(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-04-04
(45)【発行日】2022-04-12
(54)【発明の名称】ビデオ生成の方法、装置、電子機器及びコンピュータ読み取り可能記憶媒体
(51)【国際特許分類】
H04N 21/854 20110101AFI20220405BHJP
G11B 20/10 20060101ALI20220405BHJP
G11B 27/02 20060101ALI20220405BHJP
H04N 5/91 20060101ALI20220405BHJP
H04N 5/77 20060101ALI20220405BHJP
【FI】
H04N21/854
G11B20/10 321Z
G11B27/02 A
H04N5/91
H04N5/77
(21)【出願番号】P 2020549060
(86)(22)【出願日】2018-12-26
(86)【国際出願番号】 CN2018124064
(87)【国際公開番号】W WO2020077854
(87)【国際公開日】2020-04-23
【審査請求日】2020-09-14
(31)【優先権主張番号】201811223744.4
(32)【優先日】2018-10-19
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】518031631
【氏名又は名称】北京微播視界科技有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Microlive Vision Technology Co., Ltd
【住所又は居所原語表記】Room 408, 4F No.51, Zhichun Road, Haidian District Beijing 100080 China
(74)【代理人】
【識別番号】100130111
【氏名又は名称】新保 斉
(72)【発明者】
【氏名】趙 明偉
(72)【発明者】
【氏名】陳 海東
【審査官】川中 龍太
(56)【参考文献】
【文献】中国特許出願公開第105898133(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第108566519(CN,A)
【文献】特表2012-530404(JP,A)
【文献】特開2016-163236(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2017/0068380(US,A1)
【文献】特開2013-145983(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第107920274(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 21/00 - 21/858
H04N 5/76 - 5/956
G11B 20/10
G11B 27/02
IEEE Xplore
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
元ビデオのビデオ再生インターフェースにより、ユーザーのビデオ撮影操作を受信し、
前記ビデオ撮影操作に応答し、前記ビデオ再生インターフェースにビデオ撮影ウィンドウを重ねて表示し、ユーザビデオを撮影し、また、前記ビデオ撮影ウィンドウにより前記ユーザビデオを表示し、前記ユーザビデオと前記元ビデオを合成し、合成ビデオを取得する
方法であって、
前記ユーザビデオの時間長が元ビデオの時間長より短い場合、前記ユーザビデオの録画開始時刻に基づいて、前記元ビデオにおいて、前記録画開始時刻に対応する、且つ前記ユーザビデオの時間長と一致する第1ビデオが決定されることと、
前記ユーザビデオと前記第1ビデオとを合成し、第2ビデオを取得することと、
前記第2ビデオおよび前記元ビデオの前記第1ビデオ以外のビデオに基づいて前記合成ビデオを取得することと、
ことを特徴とするビデオ生成の方法。
【請求項2】
前記ビデオ撮影ウィンドウにより前記ユーザビデオを表示するとともに、前記元ビデオを再生する
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
予め設定された、同期合成または非同期合成を含む合成方式に基づいて、前記ユーザビデオと前記元ビデオを合成し、前記合成ビデオを取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記合成方式が同期合成である場合、前記ユーザビデオを録画する撮影過程において、撮影された前記ユーザビデオのビデオフレーム画像と音声情報のそれぞれを撮影時刻に再生された前記元ビデオのビデオフレーム画像と音声情報と合成し、対応する時刻の前記合成ビデオのビデオフレーム画像と音声情報を取得し、また、前記ユーザビデオの撮影が完成された後、前記合成ビデオのビデオフレーム画像の全部と前記音声情報の全部とを合成し、前記合成ビデオを取得し、
前記合成方式が非同期合成である場合、前記ユーザビデオの録画が完成された後、前記ユーザビデオと前記元ビデオとを合成し、前記合成ビデオを取得する
ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記合成ビデオのビデオフレーム画像における前記ユーザビデオ中のビデオフレーム画像が、前記元ビデオのビデオフレーム画像に表示される
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
前記ビデオ再生インターフェースにより、前記ユーザの音量調整操作を受信し、
前記音量調整操作に応答し、前記元ビデオの音声情報及び/又は前記ユーザビデオの音声情報の音量に対して対応する調整を行う
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項7】
元ビデオのビデオ再生インターフェースにより、ユーザーのビデオ撮影操作を受信するための撮影操作受信モジュールと、
前記ビデオ撮影操作に応答し、前記ビデオ再生インターフェースにビデオ撮影ウィンドウを重ねて表示し、ユーザビデオを撮影し、また、前記ビデオ撮影ウィンドウにより前記ユーザビデオを表示するためのユーザービデオ撮影モジュールと、
前記ユーザビデオと前記元ビデオを合成し、合成ビデオを取得するための合成ビデオ生成モジュールと、
を備えた構成において、
合成ビデオ生成モジュールが、前記ユーザビデオの時間長が元ビデオの時間長より短い場合、前記ユーザビデオと前記元ビデオを合成し、合成ビデオを取得することは、
前記ユーザビデオの録画開始時刻に基づいて、前記元ビデオにおいて、前記録画開始時刻に対応する、且つ前記ユーザビデオの時間長と一致する第1ビデオが決定し、前記ユーザビデオと前記第1ビデオとを合成して第2ビデオを取得し、前記第2ビデオおよび前記元ビデオの前記第1ビデオ以外のビデオに基づいて前記合成ビデオを取得する、
ことを特徴とするビデオ生成の装置。
【請求項8】
前記ビデオ撮影ウィンドウにより前記ユーザビデオを表示するとともに、前記元ビデオを再生するための元ビデオ再生モジュール
をさらに含むことを特徴とする請求項
7に記載の装置。
【請求項9】
前記合成ビデオ生成モジュールは、予め設定された、同期合成または非同期合成を含む合成方式に基づいて、前記ユーザビデオと前記元ビデオを合成し、前記合成ビデオを取得する
ことを特徴とする請求項
7に記載の装置。
【請求項10】
前記合成ビデオ生成モジュールは、
前記合成方式が同期合成である場合、前記ユーザビデオを録画する撮影過程において、撮影された前記ユーザビデオのビデオフレーム画像と音声情報のそれぞれを撮影時刻に再生された前記元ビデオのビデオフレーム画像と音声情報と合成し、対応する時刻の前記合成ビデオのビデオフレーム画像と音声情報を取得し、また、前記ユーザビデオの撮影が完成された後、前記合成ビデオのビデオフレーム画像の全部と前記音声情報の全部とを合成し、前記合成ビデオを取得する、
前記合成方式が非同期合成である場合、前記ユーザビデオの録画が完成された後、前記ユーザビデオと前記元ビデオとを合成し、前記合成ビデオを取得する
ように配置されることを特徴とする請求項
9に記載の装置。
【請求項11】
コンピュータ操作命令を記憶するためのメモリと、
前記コンピュータ操作命令を呼び出すことにより、請求項
