中国実用新案はキャンプベッドフレーム及びキャンプベッドを開示しており、このキャンプベッドフレームは支持体と固定機構とを含み、固定機構は、前記支持体に設けられる調節部と、マットレスを固定するための支持ロッドとを含み、支持ロッドが調節部に固定され、調節部が支持ロッドの位置を調節してマットレスを展開させる。この実用新案によるキャンプベッドフレームは調節部と支持ロッドを設けることによりマットレスを展開させるため、マットレスが弛むことを防ぎ、ベッド使用時の快適性を向上した。
【0004】
同様に、第201721410132.7号出願(公告番号:CN207912459U)の中国実用新案である屋外折りたたみベッド、第CN201310520255.6号出願(公開番号:CN103799754A)の中国発明であるシンプルベッドも類似のキャンプベッド及び構造を開示している。
【0005】
しかし、前記キャンプベッドの接続スタンド及びベッドフレームはいずれも1つの高さ仕様のみを有し、必要に応じて異なる高さに調整されることができない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【文献】CN207784761U
【文献】CN207912459U
【文献】CN103799754A
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来技術の現状に鑑み、本開示が解決しようとする課題は、構造が簡単で合理であり、接続スタンドを少なくとも2つの高さ状態に設置できるベッドフレーム用の接続スタンドを使用したベッドフレームを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示は前記課題を解決するために、スタンド本体を含むベッドフレーム用の接続スタンドにおいて、前記スタンド本体の底部には、フットロッドに着脱可能に接続され、接続スタンドを異なる高さに調整できるフットロッド挿入穴が設けられる、ベッドフレーム用の接続スタンドを使用する。
【0009】
異物がフットロッド挿入穴に侵入することを防止するために、フットロッド挿入穴を封止するためであり、フットロッド挿入穴に着脱可能に接続される弾性挿接フットをさらに含む。このようにして、スタンド本体を放置するときに、異物がフットロッド挿入穴に侵入することを防止することができる。フットロッド挿入穴を使用するとき、弾性挿接フットを取り外すことができる。弾性挿接フットがフットロッド挿入穴に挿入されて形成した接続スタンドは地面との接触面積が大きく、接続スタンドの配置がより安定になる。
【0010】
弾性挿接フットとフットロッド挿入穴との着脱可能な接続は複数種を有してもよく、好ましくは、前記弾性挿接フットは前記フットロッド挿入穴に嵌合接続する又はネジ接続する。
【0011】
弾性挿接フットとフットロッド挿入穴との嵌合接続は複数種の構造を有してもよく、好ましくは、前記スタンド本体の側壁には、前記弾性挿接フットのフランジが挿入する又は前記フットロッドの第1の弾性ピンが係入する第1の貫通穴が開設され、当該第1の貫通穴が外部と前記フットロッド挿入穴とを連通する。
前記弾性挿接フットの側壁には、縦方向に延伸する少なくとも2つの凹溝が開設され、隣り合う2つの凹溝の間には1つの弾性片が形成され、当該弾性片の上端は、前記第1の貫通穴にフィットする前記フランジを有する。
弾性挿接フットをフットロッド挿入穴に入れる必要があるとき、フランジを付勢し、弾性片を内方へ移動させて弾性挿接フットのヘッド部の外壁寸法をフットロッド挿入穴の内壁寸法よりも小さくなるようにすることにより、弾性挿接フットをフットロッド挿入穴に入らせる。適切な位置に到着したとき、フランジがフットロッド挿入穴の内壁に付勢されなくなり第1の貫通穴外に伸び出すことにより、弾性挿接フットはフットロッド挿入穴に取り付けられるようになる。弾性挿接フットをフットロッド挿入穴から取り外す必要があるとき、フランジを内方へ付勢し、フランジをフットロッド挿入穴の内壁中に退避させ、弾性挿接フットを下方へ引っ張ればよい。このようにして、弾性挿接フットの着脱が容易で迅速になる。
