IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ シン ボングンの特許一覧

<>
  • 特許-ヘルスケアシステム及びこの動作方法 図1
  • 特許-ヘルスケアシステム及びこの動作方法 図2A
  • 特許-ヘルスケアシステム及びこの動作方法 図2B
  • 特許-ヘルスケアシステム及びこの動作方法 図3
  • 特許-ヘルスケアシステム及びこの動作方法 図4A
  • 特許-ヘルスケアシステム及びこの動作方法 図4B
  • 特許-ヘルスケアシステム及びこの動作方法 図5
  • 特許-ヘルスケアシステム及びこの動作方法 図6
  • 特許-ヘルスケアシステム及びこの動作方法 図7
  • 特許-ヘルスケアシステム及びこの動作方法 図8
  • 特許-ヘルスケアシステム及びこの動作方法 図9
  • 特許-ヘルスケアシステム及びこの動作方法 図10
  • 特許-ヘルスケアシステム及びこの動作方法 図11
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-03-31
(45)【発行日】2022-04-08
(54)【発明の名称】ヘルスケアシステム及びこの動作方法
(51)【国際特許分類】
   G16H 40/20 20180101AFI20220401BHJP
【FI】
G16H40/20
【請求項の数】 12
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2020141369
(22)【出願日】2020-08-25
(65)【公開番号】P2021060975
(43)【公開日】2021-04-15
【審査請求日】2020-08-25
(31)【優先権主張番号】10-2019-0124288
(32)【優先日】2019-10-08
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】520324514
【氏名又は名称】シン ボングン
【氏名又は名称原語表記】SHIN,BONGGEUN
【住所又は居所原語表記】#1123-401, 155, Gwanggyohosugongwon-ro Yeongtong-gu, Suwon-si, Gyeonggi-do 16517 Republic of Korea
(74)【代理人】
【識別番号】100136098
【弁理士】
【氏名又は名称】北野 修平
(74)【代理人】
【識別番号】100137246
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 勝也
(74)【代理人】
【識別番号】100158861
【弁理士】
【氏名又は名称】南部 史
(72)【発明者】
【氏名】シン ボングン
【審査官】阿部 潤
(56)【参考文献】
【文献】特開2002-197197(JP,A)
【文献】特開2018-112941(JP,A)
【文献】特開2015-076066(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G16H 10/00 - 80/00
G06Q 10/00 - 99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
治療機関端末から患者のための第1治療情報を受信するステップと、
前記患者のユーザ端末から治療ブースリクエストを受信するステップと、
前記患者の周辺に位置する治療ブースに関する情報を前記ユーザ端末に送信し、前記ユーザ端末から前記患者によって選択された治療ブースに関する情報を含む治療予約リクエストを受信するステップと、
前記受信された治療予約リクエストに基づいて前記患者の治療を予約するステップと、
前記第1治療情報により前記患者に対する前記治療が前記選択された治療ブースで完了された場合、前記ユーザ端末から前記治療に対するフィードバック情報を受信するステップと、
前記受信されたフィードバック情報を治療機関端末に送信するステップと、
前記受信されたフィードバック情報を前記治療機関端末に送信した後、前記治療機関端末から前記患者のための第2治療情報を受信するステップと、
を含み、
前記第2治療情報は、前記治療情報と同一であるか異なる、ヘルスケアシステムの動作方法。
【請求項2】
前記治療が完了された場合、前記選択された治療ブースから治療完了情報を受信するステップと、
前記治療完了情報を受信した場合、前記ユーザ端末に前記治療に対するフィードバックリクエストを送信するステップと、
をさらに含む、請求項1に記載のヘルスケアシステムの動作方法。
【請求項3】
前記選択された治療ブースには人工知能ロボットが含まれ、
前記人工知能ロボットは、前記選択された治療ブースで前記第1治療情報により前記患者を治療する、請求項1に記載のヘルスケアシステムの動作方法。
【請求項4】
前記第1治療情報は、前記患者の痛み部位に関する情報、前記患者の治療部位に関する情報、及び治療方法情報を含む、請求項1に記載のヘルスケアシステムの動作方法。
【請求項5】
前記治療を予約した場合、予約情報を生成し、前記ユーザ端末に前記生成された予約情報を送信するステップをさらに含む、請求項1に記載のヘルスケアシステムの動作方法。
【請求項6】
前記治療を予約した場合、前記選択された治療ブースの識別情報、前記治療予約の日時情報、及び前記患者の識別情報に基づいて1回済みの訪問コード情報を生成するステップと、
前記選択された治療ブースの識別情報、前記治療予約の日時情報、及び前記患者の識別情報を互いにマッピングしてマッピングテーブルに記録し、前記生成された1回済みの訪問コード情報を前記ユーザ端末に送信するステップと、
前記選択された治療ブースから前記選択された治療ブースが前記ユーザ端末の訪問コードを読込んで取得された情報及び出入り認証リクエストを受信する場合、前記取得された情報が、前記マッピングテーブルにあるか否か、及び前記出入り認証リクエストの時点と前記予約の日時情報とマッチングされているか否かをチェックするステップと、
前記チェック結果に基づいて前記患者の出入りを認証するステップと、
をさらに含む、請求項1に記載のヘルスケアシステムの動作方法。
【請求項7】
ユーザ端末と、
治療機関端末から患者のための第1治療情報を受信し、前記患者のユーザ端末から治療ブースリクエストを受信し、前記患者の周辺に位置する治療ブースに関する情報を前記ユーザ端末に送信し、前記ユーザ端末から前記患者によって選択された治療ブースに関する情報を含む治療予約リクエストを受信し、前記受信された治療予約リクエストに基づいて前記患者の治療を予約し、前記選択された治療ブースで前記第1治療情報により前記患者に対する前記治療が完了された場合、前記ユーザ端末から前記治療に対するフィードバック情報を受信し、前記受信されたフィードバック情報を治療機関端末に送信し、前記受信されたフィードバック情報を前記治療機関端末に送信した後、前記治療機関端末から前記患者のための第2治療情報を受信するヘルスケアサーバと、
を含み、
前記第2治療情報は、前記第1治療情報と同一であるか異なる、ヘルスケアシステム。
【請求項8】
前記ヘルスケアサーバは、前記治療が完了された場合、前記選択された治療ブースから治療完了情報を受信し、前記治療完了情報を受信した場合、前記ユーザ端末に前記治療に対するフィードバックリクエストを送信する、請求項に記載のヘルスケアシステム。
【請求項9】
前記選択された治療ブースには人工知能ロボットが含まれ、
前記人工知能ロボットは、前記選択された治療ブースで前記第1治療情報により前記患者を治療する、請求項に記載のヘルスケアシステム。
【請求項10】
