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特許7053644硫黄含有置換基を有する殺有害生物活性な複素環式誘導体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-04-04
(45)【発行日】2022-04-12
(54)【発明の名称】硫黄含有置換基を有する殺有害生物活性な複素環式誘導体
(51)【国際特許分類】
   C07D 471/04 20060101AFI20220405BHJP
   C07D 487/04 20060101ALI20220405BHJP
   A01P 5/00 20060101ALI20220405BHJP
   A01P 7/04 20060101ALI20220405BHJP
   A01P 7/02 20060101ALI20220405BHJP
   A01P 9/00 20060101ALI20220405BHJP
   A01N 43/90 20060101ALI20220405BHJP
   C07D 401/12 20060101ALI20220405BHJP
   C07D 213/81 20060101ALI20220405BHJP
   C07D 213/78 20060101ALI20220405BHJP
   C07C 323/32 20060101ALI20220405BHJP
   C07D 213/79 20060101ALI20220405BHJP
   C07C 323/63 20060101ALI20220405BHJP
【FI】
C07D471/04 107Z
C07D471/04 CSP
C07D487/04 144
A01P5/00
A01P7/04
A01P7/02
A01P9/00
A01N43/90 104
A01N43/90 105
C07D401/12
C07D213/81
C07D213/78
C07C323/32
C07D213/79
C07C323/63
C07D471/04 107K
【請求項の数】 15
(21)【出願番号】P 2019545267
(86)(22)【出願日】2018-02-16
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2020-03-19
(86)【国際出願番号】 EP2018053854
(87)【国際公開番号】W WO2018153778
(87)【国際公開日】2018-08-30
【審査請求日】2021-02-15
(31)【優先権主張番号】201711006112
(32)【優先日】2017-02-21
(33)【優先権主張国・地域又は機関】IN
(73)【特許権者】
【識別番号】519295993
【氏名又は名称】シンジェンタ パーティシペーションズ アーゲー
(74)【代理人】
【識別番号】100094569
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 伸一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100103610
【弁理士】
【氏名又は名称】▲吉▼田 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100109070
【弁理士】
【氏名又は名称】須田 洋之
(74)【代理人】
【識別番号】100119013
【弁理士】
【氏名又は名称】山崎 一夫
(74)【代理人】
【識別番号】100123777
【弁理士】
【氏名又は名称】市川 さつき
(74)【代理人】
【識別番号】100111796
【弁理士】
【氏名又は名称】服部 博信
(74)【代理人】
【識別番号】100196405
【弁理士】
【氏名又は名称】小松 邦光
(72)【発明者】
【氏名】レンドラー セバスチャン
(72)【発明者】
【氏名】エドマンズ アンドリュー
(72)【発明者】
【氏名】ユング ピエール ジョセフ マルセル
(72)【発明者】
【氏名】ミューレバッハ ミシェル
(72)【発明者】
【氏名】ラワル ギリッシュ
(72)【発明者】
【氏名】セン インディラ
(72)【発明者】
【氏名】シケルヴァル ヴィカス
【審査官】谷尾 忍
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2016/026848(WO,A1)
【文献】国際公開第2016/071214(WO,A1)
【文献】特表2016-528189(JP,A)
【文献】国際公開第2015/121136(WO,A1)
【文献】特表2020-502115(JP,A)
【文献】特表2020-500170(JP,A)
【文献】特開2014-005263(JP,A)
【文献】特開2013-136519(JP,A)
【文献】DATABASE PubChem Compound [online] NCBI; 9 April 2016 (2016-04-09), Database accession no. CID 118892648
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C07D 471/04
C07D 487/04
A01N 43/90
C07D 401/12
C07D 213/81
C07D 213/78
C07C 323/32
C07D 213/79
C07C 323/63
CAplus/REGISTRY(STN)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
(I)
【化1】
(式中、
Aは、CH又はNであり;
Xは、S、SO又はSO2であり;
1は、C1~C4アルキル、C1~C4ハロアルキル又はC3~C6シクロアルキル-C1~C4アルキルであり;
1は、N又はCHであり;
1は、O、S又はNR3であり、ここで、R3は、水素又はC1~C4アルキルであり;
2は、ハロゲン、C1~C6ハロアルキル、C1~C4ハロアルキルスルファニル、C1~C4ハロアルキルスルフィニル、C1~C4ハロアルキルスルホニル又はC1~C6ハロアルコキシであり;
7は、水素、ハロゲン、シアノ、C1~C6アルキル、C1~C6ハロアルキル、C3~C6シクロアルキル、C1~C4アルコキシ、C1~C4アルコキシC1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルファニル、C1~C4アルキルスルファニル-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルフィニル-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルホニル-C1~C4アルキル又はC1~C4アルキルオキシカルボニルであり;及び
8は、ハロゲン、シアノ、C1~C6アルキル、C1~C6ハロアルキル、C3~C6シクロアルキル、C1~C4アルコキシ、C1~C4アルコキシ-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルファニル、C1~C4アルキルスルファニル-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルフィニル-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルホニル-C1~C4アルキル又はC1~C4アルキルオキシカルボニルである)
の化合物、又は、前記式(I)の化合物の農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシド。
【請求項2】
1は、C1~C4アルキル又はC3~C6シクロアルキル-C1~C4アルキルである、請求項1に記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシド。
【請求項3】
2は、ハロゲン、C1~C4ハロアルキル、C1~C4ハロアルキルスルファニル、C1~C4ハロアルキルスルフィニル又はC1~C4ハロアルキルスルホニルである、請求項1又は2に記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシド。
【請求項4】
7は、水素、フルオロ、シアノ、C1~C4アルコキシカルボニル、C1~C4アルキルである、請求項1~3のいずれか一項に記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシド。
【請求項5】
8は、シアノ、フルオロ又はC1~C4アルキルである、請求項1~4のいずれか一項に記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシド。
【請求項6】
1は、NR3であり、ここで、R3は、C1~C4アルキルである、請求項1~5のいずれか一項に記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシド。
【請求項7】
Xは、S又はSO2である、請求項1~6のいずれか一項に記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシド。
【請求項8】
1は、C1~C4アルキル又はシクロプロピルメチルであり、及びR2は、ハロゲン又はC1~C3ハロアルキルである、請求項1~7のいずれか一項に記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシド。
【請求項9】
7は、水素、メチル、エチル又はフルオロであり、及びR8は、フルオロ、メチル又はエチルである、請求項1~8のいずれか一項に記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシド。
【請求項10】
Aは、CH又はNであり;
Xは、S又はSO2であり;
1は、N又はCHであり;
1は、N3であり;
1は、メチル、エチル、n-プロピル、i-プロピル又はシクロプロピルメチルであり;
2は、C1~C2ハロアルキルであり;
7は、メチル又はフルオロであり;及び
8は、フルオロ、メチル又はエチルである、請求項1に記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシド。
【請求項11】
Aは、Nである、請求項1~10のいずれか一項に記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシド。
【請求項12】
(IX)
【化2】
(式中、
Aは、CH又はNあり;
Xは、S、SO又はSO2 あり;
1は、C1~C4アルキルあり;
1は、N又はCHであり;
3は、水素又はC1~C4アルキルあり;
2は、ハロゲン、C1~C6ハロアルキル、C1~C4ハロアルキルスルファニル、C1~C4ハロアルキルスルフィニル、C1~C4ハロアルキルスルホニル又はC1~C6ハロアルコキシあり;
7は、水素、ハロゲン、シアノ、C1~C6アルキル、C1~C6ハロアルキル、C3~C6シクロアルキル、C1~C4アルコキシ、C1~C4アルコキシC1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルファニル、C1~C4アルキルスルファニル-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルフィニル-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルホニル-C1~C4アルキル又はC1~C4アルキルオキシカルボニルであり及び
8は、ハロゲン、シアノ、C1~C6アルキル、C1~C6ハロアルキル、C3~C6シクロアルキル、C1~C4アルコキシ、C1~C4アルコキシ-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルファニル、C1~C4アルキルスルファニル-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルフィニル-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルホニル-C1~C4アルキル又はC1~C4アルキルオキシカルボニルであ
の化合物或いは
(XI)
【化3】
(式中、
Aは、CH又はNあり;
Xは、S、SO又はSO2 あり;
1は、C1~C4アルキルあり;
7は、水素、ハロゲン、シアノ、C1~C6アルキル、C1~C6ハロアルキル、C3~C6シクロアルキル、C1~C4アルコキシ、C1~C4アルコキシC1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルファニル、C1~C4アルキルスルファニル-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルフィニル-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルホニル-C1~C4アルキル又はC1~C4アルキルオキシカルボニルであり及び
8は、ハロゲン、シアノ、C1~C6アルキル、C1~C6ハロアルキル、C3~C6シクロアルキル、C1~C4アルコキシ、C1~C4アルコキシ-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルファニル、C1~C4アルキルスルファニル-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルフィニル-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルホニル-C1~C4アルキル又はC1~C4アルキルオキシカルボニルであ
の化合物;或いは
(XII)
【化4】
(式中、
Aは、CH又はNあり;
Xは、S、SO又はSO2 あり;
1は、C1~C4アルキルあり;
7は、水素、ハロゲン、シアノ、C1~C6アルキル、C1~C6ハロアルキル、C3~C6シクロアルキル、C1~C4アルコキシ、C1~C4アルコキシC1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルファニル、C1~C4アルキルスルファニル-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルフィニル-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルホニル-C1~C4アルキル又はC1~C4アルキルオキシカルボニルであり
8は、ハロゲン、シアノ、C1~C6アルキル、C1~C6ハロアルキル、C3~C6シクロアルキル、C1~C4アルコキシ、C1~C4アルコキシ-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルファニル、C1~C4アルキルスルファニル-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルフィニル-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルホニル-C1~C4アルキル又はC1~C4アルキルオキシカルボニルであ
の化合物;或い
(XVI)
【化5】
(式中、
Aは、CH又はNあり;
Xは、S、SO又はSO2 あり;
1は、C1~C4アルキルあり;
11は、C1~C4アルキルあり;及び
LGは、C1~C4アルキルある)
の化合物。
【請求項13】
殺虫的に、殺ダニ的に、殺線虫的に又は殺軟体動物的に有効な量の、請求項1~11のいずれか一項に記載の式(I)の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシドを含み、かつ任意に補助剤又は希釈剤を含む組成物。
【請求項14】
昆虫、ダニ、線虫又は軟体動物を駆除及び防除する方法であって、有害生物、有害生物の場所又は有害生物による攻撃を受けやすい植物に、殺虫的に、殺ダニ的に、殺線虫的に又は殺軟体動物的に有効な量の、請求項1~11のいずれか一項に記載の式(I)の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシド又は請求項13に記載の組成物を適用する工程を含む、方法(ただし、ヒトに適用する方法を除く)
【請求項15】
昆虫、ダニ、線虫又は軟体動物による攻撃から植物繁殖材料を保護する方法であって、前記繁殖材料又は前記繁殖材料が植えられている場所を、請求項13に記載の組成物で処理する工程を含む、方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、殺有害生物(pesticidally)活性、特に殺虫活性を有する硫黄置換基を含む複素環式誘導体、それらの化合物を調製するための中間体、それらの化合物を含む組成物及び動物に有害な生物(節足動物、特に昆虫又はダニ目(Acarina)の代表例を含む)を防除するためのそれらの使用に関する。
【背景技術】
【0002】
殺有害生物作用を有する複素環式化合物は、公知であり、例えば国際公開第2012/086848号、国際公開第2013/018928号及び国際公開第2016/026848号に記載されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ここで、驚くべきことに、硫黄含有フェニル及びピリジル置換基を有する特定の新規の殺有害生物活性な複素環式6/5二環誘導体が殺生物剤として有益な特性を有することが発見された。
【課題を解決するための手段】
【0004】
したがって、本発明は、式I
【化1】
(式中、
Aは、CH又はNであり;
Xは、S、SO又はSO2であり;
1は、C1~C4アルキル、C1~C4ハロアルキル又はC3~C6シクロアルキル-C1~C4アルキルであり;
1は、N又はCHであり;
1は、O、S又はNR3であり、ここで、R3は、水素又はC1~C4アルキルであり;
2は、ハロゲン、C1~C6ハロアルキル、C1~C4ハロアルキルスルファニル、C1~C4ハロアルキルスルフィニル、C1~C4ハロアルキルスルホニル又はC1~C6ハロアルコキシであり;
7は、水素、ハロゲン、シアノ、C1~C6アルキル、C1~C6ハロアルキル、C3~C6シクロアルキル、C1~C4アルコキシ、C1~C4アルコキシC1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルファニル、C1~C4アルキルスルファニル-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルフィニル-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルホニル-C1~C4アルキル又はC1~C4アルキルオキシカルボニルであり;及び
8は、ハロゲン、シアノ、C1~C6アルキル、C1~C6ハロアルキル、C3~C6シクロアルキル、C1~C4アルコキシ、C1~C4アルコキシ-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルファニル、C1~C4アルキルスルファニル-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルフィニル-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルホニル-C1~C4アルキル又はC1~C4アルキルオキシカルボニルである)
の化合物並びに式Iの化合物の農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体及びN-オキシドを提供する。
【発明を実施するための形態】
【0005】
少なくとも1つの塩基性中心(basic centre)を有する式Iの化合物は、例えば酸付加塩、例えば無機強酸、例えば鉱酸、例えば過塩素酸、硫酸、硝酸、亜硝酸、リン酸又はハロゲン化水素酸との酸付加塩、強有機カルボン酸、例えば非置換であるか又は例えばハロゲンで置換されるC1~C4アルカンカルボン酸、例えば酢酸、例えば飽和又は不飽和ジカルボン酸、例えばシュウ酸、マロン酸、コハク酸、マレイン酸、フマル酸又はフタル酸、例えばヒドロキシカルボン酸、例えばアスコルビン酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸又はクエン酸、又は例えば安息香酸との酸付加塩、又は有機スルホン酸、例えば非置換であるか又は例えばハロゲンで置換されるC1~C4アルカン-又はアリールスルホン酸、例えばメタン-又はp-トルエンスルホン酸との酸付加塩を形成することができる。少なくとも1つの酸性基を有する式Iの化合物は、例えば、塩基との塩、例えば無機塩、例えばアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩、例えばナトリウム塩、カリウム塩又はマグネシウム塩又はアンモニア又は有機アミンとの塩、例えばモルホリン、ピペリジン、ピロリジン、モノ-、ジ-又はトリ-低級アルキルアミン、例えばエチル-、ジエチル-、トリエチル-又はジメチルプロピルアミン又はモノ-、ジ-又はトリヒドロキシ-低級アルキルアミン、例えばモノ-、ジ-又はトリエタノールアミンを形成することができる。
【0006】
置換基の定義中に存在するアルキル基は、直鎖状又は分枝鎖状であり得、例えば、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、sec-ブチル、イソ-ブチル、tert-ブチル、ペンチル、ヘキシル、ノニル、デシル及びそれらの分枝鎖状異性体である。アルキルスルファニル、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、アルコキシ、アルケニル及びアルキニル基は、挙げられたアルキル基から誘導される。アルケニル及びアルキニル基は、一価又は多価不飽和であり得る。
【0007】
ハロゲンは、一般に、フッ素、塩素、臭素又はヨウ素である。これは、対応して、ハロアルキル又はハロフェニルなどの、他の意味と組み合わされたハロゲンにも適用される。
【0008】
ハロアルキル基は、好ましくは、1~6個の炭素原子の鎖長を有する。ハロアルキルは、例えば、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、クロロメチル、ジクロロメチル、トリクロロメチル、2,2,2-トリフルオロエチル、2-フルオロエチル、2-クロロエチル、ペンタフルオロエチル、1,1-ジフルオロ-2,2,2-トリクロロエチル、2,2,3,3-テトラフルオロエチル及び2,2,2-トリクロロエチルである。
【0009】
アルコキシ基は、好ましくは、1~6個の炭素原子の好ましい鎖長を有する。アルコキシは、例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、i-プロポキシ、n-ブトキシ、イソブトキシ、sec-ブトキシ及びtert-ブトキシ、さらに異性体ペンチルオキシ及びヘキシルオキシ基である。
【0010】
アルコキシアルキル基は、好ましくは、1~6個の炭素原子の鎖長を有する。アルコキシアルキルは、例えば、メトキシメチル、メトキシエチル、エトキシメチル、エトキシエチル、n-プロポキシメチル、n-プロポキシエチル、イソプロポキシメチル又はイソプロポキシエチルである。
【0011】
シクロアルキル基は、好ましくは、3~6個の環炭素原子を有し、例えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル及びシクロヘキシルである。
【0012】
フリーラジカルは、メチル基を表す。
【0013】
本発明による式Iの化合物には、塩の形成中に形成され得る水和物も含まれる。
【0014】
1、R2、X、R7、R8、A、G1及びX1の好ましい値は、これらの任意の組み合わせで以下に示される通りである:
好ましくは、R1は、C1~C4アルキル又はC3~C6シクロアルキル-C1~C4アルキルである。
より好ましくは、R1は、C1~C4アルキル又はシクロプロピルメチルである。
さらに好ましくは、R1は、メチル、エチル、n-プロピル、i-プロピル又はシクロプロピルメチルである。
最も好ましくは、R1は、エチルである。
好ましくは、R2は、ハロゲン、C1~C4ハロアルキル、C1~C4ハロアルキルスルファニル、C1~C4ハロアルキルスルフィニル又はC1~C4ハロアルキルスルホニルである。
より好ましくは、R2は、ハロゲン又はC1~C3ハロアルキルである。
さらに好ましくは、R2は、C1~C2ハロアルキルである。
最も好ましくは、R2は、トリフルオロメチルである。
好ましくは、Xは、S又はSO2である。
最も好ましくは、Xは、SO2である。
好ましくは、R7は、水素、フルオロ、シアノ、C1~C4アルコキシカルボニル、C1~C4アルキルである。
より好ましくは、R7は、水素、メチル、エチル又はフルオロである。
さらに好ましくは、R7は、メチル又はフルオロである。
最も好ましくは、R7は、メチルである。
好ましくは、R8は、シアノ、フルオロ又はC1~C4アルキルである。
より好ましくは、R8は、フルオロ、メチル又はエチルである。
さらに好ましくは、R8は、フルオロ又はメチルである。
最も好ましくは、R8は、メチルである。
好ましくは、Aは、Nである。
好ましくは、G1は、Nである。
好ましくは、X1は、NR3であり、R3は、C1~C4アルキルである。
最も好ましくは、X1は、NCH3である。
【0015】
本発明による実施形態は、以下に示される通りに提供される。
【0016】
実施形態1は、上に定義されている通り、式Iの化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシドを提供する。
【0017】
実施形態2は、R1がC1~C4アルキル又はC3~C6シクロアルキル-C1~C4アルキルである、実施形態1に記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシドを提供する。
【0018】
実施形態3は、R2がハロゲン、C1~C4ハロアルキル、C1~C4ハロアルキルスルファニル、C1~C4ハロアルキルスルフィニル又はC1~C4ハロアルキルスルホニルである、実施形態1又は2に記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシドを提供する。
【0019】
実施形態4は、XがS又はSO2である、実施形態1、2又は3のいずれか1つに記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシドを提供する。
【0020】
実施形態5は、R7がハロゲン、フルオロ、シアノ、C1~C4アルコキシカルボニル、C1~C4アルキルである、実施形態1、2、3又は4のいずれか1つに記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシドを提供する。
【0021】
実施形態6は、R8がシアノ、フルオロ又はC1~C4アルキルである、実施形態1、2、3、4又は5のいずれか1つに記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシドを提供する。
【0022】
実施形態7は、X1がNR3であり、ここで、R3がC1~C4アルキルである、実施形態1、2、3、4、5又は6のいずれか1つに記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシドを提供する。
【0023】
実施形態8は、R1がC1~C4アルキル又はシクロプロピルメチルである、実施形態1、2、3、4、5、6のいずれか1つ又は7に記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシドを提供する。
【0024】
実施形態9は、R2がハロゲン又はC1~C3ハロアルキルである、実施形態1、2、3、4、5、6、7又は8のいずれか1つに記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシドを提供する。
【0025】
実施形態10は、R7が水素、メチル、エチル又はフルオロである、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8又は9のいずれか1つに記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシドを提供する。
【0026】
実施形態11は、R8がフルオロ、メチル又はエチルである、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10のいずれか1つに記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシドを提供する。
【0027】
実施形態12は、X1がNCH3である、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10又は11のいずれか1つに記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシドを提供する。
【0028】
実施形態13は、R1がメチル、エチル、n-プロピル、i-プロピル又はシクロプロピルメチルである、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11又は12のいずれか1つに記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシドを提供する。
【0029】
実施形態14は、R2がC1~C2ハロアルキルである、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12又は13のいずれか1つに記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシドを提供する。
【0030】
実施形態15は、XがSO2である、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13又は14のいずれか1つに記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシドを提供する。
【0031】
実施形態16は、R7がメチル又はフルオロである、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14又は15のいずれか1つに記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシドを提供する。
【0032】
実施形態17は、R8がフルオロ又はメチルである、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15又は16のいずれか1つに記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシドを提供する。
【0033】
実施形態18は、R1がエチルである、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16又は17のいずれか1つに記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシドを提供する。
【0034】
実施形態19は、R2がトリフルオロメチルである、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17又は18のいずれか1つに記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシドを提供する。
【0035】
実施形態20は、R7がメチルである、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18又は19のいずれか1つに記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシドを提供する。
【0036】
実施形態21は、R8がメチルである、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19又は20のいずれか1つに記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシドを提供する。
【0037】
実施形態22は、AがCHである、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20又は21のいずれか1つに記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシドを提供する。
【0038】
実施形態23は、AがNである、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20又は21のいずれか1つに記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシドを提供する。
【0039】
実施形態24は、G1がNである、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22又は23のいずれか1つに記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシドを提供する。
【0040】
実施形態25は、G1がCHである、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22又は23のいずれか1つに記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシドを提供する。
【0041】
式Iの化合物の1つの群は、式I-1
【化2】
の化合物によって表され、式中、A、X、R1、R2、R7及びR8は、上の式Iで定義した通りである。式I-1の化合物の前記好ましい群において、
1は、好ましくは、メチル、エチル、n-プロピル、i-プロピル又はシクロプロピルメチルであり;
2は、好ましくは、C1~C4ハロアルキル、C1~C4ハロアルキルスルファニル、C1~C4ハロアルキルスルフィニル又はC1~C4ハロアルキルスルホニルであり;及び
Xは、好ましくは、SO2である。
【0042】
特に好ましい式I-1の化合物は、R1がエチルであり、及びXがSO2であるものである。
【0043】
式I-1の化合物の1つの群は、式I-1a
【化3】
の化合物によって表され、式中、X、R1、R2、R7及びR8は、上の式Iで定義した通りである。式I-1の化合物の前記好ましい群において、
1は、好ましくは、メチル、エチル、n-プロピル、i-プロピル又はシクロプロピルメチルであり;
2は、好ましくは、C1~C4ハロアルキル、C1~C4ハロアルキルスルファニル、C1~C4ハロアルキルスルフィニル又はC1~C4ハロアルキルスルホニルであり;及び
Xは、好ましくは、SO2である。
【0044】
特に好ましい式I-1aの化合物は、R1がエチルであり、及びXがSO2であるものである。
【0045】
式I-1の化合物の別の群は、式I-1b
【化4】
の化合物によって表され、式中、X、R1、R2、R7及びR8は、上の式Iで定義した通りである。式I-1の化合物の前記好ましい群において、
1は、好ましくは、メチル、エチル、n-プロピル、i-プロピル又はシクロプロピルメチルであり;
2は、好ましくは、C1~C4ハロアルキル、C1~C4ハロアルキルスルファニル、C1~C4ハロアルキルスルフィニル又はC1~C4ハロアルキルスルホニルであり;及び
Xは、好ましくは、SO2である。
【0046】
特に好ましい式I-1bの化合物は、R1がエチルであり、及びXがSO2であるものである。
【0047】
式Iの化合物の別の群は、式I-2
【化5】
の化合物によって表され、式中、A、X、R1、R2、R7及びR8は、上の式Iで定義した通りである。式I-1の化合物の前記好ましい群において、
1は、好ましくは、メチル、エチル、n-プロピル、i-プロピル又はシクロプロピルメチルであり;
2は、好ましくは、C1~C4ハロアルキル、C1~C4ハロアルキルスルファニル、C1~C4ハロアルキルスルフィニル又はC1~C4ハロアルキルスルホニルであり;及び
Xは、好ましくは、SO2である。
【0048】
特に好ましい式I-2の化合物は、R1がエチルであり、及びXがSO2であるものである。
【0049】
式I-2の化合物の1つの群は、式I-2a
【化6】
の化合物によって表され、式中、X、R1、R2、R7及びR8は、上の式Iで定義した通りである。式I-1の化合物の前記好ましい群において、
1は、好ましくは、メチル、エチル、n-プロピル、i-プロピル又はシクロプロピルメチルであり;
2は、好ましくは、C1~C4ハロアルキル、C1~C4ハロアルキルスルファニル、C1~C4ハロアルキルスルフィニル又はC1~C4ハロアルキルスルホニルであり;及び
Xは、好ましくは、SO2である。
【0050】
特に好ましい式I-2aの化合物は、R1がエチルであり、及びXがSO2であるものである。
【0051】
式I-2の化合物の別の群は、式I-2b
【化7】
の化合物によって表され、式中、X、R1、R2、R7及びR8は、上の式Iで定義した通りである。式I-1の化合物の前記好ましい群において、
1は、好ましくは、メチル、エチル、n-プロピル、i-プロピル又はシクロプロピルメチルであり;
2は、好ましくは、C1~C4ハロアルキル、C1~C4ハロアルキルスルファニル、C1~C4ハロアルキルスルフィニル又はC1~C4ハロアルキルスルホニルであり;及び
Xは、好ましくは、SO2である。
【0052】
特に好ましい式I-2bの化合物は、R1がエチルであり、及びXがSO2であるものである。
【0053】
本発明による化合物は、特に昆虫から植物を保護するための有利なレベルの生物学的活性又は農薬有効成分としての使用のために優れた特性(例えば、高い生物学的活性、有利な活性スペクトル、増加した安全性プロファイル、改善された物理化学的特性又は増加した生分解性)を含む多くの利益を有し得る。特に、驚くべきことに、特定の式(I)の化合物は、非標的節足動物、特にミツバチ、単生バチ、マルハナバチなどの送粉者に関して有利な安全性プロファイルを示し得ることが見出された。最も具体的には、セイヨウミツバチ(Apis mellifera)である。
【0054】
別の態様では、本発明は、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24若しくは25のいずれか(上記)又は式(I-1)、(I-1a)、(I-1b)、(I-2)、(I-2a)及び(I-2b)の化合物の実施形態のいずれか(上記)で定義される、殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤又は殺軟体動物剤として有効な量の式(I)の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシドと、任意選択的に補助剤又は希釈剤とを含む組成物を提供する。
【0055】
さらなる態様では、本発明は、実施形態1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24若しくは25のいずれか(上記)又は式(I-1)、(I-1a)、(I-1b)、(I-2)、(I-2a)及び(I-2b)の化合物の実施形態のいずれか(上記)で定義される、殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤又は殺軟体動物剤として有効な量の式(I)の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシド或いは上で定義した組成物を、有害生物、有害生物の場所又は有害生物による攻撃を受けやすい植物に適用することを含む、昆虫、ダニ、線虫又は軟体動物を駆除及び防除する方法を提供する。
【0056】
さらに別の態様では、本発明は、繁殖材料又は繁殖材料が植えられている場所を上で定義した組成物で処理することを含む、昆虫、ダニ、線虫又は軟体動物による攻撃から植物繁殖材料を保護するための方法を提供する。
【0057】
式Iの化合物を調製するための本発明による方法は、当業者に公知の方法により行われる。XがSO2であり、及びA、X1、G1、R1、R2、R7及びR8が上の式Iで定義した通りである式I-a3の化合物は、XがSOであり、及びA、X1、G1、R1、R2、R7及びR8が上の式Iで定義した通りである式I-a2の化合物の酸化によって調製することができる。この反応は、例えば、過酢酸若しくはm-クロロ過安息香酸などの過酸、又は例えば過酸化水素若しくはtert-ブチルヒドロペルオキシドなどのヒドロペルオキシド、又は例えばモノペルオキソ二硫酸塩若しくは過マンガン酸カリウムなどの無機酸化剤のような試薬を用いて行うことができる。同様に、XがSOであり、及びA、X1、G1、R1、R2、R7及びR8が上の式Iで定義した通りである式I-a2の化合物は、上述したものと類似の条件下において、XがSであり、及びA、X1、G1、R1、R2、R7及びR8が上の式Iで定義した通りである式I-a1の化合物を酸化することによって調製することができる。これらの反応は、0℃未満~溶媒系の沸点の温度により、これらの条件に適合する様々な有機溶媒又は水性溶媒中で行うことができる。式I-a1の化合物の式I-a2及びI-a3の化合物への変換は、スキーム1に示されている。
スキーム1
【化8】
【0058】
Qが、スキーム2の下部に示されているラジカルとして定義され、X、A、X1、G1、R1、R2、R7及びR8が上の式Iで定義した通りである式Iの化合物は、スキーム2に記載の方法によって得ることができる。Q、及びA、及びR1が上の式Iで定義した通りであり、XがS又はSO2であり、及びXb1が好ましくはハロゲン(さらに好ましくは塩素、臭素又はヨウ素)である式IIIの化合物を任意選択的にマイクロ波での加熱下、100~160℃の温度でDMFなどの不活性溶媒中、フッ化亜鉛(II)及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)-クロロホルム付加物(Pd2(dba)3)などのパラジウム(0)触媒、配位子(例えば、キサントホス)の存在下において式Vの化合物(トリメチルシリル-アセトニトリル)で処理すると、A、Q及びR1が上の一般式Iで定義した通りであり、及びXがS又はSO2ある式IIの化合物が得られる。そのような方法は、例えば、J.Am.Chem.Soc.2005,127,15824-15832などの文献に記載されている。式IIの化合物は、THF、DMF、1,4-ジオキサン又はアセトニトリルなどの不活性溶媒中、水素化ナトリウム、K2CO3又はCs2CO3などの塩基の存在下において、Xb2が好ましくはBr、I、OSO3Me又はOTfであり、且つR7及びR8が式Iで定義されたものである一般式VIa及びVIbのアルキル化試薬を用いて引き続き処理されることで式Iの化合物を与えることができる。
【0059】
或いは、式IIの化合物を過剰の上述した塩基及び試薬VIbに接触させることで、R7=R8である一般型Ia-4の化合物を得ることができる。或いは、式IIの化合物は、A、Q、X及びR1が上の式Iで定義した通りであり、及びR11がC1~C6アルキル基、好ましくはメチル又はエチルを表す式VIIの化合物からクラプコ脱炭酸によって得ることができる。そのような方法は、例えば、Tetradehron Lett.1974,15,1091-1094に記載されている。式VIIの化合物は、R11がC1~C6アルキル基、好ましくはメチル又はエチルを表す一般式VIIIのシアノアセテートを用いる式IIIの化合物の反応によって得ることができる。この反応は、20~180℃、好ましくは80~140℃の温度で相間移動触媒(「PTC」)の存在下又は不存在下、K2CO3又はNa2CO3などの塩基の存在下、ジメチルスルホキシド(DMSO)、N,N-ジメチルホルムアミド(DMF)又はN-メチルピロリドン(NMP)などの極性非プロトン性溶媒中において進行させることができる。同様に、遷移金属によって触媒されるプロセスが公知である。例えば、Angew.Chem.Int.Ed.2011,50,4470-4474を参照されたい。或いは、式Iの化合物は、-20~120℃の温度でTHFなどの不活性溶媒中、LiHMDSなどの強塩基を使用して、Pd2(dba)3などの触媒及びBINAPなどの配位子の存在下又は不存在下において、R7及びR8が式Iで定義した通りである式IVの化合物で処理することによって式IIIの化合物から直接調製することができる。そのような方法は、例えば、Org.Lett.2014,16,6314-6317;J.Org.Chem.2005,70,10186-10189;又はOrg.Lett.2011,13,1690-1693などの文献に記載されている。
スキーム2
【化9】
【0060】
或いは、式Iの化合物は、スキーム3に記載の通りに調製することができる。R1、A、X、R7及びR8が式Iについて上で定義した通りである式XIIの化合物の処理は、当業者に公知であり、例えばTetrahedron 2005,61(46),10827-10852に記載されている方法により、式XIの化合物に活性化させることができる。例えば、X0が塩素である式XIの化合物は、20℃~100℃、好ましくは25℃の温度でジクロロメタン又はTHFなどの不活性溶媒中、触媒量のDMFの存在下において例えば塩化オキサリル又は塩化チオニルで処理することにより形成される。任意選択的に、例えばトリエチルアミン又はピリジンなどの塩基の存在下において、R2、G1及びX1が式Iで定義した通りである式Xの化合物を用いてXIを処理すると、式IXの化合物が得られる。或いは、式XIの化合物は、50~180℃の温度において、任意選択的に例えばトリエチルアミンなど塩基の存在下、例えばピリジン又はテトラヒドロフラン(THF)などの不活性溶媒中において、X0がそれぞれX01及びX02である活性種XIを得るために式XIIの化合物をジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)又は1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(EDC)で処理することによって調製することができる。得られた式IXの化合物は、その後、25~180℃、好ましくは130~170℃の温度でN-メチルピロリドンなどの不活性溶媒中、例えばメタンスルホン酸又はパラトルエンスルホン酸などの酸触媒の存在下、例えばマイクロ波照射下での加熱などによる脱水により、式Iの化合物に変換することができる。そのようなプロセスは、国際公開第2010/125985号で以前に記載されている。或いは、式IXの化合物は、25~50℃の温度でTHFなどの不活性溶媒中において、トリフェニルホスフィン、アゾジカルボン酸ジイソプロピルを使用して式Iの化合物(X1は、Oである)に変換することができる。このような光延条件は、そのような変換について以前に記載されている(国際公開第2009/131237号を参照されたい)。式Xの化合物は、例えば、国際公開第2012/086848号、国際公開第2015/000715号及び国際公開第2016/116338号に以前に記載されている。
