(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-04-13
(45)【発行日】2022-04-21
(54)【発明の名称】焚火台
(51)【国際特許分類】
F24B 1/195 20060101AFI20220414BHJP
A47J 37/07 20060101ALI20220414BHJP
F24C 1/16 20210101ALI20220414BHJP
【FI】
F24B1/195
A47J37/07
F24C1/16 B
(21)【出願番号】P 2022005445
(22)【出願日】2022-01-18
【審査請求日】2022-01-18
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】522023510
【氏名又は名称】日下 義晴
(74)【代理人】
【識別番号】100160990
【氏名又は名称】亀崎 伸宏
(72)【発明者】
【氏名】日下 義晴
【審査官】土屋 正志
(56)【参考文献】
【文献】特開2021-175930(JP,A)
【文献】特開2020-020500(JP,A)
【文献】中国実用新案第203302910(CN,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F24B 1/195
A47J 37/07
F24C 1/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
中心軸として機能するピンと、
互いに重ねられた状態で前記ピンに対して回動可能に取り付けられ、前記ピンを中心に個々に回動することで展開及び縮小が可能な略扇形の複数の金属板を有し、該複数の金属板の展開時に該複数の金属板が互いに接続及びその解除が可能に接続されることで、下方に凸となる略円錐面を形成する台座と、
前記台座の下方に位置するように前記ピンに対して回動可能に取り付けられ、前記台座を支持する複数の脚部と、を備えていることを特徴とする
焚火台。
【請求項2】
前記複数の脚部は、それぞれ、
相対的に長く、屈曲又は湾曲が可能な長脚部と、
相対的に短く、下端又はその近傍の部分が前記長脚部における下端又はその近傍の部分に着脱可能に固定されることで、該長脚部を屈曲又は湾曲した状態に維持する短脚部と、を有していることを特徴とする
請求項1に記載の焚火台。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、焚火台に関する。
【背景技術】
【0002】
キャンプにおいては、料理や夜間のあかり等のために焚火を行うが、多くのキャンプ場では、環境保全や防火の観点から地面への直火が禁止されている。このように地面への直火が禁止されている場合には、焚火台(例えば、特許文献1~3参照)等を用いて焚火を行うことになる。焚火台には種々のタイプのものが存在しているが、キャンプ場へ携帯する荷物を少なくする観点からは、コンパクトなものが好まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2020-020500号公報
【文献】特開2004-205105号公報
【文献】特許第2666044号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1及び2に記載の焚火台によれば、分解することで、コンパクトに携帯できるが、分解したパーツの紛失を防止する必要があり、パーツの管理の観点で改善の余地がある。特許文献3に記載の焚火台によれば、折り畳むことはできるが、底板の上面に取っ手となるロッドが突き出ている等、嵩張るものであり、携帯性の観点で改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、携帯性に優れ、かつ、パーツの管理が容易な焚火台を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明は、中心軸として機能するピン(例えば、後述するピン2)と、互いに重ねられた状態で前記ピンに対して回動可能に取り付けられ、前記ピンを中心に個々に回動することで展開及び縮小が可能な略扇形の複数の金属板(例えば、後述する金属板30,31,32)を有し、該複数の金属板の展開時に該複数の金属板が互いに接続及びその解除が可能に接続されることで、下方に凸となる略円錐面を形成する台座(例えば、後述する台座3)と、前記台座の下方に位置するように前記ピンに対して回動可能に取り付けられ、前記台座を支持する複数の脚部(例えば、後述する脚部4)と、を備えていることを特徴とする焚火台(例えば、後述する焚火台1)である。