1~6のいずれか1項に記載の方法を実行するためのプロセッサと、
を含むことを特徴とする電子機器。
【請求項12】
請求項
1~6のいずれか1項に記載の方法を実行するように、コンピュータにロードされ、且つ実行される少なくとも1つの命令、少なくとも1つのプログラム、コードセット、または命令セットを記憶する
ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ビデオ処理技術に関わり、具体的に、ビデオ生成の方法、装置、電子機器、およびコンピュータ記憶媒体に関わる。
【背景技術】
【0002】
本発明は、2018年10月19日に中国国家知識産権局に提出された、申請番号が2081123744.4である中国特許出願の権利を要求し、その全ての内容が引用により本願に組み込まれる。
【0003】
ビデオによりインタラクティブを行うプラットフォームでは、ユーザーがビデオを閲覧する時に、あるビデオに対して興味を持ったり、自分の感想とアイデア発想を持ったりすることがある。この場合に、より多くの人が自分の発想を了解するために、ユーザーは、自分の発想を表現するように自分に興味があるビデオに基づいていくつかのビデオを改めて録画し、上記改めて録画されたビデオをビデオインタラクティブプラットフォームにアップロードする。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来技術では、ユーザーがビデオプラットフォームにおけるあるビデオに基づいて交互ビデオを撮影したい場合、通常はビデオプラットフォームから元ビデオをダウンロードして保存してから、いくつかの専門的なビデオツールを利用して交互ビデオの録画と編集を完成し、完成された交互ビデオをビデオプラットフォームにアップロードする。交互ビデオの制作過程は全てがビデオプラットフォームだけにより完成できないため、ユーザーの交互体験が低減されている。
よって、従来の交互ビデオの合成方式は複雑で、ユーザの交互体験が悪く、ユーザの実際の応用ニーズに満たすことができない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1の形態では、本発明は、元ビデオのビデオ再生インターフェースにより、ユーザーのビデオ撮影操作を受信し、ビデオ撮影操作に応答し、ビデオ再生インターフェースにビデオ撮影ウィンドウを重ねて表示し、ユーザビデオを撮影し、また、前記ビデオ撮影ウィンドウによりユーザビデオを表示し、ユーザビデオと元ビデオを合成し、合成ビデオを取得する、ことを含むビデオ生成の方法を提供する。
本発明の実施例において、当該方法は、ビデオ撮影ウィンドウによりユーザビデオを表示するとともに、元ビデオを再生することをさらに含む。
【0006】
本発明の実施例において、予め設定された、同期合成または非同期合成を含む合成方式に基づいて、ユーザビデオと元ビデオを合成し、合成ビデオを取得してもよい。
【0007】
本発明の実施例において、合成方式が同期合成である場合、ユーザビデオを録画する撮影過程において、撮影されたユーザビデオのビデオフレーム画像と音声情報のそれぞれを撮影時刻に再生された元ビデオのビデオフレーム画像と音声情報と合成し、対応する時刻の合成ビデオのビデオフレーム画像と音声情報を取得し、また、ユーザビデオの撮影が完成された後、合成ビデオのビデオフレーム画像の全部と前記音声情報の全部とを合成し、前記合成ビデオを取得する、合成方式が非同期合成である場合、ユーザビデオの録画が完成された後、ユーザビデオと元ビデオとを合成し、合成ビデオを取得する。
本発明の実施例において、合成ビデオのビデオフレーム画像におけるユーザビデオ中のビデオフレーム画像が、元ビデオのビデオフレーム画像に表示される。
【0008】
本発明の実施例において、当該方法は、ビデオ再生インターフェースにより、ユーザの音量調整操作を受信し、音量調整操作に応答し、元ビデオの音声情報及び/又はユーザビデオの音声情報の音量に対して対応する調整を行うことをさらに含む。
【0009】
本発明の実施例において、ユーザビデオの時間長が元ビデオの時間長より短い場合、ユーザビデオと元ビデオを合成し、合成ビデオを取得することは、ユーザビデオの録画開始時刻に基づいて、元ビデオにおいて、録画開始時刻に対応する、且つユーザビデオの時間長と一致する第1ビデオが決定されることと、ユーザビデオと第1ビデオとを合成し、第2ビデオを取得することと、第2ビデオおよび元ビデオに第1ビデオ以外のビデオに基づいて、合成ビデオを取得することと、を含む。
【0010】
第2の形態では、本発明は、元ビデオのビデオ再生インターフェースにより、ユーザーのビデオ撮影操作を受信するための撮影操作受信モジュールと、前記ビデオ撮影操作に応答し、前記ビデオ再生インターフェースにビデオ撮影ウィンドウを重ねて表示し、ユーザビデオを撮影し、また、ビデオ撮影ウィンドウにより前記ユーザビデオを表示するためのユーザービデオ撮影モジュールと、前記ユーザビデオと前記元ビデオを合成して、合成ビデオを取得するための合成ビデオ生成モジュールと、を含むビデオ生成の装置を提供する。
【0011】
本発明の実施例において、当該ビデオ生成モジュールは、ビデオ撮影ウィンドウによりユーザビデオを表示するとともに、元ビデオを再生するための元ビデオ再生モジュールをさらに含む。
【0012】
本発明の実施例において、合成ビデオ生成モジュールは、予め設定された、同期合成または非同期合成を含む合成方式に基づいて、ユーザビデオと元ビデオを合成し、合成ビデオを取得する。
【0013】
本発明の実施例において、合成ビデオ生成モジュールは、合成方式が同期合成である場合、ユーザビデオを録画する撮影過程において、撮影されたユーザビデオのビデオフレーム画像と音声情報のそれぞれを撮影時刻に再生された元ビデオのビデオフレーム画像と音声情報と合成し、対応する時刻の合成ビデオのビデオフレーム画像と音声情報を取得し、また、ユーザビデオの撮影が完成された後、合成ビデオのビデオフレーム画像の全部と音声情報の全部とを合成し、合成ビデオを取得する、合成方式が非同期合成である場合、ユーザビデオの録画が完成された後、ユーザビデオと元ビデオとを合成し、合成ビデオを取得するように配置される。
本発明の実施例において、合成ビデオのビデオフレーム画像におけるユーザビデオ中のビデオフレーム画像が、元ビデオのビデオフレーム画像に表示される。
【0014】
本発明の実施例において、当該装置は、ビデオ再生インターフェースにより、ユーザの音量調整操作を受信し、音量調整操作に応答し、元ビデオの音声情報及び/又はユーザビデオの音声情報の音量に対して対応する調整を行うための音量調整モジュールをさらに含む。
【0015】
本発明の実施例において、ユーザビデオの時間長が元ビデオの時間長より短い場合、合成ビデオ生成モジュールは、ユーザビデオの録画開始時刻に基づいて、元ビデオにおいて、録画開始時刻に対応する、且つユーザビデオの時間長と一致する第1ビデオが決定され、ユーザビデオと第1ビデオとを合成し、第2ビデオを取得し、第2ビデオおよび元ビデオに第1ビデオ以外のビデオに基づいて、合成ビデオを取得するように配置される。
【0016】
第3の形態では、本発明は、コンピュータ操作命令を記憶するためのメモリと、コンピュータ操作命令を呼び出すことにより、本発明における第1の形態の実施例のいずれかに示す方法を実行するためのプロセッサとを含む電子機器を提供する。
【0017】
第4の形態では、本発明は、本発明における第1の形態の実施例のいずれかに示す方法を実行するように、コンピュータにロードされ、且つ実行される少なくとも1つの命令、少なくとも1つのプログラム、コードセット、または命令セットを記憶するコンピュータ読み取り可能記憶媒体を提供する。
【0018】
本発明における実施例により、ユーザはビデオ再生インターフェースでユーザビデオの撮影に関連する操作を行うだけで、ユーザビデオと元ビデオとを合成した合成ビデオが得られ、操作過程が簡単かつ迅速である。
【0019】
ユーザビデオにより、元ビデオに対するユーザの感想、コメント、または視聴反応が反映されることができるので、ユーザは元のビデオに対する見方や反応を簡単に表現することができ、ユーザの実際の応用ニーズにより良く満足させ、ユーザーの交互体験を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