スキーム3
【化10】
【0061】
1、A、X、R7及びR8が式Iについて上で定義した通りである式XIIの化合物は、スキーム4に記載の方法によって調製することができる。R1、X、Aが式Iについて上で定義した通りであり、Xb1がハロゲン、好ましくは塩素、臭素若しくはヨウ素又は例えばトリフルオロメタンスルホネートのようなスルホネート、最も好ましくは臭素又はヨウ素であり得、及びRLGがC1~C4アルキルである式XVの必要な出発物質の合成は、例えば、国際公開第2016/026848号に以前に記載されている。任意選択的に、マイクロ波での加熱下、100~160℃の温度でDMFなどの不活性溶媒中、フッ化亜鉛(II)及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)-クロロホルム付加物(Pd2(dba)3)などのパラジウム(0)触媒、配位子(例えば、キサントホス)の存在下において式XVの化合物をトリメチルシリルアセトニトリル(V)で処理すると、XがS又はSO2であり、R1及びAが上の式Iについて定義した通りであり、及びRLGがC1~C4アルキルである式XIVの化合物が得られる。そのような方法は、例えば、J.Am.Chem.Soc.2005,127,15824-15832などの文献に記載されている。式XIVの化合物をTHF、DMF又はアセトニトリルなどの不活性溶媒中、水素化ナトリウム、K2CO3又はCs2CO3などの塩基の存在下において、Xb2が好ましくはBr、I又はOTfであり、且つR7及びR8が式Iで定義したものである式VIa又はVIbのアルキル化試薬を用いて引き続き処理することで、XがS又はSO2であり、R1、A、R7及びR8が上の式Iで定義した通りであり、及びRLGがC1~C4アルキルである式XIIIの化合物を得ることができる。或いは、式XIVの化合物を過剰の上述した塩基及び試薬VIbと接触させることで、R7=R8である一般型XIII-aの化合物を得ることができる。或いは、式XIIIの化合物は、-20~120℃の温度でTHFなどの不活性溶媒中、LiHMDSなどの強塩基を使用して、Pd2(dba)3などの触媒及びBINAPなどの配位子の存在下又は不存在下において、R7及びR8が式Iで定義した通りである式IVの化合物で処理することによって式XVの化合物から直接調製することができる。そのような方法は、例えば、J.Am.Chem.Soc.2005,127,15824-15832;J.Org.Chem.2005,70,10186-10189,Org.Lett.2014,16,6314-6317;又はOrg.Lett.2011,13,1690-1693などの文献に記載されている。
【0062】
或いは、式XIVの化合物は、A、X及びR1が上の式Iで定義した通りであり、RLG及びR11が互いに独立してC1~C6アルキル基、好ましくはメチル又はエチルを表す式XVIの化合物からクラプコ脱炭酸によって得ることができる。そのような方法は、例えば、Tetradehron Lett.1974,15,1091-1094に記載されている。式XVIの化合物は、R11がC1~C6アルキル基、好ましくはメチル又はエチルを表す式VIIIのシアノアセテートを用いる式XVの化合物の反応によって得ることができる。この反応は、20~180℃、好ましくは80~140℃の温度で相間移動触媒(「PTC」)の存在下又は不存在下、K2CO3又はNa2CO3などの塩基の存在下において、ジメチルスルホキシド(DMSO)、N,N-ジメチルホルムアミド(DMF)又はN-メチルピロリドン(NMP)などの極性非プロトン性溶媒中で進行させることができる。同様に、遷移金属によって触媒されるプロセスが公知である。例えば、Angew.Chem.Int.Ed.2011,50,4470-4474を参照されたい。式XIII又はXIII-aの化合物は、当業者に公知の条件下でけん化によって式XIIの化合物に変換することができる。式IV、V、VIa、VIb及びVIIIの化合物は、市販されており、又はこれらの化合物の調製方法は、当業者に公知である。式XVの化合物は、公知であり、これらの合成は、文献で報告されている。例えば、国際公開第2016/005263号を参照されたい。
【0063】
式XIII又はXIII-aの化合物は、当業者に公知の条件下でけん化によって式XIIの化合物に変換することができる。式IV、V並びにVIa、VIb及びVIIIの化合物は、市販されており、又はこれらの化合物の調製方法は、当業者に公知である。
スキーム4
【化11】
【0064】
式IX、XI、XII、XIII、XVIの化合物は、新規であり、特に式Iの化合物の調製のために開発された。
【0065】
したがって、本発明のさらに別の態様では、式IX
【化12】
(式中、
Aは、CH又はN、好ましくはNであり;
Xは、S、SO又はSO2、好ましくはS又はSO2であり;
1は、C1~C4アルキル、好ましくはエチルであり;
1は、N又はCHであり;
3は、水素又はC1~C4アルキル、好ましくはメチルであり;
2は、ハロゲン、C1~C6ハロアルキル、C1~C4ハロアルキルスルファニル、C1~C4ハロアルキルスルフィニル、C1~C4ハロアルキルスルホニル又はC1~C6ハロアルコキシであり、好ましくはCF3であり;
7は、水素、ハロゲン、シアノ、C1~C6アルキル、C1~C6ハロアルキル、C3~C6シクロアルキル、C1~C4アルコキシ、C1~C4アルコキシC1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルファニル、C1~C4アルキルスルファニル-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルフィニル-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルホニル-C1~C4アルキル又はC1~C4アルキルオキシカルボニルであり、好ましくは、R7は、メチル又はフルオロであり);及び
8は、ハロゲン、シアノ、C1~C6アルキル、C1~C6ハロアルキル、C3~C6シクロアルキル、C1~C4アルコキシ、C1~C4アルコキシ-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルファニル、C1~C4アルキルスルファニル-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルフィニル-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルホニル-C1~C4アルキル又はC1~C4アルキルオキシカルボニルであり、好ましくは、R8は、メチル又はフルオロである)
の化合物又はこれらの位置異性体又はこれらの異性体混合物;及び
式XI
【化13】
(式中、
Aは、CH又はN、好ましくはNであり;
Xは、S、SO又はSO2、好ましくはS又はSO2であり;
1は、C1~C4アルキル、好ましくはエチルであり;
7は、水素、ハロゲン、シアノ、C1~C6アルキル、C1~C6ハロアルキル、C3~C6シクロアルキル、C1~C4アルコキシ、C1~C4アルコキシC1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルファニル、C1~C4アルキルスルファニル-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルフィニル-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルホニル-C1~C4アルキル又はC1~C4アルキルオキシカルボニルであり、好ましくは、R7は、メチル又はフルオロであり;及び
8は、ハロゲン、シアノ、C1~C6アルキル、C1~C6ハロアルキル、C3~C6シクロアルキル、C1~C4アルコキシ、C1~C4アルコキシ-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルファニル、C1~C4アルキルスルファニル-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルフィニル-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルホニル-C1~C4アルキル又はC1~C4アルキルオキシカルボニルであり、好ましくは、R8は、メチル又はフルオロである)
の化合物;及び
式XII
【化14】
(式中、
Aは、CH又はN、好ましくはNであり;
Xは、S、SO又はSO2、好ましくはS又はSO2であり;
1は、C1~C4アルキル、好ましくはエチルであり;
7は、水素、ハロゲン、シアノ、C1~C6アルキル、C1~C6ハロアルキル、C3~C6シクロアルキル、C1~C4アルコキシ、C1~C4アルコキシC1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルファニル、C1~C4アルキルスルファニル-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルフィニル-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルホニル-C1~C4アルキル又はC1~C4アルキルオキシカルボニルであり、好ましくは、R7は、メチル又はフルオロであり;
8は、ハロゲン、シアノ、C1~C6アルキル、C1~C6ハロアルキル、C3~C6シクロアルキル、C1~C4アルコキシ、C1~C4アルコキシ-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルファニル、C1~C4アルキルスルファニル-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルフィニル-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルホニル-C1~C4アルキル又はC1~C4アルキルオキシカルボニルであり、好ましくは、R8は、メチル又はフルオロである)
の化合物;及び
式XIII
【化15】
(式中、
Aは、CH又はN、好ましくはNであり;
Xは、S、SO又はSO2、好ましくはS又はSO2であり;
1は、C1~C4アルキル、好ましくはエチルであり;
7は、水素、ハロゲン、シアノ、C1~C6アルキル、C1~C6ハロアルキル、C3~C6シクロアルキル、C1~C4アルコキシ、C1~C4アルコキシC1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルファニル、C1~C4アルキルスルファニル-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルフィニル-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルホニル-C1~C4アルキル又はC1~C4アルキルオキシカルボニルであり、好ましくは、R7は、メチル又はフルオロであり;
8は、ハロゲン、シアノ、C1~C6アルキル、C1~C6ハロアルキル、C3~C6シクロアルキル、C1~C4アルコキシ、C1~C4アルコキシ-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルファニル、C1~C4アルキルスルファニル-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルフィニル-C1~C4アルキル、C1~C4アルキルスルホニル-C1~C4アルキル又はC1~C4アルキルオキシカルボニルであり、好ましくは、R8は、メチル又はフルオロであり;及び
LGは、C1~C4アルキル、好ましくはメチル又はエチルである)
の化合物;及び
式XVI
【化16】
(式中、
Aは、CH又はN、好ましくはNであり;
Xは、S、SO又はSO2、好ましくはS又はSO2であり;
1は、C1~C4アルキル、好ましくはエチルであり;
11は、C1~C4アルキル、好ましくはメチル又はエチルであり;及び
LGは、C1~C4アルキル、好ましくはメチル又はエチルである)
の化合物が提供される。
【0066】
式(IX)の化合物、すなわち式(IX-z)
【化17】
(式中、A、X、R1、G1、R3、R2、R7及びR8は、式(IX)の化合物について上で定義した通りである)
の化合物を製造する場合、副生成物である位置異性体が得られることがある。
【0067】
反応剤は、塩基の存在下で反応され得る。好適な塩基の例は、アルカリ金属又はアルカリ土類金属水酸化物、アルカリ金属又はアルカリ土類金属水素化物、アルカリ金属又はアルカリ土類金属アミド、アルカリ金属又はアルカリ土類金属アルコキシド、アルカリ金属又はアルカリ土類金属酢酸塩、アルカリ金属又はアルカリ土類金属炭酸塩、アルカリ金属又はアルカリ土類金属ジアルキルアミド又はアルカリ金属又はアルカリ土類金属アルキルシリルアミド、アルキルアミド、アルキレンジアミド、遊離又はN-アルキル化飽和又は不飽和シクロアルキルアミン、塩基性複素環、水酸化アンモニウム及び炭素環式アミンである。挙げられる例は、水酸化ナトリウム、水素化ナトリウム、ナトリウムアミド、ナトリウムメトキシド、酢酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、カリウムtert-ブトキシド、水酸化カリウム、炭酸カリウム、水素化カリウム、リチウムジイソプロピルアミド、カリウムビス(トリメチルシリル)アミド、水素化カルシウム、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、トリエチレンジアミン、シクロヘキシルアミン、N-シクロヘキシル-N,N-ジメチルアミン、N,N-ジエチルアニリン、ピリジン、4-(N,N-ジメチルアミノ)ピリジン、キヌクリジン、N-メチルモルホリン、水酸化ベンジルトリメチルアンモニウム及び1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ-7-エン(DBU)である。
【0068】
反応剤は、そのままで、すなわち溶媒又は希釈剤を加えずに互いに反応され得る。しかしながら、ほとんどの場合、不活性溶媒又は希釈剤又はこれらの混合物を加えることが有利である。反応が塩基の存在下で行われる場合、トリエチルアミン、ピリジン、N-メチルモルホリン又はN,N-ジエチルアニリンなどの過剰に用いられる塩基は、溶媒又は希釈剤としても働き得る。
【0069】
反応は、約-80℃~約+140℃、好ましくは約-30℃~約+100℃の温度範囲、多くの場合、周囲温度から約+80℃の範囲で行われるのが有利である。
【0070】
式Iの化合物は、式Iの出発化合物の1つ以上の置換基を、慣例的な方法において、本発明に係る他の置換基で置換することにより、式Iの別の化合物にそれ自体公知の方法で転化され得る。
【0071】
それぞれ好適な反応条件及び出発材料の選択に応じて、例えば1つの反応工程において、1つの置換基を本発明に係る別の置換基で単に置換することが可能であり、又は複数の置換基が、同じ反応工程において、本発明に係る他の置換基で置換され得る。
【0072】
式Iの化合物の塩は、それ自体公知の方法で調製され得る。したがって、例えば、式Iの化合物の酸付加塩が、好適な酸又は好適なイオン交換試薬による処理によって得られ、塩基による塩が、好適な塩基又は好適なイオン交換試薬による処理によって得られる。
【0073】
式Iの化合物の塩は、例えば、好適な塩基性化合物又は好適なイオン交換試薬による処理により、遊離化合物Iの酸付加塩に、及び例えば好適な酸又は好適なイオン交換試薬による処理により、塩基による塩に慣例的な方法で転化され得る。
【0074】
式Iの化合物の塩は、例えば、塩化銀を形成する無機塩が不溶性であり、したがって反応混合物から沈殿する好適な溶媒中で例えば塩酸塩などの無機酸塩を酸のナトリウム塩、バリウム塩又は銀塩などの好適な金属塩、例えば酢酸銀で処理することにより、式Iの化合物の他の塩、酸付加塩、例えば他の酸付加塩にそれ自体公知の方法で転化され得る。
【0075】
手順又は反応条件に応じて、塩形成特性を有する式Iの化合物が遊離形態又は塩の形態で得られる。
【0076】
式Iの化合物及び必要に応じてその互変異性体は、それぞれ遊離形態又は塩形態において、分子中に現れる不斉炭素原子の数、絶対及び相対配置に応じて、及び/又は分子中に現れる非芳香族二重結合の配置に応じて、例えば対掌体及び/又はジアステレオマーなどの純粋な異性体の形態において、或いは鏡像異性体混合物、例えばラセミ体、ジアステレオマー混合物又はラセミ体混合物などの異性体混合物として、可能な異性体の1つの形態で又はこれらの混合物として存在することができ;本発明は、純粋な異性体に関し、可能な全ての異性体混合物にも関し、立体化学の詳細がそれぞれ特に記載されていない場合でも、上記及び下記においてこの意味でそれぞれ理解されるべきである。
【0077】
式Iの化合物のジアステレオマー混合物又はラセミ混合物は、どの出発材料及び手順が選択されたかに応じて得られる遊離形態又は塩形態において、例えば分別結晶化、蒸留及び/又はクロマトグラフィーにより、成分の物理化学的差異に基づいて純粋なジアステレオマー又はラセミ体に公知の方法で分離され得る。
【0078】
同様の方法で得られるラセミ体などの鏡像異性体混合物は、公知の方法により、例えば光学活性溶媒からの再結晶化により、キラル吸着剤におけるクロマトグラフィー、例えば好適な微生物を用いたアセチルセルロースにおける高速液体クロマトグラフィー(HPLC)により、例えば1つのみの鏡像異性体が複合されるキラルクラウンエーテルを用いた、包接化合物の形成を介した特定の固定化酵素による開裂により、又はジアステレオマー塩への転化により、例えば塩基性最終生成物ラセミ体をカルボン酸、例えばショウノウ酸、酒石酸又はリンゴ酸又はスルホン酸、例えばカンファースルホン酸などの光学活性酸と反応させ、このように得られるジアステレオマー混合物を例えば異なる溶解度に基づく分別結晶によって分離して、好適な物質、例えば塩基性物質の作用により、所望の鏡像異性体がそれから放出され得るジアステレオマーを得ることによって光学対掌体に分解され得る。
【0079】
純粋なジアステレオマー又は鏡像異性体は、本発明に従って、好適な異性体混合物を分離することによるだけでなく、ジアステレオ選択的又はエナンチオ選択的合成の一般に知られている方法によっても、例えば立体化学特性を有する出発材料を用いて、本発明に係る方法を行うことによっても得られる。
【0080】
N-オキシドは、酸無水物、例えば無水トリフルオロ酢酸の存在下で式Iの化合物を好適な酸化剤、例えばH22/尿素付加物と反応させることによって調製され得る。このような酸化は、例えば、J.Med.Chem.,32(12),2561-73,1989又は国際公開第00/15615号といった文献から公知である。
【0081】
個々の成分が異なる生物学的活性を有する場合、それぞれ、生物学的により有効な異性体、例えば鏡像異性体又はジアステレオマー又は異性体混合物、例えば鏡像異性体混合物又はジアステレオマー混合物を単離又は合成することが有利である。
【0082】
式Iの化合物及び必要に応じてその互変異性体は、それぞれ遊離形態又は塩形態、必要に応じて水和物の形態で得ることもでき、及び/又は他の溶媒、例えば固体形態で存在する化合物の結晶化に使用され得た溶媒を含む。
【0083】
以下の表Xの化合物は、上述される方法に従って調製され得る。以下に続く例は、本発明を例示し、式Iの好ましい化合物を示すことが意図される。
【0084】
表X:この表は、式I:
【化18】
(式中、R2、G1、X1、A、R1、R7及びR8は、下で定義する通りである)
の15個の置換基の定義X.001~X.015及び表Xの化合物のN-オキシドを開示する。
【0085】
【表1】
Meは、メチル基を表し、Etは、エチル基であり、i-Prは、イソプロピル基であり、C(O)OEtは、エトキシカルボニル基であり、MeOは、メトキシ基であり、及びMeOCH2は、メトキシメチル基である。
【0086】
表1:この表は、XがSであり、及びR2、G1、X1、A、R1、R7及びR8が表Xで定義した通りである式I-1の23個の化合物1.001~1.023を開示する。例えば、化合物1.001は、以下の構造を有する。
【化19】
【0087】
表2:この表は、XがSOであり、及びR2、G1、X1、A、R1、R7及びR8が表Xで定義した通りである式I-1aの23個の化合物2.001~2.023を開示する。
【0088】
表3:この表は、XがSO2であり、及びR2、G1、X1、A、R1、R7及びR8が表Xで定義した通りである式I-1aの23個の化合物3.001~3.023を開示する。
【0089】
本発明に係る式Iの化合物は、低い施用量でも有害生物防除の分野で予防的に及び/又は治療的に有益な有効成分であり、これは、非常に好ましい殺生物スペクトルを有し、温血動物種、魚類及び植物によって良好な耐容性を示される。本発明に係る有効成分は、昆虫又はダニ目(Acarina)の代表例などの、通常の感受性の動物有害生物だけでなく、耐性がある動物有害生物の全て又は個々の発育段階に対しても作用する。本発明による有効成分の殺虫又は殺ダニ活性は、それ自体直接、すなわち直ちに若しくは例えば脱皮中などのある程度の時間が経過した後のみのいずれかで生じる有害生物の破壊において現れ得るか、又は例えば産卵及び/若しくは孵化率の低下など間接的に現れ得る。
【0090】
上記の動物有害生物の例は、以下の通りである:
ダニ目(Acarina)から、例えばアカリツス属(Acalitus spp)、アカルス属(Aculus spp)、アカリカルス属(Acaricalus spp)、アセリア属(Aceria spp)、アシブトコナダニ(Acarus siro)、キララマダニ属(Amblyomma spp.)、ナガヒメダニ属(Argas spp.)、ウシマダニ属(Boophilus spp.)、ブレビパルパス属(Brevipalpus spp.)、ブリオビア属(Bryobia spp)、カリピトリメルス属(Calipitrimerus spp.)、ショクヒヒゼンダニ属(Chorioptes spp.)、ワクモ(Dermanyssus gallinae)、デルマトファゴイデス属(Dermatophagoides spp)、エオテトラニカス属(Eotetranychus spp)、エリオフィエス属(Eriophyes spp.)、ヘミタルソネムス属(Hemitarsonemus spp)、イボマダニ属(Hyalomma spp.)、タネガタマダニ属(Ixodes spp.)、オリゴニクス属(Olygonychus spp)、カズキダニ属(Ornithodoros spp.)、ポリファゴタルソネ・ラタス(Polyphagotarsone latus)、パノニクス属(Panonychus spp.)、ミカンサビダニ(Phyllocoptruta oleivora)、フィトネムス属(Phytonemus spp)、ポリファゴタロソネムス属(Polyphagotarsonemus spp)、キュウセンヒゼンダニ属(Psoroptes spp.)、コイタマダニ属(Rhipicephalus spp.)、リゾグリフス属(Rhizoglyphus spp.)、サルコプテス属(Sarcoptes spp.)、ステネオタルソネムス属(Steneotarsonemus spp)、ホコリダニ属(Tarsonemus spp.)及びテトラニクス属(Tetranychus spp.);
シラミ目(Anoplura)から、例えばブタジラミ属(Haematopinus spp.)、リノグナツス属(Linognathus spp.)、ペディクルス属(Pediculus spp.)、ペムフィグス属(Pemphigus spp.)及びフィロキセラ属(Phylloxera spp.);
鞘翅目(Coleoptera)から、例えばアグリオテス属(Agriotes spp.)、アンフィマロン・マジャレ(Amphimallon majale)、セマダラコガネ(Anomala orientalis)、アントノムス属(Anthonomus spp.)、マグソコガネ属(Aphodius spp)、アスチラス・アトロマクラタス(Astylus atromaculatus)、アテニウス属(Ataenius spp)、アトマリア・リネアリス(Atomaria linearis)、カエトクネマ・チビアリス(Chaetocnema tibialis)、セロトマ属(Cerotoma spp)、コノデルス属(Conoderus spp)、コスモポリテス属(Cosmopolites spp.)、コチニス・ニチダ(Cotinis nitida)、クルクリオ属(Curculio spp.)、シクロセファラ属(Cyclocephala spp)、デルメステス属(Dermestes spp.)、ジアブロチカ属(Diabrotica spp.)、アブデルスツノカブトムシ(Diloboderus abderus)、エピラクナ属(Epilachna spp.)、エレムヌス属(Eremnus spp.)、ヘテロニクス・アラトル(Heteronychus arator)、コーヒーノミキクイムシ(Hypothenemus hampei)、ラグリア・フイロサ(Lagria vilosa)、コロラドハムシ(Leptinotarsa decemLineata)、リッソルホプトルス属(Lissorhoptrus spp.)、リオゲニス属(Liogenys spp)、マエコラスピス属(Maecolaspis spp)、アカビロウドコガネ(Maladera castanea)、メガセリス属(Megascelis spp)、メリゲテス・アエネウス(Melighetes aeneus)、メロロンタ属(Melolontha spp.)、マイオクロウス・アルマツス(Myochrous armatus)、オリカエフィルス属(Orycaephilus spp.)、オチオリンクス属(Otiorhynchus spp.)、フィロファガ属(Phyllophaga spp)、フリクチヌス属(Phlyctinus spp.)、ポピリア属(Popillia spp.)、プシリオデス属(Psylliodes spp.)、リソマツス・アウブチリス(Rhyssomatus aubtilis)、リゾペルタ属(Rhizopertha spp.)、コガネムシ科(Scarabeidae)、シトフィルス属(Sitophilus spp.)、シトトルガ属(Sitotroga spp.)、ソマチカス属(Somaticus spp)、スフェノフォラス属(Sphenophorus spp)、ステルネクススブ・シグナツス(Sternechus subsignatus)、ゴミムシダマシ属(Tenebrio spp.)、トリボリウム属(Tribolium spp.)及びトロゴデルマ属(Trogoderma spp.);
双翅目(Diptera)から、例えばヤブカ属(Aedes spp.)、ハマダラカ属(Anopheles spp)、アンテリゴナ・ソカタ(Antherigona soccata)、オリーブミバエ(Bactrocea oleae)、ビビオ・ホルツラヌス(Bibio hortulanus)、ブラジシア属(Bradysia spp)、クロバエ(Calliphora erythrocephala)、セラチチス属(Ceratitis spp.)、オビキンバエ属(Chrysomyia spp.)、イエカ属(Culex spp.)、クテレブラ属(Cuterebra spp.)、ダクス属(Dacus spp.)、デリア属(Delia spp)、キイロショウジョウバエ(Drosophila melanogaster)、ヒメイエバエ属(Fannia spp.)、ガストロフィラス属(Gastrophilus spp.)、ゲオミザ・トリプンクタタ(Geomyza tripunctata)、ツェツェバエ属(Glossina spp.)、ヒフバエ属(Hypoderma spp.)、ヒッポボスカ属(Hyppobosca spp.)、リリオミザ属(Liriomyza spp.)、キンバエ属(Lucilia spp.)、メラナグロミザ属(Melanagromyza spp.)、イエバエ属(Musca spp.)、ヒツジバエ属(Oestrus spp.)、オルセオリア属(Orseolia spp.)、キモグリバエ(Oscinella frit)、アカザモグリハナバエ(Pegomyia hyoscyami)、ホルビア属(Phorbia spp.)、ラゴレチス属(Rhagoletis spp)、リベリア・クアドリファシアタ(Rivelia quadrifasciata)、スカテラ属(Scatella spp)、キノコバエ属(Sciara spp.)、サシバエ属(Stomoxys spp.)、アブ属(Tabanus spp.)、タニア属(Tannia spp.)及びガガンボ属(Tipula spp.);
半翅目(Hemiptera)から、例えばアカントコリス・スカブラトル(Acanthocoris scabrator)、アクロステルナム属(Acrosternum spp)、ウススジカスミカメムシ(Adelphocoris lineolatus)、アンブリペルタ・ニチダ(Amblypelta nitida)、バチコエリア・タラシナ(Bathycoelia thalassina)、ブリサス属(Blissus spp)、トコジラミ属(Cimex spp.)、クラビグララ・トメントシコリス(Clavigralla tomentosicollis)、クレオンチアデス属(Creontiades spp)、ジスタンチエラ・テオブロマ(Distantiella theobroma)、ジケロプス・フルカツス(Dichelops furcatus)、ジスデルクス属(Dysdercus spp.)、エデッサ属(Edessa spp)、ユーキスツス属(Euchistus spp.)、ヒメナガメ(Eurydema pulchrum)、エウリガステル属(Eurygaster spp.)、クサギカメムシ(Halyomorpha halys)、ホルシアス・ノビレルス(Horcias nobilellus)、レプトコリサ属(Leptocorisa spp.)、メクラカメムシ属(Lygus spp)、マルガロデス属(Margarodes spp)、ムルガンチア・ヒストリオニク(Murgantia histrionic)、ネオメガロトムス属(Neomegalotomus spp)、タバコカスミカメムシ(Nesidiocoris tenuis)、ネザラ属(Nezara spp.)、ニシウス・シムランス(Nysius simulans)、オエバルス・インスラリス(Oebalus insularis)、ピエスマ属(Piesma spp.)、ピエゾドルス属(Piezodorus spp)、ロドニウス属(Rhodnius spp.)、サールベルゲラ・シングラリス(Sahlbergella singularis)、スカプトコリス・カスタネア(Scaptocoris castanea)、スコチノファラ属(Scotinophara spp.)、チアンタ属(Thyanta spp)、サシガメ属(Triatoma spp.)、ヴァチガ・イルデンス(Vatiga illudens);
アシルトシウム・ピスム(Acyrthosium pisum)、アダルゲス属(Adalges spp)、アガリアナ・エンシゲラ(Agalliana ensigera)、アゴノセナ・タルギオニイ(Agonoscena targionii)、アレウロジクス属(Aleurodicus spp)、アレウロカンツス属(Aleurocanthus spp)、アレウロロブス・バロデンシス(Aleurolobus barodensis)、アレウロトリクス・フロッコスス(Aleurothrixus floccosus)、アレイロデス・ブラシカエ(Aleyrodes brassicae)、フタテンミドリヨコバイ(Amarasca biguttula)、アムリトズス・アトキンソニ(Amritodus atkinsoni)、アノニジエラ属(Aonidiella spp.)、アリマキ科(Aphididae)、ワタアブラムシ属(Aphis spp.)、アスピジオツス属(Aspidiotus spp.)、ジャガイモヒゲナガアブラムシ(Aulacorthum solani)、バクテリセラ・コッケレリ(Bactericera cockerelli)、ベミシア属(Bemisia spp)、ブラキカウズス属(Brachycaudus spp)、ダイコンアブラムシ(Brevicoryne brassicae)、カコプシラ属(Cacopsylla spp)、ニンジンフタオアブラムシ(Cavariella aegopodii Scop.)、セロプラスタ属(Ceroplaster spp.)、クリソムファルス・アオニジウム(Chrysomphalus aonidium)、オンシツマルカイガラムシ(Chrysomphalus dictyospermi)、シカデラ属(Cicadella spp)、シロオオヨコバイ(Cofana spectra)、クリプトミズス属(Cryptomyzus spp)、シカデュリナ属(Cicadulina spp)、ヒラタカタカイガラムシ(Coccus hesperidum)、ダルブルス・マイジス(Dalbulus maidis)、ジアレウロデス属(Dialeurodes spp)、ミカンキジラミ(Diaphorina citri)、ジウラフィス・ノキシア(Diuraphis noxia)、ジサフィス属(Dysaphis spp)、エンポアスカ属(Empoasca spp.)、リンゴワタムシ(Eriosoma larigerum)、エリスロネウラ属(Erythroneura spp.)、ガスカルジア属(Gascardia spp.)、グリカスピス・ブリンブレコンベイ(Glycaspis brimblecombei)、ヒアダフィス・シュードブラシカエ(Hyadaphis pseudobrassicae)、ヒアロプテルス属(Hyalopterus spp)、ヒペロミズス・パリズス(Hyperomyzus pallidus)、リュウガンズキンヨコバイ(Idioscopus clypealis)、ヤコビアスカ・リビカ(Jacobiasca lybica)、ラオデルファクス属(Laodelphax spp.)、ミズキカタカイガラムシ(Lecanium corni)、レピドサフェス属(Lepidosaphes spp.)、ニセダイコンアブラムシ(Lopaphis erysimi)、リオゲニス・マイジス(Lyogenys maidis)、マクロシフム属(Macrosiphum spp.)、マハナルヴァ属(Mahanarva spp)、メタカルファ・プルイノサ(Metcalfa pruinosa)、ムギウスイロアブラムシ(Metopolophium dirhodum)、ミンズス・クルズス(Myndus crudus)、ミズス属(Myzus spp.)、ネオトキソプテラ属(Neotoxoptera sp)、ツマグロヨコバイ属(Nephotettix spp.)、ニラパルバタ属(Nilaparvata spp.)、ナシミドリオオアブラムシ(Nippolachnus piri Mats)、オドナスピス・ルタエ(Odonaspis ruthae)、オレグマ・ラニゲラ・ゼンター(Oregma lanigera Zehnter)、ヤマモモコナジラミ(Parabemisia myricae)、パラトリオザ・コッケレリ(Paratrioza cockerelli)、パルラトリア属(Parlatoria spp.)、ペムフィグス属(Pemphigus spp.)、トウモロコシウンカ(Peregrinus maidis)、ペルキンシエラ属(Perkinsiella spp)、ホップイボアブラムシ(Phorodon humuli)、フィロキセラ属(Phylloxera spp)、プラノコッカス属(Planococcus spp.)、シューダウラカスピス属(Pseudaulacaspis spp.)、シュードコッカス属(Pseudococcus spp.)、ワタノミハムシ(Pseudatomoscelis seriatus)、プシラ属(Psylla spp.)、プルビナリア・エチオピカ(Pulvinaria aethiopica)、クアドラズピジオツス属(Quadraspidiotus spp.)、クエサダ・ギガス(Quesada gigas)、イナズマヨコバイ(Recilia dorsalis)、ロパロシフム属(Rhopalosiphum spp.)、サイセチア属(Saissetia spp.)、スカホイデウス属(Scaphoideus spp.)、スチザフィス属(Schizaphis spp.)、シトビオン属(Sitobion spp.)、セジロウンカ(Sogatella furcifera)、スピシスチルス・フェスチヌス(Spissistilus festinus)、タロファガス・プロセルピナ(Tarophagus Proserpina)、トキソプテラ属(Toxoptera spp)、トリアレウロデス属(Trialeurodes spp)、トリジスカス・スポロボリ(Tridiscus sporoboli)、トリオニムス属(Trionymus spp)、ミカントガリキジラミ(Trioza erytreae)、ニセヤノネカイガラムシ(Unaspis citri)、ジギナ・フラミゲラ(Zygina flammigera)、ジギニジア・スクテラリス(Zyginidia scutellaris);
膜翅目(Hymenoptera)から、例えばヒメハキリアリ属(Acromyrmex)、アルゲ属(Arge spp)、ハキリアリ属(Atta spp.)、セフス属(Cephus spp.)、ジプリオン属(Diprion spp.)、マツハバチ科(Diprionidae)、シマトウヒハバチ(Gilpinia polytoma)、ホプロカンパ属(Hoplocampa spp.)、ケアリ属(Lasius spp.)、イエヒメアリ(Monomorium pharaonis)、ネオジプリオン属(Neodiprion spp.)、シュウカクアリ属(Pogonomyrmex spp)、スレノプシス・インビクタ(Slenopsis invicta)、ソレノプシス属(Solenopsis spp.)及びベスパ属(Vespa spp.);
等翅目(Isoptera)から、例えばコプトテルメス属(Coptotermes spp)、コルニテルネス・クムランス(Corniternes cumulans)、インシシテルメス属(Incisitermes spp)、マクロテルメス属(Macrotermes spp)、マストテルメス属(Mastotermes spp)、ミクロテルメス属(Microtermes spp)、ヤマトシロアリ属(Reticulitermes spp.);ソレノプシス・ゲミナテ(Solenopsis geminate)
鱗翅目(Lepidoptera)から、例えばアクレリス属(Acleris spp.)、アドキソフィエス属(Adoxophyes spp.)、アエゲリア属(Aegeria spp.)、アグロティス属(Agrotis spp.)、アラバマ・アルギラセア(Alabama argillaceae)、アミロイス属(Amylois spp.)、アンチカルシア・ゲマタリス(Anticarsia gemmatalis)、アルチップス属(Archips spp.)、アルギレスチア属(Argyresthia spp)、アルギロタエニア属(Argyrotaenia spp.)、アウトグラファ属(Autographa spp.)、ブックラトリクス・ツルベリエラ(Bucculatrix thurberiella)、アフリカズイム(Busseola fusca)、スジマラダメイガ(Cadra cautella)、モモシンクイガ(Carposina nipponensis)、チロ属(Chilo spp.)、コリストネウラ属(Choristoneura spp.)、クリソテウチア・トピアリア(Chrysoteuchia topiaria)、ブドウホソハマキ(Clysia ambiguella)、クナファロクロシス属(Cnaphalocrocis spp.)、クネファシア属(Cnephasia spp.)、コチリス属(Cochylis spp.)、コレオフォラ属(Coleophora spp.)、コリアス・レスビア(Colias lesbia)、ワタアカキリバ(Cosmophila flava)、クラムバス属(Crambus spp)、ケブカノメイガ(Crocidolomia binotalis)、クリプトフレビア・ロイコトレタ(Cryptophlebia leucotreta)、シダリマ・ペルスペクタリス(Cydalima perspectalis)、シジア属(Cydia spp.)、ジアファニア・ペルスペクタリス(Diaphania perspectalis)、ジアトラエア属(Diatraea spp.)、ジパロプシス・カスタネア(Diparopsis castanea)、エアリアス属(Earias spp.)、エルダナ・サッカリナ(Eldana saccharina)、エフェスチア属(Ephestia spp.)、エピノチア属(Epinotia spp)、エスチグメネ・アクレア(Estigmene acrea)、エチエラ・ジンキネラ(Etiella zinckinella)、ユーコスマ属(Eucosma spp.)、ブドウホソハマキ(Eupoecilia ambiguella)、ユープロクチス属(Euproctis spp.)、ユークソア属(Euxoa spp.)、フェルチア・ジャクリフェリア(Feltia jaculiferia)、グラホリタ属(Grapholita spp.)、ヘディア・ヌビフェラナ(Hedya nubiferana)、ヘリオティス属(Heliothis spp.)、ハイマダラノメイガ(Hellula undalis)、ヘルペトグラマ属(Herpetogramma spp)、アメリカシロヒトリ(Hyphantria cunea)、ケイフェリア・リコペルシセラ(Keiferia lycopersicella)、モロコシマダラメイガ(Lasmopalpus lignosellus)、レウコプテラ・シテラ(Leucoptera scitella)、リトコレチス属(Lithocollethis spp.)、ホソバヒメハマキ(Lobesia botrana)、ロキソステゲ・ビフィダリス(Loxostege bifidalis)、リマントリア属(Lymantria spp.)、リオネチア属(Lyonetia spp.)、マラコソマ属(Malacosoma spp.)、ヨトウガ(Mamestra brassicae)、タバコスズメガ(Manduca sexta)、ミチムナ属(Mythimna spp)、ノクツア属(Noctua spp)、オペロフテラ属(Operophtera spp.)、オルニオデス・インディカ(Orniodes indica)、アワノメイガ(Ostrinia nubilalis)、パメネ属(Pammene spp.)、パンデミス属(Pandemis spp.)、マツキリガ(Panolis flammea)、パパイペマ・ネブリス(Papaipema nebris)、ワタアカミムシ(Pectinophora gossypiela)、コーヒーハモグリバエ(Perileucoptera coffeella)、シューダレチア・ウニプンクタ(Pseudaletia unipuncta)、ジャガイモガ(Phthorimaea operculella)、モンシロチョウ(Pieris rapae)、ピエリス属(Pieris spp.)、コナガ(Plutella xylostella)、プレイス属(Prays spp.)、シュードプルシア属(Pseudoplusia spp)、ラキプルシア・ヌ(Rachiplusia nu)、リチア・アルビコスタ(Richia albicosta)、シルポファガ属(Scirpophaga spp.)、セサミア属(Sesamia spp.)、スパルガノチス属(Sparganothis spp.)、スポドプテラ属(Spodoptera spp.)、シレプタ・デロガテ(Sylepta derogate)、シナンテドン属(Synanthedon spp.)、タウメトポエア属(Thaumetopoea spp.)、トルトリックス属(Tortrix spp.)、イラクサギンウワバ(Trichoplusia ni)、トマトキバガ(Tuta absoluta)及びスガ属(Yponomeuta spp.);
食毛目(Mallophaga)から、例えばダマリネア属(Damalinea spp.)及びケモノハジラミ属(Trichodectes spp.);
直翅目(Orthoptera)から、例えばゴキブリ属(Blatta spp.)、チャバネゴキブリ属(Blattella spp.)、ケラ属(Gryllotalpa spp.)、マデラゴキブリ(Leucophaea maderae)、トノサマバッタ属(Locusta spp.)、ネオクルチラ・ヘキサダクチラ(Neocurtilla hexadactyla)、ワモンゴキブリ属(Periplaneta spp.)、スカプテリスカス属(Scapteriscus spp)及びコオロギ属(Schistocerca spp.);
チャタテムシ目(Psocoptera)から、例えばリポセリス属(Liposcelis spp.);
