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特許7060885エコ防水ホットメルト接着剤組成物、そのフィルム材及び製造方法
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  • 特許-エコ防水ホットメルト接着剤組成物、そのフィルム材及び製造方法 図1
  • 特許-エコ防水ホットメルト接着剤組成物、そのフィルム材及び製造方法 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-04-19
(45)【発行日】2022-04-27
(54)【発明の名称】エコ防水ホットメルト接着剤組成物、そのフィルム材及び製造方法
(51)【国際特許分類】
   C09J 121/00 20060101AFI20220420BHJP
   C09J 123/00 20060101ALI20220420BHJP
   C09J 11/06 20060101ALI20220420BHJP
   C09J 11/04 20060101ALI20220420BHJP
   C09J 7/35 20180101ALI20220420BHJP
   C09J 7/21 20180101ALI20220420BHJP
【FI】
C09J121/00
C09J123/00
C09J11/06
C09J11/04
C09J7/35
C09J7/21
【請求項の数】 8
(21)【出願番号】P 2019223322
(22)【出願日】2019-12-11
(65)【公開番号】P2021091796
(43)【公開日】2021-06-17
【審査請求日】2019-12-11
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】502162608
【氏名又は名称】誠泰工業科技股▲分▼有限公司
【住所又は居所原語表記】NO.1,LUKE 3RD RD., LUZHUDIST.,KAOHSIUNGCITY 821, TAIWAN
(74)【代理人】
【識別番号】100185694
【弁理士】
【氏名又は名称】山下 隆志
(72)【発明者】
【氏名】王勝義
【審査官】田澤 俊樹
(56)【参考文献】
【文献】中国特許出願公開第105694803(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第110093128(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第101864259(CN,A)
【文献】特開2016-130283(JP,A)
【文献】特開2014-172995(JP,A)
【文献】特表2014-512668(JP,A)
【文献】特開平10-245534(JP,A)
【文献】特開2008-169281(JP,A)
【文献】特開2012-107086(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C09J 1/00-201/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
熱可塑性エラストマー10~40wt%;
粘着付与樹脂35~60wt%;
プロセスオイル10~30wt%;及び
フィラー3~10wt%;
を含むエコ防水ホットメルト接着剤組成物であって、
前記熱可塑性エラストマーは、合成ゴム及びポリオレフィンコロイドであり
前記粘着付与樹脂は石油樹脂及び/又はロジン樹脂である
ことを特徴とする、エコ防水ホットメルト接着剤組成物。
【請求項2】
49℃の乾燥環境に7日間保存した後又は23℃±2℃の水中で7日間保存した後のコンクリート接着強度が最小で1.5kgf/cmである請求項1に記載のエコ防水ホットメルト接着剤組成物。
【請求項3】
前記プロセスオイルはパラフィンオイル、鉱物油またはブチル油を含み、且つ前記フィラーは無機フィラーを含み、前記無機フィラーは炭酸カルシウム、着色剤、炭の粉、タイヤパウダーまたは難燃性パウダーを含むことを特徴とする、請求項に記載のエコ防水ホットメルト接着剤組成物。
【請求項4】
順次積層された表面材、第一エコ防水ホットメルト接着剤層、繊維層、及び第二エコ防水ホットメルト接着剤層を含むエコ防水ホットメルト接着剤フィルム材であって、
前記第一エコ防水ホットメルト接着剤層又は前記第二エコ防水ホットメルト接着剤層のいずれか一方は、請求項1に記載のエコ防水ホットメルト接着剤組成物によって構成され、
前記第一エコ防水ホットメルト接着剤層と前記第二エコ防水ホットメルト接着剤層の一部が前記繊維層の繊維間に浸潤または含浸することを特徴とする、エコ防水ホットメルト接着剤フィルム材。
【請求項5】
