(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-04-08
(45)【発行日】2022-04-18
(54)【発明の名称】吐出具及び吐出容器
(51)【国際特許分類】
B65D 83/00 20060101AFI20220411BHJP
【FI】
B65D83/00 K
(21)【出願番号】P 2017254356
(22)【出願日】2017-12-28
【審査請求日】2020-07-06
(73)【特許権者】
【識別番号】000006909
【氏名又は名称】株式会社吉野工業所
(74)【代理人】
【識別番号】100147485
【氏名又は名称】杉村 憲司
(74)【代理人】
【識別番号】230118913
【氏名又は名称】杉村 光嗣
(74)【代理人】
【識別番号】100154003
【氏名又は名称】片岡 憲一郎
(72)【発明者】
【氏名】阿部 孝之
【審査官】田中 一正
(56)【参考文献】
【文献】特開2004-121889(JP,A)
【文献】特表2003-528010(JP,A)
【文献】米国特許第04382521(US,A)
【文献】特開2008-137715(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D 83/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
容器本体の口部に設けられた雄ねじに螺合する雌ねじを有する装着筒部を備え、前記口部に着脱可能に装着される装着キャップと、
該装着キャップによって前記口部に保持されるポンプと、
前記ポンプの駆動により前記容器本体に収容された内容物を外部に吐出する吐出口と、を備える吐出具であって、
前記装着筒部は、該装着筒部の周方向において前記雌ねじが設けられたねじ領域と、前記雌ねじが設けられていない間欠領域とを有し、
前記間欠領域に、前記装着筒部の径方向内側に弾性変形可能な薄肉部が形成されており、
前記薄肉部は、前記装着筒部の外周面に設けられた外側凹部と、前記装着筒部の内周面であって、前記外側凹部の背面に設けられた内側凹部とにより形成されて
おり、
前記外側凹部は、正面視で略矩形状であり、
前記内側凹部は、正面視で略矩形状であり、
一つの前記外側凹部の背面には、一つの前記内側凹部のみが配置されている、吐出具。
【請求項2】
前記装着キャップは、前記装着筒部の周方向に間隔を空けて設けられた複数の前記薄肉部を有する、請求項1に記載の吐出具。
【請求項3】
前記装着キャップは、前記装着筒部の外周面に設けられた外側凹部の縁部に形成される段差状の指掛け部を有する、請求項1又は2に記載の吐出具。
【請求項4】
前記装着筒部には、前記薄肉部の上方及び下方の少なくとも何れかに、前記薄肉部よりも肉厚が厚い補強部が設けられている、請求項1~3の何れか一項に記載の吐出具。
【請求項5】
内容物の収容空間を区画形成する容器本体と、
前記容器本体の口部に装着された請求項1~4の何れか一項に記載の吐出具と、を備える、吐出容器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、内容物を収容する容器本体の口部に保持され、容器本体内の内容物を吐出口から吐出するための吐出具、及び当該吐出具を備えた吐出容器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、洗剤、化粧料、または食品等の内容物を収容する容器本体と、容器本体の口部に装着されて内容物を外部に吐出する吐出具とを備えた様々な形態の吐出容器が用いられている。
【0003】
例えば特許文献1には、容器本体の口部に着脱可能にねじ結合する装着キャップ(ベースキャップ)と、装着キャップによって口部の内側に保持されるポンプと、当該ポンプの上部に設けられた押下げヘッドとを備え、押下げヘッドの押し下げ操作によりポンプを駆動して内容物を吐出口から吐出可能とされた吐出具が提案されている。
【0004】
上記のような吐出具を容器本体に保持するための装着キャップは、中央に開口が形成された頂壁と、頂壁の外縁部から垂下する円筒状の装着筒部を備え、装着筒部の内周面には、口部に設けられた雄ねじ部に螺合する雌ねじ部が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、例えば内容物を使い切った後で、容器本体に新たな内容物を詰め替える際には、吐出具を容器本体の口部から一時的に取り外す必要がある。その際、装着キャップの外周面を把持して螺脱方向に回転させることによって、当該装着キャップと共にポンプ及び押下げヘッドを口部から取り外すことができる。
【0007】
しかしながら、装着キャップの外周面は円筒状であり、また、場合によっては内容物が当該装着キャップの外周面に付着して滑り易くなっていることもあるため、装着キャップを回転させて取り外すことが困難になる虞がある。
【0008】
