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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-04-19
(45)【発行日】2022-04-27
(54)【発明の名称】火災検知器カバー
(51)【国際特許分類】
   G08B 17/06 20060101AFI20220420BHJP
   G08B 17/12 20060101ALI20220420BHJP
【FI】
G08B17/06 K
G08B17/12 Z
【請求項の数】 2
(21)【出願番号】P 2020146993
(22)【出願日】2020-09-01
(62)【分割の表示】P 2016248840の分割
【原出願日】2016-12-22
(65)【公開番号】P2020194597
(43)【公開日】2020-12-03
【審査請求日】2020-09-18
(73)【特許権者】
【識別番号】000233826
【氏名又は名称】能美防災株式会社
(72)【発明者】
【氏名】榎本 慶介
(72)【発明者】
【氏名】中元 政人
(72)【発明者】
【氏名】咲間 健一
【審査官】白川 瑞樹
(56)【参考文献】
【文献】特開2016-148983(JP,A)
【文献】特開平09-091566(JP,A)
【文献】特開2000-290643(JP,A)
【文献】登録実用新案第3079401(JP,U)
【文献】実開平03-078393(JP,U)
【文献】特開2002-197555(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G08B17/00-17/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
トンネル側壁に一定間隔で配置される炎検知器へ放射される赤外線を一時的に遮断するために前記炎検知器全体を覆う炎検知器カバーであって、
カバー部材と、
前記カバー部材の少なくとも一部に設けられた赤外線を遮断する遮光部と、
前記トンネルの側壁側に設けられている監視通路から前記炎検知器カバーの取り忘れを確認することができるように、前記カバー部材の表面の一部に着脱自在に設けられ、かつ前記炎検知器が前記炎検知器カバーにより覆われている状態において、前記炎検知器の縦中心線の左右に渡って設けられた蓄光部又は反射部と、
前記炎検知器に前記カバー部材を取付ける取付け手段と、
を備えたことを特徴とする炎検知器カバー。
【請求項2】
前記蓄光部又は前記反射部の少なくとも一部が前記カバー部材の表面より突出していることを特徴とする請求項1記載の炎検知器カバー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、トンネル等の施設内に非常用設備として設置された火災検知器へ放射される赤外線を一時的に遮断するために前記火災検知器を覆う火災検知器カバーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
トンネル等の施設内において、補修工事や大規模改修工事等が行われる際、工事中に使用されるガスバーナーやサンダ等の火花が発生する。上記施設内に非常用設備として設置する火災検知器は、この火花を火災による炎として検知し、道路管理者等に火災信号を通知するという問題があった。火災検知器としては炎を正常に検知しているが、実際の火災ではなく、工事作業に伴う誤報であるため、このような誤報を出さないようにする必要がある。誤報を出さないようにするため、工事前に火災検知器の電源を落とすことも考えられるが、火災監視が必要な工事区間以外の火災検知器の電源も落ちるため、火災監視が出来ていない状態となってしまう。このため、火災検知器の電源を落とさずに誤報を出さないようにする場合は、火災検知器から火災信号を受け取る受信盤から他の設備へ火災情報を出力しないように受信盤を設定し、受信盤の前に監視員を常時待機させ、工事作業に伴う誤報であるか、実際の火災であるかを判断する必要があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2003-296849号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そこで、本発明は、火災検知器の電源を切ることなく、火災検知器へ放射される赤外線を一時的に遮断して火災検知器がトンネル等の施設内で工事を行う際に発生する火花等を火災の炎として検知して誤報を出すことを防止する火災検知器カバーを提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上記の課題を解決するためのものであり、以下の構成を有する。
【0006】
(1)本発明は、火災検知器へ放射される赤外線を一時的に遮断するために前記火災検知器を覆う火災検知器カバーであって、シート状のカバー部材と、前記カバー部材の少なくとも一部に設けられた赤外線を遮断する遮光部と、前記カバー部材の表面に設けた蓄光部又は反射部と、前記火災検知器に前記カバー部材を取付ける取付け手段とを備えたことを特徴とする火災検知器カバーである。
