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特許7053940集塵ボックス組立体、エアコン室内機及びエアコン
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-04-04
(45)【発行日】2022-04-12
(54)【発明の名称】集塵ボックス組立体、エアコン室内機及びエアコン
(51)【国際特許分類】
   F24F 1/0071 20190101AFI20220405BHJP
【FI】
F24F1/0071
【請求項の数】 15
(21)【出願番号】P 2021500080
(86)(22)【出願日】2019-05-27
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2021-10-28
(86)【国際出願番号】 CN2019088515
(87)【国際公開番号】W WO2020007136
(87)【国際公開日】2020-01-09
【審査請求日】2021-02-02
(31)【優先権主張番号】201821038691.4
(32)【優先日】2018-07-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】517344192
【氏名又は名称】広東美的制冷設備有限公司
【氏名又は名称原語表記】GD MIDEA AIR-CONDITIONING EQUIPMENT CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】Lingang Road,Beijiao,Shunde,Foshan,Guangdong,China
(73)【特許権者】
【識別番号】512237419
【氏名又は名称】美的集団股▲フン▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】MIDEA GROUP CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】B26-28F, Midea Headquarter Building, No.6 Midea Avenue, Beijiao, Shunde, Foshan, Guangdong 528311 China
(74)【代理人】
【識別番号】100112656
【弁理士】
【氏名又は名称】宮田 英毅
(74)【代理人】
【識別番号】100089118
【弁理士】
【氏名又は名称】酒井 宏明
(72)【発明者】
【氏名】蔡志才
【審査官】奈須 リサ
(56)【参考文献】
【文献】特開2017-67431(JP,A)
【文献】特開2013-57460(JP,A)
【文献】特開2009-198158(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第107894088(CN,A)
【文献】中国実用新案第202521740(CN,U)
【文献】中国特許出願公開第107906615(CN,A)
【文献】韓国公開特許第10-2007-0055927(KR,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F24F 1/00-13/32
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
エアコン室内機に用いられる集塵ボックス組立体であって、
内部に格納チャンバーが設けられ、前記格納チャンバーと連通している集塵口と排塵口とを有するボックス本体と、
前記ボックス本体と可動に接続されて、前記集塵口を開閉するように配置されている集塵蓋と、
前記ボックス本体と回動可能に接続されて、かつ排塵口に対して回動できる吸塵蓋と、
前記吸塵蓋を前記排塵口に近づく方向へ復元運動をするように駆動する復元部材と、
前記吸塵蓋の前記排塵口に面する側に位置する排塵バッフルであって、一方側は前記吸塵蓋と当接するように配置され、他方側は前記排塵口を開閉するように配置されている排塵バッフルとを含む
ことを特徴とする集塵ボックス組立体。
【請求項2】
前記ボックス本体内には取付板が設置され、前記取付板は前記格納チャンバーを取付チャンバーと集塵チャンバーに仕切って、前記排塵口は前記取付チャンバーのチャンバー壁に設けられ、前記取付チャンバーと前記集塵チャンバーとが連通しており、前記集塵口は前記集塵チャンバーのチャンバー壁に設けられ、
前記吸塵蓋は前記排塵口に対して揺動するよう、取付板と枢動可能に接続される
ことを特徴とする請求項1に記載の集塵ボックス組立体。
【請求項3】