それゆえ本発明は、容器本体の口部に対する吐出具の着脱の際に、装着キャップの回転操作を容易化した吐出具、及び吐出容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の吐出具は、容器本体の口部に設けられた雄ねじに螺合する雌ねじを有する装着筒部を備え、前記口部に着脱可能に装着される装着キャップと、
該装着キャップによって前記口部に保持されるポンプと、
前記ポンプの駆動により前記容器本体に収容された内容物を外部に吐出する吐出口と、を備える吐出具であって、
前記装着筒部は、該装着筒部の周方向において前記雌ねじが設けられたねじ領域と、前記雌ねじが設けられていない間欠領域とを有し、
前記間欠領域に、前記装着筒部の径方向内側に弾性変形可能な薄肉部が形成されており、
前記薄肉部は、前記装着筒部の外周面に設けられた外側凹部と、前記装着筒部の内周面であって、前記外側凹部の背面に設けられた内側凹部とにより形成されており、
前記外側凹部は、正面視で略矩形状であり、
前記内側凹部は、正面視で略矩形状であり、
一つの前記外側凹部の背面には、一つの前記内側凹部のみが配置されていることを特徴とするものである。
【0010】
なお、本発明の吐出具は、前記装着キャップは、前記装着筒部の周方向に間隔を空けて設けられた複数の前記薄肉部を有することが好ましい。
【0012】
また、本発明の吐出具は、前記装着キャップは、前記装着筒部の外周面に設けられた外側凹部の縁部に形成される段差状の指掛け部を有することが好ましい。
【0013】
また、本発明の吐出具は、前記装着筒部には、前記薄肉部の上方及び下方の少なくとも何れかに、前記薄肉部よりも肉厚が厚い補強部が設けられていることが好ましい。
【0014】
また、本発明の吐出容器は、内容物の収容空間を区画形成する容器本体と、
前記容器本体の口部に装着された上記の何れかの吐出具と、を備えることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、容器本体の口部に対する吐出具の着脱の際に、装着キャップの回転操作を容易化した吐出具、及び吐出容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図1】本発明の一実施形態に係る吐出容器の、側面視における部分断面図である。
【
図2A】
図1の吐出容器における装着キャップのみを半部を断面で示す側面図である。
【
図3A】装着キャップの変形例において、半部を断面で示す側面図である。
【
図4A】装着キャップの他の変形例において、半部を断面で示す側面図である。
【
図5A】装着キャップの他の変形例において、半部を断面で示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、
図1~
図3を参照して、本発明の一実施形態に係る吐出容器1について詳細に例示説明する。なお、本明細書において上方及び下方とは、それぞれ、
図1に示すように容器本体10を起立させ、装着キャップ30を取り付けた状態での上方及び下方を意味するものであり、容器本体10の胴部11に対して口部12が位置する側(
図1における上方)を上方、逆側(
図1における下方)を下方とする。
【0018】
図1に示すように、本実施形態に係る吐出容器1は、容器本体10と、吐出具20とを備える。容器本体10は、内容物を収容する収容空間Sを形成する有底筒状の胴部11と、胴部11の上部に連なる円筒状の口部12とを有するボトル状を成し、口部12の外周面には、雄ねじ13が形成されている。なお、口部12に装着キャップ30を着脱可能であれば、容器本体10の形状は特に限定されない。
【0019】
吐出具20は、装着キャップ30と、ポンプ40と、吐出口53を有する押下げヘッド50とを備える。
図1に示す吐出具20の装着キャップ30を単独で
図2A、
図2Bに示す。なお、
図2Aは、装着キャップ30の右側の半部のみを断面図で示している。
【0020】
装着キャップ30は、円筒状の装着筒部31と、装着筒部31の上部に連なる内向きフランジ32と、内向きフランジ32の内周縁部から起立するガイド筒部33と、内向きフランジ32の内周縁部から垂下する環状の垂下部34と、を備える。ガイド筒部33は、後述する押下げヘッド50の接続筒部51の外周面を取り囲んでいる。またガイド筒部33の内周面には、接続筒部51の外周面とガイド筒部33の内周面との隙間を封止するためのシール片33aが設けられている。
【0021】
装着筒部31の内周面には、口部12の雄ねじ13に螺合する雌ねじ35が設けられている。雌ねじ35は、装着筒部31の周方向における少なくとも一部が間欠するように設けられている。すなわち、装着筒部31は、周方向において雌ねじ35が設けられたねじ領域Xと、雌ねじ35が設けられていない間欠領域Yとを有する。
【0022】
図2Bに示すように、本例では、周方向における4箇所にねじ領域Xが均等に配置されている。周方向に隣接するねじ領域Xの間に間欠領域Yが配置されており、4つの間欠領域Yが周方向に均等に配置されている。
【0023】