【0012】
フットロッドの支持を安定にするために、前記フットロッド挿入穴は2つあり、2つの前記フットロッド挿入穴は前後方向に間隔を置いて前記スタンド本体の底部に配列される。このようにして、それぞれのスタンド本体には2つのフットロッドを取り付けることができ、フットロッドの安定的な支持に寄与する。
【0013】
スタンド本体は複数種の構造を有してもよく、好ましくは、前記スタンド本体のトップ部には、トップロッドに接続するためのトップロッド挿入穴が設けられ、前記スタンド本体の中部の内方側には、クロスロッドに接続するためのクロスロッド挿入穴が設けられる。このようにして、スタンド本体にはトップロッド及びクロスロッドをさらに取り付けることができ、構造がコンパクトになる。
【0014】
接続スタンドが地上で安定的に支持するようにするために、前記スタンド本体の底部における少なくとも局所部位は水平の端面を有する。スタンド本体底部の端面が水平であるため、接続スタンドは地面との接触面積が大きく、接続スタンドが倒れにくく、安定的に支持することができる。弾性挿接フットを挿接しなかった場合のスタンド本体の底部における少なくとも局所部位は水平の端面を有するようになってもよく、弾性挿接フットを挿接した場合のスタンド本体の底部における少なくとも局所部位は水平の端面を有するようになってもよい。
【0015】
本開示は前記課題を解決するために、前記ベッドフレーム用の接続スタンドを使用したベッドフレームであって、前後方向に間隔を置いて配列される少なくとも2つの支持フレームと、前後の支持フレームの間に接続される左側の接続ロッド及び右側の接続ロッドとを含み、それぞれの支持フレームが、左右方向に間隔を置いて配列される2つのスタンド本体と、2つのトップロッドと、1つのクロスロッドとを含み、2つのトップロッドがそれぞれ、左側のスタンド本体のトップロッド挿入穴内に設けられる左トップロッドと、右側のスタンド本体のトップロッド挿入穴内に設けられる右トップロッドとであり、クロスロッドの両端がそれぞれ、隣り合う2つのスタンド本体のクロスロッド挿入穴内に設けられるベッドフレームにおいて、前記フットロッドは、少なくとも1つの左フットロッドと少なくとも1つの右フットロッドとを含み、それぞれ、左スタンド本体のフットロッド挿入穴内及び右スタンド本体のフットロッド挿入穴内に着脱可能に接続される、及び/又は、各前記フットロッドは上下に伸縮可能であることを特徴とする、ベッドフレームを提供する。
フットロッドとフットロッド挿入穴との着脱可能な接続は複数種の構造を有してもよく、好ましくは、各前記フットロッドはいずれも対応の前記スタンド本体の前記フットロッド挿入穴に嵌合接続する又はネジ接続する。
【0016】
フットロッドと第1の弾性ピンとのフィット構造は複数種を有してもよく、好ましくは、各前記フットロッドはいずれも中空管であり、管壁上にはその内部に連通する第2の通孔が開設され、前記第1の弾性ピンは各前記フットロッドの内部に設けられてそのヘッド部が第2の通孔から伸び出すことができる。第1の弾性ピンをフットロッドの内部に設けることにより、フットロッドの内部空間を十分に利用することができる。このようにして、弾性挿接フットとフットロッドとがスタンド本体の第1の貫通穴を共用するようになり、スタンド本体には、フランジを収容する貫通穴を別途設ける必要がなく、加工がより容易になる。そして、この別途設けられる貫通穴や第1の貫通穴のうちの1つの非使用時に、異物がスタンド本体に入って衛生・美観に影響することが起こりにくい。
【0017】
支持フレームを対応の接続ロッドに容易に取り付けるために、各前記トップロッドのトップ部には、対応の接続ロッドを挟持するためであり挟持口を有する挟持部が設けられ、それぞれの支持フレームにおける左トップロッド及び右トップロッドのうちの少なくとも1つの対応の挟持部には、この挟持部を対応の接続ロッド上に固定するためのロック機構がセットされる。ロック機構により、挟持部を対応の接続ロッドに接続してから容易にロックすることができ、取り外すとき、ロックを速く解除して対応の接続ロッドと支持フレームとを分離させることができる。
