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特許7058795ビデオ処理方法、装置、端末及び記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-04-14
(45)【発行日】2022-04-22
(54)【発明の名称】ビデオ処理方法、装置、端末及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/233 20110101AFI20220415BHJP
【FI】
H04N21/233
【請求項の数】 10
(21)【出願番号】P 2021500427
(86)(22)【出願日】2018-12-28
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2021-11-11
(86)【国際出願番号】 CN2018124775
(87)【国際公開番号】W WO2020010817
(87)【国際公開日】2020-01-16
【審査請求日】2021-01-07
(31)【優先権主張番号】201810765207.6
(32)【優先日】2018-07-12
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】518031631
【氏名又は名称】北京微播視界科技有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Microlive Vision Technology Co., Ltd
【住所又は居所原語表記】Room 408, 4F No.51, Zhichun Road, Haidian District Beijing 100080 China
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】廖 智
【審査官】富樫 明
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2006/0274201(US,A1)
【文献】特開平10-055390(JP,A)
【文献】特開平10-285457(JP,A)
【文献】特開2004-013493(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 21/00-21/858
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザが撮影したビデオを取得して、前記ビデオがオリジナルオディオに基づいて撮影したオリジナルビデオである場合に、前記オリジナルビデオをマーキングすることと、
前記マーキングに応じて、前記オリジナルビデオに対してデータ分離を行い、前記オリジナルビデオにおけるオリジナルオディオを抽出することと、を含み、
前記抽出されたオリジナルオディオは、他のユーザがビデオ撮影を行うために用いられるビデオ処理方法。
【請求項2】
前記オリジナルビデオをマーキングすることは、
前記オリジナルビデオのファイルに所定のフィールドを追加することで、前記オリジナルビデオをマーキングすることを含む請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記マーキングに応じて、前記オリジナルビデオに対してデータ分離を行い、前記オリジナルビデオにおけるオリジナルオディオを抽出することは、
マーキングされたオリジナルビデオ及びデータ分離請求をビデオ配信画面によってサーバへ送信することを含み、
前記データ分離請求は、前記マーキングに応じて前記オリジナルビデオに対してデータ分離を行い、前記オリジナルビデオにおけるオリジナルオディオを抽出することを、前記サーバに対して指示するためのものである請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記マーキングに応じて、前記オリジナルビデオに対してデータ分離を行い、前記オリジナルビデオにおけるオリジナルオディオを抽出した後、
前記抽出されたオリジナルオディオを所定の位置に記憶させることをさらに含み、
前記所定の位置は、サーバの記憶空間又はクラウド記憶空間を含む請求項1又は2に記載の方法。
【請求項5】
ユーザが撮影したビデオを取得する前に、
クライアント端末から送信されたビデオ撮影要求に応答して、撮影すべきビデオのビデオタイプを特定することと、
ビデオを撮影するように、前記ビデオタイプに基づいて、ビデオ撮影画面を表示することと、をさらに含み、
前記ビデオタイプは、オリジナルビデオを含む請求項1~4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
ビデオを撮影した後、撮影したビデオのビデオ時間長を特定することと、
前記ビデオ時間長が所定の時間長の閾値を超過しなければ、前記撮影したビデオを放棄することと、
前記ビデオ時間長が所定の時間長の閾値を超過すれば、前記撮影したビデオを記憶することと、をさらに含む請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記オリジナルビデオをマーキングする前に、
