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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-04-19
(45)【発行日】2022-04-27
(54)【発明の名称】通信装置および通信方法
(51)【国際特許分類】
   H04L 1/16 20060101AFI20220420BHJP
   H04W 92/18 20090101ALI20220420BHJP
   H04W 28/04 20090101ALI20220420BHJP
   H04W 72/04 20090101ALI20220420BHJP
   H04W 28/06 20090101ALI20220420BHJP
   H04W 88/04 20090101ALI20220420BHJP
【FI】
H04L1/16
H04W92/18
H04W28/04 110
H04W72/04 131
H04W28/06 110
H04W88/04
【請求項の数】 8
(21)【出願番号】P 2019564144
(86)(22)【出願日】2017-07-28
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2020-09-17
(86)【国際出願番号】 CN2017095001
(87)【国際公開番号】W WO2019019184
(87)【国際公開日】2019-01-31
【審査請求日】2020-02-14
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】514136668
【氏名又は名称】パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ
【氏名又は名称原語表記】Panasonic Intellectual Property Corporation of America
(74)【代理人】
【識別番号】110002952
【氏名又は名称】特許業務法人鷲田国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ワン リレイ
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 秀俊
【審査官】吉江 一明
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2016/076301(WO,A1)
【文献】特表2017-516323(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第106465367(CN,A)
【文献】岸山 祥久 他,5G無線アクセスの技術動向について,電子情報通信学会2016年通信ソサイエティ大会講演論文集1 ,2016年09月06日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04L 1/16
H04W 92/18
H04W 28/04
H04W 72/04
H04W 28/06
H04W 88/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
サイドリンクを介して通信するように動作可能な通信装置であって、
別の通信装置から送信された複数のトランスポートブロック(TB)を、第1の期間において受信するように動作可能な受信機と、
複数のフィードバックビットをそれぞれ受信した前記TBについて生成し、フィードバック情報を生成するために、前記フィードバックビットの数に従って、前記フィードバックビットの少なくとも一部に対して多重化およびバンドルのうちの少なくとも1つを実行するように動作可能な回路と、
前記フィードバック情報を送信するフィードバックタイミングに従って、前記フィードバック情報を送信するように動作可能な送信機と、
を備え、
前記回路が、前記フィードバックタイミングを判断するように動作可能な判断回路を含み、
前記判断回路が、前記第1の期間において受信された前記TBに配分される第1のスケジューリング割り当てリソースプールのサブフレームのインデックスを受信した場合、前記フィードバックタイミングが、前記第1の期間の後の第2の期間における第2のスケジューリング割り当てリソースプールのサブフレームセット内であると判断するように動作可能であり、
前記送信機が、前記フィードバックタイミングに従って、前記第2のスケジューリング割り当てリソースプールの、前記インデックスがマッピングされたマッピングインデックスで始まる物理リソースブロック(PRB)において、前記フィードバック情報を送信するように動作可能である、
通信装置。
【請求項2】
前記回路が、生成器を含み、前記第1の期間において受信された前記TBについて生成された前記フィードバックビットの前記数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きいときに、前記生成器が、前記フィードバックビットの第1の部分をバンドルしてバンドルされたフィードバックビットを生成し、フィードバックビットの第2の部分を多重化して多重化されたフィードバックビットを生成し、前記バンドルされたフィードバックビットと前記多重化されたフィードバックビットとを合成して、前記フィードバックチャネルにおいて送信される前記フィードバック情報を生成するように動作可能であり、前記フィードバックチャネルにおいて送信されるビットの前記数が、前記フィードバックチャネルの前記ペイロードサイズよりも大きくない、
請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記回路が、生成器を含み、前記フィードバックビットの前記数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きいときに、前記生成器が、前記フィードバック情報を生成するために、少なくとも2つのフィードバックビットのユニットにおいて前記フィードバックビットの全てをバンドルするように動作可能であり、前記フィードバックチャネルにおいて送信される前記フィードバックビットの数が、前記フィードバックチャネルの前記ペイロードサイズよりも大きくない、
請求項1に記載の通信装置。
【請求項4】
前記回路が、生成器を含み、前記フィードバックビットの前記数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きくないときに、前記生成器が、前記フィードバック情報を生成するために、前記複数のフィードバックビットを多重化するように動作可能である、
請求項1に記載の通信装置。
【請求項5】
記送信機が、前記フィードバックタイミングに従って、前記第2のスケジューリング割り当てリソースプール内にサイドリンク制御情報(SCI)のフォーマットで前記フィードバック情報を送信するように動作可能である、
請求項1に記載の通信装置。
【請求項6】
サイドリンクを介した通信のための通信方法であって、
別の通信装置から送信された複数のトランスポートブロック(TB)を、第1の期間において受信することと、
複数のフィードバックビットをそれぞれ前記第1の期間において受信した前記TBについて生成することと、
フィードバック情報を生成するために、前記フィードバックビットの数に従って、前記フィードバックビットの少なくとも一部に対して多重化およびバンドルのうちの少なくとも1つを実行することと、
前記第1の期間において受信された前記TBに配分される第1のスケジューリング割り当てリソースプールのサブフレームのインデックスを受信した場合、前記フィードバック情報を送信するフィードバックタイミングが、前記第1の期間の後の第2の期間における第2のスケジューリング割り当てリソースプールのサブフレームセット内であると判断することと、
前記フィードバックタイミングに従って、前記第2のスケジューリング割り当てリソースプールの、前記インデックスがマッピングされたマッピングインデックスで始まる物理リソースブロック(PRB)において、前記フィードバック情報を送信することと、
を含む通信方法。
【請求項7】
サイドリンクを介して通信するように動作可能な通信装置であって、
複数の送信ブロック(TB)を別の通信装置に送信するように動作可能な送信機と、
前記別の通信装置からフィードバック情報を受信するように動作可能な受信機と、
前記フィードバック情報に応答して、前記TBの一部を再送信するように前記送信機を制御するように動作可能な回路と、を備え、
前記フィードバック情報が、前記別の通信装置によって、フィードバックビットの数に従って複数の前記フィードバックビットの少なくとも一部に対して多重化およびバンドルのうちの少なくとも1つを実行することにより生成され、前記フィードバックビットが、第1の期間において前記別の通信装置によって受信される前記TBについてそれぞれ生成され、前記別の通信装置によって、前記第1の期間において受信された前記TBに配分される第1のスケジューリング割り当てリソースプールのサブフレームのインデックスが受信された場合前記別の通信装置が前記フィードバック情報を送信するフィードバックタイミングが、前記第1の期間の後の第2の期間における第2のスケジューリング割り当てリソースプールのサブフレームセット内であると判断され、前記フィードバック情報が、前記フィードバックタイミングに従って、前記第2のスケジューリング割り当てリソースプールの、前記インデックスがマッピングされたマッピングインデックスで始まる物理リソースブロック(PRB)において、前記別の通信装置から送信される、
通信装置。
【請求項8】
サイドリンクを介した通信のための通信方法であって、
送信機によって、複数の送信ブロック(TB)を通信装置に送信することと、
前記通信装置からフィードバック情報を受信することと、
前記フィードバック情報に応答して、前記TBの一部を再送信するように前記送信機を制御することと、を含み、
前記フィードバック情報が、前記通信装置によって、フィードバックビットの数に従って複数の前記フィードバックビットの少なくとも一部に対して多重化およびバンドルのうちの少なくとも1つを実行することにより生成され、前記フィードバックビットが、第1の期間において前記通信装置によって受信される前記TBについてそれぞれ生成され、前記通信装置によって、前記第1の期間において受信された前記TBに配分される第1のスケジューリング割り当てリソースプールのサブフレームのインデックスが受信された場合前記通信装置が前記フィードバック情報を送信するフィードバックタイミングが、前記第1の期間の後の第2の期間における第2のスケジューリング割り当てリソースプールのサブフレームセット内であると判断され、前記フィードバック情報が、前記フィードバックタイミングに従って、前記第2のスケジューリング割り当てリソースプールの、前記インデックスがマッピングされたマッピングインデックスで始まる物理リソースブロック(PRB)において、前記通信装置から送信される、
通信方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本技術は、ワイヤレス通信分野に関し、より詳細には、フィードバック情報を通信するための通信装置および通信方法に関する。
【背景技術】
【0002】
デバイスツーデバイスのさらなる拡張(FeD2D)は、ウェアラブルデバイス/モノのインターネット(IoT)デバイスと、中継ユーザ機器(UE)との間の通信を最適化することを目標とする作業項目である。現在のサイドリンク関連標準において、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)手順の間は、フィードバックに対して物理レイヤが指定されない。したがって、このようなHARQフィードバックは、FeD2Dにおいて議論されるトピックの1つであり、改善されることが目標とされる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
1つの非限定的かつ例示的実施形態が、不必要な再送信を回避すること、および通信性能を効果的に改善することを促進する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
1つの概略的態様において、それは、別の通信装置から送信された複数のトランスポートブロック(TB)を、第1の期間において受信するように動作可能な受信機と、複数のフィードバックビットをそれぞれ受信したTBについて生成し、フィードバック情報を生成するために、フィードバックビットの数に従って、フィードバックビットの少なくとも一部に対して多重化およびバンドルのうちの少なくとも1つを実行するように動作可能な回路と、を備える、サイドリンクを介して通信するように動作可能な通信装置を提供することである。
【0005】
別の概略的態様において、それは、別の通信装置から送信された複数のトランスポートブロック(TB)を、第1の期間において受信することと、複数のフィードバックビットをそれぞれ第1の期間において受信したTBについて生成することと、フィードバック情報を生成するために、フィードバックビットの数に従って、フィードバックビットの少なくとも一部に対して多重化およびバンドルのうちの少なくとも1つを実行することと、を含む、サイドリンクを介した通信のための通信方法を提供することである。
【0006】
別の概略的態様において、それは、複数の送信ブロック(TB)を別の通信装置に送信するように動作可能な送信機と、別の通信装置からフィードバック情報を受信するように動作可能な受信機と、フィードバック情報に応答して、TBの一部を再送信するように送信機を制御するように動作可能な回路と、を備え、フィードバック情報が、別の通信装置によって、フィードバックビットの数に従って複数のフィードバックビットの少なくとも一部に対して多重化およびバンドルのうちの少なくとも1つを実行することにより生成され、フィードバックビットが、第1の期間において別の通信装置によって受信されるTBについてそれぞれ生成される、サイドリンクを介した通信を実行するように動作可能な通信装置を提供することである。
【0007】
別の概略的態様において、送信機によって、複数の送信ブロック(TB)を通信装置に送信することと、通信装置からフィードバック情報を受信することと、フィードバック情報に応答して、TBの一部を再送信するように送信機を制御することと、を含み、フィードバック情報が、通信装置によって、フィードバックビットの数に従って複数のフィードバックビットの少なくとも一部に対して多重化およびバンドルのうちの少なくとも1つを実行することにより生成され、フィードバックビットが、第1の期間において通信装置によって受信されるTBについてそれぞれ生成される、サイドリンクを介した通信のための通信方法を提供することである。
【0008】
概略的な、または特定の実施形態は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム、記憶媒体、またはそれらの任意の選択的組み合わせとして、実装され得ることに留意すべきである。
【0009】
開示される実施形態の追加的な恩恵および利点は、明細書および図面から明らかとなる。恩恵および/または利点は、明細書および図面の多様な実施形態および特徴によって個別に取得され得る。明細書および図面は、そのような恩恵および/または利点のうちの1つまたは複数を取得するために全てが提供される必要はない。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1A】本開示の実施形態による通信方式を適用する適用シナリオの例を概略的に示す図である。
図1B】本開示の実施形態による通信方式を適用する適用シナリオの例を概略的に示す図である。
図2A】本開示の実施形態による通信装置の例のブロック図を概略的に示す図である。
図2B】本開示の実施形態による通信装置の例のブロック図を概略的に示す図である。
図3】本開示の実施形態によるスケジューリング割り当て(SA)期間の例を概略的に示す図である。
図4A】本開示の実施形態によるフィードバック情報を生成する動作を概略的に示す図である。
図4B】本開示の実施形態によるフィードバック情報を生成する動作を概略的に示す図である。
図4C】本開示の実施形態によるフィードバック情報を生成する動作を概略的に示す図である。
図5A】本開示の実施形態による通信装置の例のブロック図を概略的に示す図である。
図5B】本開示の実施形態による通信装置の例のブロック図を概略的に示す図である。
図6】本開示の実施形態において、フィードバック情報を送信するタイミングを判断するための動作、およびタイミングに従ってフィードバック情報を送信するための動作の例を概略的に示す図である。
図7】本開示の別の実施形態において、フィードバック情報を送信するタイミングを判断するための動作、およびタイミングに従ってフィードバック情報を送信するための動作の例を概略的に示す図である。
図8A】本開示の別の実施形態において、フィードバック情報を送信するタイミングを判断するための動作、およびタイミングに従ってフィードバック情報を送信するための動作の例を概略的に示す図である。
