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特許7048715予約管理システム、予約管理方法及びプログラム
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-03-28
(45)【発行日】2022-04-05
(54)【発明の名称】予約管理システム、予約管理方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20220329BHJP
   G06Q 10/02 20120101ALI20220329BHJP
【FI】
G06Q50/10
G06Q10/02
【請求項の数】 9
(21)【出願番号】P 2020219623
(22)【出願日】2020-12-28
【審査請求日】2020-12-28
(73)【特許権者】
【識別番号】399037405
【氏名又は名称】楽天グループ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000154
【氏名又は名称】特許業務法人はるか国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】武田 誠一
(72)【発明者】
【氏名】詫間 亮平
【審査官】田中 寛人
(56)【参考文献】
【文献】特開2017-21525(JP,A)
【文献】特開2014-106913(JP,A)
【文献】特開2004-355547(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の参加者が参加するイベントの予約要求を受け付ける予約要求受付手段と、
前記予約要求の受付に応じて、前記複数の参加者のそれぞれに対応付けられるチェックイン状態データを含む予約データを生成する予約データ生成手段と、
前記参加者が使用する端末の位置を示す位置データを取得する位置データ取得手段と、
前記位置データが示す位置と、前記イベントの開催地に関する位置と、に基づいて、前記予約データに含まれる当該参加者の前記チェックイン状態データを、仮チェックイン状態を示す前記チェックイン状態データに更新する仮チェックイン処理実行手段と、
前記複数の参加者のうちのいずれかから受け付けるチェックイン要求に応じて、前記予約データに含まれる、仮チェックイン状態を示す前記チェックイン状態データに対応付けられる他の前記参加者の前記チェックイン状態データを、チェックイン済状態を示す前記チェックイン状態データに更新するチェックイン処理実行手段と、
を含むことを特徴とする予約管理システム。
【請求項2】
前記位置データ取得手段は、前記端末に対する所定の操作に応じて送信される前記位置データを取得する、
ことを特徴とする請求項1に記載の予約管理システム。
【請求項3】
前記仮チェックイン処理実行手段は、前記位置データが前記開催地に関する位置から所定距離以下である位置を示す場合に、前記予約データに含まれる当該参加者の前記チェックイン状態データを、仮チェックイン状態を示す前記チェックイン状態データに更新する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の予約管理システム。
【請求項4】
前記予約要求受付手段は、前記イベントの開催日時が関連付けられた前記予約要求を受け付け、
前記予約データ生成手段は、前記予約要求の受付に応じて、前記予約要求に関連付けられている開催日時を示す日時データをさらに含む前記予約データを生成し、
前記位置データ取得手段は、前記位置の測位日時に関連付けられた前記位置データを取得し、
前記仮チェックイン処理実行手段は、前記日時データが示す開催日時に応じた測位日時に関連付けられた前記位置データが示す位置と、前記イベントの開催地に関する位置と、に基づいて、前記予約データに含まれる当該参加者の前記チェックイン状態データを、仮チェックイン状態を示す前記チェックイン状態データに更新する、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の予約管理システム。
【請求項5】
前記予約要求受付手段は、前記参加者の氏名が関連付けられた前記予約要求を受け付け、
前記予約データ生成手段は、前記参加者の氏名を示す氏名データをさらに含む前記予約データを生成し、
前記位置データ取得手段は、前記端末を使用する前記参加者の氏名に関連付けられた前記位置データを取得し、
前記仮チェックイン処理実行手段は、前記位置データに関連付けられている氏名に基づいて特定される前記参加者の前記チェックイン状態データを、仮チェックイン状態を示す前記チェックイン状態データに更新する、
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の予約管理システム。
【請求項6】
前記位置データ取得手段は、互いに異なる複数の端末のそれぞれについての、当該端末の位置を示す前記位置データを取得し、
前記仮チェックイン処理実行手段は、互いに異なる複数の前記端末の位置と、前記イベントの開催地に関する位置と、に基づいて、当該複数の端末にそれぞれ対応付けられる複数の前記チェックイン状態データのすべてを、仮チェックイン状態を示す前記チェックイン状態データに更新する、
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の予約管理システム。
【請求項7】
前記チェックイン処理実行手段は、前記チェックイン要求の受付に応じて、前記予約データに含まれる、仮チェックイン状態を示す前記チェックイン状態データに対応付けられるすべての前記参加者の前記チェックイン状態データを、チェックイン済状態を示す前記チェックイン状態データに更新する、
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の予約管理システム。
【請求項8】
予約要求受付手段が、複数の参加者が参加するイベントの予約要求を受け付けるステップと、
予約データ生成手段が、前記予約要求の受付に応じて、前記複数の参加者のそれぞれに対応付けられるチェックイン状態データを含む予約データを生成するステップと、
位置データ取得手段が、前記参加者が使用する端末の位置を示す位置データを取得するステップと、
仮チェックイン処理実行手段が、前記位置データが示す位置と、前記イベントの開催地に関する位置と、に基づいて、前記予約データに含まれる当該参加者の前記チェックイン状態データを、仮チェックイン状態を示す前記チェックイン状態データに更新するステップと、
チェックイン処理実行手段が、前記複数の参加者のうちのいずれかから受け付けるチェックイン要求に応じて、前記予約データに含まれる、仮チェックイン状態を示す前記チェックイン状態データに対応付けられる他の前記参加者の前記チェックイン状態データを、チェックイン済状態を示す前記チェックイン状態データに更新するステップと、
を含むことを特徴とする予約管理方法。
【請求項9】
複数の参加者が参加するイベントの予約要求を受け付ける手順、
前記予約要求の受付に応じて、前記複数の参加者のそれぞれに対応付けられるチェックイン状態データを含む予約データを生成する手順、
前記参加者が使用する端末の位置を示す位置データを取得する手順、
前記位置データが示す位置と、前記イベントの開催地に関する位置と、に基づいて、前記予約データに含まれる当該参加者の前記チェックイン状態データを、仮チェックイン状態を示す前記チェックイン状態データに更新する手順、
前記複数の参加者のうちのいずれかから受け付けるチェックイン要求に応じて、前記予約データに含まれる、仮チェックイン状態を示す前記チェックイン状態データに対応付けられる他の前記参加者の前記チェックイン状態データを、チェックイン済状態を示す前記チェックイン状態データに更新する手順、
をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、予約管理システム、予約管理方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、チェックイン・チェックアウト業務のトータルな省力化を可能にするゴルフ場省力化システムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2001-000612号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のシステムでは、すべてのプレイヤがゴルフ場の受付にてチェックインを行う必要がある。しかし、チェックインは概ね朝の限られた時間帯に行われるため、受付での待ち時間が発生することがある。
【0005】
なお、ゴルフだけでなく他のイベントにおいても同様に、チェックインでの待ち時間が発生することがある。
【0006】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的の1つは、チェックインでの待ち時間を低減できる予約管理システム、予約管理方法及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る予約管理システムは、複数の参加者が参加するイベントの予約要求を受け付ける予約要求受付手段と、前記予約要求の受付に応じて、前記複数の参加者のそれぞれに対応付けられるチェックイン状態データを含む予約データを生成する予約データ生成手段と、前記参加者が使用する端末の位置を示す位置データを取得する位置データ取得手段と、前記位置データが示す位置と、前記イベントの開催地に関する位置と、に基づいて、前記予約データに含まれる当該参加者の前記チェックイン状態データを、仮チェックイン状態を示す前記チェックイン状態データに更新する仮チェックイン処理実行手段と、前記複数の参加者のうちのいずれかから受け付けるチェックイン要求に応じて、前記予約データに含まれる、仮チェックイン状態を示す前記チェックイン状態データに対応付けられる他の前記参加者の前記チェックイン状態データを、チェックイン済状態を示す前記チェックイン状態データに更新するチェックイン処理実行手段と、を含む。
【0008】
本発明の一態様では、前記位置データ取得手段は、前記端末に対する所定の操作に応じて送信される前記位置データを取得する。
【0009】