認証情報に応じて前記オリジナルビデオをマーキングするように、前記オリジナルビデオの前記認証情報を取得することをさらに含む請求項1~6のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
端末に配置されたビデオ処理装置であって、
ユーザが撮影したビデオを取得して、前記ビデオがオリジナルオディオに基づいて撮影したオリジナルビデオである場合に、前記オリジナルビデオをマーキングするように設置されたマーキングモジュールと、
前記マーキングに応じて、前記オリジナルビデオに対してデータ分離を行い、前記オリジナルビデオにおけるオリジナルオディオを抽出するように設置された分離モジュールと、を備え、
前記抽出されたオリジナルオディオは、他のユーザがビデオ撮影を行うために用いられるビデオ処理装置。
【請求項9】
少なくとも1つのプロセッサと、
少なくとも1つのプログラムを記憶するように設置されたメモリと、を備え、
前記少なくとも1つのプログラムが前記プロセッサに実行されると、前記少なくとも1つのプロセッサが請求項1~7のいずれか1項に記載のビデオ処理方法を実現する端末。
【請求項10】
コンピュータプログラムが記憶され、
前記コンピュータプログラムがプロセッサに実行されるとき、請求項1~7のいずれか1項に記載のビデオ処理方法を実現するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、2018年07月12日付で中国専利局に出願された、出願番号201810765207.6の中国特許出願の優先権を要求し、当該出願の内容の全てをここに参照として取り込まれる。
【0002】
本開示の実施例はインターネット技術分野に関し、例えば、ビデオ処理方法、装置、端末及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
インターネット技術の発展につれて、ビデオインタラクトアプリケーションが人々の日常生活において非常に流行っている。
【0004】
ビデオインタラクトアプリケーションを提供するインターネット企業に対して、ユーザの必要を満たし、ユーザに満足できる製品体験を提供することは、企業競争力を維持するのに無視できない重要な要素である。ところが、ビデオインタラクトアプリケーションサービスを提供するインターネット企業において、ユーザが撮影したビデオに対して十分な管理及び利用が行われていなかった。
【0005】
また、ユーザにとって、携帯アプリケーションを利用してビデオを撮影する中、直接に撮影するか、又は個人の好みによって既存の楽曲からBGM(背景音楽)を選択して撮影するため、ユーザによる撮影要素の選択は非常に限られている。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の実施例は、ユーザが撮影したビデオを十分に管理及び利用し、ビデオ撮影に用いられる要素を充実させる効果を奏するように、ビデオ処理方法、装置、端末及び記憶媒体を提供する。
【0007】
本開示の実施例は、ビデオ処理方法を提供しており、該方法は、
ユーザが撮影したビデオを取得して、前記ビデオがオリジナルオディオに基づいて撮影したオリジナルビデオである場合に、前記オリジナルビデオをマーキングすることと、
前記マーキングに応じて、前記オリジナルビデオに対してデータ分離を行い、前記オリジナルビデオにおけるオリジナルオディオを抽出することと、を備え、
前記抽出された原始音声は、他のユーザがビデオ撮影を行うために用いられる。
【0008】
本開示の実施例は、端末に配置されたビデオ処理装置をさらに提供しており、該装置は、
ユーザが撮影したビデオを取得して、前記ビデオがオリジナルオディオに基づいて撮影したオリジナルビデオである場合に、前記オリジナルビデオをマーキングするように設置されたマーキングモジュールと、
前記マーキングに応じて、前記オリジナルビデオに対してデータ分離を行い、前記オリジナルビデオにおけるオリジナルオディオを抽出するように設置された分離モジュールと、を備え、
前記抽出されたオリジナルオディオは、他のユーザがビデオ撮影を行うために用いられる。
【0009】
本開示の実施例は、端末をさらに提供しており、該端末は、
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを記憶するように設置されたメモリと、を備え、
前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサに実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサが本開示のいずれかの実施例に記載のビデオ処理方法を実現する。
【0010】
本開示の実施例は、コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供し、
該プログラムがプロセッサに実行されるとき、本開示のいずれかの実施例に記載されたビデオ処理方法を実現する。
【0011】