ノミ目(Siphonaptera)から、例えばナガノミ属(Ceratophyllus spp.)、イヌノミ属(Ctenocephalides spp.)及びケオプスネズミノミ(Xenopsylla cheopis);
総翅目(Thysanoptera)から、例えばカリオトリプス・ファセオリ(Calliothrips phaseoli)、ハナアザミウマ属(Frankliniella spp.)、ヘリオトリプス属(Heliothrips spp)、ヘルシノトリプス属(Hercinothrips spp.)、パルテノトリプス属(Parthenothrips spp)、シルトトリプス・アウランチィ(Scirtothrips aurantii)、ダイズアザミウマ(Sericothrips variabilis)、タエニオトリプス属(Taeniothrips spp.)、アザミウマ属(Thrips spp);
シミ目(Thysanura)から、例えばセイヨウシミ(Lepisma saccharina)。
【0091】
本発明に係る有効成分は、特に植物、特に有用な植物及び農業、園芸及び森林における観賞植物又はこのような植物の果実、花、葉、茎、塊茎又は根などの器官において発生する上記のタイプの有害生物を防除、すなわち抑制又は破壊するのに使用され得、場合によっては、後の時点で形成される植物器官でさえ、これらの有害生物から保護されたままである。
【0092】
好適な標的作物は、特にコムギ、オオムギ、ライムギ、オートムギ、イネ、トウモロコシ又はソルガムなどの穀物;テンサイ又は飼料用ビートなどのビート;果実、例えばリンゴ、セイヨウナシ、プラム、モモ、アーモンド、サクランボ又は液果類、例えばイチゴ、ラズベリー又はブラックベリーなどの、仁果類、核果類又は柔らかい果物;インゲンマメ、レンズマメ、エンドウマメ又はダイズなどのマメ科作物;ナタネ、カラシナ、ケシ、オリーブ、ヒマワリ、ヤシ、ヒマ、カカオ又はアメリカホドイモ(ground nut)などの油脂作物;カボチャ、キュウリ又はメロンなどのウリ科植物;ワタ、アマ、麻又はジュートなどの繊維植物;オレンジ、レモン、グレープフルーツ又はタンジェリンなどの柑橘類の果物;ホウレンソウ、レタス、アスパラガス、キャベツ、ニンジン、タマネギ、トマト、ジャガイモ又はピーマンなどの野菜類;アボカド、シナモン又はショウノウなどのクスノキ科(Lauraceae)の植物;及びさらにタバコ、堅果類、コーヒー、ナス、サトウキビ、茶、コショウ、ブドウ、ホップ、オオバコ科の植物及びラテックス植物である。
【0093】
本発明の組成物及び/又は方法は、花、低木、広葉樹及び常緑樹を含む任意の観賞植物及び/又は野菜作物にも使用することができる。例えば、本発明は、以下の観賞用の種のいずれかに対して使用することができる:アゲラタム(Ageratum)属、アロンソア(Alonsoa)属、アネモネ(Anemon)属、アニソドンテア・カペンシス(Anisodontea capsenisis)、アンテミス(Anthemis)属、キンギョソウ(Antirrhinum)属、アスター(Aster)属、ベゴニア(Begonia)属(例えば、エラチオール・ベゴニア(B.elatior)、ベゴニア・センパフローレンス(B.semperflorens)、ベゴニア・チュベレウクス(B.tubereux)属、ブーゲンビリア(Bougainvillea)属、ブラキコム(Brachycome)属、アブラナ(Brassica)属(観賞植物)、カルセオラリア(Calceolaria)属、トウガラシ(Capsicum annuum)、ニチニチソウ(Catharanthus roseus)、カンナ(Canna)属、ケンタウレア(Centaurea)属、キク(Chrysanthemum)属、シネラリア(Cineraria)属(シロタエギク(C.maritime))、コレオプスィス(Coreopsis)属、クラッスラ・コッキネア(Crassula coccinea)、タバコソウ(Cuphea ignea)、ダリア(Dahlia)属、デルフィニウム(Delphinium)属、ケマンソウ(Dicentra spectabilis)、ドロテアンタス(Dorotheantus)属、トルコギキョウ(Eustoma grandiflorum)、レンギョウ(Forsythia)属、フクシア(Fuchsia)属、ゼラニウム・グナファリウム(Geranium gnaphalium)、ガーベラ(Gerbera)属、センニチコウ(Gomphrena globosa)、キダチルリソウ(Heliotropium)属、ヒマワリ(Helianthus)属、フヨウ(Hibiscus)属、セイヨウアジサイ(Hortensia)属、アジサイ(Hydrangea)属、ヒポエステス・フィロスタチア(Hypoestes phyllostachya)、ツリフネソウ(Impatiens)属(アフリカホウセンカ(I.Walleriana))、イレシネ(Iresines)属、カランコエ(Kalanchoe)属、ランタナ(Lantana camara)、ハナアオイ(Lavatera trimestris)、カエンキセワタ(Leonotis leonurus)、ユリ(Lilium)属、メセンブリアンテマ(Mesembryanthemum)属、ミゾホオズキ(Mimulus)属、ヤグルマハッカ(Monarda)属、ネメシア(Nemesia)属、タゲテス(Tagetes)属、ナデシコ(Dianthus)属(カーネーション)、カンナ(Canna)属、カタバミ(Oxalis)属、ヒナギク(Bellis)属、テンジクアオイ(Pelargonium)属(アイビーゼラニウム(P.peltatum)、モンテンジクアオイ(P.Zonale))、スミレ(Viola)属(パンジー)、ペチュニア(Petunia)属、フロックス(Phlox)属、プレクトランサス(Plecthranthus)属、ポインセチア(Poinsettia)属、ツタ(Parthenocissus)属(アメリカヅタ(P.quinquefolia)、アマヅラ(P.tricuspidata))、サクラソウ(Primula)属、キンポウゲ(Ranunculus)属、ツツジ(Rhododendron属)、バラ(Rosa)属(バラ)、オオハンゴンソウ(Rudbeckia)属、セントポーリア(Saintpaulia)属、アキギリ(Salvia)属、ブルーファンフラワー(Scaevola aemola)、コチョウソウ(Schizanthus wisetonensis)、マンネングサ(Sedum)属、ナス(Solanum)属、サフィニア(Surfinia)属、タゲテス(Tagetes)属、タバコ(Nicotinia)属、バーベナ(Verbena)属、ヒャクニチソウ(Zinnia)属及び他の花壇用の植物。
【0094】
例えば、本発明は、以下の野菜種のいずれかに対して使用することができる:ネギ(Allium)属(ニンニク(A.sativum)、タマネギ(A..cepa)、エシャロット(A.oschaninii)、リーキ(A.Porrum)、エシャロット(A.ascalonicum)、ネギ(A.fistulosum))、チャービル(Anthriscus cerefolium)、セロリ(Apium graveolus)、アスパラガス(Asparagus officinalis)、テンサイ(Beta vulgarus)、アブラナ(Brassica)属(ヤセイカンラン(B.Oleracea)、ハクサイ(B.Pekinensis)、カブ(B.rapa))、トウガラシ(Capsicum annuum)、ヒヨコマメ(Cicer arietinum)、エンダイブ(Cichorium endivia)、キクニガナ(Cichorum)属(チコリー(C.intybus)、エンダイブ(C.endivia))、スイカ(Citrillus lanatus)、キュウリ(Cucumis)属(サフラン(C.sativus)、メロン(C.melo))、カボチャ(Cucurbita)属(ペポカボチャ(C.pepo)、セイヨウカボチャ(C.maxima))、チョウセンアザミ(Cyanara)属(アーティチョーク(C.scolymus)、カルドン(C.cardunculus))、ニンジン(Daucus carota)、フェンネル(Foeniculum vulgare)、オトギリソウ(Hypericum)属、レタス(Lactuca sativa)、トマト(Lycopersicon)属(トマト(L.esculentum)、トマト(L.lycopersicum))、ハッカ(Mentha)属、バジル(Ocimum basilicum)、パセリ(Petroselinum crispum)、インゲンマメ(Phaseolus)属(インゲンマメ(P.vulgaris)、ベニバナインゲン(P.coccineus))、エンドウ(Pisum sativum)、ハツカダイコン(Raphanus sativus)、マルバダイオウ(Rheum rhaponticum)、マンネンロウ(Rosemarinus)属、アキギリ(Salvia)属、キバナバラモンジン(Scorzonera hispanica)、ナス(Solanum melongena)、ホウレンソウ(Spinacea oleracea)、ノヂシャ(Valerianella)属(ノヂシャ(V.locusta)、イタリアンコーンサラダ(V.eriocarpa))及びソラマメ(Vicia faba)。
【0095】
好ましい観賞植物種としては、セントポーリア(African violet)、ベゴニア(Begonia)、ダリア(Dahlia)、ガーベラ(Gerbera)、アジサイ(Hydrangea)、クマツヅラ(Verbena)、バラ(Rosa)、カランコエ(Kalanchoe)、ポインセチア(Poinsettia)、アスター(Aster)、ヤグルマギク(Centaurea)、ハルシャギク(Coreopsis)、デルフィニウム(Delphinium)、モナルダ(Monarda)、フロックス(Phlox)、ルドベッキア(Rudbeckia)、セダム(Sedum)、ペチュニア(Petunia)、スミレ(Viola)、ホウセンカ(Impatiens)、ゼラニウム(Geranium)、キク(Chrysanthemum)、ラナンキュラス(Ranunculus)、フクシア(Fuchsia)、サルビア(Salvia)、セイヨウアジサイ(Hortensia)、ローズマリー、セージ、セイヨウオトギリ、ミント、ピーマン、トマト及びキュウリが挙げられる。
【0096】
本発明による有効成分は、綿、野菜、トウモロコシ、イネ及びダイズの作物におけるマメアブラムシ(Aphis craccivora)、ディアブロチカ・バルテアタ(Diabrotica balteata)、ニセアメリカタバコガ(Heliothis virescens)、モモアカアブラムシ(Myzus persicae)、コナガ(Plutella xylostella)及びスポドプテラ・リットラリス(Spodoptera littoralis)の防除に特に適している。本発明による有効成分は、ヨトウガ(Mamestra)(好ましくは野菜中)、コドリンガ(Cydia pomonella)(好ましくはリンゴ中)、ヒメヨコバイ(Empoasca)(好ましくは野菜、ブドウ園中)、コロラドハムシ(Leptinotarsa)(好ましくはジャガイモ中)及びニカメイガ(Chilo supressalis)(好ましくはイネ中)の防除にさらに特に適している。
【0097】
本発明に係る有効成分は、ワタ、野菜、トウモロコシ、イネ及びダイズ作物におけるマメアブラムシ(Aphis craccivora)、ディアブロチカ・バルテアタ(Diabrotica balteata)、ニセアメリカタバコガ(Heliothis virescens)、モモアカアブラムシ(Myzus persicae)、コナガ(Plutella xylostella)及びエジプトヨトウ(Spodoptera littoralis)を防除するのに特に好適である。本発明に係る有効成分は、マメストラ属(Mamestra)(好ましくは野菜中)、コドリンガ(Cydia pomonella)(好ましくはリンゴ中)、エンポアスカ属(Empoasca)(好ましくは野菜、ブドウ園中)、レプチノタルサ属(Leptinotarsa)(好ましくはジャガイモ中)及びニカメイガ(Chilo supressalis)(好ましくはイネ中)を防除するのにさらに特に好適である。
【0098】
さらなる態様において、本発明は、植物寄生性線虫(内部寄生性、半内部寄生性及び外部寄生性線虫)、特にネコブセンチュウ、キタネコブセンチュウ(Meloidogyne hapla)、サツマイモネコブセンチュウ(Meloidogyne incognita)、ジャワネコブセンチュウ(Meloidogyne javanica)、アレナリアネコブセンチュウ(Meloidogyne arenaria)及び他のメロイドギネ属(Meloidogyne)種;シスト形成センチュウ、ジャガイモシストセンチュウ(Globodera rostochiensis)及び他のグロボデラ属(Globodera)種;ムギシストセンチュウ(Heterodera avenae)、ダイズシストセンチュウ(Heterodera glycines)、テンサイシストセンチュウ(Heterodera schachtii)、クローバシストセンチュウ(Heterodera trifolii)及び他のヘテロデラ属(Heterodera)種;タネコブセンチュウ、アンギナ属(Anguina)種;クキセンチュウ及びハセンチュウ、アフェレンコイデス属(Aphelenchoides)種;刺毛センチュウ(Sting nematode)、ベロノライムス・ロンギカウダツス(Belonolaimus longicaudatus)及び他のベロノライムス属(Belonolaimus)種;マツセンチュウ、マツノザイセンチュウ(Bursaphelenchus xylophilus)及び他のバーサフェレンカス属(Bursaphelenchus)種;ワセンチュウ(Ring nematode)、クリコネマ属(Criconema)種、クリコネメラ属(Criconemella)種、クリコネモイデス属(Criconemoides)種、メソクリコネマ属(Mesocriconema)種;クキ及びリンケイセンチュウ、イモグサレセンチュウ(Ditylenchus destructor)、ナミクキセンチュウ(Ditylenchus dipsaci)及び他のジチレンクス属(Ditylenchus)種;キリセンチュウ(Awl nematode)、ドリコドルス属(Dolichodorus)種;ラセンセンチュウ(Spiral nematode)、ヘリオコチレンクス・マルチシンクツス(Heliocotylenchus multicinctus)及び他のヘリオコチレンクス属(Helicotylenchus)種;サヤセンチュウ及びサヤワセンチュウ(Sheath and sheathoid nematode)、ヘミシクリオホラ属(Hemicycliophora)種及びヘミクリコネモイデス属(Hemicriconemoides)種;ヒルスマンニエラ属(Hirshmanniella)種;ヤリセンチュウ(Lance nematode)、ホプロライムス(Hoploaimus)種;ニセネコブセンチュウ、ナコブス属(Nacobbus)種;ハリセンチュウ(Needle nematode)、ロンギドルス・エロンガツス(Longidorus elongatus)及び他のロンギドルス属(Longidorus)種;ピンセンチュウ(Pin nematode)、プラチレンクス属(Pratylenchus)種;ネグサレセンチュウ(Lesion nematode)、ムギネグサレセンチュウ(Pratylenchus neglectus)、キタネグサレセンチュウ(Pratylenchus penetrans)、プラチレンクス・カービタツス(Pratylenchus curvitatus)、プラチレンクス・ゴオデイ(Pratylenchus goodeyi)及び他のプラチレンクス属(Pratylenchus)種;ネモグリセンチュウ(Burrowing nematode)、バナナネモグリセンチュウ(Radopholus similis)及び他のラドホルス属(Radopholus)種;ニセフクロセンチュウ(Reniform nematode)、ロチレンクス・ロブスタス(Rotylenchus robustus)、ロチレンクス・レニフォルミス(Rotylenchus reniformis)及び他のロチレンクス属(Rotylenchus)種;スクテロネマ属(Scutellonema)種;ミハリセンチュウ(Stubby root nematode)、トリコドルス・プリミチブス(Trichodorus primitivus)及び他のトリコドルス属(Trichodorus)種、パラトリコドルス属(Paratrichodorus)種;イシュクセンチュウ(Stunt nematode)、ナミイシュクセンチュ(Tylenchorhynchus claytoni)、チレンコリンクス・デュビウス(Tylenchorhynchus dubius)及び他のチレンコリンクス属(Tylenchorhynchus)種;ミカンセンチュウ(Citrus nematode)、チレンクルス属(Tylenchulus)種;オオハリセンチュウ(Dagger nematode)、キシフィネマ属(Xiphinema)種などの植物寄生性線虫;並びにスバンギナ属(Subanguina spp.)、ヒプソペリン属(Hypsoperine spp.)、マクロポストニア属(Macroposthonia spp.)、メリニウス属(Melinius spp.)、プンクトデラ属(Punctodera spp.)及びキニスルシウス属(Quinisulcius spp.)などの他の植物寄生性線虫種による植物及び植物の部分への被害を防除する方法にも関する。
【0099】
本発明の化合物は、軟体動物に対しても活性を有し得る。軟体動物の例としては、例えば、スクミリンゴガイ科(Ampullariidae);アリオン属(Arion)(コウラクロナメクジ(A.ater)、A.サーカムスクリプツス(A.circumscriptus)、A.ホルテンシス(A.hortensis)、A.ルーファス(A.rufus));オナジマイマイ科(Bradybaenidae)(ブラジバエナ・フルチクム(Bradybaena fruticum));オウシュウマイマイ属(Cepaea)(ニワノオウシュウマイマイ(C.hortensis)、モリマイマイ(C.Nemoralis));オクロジナ(ochlodina);デロセラス属(Deroceras)(D.アグレスチス(D.agrestis)、D.エムピリコルム(D.empiricorum)、D.ラエヴェ(D.laeve)、D.レチクラツム(D.reticulatum));ディスクス属(Discus)(D.ロツンダツス(D.rotundatus));ユーオムファリア属(Euomphalia);ガルバ属(Galba)(G.トルンクラタ(G.trunculata));ヘリセリア属(Helicelia)(H.イタラ(H.itala)、H.オブヴィア(H.obvia));マイマイ科(Helicidae)ヘリシゴナ・アルブストルム(Helicigona arbustorum));ヘリコディスクス属(Helicodiscus);ヘリクス属(Helix)(H.アペルタ(H.aperta));リマックス属(Limax)(L.シネレオニゲル(L.cinereoniger)、キイロナメクジ(L.flavus)、チャコウラナメクジ(L.marginatus)、マダラコウラナメクジ(L.maximus)、L.テネルス(L.tenellus));モノアライガイ属(Lymnaea);ミラックス属(Milax)(ニワコウラナメクジ(M.gagates)、M.マルギナツス(M.marginatus)、M.ソウェルビイ(M.sowerbyi));オペアス属(Opeas);リンゴガイ属(Pomacea)(スクミリンゴガイ(P.canaticulata));ミジンマイマイ属(Vallonia)及びザニトイデス属(Zanitoides)が挙げられる。
【0100】
「作物」という用語は、例えば、毒素産生細菌、特にバチルス属(Bacillus)の細菌に由来する公知のような1つ又は複数の選択的に作用する毒素を合成することができるように、組み換えDNA技術の使用によって形質転換された作物も含むことが理解されるべきである。
【0101】
このようなトランスジェニック植物によって発現され得る毒素としては、例えば、セレウス菌(Bacillus cereus)又はバチルス・ポピリエ(Bacillus popilliae)に由来する殺虫タンパク質;又はδ-エンドトキシン、例えばCry1Ab、Cry1Ac、Cry1F、Cry1Fa2、Cry2Ab、Cry3A、Cry3Bb1又はCry9Cなどの、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)に由来する殺虫タンパク質又は植物性殺虫タンパク質(Vip)、例えばVip1、Vip2、Vip3又はVip3A;又は細菌コロニー形成線虫、例えばフォトラブダス・ルミネセンス(Photorhabdus luminescens)、キセノラブダス・ネマトフィルス(Xenorhabdus nematophilus)などのフォトラブダス属(Photorhabdus spp.又はキセノラブダス属(Xenorhabdus spp.)の殺虫タンパク質;サソリ毒素、クモ形類毒素、ハチ毒素及び他の昆虫に特有の神経毒素などの、動物によって産生される毒素;ストレプトマイセス属(Streptomycetes)毒素などの、真菌によって産生される毒素、エンドウレクチン、オオムギレクチン又はユキノハナレクチンなどの植物レクチン;凝集素;トリプシン阻害剤、セリンプロテアーゼ阻害剤、パタチン、シスタチン、パパイン阻害剤などのプロティナーゼ阻害剤;リシン、トウモロコシ-RIP、アブリン、ルフィン、サポリン又はブリオジンなどのリボソーム不活性化タンパク質(RIP);3-ヒドロキシステロイドオキシダーゼ、エクジステロイド-UDP-グリコシル-トランスフェラーゼ、コレステロールオキシダーゼ、エクジソン阻害剤、HMG-COA-レダクターゼなどのステロイド代謝酵素、ナトリウムチャネル又はカルシウムチャネルの遮断薬などのイオンチャネル遮断薬、幼若ホルモンエステラーゼ、利尿ホルモン受容体、スチルベンシンターゼ、ビベンジルシンターゼ、キチナーゼ及びグルカナーゼが挙げられる。
【0102】
本発明に関して、δ-エンドトキシンは、例えば、Cry1Ab、Cry1Ac、Cry1F、Cry1Fa2、Cry2Ab、Cry3A、Cry3Bb1又はCry9C又は植物性殺虫タンパク質(Vip)、例えばVip1、Vip2、Vip3又はVip3A、また、明確に、ハイブリッド毒素、切断毒素(truncated toxin)及び改変毒素によって理解される。ハイブリッド毒素は、それらのタンパク質の異なるドメインの新たな組合せによって組み換えにより産生される(例えば、国際公開第02/15701号を参照されたい)。切断毒素、例えば切断Cry1Abが公知である。改変毒素の場合、天然毒素の1つ又は複数のアミノ酸が置換される。このようなアミノ酸置換では、好ましくは、天然に存在しないプロテアーゼ認識配列が、毒素に挿入され、例えばCry3A055の場合、カテプシン-G-認識配列が、Cry3A毒素に挿入される(国際公開第03/018810号を参照されたい)。
【0103】
このような毒素又はこのような毒素を合成することが可能なトランスジェニック植物の例が、例えば、欧州特許出願公開第0374753号明細書、国際公開第93/07278号、国際公開第95/34656号、欧州特許出願公開第0427529号明細書、欧州特許出願公開第451878号明細書及び国際公開第03/052073号に開示されている。
【0104】
このようなトランスジェニック植物の調製のための方法は、当業者に一般に知られており、例えば上記の刊行物に記載されている。CryI型のデオキシリボ核酸及びそれらの調製が、例えば、国際公開第95/34656号、欧州特許出願公開第0367474号明細書、欧州特許出願公開第0401979号明細書及び国際公開第90/13651号から公知である。
【0105】
トランスジェニック植物に含まれる毒素は、害虫に対する耐性を植物に与える。このような昆虫は、昆虫の分類群において見られるが、甲虫(鞘翅目(Coleoptera))、双翅昆虫(双翅目(Diptera))及び蛾(鱗翅目(Lepidoptera))において特に一般的に見られる。
【0106】
殺虫剤耐性(insecticidal resistance)をコードし、1つ又は複数の毒素を発現する1つ又は複数の遺伝子を含むトランスジェニック植物が公知であり、それらのいくつかが市販されている。このような植物の例は、YieldGard(登録商標)(Cry1Ab毒素を発現するトウモロコシ品種);YieldGard Rootworm(登録商標)(Cry3Bb1毒素を発現するトウモロコシ品種);YieldGard Plus(登録商標)(Cry1Ab及びCry3Bb1毒素を発現するトウモロコシ品種);Starlink(登録商標)(Cry9C毒素を発現するトウモロコシ品種);Herculex I(登録商標)(Cry1Fa2毒素及び除草剤グルホシネートアンモニウムに対する耐性を得るための酵素ホスフィノトリシンN-アセチルトランスフェラーゼ(PAT)を発現するトウモロコシ品種);NuCOTN 33B(登録商標)(Cry1Ac毒素を発現するワタ品種);Bollgard I(登録商標)(Cry1Ac毒素を発現するワタ品種);Bollgard II(登録商標)(Cry1Ac及びCry2Ab毒素を発現するワタ品種);VipCot(登録商標)(Vip3A及びCry1Ab毒素を発現するワタ品種);NewLeaf(登録商標)(Cry3A毒素を発現するジャガイモ品種);NatureGard(登録商標)、Agrisure(登録商標)GT Advantage(GA21グリホサート耐性形質)、Agrisure(登録商標)CB Advantage(Bt11アワノメイガ(CB)形質)及びProtecta(登録商標)である。
【0107】
このようなトランスジェニック作物のさらなる例は、以下の通りである:
1.Syngenta Seeds SAS(Chemin de l’Hobit 27,F-31 790 St.Sauveur,France)製のBt11トウモロコシ、登録番号C/FR/96/05/10。切断Cry1Ab毒素のトランスジェニック発現により、ヨーロッパアワノメイガ(アワノメイガ(Ostrinia nubilalis)及びセサミア・ノナグリオイデス(Sesamia nonagrioides))による攻撃に対する耐性を与えられた遺伝子組み換えトウモロコシ。Bt11トウモロコシは、除草剤グルホシネートアンモニウムに対する耐性を得るために酵素PATも遺伝子組み換えにより発現する。
【0108】
2.Syngenta Seeds SAS(Chemin de l’Hobit 27,F-31 790 St.Sauveur,France)製のBt176トウモロコシ、登録番号C/FR/96/05/10。Cry1Ab毒素のトランスジェニック発現により、ヨーロッパアワノメイガ(アワノメイガ(Ostrinia nubilalis)及びセサミア・ノナグリオイデス(Sesamia nonagrioides))による攻撃に対する耐性を与えられた遺伝子組み換えトウモロコシ。Bt176トウモロコシは、除草剤グルホシネートアンモニウムに対する耐性を得るために酵素PATも遺伝子組み換えにより発現する。
【0109】
3.Syngenta Seeds SAS(Chemin de l’Hobit 27,F-31 790 St.Sauveur,France)製のMIR604トウモロコシ、登録番号C/FR/96/05/10。改変Cry3A毒素のトランスジェニック発現によって耐虫性にされたトウモロコシ。この毒素は、カテプシン-G-プロテアーゼ認識配列の挿入によって修飾されたCry3A055である。このようなトランスジェニックトウモロコシ植物の調製が、国際公開第03/018810号に記載されている。
【0110】
4.Monsanto Europe S.A.(270-272 Avenue de Tervuren,B-1150 Brussels,Belgium)製のMON 863トウモロコシ、登録番号C/DE/02/9。MON 863は、Cry3Bb1毒素を発現し、特定の鞘翅目(Coleoptera)昆虫に対する耐性を有する。
【0111】
5.Monsanto Europe S.A.(270-272 Avenue de Tervuren,B-1150 Brussels,Belgium)製のIPC 531ワタ、登録番号C/ES/96/02。
【0112】
6.Pioneer Overseas Corporation(Avenue Tedesco,7 B-1160 Brussels,Belgium)製の1507トウモロコシ、登録番号C/NL/00/10。特定の鱗翅目(Lepidoptera)昆虫に対する耐性を得るためにタンパク質Cry1F及び除草剤グルホシネートアンモニウムに対する耐性を得るためにPATタンパク質の発現のための遺伝子組み換えトウモロコシ。
【0113】
7.Monsanto Europe S.A.(270-272 Avenue de Tervuren,B-1150 Brussels,Belgium)製のNK603×MON 810トウモロコシ、登録番号C/GB/02/M3/03。遺伝子組み換え品種NK603及びMON 810を交配することによる従来法で育種した雑種トウモロコシ品種からなる。NK603×MON 810トウモロコシは、除草剤Roundup(登録商標)(グリホサートを含有する)に対する耐性を与える、アグロバクテリウム属(Agrobacterium sp.)菌株CP4から得られるタンパク質CP4 EPSPS及びヨーロッパアワノメイガを含む特定の鱗翅目(Lepidoptera)に対する耐性をもたらす、バチルス・チューリンゲンシス亜種クルスターキ(Bacillus thuringiensis subsp.kurstaki)から得られるCry1Ab毒素も遺伝子組み換えにより発現する。
【0114】
昆虫耐性植物のトランスジェニック作物は、BATS(Zentrum fur Biosicherheit und Nachhaltigkeit,Zentrum BATS,Clarastrasse 13,4058 Basel,Switzerland)Report 2003,(http://bats.ch)にも記載されている。
【0115】
「作物」という用語は、例えば、いわゆる「病原性関連タンパク質」(PRP、例えば欧州特許出願公開第0392225号明細書を参照されたい)などの、選択的作用を有する抗病原性物質(antipathogenic substance)を合成することができるように、組み換えDNA技術の使用によって形質転換された作物も含むことが理解されるべきである。このような抗病原性物質及びこのような抗病原性物質を合成することが可能なトランスジェニック植物の例が、例えば、欧州特許出願公開第0392225号明細書、国際公開第95/33818号及び欧州特許出願公開第0353191号明細書から公知である。このようなトランスジェニック植物を産生する方法は、当業者に一般に知られており、例えば上記の刊行物に記載されている。
【0116】
作物は、真菌(例えば、フザリウム、炭疽病又は疫病菌)、細菌(例えば、シュードモナス)又はウイルス(例えば、ジャガイモ葉巻ウイルス、トマト斑点ウイルス、キュウリモザイクウイルス)の病原体に対する耐性を強化するために修飾することもできる。
【0117】
作物には、ダイズシストセンチュウ(soybean cyst nematode)などの線虫に対する耐性が強化されたものも含まれる。
【0118】
非生物的ストレスに耐性がある作物には、例えば、NF-YB又は当該技術分野で知られている他のタンパク質の発現により、干ばつ、高塩分、高温、寒冷、霜又は光放射に対する耐性が強化されたものが含まれる。
【0119】
このようなトランスジェニック植物によって発現され得る抗病原性物質としては、例えば、ナトリウムチャネル又はカルシウムチャネルの遮断薬などのイオンチャネル遮断薬、例えばウイルス性KP1、KP4又はKP6毒素;スチルベンシンターゼ;ビベンジルシンターゼ;キチナーゼ;グルカナーゼ;いわゆる「病原性関連タンパク質」(PRP;例えば欧州特許出願公開第0392225号明細書を参照されたい);微生物によって産生される抗病原性物質、例えばペプチド抗生物質又は複素環式抗生物質(例えば、国際公開第95/33818号を参照されたい)又は植物病原体防御に関与するタンパク質又はポリペプチド因子(国際公開第03/000906号に記載されている、いわゆる「植物病害抵抗性遺伝子」)が挙げられる。
【0120】
本発明に係る組成物のさらなる使用分野は、貯蔵品及び貯蔵室の保護及び原料(木材及び織物など)、床仕上げ材及び建築物の保護及び衛生分野において、特に上記のタイプの有害生物からのヒト、家畜及び生産性家畜(productive livestock)の保護である。
【0121】
本発明は、有害生物(蚊及び他の病原媒介動物など;http://www.who.int/malaria/vector_control/irs/en/も参照されたい)を防除するための方法も提供する。一実施形態において、有害生物を防除するための方法は、本発明の組成物を標的有害生物、その生息地又は表面若しくは基材にブラシ塗布、ローラ塗布、噴霧、塗布又は浸漬によって施用する工程を含む。例として、壁、天井又は床面などの表面のIRS(屋内残留噴霧)施用が、本発明の方法によって想定されている。別の実施形態において、このような組成物を網、衣類、寝具、カーテン及びテントの形態(又はこれらの製造に使用され得る形態)の不織布又は布帛材料などの基材に施用することが想定されている。
【0122】
一実施形態において、このような有害生物を防除するための方法は、有効な残存性の有害生物防除活性を表面又は基材に与えるように、殺有害生物的に有効な量の本発明の組成物を標的有害生物、その生息地又は表面若しくは基材に施用する工程を含む。このような施用は、本発明の殺有害生物組成物をブラシ塗布、ローラ塗布、噴霧、塗布又は浸漬することによって行われ得る。例として、壁、天井又は床面などの表面におけるIRS施用は、有効な残存性の有害生物防除活性を表面に与えるように、本発明の方法によって想定されている。別の実施形態において、網、衣類、寝具、カーテン及びテントの形態(又はこれらの製造に使用され得る形態)の布帛材料などの基材における有害生物の残存性防除のためにこのような組成物を施用することが想定されている。
【0123】
処理されるべき不織布、布帛又は網を含む基材は、綿、ラフィア、ジュート、亜麻、サイザル、麻布若しくは羊毛などの天然繊維又はポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリアクリロニトリルなどの合成繊維で作製され得る。ポリエステルが特に好適である。織物処理の方法は、例えば、国際公開第2008/151984号、国際公開第2003/034823号、米国特許第5631072号明細書、国際公開第2005/64072号、国際公開第2006/128870号、欧州特許第1724392号明細書、国際公開第2005113886号又は国際公開第2007/090739号から公知である。
【0124】
本発明に係る組成物のさらなる使用分野は、全ての観賞用樹木並びにあらゆる種類の果樹及び堅果の成る木の樹幹注入/幹処理の分野である。
【0125】
樹幹注入/幹処理の分野において、本発明に係る化合物は、上記の鱗翅目(Lepidoptera)及び鞘翅目(Coleoptera)の木材穿孔性(wood-boring)昆虫に対して、特に以下の表A及びBに列挙される木材穿孔性昆虫(woodborer)に対して特に好適である。
【0126】
【表2】
【0127】
【表3-1】
【表3-2】
【表3-3】
【0128】
本発明は、例えば、甲虫、イモムシ、ヒアリ、ワタフキカイガラムシ(ground pearl)、ヤスデ、ダンゴムシ、ダニ、ケラ、カイガラムシ、コナカイガラムシ、マダニ、アワフキムシ、サウザンキンクバッグ(southern chinch bug)及び地虫を含む、芝草中に存在し得る任意の昆虫有害生物を防除するのにも使用され得る。本発明は、卵、幼虫、若虫及び成虫を含む、生活環の様々な段階の昆虫有害生物を防除するのに使用され得る。
【0129】
特に、本発明は、地虫(コガネカブト属(Cyclocephala spp.)(例えば、マスクドコガネムシ(masked chafer)、C.ルリダ(C.lurida))、リゾトログス属(Rhizotrogus spp.)(例えば、ヨーロピアンコガネムシ、R.マハリス(R.majalis))、コチヌス属(Cotinus spp.)(例えば、アオコフキコガネ、C.ニチダ(C.nitida))、ポピリア属(Popillia spp.)(例えば、マメコガネ(Japanese beetle)、マメコガネ(P.japonica))、フィロファガ属(Phyllophaga spp.)(例えば、コガネムシ(May/June beetle))、アテニウス属(Ataenius spp.)(例えば、ブラック・ターフグラス・アテニウス(Black turfgrass ataenius)、A.スプレツルス(A.spretulus))、マラデラ属(Maladera spp.)(例えば、アカビロウドコガネ、M.カスタネア(M.castanea))及びトマルス属(Tomarus spp.)など)、ワタフキカイガラムシ(マルガロデス属(Margarodes spp.))、ケラ(タウニー(tawny)、サウザン(southern)及び短翅型;スカプテリスクス属(Scapteriscus spp.)、ケラ(Gryllotalpa africana))及びレザージャケット(leatherjacket)(ヨーロピアンクレーンフライ(European crane fly)、ガガンボ属(Tipula spp.))を含む、芝草の根を餌とする昆虫有害生物を防除するのに使用され得る。
【0130】
本発明は、ヨトウムシ(ツマジロクサヨトウ(Spodoptera frugiperda)及び一般的なヨトウムシ(common armyworm)(プセウダレチア・ウニプンクタ(Pseudaletia unipuncta)など)、ネキリムシ、ゾウムシ(スフェノホルス属(Sphenophorus spp.)、シバオサゾウムシ(S.venatus verstitus)及びS.パルブルス(S.parvulus)など)及びソッドウェブワーム(sod webworm)(クラムブス属(Crambus spp.)及び熱帯ソッドウェブワーム(tropical sod webworm)、ケナシクロオビクロノメイガ(Herpetogramma phaeopteralis)など)を含む、藁に住む芝草の昆虫有害生物を防除するのにも使用され得る。
【0131】
本発明は、ヒメコガネナガカメムシ(サウザンキンクバッグ、ブリスス・インスラリス(Blissus insularis)など)、ギョウギシバ(Bermudagrass)のダニ(エリオフィエス・シノドニエンシス(Eriophyes cynodoniensis))、アフリカヒゲシバ(rhodesgrass)のコナカイガラムシ(チガヤシロオカイガラムシ(Antonina graminis))、2本線のあるアワフキムシ(two-lined spittlebug)(プロサピア・ビシンクタ(Propsapia bicincta))、ヨコバイ、ネキリムシ(ヤガ科(Noctuidae))及びムギミドリアブラムシを含む、地上に生息し、芝草の葉を餌とする昆虫有害生物を防除するのにも使用され得る。
【0132】
本発明は、芝生にアリ塚を作製するアカヒアリ(Solenopsis invicta)などの、芝草の他の有害生物を防除するのにも使用され得る。
【0133】
衛生分野において、本発明に係る組成物は、カタダニ(hard tick)、ヒメダニ(soft tick)、疥癬ダニ、ツツガムシ、ハエ(サシバエ及び舐性(licking)のハエ)、寄生性のハエ幼虫、シラミ、ケジラミ、ハジラミ及びノミなどの外部寄生生物に対して有効である。
【0134】
このような寄生生物の例は、以下の通りである:
シラミ目(Anoplurida)のうち:ブタジラミ属(Haematopinus spp.)、ホソジラミ属(Linognathus spp.)、ペディクルス属(Pediculus spp.)及びケジラミ属(Phtirus spp.)、ソレノポテス属(Solenopotes spp.)。
【0135】
ハジラミ目(Mallophagida)のうち:トリメノポン属(Trimenopon spp.)、タンカクハジラミ属(Menopon spp.)、トリノトン属(Trinoton spp.)、ボビコラ属(Bovicola spp.)、ウェルネッキエラ属(Werneckiella spp.)、レピケントロン属(Lepikentron spp.)、ダマリナ属(Damalina spp.)、トリコデクテス属(Trichodectes spp.)及びフェリコラ属(Felicola spp.)。
【0136】
双翅目(Diptera)並びにその亜目であるネマトセリナ亜目(Nematocerina)及び短角亜目(Brachycerina)のうち、例えばヤブカ属(Aedes spp.)、ハマダラカ属(Anopheles spp.)、イエカ属(Culex spp.)、ブヨ属(Simulium spp.)、ツノマユブユ属(Eusimulium spp.)、サシチョウバエ属(Phlebotomus spp.)、ルツォミヤ属(Lutzomyia spp.)、キュリコイデス属(Culicoides spp.)、メクラアブ属(Chrysops spp.)、ヒボミトラ属(Hybomitra spp.)、キイロアブ属(Atylotus spp.)、アブ属(Tabanus spp.)、ゴマフアブ属(Haematopota spp.)、フィリポミア属(Philipomyia spp.)、ブラウラ属(Braula spp.)、イエバエ属(Musca spp.)、トゲアシメマトイ属(Hydrotaea spp.)、サシバエ属(Stomoxys spp.)、ヘマトビア属(Haematobia spp.)、モレリア属(Morellia spp.)、ヒメイエバエ属(Fannia spp.)、ツェツェバエ属(Glossina spp.)、オオクロバエ属(Calliphora spp.)、キンバエ属(Lucilia spp.)、オビキンバエ属(Chrysomyia spp.)、ヴォールファールトニクバエ属(Wohlfahrtia spp.)、ニクバエ属(Sarcophaga spp.)、ヒツジバエ属(Oestrus spp.)、ウシバエ属(Hypoderma spp.)、ウマバエ属(Gasterophilus spp.)、シラミバエ属(Hippobosca spp.)、シカシラミバエ属(Lipoptena spp.)及びヒツジシラミバエ属(Melophagus spp.)。
【0137】
ノミ目(Siphonapterida)のうち、例えばヒトノミ属(Pulex spp.)、イヌノミ属(Ctenocephalides spp.)、ネズミノミ属(Xenopsylla spp.)、ナガノミ属(Ceratophyllus spp.)。
【0138】
異翅目(Heteropterida)のうち、例えばトコジラミ属(Cimex spp.)、サシガメ属(Triatoma spp.)、ロドニウス属(Rhodnius spp.)、パンストロギルス属(Panstrongylus spp.)。
【0139】
ゴキブリ目(Blattarida)のうち、例えばトウヨウゴキブリ(Blatta orientalis)、ワモンゴキブリ(Periplaneta americana)、チャバネゴキブリ(Blattelagermanica)及びスペラ属(Supella spp.)。
【0140】
ダニ亜綱(Acaria(Acarida))並びにマダニ亜目(Metastigmata)及び中気門亜目(Mesostigmata)のうち、例えばナガヒメダニ属(Argas spp.)、カズキダニ属(Ornithodorus spp.)、オトビウス属(Otobius spp.)、タネガタマダニ属(Ixodes spp.)、キララマダニ属(Amblyomma spp.)、ウシマダニ属(Boophilus spp.)、カクマダニ属(Dermacentor spp.)、チマダニ属(Haemophysalis spp.)、イボマダニ属(Hyalomma spp.)、コイタマダニ属(Rhipicephalus spp.)、デルマニスス属(Dermanyssus spp.)、ライリエチア属(Raillietia spp.)、ニューモニスス属(Pneumonyssus spp.)、ステルノストマ属(Sternostoma spp.)及びバロア属(Varroa spp.)。
【0141】
ダニ目(Actinedida)(前気門類(Prostigmata))及びカイチュウ目(Acaridida)(コナダニ亜目(Astigmata))のうち、例えばアカラピス属(Acarapis spp.)、ツメダニ属(Cheyletiella spp.)、オルニソケイレチア属(Ornithocheyletia spp.)、ミオビア属(Myobia spp.)、ヒツジツメダニ属(Psorergatesspp.)、ニキビダニ属(Demodex spp.)、ツツガムシ属(Trombicula spp.)、リストロホルス属(Listrophorus spp.)、コナダニ属(Acarus spp.)、チロファグス属(Tyrophagus spp.)、ゴミコナダニ属(Caloglyphus spp.)、ヒポデクテス属(Hypodectes spp.)、プテロリクス属(Pterolichus spp.)、キュウセンヒゼンダニ属(Psoroptes spp.)、ショクヒヒゼンダニ属(Chorioptes spp.)、ミミヒゼンダニ属(Otodectes spp.)、ヒゼンダニ属(Sarcoptes spp.)、ショウセンコウヒゼンダニ属(Notoedres spp.)、クネミドコプテス属(Knemidocoptes spp.)、シトジテス属(Cytodites spp.)及びラミノシオプテス属(Laminosioptes spp.)。
【0142】
本発明に係る組成物は、木材、織物、プラスチック、接着剤、のり、塗料、紙及び厚紙、皮革、床仕上げ材及び建築物などの材料の場合、昆虫の寄生から保護するのにも好適である。
