(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-04-01
(45)【発行日】2022-04-11
(54)【発明の名称】情報配信システム
(51)【国際特許分類】
G06Q 30/00 20120101AFI20220404BHJP
【FI】
G06Q30/00 340
(21)【出願番号】P 2021079035
(22)【出願日】2021-05-07
【審査請求日】2021-10-04
(31)【優先権主張番号】P 2020084980
(32)【優先日】2020-05-14
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】715009765
【氏名又は名称】株式会社すなおネット
(74)【代理人】
【識別番号】100114627
【氏名又は名称】有吉 修一朗
(74)【代理人】
【識別番号】100182501
【氏名又は名称】森田 靖之
(74)【代理人】
【識別番号】100175271
【氏名又は名称】筒井 宣圭
(74)【代理人】
【識別番号】100190975
【氏名又は名称】遠藤 聡子
(72)【発明者】
【氏名】末松 大吉
(72)【発明者】
【氏名】山口 順子
【審査官】山内 裕史
(56)【参考文献】
【文献】特許第6683329(JP,B1)
【文献】特開2007-241558(JP,A)
【文献】特開2012-103855(JP,A)
【文献】特開2003-085433(JP,A)
【文献】特開2003-208537(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 - 99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
商品提供者が提供する所定の商品の情報を配信する情報配信システムであって、
前記商品提供者とは異なる第2の商品提供者から提供された前記商品と同一商品の提供を受け、前記同一商品の情報である送信情報の確認を行う確認者の情報を記録する確認者情報記録手段と、
前記送信情報、若しくは、前記送信情報にアクセス可能な識別情報を外部に送信する第1の送信手段と、
該第1の送信手段が送信した前記送信情報、若しくは、前記第1の送信手段が送信した前記送信情報にアクセス可能な識別情報を受信した前記確認者の端末から送信された前記送信情報の確認結果情報を記録する確認結果情報記録手段と、
該確認結果情報記録手段に記録された前記確認結果情報に対応する前記送信情報、前記確認結果情報記録手段に記録された前記確認結果情報に対応する前記送信情報にアクセス可能な識別情報、前記確認結果情報記録手段に記録された前記確認結果情報に対応する前記送信情報を修正した修正送信情報、若しくは、前記確認結果情報記録手段に記録された前記確認結果情報に対応する前記送信情報を修正した修正送信情報にアクセス可能な識別情報、を外部に送信する第2の送信手段と、
前記送信情報の確認を行った前記確認者に対して、ポイントを付与するポイント付与手段と、を備え、
前記第1の送信手段の送信先は、前記確認者情報記録手段にその情報が記録された前記確認者の端末のみに制限され、
前記第2の送信手段の送信先は、制限されていない
情報配信システム。
【請求項2】
サービス提供者が提供する所定のサービスの情報を配信する情報配信システムであって、
前記サービス提供者とは異なる第2のサービス提供者から提供された前記サービスと同一サービスの提供を受け、前記同一サービスの情報である送信情報の確認を行う確認者の情報を記録する確認者情報記録手段と、
前記送信情報、若しくは、前記送信情報にアクセス可能な識別情報を外部に送信する第1の送信手段と、
該第1の送信手段が送信した前記送信情報、若しくは、前記第1の送信手段が送信した前記送信情報にアクセス可能な識別情報を受信した前記確認者の端末から送信された前記送信情報の確認結果情報を記録する確認結果情報記録手段と、
該確認結果情報記録手段に記録された前記確認結果情報に対応する前記送信情報、前記確認結果情報記録手段に記録された前記確認結果情報に対応する前記送信情報にアクセス可能な識別情報、前記確認結果情報記録手段に記録された前記確認結果情報に対応する前記送信情報を修正した修正送信情報、若しくは、前記確認結果情報記録手段に記録された前記確認結果情報に対応する前記送信情報を修正した修正送信情報にアクセス可能な識別情報、を外部に送信する第2の送信手段と、
前記送信情報の確認を行った前記確認者に対して、ポイントを付与するポイント付与手段と、を備え、
前記第1の送信手段の送信先は、前記確認者情報記録手段にその情報が記録された前記確認者の端末のみに制限され、
前記第2の送信手段の送信先は、制限されていない
情報配信システム。
【請求項3】
商品提供者が提供する所定の商品の情報を配信する情報配信システムであって、
前記商品提供者とは異なる第2の商品提供者から提供された前記商品と同一商品の提供を受け、前記同一商品の情報である送信情報の確認を行う確認者の情報を記録する確認者情報記録手段と、
前記送信情報のうち、前記確認者の端末から確認結果情報を受信した前記送信情報である確認済送信情報、若しくは、前記確認済送信情報を修正した修正確認済送信情報を記録する確認済送信情報記録手段と、
前記送信情報、若しくは、前記送信情報にアクセス可能な識別情報と、前記確認済送信情報記録手段に記録された前記確認済送信情報、前記確認済送信情報記録手段に記録された前記確認済送信情報にアクセス可能な識別情報、前記確認済送信情報記録手段に記録された前記修正確認済送信情報、若しくは、前記確認済送信情報記録手段に記録された前記修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報と、を外部に送信する送信手段と、
前記送信情報の確認を行った前記確認者に対して、ポイントを付与するポイント付与手段と、を備え、
前記送信手段による前記送信情報(但し、前記確認済送信情報及び前記修正確認済送信情報は除く。)、及び、前記送信情報にアクセス可能な識別情報(但し、前記確認済送信情報にアクセス可能な識別情報及び前記修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報は除く。)の送信先は、前記確認者情報記録手段にその情報が記録された前記確認者の端末のみに制限され、
前記送信手段による前記確認済送信情報、前記確認済送信情報にアクセス可能な識別情報、前記修正確認済送信情報、及び、前記修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報の送信先は、制限されていない
情報配信システム。
【請求項4】
サービス提供者が提供する所定のサービスの情報を配信する情報配信システムであって、
前記サービス提供者とは異なる第2のサービス提供者から提供された前記サービスと同一サービスの提供を受け、前記同一サービスの情報である送信情報の確認を行う確認者の情報を記録する確認者情報記録手段と、
前記送信情報のうち、前記確認者の端末から確認結果情報を受信した前記送信情報である確認済送信情報、若しくは、前記確認済送信情報を修正した修正確認済送信情報を記録する確認済送信情報記録手段と、
前記送信情報、若しくは、前記送信情報にアクセス可能な識別情報と、前記確認済送信情報記録手段に記録された前記確認済送信情報、前記確認済送信情報記録手段に記録された前記確認済送信情報にアクセス可能な識別情報、前記確認済送信情報記録手段に記録された前記修正確認済送信情報、若しくは、前記確認済送信情報記録手段に記録された前記修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報と、を外部に送信する送信手段と、
前記送信情報の確認を行った前記確認者に対して、ポイントを付与するポイント付与手段と、を備え、
前記送信手段による前記送信情報(但し、前記確認済送信情報及び前記修正確認済送信情報は除く。)、及び、前記送信情報にアクセス可能な識別情報(但し、前記確認済送信情報にアクセス可能な識別情報及び前記修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報は除く。)の送信先は、前記確認者情報記録手段にその情報が記録された前記確認者の端末のみに制限され、
前記送信手段による前記確認済送信情報、前記確認済送信情報にアクセス可能な識別情報、前記修正確認済送信情報、及び、前記修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報の送信先は、制限されていない
情報配信システム。
【請求項5】
商品提供者が提供する所定の商品の情報を配信する情報配信システムであって、
前記商品提供者とは異なる第2の商品提供者から提供された前記商品と同一商品の提供を受け、前記同一商品の情報である送信情報の確認を行う確認者の情報を記録する確認者情報記録手段と、
前記送信情報のうち、前記確認者の端末から確認結果情報を受信した前記送信情報である確認済送信情報を記録する確認済送信情報記録手段と、
前記送信情報、若しくは、前記送信情報にアクセス可能な識別情報と、前記確認済送信情報記録手段に記録された前記確認済送信情報、前記確認済送信情報記録手段に記録された前記確認済送信情報にアクセス可能な識別情報、前記確認済送信情報記録手段に記録された前記確認済送信情報を修正した修正確認済送信情報、若しくは、前記確認済送信情報記録手段に記録された前記確認済送信情報を修正した修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報と、を外部に送信する送信手段と、
前記送信情報の確認を行った前記確認者に対して、ポイントを付与するポイント付与手段と、を備え、
前記送信手段による前記送信情報(但し、前記確認済送信情報及び前記修正確認済送信情報は除く。)、及び、前記送信情報にアクセス可能な識別情報(但し、前記確認済送信情報にアクセス可能な識別情報及び前記修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報は除く。)の送信先は、前記確認者情報記録手段にその情報が記録された前記確認者の端末のみに制限され、
前記送信手段による前記確認済送信情報、前記確認済送信情報にアクセス可能な識別情報、前記修正確認済送信情報、及び、前記修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報の送信先は、制限されていない
情報配信システム。
【請求項6】