図8B】本開示の別の実施形態において、フィードバック情報を送信するタイミングを判断するための動作、およびタイミングに従ってフィードバック情報を送信するための動作の例を概略的に示す図である。
図9】本開示の別の実施形態において、フィードバック情報を送信するタイミングを判断するための動作、およびタイミングに従ってフィードバック情報を送信するための動作の例を概略的に示す図である。
図10】本発明の実施形態による通信装置の詳細を示すブロック図を概略的に示す図である。
図11】本開示の実施形態による通信装置の例のブロック図を概略的に示す図である。
図12】本発明の実施形態による通信装置の詳細を示すブロック図を概略的に示す図である。
図13】本開示の実施形態による、サイドリンクを介した通信装置と別の通信装置との間の通信のフローチャートの例を概略的に示す図である。
図14】本発明の実施形態による通信方法のフローチャートを概略的に示す図である。
図15】本発明の実施形態による通信方法のフローチャートを概略的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
実施形態は、ここで図面を参照して説明され、それは、通信方法、装置、およびシステムに関する。本技術は、多くの異なる形態および多くの異なる順序で具現化されてもよく、本明細書に明記された実施形態に限定されると解釈されるべきではないと理解される。むしろ、これらの実施形態は、本開示が、完全かつ完成したものとなり、当業者に本技術を完全に伝達するように提供される。実際に、本技術は、これらの実施形態の代替物、修正物、および均等物を包含するように意図され、それらは、添付の特許請求の範囲によって定義される本技術の範囲および趣旨の中に含まれる。さらに、本技術の以下の詳細な説明では、本技術の完全な理解をもたらすために、多数の具体的詳細が明記されている。しかしながら、当業者には、本技術がそのような具体的詳細なしに実施され得ることが明らかであろう。
【0012】
方法のステップの順序、およびコンポーネントの構造は、限定のためではなく例示の目的で、本明細書において提供される。以下の技術の詳細な説明は、例示および説明の目的で提示される。それは、網羅的であること、または開示された正確な形態に技術を限定することを意図するものではない。多くの修正および変形が、上記教示に照らして可能である。説明される実施形態は、多様な実施形態において、および考えられる特定の用途に適している様々な修正を用いて、他の当業者が技術を最もよく利用することをそれによって可能にするために、技術の原理、およびその実際の適用を最もよく説明するために選択される。技術の範囲が、本明細書に添付された特許請求の範囲によって定義されると意図される。
【0013】
Long Term Evolution(LTE)通信システムなどの現在の通信システムでは、受信機において、送信機から受信したそれぞれのトランスポートブロック(TB)に対応して、それぞれのフィードバックビットが判断され、受信機は、HARQ手順においてフィードバック情報を生成するために、フィードバックビットに対してバンドルまたは多重化のいずれかを実行する。バンドルまたは多重化のいずれを実行するかは、送信機から受信した無線リソース制御(RRC)シグナリングによって構成され、それは、半静的フィードバックモードと呼ばれる。しかしながら、FeD2Dにおいては、期間中に受信したTBの数が非常に多い場合があるため、そのような半静的フィードバックモード(バンドルまたは多重化のいずれか)は、適当ではなく、または柔軟性がないことがある。期間内に受信したTBの数が比較的多いときに、受信機が、フィードバック情報を生成するためにバンドルを実行する場合、受信したTBの数においてただ1つのTB内のエラーが、全てのTBを再送信させることすらあり得る。一方、エラーなしにうまく受信された他のTBは、再送信の必要がなく、よって、全てのTBを再送信することが、不必要な再送信を引き起こし、通信リソースを浪費し、通信性能を劣化させる。受信機が多重化を実行する場合、フィードバック情報のビット数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズを超えるとき、通信性能は重大な影響を受ける。
【0014】
図1Aおよび図1Bは、本開示の実施形態による通信方式を適用する適用シナリオの例を概略的に示す。
【0015】
図1Aに示すように、適用シナリオは、基地局、中継UE、ならびにリモートUE1およびリモートUE2などの複数のリモートUE(例えば、IoTデバイス)を含む。中継UEは、アップリンクおよびダウンリンクを介して双方向モードで基地局と通信し、データ(例えば、ユーザデータ)およびシグナリングをリモートUEに送信すること、ならびに/またはデータ(例えば、ユーザデータ)およびシグナリングをリモートUEから受信することによって、サイドリンクを介して双方向モードでリモートUEと通信する。本開示の実施形態による通信方法は、サイドリンクを介してフィードバック情報を通信するための、図1Aに示す適用シナリオに適用され得る。
【0016】
図1Bに示すように、適用シナリオは、基地局1および基地局2などの複数の基地局、ならびに中継UEを含む。中継UEは、アップリンクおよびダウンリンクを介して双方向モードで複数の基地局と通信する。また、データは、中継UEと基地局との間で、配分されるリソースブロックにおいて通信され得る。リソースブロックは、周波数領域における連続するサブキャリアにまたがるリソースエレメントのグループ、および時間領域におけるスロットである。
【0017】
基地局が、進化型ノードB(eNB)、gNB、および異なる通信標準における他の種類の基地局と呼ばれ得ることに留意すべきである。
【0018】
図2Aは、本開示の実施形態による通信装置200の例のブロック図を概略的に示す。
【0019】
1つの実施形態において、通信装置200は、サイドリンクを介して中継UE(図1Aに示す)などの別の通信装置から、シグナリングおよびデータ(例えば、ユーザデータ)を受信するための、図1Aに示すリモートUEであってもよい。別の実施形態において、通信装置200は、ダウンリンクを介して基地局からシグナリングおよびデータ(例えば、ユーザデータ)を受信するための、図1Bに示す中継UEであってもよい。別の実施形態において、通信装置は、サイドリンクを介してリモートUEなどの別の通信装置からシグナリングおよびデータ(例えば、ユーザデータ)を受信するための中継UEであってもよい。
【0020】
図2Aに示すように、通信装置200は、受信機210、および回路230を含む。実施形態において、受信機210は、別の通信装置から送信された複数のトランスポートブロック(TB)を、第1の期間において受信するように動作可能であり、回路230は、複数のフィードバックビットをそれぞれ受信されたTBについて生成し、フィードバック情報を生成するために、フィードバックビットの数に従って、フィードバックビットの少なくとも一部に対して多重化およびバンドルのうちの少なくとも1つを実行するように動作可能である。
【0021】
1つの実施形態において、受信機210は、異なる期間においてTBを受信し得る。期間の例は、D2Dシナリオ(図1Aに示すシナリオなど)において、中継UEとリモートUEとの間の通信のためのスケジューリング割り当て(SA)期間であってもよい。すなわち、D2Dにおいて、期間は、SA期間であってもよい。
【0022】
図3は、本開示の実施形態によるスケジューリング割り当て(SA)期間の例を概略的に示す。
【0023】
通信装置200は、別の通信装置、例えば、外部送信機から送信されたSAおよび/またはTBを受信し得る。
【0024】
図3に示すように、各SA期間において、通信装置200(例えば、図1Aに示すリモートUE)との通信を実行する外部送信機(例えば、図1Aに示す中継UE)の視点から、外部送信機は、SAリソースプール内でスケジューリング割り当て(SA、図面においてドットで満たされたブロックとして示される)を送信し、第1のSA期間におけるデータリソースプール内で複数のトランスポートブロック(TB、図面において空白のブロックとして示される)を送信する。外部送信機は、サイドリンク制御情報(SCI)のフォーマットでSAを送信する。SAリソースプールは、外部送信機によってSA(または物理サイドリンク制御チャネル、PSCCH)を送信するための時間および周波数リソースである。データリソースプールは、外部送信機によってTB(またはPSSCH)を送信するための時間および周波数リソースである。外部送信機は、別のSAリソースプール内で別のSAを送信し、第1のSA期間後の第2のSAリソース期間において、別のデータリソースプール内で複数のさらなるトランスポートブロック(TB、図面において空白のブロックで示される)を送信する。
【0025】
通信装置200(例えば、図1Aに示すリモートUE)の視点から、受信機210は、SAリソースプール内で外部送信機から送信された、図3に示すSA(図面においてドットで満たされたブロックとして示される)を受信し、第1のSA期間におけるデータリソースプール内で外部送信機から送信された複数のトランスポートブロック(TB、図3において空白のブロックとして示される)を受信する。受信機210は、サイドリンク制御情報(SCI)のフォーマットでSAを受信する。第1のSA期間後の第2のSAリソース期間において、受信機210は、別のSAリソースプール内で外部送信機から送信されたSAを受信し、別のデータリソースプール内で外部送信機から送信された複数のトランスポートブロック(TB、図面において空白のブロックとして示される)を受信する。
【0026】
2つのSA期間が、図3に示されているが、図3に示されるSA期間は、例示的な目的のみのためであり、他の数のSA期間が、本明細書で利用可能である。
【0027】
図2Aを再び参照すると、回路230は、複数のフィードバックビットをそれぞれ第1の期間において受信したTBについて生成し、フィードバック情報を生成するために、フィードバックビットの数に従って、フィードバックビットの少なくとも一部に対して多重化およびバンドルのうちの少なくとも1つを実行するように動作可能である。1つの実施形態において、受信したTBごとに、回路230は、TBの受信が成功したかどうかを示すフィードバックビットを生成してもよい。例えば、フィードバックビット「1」は、TBの受信が成功したことを示し、フィードバックビット「0」は、受信したTBが不成功である、例えば、いくつかのエラーがある、または受信に成功しなかったことを示す。
【0028】
回路230は、受信したTBについてそれぞれフィードバックビットに対して処理を実行することによって、受信したTBの状態を示すフィードバック情報を生成する。実施形態では、回路230は、フィードバック情報を生成するために、フィードバックビットの数に従って、フィードバックビットの少なくとも一部に対して多重化およびバンドルのうちの少なくとも1つを実行し得る。
【0029】
1つの実施形態において、回路230は、図2Bの例に示されるように、生成器232および判断回路234を含み得る。図2Bに示される、図2Aと類似の機能を有する要素は、同一のラベルが付され、簡潔性および明確性のために本明細書において繰り返し説明されない。
【0030】
1つの実施形態において、判断回路234は、フィードバック情報を送信するタイミングを判断するように動作可能である。判断回路234の詳細な動作は、図6~9を参照して詳細に説明される。
【0031】
生成器232は、フィードバックビットに対して処理を実行することによって、受信したTBの状態を示すフィードバック情報を生成し得る。実施形態では、生成器232は、フィードバック情報を生成するために、フィードバックビットの数に従って、フィードバックビットの少なくとも一部に対して多重化およびバンドルのうちの少なくとも1つを実行し得る。
【0032】
フィードバック情報を生成する生成器232の動作は、図4A~4Cを参照して説明され、図4A~4Cは、本開示の実施形態によるフィードバック情報を生成する動作を概略的に示す。
【0033】
実施形態において、第1の期間において受信されたTBについて生成されたフィードバックビットの数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きいときに、生成器232は、フィードバックビットの第1の部分をバンドルしてバンドルされたフィードバックビットを生成し、フィードバックビットの第2の部分を多重化して多重化されたフィードバックビットを生成し、バンドルされたフィードバックビットと多重化されたフィードバックビットとを合成して、フィードバック情報を生成する。1つの実施形態において、フィードバック情報は、フィードバックチャネルにおいて送信され、フィードバックチャネルにおいて送信されるビット数は、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きくない。
【0034】
図4Aを参照すると、期間(SA期間)内に受信機210によって受信された8個のTB(TB1~TB8)について生成された8個のフィードバックビットを例とする。1つの実施形態において、フィードバックビット「1」は、TBの受信が成功したことを示し、フィードバックビット「0」は、受信したTBが不成功であることを示す。この状況において、TB3およびTB7は、図4Aの例に示されるように、受信に成功していない。フィードバックチャネルのペイロードサイズがフィードバックビットの数よりも小さい場合、ペイロードサイズを5と仮定すると、生成器232は、「AND」演算を使用してフィードバックビット(「1101」)の第1の部分をバンドルして、バンドルされたフィードバックビット(「0」)を生成してもよく、フィードバックビット(「1101」)の第2の部分を多重化して、多重化されたフィードバックビット(「1101」)を生成し、バンドルされたフィードバックビットと多重化されたフィードバックビットとを合成して、フィードバック情報(「01101」)を生成する。したがって、フィードバックチャネルにおいて送信されるビット数は、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きくなく、全てのTBの代わりにTB1~TB4およびTB7だけが再送信される必要がある。
【0035】
代替的には、生成器232は、また、「AND」演算を使用してフィードバックビット(「1101」)の第2の部分をバンドルして、バンドルされたフィードバックビット(「0」)を生成し、フィードバックビット(「1101」)の第1の部分を多重化して、多重化されたフィードバックビット(「1101」)を生成し、バンドルされたフィードバックビットと多重化されたフィードバックビットとを合成して、フィードバック情報(「11010」)を生成し得る。
【0036】
図4Aに示される実施形態は、例示の目的のみであり、通信要件に応じて他の変形が利用可能である。例えば、フィードバックビットの数および各部分に含まれるビット数は、通信要件に応じて変化し得る。さらに、多重化およびバンドルを実行するシーケンスもまた、通信要件に応じて変化し得る。フィードバックビットの数は、図4Aに示されるように8に限定されず、通信要件に応じて変化し得る。
【0037】
有利なことに、期間において受信したTBが比較的大きい状況では、フィードバック情報を生成するために、フィードバックビットの一部を多重化すること、およびフィードバックビットの一部をバンドルすることによって、フィードバックチャネルにおいて送信されるフィードバック情報のビット数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズを超えず、不必要な再送信が回避され、通信性能が効果的に改善され得る。
【0038】
実施形態において、フィードバックビットの数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きいときに、生成器232は、フィードバック情報を生成するために、少なくとも2つのフィードバックビットのユニットにおいてフィードバックビットの全てをバンドルし得る。フィードバックビットの数は、ユニット間で同一であってもよく、または変化してもよい。
【0039】
図4Bに示すように、期間(SA期間)内に受信機210によって受信された8個のTB(TB1~TB8)について、8個のフィードバックビットが生成される。TB7は、図4Bの例に示されるように、受信に成功していない。フィードバックチャネルのペイロードサイズが、フィードバックビットの数よりも小さい場合、ペイロードサイズを5と仮定すると、生成器232は、フィードバック情報を生成するために、少なくとも2つのフィードバックビットのユニットにおいて「AND」演算を使用して全てのフィードバックビットをバンドルする。図4Bに示すように、生成器232は、4個のフィードバックビット(「1111」)をバンドルして、バンドルされたビット「1」を生成し、別の4個のフィードバックビット(「1101」)をバンドルして、バンドルされたビット「0」を生成する。生成器232は、バンドルされたビットを合成して、TBの受信状態を示すフィードバック情報(「10」)を生成する。フィードバックチャネルにおいて送信されるビット数は、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きくない。フィードバック情報によれば、TB4~TB7のみが再送信される必要がある。