【0007】
本発明によれば、複数の金属板を展開することで、焚火台として使用することができ、使用後には、複数の金属板を縮小することでコンパクトに携帯できる。また、本発明によれば、パーツを分解せずに、複数の金属板の展開及び縮小をすることができるので、パーツの管理が容易である。
【0008】
(2)本発明はまた、前記複数の脚部は、それぞれ、相対的に長く、屈曲又は湾曲が可能な長脚部(例えば、後述する長脚部40)と、相対的に短く、下端又はその近傍の部分が前記長脚部における下端又はその近傍の部分に着脱可能に固定されることで、該長脚部を屈曲又は湾曲した状態に維持する短脚部(例えば、後述する短脚部41)と、を有していることを特徴とする上記(1)に記載の焚火台である。
【0009】
本発明によれば、長脚部を屈曲又は湾曲した状態に維持することで、台座を地面から確実に離すことができ、焚火台として安全に使用することができる。また、本発明によれば、使用後には、長脚部が屈曲又は湾曲した状態を解除することでコンパクトに携帯できる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、携帯性に優れ、かつ、パーツの管理が容易な焚火台を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】本発明の第1実施形態に係る焚火台の正面図であり、使用するために展開した状態を示す。
【
図2】
図1に示す焚火台の平面図であり、使用するために展開した状態を示す。
【
図3】
図1に示す焚火台の底面図であり、使用するために展開した状態を示す。
【
図4】
図1に示す焚火台の正面図であり、携帯するために縮小した状態を示す。
【
図5】
図1に示す焚火台の平面図であり、携帯するために縮小した状態を示す。
【
図6】
図1に示す焚火台の底面図であり、携帯するために縮小した状態を示す。
【
図7】
図1に示す焚火台を構成する金属板の平面図である。
【
図8】
図1に示す焚火台を構成する金属板の平面図である。
【
図9】
図1に示す焚火台を構成する金属板の平面図である。
【
図10】
図1に示す焚火台を構成する長脚部の平面図である。
【
図11】
図1に示す焚火台を構成する短脚部の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る焚火台1について詳細に説明する。
【0013】
まず、
図1~
図11を用いて、焚火台1について説明する。
図1は、焚火台1の正面図であり、使用するために展開した状態を示す。
図2は、焚火台1の平面図であり、使用するために展開した状態を示す。
図3は、焚火台1の底面図であり、使用するために展開した状態を示す。
図4は、焚火台1の正面図であり、携帯するために縮小した状態を示す。
図5は、焚火台1の平面図であり、携帯するために縮小した状態を示す。
図6は、焚火台1の底面図であり、携帯するために縮小した状態を示す。
図7は、焚火台1を構成する金属板30の平面図である。
図8は、焚火台1を構成する金属板31の平面図である。
図9は、焚火台1を構成する金属板32の平面図である。
図10は、焚火台1を構成する長脚部40の平面図である。
図11は、焚火台1を構成する短脚部41の平面図である。
【0014】
図1~
図6に示す焚火台1は、火をつけるための薪等を載せるための用具である。この焚火台1は、使用するために展開した状態(
図1~
図3参照)と、携帯するために縮小した状態(
図4~
図6参照)と、を切り替えることが可能になっている。具体的に、焚火台1は、ピン2と、台座3と、複数の脚部4と、を備えている。
【0015】
ピン2は、焚火台1の中心軸として機能する。このピン2には、台座3を構成する複数の金属板30,31,32、脚部4を構成する複数の長脚部40、及び脚部4を構成する複数の短脚部41が、それぞれ、回動可能に取り付けられている。