【0007】
一般的な施設内の火災の炎を検知する火災検知器は、炎から発生する赤外線を検知して火災が生じていることを検知するものである。従って本発明によれば、施設内の補修工事や大規模改修工事等が行われる際に、赤外線を遮断する遮光部を設けたシート状のカバー部材を備えた火災検知器カバーを火災検知器に被せることにより、工事中に使用されるガスバーナーやサンダ等の火花から火災検知器へ放射される赤外線を一時的に遮断して、ガスバーナーやサンダ等の火花を火災の炎として検知させないようにすることができる。また使用する際は火災検知器カバーを火災検知器に被せるだけで良いので、火災検知器の電源を切る必要もなく、工事後はカバーを外すだけで良いため、取り扱いが簡便である。また火災検知器カバーのカバー部材の表面に設けた蓄光部又は反射部は、蓄光部により発光又は反射部によりライトを当てれば光を反射する。従って工事後に火災検知器カバーを火災検知器から取り外すのを忘れている場合は、蓄光部が発光又は反射部により光を反射するので外し忘れに気がつきやすく、火災検知器カバーの取り忘れを防止することができる。また、火災検知器カバーを火災検知器に取付ける手段として、例えば口ゴムや面ファスナーを備えたベルトによりカバー部材の開口部を絞ることで容易に火災検知器から外れないようにすると共に、火災検知器カバーの取付け及び取外しを素早く簡便に行うことができる。
【0008】
(2)また本発明は、前記蓄光部又は前記反射部が前記カバー部材に着脱自在に設けられていることを特徴とする(1)記載の火災検知器カバーである。
【0009】
本発明によれば、蓄光部又は反射部をカバー部材から着脱自在に設けることで、状況に応じて様々な形状の蓄光部や反射部を取付けたり、蓄光部や反射部の位置を変えることができる。火災検知器はメーカーによってその形状は様々であり、火災検知器カバーも火災検知器の形状により変形する。また車道等におけるトンネルの両側には車道等から一段高くなった監視通路が設けられている。そして、トンネル内に設置される火災検知器は、監視通路から1.5mの高さにおけるトンネルの壁面等の位置に一定間隔で複数取付けられている。トンネル内の工事の際には前述のように影響のある火災検知器の全てに火災検知器カバーを取付け、工事後に火災検知器カバーを取り外す際に、火災検知器カバーを取り忘れていないか確認する。火災検知器は長いトンネル内の側壁に設けられていることから、トンネルの側壁側に設けられている監視通路から火災検知器カバーの取り忘れを確認するため、先ず始めに火災検知器の側面方向から視認することになる。また火災検知器に取付けてある火災検知器カバーの取り忘れを確認する場合に蓄光部や反射部が側面に設けられていれば、近づかなくても離れた位置の火災検知器カバーの取り忘れの確認がしやすい。しかし、火災検知器の形状により火災検知器カバーが変形し、蓄光部や反射部の形状や蓄光部や反射部のカバー部材への取付位置により蓄光部や反射部が、側面方向から見えにくくなってしまう場合がある。このような場合に蓄光部や反射部を側面方向から見えやすいように火災検知器の形状に合わせた蓄光部や反射部に取替えたり、蓄光部や反射部のカバー部材への取付位置を変えることで、火災検知器の形状に合わせた対応をすることができる。また火災検知器の形状に合わせた形状の蓄光部や反射部に取り替えるか、蓄光部や反射部の位置を変えるだけでよいので火災検知器カバー全体を火災検知器の形状に合わせて数種類用意する必要がなく、現場において柔軟な対応をすることができる。
【0010】
(3)また、本発明は、前記火災検知器が前記火災検知器カバーにより覆われている状態において、前記蓄光部又は前記反射部が、少なくとも前記火災検知器の縦中心線の左右いずれかに設けられていることを特徴とする(1)又は(2)記載の火災検知器カバーである。
【0011】
一般的な施設内の火災の炎を検知する火災検知器は、殆どが正面において縦中心線を中心として左右対称に作られており、検知範囲を広く取るために正面の縦中心線に沿った部分が突出している構造となっている。本発明によれば、火災検知器が前記火災検知器カバーにより覆われている状態において、蓄光部又は反射部が火災検知器の縦中心線の左右いずれかに設けられていれば、前述のように監視通路上で火災検知器の側面方向から火災検知器カバーの取り忘れを確認する場合に、蓄光部又は反射部が視界に入るようになる。従って、火災検知器カバーの取り忘れを確認し易くなり、工事後の火災検知器カバーの取り忘れを防止することができる。
【0012】
(4)また、本発明は、前記蓄光部又は前記反射部の少なくとも一部が前記カバー部材の表面より突出していることを特徴とする(1)乃至(3)にいずれかに記載の火災検知器カバーである。
【0013】