【0143】
本発明に係る組成物は、例えば、以下の有害生物に対して使用され得る:ヨーロッパイエカミキリ(Hylotrupes bajulus)、クロロホルス・ピロシス(Chlorophorus pilosis)、アノビウム・プンクタツム(Anobium punctatum)、キセストビウム・ルホビロスム(Xestobium rufovillosum)、プチリヌスペクチコルニス(Ptilinuspecticornis)、デンドロビウム・ペルチネクス(Dendrobium pertinex)、マツザイシバンムシ(Ernobius mollis)、オオナガシバンムシ(Priobium carpini)、ヒラタキクイムシ(Lyctus brunneus)、アフリカヒラタキクイムシ(Lyctus africanus)、アメリカヒラタキクイムシ(Lyctus planicollis)、ナラヒラタキクイムシ(Lyctus linearis)、リクツス・プベセンス(Lyctus pubescens)、トロゴキシロン・アエクアレ(Trogoxylon aequale)、ミンテスルギコリス(Minthesrugicollis)、キシルボルス属種(Xyleborus spec.)、トリプトデンドロン属種(Tryptodendron spec.)、アパテ・モナクス(Apate monachus)、ボストリクス・カプシンス(Bostrychus capucins)、ヘテロボストリクス・ブルンネウス(Heterobostrychus brunneus)、シノキシロン属種(Sinoxylon spec.)及びチビタケナガシンクイムシ(Dinoderus minutus)などの甲虫並びにさらにコルリキバチ(Sirex juvencus)、モミノオオキバチ(Urocerus gigas)、ウロセルス・ギガス・タイグヌス(Urocerus gigas taignus)及びウロセルス・アウグル(Urocerus augur)などの膜翅類の昆虫(hymenopteran)並びにカロテルメス・フラヴィコリス(Kalotermes flavicollis)、ニシインドカンザイシロアリ(Cryptotermes brevis)、ヘテロテルメス・インディコラ(Heterotermes indicola)、キアシシロアリ(Reticulitermes flavipes)、レティクリテルメス・サントネンシス(Reticulitermes santonensis)、レティキュリテルメス・ルシフグス(Reticulitermes lucifugus)、ムカシシロアリ(Mastotermes darwiniensis)、ネバダオオシロアリ(Zootermopsis nevadensis)及びイエシロアリ(Coptotermes formosanus)などのシロアリ並びにセイヨウシミ(Lepisma saccharina)などのシミ。
【0144】
本発明に係る化合物は、非修飾形態の殺生物剤として使用することができるものの、これらは、通常、担体、溶媒及び界面活性物質などの製剤補助剤を使用して様々な方法で組成物中に配合される。製剤は、例えば、ダスト粉末、ゲル、水和剤、水分散性顆粒、水分散性錠剤、発泡性ペレット、乳剤、マイクロ乳剤、水中油型エマルション、オイルフロアブル、水性分散剤、油性分散剤、サスポエマルジョン、カプセル懸濁剤、乳化顆粒、液剤、濃厚水溶液(水又は水混和性有機溶媒を担体として使用)、含浸ポリマーフィルム又は例えばthe Manual on Development and Use of FAO and WHO Specifications for Pesticides,United Nations,First Edition,Second Revision(2010)から公知の他の形態のような様々な物理的形態であり得る。そのような製剤は、直接使用されか、又は使用前に希釈されるかのいずれかであり得る。希釈は、例えば、水、液体肥料、微量栄養素、生物、油又は溶媒を用いて行うことができる。
【0145】
製剤は、例えば、微粉化された固体、顆粒、溶液、分散液又は乳剤の形態の組成物を得るために、有効成分を配合補助剤と混合することによって調製することができる。有効成分は、微粉化された固体、鉱油、植物若しくは動物起源の油、植物若しくは動物起源の変性油、有機溶媒、水、界面活性物質又はこれらの組み合わせなどの他の補助剤と共に製剤化され得る。
【0146】
有効成分は、超微細マイクロカプセルに入れることもできる。マイクロカプセルは、多孔質担体中に有効成分を含む。これにより、有効成分を制御された量で(例えば、徐放)環境に放出することができる。マイクロカプセルは、通常、0.1~500ミクロンの直径を有する。これらは、カプセル重量の約25~95重量%の量の有効成分を含む。有効成分は、モノリシック固体の形態、固体若しくは液体分散液中の微粒子の形態又は適切な溶液の形態であり得る。カプセル化膜は、例えば、天然若しくは合成ゴム、セルロース、スチレン/ブタジエンコポリマー、ポリアクリロニトリル、ポリアクリレート、ポリエステル、ポリアミド、ポリ尿素、ポリウレタン又は化学的に修飾されたポリマー及びデンプンキサンテート或いは当業者に公知の他のポリマーを含み得る。或いは、有効成分が基材物質の固体マトリックス中に微粉化された粒子の形態で含まれる超微細マイクロカプセルが形成され得るが、マイクロカプセル自体は、カプセル化されない。
【0147】
本発明の組成物の調製に適した配合補助剤は、それ自体公知である。液体担体としては、水、トルエン、キシレン、石油エーテル、植物油、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、酸無水物、アセトニトリル、アセトフェノン、酢酸アミル、2-ブタノン、炭酸ブチレン、クロロベンゼン、シクロヘキサン、シクロヘキサノール、酢酸のアルキルエステル、ジアセトンアルコール、1,2-ジクロロプロパン、ジエタノールアミン、p-ジエチルベンゼン、ジエチレングリコール、ジエチレングリコールアビエテート、ジエチレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールエチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、N,N-ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、1,4-ジオキサン、ジプロピレングリコール、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールジベンゾエート、ジプロキシトール、アルキルピロリドン、酢酸エチル、2-エチルヘキサノール、エチレンカーボネート、1,1,1-トリクロロエタン、2-ヘプタノン、α-ピネン、d-リモネン、乳酸エチル、エチレングリコール、エチレングリコールブチルエーテル、エチレングリコールメチルエーテル、γ-ブチロラクトン、グリセロール、酢酸グリセロール、グリセロールジアセテート、グリセロールトリアセテート、ヘキサデカン、ヘキシレングリコール、酢酸イソアミル、酢酸イソボルニル、イソオクタン、イソホロン、イソプロピルベンゼン、ミリスチン酸イソプロピル、乳酸、ラウリルアミン、メシチルオキシド、メトキシプロパノール、メチルイソアミルケトン、メチルイソブチルケトン、ラウリン酸メチル、オクタン酸メチル、オレイン酸メチル、塩化メチレン、m-キシレン、n-ヘキサン、n-オクチルアミン、オクタデカン酸、酢酸オクチルアミン、オレイン酸、オレイルアミン、o-キシレン、フェノール、ポリエチレングリコール、プロピオン酸、乳酸プロピル、炭酸プロピレン、プロピレングリコール、プロピレングリコールメチルエーテル、p-キシレン、トルエン、リン酸トリエチル、トリエチレングリコール、キシレンスルホン酸、パラフィン、鉱油、トリクロロエチレン、ペルクロロエチレン、酢酸エチル、酢酸アミル、酢酸ブチル、プロピレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、メタノール、エタノール、イソプロパノール及び高分子量アルコール(アミルアルコール、テトラヒドロフルフリルアルコール、ヘキサノール、オクタノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセロール、N-メチル-2-ピロリドン等)を使用することができる。
【0148】
適切な固体担体は、例えば、タルク、二酸化チタン、パイロフィライト粘土、シリカ、アタパルジャイト粘土、珪藻土、石灰岩、炭酸カルシウム、ベントナイト、モンモリロナイトカルシウム、綿実殻、小麦粉、大豆粉、軽石、木粉、クルミ殻粉末、リグニン及び類似の物質である。
【0149】
固体と液体との両方の製剤において、特に使用前に担体で希釈され得る製剤において、多数の界面活性物質を有利に使用することができる。界面活性物質は、アニオン性、カチオン性、非イオン性又は高分子性であり得、これらは、乳化剤、湿潤剤若しくは懸濁剤として又は他の目的のために使用することができる。典型的な界面活性物質としては、例えば、ラウリル硫酸ジエタノールアンモニウムなどのアルキル硫酸塩;ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウムなどのアルキルアリールスルホン酸塩;ノニルフェノールエトキシレートなどのアルキルフェノール/アルキレンオキシド付加生成物;トリデシルアルコールエトキシレートなどのアルコール/アルキレンオキシド付加生成物;ステアリン酸ナトリウムなどの石けん;ジブチルナフタレンスルホン酸ナトリウムなどのアルキルナフタレンスルホン酸塩;ジ(2-エチルヘキシル)スルホコハク酸ナトリウムなどのスルホコハク酸ジアルキルエステル塩;オレイン酸ソルビトールなどのソルビトールエステル;ラウリルトリメチルアンモニウムクロリドなどの四級アミン;ステアリン酸ポリエチレングリコールなどの脂肪酸のポリエチレングリコールエステル;エチレンオキシドとプロピレンオキシドとのブロックコポリマー;モノ及びジアルキルリン酸エステルの塩;並びに例えばMcCutcheon’s Detergents and Emulsifiers Annual,MC Publishing Corp.,Ridgewood New Jersey(1981)に記載されている追加的な物質も挙げられる。
【0150】
殺生物製剤中で使用することができる追加的な補助剤としては、結晶化抑制剤、粘度調整剤、懸濁剤、染料、酸化防止剤、発泡剤、光吸収剤、混合助剤、消泡剤、錯化剤、中和剤又はpH調整物質及び緩衝剤、腐食防止剤、香料、湿潤剤、吸収促進剤、微量栄養素、可塑剤、滑剤、潤滑剤、分散剤、増粘剤、不凍剤、殺菌剤並びに液体及び固体の肥料が挙げられる。
【0151】
本発明による組成物は、植物又は動物起源の油、鉱油、そのような油のアルキルエステル又はそのような油及び油の誘導体の混合物を含む添加剤を含み得る。本発明による組成物中の油添加剤の量は、通常、適用される混合物を基準として0.01~10%である。例えば、噴霧混合物が調製された後、油添加剤を所望の濃度でスプレータンクに添加することができる。好ましい油添加剤は、鉱油又は植物起源の油(例えば、菜種油、オリーブ油又はヒマワリ油)、乳化植物油、植物起源の油のアルキルエステル(例えば、メチル誘導体)又は動物起源の油(魚油又は牛脂等)を含む。好ましい油添加剤は、C8~C22脂肪酸のアルキルエステル、特にC12~C18脂肪酸のメチル誘導体、例えばラウリン酸、パルミチン酸及びオレイン酸のメチルエステル(それぞれラウリン酸メチル、パルミチン酸メチル及びオレイン酸メチル)を含む。多くの油誘導体がthe Compendium of Herbicide Adjuvants,10th Edition,Southern Illinois University,2010から公知である。
【0152】
本発明の組成物は、通常、0.1~99重量%、特に0.1~95重量%の本発明の化合物と、1~99.9重量%の配合助剤とを含み、これは、好ましくは、0~25重量の界面活性物質を含む。市販製品は、濃縮液として好ましくは製剤化される場合がある一方、最終消費者は、通常、希釈製剤を使用する。
【0153】
施用量は、広い限度内で様々であり、土壌の性質、施用方法、作物植物、防除すべき有害生物、支配的な気候条件並びに施用方法、施用時間及び標的作物に支配される他の因子に依存する。一般的なガイドラインとして、化合物は、1~2000l/ha、特に10~1000l/haの割合で施用することができる。
【0154】
好ましい製剤は、以下の組成を有し得る(重量%)。
【0155】
乳剤濃縮物:
有効成分:1~95%、好ましくは60~90%
界面活性剤:1~30%、好ましくは5~20%
液体担体:1~80%、好ましくは1~35%
【0156】
粉剤:
有効成分:0.1~10%、好ましくは0.1~5%
固体担体:99.9~90%、好ましくは99.9~99%
【0157】
懸濁濃縮物:
有効成分:5~75%、好ましくは10~50%
水:94~24%、好ましくは88~30%
界面活性剤:1~40%、好ましくは2~30%
【0158】
水和剤:
有効成分:0.5~90%、好ましくは1~80%
界面活性剤:0.5~20%、好ましくは1~15%
固体担体:5~95%、好ましくは15~90%
【0159】
粒剤:
有効成分:0.1~30%、好ましくは0.1~15%
固体担体:99.5~70%、好ましくは97~85%
【実施例
【0160】
以下の実施例は、本発明をさらに例示するが、限定するものではない。
【0161】
【表4】
【0162】
この組み合わせを補助剤と完全に混合し、混合物を適切なミル内で完全に粉砕することで、所望の濃度の懸濁液を得るために水で希釈することができる水和剤が得られる。
【0163】
【表5】
【0164】
この組み合わせを補助剤と完全に混合し、混合物を適切なミル内で完全に粉砕することで、種子処理のために直接使用することができる粉末が得られる。
【0165】
【表6】
【0166】
植物の保護において使用できる任意の必要な希釈率の乳剤は、この原液から水で希釈することによって得ることができる。
【0167】
【表7】
【0168】
直ちに使用可能な粉剤は、この組み合わせを担体と混合し、混合物を適切なミル内で粉砕することにより得られる。このような粉末は、種子の乾燥粉衣に用いることもできる。
【0169】
【表8】
【0170】
この組み合わせを補助剤と混合及び粉砕し、この混合物を水で湿らせる。この混合物を押し出し、次いで空気流中で乾燥させる。
【0171】
【表9】
【0172】
細かく粉砕した組み合わせをミキサー内において、ポリエチレングリコールで湿らせたカオリンに均一に付着させる。この方法において、粉塵を発生しないコーティングされた顆粒が得られる。
【0173】
【表10】
【0174】
この微粉化された組み合わせが補助剤と均質に混合されることで懸濁濃縮物が得られ、この懸濁濃縮物から、水による希釈によって任意の所望の希釈率の懸濁剤を得ることができる。このような希釈液を用いて、生きた植物だけでなく植物繁殖材料も処理することができ、また噴霧、注液又は浸漬により、微生物による寄生から保護することができる。
【0175】
【表11】
【0176】
この微粉化された組合せは、補助剤と均質混合され、懸濁濃縮物が得られ、この懸濁濃縮物から、任意の所望の希釈率の懸濁液が、水による希釈によって得られる。このような希釈を用いて、生きた植物並びに植物繁殖材料が処理され、噴霧、注ぎかけ又は浸漬により、微生物による寄生から保護され得る。
【0177】
徐放性カプセル懸濁剤
28部の組み合わせを2部の芳香族溶媒及び7部のトルエンジイソシアネート/ポリメチレン-ポリフェニルイソシアネート混合物(8:1)と混合する。この混合物を、所望の粒径が得られるまで1.2部のポリビニルアルコールと、0.05部の消泡剤と、51.6部の水との混合物中で乳化する。このエマルジョンに5.3部の水中の2.8部の1,6-ジアミノヘキサンの混合物を添加する。重合反応が完了するまで混合物を撹拌する。得られたカプセル懸濁液を、0.25部の増粘剤及び3部の分散剤を添加することによって安定化する。カプセル懸濁製剤は、28%の有効成分を含有する。中型カプセルの直径は、8~15ミクロンである。得られた製剤をその目的に適した装置中の水性懸濁剤として種子に施用する。
【0178】
製剤の種類としては、乳剤(EC)、懸濁剤(SC)、サスポエマルジョン(SE)、カプセル懸濁剤(CS)、水分散性顆粒(WG)、乳化性顆粒(EG)、エマルジョン、油中水型(EO)、エマルジョン、水中油型(EW)、マイクロエマルジョン(ME)、油分散液(OD)、油混和性フロアブル(OF)、油混和性液(OL)、可溶性濃縮液(SL)、超低体積懸濁剤(SU)、超低体積液(UL)、原体濃縮液(TK)、分散性濃縮液(DC)、水和剤(WP)、可溶性顆粒(SG)又は農学的に許容可能な補助剤と組み合わされる任意の技術的に好ましい製剤が挙げられる。
【0179】
調製実施例:
「Mp」は、融点(℃)を意味する。フリーラジカルは、メチル基を表す。1H NMR測定値は、Brucker 400MHz分光計で記録し、化学シフトは、TMS標準に対するppmで与えられる。示されるように、スペクトルは、重水素化溶媒中で測定した。以下のいずれか1つのLCMS法を使用して化合物をキャラクタリゼーションした。各化合物について得られた特徴的なLCMSの値は、保持時間(「Rt」、分単位で記録)及び測定された分子イオン(M+H)+又は(M-H)-であった。
【0180】
LCMS法:
方法1:標準1
スペクトルは、エレクトロスプレーソース(極性:陽イオン及び陰イオン、キャピラリ:3.00kV、コーン範囲:30V、抽出器:2.00V、ソース温度:150℃、脱溶媒温度:350℃、コーンガス流:50l/h、脱溶媒ガス流:650l/h、質量範囲:100~900Da)及びWaters製Acquity UPLC:バイナリポンプ、被加熱カラムコンパートメント、ダイオード-アレイ検出器及びELSD検出器を備えるWaters製の質量分析装置(SQD、SQDIIシングル四重極型質量分析計)で記録した。カラム:Waters UPLC HSS T3、1.8μm、30×2.1mm、温度:60℃、DAD波長範囲(nm):210~500、溶媒勾配:A=水+5%MeOH+0.05%HCOOH、B=アセトニトリル+0.05%HCOOH、勾配:1.2分間で10~100%のB;流量(ml/分)0.85。
【0181】
方法2:標準ロング
スペクトルは、エレクトロスプレーソース(極性:陽イオン及び陰イオン)、キャピラリ:3.00kV、コーン範囲:30V、抽出器:2.00V、ソース温度:150℃、脱溶媒温度:350℃、コーンガス流:50l/h、脱溶媒ガス流:650l/h、質量範囲:100~900Da)及びWaters製Acquity UPLC:バイナリポンプ、被加熱カラムコンパートメント、ダイオード-アレイ検出器及びELSD検出器を備えるWaters製の質量分析装置(SQD、SQDIIシングル四重極型質量分析計)で記録した。カラム:Waters UPLC HSS T3、1.8μm、30×2.1mm、温度:60℃、DAD波長範囲(nm):210~500、溶媒勾配:A=水+5%MeOH+0.05%HCOOH、B=アセトニトリル+0.05%HCOOH、勾配:2.7分間で10~100%のB;流量(ml/分)0.85。
【0182】
方法3:標準2ロング
スペクトルは、エレクトロスプレーソース(極性:陽イオン及び陰イオン極性スイッチ、キャピラリ:4.00kV、フラグメンター100.00V、ガス温度:350℃、ガス流:11L/分、ネブライザーガス:45psi、質量範囲:110~1000Da、DAD波長範囲:210~400nm)を備えたAgilent Technologies製の質量分析装置(6410トリプル四重極型質量分析計)で記録した。カラム:KINETEX EVO C18、長さ50mm、直径4.6mm、粒径2.6μm。カラムオーブン温度40℃。溶媒勾配:A=0.1%のギ酸を含む水:アセトニトリル(95:5v/v)。B=0.1%のギ酸を含むアセトニトリル。勾配:0分で90%のA、10%のB;0.9~1.8分で0%のA、100%のB;2.2~2.5分で90%のA、10%のB。流量1.8ml/分。
【0183】
方法4:標準2
スペクトルは、エレクトロスプレーソース(極性:陽イオン及び陰イオン極性スイッチ、キャピラリ:3.00kV、コーン電圧:41.00V、ソース温度:150℃、脱溶媒ガス流:1000L/Hr、脱溶媒温度:500℃、ガス流@コーン:50L/Hr、質量範囲:110~800Da、PDA波長範囲:210~400nmを備えたWaters製の質量分析装置(Acquity SDS型質量分析計)で記録した。カラム:Acquity UPLC HSS T3 C18、長さ30mm、直径2.1mm、粒径1.8μm。カラムオーブン温度40℃。溶媒勾配:A=0.1%のギ酸を含む水:アセトニトリル(95:5v/v)。B=0.05%のギ酸を含むアセトニトリル。勾配:0分で90%のA、10%のB;0.2分で50%のA、50%のB;0.7~1.3分で0%のA、100%のB;1.4~1.6分で90%のA、10%のB。流量0.8mL/分。
【0184】
実施例P1:
2-[5-エチルスルホニル-6-[3-メチル-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル]-3-ピリジル]-2-メチル-プロパンジニトリル(化合物P1)の調製
【化20】
工程1:2-[5-エチルスルファニル-6-[3-メチル-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル]-3-ピリジル]プロパンジニトリル(化合物P7)の調製
【化21】
マイクロ波バイアルに2-(5-ブロモ-3-エチルスルファニル-2-ピリジル)-3-メチル-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン(国際公開第16096584号に従って調製)(5.00g、12.0mmol)、プロパンジニトリル(0.830ml、13.2mmol、1.10当量)、水酸化カリウム(2.02g、36.0mmol、3.00当量)及びビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(420mg、0.60mmol、0.05当量)を入れた。N-メチル-ピロリドン(24mL)を添加した後、反応混合物をアルゴンで5分間脱気した。容器を密閉し、130℃のオイルバスで一晩加熱した。室温まで冷却した後、反応混合物を水中に注ぎ入れ、2MのHClでpHを慎重に酸性化し、水相を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機相を水で2回洗浄し、これらの合わせた水相を再びジクロロメタンで3回抽出した。合わせたジクロロメタン相から固体が析出し、これをろ過した。酢酸エチルとジクロロメタンとの両方の有機相を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、真空下で濃縮した。粗製暗褐色オイルを、純粋な酢酸エチルで溶出させるシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィーによって精製した。選択したフラクションを留去することで表題の化合物を褐色固体として得た。LCMS(方法1):403(M+H)+;保持時間:0.86分。
【0185】
工程2:2-[5-エチルスルファニル-6-[3-メチル-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル]-3-ピリジル]-2-メチル-プロパンジニトリル(化合物P8)の調製
【化22】
2-[5-エチルスルファニル-6-[3-メチル-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル]-3-ピリジル]プロパンジニトリル(9.58g、10.7mmol)のN,N-ジメチルホルムアミド(32ml)溶液にアルゴン雰囲気下で炭酸カリウム(1.58g、11.3mmol、1.05当量)を添加し、引き続きヨウ化メチル(1.00ml、16.1mmol、1.50当量)を滴下した。得られた褐色混合物を40℃で2時間撹拌した。追加の炭酸カリウム(148mg、1.07mmol、0.10当量)及びヨウ化メチル(1.00ml、16.1mmol、1.50当量)を添加し、反応混合物を40℃でさらに3時間加熱した。反応が完了した後、反応混合物を室温まで冷却し、水で希釈した。水相を2MのHClでわずかに酸性化し、酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機相を水で4回洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濃縮した。残渣に対して、ジクロロメタン中の酢酸エチルで溶出させるシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィーを行うことで表題の化合物を黄褐色固体として得た。LCMS(方法1):417(M+H)+;保持時間:1.01分。
【0186】
工程3:2-[5-エチルスルホニル-6-[3-メチル-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル]-3-ピリジル]-2-メチル-プロパンジニトリル(化合物P1)の調製
【化23】
アルゴン雰囲気下において、2-[5-エチルスルファニル-6-[3-メチル-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル]-3-ピリジル]-2-メチル-プロパンジニトリル(100mg、0.24mmol)のジクロロメタン(30ml)溶液に3-クロロ過安息香酸(91mg、0.53mmol、2.2当量)を0℃で添加した。0℃で30分間、次いで室温で1時間撹拌した後、飽和チオ硫酸ナトリウム溶液に注ぎ入れることによって反応混合物をゆっくりクエンチした。水相を酢酸エチルで2回抽出し、合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濃縮した。粗製物質を最初にジイソプロピルエーテルでトリチュレーションし、得られた白色固体を、ジクロロメタン中の酢酸エチルで溶出させるシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィーによってさらに精製することで表題の化合物を白色固体として得た。LCMS(方法1):449(M+H)+;保持時間:0.95分。
【0187】
実施例P2:2-[5-エチルスルホニル-6-[7-メチル-3-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリダジン-6-イル]-3-ピリジル]-2-メチル-プロパンニトリル(化合物P2)の調製
【化24】
工程1:メチル5-(1-シアノ-1-メチル-エチル)-3-エチルスルホニル-ピリジン-2-カルボキシレートの調製
【化25】
メチル5-(シアノメチル)-3-エチルスルホニル-ピリジン-2-カルボキシレート(国際公開第16096584号に従って調製)(1.40g、5.22mmol)をアルゴン下でDMF(21ml)に溶解した。反応混合物を0℃まで冷却し、水素化ナトリウム(480mg、12.5mmol、2.40当量)を少しずつ加えた。深赤色の反応混合物を0℃で30分間撹拌した。この反応混合物をヨウ化メチル(0.78ml、12.5mmol、2.40当量)のDMF(21ml)溶液に0℃でシリンジから加えた。得られた混合物を室温までゆっくりと温め、一晩撹拌した。反応が完了した後、混合物を飽和塩化アンモニウム水溶液中に注ぎ入れ、水相を酢酸エチルで抽出した。有機相を水で4回、次いで食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濃縮した。粗製物質を、シクロヘキサン中の酢酸エチルで溶出させるシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィーによって精製することで表題の化合物を白色固体として得た。LCMS(方法1):297(M+H)+;保持時間:0.77分。
【0188】
工程2:5-(1-シアノ-1-メチル-エチル)-3-エチルスルホニル-ピリジン-2-カルボン酸の調製
【化26】
メチル5-(1-シアノ-1-メチル-エチル)-3-エチルスルホニル-ピリジン-2-カルボンキシレート(1.40g、4.72mmol)をテトラヒドロフラン(40ml)及び水(13ml)に溶解した。水酸化リチウム(170mg、7.09mmo、1.50当量)を添加し、反応混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を濃縮し、水性残渣のpHを1MのHClでpH1に調整した。得られた白色懸濁液を濾過し、固体を最小限の冷水で洗浄し、真空下で乾燥することで所望の生成物を得た。化合物は、さらに精製することなく次の工程で直接使用した。LCMS(方法1):283(M+H)+;保持時間:0.42分。
【0189】
工程3:5-(1-シアノ-1-メチル-エチル)-3-エチルスルホニル-ピリジン-2-カルボニルクロリドの調製
【化27】
5-(1-シアノ-1-メチル-エチル)-3-エチルスルホニル-ピリジン-2-カルボン酸(1.02g、3.61mmol)をアルゴン下で触媒量のN,N-ジメチルホルムアミドと共にジクロロメタン(24ml)中に溶解した。塩化オキサリル(0.47ml、5.42mmol、1.50当量)をシリンジから滴下した。その後、反応混合物を3時間加熱還流した。室温まで冷却した後、反応混合物を蒸発乾固させた。得られた褐色オイルを次の工程で直接使用した。
【0190】
工程4:5-(1-シアノ-1-メチル-エチル)-3-エチルスルホニル-N-[3-(メチルアミノ)-6-(トリフルオロメチル)ピリダジン-4-イル]ピリジン-2-カルボキサミドの調製
【化28】
N-3-メチル-6-(トリフルオロメチル)ピリダジン-3,4-ジアミン(国際公開第2016/116338号に従って調製)(150mg、0.78mmol)をN,N’-ジイソプロピルエチルアミンと共にテトラヒドロフラン(5.0ml)に溶解した。反応混合物を0℃まで冷却し、5-(1-シアノ-1-メチル-エチル)-3-エチルスルホニル-ピリジン-2-カルボニルクロリド(258mg、1.1当量)のテトラヒドロフラン(5.0ml)溶液を滴下した。反応混合物を室温までゆっくりと温め、一晩撹拌した。飽和塩化アンモニウム水溶液を添加することによって反応をゆっくりとクエンチし、水相を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を水、食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濃縮した。粗製物質を精製せずに次の工程で直接使用した。LCMS(方法1):425(M+H)+;保持時間:1.03分。
【0191】
工程5:2-[5-エチルスルホニル-6-[7-メチル-3-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリダジン-6-イル]-3-ピリジル]-2-メチル-プロパンニトリルの調製
【化29】
5-(1-シアノ-1-メチル-エチル)-3-エチルスルホニル-N-[3-(メチルアミノ)-6-(トリフルオロメチル)ピリダジン-4-イル]ピリジン-2-カルボキサミド(250mg、0.55mmol)を酢酸(1.64ml)中に溶解し、反応混合物を100℃に5時間加熱した。反応混合物を濃縮し、残渣をトルエンと共に留去して過剰の酢酸を除去した。粗製物質を、シクロヘキサン中の酢酸エチルで溶出させるシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィーにより精製し、引き続きジエチルエーテル中でトリチュレーションすることで表題の化合物を白色固体として得た。LCMS(方法1):439(M+H)+;保持時間:0.93分。
【0192】
実施例P3:2-エチル-2-[5-エチルスルホニル-6-[3-メチル-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル]-3-ピリジル]ブタンニトリル(化合物P3)の調製
【化30】
工程1:2-[5-エチルスルホニル-6-[3-メチル-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル]-3-ピリジル]アセトニトリルの調製
【化31】
マイクロ波バイアルに2-(5-ブロモ-3-エチルスルホニル-2-ピリジル)-3-メチル-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン(国際公開第16096584号に従って調製)(6.00g、13.4mmol)のN,N-ジメチルホルムアミド(27ml)溶液を入れた。この溶液にアルゴン雰囲気下でトリメチルシリルアセトニトリル(2.77ml、20.0mmol、1.50当量)、フッ化亜鉛(837mg、8.01mmol、0.60当量)、キサントホス(315mg、0.53mmol、0.04当量)及びPd2(dba)3(250mg、0.27mmol、0.02当量)を添加した。バイアルを密閉し、マイクロ波で30分間140℃において加熱した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、水で3回、食塩水で1回洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濃縮した。粗製物質を、ジクロロメタン中のメタノールで溶出させるシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィーによって精製することで表題の化合物を白色固体として得た。LCMS(方法1):410(M+H)+;保持時間:0.86分。
【0193】
工程2:2-エチル-2-[5-エチルスルホニル-6-[3-メチル-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル]-3-ピリジル]ブタンニトリルの調製
【化32】
2-[5-エチルスルホニル-6-[3-メチル-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル]-3-ピリジル]アセトニトリル(500mg、1.22mmol)をアルゴン下でN,N-ジメチルホルムアミド(5ml)に溶解した。反応混合物を0℃まで冷却した。水素化ナトリウム(66mg、1.71mmol、1.40当量)を慎重に少しずつ添加した。深紅色の反応混合物を0℃で30分間撹拌した。得られた溶液をアルゴン下においてヨウ化エチル(0.137ml、1.71mmol、1.40当量)のDMF(5ml)溶液にシリンジから0℃で添加した。得られた混合物を室温までゆっくりと温め、一晩撹拌した。その後、混合物を飽和塩化アンモニウム水溶液中にゆっくりと注ぎ入れ、水相を酢酸エチルで抽出した。有機相を水で4回、次いで食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濃縮した。粗製物質を、シクロヘキサン中の酢酸エチルで溶出させるシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィーにより精製することで表題の化合物を白色固体として得た。LCMS(方法1):466(M+H)+;保持時間:1.02分。
【0194】
実施例P4:2-[5-エチルスルホニル-6-[3-メチル-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル]-3-ピリジル]ブタンニトリル(化合物P4)の調製
【化33】
2-[5-エチルスルホニル-6-[3-メチル-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル]-3-ピリジル]アセトニトリル(実施例P3の工程1に記載の通りに調製)(500mg、1.22mmol)をアルゴン下でN,N-ジメチルホルムアミド(5ml)中に溶解した。反応混合物を0℃まで冷却した。水素化ナトリウム(66mg、1.71mmol、1.40当量)を慎重に少しずつ添加した。深赤色の反応混合物を0℃で30分間撹拌した。得られた反応混合物をアルゴン下においてヨウ化エチル(0.137ml、1.71mmol、1.40当量)のDMF(5ml)溶液に0℃で滴下した。得られた混合物を室温までゆっくりと温め、一晩撹拌した。その後、混合物を飽和塩化アンモニウム水溶液中にゆっくりと注ぎ入れ、水相を酢酸エチルで抽出した。有機相を水で4回、次いで食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濃縮した。粗製物質を、シクロヘキサン中の酢酸エチルで溶出させるシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィーにより精製することで表題の化合物を白色固体として得た。LCMS(方法1):438(M+H)+;保持時間:0.94分。
【0195】
実施例P5:2-[5-エチルスルホニル-6-[3-メチル-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル]-3-ピリジル]-2-メチル-プロパンニトリル(化合物P5)の調製
【化34】
2-[5-エチルスルホニル-6-[3-メチル-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル]-3-ピリジル]アセトニトリル(実施例P3の工程1に記載の通りに調製)(400mg、0.98mmol)をアルゴン下でN,N-ジメチルホルムアミド(4ml)中に溶解した。反応混合物を0℃まで冷却した。水素化ナトリウム(52mg、1.37mmol、1.40当量)を慎重に少しずつ添加した。深赤色の反応混合物を0℃で30分間撹拌した。得られた混合物をアルゴン下においてヨウ化メチル(0.085ml、1.37mmol、1.40当量)のDMF(4ml)溶液に0℃で添加した。得られた混合物を室温までゆっくりと温め、一晩撹拌した。その後、混合物を飽和塩化アンモニウム水溶液中にゆっくりと注ぎ入れ、水相を酢酸エチルで抽出した。有機相を水で4回、次いで食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濃縮した。粗製物質を、シクロヘキサン中の酢酸エチルで溶出させるシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィーにより精製することで表題の化合物を白色固体として得た。LCMS(方法1):438(M+H)+;保持時間:0.93分。
【0196】
実施例P6:2-[5-エチルスルホニル-6-[3-メチル-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル]-3-ピリジル]プロパンニトリル(化合物P6)の調製
【化35】
22-[5-エチルスルホニル-6-[3-メチル-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル]-3-ピリジル]アセトニトリル(実施例P3の工程1に記載の通りに調製)(400mg、0.98mmol)をアルゴン下でN,N-ジメチルホルムアミド(4ml)中に溶解した。反応混合物を0℃まで冷却した。水素化ナトリウム(52mg、1.37mmol、1.40当量)を慎重に少しずつ添加した。深赤色の反応混合物を0℃で30分間撹拌した。得られた混合物をアルゴン下においてヨウ化メチル(0.085ml、1.37mmol、1.40当量)のDMF(4ml)溶液に0℃で添加した。得られた混合物を室温までゆっくりと温め、一晩撹拌した。その後、混合物を飽和塩化アンモニウム水溶液中にゆっくりと注ぎ入れ、水相を酢酸エチルで抽出した。有機相を水で4回、次いで食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濃縮した。粗製物質を、シクロヘキサン中の酢酸エチルで溶出させるシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィーにより精製することで表題の化合物を白色固体として得た。LCMS(方法1):424(M+H)+;保持時間:1.32分。
【0197】
2-[5-エチルスルホニル-6-[3-メチル-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル]-3-ピリジル]プロパンニトリル(化合物P6)の調製の代替手順:
エチル2-シアノ-2-[5-エチルスルホニル-6-[3-メチル-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル]-3-ピリジル]プロパノエート(化合物9)(250mg、0.505mmol、1.00当量)のDMSO(2.0mL)溶液に塩化ナトリウム(298mg、5.05mmoL、10.0当量)の水(1.0mL)溶液を添加し、得られた反応混合物を120℃まで2時間加熱した。室温まで冷却した後、反応混合物を水(10mL)で希釈し、酢酸エチル(3×20mL)で抽出した。合わせた有機層を乾燥し(Na2SO4)、濾過し、真空で濃縮することで粗生成物を得た。フラッシュクロマトグラフィー(SiO2、30%酢酸エチル/シクロヘキサン)により精製することで所望の生成物を得た。LCMS(方法4):424(M+H)+;保持時間:0.91分。
【0198】
実施例P9:エチル2-シアノ-2-[5-エチルスルホニル-6-[3-メチル-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル]-3-ピリジル]プロパノエート(化合物P9)の調製
【化36】
工程1:エチル2-シアノ-2-[5-エチルスルホニル-6-[3-メチル-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル]-3-ピリジル]アセテート(化合物P25)の調製:
【化37】
2-(5-ブロモ-3-エチルスルホニル-2-ピリジル)-3-メチル-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン(国際公開第16096584号に従って調製)(5.40g、11.1mmol、1.00当量)のDMSO(50mL)溶液に2-シアノ酢酸エチル(3.85g、33.3mmol、3.00当量)を添加し、続いて炭酸カリウム(3.89g、27.8mmol、2.50当量)、L-プロリン(261mg、2.23mmol、0.200当量)及びヨウ化銅(I)(212mg、1.11mmol、0.100当量)を添加した。反応混合物を3.5時間150℃に加熱した。室温まで冷却した後、反応混合物を2NのHCl溶液(50mL)で酸性化し、酢酸エチル(3×100mL)で抽出し、合わせた有機層を食塩水で洗浄し、乾燥し(硫酸ナトリウム)、濾過し、減圧下で濃縮することで所望の生成物を得た。LCMS(方法4):482(M+H)+;保持時間:0.95分。
【0199】
工程2:エチル2-シアノ-2-[5-エチルスルホニル-6-[3-メチル-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル]-3-ピリジル]プロパノエート(化合物P9)の調製
【化38】
エチル2-シアノ-2-[5-エチルスルホニル-6-[3-メチル-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル]-3-ピリジル]アセテート(500mg、1.04mmol、1.00当量)のDMF(6.0mL)溶液に炭酸カリウム(175mg、1.25mmol、1.20当量)及びヨードメタン(78μL、180mg、1.25mmol、1.20当量)を添加した。得られた反応混合物を室温で一晩撹拌した。その後、反応混合物を水(30mL)で希釈し、酢酸エチル(3×30mL)で抽出し、合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(30%酢酸エチル/シクロヘキサン)により精製することで表題の化合物を得た。LCMS(方法4):496(M+H)+;保持時間:1.00分。
【0200】
実施例P11:2-[3-エチルスルファニル-4-[7-メチル-3-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリダジン-6-イル]フェニル]-2-メチル-プロパンニトリル(化合物P11)の調製
【化39】
工程1:4-ブロモ-2-エチルスルファニル-N-[3-(メチルアミノ)-6-(トリフルオロメチル)ピリダジン-4-イル]ベンズアミドの調製
【化40】
N-3-メチル-6-(トリフルオロメチル)ピリダジン-3,4-ジアミン(800mg、4.16mmol、1.00当量)及びテトラヒドロフラン(15mL)の溶液にN,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.07mL、807mg、6.25mmol、1.50当量)を添加した。反応混合物を0℃まで冷却し、4-ブロモ-2-エチルスルファニル-ベンゾイルクロリド(国際公開第2016/026848号に従って調製)(1.28g、4.58mmol、1.10当量)のテトラヒドロフラン(15mL)溶液を滴下した。反応混合物を室温まで戻し、一晩撹拌した。飽和塩化アンモニウム水溶液の添加により反応をゆっくりとクエンチし、水相を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機相を水、食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(SiO2、酢酸エチル/シクロヘキサン)により精製することで表題の化合物を得た。LCMS(方法1):435(M+H)+;保持時間:1.05分。
【0201】
工程2:6-(4-ブロモ-2-エチルスルファニル-フェニル)-7-メチル-3-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリダジンの調製
【化41】