【0016】
台座3は、火をつけるための薪等を載せる台として機能する。具体的に、台座3は、金属板30と、複数の金属板31と、金属板32と、を有している。なお、本実施形態では、複数の金属板30,31,32が合計で6枚の場合を例に説明する。
【0017】
図7に示すように、金属板30は、1つの円弧とその両端を通る2つの半径とで囲われた略扇形であり、その中心角は略60度(=360度/6枚)である。この金属板30は、中心角となる部分の近傍に、ピン2(
図2~
図6参照)が挿入されることで回動中心となる軸孔30aを有している。また、金属板30は、2つの半径のうち一方(
図7における左側)の半径に沿った部分に、他の金属板32(
図9参照)との接続を可能にする係止孔30b,30cを有している。さらに、金属板30は、2つの半径のうち他方(
図7における右側)の半径に沿った部分に、他の金属板31(
図8参照)との接続を可能にする係止孔30d,30eを有している。
【0018】
図8に示すように、金属板31は、1つの円弧とその両端を通る2つの半径とで囲われた略扇形であり、その中心角は略60度(=360度/6枚)である。この金属板31は、中心角となる部分の近傍に、ピン2(
図2~
図6参照)が挿入されることで回動中心となる軸孔31aを有している。また、金属板31は、2つの半径のうち一方(
図8における左側)の半径に沿った部分に、他の金属板30(
図7参照),31との接続を可能にする係止片31b,31cを有している。さらに、金属板31は、2つの半径のうち他方(
図8における右側)の半径に沿った部分に、他の金属板31,32(
図9参照)との接続を可能にする係止孔31d,31eを有している。
【0019】
図9に示すように、金属板32は、1つの円弧とその両端を通る2つの半径とで囲われた略扇形であり、その中心角は略60度(=360度/6枚)である。この金属板32は、中心角となる部分の近傍に、ピン2(
図2~
図6参照)が挿入されることで回動中心となる軸孔32aを有している。また、金属板32は、2つの半径のうち一方(
図9における左側)の半径に沿った部分に、他の金属板31(
図8参照)との接続を可能にする係止片32b,32cを有している。さらに、金属板32は、2つの半径のうち他方(
図9における右側)の半径に沿った部分に、他の金属板30(
図7参照)との接続を可能にする係止片32d,32eを有している。
【0020】
図1~
図6に戻って説明する。複数の金属板30,31,32は、互いに重ねられた状態でピン2に対して回動可能に取り付けられている。台座3は、複数の金属板30,31,32がピン2を中心に個々に回動することで展開及び縮小が可能になっている。この台座3は、複数の金属板30,31,32の展開時に当該金属板30,31,32が互いに接続及びその解除が可能に接続されることで、下方に凸となる略円錐面を形成する。なお、中心角が略60度(=360度/6枚)である6枚の金属板30,31,32を展開した場合、互いの接続に際して互いに少しずつ重なり合っていることで、台座3が略円錐面を形成することが可能になっている。
【0021】
複数の脚部4は、台座3を支持する基礎として機能する。これら複数の脚部4は、それぞれ、台座3の下方に位置するように、互いに重ねられた状態でピン2に対して回動可能に取り付けられている。具体的に、複数の脚部4は、それぞれ、長脚部40と、短脚部41と、を有している。なお、本実施形態では、複数の脚部4が6つの場合を例に説明する。
【0022】
図10に示す長脚部40は、短脚部41(
図11参照)と比較して長く、屈曲又は湾曲が可能に構成されている。この長脚部40は、一方(
図10における下側)の端部の近傍に、ピン2(
図2~
図6参照)が挿入されることで回動中心となる軸孔40aを有している。また、長脚部40は、他方(
図10における上側)の端部に、短脚部41(
図11参照)との固定を可能にする切欠き40bを有している。
【0023】
図11に示す短脚部41は、長脚部40(
図10参照)と比較して短く、当該長脚部40(
図10参照)に着脱可能に固定されることで、当該長脚部40(