間欠領域Yには、装着筒部31における他の部分(ねじ領域Xを含む)と比較して肉厚が薄くなっている薄肉部36が設けられている。本例において、薄肉部36は、装着筒部31の内周面に設けられた内側凹部37と、外周面に設けられた外側凹部38とによって形成されている。
【0024】
薄肉部36は、装着筒部31の径方向内側に弾性変形可能に構成されており、装着筒部31の外周面側から薄肉部36を押圧すると、当該薄肉部36が径方向内側に弾性変形することとなる。このような構成により、口部12に対して装着キャップ30を着脱する際に、薄肉部36を内側に押し込むように装着キャップ30を把持することで、薄肉部36が径方向内側に弾性変形して指が掛かり易くなり、装着キャップ30を回転させる際の滑りを防止することができる。特に、径の大きい泡吐出容器等の装着キャップの場合、本願構造は有効である。
【0025】
また、装着筒部31に薄肉部36を設けたことにより、装着キャップ30の軽量化を図ることができるので、材料コストも低減することができる。
【0026】
薄肉部36は、装着筒部31の周方向において、少なくとも1箇所に設けられていればよいが、指を掛けられる部分が複数箇所にあることで滑りを防止する効果を発揮し易くなるため、周方向に間隔を空けて複数箇所に設けられていることが好ましい。また、薄肉部36の位置、形状及び大きさは特に限定されない。
【0027】
内側凹部37は、正面視で略矩形状に形成されており、装着筒部31の下端から内向きフランジ32まで延在している。外側凹部38は、装着筒部31の周方向に延在する上下の縁部と、軸方向に平行な左右の縁部とを有する正面視で略矩形状となっている。内側凹部37及び外側凹部38の形状は図示例に限られず、適宜変更可能である。
【0028】
外側凹部38の左右の縁部には、段差状の指掛け部38aが形成されている。これにより、口部12に対して装着キャップ30を着脱する際に、指掛け部38aに指を掛けることができるので、装着キャップ30を回転させる際の滑りをより確実に抑制することができる。
【0029】
また、本例の外側凹部38は、装着筒部31の高さ方向(上下方向)の中間部に形成されており、外側凹部38の上下にそれぞれ、薄肉部36よりも肉厚が厚い上側補強部38bと下側補強部38cが設けられている。このように装着筒部31には、薄肉部36の上方及び下方の少なくとも何れかに、薄肉部36よりも肉厚が厚い補強部(上側補強部38b、下側補強部38c)が設けられていることが好ましい。これにより、装着筒部31の過度の強度低下を抑制することができ、薄肉部36近傍の塑性変形等を防止することができる。
【0030】
ポンプ40は、装着キャップ30の内側で、口部12に保持される。ポンプ40は、装着キャップ30の内側において、口部12から収容空間S内に垂下されるシリンダ部材41を備える。シリンダ部材41は、収容空間S内の内容物を下端開口から取り込む吸引管42に連なる小径筒部41aと、小径筒部41aの上方に連なる大径筒部41bと、大径筒部41bの上端部から外側に延在する環状のフランジ部41cと、を備える。
【0031】
小径筒部41aの内側には、その内面に摺動可能な液用ピストン43と、この液用ピストン43を弾性支持するスプリング44と、先端に弁体を有するポペット45と、液用ピストン43の上部に接続される中空ステム46と、が配置されており、これによって、内容物の吸引、加圧、排出機構を構成している。中空ステム46の上部には、収容空間Sから小径筒部41a内を介して送出された内容物と、外部から大径筒部41b内を介して導入された空気とが合流する混合室Rが区画形成されている。
【0032】
また、大径筒部41bには、中空ステム46の外周側に保持され、大径筒部41bの内周面に摺動可能な空気用ピストン47が配置されており、これによって、空気の吸引、加圧、排出機構を構成している。空気用ピストン47には、吸気の際にのみ開口する弁体48が設けられている。なお、フランジ部41cは、管状のシール部材49(パッキン)を介して口部12の上端と内向きフランジ32の間に挟持されている。
【0033】
押下げヘッド50は、中空ステム46の上部に接続される接続筒部51と、接続筒部51の上方に連なり、前方に突出するノズル部52とを備える。ノズル部52の先端開口が吐出口53を構成している。
【0034】
押下げヘッド50の接続筒部51の内側には、ジェットリング54及び発泡部材55が配置されている。また、接続筒部51の内側下部において、中空ステム46の上部に設けられた環状の弁座部46aに載置されたボール弁体56によって逆止弁が構成されている。
【0035】
