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  • 特許-放射性物質保管容器の運搬方法 図1
  • 特許-放射性物質保管容器の運搬方法 図2A
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-04-19
(45)【発行日】2022-04-27
(54)【発明の名称】放射性物質保管容器の運搬方法
(51)【国際特許分類】
   G21C 19/32 20060101AFI20220420BHJP
   G21F 9/36 20060101ALI20220420BHJP
【FI】
G21C19/32 060
G21F9/36 531D
【請求項の数】 6
(21)【出願番号】P 2019005871
(22)【出願日】2019-01-17
(65)【公開番号】P2020115084
(43)【公開日】2020-07-30
【審査請求日】2020-12-18
(73)【特許権者】
【識別番号】507250427
【氏名又は名称】日立GEニュークリア・エナジー株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000350
【氏名又は名称】ポレール特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】松尾 瑠々
(72)【発明者】
【氏名】清水 仁
【審査官】藤本 加代子
(56)【参考文献】
【文献】特開2017-211188(JP,A)
【文献】特開2003-084093(JP,A)
【文献】特開2003-057388(JP,A)
【文献】特開昭57-003094(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2017/0263343(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G21C 19/32
G21F 9/36
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
放射性物質を保管する保管容器を揚重機で運搬する運搬方法であって、
前記保管容器を第一エリアの横置架台から第二エリアの立て起こし架台に運搬する第一工程と、
第二エリアにて前記保管容器を水平状態から垂直状態に立て起こす第二工程と、
前記保管容器を第二エリアの立て起こし架台から第三エリアの縦置架台に運搬する第三工程を有しており、
前記第二工程は、前記立て起こし架台と近接するように設けた側壁の間で実施される工程であり、
前記近接とは、前記第二工程時に前記揚重機との連結が外れた方向に前記保管容器が傾いた場合でも、傾いた保管容器を前記側壁で支持し、前記立て起こし架台から床上への落下を抑制できる距離であることを特徴とする保管容器の運搬方法。
【請求項2】
請求項1に記載の保管容器の運搬方法において、
前記側壁に緩衝体を設けたことを特徴とする保管容器の運搬方法。
【請求項3】
請求項1に記載の保管容器の運搬方法において、
前記側壁の上部にリブを設けたことを特徴とする保管容器の運搬方法。
【請求項4】
請求項1に記載の保管容器の運搬方法において、
前記第三エリアは前記第二エリアより高い位置にあることを特徴とする保管容器の運搬方法。
【請求項5】
請求項4に記載の保管容器の運搬方法において、
前記第二エリアは前記第一エリアより高い位置にあることを特徴とする保管容器の運搬方法。
【請求項6】
請求項1から請求項5の何れか一項に記載の運搬方法において、
前記第一エリアの横置架台、第二エリアの前記立て起こし架台、前記第三エリアの縦置架台は、直線状に配置されていることを特徴とする保管容器の運搬方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、使用済燃料集合体や放射性廃棄物等の放射性物質を収容する放射性物質保管容器の運搬方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
原子力発電施設の炉心で一定期間使用した燃料は、炉心から取り出して保管容器に収容された後、原子力発電施設の施設内または施設外の使用済燃料貯蔵施設に運搬され、一時保管される。
【0003】
このような貯蔵施設の一例として、特許文献1の使用済燃料貯蔵施設がある。特許文献1には、使用済燃料貯蔵施設の構成として「トレーラから使用済燃料貯蔵容器を積み下ろし、搬入を行うための搬入エリアと、この搬入エリアからの使用済燃料貯蔵容器を貯蔵しておく貯蔵エリアとから概略構成され、搬入エリアには、上部に天井クレーン及びその周囲に建屋躯体が設けられ、貯蔵エリアには、使用済燃料貯蔵容器を空気の循環によって自然冷却する必要があるため、給気口と排気口が設けられている。」と記載されている。