また、本発明の一態様では、前記仮チェックイン処理実行手段は、前記位置データが前記開催地に関する位置から所定距離以下である位置を示す場合に、前記予約データに含まれる当該参加者の前記チェックイン状態データを、仮チェックイン状態を示す前記チェックイン状態データに更新する。
【0010】
また、本発明の一態様では、前記予約要求受付手段は、前記イベントの開催日時が関連付けられた前記予約要求を受け付け、前記予約データ生成手段は、前記予約要求の受付に応じて、前記予約要求に関連付けられている開催日時を示す日時データをさらに含む前記予約データを生成し、前記位置データ取得手段は、前記位置の測位日時に関連付けられた前記位置データを取得し、前記仮チェックイン処理実行手段は、前記日時データが示す開催日時に応じた測位日時に関連付けられた前記位置データが示す位置と、前記イベントの開催地に関する位置と、に基づいて、前記予約データに含まれる当該参加者の前記チェックイン状態データを、仮チェックイン状態を示す前記チェックイン状態データに更新する。
【0011】
また、本発明の一態様では、前記予約要求受付手段は、前記参加者の氏名が関連付けられた前記予約要求を受け付け、前記予約データ生成手段は、前記参加者の氏名を示す氏名データをさらに含む前記予約データを生成し、前記位置データ取得手段は、前記端末を使用する前記参加者の氏名に関連付けられた前記位置データを取得し、前記仮チェックイン処理実行手段は、前記位置データに関連付けられている氏名に基づいて特定される前記参加者の前記チェックイン状態データを、仮チェックイン状態を示す前記チェックイン状態データに更新する。
【0012】
また、本発明の一態様では、前記位置データ取得手段は、互いに異なる複数の端末のそれぞれについての、当該端末の位置を示す前記位置データを取得し、前記仮チェックイン処理実行手段は、互いに異なる複数の前記端末の位置と、前記イベントの開催地に関する位置と、に基づいて、当該複数の端末にそれぞれ対応付けられる複数の前記チェックイン状態データのすべてを、仮チェックイン状態を示す前記チェックイン状態データに更新する。
【0013】
また、本発明の一態様では、前記チェックイン処理実行手段は、前記チェックイン要求の受付に応じて、前記予約データに含まれる、仮チェックイン状態を示す前記チェックイン状態データに対応付けられるすべての前記参加者の前記チェックイン状態データを、チェックイン済状態を示す前記チェックイン状態データに更新する。
【0014】
また、本発明に係る予約管理方法は、予約要求受付手段が、複数の参加者が参加するイベントの予約要求を受け付けるステップと、予約データ生成手段が、前記予約要求の受付に応じて、前記複数の参加者のそれぞれに対応付けられるチェックイン状態データを含む予約データを生成するステップと、位置データ取得手段が、前記参加者が使用する端末の位置を示す位置データを取得するステップと、仮チェックイン処理実行手段が、前記位置データが示す位置と、前記イベントの開催地に関する位置と、に基づいて、前記予約データに含まれる当該参加者の前記チェックイン状態データを、仮チェックイン状態を示す前記チェックイン状態データに更新するステップと、チェックイン処理実行手段が、前記複数の参加者のうちのいずれかから受け付けるチェックイン要求に応じて、前記予約データに含まれる、仮チェックイン状態を示す前記チェックイン状態データに対応付けられる他の前記参加者の前記チェックイン状態データを、チェックイン済状態を示す前記チェックイン状態データに更新するステップと、を含む。
【0015】
また、本発明に係るプログラムは、複数の参加者が参加するイベントの予約要求を受け付ける手順、前記予約要求の受付に応じて、前記複数の参加者のそれぞれに対応付けられるチェックイン状態データを含む予約データを生成する手順、前記参加者が使用する端末の位置を示す位置データを取得する手順、前記位置データが示す位置と、前記イベントの開催地に関する位置と、に基づいて、前記予約データに含まれる当該参加者の前記チェックイン状態データを、仮チェックイン状態を示す前記チェックイン状態データに更新する手順、前記複数の参加者のうちのいずれかから受け付けるチェックイン要求に応じて、前記予約データに含まれる、仮チェックイン状態を示す前記チェックイン状態データに対応付けられる他の前記参加者の前記チェックイン状態データを、チェックイン済状態を示す前記チェックイン状態データに更新する手順、をコンピュータに実行させる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】本発明の一実施形態に係るコンピュータネットワークの全体構成の一例を示す図である。
図2A】本発明の一実施形態に係る予約管理サーバの構成の一例を示す図である。
図2B】本発明の一実施形態に係るゴルフ場サーバの構成の一例を示す図である。
図2C】本発明の一実施形態に係るゴルフ場端末の構成の一例を示す図である。
図2D】本発明の一実施形態に係るユーザ端末の構成の一例を示す図である。
図3】アカウントデータの一例を示す図である。
図4】アカウントデータの一例を示す図である。
図5】ゴルフ場データの一例を示す図である。
図6】予約画面の一例を示す図である。
図7】同伴者登録画面の一例を示す図である。
図8】予約データの一例を示す図である。
図9】同伴者新規登録画面の一例を示す図である。
図10】アカウントデータの一例を示す図である。
図11】仮チェックイン画面の一例を示す図である。
図12A】仮チェックイン要求データの一例を示す図である。
図12B】仮チェックイン要求データの一例を示す図である。
図12C】仮チェックイン要求データの一例を示す図である。
図13】予約データの一例を示す図である。
図14】アカウントデータの一例を示す図である。
図15】仮チェックイン成功画面の一例を示す図である。
図16】バーコード表示画面の一例を示す図である。
図17】予約データの一例を示す図である。
図18】チェックイン成功画面の一例を示す図である。
図19】本発明の一実施形態に係る予約管理サーバの機能の一例を示す機能ブロック図である。
図20】本発明の一実施形態に係る予約管理サーバで行われる処理の流れの一例を示すフロー図である。
図21】仮チェックイン承認画面の一例を示す図である。
図22】本発明の一実施形態に係る予約管理サーバで行われる処理の流れの一例を示すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の一実施形態について図面に基づき詳細に説明する。
【0018】
図1は、本発明の一実施形態に係るコンピュータネットワークの全体構成の一例を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係るインターネット等のコンピュータネットワーク16には、予約管理サーバ10、ゴルフ場システム12、ユーザ端末14、が接続されている。
【0019】
そのため予約管理サーバ10、ゴルフ場システム12、及び、ユーザ端末14は、コンピュータネットワーク16を介して互いに通信可能となっている。なお、図1には、予約管理サーバ10が1台示されているが、予約管理サーバ10は複数台あってもよい。
【0020】
本実施形態に係る予約管理サーバ10は、例えば、サーバコンピュータである。図2Aに示すように、予約管理サーバ10は、プロセッサ20、記憶部22、及び、通信部24を含む。
【0021】
プロセッサ20は、例えば、予約管理サーバ10にインストールされるプログラムに従って動作するマイクロプロセッサ等のプログラム制御デバイスである。記憶部22は、例えばROMやRAM等の記憶素子や、ソリッドステートドライブ(SSD)などである。記憶部22には、プロセッサ20によって実行されるプログラムなどが記憶される。通信部24は、例えば、有線通信又は無線通信用の通信インタフェースであり、コンピュータネットワーク16を介して、ゴルフ場システム12やユーザ端末14との間でデータを授受する。
【0022】
本実施形態に係るゴルフ場システム12は、ゴルフ場に設置されているコンピュータシステムであり、図1に示すように、ゴルフ場システム12は、例えば、ゴルフ場サーバ12aと、ゴルフ場端末12bと、を含む。
【0023】
ゴルフ場サーバ12aは、例えば、サーバコンピュータである。図2Bに示すように、ゴルフ場サーバ12aは、プロセッサ30、記憶部32、及び、通信部34を含む。
【0024】
プロセッサ30は、例えば、ゴルフ場サーバ12aにインストールされるプログラムに従って動作するマイクロプロセッサ等のプログラム制御デバイスである。記憶部32は、例えばROMやRAM等の記憶素子や、ソリッドステートドライブ(SSD)などである。記憶部32には、プロセッサ30によって実行されるプログラムなどが記憶される。通信部34は、例えば、有線通信又は無線通信用の通信インタフェースであり、コンピュータネットワーク16を介して、予約管理サーバ10やゴルフ場端末12bやユーザ端末14との間でデータを授受する。
【0025】
ゴルフ場端末12bは、例えば、パーソナルコンピュータやタブレット端末などのコンピュータである。図2Cに示すように、ゴルフ場端末12bは、プロセッサ40、記憶部41、通信部42、操作部43、表示部44、及び、センサ部45を含む。
【0026】
プロセッサ40は、例えば、ゴルフ場端末12bにインストールされるプログラムに従って動作するマイクロプロセッサ等のプログラム制御デバイスである。記憶部41は、例えばROMやRAM等の記憶素子や、ソリッドステートドライブ(SSD)などである。記憶部41には、プロセッサ40によって実行されるプログラムなどが記憶される。通信部42は、例えば、有線通信又は無線通信用の通信インタフェースであり、コンピュータネットワーク16を介して、ゴルフ場サーバ12aとの間でデータを授受する。
【0027】
操作部43は、入力デバイスであり、例えば、タッチパネルやマウス等のポインティングデバイスやキーボード等を含む。操作部43は、操作内容をプロセッサ40に伝達する。表示部44は、例えば、液晶表示部又は有機EL表示部等である。センサ部45は、例えば、デジタルカメラやバーコードリーダなどのセンシングデバイスである。なお、本実施形態では、センサ部45がゴルフ場端末12bに含まれる場合を説明するが、センサ部45は、ゴルフ場端末12bの外部にあってもよい。