本発明によれば、蓄光部又は反射部の一部がカバー部材の表面より突出していため、火災検知器の形状によって蓄光部又は反射部が隠れることがなく視認することができるので、工事後の火災検知器カバーの取り忘れを防止することができる。
【0014】
(5)また、本発明は、前記蓄光部又は前記反射部が前記カバー部材の面方向で十字状又はX状の形状であることを特徴とする(1)乃至(4)にいずれかに記載の火災検知器カバーである。
【0015】
本発明によれば、蓄光部又は反射部の形状がカバー部材の面方向で十字状またはX状の形状であるので、火災検知器が火災検知器カバーに覆われている状態において、蓄光部又は反射部の一部が突出した縦中心線上に配置されると共に、縦中心線の左右にも配置される。このため、監視通路上で火災検知器の側面方向から火災検知器カバーの取り忘れを確認する場合に、蓄光部又は前記反射部が視界に入るようになる。従って、火災検知器カバーの取り忘れを確認し易くなり、工事後の火災検知器カバーの取り忘れを防止することができる。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、施設内の補修工事や大規模改修工事等が行われる際に、赤外線を遮断する遮光部を設けたカバー部材を備えた火災検知器カバーを火災検知器に被せることにより、工事中に使用されるガスバーナーやサンダ等の火花から火災検知器へ放射される赤外線を一時的に遮断して、ガスバーナーやサンダ等の火花を火災の炎として検知させないようにすることができる。このため火災検知器がトンネル等の施設内で工事を行う際に発生する火花等を火災の炎として検知して誤報を出すことを防止することができる。また蓄光部又は反射部を火災検知器カバーのカバー部材に設けることにより、工事後の火災検知器カバーの取り忘れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明の実施例1における火災検知器カバーA1を火災検知器FDに取付けた状態の正面図である。
図2】本発明の実施例1における火災検知器カバーA1を火災検知器FDに取付けた状態の側面図である。
図3】本発明の実施例2における火災検知器カバーA2を火災検知器FDに取付けた状態の正面図である。
図4】本発明の実施例2における火災検知器カバーA2を火災検知器FDに取付けた状態の側面図である。
図5】本発明の実施例2における火災検知器カバーA2を火災検知器FDに取付けた状態の底面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本発明は、火災検知器に取付ける火災検知器カバーである。以下、本発明を実施するための形態について説明する。
【実施例1】
【0019】
図1図2は、本発明の実施例1における火災検知器カバーA1を火災検知器FDに取付けた状態の正面図と側面図である。1は火災検知器FDへ放射される赤外線を一時的に遮断するために火災検知器FDを覆う火災検知器カバーA1を構成するシート状のカバー部材、1aはカバー部材1の表面又は内面のうち少なくともいずれか一方の全面にアルミ蒸着等の処理がされた赤外線を遮断する遮光部、21,22,23は表面に蛍光塗料が塗布された蓄光部、3は表面がプリズム又は鏡面処理された反射部、5は火災検知器FDに火災検知器カバーA1を取付けるための取付け手段として、カバー部材1の開口部4に設けられた口ゴム部、Bは火災検知器FDの縦中心線、Gは火災検知器FDに設けられた受光ガラスである。受光ガラスGの内部には火災を検出するセンサー等が内蔵されている(図示せず)。火災検知器FDは、火災時に炎から生じた赤外線が受光ガラスGを透過して内蔵されたセンサー等が赤外線を検知し、道路管理者等に火災信号を通知するようになっている。また火災検知器FDは、車道等のトンネルの側壁に設けられている監視通路から1.5mの高さにおけるトンネルの壁面等の位置に一定間隔(例えば25m間隔)で複数配置されている。
【0020】
図1に示すように、火災検知器カバーA1を火災検知器FDに取り付けて、火災検知器FDが火災検知器カバーA1に覆われている状態において、火災検知器カバーA1は、遮光部1aにより火災検知器FDを外部の赤外線から遮断する。従って工事中に使用されるガスバーナーやサンダ等の火花により発生する赤外線は受光ガラスGを透過する前に遮断されるため、火災検知器FDは、道路管理者等に火災信号を通知することがない。
【0021】