【0040】
図4Bに示す実施形態は、例示の目的のみであり、各ユニットにおいてバンドルするフィードバックビットは、互いに等しくなくてもよく、通信要件に応じて変化してもよい。フィードバックビットの数は、図4Bに示されるように8に限定されず、通信要件に応じて変化し得る。
【0041】
有利なことに、期間において受信したTBが比較的大きい状況では、フィードバック情報を生成するために少なくとも2つのフィードバックビットのユニットにおいて全てのフィードバックビットをバンドルすることによって、フィードバックチャネルにおいて送信されるフィードバック情報のビット数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズを超えず、不必要な再送信が回避され、通信性能が効果的に改善され得る。
【0042】
実施形態において、フィードバックビットの数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きくないとき、生成器232は、フィードバック情報を生成するために、複数のフィードバックビットを多重化する。
【0043】
図4Cを参照すると、期間(SA期間)内に受信機210によって受信された8個のTB(TB1~TB8)について、8個のフィードバックビットが生成される。TB7は、図4Cの例に示されるように、受信に成功していない。フィードバックチャネルのペイロードサイズが、フィードバックビットの数よりも大きい場合、ペイロードサイズを10と仮定すると、生成器232は、フィードバック情報を生成するために、全てのフィードバックビットを多重化する。図4Cに示すように、生成器232は、全てのフィードバックビット(「11111101」)を多重化して、フィードバック情報(「11111101」)を生成する。フィードバックチャネルにおいて送信されるビット数は、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きくない。さらに、フィードバック情報によれば、TB7だけが再送信される必要があり、したがって、通信遅延は極めて減少し、通信装置の電力が効果的に節約される。
【0044】
有利なことに、フィードバック情報を生成するために、フィードバックビットの数に従ってフィードバックビットに対して多重化およびバンドルのうちの少なくとも1つを実行することによって、不必要な再送信が回避され、通信遅延が減少し、フィードバックの通信性能および柔軟性が、極めて改善され得る。
【0045】
図4Cに示す実施形態は、例示の目的のみであり、通信要件に応じて他の変形が利用可能である。例えば、フィードバックビットの数は、図4Cに示されるように8に限定されず、通信要件に応じて変化し得る。
【0046】
フィードバック情報を生成する動作は、図1Aに示すシナリオに限定されず、図1Bに示すシナリオにも適用する。すなわち、図1Bに示す中継UEが、図4A~4Cを参照して上述したような方式に従ってフィードバック情報を生成し、その結果、生成されたフィードバック情報を基地局に送信し得る。上述した利点も、同様に達成され得る。
【0047】
図5Aは、本開示の実施形態による通信装置500の例を概略的に示す。
【0048】
通信装置500は、受信機210、回路230、および送信機550を含む。1つの実施形態において、通信装置500は、サイドリンクリンクを介して中継UEからシグナリングおよびデータ(例えば、ユーザデータ)を受信するための、図1Aに示すリモートUEであってもよい。図2Aと類似の機能を有する要素は、同一のラベルが付され、簡潔性および明確性のために本明細書において繰り返し説明されない。
【0049】
1つの実施形態において、受信機210は、別の通信装置から送信された複数のトランスポートブロック(TB)を、第1の期間において受信するように動作可能であり、回路230は、複数のフィードバックビットをそれぞれ受信したTBについて生成し、フィードバック情報を生成するために、フィードバックビットの数に従って、フィードバックビットの少なくとも一部に対して多重化およびバンドルのうちの少なくとも1つを実行するように動作可能である。
【0050】
図5Aに示す送信機550は、フィードバック情報を送信するタイミングに従ってフィードバック情報を送信し、実施形態において、回路230は、フィードバック情報を送信するタイミングを判断する。
【0051】
1つの実施形態において、通信装置500によってフィードバック情報を送信するタイミングは、フィードバック情報が時間領域において送信されるサブフレーム、またはフィードバック情報が周波数領域において送信される物理リソースを表す。フィードバック情報を送信するタイミングを判断するための動作、およびタイミングに従ってフィードバック情報を送信するための動作が、図6~9を参照して説明される。
【0052】
図5Bは、本開示の実施形態による通信装置500の例のブロック図を概略的に示す。通信装置500は、受信機210、回路230、および送信機550を含む。回路230は、生成器232および判断回路234を含み得る。図5Aと類似の機能を有する要素は、同一のラベルが付され、簡潔性および明確性のために本明細書において繰り返し説明されない。
【0053】
受信機210および生成器232の動作は、図4A~4Cを参照して説明されており、したがって、その詳細については、明確性および簡潔性のため省略する。
【0054】
1つの実施形態において、回路230の判断回路234は、第1の期間において第1のSAリソースプール内で受信されたスケジューリング割り当て(SA)における指示情報に従って、フィードバック情報を送信するタイミングを判断する。1つの実施形態において、第1の期間は、SA期間であり、受信機210は、SAリソースプール内でスケジューリング割り当て(SA、図3においてドットで満たされたブロックとして示される)を受信し、データリソースプール内で複数のトランスポートブロック(TB、図3において空白ブロックとして示される)を受信する。1つの実施形態において、受信機210は、サイドリンク制御情報(SCI)のフォーマットでSAを受信し、SCIのフィールドは、タイミングを明示的に示す指示情報を含む。回路230の判断回路234は、指示情報に従ってフィードバック情報を送信するタイミングを判断する。
【0055】
図6を参照すると、SAリソースプール内で受信されたSCIのフィールドが、タイミングが第1の期間後の第2の期間における第2のSAリソースプールのサブフレームセット内であることを示す指示情報を含む場合、送信機550は、タイミングに従って、第2のSAリソースプール内にサイドリンク制御情報(SCI)のフォーマットでフィードバック情報(図6の黒いブロックとして示される)を送信する。例えば、SCIフォーマットは、HARQ確認応答(HARQ-ACK)のフィールドまたはフィードバック情報を表す復号状態のフィールドを含んでもよい。したがって、送信機550は、第2のSA期間における第2のSAリソースプール内で、SCIのフォーマットでフィードバック情報を送信する。
【0056】
有利なことに、SAにおいてタイミングを明示的に示すことによって、通信装置によりフィードバック情報を送信するタイミング判断の柔軟性が改善される。さらに、送信機550は、SCIのフォーマットで、SAリソースプール内でフィードバック情報を送信する。したがって、物理フィードバックレイヤを指定する必要がなく、それによって通信互換性が改善され得る。
【0057】
別の実施形態において、回路230の判断回路234は、第1の期間内に受信されたTBに配分される第1のSAリソースプールのサブフレームおよび物理リソースブロック(PRB)のうちの少なくとも1つのインデックスに従ってタイミングを判断する。実施形態において、回路230の判断回路234は、インデックスに従ってタイミングを判断してもよく、関係、例えば、j=i+n(nは整数である)に従って、第1のSAリソースプールのサブフレームおよびPRBのうちの少なくとも1つのインデックスi(iは整数である)を、フィードバック情報の送信を開始するためのリソースプールのPRBのマッピングインデックスj(jは整数である)にマッピングしてもよい。1つの実施形態において、判断回路234は、インデックスに従って、タイミングが、第1の期間後の第2の期間における第2のSAリソースプールのサブフレームセット内であると判断してもよく、マッピング関係に従ってPRBのマッピングインデックスを判断し、第2のSAリソースプールのマッピングインデックスで始まるPRBにおいてフィードバック情報を送信する。
【0058】
例えば、図6を参照すると、別の通信装置が、第1のSA期間内にインデックス0を有するサブフレーム#0においてSAの送信を開始する場合、回路230の判断回路234は、インデックスに従って、タイミングが、第1の期間後の第2の期間における第2のSAリソースプールのサブフレームセット内であると判断し、送信機550は、第2のSAリソースプールのマッピングインデックス1を有するPRB#1から始まるフィードバック情報(図6において黒いブロックとして示される)を送信する。マッピングインデックスは、マッピング関係、例えば、j=i+n、n=1に従って取得される。送信機550は、SCIのフォーマットでフィードバック情報を送信する。実施形態において、SCIフォーマットは、HARQ-ACKのフィールドまたはフィードバック情報を表す復号状態のフィールドを含んでもよい。したがって、送信機550は、第2のSA期間における第2のSAリソースプール内で、SCIのフォーマットでフィードバック情報を送信する。
【0059】
有利なことに、受信したTBに配分されるサブフレームおよび物理リソースブロック(PRB)のうちの少なくとも1つのインデックスに従って、タイミングを非明示的に示すことによって、SAオーバヘッドが節約され得る。さらに、送信機550は、SCIのフォーマットで、SAリソースプール内でフィードバック情報を送信する。したがって、物理フィードバックレイヤを指定する必要がなく、通信互換性が改善され得る。
【0060】
別の実施形態において、回路230の判断回路234は、タイミングが、データを送信するためのデータリソースプールのサブフレームセット内であると判断し、送信機550は、タイミングに従って、データリソースプール内でメディアアクセス制御(MAC)制御要素(CE)のフォーマットでフィードバック情報を搬送するデータを送信する。
【0061】
図7を参照すると、実施形態において、通信装置500は、SAリソースプール内のSA、および別の通信装置(例えば、外部送信機)によって送信されたデータリソースプール内のTBを、第1の期間において受信する。同時に、通信装置500は、データリソースプール内でサイドリンクを介して外部送信機にデータを送信し得る。通信装置500によって送信されたデータは、受信したTBの状態を示すフィードバック情報を搬送し得る。したがって、回路230の判断回路234は、タイミングが、データを送信するためのデータリソースプールのサブフレームセット内であると判断し、送信機550は、タイミングに従って、データリソースプール内でメディアアクセス制御(MAC)制御要素(CE)のフォーマットでフィードバック情報(図7において黒いブロックとして示される)を搬送するデータを送信する。1つの実施形態において、MAC CEは、HARQ-ACKまたは前のSA期間において受信したTBの状態を示す復号状態のフィールドを含み得る。
【0062】
有利なことに、データリソースプール内でデータとともにフィードバック情報を送信することによって、SAオーバヘッドが節約され得る。さらに、送信機550は、MAC CEのフォーマットで、データリソースプール内でフィードバック情報を送信する。物理フィードバックレイヤを指定する必要がなく、通信互換性が改善され得る。
【0063】
実施形態において、フィードバックリソースプールは、フィードバックチャネルについて構成または事前構成され得る。回路230の判断回路234は、フィードバック情報を送信するためのタイミングが、フィードバックリソースプールのサブフレームセット内であると判断し得る。実施形態において、フィードバック情報を送信するためのフィードバックリソースプールの少なくとも1つの送信PRBは、第1の期間において受信された第1のスケジューリング割り当て(SA)によって示され得る。
【0064】
実施形態において、フィードバック情報を送信するためのフィードバックリソースプールの送信PRBは、第1のSA期間において受信されたSA内で情報を示すことによって示される。通信装置500の受信機210は、SCIフォーマットでSAを受信し、SCIフォーマットは、フィードバックリソースプールの少なくとも1つの送信PRBを示すフィールドを含む。
【0065】
別の実施形態において、フィードバックリソースプールの少なくとも1つの送信PRBは、第1のSA期間において受信されたSAによって非明示的に示される。例えば、フィードバックリソースプールの送信PRBは、第1の期間において受信されたTBに配分されたサブフレームおよび物理リソースブロック(PRB)のうちの少なくとも1つのインデックスに従って示される。例えば、サブフレームおよび物理リソースブロック(PRB)のうちの少なくとも1つのインデックスp(pは整数である)は、関係、例えば、q=p+d(dは整数である)に従って送信PRBのインデックスq(qは整数である)にマッピングされてもよい。
【0066】
図8Aを参照すると、フィードバックリソースプールは、第1のSA期間においてデータリソースプールに続いて構成または事前構成される。すなわち、第1の期間後の第2の期間における第2のSAリソースプールの複数のPRBは、フィードバックリソースプールとして構成または事前構成される。判断回路234は、タイミングがフィードバックリソースプールのサブフレームセット内であると判断し、第1のSA期間において受信されたSA内の指示情報が、フィードバックリソースプールの少なくとも1つの送信PRBを示す。送信機550は、少なくとも1つの送信PRBにおいてフィードバックリソースプールで、サイドリンク制御情報(SCI)のフォーマットでフィードバック情報(図8Aにおいて黒いブロックとして示される)を送信する。1つの実施形態において、SCIは、HARQ-ACKまたは前の期間において受信したTBの状態を示す復号状態のフィールドを含み得る。
【0067】
図8Bを参照すると、フィードバックリソースプールは、第1のSA期間の終わりにデータリソースプールに続いて構成または事前構成される。すなわち、第1のSA期間におけるデータリソースプールの複数のPRBが、フィードバックリソースプールとして構成または事前構成される。判断回路234は、タイミングがフィードバックリソースプールのサブフレームセット内であると判断し、第1の期間内に受信したTBに配分されるサブフレームおよび物理リソースブロック(PRB)のうちの少なくとも1つのインデックスは、フィードバックリソースプールの送信PRBを示す。例えば、サブフレームおよび物理リソースブロック(PRB)のうちの少なくとも1つのインデックスp(pは整数である)は、関係、例えば、q=p+d(dは整数である)に従って、送信PRBのインデックスq(qは整数である)にマッピングされ得る。送信機550は、第1のSA期間内の少なくとも1つの送信PRBにおけるフィードバックリソースプール内で、MAC CEのフォーマットでフィードバック情報(図8Bにおいて黒いブロックとして示される)を送信する。1つの実施形態において、MAC CEは、HARQ-ACKまたは前の期間において受信したTBの状態を示す復号状態のフィールドを含み得る。
【0068】
有利なことに、フィードバックチャネルについてのフィードバックリソースプールを構成または事前構成することによって、フィードバックチャネルが保護され、通信の信頼性が改善され得る。
【0069】
別の実施形態において、SAリソースプールの複数の固定PRBが、フィードバック情報を送信するために配分され、送信機550は、スケジューリング割り当てリソースプール内の固定PRBにおいてSCIのフォーマットでフィードバック情報を送信する。
【0070】
図9を参照すると、第2のSAリソースプールの複数の固定PRB(例えば、第1の2つのサブフレーム内のPRB)が、フィードバック情報(図9において黒いブロックとして示される)を送信するために配分され、送信機550は、第2のSA期間内の固定PRBにおいてSCIのフォーマットでフィードバック情報を送信する。SCIは、HARQ-ACKまたは前の期間において受信したTBの状態を示す復号状態のフィールドを含み得る。
【0071】
有利なことに、フィードバック情報を送信するための固定PRBを配分することによって、フィードバックの周波数/タイミングが判断され、したがって、SAにおいて明示的に示す必要はなく、それによってSAオーバヘッドが節約され得る。また、物理フィードバックレイヤを指定する必要がないため、通信互換性が改善され得る。