【0028】
本実施形態に係るユーザ端末14は、例えば、携帯電話機(スマートフォンを含む)や携帯情報端末(タブレット型コンピュータを含む)などの、携帯可能なコンピュータである。図2Dに示すように、ユーザ端末14は、プロセッサ50、記憶部52、通信部54、タッチパネル56、及び、センサ部58を含む。
【0029】
プロセッサ50は、例えば、ユーザ端末14にインストールされるプログラムに従って動作するマイクロプロセッサ等のプログラム制御デバイスである。記憶部52は、例えばROMやRAM等の記憶素子や、ソリッドステートドライブ(SSD)などである。記憶部52には、プロセッサ50によって実行されるプログラムなどが記憶される。通信部54は、例えば、有線通信又は無線通信用の通信インタフェースであり、コンピュータネットワーク16を介して、予約管理サーバ10との間でデータを授受する。
【0030】
タッチパネル56は、例えば、プロセッサ50から入力される指示に従って情報を表示出力したり、ユーザが行った操作の内容をプロセッサ50に出力したりする。
【0031】
センサ部58は、例えば、GPSモジュール、加速度センサ、モーションセンサ、デジタルカメラなどのセンシングデバイスである。なお、本実施形態では、センサ部58がユーザ端末14に含まれる場合を説明するが、センサ部58は、ユーザ端末14の外部にあってもよい。
【0032】
なお、記憶部22、32、52に記憶されるものとして説明するプログラム及びデータは、ネットワークを介して他のコンピュータから供給されるようにしてもよい。また、予約管理サーバ10、ゴルフ場システム12、及び、ユーザ端末14のハードウェア構成は、上記の例に限られず、種々のハードウェアを適用可能である。例えば、予約管理サーバ10やゴルフ場システム12やユーザ端末14に、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体を読み取る読取部(例えば、光ディスクドライブやメモリカードスロット)が含まれていてもよい。また、例えば、予約管理サーバ10やゴルフ場システム12やユーザ端末14に、外部機器とデータの入出力をするための入出力部(例えば、USBポート)が含まれていてもよい。例えば、情報記憶媒体に記憶されたプログラムやデータが読取部や入出力部を介して予約管理サーバ10やゴルフ場システム12やユーザ端末14に供給されるようにしてもよい。
【0033】
本実施形態に係る予約管理サーバ10は、複数のゴルフ場についての、ゴルフプレイ(例えば、ゴルフにおけるラウンド)の予約を管理するサービスなどといった、複数の参加者が参加するイベントの予約を管理するサービスを提供する。
【0034】
また、本実施形態に係る予約管理サーバ10では、例えば、ゴルフプレイが予約された複数のプレイヤのそれぞれなどといった、イベントが予約された複数の参加者のそれぞれについて、チェックインが済んでいるか否かについても管理される。そして、ゴルフプレイが行われるゴルフ場では、当該ゴルフ場に設置されているゴルフ場システム12を介して、当該ゴルフ場の従業員が、各プレイヤについてチェックインが済んでいるか否かを確認できるようになっている。
【0035】
本実施形態に係るゴルフ場システム12は、予約管理サーバ10と連携して、当該ゴルフ場システム12が設置されているゴルフ場における、ゴルフプレイの予約に関する情報などといった、当該ゴルフ場において必要な各種の情報を管理する。
【0036】
以下、一例として、ユーザA、ユーザB、ユーザC、及び、ユーザDの4名のユーザがプレイヤとして登録される、PPPカントリークラブでのゴルフプレイを予約する場面について説明する。ここでは例えば、ユーザAが代表者となって予約を行い、ユーザB、ユーザC、及び、ユーザDの3名のユーザが同伴者として登録されることとする。なお、ユーザA、ユーザB、ユーザC、及び、ユーザDの氏名は、それぞれ、「AAA」、「BBB」、「CCC」、「DDD」であることとする。
【0037】
図3、及び、図4は、本実施形態に係る予約管理サーバ10に登録されているアカウントデータの一例を示す図である。本実施形態に係るアカウントデータは、予約管理サーバ10を利用するユーザが、当該ユーザが使用するユーザ端末14に対して所定の会員登録操作を行うことにより生成されるデータである。本実施形態では、予約管理サーバ10にアカウントデータが登録されているユーザが、ゴルフプレイの予約を行えるようになっている。なお、本実施形態に係るアカウントデータは、予約管理サーバ10が提供するサービスだけでなく、オンラインショッピング等の様々なサービスでも共通で用いられる。
【0038】
図3、及び、図4に示すように、本実施形態に係るアカウントデータには、会員ID、氏名データ、住所データ、電話番号データ、メールアドレスデータが含まれる。
【0039】
アカウントデータは予約管理サーバ10を利用するユーザに対応付けられるデータである。アカウントデータに含まれる会員IDは、例えば、当該ユーザの識別情報である。アカウントデータに含まれる氏名データは、例えば、当該ユーザの氏名を示すデータである。アカウントデータに含まれる住所データは、例えば、当該ユーザの住所を示すデータである。アカウントデータに含まれる電話番号データは、例えば、当該ユーザの電話番号を示すデータである。アカウントデータに含まれるメールアドレスデータは、例えば、当該ユーザのメールアドレスを示すデータである。
【0040】
図3には、ユーザAのアカウントデータが示されており、図4には、ユーザBのアカウントデータが示されている。なお、ユーザAによりゴルフプレイの予約が行われる時点では、ユーザA及びユーザBのアカウントデータは、予約管理サーバ10に登録されているが、ユーザC及びユーザDのアカウントデータは、予約管理サーバ10に登録されていないこととする。
【0041】
また、図3に示すように、本実施形態に係るアカウントデータに少なくとも1つの同伴者データが含まれていてもよい。同伴者データには、当該ユーザの同伴者となりうるユーザとして登録された人物の氏名を示す同伴者氏名データが含まれる。また、当該人物のアカウントデータが特定可能な場合は、当該人物のアカウントデータにおける会員IDが、当該人物の氏名を示す同伴者氏名データを含む同伴者データの同伴者IDとして設定される。
【0042】
図3には、ユーザBの氏名を示す値「BBB」が同伴者氏名データに設定され、ユーザBの会員IDである値「01002」が同伴者IDとして設定された同伴者データが示されている。
【0043】
また、図3には、この他に、ユーザC、及び、ユーザDを含む4人の人物についての同伴者データが示されている。これらの人物の同伴者データには、同伴者IDの値が設定されていない。
【0044】
図5は、本実施形態に係る予約管理サーバ10に記憶されているゴルフ場データの一例を示す図である。ゴルフ場データには、本実施形態に係る予約管理サーバ10で予約可能なゴルフ場に関する情報が示されている。本実施形態に係るゴルフ場データには、例えば、ゴルフ場ID、名称データ、位置データ、住所データ、電話番号データ、メールアドレスデータが含まれる。
【0045】
ゴルフ場データは、予約管理サーバ10で予約可能なゴルフ場に対応付けられるデータである。当該ゴルフ場データに含まれるゴルフ場IDは、例えば、当該ゴルフ場の識別情報である。当該ゴルフ場データに含まれる名称データは、例えば、当該ゴルフ場の名称を示すデータである。当該ゴルフ場データに含まれる位置データは、例えば、当該ゴルフ場の位置を示すデータである。なお、図5では、緯度及び経度によってゴルフ場の位置が示されているが、ゴルフ場の位置の表現方法は緯度及び経度には限定されない。当該ゴルフ場データに含まれる住所データは、例えば、当該ゴルフ場の住所を示すデータである。当該ゴルフ場データに含まれる電話番号データは、例えば、当該ゴルフ場の電話番号を示すデータである。当該ゴルフ場データに含まれるメールアドレスデータは、例えば、当該ゴルフ場のメールアドレスを示すデータである。
【0046】
図6は、本実施形態に係るユーザAが使用するユーザ端末14のタッチパネル56に表示される予約画面の一例を示す図である。本実施形態では例えば、ユーザAが、ユーザ端末14に対して所定の操作を行うことで、図6に示されているような、PPPカントリークラブについての予約画面をタッチパネル56に表示させることができるようになっている。
【0047】
図6に示す予約画面において、ユーザAが、予約の対象となるゴルフプレイのプレイ日時及びプレイ人数を設定する操作を行った上で、予約ボタン60をタップすると、図7に示す同伴者登録画面がタッチパネル56に表示される。
【0048】
同伴者登録画面には、ゴルフプレイの予約を行っているユーザAの氏名とともに、ユーザAのアカウントデータに含まれる同伴者氏名データの値が一覧表示される。なお、図7に示すように、同伴者登録画面では、同伴者のメールアドレスを入力できるようになっている。
【0049】
そして、ユーザAは、一緒にゴルフプレイを行う同伴者の氏名を選択した上で、同伴者登録ボタン62をタップすると、図8に示されている予約データが生成される。
【0050】
図8に示すように、予約データには、例えば、予約ID、代表者ID、ゴルフ場ID、プレイ日時データ、プレイ人数データ、プレイヤデータが含まれている。予約データは、1回の予約に対応付けられるデータである。予約IDは、例えば、当該予約の識別情報である。代表者IDには、例えば、当該予約を行った代表者であるユーザのアカウントデータにおける会員IDが設定される。ゴルフ場IDには、例えば、当該予約がされたゴルフ場のゴルフ場データにおけるゴルフ場IDが設定される。プレイ日時データは、例えば、予約画面で設定されたプレイ日時を示すデータである。プレイ人数データは、例えば、予約画面で設定されたプレイ人数を示すデータである。
【0051】
プレイヤデータは、例えば、予約を行った代表者であるプレイヤ、又は、当該代表者の同伴者であるプレイヤに対応付けられるデータである。図8には、予約においてプレイヤとして登録されるユーザA、ユーザB、ユーザC、及び、ユーザDにそれぞれ対応付けられる4つのプレイヤデータが示されている。
【0052】