還流冷却器及び攪拌子を備えた丸底フラスコに4-ブロモ-2-エチルスルファニル-N-[3-(メチルアミノ)-6-(トリフルオロメチル)ピリダジン-4-イル]ベンズアミド(4.40g、10.1mmol、1.00当量)の氷酢酸(30mL)溶液を入れ、反応混合物を100℃に5時間加熱した。室温まで冷却した後、反応混合物を真空濃縮し、トルエンを用いた共沸蒸留を繰り返すことによって残っている酢酸を除去した。得られた粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(SiO2、酢酸エチル/シクロヘキサン)により精製することで表題の化合物を得た。LCMS(方法1):417(M+H)+;保持時間:1.09分。
【0202】
工程3:2-[3-エチルスルファニル-4-[7-メチル-3-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリダジン-6-イル]フェニル]アセトニトリルの調製
【化42】
アルゴン雰囲気下において、攪拌子及び還流冷却器を備えた3口フラスコに6-(4-ブロモ-2-エチルスルファニル-フェニル)-7-メチル-3-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリダジン(1.30g、3.12mmol、1.00当量)のN,N-ジメチルアセトアミド(16mL)溶液を入れた。この溶液にトリメチルシリルアセトニトリル(1.32mL、9.35mmol、3.00当量)、フッ化亜鉛(193mg、1.87mmol、0.60当量)、キサントホス(73.6mg、0.125mmol、0.0400当量)及びPd2(dba)3(44.6mg、0.046mmol、0.015当量)を添加した。反応混合物を100℃に7時間加熱した。室温まで冷却した後、反応混合物を酢酸エチルで希釈し、セライトのプラグを通して濾過し、水で3回、食塩水で1回洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濃縮した。粗製物質をフラッシュカラムクロマトグラフィー(SiO2、酢酸エチル/シクロヘキサン)により精製することで表題の化合物を得た。LCMS(方法1):378(M+H)+;保持時間:0.96分。
【0203】
工程4:2-[3-エチルスルファニル-4-[7-メチル-3-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリダジン-6-イル]フェニル]-2-メチル-プロパンニトリル(化合物P11)の調製
【化43】
2-[3-エチルスルファニル-4-[7-メチル-3-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリダジン-6-イル]フェニル]アセトニトリル(192mg、0.509mmol、1.00当量)のN,N-ジメチルホルムアミド(4mL)溶液をアルゴン雰囲気下で0℃に冷却した。この温度で水素化ナトリウム(鉱油中60重量%、273mg、0.712mmol、1.40当量)を少しずつ添加した。深紅色の反応混合物を0℃で30分間撹拌した。得られた混合物をアルゴン下においてヨウ化メチル(44μl、101mg、0.712mmol、1.40当量)のDMF(4mL)溶液にシリンジから0℃で添加した。得られた混合物を室温までゆっくりと温め、一晩撹拌した。その後、混合物を飽和塩化アンモニウム水溶液中にゆっくりと注ぎ入れ、水相を酢酸エチルで抽出した。有機相を水で4回、次いで食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濃縮した。粗製物質を、シクロヘキサン中の酢酸エチルで溶出させるシリカゲル上でのカラムクロマトグラフィーにより精製することで表題の化合物を得た。LCMS(方法1):406(M+H)+;保持時間:1.03分。
【0204】
実施例P12:2-[3-エチルスルホニル-4-[7-メチル-3-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリダジン-6-イル]フェニル]-2-メチル-プロパンニトリル(化合物P12)の調製
【化44】
2-[3-エチルスルファニル-4-[7-メチル-3-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリダジン-6-イル]フェニル]-2-メチル-プロパンニトリル(化合物P11)(74.0mg、0.183mmol、1.00当量)のジクロロメタン(2.0mL)溶液に3-クロロ過安息香酸(75重量%、92.4mg、0.384mmol、2.10当量)を室温で添加した。室温で18時間撹拌を継続した後、チオ硫酸ナトリウムの飽和溶液(10mL)と飽和NaHCO3(10mL)を添加した。反応混合物をジクロロメタン(50mL)で希釈し、混合物を20分間撹拌した。水層を分離した後、ジクロロメタン(3×20mL)で抽出し、合わせた有機層を水及び食塩水で洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、減圧下で濃縮した。得られた粗製物質をフラッシュクロマトグラフィー(SiO2、酢酸エチル/シクロヘキサン)により精製することで表題の化合物を得た。LCMS(方法1):438(M+H)+;保持時間:0.93分。
【0205】
実施例P15:2-[5-エチルスルホニル-6-[3-メチル-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル]-3-ピリジル]-2,2-ジフルオロ-アセトニトリル(化合物P15)の調製
【化45】
2-[5-エチルスルホニル-6-[3-メチル-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル]-3-ピリジル]アセトニトリル(実施例P3、工程1を参照されたい)(409mg、1.00mmol、1.00当量)のテトラヒドロフラン(6.0mL)溶液に窒素下でCs2CO3(391mg、1.20mmol、1.00当量)を添加し、続いてN-フルオロベンゼンスルホンイミド(315mg、1.00mmol、1.00当量)を添加した。反応混合物を室温で1時間撹拌した。得られた反応混合物を酢酸エチル(30mL)及び水(30mL)で希釈した。酢酸エチル(3×30mL)で抽出した後、合わせた有機層を水(2×30mL)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下で濃縮し、フラッシュクロマトグラフィー(SiO2、酢酸エチル/シクロヘキサン)によって精製することで表題の化合物を白色固体として得た。LCMS(方法4):446(M+H)+;保持時間:1.05分。
【0206】
実施例P16:2-[3-エチルスルファニル-4-[3-メチル-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル]フェニル]-2-メチル-プロパンニトリル(化合物P16)の調製
【化46】
マイクロ波バイアルに2-(4-ブロモ-2-エチルスルファニル-フェニル)-3-メチル-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン(国際公開第2016/026848号に従って調製)(500mg、1.20mmol、1.00当量)、rac-BINAP(77.1mg、0.0120mmol、0.10当量)及びPd2(dba)3(56.7mg、0.0600mmol、0.0500当量)を入れた。アルゴンをフラッシングした後、テトラヒドロフラン(THF)(1.20mL)及びシクロペンチルメチルエーテル(CPME)(1.20mL)を添加し、続いてイソブチロニトリル(119μL、91.7mg、1.32mmol、1.10当量)を添加した。アルゴン雰囲気下でバイアルに蓋をし、得られた溶液を-25℃まで冷却した。25分間撹拌した後、LiHMDS(THF中の1M溶液、1.32mL、1.32mmol、1.10当量)を5分かけて滴下した。得られた溶液を室温まで戻した後、80℃に4時間加熱した。室温まで冷却した後、反応混合物を水でクエンチし、セライトのプラグを通して濾過し、酢酸エチルですすいだ。水層を酢酸エチルで抽出し(3回)、合わせた有機層を水及び食塩水で洗浄した。硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、真空で濃縮することで粗製物質を得た。これをフラッシュクロマトグラフィー(SiO2、酢酸エチル/シクロヘキサン)により精製することで表題の化合物を得た。LCMS(方法1):405(M+H)+;保持時間:1.02分。
【0207】
実施例P17:2-[3-エチルスルホニル-4-[3-メチル-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル]フェニル]-2-メチル-プロパンニトリル(化合物P17)の調製
【化47】
2-[3-エチルスルファニル-4-[3-メチル-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル]フェニル]-2-メチル-プロパンニトリル(化合物P16)(88.8mg、0.220mmol、1.00当量)のジクロロメタン(1.0mL)溶液に3-クロロ過安息香酸(75重量%、103mg、0.461mmol、2.10当量)を室温で添加した。室温で18時間撹拌を継続した後、チオ硫酸ナトリウムの飽和溶液(5mL)及び飽和NaHCO3(5mL)を添加した。反応混合物をジクロロメタン(15mL)で希釈し、混合物を20分間撹拌した。水層を分離した後、ジクロロメタン(3×10mL)で抽出し、合わせた有機層を水及び食塩水で洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、減圧下で濃縮した。得られた粗製物質をフラッシュクロマトグラフィー(SiO2、MeOH/ジクロロメタン)により精製することで表題の化合物を得た。LCMS(方法1):437(M+H)+;保持時間:0.90分。
【0208】
実施例P19:2-[6-(6-ブロモ-3-メチル-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル)-5-エチルスルホニル-3-ピリジル]-2-メチル-プロパンニトリル(化合物P19)の調製
【化48】
工程1:メチル5-(1-シアノ-2-エトキシ-2-オキソ-エチル)-3-エチルスルファニル-ピリジン-2-カルボキシレートの調製
【化49】
メチル5-ブロモ-3-エチルスルファニル-ピリジン-2-カルボキシレート(国際公開第2017/055147号に従って調製)(32.0g、116mmol、1.00当量)のDMSO(350mL)溶液にエチル2-シアノアセテート(18.5mL、19.7g、174mmol、1.50当量)、K2CO3(40.4g、290mmol、2.50当量)及びテトラブチルアンモニウムブロミド(3.81g、11.6mmol、0.100当量)を添加した。得られた懸濁液を一晩90℃に加熱した。室温まで冷却した後、反応混合物を水(150mL)及び酢酸エチル(300mL)で希釈し、0℃まで冷却した。攪拌した混合物にpH4~5に到達するまで2MのHCl(200mL)をゆっくりと添加した(発熱反応)。水層を分離し、酢酸エチル(3×500mL)で抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、真空で濃縮することで粗製物質を得た。エタノールから再結晶することで表題の化合物を黄褐色固体として得た。LCMS(方法1):309(M+H)+;保持時間:0.86分。
【0209】
工程2:メチル5-(シアノメチル)-3-エチルスルファニル-ピリジン-2-カルボキシレートの調製
【化50】
磁気攪拌子と、還流冷却器と、ガス排気口とを備えた3口フラスコ内でメチル5-(1-シアノ-2-エトキシ-2-オキソ-エチル)-3-エチルスルファニル-ピリジン-2-カルボキシレート(21.1g、68.4mmol、1.00当量)のDMSO(210mL)溶液に最初に塩化ナトリウム(40.0g、684mmol、10.0当量)を添加し、続いて水(105mL)を添加した。反応混合物を125℃の内部温度まで加熱した。この温度で激しいガスの発生が始まった。撹拌を3時間継続した。室温まで冷却した後、反応混合物を水(50mL)で希釈し、酢酸エチル(100mL)を添加した。水層を分離し、酢酸エチル(3×200mL)で抽出し、合わせた有機層を水で洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、真空で濃縮することで粗製物質を得た。得られた粗生成物を直接使用した。LCMS(方法1):237(M+H)+;保持時間:0.72分。
【0210】
工程3:5-(1-シアノ-1-メチル-エチル)-3-エチルスルファニル-ピリジン-2-カルボン酸の調製
【化51】
メチル5-(シアノメチル)-3-エチルスルファニル-ピリジン-2-カルボキシレート(20.0g、84.6mmol、1.00当量)の1,4-ジオキサン(170mL)溶液にベンジルトリメチルアンモニウムクロリド(998mg、4.23mmol、0.0500当量)を添加し、得られた溶液を0℃まで冷却した。この溶液にNaOH水溶液(30重量%、59mL、590mmol、7.0当量)をゆっくりと添加し、続いて温度を0~5℃に維持しながらヨードメタン(10.5mL、24.0g、169mmol、2.00当量)を滴下した。0℃での撹拌を5時間継続した後、pH5に到達するまで2MのHClをゆっくりと添加することにより反応混合物をクエンチした。酢酸エチル(250mL)を添加して30分間撹拌した後、層を分離し、水層を酢酸エチル(3×100mL)で抽出した。合わせた有機層を水(50mL)及び食塩水(50mL)で洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、留去した。粗製物質をフラッシュクロマトグラフィー(SiO2、酢酸エチル/シクロヘキサン)により精製することで表題の化合物を得た。LCMS(方法1):251(M+H)+;保持時間:0.71分。
【0211】
工程4:N-[2-ブロモ-5-(メチルアミノ)-4-ピリジル]-5-(1-シアノ-1-メチル-エチル)-3-エチルスルファニル-ピリジン-2-カルボキサミドの調製
【化52】
5-(1-シアノ-1-メチル-エチル)-3-エチルスルファニル-ピリジン-2-カルボン酸(10.0g、40.0mmol、1.00当量)及び触媒量のN,N-ジメチルホルムアミドのジクロロメタン(24mL)溶液にアルゴン下で塩化オキサリル(5.23mL、7.61g、59.9mmol、1.50当量)をシリンジから滴下した。その後、反応混合物を3時間加熱還流した。室温まで冷却した後、反応混合物を蒸発乾固させた。得られた褐色オイルをTHF(190mL)に溶解し、これを6-ブロモ-N3-メチル-ピリジン-3,4-ジアミン(国際公開第2016/107831号に従って調製)(8.43g、41.7mmol、1.04当量)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(16.7mL、12.4g、94.9mmol、2.54当量)のTHF(300mL)溶液に滴下ろうとから0℃でゆっくりと添加した。反応を室温まで戻し、撹拌を20時間継続した。飽和塩化アンモニウム水溶液を添加することにより反応をゆっくりとクエンチし、水相を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機相を水、食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濃縮することで粗生成物として表題の化合物を得た。LCMS(方法1):434(M+H)+;保持時間:0.82分。
【0212】
工程5:2-[6-(6-ブロモ-3-メチル-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル)-5-エチルスルファニル-3-ピリジル]-2-メチル-プロパンニトリル(化合物P23)の調製
【化53】
還流冷却器及び攪拌子を備えた丸底フラスコにN-[2-ブロモ-5-(メチルアミノ)-4-ピリジル]-5-(1-シアノ-1-メチル-エチル)-3-エチルスルファニル-ピリジン-2-カルボキサミド(13.0g、29.9mmol、1.00当量)の氷酢酸(90mL)溶液を入れ、反応混合物を5時間100℃に加熱した。室温まで冷却した後、反応混合物を真空濃縮し、トルエンを用いた共沸蒸留を繰り返すことによって残っている酢酸を除去した。得られた粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(SiO2、酢酸エチル/シクロヘキサン)により精製することで表題の化合物を得た。LCMS(方法1):416(M+H)+;保持時間:0.94分。
【0213】
工程6:2-[6-(6-ブロモ-3-メチル-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル)-5-エチルスルホニル-3-ピリジル]-2-メチル-プロパンニトリル(化合物P19)の調製
【化54】
2-[6-(6-ブロモ-3-メチル-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル)-5-エチルスルファニル-3-ピリジル]-2-メチル-プロパンニトリル(化合物P23)(7.10g、17.1mmol、1.00当量)のジクロロメタン(171mL)溶液に3-クロロ過安息香酸(75重量%、8.04g、35.0mmol、2.05当量)を0℃で少しずつ添加した(発熱反応)。反応混合物を室温に戻し、室温で18時間撹拌を継続した後、チオ硫酸ナトリウムの飽和溶液(100mL)及び飽和NaHCO3(100mL)を添加した。反応混合物をジクロロメタン(150mL)で希釈し、混合物を20分間撹拌した。水層を分離した後、ジクロロメタン(3×10mL)で抽出し、合わせた有機層を飽和チオ硫酸ナトリウム(50mL)、飽和NaHCO3(50mL)で洗浄し、続いて水(50mL)及び食塩水(50mL)で洗浄した。乾燥(Na2SO4)及び減圧下での濃縮によって粗製物質が得られ、これをフラッシュクロマトグラフィー(SiO2、MeOH/ジクロロメタン)により精製することで表題の化合物を得た。LCMS(方法1):448(M+H)+;保持時間:0.88分。
【0214】
実施例P20:2-[5-エチルスルホニル-6-[3-メチル-6-(1,1,2,2,2-ペンタフルオロエチル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル]-3-ピリジル]-2-メチル-プロパンニトリル(化合物P20)の調製
【化55】
工程1:2-[5-エチルスルホニル-6-(6-ヨード-3-メチル-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル)-3-ピリジル]-2-メチル-プロパンニトリル(化合物P22)の調製
【化56】
2-[6-(6-ブロモ-3-メチル-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル)-5-エチルスルホニル-3-ピリジル]-2-メチル-プロパンニトリル(P19)(1.00g、2.23mmol、1.00当量)の1,4-ジオキサン(11mL)溶液にNaI(689mg、4.46mmol、2.00当量)、CuI(224mg、1.12mmol、0500当量)及びN,N’-ジメチルエチレンジアミン(DMEDA)(0.29mL、0.24g、2.7mmol、1.2当量)を添加した。反応混合物を100℃に40時間加熱した。室温まで冷却した後、反応混合物を酢酸エチル(50mL)で希釈し、1MのNH3水溶液を添加した。水層を分離し、酢酸エチル(2×20mL)で抽出した。合わせた有機層を飽和NaHCO3、水及び食塩水で洗浄し、乾燥した(Na2SO4)。減圧下で濃縮することにより、表題の化合物を得た。LCMS(方法1):496(M+H)+;保持時間:0.90分。
【0215】
工程2:2-[5-エチルスルホニル-6-[3-メチル-6-(1,1,2,2,2-ペンタフルオロエチル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル]-3-ピリジル]-2-メチル-プロパンニトリル(化合物P20)の調製
【化57】
2-[5-エチルスルホニル-6-(6-ヨード-3-メチル-イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル)-3-ピリジル]-2-メチル-プロパンニトリル(化合物P22)(900mg、1.82mmol、1.00当量)のDMF(6.5mL)溶液にアルゴン雰囲気下で(phen)CuC25[1360806-59-2]を添加した。撹拌されている反応混合物を90℃に2時間加熱した。室温まで冷却した後、反応混合物をセライトでろ過し、酢酸エチルですすいだ。ろ液を28%のアンモニア水(20mL)、飽和NaHCO3(20mL)、水(20mL)及び食塩水(20mL)で洗浄した。硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し、減圧下で濃縮することで粗生成物を得た。フラッシュクロマトグラフィー(SiO2、酢酸エチル/シクロヘキサン)によって精製することで表題の化合物を白色固体として得た。LCMS(方法1):488(M+H)+;保持時間:1.00分。
【0216】
実施例P23:2-[5-エチルスルファニル-6-[3-メチル-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン-2-イル]-3-ピリジル]-2-メチル-プロパンニトリル(化合物P23)の調製
【化58】
滴下ろうと及びアルゴン入口を備えた3口フラスコにイソブチロニトリル(4.30mL、3.31g、47.9mmol、2.00当量)を入れ、-25℃まで冷却した。この温度でLiHMDS(THF中1.0M溶液、72mL、64g、72mmol、3.0当量)を30分かけて滴下する一方、攪拌されている反応混合物を-25℃に保った。この温度での撹拌をさらに15分間継続した。その後、得られた溶液を2-(5-ブロモ-3-エチルスルファニル-2-ピリジル)-3-メチル-6-(トリフルオロメチル)イミダゾ[4,5-c]ピリジン(国際公開第2016/026848号に従って調製)(10.0g、24.0mmol、1.00当量)のTHF(50mL)攪拌溶液に-25℃で1.5時間かけて滴下した。この温度での撹拌をさらに30分間継続し、その後室温に戻した。この温度でさらに1時間後、水(50mL)及び酢酸エチル(100mL)をゆっくりと添加することにより反応混合物をクエンチした。水層を分離し、酢酸エチル(2×50mL)で抽出し、合わせた有機層を食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。真空での濃縮及びフラッシュクロマトグラフィーによる精製を行うことで所望の表題の化合物を得た。LCMS(方法1):406(M+H)+;保持時間:0.99分。
【0217】
【表12-1】
【表12-2】
【表12-3】
【表12-4】
【表12-5】
【0218】
【表13-1】
【表13-2】
【表13-3】
【表13-4】
【0219】
式Iの化合物と、有効成分との以下の混合物が好ましい(「TX」という略語は、「本発明の表1~Xに記載される化合物からなる群から選択される1つの化合物」を意味する):
石油(代替名)(628)+TXからなる物質の群から選択される補助剤、
1,1-ビス(4-クロロフェニル)-2-エトキシエタノール(IUPAC名)(910)+TX、2,4-ジクロロフェニルベンゼンスルホネート(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1059)+TX、2-フルオロ-N-メチル-N-1-ナフチルアセドアミド(IUPAC名)(1295)+TX、4-クロロフェニルフェニルスルホン(IUPAC名)(981)+TX、アバメクチン(1)+TX、アセキノシル(3)+TX、アセトプロール[CCN]+TX、アクリナトリン(9)+TX、アルジカルブ(16)+TX、アルドキシカルブ(863)+TX、α-シペルメトリン(202)+TX、アミジチオン(870)+TX、アミドフルメト[CCN]+TX、アミドチオエート(872)+TX、アミトン(875)+TX、アミトンシュウ酸水素塩(875)+TX、アミトラズ(24)+TX、アラマイト(881)+TX、三酸化二ヒ素(882)+TX、AVI 382(化合物コード)+TX、AZ 60541(化合物コード)+TX、アジンホス-エチル(44)+TX、アジンホス-メチル(45)+TX、アゾベンゼン(IUPAC名)(888)+TX、アゾシクロチン(46)+TX、アゾトエート(889)+TX、ベノミル(62)+TX、ベノキサホス(代替名)[CCN]+TX、ベンゾキシメート(71)+TX、安息香酸ベンジル(IUPAC名)[CCN]+TX、ビフェナゼート(74)+TX、ビフェントリン(76)+TX、ビナパクリル(907)+TX、ブロフェンバレレート(代替名)+TX、ブロモシクレン(918)+TX、ブロモホス(920)+TX、ブロモホス-エチル(921)+TX、ブロモプロピレート(94)+TX、ブプロフェジン(99)+TX、ブトカルボキシム(103)+TX、ブトキシカルボキシム(104)+TX、ブチルピリダベン(代替名)+TX、多硫化カルシウム(IUPAC名)(111)+TX、カンフェクロル(941)+TX、カーバノレート(943)+TX、カルバリル(115)+TX、カルボフラン(118)+TX、カルボフェノチオン(947)+TX、CGA 50’439(開発コード)(125)+TX、キノメチオナト(126)+TX、クロルベンシド(959)+TX、クロルジメホルム(964)+TX、クロルジメホルム塩酸塩(964)+TX、クロルフェナピル(130)+TX、クロルフェネトール(968)+TX、クロルフェンソン(970)+TX、クロルフェンスルフィド(971)+TX、クロルフェンビンホス(131)+TX、クロロベンジレート(975)+TX、クロロメブホルム(977)+TX、クロロメチウロン(978)+TX、クロロプロピレート(983)+TX、クロルピリホス(145)+TX、クロルピリホス-メチル(146)+TX、クロルチオホス(994)+TX、シネリンI(696)+TX、シネリンII(696)+TX、シネリン(696)+TX、クロフェンテジン(158)+TX、クロサンテル(代替名)[CCN]+TX、クマホス(174)+TX、クロタミトン(代替名)[CCN]+TX、クロトキシホス(1010)+TX、クフラネブ(1013)+TX、シアントエート(1020)+TX、シフルメトフェン(CAS登録番号:400882-07-7)+TX、シハロトリン(196)+TX、シヘキサチン(199)+TX、シペルメトリン(201)+TX、DCPM(1032)+TX、DDT(219)+TX、デメフィオン(1037)+TX、デメフィオン-O(1037)+TX、デメフィオン-S(1037)+TX、デメトン(1038)+TX、デメトン-メチル(224)+TX、デメトン-O(1038)+TX、デメトン-O-メチル(224)+TX、デメトン-S(1038)+TX、デメトン-S-メチル(224)+TX、デメトン-S-メチルスルホン(1039)+TX、ジアフェンチウロン(226)+TX、ジアリホス(1042)+TX、ジアジノン(227)+TX、ジクロフルアニド(230)+TX、ジクロルボス(236)+TX、ジクリホス(代替名)+TX、ジコホル(242)+TX、ジクロトホス(243)+TX、ジエノクロル(1071)+TX、ジメホックス(1081)+TX、ジメトエート(262)+TX、ジナクチン(代替名)(653)+TX、ジネクス(1089)+TX、ジネクス-ジクレキシン(1089)+TX、ジノブトン(269)+TX、ジノカップ(270)+TX、ジノカップ-4[CCN]+TX、ジノカップ-6[CCN]+TX、ジノクトン(1090)+TX、ジノペントン(1092)+TX、ジノスルホン(1097)+TX、ジノテルボン(1098)+TX、ジオキサチオン(1102)+TX、ジフェニルスルホン(IUPAC名)(1103)+TX、ジスルフィラム(代替名)[CCN]+TX、ジスルホトン(278)+TX、DNOC(282)+TX、ドフェナピン(1113)+TX、ドラメクチン(代替名)[CCN]+TX、エンドスルファン(294)+TX、エンドチオン(1121)+TX、EPN(297)+TX、エプリノメクチン(代替名)[CCN]+TX、エチオン(309)+TX、エトエート-メチル(1134)+TX、エトキサゾール(320)+TX、エトリムホス(1142)+TX、フェナザフロル(1147)+TX、フェナザキン(328)+TX、酸化フェンブタスズ(330)+TX、フェノチオカルブ(337)+TX、フェンプロパトリン(342)+TX、フェンピラド(代替名)+TX、フェンピロキシメート(345)+TX、フェンソン(1157)+TX、フェントリファニル(1161)+TX、フェンバレレート(349)+TX、フィプロニル(354)+TX、フルアクリピリム(360)+TX、フルアズロン(1166)+TX、フルベンジミン(1167)+TX、フルシクロクスロン(366)+TX、フルシトリネート(367)+TX、フルエネチル(1169)+TX、フルフェノクスロン(370)+TX、フルメトリン(372)+TX、フルオルベンシド(1174)+TX、フルバリネート(1184)+TX、FMC 1137(開発コード)(1185)+TX、ホルメタネート(405)+TX、塩酸ホルメタネート(405)+TX、ホルモチオン(1192)+TX、ホルムパラネート(1193)+TX、γ-HCH(430)+TX、グリオジン(1205)+TX、ハルフェンプロックス(424)+TX、ヘプテノホス(432)+TX、ヘキサデシルシクロプロパンカルボキシレート(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1216)+TX、ヘキシチアゾクス(441)+TX、ヨードメタン(IUPAC名)(542)+TX、イソカルボホス(代替名)(473)+TX、イソプロピルO-(メトキシアミノチオホスホリル)サリチレート(IUPAC名)(473)+TX、イベルメクチン(代替名)[CCN]+TX、ジャスモリンI(696)+TX、ジャスモリンII(696)+TX、ヨードフェンホス(1248)+TX、リンダン(430)+TX、ルフェヌロン(490)+TX、マラチオン(492)+TX、マロノベン(1254)+TX、メカルバム(502)+TX、メホスホラン(1261)+TX、メスルフェン(代替名)[CCN]+TX、メタクリホス(1266)+TX、メタミドホス(527)+TX、メチダチオン(529)+TX、メチオカルブ(530)+TX、メトミル(531)+TX、臭化メチル(537)+TX、メトルカルブ(550)+TX、メビンホス(556)+TX、メキサカルベート(1290)+TX、ミルベメクチン(557)+TX、ミルベマイシンオキシム(代替名)[CCN]+TX、ミパホックス(1293)+TX、モノクロトホス(561)+TX、モルホチオン(1300)+TX、モキシデクチン(代替名)[CCN]+TX、ナレド(567)+TX、NC-184(化合物コード)+TX、NC-512(化合物コード)+TX、ニフルリジド(1309)+TX、ニコマイシン(代替名)[CCN]+TX、ニトリラカルブ(1313)+TX、ニトリラカルブ1:1塩化亜鉛錯体(1313)+TX、NNI-0101(化合物コード)+TX、NNI-0250(化合物コード)+TX、オメトエート(594)+TX、オキサミル(602)+TX、オキシデプロホス(1324)+TX、オキシジスルホトン(1325)+TX、pp’-DDT(219)+TX、パラチオン(615)+TX、ペルメトリン(626)+TX、石油(代替名)(628)+TX、フェンカプトン(1330)+TX、フェントエート(631)+TX、ホレート(636)+TX、ホサロン(637)+TX、ホスホラン(1338)+TX、ホスメット(638)+TX、ホスファミドン(639)+TX、ホキシム(642)+TX、ピリミホス-メチル(652)+TX、ポリクロロテルペン(慣用名)(1347)+TX、ポリナクチン(代替名)(653)+TX、プロクロノール(1350)+TX、プロフェノホス(662)+TX、プロマシル(1354)+TX、プロパルギット(671)+TX、プロペタンホス(673)+TX、プロポクサー(678)+TX、プロチダチオン(1360)+TX、プロトエート(1362)+TX、ピレトリンI(696)+TX、ピレトリンII(696)+TX、ピレトリン(696)+TX、ピリダベン(699)+TX、ピリダフェンチオン(701)+TX、ピリミジフェン(706)+TX、ピリミテート(1370)+TX、キナルホス(711)+TX、キンチオホス(quintiofos)(1381)+TX、R-1492(開発コード)(1382)+TX、RA-17(開発コード)(1383)+TX、ロテノン(722)+TX、シュラーダン(1389)+TX、セブホス(代替名)+TX、セラメクチン(代替名)[CCN]+TX、SI-0009(化合物コード)+TX、ソファミド(1402)+TX、スピロジクロフェン(738)+TX、スピロメシフェン(739)+TX、SSI-121(開発コード)(1404)+TX、スルフィラム(代替名)[CCN]+TX、スルフルアミド(750)+TX、スルホテップ(753)+TX、硫黄(754)+TX、SZI-121(開発コード)(757)+TX、τ-フルバリネート(398)+TX、テブフェンピラド(763)+TX、TEPP(1417)+TX、テルバム(代替名)+TX、テトラクロルビンホス(777)+TX、テトラジホン(786)+TX、テトラナクチン(代替名)(653)+TX、テトラスル(1425)+TX、チアフェノックス(代替名)+TX、チオカルボキシム(1431)+TX、チオファノックス(800)+TX、チオメトン(801)+TX、チオキノックス(1436)+TX、ツリンギエンシン(代替名)[CCN]+TX、トリアミホス(1441)+TX、トリアラテン(1443)+TX、トリアゾホス(820)+TX、トリアズロン(代替名)+TX、トリクロルホン(824)+TX、トリフェノホス(1455)+TX、トリナクチン(代替名)(653)+TX、バミドチオン(847)+TX、バニリプロール[CCN]及びYI-5302(化合物コード)+TXからなる物質の群から選択される殺ダニ剤、
ベトキサジン[CCN]+TX、ジオクタン酸銅(IUPAC名)(170)+TX、硫酸銅(172)+TX、シブトリン[CCN]+TX、ジクロン(1052)+TX、ジクロロフェン(232)+TX、エンドタール(295)+TX、フェンチン(347)+TX、消石灰[CCN]+TX、ナーバム(566)+TX、キノクラミン(714)+TX、キノナミド(1379)+TX、シマジン(730)+TX、酢酸トリフェニルスズ(IUPAC名)(347)及び水酸化トリフェニルスズ(IUPAC名)(347)+TXからなる物質の群から選択される殺藻剤、
アバメクチン(1)+TX、クルホマート(1011)+TX、ドラメクチン(代替名)[CCN]+TX、エマメクチン(291)+TX、エマメクチン安息香酸塩(291)+TX、エプリノメクチン(代替名)[CCN]+TX、イベルメクチン(代替名)[CCN]+TX、ミルベマイシンオキシム(代替名)[CCN]+TX、モキシデクチン(代替名)[CCN]+TX、ピペラジン[CCN]+TX、セラメクチン(代替名)[CCN]+TX、スピノサド(737)及びチオファネート(1435)+TXからなる物質の群から選択される駆虫剤、
クロラロース(127)+TX、エンドリン(1122)+TX、フェンチオン(346)+TX、ピリジン-4-アミン(IUPAC名)(23)及びストリキニーネ(745)+TXからなる物質の群から選択される殺鳥剤、
1-ヒドロキシ-1H-ピリジン-2-チオン(IUPAC名)(1222)+TX、4-(キノキサリン-2-イルアミノ)ベンゼンスルホンアミド(IUPAC名)(748)+TX、8-ヒドロキシキノリン硫酸塩(446)+TX、ブロノポール(97)+TX、ジオクタン酸銅(IUPAC名)(170)+TX、水酸化銅(IUPAC名)(169)+TX、クレゾール[CCN]+TX、ジクロロフェン(232)+TX、ジピリチオン(1105)+TX、ドジシン(1112)+TX、フェナミノスルフ(1144)+TX、ホルムアルデヒド(404)+TX、ヒドラルガフェン(代替名)[CCN]+TX、カスガマイシン(483)+TX、塩酸カスガマイシン水和物(483)+TX、ニッケルビス(ジメチルジチオカルバメート)(IUPAC名)(1308)+TX、ニトラピリン(580)+TX、オクチリノン(590)+TX、オキソリン酸(606)+TX、オキシテトラサイクリン(611)+TX、カリウムヒドロキシキノリン硫酸塩(446)+TX、プロベナゾール(658)+TX、ストレプトマイシン(744)+TX、セスキ硫酸ストレプトマイシン(744)+TX、テクロフタラム(766)+TX及びチオメルサール(代替名)[CCN]+TXからなる物質の群から選択される殺菌剤、
コカクモンハマキ(Adoxophyes orana)GV(代替名)(12)+TX、アグロバクテリウム・ラジオバクター(Agrobacterium radiobacter)(代替名)(13)+TX、ムチカブリダニ属(Amblyseius spp.)(代替名)(19)+TX、アナグラファ・ファルシフェラ(Anagrapha falcifera)NPV(代替名)(28)+TX、アナグルス・アトムス(Anagrus atomus)(代替名)(29)+TX、アフェリヌス・アブドミナリス(Aphelinus abdominalis)(代替名)(33)+TX、アフィジウス・コレマニ(Aphidius colemani)(代替名)(34)+TX、アフィドレテス・アフィジミザ(Aphidoletes aphidimyza)(代替名)(35)+TX、オートグラファ・カリフォルニカ(Autographa californica)NPV(代替名)(38)+TX、バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)(代替名)(48)+TX、バチルス・スフェリクス・ネイデ(Bacillus sphaericus Neide)(学名)(49)+TX、バチルス・チューリンゲンシス・ベルリナー(Bacillus thuringiensis Berliner)(学名)(51)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種アイザワイ(Bacillus thuringiensis subsp.aizawai)(学名)(51)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種イスラエンシス(Bacillus thuringiensis subsp.israelensis)(学名)(51)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種ジャポネンシス(Bacillus thuringiensis subsp.japonensis)(学名)(51)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種クルスターキ(Bacillus thuringiensis subsp.kurstaki)(学名)(51)+TX、バチルス・チューリンゲンシス亜種テネブリオニス(Bacillus thuringiensis subsp.tenebrionis)(学名)(51)+TX、ビューベリア・バシアナ(Beauveria bassiana)(代替名)(53)+TX、ビューベリア・ブロングニアルティ(Beauveria brongniartii)(代替名)(54)+TX、クリソペラ・カルネア(Chrysoperla carnea)(代替名)(151)+TX、ツマアカオオテントウムシ(Cryptolaemus montrouzieri)(代替名)(178)+TX、コドリンガ(Cydia pomonella)GV(代替名)(191)+TX、ハモグリコマユバチ(Dacnusa sibirica)(代替名)(212)+TX、イサエアヒメコバチ(Diglyphus isaea)(代替名)(254)+TX、オンシツツヤコバチ(Encarsia formosa)(学名)(293)+TX、サバクツヤコバチ(Eretmocerus eremicus)(代替名)(300)+TX、アメリカタバコガ(Helicoverpa zea)NPV(代替名)(431)+TX、ヘテロラブディティス・バクテリオフォラ(Heterorhabditis bacteriophora)及びH.メギディス(H.megidis)(代替名)(433)+TX、サカハチテントウ(Hippodamia convergens)(代替名)(442)+TX、レプトマスティクス・ダクチロピィ(Leptomastix dactylopii)(代替名)(488)+TX、マクロロフス・カリギノスス(Macrolophus caliginosus)(代替名)(491)+TX、ヨトウガ(Mamestra brassicae)NPV(代替名)(494)+TX、メタフィカス・ヘルボルス(Metaphycus helvolus)(代替名)(522)+TX、メタリジウム・アニソプリエ変種アクリヅム(Metarhizium anisopliae var.acridum)(学名)(523)+TX、メタリジウム・アニソプリエ変種アニソプリエ(Metarhizium anisopliae var.anisopliae)(学名)(523)+TX、マツノキハバチ(Neodiprion sertifer)NPV及びN.レコンティ(N.lecontei)NPV(代替名)(575)+TX、オリウス属(Orius spp.)(代替名)(596)+TX、ペシロマイセス・フモソロセウス(Paecilomyces fumosoroseus)(代替名)(613)+TX、チリカブリダニ(Phytoseiulus persimilis)(代替名)(644)+TX、シロイチモジヨトウ(Spodoptera exigua)多カプシド核多角体病ウイルス(学名)(741)+TX、スタイナーネマ・ビビオニス(Steinernema bibionis)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ・カルポカプサエ(Steinernema carpocapsae)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ・フェルチアエ(Steinernema feltiae)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ・グラッセリ(Steinernema glaseri)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ・リオブラベ(Steinernema riobrave)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ・リオブラビス(Steinernema riobravis)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ・スカプテリシ(Steinernema scapterisci)(代替名)(742)+TX、スタイナーネマ属(Steinernema spp.)(代替名)(742)+TX、トリコグラムマ属(Trichogramma spp.)(代替名)(826)+TX、チフロドロムス・オシデンタリス(Typhlodromus occidentalis)(代替名)(844)及びバーティシリウム・レカニ(Verticillium lecanii)(代替名)(848)+TXからなる物質の群から選択される生物剤、
ヨードメタン(IUPAC名)(542)及び臭化メチル(537)+TXからなる物質の群から選択される土壌滅菌剤、
アフォレート[CCN]+TX、ビサジル(代替名)[CCN]+TX、ブスルファン(代替名)[CCN]+TX、ジフルベンズロン(250)+TX、ジマチフ(代替名)[CCN]+TX、ヘメル[CCN]+TX、ヘンパ[CCN]+TX、メテパ[CCN]+TX、メチオテパ[CCN]+TX、メチルアフォレート[CCN]+TX、モルジド[CCN]+TX、ペンフルロン(代替名)[CCN]+TX、テパ[CCN]+TX、チオヘンパ(代替名)[CCN]+TX、チオテパ(代替名)[CCN]+TX、トレタミン(代替名)[CCN]及びウレデパ(代替名)[CCN]+TXからなる物質の群から選択される不妊化剤、