【0018】
トップロッドと第2の弾性ピンとのフィット構造は複数種を有してもよく、好ましくは、ロック機構がセットされる各トップロッドはいずれも中空管であり、管壁上にはその内部に連通する第3の貫通穴が開設され、各トップロッドの内部には、ヘッド部が第3の貫通穴から伸び出す第2の弾性ピンが設けられる。第2の弾性ピンをトップロッドの内部に設けることにより、トップロッドの内部空間を十分に利用することができる。
【0019】
ロック機構は複数種を有してもよく、好ましくは、前記ロック機構はハンドル及びボタンを含み、前記ハンドルは対応の前記トップロッド外に回動可能に接続され、当該ロック機構が対応する前記挟持部は、前記ハンドル上に設けられる可動挟持部と、対応するトップロッド上に設けられる固定挟持部とを含み、前記ハンドルは、前記トップロッドを収容する開口チャンバを有し、開口チャンバの側壁には、対応の前記トップロッド外へ伸び出す前記第2の弾性ピンの前記ヘッド部が係入する第4の貫通穴が開設され、前記ボタンは当該第4の貫通穴に可動的に設けられ、前記第2の弾性ピンの前記ヘッド部を内方へ押し付けてロックを解除することができる。使用中、まず、取り付けようとする接続ロッド上に固定挟持部を当接させ、そして、ハンドルを回動させることにより、取り付けようとする接続ロッド上に可動挟持部をも当接させ、可動挟持部は対応の接続ロッドを外方へ移動させ、接続ロッド上に接続されるベッド面を展開させる。また、従来技術における一体的挟持部では、挟持口全体を支持ロッドに合わせた後、対応の接続ロッドを挟持口に係入する必要があるので、挟持口への摩耗がより大きく、要する力も大きい。本開示の挟持部では、挟持口への摩耗が小さく、要する力が小さいメリットを有し、取り外すとき、ロック機構を解除することで迅速的に取り外すことができる。
【0020】
安定的にロックするとともに容易に操作するために、前記ハンドルの前記第4の貫通穴は2つあるとともに前後方向に対向して配列され、対応する前記トップロッドの前記第3の貫通穴は2つあるとともに前後方向に対向して配列され、対応する前記第2の弾性ピンの前記ヘッド部は2つあるとともに前後方向に対向して配列され、対応する前記ボタンは2つあるとともに前後方向に対向して配列される。このようにして、2つのボタン及び第2の弾性ピンの作用では、ロックはより安定になり、ロックを解除する必要があるとき、親指と人差し指を同時に使ってボタンを内方へ付勢することにより、操作が容易になる。
【0021】
前記ボタンは複数種の構造を有してもよく、好ましくは、各前記ボタンはいずれもキャップと中央スライド棒とを含み、前記キャップは前記中央スライド棒の外端に固定され、前記中央スライド棒の奥端は固定スリーブを貫通し、前記中央スライド棒の奥端は第1のボスを有して前記固定スリーブのストップ階段面にフィットし、前記固定スリーブは前記第4の貫通穴内に嵌合固定される。このようにして、第1のボスを固定スリーブのストップ階段面にフィットさせることで、キャップの移動距離を調整するので、スプリングの伸縮によってキャップの移動距離を制御するよりも、本開示は構造が安定であり、無効になりにくいメリットを有する。
【発明の効果】
【0022】
従来技術に比べて、本開示は、スタンド本体の底部にフットロッド挿入穴を設けており、フットロッド挿入穴内にフットロッドを取り付ける又は取り付けないことによって、接続スタンドを異なる高さ状態に設置し、構造が簡単で合理であり、使用が容易であり、実用性が高い。
少なくとも1つの左フットロッド及び少なくとも1つの右フットロッドを設けており、左フットロッド及び右フットロッドを対応の左スタンド本体のフットロッド挿入穴及び右スタンド本体のフットロッド挿入穴に取り付けるもしくは取り付けない、及び/又は、フットロッドが上下に収縮することによって、支持フレームが少なくとも2つの高さ状態を有するようにし、相応的には、ベッドフレームが少なくとも2つの高さ状態を有するようにする。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【
図1】本開示の実施例によるベッドフレーム用の接続スタンドの模式斜視図である。