サービス提供者が提供する所定のサービスの情報を配信する情報配信システムであって、
前記サービス提供者とは異なる第2のサービス提供者から提供された前記サービスと同一サービスの提供を受け、前記同一サービスの情報である送信情報の確認を行う確認者の情報を記録する確認者情報記録手段と、
前記送信情報のうち、前記確認者の端末から確認結果情報を受信した前記送信情報である確認済送信情報を記録する確認済送信情報記録手段と、
前記送信情報、若しくは、前記送信情報にアクセス可能な識別情報と、前記確認済送信情報記録手段に記録された前記確認済送信情報、前記確認済送信情報記録手段に記録された前記確認済送信情報にアクセス可能な識別情報、前記確認済送信情報記録手段に記録された前記確認済送信情報を修正した修正確認済送信情報、若しくは、前記確認済送信情報記録手段に記録された前記確認済送信情報を修正した修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報と、を外部に送信する送信手段と、
前記送信情報の確認を行った前記確認者に対して、ポイントを付与するポイント付与手段と、を備え、
前記送信手段による前記送信情報(但し、前記確認済送信情報及び前記修正確認済送信情報は除く。)、及び、前記送信情報にアクセス可能な識別情報(但し、前記確認済送信情報にアクセス可能な識別情報及び前記修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報は除く。)の送信先は、前記確認者情報記録手段にその情報が記録された前記確認者の端末のみに制限され、
前記送信手段による前記確認済送信情報、前記確認済送信情報にアクセス可能な識別情報、前記修正確認済送信情報、及び、前記修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報の送信先は、制限されていない
情報配信システム。
【請求項7】
商品提供者が提供する所定の商品の情報を配信する情報提供システムであって、
前記商品提供者とは異なる第2の商品提供者から提供された前記商品と同一商品の提供を受け、前記同一商品の情報である送信情報の確認を行う確認者の情報を記録する確認者情報記録手段と、
前記送信情報のうち、前記確認者の端末から確認結果情報を受信した前記送信情報である確認済送信情報、若しくは、前記確認済送信情報を修正した修正確認済送信情報を、前記確認結果情報を得たか否かが分かるように書き込みを行って記録する確認済送信情報書込手段と、
前記送信情報、若しくは、前記送信情報にアクセス可能な識別情報と、前記確認済送信情報、前記確認済送信情報にアクセス可能な識別情報、前記修正確認済送信情報、若しくは、前記修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報と、を外部に送信する送信手段と、
前記送信情報の確認を行った前記確認者に対して、ポイントを付与するポイント付与手段と、を備え、
前記送信手段による前記確認結果情報を得ていない前記送信情報、及び、前記確認結果情報を得ていない前記送信情報にアクセス可能な識別情報の送信先は、前記確認者情報記録手段にその情報が記録された前記確認者の端末のみに制限され、
前記送信手段による前記確認済送信情報、前記確認済送信情報にアクセス可能な識別情報、前記修正確認済送信情報、及び、前記修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報の送信先は、制限されていない
情報配信システム。
【請求項8】
サービス提供者が提供する所定のサービスの情報を配信する情報配信システムであって、
前記サービス提供者とは異なる第2のサービス提供者から提供された前記サービスと同一サービスの提供を受け、前記同一サービスの情報である送信情報の確認を行う確認者の情報を記録する確認者情報記録手段と、
前記送信情報のうち、前記確認者の端末から確認結果情報を受信した前記送信情報である確認済送信情報、若しくは、前記確認済送信情報を修正した修正確認済送信情報を、前記確認結果情報を得たか否かが分かるように書き込みを行って記録する確認済送信情報書込手段と、
前記送信情報、若しくは、前記送信情報にアクセス可能な識別情報と、前記確認済送信情報、前記確認済送信情報にアクセス可能な識別情報、前記修正確認済送信情報、若しくは、前記修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報と、を外部に送信する送信手段と、
前記送信情報の確認を行った前記確認者に対して、ポイントを付与するポイント付与手段と、を備え、
前記送信手段による前記確認結果情報を得ていない前記送信情報、及び、前記確認結果情報を得ていない前記送信情報にアクセス可能な識別情報の送信先は、前記確認者情報記録手段にその情報が記録された前記確認者の端末のみに制限され、
前記送信手段による前記確認済送信情報、前記確認済送信情報にアクセス可能な識別情報、前記修正確認済送信情報、及び、前記修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報の送信先は、制限されていない
情報配信システム。
【請求項9】
商品提供者が提供する所定の商品の情報を配信する情報配信システムであって、
前記商品提供者とは異なる第2の商品提供者から提供された前記商品と同一商品の提供を受け、前記同一商品の情報である送信情報の確認を行う確認者の情報を記録する確認者情報記録手段と、
前記送信情報のうち、前記確認者の端末から確認結果情報を受信した前記送信情報である確認済送信情報を、前記確認結果情報を得たか否かが分かるように書き込みを行って記録する確認済送信情報書込手段と、
前記送信情報、若しくは、前記送信情報にアクセス可能な識別情報と、前記確認済送信情報、前記確認済送信情報にアクセス可能な識別情報、前記確認済送信情報を修正した修正確認済送信情報、若しくは、前記確認済送信情報を修正した修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報と、を外部に送信する送信手段と、
前記送信情報の確認を行った前記確認者に対して、ポイントを付与するポイント付与手段と、を備え、
前記送信手段による前記確認結果情報を得ていない前記送信情報、及び、前記確認結果情報を得ていない前記送信情報にアクセス可能な識別情報の送信先は、前記確認者情報記録手段にその情報が記録された前記確認者の端末のみに制限され、
前記送信手段による前記確認済送信情報、前記確認済送信情報にアクセス可能な識別情報、前記修正確認済送信情報、及び、前記修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報の送信先は、制限されていない
情報配信システム。
【請求項10】
サービス提供者が提供する所定のサービスの情報を配信する情報配信システムであって、
前記サービス提供者とは異なる第2のサービス提供者から提供された前記サービスと同一サービスの提供を受け、前記同一サービスの情報である送信情報の確認を行う確認者の情報を記録する確認者情報記録手段と、
前記送信情報のうち、前記確認者の端末から確認結果情報を受信した前記送信情報である確認済送信情報を、前記確認結果情報を得たか否かが分かるように書き込みを行って記録する確認済送信情報書込手段と、
前記送信情報、若しくは、前記送信情報にアクセス可能な識別情報と、前記確認済送信情報、前記確認済送信情報にアクセス可能な識別情報、前記確認済送信情報を修正した修正確認済送信情報、若しくは、前記確認済送信情報を修正した修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報と、を外部に送信する送信手段と、
前記送信情報の確認を行った前記確認者に対して、ポイントを付与するポイント付与手段と、を備え、
前記送信手段による前記確認結果情報を得ていない前記送信情報、及び、前記確認結果情報を得ていない前記送信情報にアクセス可能な識別情報の送信先は、前記確認者情報記録手段にその情報が記録された前記確認者の端末のみに制限され、
前記送信手段による前記確認済送信情報、前記確認済送信情報にアクセス可能な識別情報、前記修正確認済送信情報、及び、前記修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報の送信先は、制限されていない
情報配信システム。
【請求項11】
前記商品提供者の端末から送信された特定情報であって、前記確認者情報記録手段に記録された前記確認者の情報のうち、前記送信情報、若しくは、前記送信情報にアクセス可能な識別情報の送信先を特定するための特定情報を記録する特定情報記録手段を備え、
前記第1の送信手段は、前記特定情報記録手段に記録された前記特定情報に基づいて、前記送信情報、若しくは、前記送信情報にアクセス可能な識別情報を送信する
請求項1に記載の情報配信システム。
【請求項12】
前記サービス提供者の端末から送信された特定情報であって、前記確認者情報記録手段に記録された前記確認者の情報のうち、前記送信情報、若しくは、前記送信情報にアクセス可能な識別情報の送信先を特定するための特定情報を記録する特定情報記録手段を備え、
前記第1の送信手段は、前記特定情報記録手段に記録された前記特定情報に基づいて、前記送信情報、若しくは、前記送信情報にアクセス可能な識別情報を送信する
請求項2に記載の情報配信システム。
【請求項13】
前記商品提供者の端末から送信された特定情報であって、前記確認者情報記録手段に記録された前記確認者の情報のうち、前記送信情報、若しくは、前記送信情報にアクセス可能な識別情報の送信先を特定するための特定情報を記録する特定情報記録手段を備え、
前記送信手段は、前記特定情報記録手段に記録された前記特定情報に基づいて、前記送信情報、若しくは、前記送信情報にアクセス可能な識別情報を送信する
請求項3、請求項5、請求項7または請求項9に記載の情報配信システム。
【請求項14】
前記サービス提供者の端末から送信された特定情報であって、前記確認者情報記録手段に記録された前記確認者の情報のうち、前記送信情報、若しくは、前記送信情報にアクセス可能な識別情報の送信先を特定するための特定情報を記録する特定情報記録手段を備え、
前記送信手段は、前記特定情報記録手段に記録された前記特定情報に基づいて、前記送信情報、若しくは、前記送信情報にアクセス可能な識別情報を送信する
請求項4、請求項6、請求項8または請求項10に記載の情報配信システム。
【請求項15】
前記第2の送信手段は、前記送信情報の少なくとも一部の情報に基づいて、人工知能により所定の情報をAI情報として送信可能に構成されている