【0004】
貯蔵施設に保管容器を搬入する場合、貯蔵施設の搬入エリアにて、横倒しの状態の保管容器をトレーラから積み下ろし、垂直に立て起こしてから貯蔵エリアに運搬する。これらの工程には天井クレーンに代表される揚重機を用いることが多いが、保管容器を立て起こす工程では、保管容器の一端側の二点を支持点として保管容器を立て起こすため、保管容器の四点を支持点としている他工程と比べ、吊具の外れ等が発生した場合のバックアップ機能が無い分、保管容器の転倒確率が高まる。
【0005】
そのため、保管容器の転倒や落下による、保管容器や収容された放射性物質が破損を抑制するための運搬方法も提案されている。例えば、特許文献2のキャスク搬入装置では、クレーンで保管容器を吊り上げて運搬する場合に比べ、保管容器を床面から大きく離さないため、保管容器の転倒や落下時が発生した場合においても保管容器の破損の程度を軽減している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【文献】特開2014- 25840号公報
【文献】特開2009-204515号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献2のキャスク搬入装置では、吊具の外れ等によって保管容器の転倒が発生した場合、吊具の外れの具合によって転倒方向が定まることより保管容器の落下方向を予想することは困難である。
【0008】
そこで、本発明では、クレーン等の揚重装置による保管容器の立て起こし工程時に、保管容器が転倒した場合、その転倒方向を制限することができ、また、保管容器の落下時の衝撃を抑制できる、放射性物質保管容器の運搬方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
放射性物質を保管する保管容器を揚重機で運搬する運搬方法であって、前記保管容器を第一エリアの横置架台から第二エリアの立て起こし架台に運搬する第一工程と、第二エリアにて前記保管容器を水平状態から垂直状態に立て起こす第二工程と、前記保管容器を第二エリアの立て起こし架台から第三エリアの縦置架台に運搬する第三工程を有しており、前記第二工程は、前記立て起こし架台と近接するように設けた側壁の間で実施される工程であり、前記近接とは、前記第二工程時に前記揚重機との連結が外れた方向に前記保管容器が傾いた場合でも、傾いた保管容器を前記側壁で支持し、前記立て起こし架台から床上への落下を抑制できる距離である
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、クレーン等の揚重装置による保管容器の立て起こし工程時に、保管容器が転倒した場合、その転倒方向を制限でき、また、保管容器の落下時の衝撃を抑制できる、放射性物質保管容器の運搬方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】放射性物質の保管容器の外観図
図2A】搬入エリアにおける、実施例1の運搬方法を説明する側面図
図2B】第二エリアにおける、保管容器の立て起こし工程を説明する側面図
図3】搬入エリアにおける、実施例1の運搬方法を説明する平面図
図4】搬入エリアにおける、実施例2の運搬方法を説明する側面図
図5】搬入エリアにおける、実施例3の運搬方法を説明する側面図
図6】搬入エリアにおける、実施例3の運搬方法を説明する斜視図
図7】従来の揚重装置の斜視図
図8】実施例4の揚重装置の斜視図
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施例について、図面を用いて説明する。
【実施例1】
【0013】
まず、図1図3を用いて、本発明の実施例1に係る、放射性物質保管容器の運搬方法を説明する。
【0014】
図1は、本実施例に係る放射性物質保管容器(以下「保管容器1」と称する。)の外観図である。この保管容器1は、使用済燃料集合体や放射性廃棄物等の放射性物質を内部に収容する略円筒状の容器であり、円筒の上端と下端の外周に合計8個のトラニオン1aを備え、また、上部開口を蓋1bで封鎖している。放射性物質を収容し、130~150トン程度の重量となった保管容器1は、トラニオン1aに取り付けた吊具を介して、後述する揚重機で吊り上げられ、所望の場所に運搬される。
【0015】
図2A図2B図3は、保管施設の入口(以下、「搬入エリア」と称する。)での、保管容器1の運搬方法を説明する側面図と平面図である。保管施設は、外部から輸送されてきた保管容器1を貯蔵する施設であり、主に、搬入エリアと、貯蔵エリアに区分される。図に示す運搬工程は、保管容器1を搬入エリアから貯蔵エリアに運搬する工程の前工程であり、搬入エリアにて、横向きの保管容器1を縦向きに起こす工程である。