図8に示すように、プレイヤデータには、氏名データ、会員ID、メールアドレスデータ、チェックイン状態データが含まれる。
【0053】
プレイヤデータに含まれる氏名データは、当該プレイヤの氏名を示すデータである。
【0054】
プレイヤデータに含まれる会員IDには、当該プレイヤとして登録されるユーザのアカウントデータにおける会員IDが設定される。ここでは図3に示すようにユーザAのアカウントデータにユーザBの同伴者IDが含まれているので、ユーザAとユーザBについては、当該ユーザのプレイヤデータの会員IDの値が設定される。
【0055】
プレイヤデータに含まれるメールアドレスデータは、当該プレイヤのメールアドレスを示すデータである。ここで例えば、プレイヤデータに含まれるメールアドレスデータの値に、同伴者登録画面に入力された当該プレイヤのメールアドレスが設定されてもよいし、当該プレイヤのアカウントデータに含まれるメールアドレスデータの値が設定されてもよい。
【0056】
プレイヤデータに含まれるチェックイン状態データは、当該ゴルフプレイにおける当該プレイヤのチェックイン状態を示すデータである。本実施形態に係るチェックイン状態は、例えば、未チェックイン状態、仮チェックイン状態、又は、チェックイン済状態のいずれかである。
【0057】
図8に示すように、チェックイン状態データには、例えば、仮チェックインフラグと、チェックインフラグとが含まれる。本実施形態では例えば、未チェックイン状態であるプレイヤについては、仮チェックインフラグ、チェックインフラグのいずれにも値0が設定される。仮チェックイン状態であるプレイヤについては、仮チェックインフラグに値1が設定され、チェックインフラグに値0が設定される。チェックイン済状態であるプレイヤについては、チェックインフラグに値1が設定される。
【0058】
本実施形態では、ゴルフプレイの予約がされた直後、すなわち、予約データが生成された直後においては、すべてのプレイヤについて、チェックイン状態は未チェックイン状態となる。すなわち、図8に示すように、仮チェックインフラグ、チェックインフラグのいずれにも値0が設定される。
【0059】
なお、本実施形態において、予約データの生成に応じて、プレイヤデータに含まれるメールアドレスデータが示すメールアドレスに宛てて、予約が完了した旨が示された電子メールが予約管理サーバ10から送信されてもよい。また、予約された日の所定日前(例えば、3日前や1日前)になったら、当該メールアドレスに宛てて、リマインドメールが予約管理サーバ10から送信されてもよい。
【0060】
また、予約データの生成に応じて、予約されたゴルフ場のゴルフ場データに含まれるメールアドレスデータが示すメールアドレスに宛てて、ゴルフプレイの予約がされた旨が示された電子メールが予約管理サーバ10から送信されてもよい。予約管理サーバ10に送信される当該電子メールには、例えば、代表者及び同伴者の氏名、プレイ日時、プレイ人数、代表者のメールアドレス、などが示されていてもよい。なお、予約の際に予約管理サーバ10に送信される電子メールには、同伴者の住所や電話番号などといった同伴者の個人情報は含まれていない。
【0061】
また、図7に示す同伴者登録画面において新規登録ボタン64をタップすると、図9に示す同伴者新規登録画面がタッチパネル56に表示される。そして、ユーザAは、同伴者新規登録画面に新規の同伴者の氏名を入力して、登録ボタン66をタップすることで、新規の同伴者が登録される。この場合、例えば、登録された氏名が同伴者氏名データの値に設定された新たな同伴者データがユーザAのアカウントデータに追加される。
【0062】
本実施形態では、図8に示す予約データが生成された後に、ユーザCが所定のアカウント登録操作を行うことで、図10に示す、ユーザCのアカウントデータが予約管理サーバ10に登録されたこととする。
【0063】
そして本実施形態では、例えばゴルフプレイの当日に、アカウントデータが登録されているユーザについては、仮チェックインを行うことができるようになっている。
【0064】
図11は、アカウントデータが登録されているユーザが所定の操作を行うことで当該ユーザが使用するユーザ端末14のタッチパネル56に表示される仮チェックイン画面の一例を示す図である。ここでは例えば、ユーザA、ユーザB、ユーザCの3名のユーザについて、当該ユーザが使用するユーザ端末14のタッチパネル56に図11に示す仮チェックイン画面が表示されることとする。
【0065】
そして、ユーザA、ユーザB、ユーザCが、例えば、ゴルフ場から所定距離以下であるある実空間内の一点に各自のユーザ端末14を向けた状態で仮チェックインボタン68をタップする、などといった所定の操作(以下、仮チェックイン操作と呼ぶ)を行う。すると、ユーザ端末14は、図12A図12Cに例示されている仮チェックイン要求データを予約管理サーバ10に送信する。
【0066】
図12Aは、ユーザAが使用するユーザ端末14から送信される仮チェックイン要求データの一例を示す図である。図12Bは、ユーザBが使用するユーザ端末14から送信される仮チェックイン要求データの一例を示す図である。図12Cは、ユーザCが使用するユーザ端末14から送信される仮チェックイン要求データの一例を示す図である。
【0067】
図12A図12Cに示すように、本実施形態に係る仮チェックイン要求データには、例えば、会員ID、氏名データ、位置データ、タイムスタンプデータが含まれる。
【0068】
仮チェックイン要求データに含まれる会員IDの値には、当該ユーザのアカウントデータにおける会員IDの値が設定される。仮チェックイン要求データに含まれる氏名データの値には、当該ユーザのアカウントデータにおける氏名データの値が設定される。
【0069】
仮チェックイン要求データに含まれる位置データの値には、当該ユーザが使用するユーザ端末14の位置を示す値が設定される。本実施形態では、ユーザ端末14は、GPS、基地局の情報、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)などを活用した一般的な位置情報サービスにアクセスすることで、ユーザ端末14の現在位置を測位できるようになっている。そして、このようにして測位された位置を示す値が仮チェックイン要求データに含まれる位置データの値として設定される。
【0070】
仮チェックイン要求データに含まれるタイムスタンプデータの値には、当該位置データが示す位置の測位日時を示す値が設定される。
【0071】
そして、本実施形態に係る予約管理サーバ10は、ユーザ端末14から送信される仮チェックイン要求データが所定の仮チェックイン条件を満足するか否かを判定する。
【0072】
ここでは例えば、位置及び日時に関する所定の条件を満足する複数の仮チェックイン要求データが特定される。例えば、位置データに示されている位置の間の距離が所定距離以下(例えば、5m以下)であり、タイムスタンプデータに示されている測位日時の差が所定時間以下(例えば、10秒以下)である複数の仮チェックイン要求データが特定される。なお、当該所定の条件は、上述のものには限定されない。例えば、位置に関する他の条件の他の例としては、同じ基地局を経由してアクセスされている、などの条件が挙げられる。
【0073】
このようにして、例えば、ユーザA、ユーザB、及び、ユーザCの仮チェックイン要求データが上述の所定の条件を満足する複数の仮チェックイン要求データとして特定されたとする。以下、このようにして特定される複数の仮チェックイン要求データにそれぞれ対応付けられる複数のユーザを含むグループをユーザグループと呼ぶこととする。
【0074】
そして、例えば、ユーザグループに対応付けられる複数の仮チェックイン要求データにそれぞれ対応付けられるプレイヤデータが特定される。ここでは例えば、設定されている会員IDの値と氏名データの値との組合せが、仮チェックイン要求データに含まれる会員IDの値と氏名データの値との組合せと一致するプレイヤデータが特定される。
【0075】
そして本実施形態では、例えば、以上の方法でプレイヤデータが特定されないユーザについては、設定されている氏名データの値が、仮チェックイン要求データに含まれる氏名データの値と一致するプレイヤデータが特定される。
【0076】
そして例えば、ユーザグループに含まれる複数のユーザについて特定されたプレイヤデータを含む予約データが特定される。このようにして、ユーザAのプレイヤデータ、ユーザBのプレイヤデータ、及び、ユーザCのプレイヤデータを含む、図8に示されている予約データが特定される。
【0077】
なお、本実施形態に係る仮チェックイン要求データに、会員IDが含まれていなくても構わない。そしてこの場合に、設定されている氏名データの値が、仮チェックイン要求データに含まれる氏名データの値と一致するプレイヤデータを含む予約データが特定されるようにしてもよい。
【0078】
そして、特定された予約データに含まれるゴルフ場IDに対応付けられるゴルフ場データが特定される。そして、特定されたゴルフ場データに含まれる位置データが示す位置と、送信された仮チェックイン要求データに含まれる位置データが示す位置と、の間の距離が特定される。また、送信された仮チェックイン要求データに含まれるタイムスタンプデータが示す日時から特定された予約データに含まれるプレイ日時データが示す日時までの時間が特定される。
【0079】
そして、特定された距離が所定距離以下であり、特定された時間が所定時間以下である場合は、仮チェックイン条件を満足すると判定される。
【0080】
そして、ユーザグループに対応付けられる複数の仮チェックイン要求データのすべてについて、仮チェックイン条件を満足すると判定された場合は、ユーザグループに含まれる複数のユーザについて、チェックイン状態が仮チェックイン状態に更新される。ここでは例えば、図13に示すように、仮チェックインフラグの値が1に更新される。図13には、ユーザA、ユーザB、及び、ユーザCのすべてについて、仮チェックイン条件を満足すると判定された例が示されている。
【0081】
また、ここで、仮チェックインフラグの値が1に更新されたプレイヤデータについて、会員IDの値が設定されていないものについては、当該プレイヤデータの会員IDの値として、仮チェックイン要求データに含まれる会員IDの値が設定される。ここでは例えば、ユーザCのプレイヤデータに含まれる会員IDの値として、ユーザCが使用するユーザ端末14から送信された仮チェックイン要求データに含まれる会員IDの値である「01003」が設定される。