請求項1、請求項2、請求項11または請求項12に記載の情報配信システム。
【請求項16】
前記送信手段は、前記送信情報の少なくとも一部の情報に基づいて、人工知能により所定の情報をAI情報として送信可能に構成されている
請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、請求項10、請求項13または請求項14に記載の情報配信システム。
【請求項17】
前記確認者の端末は、同端末が受信した前記送信情報の少なくとも一部の情報に基づいて、人工知能により所定の情報をAI情報として表示可能に構成されている
請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、請求項10、請求項11、請求項12、請求項13、請求項14、請求項15または請求項16に記載の情報配信システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報配信システムに関する。詳しくは、消費者が安心して商品選択やサービス選択をすることが可能となる情報配信システムに係るものである。
【背景技術】
【0002】
従来、食品を中心として商品の安全性が消費者に注目されており、消費者が商品を選択する際に、消費者は商品自体や商品の原料がどの様な物であるのかという点にまで関心を示すようになっている。
【0003】
そのため、商品の提供者は、提供する商品や商品の原料の成分や産地、製造年月日等の情報を商品の包装に貼付したラベルに記載したり、ICタグに記録したりして、商品を提供している。
【0004】
しかし、単に情報を記載や記録したものを商品に添付して提供するだけでは、その情報の改竄や偽造等が容易であり、現に情報の改竄や偽造等が行われている事実もあり、消費者に信用度が低く、消費者が安心して商品を選択することが困難であった。
【0005】
そこで、本発明の発明者は、単に情報を記載や記録したものを食品に添付するのではなく、食品の原料を粉末にした原料粉末見本を食品に添付して食品を提供する技術を提案している(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、食品を含む各種商品の品質や、各種サービスの品質は、その商品やサービスが消費者に提供されるまでの過程における様々な要因に強く影響を受けるものである。
【0008】
そのため、食品の原料粉末見本は、食品の品質についての情報を得ることができる要因ではあるものの、たった1つの要因に過ぎず、原料粉末見本を食品に添付して食品を提供するといった特許文献1に記載の技術のみでは、消費者が安心して商品やサービスを選択するといった目的を実現するのに充分ではない場合がある。
【0009】
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであって、情報の信頼性や客観性を高め、より一層充分に消費者が安心して商品やサービスを選択することが可能となる情報配信システムを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の目的を達成するために、本発明の情報配信システムは、商品提供者が提供する所定の商品の情報を配信する情報配信システムであって、前記商品提供者とは異なる第2の商品提供者から提供された前記商品と同一商品の提供を受け、前記同一商品の情報である送信情報の確認を行う確認者の情報を記録する確認者情報記録手段と、前記送信情報、若しくは、前記送信情報にアクセス可能な識別情報を外部に送信する第1の送信手段と、該第1の送信手段が送信した前記送信情報、若しくは、前記第1の送信手段が送信した前記送信情報にアクセス可能な識別情報を受信した前記確認者の端末から送信された前記送信情報の確認結果情報を記録する確認結果情報記録手段と、該確認結果情報記録手段に記録された前記確認結果情報に対応する前記送信情報、前記確認結果情報記録手段に記録された前記確認結果情報に対応する前記送信情報にアクセス可能な識別情報、前記確認結果情報記録手段に記録された前記確認結果情報に対応する前記送信情報を修正した修正送信情報、若しくは、前記確認結果情報記録手段に記録された前記確認結果情報に対応する前記送信情報を修正した修正送信情報にアクセス可能な識別情報、を外部に送信する第2の送信手段と、前記送信情報の確認を行った前記確認者に対して、ポイントを付与するポイント付与手段と、を備え、前記第1の送信手段の送信先は、前記確認者情報記録手段にその情報が記録された前記確認者の端末のみに制限され、前記第2の送信手段の送信先は、制限されていない。
【0011】
また、上記の目的を達成するために、本発明の情報配信システムは、サービス提供者が提供する所定のサービスの情報を配信する情報配信システムであって、前記サービス提供者とは異なる第2のサービス提供者から提供された前記サービスと同一サービスの提供を受け、前記同一サービスの情報である送信情報の確認を行う確認者の情報を記録する確認者情報記録手段と、前記送信情報、若しくは、前記送信情報にアクセス可能な識別情報を外部に送信する第1の送信手段と、該第1の送信手段が送信した前記送信情報、若しくは、前記第1の送信手段が送信した前記送信情報にアクセス可能な識別情報を受信した前記確認者の端末から送信された前記送信情報の確認結果情報を記録する確認結果情報記録手段と、該確認結果情報記録手段に記録された前記確認結果情報に対応する前記送信情報、前記確認結果情報記録手段に記録された前記確認結果情報に対応する前記送信情報にアクセス可能な識別情報、前記確認結果情報記録手段に記録された前記確認結果情報に対応する前記送信情報を修正した修正送信情報、若しくは、前記確認結果情報記録手段に記録された前記確認結果情報に対応する前記送信情報を修正した修正送信情報にアクセス可能な識別情報、を外部に送信する第2の送信手段と、前記送信情報の確認を行った前記確認者に対して、ポイントを付与するポイント付与手段と、を備え、前記第1の送信手段の送信先は、前記確認者情報記録手段にその情報が記録された前記確認者の端末のみに制限され、前記第2の送信手段の送信先は、制限されていない。
【0012】
ここで、第1の送信手段が、送信情報を外部に送信することによって、確認対象である送信情報を確認者に提供することができる。同様に、第1の送信手段が、送信情報にアクセス可能な識別情報を外部に送信することによって、確認対象である送信情報を確認者に提供することができる。
【0013】
なお、確認者が、第2の商品提供者から商品(商品提供者が提供する商品と同一商品)の提供を受けることで、送信情報の確認を行うにあたって、より高精度な確認作業が期待できる。同様に、確認者が、第2のサービス提供者からサービス(サービス提供者が提供するサービスと同一サービス)の提供を受けることで、送信情報の確認を行うにあたって、より高精度な確認作業が期待できる。
【0014】
また、第2の送信手段が、確認結果情報記録手段に記録された確認結果情報に対応する送信情報や修正送信情報を外部に送信することによって、確認者による確認作業を経た情報を外部に提供することができる。同様に、第2の送信手段が、確認結果情報記録手段に記録された確認結果情報に対応する送信情報にアクセス可能な識別情報や、確認結果情報記録手段に記録された確認結果情報に対応する送信情報を修正した修正送信情報にアクセス可能な識別情報を外部に送信することによって、確認者による確認作業を経た情報を外部に提供することができる。
【0015】
更に、第1の送信手段による送信情報や送信情報にアクセス可能な識別情報の送信先が、確認者情報記録手段にその情報が記録された確認者の端末のみに制限されていることによって、確認者による確認が行われていない情報の送信を規制することができる。
【0016】
本発明の情報配信システムでは、第2の送信手段で情報(送信情報や修正送信情報)を送信するためには、確認結果情報が記録される必要があり、確認結果情報が記録されるためには、確認者に送信情報を送信した上で、確認者に確認を行ってもらう必要がある。
【0017】
そのため、確認者による確認を行わない限り、情報の送信ができない(但し、第1の送信手段による確認者への送信は可能)こととなり、確認者による送信情報チェックが不可避的に行われ、情報の信頼性や客観性を高めることが可能となる。
【0018】
また、ポイント付与手段が送信情報の確認を行った確認者に対してポイントを付与することによって、送信情報の確認を行いたいという確認者のインセンティブを高めることができる。
【0019】
ここで、商品提供者やサービス提供者の端末から送信された特定情報に基づいて、第1の送信手段の送信先を特定する場合には、ポイントを付与される対象は、商品提供者やサービス提供者が選択した確認者ということになる。換言すると、商品提供者やサービス提供者に選択された確認者のみがポイントを付与されることになる。
そのため、ポイントを付与されたい確認者同士での競争が生まれ、より一層、確認者による確認作業の高品質化が期待できる。なお、商品提供者やサービス提供者が選択する確認者(即ち、特定情報によって特定される確認者)は、単数であっても複数であっても良い。
【0020】
更に、第2の送信手段が、送信情報の少なくとも一部の情報に基づいて、人工知能により所定の情報をAI情報として送信する場合には、ユーザに対して、人工知能によるAI情報を提供することができる。
【0021】
また、確認者の端末が、第1の送信手段から受信した送信情報の少なくとも一部の情報に基づいて、人工知能により所定の情報をAI情報として表示可能に構成されている場合には、端末に表示されたAI情報を参考にした確認作業が実現し、高精度な確認作業が期待できる。
【0022】