押下げヘッド50を押下げることにより、吐出容器1から内容物を泡状に吐出することができる。押下げヘッド50を押下げると、下降した液用ピストン43によって小径筒部41a内の内容物が加圧され、中空ステム46の内側の内容物流路を通過してボール弁体56を押し上げて混合室R内に流れ込む。また、これと同時に、押下げヘッド50を押下げたことにより下降した空気用ピストン47によって、大径筒部41b内の空気が加圧され、空気の通路を介して混合室R内に流れ込む。大径筒部41b内から混合室Rまでの空気の通路は、中空ステム46の外周面と、空気用ピストン47の内周面及び接続筒部51の内周面との間の隙間、並びに、ジェットリング54の下部外周面と、中空ステム46の上部内周面との間の隙間等により構成される。なお、このようなポンプ40の構造は適宜変更可能である。
【0036】
混合室Rにおいて内容物と空気は混合されて泡状となり、さらに発泡部材55を通過してきめ細かい泡状となった内容物が、ノズル部52を介して吐出口53から吐出される。押下げヘッド50の押圧を解除すると、スプリング44に付勢されて、液用ピストン43、空気用ピストン47及び押下げヘッド50は上昇して元の位置に戻る。液用ピストン43の上昇に伴い、小径筒部41a内には収容空間Sから吸引管42を介して吸い上げられた内容物が再び充填される。同様に、空気用ピストン47の上昇に伴い、大径筒部41b内には、空気(外気)が導入される。なお、このような吸気時の空気の流路(吸気流路)は、装着筒部31の内周面と口部12の外周面との間に形成される隙間、フランジ部41cの上端と内向きフランジ32の下面との間の隙間、空気用ピストン47の上方の空間、空気用ピストン47に形成された孔47a等で構成され、吸気の際には弁体48が開く。
【0037】
本例では、装着筒部31の内周面に、雌ねじ35が設けられていない間欠領域Yを設けているため、装着筒部31の内周面と口部12の外周面との間に充分な大きさの隙間が形成されており、これにより、装着筒部31の内周面と口部12の外周面との間の隙間を介した吸気をスムーズに行うことができる。
【0038】
図3A、3B、
図4A、4B、及び
図5A、5Bは、本発明の変形例を示している。
図3A、3Bの装着キャップ130は、先の実施形態における外側凹部38を設けておらず、薄肉部36を内側凹部37のみで形成した形態を示している。この場合、装着キャップ30の外部から薄肉部36の位置が確認できるように、目印となる縦リブ39を設けることが好ましい。縦リブ39は、装着筒部31の外周面から突出し、軸方向に平行となるように直線状に延在する形状とすることができる。この場合、縦リブ39は、装着キャップ30を着脱する際に指を掛けることで、滑りを抑制する機能も有する。なお、このような、薄肉部36の位置を確認するための目印は、
図3A、3Bに示す縦リブ39に限らず、他の形状の突起もしくは溝としてもよいし、あるいは、印刷等により装着キャップ30の外表面に設けた記号や文字等の表示部としてもよい。
【0039】
図4A、4Bの装着キャップ230は、外側凹部38が装着筒部31の上端まで延びているものである。このような構成とすることで、外側凹部38の上方にアンダーカットが形成されないため、金型で成形する際の離型が容易となる。
【0040】
図5A、5Bの装着キャップ330は、外側凹部38が装着筒部31の下端から上端まで延びているものである。このような構成とすることで、外側凹部38の上方及び下方にアンダーカットが形成されないため、金型で成形する際の離型が容易となる。
【0041】
前述したところは、本発明の一実施形態を示したにすぎず、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。例えば、ガイド筒部33にシール片33aを設けずに、接続筒部51の外周面とガイド筒部33の内周面との隙間を介して、大径筒部41b内に外気を導入する構成としてもよい。
【0042】
また、先の実施形態では押下げヘッド50の押し下げ操作によって、内容物を吐出する構成としたが、これに限られず、軸部を支点に揺動可能な操作レバーの牽曳操作によってポンプを駆動させて内容物を吐出する構成としてもよい。また、先の実施形態では装着キャップ30の内側にポンプ40が設けられていたが、装着キャップの外側にポンプが配置されていてもよい。さらに、内容物の吐出形態は、泡状に限らず、液状、スプレー状、又はシャワー状等としてもよく、吐出形態を切り替える構成を吐出口に設けてもよい。
【符号の説明】
【0043】
1:吐出容器
10:容器本体
11:胴部
12:口部
13:雄ねじ
20:吐出具
30:装着キャップ
31:装着筒部
32:内向きフランジ
33:ガイド筒部
33a:シール片
34:垂下部
35:雌ねじ
36:薄肉部
37:内側凹部
38:外側凹部
38a:指掛け部
38b:上側補強部(補強部)
38c:下側補強部(補強部)
39:縦リブ
40:ポンプ
41:シリンダ部材
41a:小径筒部
41b:大径筒部
41c:フランジ部
42:吸引管
43:液用ピストン
44:スプリング
45:ポペット
46:中空ステム
46a:弁座部
47:空気用ピストン
47a:孔
48:弁体
49:シール部材
50:押下げヘッド
51:接続筒部
52:ノズル部
53:吐出口
54:ジェットリング
55:発泡部材
56:ボール弁体
R:混合室
S:収容空間
X:ねじ領域
Y:間欠領域