前記排塵バッフルは前記取付チャンバーのチャンバー壁と回動可能に接続されて、前記排塵バッフルと前記吸塵蓋との回動軸線の延伸方向が一致している
ことを特徴とする請求項2に記載の集塵ボックス組立体。
【請求項4】
前記排塵バッフルの回動軸線と前記吸塵蓋の回動軸線とが間隔を置いて設置されている
ことを特徴とする請求項3に記載の集塵ボックス組立体。
【請求項5】
前記吸塵蓋の前記排塵バッフルに面する側には当接凸起が突設され、前記当接凸起は前記排塵バッフルと当接する
ことを特徴とする請求項3に記載の集塵ボックス組立体。
【請求項6】
前記当接凸起には案内斜面が設けられ、前記案内斜面は、前記排塵バッフルの回動軸線から遠く離れた側の縁部と摺動可能に当接する
ことを特徴とする請求項5に記載の集塵ボックス組立体。
【請求項7】
前記排塵バッフルには、その一方の縁部近くに、かつその両端に向かう方向に、それぞれ枢動軸が延びており、前記取付チャンバーのチャンバー壁に、前記枢動軸に対応するように軸孔が設けられ、
前記排塵バッフルの一方の枢動軸に近い位置に弾性開口が開けられている
ことを特徴とする請求項3に記載の集塵ボックス組立体。
【請求項8】
前記集塵ボックス組立体はさらに前記取付チャンバーのチャンバー壁に取り付けられたねじりばね固定座を含み、前記ねじりばね固定座には回転軸が設置され、
前記復元部材は前記回転軸に外嵌されているねじりばねであり、前記ねじりばねは一端が前記取付チャンバーのチャンバー壁と当接し、他端が前記吸塵蓋と当接する
ことを特徴とする請求項2に記載の集塵ボックス組立体。
【請求項9】
前記排塵バッフルの、前記吸塵蓋側の反対側に、掃除機の吸塵管口と当接する密封防止凸起が突設され、前記密封防止凸起は可動に前記排塵口を貫通する
ことを特徴とする請求項1に記載の集塵ボックス組立体。
【請求項10】
前記密封防止凸起はその凸出方向において先細りに設置されている
ことを特徴とする請求項9に記載の集塵ボックス組立体。
【請求項11】
前記集塵口と前記排塵口は前記ボックス本体の長さ方向に沿って並んで配置され、かつ前記集塵口と前記排塵口は前記ボックス本体の異なる側に分かれて位置する
ことを特徴とする請求項1に記載の集塵ボックス組立体。
【請求項12】
前記ボックス本体にはさらに通風口が設置され、前記通風口と前記集塵口は前記ボックス本体の両端の近くに分かれて設置されている
ことを特徴とする請求項1に記載の集塵ボックス組立体。
【請求項13】
前記集塵蓋は前記吸塵蓋と一体に設置されている
ことを特徴とする請求項1から12の何れか一項に記載の集塵ボックス組立体。
【請求項14】
ケース、フィルタ、除塵機構及び請求項1から13の何れか一項に記載の集塵ボックス組立体を含むエアコン室内機であって、前記ケースには吸気口、送風口、吸塵口及び前記吸気口と送風口とを連通させる熱交換通路が設置されて、前記フィルタは前記吸気口のところに取り付けられ、前記除塵機構は前記フィルタに取り付けられ、前記集塵ボックス組立体は前記フィルタの近くに設置され、前記集塵ボックス組立体のボックス本体の集塵口は前記フィルタに向きあうように設置され、前記ボックス本体の排塵口は前記吸塵口と連通するように設置されている
ことを特徴とするエアコン室内機。
【請求項15】
エアコン室外機と請求項14に記載のエアコン室内機を含むエアコンであって、前記エアコン室内機は前記エアコン室外機と配管によって連通している
ことを特徴とするエアコン。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は2018年7月2日に提出された、発明名称が「集塵ボックス組立体、エアコン室内機及びエアコン」、出願番号が「201821038691.4」である中国特許出願の優先権を主張する。
【0002】
本願はエアコンの技術分野に関し、特に集塵ボックス組立体、エアコン室内機及びエアコンに関する。
【背景技術】
【0003】
人々の生活レベルの向上に伴い、エアコンは既に、人々の日常生活に欠かせない電器の一つになっており、エアコンは通常、エアコン室内機とエアコン室外機とを含み、エアコン室内機については、通常その吸気口にフィルタを設置することで、エアコン室内機の内部に入る空気に対してろ過を行う。エアコン室内機の長時間運転において、ほこりはだんだんフィルタ上に付着して、フィルタに汚れや目詰まりの問題を起こさせる。フィルタがほこりまみれになるのを防止して、フィルタの汚れや目詰まりといった欠陥を避けるために、通常吸気口のところに除塵機構と集塵ボックスとを取り付ける。除塵機構はフィルタ上のほこりを擦り落とすためのものであり、集塵ボックスは除塵機構によって擦り落としたほこりを受けるためのものである。
【0004】