また、上記の目的を達成するために、本発明の情報配信システムは、商品提供者が提供する所定の商品の情報を配信する情報配信システムであって、前記商品提供者とは異なる第2の商品提供者から提供された前記商品と同一商品の提供を受け、前記同一商品の情報である送信情報の確認を行う確認者の情報を記録する確認者情報記録手段と、前記送信情報のうち、前記確認者の端末から確認結果情報を受信した前記送信情報である確認済送信情報、若しくは、前記確認済送信情報を修正した修正確認済送信情報を記録する確認済送信情報記録手段と、前記送信情報、若しくは、前記送信情報にアクセス可能な識別情報と、前記確認済送信情報記録手段に記録された前記確認済送信情報、前記確認済送信情報記録手段に記録された前記確認済送信情報にアクセス可能な識別情報、前記確認済送信情報記録手段に記録された前記修正確認済送信情報、若しくは、前記確認済送信情報記録手段に記録された前記修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報と、を外部に送信する送信手段と、前記送信情報の確認を行った前記確認者に対して、ポイントを付与するポイント付与手段と、を備え、前記送信手段による前記送信情報(但し、前記確認済送信情報及び前記修正確認済送信情報は除く。)、及び、前記送信情報にアクセス可能な識別情報(但し、前記確認済送信情報にアクセス可能な識別情報及び前記修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報は除く。)の送信先は、前記確認者情報記録手段にその情報が記録された前記確認者の端末のみに制限され、前記送信手段による前記確認済送信情報、前記確認済送信情報にアクセス可能な識別情報、前記修正確認済送信情報、及び、前記修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報の送信先は、制限されていない。
【0023】
更に、上記の目的を達成するために、本発明の情報配信システムは、サービス提供者が提供する所定のサービスの情報を配信する情報配信システムであって、前記サービス提供者とは異なる第2のサービス提供者から提供された前記サービスと同一サービスの提供を受け、前記同一サービスの情報である送信情報の確認を行う確認者の情報を記録する確認者情報記録手段と、前記送信情報のうち、前記確認者の端末から確認結果情報を受信した前記送信情報である確認済送信情報、若しくは、前記確認済送信情報を修正した修正確認済送信情報を記録する確認済送信情報記録手段と、前記送信情報、若しくは、前記送信情報にアクセス可能な識別情報と、前記確認済送信情報記録手段に記録された前記確認済送信情報、前記確認済送信情報記録手段に記録された前記確認済送信情報にアクセス可能な識別情報、前記確認済送信情報記録手段に記録された前記修正確認済送信情報、若しくは、前記確認済送信情報記録手段に記録された前記修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報と、を外部に送信する送信手段と、前記送信情報の確認を行った前記確認者に対して、ポイントを付与するポイント付与手段と、を備え、前記送信手段による前記送信情報(但し、前記確認済送信情報及び前記修正確認済送信情報は除く。)、及び、前記送信情報にアクセス可能な識別情報(但し、前記確認済送信情報にアクセス可能な識別情報及び前記修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報は除く。)の送信先は、前記確認者情報記録手段にその情報が記録された前記確認者の端末のみに制限され、前記送信手段による前記確認済送信情報、前記確認済送信情報にアクセス可能な識別情報、前記修正確認済送信情報、及び、前記修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報の送信先は、制限されていない。
【0024】
ここで、送信手段が、送信情報を外部に送信することによって、確認対象である送信情報を確認者に提供することができる。同様に、送信手段が、送信情報にアクセス可能な識別情報を外部に送信することによって、確認対象である送信情報を確認者に提供することができる。
【0025】
なお、確認者が、第2の商品提供者から商品(商品提供者が提供する商品と同一商品)の提供を受けることで、送信情報の確認を行うにあたって、より高精度な確認作業が期待できる。同様に、確認者が、第2のサービス提供者からサービス(サービス提供者が提供するサービスと同一サービス)の提供を受けることで、送信情報の確認を行うにあたって、より高精度な確認作業が期待できる。
【0026】
更に、送信手段による送信情報や送信情報にアクセス可能な識別情報の送信先が、確認者情報記録手段にその情報が記録された確認者の端末のみに制限されていることによって、確認者による確認が行われていない情報の送信を規制することができる。
【0027】
本発明の情報配信システムでは、送信手段で情報(確認済送信情報や修正確認済送信情報)を送信するためには、確認者の端末から確認結果情報を受信する必要がある。
【0028】
そのため、確認者による確認を行わない限り、確認済送信情報や修正確認済送信情報の送信ができないこととなり、確認者による送信情報チェックが不可避的に行われ、情報の信頼性や客観性を高めることが可能となる。
【0029】
また、ポイント付与手段が送信情報の確認を行った確認者に対してポイントを付与することによって、送信情報の確認を行いたいという確認者のインセンティブを高めることができる。
【0030】
ここで、商品提供者やサービス提供者の端末から送信された特定情報に基づいて、送信手段の送信先を特定する場合には、ポイントを付与される対象は、商品提供者やサービス提供者が選択した確認者ということになる。換言すると、商品提供者やサービス提供者に選択された確認者のみがポイントを付与されることになる。
そのため、ポイントを付与されたい確認者同士での競争が生まれ、より一層、確認者による確認作業の高品質化が期待できる。なお、商品提供者やサービス提供者が選択する確認者(即ち、特定情報によって特定される確認者)は、単数であっても複数であっても良い。
【0031】
更に、送信手段が、送信情報の少なくとも一部の情報に基づいて、人工知能により所定の情報をAI情報として送信する場合には、ユーザに対して、人工知能によるAI情報を提供することができる。
【0032】
また、確認者の端末が、送信手段から受信した送信情報の少なくとも一部の情報に基づいて、人工知能により所定の情報をAI情報として表示可能に構成されている場合には、端末に表示されたAI情報を参考にした確認作業が実現し、高精度な確認作業が期待できる。
【0033】
また、上記の目的を達成するために、本発明の情報配信システムは、商品提供者が提供する所定の商品の情報を配信する情報配信システムであって、前記商品提供者とは異なる第2の商品提供者から提供された前記商品と同一商品の提供を受け、前記同一商品の情報である送信情報の確認を行う確認者の情報を記録する確認者情報記録手段と、前記送信情報のうち、前記確認者の端末から確認結果情報を受信した前記送信情報である確認済送信情報を記録する確認済送信情報記録手段と、前記送信情報、若しくは、前記送信情報にアクセス可能な識別情報と、前記確認済送信情報記録手段に記録された前記確認済送信情報、前記確認済送信情報記録手段に記録された前記確認済送信情報にアクセス可能な識別情報、前記確認済送信情報記録手段に記録された前記確認済送信情報を修正した修正確認済送信情報、若しくは、前記確認済送信情報記録手段に記録された前記確認済送信情報を修正した修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報と、を外部に送信する送信手段と、前記送信情報の確認を行った前記確認者に対して、ポイントを付与するポイント付与手段と、を備え、前記送信手段による前記送信情報(但し、前記確認済送信情報及び前記修正確認済送信情報は除く。)、及び、前記送信情報にアクセス可能な識別情報(但し、前記確認済送信情報にアクセス可能な識別情報及び前記修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報は除く。)の送信先は、前記確認者情報記録手段にその情報が記録された前記確認者の端末のみに制限され、前記送信手段による前記確認済送信情報、前記確認済送信情報にアクセス可能な識別情報、前記修正確認済送信情報、及び、前記修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報の送信先は、制限されていない。
【0034】
更に、上記の目的を達成するために、本発明の情報配信システムは、サービス提供者が提供する所定のサービスの情報を配信する情報配信システムであって、前記サービス提供者とは異なる第2のサービス提供者から提供された前記サービスと同一サービスの提供を受け、前記同一サービスの情報である送信情報の確認を行う確認者の情報を記録する確認者情報記録手段と、前記送信情報のうち、前記確認者の端末から確認結果情報を受信した前記送信情報である確認済送信情報を記録する確認済送信情報記録手段と、前記送信情報、若しくは、前記送信情報にアクセス可能な識別情報と、前記確認済送信情報記録手段に記録された前記確認済送信情報、前記確認済送信情報記録手段に記録された前記確認済送信情報にアクセス可能な識別情報、前記確認済送信情報記録手段に記録された前記確認済送信情報を修正した修正確認済送信情報、若しくは、前記確認済送信情報記録手段に記録された前記確認済送信情報を修正した修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報と、を外部に送信する送信手段と、前記送信情報の確認を行った前記確認者に対して、ポイントを付与するポイント付与手段と、を備え、前記送信手段による前記送信情報(但し、前記確認済送信情報及び前記修正確認済送信情報は除く。)、及び、前記送信情報にアクセス可能な識別情報(但し、前記確認済送信情報にアクセス可能な識別情報及び前記修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報は除く。)の送信先は、前記確認者情報記録手段にその情報が記録された前記確認者の端末のみに制限され、前記送信手段による前記確認済送信情報、前記確認済送信情報にアクセス可能な識別情報、前記修正確認済送信情報、及び、前記修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報の送信先は、制限されていない。
【0035】
ここで、送信手段が、送信情報を外部に送信することによって、確認対象である送信情報を確認者に提供することができる。同様に、送信手段が、送信情報にアクセス可能な識別情報を外部に送信することによって、確認対象である送信情報を確認者に提供することができる。
【0036】
なお、確認者が、第2の商品提供者から商品(商品提供者が提供する商品と同一商品)の提供を受けることで、送信情報の確認を行うにあたって、より高精度な確認作業が期待できる。同様に、確認者が、第2のサービス提供者からサービス(サービス提供者が提供するサービスと同一サービス)の提供を受けることで、送信情報の確認を行うにあたって、より高精度な確認作業が期待できる。
【0037】