前記第1治療情報は、前記患者の痛み部位に関する情報、前記患者の治療部位に関する情報、及び治療方法情報を含む、請求項に記載のヘルスケアシステム。
【請求項11】
前記ヘルスケアサーバは、前記患者の治療を予約した場合、予約情報を生成して前記ユーザ端末に前記生成された予約情報を送信する、請求項に記載のヘルスケアシステム。
【請求項12】
前記ヘルスケアサーバは、前記患者の治療を予約した場合、前記選択された治療ブースの識別情報、前記治療予約の日時情報、及び前記患者の識別情報に基づいて1回済みの訪問コード情報を生成し、前記選択された治療ブースの識別情報、前記治療予約の日時情報、及び前記患者の識別情報を互いにマッピングしてマッピングテーブルに記録し、前記生成された1回済みの訪問コード情報を前記ユーザ端末に送信し、前記選択された治療ブースから前記選択された治療ブースが前記ユーザ端末の訪問コードを読込んで取得された情報及び出入り認証リクエストを受信する場合、前記取得された情報が前記マッピングテーブルにあるか否か、及び前記出入り認証リクエストの時点と前記予約の日時情報とマッチングされているか否かをチェックし、前記チェック結果に基づいて前記患者の出入りを認証する、請求項に記載のヘルスケアシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
以下の実施形態はヘルスケアシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
患者は、医師からの治療を受けるためには病院を訪問する。しかし、患者から遠距離にある病院であれば、患者は病院に訪問することが難い。そして、寿命が延び、高齢化社会に入りながらリハビリと痛みの治療関連の専門的に担当する者が足りない実態である。リハビリ及び痛みの治療に対する新しいアプローチが求められる状況である。
【0003】
関連する先行技術として、韓国公開特許第10-2013-0051911号(発明の名称:ヘルスケアサービス提供装置及び方法、出願人:三星電子株式会社)が挙げられる。公開特許公報には、少なくとも1つ以上のセンサからセンサデータを用いてヘルスデータを算出する過程、前記ヘルスデータを予め決定したヘルスサービスにより少なくとも1つ以上のアクチュエーターのうち、当該アクチュエーターに反映するためのアクチュエーター制御信号で加工する過程、及び前記当該アクチュエーターに前記アクチュエーター制御信号を伝達する過程を含むヘルスケアサービス提供方法が開示されている。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
一側面に係るヘルスケアシステムの動作方法は、患者のユーザ端末から治療ブースリクエストを受信するステップと、前記患者の周辺に位置する治療ブースに関する情報を前記ユーザ端末に送信し、前記ユーザ端末から前記患者によって選択された治療ブースに関する情報を含む治療予約リクエストを受信するステップと、前記受信された治療予約リクエストに基づいて前記患者の治療を予約するステップと、前記患者のための治療情報により前記患者に対する前記治療が前記選択された治療ブースで完了された場合、前記ユーザ端末から前記治療に対するフィードバック情報を受信するステップと、前記受信されたフィードバック情報を治療機関端末に送信するステップとを含む。
【0005】
前記動作方法は、前記治療が完了された場合、前記選択された治療ブースから治療完了情報を受信するステップと、前記治療完了情報を受信した場合、前記ユーザ端末に前記治療に対するフィードバックリクエストを送信するステップとをさらに含むことができる。
【0006】
前記動作方法は、前記受信されたフィードバック情報を前記治療機関端末に送信した後、前記治療機関端末から前記患者のための第2治療情報を受信するステップをさらに含むことができる。
【0007】
前記第2治療情報は、前記治療情報と同一であるか異なってもよい。
【0008】
前記選択された治療ブースには人工知能ロボットが含まれることができる。
【0009】
前記人工知能ロボットは、前記選択された治療ブースで前記受信された治療情報により前記患者を治療することができる。
【0010】
前記治療情報は、前記患者の痛み部位に関する情報、前記患者の治療部位に関する情報、及び治療方法情報を含むことができる。
【0011】
前記動作方法は、前記治療を予約した場合、予約情報を生成し、前記ユーザ端末に前記生成された予約情報を送信するステップをさらに含むことができる。
【0012】
前記動作方法は、前記治療を予約した場合、前記選択された治療ブースの識別情報、前記治療予約の日時情報、及び前記患者の識別情報に基づいて1回済みの訪問コード情報を生成するステップと、前記選択された治療ブースの識別情報、前記治療予約の日時情報、及び前記患者の識別情報を互いにマッピングしてマッピングテーブルに記録し、前記生成された1回済みの訪問コード情報を前記ユーザ端末に送信するステップと、前記選択された治療ブースから前記選択された治療ブースが前記ユーザ端末の訪問コードを読込んで取得された情報及び出入り認証リクエストを受信する場合、前記取得された情報が、前記マッピングテーブルにあるか否か、及び前記出入り認証リクエストの時点と前記予約の日時情報とマッチングされているか否かをチェックするステップと、前記チェック結果に基づいて前記患者の出入りを認証するステップとをさらに含むことができる。
【0013】
一側面に係るヘルスケアシステムは、ユーザ端末と、前記ユーザ端末から治療ブースリクエストを受信し、患者の周辺に位置する治療ブースに関する情報を前記ユーザ端末に送信し、前記ユーザ端末から前記患者によって選択された治療ブースに関する情報を含む治療予約リクエストを受信し、前記受信された治療予約リクエストに基づいて前記患者の治療を予約し、前記選択された治療ブースで前記患者のための治療情報により前記患者に対する前記治療が完了された場合、前記ユーザ端末から前記治療に対するフィードバック情報を受信し、前記受信されたフィードバック情報を治療機関端末に送信するヘルスケアサーバとを含む。
【0014】
前記ヘルスケアサーバは、前記治療が完了された場合、前記選択された治療ブースから治療完了情報を受信し、前記治療完了情報を受信した場合、前記ユーザ端末に前記治療に対するフィードバックリクエストを送信することができる。
【0015】
前記ヘルスケアサーバは、前記受信されたフィードバック情報を前記治療機関端末に送信した後、前記治療機関端末から前記患者のための第2治療情報を受信することができる。
【0016】
前記第2治療情報は、前記治療情報と同一であるか異なってもよい。
【0017】
前記選択された治療ブースには人工知能ロボットが含まれることができる。
【0018】
前記人工知能ロボットは、前記選択された治療ブースで前記受信された治療情報により前記患者を治療することができる。
【0019】
前記治療情報は、前記患者の痛み部位に関する情報、前記患者の治療部位に関する情報、及び治療方法情報を含むことができる。
【0020】
前記ヘルスケアサーバは、前記患者の治療を予約した場合、予約情報を生成して前記ユーザ端末に前記生成された予約情報を送信することができる。
【0021】
前記ヘルスケアサーバは、前記患者の治療を予約した場合、前記選択された治療ブースの識別情報、前記治療予約の日時情報、及び前記患者の識別情報に基づいて1回済みの訪問コード情報を生成し、前記選択された治療ブースの識別情報、前記治療予約の日時情報、及び前記患者の識別情報を互いにマッピングしてマッピングテーブルに記録し、前記生成された1回済みの訪問コード情報を前記ユーザ端末に送信し、前記選択された治療ブースから前記選択された治療ブースが前記ユーザ端末の訪問コードを読込んで取得された情報及び出入り認証リクエストを受信する場合、前記取得された情報が前記マッピングテーブルにあるか否か、及び前記出入り認証リクエストの時点と前記予約の日時情報とマッチングされているか否かをチェックし、前記チェック結果に基づいて前記患者の出入りを認証することができる。