本発明における実施例中の技術的解決手段をより明確に説明するために、以下、本発明における実施例の説明に必要する図面を簡単に紹介する。
【
図1】
図1は本発明の実施例によって提供されるビデオ生成方法のフロー略図である。
【
図2】
図2は本発明の実施例によって提供されるひとつのビデオ再生インターフェースの略図である。
【
図3】
図3は本発明の実施例によって提供されるもう一つのビデオ再生インターフェースの略図である。
【
図4】
図4は本発明の実施例によって提供される更にもう一つのビデオ再生インターフェースの略図である。
【
図5A】
図5Aは本発明の実施例によって提供されるひとつの音量調整方式の略図である。
【
図5B】
図5Bは本発明の実施例によって提供されるもう一つの音量調整方式の略図である。
【
図6A】
図6Aは本発明の実施例によって提供されるもう一つのビデオ再生インターフェースの略図である。
【
図6B】
図6Bは本発明の実施例によって提供される更にもう一つのビデオ再生インターフェースの略図である。
【
図7】
図7は本発明の実施例によって提供されるビデオ生成装置の構成略図。
【
図8】
図8は本発明の実施例によって提供される電子機器の構成略図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、本発明の実施例について詳細に説明する。当該実施例の例が図面に示され、そのうち、最初から最後まで、同一又は類似の符号は同一又は類似の部品又は同一又は類似の機能を有する部品を示す。以下、図面を参照して説明する実施例は例示的であり、本発明の技術的解決手段を解釈するためのものであり、本発明を限定するものではない。
【0022】
特に断りのない限り、ここで使用される「一」、「一つの」、「その」のような単数の形は、複数の形を含んでもよいことは当業者に理解できます。さらに理解されたいのは、本発明の明細書に使用される「含む」という用語とは、当該特徴、整数、ステップ、操作、要素、および/またはコンポーネントの存在を意味するが、1つまたは複数の他の特徴、整数、ステップ、操作、要素、コンポーネント、および/またはそれらの組み合わせの存在または追加が除外されるものではありません。理解されたいのは、要素が他方の要素に「接続」または「連結」されていると称する場合には、それが直接に他の要素に接続または連結されてもよい、或いは、中間要素が存在していてもよい。また、ここで使用される「接続」や「連結」とは、無線接続または無線連結を含んでもよい。ここで使用される “及び/又は”という用語は、一つ又は一つ以上の関連するリスト項の全部又は任意のユニット及び全ての組み合わせを含む。
【0023】
以下、具体的な実施例で本発明の技術的解決手段及び本発明の技術的解決手段が上記技術的課題をどのように解決するかを詳しく説明する。以下のいくつかの具体的な実施例は、互いに結合されてもよい。同一又は類似の概念または過程がいくつかの実施例に説明されないこともある。以下、図面をあわせて、本発明の実施例について説明する。
本発明の実施例は、ビデオ生成の方法を提供する。
図1に示すように、当該方法は、以下を含んでもよい。
ステップS110、元ビデオのビデオ再生インターフェースにより、ユーザーのビデオ撮影操作を受信する。
【0024】
ステップS120、ビデオ撮影操作に応答し、ビデオ再生インターフェースにビデオ撮影ウィンドウを重ねて表示し、ユーザビデオを撮影し、また、ビデオ撮影ウィンドウによりユーザビデオを表示する。
ステップS130、ユーザビデオと元ビデオを合成して、合成ビデオを取得する。
【0025】
本発明における実施例により、ユーザはビデオ再生インターフェースでユーザビデオの撮影に関する操作を行うだけで、ユーザビデオと元ビデオとを合成した合成ビデオを取得でき、操作過程は簡単で迅速である。ユーザビデオにより、元ビデオに対するユーザの感想、コメント、または視聴反応が反映されることができるので、ユーザが元のビデオに対する見方や反応を簡単に表現することができ、ユーザの実際の応用要求をさらに満足させ、ユーザーの交互体験を向上させることができる。
以下、本発明における実施例により提供されるビデオ生成の方法を詳しく説明する。
ステップS110、元ビデオのビデオ再生インターフェースにより、ユーザーのビデオ撮影操作を受信する。
【0026】
そのうち、ビデオ撮影操作は、ユーザがビデオ再生インターフェースにおける元ビデオに基づいてユーザビデオの撮影を開始しようとすること、すなわちユーザがユーザビデオの撮影の開始をトリガすることを示す動作であり、この操作の具体的な形態は必要に応じて配置され、例えば、ユーザがクライアントのアプリケーションプログラムのインターフェースに操作位置を指定するトリガ動作であてもよい。ここで、ビデオ再生インターフェースは、電子機器とユーザとの交互に使用され、このインターフェースにより、元ビデオに関するユーザの関連動作、例えば、元ビデオを共有する又は連写するなどの操作を受信できる。
【0027】
実際の応用中、クライアントにおける関連ビデオ撮影トリガ標識によってユーザのビデオ撮影操作を受信してもよい、ここで、トリガ標識の具体的形態は、実際の必要に応じて配置されてもよい、例えば、クライアントインターフェースにおける指定トリガボタンや入力枠であってもよく、ユーザの音声指令であってもよい。具体的には、例えば、クライアントのアプリケーションインターフェースに表示される「連写」、「撮影」という仮想ボタンであてもよい。ユーザがこのボタンをクリックする操作をユーザのビデオ撮影操作とする。
【0028】
ステップS120に、ビデオ撮影操作に応答し、ビデオ再生インターフェースにビデオ撮影ウィンドウを重ねて表示し、ユーザビデオを撮影し、また、ビデオ撮影ウィンドウによりユーザビデオを表示する。
【0029】
本発明の好ましい形態では、上記のビデオ撮影操作は、ビデオ撮影トリガ操作とビデオ撮影開始操作を含んでもよい。ここで、当該形態は、以下を含んでもよい。
元ビデオのビデオ再生インターフェースにより、ユーザのビデオ撮影トリガ操作を受信する。
【0030】
ビデオ撮影トリガ操作に応答して、ビデオ撮影ウィンドウをビデオ再生インターフェースに重ねて表示し、ユーザビデオを撮影し、また、ビデオ撮影ウィンドウによりユーザビデオを表示する。
ビデオ再生インターフェースにより、ユーザのビデオ撮影開始操作を受信する。
ビデオ撮影開始操作に応答して、ユーザビデオを撮影し、また、ビデオ撮影ウィンドウによりユーザビデオを表示する。
【0031】
つまり、ユーザのビデオ撮影操作は、1つの操作であってもよく、複数の操作であってもよい。実際応用中、実際の必要に応じて相応的に配置されてもよい。ここで、ビデオ撮影トリガ操作は、ユーザがビデオ再生インターフェースにおける元ビデオに基づいてユーザビデオの撮影を実施しようとすることを示し、即ち、ユーザがユーザビデオ撮影の準備をトリガするための動作であり、この操作の具体的な形態は、必要に応じて配置されてもよく、例えば、ユーザがクライアントのアプリケーションプログラムのインターフェースに操作位置を指定するトリガ動作であってもよい。
【0032】
ビデオ撮影開始操作は、ユーザがビデオ撮影ウィンドウによりユーザビデオの撮影を開始しようとすることを示し、すなわち、ユーザがユーザビデオ撮影の開始を正式にトリガするための動作であり、この操作を受信する時に、ユーザビデオの撮影を開始するとよい。ここで、この操作の具体的な形態は、必要に応じて配置されてもよく、例えば、ユーザがクライアントのアプリケーションプログラムのインターフェースにおける「撮影開始」という仮想ボタンであってもよい。。
【0033】
なお、実際応用中、ユーザのビデオ撮影操作が一つの操作であるか複数の操作であるかに関わらず、各操作を取得する具体的な実現形態は、実際の需要に応じて配置されてもよく、本発明の実施例に限定されることではありません。
【0034】
一例として、
図2は、電子機器におけるクライアントのアプリケーションプログラムの元ビデオのビデオ再生インターフェースを示している。このインターフェースに表示される「連写」という仮想ボタンはビデオ撮影トリガボタンであり、ユーザがこのボタンをクリックする操作は、ユーザのビデオ撮影トリガ操作であり、ビデオ再生インターフェースにおいて、ユーザのビデオ撮影トリガ操作が受信された後、ビデオ撮影ウィンドウAをビデオ再生インターフェースBに重ねて表示し、このインターフェースに表示されている「撮影」という仮想ボタンは撮影開始ボタンとなり、ユーザがこのボタンをクリックする操作はユーザのビデオ撮影開始操作であり、この操作が受信された後、ビデオ撮影ウィンドウAによりユーザビデオ撮影を開始し、元ビデオを基礎としてユーザビデオを撮影する機能を実現する。