集塵ボックス内に収集されたほこりを掃除するために、集塵ボックスには排塵口が設けられ、さらには外部から掃除機を接続する方法で、集塵ボックス内のほこりを吸着して持ち出す。集塵ボックスの排塵口には吸塵蓋が設置され、吸塵蓋の排塵口に対する回動により、排塵口を開閉する。集塵ボックスの排塵口とパネルの吸塵口とは気密に密着するが、実際の応用では、吸塵蓋の回動調整範囲が比較的小さく、排塵口と吸塵口との密着を保証するために、吸塵口と吸塵蓋との距離も比較的近くなっている。しかし集塵ボックスを他のエアコンの機種に応用する場合、パネルの吸塵口と吸塵蓋との間の距離が比較的遠い場合があり、これで、吸塵蓋で排塵口を閉めるのを保証する場合、排塵口と吸塵口との密着を実現することが難しく、集塵ボックス内のほこりが集塵ボックスと吸塵口との隙間からエアコンの内部に入り込んで、エアコンの内部を汚染してしまう。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本願の主な目的は、パネルの吸塵口と吸塵蓋との間隔が比較的大きい時、排塵口と吸塵口が気密に密着しやすくするための、エアコン室内機に用いられる集塵ボックス組立体を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を実現するために、本願が提案する集塵ボックス組立体は、
内部に格納チャンバーが設けられ、前記格納チャンバーと連通している集塵口と排塵口とを有するボックス本体と、
前記ボックス本体と可動に接続されて、前記集塵口を開閉する集塵蓋と、
前記ボックス本体と回動可能に接続されて、かつ排塵口に対して回動できる吸塵蓋と、
前記吸塵蓋を前記排塵口に近づく方向へ復元運動をするように駆動する復元部材と、
前記吸塵蓋の前記排塵口に面する側に位置する排塵バッフルであって、一方側は前記吸塵蓋と当接するために用いられ、他方側は前記排塵口を開閉するために用いられる排塵バッフルとを含む。
【0007】
好ましくは、前記ボックス本体内には取付板が設置され、前記取付板は前記格納チャンバーを取付チャンバーと集塵チャンバーに仕切って、前記排塵口は前記取付チャンバーのチャンバー壁に設けられ、前記取付チャンバーと前記集塵チャンバーとが連通しており、前記集塵口は前記集塵チャンバーのチャンバー壁に設けられ、
前記吸塵蓋は前記排塵口に対して揺動するよう、取付板と枢動可能に接続される。
【0008】
好ましくは、前記排塵バッフルは前記取付チャンバーのチャンバー壁と回動可能に接続されて、前記排塵バッフルと前記吸塵蓋との回動軸線の延伸方向が一致している。
【0009】
好ましくは、前記排塵バッフルの回動軸線と前記吸塵蓋の回動軸線とが間隔を置いて設置されている。
【0010】
好ましくは、前記吸塵蓋の前記排塵バッフルに面する側には当接凸起が突設され、前記当接凸起は前記排塵バッフルと当接する。
【0011】
好ましくは、前記当接凸起には案内斜面が設けられ、前記案内斜面は、前記排塵バッフルの回動軸線から遠く離れた側の縁部と摺動可能に当接する。
【0012】
好ましくは、前記排塵バッフルには、その一方の縁部近くに、かつその両端に向かう方向に、それぞれ枢動軸が延びており、前記取付チャンバーのチャンバー壁に、前記枢動軸に対応するように軸孔が設けられ、
前記排塵バッフルの一方の枢動軸に近い位置に弾性開口が開けられている。
【0013】
好ましくは、前記集塵ボックス組立体はさらに前記取付チャンバーのチャンバー壁に取り付けられたねじりばね固定座を含み、前記ねじりばね固定座には回転軸が設置され、前記復元部材は前記回転軸に外嵌されているねじりばねであり、前記ねじりばねは一端が前記取付チャンバーのチャンバー壁と当接し、他端が前記吸塵蓋と当接する。
【0014】
好ましくは、前記排塵バッフルの、前記吸塵蓋側の反対側に、掃除機の吸塵管口と当接する密封防止凸起が突設され、前記密封防止凸起は可動に前記排塵口を貫通する。
【0015】
好ましくは、前記密封防止凸起はその凸出方向において先細りに設置されている。
【0016】
好ましくは、前記集塵口と前記排塵口は前記ボックス本体の長さ方向に沿って並んで配置され、かつ前記集塵口と前記排塵口は前記ボックス本体の異なる側に分かれて位置する。
【0017】
好ましくは、前記ボックス本体にはさらに通風口が設置され、前記通風口と前記集塵口は前記ボックス本体の両端の近くに分かれて設置されている。
【0018】
好ましくは、前記集塵蓋は前記吸塵蓋と一体に設置されている。
【0019】