【発明の効果】
【0022】
一実施形態によれば、ロボットが中度/硬度の痛み治療を行って、専門ステップ(例えば、医師)が重度以上の痛み及びリハビリ治療患者に集中して治療の質を高めることができる。
【0023】
また、一実施形態によれば、医療サービスの脆弱地域でも痛みの治療と管理が行われることができる。
【0024】
また、一実施形態によれば、ロボットが決定したプロトコルの通りに、治療又は施術を行うことで、より優れた結果を出すことができる。
【0025】
また、一実施形態によれば、医療スタッフは時間を節約し、かつ、反復施術による医療スタッフの筋骨格系の痛みとストレスを減少させることで、全般的な医療サービスの質が向上し得る。
【図面の簡単な説明】
【0026】
図1】一実施形態に係るヘルスケアシステムを説明するためのフローチャートである。
図2A】一実施形態に係るヘルスケアシステムを説明するためのフローチャートである。
図2B】一実施形態に係るヘルスケアシステムを説明するためのフローチャートである。
図3】一実施形態に係る治療ブースの出入り認証の一例を説明するための図である。
図4A】一実施形態に係る治療ブースの出入り認証の他の一例を説明するための図である。
図4B】一実施形態に係る治療ブースの出入り認証の他の一例を説明するための図である。
図5】一実施形態に係るヘルスケアシステムの動作方法を説明するためのフローチャートである。
図6】一実施形態に係るヘルスケアサーバを説明するためのブロック図である。
図7】一実施形態に係る治療ブースを説明するためのブロック図である。
図8】一実施形態に係る治療ブースを説明するためのブロック図である。
図9】一実施形態に係る治療ブースを説明するためのブロック図である。
図10】一実施形態に係る治療ブースを説明するためのブロック図である。
図11】一実施形態に係る治療ブースを説明するためのブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
以下、添付する図面を参照しながら実施形態を詳細に説明する。各図面に提示された同一の参照符号は同一の部材を示す。
【0028】
以下で説明する実施形態には様々な変更が加えられることができる。以下で説明する実施形態は、実施形態に対して限定しようとするものではなく、これらに対する全ての変更、均等物ないし代替物を含むものとして理解しなければならない。実施形態で用いた用語は、単に特定の実施形態を説明するために使用されたものであり、実施形態を限定しようとする意図はない。単数の表現は文脈上、明白に相違に意味しない限り、複数の表現を含む。本明細書で、「含む」又は「有する」などの用語は、明細書上に記載した特徴、数字、ステップ、動作、構成要素、部品、又はこれらを組み合わせたものが存在することを示すものであって、1つ又はそれ以上の異なる特徴や数字、ステップ、動作、構成要素、部品、又はこれらを組み合わせたものなどの存在又は付加の可能性を予め排除しないものとして理解しなければならない。
【0029】
異なる定義がされない限り、技術的であるか又は科学的な用語を含んで、ここで用いる全ての用語は、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者によって一般的に理解されるものと同じ意味を有する。一般的に用いられる予め定義された用語は、関連技術の文脈上で有する意味と一致する意味を有するものと解釈すべきであって、本明細書で明白に定義しない限り、理想的又は過度に形式的な意味として解釈されることはない。
【0030】
また、図面を参照して説明する際に、図面符号に拘わらず同じ構成要素は同じ参照符号を付与し、これに対する重複する説明は省略する。実施形態の説明において関連する公知技術に対する具体的な説明が本発明の要旨を不要
【0031】
図1図2Bは、一実施形態に係るヘルスケアシステムを説明するためのフローチャートである。
【0032】
図1を参照すると、一実施形態に係るヘルスケアシステム100は、治療機関端末110、ユーザ端末120、ヘルスケアサーバ130、治療ブース140を含む。
【0033】
図1には、1つの治療機関端末110、1つのユーザ端末120、1つの治療ブース140が図示されているが、ヘルスケアシステム100は、複数の治療機関端末、複数のユーザ端末、及び複数の治療ブースを含んでもよい。
【0034】
患者は、医師又は治療師(例えば、物理治療師)から遠隔診療(telemedicine)を介して診断されることができる。言い換えれば、医師又は物理治療師は、遠隔診療を介して患者を診断することができる。
【0035】
治療機関端末110は、医師又は治療師が使用している端末(例えば、固定端末又は移動端末)を示す。治療機関端末110は、医師又は物理治療師が患者を診断した結果、治療部位、及び治療方法を含む治療情報を生成し、ヘルスケアサーバ130に送信する。
【0036】
ユーザ端末120は、患者が使用している端末(例えば、固定端末又は移動端末)を示す。ユーザ端末120は、ヘルスケアシステム100のサービスのためのヘルスケアアプリケーションを格納する。
【0037】
患者は、ユーザ端末120(又は、ヘルスケアアプリケーション)を活用して周辺の1つ以上の治療ブースを検索し、治療ブース140を予約する。相違に表現すると、ユーザ端末120は、ヘルスケアサーバ130から患者周辺に位置している治療ブースに関する情報を受信し、ヘルスケアサーバ130に治療ブース予約をリクエストする。ヘルスケアサーバ130は、様々な治療ブースのうち治療ブース140を予約して予約情報を生成し、予約情報を治療ブース140に送信する。
【0038】
患者は、治療ブース140に訪問して認証手続(又は、訪問手続)を経てから治療ブース140で治療される。実施形態において、治療ブース140には、AI(Artificial Intelligence)ロボットがあってもよく、AIロボットは、ヘルスケアサーバ130から受信した治療情報により患者を治療することができる。
【0039】
治療ブース140は無人で運営されてもよいが、ここでは制限されず、有人で運営されてもよい。
【0040】
患者は、治療されたから治療に対するフィードバックをヘルスケアアプリケーションに記録することができる。相違に表現すると、ユーザ端末120は、治療に対するフィードバック情報をヘルスケアサーバ130に送信することができる。
【0041】
ヘルスケアサーバ130は、フィードバック情報を治療機関端末110に送信し、医師又は物理治療師は、フィードバック情報を確認して治療情報を保持又は変更する。
【0042】
以下、図2A及び図2Bを参照しながらヘルスケアシステム100の具体的動作の一例について説明する。
【0043】
図2Aには、ヘルスケアシステム100の動作の一例が示されている。
【0044】
図2Aを参照すると、治療機関端末110は、ヘルスケアサーバ130に治療情報を送信する(S210-1)。治療情報は、例えば、医師又は治療師が遠隔診療を介して患者を診断した結果、治療方法、患者の治療部位、患者の痛み部位、及び治療時に注意事項のうちの1つ以上を含んでもよい。
【0045】
