IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ フランスベッド株式会社の特許一覧

<>
  • 特許-ソファー兼用ベッド装置 図1
  • 特許-ソファー兼用ベッド装置 図2
  • 特許-ソファー兼用ベッド装置 図3
  • 特許-ソファー兼用ベッド装置 図4
  • 特許-ソファー兼用ベッド装置 図5
  • 特許-ソファー兼用ベッド装置 図6
  • 特許-ソファー兼用ベッド装置 図7
  • 特許-ソファー兼用ベッド装置 図8
  • 特許-ソファー兼用ベッド装置 図9
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-04-01
(45)【発行日】2022-04-11
(54)【発明の名称】ソファー兼用ベッド装置
(51)【国際特許分類】
   A47C 27/00 20060101AFI20220404BHJP
   A47C 17/04 20060101ALI20220404BHJP
【FI】
A47C27/00 R
A47C17/04 B
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2019027211
(22)【出願日】2019-02-19
(65)【公開番号】P2020130556
(43)【公開日】2020-08-31
【審査請求日】2020-07-14
(73)【特許権者】
【識別番号】000010032
【氏名又は名称】フランスベッド株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001737
【氏名又は名称】特許業務法人スズエ国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】山田 安宏
(72)【発明者】
【氏名】舟生 康輝
【審査官】齊藤 公志郎
(56)【参考文献】
【文献】英国特許出願公開第02409972(GB,A)
【文献】独国特許出願公開第4344589(DE,A1)
【文献】米国特許第3555581(US,A)
【文献】実開平4-120651(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47C 27/00-22
A47C 17/04
A47C 3/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
互いの側面を隣接させて一列に並設された少なくとも第1乃至第6のクッション体を有し、
並設方向中央に位置する前記第1のクッション体と前記第2のクッション体は隣接箇所の厚さ方向一方の面が屈曲可能に連結され、
前記第3のクッション体と前記第4のクッション体は、隣接箇所の厚さ方向一方の面が屈曲可能に連結されて前記第1のクッション体側に配置され、前記第3のクッション体の厚さ方向他方の面が前記第1のクッション体の他方の面に屈曲可能に連結され、
前記第5のクッション体と前記第6のクッション体は、隣接箇所の厚さ方向一方の面が屈曲可能に連結されて前記第2のクッション体側に配置され、前記第5のクッション体の厚さ方向他方の面が前記第2クッション体の他方の面に屈曲可能に連結された構成であって、
前記第1のクッション体と前記第2のクッション体は同じ長さ寸法に設定され、前記第3乃至第6のクッション体の長さ寸法は前記第1、第2のクッション体の長さ寸法の半分に設定されていて、
前記第1乃至第6のクッション体の連結個所を所定の状態に折り曲げることで、その折り曲げ方に応じて異なる状態のソファーに変換できることを特徴とするソファー兼用ベッド装置。
【請求項2】
前記第1のクッション体と前記第2のクッション体を並設し、前記第1のクッション体の幅方向一端側の上面に前記第3、第4のクッション体を重ねて折り畳み、前記第2のクッション体の幅方向他端側の上面に前記第5、第6のクッション体を重ねて折り畳むことで、前記第1のクッション体と前記第2のクッション体を座部とし、前記第3、第4のクッション体及び前記第5、第6のクッション体をそれぞれ肘掛けとして利用できるソファーに変換されることを特徴とする請求項1記載のソファー兼用ベッド装置。
【請求項3】
前記第1のクッション体の上面に前記第2のクッション体を折り曲げて重合し、前記第4のクッション体を前記第3のクッション体の上面の重なるよう折り曲げ、前記第6のクッション体をその一方の面が第5のクッション体の一方の面に接合するよう折り曲げた後、前記第5、第6のクッション体の側面を前記第4のクッション体の上面によって支持することで、前記第1のクッション体及びこれに重合した前記第2のクッション体を座部とし、前記第5、第6のクッション体を背部として利用できるソファーに変換されることを特徴とする請求項1記載のソファー兼用ベッド装置。
【請求項4】