【
図4】本開示の実施例による接続スタンドの別の分解図である。
【
図5】本開示の実施例による弾性挿接フットの模式斜視図である。
【
図6】本開示の実施例によるベッドフレームの模式斜視図(ベッドフレームが第1の高さ状態を有するときの模式図)である。
【
図8】
図6における1つの支持フレームの模式図である。
【
図10】
図6における支持フレームの分解図である。
【
図11】固定挟持部と可動挟持部とが互いに離間したときの模式図である(対応のベッドフレームが第1の高さ状態を有する)。
【
図13】
図6における右側の挟持部とロック機構の分解図である。
【
図14】本開示の実施例による第2の弾性ピンの模式図である。
【
図15】本開示の実施例における右側の挟持部、ロック機構及び右トップロッドの縦断面図である(ロック機構がロック状態にある)。
【
図16】本開示の実施例における右側の挟持部、ロック機構及び右トップロッドの別状態の縦断面図である(ロック機構がロック解除状態にある)。
【
図17】本開示の実施例によるベッドフレーム中の接続ロッドの分解図である。
【
図18】本開示の実施例によるベッドフレームの模式斜視図である(ベッドフレームが第2の高さ状態を有する)。
【
図22】本開示の実施例におけるフットロッドと第1の弾性ピンの分解図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、図面に示す実施例を結合しながら本発明をさらに詳しく説明する。
【0025】
図1~
図5は、本開示の実施例によるベッドフレーム用の接続スタンドの1つの好ましい実施例を示す。
図6~
図13、
図18~
図21は接続スタンドをベッドフレームに用いる場合の模式図である。当該ベッドフレーム用の接続スタンド100(
図1、
図2参照)は、スタンド本体70(
図3、
図4参照)と、スタンド本体70の底部に設けられる弾性挿接フット40(
図3、
図4)とを含む。
【0026】
スタンド本体70には、トップロッド挿入穴10(
図1~
図3参照)、クロスロッド挿入穴20(
図1、
図4)、フットロッド挿入穴30(
図3)、第1の貫通穴50(
図3)及び第7の貫通穴60(
図2、
図3)が設けられる。
【0027】
図6~
図13、
図18~
図21に示すように、トップロッド挿入穴10はトップロッド1(
図6、
図7)に接続するためのものであり、当該トップロッド挿入穴10はスタンド本体70のトップ部の外方側に設けられて下から上に向かって次第に外方へ傾斜する。クロスロッド挿入穴20はクロスロッド2に接続するためのものであり、当該クロスロッド挿入穴20はスタンド本体70の中部の内方側に設けられる。フットロッド挿入穴30には、接続スタンドを異なる高さに調整できかつフットロッド挿入穴30に着脱可能に接続されるフットロッド3が設けられ、フットロッド挿入穴30はスタンド本体70の底部に設けられるとともに上から下に向かって次第に外方へ傾斜し、フットロッド挿入穴30は2つあり、2つのフットロッド挿入穴30は前後方向に間隔をおいてスタンド本体70の底部に配列される。第1の貫通穴50はスタンド本体70の側壁に設けられ、弾性挿接フット40のフランジ403が挿入するあるいはフットロッド3の第1の弾性ピン32のヘッド部321が係入するのに供し、当該第1の貫通穴50は外部とフットロッド挿入穴30とを連通する。スタンド本体70が地上で安定的に支持する(対応のベッドフレームが第1の高さ状態を有する)ようにするために、スタンド本体70の底部における局所部位は水平の端面を有する。第7の貫通穴60は第1のプラグ6を取り付けるためのものであり(
図6、
図7、
図9、
図10、
図11参照)、当該第1のプラグ6は、クロスロッド挿入穴20を通る第1の弾性ロープ5を固定することができる(
図10参照)。
【0028】
図3~