【0082】
また、この場合、図14に示すように、当該予約データの代表者IDに対応付けられるアカウントデータの同伴者データの同伴者IDも併せて設定される。ここでは例えば、図14に示すように、値が「CCC」である同伴者氏名データに対応付けられる同伴者IDの値に、ユーザCの会員IDの値である「01003」が設定される。
【0083】
そして、予約管理サーバ10は、仮チェックイン条件を満足すると判定された場合は、当該ユーザグループに含まれるユーザのユーザ端末14に、仮チェックイン成功通知を送信する。ユーザ端末14は、仮チェックイン成功通知の受信に応じて、図15に示す仮チェックイン成功画面をタッチパネル56に表示させる。
【0084】
本実施形態に係る仮チェックイン操作は、ゴルフ場の敷地内やフロントで行われる必要はない。例えば、複数のプレイヤが一緒に乗る送迎クラブバスの車中や、それぞれのプレイヤが運転する車の待ち合わせ場所となっているパーキングエリアなどといった様々な場所で、仮チェックイン操作を行うことが可能である。
【0085】
図16は、ゴルフ場でのチェックインで用いられるバーコード表示画面の一例を示す図である。本実施形態では例えば、アカウントデータが登録されているユーザが所定の操作を行うことで当該ユーザが使用するユーザ端末14のタッチパネル56にバーコード表示画面が表示される。当該バーコード表示画面に示されているバーコードは、例えば、当該ユーザの会員IDに対応付けられるものとなっている。
【0086】
そして本実施形態では、ユーザは、ゴルフプレイを行うゴルフ場に到着すると、所定のチェックイン操作を行う。チェックイン操作とは、例えば、バーコード表示画面に示されているバーコードを、当該ゴルフ場に設置されているゴルフ場端末12bのセンサ部45に読み取らせる操作を指す。なお、チェックイン操作はこの操作には限定されない。
【0087】
すると、例えば、ゴルフ場端末12bは、読み取ったバーコードに対応付けられる会員IDを含むチェックイン要求データを、ゴルフ場サーバ12aに送信する。そして、ゴルフ場サーバ12aは、当該チェックイン要求データを、予約管理サーバ10に送信する。すると、予約管理サーバ10が、当該会員IDの値がプレイヤデータに含まれる会員IDの値として設定されている予約データを特定する。例えば、ユーザAがチェックイン操作を行ったとすると、ユーザAの会員IDの値がプレイヤデータの会員IDの値に設定されている、図13に示す予約データが特定される。なお、バーコードに対応付けられる会員IDの特定(デコード)は、ゴルフ場サーバ12aで行われてもよいしゴルフ場端末12bで行われてもよい。例えば、センサ部45が読み取ったバーコードの画像をゴルフ場端末12bがゴルフ場サーバ12aに送信し、ゴルフ場サーバ12aが当該バーコードに対応付けられる会員IDを特定してもよい。
【0088】
そして、当該予約データにおいて、チェックイン状態が仮チェックイン状態であるプレイヤに対応するプレイヤデータが特定される。ここでは例えば、ユーザA、ユーザB、ユーザCに対応するプレイヤデータが特定される。そして、図17に示すように、特定されたこれらのプレイヤデータのチェックインフラグの値が1に更新される。このことによって、ユーザA、ユーザB、及び、ユーザCは、チェックイン済状態となる。
【0089】
そして、予約管理サーバ10は、ユーザA、ユーザB、ユーザCのアカウントデータに基づいて、これらのユーザの氏名、住所、電話番号、メールアドレス等の個人情報を示す個人情報データを生成する。そして、予約管理サーバ10は、特定された予約データ、及び、生成された個人情報データを含むチェックイン成功通知をチェックイン操作が行われたゴルフ場システム12のゴルフ場サーバ12aに送信する。そして、ゴルフ場サーバ12aは、受信したチェックイン成功通知に含まれる個人情報データを記憶部32に記憶させる。このタイミングで、ゴルフ場サーバ12aは、予約の際には取得できていなかった個人情報を取得できることとなる。
【0090】
そして、ゴルフ場サーバ12aは、予約情報の照合、チェックインが成功した旨の通知、所定の受付処理、などといった、ゴルフプレイの管理のために必要な、チェックインの際に実行されるべき各種の処理を実行する。例えば、ゴルフ場サーバ12aは、図18に例示するチェックイン成功画面を生成して、ゴルフ場端末12bに送信する。すると、ゴルフ場端末12bは、ゴルフ場サーバ12aから送信されたチェックイン成功画面を表示部44に表示させる。このようにして、本実施形態では、ユーザB、及び、ユーザCは、ゴルフ場での受付でのチェックイン手続を行うことなく、ゴルフ場へのチェックインを行うことができる。
【0091】
なお、本実施形態では、チェックイン操作は、代表者であるユーザAによって行われる必要はなく、例えば、ユーザBあるいはユーザCにより同様のチェックイン操作が行われても、ユーザA、ユーザB、及び、ユーザCは、チェックイン済状態となる。
【0092】
上述のようにしてチェックイン操作が成功した際には、ゴルフ場の従業員が、チェックインされた人数分のロッカーキーを、チェックイン操作を行ったユーザに手渡ししてもよい。
【0093】
その後、例えば、ユーザDがゴルフ場の受付で通常のチェックイン手続を行うと、ゴルフ場の従業員が所定の操作をゴルフ場システム12に対して行うことで、ユーザDについてもチェックイン済状態となる。すなわち、ユーザDに対応するプレイヤデータのチェックインフラグの値が1に更新される。なお、この場合、ユーザDに対応するプレイヤデータの仮チェックインフラグの値は1に更新されてもよいし、されなくてもよい。そして、ゴルフ場の従業員が、チェックイン手続を行ったユーザDにロッカーキーを手渡ししてもよい。
【0094】
このように、本実施形態では例えば、アカウントデータが登録されていないプレイヤは、ゴルフ場の受付での通常のチェックイン手続を行うことでチェックインできるようになっている。
【0095】
なお、以上の説明では、ユーザA、ユーザB、及び、ユーザCの3名が仮チェックイン状態となっている場合に、ユーザAがチェックイン操作を行うことで、ユーザA、ユーザB、ユーザCがチェックイン済状態となった。ここで、例えば、仮チェックイン状態となっているユーザが3名でなく、1名、2名、あるいは、4名全員であっても構わない。
【0096】
例えば、ユーザAのみが仮チェックイン状態となっている場合に、ユーザAがチェックイン操作を行うことで、ユーザAがチェックイン済状態となっても構わない。また、ユーザA、及び、ユーザBが仮チェックイン状態となっている場合に、ユーザAがチェックイン操作を行うことで、ユーザA、及び、ユーザBがチェックイン済状態となっても構わない。また、ユーザDについてもアカウントデータが登録されており、ユーザA、ユーザB、ユーザC、及び、ユーザDが仮チェックイン状態となっている場合に、ユーザAがチェックイン操作を行うことで、ユーザA、ユーザB、ユーザC、及び、ユーザDがチェックイン済状態となっても構わない。
【0097】
また、チェックイン操作を行うユーザについては、仮チェックイン状態であってもよいし、未チェックイン状態であってもよい。そして、チェックイン操作を行うユーザが仮チェックイン状態ではなく未チェックイン状態であっても、当該ユーザについては、チェックイン操作によってチェックイン済状態となるようにしてもよい。例えば、ユーザAが未チェックイン状態であり、ユーザBが仮チェックイン状態であるとする。この場合、ユーザAがチェックイン操作を行うことで、ユーザA、及び、ユーザBがチェックイン済状態となっても構わない。この場合、チェックイン操作を行ったユーザに対応するプレイヤデータの仮チェックインフラグの値は1に更新されてもよいし、されなくてもよい。
【0098】
また、仮チェックイン状態でないユーザがチェックイン操作を行っても、当該ユーザについてはチェックイン済状態とはならないようにしてもよい。すなわち、チェックイン済状態となるためには事前に仮チェックイン状態となっていることが要求されるようにしてもよい。
【0099】
その後、ゴルフプレイが行われた後に、各ユーザは、当該ユーザが使用するユーザ端末14を介して、スコアを示すデータを予約管理サーバ10に登録できるようになっている。そして、各ユーザは、当該ユーザが使用するユーザ端末14を介して、当該ユーザだけではなく、当該ユーザと同じ組のプレイヤである他のユーザによって入力されたスコアをタッチパネル56に表示させることができるようになっている。
【0100】
一般的にはすべてのプレイヤがゴルフ場の受付にてチェックインを行う必要がある。しかし、チェックインは概ね朝の限られた時間帯に行われるため、受付での待ち時間が発生することがある。
【0101】
本実施形態では、以上で説明したように、あるユーザがチェックイン操作を行うことで、当該ユーザと同じ組のプレイヤとして予約されている、チェックイン状態が仮チェックインである他のユーザについてのチェックインが行われる。この場合、当該他のユーザはチェックイン操作やチェックイン手続を行う必要がない。このようにして本実施形態によれば、チェックインでの待ち時間を低減できることとなる。
【0102】
以下、本実施形態に係る予約管理サーバ10の機能、及び、予約管理サーバ10で実行される処理についてさらに説明する。
【0103】
図19は、本実施形態に係る予約管理サーバ10で実装される機能の一例を示す機能ブロック図である。なお、本実施形態に係る予約管理サーバ10で、図19に示す機能のすべてが実装される必要はなく、また、図19に示す機能以外の機能が実装されていても構わない。
【0104】
図19に示すように、本実施形態に係る予約管理サーバ10には、機能的には例えば、アカウントデータ記憶部70、予約データ記憶部72、ゴルフ場データ記憶部74、アカウント管理部76、予約管理部78、仮チェックイン要求データ受付部80、仮チェックイン処理実行部82、チェックイン要求データ受付部84、チェックイン処理実行部86が、含まれる。
【0105】