前記第1のクッション体の上面に前記第2のクッション体を折り曲げて重合し、前記第2のクッション体の上面に前記第5のクッション体と前記第6のクッション体を順次折り曲げて重合することで、水平に展開した前記第3のクッション体と前記第4のクッション体を座部とし、重合された前記第2、第5及び第6のクッション体を背部として利用できるソファーに変換されることを特徴とする請求項1記載のソファー兼用ベッド装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明はソファーとベッド装置とのいずれかに変換して利用することのできるソファー兼用ベッド装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、複数のクッション体を折り畳み可能に連結し、所定の折り畳み形状とすることでソファーに変換して利用したり、ベッド装置に変換して利用することができるソファー兼用ベッド装置が知られている。
【0003】
従来のソファー兼用ベッド装置としては特許文献1-3に示され構造が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】実公昭52-36732号公報
【文献】実公昭47-29784号公報
【文献】実公昭63-10779号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来のソファー兼用ベッド装置は、特許文献1-3に示されているようにソファーやベッド装置に変換することができる形態数が少ないため、利用者の種々の要求に十分に対応することができないということがあった。
【0006】
この発明は、ソファーの状態やベッド装置の状態に変換して利用することができる形態数を増大させ、利用者の要求に対して十分に対応できるようにしたソファー兼用ベッド装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明は、互いの側面を隣接させて一列に並設された少なくとも第1乃至第6のクッション体を有し、
並設方向中央に位置する前記第1のクッション体と前記第2のクッション体は隣接箇所の厚さ方向一方の面が屈曲可能に連結され、
前記第3のクッション体と前記第4のクッション体は、隣接箇所の厚さ方向一方の面が屈曲可能に連結されて前記第1のクッション体側に配置され、前記第3のクッション体の厚さ方向他方の面が前記第1のクッション体の他方の面に屈曲可能に連結され、
前記第5のクッション体と前記第6のクッション体は、隣接箇所の厚さ方向一方の面が屈曲可能に連結されて前記第2のクッション体側に配置され、前記第5のクッション体の厚さ方向他方の面が前記第2クッション体の他方の面に屈曲可能に連結された構成であって、
前記第1のクッション体と前記第2のクッション体は同じ長さ寸法に設定され、前記第3乃至第6のクッション体の長さ寸法は前記第1、第2のクッション体の長さ寸法の半分に設定されていて、
前記第1乃至第6のクッション体の連結個所を所定の状態に折り曲げることで、その折り曲げ方に応じて異なる状態のソファーに変換できることを特徴とするソファー兼用ベッド装置にある。
【発明の効果】
【0008】
この発明によれば、第1、第2のクッション体を挟んで一端側に第3、第4のクッション体が配置され、他端側に第5、第6のクッション体が配置されていて、隣り合う各クッション体がそれぞれ交互の方向に屈曲可能に連結されている。
【0009】
それによって、6つのクッション体の屈曲状態を種々変化させて重ねるなどすることで、複数のソファー或いはベッド装置に変換することが可能となるから、利用者の要求に応じて種々の形態のソファーやベッド装置として利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】(a)はソファーベッド装置の平面図、(b)は同じく側面図。
図2】(a)はソファーベッド装置を第1の形態のソファーに変換する過程を示す図、(b)は第1の形態のソファーに変換された状態を示す図。
図3】(a)はソファーベッド装置を第2の形態のソファーに変換した状態を示す正面図、(b)は同じく利用者が利用した状態を示す側面図。
図4】ソファーベッド装置を第3の形態のソファーに変換して利用者が利用した状態を示す側面図。
図5】ソファーベッド装置を第1の形態のベッド装置に変換して利用者が利用した状態を示す側面図。
図6】ソファーベッド装置を第2の形態のベッド装置に変換して利用者が利用した状態を示す側面図。
図7】ソファーベッド装置を第3の形態のベッド装置に変換して利用者が利用した状態を示す側面図。
図8】ソファーベッド装置をカウチに変換して利用者が利用した状態を示す側面図。
図9】マットレスを圧縮して梱包した状態を示す斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、この発明の一実施の形態を図1乃至図9を参照しながら説明する。
【0012】
図1(a)はソファーベッド装置の平面図、同じく(b)は正面図である。前記ソファーベッド装置は並設された第1乃至第6のクッション体1~6からなるマットレスMによって構成されている。
【0013】
各クッション体1~6は、詳細は図示しないが、ウレタンフォームなどの圧縮可能な弾性材料を所定の厚さを有する矩形状に形成し、その弾性材料を外装地によって被覆して形成されている。
【0014】
前記マットレスMの長手方向の中央部分には、前記第1のクッション体1と前記第2のクッション体2とが前記長手方向に沿う互いの一側面を接合させて配置されている。これら第1のクッション体1と第2のクッション体2は、接合させた一側面の図1(b)における厚さ方向の上面である、厚さ方向一方の面の両端部が第1の連結部11によって屈曲可能に連結されている。