前記表面材は石、砂、プラスチック、木、金属、発泡材料、または断熱、耐火、遮音または滑り止めの特性を有する単一または複合の表面材を含み、且つ
前記繊維層はプラスチックまたはガラス、グラファイト繊維または金属繊維からなる織物または不織布を含むことを特徴とする、請求項に記載のエコ防水ホットメルト接着剤フィルム材。
【請求項6】
エコ防水ホットメルト接着剤フィルム材の製造方法であって、以下のステップを含む:
ステップ1:請求項1に記載のエコ防水ホットメルト接着剤組成物を加熱して均一に攪拌し、溶融流体の状態にする;
ステップ2:前記エコ防水ホットメルト接着剤を濾過した後に、含浸槽中に搬送する;
ステップ3:繊維層を前記含浸槽中に連続搬入し、溶融した前記エコ防水ホットメルト接着剤に浸漬する;及び
ステップ4:前記エコ防水ホットメルト接着剤を含浸した前記繊維層を冷却して、前記エコ防水ホットメルト接着剤フィルム材を得る;
ことを特徴とする、エコ防水ホットメルト接着剤フィルム材の製造方法。
【請求項7】
さらに、ステップ4で得られた前記エコ防水ホットメルト接着剤フィルム材に表面材、離型層の少なくとも1つを貼り付けることを含み、前記表面材と前記離型層は同じ材料または異なる材料からなることを特徴とする、請求項に記載のエコ防水ホットメルト接着剤フィルム材の製造方法。
【請求項8】
さらに、前記エコ防水ホットメルト接着剤フィルム材をロールで収納且つ梱包貯蔵をすることを特徴とする、請求項に記載のエコ防水ホットメルト接着剤フィルム材の製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ホットメルト接着剤組成物とそのフィルム材及び製造方法に関し、特に、一種のエコ防水ホットメルト接着剤組成物とそのフィルム材の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
建築において、防水工程は相当重要な一環であり、もし施工不良または防水材料の品質不良があった場合、雨漏りや水漏れの現象が起こるになるため、住居と生活の品質に影響する。現在一般的に見られる防水塗装、防水レンガまたは防水フィルムを含む防水材料は、近代建築に広く応用されるものであり、一般住宅だけでなく、高級マンションや公共建築物にも使われている。
【0003】
前記防水材料は一般、優れる防水、断熱、保温などの特性を持つ、且つ低価格と耐食性を有する建造に適した材料であるアスファルト成分を添加するが、それらの利点の代わりに、環境汚染の問題が存在すると共に、製造の工程において作業員の健康と仕事環境に対する損害という問題があった。
【0004】
よって、上記のアスファルト成分を含有する防水材料の欠陥を克服して、環境に優しい防水ホットメルト接着剤組成物とそのフィルム材及び製造方法は、本発明が解決しようとする問題である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
既存のアスファルト成分を含有する防水材料が起こる環境汚染の問題に鑑みて、本発明の目的は、一種のエコ防水ホットメルト接着剤組成物と、そのフィルム材の製造方法を提供することにある。その組成物はアスファルト成分を含有しないと共に、防水と耐候性に関しては既存の防水材料に相当し、安全且つ環境に優しいという非常に優れる実用価値がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述の技術問題を解決するための本発明が採用する技術手段として、エコ防水ホットメルト接着剤組成物を提供し、その原料は:熱可塑性エラストマー10~40wt%;粘着付与樹脂20~60wt%;プロセスオイル30wt%以下;及びフィラー10wt%以下を含む。
【0007】
さらに、前記熱可塑性エラストマーは合成ゴム、ポリオレフィンコロイドを含み、且つ前記粘着付与樹脂は石油樹脂、ロジン樹脂及び上記両方の誘導体を含む。
【0008】
さらに、前記プロセスオイルはパラフィンオイル、鉱物油またはブチル油を含み、且つ前記フィラーは無機フィラーを含み、前記無機フィラーは炭酸カルシウム、着色剤、炭の粉、タイヤパウダーまたは難燃性パウダーを含む。
【0009】
そして、前述の技術問題を解決するための本発明が採用する技術手段として、エコ防水ホットメルト接着剤フィルム材を提供し、そのフィルム材は、順次積層された表面材、第一エコ防水ホットメルト接着剤層、繊維層、及び第二エコ防水ホットメルト接着剤層を含み、そのうち、前記第一エコ防水ホットメルト接着剤層と前記第二エコ防水ホットメルト接着剤層の一部が、前記繊維層の繊維間に浸潤または含浸する。
【0010】
さらに、前記表面材は石、砂、プラスチック、木、金属、発泡材料、または断熱、耐火、遮音または滑り止めの特性を有する単一または複合の表面材を含む。
【0011】
さらに、前記繊維層はプラスチックまたはガラス、グラファイト繊維または金属繊維からなる織物または不織布によって形成する。