本開示の実施例は、まず、ユーザが撮影したビデオを取得して、ビデオがオリジナルオディオに基づいて撮影したオリジナルビデオである場合に、オリジナルビデオに対してマーキングを行い、次にマーキングに基づいて、オリジナルビデオに対してデータ分離を行い、オリジナルビデオにおけるオリジナルオディオを抽出する。抽出されたオリジナルオディオが他のユーザがビデオ撮影を行うために用いられることで、インターネット企業がユーザの撮影したビデオに対して十分な管理及び利用に不足があるという課題、及びユーザによる撮影要素の選択は限られているという課題が解決される。ユーザが撮影したビデオに対する十分な管理と利用を実現するだけではなく、ユーザが撮影したオリジナルビデオからオリジナルオディオを抽出する効果を奏し、同時にビデオ撮影に用いられる要素を充実させる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本開示の実施例に係るビデオ処理方法のフローチャートである。
図2】本開示の実施例に係る別のビデオ処理方法のフローチャートである。
図3a】本開示の実施例に係る、認証するか否かのフローティングアイコンが表示されるビデオ表示画面の模式図である。
図3b】本開示の実施例に係るクライアント端末におけるユーザメッセージ画面の模式図である。
図4】本開示の実施例に係るさらに別のビデオ処理方法のフローチャートである。
図5】本開示の実施例に係る、ビデオ撮影画面からビデオ配信画面へ切り替える模式図である。
図6】本開示の実施例に係る、オリジナルオディオを抽出するとき、端末とサーバとのインタラクトの模式図である。
図7】本開示の実施例に係るビデオ処理装置の構成模式図である。
図8】本開示の実施例に係る端末のハードウェアの構成模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
次に、図面と実施例を参照しながら本開示について説明する。ここに記載された具体的な実施例は本開示を説明するためのものに過ぎず、本開示を限定するものではない。また、説明の便宜上、図面には、全ての構成ではなく、本開示に関連する部分のみが示されている。
【0014】
図1は、本開示の実施例に係るビデオ処理方法のフローチャートである。本実施例は、ユーザが撮影したビデオに対して処理を行う場合に応用可能である。該方法は、対応のビデオ処理装置によって実行され可能である。該装置は、ソフトウェア及び/或いはハードウェアの形態によって実現することができ、ネットワーク通信機能を有する任意の端末に配置可能であり、例えば、スマートフォン、タブレット等。
【0015】
図1に示すように、本開示の実施例に係るビデオ処理方法は、以下のようなステップを含めてもよい。
【0016】
S110:ユーザが撮影したビデオを取得して、ビデオがオリジナルオディオに基づいて撮影したオリジナルビデオである場合に、オリジナルビデオをマーキングする。
【0017】
ユーザは、端末におけるビデオインタラクトアプリケーションのクライアントアプリケーションを起動して、ビデオ撮影を行うことができる。もし、撮影する前に、ユーザがBGMとして既存楽曲等の非オリジナルオディオを選択すると、撮影により非オリジナルビデオが得られる。ユーザによる撮影が完了した後、端末がユーザの撮影したビデオを取得して、ユーザがBGMを選択する操作をマーキングする、又はユーザが選択したBGMを識別することで、ユーザの現在に撮影したビデオがオリジナルビデオであるかを特定することができる。例えば、端末は、マーキングプログラムを呼び出して、まず、ユーザがBGMを選択する操作を行ったかどうかについてマーキングすることができる。ユーザがBGMを選択しなかった場合、ユーザによる撮影が完了した後、取得したオリジナルビデオを直接にマーキングする。或いは、ユーザによる撮影が完了した後、端末が識別プログラムを呼び出して、ユーザの撮影したビデオにおけるBGMを識別し、該ビデオがオリジナルビデオであるかを特定する。オリジナルビデオであれば、マーキングされたビデオに対して後続にデータ分離を行いやすいように、該オリジナルビデオをマーキングする。
【0018】
ビデオ撮影完了後、いずれもビデオフォーマットで所定の領域に記憶されることを考慮すると、マーキングによってユーザの撮影したビデオを、オリジナルビデオと非オリジナルビデオの2種類に分類することができる。このようにして、端末は異なるタイプのビデオを管理、操作しやすくなる。
【0019】
ある実施例において、オリジナルビデオに対してマーキングすることは、オリジナルビデオのファイルに所定のフィールドを追加することで、オリジナルビデオをマーキングすることを含む。
【0020】
ある実施例において、ユーザが撮影したビデオを取得して、オリジナルビデオをマーキングすることは、ビデオ撮影が完了してからデータ記憶の途中において、端末が対応するオリジナルビデオファイルに所定のフィールドを追加してもよい。端末は、区別するように、原始音声オディオと非原始音声オディオのファイルのそれぞれに異なる所定のフィールドを追加してもよく、同様にオリジナルビデオをマーキングする効果を奏することができる。ある実施例では、所定のフィールドを追加する位置は、ファイルヘッダであってもよい。そして、所定のフィールドの形態は、クライアント端末の設定ウィンドウにおいて予め設定されてもよく、クライアント端末のバックグラウンドシステムにおいて開発者によって予め設定されてもよい。
【0021】
S120:マーキングに応じて、オリジナルビデオに対してデータ分離を行い、オリジナルビデオにおけるオリジナルオディオを抽出する。抽出されたオリジナルオディオは、他のユーザがビデオ撮影を行うために用いられる。