ユーザ端末120は、ヘルスケアサーバ130に治療ブースリクエストを送信する(S210-2)。一例として、患者は、遠隔診療されてからヘルスケアアプリケーションを駆動し、ヘルスケアアプリケーション内の治療ブース項目を選択することができ、このような選択に基づいてユーザ端末120は、ヘルスケアサーバ130に治療ブースを検索(又は、周辺治療ブースに関する情報を提供)することをリクエストする。
【0046】
ヘルスケアサーバ130は、周辺治療ブースに関する情報をユーザ端末120に送信する(S210-3)。一例として、ヘルスケアサーバ130は、ユーザ端末120から治療ブースリクエストを受信すると、患者の周辺(例えば、半径10km以内)に位置している1つ以上の治療ブースを検索し、検索された1つ以上の治療ブースに関する情報(例えば、検索された1つ以上の治療ブースの予約可能な日時、位置、移動経路など)をユーザ端末120に送信する。ユーザ端末120は、検索された1つ以上の治療ブースに関する情報をディスプレイに表示する。
【0047】
ユーザ端末120は、検索された1つ以上の治療ブースのうち、患者が選択した治療ブース140に関する情報を含んでいる治療予約リクエストをヘルスケアサーバ130に送信する(S210-4)。一例として、患者は検索された1つ以上の治療ブースのうち、患者と最も近い治療ブース140を選択したことを示す選択情報をヘルスケアサーバ130に送信する。また、治療予約リクエストには、治療予約の日時情報が含まれてもよい。一例として、患者は、ユーザ端末120に現在の時点から一週間後の午後2時を治療予約の日時として入力すれば、ユーザ端末120は、治療予約の日時情報(即ち、現在の時点から一週間後の午後2時)をヘルスケアサーバ130に送信する。
【0048】
ヘルスケアサーバ130は、治療予約リクエストに基づいて患者の治療を予約する(S210-5)。一例として、治療予約リクエスト内の治療予約の場所が治療ブース140と設定されており、治療予約リクエスト内の治療予約の日時が現在の時点から一週間後の午後2時に設定されていれば、ヘルスケアサーバ130は、現在の時点から一週間後の午後2時に患者が治療ブース140にて治療されることを予約する。
【0049】
実施形態において、ヘルスケアサーバ130は、患者の治療を予約した場合、治療予約リクエストに対応する予約情報を生成し、生成された予約情報をユーザ端末120に送信する。患者は、正確に治療予約されているか否かを確認することができる。
【0050】
ヘルスケアサーバ130は、治療機関端末110から受信した治療情報を、予約された治療ブース140に送信する(S210-6)。また、ヘルスケアサーバ130は、治療予約リクエストに対応する予約情報を治療ブース140に送信する。
【0051】
患者は、予約された日時に治療ブース140へ訪問し、所定の認証手続(又は、訪問手続)を経てから治療ブース140に入場する。一例として、患者は、出入り認証(例えば、パスワード基盤の本人認証、生体情報基盤の本人認証)に成功すると、治療ブース140に入場することができる。又は、図3又は図4を参照して説明する、出入り認証を介して患者は治療ブース140に入場することができる。
【0052】
治療ブース140内のAIロボットは、ヘルスケアサーバ130から受信した治療情報により患者を治療する。一例として、治療ブース140内には痛みの治療レーザがあり、AIロボットは、患者の痛み部位(又は、治療部位)に痛みの治療レーザを用いて患者を治療することができる。
【0053】
治療が完了した後、患者は、治療ブース140で治療に対する決済を行うことができる。具現に応じて、決済は、ヘルスケアアプリケーションを介して実行されてもよい。
【0054】
治療の完了後に患者は、ヘルスケアアプリケーションに治療に対するフィードバックを記録する。一例として、患者は、治療によって痛みが減少したというフィードバック、痛みが消えずに保持されるというフィードバック、又は、他の部位に痛みが発生したというフィードバックなどをヘルスケアアプリケーションに記録する。ユーザ端末120は、治療に対するフィードバック情報をヘルスケアサーバ130に送信する(S210-7)。
【0055】
実施形態において、治療が完了した後、ヘルスケアサーバ130は、治療完了情報を治療ブース140から受信し、治療完了情報を受信した場合、ユーザ端末120に治療に対するフィードバックをリクエストする。
【0056】
ヘルスケアサーバ130は、治療に対するフィードバック情報を治療機関端末110に送信する(S210-8)。
【0057】
具現に応じて、ユーザ端末120は、治療に対するフィードバック情報を治療機関端末110に送信してもよい。
【0058】
医師又は治療師は、治療に対するフィードバック情報を確認し、治療方法を変更するかを決定する。ここで、医師又は治療師は、遠隔診療を介して患者から治療に対するフィードバックをより詳細に察することができ、患者に対する治療方法を変更するかを決定する。医師又は治療師は、治療機関端末110を介して治療情報を変更したり保持する。
【0059】
治療機関端末110は、患者のための治療情報をヘルスケアサーバ130に送信する(S210-9)。医師又は治療師が治療方法を変更しなければ、ステップS290における治療情報は、ステップS210における治療情報と同一であり、医師又は治療師が治療方法を変更すれば、ステップS290における治療情報はステップS210における治療情報とは異なる。具現に応じて、医師又は治療師がこれ以上治療される必要がないものと決定すると、治療機関端末110は、治療情報をヘルスケアサーバ130に送信しなくてもよい。
【0060】
ステップS210-9の後、ステップS210-2~ステップS210-8が実行される。
【0061】
図2Bにヘルスケアシステム100の動作の他の一例が示されている。
【0062】
治療機関端末110は、治療情報をユーザ端末に送信する(S220-1)。治療情報は、例えば、医師又は治療師が遠隔診療を介して患者を診断した結果、治療方法、患者の治療部位、患者の痛み部位、及び治療時に注意事項のうちの1つ以上を含んでもよい。
【0063】
ユーザ端末120は、ヘルスケアサーバ130を用いて治療ブースリクエストを送信する(S220-2)。ステップS220-2において、ステップS210-2に対する説明が適用され得るため、ステップS220-2に対する詳細な説明は省略する。
【0064】
ヘルスケアサーバ130は、周辺治療ブースに関する情報をユーザ端末120に送信する(S220-3)。ステップS220-3には、ステップS210-3に対する説明が適用され得るため、ステップS220-3に対する詳細な説明は省略する。
【0065】
ユーザ端末120は、検索された1つ以上の治療ブースのうち、患者が選択した治療ブース140に関する情報を含んでいる治療予約リクエストをヘルスケアサーバ130に送信する(S220-4)。ステップS220-4には、ステップS210-4に対する説明が適用され得るため、ステップS220-4に対する詳細な説明は省略する。
【0066】
ヘルスケアサーバ130は、治療予約リクエストに基づいて患者の治療を予約する(S220-5)。ステップS220-5には、ステップS210-5に対する説明が適用され得るため、ステップS220-5に対する詳細な説明は省略する。
【0067】
ヘルスケアサーバ130は、患者の治療を予約した場合、治療予約リクエストに対応する予約情報を生成し、生成された予約情報を治療機関端末110に送信する。
【0068】
治療機関端末110は、ヘルスケアサーバ130から予約情報を受信すると、治療情報を治療ブース140に送信する(S220-6)。具現に応じて、治療機関端末110は、ヘルスケアサーバ130を介して治療情報を治療ブース140に送信する。
【0069】