【0015】
前記第1のクッション体1の他側面には、前記第3のクッション体3と第4のクッション体4が順次一側面を接合させて配置されている。前記第3のクッション体3は前記第1のクッション体1に対して厚さ方向の下側の面である、厚さ方向の他方の面が第2の連結部12によって屈曲可能に連結され、前記第4のクッション体4は前記第3のクッション体3に対して厚さ方向の上面である一方の面が第3の連結部13によって屈曲可能に連結されている。
【0016】
前記第2のクッション体2の他側面には前記第5のクッション体5と第6のクッション体6が順次、一側面を接合させて配置されている。前記第5のクッション体5は前記第2のクッション体2に対して厚さ方向の下側の面である、厚さ方向の他方の面が第4の連結部14によって屈曲可能に連結され、前記第6のクッション体6は前記第5のクッション体5に対して厚さ方向の上面である、厚さ方向の一方の面が第5の連結部15によって屈曲可能に連結されている。
【0017】
なお、この実施の形態では、前記第1乃至第6のクッション体1~6は幅寸法が約850mmに設定され、厚さ寸法は125mmに設定されている。前記第1、第2のクッション体1,2の長さ寸法は前記第3乃至第6のクッション体3~6の長さ寸法の2倍に設定されている。
【0018】
この実施の形態では前記第1、第2のクッション体1,2の長さ寸法は500mm、前記第3乃至第6のクッション体3~6の長さ寸法は250mmに設定されている。それによって、前記マットレスMの全長は2mになっている。
【0019】
そして、前記第1乃至第6のクッション体1~6は、上述したように前記第1乃至第5の連結部11~15によって厚さ方向の一方の面と他方の面とが交互に連結されている。
【0020】
つぎに、上述した構成の前記ソファーベッド装置の使用例を図2乃至図8を参照しながら説明する。
【0021】
図2(a),(b)は前記ソファーベッド装置を構成する前記マットレスMを第1の形態のソファーS1として利用する場合であって、まず、図2(a)に示すように前記第1のクッション体1の上面に前記第2のクッション体2が重なるよう、前記マットレスMを半分に折り曲げた後、前記第3、第4のクッション体3,4に重なった第5、第6のクッション体5,6を上方へ折り曲げる。
【0022】
前記第5、第6のクッション体5,6を上方へ折り曲げた状態で、図2(b)に示すように前記第4のクッション体4を前記第3のクッション体3の上面に重なるよう折り曲げた後、前記第6のクッション体6の一方の面が前記第5のクッション体5の一方の面に接合するよう前記第6のクッション体6を折り曲げる。
【0023】
ついで、前記第5、第6のクッション体5,6を、これらの側面が前記第4のクッション体4の図2(b)における上面(他方の面)に支持されるよう載置する。
【0024】
それによって、図2(b)に示すように前記マットレスMを第1の形態のソファーS1に変換することができるから、利用者Uは座部となった前記第2のクッション体2上に着座し、背部となった前記第5、第6のクッション体5,6に寄り掛かることができる。
【0025】
なお、前記マットレスMを第1の形態のソファーS1に変換した場合、利用者Uが寄り掛かる、背部となった前記第5のクッション体5と前記第6のクッション体6とを図示しないカバーによって一体的に覆うようにしてもよい。
【0026】
そのようにすれば、利用者Uが前記第5、第6のクッション体5,6に寄り掛かったとき、これら第5,6のクッション体5,6が前記第4のクッション体4上でずれ動き難いよう保持することができる。
【0027】
図3(a)、(b)は前記マットレスMを第2の形態のソファーS2として利用する場合である。すなわち、水平に展開させた状態にある前記マットレスMの、前記第1のクッション体1の上面に、前記第3のクッション体3と前記第4のクッション体4を順次折り曲げて重合する。ついで、前記第2のクッション体2の上面に、前記第5のクッション体5と前記第6のクッション体6を順次折り曲げて重合する。
【0028】
それによって、前記第1のクッション体1と前記第2のクッション体2とがなす、座面となる平面の幅方向の一方の端部に前記第3のクッション体3と第4のクッション体4が重合して位置し、他方の端部に、前記第5のクッション体5と第6のクッション体6が重合して位置する状態となる。それによって、前記マットレスMが第2の形態のソファーS2に変換されることになる。
【0029】
このように変換された前記第2の形態ソファーS2は、並設された前記第1のクッション体1と第2のクッション体2とがなす座面の長手方向の一端部に重合された前記第3のクッション体3と第4のクッション体4が位置し、他端部に前記第5のクッション体5と第6のクッション体6端部に位置することになる。
【0030】
したがって、図3(b)に示すように利用者Uが壁面Wに寄り掛かりながら、前記第1のクッション体1と前記第2のクッション体2とがなす座面に足を投げ出して着座したとき、前記第1のクッション体1と前記第2のクッション体2とが座面の一端部と他端部とにそれぞれ重合して位置する前記第3、第4のクッション体3,4及び前記第5、第6のクッション体5,6を肘掛けとして利用することができる。