【0022】
端末は、マーキングに応じて、オリジナルビデオと非オリジナルビデオとの区分を実現する。さらにオリジナルビデオに対してデータ分離を行い、オリジナルビデオにおけるオリジナルオディオを抽出して、オディオフォーマットで記憶する。抽出されたオリジナルオディオは、データ共有することによって、他のユーザのビデオ撮影のBGMとされることができる。このように、ユーザがビデオを撮影する過程で、BGMの選択が既存楽曲などのオディオに限られることがなく、撮影要素に対するユーザの選択性を向上させる。また、インターネット企業にとって、ユーザが撮影したオリジナルビデオに対するデータ分離を行い、オリジナルオディオを取得することは、ユーザが撮影したビデオに対して十分な管理及び利用を行うことができるだけではなく、既存のオディオデータベースを拡充することもできる。本実施例において、データ分離について、オリジナルオディオを抽出することの実現は、ビデオインタラクトアプリケーションのクライアント端末において端末のオディオ抽出ツールを呼び出すことで実現してもよく、ビデオインタラクトアプリケーションのクライアント端末に埋め込まれたオディオ抽出ツールにより実現してもよい。本実施例では、これに対して特に限定されない。
【0023】
本実施例の技術案は、ユーザが撮影したビデオを取得して、ビデオがオリジナルオディオに基づいて撮影したオリジナルビデオである場合に、オリジナルビデオに対してマーキングを行い、次にマーキングに基づいて、オリジナルビデオに対してデータ分離を行い、オリジナルビデオにおけるオリジナルオディオを抽出する。抽出されたオリジナルオディオは、他のユーザがビデオ撮影を行うために用いられることで、インターネット企業がユーザの撮影したビデオに対して十分な管理及び利用に不足があるという課題、及びユーザによる撮影要素の選択が非常に限られているという課題を解決した。ユーザが撮影したビデオに対する十分な管理と利用を実現するだけではなく、ユーザが撮影したオリジナルビデオからオリジナルオディオを抽出する効果も奏するとともに、ビデオ撮影に用いられる要素を充実させる効果も奏する。さらに、ユーザの撮影要素に対する選択性を向上させる。
【0024】
図2は、本開示の実施例に係る別のビデオ処理方法のフローチャートである。本実施例について、上記実施例を基礎として説明する。図2に示すように、該方法は、以下のステップを含めてもよい。
【0025】
S210:ユーザが撮影したビデオを取得する。
【0026】
S220:ビデオにおける、オリジナルオディオに基づいて撮影したオリジナルビデオの認証情報を取得する。
【0027】
本実施例おいて、ユーザが撮影したオリジナルビデオに対してデータ分離を行い、オリジナルビデオにおけるオリジナルオディオを抽出することだけが必要であることを考慮するため、ユーザが撮影したビデオを取得した後、オリジナルビデオに対するユーザの認証の情報のみ考慮すればよい。
【0028】
端末が、ユーザが撮影したオリジナルビデオを取得した後、オリジナルビデオに対するユーザの認証を取得することが必要である。即ち、ユーザの認証許可を取得した場合のみ、オリジナルビデオをマーキングすること及び原始音声を抽出することが可能になる。ある実施例において、ユーザの認証を取得する形態は、オリジナルビデオ撮影完了後の表示画面において認証するか否かの提示メッセージをユーザにプッシュしてもよい。例示的に、図3aに示すように、オリジナルビデオを認証するか否かの提示メッセージがフローティングアイコンの形態で、オリジナルビデオの表示画面に表示される。ユーザが、「はい」を選択すると認証に同意することを表し、「いいえ」を選択すると認証に同意しないことを表す。別の実施例において、クライアント端末のユーザメッセージ画面においてユーザに認証するか否かのメッセージをユーザへ送信して、ユーザの返信メッセージを取得することによってユーザが認証に同意するか否かを確認してもよい。例示的に、図3bに示すように、クライアント端末のユーザメッセージ画面において、認証するか否かをユーザに尋ねるメッセージが表示され、ユーザがダイアログボックスにおいて「同意する」又は「同意しない」を選択して返信することができる。
【0029】
端末は、ユーザのフィードバックに応じて、取得したオリジナルビデオをマーキングするか否かを確認する。
【0030】
S230:取得した認証情報に応じて、オリジナルビデオをマーキングする。
【0031】
端末がユーザの認証情報を取得したら、ユーザが撮影したオリジナルビデオをマーキングすることができる。
【0032】
S240:マーキングに応じて、オリジナルビデオに対してデータ分離を行い、オリジナルビデオにおけるオリジナルオディオを抽出する。抽出されたオリジナルオディオは、他のユーザがビデオ撮影を行うために用いられる。
【0033】
S250:抽出されたオリジナルオディオを所定の位置に記憶する。所定の位置は、サーバの記憶空間又はクラウド記憶空間を含む。
【0034】
端末は、抽出されたオリジナルオディオをサーバの記憶空間又はクラウド記憶空間に記憶させる。異なるユーザがクライアント端末にログインすると、ネットワーク通信を通じて該オリジナルオディオに対する共有を実現でき、該オリジナルオディオに基づいて同じタイプのビデオ撮影を行うことができる。