患者は、予約した日時に治療ブース140に訪問し、所定の認証手続(又は、訪問手続)を経てから治療ブース140に入場する。
【0070】
治療ブース140に治療が完了した後、患者は、ヘルスケアアプリケーションに治療に対するフィードバックを記録し、ユーザ端末120は、治療に対するフィードバック情報をヘルスケアサーバ130に送信する(S220-7)。ステップS220-7には、ステップS210-7に対する説明が適用され得るため、ステップS220-7に対する詳細な説明は省略する。
【0071】
ヘルスケアサーバ130は、治療に対するフィードバック情報を治療機関端末110に送信する(S220-8)。
【0072】
図3は、一実施形態に係る治療ブースの出入り認証の一例を説明するための図である。
【0073】
図3を参照すると、治療ブース140には、ビジュアルコード140-1(例えば、QRコード(登録商標))が取り付けられている。ビジュアルコード140-1には、治療ブース140の識別情報がエンコーディングされている。
【0074】
患者が予約した日時に治療ブース140へ訪問した場合、患者はユーザ端末120のカメラがビジュアルコード140-1を読込むことができるように、ユーザ端末120をビジュアルコード140-1に近接させる。
【0075】
ユーザ端末120は、ビジュアルコード140-1を読込むと(S310)、ビジュアルコード140-1から識別情報を取得又は抽出する。
【0076】
ユーザ端末120は、取得された識別情報をヘルスケアサーバ130に送信し、ヘルスケアサーバ130に出入り認証をリクエストする(S320)。
【0077】
ヘルスケアサーバ120は、ユーザ端末120から受信した識別情報に基づいて、患者の出入りを認証し(S330)、認証結果を治療ブース140に送信する(S340)。一例として、ヘルスケアサーバ120は、ユーザ端末120から識別情報を受信した時の日時情報(以下、第1日時情報)がステップS250を介して生成された予約情報の日時情報とマッチングされるか、及びユーザ端末120から受信した識別情報が予約情報内の治療ブース140識別情報と一致するかを確認する。ここで、ヘルスケアサーバ120は、第1日時情報が予約情報内の日時情報とマッチングされ、受信した識別情報が当該の予約情報内の治療ブース140の識別情報と一致すれば、当該患者は、治療ブース140に出入りしても良いと認証する。そして、ヘルスケアサーバ120は、患者が治療ブース140に出入りしても良いという認証結果を治療ブース140に送信する。治療ブース140はドアをオープン(open)し、患者は治療ブース140に入場することができ、AIロボットから治療されることができる。もし、ヘルスケアサーバ120は、ユーザ端末120から受信した識別情報及び第1日時情報のうち少なくとも1つが予約情報とマッチングされなければ、患者の出入りを拒否し、認証失敗を治療ブース140に送信する。この場合、治療ブース140はドアをオープンされない。ここで、治療ブース140は、予約情報とマッチングされないためドアをオープンできないという知らせを訪問者に通知することができる。
【0078】
図4Aは、一実施形態に係る治療ブースの出入り認証の他の一例を説明するための図である。
【0079】
図4Aを参照すると、ヘルスケアサーバ130は、治療ブース140の識別情報、患者の治療予約の日時情報、及び患者の識別情報のうち少なくとも1つに基づいて、1回済みの訪問コード情報を生成する。一例として、ヘルスケアサーバ130は、図2に示すステップS250を介して治療を予約した場合、治療ブース140の識別情報ax01、患者の治療予約の日時情報2019txy、及び患者の識別情報abcを組み合わせて1回済みの訪問コード情報を生成することができる。そして、ヘルスケアサーバ130は、治療ブース140の識別情報ax01、患者の治療予約の日時情報2019txy、及び患者の識別情報abcを互いにマッピングしてマッピングテーブルに記録する。
【0080】
ヘルスケアサーバ130は、生成された1回済みの訪問コード情報をユーザ端末120に送信する(S410-1)。
【0081】
ユーザ端末120は、1回済みの訪問コード情報に基づいて、訪問コード120-1をディスプレイに表示する。
【0082】
治療ブース140のカメラは、ユーザ端末120のディスプレイに表示された訪問コード120-1を読込み(S410-2)、治療ブース140は訪問コード120-1を読込んで取得した情報に基づいて、ヘルスケアサーバ130に患者の出入り認証をリクエストする(S410-3)。訪問コード120-1を読込んで取得した情報には、治療ブース140の識別情報、患者の治療予約の日時情報、及び患者の識別情報が含まれてもよい。
【0083】
ヘルスケアサーバ130は、治療ブース140が訪問コード120-1を読込んで取得した情報、及びマッピングテーブルに基づいて出入りの有無を認証する。一例として、ヘルスケアサーバ130は、治療ブース140が訪問コード120-1を読込んで取得した情報に治療ブース140の識別情報ax01、患者の治療予約の日時情報2019txy、及び患者の識別情報abcがあれば、マッピングテーブルにax01、2019txy、及びabcが互いにマッピングされているかをチェックし、予約の日時情報2019txyが認証リクエスト時点とマッチングされているかをチェックする。マッピングテーブルにax01、2019txy、及びabcが互いにマッピングされ、予約の日時情報2019txyが認証リクエスト時点とマッチングされれば、ヘルスケアサーバ130は患者の出入りを許容する。もし、認証リクエスト時点が予約の日時情報2019txyとマッチングされなければ、ヘルスケアサーバ130は患者の出入りを拒否する。
【0084】
ヘルスケアサーバ130は、認証結果を治療ブース140に送信する(S410-4)。
【0085】
治療ブース140は、認証結果が出入り許容を示せば、ドアをオープンする。患者は治療ブース140に入ることができ、AIロボットからの治療されることができる。もし、治療ブース140は、認証結果が出入り拒否を示せば、ドアをオープンしない。この場合、治療ブース140は、訪問者の予約ないためドアをオープンできないという知らせを当該の訪問者に通知することができる。
【0086】
図4Bを参照すると、患者は治療ブース140に訪問した後、ヘルスケアアプリケーションを駆動してヘルスケアアプリケーション内の出入り認証項目を選択する。この場合、ユーザ端末120は、認証コード120-2をディスプレイに表示する。ここで、ユーザ端末120には、先に説明した治療情報が格納されている。
【0087】
認証コード120-2は、ヘルスケアアプリケーションによって任意に生成されたものであるか、ヘルスケアサーバ130から受信したものであってもよい。認証コード120-2は、例えば、QRコード(登録商標)又はランダムのn桁数字コードであってもよい。
【0088】
治療ブース140は、認証コード120-2を読込むことができる。具現に応じて、患者は、n桁数字コードを治療ブース140に入力してもよい。
【0089】
治療ブース140は、認証コード120-2を読込んで取得した情報(又は、入力されたn桁数字コード)をヘルスケアサーバ130に送信し、ヘルスケアサーバ130に出入り認証をリクエストする(S420-1)。
【0090】
ヘルスケアサーバ130は、治療ブース140が認証コード120-2を読込んで取得した情報(又は、治療ブース140が入力されたn桁数字コード)に基づいて患者の出入りを認証する。
【0091】