また、送信手段が、確認済送信情報記録手段に記録された確認済送信情報や修正確認済送信情報を外部に送信することによって、確認者による確認作業を経た情報を外部に提供することができる。同様に、送信手段が、確認済送信情報記録手段に記録された確認済送信情報にアクセス可能な識別情報や、確認済送信情報記録手段に記録された修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報を外部に送信することによって、確認者による確認作業を経た情報を外部に送信することができる。
【0038】
更に、送信手段による送信情報や送信情報にアクセス可能な識別情報の送信先が、確認者情報記録手段にその情報が記録された確認者の端末のみに制限されていることによって、確認者による確認が行われていない情報の送信先を規制することができる。
【0039】
本発明の情報配信システムでは、送信手段で情報(確認済送信情報や修正確認済送信情報)を送信するためには、確認者の端末から確認結果情報を受信する必要がある。
【0040】
そのため、確認者による確認を行わない限り、確認済送信情報や修正確認済送信情報の送信ができないこととなり、確認者による送信情報チェックが不可避的に行われ、情報の信頼性や客観性を高めることが可能となる。
【0041】
また、ポイント付与手段が送信情報の確認を行った確認者に対してポイントを付与することによって、送信情報の確認を行いたいという確認者のインセンティブを高めることができる。
【0042】
ここで、商品提供者やサービス提供者の端末から送信された特定情報に基づいて、送信手段の送信先を特定する場合には、ポイントを付与される対象は、商品提供者やサービス提供者が選択した確認者ということになる。換言すると、商品提供者やサービス提供者に選択された確認者のみがポイントを付与されることになる。
そのため、ポイントを付与されたい確認者同士での競争が生まれ、より一層、確認者による確認作業の高品質化が期待できる。なお、商品提供者やサービス提供者が選択する確認者(即ち、特定情報によって特定される確認者)は、単数であっても複数であっても良い。
【0043】
更に、送信手段が、送信情報の少なくとも一部の情報に基づいて、人工知能により所定の情報をAI情報として送信する場合には、ユーザに対して、人工知能によるAI情報を提供することができる。
【0044】
また、確認者の端末が、送信手段から受信した送信情報の少なくとも一部の情報に基づいて、人工知能により所定の情報をAI情報として表示可能に構成されている場合には、端末に表示されたAI情報を参考にした確認作業が実現し、高精度な確認作業が期待できる。
【0045】
また、上記の目的を達成するために、本発明の情報配信システムは、商品提供者が提供する所定の商品の情報を配信する情報提供システムであって、前記商品提供者とは異なる第2の商品提供者から提供された前記商品と同一商品の提供を受け、前記同一商品の情報である送信情報の確認を行う確認者の情報を記録する確認者情報記録手段と、前記送信情報のうち、前記確認者の端末から確認結果情報を受信した前記送信情報である確認済送信情報、若しくは、前記確認済送信情報を修正した修正確認済送信情報を、前記確認結果情報を得たか否かが分かるように書き込みを行って記録する確認済送信情報書込手段と、前記送信情報、若しくは、前記送信情報にアクセス可能な識別情報と、前記確認済送信情報、前記確認済送信情報にアクセス可能な識別情報、前記修正確認済送信情報、若しくは、前記修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報と、を外部に送信する送信手段と、前記送信情報の確認を行った前記確認者に対して、ポイントを付与するポイント付与手段と、を備え、前記送信手段による前記確認結果情報を得ていない前記送信情報、及び、前記確認結果情報を得ていない前記送信情報にアクセス可能な識別情報の送信先は、前記確認者情報記録手段にその情報が記録された前記確認者の端末のみに制限され、前記送信手段による前記確認済送信情報、前記確認済送信情報にアクセス可能な識別情報、前記修正確認済送信情報、及び、前記修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報の送信先は、制限されていない。
【0046】
更に、上記の目的を達成するために、本発明の情報配信システムは、サービス提供者が提供する所定のサービスの情報を配信する情報配信システムであって、前記サービス提供者とは異なる第2のサービス提供者から提供された前記サービスと同一サービスの提供を受け、前記同一サービスの情報である送信情報の確認を行う確認者の情報を記録する確認者情報記録手段と、前記送信情報のうち、前記確認者の端末から確認結果情報を受信した前記送信情報である確認済送信情報、若しくは、前記確認済送信情報を修正した修正確認済送信情報を、前記確認結果情報を得たか否かが分かるように書き込みを行って記録する確認済送信情報書込手段と、前記送信情報、若しくは、前記送信情報にアクセス可能な識別情報と、前記確認済送信情報、前記確認済送信情報にアクセス可能な識別情報、前記修正確認済送信情報、若しくは、前記修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報と、を外部に送信する送信手段と、前記送信情報の確認を行った前記確認者に対して、ポイントを付与するポイント付与手段と、を備え、前記送信手段による前記確認結果情報を得ていない前記送信情報、及び、前記確認結果情報を得ていない前記送信情報にアクセス可能な識別情報の送信先は、前記確認者情報記録手段にその情報が記録された前記確認者の端末のみに制限され、前記送信手段による前記確認済送信情報、前記確認済送信情報にアクセス可能な識別情報、前記修正確認済送信情報、及び、前記修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報の送信先は、制限されていない。
【0047】
ここで、送信手段が、送信情報を外部に送信することによって、確認対象である送信情報を確認者に提供することができる。同様に、送信手段が、送信情報にアクセス可能な識別情報を外部に送信することによって、確認対象である送信情報を確認者に提供することができる。
【0048】
なお、確認者が、第2の商品提供者から商品(商品提供者が提供する商品と同一商品)の提供を受けることで、送信情報の確認を行うにあたって、より高精度な確認作業が期待できる。同様に、確認者が、第2のサービス提供者からサービス(サービス提供者が提供するサービスと同一サービス)の提供を受けることで、送信情報の確認を行うにあたって、より高精度な確認作業が期待できる。
【0049】
また、送信手段が、確認済送信情報や修正確認済送信情報を外部に送信することによって、確認者による確認作業を経た情報を外部に提供することができる。同様に、送信手段が、確認済送信情報にアクセス可能な識別情報や、修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報を外部に送信することによって、確認者による確認作業を経た情報を外部に提供することができる。
【0050】
更に、送信手段による送信情報や送信情報にアクセス可能な識別情報の送信先が、確認者情報記録手段にその情報が記録された確認者の端末のみに制限されていることによって、確認者による確認が行われていない情報の送信を規制することができる。
【0051】
本発明の情報配信システムでは、送信手段で情報(確認済送信情報や修正確認済送信情報)を送信するためには、確認者の端末から確認結果情報を受信する必要がある。
【0052】
そのため、確認者による確認を行わない限り、確認済送信情報や修正確認済送信情報の送信ができないこととなり、確認者による送信情報チェックが不可避的に行われ、情報の信頼性や客観性を高めることが可能となる。
【0053】
また、ポイント付与手段が送信情報の確認を行った確認者に対してポイントを付与することによって、送信情報の確認を行いたいという確認者のインセンティブを高めることができる。
【0054】
ここで、商品提供者やサービス提供者の端末から送信された特定情報に基づいて、送信手段の送信先を特定する場合には、ポイントを付与される対象は、商品提供者やサービス提供者が選択した確認者ということになる。換言すると、商品提供者やサービス提供者に選択された確認者のみがポイントを付与されることになる。
そのため、ポイントを付与されたい確認者同士での競争が生まれ、より一層、確認者による確認作業の高品質化が期待できる。なお、商品提供者やサービス提供者が選択する確認者(即ち、特定情報によって特定される確認者)は、単数であっても複数であっても良い。
【0055】
更に、送信手段が、送信情報の少なくとも一部の情報に基づいて、人工知能により所定の情報をAI情報として送信する場合には、ユーザに対して、人工知能によるAI情報を提供することができる。
【0056】
また、確認者の端末が、送信手段から受信した送信情報の少なくとも一部の情報に基づいて、人工知能により所定の情報をAI情報として表示可能に構成されている場合には、端末に表示されたAI情報を参考にした確認作業が実現し、高精度な確認作業が期待できる。
【0057】
また、上記の目的を達成するために、本発明の情報配信システムは、商品提供者が提供する所定の商品の情報を配信する情報配信システムであって、前記商品提供者とは異なる第2の商品提供者から提供された前記商品と同一商品の提供を受け、前記同一商品の情報である送信情報の確認を行う確認者の情報を記録する確認者情報記録手段と、前記送信情報のうち、前記確認者の端末から確認結果情報を受信した前記送信情報である確認済送信情報を、前記確認結果情報を得たか否かが分かるように書き込みを行って記録する確認済送信情報書込手段と、前記送信情報、若しくは、前記送信情報にアクセス可能な識別情報と、前記確認済送信情報、前記確認済送信情報にアクセス可能な識別情報、前記確認済送信情報を修正した修正確認済送信情報、若しくは、前記確認済送信情報を修正した修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報と、を外部に送信する送信手段と、前記送信情報の確認を行った前記確認者に対して、ポイントを付与するポイント付与手段と、を備え、前記送信手段による前記確認結果情報を得ていない前記送信情報、及び、前記確認結果情報を得ていない前記送信情報にアクセス可能な識別情報の送信先は、前記確認者情報記録手段にその情報が記録された前記確認者の端末のみに制限され、前記送信手段による前記確認済送信情報、前記確認済送信情報にアクセス可能な識別情報、前記修正確認済送信情報、及び、前記修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報の送信先は、制限されていない。