アカウントデータ記憶部70、予約データ記憶部72、ゴルフ場データ記憶部74は、記憶部22を主として実装される。アカウント管理部76、予約管理部78、仮チェックイン処理実行部82、チェックイン処理実行部86は、プロセッサ20及び通信部24を主として実装される。仮チェックイン要求データ受付部80、チェックイン要求データ受付部84は、通信部24を主として実装される。
【0106】
以上の機能は、コンピュータである予約管理サーバ10にインストールされた、以上の機能に対応する指令を含むプログラムをプロセッサ20で実行することにより実装されてもよい。また、このプログラムは、例えば、光ディスク、磁気ディスク、磁気テープ、光磁気ディスク等のコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体を介して、あるいは、インターネットなどを介して予約管理サーバ10に供給されてもよい。
【0107】
アカウントデータ記憶部70は、本実施形態では例えば、上述のアカウントデータを記憶する。
【0108】
予約データ記憶部72は、本実施形態では例えば、上述の予約データを記憶する。
【0109】
ゴルフ場データ記憶部74は、本実施形態では例えば、上述のゴルフ場データを記憶する。
【0110】
アカウント管理部76は、本実施形態では例えば、ユーザのユーザ端末14に対する会員登録操作に応じて、当該ユーザ端末14から送信される会員登録要求を受信する。そして、アカウント管理部76は、当該会員登録要求の受信に応じて、アカウントデータを生成する。そして、アカウント管理部76は、本実施形態では例えば、生成されたアカウントデータをアカウントデータ記憶部70に記憶させる。
【0111】
予約管理部78は、本実施形態では例えば、複数の参加者が参加するイベントの予約要求を受け付ける。ここで上述のように、予約管理部78が、複数のプレイヤが参加するゴルフプレイの予約要求を受け付けてもよい。
【0112】
また、予約管理部78は、本実施形態では例えば、予約要求の受付に応じて、複数の参加者のそれぞれに対応付けられるチェックイン状態データを含む予約データを生成する。ここで、予約管理部78は、ユーザ端末14から受け付ける要求に応じて予約データを生成してもよい。そして、予約管理部78は、生成された予約データを予約データ記憶部72に記憶させてもよい。
【0113】
仮チェックイン要求データ受付部80は、本実施形態では例えば、参加者が使用するユーザ端末14の位置を示す位置データを取得する。例えば、仮チェックイン要求データ受付部80は、参加者が使用するユーザ端末14の位置を示す位置データを含む上述の仮チェックイン要求データを受け付ける。
【0114】
ここで、仮チェックイン要求データ受付部80は、ユーザ端末14に対する所定の仮チェックイン操作に応じて送信される位置データを取得してもよい。
【0115】
仮チェックイン処理実行部82は、本実施形態では例えば、取得される位置データが示す位置と、予約要求を受け付けるイベントの開催地に関する位置と、を特定する。そして、仮チェックイン処理実行部82は、本実施形態では例えば、特定されるこれら2つの位置に基づいて、予約データに含まれる当該参加者のチェックイン状態データを、仮チェックイン状態を示すチェックイン状態データに更新する。ここでは例えば、チェックイン状態データに含まれる仮チェックインフラグの値が0から1に更新される。
【0116】
また例えば、仮チェックイン処理実行部82が、取得される位置データが開催地に関する位置から所定距離以下である位置を示すか否かを確認してもよい。そして、仮チェックイン処理実行部82が、当該位置データが開催地に関する位置から所定距離以下である位置を示す場合に、予約データに含まれる当該参加者のチェックイン状態データを、仮チェックイン状態を示すチェックイン状態データに更新してもよい。このようにすれば、イベントの開催地に到着する蓋然性が高い参加者について仮チェックイン状態にすることが可能となる。
【0117】
例えば、ある参加者についての位置データが示す位置が、ゴルフプレイが行われるゴルフ場から所定距離以下(例えば、30km以下)である場合に、当該参加者のチェックイン状態データが、仮チェックイン状態を示すチェックイン状態データに更新されてもよい。
【0118】
ここで、予約要求を受けるイベントの開催地に関する位置の一例としては、上述の例における、ゴルフ場データに含まれる位置データが示すゴルフ場の位置が挙げられる。
【0119】
なお、開催地に関する位置は、開催地自体の位置には限定されない。例えば、移動するクラブバスに含まれるセンサを用いて、当該クラブバスの位置が逐次測位されてもよい。そして、測位されるクラブバスの位置が、参加者が使用するユーザ端末14の位置と比較される位置として用いられるようにしてもよい。
【0120】
例えば、ある参加者についての位置データが示す位置が、クラブバスから所定距離以下(例えば、5m以下)である場合に、当該参加者のチェックイン状態データが、仮チェックイン状態を示すチェックイン状態データに更新されてもよい。
【0121】
このように、開催地に関する位置は、ゴルフ場の位置のような固定された位置には限定されず、時間経過に従って移動する位置であってもよい。
【0122】
チェックイン要求データ受付部84は、本実施形態では例えば、複数の参加者のうちのいずれかからチェックイン要求を受け付ける。ここで、チェックイン要求データ受付部84は、予約要求を受け付けるイベントの開催地でチェックイン要求を受け付けてもよい。例えば、チェックイン要求データ受付部84は、会員IDを含むチェックイン要求データをゴルフ場システム12から受け付けてもよい。
【0123】
チェックイン処理実行部86は、本実施形態では例えば、受け付けるチェックイン要求に応じて、予約データに含まれる、仮チェックイン状態を示すチェックイン状態データに対応付けられる参加者のチェックイン状態データを特定する。ここで、チェックイン要求を受け付けた参加者とは異なる他の参加者のチェックイン状態データが特定されてもよい。チェックイン処理実行部86は、例えば、受け付けるチェックイン要求データに含まれる会員IDの値がプレイヤデータに含まれる会員IDの値として設定されている予約データを特定してもよい。そして、チェックイン処理実行部86は、特定された予約データに含まれる、仮チェックインフラグの値が1であるチェックイン状態データを特定してもよい。
【0124】
そして、チェックイン処理実行部86は、本実施形態では例えば、特定されるチェックイン状態データを、チェックイン済状態を示すチェックイン状態データに更新する。ここでは例えば、仮チェックインフラグの値が1であるチェックイン状態データについて、チェックインフラグの値が0から1に更新される。
【0125】
ここで上述のように、チェックイン処理実行部86が、チェックイン要求の受付に応じて、予約データに含まれる、仮チェックイン状態を示すチェックイン状態データに対応付けられるすべての参加者のチェックイン状態データを特定してもよい。そして、チェックイン処理実行部86が、特定されるすべてのチェックイン状態データを、チェックイン済状態を示すチェックイン状態データに更新してもよい。
【0126】
なお、本実施形態において、上述のように、ユーザ端末14の位置の測位日時とイベントの開催日時(上述の例ではプレイ日時)を考慮した仮チェックイン処理が行われるようにしてもよい。
【0127】
例えば、予約管理部78が、イベントの開催日時が関連付けられた予約要求を受け付けてもよい。そして、予約管理部78が、当該予約要求の受付に応じて、当該予約要求に関連付けられている開催日時を示す日時データをさらに含む予約データを生成してもよい。例えば、図8に例示されている、プレイ日時データを含む予約データが生成されてもよい。
【0128】
そして、仮チェックイン要求データ受付部80が、ユーザ端末14の位置の測位日時に関連付けられた位置データを取得してもよい。例えば、図12A図12Cに示すような、位置データとタイムスタンプデータを含む仮チェックイン要求データが取得されてもよい。
【0129】
そして、仮チェックイン処理実行部82が、上述の日時データが示す開催日時に応じた測位日時に関連付けられた位置データが示す位置と、イベントの開催地に関する位置と、に基づいて、予約データに含まれる当該参加者のチェックイン状態データを、仮チェックイン状態を示すチェックイン状態データに更新してもよい。
【0130】
例えば、上述のように、仮チェックイン要求データに含まれる位置データが示す位置と開催地に関する位置との間の距離が所定距離以下(例えば、30km以下)であるとする。そして、さらに、当該仮チェックイン要求データに含まれるタイムスタンプデータが示す日時から特定された開催日時までの時間が所定時間以下(例えば、2時間以下)であるとする。この場合に、当該仮チェックイン要求データに含まれる会員IDと氏名データとの組合せを含むプレイヤデータの仮チェックインフラグの値が1に更新されてもよい。
【0131】
ここで、開催地に関する位置は、上述のように、ゴルフ場の位置のような固定された位置には限定されず、時間経過に従って移動する位置であってもよい。
【0132】
また、本実施形態において、上述のように、氏名をキーにした予約データの特定が行われてもよい。
【0133】
例えば、予約管理部78が、参加者の氏名が関連付けられた予約要求を受け付けてもよい。そして、予約管理部78が、例えば図8に示すような、予約要求に関連付けられた参加者の氏名を示す氏名データをさらに含む予約データを生成してもよい。
【0134】
そして、仮チェックイン要求データ受付部80が、ユーザ端末14を使用する参加者の氏名に関連付けられた位置データを取得してもよい。例えば、仮チェックイン要求データ受付部80が、参加者の氏名を示す氏名データを含む上述の仮チェックイン要求データを取得してもよい。
【0135】
そして、仮チェックイン処理実行部82が、取得される位置データに関連付けられている氏名に基づいて当該参加者の予約データを特定してもよい。例えば、含まれる氏名データが示す氏名が仮チェックイン要求データに含まれる氏名データが示す氏名と一致するプレイヤデータを含む予約データが特定されてもよい。
【0136】
そして、仮チェックイン処理実行部82が、このようにして特定される当該参加者のチェックイン状態データを、仮チェックイン状態を示すチェックイン状態データに更新してもよい。
【0137】