【0035】
なお、実際応用中、ビデオ再生インターフェースの具体的な形態や各ボタンの形態は、実際の需要に応じて配置されてもよく、上記の例は、好ましい実施形態にすぎない。また、本発明の実施例におけるユーザビデオは、ユーザを含むビデオ、つまり録画されたのはユーザのビデオであってもよく、勿論、ユーザが需要に応じて調整されてから録画された他の場面のビデオであってもよい。
本発明の実施例において、当該方法は、ビデオ撮影ウィンドウによりユーザビデオを表示するとともに、元ビデオを再生することをさらに含む。
【0036】
実際応用中、ユーザビデオを撮影する時に、元ビデオが再生状態にあってもよいし、つまり、再生しながら録画することを実現するように、元ビデオを再生しながらユーザビデオを録画してもよい。もちろん、ユーザビデオを撮影する時に、実際の需要に応じて、元ビデオをビデオフレーム画像のあるフレームに一時停止させてもよい。
【0037】
好ましい形態では、元ビデオのビデオ再生インターフェースによりユーザのビデオ撮影操作を受信する前に、元ビデオが再生状態であれば、ユーザのビデオ撮影操作を受信する時に、自動的に元ビデオを停止し、ビデオ撮影ウィンドウをビデオ再生インターフェースに表示し、その後、ユーザービデオの録画を開始し、元ビデオの再生を再開してもよい。もちろん、ユーザーによって元ビデオを停止した後、ユーザのビデオ撮影操作を受信する時に、ビデオ撮影ウィンドウをビデオ再生インターフェースに表示し、その後、ユーザービデオの録画を開始し、元ビデオの再生を再開してもよい。
【0038】
実際応用中、ビデオ撮影ウィンドウが、ビデオ再生インターフェースに予め設定された位置に重ねて表示されてもよい。当該予め設定された位置は、ビデオ再生インターフェースの左上隅のようなユーザの電子機器の表示インターフェースのサイズに基づいて予め配置された表示位置であってもよい。ビデオ撮影ウィンドウが元ビデオの画面内容の一部のみを遮断するように、ビデオ撮影ウィンドウのサイズを元ビデオの表示ウィンドウより小さいとする。そのうち、元ビデオを再生する時に、元ビデオ画面の遮蔽をできるだけ少なくし、元ビデオに対するユーザの視聴に影響を与えず、且つ、ビデオ撮影ウィンドウによりユーザビデオを撮影する時に、録画した画面に対するユーザの視聴に影響を与えないように、ビデオ撮影ウィンドウの初期サイズが、需要に応じて配置されてもよい。
【0039】
例えば、ユーザの電子機器の表示インターフェースのサイズに応じて、電子機器に表示されるビデオ撮影ウィンドウのサイズを自動的に調整するように配置してもよい、例えばビデオ撮影ウィンドウが電子機器の表示インターフェースの1/10または1/5である。
本発明の実施例において、ビデオ撮影ウィンドウの形状が限定されず、円形、長方形、他の形状を含め、実際の需要に応じて配置されてもよい。
本発明の実施例において、当該方法は、以下を含んでもよい。
ビデオ撮影ウィンドウに対するユーザのウィンドウ移動操作を受信する。
ウィンドウ移動操作に応答し、ビデオ撮影ウィンドウをビデオ再生インターフェースにおける相応領域に調整する。
【0040】
ここで、ビデオ撮影ウィンドウがビデオ再生インターフェースにおける位置に対するそれぞれのユーザの需要を満足するように、ユーザがビデオ撮影ウィンドウの位置を調整してもよい。実際応用中、以下のいずれかのユーザウィンドウ移動操作により、ビデオ撮影ウィンドウの位置の調整を実現することが好ましい。
【0041】
第一は、ユーザが手指のような操作部によりビデオ撮影ウィンドウをドラッグしてビデオ撮影ウィンドウの位置を調整してもよい。操作部がビデオ撮影ウィンドウを接触してドラッグすることは、ビデオ撮影ウィンドウの位置を調整することを意味する。操作部がビデオ撮影ウィンドウから離れると、すなわち、動画撮影ウィンドウをドラッグすることが停止されると、そのドラッグの停止に対応する位置は、ビデオ撮影ウィンドウがビデオ再生インターフェースにおける相応領域である。
【0042】
第二は、ユーザが、ビデオ再生インターフェースに表示される位置プログレスバーによってビデオ撮影ウィンドウの位置を調整してもよい。ユーザが、位置プログレスバーをスライドするにより、ビデオ撮影ウィンドウがビデオ再生インターフェースにおける相応領域を確認してもよい。
本発明の実施例において、当該方法は、以下を含んでもよい。
【0043】
ウィンドウ移動操作に応答し、予め配置された、ビデオ撮影ウィンドウの表示領域を限定するためのウィンドウ調整境界線をビデオ再生インターフェースに表示する。
ウィンドウ移動操作とウィンドウ調整境界線に基づいて、ビデオ撮影ウィンドウの当前表示領域を決定する。
当前表示領域に基づいて、ビデオ撮影ウィンドウをビデオ再生インターフェースにおける相応位置に調整する。
【0044】
ここで、ビデオ再生インターフェースには、ビデオ撮影ウィンドウがビデオ再生インターフェースにおける表示領域を限定するためのウィンドウ調整境界線が予め設定されてもよい。実際応用中、ビデオ撮影ウィンドウで撮影されたコンテンツが任意の電子機器の表示インターフェースに適切に表示するように、このウィンドウ調整境界線は、様々な電子機器の表示インターフェースのサイズに基づいて予め配置されてもよい。ユーザがビデオ撮影ウィンドウを調整する時に、ビデオ撮影ウィンドウに対する調整の根拠があるように、ウィンドウ調整境界線の配置に基づいて、ユーザのウィンドウ移動操作を受信するとともに、予め配置されたウィンドウ調整境界線をビデオ再生インターフェースに表示させる。
【0045】
ウィンドウは境界線は、ビデオ撮影ウィンドウがビデオ再生インターフェースにおける調整範囲を限定するためのものであり、実際応用中、必要に応じて配置するとよい。例えば、ウィンドウ調整境界線は、ビデオ再生インターフェースに予め配置された位置にあるガイドラインであってもよく、予め配置された位置は、ビデオ再生インターフェース側、下側、左側および右側の少なくとも1つの位置を含んでもよく、それぞれの位置にあるガイドラインは、ビデオ再生インターフェースにビデオ撮影ウィンドウと対応する位置の調整範囲を限定することができる。
【0046】
図3に示すビデオ再生インターフェースの略図において、一例として、ビデオ再生インターフェース側と左側にある2つのガイドラインをウィンドウ調整線(即ち、ウィンドウ調整境界線a、b)とする。ユーザは、ビデオ撮影ウィンドウfをドラッグすることで、ウィンドウ調整操作をトリガしてもよい。この操作を受信すると、ビデオ再生インターフェースにウィンドウ調整境界線a、bが表示される。本例で、ビデオ撮影ウィンドウの調整を実現するように、ユーザは、ビデオ撮影ウィンドウfを位置Aから位置Bにドラッグして、位置Bに基づいて、ビデオ再生インターフェースにおける位置Bが対応する位置にビデオ撮影ウィンドウfを調整してもよい。
【0047】
本発明の実施例において、ウィンドウ移動操作とウィンドウ調整境界線に基づいて、ビデオ撮影ウィンドウの当前表示領域を決定することは、以下を含んでもよい。
ウィンドウ移動操作に基づいて、ビデオ撮影ウィンドウの第1表示領域を決定する。
第1表示領域と任意のウィンドウ調整境界線との距離が設定距離以上である場合に、第1表示領域が当前表示領域と決定される。
第1表示領域と任意のウィンドウ調整境界線との距離が設定距離より短い場合に、第2表示領域が当前表示領域と決定される。
【0048】
ここで、第2表示領域は、第1表示領域を任意のウィンドウに向かって境界線を調整して平行移動させた領域であり、第2表示領域の少なくとも1つの位置点は、任意のウィンドウ調整境界線と重ねている。
【0049】
ここで、ウィンドウ調整境界線に限定された調整範囲内に、ビデオ撮影ウィンドウが、ウィンドウ調整境界線に近い表示領域のような好ましい表示領域を具備する。ビデオウィンドウに対するユーザの調整中、ビデオ撮影ウィンドウがビデオ再生インターフェースにおける表示領域を要求するユーザ以外、ユーザがこの好ましい表示領域を正確に取得できないので、ビデオ撮影ウィンドウの調整中の表示領域とウィンドウ調整境界線との距離は、ユーザがビデオ撮影ウィンドウをビデオ再生インターフェースにおける好ましい位置に調整することに役立つ。
【0050】