【0035】
本開示の実施例に係る技術案は、まず、ユーザが撮影したオリジナルビデオ及び該ビデオの認証情報を取得して、次に認証情報に応じてオリジナルビデオをマーキングして、最後にマーキングに応じて、オリジナルビデオからオリジナルオディオを抽出し、所定の位置に記憶させる。ユーザが撮影したビデオに対する十分な管理と利用に不足があるという課題、および撮影要素に対するユーザの選択が限られるという課題を解決した。ユーザが撮影したビデオに対する十分な管理と利用を実現するだけではなく、ユーザが撮影したオリジナルビデオからオリジナルオディオを抽出する効果も奏するとともに、ビデオ撮影に用いられる要素を充実させる効果も奏する。ここで、認証情報を取得することによって、ユーザが撮影したオリジナルビデオにおけるオリジナルオディオが他のユーザに使用される場合に係る著作権トラブル問題が回避される。オリジナルオディオを記憶することは、他のユーザがビデオを撮影するときにBGMに対する選択性、及び該オリジナルオディオの利用便宜性を向上させる。
【0036】
図4は、本開示の実施例に係るさらに別のビデオ処理方法のフローチャートである。本実施例について、上記実施例を基礎として説明する。図4に示すように、該方法は、以下のステップを含めてもよい。
【0037】
S310:クライアント端末から送信されたビデオ撮影要求に応答して、撮影すべきビデオのビデオタイプを特定する。ビデオタイプは、オリジナルビデオを含む。
【0038】
ユーザは、端末においてビデオインタラクトアプリケーションを起動して、クライアント端末の画面における撮影アイコンをトリガすることで、ビデオ撮影要求を送信することができる。ある実施例において、トリガ操作は、タッチ又はスライドを含む。端末は、ユーザからのビデオ撮影要求に応答して、ユーザがBGMの選択を行うか否かを判断し、撮影すべきビデオのタイプを特定する。ユーザがBGMを選択していないと判断した場合、撮影すべきビデオのタイプはオリジナルビデオと特定する。
【0039】
S320:ビデオを撮影するように、特定されたビデオタイプに基づいて、ビデオ撮影画面を表示する。
【0040】
ユーザがオリジナルビデオを撮影しようとすると特定した場合、クライアント端末の現在画面からビデオ撮影画面へ切り替え、ユーザがオリジナルビデオを撮影することができるようになる。
【0041】
S330:ビデオを撮影した後、撮影したビデオのビデオ時間長を特定する。
【0042】
本実施例において、ユーザが撮影したビデオの時間長は、一定の時間長を満たす場合に撮影操作が有効になるため、一定の時間長を満たす必要がある。このため、ユーザによる撮影が完了した後、端末は、時間長検知プログラムを呼び出して、ユーザが撮影したビデオのビデオ時間長を特定する必要がある。
【0043】
S340:撮影したビデオの時間長と所定の時間長の閾値との関係を判断する。
【0044】
ビデオ時間長が所定の時間長の閾値を超過しなければ、操作S350を実行して、撮影したビデオを放棄する。ビデオ時間長が所定の時間長の閾値を超過すれば、操作S360を実行して、撮影したビデオを保存する。
【0045】
S350:撮影したビデオを放棄する。
【0046】
所定の時間長の閾値は、異なるクライアント端末又は撮影シーンによって決定してもよい。例えば、3秒と設置してもよい。撮影したビデオのビデオ時間長が短すぎると、撮影は無効であり、端末は、後続のデータ分離操作も行わない。この場合、ユーザがビデオ撮影請求を再送信する際に対応の処理を行うように、再び操作S310に戻ってもよい。
【0047】
S360:撮影したビデオを保存する。
【0048】
撮影したビデオのビデオ時間長が所定の時間長の閾値を超過すれば、即ちビデオ撮影要求を満たすことができれば、端末は、後続のデータ分離操作を行うように、撮影したビデオを保存してもよい。
【0049】
S370:撮影したビデオを取得して、撮影したビデオがオリジナルオディオに基づいて撮影したオリジナルビデオである場合に、オリジナルビデオをマーキングする。
【0050】
本実施例においても、ユーザが撮影したオリジナルビデオにおけるオリジナルオディオが他のユーザに使用される場合に係る著作権トラブル問題を回避するように、同様に、オリジナルビデオをマーキングする前に、認証情報を取得する必要がある。
【0051】
S380:マーキングされたオリジナルビデオ及びデータ分離請求を、ビデオ配信画面によってサーバへ送信する。データ分離請求は、マーキングに応じてオリジナルビデオに対してデータ分離を行い、オリジナルビデオにおけるオリジナルオディオを抽出することを、サーバに対して指示するためのものである。
【0052】
ビデオ撮影画面からビデオ配信画面への切り替えは、ユーザがビデオ撮影画面における切り替えタグをトリガすることで実現することができる。例えば、該切り替えタグは、ビデオ撮影画面の右下側に設置され、ユーザが次の操作を行うように提示する「次に」の表示アイコンであってもよく、ビデオ撮影画面の右下側において「配信へ」の文字が直接表示されている表示アイコンであってもよい。
【0053】