(E)-デカ-5-エン-1-イルアセテート及び(E)-デカ-5-エン-1-オール(IUPAC名)(222)+TX、(E)-トリデカ-4-エン-1-イルアセテート(IUPAC名)(829)+TX、(E)-6-メチルヘプタ-2-エン-4-オール(IUPAC名)(541)+TX、(E,Z)-テトラデカ-4,10-ジエン-1-イルアセテート(IUPAC名)(779)+TX、(Z)-ドデカ-7-エン-1-イルアセテート(IUPAC名)(285)+TX、(Z)-ヘキサデカ-11-エナール(IUPAC名)(436)+TX、(Z)-ヘキサデカ-11-エン-1-イルアセテート(IUPAC名)(437)+TX、(Z)-ヘキサデカ-13-エン-11-イン-1-イルアセテート(IUPAC名)(438)+TX、(Z)-イコサ-13-エン-10-オン(IUPAC名)(448)+TX、(Z)-テトラデカ-7-エン-1-アール(IUPAC名)(782)+TX、(Z)-テトラデカ-9-エン-1-オール(IUPAC名)(783)+TX、(Z)-テトラデカ-9-エン-1-イルアセテート(IUPAC名)(784)+TX、(7E,9Z)-ドデカ-7,9-ジエン-1-イルアセテート(IUPAC名)(283)+TX、(9Z,11E)-テトラデカ-9,11-ジエン-1-イルアセテート(IUPAC名)(780)+TX、(9Z,12E)-テトラデカ-9,12-ジエン-1-イルアセテート(IUPAC名)(781)+TX、14-メチルオクタデカ-1-エン(IUPAC名)(545)+TX、4-メチルノナン-5-オール及び4-メチルノナン-5-オン(IUPAC名)(544)+TX、α-マルチストリアチン(代替名)[CCN]+TX、ブレビコミン(代替名)[CCN]+TX、コドレルア(代替名)[CCN]+TX、コドレモン(代替名)(167)+TX、キュールア(代替名)(179)+TX、ディスパールア(277)+TX、ドデカ-8-エン-1-イルアセテート(IUPAC名)(286)+TX、ドデカ-9-エン-1-イルアセテート(IUPAC名)(287)+TX、ドデカ-8+TX、10-ジエン-1-イルアセテート(IUPAC名)(284)+TX、ドミニカルア(代替名)[CCN]+TX、4-メチルオクタン酸エチル(IUPAC名)(317)+TX、オイゲノール(代替名)[CCN]+TX、フロンタリン(代替名)[CCN]+TX、ゴシップルア(代替名)(420)+TX、グランドルア(421)+TX、グランドルアI(代替名)(421)+TX、グランドルアII(代替名)(421)+TX、グランドルアIII(代替名)(421)+TX、グランドルアIV(代替名)(421)+TX、ヘキサルア[CCN]+TX、イプスジエノール(代替名)[CCN]+TX、イプセノール(代替名)[CCN]+TX、ジャポニルア(代替名)(481)+TX、リネアチン(代替名)[CCN]+TX、リトルア(代替名)[CCN]+TX、ループルア(代替名)[CCN]+TX、メドルア[CCN]+TX、メガトモ酸(代替名)[CCN]+TX、メチルオイゲノール(代替名)(540)+TX、ムスカルア(563)+TX、オクタデカ-2,13-ジエン-1-イルアセテート(IUPAC名)(588)+TX、オクタデカ-3,13-ジエン-1-イルアセテート(IUPAC名)(589)+TX、オルフラルア(代替名)[CCN]+TX、オリクタルア(代替名)(317)+TX、オストラモン(代替名)[CCN]+TX、シグルア[CCN]+TX、ソルジジン(代替名)(736)+TX、スルカトール(代替名)[CCN]+TX、テトラデカ-11-エン-1-イルアセテート(IUPAC名)(785)+TX、トリメドルア(839)+TX、トリメドルアA(代替名)(839)+TX、トリメドルアB1(代替名)(839)+TX、トリメドルアB2(代替名)(839)+TX、トリメドルアC(代替名)(839)及びトランク-コール(trunc-call)(代替名)[CCN]+TXからなる物質の群から選択される昆虫フェロモン、
2-(オクチルチオ)エタノール(IUPAC名)(591)+TX、ブトピロノキシル(933)+TX、ブトキシ(ポリプロピレングリコール)(936)+TX、アジピン酸ジブチル(IUPAC名)(1046)+TX、フタル酸ジブチル(1047)+TX、コハク酸ジブチル(IUPAC名)(1048)+TX、ジエチルトルアミド[CCN]+TX、ジメチルカルベート[CCN]+TX、フタル酸ジメチル[CCN]+TX、エチルヘキサンジオール(1137)+TX、ヘキサアミド[CCN]+TX、メトキン-ブチル(1276)+TX、メチルネオデカンアミド[CCN]+TX、オキサメート[CCN]及びピカリジン[CCN]+TXからなる物質の群から選択される昆虫忌避剤、
1-ジクロロ-1-ニトロエタン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1058)+TX、1,1-ジクロロ-2,2-ビス(4-エチルフェニル)エタン(IUPAC名)(1056)、+TX、1,2-ジクロロプロパン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1062)+TX、1,2-ジクロロプロパン及び1,3-ジクロロプロペン(IUPAC名)(1063)+TX、1-ブロモ-2-クロロエタン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(916)+TX、2,2,2-トリクロロ-1-(3,4-ジクロロフェニル)エチルアセテート(IUPAC名)(1451)+TX、2,2-ジクロロビニル2-エチルスルフィニルエチルメチルルホスフェート(IUPAC名)(1066)+TX、2-(1,3-ジチオラン-2-イル)フェニルジメチルカルバメート(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1109)+TX、2-(2-ブトキシエトキシ)エチルチオシアネート(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(935)+TX、2-(4,5-ジメチル-1,3-ジオキソラン-2-イル)フェニルメチルカルバメート(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1084)+TX、2-(4-クロロ-3,5-キシリルオキシ)エタノール(IUPAC名)(986)+TX、2-クロロビニルジエチルホスフェート(IUPAC名)(984)+TX、2-イミダゾリドン(IUPAC名)(1225)+TX、2-イソバレリルインダン-1,3-ジオン(IUPAC名)(1246)+TX、2-メチル(プロパ-2-イニル)アミノフェニルメチルカルバメート(IUPAC名)(1284)+TX、2-チオシアナトエチルラウレート(IUPAC名)(1433)+TX、3-ブロモ-1-クロロプロパ-1-エン(IUPAC名)(917)+TX、3-メチル-1-フェニルピラゾール-5-イルジメチルカルバメート(IUPAC名)(1283)+TX、4-メチル(プロパ-2-イニル)アミノ-3,5-キシリルメチルカルバメート(IUPAC名)(1285)+TX、5,5-ジメチル-3-オキソシクロヘキサ-1-エニルジメチルカルバメート(IUPAC名)(1085)+TX、アバメクチン(1)+TX、アセフェート(2)+TX、アセタミプリド(4)+TX、アセチオン(代替名)[CCN]+TX、アセトプロール[CCN]+TX、アクリナトリン(9)+TX、アクリロニトリル(IUPAC名)(861)+TX、アラニカルブ(15)+TX、アルジカルブ(16)+TX、アルドキシカルブ(863)+TX、アルドリン(864)+TX、アレスリン(17)+TX、アロサミジン(代替名)[CCN]+TX、アリキシカルブ(866)+TX、α-シペルメトリン(202)+TX、α-エクジソン(代替名)[CCN]+TX、リン化アルミニウム(640)+TX、アミジチオン(870)+TX、アミドチオエート(872)+TX、アミノカルブ(873)+TX、アミトン(875)+TX、アミトンシュウ酸水素塩(875)+TX、アミトラズ(24)+TX、アナバシン(877)+TX、アチダチオン(883)+TX、AVI 382(化合物コード)+TX、AZ 60541(化合物コード)+TX、アザジラクチン(代替名)(41)+TX、アザメチホス(42)+TX、アジンホス-エチル(44)+TX、アジンホス-メチル(45)+TX、アゾトエート(889)+TX、バチルス・チューリゲンシス(Bacillus thuringiensis)デルタエンドトキシン(代替名)(52)+TX、ヘキサフルオロケイ酸バリウム(代替名)[CCN]+TX、多硫化バリウム(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(892)+TX、バルトリン[CCN]+TX、Bayer 22/190(開発コード)(893)+TX、Bayer 22408(開発コード)(894)+TX、ベンジオカルブ(58)+TX、ベンフラカルブ(60)+TX、ベンスルタップ(66)+TX、β-シフルトリン(194)+TX、β-シペルメトリン(203)+TX、ビフェントリン(76)+TX、ビオアレトリン(78)+TX、ビオアレトリンS-シクロペンテニル異性体(代替名)(79)+TX、ビオエタノメトリン[CCN]+TX、ビオペルメトリン(908)+TX、ビオレスメトリン(80)+TX、ビス(2-クロロエチル)エーテル(IUPAC名)(909)+TX、ビストリフルロン(83)+TX、ホウ砂(86)+TX、ブロフェンバレレート(代替名)+TX、ブロムフェンビンホス(914)+TX、ブロモシクレン(918)+TX、ブロモ-DDT(代替名)[CCN]+TX、ブロモホス(920)+TX、ブロモホス-エチル(921)+TX、ブフェンカルブ(924)+TX、ブプロフェジン(99)+TX、ブタカルブ(926)+TX、ブタチオホス(927)+TX、ブトカルボキシム(103)+TX、ブトネート(932)+TX、ブトキシカルボキシム(104)+TX、ブチルピリダベン(代替名)+TX、カズサホス(109)+TX、ヒ酸カルシウム[CCN]+TX、シアン化カルシウム(444)+TX、多硫化カルシウム(IUPAC名)(111)+TX、カンフェクロル(941)+TX、カーバノレート(943)+TX、カルバリル(115)+TX、カルボフラン(118)+TX、二硫化炭素(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(945)+TX、四塩化炭素(IUPAC名)(946)+TX、カルボフェノチオン(947)+TX、カルボスルファン(119)+TX、カルタップ(123)+TX、カルタップ塩酸塩(123)+TX、セバジン(代替名)(725)+TX、クロルビシクレン(960)+TX、クロルダン(128)+TX、クロルデコン(963)+TX、クロルジメホルム(964)+TX、クロルジメホルム塩酸塩(964)+TX、クロルエトキシホス(129)+TX、クロルフェナピル(130)+TX、クロルフェンビンホス(131)+TX、クロルフルアズロン(132)+TX、クロルメホス(136)+TX、クロロホルム[CCN]+TX、クロロピクリン(141)+TX、クロルホキシム(989)+TX、クロルプラゾホス(990)+TX、クロルピリホス(145)+TX、クロルピリホス-メチル(146)+TX、クロルチオホス(994)+TX、クロマフェノジド(150)+TX、シネリンI(696)+TX、シネリンII(696)+TX、シネリン(696)+TX、シス-レスメトリン(代替名)+TX、シスメトリン(80)+TX、クロシトリン(代替名)+TX、クロエトカルブ(999)+TX、クロサンテル(代替名)[CCN]+TX、クロチアニジン(165)+TX、アセト亜ヒ酸銅[CCN]+TX、ヒ酸銅[CCN]+TX、オレイン酸銅[CCN]+TX、クマホス(174)+TX、クミトエート(1006)+TX、クロタミトン(代替名)[CCN]+TX、クロトキシホス(1010)+TX、クルホマート(1011)+TX、氷晶石(代替名)(177)+TX、CS 708(開発コード)(1012)+TX、シアノフェンホス(1019)+TX、シアノホス(184)+TX、シアントエート(1020)+TX、シクレトリン[CCN]+TX、シクロプロトリン(188)+TX、シフルトリン(193)+TX、シハロトリン(196)+TX、シペルメトリン(201)+TX、シフェノトリン(206)+TX、シロマジン(209)+TX、サイチオアート(代替名)[CCN]+TX、d-リモネン(代替名)[CCN]+TX、d-テトラメトリン(代替名)(788)+TX、DAEP(1031)+TX、ダゾメット(216)+TX、DDT(219)+TX、デカルボフラン(1034)+TX、デルタメトリン(223)+TX、デメフィオン(1037)+TX、デメフィオン-O(1037)+TX、デメフィオン-S(1037)+TX、デメトン(1038)+TX、デメトン-メチル(224)+TX、デメトン-O(1038)+TX、デメトン-O-メチル(224)+TX、デメトン-S(1038)+TX、デメトン-S-メチル(224)+TX、デメトン-S-メチルスルホン(1039)+TX、ジアフェンチウロン(226)+TX、ジアリホス(1042)+TX、ジアミダホス(1044)+TX、ジアジノン(227)+TX、ジカプトン(1050)+TX、ジクロフェンチオン(1051)+TX、ジクロルボス(236)+TX、ジクリホス(代替名)+TX、ジクレシル(代替名)[CCN]+TX、ジクロトホス(243)+TX、ジシクラニル(244)+TX、ジエルドリン(1070)+TX、ジエチル5-メチルピラゾール-3-イルホスフェート(IUPAC名)(1076)+TX、ジフルベンズロン(250)+TX、ジロール(代替名)[CCN]+TX、ジメフルトリン[CCN]+TX、ジメホックス(1081)+TX、ジメタン(1085)+TX、ジメトエート(262)+TX、ジメトリン(1083)+TX、ジメチルビンホス(265)+TX、ジメチラン(1086)+TX、ジネクス(1089)+TX、ジネクス-ジクレキシン(1089)+TX、ジノプロプ(1093)+TX、ジノサム(1094)+TX、ジノセブ(1095)+TX、ジノテフラン(271)+TX、ジオフェノラン(1099)+TX、ジオキサベンゾホス(1100)+TX、ジオキサカルブ(1101)+TX、ジオキサチオン(1102)+TX、ジスルホトン(278)+TX、ジチクロホス(1108)+TX、DNOC(282)+TX、
ドラメクチン(代替名)[CCN]+TX、DSP(1115)+TX、エクジステロン(代替名)[CCN]+TX、EI 1642(開発コード)(1118)+TX、エマメクチン(291)+TX、エマメクチン安息香酸塩(291)+TX、EMPC(1120)+TX、エンペントリン(292)+TX、エンドスルファン(294)+TX、エンドチオン(1121)+TX、エンドリン(1122)+TX、EPBP(1123)+TX、EPN(297)+TX、エポフェノナン(1124)+TX、エプリノメクチン(代替名)[CCN]+TX、エスフェンバレレート(302)+TX、エタホス(代替名)[CCN]+TX、エチオフェンカルブ(308)+TX、エチオン(309)+TX、エチプロール(310)+TX、エトエート-メチル(1134)+TX、エトプロホス(312)+TX、ギ酸エチル(IUPAC名)[CCN]+TX、エチル-DDD(代替名)(1056)+TX、二臭化エチレン(316)+TX、二塩化エチレン(化学名)(1136)+TX、エチレンオキシド[CCN]+TX、エトフェンプロックス(319)+TX、エトリムホス(1142)+TX、EXD(1143)+TX、ファンファー(323)+TX、フェナミホス(326)+TX、フェナザフロル(1147)+TX、フェンクロルホス(1148)+TX、フェネタカルブ(1149)+TX、フェンフルトリン(1150)+TX、フェニトロチオン(335)+TX、フェノブカルブ(336)+TX、フェノキサクリム(1153)+TX、フェノキシカルブ(340)+TX、フェンピリトリン(1155)+TX、フェンプロパトリン(342)+TX、フェンピラド(代替名)+TX、フェンスルホチオン(1158)+TX、フェンチオン(346)+TX、フェンチオン-エチル[CCN]+TX、フェンバレレート(349)+TX、フィプロニル(354)+TX、フロニカミド(358)+TX、フルベンジアミド(CAS.登録番号:272451-65-7)+TX、フルコフロン(1168)+TX、フルシクロクスロン(366)+TX、フルシトリネート(367)+TX、フルエネチル(1169)+TX、フルフェネリム[CCN]+TX、フルフェノクスロン(370)+TX、フルフェンプロックス(1171)+TX、フルメトリン(372)+TX、フルバリネート(1184)+TX、FMC 1137(開発コード)(1185)+TX、ホノホス(1191)+TX、ホルメタネート(405)+TX、塩酸ホルメタネート(405)+TX、ホルモチオン(1192)+TX、ホルムパラネート(1193)+TX、ホスメチラン(1194)+TX、ホスピレート(1195)+TX、ホスチアゼート(408)+TX、ホスチエタン(1196)+TX、フラチオカルブ(412)+TX、フレトリン(1200)+TX、γ-シハロトリン(197)+TX、γ-HCH(430)+TX、グアザチン(422)+TX、酢酸グアザチン(422)+TX、GY-81(開発コード)(423)+TX、ハルフェンプロックス(424)+TX、ハロフェノジド(425)+TX、HCH(430)+TX、HEOD(1070)+TX、ヘプタクロル(1211)+TX、ヘプテノホス(432)+TX、ヘテロホス[CCN]+TX、ヘキサフルムロン(439)+TX、HHDN(864)+TX、ヒドラメチルノン(443)+TX、シアン化水素(444)+TX、ハイドロプレン(445)+TX、ヒキンカルブ(1223)+TX、イミダクロプリド(458)+TX、イミプロトリン(460)+TX、インドキサカルブ(465)+TX、ヨードメタン(IUPAC名)(542)+TX、IPSP(1229)+TX、イサゾホス(1231)+TX、イソベンザン(1232)+TX、イソカルボホス(代替名)(473)+TX、イソドリン(1235)+TX、イソフェンホス(1236)+TX、イソラン(1237)+TX、イソプロカルブ(472)+TX、イソプロピルO-(メトキシアミノチオホスホリル)サリチレート(IUPAC名)(473)+TX、イソプロチオラン(474)+TX、イソチオエート(1244)+TX、イソキサチオン(480)+TX、イベルメクチン(代替名)[CCN]+TX、ジャスモリンI(696)+TX、ジャスモリンII(696)+TX、ヨードフェンホス(1248)+TX、幼若ホルモンI(代替名)[CCN]+TX、幼若ホルモンII(代替名)[CCN]+TX、幼若ホルモンIII(代替名)[CCN]+TX、ケレバン(1249)+TX、キノプレン(484)+TX、λ-シハロトリン(198)+TX、ヒ酸鉛[CCN]+TX、レピメクチン(CCN)+TX、レプトホス(1250)+TX、リンダン(430)+TX、リリムホス(1251)+TX、ルフェヌロン(490)+TX、リチダチオン(1253)+TX、m-クメニルメチルカルバメート(IUPAC名)(1014)+TX、リン化マグネシウム(IUPAC名)(640)+TX、マラチオン(492)+TX、マロノベン(1254)+TX、マジドックス(1255)+TX、メカルバム(502)+TX、メカルフォン(1258)+TX、メナゾン(1260)+TX、メホスホラン(1261)+TX、塩化第一水銀(513)+TX、メスルフェンホス(1263)+TX、メタフルミゾン(CCN)+TX、メタム(519)+TX、メタム-カリウム(代替名)(519)+TX、メタム-ナトリウム(519)+TX、メタクリホス(1266)+TX、メタミドホス(527)+TX、フッ化メタンスルホニル(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1268)+TX、メチダチオン(529)+TX、メチオカルブ(530)+TX、メトクロトホス(1273)+TX、メトミル(531)+TX、メトプレン(532)+TX、メトキン-ブチル(1276)+TX、メトトリン(代替名)(533)+TX、メトキシクロル(534)+TX、メトキシフェノジド(535)+TX、臭化メチル(537)+TX、メチルイソチオシアネート(543)+TX、メチルクロロホルム(代替名)[CCN]+TX、塩化メチレン[CCN]+TX、メトフルトリン[CCN]+TX、メトルカルブ(550)+TX、メトキサジアゾン(1288)+TX、メビンホス(556)+TX、メキサカルベート(1290)+TX、ミルベメクチン(557)+TX、ミルベマイシンオキシム(代替名)[CCN]+TX、ミパホックス(1293)+TX、ミレックス(1294)+TX、モノクロトホス(561)+TX、モルホチオン(1300)+TX、モキシデクチン(代替名)[CCN]+TX、ナフタロホス(代替名)[CCN]+TX、ナレド(567)+TX、ナフタレン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1303)+TX、NC-170(開発コード)(1306)+TX、NC-184(化合物コード)+TX、ニコチン(578)+TX、硫酸ニコチン(578)+TX、ニフルリジド(1309)+TX、ニテンピラム(579)+TX、ニチアジン(1311)+TX、ニトリラカルブ(1313)+TX、ニトリラカルブ1:1塩化亜鉛錯体(1313)+TX、NNI-0101(化合物コード)+TX、NNI-0250(化合物コード)+TX、ノルニコチン(慣用名)(1319)+TX、ノバルロン(585)+TX、ノビフルムロン(586)+TX、O-5-ジクロロ-4-ヨードフェニルO-エチルエチルホスホノチオエート(IUPAC名)(1057)+TX、O,O-ジエチルO-4-メチル-2-オキソ-2H-クロメン-7-イルホスホロチオエート(IUPAC名)(1074)+TX、O,O-ジエチルO-6-メチル-2-プロピルピリミジン-4-イルホスホロチオエート(IUPAC名)(1075)+TX、O,O,O’,O’-テトラプロピルジチオピロホスフェート(IUPAC名)(1424)+TX、オレイン酸(IUPAC名)(593)+TX、オメトエート(594)+TX、オキサミル(602)+TX、オキシデメトン-メチル(609)+TX、オキシデプロホス(1324)+TX、オキシジスルホトン(1325)+TX、pp’-DDT(219)+TX、パラ-ジクロロベンゼン[CCN]+TX、パラチオン(615)+TX、パラチオン-メチル(616)+TX、ペンフルロン(代替名)[CCN]+TX、ペンタクロロフェノール(623)+TX、ラウリン酸ペンタクロロフェニル(IUPAC名)(623)+TX、ペルメトリン(626)+TX、石油(代替名)(628)+TX、PH 60-38(開発コード)(1328)+TX、フェンカプトン(1330)+TX、フェノトリン(630)+TX、フェントエート(631)+TX、ホレート(636)+TX、ホサロン(637)+TX、ホスホラン(1338)+TX、ホスメット(638)+TX、ホスニクロール(1339)+TX、ホスファミドン(639)+TX、ホスフィン(IUPAC名)(640)+TX、ホキシム(642)+TX、ホキシム-メチル(1340)+TX、ピリメタホス(1344)+TX、ピリミカルブ(651)+TX、ピリミホス-エチル(1345)+TX、ピリミホス-メチル(652)+TX、ポリクロロジシクロペンタジエン異性体(IUPAC名)(1346)+TX、ポリクロロテルペン(慣用名)(1347)+TX、亜ヒ酸カリウム[CCN]+TX、カリウムチオシアネート[CCN]+TX、プラレトリン(655)+TX、プレコセンI(代替名)[CCN]+TX、
プレコセンII(代替名)[CCN]+TX、プレコセンIII(代替名)[CCN]+TX、プリミドホス(1349)+TX、プロフェノホス(662)+TX、プロフルトリン[CCN]+TX、プロマシル(1354)+TX、プロメカルブ(1355)+TX、プロパホス(1356)+TX、プロペタンホス(673)+TX、プロポクサー(678)+TX、プロチダチオン(1360)+TX、プロチオホス(686)+TX、プロトエート(1362)+TX、プロトリフェンビュート[CCN]+TX、ピメトロジン(688)+TX、ピラクロホス(689)+TX、ピラゾホス(693)+TX、ピレスメトリン(1367)+TX、ピレトリンI(696)+TX、ピレトリンII(696)+TX、ピレトリン(696)+TX、ピリダベン(699)+TX、ピリダリル(700)+TX、ピリダフェンチオン(701)+TX、ピリミジフェン(706)+TX、ピリミテート(1370)+TX、ピリプロキシフェン(708)+TX、クアッシア(代替名)[CCN]+TX、キナルホス(711)+TX、キナルホス-メチル(1376)+TX、キノチオン(1380)+TX、キンチオホス(1381)+TX、R-1492(開発コード)(1382)+TX、ラフォキサニド(代替名)[CCN]+TX、レスメトリン(719)+TX、ロテノン(722)+TX、RU 15525(開発コード)(723)+TX、RU 25475(開発コード)(1386)+TX、リアニア(代替名)(1387)+TX、リアノジン(慣用名)(1387)+TX、サバジラ(代替名)(725)+TX、シュラーダン(1389)+TX、セブホス(代替名)+TX、セラメクチン(代替名)[CCN]+TX、SI-0009(化合物コード)+TX、SI-0205(化合物コード)+TX、SI-0404(化合物コード)+TX、SI-0405(化合物コード)+TX、シラフルオフェン(728)+TX、SN 72129(開発コード)(1397)+TX、亜ヒ酸ナトリウム[CCN]+TX、シアン化ナトリウム(444)+TX、フッ化ナトリウム(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1399)+TX、ヘキサフルオロケイ酸ナトリウム(1400)+TX、ナトリウムペンタクロロフェノキシド(623)+TX、セレン酸ナトリウム(IUPAC名)(1401)+TX、ナトリウムチオシアネート[CCN]+TX、ソファミド(1402)+TX、スピノサド(737)+TX、スピロメシフェン(739)+TX、スピロテトラマト(CCN)+TX、スルコフロン(746)+TX、スルコフロン-ナトリウム(746)+TX、スルフルアミド(750)+TX、スルホテップ(753)+TX、フッ化スルフリル(756)+TX、スルプロオス(1408)+TX、タール油(代替名)(758)+TX、τ-フルバリネート(398)+TX、タジムカルブ(1412)+TX、TDE(1414)+TX、テブフェノジド(762)+TX、テブフェンピラド(763)+TX、テブピリムホス(764)+TX、テフルベンズロン(768)+TX、テフルトリン(769)+TX、テメホス(770)+TX、TEPP(1417)+TX、テラレトリン(1418)+TX、テルバム(代替名)+TX、テルブホス(773)+TX、テトラクロロエタン[CCN]+TX、テトラクロルビンホス(777)+TX、テトラメトリン(787)+TX、θ-シペルメトリン(204)+TX、チアクロプリド(791)+TX、チアフェノックス(代替名)+TX、チアメトキサム(792)+TX、チクロホス(1428)+TX、チオカルボキシム(1431)+TX、チオシクラム(798)+TX、チオシクラムシュウ酸水素塩(798)+TX、チオジカルブ(799)+TX、チオファノックス(800)+TX、チオメトン(801)+TX、チオナジン(1434)+TX、チオスルタップ(803)+TX、チオスルタップ-ナトリウム(803)+TX、ツリンギエンシン(代替名)[CCN]+TX、トルフェンピラド(809)+TX、トラロメトリン(812)+TX、トランスフルトリン(813)+TX、トランスペルメトリン(1440)+TX、トリアミホス(1441)+TX、トリアザメート(818)+TX、トリアゾホス(820)+TX、トリアズロン(代替名)+TX、トリクロルホン(824)+TX、トリクロルメタホス-3(代替名)[CCN]+TX、トリクロロナート(1452)+TX、トリフェノホス(1455)+TX、トリフルムロン(835)+TX、トリメタカルブ(840)+TX、トリプレン(1459)+TX、バミドチオン(847)+TX、バニリプロール[CCN]+TX、ベラトリジン(代替名)(725)+TX、ベラトリン(代替名)(725)+TX、XMC(853)+TX、キシリルカルブ(854)+TX、YI-5302(化合物コード)+TX、ζ-シペルメトリン(205)+TX、ゼタメトリン(zetamethrin)(代替名)+TX、リン化亜鉛(640)+TX、ゾラプロホス(1469)及びZXI 8901(開発コード)(858)+TX、シアントラニリプロール[736994-63-19+TX、クロラントラニリプロール[500008-45-7]+TX、シエノピラフェン[560121-52-0]+TX、シフルメトフェン[400882-07-7]+TX、ピリフルキナゾン[337458-27-2]+TX、スピネトラム[187166-40-1+187166-15-0]+TX、スピロテトラマト[203313-25-1]+TX、スルホキサフロール[946578-00-3]+TX、フルフィプロール[704886-18-0]+TX、メペルフルトリン[915288-13-0]+TX、テトラメチルフルトリン[84937-88-2]+TX、トリフルメゾピリム(国際公開第2012/092115号に開示される)+TX、フルキサメタミド(国際公開第2007/026965号)+TX、ε-メトフルトリン[240494-71-7]+TX、ε-モンフルオロトリン[1065124-65-3]+TX、フルアザインドリジン[1254304-22-7]+TX、クロロプラレトリン[399572-87-3]+TX、フルキサメタミド[928783-29-3]+TX、シハロジアミド(cyhalodiamide)[1262605-53-7]+TX、チオキサザフェン[330459-31-9]+TX、ブロフラニリド[1207727-04-5]+TX、フルフィプロール[704886-18-0]+TX、シクラニリプロール[1031756-98-5]+TX、テトラニリプロール[1229654-66-3]+TX、グアジピル(guadipyr)(国際公開第2010/060231号に記載される)+TX、シクロキサプリド(国際公開第2005/077934号に記載)+TX、スピロピジオン+TX、アフィドピロペン+TX、フルピリミン+TX、モンフルオロトリン+TX、カッパ-ビフェントリン+TX、カッパ-テフルトリン+TX、ジクロロメゾチアズ+TX、テトラクロロアニリプロール+TX、ベンズピリモキサン+TX;
ビス(トリブチルスズ)オキシド(IUPAC名)(913)+TX、ブロモアセトアミド[CCN]+TX、ヒ酸カルシウム[CCN]+TX、クロエトカルブ(999)+TX、アセト亜ヒ酸銅[CCN]+TX、硫酸銅(172)+TX、フェンチン(347)+TX、リン酸第二鉄(IUPAC名)(352)+TX、メタアルデヒド(518)+TX、メチオカルブ(530)+TX、ニクロサミド(576)+TX、ニクロサミド-オールアミン(576)+TX、ペンタクロロフェノール(623)+TX、ナトリウムペンタクロロフェノキシド(623)+TX、タジムカルブ(1412)+TX、チオジカルブ(799)+TX、酸化トリブチルスズ(913)+TX、トリフェンモルフ(1454)+TX、トリメタカルブ(840)+TX、酢酸トリフェニルスズ(IUPAC名)(347)及び水酸化トリフェニルスズ(IUPAC名)(347)+TX、ピリプロール[394730-71-3]+TXからなる物質の群から選択される殺軟体動物剤、
AKD-3088(化合物コード)+TX、1,2-ジブロモ-3-クロロプロパン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1045)+TX、1,2-ジクロロプロパン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1062)+TX、1,2-ジクロロプロパン及び1,3-ジクロロプロペン(IUPAC名)(1063)+TX、1,3-ジクロロプロペン(233)+TX、3,4-ジクロロテトラヒドロチオフェン1,1-ジオキシド(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1065)+TX、3-(4-クロロフェニル)-5-メチルローダニン(IUPAC名)(980)+TX、5-メチル-6-チオキソ-1,3,5-チアジアジナン-3-イル酢酸(IUPAC名)(1286)+TX、6-イソペンテニルアミノプリン(代替名)(210)+TX、アバメクチン(1)+TX、アセトプロール[CCN]+TX、アラニカルブ(15)+TX、アルジカルブ(16)+TX、アルドキシカルブ(863)+TX、AZ 60541(化合物コード)+TX、ベンクロチアズ[CCN]+TX、ベノミル(62)+TX、ブチルピリダベン(代替名)+TX、カズサホス(109)+TX、カルボフラン(118)+TX、二硫化炭素(945)+TX、カルボスルファン(119)+TX、クロロピクリン(141)+TX、クロルピリホス(145)+TX、クロエトカルブ(999)+TX、サイトカイニン(代替名)(210)+TX、ダゾメット(216)+TX、DBCP(1045)+TX、DCIP(218)+TX、ジアミダホス(1044)+TX、ジクロフェンチオン(1051)+TX、ジクリホス(代替名)+TX、ジメトエート(262)+TX、ドラメクチン(代替名)[CCN]+TX、エマメクチン(291)+TX、エマメクチン安息香酸塩(291)+TX、エプリノメクチン(代替名)[CCN]+TX、エトプロホス(312)+TX、二臭化エチレン(316)+TX、フェナミホス(326)+TX、フェンピラド(代替名)+TX、フェンスルホチオン(1158)+TX、ホスチアゼート(408)+TX、ホスチエタン(1196)+TX、フルフラール(代替名)[CCN]+TX、GY-81(開発コード)(423)+TX、ヘテロホス[CCN]+TX、ヨードメタン(IUPAC名)(542)+TX、イサミドホス(1230)+TX、イサゾホス(1231)+TX、イベルメクチン(代替名)[CCN]+TX、キネチン(代替名)(210)+TX、メカルフォン(1258)+TX、メタム(519)+TX、メタム-カリウム(代替名)(519)+TX、メタム-ナトリウム(519)+TX、臭化メチル(537)+TX、メチルイソチオシアネート(543)+TX、ミルベマイシンオキシム(代替名)[CCN]+TX、モキシデクチン(代替名)[CCN]+TX、クワ暗斑病菌(Myrothecium verrucaria)組成物(代替名)(565)+TX、NC-184(化合物コード)+TX、オキサミル(602)+TX、ホレート(636)+TX、ホスファミドン(639)+TX、ホスホカルブ[CCN]+TX、セブホス(代替名)+TX、セラメクチン(代替名)[CCN]+TX、スピノサド(737)+TX、テルバム(代替名)+TX、テルブホス(773)+TX、テトラクロロチオフェン(IUPAC/ケミカルアブストラクツ名)(1422)+TX、チアフェノックス(代替名)+TX、チオナジン(1434)+TX、トリアゾホス(820)+TX、トリアズロン(代替名)+TX、キシレノール[CCN]+TX、YI-5302(化合物コード)及びゼアチン(代替名)(210)+TX、フルエンスルホン[318290-98-1]+TX、フルオピラム+TX、
エチルキサントゲン酸カリウム[CCN]及びニトラピリン(580)+TXからなる物質の群から選択される硝化阻害剤、
アシベンゾラル(6)+TX、アシベンゾラル-S-メチル(6)+TX、プロベナゾール(658)及びオオイタドリ(Reynoutria sachalinensis)抽出物(代替名)(720)+TXからなる物質の群から選択される植物活性化剤、
2-イソバレリルインダン-1,3-ジオン(IUPAC名)(1246)+TX、4-(キノキサリン-2-イルアミノ)ベンゼンスルホンアミド(IUPAC名)(748)+TX、α-クロロヒドリン[CCN]+TX、リン化アルミニウム(640)+TX、アンチュ(antu)(880)+TX、三酸化二ヒ素(882)+TX、炭酸バリウム(891)+TX、ビスチオセミ(912)+TX、ブロディファコウム(89)+TX、ブロマジオロン(91)+TX、ブロメタリン(92)+TX、シアン化カルシウム(444)+TX、クロラロース(127)+TX、クロロファシノン(140)+TX、コレカルシフェロール(代替名)(850)+TX、クマクロール(1004)+TX、クマフリル(1005)+TX、クマテトラリル(175)+TX、クリミジン(1009)+TX、ジフェナコウム(246)+TX、ジフェチアロン(249)+TX、ジファシノン(273)+TX、エルゴカルシフェロール(301)+TX、フロクマフェン(357)+TX、フルオロアセトアミド(379)+TX、フルプロパダイン(1183)+TX、フルプロパダイン塩酸塩(1183)+TX、γ-HCH(430)+TX、HCH(430)+TX、シアン化水素(444)+TX、ヨードメタン(IUPAC名)(542)+TX、リンダン(430)+TX、リン化マグネシウム(IUPAC名)(640)+TX、臭化メチル(537)+TX、ノルボルミド(1318)+TX、ホサセチム(1336)+TX、ホスフィン(IUPAC名)(640)+TX、リン[CCN]+TX、ピンドン(1341)+TX、亜ヒ酸カリウム[CCN]+TX、ピリヌロン(1371)+TX、シリロシド(1390)+TX、亜ヒ酸ナトリウム[CCN]+TX、シアン化ナトリウム(444)+TX、フルオロ酢酸ナトリウム(735)+TX、ストリキニーネ(745)+TX、硫酸タリウム[CCN]+TX、ワルファリン(851)及びリン化亜鉛(640)+TXからなる物質の群から選択される殺鼠剤、
2-(2-ブトキシエトキシ)エチルピペロニレート(IUPAC名)(934)+TX、5-(1,3-ベンゾジオキソール-5-イル)-3-ヘキシルシクロヘキサ-2-エノン(IUPAC名)(903)+TX、ファルネソール及びネロリドール(代替名)(324)+TX、MB-599(開発コード)(498)+TX、MGK 264(開発コード)(296)+TX、ピペロニルブトキシド(649)+TX、ピプロタール(1343)+TX、プロピル異性体(1358)+TX、S421(開発コード)(724)+TX、セサメクス(1393)+TX、セサモリン(1394)及びスルホキシド(1406)+TXからなる物質の群から選択される共力剤、
アントラキノン(32)+TX、クロラロース(127)+TX、ナフテン酸銅[CCN]+TX、オキシ塩化銅(171)+TX、ジアジノン(227)+TX、ジシクロペンタジエン(化学名)(1069)+TX、グアザチン(422)+TX、酢酸グアザチン(422)+TX、メチオカルブ(530)+TX、ピリジン-4-アミン(IUPAC名)(23)+TX、チラム(804)+TX、トリメタカルブ(840)+TX、ナフテン酸亜鉛[CCN]及びジラム(856)+TXからなる物質の群から選択される動物忌避剤、
イマニン(代替名)[CCN]及びリバビリン(代替名)[CCN]+TXからなる物質の群から選択される殺ウイルス剤、
酸化第二水銀(512)+TX、オクチリノン(590)及びチオファネート-メチル(802)+TXからなる物質の群から選択される傷保護剤、
並びにアザコナゾール(60207-31-0]+TX、ビテルタノール[70585-36-3]+TX、ブロムコナゾール[116255-48-2]+TX、シプロコナゾール[94361-06-5]+TX、ジフェノコナゾール[119446-68-3]+TX、ジニコナゾール[83657-24-3]+TX、エポキシコナゾール[106325-08-0]+TX、フェンブコナゾール[114369-43-6]+TX、フルキンコナゾール[136426-54-5]+TX、フルシラゾール[85509-19-9]+TX、フルトリアホール[76674-21-0]+TX、ヘキサコナゾール[79983-71-4]+TX、イマザリル[35554-44-0]+TX、イミベンコナゾール[86598-92-7]+TX、イプコナゾール[125225-28-7]+TX、メトコナゾール[125116-23-6]+TX、ミクロブタニル[88671-89-0]+TX、ペフラゾエート[101903-30-4]+TX、ペンコナゾール[66246-88-6]+TX、プロチオコナゾール[178928-70-6]+TX、ピリフェノックス[88283-41-4]+TX、プロクロラズ[67747-09-5]+TX、プロピコナゾール[60207-90-1]+TX、シメコナゾール[149508-90-7]+TX、テブコナゾール[107534-96-3]+TX、テトラコナゾール[112281-77-3]+TX、トリアジメホン[43121-43-3]+TX、トリアジメノール[55219-65-3]+TX、トリフルミゾール[99387-89-0]+TX、トリチコナゾール[131983-72-7]+TX、アンシミドール[12771-68-5]+TX、フェナリモル[60168-88-9]+TX、ヌアリモル[63284-71-9]+TX、ブピリメート[41483-43-6]+TX、ジメチリモール[5221-53-4]+TX、エチリモル[23947-60-6]+TX、ドデモルフ[1593-77-7]+TX、フェンプロピジン[67306-00-7]+TX、フェンプロピモルフ[67564-91-4]+TX、スピロキサミン[118134-30-8]+TX、トリデモルフ[81412-43-3]+TX、シプロジニル[121552-61-2]+TX、メパニピリム[110235-47-7]+TX、ピリメタニル[53112-28-0]+TX、フェンピクロニル[74738-17-3]+TX、フルジオキソニル[131341-86-1]+TX、ベナラキシル[71626-11-4]+TX、フララキシル[57646-30-7]+TX、メタラキシル[57837-19-1]+TX、R-メタラキシル[70630-17-0]+TX、オフレース[58810-48-3]+TX、オキサジキシル[77732-09-3]+TX、ベノミル[17804-35-2]+TX、カルベンダジム[10605-21-7]+TX、デバカルブ[62732-91-6]+TX、フベリダゾール[3878-19-1]+TX、チアベンダゾール[148-79-8]+TX、クロゾリネート[84332-86-5]+TX、ジクロゾリン[24201-58-9]+TX、イプロジオン[36734-19-7]+TX、マイクロゾリン[54864-61-8]+TX、プロシミドン[32809-16-8]+TX、ビンクロゾリン[50471-44-8]+TX、ボスカリド[188425-85-6]+TX、カルボキシン[5234-68-4]+TX、フェンフラム[24691-80-3]+TX、フルトラニル[66332-96-5]+TX、メプロニル[55814-41-0]+TX、オキシカルボキシン[5259-88-1]+TX、ペンチオピラド[183675-82-3]+TX、チフルザミド[130000-40-7]+TX、グアザチン[108173-90-6]+TX、ドジン[2439-10-3][112-65-2](遊離塩基)+TX、イミノクタジン[13516-27-3]+TX、アゾキシストロビン[131860-33-8]+TX、ジモキシストロビン[149961-52-4]+TX、エネステロブリン{Proc.BCPC,Int.Congr.,Glasgow,2003,1,93}+TX、フルオキサストロビン[361377-29-9]+TX、クレソキシム-メチル[143390-89-0]+TX、メトミノストロビン[133408-50-1]+TX、トリフロキシストロビン[141517-21-7]+TX、オリザストロビン[248593-16-0]+TX、ピコキシストロビン[117428-22-5]+TX、ピラクロストロビン[175013-18-0]+TX、フェルバム[14484-64-1]+TX、マンコゼブ[8018-01-7]+TX、マネブ[12427-38-2]+TX、メチラム[9006-42-2]+TX、プロピネブ[12071-83-9]+TX、チラム[137-26-8]+TX、ジネブ[12122-67-7]+TX、ジラム[137-30-4]+TX、カプタホール[2425-06-1]+TX、カプタン[133-06-2]+TX、ジクロフルアニド[1085-98-9]+TX、フルオロイミド[41205-21-4]+TX、ホルペット[133-07-3]+TX、トリルフルアニド[731-27-1]+TX、ボルドー液[8011-63-0]+TX、水酸化銅[20427-59-2]+TX、オキシ塩化銅[1332-40-7]+TX、硫酸銅[7758-98-7]+TX、酸化銅[1317-39-1]+TX、マンコッパー(mancopper)[53988-93-5]+TX、オキシン銅[10380-28-6]+TX、ジノカップ[131-72-6]+TX、ニトロタール-イソプロピル[10552-74-6]+TX、エディフェンホス[17109-49-8]+TX、イプロベンホス[26087-47-8]+TX、イソプロチオラン[50512-35-1]+TX、ホスジフェン[36519-00-3]+TX、ピラゾホス[13457-18-6]+TX、トルクロホス-メチル[57018-04-9]+TX、アシベンゾラル-S-メチル[135158-54-2]+TX、アニラジン[101-05-3]+TX、ベンチアバリカルブ[413615-35-7]+TX、ブラストサイジン-S[2079-00-7]+TX、キノメチオナト[2439-01-2]+TX、クロロネブ[2675-77-6]+TX、クロロタロニル[1897-45-6]+TX、シフルフェナミド[180409-60-3]+TX、シモキサニル[57966-95-7]+TX、ジクロン[117-80-6]+TX、ジクロシメット[139920-32-4]+TX、ジクロメジン[62865-36-5]+TX、ジクロラン[99-30-9]+TX、ジエトフェンカルブ[87130-20-9]+TX、ジメトモルフ[110488-70-5]+TX、SYP-LI90(フルモルフ)[211867-47-9]+TX、ジチアノン[3347-22-6]+TX、エタボキサム[162650-77-3]+TX、エトリジアゾール[2593-15-9]+TX、ファモキサドン[131807-57-3]+TX、フェナミドン[161326-34-7]+TX、フェノキサニル[115852-48-7]+TX、フェンチン[668-34-8]+TX、フェリムゾン[89269-64-7]+TX、フルアジナム[79622-59-6]+TX、フルオピコリド[239110-15-7]+TX、フルスルファミド[106917-52-6]+TX、フェンヘキサミド[126833-17-8]+TX、ホセチル-アルミニウム[39148-24-8]+TX、ヒメキサゾール[10004-44-1]+TX、イプロバリカルブ[140923-17-7]+TX、IKF-916(シアゾファミド)[120116-88-3]+TX、カスガマイシン[6980-18-3]+TX、メタスルホカルブ[66952-49-6]+TX、メトラフェノン[220899-03-6]+TX、ペンシクロン[66063-05-6]+TX、フタリド[27355-22-2]+TX、ポリオキシン[11113-80-7]+TX、プロベナゾール[27605-76-1]+TX、プロパモカルブ[25606-41-1]+TX、プロキンアジド[189278-12-4]+TX、ピロキロン[57369-32-1]+TX、キノキシフェン[124495-18-7]+TX、キントゼン[82-68-8]+TX、硫黄[7704-34-9]+TX、チアジニル[223580-51-6]+TX、トリアゾキシド[72459-58-6]+TX、トリシクラゾール[41814-78-2]+TX、トリホリン[26644-46-2]+TX、バリダマイシン[37248-47-8]+TX、ゾキサミド(RH7281)[156052-68-5]+TX、マンジプロパミド[374726-62-2]+TX、イソピラザム[881685-58-1]+TX、セダキサン[874967-67-6]+TX、3-ジフルオロメチル-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸(9-ジクロロメチレン-1,2,3,4-テトラヒドロ-1,4-メタノ-ナフタレン-5-イル)-アミド(国際公開第2007/048556号に開示される)+TX、3-ジフルオロメチル-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボン酸(3’,4’,5’-トリフルオロ-ビフェニル-2-イル)-アミド(国際公開第2006/087343号に開示される)+TX、[(3S,4R,4aR,6S,6aS,12R,12aS,12bS)-3-[(シクロプロピルカルボニル)オキシ]-1,3,4,4a,5,6,6a,12,12a,12b-デカヒドロ-6,12-ジヒドロキシ-4,6a,12b-トリメチル-11-オキソ-9-(3-ピリジニル)-2H,11Hナフト[2,1-b]ピラノ[3,4-e]ピラン-4-イル]メチル-シクロプロパンカルボキシレート[915972-17-7]+TX及び1,3,5-トリメチル-N-(2-メチル-1-オキソプロピル)-N-[3-(2-メチルプロピル)-4-[2,2,2-トリフルオロ-1-メトキシ-1-(トリフルオロメチル)エチル]フェニル]-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド[926914-55-8]+TXからなる物質の群から選択される生物学的に活性な化合物;及び