本願は更に、ケース、フィルタ、除塵機構及び集塵ボックス組立体を含むエアコン室内機を提案し、集塵ボックス組立体はボックス本体、集塵蓋、吸塵蓋、復元部材及び排塵バッフルとを含み、前記ボックス本体内には格納チャンバーが設けられ、前記ボックス本体は前記格納チャンバーと連通している集塵口と排塵口とを有し、前記集塵蓋は前記ボックス本体と可動に接続されて、前記集塵口を開閉し、前記吸塵蓋は前記ボックス本体と回動可能に接続されて、かつ排塵口に対して回動でき、前記復元部材は前記吸塵蓋を前記排塵口に近づく方向へ復元運動をするように駆動し、前記排塵バッフルは前記吸塵蓋の前記排塵口に面する側に位置し、前記排塵バッフルの一方側は前記吸塵蓋と当接するために用いられ、他方側は前記排塵口を開閉するために用いられ、前記ケースには吸気口、送風口、吸塵口及び前記吸気口と送風口とを連通させる熱交換通路が設置されて、前記フィルタは前記吸気口のところに取り付けられ、前記除塵機構は前記フィルタ上に取り付けられ、前記集塵ボックス組立体は前記フィルタの近くに設置され、前記集塵ボックス組立体のボックス本体の集塵口は前記フィルタに向きあうように設置され、前記ボックス本体の排塵口は前記吸塵口と連通するように設置されている。
【0020】
本願は更に、エアコン室外機とエアコン室内機とを含むエアコンを提案し、前記エアコン室内機と前記エアコン室外機とは配管によって連通しており、前記エアコン室内機はケース、フィルタ、除塵機構及び集塵ボックス組立体を含み、集塵ボックス組立体はボックス本体、集塵蓋、吸塵蓋、復元部材及び排塵バッフルとを含み、前記ボックス本体内には格納チャンバーが設けられ、前記ボックス本体は前記格納チャンバーと連通している集塵口と排塵口とを有し、前記集塵蓋は前記ボックス本体と可動に接続されて、前記集塵口を開閉し、前記吸塵蓋は前記ボックス本体と回動可能に接続されて、かつ排塵口に対して回動でき、前記復元部材は前記吸塵蓋を前記排塵口に近づく方向へ復元運動をするように駆動し、前記排塵バッフルは前記吸塵蓋の前記排塵口に面する側に位置し、前記排塵バッフルの一方側は前記吸塵蓋と当接するために用いられ、他方側は前記排塵口を開閉するために用いられ、前記ケースには吸気口、送風口、吸塵口及び前記吸気口と送風口とを連通させる熱交換通路が設置されて、前記フィルタは前記吸気口のところに取り付けられ、前記除塵機構は前記フィルタ上に取り付けられ、前記集塵ボックス組立体は前記フィルタの近くに設置され、前記集塵ボックス組立体のボックス本体の集塵口は前記フィルタに向きあうように設置され、前記ボックス本体の排塵口は前記吸塵口と連通するように設置されている。
【0021】
本願の技術案では、排塵バッフルを増設することで、吸塵蓋と排塵口の位置が比較的遠い場合、吸塵蓋と排塵バッフルとの当接により、排塵バッフルで排塵口の開閉を実現し、この場合、排塵バッフルで排塵口の開閉を実現する上で、パネルの吸塵口を排塵口と密着するように設置しやすくして、さらには集塵ボックス組立体に対して吸塵掃除を行う際、ほこりが吸塵口と排塵口との隙間からエアコン室内機の内部に入り込むことを避けて、エアコン室内機の内部を汚染してしまうリスクを回避できる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
本願実施例及び従来技術の技術案をより明確に説明するため、以下では、実施例或いは従来技術の説明に必要とされる添付図面を簡単に紹介する。下記説明における添付図面は本願の一部の実施例に過ぎないことは明らかであって、当業者にとって、創造的な労働を行わないことを前提に、これらの添付図面が示す構造により他の添付図面を得ることができる。
【0023】
図1】本願のエアコン室内機の一実施例の部分構造模式図である。
図2図1におけるエアコン室内機の排塵口が閉鎖状態にある時の内部構造模式図である。
図3図2のAでの部分拡大図である。
図4図2におけるエアコン室内機の排塵口が開放状態にある時の内部構造模式図である。
図5図2におけるエアコン室内機の集塵ボックス組立体の構造模式図である。
図6図4におけるエアコン室内機の集塵ボックス組立体の構造模式図である。
図7図5における集塵ボックス組立体のボックス本体の部分構造模式図である。
図8図5における集塵ボックス組立体の吸塵蓋の部分構造模式図である。
図9図5における集塵ボックス組立体の排塵バッフルの一つの角度から見た構造模式図である。
図10図5における集塵ボックス組立体の排塵バッフルのもう一つの角度から見た構造模式図である。
【0024】
添付図面を参照して、実施例と組み合わせて本願目的の実現、機能特徴及び長所をさらに説明する。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下では、本願実施例における図面と組み合わせ、本願実施例における技術案を明確且つ完全に説明する。説明される実施例は本願の全ての実施例ではなく、本願の一部の実施例に過ぎないことは明らかである。本願における実施例に基づいて、当業者が創造的な労働を行わないことを前提に得た全ての他の実施例は、本願の保護する範囲に属す。