【0016】
これらの図に示すように、本実施例においては、搬入エリアを、第一エリア3、第二エリア4、第三エリア5に三分している。第一エリア3は保管容器1を載置したトレーラ2が停車する停車エリアであり、第二エリア4は横向きの保管容器1を縦向きにする作業エリアであり、第三エリア5は縦向きの保管容器1を貯蔵エリアに運搬するまで貯蔵する一時貯蔵エリアである。以下、本実施例の運搬工程を、エリア毎に細分化して説明する。
<第一エリア3から第二エリア4への運搬工程>
図2Aに示すように、第一エリア3に停車したトレーラ2の荷台上の横置架台2aには、保管容器1が長手方向を水平にした姿勢(水平状態)で載置されている。この横置架台2aは、保管容器1の上側一対と下側一対の合計4個のトラニオン1aを把持しており、これによりトレーラ2での輸送中の保管容器1の前後及び左右方向の移動が制限されている。
【0017】
第一エリア3から第二エリア4への保管容器1の運搬には揚重機6を用いる。まず、第一エリア3では、保管容器1の側方4個のトラニオン1aと揚重機6を、吊具を介して連結する。その後、揚重機6は、保管容器1を水平状態のまま吊り上げ、第二エリア4に予め設置しておいた立て起こし架台8に、保管容器1を水平状態のまま載置する。なお、立て起こし架台8は、横置架台2aと同様に、保管容器1の上側一対と下側一対の合計4個のトラニオン1aを把持するものである。
<第二エリア4での立て起こし工程>
第二エリア4では、揚重機7を用いて、水平状態の保管容器1を長手方向が垂直な姿勢(垂直状態)となるように立て起こす。まず、図2Bの左図に示すように、保管容器1のトラニオン1aの上側一対と揚重機7のアームの一対を連結する。この状態で揚重機7を吊り上げると、図2Bの中央図に示すように、立て起こし架台8に把持された下側一対のトラニオン1aを支点として保管容器1が徐々に垂直に近づく。そして、図2Bの右図に示すように、保管容器1が垂直になった後、保管容器1の上側のトラニオン1aの他の一対と揚重機7のアームの他の一対を連結する。これにより、保管容器1と揚重機7を四点で連結することができる。
<第二エリア4から第三エリア5への運搬工程>
第二エリア4から第三エリア5への保管容器1の運搬には、引き続き揚重機7を用いる。この時点で、保管容器1と揚重機7は四点で連結されているため、揚重機7は保管容器1を安定姿勢で吊り上げることができる。その後、揚重機7は、第三エリア5に予め設置しておいた縦置架台9に、保管容器1を垂直状態のまま載置する。
【0018】
ここで、図2Aに示すように、本実施例の搬入エリアでは、第一エリア3と第二エリア4が同じ高さであるのに対し、第三エリア5を両エリアよりも高くしている。第三エリア5の高さは、具体的には、第二エリア4に設置した立て起こし架台8の上端と略同等の高さである。搬入エリアをこのように設計することで、保管容器1が立て起こし架台8から縦置架台9に向けて水平移動する際に、保管容器1の下端と第三エリア5の床面からの高さを低減することができ、万が一、保管容器1が落下した場合であっても、保管容器1の破損の程度を軽減することができる。
<第二エリア4の側壁>
次に、図3を用いて、本実施例の第二エリア4に設けた側壁を説明する。図3は、図2Aを上方から見た平面図であり、図3のA-A断面での断面図が図2Aに相当する。
【0019】
図2Aで示したように、揚重機6による運搬工程での保管容器1の連結や、揚重機7による運搬工程での保管容器1の連結は、何れも四点支持である。このため、仮に一点で連結が外れたとしても、残る三点の連結が維持されており、保管容器1が落下することはない。しかしながら、図2Bに示したように、保管容器1の立ち起こし工程では、揚重機7と保管容器1の連結が二点支持となるため、一点でも連結が外れると、その方向に向けて保管容器1が倒れ床上に落下してしまい、保管容器1が破損するおそれがある。
【0020】
そこで、本実施例の第二エリア4では、第二エリア4の幅を狭める平坦な側壁を、立て起こし架台8と近接するように設けた。これにより、揚重機7と保管容器1の二点連結のうち一方が外れ、その方向に保管容器1が傾いた場合であっても、傾いた保管容器1を側壁で支持し、保管容器1の転倒方向を制御することで、保管容器1の立て起こし架台8から床上への落下を抑制できるので、保管容器1の破損を防止することができる。なお、側壁には、保管容器1の衝突を緩和するための緩衝体を設ける構成がより望ましい。
【0021】
以上で説明したように、本実施例の放射性物質保管容器の運搬方法によれば、第二エリア4に側壁を設けたので、揚重機7と保管容器1の連結が外れ、保管容器1が傾いた場合であっても、保管容器1の転倒方向を制御し、保管容器1の床上への落下を防止することができる。また、第三エリア5を第一エリア3と第二エリア4よりも高くしたので、保管容器1が立て起こし架台8から縦置架台9に向けて水平移動する際に、万が一、保管容器1が落下した場合であっても、第三エリア5の床面からの高さが低減できるので、保管容器1の破損の程度を軽減することができる。