蓄光部21は、「点検中」の文字の形状から成り、蓄光部22,23と反射部3は長方形のシート状に形成され、面ファスナーでカバー部材1の外表面に着脱自在に設けられている。工事後、火災検知器カバーA1を取り忘れていても、蓄光部21,22,23は自ら発光し、反射部3は光を反射するため、火災検知器カバーA1の取り忘れを防止することができる。更に蓄光部21,22,23と反射部3は火災検知器カバーA1が火災検知器FDに取付けられた状態で火災検知器FDの縦中心線Bの左右に設けられている。このため、図2に示すように火災検知器カバーA1が火災検知器FDにより突出して変形しても、火災検知器FDの側面方向から蓄光部21,22と反射部3を視認することができる。従って監視通路上で火災検知器FDの側面方向から火災検知器カバーA1の取り忘れを確認する場合に、火災検知器カバーA1を取り忘れていたときは、蓄光部21,22と反射部3が視界に入ることで取り忘れを防止することができる。また蓄光部22,23と反射部3はカバー部材1と面ファスナーにより着脱自在に設けられているため、火災検知器カバーA1を取付ける際、火災検知器FDの形状によって予め取り付けておいた蓄光部22,23と反射部3が確認し難い状態になったときは、蓄光部22,23と反射部3の取付け位置を変えることにより確認し易くすることができる。またカバー部材1の開口部4に口ゴム部5を設けてあるため、口ゴム部5を広げるだけで火災検知器カバーA1の取付けおよび取り外しを素早く簡便に行うことができる。
【実施例2】
【0022】
図3図5は、本発明の実施例2における火災検知器カバーA2を火災検知器FDに取付けた状態の正面図、側面図と底面図である。11は火災検知器FDへ放射される赤外線を一時的に遮断するために火災検知器FDを覆う火災検知器カバーA2を構成するシート状のカバー部材、11aはカバー部材11の表面又は内面のうち少なくともいずれか一方の全面にアルミ蒸着等の処理がされた赤外線を遮断する遮光部、24は表面に蛍光塗料が塗布された十字状の形状からなる蓄光部である。蓄光部24は面ファスナーによりカバー部材11の外表面に着脱自在に設けられている。6,7は火災検知器FDに火災検知器カバーA2を取付けるための取付手段としてカバー部材11の開口部41に設けられた面ファスナー付きのベルトである。ベルト6の表面は面ファスナーのメス部6aが設けられており、ベルト7の裏面にはベルト6の面ファスナーのメス部と対となるオス部7aが設けられている。火災検知器カバーA2の火災検知器FDへの取付けは、ベルト6,7でカバー部材11の開口部41を絞り、面ファスナーのメス部6aとオス部7aでベルト6,7を互いに固定することにより行う。なお、火災検知器FDの構成については実施例1で示したものと同様である。
【0023】
図3に示すように、蓄光部24は、十字状の形状をしているため、火災検知器カバーA
2が火災検知器FDに取付けられて覆われている状態で蓄光部24の一部が縦中心線B上に配置されると共に、火災検知器FDの縦中心線Bの左右に渡って設けられている状態にある。このため、図4に示すように火災検知器カバーA2が火災検知器FDの受光ガラスGにより突出して変形しても、火災検知器FDの側面方向から蓄光部24を確認することができる。従って監視通路上で火災検知器FDの側面方向から火災検知器カバーA2の取り忘れを確認する場合に、火災検知器カバーA2を取り忘れていたときは、蓄光部24が視界に入ることで取り忘れを防止することができる。また蓄光部24は面ファスナーによりカバー部材11に着脱自在に設けられているので、蓄光部24が確認し難い状態になったときでも、蓄光部24の取付け位置を変えることにより確認し易くすることができる。なお、この実施例では蓄光部24を十字状の形状としたが、蓄光部の代わりに十字状の形状の反射部を設けてもよいし、同様の効果を持つものとしてX状の形状とした蓄光部または反射部をカバー部材の面方向で着脱自在に取付けるようにしてもよい。またカバー部材11の開口部41に面ファスナー付きのベルト6,7を設けてあるため、火災検知器カバーA2の取付けおよび取り外しを素早く簡便に行うことができる。
【0024】
上記実施例においては、火災検知器カバーA1,A2のカバー部材1,11の全面に遮光部1a,11aを設けたが、必ずしもカバー部材1,11の全面に設ける必要はなく、火災検知器の炎による赤外線を検知する部分、つまり火災検知器FDの構成でいえば、受光ガラスGを覆う部分の少なくとも一部に設ければよい。また蓄光部21~24と反射部3をカバー部材の面方向に設けたが、蓄光部又は反射部をカバー部材の表面から突出した立体的形状のものとしてもよい。また蓄光部又は反射部の一端を自由端として、他端をカバー部材に取付けるようにした構成にしてもよい。このように蓄光部又は反射部の形状についても、上記実施例で示した形状に限定されることはない。蓄光部と反射部のシート部材への取付け方法についても面ファスナーによる方法ではなく、シート部材の表面に蓄光部又は反射部を入れる透明なポケットを設けて蓄光部と反射部を着脱自在に設けてもよく、上記実施例に限定されることはない。また火災検知器カバーの取付け手段として、口ゴムや面ファスナー付きのベルトによる取付け方法とは別に、カバー部材の裏面に磁石や吸盤を設けることにより火災検知器に取付ける方法もある。従って火災検知器カバーの取付け手段においても上記実施例に限定されることはない。
【符号の説明】
【0025】
FD 火災検知器、G 受光ガラス、A1,A2 火災検知器カバー、B 縦中心線、1,11 カバー部材、1a,11a 遮光部、21,22,23,24 蓄光部、3 反射部、4,41 開口部、5 口ゴム部、6,7 ベルト、6a メス部、7a オス部
図1
図2
図3
図4
図5