図5に示すように、弾性挿接フット40はフットロッド挿入穴30を封止するためのものであり、フットロッド挿入穴30に着脱可能に接続し、具体的には、弾性挿接フット40はフットロッド挿入穴30に嵌合接続する。弾性挿接フット40の側壁には縦方向に延伸する2つの凹溝401が開設され、隣り合う2つの凹溝401の間には1つの弾性片402が形成され、この弾性片402の上端には第1の貫通穴50にフィットするフランジ403がある。弾性挿接フット40は、横方向に延伸するとともに側壁に連なる底壁404を有する。この底壁404の外壁寸法をフットロッド挿入穴30の内壁寸法よりも大きくすることにより、弾性挿接フット40の側壁がフットロッド挿入穴30内に完全に入り取り出されにくいことを防止し、底壁404をフットロッド挿入穴30外に位置させることにより、異物がフットロッド挿入穴30に入ることを防止することもできる。
【0029】
このベッドフレーム用の接続スタンドについて、その動作原理及び使用過程は下記の通りである。
【0030】
弾性挿接フット40をフットロッド挿入穴30に取り付けた後、弾性挿接フット40の底部とスタンド本体70の底部とで共同に接続スタンド100の底部を構成し、この接続スタンド100の底部が比較的に平らであるので、この接続スタンド100を地上に直接配置することができ、このとき、接続スタンドは第1の高さ状態を有し、対応のベッドフレームは第1の高さ仕様を有する(
図6、
図7参照)。
【0031】
ベッドフレームの高さを増加する必要があるとき、弾性挿接フット40のフランジ403を内方へ付勢し、フランジ403を内方へフットロッド挿入穴30内に退避させ、弾性挿接フット40を取り外すことができる。そして、フットロッド3をフットロッド挿入穴30中に取り付け、このとき、接続スタンドは第2の高さ状態を有し、対応のベッドフレームは第2の高さ仕様を有する(
図18、
図19参照)。
【0032】
図6~
図22に示すように、本開示は前記接続スタンドを使用したベッドフレームをさらに提供する。このベッドフレームは2つの高さ状態を有し、
図6~
図7はベッドフレームが第1の高さ状態を有するときの模式図であり、
図18~
図19はベッドフレームが第2の高さ状態を有するときの模式図である。
【0033】
まず、ベッドフレームが第1の高さ状態を有する場合を例として説明する。
図6~
図7に示すように、この第1の高さ状態にあるベッドフレームは支持フレーム300と接続ロッド200とを含み、このとき、支持フレーム300は第1の高さ状態を有する。
図6~
図7に示すように、支持フレーム300は、前後方向に間隔を置いて3つ配列され、接続ロッド200は、左側の接続ロッド200と右側の接続ロッド200とを含み、それぞれ前後の支持フレーム300の間に接続される。
【0034】
図6~
図13に示すように、それぞれの支持フレーム300は、左右方向に間隔を置いて配列される2つのスタンド本体70と、2つのトップロッド1(
図6、
図7)と、1つのクロスロッド2と、4つの弾性挿接フット40と、2つの挟持部7と、1つのロック機構8(
図13、
図15、
図16参照)と、1つの第1の弾性ロープ5(
図10参照)と、2つの第1のプラグ6(
図10参照)とを含む。
【0035】
スタンド本体70及び弾性挿接フット40の構造は前記
図1~
図5に示す。
【0036】
図7に示すように、2つのトップロッド1はそれぞれ、左側のスタンド本体70のトップロッド挿入穴10内に設けられる左トップロッド11と、右側のスタンド本体70のトップロッド挿入穴10内に設けられる右トップロッド12とである。
【0037】
図6~
図9に示すように、クロスロッド2の両端はそれぞれ、隣り合う2つのスタンド本体70のクロスロッド挿入穴20内に設けられる。
【0038】
各トップロッド1のトップ部のいずれにも、対応の接続ロッド200を挟持するためであり挟持口7aを有する挟持部7が設けられ、それぞれの支持フレーム300における右トップロッド12の挟持部7には、この挟持部7を対応の接続ロッド200上に固定するためのロック機構8(
図13、
図15、
図16参照)がセットされる。
【0039】
ロック機構8がセットされる各トップロッド1(本実施例において右トップロッド12である)はいずれも中空管であり、管壁上にはその内部に連通する第3の貫通穴13が開設され、各トップロッド1の内部には、ヘッド部141が第3の貫通穴13から伸び出す第2の弾性ピン14が設けられる(
