特許7053697IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

癌特異的トランス-スプライシングリボザイム及びその用途

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、前記のような問題を解決するためのものであって、安全性及び発現効率に優れた癌特異的トランス-スプライシングリボザイムの癌治療用途を提供することにその目的がある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、(i)サイトメガロウイルス(cytomegalovirus、CMV)プローモーター;及び(ii)癌特異的遺伝子を標的にするトランス-スプライシングリボザイム、前記リボザイムの3'エクソンに連結された目的遺伝子を含む、リボザイム-目的遺伝子発現カセットを含み、前記発現カセットは、リボザイム-目的遺伝子発現カセットの5'末端にスプライシング供与体/スプライシング受容体配列(splici・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によるトランス-スプライシングリボザイムは、正常組織には作用せず癌組織で特異的に発現されるので、安全性が高く、転写後レベルで発現効率に優れるので、癌の治療において有用に用いられ得る。具体的に、本発明の組換えベクターは、CMVプローモーター、SD/SA及びWPRE配列を保有することで、リボザイムの発現効率が高く、miR-122Tを保有してmiR-122により活性が調節できるので、安全性に優れる。したがって、HCVが原因である肝癌のうち、miR-122の発現が正常組織より癌組織で高く現われる一部肝癌を除けば、全ての肝癌の治療において効果的に用いられ得、miR-122を実質的に発現しない他の癌の治療にも効果的に用いられ得る。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 図1は、本発明のCMVプローモーターに基づいたhTERT標的トランス-スプライシングリボザイム及び目的遺伝子発現カセットの構成を示した模式図である。
【図2】 図2は、miR-122を発現しないHep3B細胞株(a)及びmiR-122を発現するHuh-7.5細胞株(b)で形質導入されたECRT-122TアデノウイルスのMOIによる細胞生存率を示したグラフである。
【図3】 図3は、miR-122を発現しない細胞株(a:Hep3B、b:SNU398、c:SNU449)で形質導入されたECRT-122TアデノウイルスのMOIによる細胞生存率を示したグラフである。
【図4】 図4は、miR-122を発現する細胞株(a:Huh-7、b:Huh-7.5)で形質導入されたECRT-122TアデノウイルスのMOIによる細胞生存率を示したグラフである。
【図5】 図5は、miR-122を発現するか又は発現しない多様な肝癌細胞株で形質導入されたECRT-122TアデノウイルスのMOIによる細胞生存率を示したグラフである。
【図6】 図6は、ソラフェニブに対して感受性があるか又は感受性のない肝癌患者由来の細胞株で形質導入されたECRT-122TアデノウイルスのMOIによる細胞生存率を示したグラフである。
【図7】 図7は、動物の肝癌モデルでECRT又はECRT-122Tを発現するアデノウイルスの注入用量による腫瘍重量(a)、腫瘍組織(b)及び肝酵素(GOT:glutamic oxaloacetic transaminase、GPT:glutamic pyruvic transaminase)数値(c)を確認した結果である。
【図8】 図8は、 miR-122を発現するHuh-7細胞株で形質導入された組換えベクターのMOIによるRNA発現量(a:E4、b:リボザイム、c:miR-122)を示したグラフである。
【図9】 図9は、miR-122を発現するHuh-7.5細胞株で形質導入されたECRT-122TアデノウイルスのMOIによるRNA発現量(a:E4、b:リボザイム、c:miR-122)を示したグラフである。