【0026】
本願実施例で方向性指示(例えば上、下、左、右、前、後...)に関わる場合、当該方向性指示はある特定の姿勢(添付図面に示す)における各部品間の相対的位置関係、運動状況等を説明するためだけに用いられ、もし当該特定の姿勢が変わる場合、当該方向性指示もそれ相応に変化する。
【0027】
また、本願実施例において「第一」、「第二」等の説明に関わる場合、当該「第一」、「第二」等の説明は、説明のために利用されるだけであって、その相対的重要性を提示又は暗示する、或いは提示される技術的特徴の数を暗示的に指定すると理解されるべきではない。これにより、「第一」、「第二」に限定された特徴は明示的或いは暗示的に少なくとも一つの当該特徴を含んでもよい。また、各実施例の技術案は互いに組み合わせることができる。ただし、当業者が実現できることがその前提である。技術案の組み合わせに矛盾が生じるか、実現できない場合には、このような技術案の組み合わせが存在せず、且つ本願が請求する保護範囲にないと理解されるべきである。
【0028】
本願では、エアコン室内機内に用いられる集塵ボックス組立体を提案する。エアコン室内機は壁掛け式室内機、天井吊り下げ式室内機或いは床置式室内機などとすることができる。以下では、壁掛け式室内機を例として、集塵ボックス組立体に対して具体的に説明する。
【0029】
壁掛け式室内機について、その吸気口にはフィルタと除塵機構が設置されており、フィルタは吸気口を経て入り、かつ熱交換を行う空気をろ過するためのものであり、除塵機構はフィルタ上のほこりを擦り落とすためのものである。いくつかの実施例では、この除塵機構は転動毛ブラシを含み、この転動毛ブラシは駆動モータ及び関連する駆動組立体の駆動の下で、フィルタの表面に沿って転動して、さらにはフィルタ上のほこりを擦り落とすことが可能である。しかし、除塵機構の実現態様はこれだけではなく、さらに他の態様によって実現できるが、ここでは改めて逐一説明しない。集塵ボックス組立体の作用としては、除塵機構によって擦り落としたほこりを収集することである。集塵ボックス組立体が収集したほこりを掃除するために、掃除機などの類の吸引装置を通して、集塵ボックス組立体の内部に対して吸塵掃除を行ってもよい。
【0030】
本願の一つの実施例において、図1から図6に示すように、この集塵ボックス組立体30はボックス本体300、集塵蓋310、吸塵蓋320、復元部材330及び排塵バッフル350を含み、ボックス本体300内には格納チャンバー303が設けられ、ボックス本体300は格納チャンバー303と連通している集塵口301と排塵口302とを有し、集塵蓋310はボックス本体300と可動に接続されて、集塵口301を開閉し、吸塵蓋320はボックス本体300と回動可能に接続されて、かつ排塵口302に対して回動でき、復元部材330は吸塵蓋320を排塵口302に近づく方向へ復元運動をするように駆動し、排塵バッフル350は吸塵蓋320の排塵口302に面する側に位置し、排塵バッフル350の一方側は吸塵蓋320と当接するために用いられ、他方側は排塵口302を開閉するために用いられる。
【0031】
ボックス本体300は通常、壁掛け式室内機のフレーム20に取り付けられ、ボックス本体300の取り付け及び後のボックス本体300に対する取り外しや掃除を便利にするために、ボックス本体300はねじ、バックル或いは磁気吸着などの方法でフレーム20に取り外し可能に固定されている。ボックス本体300の集塵口301は除塵機構の下方に位置し、その具体的な位置としては、除塵機構によって擦り落とされたほこりが格納チャンバー303内に落ちるのを保証することを基準とする。ボックス本体300を取り外すことで、格納チャンバー303内に収集されたほこりを掃除できるが、この掃除方式は比較的煩雑である。一方、ボックス本体300に排塵口302を設けることで、ボックス本体300に対する掃除を容易にできる。即ち、外部から掃除機を接続する方法で、掃除機を排塵口302と連通させることで、格納チャンバー303内のほこりを簡単に吸い出すことが可能である。
【0032】
壁掛け式室内機の外観の美観度を保証するために、集塵ボックス組立体30のボックス本体300は通常、パネル10の内側に設置され、パネル10には排塵口302に対応するように、掃除機のアダプターを挿入する吸塵口100が設けられていることは、説明しておく必要がある。ボックス本体300の排塵口302と吸塵口100とが連通しており、かつ排塵口302の縁部は吸塵口100の縁部と気密に密着するか、或いは気密に当接した方がよく、これにより掃除機による吸塵過程において、ほこりは吸塵口100と排塵口302との隙間から壁掛け式エアコンの内部に拡散しないことを保証して、吸塵過程によって内部が汚染される欠陥を回避する。