具体的に、ビデオ撮影ウィンドウの調整中、ビデオ撮影ウィンドウの第1表示領域と任意のウィンドウ調整境界線との距離が設定距離以下である場合に、ユーザがビデオ撮影ウィンドウをビデオ再生インターフェースにおける非エッジ領域のような表示位置に調整したいことを意味するかもしれない。よって、第1表示領域を当前表示領域であるビデオ撮影ウィンドウが調整しようとする領域としてもよい。第1表示領域と任意のウィンドウ調整境界線との距離が設定距離より短い場合に、元ビデオの再生インターフェースに対する遮蔽をできるだけ低減するように、ユーザがビデオ撮影ウィンドウをビデオ再生インターフェースにおけるエッジ領域に調整したいことを意味するかもしれない。この時、当前表示領域が境界線における第2表示領域と決定されてもよい。
【0051】
実際応用中、ビデオ撮影ウィンドウが矩形であり、ウィンドウ調整境界線が直線である場合、第1表示領域は矩形であり、第1表示領域を任意のウィンドウ調整境界線に向かって平行移動させた領域は、第1表示領域の任意の境界線と任意のウィンドウ調整境界線との重なりに対応する領域である。ビデオ撮影ウィンドウが円形であり、ウィンドウ調整境界線は直線である場合、第1表示領域は円形であり、第1表示領域を任意のウィンドウ調整境界線に向かって平行移動させた領域は、第1表示領域の少なくとも一つの位置点と任意のウィンドウ調整境界線との重なりに対応する領域である。境界線の調整がある場合、撮影ウィンドウをどんなに調整しても、撮影ウィンドウの表示領域は境界線を超えないことが分かる。
本発明の実施例において、当該方法は、以下を含んでもよい。
ビデオ撮影ウィンドウに対するユーザのウィンドウサイズ調整操作を受信する。
ウィンドウサイズ調整操作に応答し、ビデオ撮影ウィンドウを対応する表示サイズに調整する。
【0052】
ここで、ビデオ撮影ウィンドウのサイズは、予め設定されたデフォルト値に基づいて設定されても良いし、ユーザの実際需要に基づいて、ユーザによってビデオ撮影ウィンドウのサイズが調整されても良い。実際応用中、ビデオ再生インターフェースには、ウィンドウサイズ調整操作をトリガするためのトリガーマークが含まれる。例えば、指定トリガーボタンや入力枠であっても良いし、ユーザの音声であってもよい。
具体的には、
このトリガーマークは、ビデオ再生インターフェースに表示される仮想ボタン「ウィンドウ」であってもよく、ユーザは、このボタンにより、ウィンドウサイズ調整操作をトリガすることができ、この操作により、ビデオ撮影ウィンドウサイズの調整を実現することができる。
ステップS 130で、ユーザビデオと元ビデオを合成して、合成ビデオを取得するとよい。
【0053】
ここで、ビデオにビデオフレーム画像と音声情報との2つの部分が含まれ、ユーザビデオと元ビデオとを合成する過程中、2つのビデオにおける対応するビデオフレーム画像と音声情報とをそれぞれ合成し、最終、合成された全部のビデオフレーム画像と全部の音声情報を、合成ビデオに再合成してもよい。
【0054】
本発明の実施例において、同期合成または非同期合成を含む予め設定された合成方式に基づいて、ユーザビデオと元ビデオを合成して、合成ビデオを取得するとよい。
【0055】
本発明の実施例において、合成方式が同期合成である場合、ユーザビデオを録画する撮影過程において、撮影されたユーザビデオのビデオフレーム画像と音声情報のそれぞれを撮影時刻に再生された元ビデオのビデオフレーム画像と音声情報と合成し、対応する時刻の合成ビデオのビデオフレーム画像と音声情報を取得して、また、ユーザビデオの撮影が完成された後、合成ビデオのビデオフレーム画像の全部と音声情報の全部とを合成して、合成ビデオを取得する。
【0056】
即ち、ユーザは、ユーザビデオを録画しながら、録画したユーザビデオのビデオフレーム画像と、そのビデオフレーム画像を撮影する時の撮影時刻に対応する元ビデオのビデオフレーム画像とを合成し、また、録画したユーザビデオの音声情報と、そのビデオフレーム画像を撮影する時の撮影時刻に対応する元ビデオの音声情報とを合成し、合成ビデオ中の対応時刻に対応するビデオフレーム画像と音声情報とを取得する。ユーザビデオの撮影が完了すると、合成ビデオにおける全部時刻に対応するビデオフレーム画像と音声情報とを合成し、最終の合成ビデオを得る。
合成方式が非同期合成である場合、ユーザビデオの録画が完成された後、ユーザビデオと元ビデオとを合成して、合成ビデオを取得してもよい。
【0057】
即ち、ビデオ撮影ウィンドウによりユーザビデオを撮影する過程中、ビデオ合成を行わず、録画したユーザビデオを保存しておく、ユーザビデオの録画が完了すると、保存したユーザビデオのビデオフレーム画像と音声情報とを、それぞれに元ビデオのビデオフレーム画像とオーディオ情報と合成処理して、最終の合成ビデオを得る。
【0058】
本発明の実施例において、前記合成ビデオのビデオフレーム画像におけるユーザビデオ中のビデオフレーム画像が、元ビデオにおけるビデオフレーム画像に表示される。
【0059】
なお、本発明の実施例によって提供されるビデオ生成の方法では、元ビデオとユーザビデオを合成して合成ビデオを得る場合に、同期合成の方式を採用するか、非同期合成の方式を採用するかにかかわらず、いずれも、ユーザビデオのビデオフレーム画像と対応する元ビデオのビデオフレーム画像とを合成し、ユーザビデオのビデオフレーム画像に対応する音声情報と対応元ビデオのビデオフレーム画像に対応する音声情報とを合成し、さらに、合成したビデオフレーム画像と対応音声情報とを合成して、合成ビデオを得ることである。ここで、ビデオフレーム画像をビデオフレーム画像とを合成することは、対応する2つのビデオフレーム画像を1つのフレーム画像に合成することであり、合成した1つのフレーム画像において、ユーザビデオのビデオフレーム画像が元ビデオのビデオフレーム画像に位置することが好ましい。ここで、ビデオフレーム画像とビデオフレーム画像とを合成する場合、ユーザビデオのビデオフレーム画像のサイズは、対応する元ビデオのビデオフレーム画像のサイズより小さい。一例として、ユーザビデオの時間長は10 sであり、元ビデオの時間長も10 sであり、ユーザビデオのビデオフレーム画像と対応元ビデオのビデオフレーム画像とを合成する場合、ユーザビデオの1 s目のビデオフレーム画像を元ビデオの1 s目のビデオフレーム画像とを合成し、得られたビデオフレーム画像は対応する合成ビデオにおける1 s目のビデオフレーム画像である。上記と同じ合成方式により、ユーザビデオにおける各ビデオフレームの毎に、対応元ビデオの各ビデオフレームと順次合成して、合成ビデオを得る。
【0060】
一例として、
図4には、ユーザビデオにおける1つのビデオフレーム画像と元ビデオにおける1つのビデオフレーム画像とを合成した合成ビデオにおける1つのビデオフレーム画像が示される。図面に示すように、画像aは元ビデオにおけるビデオフレーム画像の一部であり、画像bはユーザビデオにおけるビデオフレーム画像の一部であり、画像aと画像bが合成された画像は合成後のビデオフレーム画像である。
【0061】
実際応用中、元ビデオの再生内容に基づいて、ユーザが録画したユーザビデオの時間長が元ビデオの時間長と一致しても良いし、一致しなくても良い。ユーザビデオの内容を元ビデオの内容に対応させ、ユーザの交互体験をさらに向上させるために、本発明の実施例では、ユーザビデオの時間長が元ビデオの時間長より短い場合、ユーザビデオとのビデオを合成して合成ビデオを得ることは、以下を含んでもよい。
【0062】
ユーザビデオの録画開始時刻に応じて、元ビデオにおいて録画開始時刻に対応し、かつ、ユーザビデオの時間長に一致する第1ビデオが特定される。ユーザビデオと第1ビデオとを合成し、第2ビデオを得る。第2ビデオと元ビデオにおいて第1ビデオ以外のビデオに基づいて、合成ビデオ像を得る。
【0063】
一例として、元ビデオの時間長が30秒であり、録画されたユーザビデオが20秒のみであると、ユーザビデオの録画開始時刻に応じて、元ビデオにおいて録画開始時刻に対応し、かつ、時間長が20秒であるビデオを第1ビデオとして特定し、そして、第1ビデオとユーザビデオとを合成して20秒の第2ビデオを得て、その後、第2ビデオと元ビデオ中の残された10秒のビデオとを合成し、最終、元ビデオの時間長と等しい合成ビデオを得るようにしてもよい。
【0064】