アシネトバクター・ルオフィイ(Acinetobacter lwoffii)+TX、アクレモニウム・アルテルナタム(Acremonium alternatum)+TX+TX、アクレモニウム・セファロスポリウム(Acremonium cephalosporium)+TX+TX、アクレモニウム・ジオスピリ(Acremonium diospyri)+TX、アクレモニウム・オブクラバタム(Acremonium obclavatum)+TX、アドキソフィエス・オラナ・グラヌロウイルス(Adoxophyes orana granulovirus)(AdoxGV)(Capex(登録商標))+TX、アグロバクテリウム・ラジオバクター(Agrobacterium radiobacter)菌株K84(Galltrol-A(登録商標))+TX、アルテルナリア・アルテルネート(Alternaria alternate)+TX、アルテルナリア・カッシア(Alternaria cassia)+TX、アルテルナリア・デストルエンス(Alternaria destruens)(Smolder(登録商標))+TX、アムペロマイセス・キスクアリス(Ampelomyces quisqualis)(AQ10(登録商標))+TX、アスペルギルス・フラバス(Aspergillus flavus)AF36(AF36(登録商標))+TX、アスペルギルス・フラバス(Aspergillus flavus)NRRL 21882(Aflaguard(登録商標))+TX、アスペルギルス属(Aspergillus spp.)+TX、アウレオバシジウム・プルランス(Aureobasidium pullulans)+TX、アゾスピリルム(Azospirillum)+TX、(MicroAZ(登録商標)+TX、TAZO B(登録商標))+TX、アゾトバクター(Azotobacter)+TX、アゾトバクター・クロオクカム(Azotobacter chroocuccum)(Azotomeal(登録商標))+TX、アゾトバクター・シスツ(Azotobacter cysts)(Bionatural Blooming Blossoms(登録商標))+TX、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)+TX、バチルス・セレウス(Bacillus cereus)+TX、バチルス・キチノスポラス(Bacillus chitinosporus)菌株CM-1+TX、バチルス・キチノスポルス(Bacillus chitinosporus)菌株AQ746+TX、バチルス・リケニホルミス(Bacillus licheniformis)菌株HB-2(BiostartTMRhizoboost(登録商標))+TX、バチルス・リケニホルミス(Bacillus licheniformis)菌株3086(EcoGuard(登録商標)+TX、Green Releaf(登録商標))+TX、バチルス・サーキュランス(Bacillus circulans)+TX、バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)(BioSafe(登録商標)+TX、BioNem-WP(登録商標)+TX、VOTiVO(登録商標))+TX、バチルス・フィルムス(Bacillus firmus)菌株I-1582+TX、バチルス・マセランス(Bacillus macerans)+TX、バチルス・マリスモルツイ(Bacillus marismortui)+TX、バチルス・メガテリウム(Bacillus megaterium)+TX、バチルス・マイコイデス(Bacillus mycoides)菌株AQ726+TX、バチルス・パピラエ(Bacillus papillae)(Milky Spore Powder(登録商標))+TX、バチルス・プミルス属(Bacillus pumilus spp.)+TX、バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)菌株GB34(Yield Shield(登録商標))+TX、バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)菌株AQ717+TX、バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)菌株QST2808(Sonata(登録商標)+TX、Ballad Plus(登録商標))+TX、バチルス・スパヘリカス(Bacillus spahericus)(VectoLex(登録商標))+TX、バチルス属(Bacillus spp.)+TX、バチルス属(Bacillus spp.)菌株AQ175+TX、バチルス属(Bacillus spp.)菌株AQ177+TX、バチルス属(Bacillus spp.)菌株AQ178+TX、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)菌株QST713(CEASE(登録商標)+TX、Serenade(登録商標)+TX、Rhapsody(登録商標))+TX、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)菌株QST714(JAZZ(登録商標))+TX、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)菌株AQ153+TX、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)菌株AQ743+TX、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)菌株QST3002+TX、バチルス・サブチリス(Bacillus subtilis)菌株QST3004+TX、バチルス・サブチリスvar.アミロリクエファシエンス(Bacillus subtilis var.amyloliquefaciens)菌株FZB24(Taegro(登録商標)+TX、Rhizopro(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)Cry 2Ae+TX、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)Cry1Ab+TX、バチルス・チューリンゲンシス・アイザワイ(Bacillus thuringiensis aizawai)GC91(Agree(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス・イスラエレンシス(Bacillus thuringiensis israelensis)(BMP123(登録商標)+TX、Aquabac(登録商標)+TX、VectoBac(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス・クルスターキ(Bacillus thuringiensis kurstaki)(Javelin(登録商標)+TX、Deliver(登録商標)+TX、CryMax(登録商標)+TX、Bonide(登録商標)+TX、Scutella WP(登録商標)+TX、Turilav WP(登録商標)+TX、Astuto(登録商標)+TX、Dipel WP(登録商標)+TX、Biobit(登録商標)+TX、Foray(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス・クルスターキ(Bacillus thuringiensis kurstaki)BMP123(Baritone(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス・クルスターキ(Bacillus thuringiensis kurstaki)HD-1(Bioprotec-CAF/3P(登録商標))+TX、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)菌株BD#32+TX、バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)菌株AQ52+TX、バチルス・チューリンゲンシスvar.アイザワイ(Bacillus thuringiensis var.aizawai)(XenTari(登録商標)+TX、DiPel(登録商標))+TX、バクテリア属(bacteria spp.)(GROWMEND(登録商標)+TX、GROWSWEET(登録商標)+TX、Shootup(登録商標))+TX、クラビパクター・ミシガンシス(Clavipacter michiganensis)のバクテリオファージ(AgriPhage(登録商標))+TX、Bakflor(登録商標)+TX、ベアウベリア・バッシアナ(Beauveria bassiana)(Beaugenic(登録商標)+TX、Brocaril WP(登録商標))+TX、ベアウベリア・バッシアナGHA(Beauveria bassiana GHA)(Mycotrol ES(登録商標)+TX、Mycotrol O(登録商標)+TX、BotaniGuard(登録商標))+TX、ベアウベリア・ブロングニアルチイ(Beauveria brongniartii)(Engerlingspilz(登録商標)+TX、Schweizer Beauveria(登録商標)+TX、Melocont(登録商標))+TX、ボーベリア属(Beauveria spp.)+TX、ボトリティス・シネリア(Botrytis cineria)+TX、ブラディリゾビウム・ジャポニカム(Bradyrhizobium japonicum)(TerraMax(登録商標))+TX、ブレビバチルス・ブレビス(Brevibacillus brevis)+TX、バチルス・チューリンゲンシス・テネブリオニス(Bacillus thuringiensis tenebrionis)(Novodor(登録商標))+TX、BtBooster+TX、バークホルデリア・セパシア(Burkholderia cepacia)(Deny(登録商標)+TX、Intercept(登録商標)+TX、Blue Circle(登録商標))+TX、バークホルデリア・グラジイ(Burkholderia gladii)+TX、バークホルデリア・グラジオリ(Burkholderia gladioli)+TX、バークホルデリア属(Burkholderia spp.)+TX、カナディアン・チスル・ファンガス(Canadian thistle fungus)(CBH Canadian Bioherbicide(登録商標))+TX、カンジダ・ブチリ(Candida butyri)+TX、カンジダ・ファマタ(Candida famata)+TX、カンジダ・フルクタス(Candida fructus)+TX、カンジダ・グラブラタ(Candida glabrata)+TX、カンジダ・グイリエルモンディイ(Candida guilliermondii)+TX、カンジダ・メリビオシカ(Candida melibiosica)+TX、カンジダ・オレオフィラ(Candida oleophila)菌株O+TX、カンジダ・パラプシロシス(Candida parapsilosis)+TX、カンジダ・ペリクロサ(Candida pelliculosa)+TX、カンジダ・プルケリマ(Candida pulcherrima)+TX、カンジダ・レウカウフィイ(Candida reukaufii)+TX、カンジダ・サイトアナ(Candida saitoana)(Bio-Coat(登録商標)+TX、Biocure(登録商標))+TX、カンジダ・サケ(Candida sake)+TX、
カンジダ属(Candida spp.)+TX、カンジダ・テニウス(Candida tenius)+TX、セデセア・ドラビサエ(Cedecea dravisae)+TX、セルロモナス・フラビゲナ(Cellulomonas flavigena)+TX、カエトミウム・コクリオデス(Chaetomium cochliodes)(Nova-Cide(登録商標))+TX、カエトミウム・グロボサム(Chaetomium globosum)(Nova-Cide(登録商標))+TX、クロモバクテリウム・サブツガエ(Chromobacterium subtsugae)菌株PRAA4-1T(Grandevo(登録商標))+TX、クラドスポリウム・クラドスポリオイデス(Cladosporium cladosporioides)+TX、クラドスポリウム・オキシスポラム(Cladosporium oxysporum)+TX、クラドスポリウム・クロロセファラム(Cladosporium chlorocephalum)+TX、クラドスポリウム属(Cladosporium spp.)+TX、クラドスポリウム・テヌイシマム(Cladosporium tenuissimum)+TX、クロノスタキス・ロゼア(Clonostachys rosea)(EndoFine(登録商標))+TX、コレトトリカム・アクタタム(Colletotrichum acutatum)+TX、コニオチリウム・ミニタンス(Coniothyrium minitans)(Cotans WG(登録商標))+TX、コニオチリウム属(Coniothyrium spp.)+TX、クリプトコッカス・アルビダス(Cryptococcus albidus)(YIELDPLUS(登録商標))+TX、クリプトコッカス・フミコラ(Cryptococcus Humicola)+TX、クリプトコッカス・インフィルモ・ミニアタス(Cryptococcus infirmo-miniatus)+TX、クリプトコッカス・ラウレンチイ(Cryptococcus laurentii)+TX、クリプトフレビア・ロイコトレタ・グラニュロウイルス(Cryptophlebia leucotreta granulovirus)(Cryptex(登録商標))+TX、クプリアビダス・カムピネンシス(Cupriavidus campinensis)+TX、シジア・ポモネラ・グラニュロウイルス(Cydia pomonella granulovirus)(CYD-X(登録商標))+TX、シジア・ポモネラ・グラニュロウイルス(Cydia pomonella granulovirus)(Madex(登録商標)+TX、Madex Plus(登録商標)+TX、Madex Max/Carpovirusine(登録商標))+TX、シリンドロバシジウム・ラエベ(Cylindrobasidium laeve)(Stumpout(登録商標))+TX、シリンドロクラジウム(Cylindrocladium)+TX、デバリオマイセス・ハンセニイ(Debaryomyces hansenii)+TX、ドレクスレラ・ハワイイネンシス(Drechslera hawaiinensis)+TX、エンテロバクター・クロアカ(Enterobacter cloacae)+TX、エンテロバクテリアセアエ(Enterobacteriaceae)+TX、エントモフトラ・ヴィルレンタ(Entomophtora virulenta)(Vektor(登録商標))+TX、エピコッカム・ニグラム(Epicoccum nigrum)+TX、エピコッカム・プルプラセンス(Epicoccum purpurascens)+TX、エピコッカム属(Epicoccum spp.)+TX、フィロバシジウム・フロリホルメ(Filobasidium floriforme)+TX、フザリウム・アクミナタム(Fusarium acuminatum)+TX、フザリウム・クラミドスポラム(Fusarium chlamydosporum)+TX、フザリウム・オキシスポラム(Fusarium oxysporum)(Fusaclean(登録商標)/Biofox C(登録商標))+TX、フザリウム・プロリフェラタム(Fusarium proliferatum)+TX、フザリウム属(Fusarium spp.)+TX、グラクトマイセス・ゲオトリカム(Galactomyces geotrichum)+TX、グリオクラジウム・カテヌラタム(Gliocladium catenulatum)(Primastop(登録商標)+TX、Prestop(登録商標))+TX、グリオクラジウム・ロゼウム(Gliocladium roseum)+TX、グリオクラジウム属(Gliocladium spp.)(SoilGard(登録商標))+TX、グリオクラジウム・ヴィレンス(Gliocladium virens)(Soilgard(登録商標))+TX、グラニュロウイルス(Granulovirus)(Granupom(登録商標))+TX、ハロバチルス・ハロフィルス(Halobacillus halophilus)+TX、ハロバチルス・リトラリス(Halobacillus litoralis)+TX、ハロバチルス・トルエペリ(Halobacillus trueperi)+TX、ハロモナス属(Halomonas spp.)+TX、ハロモナス・サブグラシエスコラ(Halomonas subglaciescola)+TX、ハロビブリオ・バリアビリス(Halovibrio variabilis)+TX、ハンセニアスポラ・ウバラム(Hanseniaspora uvarum)+TX、オオタバコガ核多角体病ウイルス(Helicoverpa armigera nucleopolyhedrovirus)(Helicovex(登録商標))+TX、アメリカタバコガ核多角体病ウイルス(Helicoverpa zea nuclear polyhedrosis virus)(Gemstar(登録商標))+TX、イソフラボン-ホルモノネチン(Myconate(登録商標))+TX、クロエケラ・アピクラタ(Kloeckera apiculata)+TX、クロエケラ属(Kloeckera spp.)+TX、ラゲニジウム・ギガンテウム(Lagenidium giganteum)(Laginex(登録商標))+TX、レカニシリウム・ロンギスポラム(Lecanicillium longisporum)(Vertiblast(登録商標))+TX、レカニシリウム・ムスカリウム(Lecanicillium muscarium)(Vertikil(登録商標))+TX、マイマイガ核多角体病ウイルス(Lymantria Dispar nucleopolyhedrosis virus)(Disparvirus(登録商標))+TX、マリノコッカス・ハロフィルス(Marinococcus halophilus)+TX、メイラ・ゲウラコニギイ(Meira geulakonigii)+TX、メタリジウム・アニソプリアエ(Metarhizium anisopliae)(Met52(登録商標))+TX、メタリジウム・アニソプリアエ(Metarhizium anisopliae)(Destruxin WP(登録商標))+TX、メチニコビア・フルチコラ(Metschnikowia fruticola)(Shemer(登録商標))+TX、メチニコビア・プルケリマ(Metschnikowia pulcherrima)+TX、ミクロドキウム・ジメラム(Microdochium dimerum)(Antibot(登録商標))+TX、ミクロモノスポラ・コエルレア(Micromonospora coerulea)+TX、ミクロスファエロプシス・オクラセア(Microsphaeropsis ochracea)+TX、ムスコドル・アルバス(Muscodor albus)620(Muscudor(登録商標))+TX、ムスコドル・ロセウス(Muscodor roseus)菌株A3-5+TX、ミコルヒザエ属(Mycorrhizae spp.)(AMykor(登録商標)+TX、Root Maximizer(登録商標))+TX、
ミロテシウム・ベルカリア(Myrothecium verrucaria)菌株AARC-0255(DiTera(登録商標))+TX、BROS PLUS(登録商標)+TX、オフィオストマ・ピリフェルム(Ophiostoma piliferum)菌株D97(Sylvanex(登録商標))+TX、パエシロマイセス・ファリノサス(Paecilomyces farinosus)+TX、パエシロマイセス・フモソロセウス(Paecilomyces fumosoroseus)(PFR-97(登録商標)+TX、PreFeRal(登録商標))+TX、パエシロマイセス・リナシヌス(Paecilomyces linacinus)(Biostat WP(登録商標))+TX、パエシロマイセス・リラシヌス(Paecilomyces lilacinus)菌株251(MeloCon WG(登録商標))+TX、パエニバチルス・ポリミクサ(Paenibacillus polymyxa)+TX、パントエア・アグロメランス(Pantoea agglomerans)(BlightBan C9-1(登録商標))+TX、パントエア属(Pantoea spp.)+TX、パスツーリア属(Pasteuria spp.)(Econem(登録商標))+TX、パスツーリア・ニシザワエ(Pasteuria nishizawae)+TX、ペニシリウム・オーランチオグリセウム(Penicillium aurantiogriseum)+TX、ペニシリウム・ビライ(Penicillium billai)(Jumpstart(登録商標)+TX、TagTeam(登録商標))+TX、ペニシリウム・ブレビコンパクタム(Penicillium brevicompactum)+TX、ペニシリウム・フレクエンタンス(Penicillium frequentans)+TX、ペニシリウム・グリセオフルバム(Penicillium griseofulvum)+TX、ペニシリウム・プルプロゲナム(Penicillium purpurogenum)+TX、ペニシリウム属(Penicillium spp.)+TX、ペニシリウム・ビリディカタム(Penicillium viridicatum)+TX、フレビオプシス・ギガンテアン(Phlebiopsis gigantean)(Rotstop(登録商標))+TX、リン溶解菌(Phosphomeal(登録商標))+TX、フィトフトラ・クリプトゲア(Phytophthora cryptogea)+TX、フィトフトラ・パルミボラ(Phytophthora palmivora)(Devine(登録商標))+TX、ピチア・アノマラ(Pichia anomala)+TX、ピチア・グイレルモンディイ(Pichia guilermondii)+TX、ピチア・メンブラナエファイエンス(Pichia membranaefaciens)+TX、ピチア・オニキス(Pichia onychis)+TX、ピチア・スチピテス(Pichia stipites)+TX、緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)+TX、シュードモナス・アウレオファシエンス(Pseudomonas aureofasciens)(Spot-Less Biofungicide(登録商標))+TX、シュードモナス・セパシア(Pseudomonas cepacia)+TX、シュードモナス・クロロラフィス(Pseudomonas chlororaphis)(AtEze(登録商標))+TX、シュードモナス・コルゲート(Pseudomonas corrugate)+TX、シュードモナス・フルオレッセンス(Pseudomonas fluorescens)菌株A506(BlightBan A506(登録商標))+TX、シュードモナス・プチダ(Pseudomonas putida)+TX、シュードモナス・リアクタンス(Pseudomonas reactans)+TX、シュードモナス属(Pseudomonas spp.)+TX、シュードモナス・シリンガエ(Pseudomonas syringae)(Bio-Save(登録商標))+TX、シュードモナス・ビリジフラバ(Pseudomonas viridiflava)+TX、シュードモナス・フルオレッセンス(Pseudomons fluorescens)(Zequanox(登録商標))+TX、シュードジマ・フロックロサ(Pseudozyma flocculosa)菌株PF-A22UL(Sporodex L(登録商標))+TX、プッシニア・カナリクラタ(Puccinia canaliculata)+TX、プッシニア・トラスペオス(Puccinia thlaspeos)(Wood Warrior(登録商標))+TX、ピシウム・パロエカンドラム(Pythium paroecandrum)+TX、ピシウム・オリガンドラム(Pythium oligandrum)(Polygandron(登録商標)+TX、Polyversum(登録商標))+TX、ピシウム・ペリプロカム(Pythium periplocum)+TX、ラネラ・アクアチリス(Rhanella aquatilis)+TX、ラネラ属(Rhanella spp.)+TX、根粒菌(Rhizobia)(Dormal(登録商標)+TX、Vault(登録商標))+TX、リゾクトニア(Rhizoctonia)+TX、ロドコッカス・グロベルラス(Rhodococcus globerulus)菌株AQ719+TX、ロドスポリジウム・ディオボバタム(Rhodosporidium diobovatum)+TX、ロドスポリジウム・トルロイデス(Rhodosporidium toruloides)+TX、ロドトルラ属(Rhodotorula spp.)+TX、ドトトルラ・グルチニス(Rhodotorula glutinis)+TX、ロドトルラ・グラミニス(Rhodotorula graminis)+TX、ロドトルラ・ムシラグノサ(Rhodotorula mucilagnosa)+TX、ロドトルラ・ルブラ(Rhodotorula rubra)+TX、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces
cerevisiae)+TX、サリノコッカス・ロセウス(Salinococcus roseus)+TX、スクレロチニア・ミノル(Sclerotinia minor)+TX、スクレロチニア・ミノル(Sclerotinia minor)(SARRITOR(登録商標))+TX、スキタリジウム属(Scytalidium spp.)+TX、スキタリジウム・ウレジニコラ(Scytalidium uredinicola)+TX、シロイチモジヨトウ核多角体病ウイルス(Spodoptera exigua nuclear polyhedrosis virus)(Spod-X(登録商標)+TX、Spexit(登録商標))+TX、セラチア・マルセッセンス(Serratia marcescens)+TX、セラチア・プリムシカ(Serratia plymuthica)+TX、セラチア属(Serratia spp.)+TX、ソルダリア・フィミコラ(Sordaria fimicola)+TX、エジプトヨトウ核多核体ウイルス(Spodoptera littoralis nucleopolyhedrovirus)(Littovir(登録商標))+TX、スポロボロミセス・ロセウス(Sporobolomyces roseus)+TX、ステノトロホモナス・マルトフィリア(Stenotrophomonas maltophilia)+TX、ストレプトマイセス・アヒグロスコピクス(Streptomyces ahygroscopicus)+TX、ストレプトマイセス・アルバダンカス(Streptomyces albaduncus)+TX、ストレプトマイセス・エクスフォリエアテス(Streptomyces exfoliates)+TX、ストレプトマイセス・ガルバス(Streptomyces galbus)+TX、ストレプトマイセス・グリセオプラナス(Streptomyces griseoplanus)+TX、ストレプトマイセス・グリセオビリディス(Streptomyces griseoviridis)(Mycostop(登録商標))+TX、ストレプトマイセス・リディカス(Streptomyces lydicus)(Actinovate(登録商標))+TX、ストレプトマイセス・リディカス(Streptomyces lydicus)WYEC-108(ActinoGrow(登録商標))+TX、ストレプトマイセス・ビオラセウス(Streptomyces violaceus)+TX、チレチオプシス・ミノル(Tilletiopsis minor)+TX、チレチオプシス属(Tilletiopsis spp.)+TX、トリコデルマ・アスペレラム(Trichoderma asperellum)(T34 Biocontrol(登録商標))+TX、トリコデルマ・ガムシイ(Trichoderma gamsii)(Tenet(登録商標))+TX、トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)(Plantmate(登録商標))+TX、トリコデルマ・ハマタム(Trichoderma hamatum)TH382+TX、トリコデルマ・ハルジアナム・リファイ(Trichoderma harzianum rifai)(Mycostar(登録商標))+TX、トリコデルマ・ハルジアナム(Trichoderma harzianum)T-22(Trianum-P(登録商標)+TX、PlantShield HC(登録商標)+TX、RootShield(登録商標)+TX、Trianum-G(登録商標))+TX、トリコデルマ・ハルジアナム(Trichoderma harzianum)T-39(Trichodex(登録商標))+TX、トリコデルマ・インハマタム(Trichoderma inhamatum)+TX、トリコデルマ・コニンギイ(Trichoderma koningii)+TX、トリコデルマ属(Trichoderma spp.)LC52(Sentinel(登録商標))+TX、トリコデルマ・リグノラム(Trichoderma lignorum)+TX、トリコデルマ・ロンギブラチアタム(Trichoderma longibrachiatum)+TX、トリコデルマ・ポリスポラム(Trichoderma polysporum)(Binab T(登録商標))+TX、トリコデルマ・タクシ(Trichoderma taxi)+TX、トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)+TX、トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)(旧名グリオクラジウム・ビレンス(Gliocladium virens)GL-21)(SoilGuard(登録商標))+TX、トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)+TX、トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)菌株ICC 080(Remedier(登録商標))+TX、トリコスポロン・プルランス(Trichosporon pullulans)+TX、トリコスポロン属(Trichosporon spp.)+TX、トリコテシウム属(Trichothecium spp.)+TX、トリコテシウム・ロセウム(Trichothecium roseum)+TX、アカエガマノホタケ(Typhula phacorrhiza)菌株94670+TX、アカエガマノホタケ(Typhula phacorrhiza)菌株94671+TX、ウロクラディウム・アトラム(Ulocladium atrum)+TX、ウロクラディウム・オウデマンシイ(Ulocladium oudemansii)(Botry-Zen(登録商標))+TX、ウスチラゴ・マイディス(Ustilago maydis)+TX、様々なバクテリア及び補助的な微量元素(Natural II(登録商標))+TX、様々な真菌(Millennium Microbes(登録商標))+TX、ベルチシリウム・クラミドスポリウム(Verticillium chlamydosporium)+TX、ベルチシリウム・レカニイ(Verticillium lecanii)(Mycotal(登録商標)+TX、Vertalec(登録商標))+TX、Vip3Aa20(VIPtera(登録商標))+TX、ビルギバチルス・マリスモルツイ(Virgibaclillus marismortui)+TX、キサントモナス・カムペストリスpv.ポアエ(Xanthomonas campestris pv.Poae)(Camperico(登録商標))+TX、ゼノラブダス・ボビエニイ(Xenorhabdus bovienii)+TX、ゼノラブダス・ネマトフィルス(Xenorhabdus nematophilus)などの微生物;及び
松根油(Retenol(登録商標))+TX、アザジラクチン(Plasma Neem Oil(登録商標)+TX、AzaGuard(登録商標)+TX、MeemAzal(登録商標)+TX、Molt-X(登録商標)+TX、Botanical IGR(Neemazad(登録商標)+TX、Neemix(登録商標))+TX、キャノーラ油(Lilly Miller Vegol(登録商標))+TX、アリタソウ(Chenopodium ambrosioides near ambrosioides)(Requiem(登録商標))+TX、キク(Chrysanthemum)抽出物(Crisant(登録商標))+TX、ニームオイル抽出物(Trilogy(登録商標))+TX、シソ(Labiatae)のエッセンシャルオイル(Botania(登録商標))+TX、クローブ、ローズマリー、ペパーミント及びタイムのオイルの抽出物(Garden insect killer(登録商標))+TX、グリシンベタイン(Greenstim(登録商標))+TX、ニンニク+TX、レモングラス油(GreenMatch(登録商標))+TX、ニームオイル+TX、イヌハッカ(Nepeta cataria)(キャットニップオイル)+TX、イヌハッカ(Nepeta cataria)+TX、ニコチン+TX、オレガノオイル(MossBuster(登録商標))+TX、ゴマ(Pedaliaceae)油(Nematon(登録商標))+TX、ジョチュウギク(pyrethrum)+TX、キラヤ・サポナリア(Quillaja saponaria)(NemaQ(登録商標))+TX、オオイタドリ(Reynoutria sachalinensis)(Regalia(登録商標)+TX、Sakalia(登録商標))+TX、ロテノン(Eco Roten(登録商標))+TX、ミカン(Rutaceae)植物抽出物(Soleo(登録商標))+TX、ダイズ油(Ortho ecosense(登録商標))+TX、ティーツリーオイル(Timorex Gold(登録商標))+TX、タイム油+TX、AGNIQUE(登録商標) MMF+TX、BugOil(登録商標)+TX、ローズマリー、ゴマ、ペパーミント、タイム及びシナモンの抽出物の混合物(EF 300(登録商標))+TX、クローブ、ローズマリー及びペパーミントの抽出物の混合物(EF400(登録商標))+TX、クローブ、ペパーミント、ニンニク油及びミントの混合物(Soil Shot(登録商標))+TX、カオリン(Screen(登録商標))+TX、褐藻の貯蔵グルカン(Laminarin(登録商標))などの植物抽出物;及び
クロネハイイロハマキ(blackheaded fireworm)フェロモン(3M Sprayable Blackheaded Fireworm Pheromone(登録商標))+TX、コドリンガ(Codling Moth)フェロモン(Paramount dispenser-(CM)/Isomate C-Plus(登録商標))+TX、グレープベリーモス(Grape Berry Moth)フェロモン(3M MEC-GBM Sprayable Pheromone(登録商標))+TX、ハマキムシ(Leafroller)フェロモン(3M MEC-LR Sprayable Pheromone(登録商標))+TX、ムスカモン(Muscamone)(Snip7 Fly Bait(登録商標)+TX、Starbar Premium Fly Bait(登録商標))+TX、ナシヒメシンクイフェロモン(Oriental Fruit Moth)(3M oriental fruit moth sprayable pheromone(登録商標))+TX、スカシバガ幼虫(Peachtree Borer)フェロモン(Isomate-P(登録商標))+TX、トマトピンワーム(tomato pinworm)フェロモン(3M Sprayable pheromone(登録商標))+TX、エントスタット(Entostat)粉末(ヤシの木からの抽出物)(Exosex CM(登録商標))+TX、(E+TX、Z+TX、Z)-3+TX、8+TX、11テトラデカトリエニルアセテート+TX、(Z+TX、Z+TX、E)-7+TX、11+TX、13-ヘキサデカトリエナル+TX、(E+TX、Z)-7+TX、9-ドデカジエン-1-イルアセテート+TX、2-メチル-1-ブタノール+TX、酢酸カルシウム+TX、Scenturion(登録商標)+TX、Biolure(登録商標)+TX、Check-Mate(登録商標)+TX、ラバンズリルセネシオエートなどのフェロモン;及び
アブラコバチ(Aphelinus abdominalis)+TX、エルビアブラバチ(Aphidius ervi)(Aphelinus-System(登録商標))+TX、アセロファグス・パパイヤ(Acerophagus papaya)+TX、フタモンテントウ(Adalia bipunctata)(Adalia-System(登録商標))+TX、フタモンテントウ(Adalia bipunctata)(Adaline(登録商標))+TX、フタモンテントウ(Adalia bipunctata)(Aphidalia(登録商標))+TX、アゲニアスピス・シトリコラ(Ageniaspis citricola)+TX、アゲニアスピス・フシコリス(Ageniaspis fuscicollis)+TX、アムブリセイウス・アンデルソニ(Amblyseius andersoni)(Anderline(登録商標)+TX、Andersoni-System(登録商標))+TX、アムブリセイウス・カリホルニクス(Amblyseius californicus)(Amblyline(登録商標)+TX、Spical(登録商標))+TX、ククメリスカブリダニ(Amblyseius cucumeris(Thripex(登録商標)+TX、Bugline cucumeris(登録商標))+TX、ファラシスカブリダニ(Amblyseius fallacis)(Fallacis(登録商標))+TX、スワルスキーカブリダニ(Amblyseius swirskii)(Bugline swirskii(登録商標)+TX、Swirskii-Mite(登録商標))+TX、ケナガカブリダニ(Amblyseius womersleyi)(WomerMite(登録商標))+TX、アミタス・ヘスペリダム(Amitus hesperidum)+TX、アナグラス・アトマス(Anagrus atomus)+TX、アナギラス・フスシベントリス(Anagyrus fusciventris)+TX、アナギラス・カマリ(Anagyrus kamali)+TX、アナギラス・ロエッキ(Anagyrus loecki)+TX、アナギラス・シュードコッキ(Anagyrus pseudococci)(Citripar(登録商標))+TX、アニセタス・ベネフィセス(Anicetus benefices)+TX、ゾウムシコガネコバチ(Anisopteromalus calandrae)+TX、アントコリス・ネモラリス(Anthocoris nemoralis)(Anthocoris-System(登録商標))+TX、アブラコバチ(Aphelinus abdominalis)(Apheline(登録商標)+TX、Aphiline(登録商標))+TX、チャバラアブラコバチ(Aphelinus asychis)+TX、コレマンアブラバチ(Aphidius colemani)(Aphipar(登録商標))+TX、エルビアブラバチ(Aphidius ervi)(Ervipar(登録商標))+TX、ギフアブラバチ(Aphidius gifuensis)+TX、アフィディウス・マトリカリエ(Aphidius matricariae)(Aphipar-M(登録商標))+TX、ショクガタマバエ(Aphidoletes aphidimyza)(Aphidend(登録商標))+TX、ショクガタマバエ(Aphidoletes aphidimyza)(Aphidoline(登録商標))+TX、アフィティス・リングナネンシス(Aphytis lingnanensis)+TX、アフィティス・メリナス(Aphytis melinus)+TX、アプロストセタス・ハゲノウィイ(Aprostocetus hagenowii)+TX、メナシヒメハネカクシ(Atheta coriaria)(Staphyline(登録商標))+TX、マルハナバチ属(Bombus spp.)+TX、セイヨウオオマルハナバチ(Bombus terrestris)(Natupol Beehive(登録商標))+TX、セイヨウオオマルハナバチ(Bombus terrestris)(Beeline(登録商標)+TX、Tripol(登録商標))+TX、セファロノミア・ステファノデリス(Cephalonomia stephanoderis)+TX、キロコラス・ニグリタス(Chilocorus nigritus)+TX、ヤマトクサカゲロウ(Chrysoperla carnea)(Chrysoline(登録商標))+TX、ヤマトクサカゲロウ(Chrysoperla carnea)(Chrysopa(登録商標))+TX、クリソペルラ・ルフィラブリス(Chrysoperla rufilabris)+TX、シロスピラス・インゲヌウス(Cirrospilus ingenuus)+TX、シロスピラス・クアドリストリアタス(Cirrospilus quadristriatus)+TX、シトロスティクス・フィロクニストイデス(Citrostichus phyllocnistoides)+TX、クロステロセラス・チャマエレオン(Closterocerus chamaeleon)+TX、クロステロセラス属(Closterocerus spp.)+TX、コッシドキセノイデス・ペルミヌタス(Coccidoxenoides perminutus)(Planopar(登録商標))+TX、コッコファガス・コウペリ(Coccophagus cowperi)+TX、コッコファガス・リシムニア(Coccophagus lycimnia)+TX、コテシア・フラビペス(Cotesia flavipes)+TX、コテシア・プルテラエ(Cotesia plutellae)+TX、ツマアカオオヒメテントウ(Cryptolaemus montrouzieri)(Cryptobug(登録商標)+TX、Cryptoline(登録商標))+TX、キムネタマキスイ(Cybocephalus nipponicus)+TX、ハモグリコマユバチ(Dacnusa sibirica)+TX、ハモグリコマユバチ(Dacnusa sibirica)(Minusa(登録商標))+TX、イサエアヒメコバチ(Diglyphus isaea)(Diminex(登録商標))+TX、デルファスタス・カタリナエ(Delphastus catalinae)(Delphastus(登録商標))+TX、デルファスタス・プシルス(Delphastus pusillus)+TX、ディアカスミモルファ・クラウシイ(Diachasmimorpha krausii)+TX、ディアカスミモルファ・ロンギカウダタ(Diachasmimorpha longicaudata)+TX、ディアパルシス・ジュクンダ(Diaparsis jucunda)+TX、ディアホレンシルタス・アリガルヘンシス(Diaphorencyrtus aligarhensis)+TX、イサエアヒメコバチ(Diglyphus isaea)+TX、イサエアヒメコバチ(Diglyphus isaea)(Miglyphus(登録商標)+TX、Digline(登録商標))+TX、ハモグリコマユバチ(Dacnusa sibirica)(DacDigline(登録商標)+TX、Minex(登録商標))+TX、ディベルシネルバス属(Diversinervus spp.)+TX、エンカルシア・シトリナ(Encarsia citrina)+TX、オンシツツヤコバチ(Encarsia formosa)(Encarsia max(登録商標)+TX、Encarline(登録商標)+TX、En-Strip(登録商標))+TX、サバクツヤコバチ(Eretmocerus eremicus)(Enermix(登録商標))+TX、エンカルシア・グアデロウパエ(Encarsia guadeloupae)+TX、エンカルシア・ハイチエンシス(Encarsia haitiensis)+TX、ホソヒラタアブ(Episyrphus balteatus)(Syrphidend(登録商標))+TX、エレトモセリス・シホニニ(Eretmoceris siphonini)+TX、エレトモセルス・カリフォルニカス(Eretmocerus