【実施例2】
【0022】
次に、図4を用いて、本発明の実施例2に係る、放射性物質保管容器の運搬方法を説明する。なお、実施例1との共通点は重複説明を省略する。
【0023】
実施例1では、第一エリア3と第二エリア4を同じ高さとしたが、実施例2では、第一エリア3を第二エリア4より低くした。具体的には、トレーラ2上の横置架台2aの上端と、第二エリア4に設置された立て起こし架台8の上端が、略同等の高さとなるようにした。これにより、第一エリア3から第二エリア4への運搬工程での、保管容器1の揚程(上下移動量)を実施例1に比べて小さくすることができる。
【0024】
揚重機6は、130~150トンの保管容器1を吊り上げるものであるため、一般的な揚重機に比べ、揚重機6には高い耐震強度が求められる。本実施例のように、揚程を小さくすることで、保管容器1の吊り上げ時の揚重機6の重心を下げることが可能となるため、揚重機6を設置している建屋の耐震強度設計に対する要求を緩和することができる。
【実施例3】
【0025】
次に、図5図6を用いて、本発明の実施例3に係る、放射性物質保管容器の運搬方法を説明する。なお、上述した実施例との共通点は重複説明を省略する。
【0026】
実施例1、2では、第二エリア4の側壁を平坦なものとしたが、本実施例では、図5の断面図、および、図6の斜視図に示すように、第二エリア4の側壁の上部の全周にリブ4aを設けた。このように、上部にリブ4aを有する側壁とすることで、保管容器1が転倒したときの衝撃を受ける箇所を、リブ4aに限定させることが可能となる。特に、リブ4aに木材等の緩衝体を設けておけば、保管容器1が転倒した際の衝突による衝撃をより緩和することが可能である。なお、リブ4aの下方は、作業スペースとして活用することもできる。
【実施例4】
【0027】
次に、図8を用いて、本発明の実施例4に係る、放射性物質保管容器の運搬方法を説明する。なお、上述した実施例との共通点は重複説明を省略する。
【0028】
まず、図7を用いて、従来の揚重装置を説明する。従来、搬入エリアの第一エリア3~第三エリア5の各エリアにおける、架台の設置場所は特に指定されていなかったため、あるエリアの任意の場所に設置された架台上の保管容器1を、他のエリアの任意の場所に設置された架台上に運搬できるような揚重装置が必要であった。このため、従来の揚重装置は、例えば、図7に示すように、平行に設置した一対のレール10と、この一対のレール10上に配置した一対のサドル11と、この一対のサドル11間に配置したガーター12と、このガーター12上に配置したトロリ13と、このトロリ13内に配置した巻取機14と、巻取機14の下方に配置した保管容器把持具15と、を備えており、保管容器1の上下方向の運搬を巻取機14のワイヤ巻き取りにより実施するとともに、搬送方向と横行方向の二方向の運搬をサドル11とトロリ13の車輪駆動により実現していた。
【0029】
これに対し、図3のように、第一エリアの横置架台、第二エリアの立て起こし架台、第三エリアの縦置架台のそれぞれが略直線状に配置されている場合には、揚重装置は、保管容器1を搬送方向にのみ運搬すれば良く、横行方向に運搬する必要がない。そこで、本実施例の揚重装置6、7では、図8に示すように、レール10を搬送方向と平行に配置し、横行方向の運搬に利用するトロリ13を省略するとともに、巻取機14を従来よりも低い位置となるガーター12の略中央に固定した。
【0030】
このように、本実施例の揚重装置では、保管容器1の運搬方向が水平1方向に限定されるので、水平2方向の搬送に対応した従来の揚重機に比べ、構造を簡素化できる。この結果、揚重機の軽量化や、揚重機の重心を下げることができ、揚重機の耐震強度をより高めることができる。また、本実施例のように、揚重機6を設置している建屋の耐震強度設計に対する要求を緩和することができる。
【0031】
なお、本発明は上記した実施例のものに限定されず、さまざまな変形例が含まれる。上記した実施例は本発明をわかりやすく説明するために、詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
【符号の説明】
【0032】
1 保管容器、
1a トラニオン、
1b 蓋、
2 トレーラ、
2a 横置架台、
3 第一エリア、
4 第二エリア、
5 第三エリア、
6、7 揚重機、
8 立て起こし架台、
9 縦置架台、
10 レール、
11 サドル、
12 ガーター、
13 トロリ、
14 巻取機、
15 保管容器把持具
図1
図2A
図2B
図3
図4
図5
図6
図7
図8