【0012】
また、前述の技術問題を解決するための本発明が採用する技術手段として、エコ防水ホットメルト接着剤フィルム材の製造方法を提供し、その方法は以下のステップを含む:
【0013】
ステップ1:熱可塑性エラストマー10~40wt%と、粘着付与樹脂20~60wt%と、粘着付与樹脂20~60wt%と、プロセスオイル30wt%以下と、フィラー10wt%以下と、を含むエコ防水ホットメルト接着剤を加熱して均一に攪拌し、溶融流体の状態にする;
【0014】
ステップ2:前記エコ防水ホットメルト接着剤を濾過した後に、含浸槽中に搬送する;
【0015】
ステップ3:繊維層を前記含浸槽中に連続搬入し、溶融した前記エコ防水ホットメルト接着剤に浸漬する;及び
【0016】
ステップ4:前記エコ防水ホットメルト接着剤を含浸した前記繊維層を冷却して、前記エコ防水ホットメルト接着剤フィルム材を得る。
【0017】
さらに、ステップ4で得られた前記エコ防水ホットメルト接着剤フィルム材に表面材及び/または離型層を貼り付けることを含み、前記表面材と前記離型層は同じ材料または異なる材料からなるものである。
【0018】
さらに、前記エコ防水ホットメルト接着剤フィルム材をロールで収納且つ梱包貯蔵をする。
【発明の効果】
【0019】
本発明が提供した上述の技術手段は、以下のメリットがある:
【0020】
1.本発明のエコ防水ホットメルト接着剤組成物の原料にはアスファルト成分を含まず、有機溶剤も含まないので、環境に優しい利点があると同時に、業者が製造の工程において揮発性物質や刺激臭を生じることもないので、作業員と仕事環境にも優しい。
【0021】
2.本発明が提供した防水ホットメルト接着剤フィルム材は、当業者の既存の含浸設備を使用するだけで容易に製造できるため、他の高価な設備や特殊な技術を導入する必要はない。また、実験によると、本発明の防水ホットメルト接着剤フィルム材は優れた防水、耐候性と自己接着の特性を有し、加工処理が簡単で、優れた品質と価額があって経済的な価値を確実に備えられる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
図1】本発明のエコ防水ホットメルト接着剤フィルム材の概略図である。
図2】本発明のエコ防水ホットメルト接着剤フィルム材の製造方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0023】
本発明はエコ防水ホットメルト接着剤組成物を提供し、その原料は:
熱可塑性エラストマー10~40wt%;
粘着付与樹脂20~60wt%;
プロセスオイル30wt%以下;及び
フィラー10wt%以下を含む。
上記熱可塑性エラストマーは、15~35wt%が好ましく、より好ましくは20~35wt%であり、さらに好ましくは25~35wt%である。
上記粘着付与樹脂は、30~55wt%であることが好ましく、より好ましくは35~50wt%であり、さらに好ましくは40~50wt%である。
上記プロセスオイルは5~28wt%であることが好ましく、より好ましくは10~25wt%であり、さらに好ましくは15~20wt%である。
上記フィラーは、3~10wt%であることが好ましく、より好ましくは4~9wt%であり、さらに好ましくは5~8wt%である。
【0024】
本発明の上記組成物の原料において、熱可塑性エラストマーは主に防水と自己接着の特性を提供する材料であり、熱可塑性エラストマーは具体的に合成ゴム(SIS、SBS、SEBS、SEPS)と、ポリオレフィンコロイド(APAO、PO)であることができる。粘着付与樹脂は主にコロイド全体の粘度(Viscosity)を調節するためのものであり、具体的に石油樹脂、ロジン樹脂及び上記両方の誘導体であることができる。
【0025】
さらに、前述したプロセスオイルの作用も同様に、コロイド全体の粘度を調節できるもの、例えばパラフィンオイル、鉱物油またはブチル油である。また、フィラーは材料の強度と剛性を提供する他、原料コストも節約することができ、具体的には無機フィラー、例えば炭酸カルシウム、着色剤、炭の粉、タイヤパウダー、難燃剤などを含む。
【0026】
上述のエコ防水ホットメルト接着剤組成物を利用することで、一種のエコ防水ホットメルト接着剤を製造することができる、その方法は以下のステップを含む:
【0027】
ステップ1:先にプロセスオイル及び一部の粘着付与樹脂を加熱して均一に攪拌して溶融状態にする;
【0028】
ステップ2:熱可塑性エラストマー添加した後も継続的に加熱攪拌して溶融状態にする;
【0029】
ステップ3:フィラーと残りの粘着付与樹脂を添加して継続的に加熱攪拌して完全に均一分散の溶融状態にすることで、上述のエコ防水ホットメルト接着剤が得られる。
【0030】