【0033】
ボックス本体300の排塵口302のところには吸塵蓋320、排塵バッフル350と復元部材330とが設置されて、吸塵蓋320はボックス本体300と回動可能に接続され、吸塵蓋320は排塵口302に対して回動でき、排塵バッフル350は吸塵蓋320の排塵口302に面する側に位置し、復元部材330は弾性復元効果を有し、自身の弾力の作用の下で、吸塵蓋320を、排塵口302に近づく方向へ復元運動をするように駆動できる。復元部材330の作用の下で、吸塵蓋320は、排塵バッフル350が排塵口302をカバーするように、排塵バッフル350を駆動する。
【0034】
先行技術において、吸塵蓋320で排塵口302を直接カバーする案と比べて、本実施例では、排塵バッフル350を増設して、そして排塵バッフル350で排塵口302に対するカバーを実現して、さらには排塵口302の設置位置を拡張することで、ボックス本体300の排塵口302をパネル10の吸塵口100と対応するように設置しやすくできる。吸塵蓋320と排塵口302の位置が比較的遠い場合(吸塵口100は排塵口302と対向して密着するように設置されているので、吸塵蓋320と吸塵口100の位置も相対的に遠い)、吸塵蓋320と排塵バッフル350との当接により、排塵バッフル350で排塵口302の開閉を実現することは、理解できるであろう。つまり、排塵バッフル350で排塵口302の開閉を実現する上で、パネル10の吸塵口100を排塵口302と密着するように設置しやすくして、さらには集塵ボックス組立体30に対して吸塵掃除を行う際、ほこりが吸塵口100と排塵口302との隙間から壁掛け式室内機1の内部に入り込むことを避けて、壁掛け式室内機1の内部を汚染してしまうリスクを回避できる。
【0035】
以下では、本集塵ボックス組立体30の作動原理を簡単に説明する。
【0036】
除塵状態において、図3を参照し、かつ図5を組み合わせて示すように、壁掛け式室内機の除塵機構が作動し始めて、ボックス本体300の集塵蓋310は集塵口301を開放し、この際、ほこりはボックス本体300の格納チャンバー303内に収集される。復元部材330の作用の下で、排塵バッフル350はボックス本体300の排塵口302を閉め、つまり、排塵口302は常閉状態にある。
【0037】
吸塵状態では、図4を参照し、かつ図6を組み合わせて示すように、使用者は掃除機のアダプターをパネル10の吸塵口100に挿入し、この際、アダプターは排塵バッフル350を突き上げる。この時、排塵口302は開けられて、ボックス本体300の集塵蓋310は集塵口301を部分的に閉めるか、完全に閉めて、掃除機による吸着作用の下で、格納チャンバー303内のほこりはボックス本体300から吸い出されて、ボックス本体300に対する吸塵掃除を実現する。
【0038】
ボックス本体300にもっぱら通風のための通風口を設置することが可能で、こうして、掃除機でボックス本体300に対して吸塵を行う際、ボックス本体300に空気を補充して、ボックス本体300内に負圧が生じるのを防止して、掃除機の作動を容易にすることが可能である。もちろん、いくつかの変形実施例において、上記ボックス本体300に通風口を単独で設置するだけでなく、集塵口301を一部閉じる方法で通風口の機能を実現してもよい。
【0039】
本実施例において、好ましくは、ボックス本体300に通風口が設置され、通風口と集塵口301はボックス本体300の両端の近くに分かれて設置されている。こうして、掃除機でボックス本体300内に対して吸着を行う際、ボックス本体300の気流はボックス本体300の片端からボックス本体300の他端へ流れて、さらにはボックス本体300内のほこりを全て吸い出せるようにする。
【0040】
さらに、除塵機構によって擦り落とされたほこりをより良く収集するために、このボックス本体300は好ましくは、フィルタの長さ方向に沿って設置され、集塵口301も好ましくフィルタの長さ方向に沿うようにする。
【0041】