図10~
図12、
図14~
図16参照)。
【0040】
図13、
図15、
図16に示すように、ロック機構8はハンドル81、ボタン82及び固定スリーブ83を含む。
【0041】
ハンドル81は、トップロッド1を収容する開口チャンバを有し、開口チャンバの側壁には、対応のトップロッド1外へ伸び出す第2の弾性ピン14のヘッド部141が係入する第4の貫通穴811が開設され(
図13参照)、ハンドル81の中部は対応のトップロッド1外に回動可能に接続され、このロック機構8が対応する挟持部7は、ハンドル81上に設けられる可動挟持部71と対応のトップロッド1上に設けられる固定挟持部72とを含む(
図6~
図13参照)。可動挟持部71はハンドル81の回動中に対応のトップロッド1の内側に位置し、ハンドル81の回動中に、ハンドル81の下部は対応のトップロッド1の外側に位置し、ハンドル81の下部は対応の第2の弾性ピン14にフィットしてロックする又はロック解除することができる。
【0042】
ボタン82はこの第4の貫通穴811に可動的に設けられ、第2の弾性ピン14のヘッド部141を内方へ押し付けてロックを解除する。
図15~
図16に示すように、ボタン82はキャップ821と中央スライド棒822とを含む。
【0043】
好ましくは、ロックを安定にするとともに操作を容易にするために、ハンドル81の第4の貫通穴811は2つあるとともに前後方向に対向して配列され、対応のトップロッド1の第3の貫通穴13は2つあるとともに前後方向に対向して配列され、対応の第2の弾性ピン14のヘッド部141は2つあるとともに前後方向に対向して配列され、対応のボタン82は2つあるとともに前後方向に対向して配列される。
【0044】
キャップ821は中央スライド棒822の外端に固定され、キャップ821は開放の収容チャンバ、及び収容チャンバを貫通する第5の貫通穴8211を有し(
図13参照)、ハンドル81の第4の貫通穴811の外壁はキャップ821の収容チャンバ内にあり、キャップ821に滑り嵌める。
【0045】
中央スライド棒822の奥端は固定スリーブ83を貫通し、中央スライド棒822の奥端は第1のボス8221を有し、中央スライド棒822の外側の一端は第2のボス8222を有し、この第2のボス8222はキャップ821における第5の貫通穴8211(
図13参照)に近い内壁に固定される。キャップ821を内方へ付勢することにより、中央スライド棒822は第2の弾性ピン14のヘッド部141を内方へ押し付ける。
【0046】
固定スリーブ83はハンドル81の第4の貫通穴811(
図13参照)内に嵌めて固定される。固定スリーブ83のストップ階段面832(
図15、
図16参照)は中央スライド棒822の第1のボス8221にフィットし、中央スライド棒822のヘッド部及び第2の弾性ピン14のヘッド部141はいずれも固定スリーブ83の第6の貫通穴831を通る(
図13参照)。
【0047】
図16に示すように、ロック機構8が解放されると、具体的には、キャップ821が内方へ付勢されて右トップロッド12に近づき、キャップ821は中央スライド棒822の第2のボス8222を付勢して中央スライド棒822を内方へ移動させ、中央スライド棒822は右トップロッド12内の第2の弾性ピン14のヘッド部141を押し付けてハンドル81の第4の貫通穴811から離脱させる。このとき、ハンドル81は右トップロッド12に対して回動可能である(
図16参照)。
【0048】
図15に示すように、ロック機構8がロックされると、具体的には、キャップ821が付勢されないとき、第2の弾性ピン14のヘッド部141は固定スリーブ83内に入り中央スライド棒822を右トップロッド12から離れるように押し付け、ハンドル81は右トップロッド12に対して回動不能であり、ハンドル81の上部に位置する可動挟持部71は固定挟持部72に近づくことができる。
【0049】