このようにすれば、予約時点では会員IDが不明である、あるいは、登録されていないプレイヤであっても、仮チェックイン状態にすることが可能となる。
【0138】
また、本実施形態において、複数の参加者による仮チェックイン操作によって、当該複数の参加者について仮チェックイン状態となるようにしてもよい。
【0139】
例えば、仮チェックイン要求データ受付部80が、互いに異なる複数のユーザ端末14のそれぞれについての、当該ユーザ端末14の位置を示す位置データを取得してもよい。そして、仮チェックイン処理実行部82が、互いに異なる複数のユーザ端末14の位置と、イベントの開催地に関する位置と、に基づいて、当該複数のユーザ端末14にそれぞれ対応付けられる複数のチェックイン状態データのすべてを、仮チェックイン状態を示すチェックイン状態データに更新してもよい。
【0140】
例えば、仮チェックイン処理実行部82が、上述のようにして、位置及び日時に関する所定の条件を満足する複数の仮チェックイン要求データに対応付けられるユーザグループを特定してもよい。そして、仮チェックイン処理実行部82が、ユーザグループに対応付けられる複数の仮チェックイン要求データのそれぞれについて、仮チェックイン条件を満足するか否かを判定してもよい。そして、仮チェックイン処理実行部82は、複数の仮チェックイン要求データのすべてが仮チェックイン条件を満足すると判定される場合に、これら複数の仮チェックイン要求データにそれぞれ対応付けられる複数のチェックイン状態データのすべてを、仮チェックイン状態を示すチェックイン状態データに更新してもよい。
【0141】
この場合は、複数のユーザについて仮チェックイン条件を満足しないと、これら複数のユーザについて仮チェックイン状態とはならない。このようにして厳格な条件による仮チェックインが行えるようにしてもよい。
【0142】
ここで、本実施形態に係る予約管理サーバ10で行われる仮チェックイン処理の流れの一例を、図20に例示するフロー図を参照しながら説明する。
【0143】
まず、仮チェックイン要求データ受付部80が、上述の仮チェックイン要求データをユーザ端末14から受信する(S101)。
【0144】
そして、仮チェックイン処理実行部82が、S101に示す処理で受信した仮チェックイン要求データに対応付けられるユーザを含むユーザグループを特定する(S102)。S102に示す処理では、例えば、位置及び日時に関する所定の条件を満足する複数の仮チェックイン要求データに対応付けられるユーザグループが特定される。
【0145】
例えば、S101に示す処理で受信した仮チェックイン要求データに含まれる位置データに示されている位置が基準位置として特定されてもよい。また、S101に示す処理で受信した仮チェックイン要求データに含まれるタイムスタンプデータに示されている日時が基準日時として特定されてもよい。
【0146】
そして、受信済である仮チェックイン要求データのうちから、位置データに示されている位置と基準位置との間の距離が所定距離以下(例えば、5m以下)であり、タイムスタンプデータに示されている測位日時が所定時間以下(例えば、10秒以下)である1又は複数の仮チェックイン要求データが特定されてもよい。そして、このようにして特定された1又は複数の仮チェックイン要求データ、及び、S101に示す処理で受信した仮チェックイン要求データに対応付けられるユーザグループが特定されてもよい。
【0147】
そして、仮チェックイン処理実行部82が、S102に示す処理で特定されたユーザグループに対応付けられる複数の仮チェックイン要求データにそれぞれ対応付けられる複数のプレイヤデータを特定する(S103)。ここで例えば、上述のように、設定されている会員IDの値と氏名データの値との組合せが、仮チェックイン要求データに含まれる会員IDの値と氏名データの値との組合せと一致するプレイヤデータが特定されてもよい。あるいは、設定されている氏名データの値が、仮チェックイン要求データに含まれる氏名データの値と一致するプレイヤデータが特定されてもよい。
【0148】
そして、仮チェックイン処理実行部82が、S103に示す処理で特定された複数のプレイヤデータを含む予約データを特定する(S104)。
【0149】
そして、仮チェックイン処理実行部82は、S104に示す処理で予約データの特定に成功したか否かを確認する(S105)。
【0150】
予約データの特定に成功したことが確認された場合は(S105:Y)、仮チェックイン処理実行部82は、S102に示す処理で特定されたユーザグループに対応付けられる複数の仮チェックイン要求データのすべてが仮チェックイン条件を満足するか否かを確認する(S106)。
【0151】
ここで例えば、(1)特定された予約データに対応付けられるゴルフ場データに含まれる位置データが示す位置と、当該仮チェックイン要求データに含まれる位置データが示す位置、との間の距離が所定距離以下(例えば、30km以下)である、との条件を満足するか否かが確認されてもよい。また、(2)当該仮チェックイン要求データに含まれるタイムスタンプデータが示す日時から、特定された予約データに含まれるプレイ日時データが示す日時までの時間が所定時間以下(例えば、2時間以下)である、との条件を満足するか否かが確認されてもよい。
【0152】
そして、(1)(2)の両方の条件を満足することが確認された場合に、当該仮チェックイン要求データが仮チェックイン条件を満足すると判定されてもよい。一方で、(1)(2)のいずれかの条件を満足しないことが確認された場合に、当該仮チェックイン要求データが仮チェックイン条件を満足しないと判定されてもよい。
【0153】
S102に示す処理で特定されたユーザグループに対応付けられる複数の仮チェックイン要求データのすべてについて、仮チェックイン条件を満足することが確認されたとする(S106:Y)。この場合は、仮チェックイン処理実行部82は、S103に示す処理で特定された複数のプレイヤデータについて、当該プレイヤデータに含まれる仮チェックインフラグの値が1となるようチェックイン状態データを更新する(S107)。このとき、当該プレイヤについて仮チェックイン状態となったことの通知がS104に示す処理で特定された予約データに対応付けられるゴルフ場のゴルフ場システム12に送信されてもよい。
【0154】
そして、仮チェックイン処理実行部82は、S102に示す処理で特定されたユーザグループに含まれる複数のユーザがそれぞれ使用する複数のユーザ端末14に、仮チェックイン成功通知を送信して(S108)、本処理例に示す処理は終了される。この仮チェックイン成功通知を受信したユーザ端末14は、図15に例示されている仮チェックイン成功画面をタッチパネル56に表示させる。
【0155】
S105に示す処理で、予約データの特定に失敗したことが確認されたとする(S105:N)。あるいは、S106に示す処理で、S102に示す処理で特定されたユーザグループに対応付けられる複数の仮チェックイン要求データのいずれかについて仮チェックイン条件を満足しないことが確認されたとする(S106:N)。これらのいずれかの場合は、仮チェックイン処理実行部82は、S102に示す処理で特定されたユーザグループに含まれる複数のユーザがそれぞれ使用する複数のユーザ端末14に、仮チェックイン失敗通知を送信して(S109)、本処理例に示す処理は終了される。この仮チェックイン失敗通知を受信したユーザ端末14は、仮チェックインが失敗したことを表す画面をタッチパネル56に表示させる。
【0156】
本実施形態において、代表者等のユーザが、他のユーザについての仮チェックインを承認するか否かを制御することができるようになっていてもよい。
【0157】
例えば、上述のS106に示す処理において、S102に示す処理で特定されたユーザグループに対応付けられる複数の仮チェックイン要求データのすべてについて、仮チェックイン条件を満足することが確認されたとする。この場合、例えば、仮チェックイン処理実行部82が、図21に例示されている仮チェックイン承認画面を生成して、代表者であるユーザのユーザ端末14に当該仮チェックイン承認画面を送信してもよい。図21に例示されている仮チェックイン承認画面には、ユーザグループに含まれる複数のユーザの氏名がチェックボックスに関連付けて配置されている。
【0158】
そして、代表者であるユーザのユーザ端末14は、受信した仮チェックイン承認画面をタッチパネル56に表示させてもよい。
【0159】
そして、代表者であるユーザが、仮チェックインを承認するユーザのチェックボックスを選択する操作を行った上で承認ボタン90をタップすると、ユーザ端末14は、選択されたユーザの氏名を示す承認ユーザデータを予約管理サーバ10に送信してもよい。そして、予約管理サーバ10の仮チェックイン処理実行部82は、受信した承認ユーザデータが示す氏名に対応付けられるユーザのプレイヤデータに含まれる仮チェックインフラグの値が1となるようチェックイン状態データを更新してもよい。
【0160】
また、本実施形態に係る予約管理サーバ10が、代表者等のユーザからの要求に応じて、当該ユーザによって指定されたユーザのチェックイン状態を仮チェックイン状態から未チェックイン状態に戻せるようになっていてもよい。例えば、代表者等のユーザからの要求に応じて、当該ユーザによって指定されたユーザのプレイヤデータに含まれる仮チェックインフラグの値が0となるようチェックイン状態データが更新されてもよい。
【0161】
また、本実施形態において、ユーザグループの特定が行われることなく、各プレイヤが個々に仮チェックインできるようにしてもよい。
【0162】
例えば、上述のS102に示す処理が実行されることなく、S103に示す処理において、S101に示す処理で受信された仮チェックイン要求データに対応するプレイヤデータが特定されてもよい。そして、当該プレイヤデータを含む予約データが特定されてもよい。そして、S101に示す処理で受信された仮チェックイン要求データが仮チェックイン条件を満足するか否かが確認されてもよい。そして、S101に示す処理で受信された仮チェックイン要求データが仮チェックイン条件を満足することが確認された場合は、S103に示す処理で特定されたプレイヤデータに含まれる仮チェックインフラグの値が1となるようチェックイン状態データが更新されてもよい。
【0163】