【0072】
図10は、本発明の実施形態による通信装置500の例の詳細を示すブロック図を概略的に示す。通信装置500は、受信機210、回路230、および送信機550を含み得る。図5Bと類似の機能を有する要素は、同一のラベルが付され、簡潔性および明確性のために本明細書において繰り返し説明されない。
【0073】
通信装置500の回路230は、符号化器1020、変調器1030、信号割り当て器1040、信号逆多重化器1050、復調器1060、復号器1070、誤り検出器1080、生成器232、および判断回路234を含み得る。
【0074】
これらの構成要素のうち、送信機550は、主に図5A~5Bに示す送信機550として機能し、回路230は、主に回路230として機能し、受信機210は、主に図5A~5Bに示される受信機210として機能する。説明を複雑にすることを避けるために、この場合、本実施形態の特徴に密接に関係する、フィードバック情報の送信に関連する構成要素が、主に示されている。
【0075】
受信機210は、アンテナからデータを受信する。例えば、受信機210は、別の通信装置から送信された複数のトランスポートブロック(TB)を、第1の期間において受信するように動作可能である。
【0076】
信号逆多重化器1050は、受信したデータを高速フーリエ変換(FFT)によって逆多重化し、逆多重化されたデータを復調器1060に送信する。復調器1060は、逆多重化されたデータを復調して、復調されたデータを生成する。復号器1070は、復調されたデータを復号し、誤り検出器1080は、チェック手順(例えば、巡回冗長検査(CRC))を実行して、受信したデータをチェックする。
【0077】
1つの実施形態において、誤り検出器1080は、フィードバック情報を生成するために、受信したデータを生成器232に送信する。生成器232は、複数のフィードバックビットをそれぞれ受信したTBについて生成し、フィードバックビットの数に従って、フィードバックビットの少なくとも一部に対して多重化およびバンドルのうちの少なくとも1つを実行し得る。フィードバック情報を生成するための生成器232の詳細な動作は、図4A~4Cを参照して詳細に説明されており、したがって、その詳細については、明確性および簡潔性のため省略する。
【0078】
符号化器1020は、フィードバック情報および送信データを符号化して符号化された信号を取得し、変調器1030は、符号化された信号を変調して変調された信号を取得し、信号割り当て器1040は、変調された信号にリソースを割り当て、送信機550は、データおよびフィードバック情報を含む信号を送信する。1つの実施形態において、回路230の判断回路234は、本発明の実施形態によるフィードバック情報を送信するタイミングを判断する(タイミングを判断する詳細な動作は、図6~9を参照して説明されており、したがって、その詳細は、明確性および簡潔性のために省略する)。信号割り当て器1040は、判断回路234によって判断されたタイミングに従って、フィードバック情報をリソースにマッピングする。それによって、送信機550は、タイミングに従ってフィードバック情報を送信する。
【0079】
図10は、部品を示し、すなわち、符号化器1020、変調器1030、信号割り当て器1040、信号逆多重化器1050、復調器1060、復号器1070、および誤り検出器1080が、回路230内にあるが、これは、限定ではなく単なる例であり、実際には、例えば、統合された部品のうちの1つまたは複数が、通信装置の要件に応じて回路230から分離され得ることに留意すべきである。
【0080】
図10は、生成器232および判断回路234を別々のユニットで示しているが、これは、限定ではなく単なる例であることに留意すべきである。例えば、生成器232および判断回路234は、ユニット内にあってもよく、もしくは集積回路として互いに統合されてもよく、または、それらは、他の形態であってもよい。
【0081】
図11は、本開示の実施形態による通信装置1100の例のブロック図を概略的に示す。1つの実施形態において、通信装置1100は、サイドリンクを介してシグナリングおよびデータ(例えば、ユーザデータ)を別の通信装置、例えば中継UEに送信するための、図1Aに示される中継UEであってもよい。
【0082】
図11を参照すると、通信装置1100は、送信機1110、回路1120、および受信機1130を含む。送信機1110は、複数の送信ブロック(TB)を別の通信装置に送信する。受信機1130は、別の通信装置からフィードバック情報を受信し、回路1120は、フィードバック情報に応答して別の通信装置に以前送信されたTBの一部を再送信するように送信機1110を制御する。フィードバック情報が、別の通信装置によって、フィードバックビットの数に従って複数のフィードバックビットの少なくとも一部に対して多重化およびバンドルのうちの少なくとも1つを実行することにより生成され、フィードバックビットが、第1の期間において別の通信装置によって受信されるTBについてそれぞれ生成される。
【0083】
1つの実施形態では、別の通信装置は、図5Bに示される通信装置500であってもよい。
【0084】
1つの実施形態において、第1の期間におけるフィードバックビットの数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きいときに、別の通信装置500の回路230は、フィードバックビットの第1の部分をバンドルしてバンドルされたフィードバックビットを生成し、フィードバックビットの第2の部分を多重化して多重化されたフィードバックビットを生成し、バンドルされたフィードバックビットと多重化されたフィードバックビットとを合成して、フィードバック情報を生成する。フィードバック情報を生成する動作は、図4Aを参照して説明されており、したがって、その詳細については、明確性および簡潔性のため省略する。
【0085】
送信機1110は、フィードバックチャネルからフィードバック情報を受信し、フィードバックチャネルから受信されるビット数は、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きくない。
【0086】
別の実施形態において、フィードバックビットの数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きいときに、別の通信装置500内の回路230の生成器232は、フィードバック情報を生成するために、少なくとも2つのフィードバックビットのユニットにおいてフィードバックビットの全てをバンドルする。フィードバック情報を生成する動作は、図4Bを参照して説明されており、したがって、その詳細については、明確性および簡潔性のため省略する。
【0087】
送信機1110は、フィードバックチャネルからフィードバック情報を受信し、フィードバックチャネルから受信されるビット数は、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きくない。
【0088】
別の実施形態において、フィードバックビットの数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きくないときに、別の通信装置500内の回路230の生成器232は、フィードバック情報を生成するために、フィードバックビットを多重化する。フィードバック情報を生成する動作は、図4Cを参照して説明されており、したがって、その詳細については、明確性および簡潔性のため省略する。
【0089】
有利なことに、フィードバック情報を生成するために、フィードバックビットの数に従って、フィードバックビットに対して多重化およびバンドルのうちの少なくとも1つを実行することによって、不必要な再送信が回避され、通信遅延が減少し、フィードバックの通信性能および柔軟性が、極めて改善され得る。
【0090】
実施形態において、別の通信装置は、タイミングに従ってフィードバック情報を送信する。
【0091】
より具体的には、別の通信装置500内の回路230の判断回路234は、第1の期間における第1のスケジューリング割り当てリソースプール内で受信されたスケジューリング割り当てにおける指示情報に従って、タイミングを判断し得る。代替的には、別の通信装置500内の回路230の判断回路234は、受信したTBに配分された第1のスケジューリング割り当てリソースプールのサブフレームおよび物理リソースブロック(PRB)のうちの少なくとも1つのインデックスに従って、タイミングを判断してもよい。
【0092】
タイミングが第1の期間後の第2の期間における第2のスケジューリング割り当てリソースプールのサブフレームセット内であると別の通信装置500の判断回路234が判断したとき、別の通信装置500の送信機550が、タイミングに従って第2のスケジューリング割り当てリソースプール内にサイドリンク制御情報(SCI)のフォーマットでフィードバック情報を送信するように動作可能である。フィードバック情報を送信するタイミングを判断するための動作、およびフィードバック情報を送信するための動作は、図6を参照して説明されており、その詳細については、明確性および簡潔性のため省略する。
【0093】
有利なことに、通信装置1100(例えば、中継UE)について、SCIのフォーマットで、SAリソースプール内でフィードバック情報を受信することによって、物理フィードバックレイヤを指定する必要がなく、その通信互換性が改善され得る。
【0094】
1つの実施形態において、別の通信装置500内の回路230の判断回路234は、タイミングが、データを送信するためのデータリソースプールのサブフレームセット内であると判断し得る。別の通信装置500の送信機550は、タイミングに従って、データリソースプール内でメディアアクセス制御(MAC)制御要素(CE)のフォーマットでフィードバック情報を搬送するデータを送信するように動作可能である。フィードバック情報を送信するタイミングを判断するための動作、およびフィードバック情報を送信するための動作は、図7を参照して説明されており、その詳細については、明確性および簡潔性のため省略する。
【0095】
有利なことに、通信装置1100(例えば、中継UE)について、データリソースプール内でフィードバック情報を有するデータを受信することによって、SAオーバヘッドが節約され得る。さらに、物理フィードバックレイヤを指定する必要がないため、通信互換性が改善され得る。
【0096】
1つの実施形態において、フィードバックリソースプールは、フィードバックチャネルについて構成または事前構成され、別の通信装置500内の回路230の判断回路234は、タイミングがフィードバックリソースプールのサブフレームセット内であると判断し得る。フィードバック情報を送信するためのフィードバックリソースプールの少なくとも1つの送信PRBは、第1の期間において別の通信装置500の受信機210によって受信された第1のスケジューリング割り当て(SA)によって示され得る。
【0097】
例えば、第1の期間後の第2の期間におけるスケジューリング割り当てリソースプールの複数の物理リソースブロック(PRB)が、フィードバックリソースプールとして構成または事前構成されるとき、別の通信装置500の送信機550は、フィードバックリソースプール内の少なくとも1つの送信PRBにおいてサイドリンク制御情報(SCI)のフォーマットでフィードバック情報を送信する。第1の期間におけるデータリソースプールの複数のPRBが、フィードバックリソースプールとして構成または事前構成されるとき、別の通信装置500の送信機550は、フィードバックリソースプール内の少なくとも1つの送信PRBにおいてMAC CEのフォーマットでフィードバック情報を送信する。タイミングおよび送信PRBを判断するための動作、ならびにフィードバック情報を送信するための動作は、図8A~8Bを参照して説明されており、その詳細については、明確性および簡潔性のため省略する。
【0098】
有利なことに、フィードバックチャネルについてのフィードバックリソースプールを構成または事前構成することによって、フィードバックチャネルが保護され、通信の信頼性が改善され得る。
【0099】
別の実施形態において、スケジューリング割り当てリソースプールの複数の固定PRBが、フィードバック情報を送信するために配分され、別の通信装置500の送信機550は、スケジューリング割り当てリソースプール内の固定PRBにおいて、サイドリンク制御情報(SCI)のフォーマットでフィードバック情報を送信し得る。フィードバック情報を送信するタイミングを判断するための動作、およびフィードバック情報を送信するための動作は、図9を参照して説明されており、その詳細については、明確性および簡潔性のため省略する。
【0100】
有利なことに、フィードバック情報を送信するための固定PRBを配分することによって、フィードバックの周波数/タイミングが判断され、したがって、SAにおいて明示的に示す必要はなく、それによってSAオーバヘッドが節約され得る。また、物理フィードバックレイヤを指定する必要がないため、その結果、通信互換性が改善され得る。
【0101】
図12は、本発明の実施形態による通信装置1100の詳細を示すブロック図を概略的に示す。通信装置1100は、送信機1110、回路1120、および受信機1130を含み得る。図11と類似の機能を有する要素は、同一のラベルが付され、簡潔性および明確性のために本明細書において繰り返し説明されない。
【0102】
1つの実施形態において、通信装置1100の回路1120は、符号化器1220、変調器1230、信号割り当て器1240、再送信コントローラ1250、信号逆多重化器1260、復調器1270、および復号器1280を含み得る。
【0103】
これらの構成要素のうち、送信機1110は、主に図11に示す送信機1110として機能し、回路1120は、主に回路1120として機能し、受信機1130は、主に図11に示す受信機1130として機能する。説明を複雑にすることを避けるために、この場合、本実施形態の特徴に密接に関係する、フィードバック情報に応答した再送信に関連する構成要素が、主に示されている。
【0104】
受信機1130は、アンテナを介して別の通信装置(例えば、図10に示す通信装置500)によって送信されたデータおよびフィードバック情報を受信する。フィードバック情報を生成する詳細な動作、および別の通信装置500によってフィードバック情報を送信する詳細な動作は、上記で詳細に説明されており、その詳細については、明確性および簡潔性のため省略する。
【0105】
信号逆多重化器1260は、受信したデータおよびフィードバック情報を逆多重化して信号を生成し、逆多重化された信号を復調器1270に送信する。復調器1270は、復調された信号を生成するために、逆多重化された信号を復調した。復号器1280は、復調された信号を復号して、受信したデータおよびフィードバックを取り戻す。
【0106】
1つの実施形態において、復号器1280は、受信したフィードバック情報を、トランスポートブロック(TB)の一部の再送信を制御するための再送信コントローラ1250に送信する。再送信コントローラ1250は、符号化器1220に連結される。符号化器1220は、送信データおよび制御情報を受信する。1つの実施形態において、制御情報は、リソース配分情報、フィードバック方法などを示す。符号化器1220は、送信データおよび制御情報を符号化して、符号化されたデータおよび制御情報を取得する。再送信コントローラ1250は、符号化器1220に連結され、復号器1280から受信したフィードバック情報に従って、符号化されたデータを変調器1230に出力する。例えば、フィードバック情報が、TBの受信が成功したこと、すなわち、「ACK」を示すとき、再送信コントローラ1250は、前の送信データとして記憶された符号化済みデータをフラッシュし、符号化器1220から新たな送信データとして符号化済みデータを出力する。フィードバック情報が、TBの受信が成功しなかった、すなわち、「NACK」を示すとき、再送信コントローラ1250は、再送信データとして記憶された符号化済みデータを出力し、それは、前の送信データのものとは異なる冗長性を有し得る。
【0107】
変調器1230は、符号化済みデータおよび符号化済み制御情報を変調して変調済みデータおよび変調済み制御情報を取得し、信号割り当て器1240は、リソースを変調済みデータおよび制御情報に割り当て、送信機1110は、データおよび制御情報を通信装置(例えば、図10に示す通信装置500)に送信する。
【0108】
図12は、部品を示し、すなわち、符号化器1220、変調器1230、信号割り当て器1240、再送信コントローラ1250、信号逆多重化器1260、復調器1270、および復号器1280が、回路1120内にあるが、これは、限定ではなく単なる例であり、実際には、例えば、統合された部品のうちの1つまたは複数が、通信装置の要件に応じて回路1120から分離され得ることに留意すべきである。
【0109】