図10に示すように、クロスロッド2も中空管であり、第1の弾性ロープ5はクロスロッド2及び対応のスタンド本体70のクロスロッド挿入穴20を通り、第1の弾性ロープ5の両端はそれぞれ対応の第1のプラグ6上に固定され、各第1のプラグ6は対応のスタンド本体70の第7の貫通穴60を塞ぐことができる。
【0050】
図6、
図7に示すように、各支持フレーム300の左側の挟持部7は左側の接続ロッド200の外壁上に固定することができ、各支持フレーム300の右側の挟持部7は右側の接続ロッド200の外壁上に固定することができる。
【0051】
図17に示すように、各接続ロッド200はいずれも4つの中空の接続セクション201を含み、すべての接続セクション201はそれらを通る第2の弾性ローブ203を介して接続され、第2の弾性ローブ203の両端はそれぞれ第2のプラグ202を介して対応の接続ロッド200の両端に固定される。
【0052】
以下、
図18~
図19を参照しながら、ベッドフレームが第2の高さ状態を有する場合を例として説明する。
図18~
図19に示すように、この第2の高さ状態にあるベッドフレームも支持フレーム300と接続ロッド200とを含み、このとき、支持フレームは第2の高さ状態を有する。それぞれの支持フレーム300における4つの弾性挿接フット40を取り除いた後、対応のフットロッド挿入穴30内に4つのフットロッド3を取り付ける。
【0053】
弾性挿接フット40がフットロッド挿入穴30から抜かれると、各フットロッド3はいずれも対応の接続スタンド100に着脱可能に接続される。4つのフットロッド3(
図19参照)は、前後方向に間隔をおいて配列される2つの左フットロッド33と、前後方向に間隔をおいて配列される2つの右フットロッド34とであり、相応的には、それぞれ、左側スタンド本体70の2つのフットロッド挿入穴30内、及び右側スタンド本体70の2つのフットロッド挿入穴30内に着脱可能に接続される。具体的には、各フットロッド3はいずれも対応のスタンド本体70のフットロッド挿入穴30に嵌合接続する。
【0054】
各フットロッド3はいずれも中空管であり、管壁上にはその内部に連通する第2の通孔31が開設され(
図22参照)、第1の弾性ピン32は各フットロッド3の内部に設けられてそのヘッド部321が第2の通孔31から伸び出すことができ、各フットロッド3の底部にはいずれも滑り防止のゴムスリーブ35が設けられる。
【0055】
このベッドフレームについて、その動作原理及び使用過程は下記の通りである。
【0056】
フットロッド挿入穴30内にフットロッド3を取り付けるか否かによって、2つの異なる高さ状態を有するキャンプベッドのベッドフレームを得ることができる。キャンプベッドを使用するとき、必要に応じて、キャンプベッドのベッドフレームを第1の高さ状態又は第2の高さ状態に取り付けることができる。
【0057】
図6、
図7は、キャンプベッドのベッドフレームが第1の高さ状態を有するときの模式図である。
【0058】
ベッドフレームが第1の高さ状態を有する場合でキャンプベッドを使用する必要があるとき、下記のようにする。
【0059】
まず、各支持フレーム300を組み付ける。2つのスタンド本体70をクロスロッド2によって繋がり、第1の弾性ロープ5にクロスロッド2及び対応のスタンド本体70のクロスロッド挿入穴20を通らせ、第1の弾性ロープ5の両端をそれぞれ対応の第1のプラグ6上に固定し、各第1のプラグ6で対応のスタンド本体70の第7の貫通穴60を塞ぐことができる。左トップロッド11を左側スタンド本体70のトップロッド挿入穴10内に取り付け、右トップロッド12を右側スタンド本体70のトップロッド挿入穴10内に取り付け、弾性挿接フット40を対応のフットロッド挿入穴30内に取り付ける。こうすれば、支持フレーム300の第1の高さ状態を得ることができる。
【0060】
さらに、接続ロッド200の取付を行う。各接続セクション201を順に嵌合接続すればよい。
【0061】
次に、各接続ロッド200を、接続スリーブ(図示せず)を有する織物シート(図示せず)上に設置し、各接続ロッド200に対応の接続スリーブ内を通らせて織物シートを展開し、織物シートは使用者を支持するベッド面を形成する。
【0062】