次に、本実施形態に係る予約管理サーバ10、及び、ゴルフ場システム12で行われるチェックイン処理の流れの一例を、図22に例示するフロー図を参照しながら説明する。
【0164】
まず、ユーザがチェックイン操作を行うと、ゴルフ場端末12bが、当該ユーザの会員IDを含むチェックイン要求データを、ゴルフ場サーバ12aに送信する。すると、ゴルフ場サーバ12aは、当該チェックイン要求データを受信する(S201)。
【0165】
そして、ゴルフ場サーバ12aは、S201に示す処理で受信したチェックイン要求データを、予約管理サーバ10に送信する。すると、チェックイン要求データ受付部84が、当該チェックイン要求データを受信する(S202)。
【0166】
そして、チェックイン処理実行部86は、S202に示す処理で受信されたチェックイン要求データに含まれる会員IDを含むプレイヤデータを特定する(S203)。
【0167】
そして、チェックイン処理実行部86は、S202に示す処理で受信されたチェックイン要求データに含まれる会員IDを含むプレイヤデータが含まれる予約データを特定する(S204)。
【0168】
そして、チェックイン処理実行部86は、S204に示す処理で特定された予約データに含まれるチェックイン状態データのうちから、仮チェックインフラグの値が1であるものを特定する(S205)。ここで複数のチェックイン状態データが特定されてもよい。
【0169】
そして、チェックイン処理実行部86は、含まれるチェックインフラグの値が1となるよう、S205に示す処理で特定された1又は複数のチェックイン状態データを更新する(S206)。
【0170】
そして、チェックイン処理実行部86は、S206に示す処理でチェックイン状態データが更新されたユーザのアカウントデータに基づいて、個人情報データを生成する(S207)。
【0171】
そして、チェックイン処理実行部86は、S204に示す処理で特定された予約データ、及び、S207に示す処理で生成された個人情報データを含むチェックイン成功通知を、S201に示す処理で受信されたチェックイン要求データの送信元であるゴルフ場サーバ12aに送信する。するとゴルフ場サーバ12aは、当該チェックイン成功通知を受信する(S208)。
【0172】
そして、ゴルフ場サーバ12aは、S206に示す処理で受信したチェックイン成功通知に含まれる個人情報データを記憶部32に記憶させる(S209)。
【0173】
そして、ゴルフ場サーバ12aは、図18に例示されているチェックイン成功画面を生成する(S210)。
【0174】
そして、ゴルフ場サーバ12aは、S208に示す処理で生成されたチェックイン成功画面をゴルフ場端末12bに送信する。そして、ゴルフ場端末12bは、当該チェックイン成功画面を受信する(S211)。
【0175】
そして、ゴルフ場端末12bは、受信したチェックイン成功画面を表示部44に表示させる(S212)。
【0176】
そして、ゴルフ場サーバ12aが、その他、ゴルフプレイの管理のために必要な、チェックインの際に実行されるべき各種の処理を実行して(S213)、本処理例に示す処理は終了される。
【0177】
上述の処理例において、例えば、ゴルフ場サーバ12aが、ゴルフ場端末12bから受信したチェックイン要求データに含まれる会員IDを特定してもよい。そして、ゴルフ場サーバ12aが、チェックイン要求データの代わりに、特定された会員IDに関連付けられた、個人情報データの送信要求を予約管理サーバ10に送信してもよい。
【0178】
そして、チェックイン処理実行部86は、当該送信要求に関連付けられた会員IDに基づいて、上述のS203~S205に示す処理と同様の処理を実行し、仮チェックインフラグの値が1である1又は複数のチェックイン状態データを特定してもよい。
【0179】
そして、チェックイン処理実行部86は、特定された1又は複数のチェックイン状態データのそれぞれに対応付けられるユーザについて、当該ユーザのアカウントデータに基づいて、個人情報データを生成してもよい。
【0180】
そして、チェックイン処理実行部86は、生成された個人情報データを、ゴルフ場サーバ12aに送信してもよい。
【0181】
そして、ゴルフ場サーバ12aは、受信した個人情報データを記憶部32に記憶させてもよい。
【0182】
そして、チェックイン処理実行部86は、含まれるチェックインフラグの値が1となるよう、特定された1又は複数のチェックイン状態データを更新してもよい。
【0183】
そして、上述のS210~S213に示す処理が実行されてもよい。
【0184】
このように、チェックイン状態データの更新が、個人情報データの送信よりも後に実行されてもよい。すなわち、個人情報データの送信をトリガとして、チェックイン状態データが更新されるようにしてもよい。
【0185】
また、上述の例において、個人情報データが生成された後に、チェックイン状態データが更新されてもよい。そして、チェックイン状態データが更新された後に、個人情報データが送信されてもよい。すなわち、個人情報データの生成をトリガとして、チェックイン状態データが更新されるようにしてもよい。
【0186】
以上で説明したように、図22に示すS206~S208に示す処理の実行順序は特に問わない。また、図22に示す他の処理についても実行順序は特に問わない。
【0187】
なお、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。
【0188】
例えば、複数のユーザが仮チェックイン操作を行う場合に、これら複数のユーザのうちのいずれかが使用するユーザ端末14から複数のユーザの仮チェックイン要求データが送信されるようにしてもよい。例えば、ユーザA、ユーザB、及び、ユーザCが仮チェックイン操作を行ったとする。この場合、コンピュータネットワーク16を介さない直接通信(例えば、近距離無線通信)によって、ユーザBの仮チェックイン要求データがユーザBのユーザ端末14からユーザAのユーザ端末14に送信されてもよい。また、コンピュータネットワーク16を介さない直接通信(例えば、近距離無線通信)によって、ユーザCの仮チェックイン要求データがユーザCのユーザ端末14からユーザAのユーザ端末14に送信されてもよい。そして、ユーザAの仮チェックイン要求データ、ユーザBの仮チェックイン要求データ、及び、ユーザCの仮チェックイン要求データが、ユーザAのユーザ端末14から予約管理サーバ10に送信されてもよい。
【0189】
また、アカウントデータが登録されていないユーザであっても、仮チェックイン操作が行えるようにしてもよい。この場合、会員IDの代わりに当該ユーザが使用するユーザ端末14のデバイスIDが用いられるようにしてもよい。そして、その後の当該ユーザ端末14を介したアカウントデータの登録に応じて、当該デバイスIDが当該アカウントデータに割り当てられた会員IDに置換されるようにしてもよい。
【0190】
また、会員IDの値が設定されていないプレイヤデータへの会員IDの値の設定や、アカウントデータの同伴者データへの同伴者IDの追加は、仮チェックイン処理のタイミングではなく、チェックイン処理のタイミングで実行されてもよい。
【0191】
また、ゴルフ場でのチェックインで用いられる画面に、バーコードの代わりに、会員IDに対応付けられるQRコード(登録商標)などの二次元コードが表示されてもよい。
【0192】
また、本実施形態は、1組のラウンドを予約する場面だけではなく、2組以上のラウンドを予約する場面にも適用可能である。
【0193】
また、予約管理サーバ10、ゴルフ場システム12、ユーザ端末14の役割分担は、以上で説明したものに限定されない。例えば、図19に示されている機能の一部又は全部がゴルフ場システム12又はユーザ端末14に実装されていてもよい。
【0194】
また、本実施形態に係るイベントは、ゴルフプレイには限定されない。例えば、ボーリング、ビリヤード、ダーツなどの各種の競技をプレイするイベントや、1人が代表者として複数の参加者が参加するお見合いパーティー、などにも本発明は適用可能である。
【0195】
また、上記の具体的な文字列や数値及び図面中の具体的な文字列や数値は例示であり、これらの文字列や数値には限定されない。
【符号の説明】
【0196】
10 予約管理サーバ、12 ゴルフ場システム、12a ゴルフ場サーバ、12b ゴルフ場端末、14 ユーザ端末、16 コンピュータネットワーク、20 プロセッサ、22 記憶部、24 通信部、30 プロセッサ、32 記憶部、34 通信部、40 プロセッサ、41 記憶部、42 通信部、43 操作部、44 表示部、45 センサ部、50 プロセッサ、52 記憶部、54 通信部、56 タッチパネル、58 センサ部、60 予約ボタン、62 同伴者登録ボタン、64 新規登録ボタン、66 登録ボタン、68 仮チェックインボタン、70 アカウントデータ記憶部、72 予約データ記憶部、74 ゴルフ場データ記憶部、76 アカウント管理部、78 予約管理部、80 仮チェックイン要求データ受付部、82 仮チェックイン処理実行部、84 チェックイン要求データ受付部、86 チェックイン処理実行部、90 承認ボタン。
【要約】
【課題】チェックインでの待ち時間を低減できる予約管理システム、予約管理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】
仮チェックイン要求データ受付部80は、参加者が使用する端末の位置を示す位置データを取得する。仮チェックイン処理実行部82は、位置データが示す位置と、イベントの開催地に関する位置と、に基づいて、予約データに含まれる当該参加者のチェックイン状態データを、仮チェックイン状態を示すチェックイン状態データに更新する。チェックイン処理実行部86は、開催地で複数の参加者のうちのいずれかから受け付けるチェックイン要求に応じて、予約データに含まれる、仮チェックイン状態を示すチェックイン状態データに対応付けられる他の参加者のチェックイン状態データを、チェックイン済状態を示す前記チェックイン状態データに更新する。
【選択図】図19
図1
図2A
図2B
図2C
図2D
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12A
図12B
図12C
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21
図22