図5から図8を参照し、吸塵蓋320を取り付けやすくするために、本実施例では、ボックス本体300内には取付板307が設置され、取付板307は格納チャンバー303を取付チャンバー305と集塵チャンバー304に仕切って、集塵チャンバー304と取付チャンバー305はボックス本体300の長さ方向に沿って並んで配置され、排塵口302は取付チャンバー305のチャンバー壁にあって、集塵口301は集塵チャンバー304のチャンバー壁にあって、取付チャンバー305と集塵チャンバー304とが互いに連通し、吸塵蓋320は取付板307と枢動可能に接続され、これにより、吸塵蓋320を排塵口302に対して揺動するようにする。復元部材330の作用の下で、吸塵蓋320が排塵口302に近づく時、吸塵蓋320の駆動により、排塵バッフル350は排塵口302を閉めて、掃除機のアダプターが排塵バッフル350を突き上げる時、吸塵蓋320は排塵バッフル350とともに突き上げられて、復元部材330は圧縮される。この時、掃除機は取付チャンバー305の内部と連通している。
【0042】
排塵バッフル350の取付方式としては、複数種類あり、例えば、排塵バッフル350は吸塵蓋320の排塵口302に面する側に固定されてもよく、或いは、排塵バッフル350は取付チャンバー305のチャンバー壁と回動可能に接続されてもよい。本実施例では、排塵バッフル350は好ましくは、取付チャンバー305のチャンバー壁と回動可能に接続されて、排塵バッフル350と吸塵蓋320との回動軸線の延伸方向が一致している。こうして、排塵バッフル350自身は回動できるので、掃除機のアダプターが排塵バッフル350に当接する時、排塵バッフル350自身は排塵口302に対して回動して、さらに排塵口302を開けることが可能である。
【0043】
さらに、排塵バッフル350の回動軸線と吸塵蓋320の回動軸線とが間隔を置いて設置され、この場合、排塵バッフル350と吸塵蓋320との両者の回動中心は一定の間隔を持ち、排塵バッフル350が吸塵蓋320に当接する時、排塵口302の設置できる位置の位置エリアがより大きく、さらには排塵口302の縁部を吸塵口100の縁部と密着しやすくする。
【0044】
上記実施例において、吸塵蓋320と排塵バッフル350との当接をより良く実現するために、吸塵蓋320の排塵バッフル350に面する側には当接凸起321が突設され、当接凸起321は排塵バッフル350と当接する。こうして、吸塵蓋320及び/又は排塵バッフル350自身の厚さを減少でき、さらには両者の確実な当接を保証できる。
【0045】
吸塵蓋320と排塵バッフル350が回動過程においても比較的よい当接効果を実現できるようにしやすくするために、上記当接凸起321には案内斜面322が設けられ、案内斜面322は排塵バッフル350の回動軸線から遠く離れた側の縁部と摺動可能に当接する。吸塵蓋320と排塵バッフル350が同時に回動し、かつその回動軸線が異なり、さらには、吸塵蓋320と排塵バッフル350との当接位置が回動過程において移動するので、案内斜面322を設置することで、吸塵蓋320と排塵バッフル350の回動を容易にできることは、理解できるであろう。
【0046】
図6図7を参照し、かつ図9図10を組み合わせて示すように、本実施例では、排塵バッフル350には枢動軸351が設置され、取付チャンバー305のチャンバー壁には軸孔306が設置されており、排塵バッフル350の取付を容易にするために、本実施例では、排塵バッフル350の構造に対して相応の改良を行なって、この排塵バッフル350の具体的な構造は以下になる。
【0047】
排塵バッフル350には、その一方の縁部近くに、かつ両端に向かう方向に、それぞれ枢動軸351が延びており、取付チャンバー305のチャンバー壁に、枢動軸351に対応するように軸孔306が設けられ、排塵バッフル350の一方の枢動軸351に近い位置に弾性開口352が開けられている。
【0048】
弾性開口352を設置することで、弾性開口352に近い側の枢動軸351に一定の弾性を持たせることができ、即ち、もう一つの枢動軸351に向かう方向に収縮できるようにして、さらには枢動軸351を軸孔306内に装着しやすくして、排塵バッフル350の簡単な取付を実現することは、理解できるであろう。
【0049】
本実施例において、集塵ボックス組立体30はさらに取付チャンバー305のチャンバー壁に取り付けられたねじりばね固定座340を含み、ねじりばね固定座340には回転軸341が設置され、復元部材330は回転軸341に外嵌されているねじりばねであり、ねじりばねは一端が取付チャンバー305のチャンバー壁と当接し、他端が吸塵蓋320と当接する。もちろん、他の実施例では、回転軸341は取付チャンバー305のチャンバー壁に直接設置でき、あるいは、復元部材330は他の弾性片、引張りばねなどの弾性部材としてもよい。
【0050】