図13は、本開示の実施形態による、サイドリンクを介した第1の通信装置と別の通信装置との間の通信のフローチャートの例を概略的に示す。実施形態において、通信装置は、中継UE3200であってもよく、別の通信装置は、リモートUE3100であってもよい。リモートUE3100は、図5A~5Bを参照して説明するように、受信機210、回路230、および送信機550を含んでもよい。回路230は、生成器232および判断回路234を含み、中継UE3200は、図11を参照して説明するように、送信機1110、回路1120、および受信機1130を含んでもよい。
【0110】
ステップ101として、中継UE3200は、接続手順においてリモートUE3100に接続する。接続は、既知の、または将来開発される方法を実装することによって確立されてもよく、その詳細は、本明細書では省略する。
【0111】
ステップST102において、中継UE3200は、リモートUE3100への送信のためにリソース(例えば、物理リソースブロック、PRB)を配分する。
【0112】
ステップST103において、中継UE3200は、リモートUE3100へデータ(トランスポートブロック、TB)およびシグナリングを送信する。より具体的には、中継UE3200は、SAリソースプール内でスケジューリング割り当て(SA)を送信し、データリソースプール内でTBを送信する。リモートUE3100は、SAリソースプール内でSAを受信し、異なる期間(SA期間)におけるデータリソースプール内でTBを受信する。
【0113】
ステップST104において、リモートUE3100における回路230の生成器232は、複数のフィードバックビットをそれぞれ受信したTBについて生成する。各フィードバックビットは、対応する受信したTBの状態を示す。
【0114】
ステップST105において、リモートUE3100における回路230の生成器232は、フィードバックビットの数に従って、フィードバックビットの少なくとも一部に対して多重化およびバンドルのうちの少なくとも1つを実行することによって、フィードバック情報を生成する。フィードバック情報を生成するための動作は、図4A~4Cを参照して上記で詳細に説明されており、したがって、詳細については、明確性および簡潔性のため省略する。
【0115】
ステップST106において、リモートUE3100の送信機550は、タイミングに従って、サイドリンクを介して中継UE3200にフィードバック情報を送信する。1つの実施形態において、リモートUE3100内の回路230の判断回路234は、フィードバック情報を送信するタイミングを判断する。フィードバック情報を送信するタイミングを判断するための動作、およびタイミングに従ってフィードバック情報を送信するための動作は、図6~9を参照して詳細に説明されており、したがって、詳細については、明確性および簡潔性のため省略する。
【0116】
ステップST107において、中継UE3200は、リモートUE3100への再送信のためにリソース(例えば、PRB)を配分する。ステップST108において、中継UE3200は、フィードバック情報に従ってリモートUE3100に以前送信されたTBの一部を再送信する。
【0117】
ステップST101~ST108は、各SA期間において繰り返し実行され得る。
【0118】
図14は、本発明の実施形態によるワイヤレス通信方法1400のフローチャートを概略的に示す。
【0119】
サイドリンクを介して通信するための通信方法は、ステップ1420、別の通信装置から送信された複数のトランスポートブロック(TB)を、第1の期間において受信することと、ステップ1440、複数のフィードバックビットをそれぞれ第1の期間において受信されたTBについて生成することと、ステップ1460、フィードバック情報を生成するために、フィードバックビットの数に従って、フィードバックビットの少なくとも一部に対して多重化およびバンドルのうちの少なくとも1つを実行することと、を含む。
【0120】
実施形態において、第1の期間において受信されたTBについて生成されたフィードバックビットの数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きいとき、複数のフィードバックビットの少なくとも一部に対して多重化およびバンドルのうちの少なくとも1つを実行するステップは、フィードバックビットの第1の部分をバンドルして、バンドルされたフィードバックビットを生成することと、フィードバックビットの第2の部分を多重化して、多重化されたフィードバックビットを生成することと、バンドルされたフィードバックビットと多重化されたフィードバックビットとを合成して、フィードバックチャネルにおいて送信されるフィードバック情報を生成することと、を含み、フィードバックチャネルにおいて送信されるビット数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きくない。
【0121】
実施形態において、フィードバックビットの数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きいとき、複数のフィードバックビットの少なくとも一部に対して多重化およびバンドルのうちの少なくとも1つを実行するステップは、フィードバック情報を生成するために、少なくとも2つのフィードバックビットのユニットでフィードバックビットの全てをバンドルすることを含み、フィードバックチャネルにおいて送信されるビット数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きくない。
【0122】
実施形態において、フィードバックビットの数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きくないとき、複数のフィードバックビットの少なくとも一部に対して多重化およびバンドルのうちの少なくとも1つを実行するステップは、フィードバック情報を生成するために、複数のフィードバックビットを多重化することを含む。
【0123】
有利なことに、フィードバック情報を生成するために、フィードバックビットの数に従って、フィードバックビットに対して多重化およびバンドルのうちの少なくとも1つを実行することによって、不必要な再送信が回避され、通信遅延が減少し、フィードバックの通信性能および柔軟性が、極めて改善され得る。
【0124】
実施形態において、方法は、フィードバック情報を送信するタイミングを判断することと、タイミングに従ってフィードバック情報を送信することと、をさらに含む。
【0125】
実施形態において、フィードバック情報を送信するタイミングを判断するステップは、第1の期間における第1のスケジューリング割り当てリソースプール内で受信されたスケジューリング割り当てにおける指示情報に従って、タイミングを判断することを含む。
【0126】
実施形態において、フィードバック情報を送信するタイミングを判断するステップは、第1の期間において受信されたTBに配分される第1のスケジューリング割り当てリソースプールのサブフレームおよび物理リソースブロック(PRB)のうちの少なくとも1つのインデックスに従って、タイミングを判断することを含む。
【0127】
実施形態において、タイミングが第1の期間後の第2の期間における第2のスケジューリング割り当てリソースプールのサブフレームセット内であると判断されるとき、フィードバック情報を送信するステップは、タイミングに従って第2のスケジューリング割り当てリソースプール内にサイドリンク制御情報(SCI)のフォーマットでフィードバック情報を送信することを含む。
【0128】
有利なことに、SCIのフォーマットで、SAリソースプール内でフィードバック情報を受信することによって、物理フィードバックレイヤを指定する必要がなく、したがって、通信互換性が改善され得る。
【0129】
実施形態において、タイミングが、データを送信するためのデータリソースプールのサブフレームセット内であると判断されるとき、フィードバック情報を送信するステップは、タイミングに従ってデータリソースプール内で、メディアアクセス制御(MAC)制御要素(CE)のフォーマットでフィードバック情報を搬送するデータを送信することを含む。
【0130】
有利なことに、データリソースプール内でデータとともにフィードバック情報を送信することによって、SAオーバヘッドが節約され得る。さらに、物理フィードバックレイヤを指定する必要がなく、したがって、その通信互換性が改善され得る。
【0131】
実施形態において、通信方法は、フィードバックチャネルについてフィードバックリソースプールを構成または事前構成することをさらに含み、タイミングが、フィードバックリソースプールのサブフレームセット内であると判断され、フィードバック情報を送信するためのフィードバックリソースプールの少なくとも1つの送信PRBは、第1の期間において受信された第1のスケジューリング割り当てによって示される。
【0132】
実施形態において、フィードバックチャネルについてフィードバックリソースプールを構成または事前構成するステップは、フィードバックリソースプールとして第1の期間後の第2の期間においてスケジューリング割り当てリソースプールの複数のPRBを構成または事前構成することを含み、フィードバック情報通信方法を送信するステップは、フィードバックリソースプール内の少なくとも1つの送信PRBにおいてサイドリンク制御情報(SCI)のフォーマットでフィードバック情報を送信することを含む。
【0133】
実施形態において、フィードバックチャネルについてフィードバックリソースプールを構成または事前構成するステップは、フィードバックリソースプールとして第1の期間においてデータリソースプールの複数のPRBを構成または事前構成することを含み、フィードバック情報を送信するステップは、フィードバックリソースプール内の少なくとも1つの送信PRBにおいてMAC CEのフォーマットでフィードバック情報を送信することを含む。
【0134】
有利なことに、フィードバックチャネルについてのフィードバックリソースプールを構成または事前構成することによって、フィードバックチャネルがより良く保護され、通信の信頼性が改善され得る。
【0135】
実施形態において、通信方法は、フィードバック情報を送信するために配分されるスケジューリング割り当てリソースプールの複数の固定PRBを判断することをさらに含み、フィードバック情報を送信するステップは、スケジューリング割り当てリソースプール内の固定PRBにおいて、サイドリンク制御情報(SCI)のフォーマットでフィードバック情報を送信することを含む。
【0136】
有利なことに、フィードバック情報を送信するための固定PRBを配分することによって、フィードバックの周波数/タイミングが判断され、したがって、SAにおいて明示的に示す必要はなく、それによってSAオーバヘッドが節約され得る。また、物理フィードバックレイヤを指定する必要がないため、通信互換性が改善される。
【0137】
図15は、本発明の実施形態によるワイヤレス通信方法1500のフローチャートを概略的に示す。
【0138】
実施形態において、通信方法は、ステップ1520、送信機によって、複数の送信ブロック(TB)を通信装置に送信することと、ステップ1540、通信装置からフィードバック情報を受信することと、ステップ1560、フィードバック情報に応答して、TBの一部を再送信するように送信機を制御することと、を含み、フィードバック情報が、通信装置によって、フィードバックビットの数に従って複数のフィードバックビットの少なくとも一部に対して多重化およびバンドルのうちの少なくとも1つを実行することにより生成され、フィードバックビットが、第1の期間において通信装置によって受信されるTBについてそれぞれ生成される。
【0139】
実施形態において、第1の期間におけるフィードバックビットの数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きいときに、フィードバック情報は、フィードバックビットの第1の部分をバンドルしてバンドルされたフィードバックビットを生成すること、フィードバックビットの第2の部分を多重化して多重化されたフィードバックビットを生成すること、およびバンドルされたフィードバックビットと多重化されたフィードバックビットとを合成することによって生成され、フィードバック情報は、フィードバックチャネルから受信され、フィードバックチャネルから受信されるビット数は、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きくない。
【0140】
実施形態において、フィードバックビットの数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きいときに、フィードバック情報は、少なくとも2つのフィードバックビットのユニットにおいてフィードバックビットの全てをバンドルすることによって生成され、フィードバック情報は、フィードバックチャネルから送信機によって受信され、フィードバックチャネルから受信されるビット数は、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きくない。
【0141】
実施形態において、フィードバックビットの数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きくないとき、フィードバック情報は、複数のフィードバックビットを多重化することによって生成される。
【0142】
有利なことに、フィードバック情報を生成するために、フィードバックビットの数に従って、フィードバックビットに対して多重化およびバンドルのうちの少なくとも1つを実行することによって、不必要な再送信が回避され、通信遅延が減少し、フィードバックの通信性能および柔軟性が、極めて改善され得る。
【0143】
実施形態において、フィードバック情報は、タイミングに従って通信装置から送信される。
【0144】
実施形態において、タイミングは、第1の期間における第1のスケジューリング割り当てリソースプール内に通信装置によって受信したスケジューリング割り当てにおける指示情報に従って判断される。
【0145】
実施形態において、タイミングは、第1の期間において通信装置によって受信されたTBに配分される第1のスケジューリング割り当てリソースプールのサブフレームおよび物理リソースブロック(PRB)のうちの少なくとも1つのインデックスに従って判断される。
【0146】
実施形態において、タイミングが第1の期間後の第2の期間における第2のスケジューリング割り当てリソースプールのサブフレームセット内であると判断されるとき、フィードバック情報は、タイミングに従って第2のスケジューリング割り当てリソースプール内にサイドリンク制御情報(SCI)のフォーマットで、通信装置により送信される。
【0147】
有利なことに、SCIのフォーマットで、SAリソースプール内でフィードバック情報を送信することによって、物理フィードバックレイヤを指定する必要がなく、したがって、その通信互換性が改善され得る。
【0148】
実施形態において、タイミングが、通信装置によってデータを送信するためのデータリソースプールのサブフレームセット内であると判断され、通信装置は、タイミングに従ってデータリソースプール内で、メディアアクセス制御(MAC)制御要素(CE)のフォーマットでフィードバック情報を搬送するデータを送信するように動作可能である。
【0149】
有利なことに、データリソースプール内でデータとともにフィードバック情報を送信することによって、SAオーバヘッドが節約され得る。さらに、物理フィードバックレイヤを指定する必要がないため、通信互換性が改善され得る。
【0150】
実施形態において、タイミングは、フィードバックチャネルに対して構成または事前構成されたフィードバックリソースプールのサブフレームセット内であると判断され、フィードバックリソースプールの少なくとも1つの送信PRBが、第1の期間において通信装置によって受信された第1のスケジューリング割り当てによって示される。
【0151】
実施形態において、第1の期間後の第2の期間におけるスケジューリング割り当てリソースプールの複数のPRBが、フィードバックリソースプールとして構成または事前構成されるとき、フィードバック情報は、フィードバックリソースプール内の少なくとも1つの送信PRBにおいて、サイドリンク制御情報(SCI)のフォーマットで通信装置によって送信される。
【0152】
実施形態において、第1の期間におけるデータリソースプールの複数のPRBが、フィードバックリソースプールとして構成または事前構成されるとき、フィードバック情報は、フィードバックリソースプール内の少なくとも1つの送信PRBにおいてMAC CEのフォーマットで通信装置によって送信される。
【0153】
有利なことに、フィードバックチャネルについてのフィードバックリソースプールを構成または事前構成することによって、フィードバックチャネルがより良く保護され、通信の信頼性が改善され得る。
【0154】
実施形態において、スケジューリング割り当てリソースプールの複数の固定PRBが、フィードバック情報を送信するために配分され、フィードバック情報は、スケジューリング割り当てリソースプール内の固定PRBにおいて、サイドリンク制御情報(SCI)のフォーマットで送信される。