【0058】
更に、上記の目的を達成するために、本発明の情報配信システムは、サービス提供者が提供する所定のサービスの情報を配信する情報配信システムであって、前記サービス提供者とは異なる第2のサービス提供者から提供された前記サービスと同一サービスの提供を受け、前記同一サービスの情報である送信情報の確認を行う確認者の情報を記録する確認者情報記録手段と、前記送信情報のうち、前記確認者の端末から確認結果情報を受信した前記送信情報である確認済送信情報を、前記確認結果情報を得たか否かが分かるように書き込みを行って記録する確認済送信情報書込手段と、前記送信情報、若しくは、前記送信情報にアクセス可能な識別情報と、前記確認済送信情報、前記確認済送信情報にアクセス可能な識別情報、前記確認済送信情報を修正した修正確認済送信情報、若しくは、前記確認済送信情報を修正した修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報と、を外部に送信する送信手段と、前記送信情報の確認を行った前記確認者に対して、ポイントを付与するポイント付与手段と、を備え、前記送信手段による前記確認結果情報を得ていない前記送信情報、及び、前記確認結果情報を得ていない前記送信情報にアクセス可能な識別情報の送信先は、前記確認者情報記録手段にその情報が記録された前記確認者の端末のみに制限され、前記送信手段による前記確認済送信情報、前記確認済送信情報にアクセス可能な識別情報、前記修正確認済送信情報、及び、前記修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報の送信先は、制限されていない。
【0059】
ここで、送信手段が、送信情報を外部に送信することによって、確認対象である送信情報を確認者に提供することができる。同様に、送信手段が、送信情報にアクセス可能な識別情報を外部に送信することによって、確認対象である送信情報を確認者に提供することができる。
【0060】
なお、確認者が、第2の商品提供者から商品(商品提供者が提供する商品と同一商品)の提供を受けることで、送信情報の確認を行うにあたって、より高精度な確認作業が期待できる。同様に、確認者が、第2のサービス提供者からサービス(サービス提供者が提供するサービスと同一サービス)の提供を受けることで、送信情報の確認を行うにあたって、より高精度な確認作業が期待できる。
【0061】
また、送信手段が、確認済送信情報や修正確認済送信情報を外部に送信することによって、確認者による確認作業を経た情報を外部に提供することができる。同様に、送信手段が、確認済送信情報にアクセス可能な識別情報や、修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報を外部に送信することによって、確認者による確認作業を経た情報を外部に提供することができる。
【0062】
更に、送信手段による送信情報や送信情報にアクセス可能な識別情報の送信先が、確認者情報記録手段にその情報が記録された確認者の端末のみに制限されていることによって、確認者による確認が行われていない情報の送信を規制することができる。
【0063】
本発明の情報配信システムでは、送信手段で情報(確認済送信情報や修正確認済送信情報)を送信するためには、確認者の端末から確認結果情報を受信する必要がある。
【0064】
そのため、確認者による確認を行わない限り、確認済送信情報や修正確認済送信情報の送信ができないこととなり、確認者による送信情報チェックが不可避的に行われ、情報の信頼性や客観性を高めることが可能となる。
【0065】
また、ポイント付与手段が送信情報の確認を行った確認者に対してポイントを付与することによって、送信情報の確認を行いたいという確認者のインセンティブを高めることができる。
【0066】
ここで、商品提供者やサービス提供者の端末から送信された特定情報に基づいて、送信手段の送信先を特定する場合には、ポイントを付与される対象は、商品提供者やサービス提供者が選択した確認者ということになる。換言すると、商品提供者やサービス提供者に選択された確認者のみがポイントを付与されることになる。
そのため、ポイントが付与されたい確認者同士での競争が生まれ、より一層、確認者による確認作業の高品質化が期待できる。なお、商品提供者やサービス提供者が選択する確認者(即ち、特定情報によって特定される確認者)は、単数であっても複数であっても良い。
【0067】
更に、送信手段が、送信情報の少なくとも一部の情報に基づいて、人工知能により所定の情報をAI情報として送信する場合には、ユーザに対して、人工知能によるAI情報を提供することができる。
【0068】
また、確認者の端末が、送信手段から受信した送信情報の少なくとも一部の情報に基づいて、人工知能により所定の情報をAI情報として表示可能に構成されている場合には、端末に表示されたAI情報を参考にした確認作業が実現し、高精度な確認作業が期待できる。
【0069】
ところで、ここでの「所定の商品」とは、食品も含む。また、「所定の商品」は、一次産品である場合と二次産品である場合の双方を含み、有体物である場合と無体物である場合の双方を含む。
また、ここでの「所定のサービス」とは、顧客のためになされる種々の奉仕や、他人のために尽力すること、を意味し、有償であるか無償であるかは問わない。
【0070】
また、「送信情報にアクセス可能な識別情報」「修正送信情報にアクセス可能な識別情報」「確認済送信情報にアクセス可能な識別情報」「修正確認済送信情報にアクセス可能な識別情報」とは、例えば、通信回線を介して「送信情報」「修正送信情報」「確認済送信情報」「修正確認済送信情報」が掲載されたウェブサイトにアクセスすることができる二次元バーコードやカラーコード等の識別子を意味する。
【0071】
更に、ここでの「ポイント」とは、景品や商品と交換したり、値引きしたり、次回以降の購入代金の一部に充当したりすることができる点数を意味し、換金できる点数、換金できない点数、のいずれも含むものである。
【発明の効果】
【0072】
本発明の情報配信システムでは、消費者がより一層安心して商品やサービスを選択することが可能となり、商品やサービスの信頼度の向上を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0073】
【
図1】本発明の情報配信システムの構成例(1)を説明するための模式図である。
【
図2】本発明の情報配信システムの使用方法の一例を示す概略図である。
【
図3】本発明の情報配信システムの構成例(2)を説明するための模式図である。
【
図4】本発明の情報配信システムの構成例(3)を説明するための模式図である。
【
図5】本発明の変形例を説明するための模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0074】
以下、発明を実施するための形態(以下、「実施の形態」と称する)について説明を行う。なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態
2.第2の実施の形態
3.第3の実施の形態
4.変形例
【0075】
<1.第1の実施の形態>
図1は、本発明の情報配信システムを適用した食品情報配信システムの構成例(1)を説明するための模式図である。
【0076】
図1で示す食品情報配信システム1は、食品情報の確認者が利用する確認者端末2と、外部端末3と、食品情報の送信者が利用する送信者端末5とで構成される。なお、ここでの外部端末3は、送信者端末5とは異なる端末を意味し、使用主体を限定するものではないが、確認者端末2は含まない。
また、確認者端末2、及び、外部端末3は、各種情報をインターネット4を介して送信者端末5とやり取り可能に構成されている。
【0077】
また、送信者端末5は、食品情報の送信者が外部に送信しようとする食品情報(送信情報)を記録する送信情報記録手段6と、食品情報の送信者が外部に送信しようとする食品情報(送信情報)の確認者(換言すると、確認者端末2の使用主体)の情報を記録する確認者情報記録手段7を有する。
【0078】
ここで、送信情報記録手段6は、食品情報の送信者が食品情報(送信情報)を外部に送信しようとする都度、食品情報(送信情報)を記録するものであって、食品情報(送信情報)を繰り返し書き込み可能(記録可能)に構成されている。
【0079】
また、確認者情報記録手段7は、確認者の情報を適宜追加や削除ができるように構成されており、食品情報(送信情報)に応じて、確認者の情報を変更しても良い。更に、複数の確認者の情報を記録するようにしても良い。
【0080】
更に、送信者端末5は、食品情報(送信情報)の確認者から受信情報(換言すると、確認者端末2からの受信情報)を記録する確認結果情報記録手段8を有する。
なお、ここでの受信情報は、食品情報の送信者が外部に送信しようとする食品情報(送信情報)の確認結果情報を意味している。
【0081】
また、送信者端末5は、ポイント付与手段X1を有する。ポイント付与手段X1は、食品情報(送信情報)の確認を行った確認者にポイントを付与する。
具体的には、例えば、食品情報(送信情報)の確認者からの受信情報が確認結果情報記録手段8に記録された場合に、確認者の保有するポイントを加算することになる。
【0082】
また、送信者端末5は、送信情報記録手段6に記録された食品情報(送信情報)を、確認者端末2に送信する第1の送信手段9を有する。
なお、第1の送信手段9の送信先は、確認者情報記録手段7に記録された確認者に限定されている。
【0083】
ここで、確認者情報記録手段7に複数の確認者の情報が記録されている場合には、(1)送信の都度、食品情報の送信者に確認者を選択させ、選択された確認者に食品情報(送信情報)を送信しても良いし、(2)事前に記録された送信ルールに従って食品情報(送信情報)を送信しても良いし、(3)確認者情報記録手段7に記録されている全ての確認者に食品情報(送信情報)を送信しても良い。
【0084】
なお、ここでの「送信ルール」とは、例えば、(1)送信順番を設定しておいて、上位の送信先に送信することができない場合に次の送信先に送信するといった場合や、(2)送信しようとする食品情報(送信情報)の内容に応じて送信先を決定する場合や、(3)送信タイミングによって送信先を決定する場合(例えば、時間によって送信先を異ならせる、曜日によって送信先を異ならせる、月によって送信先を異ならせる)、が挙げられる。
【0085】