そして、図1に参照し、本発明が上述のエコ防水ホットメルト接着剤組成物を用いて製造されたエコ防水ホットメルト接着剤フィルム材10は、順次積層された表面材11、第一エコ防水ホットメルト接着剤層13、繊維層15、及び第二エコ防水ホットメルト接着剤層17を含み、そのうち:前記第一エコ防水ホットメルト接着剤層13と前記第二エコ防水ホットメルト接着剤層17の一部が前記繊維層15の繊維間に浸潤または含浸する。
【0031】
そのうち、前述した表面材11は建材によく使われる表面材であり、建築の外観または必要の性能によって選択でき、例えば外観テクスチャのパターンまたは色を提供する石、砂、プラスチック、木、金属、発泡材料、または性能を提供する断熱、耐火、遮音または滑り止めの特性を有する単一または複合の表面材であることができる。前述した繊維層15は、プラスチックまたはガラス、グラファイト繊維または金属繊維からなる織物または不織布であることができる。
【0032】
前記エコ防水ホットメルト接着剤フィルム材10における前記第一エコ防水ホットメルト接着剤層13と前記第二エコ防水ホットメルト接着剤層17は、自己接着の特性を有するので、前記表面材11は直接前記第一エコ防水ホットメルト接着剤層13の表面に貼り付けることができて、前記第二エコ防水ホットメルト接着剤層17が完成した後はさらに離型層19を貼り付けるため、収納、貯蔵や運送の時に互いに粘着することを防ぐことができる。
【0033】
最後に、図2に参照し、本発明は前述のエコ防水ホットメルト接着剤フィルム材に対して、その製造方法を提供し、その方法は以下のステップを含む:
ステップ1:前記エコ防水ホットメルト接着剤組を加熱して均一に攪拌し、溶融流体の状態にする、加熱温度は110~200℃の間が好ましく、撹拌時間は60~360分で、撹拌速度は10~60rpmである;
ステップ2:前記エコ防水ホットメルト接着剤を濾過した後に、含浸槽中に搬送する;
ステップ3:前記繊維層を前記含浸槽中に連続搬入し、溶融した前記エコ防水ホットメルト接着剤に浸漬する;
ステップ4:前記エコ防水ホットメルト接着剤を含浸した前記繊維層を冷却する;
ステップ5:前記表面材及び/または離型層を貼り付ける;
ステップ6:ロールで収納且つ梱包貯蔵をする。
【0034】
前記ステップ1~6は本発明が実際に製造する時の全プロセスを示すものであるが、ステップ1~4で得られたエコ防水ホットメルト接着剤を含浸した前記繊維層だけでも本発明の範囲であり、ステップ5、6の表面材、離型層を貼り付けるとロールで収納且つ梱包貯蔵をすることは実施上の選択だけで、必ず必要な工程ではない。
【0035】
さらに、本発明の確実な効果を実証するために、以下の具体的な実施例をもって本発明の技術手段を説明する。ここで理解すべきものとしては、これらの実施例は本発明の説明のみに使うものであって本発明の請求の範囲を制限するものではない。また、本発明が提供する技術手段を理解した後、当該領域の技術者は様々な同等の変更や修正を行えるが、それらの形式も同様に本発明が限定する請求の範囲に属する。
【0036】
本発明は下記表1の3つの実施例を提供し、且つ各実施例の性能に関するテストデータを下記表2に示す。
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】
【0039】
注記1:CNS3557K6348(各3セット)、コンクリートの接着強度テストの試験型のサイズは5.0cm*5.0cm*15.0cm、シートの下型面は防水膜(作業台の上に置かれ);所定強度配分のセメントモルタル(セメント/砂の重量比は1/3、水セメント比は0.45)、両層に分かれて型内に注入;注入後すぐにモルタル上に0.2kgf/cmの圧力に加え、そして4時間後に圧力を解除する;その後、相対湿度95%の環境(水に浸漬ではなく)に7日間保存する。そして中間2.5cm*12.0cmの防水膜のある範囲を接着強度のサンプル(6個)として切り取って、そのうち3個のサンプルを49℃の乾燥環境に7日間保存、残り3個のサンプルを23±2℃の水中に7日間保存する。その後に23±2℃の空気中に4時間置かれてから、防水膜を50mm/minの速度、90°の角度で剥離する。
【0040】
注記2:中空レンガに接着剤を塗った後に、防水膜を貼り付けてローリングする。サンプルを7日間保存した後、防水膜を50mm/minの速度、90°の角度で剥離する。
【0041】
以上、本発明の好適な実施例を開示したが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではなく、本発明の趣旨と範囲を逸脱しないすべての変更及び修正は、本発明の請求の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0042】
10 エコ防水ホットメルト接着剤フィルム材
11 表面材
13 第一エコ防水ホットメルト接着剤層
15 繊維層
17 第二エコ防水ホットメルト接着剤層
19 離型層
図1
図2