【0031】
図4は前記マットレスMを第3の形態のソファーS3として利用する場合で、水平に展開した状態にある前記マットレスMを、前記第1のクッション体1の上面に前記第2のクッション体2が重合するよう、2つに折り曲げる。ついで、前記第2のクッション体2の上面に、前記第5のクッション体5と第6のクッション体6を順次折り曲げて重合する。
【0032】
それによって、前記第3の形態のソファーS3を利用する場合、利用者Uは前記第3のクッション体3と第4のクッション体4を着座する座部として利用することができ、前記第1のクッション体1に重合した前記第2のクッション体2及び前記第5、第6のクッション体5,6を背部として利用することができる。
【0033】
図5は前記マットレスMの前記第1乃至第6のクッション体1~6を水平に展開した状態で、第1の形態のベッドB1として利用する場合で、利用者Uは前記第1乃至第6のクッション体1~6がなす平面全体をベッド面として利用することができる。
【0034】
図6は、前記マットレスMの前記第4のクッション体4を折り曲げて前記第3のクッション体3の上面に重ねることで、第2の形態のベッドB2として利用する場合で、利用者Uは前記第3のクッション体3に重合された前記第4のクッション体4を枕として利用し、前記第1、第2、第5及び第6のクッション体1,2,5及び6の一方の面がなす平面をベッド面として利用することができる。
【0035】
図7は前記マットレスMの前記第4のクッション体4を折り曲げて前記第3のクッション体3の上面に重ねるとともに、前記第6のクッション体6を折り曲げて前記第5のクッション体5に重合することで、第3の形態のベッドB3として利用する場合である。
【0036】
この場合、利用者Uは第1のクッション体1と第2のクッション体2との一方の面である上面をベッド面として利用することができるとともに、頭部を前記第4のクッション体4に載せ、この第4のクッション体4を枕として利用でき、前記第6のクッション体6に足部を載せ、足部を持ち上げた楽な姿勢を取ることができる。
【0037】
図8は、前記マットレスMの前記第1のクッション体1の上面に前記第3のクッション体3を折り曲げて重合した後、この第3のクッション体3の上面に前記第4のクッション体4を折り曲げて重ねることで、第1の形態のカウチCとして利用する場合である。
【0038】
この場合、利用者Uは前記第1、第2、第5及び第6のクッション体1,2,5及び6がなす平面をなす一方の面に下半身を伸ばして着座し、前記第3、第4のクッション体3,4に寄り掛かって利用することができる。
【0039】
前記マットレスMを構成する前記第1乃至第6のクッション体1~6は、圧縮可能な弾性材料によって形成されている。そのため、前記マットレスMは図9に示すように厚さ方向に圧縮した状態でロール状に巻き、その状態で気密性の合成樹脂によって形成された袋体21内に収容する。その後、前記袋体21の内部を減圧して密閉することで、搬送し易いよう小さな荷姿に梱包することができる。
【0040】
このように、上述した構成のマットレスMは、第1乃至第6のクッション体1~6に分割し、前記第1、第2のクッション体1,2を前記マットレスMの長手方向の中央に配置し、前記第1のクッション体1側に前記第3、第4のクッション体3,4を順次配置し、前記第2のクッション体2側に前記第5、第6のクッション体5,6を順次配置した。
【0041】
そして、前記第1乃至第6のクッション体1~6は、隣り合う側面の上下方向の一方の面(上面)と他方の面(下面)とを、前記第1乃至第5の連結部11~15によって交互に屈屈曲可能に連結した。
【0042】
さらに、前記第1、第2のクッション体1,2のそれぞれの長さ寸法を、前記第3乃至第6のクッション体6のそれぞれの長さ寸法の2倍に設定した。
【0043】
そのため、このような構成の前記マットレスMからなるソファーベッド装置によれば、上述したように複数の形態のソファーや複数の形態のベッドに変換して利用することができる。しかも、図8に示すようにカウチに変換して利用することもできる。
【0044】
すなわち、ソファーやベッドに変換することができる形態の数を従来のソファーベッド装置に比べて増大させることができるから、利用者の好みに応じた形態に変形させて利用できるという利点を有する。
【0045】
なお、上述した実施の形態では6つのクッション体を一列に配置して屈曲可能に連結するようにしたが、クッション体の数は限定されず、5つ以下或いは7つ以上であっても差し支えない。
【0046】
また、1つのクッション体を2つ或いはそれ以上に折り曲げ可能な構成にし、そのような構成のクッション体を1つ或いはそれ以上用いることで、クッション体の数に限定されずに、ソファー或いはベッド装置に変換できる形態の数を変えるようにしてもよい。
【符号の説明】
【0047】
1…第1のクッション体、2…第2のクッション体、3…第3のクッション体、4…第4のクッション体、5…第5のクッション体、6…第6のクッション体、11…第1の連結部、12…第2の連結部、13…第3の連結部、14…第4の連結部、15…第5の連結部。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9