もちろん、実際応用中、元ビデオとユーザビデオとの時間長が一致しない場合、需要に応じて両者を構成する具体的な合成方式を配置してもよい。例えば、好ましい形態では、ユーザビデオと前記第1ビデオとを合成して、合成ビデオを得ることが可能であり、すなわち、元ビデオとユーザビデオを合成する際に、元ビデオにおいて第1ビデオ以外のビデオを放棄する。
【0065】
本発明の実施例において、当該方法は、以下を含んでもよい。
ビデオ再生インターフェースにより、ユーザの音量調整操作を受信する。
音量調整操作に応答し、元ビデオの音声情報および/またはユーザビデオの音声情報の音量を対応に調整する。
【0066】
ここで、ユーザの交互体験をさらに向上させるために、元ビデオおよび/またはユーザビデオの音量を調整して、異なるユーザのビデオ再生需要を満足してもよい。実際応用中、ユーザが元ビデオとユーザビデオの音量を調整する必要がない場合、撮影されたユーザビデオの音量は、予め設定された音量であってもよい。例えば、元ビデオの音量と一致する音量、或いは、予め設定された音量である。
【0067】
実際応用中、ビデオ再生インターフェースにおける音量調整用の仮想ボタンにより音量の調節を実現してもよい。音量調整用の仮想ボタンは、音量調整用のプログレスバーであってもよい。元ビデオの音量とユーザビデオの音量の調節に対応して、対応に2つの音量調整用のプログレスバーが配置されてもよい。例えば、音量調整用のプログレスバーaと音量調整用のプログレスバーbが配置され、音量調整用のプログレスバーaにより元ビデオの音量を調整し、音量調整用のプログレスバーbによりユーザビデオの音量を調整し、また、異なる標識によって音量調整プログレスバーを区別することができる。
【0068】
一例として、
図5 Aには、音量調整方式の略図が示されており、ユーザは、音量調整用のプログレスバーをスライドするにより音量を調整してもよい。このインターフェース側(標識「+」の方向)に向かってスライドすると、音量を大きくすることを示す。このインターフェースの下側(標識「-」の方向)に向かってスライドすると、音量を小さくすることを示す。実際の需要に応じて、音量調整用のプログレスバーを水平方向に設置ていもよい。すなわち、
図5Bに示す音量調整方式の略図では、このインターフェースの左側(標識「-」の方向)に向かってスライドすると、音量を小さくすることを示す。このインターフェースの右側(標識「+」の方向)に向かってスライドすると、音量を大きくすることを示す。
【0069】
なお、実際応用中、音量調整インターフェースは、ビデオ再生インターフェースと同じ表示インターフェースであっても良いし、異なる表示インターフェースであっても良い。異なる表示インターフェースであれば、ビデオ再生インターフェースによりユーザからの音量調整操作を受信すると、音量調整インターフェースを表示させ、このインターフェースにより音量を調整してもよい。好ましい形態では、ビデオの録画と再生に影響を及ぼさないために、音量調整インターフェースをビデオ再生インターフェースに重ねて表示してもよい。例えば、ビデオ再生インターフェースのエッジ位置に表示する。
本発明の実施例において、当該方法は、以下を含んでもよい。
ビデオ再生インターフェースにより、待追加特殊効果に対するユーザの特殊効果追加操作を受信する。
特殊効果追加操作に応答し、待追加特殊効果をユーザビデオに追加する。
ここで、異なるユーザのビデオ撮影の需要を満足するために、ユーザに特殊効果をユーザビデオに追加する機能を提供してもよい。
【0070】
すなわち、ユーザの特殊効果追加操作によって、ユーザビデオに選択された待追加特殊効果を追加する。この待追加特殊効果は、ユーザがビデオを撮影する前に追加してもよいし、ユーザがビデオを撮影する過程において追加してもよいし、また、ユーザがビデオを撮影する後に追加してもよい。本発明に、特殊効果の追加タイミングが限定されない。
実際の応用中、ユーザビデオに特殊効果を追加する機能は、以下の少なくとも1つの方法で実現することができる。
ビデオ再生インターフェースに表示される「特殊効果」という仮想ボタンにより特殊効果を追加する機能が実現されてもよい。
【0071】
ユーザがこのボタンをクリックする操作は、待追加特殊効果に対するユーザの特殊効果追加操作であり、このボタンに対応する特殊効果をユーザビデオに追加する。
【0072】
第二、ユーザビデオの表示インターフェースをスライドすることにより、特殊効果を追加してもよい。ユーザは指のような操作物でユーザビデオの表示インターフェースを左右向きにスライドすることにより、対応する特殊効果をユーザービデオに追加することができる。
本発明の実施例において、ビデオ撮影ウィンドウによりユーザビデオを撮影する前に、当該方法は、以下を含んでもよい。
【0073】
ビデオ再生インターフェースにより、ユーザビデオの録画方式に対するユーザ録画選択操作を受信する。録画方式は、速録画方式、遅録画方式、および標準録画方式の少なくとも一つを含む。
録画選択操作に応答し、ユーザビデオの録画方式を特定する。
【0074】
ここで、異なるユーザの需要を満足するために、ユーザビデオが撮影される前に、ユーザビデオの録画方式を選択する機能をユーザに提供してもよい。すなわち、ユーザの録画選択操作によって、選択された録画方式でユーザビデオを録画する。速録画方式の録画速度、標準録画方式の録画速度と遅録画方式の録画速度とは、順次に低減する。異なる録画方式を選択することにより、変速でユーザービデオを録画する機能を実現でき、さらにユーザーの交互体験を向上される。
【0075】
なお、上記の速録画方式と遅録画方式と標準録画方式について、その速と遅と標準とは、相対的なものであり、それぞれの録画方式の録画速度は異なっています。各録画方式の録画速度は需要に応じて配置されてもよい。例えば、速録画方式は、録画速度が第1速度であるもの、遅録画方式は、録画速度が第2速度であるもの、標準録画方式は、録画速度が第3速度であるものであり、第1速度は第3速度より大きく、第3速度は第2速度より大きい。
本発明の実施例において、ユーザビデオを元ビデオを合成して、合成ビデオを得る前に、当該方法は、以下を含んでもよい。
ユーザのビデオ保存操作および/またはビデオ発表操作を受信する。
【0076】
ビデオ保存操作に応答し、合成ビデオを現地に保存し、および/または、ビデオ発表操作に応答し、合成ビデオを発表する。ここで、合成ビデオを得る後、ユーザに合成ビデオを発表および/または保存する機能を提供してもよい。すなわち、
【0077】
ユーザのビデオ発表操作によって、合成ビデオを指定されたビデオプラットフォームに発表して、合成ビデオを分かち合うことを実現する。或いは、ユーザのビデオ保存操作によって、合成ビデオを現地に保存して、ユーザの閲覧に使用する。実際応用中、合成ビデオを得る後に、ビデオ発表インターフェースにスキップして、ビデオ発表インターフェースにより、ユーザのビデオ発表操作を受信してもよいし、ビデオ再生インターフェースにとり、直接にユーザのビデオ発表操作を受信してもよい。ここで、ビデオ発表操作は、ユーザーが「発表」という仮想ボタンをクリックすることにより取得してもよい。
本発明の実施例において、ビデオ発表操作に応答して合成ビデオを発表することは、以下を含んでもよい。
ビデオ発表操作に応答して、ユーザの合成ビデオ閲覧権限を取得する。
合成ビデオ閲覧権限に基づいて、合成ビデオを発表する。
【0078】
ここで、ユーザの合成ビデオのプライバシー需要を満足するために、ユーザに合成ビデオを閲覧する権限を設定する機能を提供する。すなわち、ユーザのビデオ発表操作により、ユーザの合成ビデオ閲覧権限を取得し、ユーザの合成ビデオ閲覧権限に応じて、合成ビデオを発表する。合成ビデオ閲覧権限により、この合成ビデオが、その合成ビデオ閲覧権限に対応するユーザしか閲覧できず、この合成ビデオ閲覧権限に許可されないユーザは、この合成ビデオを閲覧できません。実際の応用中、この合成ビデオ閲覧権限は、予め設定されてもよい。任意の発表しようとする合成ビデオに対して、該当合成ビデオ閲覧権限とする。この合成ビデオ閲覧権限は、当前合成ビデオを発表する時に配置されてもよい。対応的に、この当前合成ビデオは、配置されたプライバシー権限に基づいて発表する。
【0079】
ここで、合成ビデオ閲覧権限は、全員、友達と自分のみの少なくとも一つを含む。全員は、誰でもこの合成ビデオを閲覧できることを示す。友達は、このユーザの友達しかこの合成ビデオを閲覧できないことを示す。自分のみは、ユーザ自体しかこの合成ビデオを閲覧できないことを示す。