例示的に、図5が示すように、ユーザがビデオ撮影画面において撮影タグをトリガすることで、ビデオ撮影を行う。ビデオ撮影が完了した後、切り替えタグをトリガすることで、ビデオ撮影画面からビデオ配信画面へ切り替える。ビデオ撮影画面において、ユーザは、関連の文字を入力することを選択することができる。最後に画面の下方の配信タグをトリガすることで、ビデオをサーバへ送信する操作を完了するとともに、データ分離請求をサーバへ送信する。
【0054】
サーバが、端末から送信された、マーキング付きのオリジナルビデオ及びデータ分離請求を受信すると、マーキングに応じてオリジナルビデオを確認して、次に、オディオ抽出ツールを呼び出して、例えば、FFmpeg(Fast Forward Moving Picture Experts Group)ツールのオディオ抽出機能を呼び出して、オリジナルビデオにおけるオリジナルオディオを抽出して、オディオフォーマットでオリジナルオディオデータベースに保存することで、異なるクライアント端末に提供できるようにする。
【0055】
図6に示すように、サーバ501は、同時に複数の端末502と通信を維持できる。複数の端末502から送信されたマーキング付きのオリジナルビデオを受信して、データ分離によってオリジナルビデオにおけるオリジナルオディオを抽出して、次に、異なる端末502におけるクライアント端末の、抽出されたオリジナルオディオに対する使用要求に応じて、オリジナルオディオを異なる端末502へ送信する。
【0056】
本開示の実施例に係る技術案は、まず、ビデオ撮影要求に応答して撮影すべきビデオタイプを特定して、その後、撮影画面に進む。撮影完了後に、撮影したビデオのビデオ時間長を特定して、後続のビデオのマーキングとオリジナルオディオの分離操作を行うか否かを判断する。ここで、撮影したビデオのビデオ時間長が所定の時間長の閾値を超過していると確認したら、ビデオのマーキングを行う。最後に、マーキングされたビデオをサーバへ送信して、オリジナルオディオの分離を行う。インターネット企業がユーザの撮影したビデオに対して十分な管理及び利用に不足があるという課題、及びユーザによる撮影要素の選択が限られているという課題を解決した。ユーザが撮影したビデオに対する十分な管理と利用を実現するだけではなく、ユーザが撮影したオリジナルビデオからオリジナルオディオを抽出する効果も奏するとともに、ビデオ撮影に用いられる要素を充実させる効果も奏する。
【0057】
図7は、本開示の実施例に係るビデオ処理装置の構成模式図である。本実施例は、ユーザが撮影したビデオに対して処理を行う場合に応用可能である。該ビデオ処理装置は、ソフトウェア及び/或いはハードウェアの形態によって実現することができ、ネットワーク通信機能を有する任意の端末に配置可能である。
【0058】
図7に示すように、本開示の実施例に係るビデオ処理装置は、マーキングモジュール401と、分離モジュール402とを備えてもよい。本実施例において、マーキングモジュール401は、ユーザが撮影したビデオを取得して、ビデオがオリジナルオディオに基づいて撮影したオリジナルビデオである場合に、オリジナルビデオをマーキングするように設置された。分離モジュール402は、マーキングに応じて、オリジナルビデオに対してデータ分離を行い、オリジナルビデオにおけるオリジナルオディオを抽出するように設置された。抽出されたオリジナルオディオは、他のユーザがビデオ撮影を行うために用いられる。
【0059】
ある実施例において、マーキングモジュール401は、以下のような方式によってオリジナルビデオをマーキングする。オリジナルビデオのファイルに所定のフィールドを追加することで、オリジナルビデオをマーキングする。
【0060】
ある実施例において、分離モジュール402は、マーキングされたオリジナルビデオ及びデータ分離請求をビデオ配信画面によってサーバへ送信するように設置された。データ分離請求は、マーキングに応じてオリジナルビデオに対してデータ分離を行い、オリジナルビデオにおけるオリジナルオディオを抽出することを、サーバに対して指示するためのものである。
【0061】
ある実施例において、該装置は、抽出されたオリジナルオディオを所定の位置に記憶させるように設置されたオリジナル記憶モジュール404をさらに備える。所定の位置は、サーバの記憶空間又はクラウド記憶空間を含む。
【0062】
ある実施例において、該装置は、クライアント端末から送信されたビデオ撮影要求に応答して、撮影すべきビデオのビデオタイプを特定するように設置されたビデオタイプ特定モジュール405と、所望のビデオを撮影するように、特定されたビデオタイプに基づいてビデオ撮影画面を表示するように設置された撮影モジュール406と、をさらに備える。ここで、ビデオタイプは、オリジナルビデオを含む。
【0063】
ある実施例において、上記技術案を基礎として、該装置は、ビデオを撮影した後、撮影したビデオのビデオ時間長を特定するように設置された時間長決定モジュール407と、ビデオ時間長が所定の時間長の閾値を超過しなければ、撮影したビデオを放棄するように設置されたビデオ放棄モジュール408と、ビデオ時間長が所定の時間長の閾値を超過すれば、撮影したビデオを記憶するように設置されたビデオ記憶モジュール409と、をさらに備える。
【0064】
ある実施例において、該装置は、認証情報に応じてオリジナルビデオをマーキングするように、撮影したビデオにおける、オリジナルオディオに基づいて撮影したオリジナルビデオの認証情報を取得するように設置された認証モジュール410をさらに備える。