ヘルスケアサーバ130は、認証結果を治療ブース140に送信する(S420-2)。具現に応じて、ヘルスケアサーバ130は、認証結果と共に患者の治療情報を治療ブース140に送信する。言い換えれば、前述した図2A及び図2Bに基づいて説明した例とは異なって、ヘルスケアサーバ130は、患者出入り認証が成功したとき、患者の治療情報を治療ブース140に送信することができる。
【0092】
図5は、一実施形態に係るヘルスケアシステムの動作方法を説明するためのフローチャートである。
【0093】
図5を参照すると、ヘルスケアサーバ130は、患者のための治療情報を治療機関端末110から受信する(S510)。
【0094】
ヘルスケアサーバ130は、患者のユーザ端末120から治療ブースリクエストを受信する(S520)。
【0095】
ヘルスケアサーバ130は、患者の周辺に位置する治療ブースに関する情報をユーザ端末120に送信し、ユーザ端末120から患者によって選択された治療ブース140に関する情報を含んでいる治療予約リクエストを受信する(S530)。
【0096】
ヘルスケアサーバ130は、受信された治療予約リクエストに基づいて患者の治療を予約する(S540)。
【0097】
ヘルスケアサーバ130は、受信された治療情報を選択された治療ブース140に送信する(S550)。
【0098】
ヘルスケアサーバ130は、受信された治療情報により患者に対する治療が選択された治療ブース140で完了された場合、ユーザ端末120から治療に対するフィードバック情報を受信する(S560)。
【0099】
ヘルスケアサーバ130は、受信されたフィードバック情報を治療機関端末110に送信する(S570)。
【0100】
一実施形態において、ヘルスケアサーバ130は、受信されたフィードバック情報を治療機関端末110に送信した後、治療機関端末110から患者のための第2治療情報を受信する。ここで、第2治療情報は、治療情報と同一であるか異なってもよい。
【0101】
一実施形態において、ヘルスケアサーバ130は、選択された治療ブース140で患者の治療が完了された場合、選択された治療ブース140から治療完了情報を受信し、治療完了情報を受信した場合、ユーザ端末120に治療に対するフィードバックリクエストを送信する。
【0102】
一実施形態において、選択された治療ブース140には、AIロボットが含まれてもよい。ここで、AIロボットは、選択された治療ブース140で受信された治療情報により患者を治療することができる。
【0103】
一実施形態において、治療情報は、患者の痛み部位に関する情報、患者の治療部位に関する情報、及び治療方法情報を含んでもよい。
【0104】
一実施形態において、ヘルスケアサーバ130は、治療を予約した場合、予約情報を生成し、ユーザ端末120で生成された予約情報を送信する。
【0105】
一実施形態において、ヘルスケアサーバ130は、治療を予約した場合、選択された治療ブース140の識別情報、治療予約の日時情報、及び患者の識別情報に基づいて1回済みの訪問コード情報を生成する。ヘルスケアサーバ130は、選択された治療ブース140の識別情報、治療予約の日時情報、及び患者の識別情報を互いにマッピングしてマッピングテーブルに記録し、生成された1回済みの訪問コード情報をユーザ端末120に送信する。ヘルスケアサーバ130は、選択された治療ブース140から選択された治療ブース140が、ユーザ端末120の訪問コードを読込んで取得された情報及び出入り認証リクエストを受信する場合、取得された情報がマッピングテーブルにあるか否か、及び出入り認証リクエストの時点が予約の日時情報とマッチングされるか否かをチェックし、チェック結果に基づいて患者の出入りを認証することができる。
【0106】
図1図4を参照して記述された事項は、図5を参照して記述された事項に適用され得るため、詳細な説明は省略する。
【0107】
図6は、一実施形態に係るヘルスケアサーバを説明するためのブロック図である。
【0108】
図6を参照すると、ヘルスケアサーバ130-3は、メモリ610及びコントローラ620を含む。
【0109】
コントローラ620は、通信インターフェースを介して治療機関端末110から患者のための治療情報を受信する。
【0110】
コントローラ620は、通信インターフェースを介して患者のユーザ端末120から治療ブースリクエストを受信する。
【0111】
コントローラ620は、通信インターフェースを介して患者の周辺に位置する治療ブースに関する情報をユーザ端末120に送信する。
【0112】
コントローラ620は、通信インターフェースを介してユーザ端末120から患者によって選択された治療ブース140に関する情報を含む治療予約リクエストを受信し、受信された治療予約リクエストに基づいて患者の治療を予約する。
【0113】
コントローラ620は、通信インターフェースを介して受信された治療情報を選択された治療ブース140に送信し、受信された治療情報により患者に対する治療が選択された治療ブース140で完了された場合、通信インターフェースを介してユーザ端末120から治療に対するフィードバック情報を受信する。
【0114】
コントローラ620は、受信されたフィードバック情報を通信インターフェースを介して治療機関端末110に送信する。
【0115】
図1図5を参照して記述された事項は、図6を参照して記述された事項に適用され得るため、詳細な説明は省略する。
【0116】
図7図11は、一実施形態に係る治療ブースを説明するためのブロック図である。
【0117】
図7を参照すると、治療ブース140は、AIロボット710及び治療機器720を含む。
【0118】
実施形態により、AIロボット710と治療機器720は、互いに物理的に区別されたり、一体型であってもよい。
【0119】
治療機器720は、痛みの治療、美容目的の治療、又は、肥満治療のための機器であってもよい。具現に応じて、治療ブースには痛みの治療のための治療機器、美容目的の治療のための治療機器、及び肥満治療のための治療機器のうちの2以上が配置されてもよい。
【0120】
治療機器720は、治療のためのレーザ、超音波、高周波、低周波、又は、光を出力する。一例として、治療機器720は、AIロボット710の制御に応じて、レーザ、超音波、高周波、又は、光を、治療される部位に出力する。
【0121】
AIロボット710は、治療受けた患者の状態をチェッし、治療された患者の状態を治療機関端末130に送信する。一例として、AIロボット710は、治療行為を録画するがことができ、録画して生成された映像を治療機関端末130に送信する。患者は、治療された部位に対する映像を撮影してヘルスケアアプリケーションを介してアップロードする。当該映像は、治療機関端末130に送信される。
【0122】
医師又は治療師は、治療された患者の状態を介して適切な処方を行い、患者は、その後に治療ブース140に訪問して当該の処方に応じてAIロボット710から治療されることができる。
【0123】
AIロボット710は治療のみならず、図1図6を参照して説明した治療ブース140の動作を行う。
【0124】
具現に応じて、治療ブース140は、管理装置をさらに含んでもよい。このような管理装置は、図1図6を参照して説明した治療ブース140の動作を行ってもよい。一例として、管理装置は、ヘルスケアサーバ130から治療情報と予約情報を受信し、患者の出入りが認証されれば、治療ブース140のドアをオープンする。
【0125】
図8及び図9に示された装備800は、AIロボット710と治療機器720が統合されたものである。装備800は自ら移動する。具現に応じて、図7を参照して説明した管理装置は装備800に含まれてもよい。
【0126】
装備800の治療機器720は、図10に示すようにレーザを出力する。装備800の治療機器720は検出センサを含んでもよく、当該検出センサは、レーザが出力される間に患者がレーザに近づくことを検出すれば、図11に示すようにレーザの出力を中断する。