【0155】
有利なことに、フィードバック情報を送信するための固定PRBを配分することによって、フィードバックの周波数/タイミングが判断され、したがって、SAにおいて明示的に示す必要はなく、それによってSAオーバヘッドが節約され得る。また、物理フィードバックレイヤを指定する必要がないため、通信互換性が改善され得る。
【0156】
上記説明は、本開示の例示的実施形態に対してであり、限定のためではない。
【0157】
さらに、本開示の実施形態は、以下の主題を少なくとも提供し得る。
【0158】
(1)サイドリンクを介して通信するように動作可能な通信装置であって、
別の通信装置から送信された複数のトランスポートブロック(TB)を、第1の期間において受信するように動作可能な受信機と、
複数のフィードバックビットをそれぞれ受信したTBについて生成し、フィードバック情報を生成するために、フィードバックビットの数に従って、フィードバックビットの少なくとも一部に対して多重化およびバンドルのうちの少なくとも1つを実行するように動作可能な回路と、を備える、通信装置。
【0159】
(2)回路が、生成器を含み、第1の期間において受信されたTBについて生成されたフィードバックビットの数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きいときに、生成器が、フィードバックビットの第1の部分をバンドルしてバンドルされたフィードバックビットを生成し、フィードバックビットの第2の部分を多重化して多重化されたフィードバックビットを生成し、バンドルされたフィードバックビットと多重化されたフィードバックビットとを合成して、フィードバックチャネルにおいて送信されるフィードバック情報を生成するように動作可能であり、フィードバックチャネルにおいて送信されるビット数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きくない、請求項(1)に記載の通信装置。
【0160】
(3)回路が、生成器を含み、フィードバックビットの数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きいときに、生成器が、フィードバック情報を生成するために、少なくとも2つのフィードバックビットのユニットにおいてフィードバックビットの全てをバンドルするように動作可能であり、フィードバックチャネルにおいて送信されるビット数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きくない、請求項(1)に記載の通信装置。
【0161】
(4)回路が、生成器を含み、フィードバックビットの数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きくないときに、生成器が、フィードバック情報を生成するために、複数のフィードバックビットを多重化するように動作可能である、請求項(1)に記載の通信装置。
【0162】
(5)フィードバック情報を送信するタイミングに従って、フィードバック情報を送信するように動作可能な送信機をさらに備え、
回路が、フィードバック情報を送信するタイミングを判断するように動作可能な判断回路を含む、請求項(1)に記載の通信装置。
【0163】
(6)判断回路が、第1の期間において第1のスケジューリング割り当てリソースプール内に受信されたスケジューリング割り当てにおける指示情報に従って、タイミングを判断するように動作可能である、請求項(5)に記載の通信装置。
【0164】
(7)判断回路が、第1の期間において受信されたTBに配分される第1のスケジューリング割り当てリソースプールのサブフレームおよび物理リソースブロック(PRB)のうちの少なくとも1つのインデックスに従って、タイミングを判断するように動作可能である、請求項(5)に記載の通信装置。
【0165】
(8)タイミングが、第1の期間後の第2の期間における第2のスケジューリング割り当てリソースプールのサブフレームセット内であると判断回路が判断したとき、送信機が、タイミングに従って、第2のスケジューリング割り当てリソースプール内にサイドリンク制御情報(SCI)のフォーマットでフィードバック情報を送信するように動作可能である、請求項(6)または(7)に記載の通信装置。
【0166】
(9)判断回路が、タイミングがデータを送信するためのデータリソースプールのサブフレームセット内であると判断するように動作可能であり、送信機が、タイミングに従って、データリソースプール内にメディアアクセス制御(MAC)制御要素(CE)のフォーマットでフィードバック情報を搬送するデータを送信するように動作可能である、請求項(5)に記載の通信装置。
【0167】
(10)判断回路が、タイミングがフィードバックチャネル後のために構成または事前構成されたフィードバックリソースプールのサブフレームセット内であると判断するように動作可能であり、フィードバックリソースプールの少なくとも1つの送信PRBが、第1の期間において受信された第1のスケジューリング割り当てによって示される、請求項(5)に記載の通信装置。
【0168】
(11)第1の期間後の第2の期間におけるスケジューリング割り当てリソースプールの複数のPRBが、フィードバックリソースプールとして構成または事前構成されると判断回路が判断したとき、送信機が、フィードバックリソースプール内の少なくとも1つの送信PRBにおいてサイドリンク制御情報(SCI)のフォーマットでフィードバック情報を送信するように動作可能である、請求項(10)に記載の通信装置。
【0169】
(12)第1の期間におけるデータリソースプールの複数のPRBが、フィードバックリソースプールとして構成または事前構成されると判断回路が判断したとき、送信機が、フィードバックリソースプール内の少なくとも1つの送信PRBにおいてMAC CEのフォーマットでフィードバック情報を送信するように動作可能である、請求項(10)に記載の通信装置。
【0170】
(13)判断回路が、フィードバック情報を送信するために配分されたスケジューリング割り当てリソースプールの複数の固定PRBを判断するように動作可能であり、送信機が、スケジューリング割り当てリソースプール内の固定PRBにおいて、サイドリンク制御情報(SCI)のフォーマットでフィードバック情報を送信するように動作可能である、請求項(5)に記載の通信装置。
【0171】
(14)サイドリンクを介した通信のための通信方法であって、
別の通信装置から送信された複数のトランスポートブロック(TB)を、第1の期間において受信することと、
複数のフィードバックビットをそれぞれ第1の期間において受信したTBについて生成することと、
フィードバック情報を生成するために、フィードバックビットの数に従って、フィードバックビットの少なくとも一部に対して多重化およびバンドルのうちの少なくとも1つを実行することと、を含む、通信方法。
【0172】
(15)第1の期間において受信されたTBについて生成されたフィードバックビットの数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きいとき、複数のフィードバックビットの少なくとも一部に対して多重化およびバンドルのうちの少なくとも1つを実行するステップは、
フィードバックビットの第1の部分をバンドルして、バンドルされたフィードバックビットを生成することと、
フィードバックビットの第2の部分を多重化して、多重化されたフィードバックビットを生成することと、
バンドルされたフィードバックビットと多重化されたフィードバックビットとを合成して、フィードバックチャネルにおいて送信されるフィードバック情報を生成することと、を含み、
フィードバックチャネルにおいて送信されるビット数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きくない、請求項(14)に記載の通信方法。
【0173】
(16)フィードバックビットの数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きいとき、複数のフィードバックビットの少なくとも一部に対して多重化およびバンドルのうちの少なくとも1つを実行するステップは、
フィードバック情報を生成するために、少なくとも2つのフィードバックビットのユニットでフィードバックビットの全てをバンドルすることを含み、
フィードバックチャネルにおいて送信されるビット数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きくない、請求項(14)に記載の通信方法。
【0174】
(17)フィードバックビットの数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きくないとき、複数のフィードバックビットの少なくとも一部に対して多重化およびバンドルのうちの少なくとも1つを実行するステップは、
フィードバック情報を生成するために、複数のフィードバックビットを多重化することを含む、請求項(14)に記載の通信方法。
【0175】
(18)フィードバック情報を送信するタイミングを判断することと、
タイミングに従ってフィードバック情報を送信することと、をさらに含む、請求項(14)に記載の通信方法。
【0176】
(19)フィードバック情報を送信するタイミングを判断するステップが、
第1の期間における第1のスケジューリング割り当てリソースプール内に受信されたスケジューリング割り当てにおける指示情報に従って、タイミングを判断することを含む、請求項(18)に記載の通信方法。
【0177】
(20)フィードバック情報を送信するタイミングを判断するステップが、
第1の期間において受信されたTBに配分される第1のスケジューリング割り当てリソースプールのサブフレームおよび物理リソースブロック(PRB)のうちの少なくとも1つのインデックスに従って、タイミングを判断することを含む、請求項(18)に記載の通信方法。
【0178】
(21)タイミングが、第1の期間後の第2の期間において第2のスケジューリング割り当てリソースプールのサブフレームセット内であるとき、フィードバック情報を送信するステップが、
タイミングに従って、第2のスケジューリング割り当てリソースプール内にサイドリンク制御情報(SCI)のフォーマットでフィードバック情報を送信することを含む、請求項(18)または(19)に記載の通信方法。
【0179】
(22)タイミングが、データを送信するためのデータリソースプールのサブフレームセット内であると判断されるとき、フィードバック情報を送信するステップが、
タイミングに従って、データリソースプール内にメディアアクセス制御(MAC)制御要素(CE)のフォーマットでフィードバック情報を搬送するデータを送信することを含む、請求項(18)に記載の通信方法。
【0180】
(23)フィードバックチャネルについてフィードバックリソースプールを構成または事前構成することをさらに含み、
タイミングが、フィードバックリソースプールのサブフレームセット内であると判断され、フィードバックリソースプールの少なくとも1つの送信PRBが、第1の期間において受信された第1のスケジューリング割り当てによって示される、請求項(18)に記載の通信方法。
【0181】
(24)フィードバックチャネルについてフィードバックリソースプールを構成または事前構成するステップが、
フィードバックリソースプールとして第1の期間後の第2の期間においてスケジューリング割り当てリソースプールの複数のPRBを構成または事前構成することを含み、
フィードバック情報通信方法を送信するステップが、
フィードバックリソースプール内の少なくとも1つの送信PRBにおいてのサイドリンク制御情報(SCI)のフォーマットでフィードバック情報を送信することを含む、請求項(23)に記載の通信方法。
【0182】
(25)フィードバックチャネルについてフィードバックリソースプールを構成または事前構成するステップが、
フィードバックリソースプールとして第1の期間においてデータリソースプールの複数のPRBを構成または事前構成することを含み、
フィードバック情報を送信するステップが、
フィードバックリソースプール内の少なくとも1つの送信PRBにおいてMAC CEのフォーマットでフィードバック情報を送信することを含む、請求項(23)に記載の通信方法。
【0183】
(26)フィードバック情報を送信するために配分されるスケジューリング割り当てリソースプールの複数の固定PRBを判断することをさらに含み、
フィードバック情報を送信するステップが、
スケジューリング割り当てリソースプール内の固定PRBにおいて、サイドリンク制御情報(SCI)のフォーマットでフィードバック情報を送信することを含む、請求項(18)に記載の通信方法。
【0184】
(27)サイドリンクを介して通信するように動作可能な通信装置であって、
複数の送信ブロック(TB)を別の通信装置に送信するように動作可能な送信機と、
別の通信装置からフィードバック情報を受信するように動作可能な受信機と、
フィードバック情報に応答して、TBの一部を再送信するように送信機を制御するように動作可能な回路と、を備え、
フィードバック情報が、別の通信装置によって、フィードバックビットの数に従って複数のフィードバックビットの少なくとも一部に対して多重化およびバンドルのうちの少なくとも1つを実行することにより生成され、フィードバックビットが、第1の期間において別の通信装置によって受信されるTBについてそれぞれ生成される、通信装置。
【0185】
(28)第1の期間において受信されるフィードバックビットの数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きいときに、別の通信装置が、フィードバックビットの第1の部分をバンドルしてバンドルされたフィードバックビットを生成し、フィードバックビットの第2の部分を多重化して多重化されたフィードバックビットを生成し、バンドルされたフィードバックビットと多重化されたフィードバックビットとを合成して、フィードバック情報を生成し、送信機が、フィードバックチャネルからフィードバック情報を受信し、フィードバックチャネルから受信されるビット数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きくない、請求項(27)に記載の通信装置。
【0186】
(29)フィードバックビットの数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きいときに、別の通信装置が、少なくとも2つのフィードバックビットのユニットにおいてフィードバックビットの全てをバンドルし、送信機が、フィードバックチャネルからフィードバック情報を受信し、フィードバックチャネルから受信されるビット数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きくない、請求項(27)に記載の通信装置。
【0187】
(30)フィードバックビットの数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きくないときに、別の通信装置が、フィードバック情報を生成するために、複数のフィードバックビットを多重化する、請求項(27)に記載の通信装置。
【0188】
(31)別の通信装置が、タイミングに従ってフィードバック情報を送信する、請求項(27)に記載の通信装置。
【0189】
(32)別の通信装置が、第1の期間において第1のスケジューリング割り当てリソースプール内に受信されたスケジューリング割り当てにおける指示情報に従って、タイミングを判断する、請求項(31)に記載の通信装置。
【0190】
(33)別の通信装置が、第1の期間において受信されたTBに配分される第1のスケジューリング割り当てリソースプールのサブフレームおよび物理リソースブロック(PRB)のうちの少なくとも1つのインデックスに従って、タイミングを判断する、請求項(31)に記載の通信装置。
【0191】
(34)タイミングが、第1の期間後の第2の期間における第2のスケジューリング割り当てリソースプールのサブフレームセット内であると別の通信装置が判断したとき、別の通信装置が、タイミングに従って、第2のスケジューリング割り当てリソースプール内にサイドリンク制御情報(SCI)のフォーマットでフィードバック情報を送信するように動作可能である、請求項(32)または(33)に記載の通信装置。
【0192】
(35)別の通信装置が、タイミングがデータを送信するためのデータリソースプールのサブフレームセット内であると判断し、別の通信装置が、タイミングに従ってデータリソースプール内で、メディアアクセス制御(MAC)制御要素(CE)のフォーマットでフィードバック情報を搬送するデータを送信するように動作可能である、請求項(31)に記載の通信装置。
【0193】
(36)別の通信装置が、タイミングがフィードバックチャネルのために構成または事前構成されたフィードバックリソースプールのサブフレームセット内であると判断し、フィードバックリソースプールの少なくとも1つの送信PRBが、第1の期間において別の通信装置によって受信された第1のスケジューリング割り当てによって示される、請求項(31)に記載の通信装置。