図10参照)を屈曲又は湾曲した状態に維持する。この短脚部40は、一方(
図11における下側)の端部の近傍に、ピン2(
図2~
図6参照)が挿入されることで回動中心となる軸孔41aを有している。また、短脚部41は、他方(
図11における上側)の端部に、長脚部40(
図10参照)との固定を可能にする固定片41bを有している。
【0024】
図1~
図6に戻って説明する。長脚部40及び短脚部41は、それぞれ、互いに重ねられた状態でピン2に対して回動可能に取り付けられている。複数の脚部4は、それぞれ、短脚部41の下端又はその近傍の部分が、長脚部40における下端又はその近傍の部分に着脱可能に固定されることで、長脚部40が屈曲又は湾曲した状態に維持される。
【0025】
次に、
図1~
図11を用いて、使用するために焚火台1を展開する作業の手順について説明する。すなわち、
図4~
図6に示す縮小した状態の焚火台1を展開して、
図1~
図3に示す状態にする作業の手順について説明する。
【0026】
互いに重ねられた複数の金属板30,31,32を、ピン2を中心に個々に回動させて展開する。展開した複数の金属板30,31,32を、隣接するもの同士で接続する。
【0027】
金属板30の係止孔30bには、隣接する金属板32の係止片32dが差し込まれる。金属板30の係止孔30cには、隣接する金属板32の係止片32eが差し込まれる。金属板30の係止孔30dには、隣接する金属板31の係止片31bが差し込まれる。金属板30の係止片30eには、隣接する金属板31の係止片31cが差し込まれる。
【0028】
金属板31の係止片31bは、隣接する金属板30の係止孔30dに差し込まれるか、あるいは、隣接する他の金属板31の係止孔31dに差し込まれる。金属板31の係止片31cは、隣接する金属板30の係止孔30eに差し込まれるか、あるいは、隣接する他の金属板31の係止孔31eに差し込まれる。金属板31の係止孔31dには、隣接する他の金属板31の係止片31bが差し込まれるか、あるいは、隣接する金属板32の係止片32bが差し込まれる。金属板31の係止孔31eには、隣接する他の金属板31の係止片31cが差し込まれるか、あるいは、隣接する金属板32の係止片32cが差し込まれる。
【0029】
金属板32の係止片32bは、隣接する金属板31の係止孔31dに差し込まれる。金属板32の係止片32cは、隣接する金属板31の係止孔31eに差し込まれる。金属板32の係止片32dは、隣接する金属板30の係止孔30bに差し込まれる。金属板32の係止片32eは、隣接する金属板30の係止孔30cに差し込まれる。
【0030】
また、互いに重ねられた複数の脚部4を、ピン2を中心に個々に回動させて展開する。展開した複数の脚部4のそれぞれについて、長脚部40を屈曲又は湾曲させてから、長脚部40及び短脚部41を互いに固定する。
【0031】
長脚部40の切欠き40bには、短脚部41の固定片41bが差し込まれる。短脚部41の固定片41bは、長脚部40の切欠き40bに差し込まれる。
【0032】
次に、
図1~
図11を用いて、携帯するために焚火台1を縮小する作業の手順について説明する。すなわち、
図1~
図3に示す展開した状態の焚火台1を縮小して、
図4~
図6に示す状態にする作業の手順について説明する。
【0033】
複数の脚部4のそれぞれについて、互いに固定されている長脚部40及び短脚部41の当該固定を解除する。
【0034】
長脚部40の切欠き40bからは、短脚部41の固定片41bが取り外される。短脚部41の固定片41bは、長脚部40の切欠き40bから取り外される。
【0035】
長脚部40及び短脚部41の固定が解除された複数の脚部4を、ピン2を中心に個々に回動させて縮小させる。
【0036】
また、展開した複数の金属板30,31,32について、隣接するもの同士の接続を解除する。
【0037】
金属板30の係止孔30bからは、隣接する金属板32の係止片32dが取り外される。金属板30の係止孔30cからは、隣接する金属板32の係止片32eが取り外される。金属板30の係止孔30dからは、隣接する金属板31の係止片31bが取り外される。金属板30の係止孔30eからは、隣接する金属板31の係止片31cが取り外される。
【0038】