次に、各支持フレーム300を接続ロッド200上に取り付ける。織物シートを逆に置き、左側の挟持部7を左側の接続ロッド200に合わせて、左側の接続ロッド200を左側の挟持部7に係入させる。さらに、右側の挟持部7を取り付け、キャップ821を内方へ押し付け、キャップ821は中央スライド棒822を内方へ移動するように押し付け、中央スライド棒822は第2の弾性ピン14のヘッド部141を内方へ移動するように押し付け、第2の弾性ピン14のヘッド部141が固定スリーブ83の第6の貫通穴831から離れるようにすることにより、ロック機構8はロック解除され、ハンドル81を回動させ(このとき、第2の弾性ピン14はハンドル81に制限されずに右トップロッド12外へ伸び出す状態に回復される)、可動挟持部71と固定挟持部72とを互いに離間させる。可動挟持部71を右側の接続ロッド200上に当接させ(
図11、
図12参照)、さらに、ハンドル81を回動させ、ハンドル81の回動中に、ハンドル81内壁のガイド部812(
図11、
図12参照)が第2の弾性ピン14のヘッド部141に当接することができ、ハンドル81を引き続き回動させ、第2の弾性ピン14のヘッド部141を内方へ右トップロッド12内に退避させた後、第2の弾性ピン14のヘッド部141がまた外方へ弾き出して固定スリーブ83の第6の貫通穴831中に入り、ロック機構8はロックされる。この過程中、可動挟持部71は対応の接続ロッド200を外方へ移動させ、接続ロッド200上に接続される織物シートを展開させ、右側の挟持部7を右側の接続ロッド200上に取り付けるステップを完成する。このとき、左側の挟持部7は左側接続ロッド200を支持・挟持する作用を奏し、右側の固定挟持部72は右側接続ロッド200を支持する作用を奏し、右側の可動挟持部71は右側接続ロッド200を挟持する作用を奏する。
【0063】
そして、支持フレーム300及び織物シートをひっくり返して使用状態にすればよい。
【0064】
キャンプベッドを保管する必要があるとき、ロック機構8のボタン82を内方へ付勢してロック機構8のロックを解除し、右側の可動挟持部72を右側の接続ロッド200から離脱させてから、左側の挟持部7を左側の接続ロッド200から離脱させ、それぞれの支持フレーム300のスタンド本体70を外方へ引き(
図10参照)、第1の弾性ロープ5の作用で、対応のスタンド本体70及び対応のトップロッド1をクロスロッド2の中央へ曲がるようにする。隣り合う2つの接続セクション201を分離させ(
図17参照)、第2の弾性ローブ203の作用で、各接続ロッド200を曲がるようにすることができる。織物シートを折り畳めばよい。
【0065】
図18~
図19は、キャンプベッドのベッドフレームが第2の高さ状態を有するときの模式図である。
【0066】
ベッドフレームが第2の高さ状態を有する場合でキャンプベッドを使用する必要があるとき、下記のようにする。
【0067】
ベッドフレームが前記の第1の高さ状態にあるとき、フランジ403を内方へ押し付けた後、弾性挿接フット40をフットロッド挿入穴30から取り外し、フットロッド3をフットロッド挿入穴30に挿入した後、フットロッド3を上方へ付勢し、第1の弾性ピン32のヘッド部321を外方へスタンド本体70の第1の貫通穴50から伸び出せるようにし、このとき、フットロッド3の位置は固定される。同様に、ほかのフットロッド3を取りつけば、支持フレーム300の第2の高さ仕様を得られる。
【0068】
キャンプベッドを保管する必要があるとき、各フットロッド3を取り外す。同様に、ロック機構8のボタン82を内方へ付勢してロック機構8のロックを解除し、右側の可動挟持部72を右側の接続ロッド200から離脱させ、さらに左側の挟持部7を左側の接続ロッド200から離脱させ、それぞれの支持フレーム300のスタンド本体70を外方へ引き(
図10参照)、第1の弾性ロープ5の作用で、対応のスタンド本体70及び対応のトップロッド1をクロスロッド2の中央へ曲がるようにする。隣り合う2つの接続セクション201を分離させ(
図17参照)、第2の弾性ローブ203の作用で、各接続ロッド200を曲がるようにすることができる。織物シートを折り畳めばよい。