また、第1の送信手段9による送信タイミングについては、(1)送信情報記録手段6に食品情報(送信情報)が記録された直後に送信しても良いし、(2)送信情報記録手段6に食品情報(送信情報)が記録された後、食品情報の送信者による送信処理がなされた際に送信しても良いし、(3)事前に記録された送信ルールに従って送信しても良い。
【0086】
なお、ここでの「送信ルール」とは、例えば、(1)所定の数量、若しくは、容量の食品情報(送信情報)が記録された後に送信する場合や、(2)定められた時間(例えば、毎時0分)に送信する場合や、(3)定められた時間毎(例えば、20分毎、1時間毎)に送信する場合、が挙げられる。
【0087】
また、送信者端末5は、確認結果情報記録手段8に記録された受信情報(確認結果情報)に対応する食品情報(送信情報)を、外部端末3に送信する第2の送信手段10を有する。具体的には、第1の送信手段9で確認者に送信した食品情報(送信情報)のうち、確認者から確認結果情報が届いたものを対象として、第2の送信手段10が送信を行う。
なお、第2の送信手段10の送信先は、特には制限されていない。
【0088】
また、第2の送信手段10は、食品情報(送信情報)と共に、食品情報(送信情報)に対応する確認結果情報、及び、確認結果情報を送信した確認者の情報を送信する。
【0089】
ここで、同一の食品情報(送信情報)を複数の確認者に送信している場合には、(1)いずれかの確認者から確認結果情報が届いた時点で第2の送信手段10による送信対象としても良いし、(2)全ての確認者から確認結果情報が届いた時点で第2の送信手段10による送信対象としても良いし、(3)事前に記録された送信ルールに従って第2の送信手段10による送信対象としても良い。
【0090】
なお、ここでの「送信ルール」とは、例えば、(1)所定の数量(例えば、2つ)の確認結果情報が届いた時点で第2の送信手段10による送信対象とする、(2)送信した確認者のうち過半数の確認結果情報が届いた時点で第2の送信手段10による送信対象とする、といった場合が挙げられる。
【0091】
また、第2の送信手段10による送信タイミングについては、(1)確認結果情報記録手段8に確認結果情報が記録された直後に送信しても良いし、(2)確認結果情報記録手段8に確認結果情報が記録された後、食品情報の送信者による送信処理がなされた際に送信しても良いし、(3)事前に記録された送信ルールに従って送信しても良い。
【0092】
なお、ここでの「送信ルール」とは、例えば、(1)所定の数量、若しくは、容量の確認結果情報が記録された後に送信する場合や、(2)定められた時間(例えば、毎時0分)に送信する場合や、(3)定められた時間毎(例えば、20分毎、1時間毎)に送信する場合、が挙げられる。
【0093】
図2は、上述した食品情報配信システム1の使用方法の一例を示す概略図である。
なお、以下では、食品提供者100が提供する食品情報を確認者200が確認し、その後に、食品提供者100が送信した食品情報が、食品受領者(301、302、303)を経て消費者304に提供されることを前提として説明を行う。
【0094】
本発明の食品情報配信システム1の使用方法の一例では、先ず、食品提供者100が確認者200に対して、食品提供者が提供する食品の情報(食品情報)101を提供する。具体的には、食品情報101を、第1の送信手段9を通じて確認者端末2に送信する。
【0095】
ここで、確認者200は、第2の食品提供者400から食品(食品提供者100が提供する食品と同一食品)102の提供を受けており、食品情報101を受領した確認者200は、食品102の現物を確かめながら、必要に応じて、所定の検査等を行い、食品情報101の確認作業を行う。
【0096】
また、食品情報101の確認作業にあたって、確認者200は、(1)食品提供者100が提供する商品の生産地、生産場所、製造場所、保管場所、販売場所等に立ち入って情報を収集したり、(2)カメラを通じて、食品提供者100が提供する商品の生産地、生産場所、製造場所、保管場所、販売場所等の情報を収集したり、しても良い。
【0097】
その後、確認結果情報103は、確認者端末2から送信者端末5に送信され、確認結果情報記録手段8に記録される。
なお、確認結果情報記録手段8に確認結果情報103が記録されると、ポイント付与手段X1が確認者にポイントを付与する。具体的には、確認者が保有するポイントの情報が、ポイントを加算した情報に更新されることになる。
【0098】
続いて、確認結果情報記録手段8に確認結果情報103が記録されると、食品提供者100が食品受領者(1)301に対して、食品提供者が提供する食品104と共に、食品104の情報である食品情報105を提供する。具体的には、食品104は現物を提供し、食品情報105は第2の送信手段10を通じて外部端末(食品受領者301の端末)3に送信する。
【0099】
なお、食品102と食品104とは同一のものであっても良いが、食品102は食品情報101の確認を行うことができれば充分であって、その目的を達成できる限度において、簡易的なものであっても良い。また、食品情報101と食品情報105とは同一の場合もあるが、後述する変形例1のように、修正を行う場合をも考慮して、ここでは符号を異ならせて説明を行っている。
【0100】
その後、食品受領者(2)302、食品受領者(3)303を経て、消費者304に食品104、食品情報105が提供されることとなる。
なお、ここでは、食品受領者(1)~食品受領者(3)を介して消費者304に食品104及び食品情報105が提供される場合を例に挙げて説明を行っているが、食品提供者100から直接消費者304に提供しても良い。
【0101】
[効果]
上記した本発明の食品情報配信システム1では、食品情報105を外部(食品受領者301、302、303、消費者304)に送信する前段階で、不可避的に確認者200がチェックすることとなり、情報の信頼性や客観性を高めることが可能になる。
【0102】
また、第1の送信手段9による送信先が確認者情報記録手段7に記録された確認者のみに制限されており、未確認の情報が不特定多数に送信されることを規制することによっても、情報の信頼性や客観性を高めることが可能になる。
【0103】
更に、確認者200に食品102を提供していることから、食品情報101の確認作業を高精度に行うことが期待できる。
【0104】
また、確認者200にポイントが付与されることから、食品情報(送信情報)の送信者によって選択されたい(即ち、確認者として選択されたい)というインセンティブが高まり、確認作業の高品質化が期待できる。
【0105】
[変形例1]
上記した第1の実施の形態では、第2の送信手段10は送信情報記録手段6に記録された食品情報(送信情報)を送信する場合を例に挙げて説明を行っているが、確認者による確認の結果、当初予定していた食品情報(送信情報)に修正を加えて送信を希望することも考えられる。
こうした場合に、修正を行った食品情報(送信情報)を、再度、送信情報記録手段6に記録し、確認者による確認作業を経るということも考えられるが、確認者による確認作業を経ることなく、修正を行った食品情報(送信情報)を第2の送信手段10の送信対象としても良い。
即ち、第1の実施の形態の変形例として、確認者による確認結果情報に基づいて修正を行った食品情報(送信情報)を第2の送信手段10の送信対象としても良い。
【0106】
[変形例2]
上記した第1の実施の形態では、第2の送信手段10が、食品情報(送信情報)に対応する確認結果情報、及び、確認結果情報を送信した確認者の情報を送信する場合を例に挙げている。
ここで、確認者による食品情報(送信情報)のチェックを不可避的に行うことで、食品情報(送信情報)の信頼性や客観性を高めることができるのであれば、必ずしも、確認結果情報や確認者の情報を送信する必要は無い。
しかしながら、確認作業主体(確認者の情報)や確認作業結果(確認結果情報)を明確にすることで、より一層、食品情報(送信情報)の信頼性や客観性の高まりを期待できる。
なお、上記変形例1のように、修正を行った食品情報(送信情報)を第2の送信手段10の送信対象とする場合には、修正前の食品情報(送信情報)、換言すると、当初予定していた食品情報(送信情報)も併せて送信することで、より一層、修正を行った食品情報(送信情報)の信頼性や客観性の高まりが期待できる。
【0107】
<2.第2の実施の形態>
図3は、本発明の情報配信システムを適用した食品情報配信システムの構成例(2)を説明するための模式図である。
【0108】
図3で示す食品情報配信システム1は、食品情報の確認者が利用する確認者端末2と、外部端末3と、食品情報の送信者が利用する送信者端末5とで構成される。なお、ここでの外部端末3は、送信者端末5とは異なる端末を意味し、使用主体を限定するものではないが、確認者端末2を含まない。
また、確認者端末2、及び、外部端末3は、各種情報をインターネット4を介して送信者端末5とやり取り可能に構成されている。
【0109】
また、送信者端末5は、食品情報の送信者が外部に送信しようとする食品情報(送信情報)を記録する送信情報記録手段6と、食品情報の送信者が外部に送信しようとする食品情報(送信情報)の確認者(換言すると、確認者端末2の使用主体)の情報を記録する確認者情報記録手段7を有する。
【0110】
ここで、送信情報記録手段6は、食品情報の送信者が食品情報(送信情報)を外部に送信しようとする都度、食品情報(送信情報)を記録するものであって、食品情報(送信情報)を繰り返し書き込み可能(記録可能)に構成されている。
【0111】
また、確認者情報記録手段7は、確認者の情報を適宜追加や削除ができるように構成されており、複数の確認者の情報が記録できるように構成されている。
【0112】
更に、送信者端末5は、食品情報(送信情報)の確認者からの受信情報(換言すると、確認者端末2からの受信情報)に対応する送信情報(以下、「確認済送信情報」と称する)を記録する確認済送信情報記録手段11を有する。
なお、ここでの受信情報は、食品情報の送信者が外部に送信しようとする食品情報(送信情報)の確認結果情報を意味している。
【0113】
ここで、確認済送信情報記録手段11に確認済送信情報を記録すると同時に、送信情報記録手段6から対応する食品情報(送信情報)を削除するようにしても良い。
【0114】
また、送信者端末5は、ポイント付与手段X1を有する。ポイント付与手段X1は、食品情報(送信情報)の確認を行った確認者にポイントを付与する。
具体的には、例えば、確認済送信情報が確認済送信情報記録手段11に記録された場合に、確認者の保有するポイントを加算することになる。
【0115】