さらに、掃除機で吸塵する時、排塵バッフル350が掃除機の吸塵管口を閉塞するのを避けるために、本実施例では、排塵バッフル350の吸塵蓋320側の反対側に、掃除機の吸塵管口と当接する密封防止凸起353が凸出して設けられ、密封防止凸起353は可動に排塵口302を貫通する。こうして、掃除機のアダプターをパネル10の吸塵口100に挿入し、アダプターは吸塵口100から排塵口302内に延びて、アダプターの吸塵管口の縁部は密封防止凸起353と当接し、吸塵管口と排塵バッフル350との当接面積を減少させ、さらには排塵バッフル350のバッフル面が吸塵管口を遮って閉塞しないようにする。
【0051】
吸塵管口が遮られて、閉塞されるのをより良く防止するために、上記密封防止凸起353はその凸出方向において先細りに設置され、こうして、密封防止凸起353と吸塵管口との当接面積がより小さくなり、さらに掃除機と排塵口302との有効な連通を保証する。
【0052】
本実施例では、集塵口301と排塵口302はボックス本体300の長さ方向に沿って並んで配置され、かつ集塵口301と排塵口302はボックス本体300の異なる側に分かれて位置する。この場合、集塵口301の位置としては、フィルタに向かうように設置し、排塵口302の位置としては、パネル10に向かうように設置することで、パネル10の吸塵口100を排塵口302と位置合わせしやすくして、設計の難易度を下げる。
【0053】
集塵蓋310と吸塵蓋320は独立して設置でき、つまり、集塵蓋310が独立して集塵口301を開閉し、吸塵蓋320も独立して回動して、排塵口302を閉めるように排塵バッフル350を駆動し、集塵蓋310も吸塵蓋320と一体に設置でき、かつ、集塵蓋310が集塵口301を開ける時、吸塵蓋320は排塵バッフル350に当接して、それに排塵口302を閉めさせ、排塵バッフル350が吸塵蓋320を突き上げる時、排塵口302は開放状態にあるが、この時、集塵蓋310は集塵口301を閉めている。本実施例において、集塵蓋310は好ましく吸塵蓋320と一体に設置され、この場合、集塵ボックス組立体30の構造緊密さを向上させることが可能である。
【0054】
図1図2を参照し、本願は更に、ケース、フィルタ、除塵機構及び集塵ボックス組立体30を含むエアコン室内機1を提案した。この集塵ボックス組立体30の具体的な構造については、上記実施例を参照されたい。本エアコン室内機1は上記全ての実施例の全ての技術案を採用したので、少なくとも上記実施例の技術案がもたらす全ての有益効果を有し、ここでは改めて逐一説明しない。前記ケースには吸気口、送風口、吸塵口100及び前記吸気口と送風口とを連通させる熱交換通路が設置されて、前記フィルタは前記吸気口のところに取り付けられ、前記除塵機構は前記フィルタ上に取り付けられ、前記集塵ボックス組立体30は前記フィルタの近くに設置され、前記集塵ボックス組立体30のボックス本体300の集塵口301は前記フィルタに向きあうように設置され、前記ボックス本体300の排塵口302は前記吸塵口100と連通するように設置されている。
【0055】
除塵機構はフィルタ上のほこりを擦り落とすためのもので、集塵ボックスは除塵機構によって擦り落としたほこりを受けるためのものであり、集塵ボックス内に収集されたほこりは外部から掃除機を接続する方法で吸着して掃除できることは、理解できるであろう。このエアコン室内機1は壁掛け式室内機、天井吊り下げ式室内機或いは床置き式室内機などとすることが可能である。
【0056】
本願は更に、エアコン室外機とエアコン室内機を含むエアコンを提案した。前記エアコン室内機は前記エアコン室外機と配管によって連通し、このエアコン室内機の具体的な構造については、上記実施例を参照されたい。本エアコンは、上記全ての実施例の全ての技術案を採用したので、少なくとも上記実施例の技術案がもたらす全ての有益効果を有し、ここでは逐一贅言しない。
【0057】
以上に述べたことは本願の好ましい実施例に過ぎず、それによって本願の特許の範囲を制限するわけではない。本願の発明構想の下で、本願の明細書及び添付図面の内容を利用してなされた等価構造変換、或いは他の関連する技術分野への直接/間接的な応用は、何れも本願の特許の保護範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0058】
1 エアコン室内機
10 パネル
20 フレーム
30 集塵ボックス組立体
100 吸塵口
300 ボックス本体
301 集塵口
302 排塵口
303 格納チャンバー
304 集塵チャンバー
305 取付チャンバー
306 軸孔
307 取付板
310 集塵蓋
320 吸塵蓋
321 当接凸起
322 案内斜面
330 復元部材
340 ねじりばね固定座
341 回転軸
350 排塵バッフル
351 枢動軸
352 弾性開口
353 密封防止凸起
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10