【図10】 図10は、miR-122テトラサイクリン-オンシステムを有するHep3B安定化細胞株クローン(#7-14、7-4及び7-2)で形質導入されたECRT-122TアデノウイルスのMOI及びテトラサイクリン濃度による細胞生存率、miR-122発現量及びリボザイム発現量を示したグラフである。
【図11】 図11は、肝癌患者の正常肝組織と肝癌組織でmiR-122の発現量を比較したグラフである(a:全体患者群、b:HBV連関患者群、c:HCV連関患者群、d:アルコール連関患者群、e:HBV及びHCV連関患者群を除いた慢性肝炎連関患者群、f:その他病因患者群)。
【図12】 図12は、患者の肝癌細胞に由来した肝癌細胞株でhTERTのmRNA(a)及びタンパク質レベル(b)、miR-122レベル(c)を分析した結果である。
【図13】 図13は、大膓癌細胞株、膠芽腫細胞株、黒色腫細胞株、子宮頸部癌細胞株、肺癌細胞株、骨肉種細胞株及び乳房癌細胞株で形質導入されたECRT-122TアデノウイルスのMOIによる細胞生存率を示したグラフである。
【図14】 図14は、胆管癌細胞株(a:SNU478、b:SNU869)で形質導入されたECRT-122TアデノウイルスのMOIによる細胞生存率を示したグラフである。
【図15】 図15は、ヌードマウスに膠芽腫細胞であるLN229細胞株を注入して腫瘍形成を誘導した後、ECRT-122Tアデノウイルスを投与して腫瘍サイズ(a)及び腫瘍重量(b)を確認したグラフである。
【図16】 図16は、ヌードマウスに膠芽腫細胞であるU87MG細胞株を注入して腫瘍形成を誘導した後、ECRT-122Tアデノウイルスを投与して腫瘍サイズを確認したグラフである。
【図17】 図17は、正常ICRマウスにECRT-122Tアデノウイルスを静脈注射で注入した後、主要組織で組換えベクターの分布程度を示したグラフである。
【図18】 図18は、ラットにECRT-122Tアデノウイルスを肝動脈注射で注入した後、主要組織で組換えベクターの分布程度を示したグラフである。
【図19】 図19は、ラットにECRT-122Tアデノウイルスを肝動脈注射で注入した後、各臓器でゲノムDNA(gDNA)を分離してHSVtk DNAを定量した結果を示したグラフである。
【図20】 図20は、ラットにECRT-122Tアデノウイルスを肝動脈注射で注入した後、肝で分離したRNAからリボザイム発現レベルを確認した結果を示したグラフである。
【図21】 図21は、正常ICRマウスにECRT-122Tアデノウイルスを注入し た後、AST及びALTレベルを測定した結果を示したグラフである。
【図22】 図22は、正常ICRマウスにECRT-122Tアデノウイルスを注入し た後、マウスの体重(a)、飼料消費量(b)及び肝重量(c)を測定した結果を示したグラフである。
【図23】 図23は、正常ICRマウスに他の用量のECRT-122Tアデノウイルスを注入した後の肝の組織病理学的検査結果を示す。
【図24】 図24は、正常ICRマウスにECRT-122Tアデノウイルスを注入し、GCVを処理した後にAST及びALTレベルを測定した結果を示したグラフである。
【図25】 図25は、正常ICRマウスにECRT-122Tアデノウイルスを注入し、GCVを処理した後にマウスの体重(a)、飼料消費量(b)及び肝重量(c)を測定した結果を示したグラフである。
【図26】 図26は、正常ICRマウスに他の用量のECRT-122Tアデノウイルスを注入し、GCVを処理した後の肝の組織病理学的検査結果を示す。
【図27】 図27は、マウスにHep3B細胞を注入して肝癌形成を誘導した後、CRT-122T又はECRT-122Tアデノウイルスを投与して抗癌効能を比較した結果を示す。
【図28】 図28は、マウス異種移植皮下モデルにSNU398細胞を注入して腫瘍形成を誘導した後、CRT-122T又はECRT-122Tアデノウイルスを投与して抗癌効能を比較した結果を示す。
【図29】 図29は、正常ICRマウスにECRT又はECRT-122Tアデノウイルスを注入した後、AST及びALTレベルを測定した結果を示したグラフである。

代表図 図1本件の代表的な図

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