また、送信者端末5は、送信情報記録手段6に記録された食品情報(送信情報)を、確認者端末2に送信する送信手段12を有する。更に、送信手段12は、確認済送信情報記録手段11に記録された確認済送信情報を、外部端末3に送信可能に構成されている。
【0116】
ここで、送信者端末5は、送信手段12による食品情報(送信情報)の送信先を特定する特定情報を記録するための特定情報記録手段X2を有する。なお、特定情報は、確認者情報記録手段7に記録された確認者を特定するものであり、食品情報(送信情報)の送信者が記録を行う。
【0117】
即ち、送信手段12による食品情報(送信情報)の送信先は、確認者情報記録手段7に記録された確認者の中から、食品情報(送信情報)の送信者によって選択された確認者ということになる。
一方、確認済送信情報の送信先は、特には限定されていない。
【0118】
[効果]
上記した本発明の食品情報配信システム1では、第1の実施の形態と同様に、食品情報を外部に送信する前段階で、不可避的に確認者がチェックすることとなり、情報の信頼性や客観性を高めることが可能になる。
【0119】
また、確認済送信情報のみが不特定多数に送信可能であるため、換言すると、未確認の情報については送信手段による送信が規制されていることによっても、情報の信頼性や客観性を高めることが可能になる。
【0120】
更に、確認者にポイントが付与されることから、食品情報(送信情報)の送信者によって選択されたい(即ち、確認者として選択されたい)というインセンティブが高まり、確認作業の高品質化が期待できる。
【0121】
[変形例3]
上記した第2の実施の形態では、「送信情報記録手段6に記録された送信情報」と「確認済送信情報」とが同一である場合を例に挙げて説明を行っているが、上記した変形例1と同様の理由から、「送信情報記録手段6に記録された送信情報」に修正を加えた情報(修正確認済送信情報)を確認済送信情報記録手段11に記録し、送信手段12による送信対象としても良い。
【0122】
[変形例4]
上記した変形例3では、修正確認済送信情報を確認済送信情報記録手段11に記録し、確認済送信情報記録手段11に記録された修正確認済送信情報と同一の情報を送信手段12で送信する場合を例に挙げて説明を行っている。
しかしながら、送信手段12によって、修正を加えた情報(修正確認済送信情報)を送信することができれば充分であって、「送信情報記録手段6に記録された送信情報」と同一の「確認済送信情報」を確認済送信情報記録手段11に記録した上で、送信手段12による送信時に、確認済送信情報に修正を加えた情報(修正確認済送信情報)を送信可能に構成しても良い。
【0123】
<3.第3の実施の形態>
図4は、本発明の情報配信システムを適用した食品情報配信システムの構成例(3)を説明するための模式図である。
【0124】
図4で示す食品情報配信システム1は、食品情報の確認者が利用する確認者端末2(2A、2B)と、外部端末3と、食品情報の送信者が利用する送信者端末5とで構成される。なお、ここでの外部端末3は、送信者端末5とは異なる端末を意味し、使用主体を限定するものではないが、確認者端末2A、2Bを含まない。
また、確認者端末2(2A、2B)、及び、外部端末3は、各種情報をインターネット4を介して送信者端末5とやり取り可能に構成されている。
【0125】
また、送信者端末5は、食品情報の送信者が外部に送信しようとする食品情報(送信情報)を記録する送信情報記録手段6と、食品情報の送信者が外部に送信しようとする食品情報(送信情報)の確認者(換言すると、確認者端末2A、2Bの使用主体)の情報を記録する確認者情報記録手段7を有する。
【0126】
ここで、送信情報記録手段6は、食品情報の送信者が食品情報(送信情報)を外部に送信しようとする都度、食品情報(送信情報)を記録するものであって、食品情報(送信情報)を繰り返し書き込み可能(記録可能)に構成されている。
【0127】
また、確認者情報記録手段7は、確認者の情報を適宜追加や削除ができるように構成されており、食品情報(送信情報)に応じて、確認者の情報を変更しても良い。なお、本実施例では、少なくとも、確認者端末2Aの使用主体の情報と、確認者端末2Bの使用主体の情報が記録される。
【0128】
更に、送信者端末5は、食品情報(送信情報)の確認者からの情報(換言すると、確認者端末2A、2Bからの受信情報)に対応する送信情報(以下、「確認済送信情報」と称する)について、確認済であることが分かるように、送信情報記録手段6に書き込みを行う確認済送信情報書込手段13を有する。
なお、ここでの受信情報は、食品情報の送信者が外部に送信しようとする食品情報(送信情報)の確認結果情報を意味している。
【0129】
また、送信者端末5は、ポイント付与手段X1を有する。ポイント付与手段X1は、食品情報(送信情報)の確認を行った確認者にポイントを付与する。
具体的には、例えば、確認済送信情報書込手段13が送信情報記録手段6に書き込みを行った場合に、確認者の保有するポイントを加算することになる。
【0130】
また、送信者端末5は、送信情報記録手段6に記録された食品情報(送信情報)を、確認者端末2に送信する送信手段12を有する。更に、送信手段12は、送信情報記録手段6に記録された確認済送信情報を、外部端末3に送信可能に構成されている。
【0131】
ここで、送信者端末5は、送信手段12による食品情報(送信情報)の送信先を特定する特定情報を記録するための特定情報記録手段X2を有する。なお、特定情報は、確認者情報記録手段7に記録された確認者の中から、送信先となる確認者を特定するものであり、食品情報(送信情報)の送信者が記録を行う。
【0132】
即ち、送信手段12による食品情報(送信情報)の送信先は、確認者情報記録手段7に記録された確認者の中から、食品情報(送信情報)の送信者によって選択された確認者ということになる。例えば、特定情報として、「確認者端末2B」が記録されている場合には、送信手段12は食品情報(送信情報)を確認者端末2Bに送信するといった具合である。
一方、確認済送信情報の送信先は、特には限定されていない。
【0133】
[効果]
上記した本発明の食品情報配信システム1では、第1の実施の形態と同様に、食品情報を外部に送信する前段階で、不可避的に確認者がチェックすることとなり、情報の信頼性や客観性を高めることが可能になる。
【0134】
また、確認済送信情報のみが不特定多数に送信可能であるために、換言すると、未確認の情報については送信手段による送信が規制されていることによっても、情報の信頼性や客観性を高めることが可能になる。
【0135】
更に、確認者にポイントが付与されることから、食品情報(送信情報)の送信者によって選択されたい(即ち、確認者として選択されたい)というインセンティブが高まり、確認作業の高品質化が期待できる。
【0136】
[変形例5]
上記した第3の実施の形態では、「送信情報記録手段6に記録された送信情報」と「確認済送信情報」とが同一である場合を例に挙げて説明を行っているが、上述した変形例1と同様の理由から、確認済送信情報書込手段13によって、「送信情報記録手段6に記録された送信情報」に修正を加えた情報(修正確認済送信情報)を送信情報記録手段6に書き込んで記録し、送信手段12による送信対象としても良い。
【0137】
[変形例6]
上記した変形例5では、修正確認済送信情報を送信情報記録手段6に記録し、送信情報記録手段6に記録された修正確認済送信情報と同一の情報を送信手段12で送信する場合を例に挙げて説明を行っている。
しかしながら、送信手段12によって、修正を加えた情報(修正確認済送信情報)を送信することができれば充分であって、「送信情報記録手段6に記録された送信情報」と同一の「確認済送信情報」を送信情報記録手段6に記録した上で、送信手段12による送信時に、確認済送信情報に修正を加えた情報(修正確認済送信情報)を送信可能に構成しても良い。
【0138】
<4.変形例>
上記した第1の実施の形態、第2の実施の形態、第3の実施の形態では、食品提供者が提供する情報に着目した場合を例に挙げて説明を行っている。しかしながら、本発明の情報配信システムが取り扱う情報は、食品情報に限定されることなく、サービス提供者が提供するサービスの情報であったり、商品提供者が提供する商品(食品以外の商品)の情報であったりしても良い。
【0139】
また、
図2で示す食品情報配信システム1の使用方法の一例では、食品情報の送信源である食品提供者100が送信する食品情報を確認者200が確認する場合を例に挙げて説明を行っているが、食品提供者100から送信された食品情報は、食品受領者(301、302、303)を経て消費者304に提供されるため、食品受領者(301、302、303)が送信する食品情報の信頼性や客観性を高めることも重要となる。そのため、
図5で示すように、食品情報の送信源ではない食品受領者303が送信する食品情報を確認者200が確認するようにしても良い。この場合には、食品受領者303が利用する端末が送信者端末5ということになる。
【0140】
具体的には、食品受領者303が確認者200に対して、食品受領者303が消費者304に提供する食品の情報(食品情報)101を提供し、確認者200から確認結果情報103を受領するようにしても良い。この場合、確認結果情報103の内容に応じて、食品受領者303は消費者304に対して食品情報の提供を行うか否かの判断を行うことが可能となる。
【0141】
また、上記した第1の実施の形態の第2の送信手段10、第2の実施の形態や第3の実施の形態の送信手段12に、送信情報記録手段6に記録された送信情報に基づいて、人工知能(AI)が各種データベースから収集した所定の情報を送信する(換言すると、外部端末3に、AIが各種データベースから収集した所定の情報を送信する)ように構成しても良い。
【0142】
また、上記した第1の実施の形態、第2の実施の形態、第3の実施の形態では、「情報」そのものを送信する場合を例に挙げて説明を行っているが、確認者端末2の使用主体や外部端末5の使用主体が「情報」を確認することができれば充分であるために、「情報」にアクセスできる識別情報(二次元バーコードやカラーコード等の識別子)を送信しても良い。
この場合、識別情報を用いて、確認者端末2や外部端末5で「情報」が掲載されたウェブサイト等にアクセスして、「情報」を確認することになる。
【符号の説明】
【0143】
1 食品情報配信システム
2 確認者端末
3 外部端末
4 インターネット
5 送信者端末
6 送信情報記録手段
7 確認者情報記録手段
8 確認結果情報記録手段
9 第1の送信手段
10 第2の送信手段
11 確認済送信情報記録手段
12 送信手段
13 確認済送信情報書込手段