本発明の実施例において、当該方法は、以下を含んでもよい。
合成ビデオの配信情報を生成する。
配信情報をユーザに関連するユーザおよび/または元ビデオに関連するユーザユーザに送信する。
【0080】
ここで、この合成ビデオに関連する人に通知するために、合成ビデオを発表する時に、合成ビデオの配信情報を生成してもよい。この配信情報により、このユーザの関連ユーザ、および/または、元ビデオの関連ユーザが、この合成ビデオが発表されることを適時に分かるようにすることができる。ここで、ユーザの関連ユーザとは、ユーザと関係があるユーザを意味する。関連関係の範囲は、需要に応じて配置されてもよい。例えば、該ユーザが注目しているや該ユーザを注目している人を含んでもよいが、これらに限定することではありません。元ビデオの関連ユーザは、元ビデオの発表者と関連付けるユーザ、例えば、元ビデオ発表者と元ビデオに関連する人を含んでもよいが、これらに限定することではありません。例えば、元ビデオは、1回の連写が行われたビデオであり、こと元ビデオの発表者はユーザaであり、元ビデオが連写される前に対応する最初の元ビデオの作者はユーザbである時に、元ビデオの関連ユーザは、ユーザaとユーザbを含んでもよい。
【0081】
実際の応用中、合成ビデオを発表する時に、合成ビデオのタイトルに、相応な注目情報を付加して、当該合成ビデオの発表をどのユーザに知らせるかを示してもよい。@あるユーザの形式で配信情報の受信者を表現してもよい。
【0082】
一例では、ユーザaはユーザbを注目すると、合成ビデオを発表する時にユーザaがユーザbに関連した場合、すなわち、ユーザa@ユーザbである場合(ここで、ユーザa@ユーザbが合成ビデオのタイトルに表示されてもよい)、ユーザaがビデオを発表したことをユーザbに知らせるように、合成ビデオの配信情報をユーザbに送信する。
【0083】
別の例では、ユーザaは、ユーザbを注目したが、ユーザa@ユーザbではない場合、ユーザaが合成ビデオを発表すると、ユーザbが合成ビデオの配信情報を受信できません。
【0084】
さらに別の例では、ユーザaはユーザbを注目することなく、ユーザaが合成ビデオを発表した、この時に、@ユーザbである場合に、ユーザbが合成ビデオの配信情報を受信できる。
本発明の実施例において、当該方法は、ビデオ再生インターフェースにおける対応機能の仮想ボタンを隠すことを含んでもよい。
【0085】
実際の応用中、ビデオ再生インタフェースには、異なる機能を示す仮想標識が表示されてもよい。例えば、
図6 Aと
図6 Bに示すビデオ再生インターフェースの略図のような撮影開始を示す仮想ボタンa、撮影進捗を示すプログレスバーb、特殊効果を付加することを示す仮想ボタンc、及び、合成ビデオを発表することを示す仮想ボタンdなど。ユーザの交互体験をさらに向上させるために、
図6 Aのビデオ再生インターフェースにおける仮想ボタンaとプログレスバーb以外の他の仮想標識を隠してもよい。例えば、仮想ボタンcとdを隠してもよい。仮想ボタンcとdが隠されたインターフェースは
図6 Bに示すようなものである。仮想標識を隠すことにより、ビデオ再生インターフェースの綺麗さを維持することができる。
【0086】
実際の応用中、インターフェースに機能ボタンを隠すための仮想ボタンが設置されてもよい。このボタンにより、ユーザは、どの機能ボタンを隠す又は表示回復するかを設定できる。具体的に、このボタンに対するユーザの操作を受信する時に、ユーザがこのボタンにより、どの仮想ボタンを隠すかを選択したり、既に隠された仮想ボタンを選択して表示回復することができる。
【0087】
図1に示した方法と同じ原理に基づいて、本発明の実施例では、
図7に示すように、元ビデオのビデオ再生インターフェースにより、ユーザーのビデオ撮影操作を受信するための撮影操作受信モジュール210と、ビデオ撮影操作に応答し、ビデオ再生インターフェースにビデオ撮影ウィンドウを重ねて表示し、ユーザビデオを撮影し、また、ビデオ撮影ウィンドウによりユーザビデオを表示するためのユーザービデオ撮影モジュール220と、ユーザビデオと元ビデオを合成して、合成ビデオを取得するための合成ビデオ生成モジュール230と、を含むビデオ生成装置20が提供されている。
【0088】
本発明の実施例において、当該ビデオ生成装置は、ビデオ撮影ウィンドウによりユーザビデオを表示するとともに、元ビデオを再生するための元ビデオ再生モジュールをさらに含んでも良い。
【0089】
本発明の実施例において、合成ビデオ生成モジュール230は、予め設定された、同期合成または非同期合成を含む合成方式に基づいて、ユーザビデオと元ビデオを合成し、合成ビデオを取得してもよい。
【0090】
本発明の実施例において、合成方式が同期合成である場合、ユーザビデオを録画する撮影過程において、合成ビデオ生成モジュール230が撮影されたユーザビデオのビデオフレーム画像と音声情報のそれぞれを撮影時刻に再生された元ビデオのビデオフレーム画像と音声情報と合成し、対応する時刻の合成ビデオのビデオフレーム画像と音声情報を取得して、また、ユーザビデオの撮影が完成された後、合成ビデオのビデオフレーム画像の全部と音声情報の全部とを合成して、合成ビデオを取得してもよい。合成方式が非同期合成である場合、合成ビデオ生成モジュール230がユーザビデオの録画が完成された後、ユーザビデオと元ビデオとを合成して、合成ビデオを取得してもよい。
本発明の実施例において、合成ビデオのビデオフレーム画像におけるユーザビデオ中のビデオフレーム画像が元ビデオのビデオフレーム画像に表示される。
【0091】
本発明の実施例において、当該装置20は、ビデオ再生インターフェースにより、ユーザの音量調整操作を受信し、音量調整操作に応答し、元ビデオの音声情報及び/又はユーザビデオの音声情報の音量に対して対応する調整を行うための音量調整モジュールを含んでも良い。
【0092】
本発明の実施例において、ユーザビデオの時間長が元ビデオの時間長より短い場合、合成ビデオ生成モジュール230が、ユーザビデオの録画開始時刻に基づいて、元ビデオにおいて、録画開始時刻に対応する、ユーザビデオの時間長と一致する第1ビデオが決定されて、ユーザビデオと第1ビデオとを合成して、第2ビデオを取得して、第2ビデオおよび元ビデオ中の第1ビデオ以外のビデオに基づいて、写ビデオを取得するように配置されてもよい。
【0093】
本実施例のビデオ生成装置20は、本発明の実施例によって提供されるビデオ特殊効果付加方法を実行できる。原理は同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0094】
なお、本発明の各実施例におけるビデオ生成装置において、各モジュールで実行される動作は、本発明の各実施例におけるビデオ生成の方法のステップに対応しており、ビデオ生成装置の各モジュールの機能の詳細は、上記に示す対応ビデオ生成の方法についての説明を具体的に参照することができ、ここでは説明を省略する。
【0095】
本発明の実施例におけるビデオ生成方法と同じ原理に基づいて、本発明の実施例において、コンピュータ操作命令を記憶するためのメモリと、コンピュータ操作命令を呼び出すことで、本発明のビデオ生成方法を実行するためのプロセッサとを含むが、これらに限定されるものではない電子機器が提供され、ここでは説明を省略する。
【0096】
本発明の実施例におけるビデオ生成方法と同じ原理に基づいて、本発明の実施例において、本発明のビデオ生成方法を実行するように、コンピュータにロードされ、実行される少なくとも1つの命令、少なくとも1つのプログラム、コードセット、または命令セットを記憶するコンピュータ読み取り可能記憶媒体が提供され、ここでは説明を省略する。
【0097】
以下、
図8を参照すると、本発明の実施例を実現するために適当に使用される電子機器800の構成略図が示される。ここで、端末装置は、携帯電話機、ノートパソコン、デジタル放送受信機、PDA(Personal Digital Assistant)、PAD(タブレットコンピューター)、PMP(携帯型メディアプレイヤー)、車載端末(例えば、カーナビゲーション端末)などの携帯端末やデジタルTV、デスクトップ型コンピュータなどの固定端末を含んでいてもよいが、これらに限定されない。
図8に示された電子機器は一例に過ぎない、本発明の実施例に係る機能や利用範囲には何ら制限もない。
【0098】