金属板31の係止片31bは、隣接する金属板30の係止孔30dから取り外されるか、あるいは、隣接する他の金属板31の係止孔31dから取り外される。金属板31の係止片31cは、隣接する金属板30の係止孔30eから取り外されるか、あるいは、隣接する他の金属板31の係止孔31eから取り外される。金属板31の係止孔31dからは、隣接する他の金属板31の係止片31bが取り外されるか、あるいは、隣接する金属板32の係止片32bが取り外される。金属板31の係止孔31eからは、隣接する他の金属板31の係止片31cが取り外されるか、あるいは、隣接する金属板32の係止片32cが取り外される。
【0039】
金属板32の係止片32bは、隣接する金属板31の係止孔31dから取り外される。金属板32の係止片32cは、隣接する金属板31の係止孔31eから取り外される。金属板32の係止片32dは、隣接する金属板30の係止孔30bから取り外される。金属板32の係止片32eは、隣接する金属板30の係止孔30cから取り外される。
【0040】
隣接するもの同士の接続が解除された複数の金属板30,31,32を、ピン2を中心に個々に回動させて縮小させる。
【0041】
以上説明したように、焚火台1は、中心軸として機能するピン2と、互いに重ねられた状態でピン2に対して回動可能に取り付けられ、ピン2を中心に個々に回動することで展開及び縮小が可能な略扇形の複数の金属板30,31,32を有し、当該複数の金属板30,31,32の展開時に当該複数の金属板30,31,32が互いに接続及びその解除が可能に接続されることで、下方に凸となる略円錐面を形成する台座3と、台座3の下方に位置するようにピン2に対して回動可能に取り付けられ、台座3を支持する複数の脚部4と、を備えている。
【0042】
このような焚火台1によれば、複数の金属板30,31,32を展開することで使用することができ、使用後には、複数の金属板30,31,32を縮小することでコンパクトに携帯できる。また、焚火台1によれば、パーツを分解せずに、複数の金属板30,31,32の展開及び縮小をすることができるので、パーツの管理が容易である。
【0043】
また、焚火台1において、複数の脚部4は、それぞれ、相対的に長く、屈曲又は湾曲が可能な長脚部40と、相対的に短く、下端又はその近傍の部分が長脚部40における下端又はその近傍の部分に着脱可能に固定されることで、当該長脚部40を屈曲又は湾曲した状態に維持する短脚部41と、を有している。
【0044】
このような焚火台1によれば、長脚部40を屈曲又は湾曲した状態に維持することで、台座3を地面から確実に離すことができ、安全に使用することができる。また、焚火台1によれば、使用後には、長脚部40が屈曲又は湾曲した状態を解除することでコンパクトに携帯できる。
【0045】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨及び技術思想を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。すなわち、各構成の位置、寸法(大きさ、長さ、厚さ)、数量、形状、材質や、作業の手順などは適宜変更できる。
【符号の説明】
【0046】
1 焚火台
2 ピン
3 台座
30 金属板
30a 軸孔
30b,30c,30d,30e 係止孔
31 金属板
31a 軸孔
31b,31c 係止片
31d,31e 係止孔
32 金属板
32a 軸孔
32b,32c,32d,32e 係止片
4 脚部
40 長脚部
40a 軸孔
40b 切欠き
41 短脚部
41a 軸孔
41b 固定片
【要約】
【課題】携帯性に優れ、かつ、パーツの管理が容易な焚火台を提供する。
【解決手段】焚火台1は、中心軸として機能するピン2と、互いに重ねられた状態でピン2に対して回動可能に取り付けられ、ピン2を中心に個々に回動することで展開及び縮小が可能な略扇形の複数の金属板30,31,32を有し、当該複数の金属板30,31,32の展開時に当該複数の金属板30,31,32が互いに接続及びその解除が可能に接続されることで、下方に凸となる略円錐面を形成する台座3と、台座3の下方に位置するようにピン2に対して回動可能に取り付けられ、台座3を支持する複数の脚部4と、を備えている。
【選択図】
図1