【0065】
上記ビデオ処理装置は、本開示の任意の実施例に係るビデオ処理方法を実行することができ、方法の実行に対応する機能モジュールおよび効果を備える。
【0066】
図8は、本開示の実施例に係る端末のハードウェアの構成模式図である。端末は、様々な形態によって実施することができる。本開示の実施例における端末は、携帯電話、スマートフォン、ノートパソコン、デジタル放送受信機、個人用デジタル補助装置(Personal Digital Assistant、PDA)、タブレット(Portable Android Device、PAD)、携帯型マルチメディアプレイヤ(Portable Multimedia Player、PMP)、ナビゲーション装置、車載端末設備、車載表示端末、車載電子ミラー等の携帯端末、及びデジタルテレビ(Television、TV)、デスクトップ型コンピュータ等の固定端末を含んでもよい。
【0067】
図8が示すように、端末500は、無線通信ユニット510と、音声/ビデオ(Audio/Vdieo、A/V)入力ユニット520と、ユーザ入力ユニット530、検知ユニット540と、出力ユニット550、メモリ560と、インタフェースユニット570と、プロセッサ580と、電源ユニット590等を備えてもよい。図8は、様々なコンポネントを有する端末を示しているが、全てのコンポネントを実施することが要求されていない。代替的により多い又はより少ないコンポネントを実施してもよい。
【0068】
ある実施例において、無線通信ユニット510は、端末500と無線通信システム、又はネットワークとの間の無線通信を許可する。A/V入力ユニット520は、音声又はビデオ信号を受信するように設置される。ユーザ入力ユニット530は、ユーザが入力したコマンドに応じてキー入力データを生成して、端末の少なくとも1つの操作を制御するように設置される。検知ユニット540は、端末500の現在状態、端末500の位置、端末500に対するユーザのタッチ入力の有無、端末500の配向、端末500の加速又は減速移動及び方向等を検知するとともに、端末500の操作を制御するためのコマンド又は信号を生成する。インタフェースユニット570は、少なくとも1つの外部装置と端末500とを通信可能に接続するインタフェースとして使用される。出力ユニット550は、視覚、オディオ及び/或いは触覚の方式で出力信号を提供するように設置される。メモリ560は、プロセッサ1080が実行する処理と、操作を制御するソフトウェアプログラム等を記憶する、或いは、出力した又は出力しようとするデータを一時的に記憶するように設置されてもよい。メモリ560は、少なくとも1種類の記憶媒体を備えてもよい。そして、端末500は、ネットワーク接続を介してメモリ560の記憶機能を実行するネットワーク記憶装置と協力することができる。プロセッサ580は、一般的に端末設備の全般操作を制御する。また、プロセッサ580は、マルチメディアデータを再現又は再生するように設置されたマルチメディアモジュールを備えてもよい。プロセッサ580は、タッチパネルにおいて実行した手書き入力、或いはピクチャ描画入力を文字や画像として識別するように、モード識別処理を実行することができる。電源ユニット590は、プロセッサ580の制御によって、外部電力又は内部電力を受電して、少なくとも1つの素子やコンポネントを操作するために必要な適切な電力を提供する。上記端末が備える1つ又は複数のプログラムが、1つ又は複数のプロセッサ580に実行されるとき、本開示の任意の実施例に係る、端末に応用されるビデオ処理方法を実現することができる。該方法は、例えば、ユーザが撮影したビデオを取得して、前記ビデオおけるオリジナルオディオに基づいて撮影したオリジナルビデオをマーキングすることと、前記マーキングに応じて、前記オリジナルビデオに対してデータ分離を行い、前記オリジナルビデオにおけるオリジナルオディオを抽出することとを含めてもよい。前記抽出されたオリジナルオディオは、他のユーザがビデオ撮影を行うために用いられる。
【0069】
本開示の実施例は、さらにコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供する。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に、コンピュータプログラムが記憶されており、該コンピュータプログラムがコンピュータプロセッサによって実行されるとき、端末に適用されるビデオ処理方法を実現する。該方法は、ユーザが撮影したビデオを取得して、前記ビデオおけるオリジナルオディオに基づいて撮影したオリジナルビデオをマーキングすることと、前記マーキングに応じて、前記オリジナルビデオに対してデータ分離を行い、前記オリジナルビデオにおけるオリジナルオディオを抽出することとを含めてもよい。前記抽出されたオリジナルオディオは、他のユーザがビデオ撮影を行うために用いられる。
【0070】
本開示の実施例に係るコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体内のコンピュータプログラムがコンピュータプロセッサによって実行されるとき、上記のような方法や操作に限らず、本開示の任意の実施例に係る、端末に適用されるビデオ処理方法の関連操作を実行することができる。