californicus)+TX、サバクツヤコバチ(Eretmocerus eremicus)(Ercal(登録商標)+TX、Eretline e(登録商標))+TX、サバクツヤコバチ(Eretmocerus eremicus)(Bemimix(登録商標))+TX、エレトモセラス・ハヤチ(Eretmocerus hayati)+TX、ムンダスツヤコバチ(Eretmocerus mundus)(Bemipar(登録商標)+TX、Eretline m(登録商標))+TX、エレトモセラス・シホニニ(Eretmocerus siphonini)+TX、エクソコマス・クアドリプスツラタス(Exochomus quadripustulatus)+TX、ハダニタマバエ(Feltiella acarisuga)(Spidend(登録商標))+TX、ハダニタマバエ(Feltiella acarisuga)(Feltiline(登録商標))+TX、フォピウス・アリサナス(Fopius arisanus)+TX、フォピウス・セラチチボラス(Fopius ceratitivorus)+TX、ホルモノネチン(Wirless Beehome(登録商標))+TX、アリガタシマアザミウマ(Franklinothrips vespiformis)(Vespop(登録商標))+TX、ガレンドロマス・オキシデンタリス(Galendromus occidentalis)+TX、ゴニオザス・レグネリ(Goniozus legneri)+TX、ハブロブラコン・ヘベトル(Habrobracon hebetor)+TX、ナミテントウ(Harmonia axyridis)(HarmoBeetle(登録商標))+TX、ヘテロラブディティス属(Heterorhabditis spp.)(Lawn Patrol(登録商標))+TX、ヘテロルハブディティス・バクテリオホラ(Heterorhabditis bacteriophora)(NemaShield HB(登録商標)+TX、Nemaseek(登録商標)+TX、Terranem-Nam(登録商標)+TX、Terranem(登録商標)+TX、Larvanem(登録商標)+TX、B-Green(登録商標)+TX、NemAttack(登録商標)+TX、Nematop(登録商標))+TX、ヘテロラブディティス・メギディス(Heterorhabditis megidis)(Nemasys H(登録商標)+TX、BioNem H(登録商標)+TX、Exhibitline hm(登録商標)+TX、Larvanem-M(登録商標))+TX、サカハチテントウ(Hippodamia convergens)+TX、ハイポアスピス・アクレイフェル(Hypoaspis aculeifer)(Aculeifer-System(登録商標)+TX、Entomite-A(登録商標))+TX、ハイポアスピス・ミレス(Hypoaspis miles)(Hypoline m(登録商標)+TX、Entomite-M(登録商標))+TX、ルバリア・ロイコスポイデス(Lbalia leucospoides)+TX、レカノイデウス・フロッキシムス(Lecanoideus floccissimus)+TX、レモファガス・エラバンダス(Lemophagus errabundus)+TX、レプトマスチデア・アブノルミス(Leptomastidea abnormis)+TX、フジコナヒゲナガトビコバチ(Leptomastix dactylopii)(Leptopar(登録商標))+TX、ヒゲナガトビコバチ(Leptomastix epona)+TX、リンドラス・ロファンタエ(Lindorus lophanthae)+TX、リポレクシス・オレグマエ(Lipolexis oregmae)+TX、キンバエ(Lucilia caesar)(Natufly(登録商標))+TX、リシフレバス・テスタセイペス(Lysiphlebus testaceipes)+TX、マクロロフス・カリジノサス(Macrolophus caliginosus)(Mirical-N(登録商標)+TX、Macroline c(登録商標)+TX、Mirical(登録商標))+TX、メソセイウルス・ロンギペス(Mesoseiulus longipes)+TX、メタフィカス・フラバス(Metaphycus flavus)+TX、メタフィカス・ロウンスブリイ(Metaphycus lounsburyi)+TX、コチャバネヒメカゲロウ(Micromus angulatus)(Milacewing(登録商標))+TX、ミクロテリス・フラバス(Microterys flavus)+TX、ムシディフラクス・ラプトレラス(Muscidifurax raptorellus)及びスパランギア・カメロニ(Spalangia cameroni)(Biopar(登録商標))+TX、ネオドリナス・チフロシバエ(Neodryinus typhlocybae)+TX、ネオセイウラス・カリホルニクス(Neoseiulus californicus)+TX、ネオセイウラス・ククメリス(Neoseiulus cucumeris)(THRYPEX(登録商標))+TX、ネオセイウラス・ファラシス(Neoseiulus fallacis)+TX、ネシデオコリス・テヌイス(Nesideocoris tenuis)(NesidioBug(登録商標)+TX、Nesibug(登録商標))+TX、オフィラ・アエネッセンス(Ophyra aenescens)(Biofly(登録商標))+TX、オリウス・インシジオサス(Orius insidiosus)(Thripor-I(登録商標)+TX、Oriline i(登録商標))+TX、オリウス・ラエビガタス(Orius laevigatus)(Thripor-L(登録商標)+TX、Oriline l(登録商標))+TX、オリウス・マジュスクルス(Orius majusculus)(Oriline m(登録商標))+TX、オリウス・ストリギコリス(Orius strigicollis)(Thripor-S(登録商標))+TX、パウエシア・ジュニペロラム(Pauesia juniperorum)+TX、ペディオビウス・ホベオラタス(Pediobius foveolatus)+TX、ファスマラブディティス・ヘルマフロディタ(Phasmarhabditis hermaphrodita)(Nemaslug(登録商標))+TX、フィマスチクス・コフェア(Phymastichus coffea)+TX、フィトセイウラス・マクロピルス(Phytoseiulus macropilus)+TX、チリカブリダニ(Phytoseiulus persimilis)(Spidex(登録商標)+TX、Phytoline p(登録商標))+TX、ポディサス・マクリベントリス(Podisus maculiventris)(Podisus(登録商標))+TX、シューダクテオン・カルバタス(Pseudacteon curvatus)+TX、シューダクテオン・オブツサス(Pseudacteon obtusus)+TX、シューダクテオン・トリカスピス(Pseudacteon tricuspis)+TX、シューダフィカス・マクリペニス(Pseudaphycus maculipennis)+TX、シュードレプトマスティクス・メキシカナ(Pseudleptomastix mexicana)+TX、プシラエファガス・ピロサス(Psyllaephagus pilosus)+TX、プシッタリア・コンコロル(Psyttalia concolor)(複合体)+TX、クアドラスティクス属(Quadrastichus spp.)+TX、リゾビウス・ロファンタエ(Rhyzobius lophanthae)+TX、ベダリアテントウ(Rodolia cardinalis)+TX、ルミナ・デコラテ(Rumina decollate)+TX、セミエラケル・ペチオラタス(Semielacher petiolatus)+TX、シトビオン・アヴェナエ(Sitobion avenae)(Ervibank(登録商標))+TX、ステイネルネマ・カルポカプサエ(Steinernema carpocapsae)(Nematac C(登録商標)+TX、Millenium(登録商標)+TX、BioNem C(登録商標)+TX、NemAttack(登録商標)+TX、Nemastar(登録商標)+TX、Capsanem(登録商標))+TX、ステイネルネマ・フェルチアエ(Steinernema feltiae)(NemaShield(登録商標)+TX、Nemasys F(登録商標)+TX、BioNem F(登録商標)+TX、Steinernema-System(登録商標)+TX、NemAttack(登録商標)+TX、Nemaplus(登録商標)+TX、Exhibitline sf(登録商標)+TX、Scia-rid(登録商標)+TX、Entonem(登録商標))+TX、ステイネルネマ・クラウセイ(Steinernema kraussei)(Nemasys L(登録商標)+TX、BioNem L(登録商標)+TX、Exhibitline srb(登録商標))+TX、ステイネルネマ・リオブラベ(Steinernema riobrave)(BioVector(登録商標)+TX、BioVektor(登録商標))+TX、ステイネルネマ・スカプテリスキ(Steinernema scapterisci)(Nematac S(登録商標))+TX、ステイネルネマ属(Steinernema spp.)+TX、ステイネルネマチド属(Steinernematid spp.)(Guardian Nematodes(登録商標))+TX、ステトルス・パンクチラム(Stethorus punctillum)(Stethorus(登録商標))+TX、タマリキシア・ラディアテ(Tamarixia radiate)+TX、テトラスティクス・セティフェル(Tetrastichus setifer)+TX、トリポビウス・セミルテウス(Thripobius semiluteus)+TX、チュウゴクオナガコバチ(Torymus sinensis)+TX、トリコグラマ・ブラッシカエ(Trichogramma brassicae)(Tricholine b(登録商標))+TX、トリコグラマ・ブラッシカエ(Trichogramma brassicae)(Tricho-Strip(登録商標))+TX、トリコグラマ・エヴァネセンス(Trichogramma evanescens)+TX、トリコグラマ・ミヌタム(Trichogramma minutum)+TX、トリコグラマ・オストリニアエ(Trichogramma ostriniae)+TX、トリコグラマ・プラトネリ(Trichogramma platneri)+TX、トリコグラマ・プレチオサム(Trichogramma pretiosum)+TX、キアシキイロヒラタヒメバチ(Xanthopimpla stemmator)などの虫;及び
アブシジン酸+TX、bioSea(登録商標)+TX、ムラサキウロコタケ(Chondrostereum purpureum)(Chontrol Paste(登録商標))+TX、コレトトリカム・グロエオスポリオイデス(Colletotrichum gloeosporioides)(Collego(登録商標))+TX、オクタン酸銅(Cueva(登録商標))+TX、デルタ・トラプス(Delta traps)(Trapline d(登録商標))+TX、エルウィニア・アミロボラ(Erwinia amylovora)(Harpin)(ProAct(登録商標)+TX、Ni-HIBIT Gold CST(登録商標))+TX、リン酸第二鉄(Ferramol(登録商標))+TX、ろうとトラップ(Trapline y(登録商標))+TX、Gallex(登録商標)+TX、Grower’s Secret(登録商標)+TX、ホモブラソノリド(Homo-brassonolide)+TX、リン酸鉄(Lilly Miller Worry Free Ferramol Slug&Snail Bait(登録商標))+TX、MCPヘイルトラップ(MCP hail trap)(Trapline f(登録商標))+TX、ミクロトナス・ヒペロダエ(Microctonus hyperodae)+TX、ミコレプトディスカス・テレストリス(Mycoleptodiscus terrestris)(Des-X(登録商標))+TX、BioGain(登録商標)+TX、Aminomite(登録商標)+TX、Zenox(登録商標)+TX、フェロモントラップ(Thripline ams(登録商標))+TX、重炭酸カリウム(MilStop(登録商標))+TX、脂肪酸のカリウム塩(Sanova(登録商標))+TX、ケイ酸カリウム溶液(Sil-Matrix(登録商標))+TX、ヨウ化カリウム+チオシアン酸カリウム(Enzicur(登録商標))+TX、SuffOil-X(登録商標)+TX、クモ毒+TX、ノセマ・ロカスタエ(Nosema locustae)(Semaspore Organic Grasshopper Control(登録商標))+TX、粘着トラップ(Trapline YF(登録商標)+TX、Rebell Amarillo(登録商標))+TX及びトラップ(Takitrapline y+b(登録商標))+TXなどの他の生物製剤;又は
ブロフルトリネート+TX、ジフロビダジン+TX、フロメトキン+TX、フルヘキサフォン+TX、コナガ顆粒病ウイルス(Plutella xylostella Granulosis virus)+TX、コドリンガ顆粒病ウイルス(Cydia pomonella Granulosis virus)+TX、イミシアホス+TX、ニセタバコガ核多角体病ウイルス(Heliothis virescens Nucleopolyhedrovirus)+TX、ヘリオティス・パンクティゲラ核多角体病ウイルス(Heliothis punctigera Nucleopolyhedrovirus)+TX、アメリカタバコガ核多角体病ウイルス(Helicoverpa zea Nucleopolyhedrovirus)+TX、ツマジロクサヨトウ核多角体病ウイルス(Spodoptera frugiperda Nucleopolyhedrovirus)+TX、コナガ核多角体病ウイルス(Plutella xylostella Nucleopolyhedrovirus)+TX、p-シメン+TX、ピフルブミド+TX、ピラフルプロール+TX、QRD420+TX、QRD452+TX、QRD460+TX、テルペノイドブレンド+TX、テルペノイド+TX、テトラニリプロール+TX及びα-テルピネン+TXから選択される生物活性な化合物若しくは薬剤;又は
コードAE1887196(BSC-BX60309)+TX、コードNNI-0745GR+TX、コードIKI-3106+TX、コードJT-L001+TX、コードZNQ-08056+TX、コードIPPA152201+TX、コードHNPC-A9908(CAS:[660411-21-2])+TX、コードHNPC-A2005(CAS:[860028-12-2])+TX、コードJS118+TX、コードZJ0967+TX、コードZJ2242+TX、コードJS7119(CAS:[929545-74-4])+TX、コードSN-1172+TX、コードHNPC-A9835+TX、コードHNPC-A9955+TX、コードHNPC-A3061+TX、コードChuanhua89-1+TX、コードIPP-10+TX、コードZJ3265+TX、コードJS9117+TX、コードZJ3757+TX、コードZJ4042+TX、コードZJ4014+TX、コードITM-121+TX、コードDPX-RAB55(DKI-2301)+TX、コードNA-89+TX、コードMIE-1209+TX、コードMCI-8007+TX、コードBCS-CL73507+TX、コードS-1871+TX、コードDPX-RDS63+TX及びコードAKD-1193+TXなどの、コード+TXによって参照される有効な物質。
【0220】
有効成分の後ろの角括弧における参照番号、例えば[3878-19-1]は、ケミカルアブストラクツ登録番号を意味する。上記の混合の相手は公知である。有効成分が、“The Pesticide Manual”[The Pesticide Manual-A World Compendium;Thirteenth Edition; Editor:C.D.S.Tomlin;英国作物保護協議会(The British Crop Protection Council)]に含まれている場合、それらは、特定の化合物について上記において丸括弧中に示される項目番号でその中に記載されており;例えば、「アバメクチン」という化合物は、項目番号(1)で記載されている。「[CCN]」が、上記において特定の化合物に付加されている場合、該当する化合物は、“Compendium of Pesticide Common Names”に含まれており、それは、インターネット上でアクセス可能であり[A.Wood;Compendium of Pesticide Common Names,(著作権)1995-2004];例えば、「アセトプロール」という化合物は、インターネットアドレス:http://www.alanwood.net/pesticides/acetoprole.htmlに記載されている。
【0221】
上記の有効成分のほとんどは、上記においていわゆる「一般名」で呼ばれ、関連する「ISO一般名」又は別の「一般名」が、個々の場合に使用される。表記が「一般名」でない場合、代わりに使用される表記の性質が、特定の化合物について丸括弧中に示され;その場合、IUPAC名、IUPAC/ケミカルアブストラクツ名、「化学名」、「慣用名」、「化合物名」又は「開発コード」が使用され、或いはそれらの表記の1つも使用されず、「一般名」も使用されない場合、「代替名」が用いられる。「CAS登録番号」は、ケミカルアブストラクル登録番号を意味する。
【0222】
表1~4から選択される式Iの化合物と、上記の有効成分との有効成分混合物は、表1~4から選択される化合物及び上記の有効成分を好ましくは100:1~1:6000、特に50:1~1:50の混合比、より特に20:1~1:20、さらにより特に10:1~1:10、非常に特に5:1及び1:5の比率で(2:1~1:2の比率が特に好ましく、4:1~2:1の比率が同様に好ましい)、とりわけ1:1、又は5:1、又は5:2、又は5:3、又は5:4、又は4:1、又は4:2、又は4:3、又は3:1、又は3:2、又は2:1、又は1:5、又は2:5、又は3:5、又は4:5、又は1:4、又は2:4、又は3:4、又は1:3、又は2:3、又は1:2、又は1:600、又は1:300、又は1:150、又は1:35、又は2:35、又は4:35、又は1:75、又は2:75、又は4:75、又は1:6000、又は1:3000、又は1:1500、又は1:350、又は2:350、又は4:350、又は1:750、又は2:750、又は4:750の比率で含む。それらの混合比は、重量基準である。
【0223】
上記の混合物は、有害生物を防除するための方法に使用され得、この方法は、上記の混合物を含む組成物を有害生物又はその環境に施用する工程を含むが、手術又は治療による人又は動物の身体の治療のための方法及び人又は動物の身体において実施される診断方法を除く。
【0224】
表1~4から選択される式Iの化合物と、上記の1つ又は複数の有効成分とを含む混合物は、例えば、単一のレディミックス(ready-mix)形態において、「タンクミックス」などの、単一の有効成分の別個の製剤から構成される組み合わされたスプレー混合物として及び逐次、すなわち数時間又は数日間などのかなり短い期間で次々に施用される場合、単一の有効成分の併用で施用され得る。表1~4から選択される式Iの化合物及び上記の有効成分を施用する順序は、本発明を行うのに重要でない。
【0225】
本発明に係る組成物は、安定剤、例えば非エポキシ化又はエポキシ化植物油(例えば、エポキシ化ヤシ油、ナタネ油又は大豆油)、消泡剤、例えばシリコーン油、防腐剤、粘性調節剤、結合剤及び/又は粘着付与剤、肥料又は特定の効果を得るための他の有効成分、例えば殺菌剤、殺真菌剤、殺線虫剤、植物活性化剤、殺軟体動物剤又は除草剤などの、さらなる固体又は液体助剤も含み得る。
【0226】
本発明に係る組成物は、例えば、固体有効成分を粉砕し、篩にかけ及び/又は圧縮することにより、助剤の非存在下において及び例えば有効成分を1つ又は複数の助剤と均質混合し、及び/又は粉砕することにより、少なくとも1つの助剤の存在下においてそれ自体公知の方法で調製される。この組成物の調製のためのこれらの方法及びこれらの組成物の調製のための化合物Iの使用も本発明の主題である。
【0227】
この組成物のための施用方法、すなわち噴霧、霧化(atomizing)、散布、はけ塗り(brushing on)、粉衣(dressing)、拡散(scattering)又は注ぎかけ(pouring)(これらは、一般的な状況における意図される目的に合わせて選択されるべきである)などの、上記のタイプの有害生物を防除する方法及び上記のタイプの有害生物を防除するための組成物の使用が、本発明の他の主題である。典型的な濃度の比率は、0.1~1000ppm、好ましくは0.1~500ppmの有効成分である。1ヘクタール当たりの施用量は、一般に、1ヘクタール当たり1~2000gの有効成分、特に10~1000g/ha、好ましくは10~600g/haである。
【0228】
作物保護の分野における施用の好ましい方法は、植物の茎葉への施用(葉面施用)であり、該当する有害生物による寄生の危険性に合わせて施用頻度及び施用量を選択することができる。或いは、有効成分は、植物の生息地に液体組成物を潅注することにより、又は固体形態の有効成分を植物の生息地、例えば土壌中に例えば粒剤の形態で導入すること(土壌施用)により、根系(全身作用)を介して植物に到達することができる。水稲植物の場合、このような粒剤は、水田に計量供給され得る。
【0229】
本発明の化合物及びその組成物は、上記のタイプの有害生物からの、植物繁殖材料、例えば果実、塊茎又は穀粒などの種子又は苗の保護にも好適である。繁殖材料は、植え付けの前にこの化合物で処理され得、例えば、種子は、種まきの前に処理され得る。或いは、この化合物は、種子仁を液体組成物に浸漬することによって又は固体組成物の層を塗布することによって種子仁に塗付され得る(コーティング)。繁殖材料が施用の場所に植え付けられる場合、この組成物を例えばドリルまき(drilling)の際に畝間に施用することも可能である。植物繁殖材料のためのこれらの処理方法及びこのように処理された植物繁殖材料は、本発明のさらなる主題である。典型的な処理率は、植物及び防除される有害生物/真菌に応じて決まり、一般に、100kgの種子当たり1~200グラム、好ましくは100kgの種子当たり5~150グラム(100kgの種子当たり10~100グラムなど)である。
【0230】
種子という用語は、真正種子(true seed)、種子片、吸枝、トウモロコシ粒(corn)、鱗茎、果実、塊茎、穀粒、根茎、挿し木、挿し芽(cut shoot)などを含むがこれらに限定されないあらゆる種類の種子及び植物の珠芽を包含し、好ましい実施形態において、真正種子を意味する。
【0231】
本発明は、式Iの化合物で被覆又は処理されるか、或いはそれを含有する種子も含む。「で被覆又は処理されるか及び/又はそれを含有する」という用語は、一般に、有効成分が、ほとんどの場合、施用時に種子の表面上にあるが、施用方法に応じて、成分の一部が、程度の差はあるが、種子材料中に浸透し得ることを示す。前記種子製品が(再度)植え付けられるとき、有効成分を吸収し得る。一実施形態において、本発明は、式(I)の化合物が付着された植物繁殖材料を利用可能にする。さらに、これにより、式(I)の化合物で処理された植物繁殖材料を含む組成物が利用可能になる。
【0232】
種子処理は、種子粉衣、種子コーティング、種子散布、種子浸漬及び種子ペレッティング(pelleting)などの、当該技術分野において公知の全ての好適な種子処理技術を含む。式(I)の化合物の種子処理適用は、種まきの前又は種まき/種子の植え付けの際に噴霧又は種子を散布することなどによる、任意の公知の方法によって行われ得る。
【0233】
生物学的実施例:
以下の実施例は、本発明を説明する役割を果たす。本発明の特定の化合物は、低い施用量でのより大きい効果によって公知の化合物と区別することができ、これは、必要に応じて例えば50ppm、25ppm、12.5ppm、6ppm、3ppm、1.5ppm、0.8ppm、0.2ppm又は0.05ppmなどの低い施用量を使用して、実施例で概説される実験手順を使用する当業者によって確認され得る。
【0234】
実施例B1:スポドプテラ・リットラリス(Spodoptera littoralis)(エジプトヨトウ)
ワタ葉片を24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上に置き、10,000ppmのDMSO原液から調製した試験用水溶液を噴霧した。乾燥させた後、この葉片に5匹のL1幼虫を寄生させた。試料を寄生3日後に未処理の試料と比較した死亡率、摂食阻害効果及び成長阻害について評価した。試験試料によるスポドプテラ・リットラリス(Spodoptera littoralis)の防除は、死亡率、摂食抑制効果及び成長阻害のカテゴリの少なくとも1つが未処理の試料よりも高い場合に得られる。
【0235】
以下の化合物が200ppmの施用量で少なくとも80%の防除をもたらした:P2、P5。
【0236】
実施例B2:スポドプテラ・リットラリス(Spodoptera littoralis)(エジプトヨトウ)
試験化合物をピペットによって10,000ppmのDMSO原液から24ウェルプレートに入れ、寒天と混合した。レタス種子を寒天上に置き、マルチウェルプレートを同様に寒天が入っている別のプレートによって閉じた。7日後、化合物は、根によって吸収され、レタスは、蓋プレート内へ成長した。その後、レタス葉を切り取り、蓋プレート内に入れた。スポドプテラ(Spodoptera)の卵を、プラスチックステンシルを介して、湿ったゲル吸取紙上にピペットでのせ、蓋プレートをこれで閉じた。試料を寄生6日後に未処理の試料と比較した死亡率、摂食阻害効果及び成長阻害について評価した。
【0237】
以下の化合物が12.5ppmの試験量で3つのカテゴリー(死亡率、摂食阻害効果又は成長阻害)の少なくとも1つにおいて少なくとも80%の効果を与えた:P2。
【0238】
実施例B3:プルテラ・キシロステラ(Plutella xylostella)(コナガ)
人工餌料の入った24ウェルマイクロタイタープレートを、ピペットにより10,000ppmのDMSO原液から調製した試験用水溶液で処理した。乾燥させた後、プレートにL2幼虫(1ウェル当たり10~15匹)を寄生させた。試料を寄生5日後に未処理の試料と比較した死亡率及び成長阻害について評価した。
【0239】
以下の化合物が200ppmの施用量で2つのカテゴリー(死亡率又は成長阻害)の少なくとも1つにおいて少なくとも80%の効果を与えた:P2、P3、P4、P5、P9、P10、P12及びP17。
【0240】
実施例B4:ディアブロチカ・バルテアタ(Diabrotica balteata)(トウモロコシハムシ)
24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天層上に置かれたトウモロコシの芽を、10,000ppmのDMSO原液から調製した試験用水溶液で噴霧により処理した。乾燥させた後、プレートにL2幼虫(1ウェル当たり6~10匹)を寄生させた。試料を寄生4日後に未処理の試料と比較した死亡率及び成長阻害について評価した。
【0241】
以下の化合物が200ppmの施用量で2つのカテゴリー(死亡率又は成長阻害)の少なくとも1つにおいて少なくとも80%の効果を与えた:P2、P3、P4、P5、P6、P10、P11、P12、P15、P16及びP17。
【0242】
実施例B5:マイザス・ペルシカエ(Myzus persicae)(モモアカアブラムシ)
ヒマワリの葉片を24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上に置き、10,000ppmのDMSO原液から調製した試験用水溶液を噴霧した。乾燥させた後、この葉片に様々な齢数のアブラムシ個体群を寄生させた。試料を寄生6日後に死亡率について評価した。
【0243】
以下の化合物が200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした:P2、P4、P5、P10、P12、P15及びP17。
【0244】
実施例B6:マイザス・ペルシカエ(Myzus persicae)(モモアカアブラムシ)
様々な齢数のアブラムシ個体群を寄生させたエンドウマメの苗の根を、10,000ppmのDMSO原液から調製した試験用水溶液中に直接入れた。試験溶液中に苗を入れてから6日後の死亡率について試料を評価した。
【0245】
以下の化合物が24ppmの試験量で少なくとも80%の死亡率をもたらした:P2、P5、P6、P10、P12、P15、P17及びP19。
【0246】
実施例B7:ベミシア・タバキ(Bemisia tabaci)(ワタコナジラミ)
ワタ葉片を24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上に置き、10,000ppmのDMSO原液から調製した試験用水溶液を噴霧した。乾燥させた後、この葉片にコナジラミの成虫を寄生させた。試料をインキュベーション6日後に死亡率について確認した。
【0247】
以下の化合物が200ppmの施用量で少なくとも80%の死亡率をもたらした:P2、P5、P11、P12及びP17。
【0248】
実施例B8:ユースキスタス・ヘロス(Euschistus heros)(ネオトロピカルチャイロカメムシ)
24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上のダイズの葉に、10,000ppmのDMSO原液から調製した試験用水溶液を噴霧した。乾燥させた後、この葉にN2幼虫を寄生させた。試料を寄生5日後に未処理の試料と比較した死亡率及び成長阻害について評価した。
【0249】
以下の化合物が200ppmの施用量で2つのカテゴリー(死亡率又は成長阻害)の少なくとも1つにおいて少なくとも80%の効果を与えた:P2、P5、P6、P9、P11、P12、P13、P15、P16、P17及びP19。
【0250】
実施例B10:テトラニカス・ウルチカエ(Tetranychus urticae)(ナミハダニ)
24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上のインゲンマメ葉片に、10’000ppmのDMSOストック溶液から調製された試験水溶液を噴霧した。乾燥させた後、この葉片に様々な齢数のダニ個体群を外寄生させた。試料を外寄生の8日後の混合個体群(可動状態)における死亡率について評価した。
【0251】
実施例B11:スリップス・タバキ(Thrips tabaci)(ネギアザミウマ)
ヒマワリの葉片を24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上に置き、10,000ppmのDMSO原液から調製した試験用水溶液を噴霧した。乾燥させた後、この葉片に様々な齢数のアザミウマ個体群を寄生させた。試料を寄生6日後に死亡率について評価した。
【0252】
実施例B12:フランクリニエラ・オクシデンタリス(Frankliniella occidentalis)(ミカンキイロアザミウマ)
ヒマワリの葉片を24ウェルマイクロタイタープレート中の寒天上に置き、10,000のDMSO原液から調製した試験用水溶液を噴霧した。乾燥させた後、この葉片に様々な齢数のミカンキイロアザミウマ個体群を寄生させた。試料を寄生7日後に死亡率について評価した。
【0253】
実施例B13:本発明による化合物P17の殺虫活性と、最新技術の構造的に最も近い比較化合物との比較
本発明による化合物P17及び国際公開第2016/026848号からの化合物P15のユースキスタス・ヘロス(Euschistus heros)に対する活性を表B13にまとめる。
【0254】
【表14】
【0255】
試験の説明:
2週齢のダイズ植物に希釈した試験水溶液を噴霧した。その後、植物に10匹のカメムシの幼虫(N2)を寄生させた。ダイズの種子を追加の食物源として試験系に追加した。処理してから5日後に試料の死亡率を評価した。

本発明のまた別の態様は、以下のとおりであってもよい。
〔1〕式I
【化59】
(式中、
Aは、CH又はNであり;
Xは、S、SO又はSO 2 であり;
1 は、C 1 ~C 4 アルキル、C 1 ~C 4 ハロアルキル又はC 3 ~C 6 シクロアルキル-C 1 ~C 4 アルキルであり;
1 は、N又はCHであり;
1 は、O、S又はNR 3 であり、ここで、R 3 は、水素又はC 1 ~C 4 アルキルであり;
2 は、ハロゲン、C 1 ~C 6 ハロアルキル、C 1 ~C 4 ハロアルキルスルファニル、C 1 ~C 4 ハロアルキルスルフィニル、C 1 ~C 4 ハロアルキルスルホニル又はC 1 ~C 6 ハロアルコキシであり;
7 は、水素、ハロゲン、シアノ、C 1 ~C 6 アルキル、C 1 ~C 6 ハロアルキル、C 3 ~C 6 シクロアルキル、C 1 ~C 4 アルコキシ、C 1 ~C 4 アルコキシC 1 ~C 4 アルキル、C 1 ~C 4 アルキルスルファニル、C 1 ~C 4 アルキルスルファニル-C 1 ~C 4 アルキル、C 1 ~C 4 アルキルスルフィニル-C 1 ~C 4 アルキル、C 1 ~C 4 アルキルスルホニル-C 1 ~C 4 アルキル又はC 1 ~C 4 アルキルオキシカルボニルであり;及び
8 は、ハロゲン、シアノ、C 1 ~C 6 アルキル、C 1 ~C 6 ハロアルキル、C 3 ~C 6 シクロアルキル、C 1 ~C 4 アルコキシ、C 1 ~C 4 アルコキシ-C 1 ~C 4 アルキル、C 1 ~C 4 アルキルスルファニル、C 1 ~C 4 アルキルスルファニル-C 1 ~C 4 アルキル、C 1 ~C 4 アルキルスルフィニル-C 1 ~C 4 アルキル、C 1 ~C 4 アルキルスルホニル-C 1 ~C 4 アルキル又はC 1 ~C 4 アルキルオキシカルボニルである)
の化合物、並びに、前記式Iの化合物の農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体及びN-オキシド。
〔2〕R 1 は、C 1 ~C 4 アルキル又はC 3 ~C 6 シクロアルキル-C 1 ~C 4 アルキルである、前記〔1〕に記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシド。
〔3〕R 2 は、ハロゲン、C 1 ~C 4 ハロアルキル、C 1 ~C 4 ハロアルキルスルファニル、C 1 ~C 4 ハロアルキルスルフィニル又はC 1 ~C 4 ハロアルキルスルホニルである、前記〔1〕又は〔2〕に記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシド。
〔4〕R 7 は、水素、フルオロ、シアノ、C 1 ~C 4 アルコキシカルボニル、C 1 ~C 4 アルキルである、前記〔1〕~〔3〕のいずれか一項に記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシド。
〔5〕R 8 は、シアノ、フルオロ又はC 1 ~C 4 アルキルである、前記〔1〕~〔4〕のいずれか一項に記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシド。
〔6〕X 1 は、NR 3 であり、ここで、R 3 は、C 1 ~C 4 アルキルである、前記〔1〕~〔5〕のいずれか一項に記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシド。
〔7〕Xは、S又はSO 2 である、前記〔1〕~〔6〕のいずれか一項に記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシド。
〔8〕R 1 は、C 1 ~C 4 アルキル又はシクロプロピルメチルであり、及びR 2 は、ハロゲン又はC 1 ~C 3 ハロアルキルである、前記〔1〕~〔7〕のいずれか一項に記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシド。
〔9〕R 7 は、水素、メチル、エチル又はフルオロであり、及びR 8 は、フルオロ、メチル又はエチルである、前記〔1〕~〔8〕のいずれか一項に記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシド。
〔10〕Aは、CH又はNであり;
Xは、S又はSO 2 であり;
1 は、N又はCHであり;
1 は、NCH 3 であり;
1 は、メチル、エチル、n-プロピル、i-プロピル又はシクロプロピルメチルであり;
2 は、C 1 ~C 2 ハロアルキルであり;
7 は、メチル又はフルオロであり;及び
8 は、フルオロ、メチル又はエチルである、前記〔1〕に記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシド。
〔11〕Aは、Nである、前記〔1〕~〔10〕のいずれか一項に記載の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシド。
〔12〕式IX
【化60】
(式中、
Aは、CH又はN、好ましくはNであり;
Xは、S、SO又はSO 2 、好ましくはS又はSO 2 であり;
1 は、C 1 ~C 4 アルキル、好ましくはエチルであり;
1 は、N又はCHであり;
3 は、水素又はC 1 ~C 4 アルキル、好ましくはメチルであり;
2 は、ハロゲン、C 1 ~C 6 ハロアルキル、C 1 ~C 4 ハロアルキルスルファニル、C 1 ~C 4 ハロアルキルスルフィニル、C 1 ~C 4 ハロアルキルスルホニル又はC 1 ~C 6 ハロアルコキシ、好ましくはCF 3 であり;
7 は、水素、ハロゲン、シアノ、C 1 ~C 6 アルキル、C 1 ~C 6 ハロアルキル、C 3 ~C 6 シクロアルキル、C 1 ~C 4 アルコキシ、C 1 ~C 4 アルコキシC 1 ~C 4 アルキル、C 1 ~C 4 アルキルスルファニル、C 1 ~C 4 アルキルスルファニル-C 1 ~C 4 アルキル、C 1 ~C 4 アルキルスルフィニル-C 1 ~C 4 アルキル、C 1 ~C 4 アルキルスルホニル-C 1 ~C 4 アルキル又はC 1 ~C 4 アルキルオキシカルボニルであり、好ましくは、R 7 は、メチル又はフルオロであり);及び
8 は、ハロゲン、シアノ、C 1 ~C 6 アルキル、C 1 ~C 6 ハロアルキル、C 3 ~C 6 シクロアルキル、C 1 ~C 4 アルコキシ、C 1 ~C 4 アルコキシ-C 1 ~C 4 アルキル、C 1 ~C 4 アルキルスルファニル、C 1 ~C 4 アルキルスルファニル-C 1 ~C 4 アルキル、C 1 ~C 4 アルキルスルフィニル-C 1 ~C 4 アルキル、C 1 ~C 4 アルキルスルホニル-C 1 ~C 4 アルキル又はC 1 ~C 4 アルキルオキシカルボニルであり、好ましくは、R 8 は、メチル又はフルオロである)
の化合物又はその位置異性体若しくはその異性体混合物;或いは
式XI
【化61】
(式中、
Aは、CH又はN、好ましくはNであり;
Xは、S、SO又はSO 2 、好ましくはS又はSO 2 であり;
1 は、C 1 ~C 4 アルキル、好ましくはエチルであり;
7 は、水素、ハロゲン、シアノ、C 1 ~C 6 アルキル、C 1 ~C 6 ハロアルキル、C 3 ~C 6 シクロアルキル、C 1 ~C 4 アルコキシ、C 1 ~C 4 アルコキシC 1 ~C 4 アルキル、C 1 ~C 4 アルキルスルファニル、C 1 ~C 4 アルキルスルファニル-C 1 ~C 4 アルキル、C 1 ~C 4 アルキルスルフィニル-C 1 ~C 4 アルキル、C 1 ~C 4 アルキルスルホニル-C 1 ~C 4 アルキル又はC 1 ~C 4 アルキルオキシカルボニルであり、好ましくは、R 7 は、メチル又はフルオロであり;及び
8 は、ハロゲン、シアノ、C 1 ~C 6 アルキル、C 1 ~C 6 ハロアルキル、C 3 ~C 6 シクロアルキル、C 1 ~C 4 アルコキシ、C 1 ~C 4 アルコキシ-C 1 ~C 4 アルキル、C 1 ~C 4 アルキルスルファニル、C 1 ~C 4 アルキルスルファニル-C 1 ~C 4 アルキル、C 1 ~C 4 アルキルスルフィニル-C 1 ~C 4 アルキル、C 1 ~C 4 アルキルスルホニル-C 1 ~C 4 アルキル又はC 1 ~C 4 アルキルオキシカルボニルであり、好ましくは、R 8 は、メチル又はフルオロである)
の化合物;或いは
式XII
【化62】
(式中、
Aは、CH又はN、好ましくはNであり;
Xは、S、SO又はSO 2 、好ましくはS又はSO 2 であり;
1 は、C 1 ~C 4 アルキル、好ましくはエチルであり;
7 は、水素、ハロゲン、シアノ、C 1 ~C 6 アルキル、C 1 ~C 6 ハロアルキル、C 3 ~C 6 シクロアルキル、C 1 ~C 4 アルコキシ、C 1 ~C 4 アルコキシC 1 ~C 4 アルキル、C 1 ~C 4 アルキルスルファニル、C 1 ~C 4 アルキルスルファニル-C 1 ~C 4 アルキル、C 1 ~C 4 アルキルスルフィニル-C 1 ~C 4 アルキル、C 1 ~C 4 アルキルスルホニル-C 1 ~C 4 アルキル又はC 1 ~C 4 アルキルオキシカルボニルであり、好ましくは、R 7 は、メチル又はフルオロであり;
8 は、ハロゲン、シアノ、C 1 ~C 6 アルキル、C 1 ~C 6 ハロアルキル、C 3 ~C 6 シクロアルキル、C 1 ~C 4 アルコキシ、C 1 ~C 4 アルコキシ-C 1 ~C 4 アルキル、C 1 ~C 4 アルキルスルファニル、C 1 ~C 4 アルキルスルファニル-C 1 ~C 4 アルキル、C 1 ~C 4 アルキルスルフィニル-C 1 ~C 4 アルキル、C 1 ~C 4 アルキルスルホニル-C 1 ~C 4 アルキル又はC 1 ~C 4 アルキルオキシカルボニルであり、好ましくは、R 8 は、メチル又はフルオロである)
の化合物;或いは
式XIII
【化63】
(式中、
Aは、CH又はN、好ましくはNであり;
Xは、S、SO又はSO 2 、好ましくはS又はSO 2 であり;
1 は、C 1 ~C 4 アルキル、好ましくはエチルであり;
7 は、水素、ハロゲン、シアノ、C 1 ~C 6 アルキル、C 1 ~C 6 ハロアルキル、C 3 ~C 6 シクロアルキル、C 1 ~C 4 アルコキシ、C 1 ~C 4 アルコキシC 1 ~C 4 アルキル、C 1 ~C 4 アルキルスルファニル、C 1 ~C 4 アルキルスルファニル-C 1 ~C 4 アルキル、C 1 ~C 4 アルキルスルフィニル-C 1 ~C 4 アルキル、C 1 ~C 4 アルキルスルホニル-C 1 ~C 4 アルキル又はC 1 ~C 4 アルキルオキシカルボニルであり、好ましくは、R 7 は、メチル又はフルオロであり;
8 は、ハロゲン、シアノ、C 1 ~C 6 アルキル、C 1 ~C 6 ハロアルキル、C 3 ~C 6 シクロアルキル、C 1 ~C 4 アルコキシ、C 1 ~C 4 アルコキシ-C 1 ~C 4 アルキル、C 1 ~C 4 アルキルスルファニル、C 1 ~C 4 アルキルスルファニル-C 1 ~C 4 アルキル、C 1 ~C 4 アルキルスルフィニル-C 1 ~C 4 アルキル、C 1 ~C 4 アルキルスルホニル-C 1 ~C 4 アルキル又はC 1 ~C 4 アルキルオキシカルボニルであり、好ましくは、R 8 は、メチル又はフルオロであり;及び
LG は、C 1 ~C 4 アルキル、好ましくはメチル又はエチルである)
の化合物;或いは
式XVI
【化64】
(式中、
Aは、CH又はN、好ましくはNであり;
Xは、S、SO又はSO 2 、好ましくはS又はSO 2 であり;
1 は、C 1 ~C 4 アルキル、好ましくはエチルであり;
11 は、C 1 ~C 4 アルキル、好ましくはメチル又はエチルであり;及び
LG は、C 1 ~C 4 アルキル、好ましくはメチル又はエチルである)
の化合物。
〔13〕殺虫的に、殺ダニ的に、殺線虫的に又は殺軟体動物的に有効な量の、前記〔1〕~〔12〕のいずれか一項に記載の式(I)の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシドを含み、かつ任意に補助剤又は希釈剤を含む組成物。
〔14〕昆虫、ダニ、線虫又は軟体動物を駆除及び防除する方法であって、有害生物、有害生物の場所又は有害生物による攻撃を受けやすい植物に、殺虫的に、殺ダニ的に、殺線虫的に又は殺軟体動物的に有効な量の、前記〔1〕~〔12〕のいずれか一項に記載の式(I)の化合物又はその農芸化学的に許容できる塩、立体異性体、鏡像異性体、互変異性体若しくはN-オキシド又は前記〔13〕に記載の組成物を適用する工程を含む、方法。
〔15〕昆虫、ダニ、線虫又は軟体動物による攻撃から植物繁殖材料を保護する方法であって、前記繁殖材料又は前記繁殖材料が植えられている場所を、前記〔13〕に記載の組成物で処理する工程を含む、方法。