図8に示すように、電子機器800は、処理装置(例えば、CPU、GPUなど)801を備えていてもよい。ROM(Read Only Memory)802に記憶されているプログラムや、記憶装置808からRAM(Random Access Memory)803にロードされたプログラムに従って、各動作や処理を適切に実行できる。RAM 803には、電子機器800の操作に必要する各プログラムやデータも記憶されている。これらの処理装置801、ROM 802、およびRAM 803は、バス804により相互に接続されている。バス804に、入出力インタフェース805も接続されている。
【0099】
一般に、例えばタッチスクリーン、タッチパネル、キーボード、マウス、カメラ、マイクロフォン、加速度センサ、ジャイロなどを含む入力装置806と、例えば液晶ディスプレイ(LCD)、スピーカ、振動器などを含む出力装置807と、例えばテープ、ハードディスクなどを含む記憶装置808と、通信装置809のような装置がI/Oインターフェース805に接続されてもよい。
【0100】
通信装置809は、電子機器800が他のデバイスと無線または有線通信してデータを交換することを許可する。
図8は、様々な装置を有する電子機器800を示しているが、図示された全ての装置を実施や具備する必要がないと理解されたい。その代わりに、より多い装置やより少ない装置を実施または備える。
【0101】
特に、本発明の実施例によれば、上述の参照用フローチャートに説明された過程は、コンピュータソフトウェアプログラムとして実現されてもよい。例えば、本発明の実施例は、フローチャートに示される方法を実行するためのプログラムコードを含み、コンピュータ読み取り可能媒体に搭載されたコンピュータプログラムを備えるコンピュータプログラム製品を含む。このような実施例において、このコンピュータプログラムは、通信デバイス809を介してネットワークからダウンロードおよびインストールされ、記憶デバイス808からインストールされ、またはROM 802からインストールされてもよい。このコンピュータプログラムが処理装置801によって実行される時に、本発明の実施例の方法で限定された上記の機能が実行される。
【0102】
なお、本発明に記載されたコンピュータ読み取り可能媒体は、コンピュータ読み取り可能信号媒体、コンピュータ読み取り可能記憶媒体、または上記両方の任意の組合せであっても良い。コンピュータ読み取り可能記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光、電磁、赤外線、または半導体に関わるシステム、装置、素子、または以上の任意の組み合わせであっても良いが、これらに限定されない。
【0103】
コンピュータ読み取り可能記憶媒体のより具体的な例は、一又は複数本の導電路を有する電気接続、携帯型コンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、不揮発性メモリ(EPROMやフラッシュメモリ)、光ファイバ、携帯型コンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光記憶素子、磁気記憶素子、または上記の任意の適切な組み合わせであっても良いが、これらに限定されない。本発明で、コンピュータ読み取り可能記憶媒体は、指令実行システム、装置、素子に使用され、またそれらに組み合わせて使用されるプログラムを含むまたは記憶する任意の有形媒体であってもよい。本発明で、コンピュータ読み取り可能信号媒体は、ベースバンドに含まれ、または、搬送波の一部として伝播され、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードが搭載されたデータ信号を含んでもよい。このような搬送されたデータ信号は、電磁信号、光信号、または上記の任意の適切な組み合わせを含んでもよいが、これらに限定されなく、様々な形式を採用できる。コンピュータ読み取り可能信号媒体は、指令実行システム、装置、素子によって使用又はそれらに組み合わせて使用されるプログラムを送信、伝播または送信するコンピュータ読み取り可能記憶媒体以外の任意のコンピュータ読み取り可能媒体であってもよい。コンピュータ読み取り可能媒体に含まれるプログラムコードは、任意の適切な媒体で伝播でき、電線、光ケーブル、RF(無線周波数)または上記の任意の適切な組み合わせを含んでもよいが、これらに限定されない。
上記コンピュータ読み取り可能媒体は、上記電子機器に含まれてもよいし、単独で存在し、該電子機器に装着されなくてもよい。
【0104】
前記コンピュータ読み取り可能媒体は、一又は複数のプログラムを搭載し、前記一又は複数のプログラムが該電子機器に実行される時に、該電子機器を少なくとも二つのIP ( Internet Protocol )アドレスを取得され、ノード評価装置に、少なくとも二つのIPアドレスを含むノード評価要求を送信する。ここで、ノード評価装置は、少なくとも二つのIPアドレスから、IPアドレスを選択して返信して、ノード評価装置が返信されたIPアドレスを受信する。ここで、取得したIPアドレスは、コンテンツ配信ネットワークにおけるエッジノードを指示する。
【0105】
又は、前記コンピュータ読み取り可能媒体は、一又は複数のプログラムを搭載し、前記一又は複数のプログラムが該電子機器に実行される時に、該電子機器を少なくとも二つのIPアドレスを含むノード評価要求を受信され、少なくとも二つのIPアドレスから、IPアドレスを選択し、選択されたIPアドレスを返信する。ここで、受信されたIPアドレスは、コンテンツ配信ネットワークにおけるエッジノードを指示する。
【0106】
本発明の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、一又は複数のプログラミング言語又はそれらの組み合わせで記述されてもよい。プログラミング言語は、Java、Smalltalk、C ++などのオブジェクトに対するプログラミング言語を含む。また、C言語のような一般的なプロセス設計言語又は類似のプログラミング言語を含む。
【0107】
プログラムコードは、完全にユーザコンピュータに実行され、部分的にユーザコンピュータに実行され、一つの独立ソフトウェアパッケージとして実行され、一部がユーザコンピュータに実行されるとともに一部が遠方のコンピュータに実行され、又は、完全に遠方のコンピュータやサーバに実行されてもよい。遠方のコンピュータを使用する場合、遠方のコンピュータは、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などの任意の種類のネットワークを介してユーザコンピュータに接続されていてもよいし、外部のコンピュータに接続されていてもよい(例えば、インターネットサービスプロバイダを利用してインターネットを介して接続される)。
【0108】
図面のフローチャートとブロック図は、本発明の様々な実施例に基づくシステム、方法、及びコンピュータプログラム製品が実現できるアーキテクチャ、機能、と操作を示している。この方面について、フローチャートやブロック図の各ブロックは、一又は複数の所定の論理機能を実現するための実行可能命令を含むモジュール、プログラムセグメント、またはコードの一部を表示してもよい。なお、代替としての実施において、ブロックに示されている機能は、図面に示されるものとは異なる順序で発生してもよい。例えば、2つの連続して表されるブロックは、実際、基本的に並行でき、逆の順序で実行されることもあり、関連機能に応じて定める。なお、ブロック図および/またはフローチャートの各ブロック、及び、ブロック図および/またはフローチャートのブロック組みは、所定の機能や操作を実行するための専用のハードウェアに基づくシステムで実現されてもよいし、専用のハードウェアとコンピュータ指令との組み合わせで実現されてもよい。
【0109】
以上の説明は、本発明の好ましい実施例と運用される技術原理についての説明に過ぎない。当業者は、本発明に係る開示範囲は、上記の技術的特徴が特定に組み合わせられた技術的手段に限定されず、上記の開示の主旨を逸脱しない限り、上記の技術的特徴又はその均等な特徴を任意に組み合わせて構成する他の技術的な手段も含んでると理解できる。例えば、上記の特徴は、本発明で開示する(ただし、これらに限定されない)類似の機能を有する技術的特徴と相互に置き換えられて構成する技術的な手段であってもよい。