【0127】
実施形態によれば、AIロボット710は、患者の特性(例えば、皮膚の色及び/又は毛の有無など)を把握し、把握された特性に基づいて治療情報に含まれた治療方式の一部を変更してもよい。そのため、AIロボット710は、患者の特性に適する正確な治療を行うことができる。
【0128】
実施形態によれば、AIロボット710は、患者の特性を把握して患者が治療される部位に最適な治療を行うことができる。一例として、テニスエルボー(Tennis Elbow)患者である場合、AIロボット710は、当該患者の性別、伸長、ヒジ骨の形、ヒジ骨の屈曲、ヒジ骨のサイズなどを考慮して当該患者を治療する。
【0129】
実施形態によれば、AIロボット710は、治療機器720を用いて患者を治療する。ここで、AIロボット710は、患者の緊張を検出したり当該患者が治療機器720から出力されるレーザを避けようとする動きを検出することがある。このような検出結果に基づいて、AIロボット710は、治療機器720の使用を一時停止することができる。
【0130】
実施形態によれば、AIロボット710は、患者が治療されている途中に当該患者が動く場合、治療機器720の作動をしばらくの間停止し、患者が定位置に戻ると、治療を再開始させることができる。
【0131】
実施形態によれば、AIロボット710は、医師が処方した治療部位を正確に理解かつ検出して、治療部位にレーザーを照射することができる。
【0132】
実施形態によれば、治療ブース140には、患者が治療されるときに座っている治療用椅子(又は、患者が治療されるときに横になっている治療用ベッド)であってもよい。AIロボット710は、患者の治療部位にレーザを照射できるように患者の治療情報に基づいて治療用椅子の背もたれの傾き、治療用椅子の高さなどを調整することができる。一例として、患者の治療部位が太ももの特定の部分である場合、AIロボット710は、患者が治療用椅子に座るよう、当該患者をガイドし、当該患者が治療用椅子に座った場合、治療される部位にレーザを照射できるように治療用椅子の背もたれの傾きを調整することができる。
【0133】
患者が痛みの治療のために治療ブース140に訪問したときの一例について説明する。
【0134】
患者が治療ブース140に訪問した場合、AIロボット710は、患者を治療室に案内する。治療室には治療用ベッド及び/又は治療用椅子があり得る。
【0135】
AIロボット710は、患者の治療情報に基づいて、患者がどのような部位にて痛みを感じるかを把握する。相違に表現すると、AIロボット710は、治療情報に基づいて患者の治療部位を把握することができる。
【0136】
AIロボット710は、患者の治療情報(又は、診断情報)に基づいて患者の治療姿勢(pose)を決定し、患者に決定された治療姿勢を取ることをリクエストする。一例として、AIロボット710は、患者の治療部位が膝である場合、患者の治療姿勢のことを「治療用ベッドに横になり、膝を露出すること」として決定することができ、患者に決定された治療姿勢を取ることをリクエストする。相違に表現すると、AIロボット710は、患者に治療用ベッドに横になり、膝を露出することを案内する。異なる一例として、AIロボット710は、患者の治療部位が腰である場合、患者の治療姿勢のことを「治療用ベッドにうつ伏せになって(又は、横になって)腰を露出すること」として決定することができ、患者に決定された治療姿勢を取ることをリクエストする。相違に表現すると、AIロボット710は、患者に治療用ベッドにうつ伏せになったり横になって、腰を露出することを案内する。
【0137】
AIロボット710は、カメラを介して患者が取った姿勢を確認し、確認された姿勢が決定された治療姿勢に適すれば、治療部位をスキャニングする。もし、AIロボット710は、確認された姿勢が決定された治療姿勢に適しなければ、患者に決定された治療姿勢に適するように動いてほしいとリクエストする。
【0138】
AIロボット710は、患者の治療部位をスキャニングする。一例として、AIロボット710は、患者の治療部位をカメラ及び/又はセンサを介してスキャニングする。AIロボット710は、スキャニングを介して患者の皮膚特性(例えば、皮膚の色、皮膚の色)を把握する。また、AIロボット710は、スキャニング結果に基づいてレーザの照射領域(又は、治療領域)を正確に把握又は決定することができる。
【0139】
AIロボット710は、レーザの照射領域にレーザが正確に照射されるように治療用ベッド又は治療用椅子を制御する。一例として、AIロボット710は、患者が治療用ベッドに横になって膝を露出している場合、膝に対するスキャニングを介してレーザの照射領域を正確に把握又は決定し、把握された照射領域にレーザが正確に照射されるように治療用ベッドを制御することができる。
【0140】
AIロボット710は、スキャニング結果に基づいて治療強度を決定することができる。一例として、AIロボット710は、スキャニングを介して患者の皮膚の色が黒いと確認した場合、テーブルを参照してレーザの強度を決定する。ここで、テーブルには、レーザの強度と皮膚の色がマッピングされている。
【0141】
AIロボット710は、患者が治療される間も患者の状態を監視し、監視結果に基づいて治療を一時中止してもよい。一例として、AIロボット710は、患者が目をしかめたり、患者が動いて治療部位がレーザの照射領域から離れる場合、患者が痛みを感じていると判断し、治療を一時中止する。相違に表現すると、AIロボット710は、監視結果に基づいて患者が治療による痛みを感じるかを検出し、患者が治療による痛みを感じていると検出されれば、治療を一時中止する。
【0142】
AIロボット710は、患者が治療される間に患者が動いた場合、治療を一時中止して患者の治療部位にレーザが正確に照射されるよう治療用ベッド又は治療用椅子を制御したり、治療機器720の位置を調整することができる。
【0143】
AIロボット710は、患者とコミュニケーションできる。一例として、AIロボット710は、患者に痛いのか、治療終了まで残った時間などを案内することができる。また、AIロボット710は、患者が治療によって痛いと伝えた場合、治療を一時中止してもよい。
【0144】
AIロボット710は、治療が終了すると、患者に治療後の行動を案内する。治療後の患者の行動に関する情報は、患者のユーザ端末に送信されてもよい。
【0145】
患者が美容目的の治療のために治療ブース140に訪問したときの一例について説明する。
【0146】
美容目的の治療には、皮膚治療、除毛治療、ボディー美容目的の治療などが挙げられるが、これらに制限されることはない。
【0147】
患者が治療ブース140に訪問した場合、AIロボット710は患者を治療室に案内する。治療室には、治療用ベッド及び/又は治療用椅子があり得る。
【0148】
AIロボット710は、患者の治療情報(又は、診断情報)に基づいて患者がどのような部位で美容目的の治療を所望するかを把握する。相違に表現すると、AIロボット710は、治療情報に基づいて患者の美容目的の治療部位を把握することができる。
【0149】
AIロボット710は、患者の治療情報(又は、診断情報)に基づいて患者の治療姿勢(pose)を決定し、患者に決定された治療姿勢を取ることをリクエストする。一例として、AIロボット710は、患者の美容目的の治療部位が目下の皮膚である場合、患者の治療姿勢を「治療用ベッドに横になること」を決定し、患者に決定された治療姿勢を取ることをリクエストする。相違に表現すると、AIロボット710は、患者に治療用ベッドに横になることを案内する。