【0194】
(37)第1の期間後の第2の期間におけるスケジューリング割り当てリソースプールの複数のPRBが、フィードバックリソースプールとして構成または事前構成されるとき、別の通信装置が、フィードバックリソースプール内の少なくとも1つの送信PRBにおいてサイドリンク制御情報(SCI)のフォーマットでフィードバック情報を送信する、請求項(36)に記載の通信装置。
【0195】
(38)第1の期間におけるデータリソースプールの複数のPRBが、フィードバックリソースプールとして構成または事前構成されるとき、別の通信装置が、フィードバックリソースプール内の少なくとも1つの送信PRBにおいてMAC CEのフォーマットでフィードバック情報を送信する、請求項(36)に記載の通信装置。
【0196】
(39)スケジューリング割り当てリソースプールの複数の固定PRBが、フィードバック情報を送信するために配分され、別の通信装置が、スケジューリング割り当てリソースプール内の固定PRBにおいて、サイドリンク制御情報(SCI)のフォーマットでフィードバック情報を送信する、請求項(31)に記載の通信装置。
【0197】
(40)サイドリンクを介した通信のための通信方法であって、
複数の送信ブロック(TB)を通信装置に送信することと、
通信装置からフィードバック情報を受信することと、
フィードバック情報に応答して、TBの一部を再送信するように送信機を制御することと、を含み、
フィードバック情報が、通信装置によって、フィードバックビットの数に従って複数のフィードバックビットの少なくとも一部に対して多重化およびバンドルのうちの少なくとも1つを実行することにより生成され、フィードバックビットが、第1の期間において通信装置によって受信されるTBについてそれぞれ生成される、通信方法。
【0198】
(41)第1の期間において通信装置によって受信されるフィードバックビットの数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きいときに、フィードバック情報が、フィードバックビットの第1の部分をバンドルしてバンドルされたフィードバックビットを生成すること、フィードバックビットの第2の部分を多重化して多重化されたフィードバックビットを生成すること、およびバンドルされたフィードバックビットと多重化されたフィードバックビットとを合成することによって、生成され、フィードバック情報が、フィードバックチャネルから受信され、フィードバックチャネルから受信されるビット数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きくない、請求項(40)に記載の通信方法。
【0199】
(42)フィードバックビットの数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きいときに、フィードバック情報が、少なくとも2つのフィードバックビットのユニットにおいてフィードバックビットの全てをバンドルすることによって生成され、フィードバック情報が、フィードバックチャネルから送信機によって受信され、フィードバックチャネルから受信されるビット数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きくない、請求項(40)に記載の通信方法。
【0200】
(43)フィードバックビットの数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きくないとき、フィードバック情報が、複数のフィードバックビットを多重化することによって生成される、請求項(40)に記載の通信方法。
【0201】
(44)フィードバック情報が、タイミングに従って通信装置によって送信される、請求項(40)に記載の通信方法。
【0202】
(45)タイミングが、第1の期間において第1のスケジューリング割り当てリソースプール内に通信装置によって受信されたスケジューリング割り当てにおける指示情報に従って判断される、請求項(44)に記載の通信方法。
【0203】
(46)タイミングが、第1の期間において通信装置によって受信されたTBに配分される第1のスケジューリング割り当てリソースプールのサブフレームおよび物理リソースブロック(PRB)のうちの少なくとも1つのインデックスに従って判断される、請求項(44)に記載の通信方法。
【0204】
(47)タイミングが、第1の期間後の第2の期間における第2のスケジューリング割り当てリソースプールのサブフレームセット内であると判断されるとき、フィードバック情報が、タイミングに従って第2のスケジューリング割り当てリソースプール内にサイドリンク制御情報(SCI)のフォーマットで、通信装置により送信される、請求項(45)または(46)に記載の通信方法。
【0205】
(48)タイミングが、通信装置によりデータを送信するためのデータリソースプールのサブフレームセット内であると判断され、通信装置が、タイミングに従ってデータリソースプール内で、メディアアクセス制御(MAC)制御要素(CE)のフォーマットでフィードバック情報を搬送するデータを送信するように動作可能である、請求項(44)に記載の通信方法。
【0206】
(49)タイミングが、フィードバックチャネルについて構成または事前構成されたフィードバックリソースプールのサブフレームセット内であると判断され、フィードバックリソースプールの少なくとも1つの送信PRBが、第1の期間において通信装置により受信された第1のスケジューリング割り当てによって示される、請求項(44)に記載の通信方法。
【0207】
(50)第1の期間後の第2の期間におけるスケジューリング割り当てリソースプールの複数のPRBが、フィードバックリソースプールとして構成または事前構成されるとき、フィードバック情報が、フィードバックリソースプール内の少なくとも1つの送信PRBにおいてサイドリンク制御情報(SCI)のフォーマットで、通信装置により送信される、請求項(49)に記載の通信方法。
【0208】
(51)第1の期間におけるデータリソースプールの複数のPRBが、フィードバックリソースプールとして構成または事前構成されるとき、フィードバック情報が、フィードバックリソースプール内の少なくとも1つの送信PRBにおいてMAC CEのフォーマットで、通信装置により送信される、請求項(49)に記載の通信方法。
【0209】
(52)スケジューリング割り当てリソースプールの複数の固定PRBが、フィードバック情報を送信するために配分され、フィードバック情報が、スケジューリング割り当てリソースプール内の固定PRBにおいて、サイドリンク制御情報(SCI)のフォーマットで通信装置により送信される、請求項(44)に記載の通信方法。
【0210】
(53)サイドリンクを介して通信するように動作可能な通信装置であって、
第1の期間に複数のトランスポートブロック(TB)を受信するように動作可能な受信機と、
受信したTBに従ってフィードバック情報を生成し、フィードバック情報を送信するタイミングを判断するように動作可能な回路と、
タイミングに従ってフィードバック情報を送信するように動作可能な送信機と、を備える、通信装置。
【0211】
(54)回路が、第1の期間において第1のスケジューリング割り当てリソースプール内に受信されたスケジューリング割り当てにおける指示情報に従って、タイミングを判断するように動作可能な判断回路を含む、請求項(53)に記載の通信装置。
【0212】
(55)回路が、第1の期間において受信されたTBに配分される第1のスケジューリング割り当てリソースプールのサブフレームおよび物理リソースブロック(PRB)のうちの少なくとも1つのインデックスに従って、タイミングを判断するように動作可能な判断回路を含む、請求項(53)に記載の通信装置。
【0213】
(56)タイミングが、第1の期間後の第2の期間における第2のスケジューリング割り当てリソースプールのサブフレームセット内であると判断回路が判断したとき、送信機が、タイミングに従って、第2のスケジューリング割り当てリソースプール内にサイドリンク制御情報(SCI)のフォーマットでフィードバック情報を送信するように動作可能である、請求項(54)または(55)に記載の通信装置。
【0214】
(57)判断回路が、タイミングがデータを送信するためのデータリソースプールのサブフレームセット内であると判断するように動作可能であり、送信機が、タイミングに従って、データリソースプール内にメディアアクセス制御(MAC)制御要素(CE)のフォーマットでフィードバック情報を搬送するデータを送信するように動作可能である、請求項(53)に記載の通信装置。
【0215】
(58)判断回路が、タイミングがフィードバックチャネルのために構成または事前構成されたフィードバックリソースプールのサブフレームセット内であると判断するように動作可能であり、フィードバックリソースプールの少なくとも1つの送信PRBが、第1の期間において受信された第1のスケジューリング割り当てによって示される、請求項(53)に記載の通信装置。
【0216】
(59)第1の期間後の第2の期間におけるスケジューリング割り当てリソースプールの複数のPRBが、フィードバックリソースプールとして構成または事前構成されると判断回路が判断したとき、送信機が、フィードバックリソースプール内の少なくとも1つの送信PRBにおいてサイドリンク制御情報(SCI)のフォーマットでフィードバック情報を送信するように動作可能である、請求項(58)に記載の通信装置。
【0217】
(60)第1の期間におけるデータリソースプールの複数のPRBが、フィードバックリソースプールとして構成または事前構成されると判断回路が判断したとき、送信機が、フィードバックリソースプール内の少なくとも1つの送信PRBにおいてMAC CEのフォーマットでフィードバック情報を送信するように動作可能である、請求項(58)に記載の通信装置。
【0218】
(61)判断回路が、フィードバック情報を送信するために配分されたスケジューリング割り当てリソースプールの複数の固定PRBを判断するように動作可能であり、送信機が、スケジューリング割り当てリソースプール内の固定PRBにおいて、サイドリンク制御情報(SCI)のフォーマットでフィードバック情報を送信するように動作可能である、請求項(53)に記載の通信装置。
【0219】
(62)回路が、複数のフィードバックビットをそれぞれ第1の期間において受信したTBについて生成し、フィードバック情報を生成するために、フィードバックビットの数に従って、フィードバックビットの少なくとも一部に対して多重化およびバンドルのうちの少なくとも1つを実行するように動作可能である生成器を含む、請求項(53)に記載の通信装置。
【0220】
(63)第1の期間において受信されたTBについて生成されたフィードバックビットの数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きいときに、生成器が、フィードバックビットの第1の部分をバンドルしてバンドルされたフィードバックビットを生成し、フィードバックビットの第2の部分を多重化して多重化されたフィードバックビットを生成し、バンドルされたフィードバックビットと多重化されたフィードバックビットとを合成して、フィードバックチャネルにおいて送信されるフィードバック情報を生成し、フィードバックチャネルにおいて送信されるビット数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きくない、請求項(62)に記載の通信装置。
【0221】
(64)フィードバックビットの数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きいときに、生成器が、フィードバック情報を生成するために、少なくとも2つのフィードバックビットのユニットにおいてフィードバックビットの全てをバンドルし、フィードバックチャネルにおいて送信されるビット数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きくない、請求項(62)に記載の通信装置。
【0222】
(65)フィードバックビットの数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きくないときに、生成器が、フィードバック情報を生成するために、複数のフィードバックビットを多重化する、請求項(62)に記載の通信装置。
【0223】
(66)サイドリンクを介して通信するための通信方法であって、
第1の期間において複数のトランスポートブロック(TB)を受信することと、
受信したTBに従ってフィードバック情報を生成することと、
フィードバック情報を送信するタイミングを判断することと、
タイミングに従ってフィードバック情報を送信することと、を含む、通信方法。
【0224】
(67)フィードバック情報を送信するタイミングを判断するステップが、
第1の期間における第1のスケジューリング割り当てリソースプール内に受信されたスケジューリング割り当てにおける指示情報に従って、タイミングを判断することを含む、請求項(66)に記載の通信方法。
【0225】
(68)フィードバック情報を送信するタイミングを判断するステップが、
第1の期間において受信されたTBに配分される第1のスケジューリング割り当てリソースプールのサブフレームおよび物理リソースブロック(PRB)のうちの少なくとも1つのインデックスに従って、タイミングを判断することを含む、請求項(66)に記載の通信方法。
【0226】
(69)タイミングが、第1の期間後の第2の期間において第2のスケジューリング割り当てリソースプールのサブフレームセット内であると判断されるとき、フィードバック情報を送信するステップが、
タイミングに従って、第2のスケジューリング割り当てリソースプール内にサイドリンク制御情報(SCI)のフォーマットでフィードバック情報を送信することを含む、請求項(67)または(68)に記載の通信方法。
【0227】
(70)タイミングが、データを送信するためのデータリソースプールのサブフレームセット内であると判断されるとき、フィードバック情報を送信するステップが、
タイミングに従って、データリソースプール内にメディアアクセス制御(MAC)制御要素(CE)のフォーマットでフィードバック情報を搬送するデータを送信することを含む、請求項(66)に記載の通信方法。
【0228】
(71)フィードバックチャネルについてフィードバックリソースプールを構成または事前構成することをさらに含み、
タイミングが、フィードバックリソースプールのサブフレームセット内であると判断され、フィードバックリソースプールの少なくとも1つの送信PRBが、第1の期間において受信された第1のスケジューリング割り当てによって示される、請求項(66)に記載の通信方法。
【0229】
(72)フィードバックチャネルについてフィードバックリソースプールを構成または事前構成するステップが、
フィードバックリソースプールとして第1の期間後の第2の期間においてスケジューリング割り当てリソースプールの複数のPRBを構成または事前構成することを含み、
フィードバック情報通信方法を送信するステップが、
フィードバックリソースプール内の少なくとも1つの送信PRBにおいて、サイドリンク制御情報(SCI)のフォーマットでフィードバック情報を送信することを含む、請求項(71)に記載の通信方法。
【0230】
(73)フィードバックチャネルについてフィードバックリソースプールを構成または事前構成するステップが、
フィードバックリソースプールとして第1の期間においてデータリソースプールの複数のPRBを構成または事前構成することを含み、
フィードバック情報を送信するステップが、
フィードバックリソースプール内の少なくとも1つの送信PRBにおいてMAC CEのフォーマットでフィードバック情報を送信することを含む、請求項(71)に記載の通信方法。
【0231】
(74)フィードバック情報を送信するために配分されるスケジューリング割り当てリソースプールの複数の固定PRBを判断することをさらに含み、
フィードバック情報を送信するステップが、
スケジューリング割り当てリソースプール内の固定PRBにおいて、サイドリンク制御情報(SCI)のフォーマットでフィードバック情報を送信することを含む、請求項(66)に記載の通信方法。
【0232】
(75)フィードバック情報を生成するために、フィードバックビットの数に従って、フィードバックビットの少なくとも一部に対して多重化およびバンドルのうちの少なくとも1つを実行することをさらに含む、請求項(66)に記載の通信方法。
【0233】
(76)第1の期間において受信されたTBについて生成されたフィードバックビットの数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きいとき、複数のフィードバックビットの少なくとも一部に対して多重化およびバンドルのうちの少なくとも1つを実行するステップが、
フィードバックビットの第1の部分をバンドルして、バンドルされたフィードバックビットを生成することと、