【0071】
本開示の実施例にかかるコンピュータ記憶媒体は、1つ又は複数のコンピュータ読み取り可能な媒体の任意な組み合わせを採用することができる。コンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータ読み取り可能な信号媒体やコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であってもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光、電磁気、赤外線、又は半導体のシステム、装置又はデバイス、又は以上の任意の組み合わせであってよいが、これらに限られない。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体のより具体的な例(包括的なリストではない)として、1つ又は複数のリード線を有する電気的接続、携帯型コンピュータ磁気ディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、リードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROM)、リムーバブルプログラマブル読み出しメモリ(Erasable Programmable Read-Only Memory、EPROM)又はフラッシュメモリ、光ファイバー、携帯型コンパクトディスクリードオンリーメモリ(Compact Disc Read-Only Memory、CD-ROM)、光メモリデバイス、磁気メモリデバイス、又はこれらの任意の組み合わせを含む。本開示において、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、プログラムを含む又は記憶する任意の有形媒体であってもよい。該プログラムは、指令実行システム、装置又はデバイスに利用されてもよく、或いは、指令実行システム、装置又はデバイスと組み合わせて利用されてもよい。
【0072】
コンピュータ読み取り可能な信号媒体は、ベースバンド又は搬送波の一部として伝播するデータ信号を含んでもよい。コンピュータ読み取り可能な信号媒体には、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードが担持されている。このような伝播するデータ信号は、多様な形態を採用ことができ、電磁気信号、光信号、又は上記の任意の組み合わせを含むが、これらに限られない。コンピュータ読み取り可能な信号媒体は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体以外の任意のコンピュータ読み取り可能な媒体であってもよい。該コンピュータ読み取り可能な媒体は、指令実行システム、装置又はデバイスに利用され、或いは、指令実行システム、装置又はデバイスと組み合わせて利用されるプログラムを送信、伝播又は伝送することができる。
【0073】
コンピュータ読み取り可能な媒体に含まれるプログラムコードは、任意の適宜な媒体で伝送されてもよい。無線、電線、光ケーブル、無線周波数(Radio Frequency、RF)等、又は上記の任意の適宜組み合わせを含むが、これら限られない。
【0074】
本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、1つ又は複数のプログラミング言語又はその組み合わせでコーディングされてもよい。前記プログラミング言語は、Java、Smalltalk、C++等のオブジェクト向けのプログラミング言語を含め、さらに一般的なプロセス式プログラミング言語、例えば、「C」言語又は類似的なプロセス式プログラミング言語を含む。プログラムコードは、ユーザのコンピュータ上で全体的に実行されてもよく、ユーザのコンピュータ上で部分的に実行されてもよく、ユーザのコンピュータ上でスタンドアローン・ソフトウェア・パッケージとして実行されてもよい。ユーザのコンピュータ上で部分的に実行されるとともに、遠隔コンピュータ上で部分的に実行されてもよい。又は遠隔コンピュータやサーバで全体的に実行されてもよい。遠隔コンピュータに関する場合、遠隔コンピュータは、ローカル・エリア・ネットワーク(Local Area Network、LAN)又はワイド・エリア・ネットワーク(Wide Area Network、WAN)を含む任意の種類のネットワークを通じて、ユーザのコンピュータに接続することができ、或いは外部コンピュータ(例えば、インターネット・サービス・プロバイダを利用してインターネットを通じて)に接続することができる。
【符号の説明】
【0075】
401 マーキングモジュール
402 分離モジュール
404 オリジナル記憶モジュール
405 ビデオタイプ特定モジュール
406 撮影モジュール
407 時間長特定モジュール
408 ビデオ放棄モジュール
409 ビデオ記憶モジュール
410 認証モジュール
510 無線通信ユニット
520 A/V入力ユニット
530 ユーザ入力ユニット
540 検知ユニット
550 出力ユニット
560 メモリ
570 インタフェースユニット
580 プロセッサ
590 電源ユニット
図1
図2
図3a
図3b
図4
図5
図6
図7
図8