【0150】
AIロボット710は、カメラを介して患者が取った姿勢を確認し、確認された姿勢が決定された治療姿勢に適すれば、治療部位をスキャニングする。もし、AIロボット710は、確認された姿勢が決定された治療姿勢に適しなければ、患者に決定された治療姿勢に適するよう動くことをリクエストする。
【0151】
AIロボット710は、患者の美容目的の治療部位をスキャニングする。一例として、AIロボット710は、患者の美容目的の治療部位をカメラ及び/又はセンサを介してスキャニングしてもよい。AIロボット710は、スキャニングを介して患者の特性(例えば、皮膚の色、皮膚の屈曲、顔サイズ、毛の有無、顔の輪郭、及びボディーの輪郭のうちの1つ以上)を把握することができる。また、AIロボット710は、スキャニング結果に基づいてレーザの照射領域(又は、治療領域)を正確に把握することができる。
【0152】
AIロボット710は、患者の美容目的の治療部位にレーザが正確に照射されるよう、治療用ベッド又は治療用椅子を制御することができる。一例として、AIロボット710は、患者が治療用ベッドに横になっている場合、スキャニングを介してレーザの照射領域を正確に把握し、把握された照射領域にレーザが正確に照射されるよう治療用ベッドを制御することができる。
【0153】
AIロボット710は、スキャニング結果に基づいて治療強度を決定する。一例として、AIロボット710は、スキャニングを介して患者の皮膚の色が黒いと確認した場合、テーブルを参照してレーザの強度を決定する。ここで、テーブルには、レーザの強度と皮膚の色がマッピングされている。
【0154】
AIロボット710は、患者の美容目的の治療部位(又は、レーザの照射領域)にクーリングジェルを塗布したり、美容目的の治療部位(又は、レーザの照射領域)よりも広くクーリングジェルを塗布してもよい。
【0155】
AIロボット710は、美容目的の治療部位(又は、レーザの照射領域)にレーザを照射する。
【0156】
AIロボット710は、患者が美容目的の治療される間に患者の状態を監視し、監視結果に基づいて治療を一時中止してもよい。一例として、AIロボット710は、患者が目をしかめたり患者が動いて治療部位がレーザの照射領域から離れた場合、患者が痛みを感じていると判断して治療を一時中止することができる。相違に表現すると、AIロボット710は、監視結果に基づいて患者が治療による痛みを感じるかを検出し、患者が治療による痛みを感じていると検出されれば、治療を一時中止する。実施形態により、AIロボット710は、神経検出装置を用いて治療のとき事前対処を行ってもよい。一例として、AIロボット710は、神経検出装置を用いて患者の脳波を測定し、脳波の変化を介して事前対処(例えば、治療の一時停止、又はレーザ強度の減少)を行ってもよい。
【0157】
AIロボット710は患者が治療されている間に患者が動いた場合、治療を一時中止して患者の治療部位にレーザが正確に照射されるよう、治療用ベッド又は治療用椅子を制御したり、治療機器の位置を調整することができる。
【0158】
AIロボット710は、患者とコミュニケーションできる。一例として、AIロボット710は、患者に痛いのか、治療終了まで残った時間などを案内する。また、AIロボット710は、患者が治療により痛いと伝えた場合、治療を一時中止してもよい。
【0159】
AIロボット710は、容治療によってスモーク(smoke)が発生した、スモーク吸入機器を駆動することができる。
【0160】
AIロボット710は、療が終了した場合、治療された部位にクーリングを行ってもよい。一例として、AIロボット710は治療された部位にパックを置くことができる。
【0161】
AIロボット710は、治療が終了した場合、患者に治療後の行動を案内する。治療後の患者の行動に関する情報は、患者のユーザ端末に送信されてもよい。
【0162】
痛みの治療、美容目的の治療に対する内容は、肥満治療にも適用されてもよい。
【0163】
また、痛みの治療、美容目的の治療でレーザ以外に超音波、高周波、低周波、又は、光などを用いてもよい。
【0164】
AIロボット710を用いた治療は、治療ブース140で独立的に実行されてもよく、病院で医療スタッフと共に実行されてもよい。
【0165】
図1図6を参照して記述された事項は、図7図11を参照して記述された事項に適用され得るため、詳細な説明は省略する。
【0166】
実施形態に係る方法は、様々なコンピュータ手段を介して実施されるプログラム命令の形態で具現され、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録される。記録媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独又は組み合せて含む。記録媒体及びプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計して構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知のものであり使用可能なものであってもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体の例として、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体、CD-ROM、DVDのような光記録媒体、フロプティカルディスクのような磁気-光媒体、及びROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置を含む。プログラム命令の例としては、コンパイラによって生成されるような機械語コードだけでなく、インタプリタなどを用いてコンピュータによって実行される高級言語コードを含む。ハードウェア装置は、本発明に示す動作を実行するために1つ以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成してもよく、その逆も同様である。
【0167】
ソフトウェアは、コンピュータプログラム、コード、命令、又はそのうちの一つ以上の組合せを含み、希望の通りに動作するよう処理装置を構成したり、独立的又は結合的に処理装置を命令することができる。ソフトウェア及び/又はデータは、処理装置によって解釈されたり処理装置に命令又はデータを提供するために、いずれかの類型の機械、構成要素、物理的装置、仮想装置、コンピュータ格納媒体又は装置、又は送信される信号波に永久的又は一時的に具体化することができる。ソフトウェアはネットワークに連結されたコンピュータシステム上に分散され、分散した方法で格納されたり実行され得る。ソフトウェア及びデータは一つ以上のコンピュータで読出し可能な記録媒体に格納され得る。
【0168】
上述したように実施形態をたとえ限定された図面によって説明したが、当技術分野で通常の知識を有する者であれば、上記の説明に基づいて様々な技術的な修正及び変形を適用することができる。例えば、説明された技術が説明された方法と異なる順で実行されるし、及び/又は説明されたシステム、構造、装置、回路などの構成要素が説明された方法と異なる形態で結合又は組み合わせられてもよいし、他の構成要素又は均等物によって置き換え又は置換されたとしても適切な結果を達成することができる。
【0169】
したがって、本発明の範囲は、開示された実施形態に限定されて定められるものではなく、特許請求の範囲及び特許請求の範囲と均等なものなどによって定められるものである。
図1
図2A
図2B
図3
図4A
図4B
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11