フィードバックビットの第2の部分を多重化して、多重化されたフィードバックビットを生成することと、
バンドルされたフィードバックビットと多重化されたフィードバックビットとを合成して、フィードバックチャネルにおいて送信されるフィードバック情報を生成することと、を含み、
フィードバックチャネルにおいて送信されるビット数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きくない、請求項(75)に記載の通信方法。
【0234】
(77)フィードバックビットの数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きいとき、複数のフィードバックビットの少なくとも一部に対して多重化およびバンドルのうちの少なくとも1つを実行するステップが、
フィードバック情報を生成するために、少なくとも2つのフィードバックビットのユニットでフィードバックビットの全てをバンドルすることを含み、
フィードバックチャネルにおいて送信されるビット数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きくない、請求項(75)に記載の通信方法。
【0235】
(78)フィードバックビットの数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きくないとき、複数のフィードバックビットの少なくとも一部に対して多重化およびバンドルのうちの少なくとも1つを実行するステップが、
フィードバック情報を生成するために、複数のフィードバックビットを多重化することを含む、請求項(75)に記載の通信方法。
【0236】
(79)サイドリンクを介して通信するように動作可能な通信装置であって、
複数の送信ブロック(TB)を別の通信装置に送信するように動作可能な送信機と、
別の通信装置からフィードバック情報を受信するように動作可能な受信機と、
フィードバック情報に応答して、TBの一部を再送信するように送信機を制御するように動作可能な回路と、を備え、
別の通信装置が、タイミングに従ってフィードバック情報を送信する、通信装置。
【0237】
(80)別の通信装置が、第1の期間において第1のスケジューリング割り当てリソースプール内に受信されたスケジューリング割り当てにおける指示情報に従って、タイミングを判断する、請求項(79)に記載の通信装置。
【0238】
(81)別の通信装置が、第1の期間において受信されたTBに配分される第1のスケジューリング割り当てリソースプールのサブフレームおよび物理リソースブロック(PRB)のうちの少なくとも1つのインデックスに従って、タイミングを判断する、請求項(79)に記載の通信装置。
【0239】
(82)タイミングが、第1の期間後の第2の期間における第2のスケジューリング割り当てリソースプールのサブフレームセット内であると別の通信装置が判断したとき、別の通信装置が、タイミングに従って、第2のスケジューリング割り当てリソースプール内にサイドリンク制御情報(SCI)のフォーマットでフィードバック情報を送信するように動作可能である、請求項(78)または(79)に記載の通信装置。
【0240】
(83)別の通信装置が、タイミングが、別の通信装置によってデータを送信するためのデータリソースプールのサブフレームセット内であると判断し、別の通信装置が、タイミングに従ってデータリソースプール内で、メディアアクセス制御(MAC)制御要素(CE)のフォーマットでフィードバック情報を搬送するデータを送信するように動作可能である、請求項(79)に記載の通信装置。
【0241】
(84)別の通信装置が、タイミングがフィードバックチャネルのために構成または事前構成されたフィードバックリソースプールのサブフレームセット内であると判断し、フィードバックリソースプールの少なくとも1つの送信PRBが、第1の期間において受信された第1のスケジューリング割り当てによって示される、請求項(79)に記載の通信装置。
【0242】
(85)第1の期間後の第2の期間におけるスケジューリング割り当てリソースプールの複数のPRBが、フィードバックリソースプールとして構成または事前構成されるとき、別の通信装置が、フィードバックリソースプール内の少なくとも1つの送信PRBにおいてサイドリンク制御情報(SCI)のフォーマットでフィードバック情報を送信する、請求項(84)に記載の通信装置。
【0243】
(86)第1の期間におけるデータリソースプールの複数のPRBが、フィードバックリソースプールとして構成または事前構成されるとき、別の通信装置が、フィードバックリソースプール内の少なくとも1つの送信PRBにおいてMAC CEのフォーマットでフィードバック情報を送信する、請求項(84)に記載の通信装置。
【0244】
(87)スケジューリング割り当てリソースプールの複数の固定PRBが、フィードバック情報を送信するために配分され、別の通信装置が、スケジューリング割り当てリソースプール内の固定PRBにおいて、サイドリンク制御情報(SCI)のフォーマットでフィードバック情報を送信する、請求項(79)に記載の通信装置。
【0245】
(88)別の通信装置が、フィードバックビットの数に従って複数のフィードバックビットの少なくとも一部に対して多重化およびバンドルのうちの少なくとも1つを実行することにより、フィードバック情報を生成し、フィードバックビットが、第1の期間において別の通信装置によって受信されるTBについてそれぞれ生成される、請求項(79)に記載の通信装置。
【0246】
(89)フィードバックビットの数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きいときに、別の通信装置が、フィードバックビットの第1の部分をバンドルしてバンドルされたフィードバックビットを生成し、フィードバックビットの第2の部分を多重化して多重化されたフィードバックビットを生成し、バンドルされたフィードバックビットと多重化されたフィードバックビットとを合成して、フィードバック情報を生成し、送信機が、フィードバックチャネルからフィードバック情報を受信し、フィードバックチャネルから受信されるビット数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きくない、請求項(88)に記載の通信装置。
【0247】
(90)フィードバックビットの数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きいときに、別の通信装置が、フィードバック情報を生成するために、少なくとも2つのフィードバックビットのユニットにおいてフィードバックビットの全てをバンドルし、フィードバック情報が、フィードバックチャネルから送信機によって受信され、フィードバックチャネルから受信されるビット数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きくない、請求項(88)に記載の通信装置。
【0248】
(91)フィードバックビットの数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きくないときに、別の通信装置が、フィードバック情報を生成するために、複数のフィードバックビットを多重化する、請求項(88)に記載の通信装置。
【0249】
(92)サイドリンクを介して通信するための通信方法であって、
送信機によって、複数の送信ブロック(TB)を通信装置に送信することと、
通信装置からフィードバック情報を受信することと、
通信装置から送信されるフィードバック情報に応答して、TBの一部を再送信するように送信機を制御することと、を含み、
フィードバック情報が、タイミングに従って通信装置から送信される、通信方法。
【0250】
(93)タイミングが、第1の期間において第1のスケジューリング割り当てリソースプール内に通信装置によって受信されたスケジューリング割り当てにおける指示情報に従って判断される、請求項(92)に記載の通信方法。
【0251】
(94)タイミングが、第1の期間において通信装置によって受信されたTBに配分される第1のスケジューリング割り当てリソースプールのサブフレームおよび物理リソースブロック(PRB)のうちの少なくとも1つのインデックスに従って判断される、請求項(92)に記載の通信方法。
【0252】
(95)タイミングが、第1の期間後の第2の期間における第2のスケジューリング割り当てリソースプールのサブフレームセット内であると判断されるとき、フィードバック情報が、タイミングに従って第2のスケジューリング割り当てリソースプール内にサイドリンク制御情報(SCI)のフォーマットで、通信装置により送信される、請求項(93)または(94)に記載の通信方法。
【0253】
(96)タイミングが、通信装置によりデータを送信するためのデータリソースプールのサブフレームセット内であると判断され、通信装置が、タイミングに従ってデータリソースプール内で、メディアアクセス制御(MAC)制御要素(CE)のフォーマットでフィードバック情報を搬送するデータを送信するように動作可能である、請求項(92)に記載の通信方法。
【0254】
(97)タイミングが、フィードバックチャネルについて構成または事前構成されたフィードバックリソースプールのサブフレームセット内であると判断され、フィードバックリソースプールの少なくとも1つの送信PRBが、第1の期間において送信機により送信された第1のスケジューリング割り当てによって示される、請求項(92)に記載の通信方法。
【0255】
(98)第1の期間後の第2の期間におけるスケジューリング割り当てリソースプールの複数のPRBが、フィードバックリソースプールとして構成または事前構成されるとき、フィードバック情報が、フィードバックリソースプール内の少なくとも1つの送信PRBにおいてサイドリンク制御情報(SCI)のフォーマットで、通信装置により送信される、請求項(97)に記載の通信方法。
【0256】
(99)第1の期間におけるデータリソースプールの複数のPRBが、フィードバックリソースプールとして構成または事前構成されるとき、フィードバック情報が、フィードバックリソースプール内の少なくとも1つの送信PRBにおいてMAC CEのフォーマットで、通信装置により送信される、請求項(97)に記載の通信方法。
【0257】
(100)スケジューリング割り当てリソースプールの複数の固定PRBが、フィードバック情報を送信するために配分され、フィードバック情報が、スケジューリング割り当てリソースプール内の固定PRBにおいて、サイドリンク制御情報(SCI)のフォーマットで送信される、請求項(92)に記載の通信方法。
【0258】
(101)フィードバック情報が、通信装置によって、フィードバックビットの数に従って複数のフィードバックビットの少なくとも一部に対して多重化およびバンドルのうちの少なくとも1つを実行することにより、生成され、フィードバックビットが、第1の期間において受信されるTBについてそれぞれ生成される、請求項(92)に記載の通信方法。
【0259】
(102)フィードバックビットの数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きいときに、フィードバック情報が、フィードバックビットの第1の部分をバンドルしてバンドルされたフィードバックビットを生成すること、フィードバックビットの第2の部分を多重化して多重化されたフィードバックビットを生成すること、およびバンドルされたフィードバックビットと多重化されたフィードバックビットとを合成することによって、生成され、フィードバック情報が、フィードバックチャネルから送信機によって受信され、フィードバックチャネルから受信されるビット数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きくない、請求項(101)に記載の通信方法。
【0260】
(103)フィードバックビットの数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きいときに、フィードバック情報が、少なくとも2つのフィードバックビットのユニットにおいてフィードバックビットの全てをバンドルすることによって生成され、フィードバック情報が、フィードバックチャネルから送信機によって受信され、フィードバックチャネルから受信されるビット数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きくない、請求項(101)に記載の通信方法。
【0261】
(104)フィードバックビットの数が、フィードバックチャネルのペイロードサイズよりも大きくないとき、フィードバック情報が、複数のフィードバックビットを多重化することによって生成される、請求項(101)に記載の通信方法。
【0262】
本開示は、ソフトウェア、ハードウェア、またはハードウェアと協調するソフトウェアによって実現され得る。上述した各実施形態の説明において使用される各機能ブロックは、集積回路などのLSIによって部分的に、または全体的に実現され得る。各実施形態において説明される各プロセスは、同一のLSIまたはLSIの組み合わせによって部分的に、または全体的に制御され得る。LSIは、チップとして個別に形成されてもよく、または1つのチップが、機能ブロックのうちの一部または全てを含むように形成されてもよい。LSIは、データ入力およびそれに連結される出力を含んでもよい。ここでのLSIは、集積度の差に応じて、IC、システムLSI、スーパーLSI、またはウルトラLSIと呼ばれ得る。しかしながら、集積回路を実装する技術は、LSIに限定されず、専用回路、汎用プロセッサ、または専用プロセッサを用いることによって実現されてもよい。さらに、LSIの製造後にプログラムされ得るFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、またはLSIの内部に配置される回路セルの接続および設定が再構成され得る再構成可能なプロセッサが使用されてもよい。本開示は、デジタル処理またはアナログ処理として実現され得る。半導体技術または他の派生技術の進歩の結果として、将来の集積回路技術がLSIを置換する場合、機能ブロックは、将来の集積回路技術を用いて統合され得る。バイオテクノロジーもまた適用され得る。
【0263】
本開示の複数の実施形態の例が、特定の実施形態の添付された図を参照して、上記で詳細に説明されている。当然のことながら、コンポーネントまたは技術のあらゆる考えられる組み合わせを説明することはできないため、当業者は、本開示の範囲から逸脱することなく、上述した実施形態に対して様々な修正が行われ得ると理解するであろう。例えば、上記実施形態は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ネットワークの一部を参照して説明されるが、本開示の実施形態は、類似の機能コンポーネントを有する3GPPネットワークの後継などの類似のネットワークに適用可能でもあると、容易に理解される。
【0264】
したがって、特に、3GPPという用語、ならびに上記説明ならびに添付図面および任意の添付の特許請求の範囲において使用される関連または関係用語は、現在または将来的に、それに応じて解釈されるものとする。
【0265】
本開示は、ソフトウェア、ハードウェア、またはハードウェアと協調するソフトウェアによって実現され得る。上述した各実施形態の説明において使用される各機能ブロックは、集積回路としてLSIによって実現され得る。各実施形態において説明される各プロセスは、LSIによって制御され得る。LSIは、チップとして個別に形成されてもよく、または1つのチップが、機能ブロックのうちの一部または全てを含むように形成されてもよい。LSIは、データ入力およびそれに連結される出力を含んでもよい。ここでのLSIは、集積度の差に応じて、IC、システムLSI、スーパーLSI、またはウルトラLSIと呼ばれ得る。しかしながら、集積回路を実装する技術は、LSIに限定されず、専用回路、または汎用プロセッサを用いることによって実現されてもよい。さらに、LSIの製造後にプログラムされ得るFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、またはLSIの内部に配置される回路セルの接続および設定が再構成され得る再構成可能なプロセッサが使用されてもよい。
【0266】
特に、開示された開示の修正および他の実施形態が、前述の説明および関連する図面に提示される教示の恩恵を有する当業者には想到する。したがって、開示は、開示される特定の実施形態に限定されるものではなく、修正および他の実施形態は、本開示の範囲内に含まれるように意図されると理解されるべきである。特定の用語が、本明細書において使用され得るが、それらは、限定の目的ではなく、一般的かつ説明的な意味において使用されている。
図1A
図1B
図2A
図2B
図3
図4A
図4B
図4C
図5A
図5B
図6
図7
図8A
図8B
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15