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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-04-21
(45)【発行日】2022-05-02
(54)【発明の名称】相互位置取得システム
(51)【国際特許分類】
   G01S 19/48 20100101AFI20220422BHJP
   G01S 5/08 20060101ALI20220422BHJP
   G01C 15/00 20060101ALN20220422BHJP
【FI】
G01S19/48
G01S5/08
G01C15/00 103A
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2018110626
(22)【出願日】2018-06-08
(65)【公開番号】P2019211448
(43)【公開日】2019-12-12
【審査請求日】2021-05-27
(73)【特許権者】
【識別番号】000002299
【氏名又は名称】清水建設株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】特許業務法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】宇野 昌利
(72)【発明者】
【氏名】宮瀬 文裕
(72)【発明者】
【氏名】谷川 将規
【審査官】九鬼 一慶
(56)【参考文献】
【文献】特開2008-227685(JP,A)
【文献】特開平06-241817(JP,A)
【文献】特開2000-337887(JP,A)
【文献】特開2018-009959(JP,A)
【文献】国際公開第2018/008627(WO,A1)
【文献】特開平10-082638(JP,A)
【文献】特開2007-155689(JP,A)
【文献】特開2018-026642(JP,A)
【文献】特開2015-127674(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2017/0343678(US,A1)
【文献】米国特許第10288738(US,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G01S 5/00 - 5/14
G01S 19/00 -19/55
G01C 15/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
GNSSを用いて自己位置を取得する自己位置取得部と、
自身の識別情報として自身の情報化ポールの外部表面に貼り付けられるマーカと、
地磁気センサーと、
全天球カメラと、
送受信部と、
を有した複数の情報化ポールを備え、
1つの情報化ポールの自己位置が前記GNSSを用いて取得できない場合、自己位置が既知の3以上の他の情報化ポールのそれぞれが前記1つの情報化ポールのマーカ画像を含む全天球画像を撮像し、前記3以上の他の情報化ポールの地磁気センサーの各地磁気方位と3つの前記全天球画像をもとに、各他の情報化ポールの自己位置から前記1つの情報化ポールへの3次元方位を算出し、該3次元方位から前記1つの情報化ポールの自己位置を算出することを特徴とする相互位置取得システム。
【請求項2】
GNSSを用いて自己位置を取得する自己位置取得部と、
自身の識別情報として自身の情報化ポールの外部表面に貼り付けられるマーカと、
地磁気センサーと、
全天球カメラと、
送受信部と、
を有した複数の情報化ポールを備え、
1つの情報化ポールの自己位置が前記GNSSを用いて取得できない場合、前記1つの情報化ポールが、自己位置が既知の3以上の他の情報化ポールのマーカ画像を含む全天球画像を撮像し、前記1つの情報化ポールの地磁気センサーの地磁気方位と1つの前記全天球画像をもとに、前記1つの情報化ポールから各他の情報化ポールの自己位置への3次元方位を算出し、該3次元方位から前記1つの情報化ポールの自己位置を算出することを特徴とする相互位置取得システム。
【請求項3】
GNSSを用いて自己位置を取得する自己位置取得部と、
自身の識別情報として自身の情報化ポールの外部表面に貼り付けられるマーカと、
地磁気センサーと、
全天球カメラと、
送受信部と、
を有した複数の情報化ポールを備え、
1つの情報化ポールの自己位置が前記GNSSを用いて取得できない場合、自己位置が既知の3以上の他の情報化ポールのそれぞれが前記1つの情報化ポールのマーカ画像を含む全天球画像を撮像するとともに、前記1つの情報化ポールが、自己位置が既知の3以上の他の情報化ポールのマーカ画像を含む全天球画像を撮像し、前記3以上の他の情報化ポールの地磁気センサーの各地磁気方位と前記3以上の他の情報化ポールの全天球画像とをもとに、前記3以上の情報化ポールの自己位置から前記1つの情報化ポールへの第1の3次元方位を算出し、前記1つの情報化ポールの地磁気センサーの地磁気方位と前記1つの情報化ポールの全天球画像をもとに、前記1つの情報化ポールから前記3以上の他の情報化ポールの自己位置への第2の3次元方位を算出し、第1及び第2の3次元方位から前記1つの情報化ポールの自己位置を算出することを特徴とする相互位置取得システム。
【請求項4】
前記3以上の他の情報化ポールは、位置が固定しており、前記1つの情報化ポールは移動可能で、前記1つの情報化ポールの移動毎に該1つの情報化ポールの位置を算出することを特徴とする請求項1~3のいずれか一つに記載の相互位置取得システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、GNSSを用いて精度高く測位できない位置であっても簡易に精度の高い位置測定を行うことができる相互位置取得システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、GNSS(衛星測位システム)を用いて精度の高い測量を行うことができる。例えば、干渉測位方式であるRTK測位方式を用いて精度の高い位置を特定することができる。
【0003】
なお、特許文献1には、全天球カメラを用いて、360°の全天球パノラマ画像を取得して、周辺監視を行うものが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2017-41881号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、GNSSでは、測位すべき位置に高層ビルなどが存在すると、受信電波が反射するマルチパスが生じ、正確な位置を取得できない場合があった。この場合、従来の測量方式を実施して、正確な位置が取得できなかった位置を測位することになるが、手間と時間がかかるという問題があった。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、GNSSを用いて精度高く測位できない位置であっても簡易に精度の高い位置測定を行うことができる相互位置取得システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる相互位置取得システムは、GNSSを用いて自己位置を取得する自己位置取得部と、自身の識別情報として自身の情報化ポールの外部表面に貼り付けられるマーカと、地磁気センサーと、全天球カメラと、送受信部と、を有した複数の情報化ポールを備え、1つの情報化ポールの自己位置が前記GNSSを用いて取得できない場合、自己位置が既知の3以上の他の情報化ポールのそれぞれが前記1つの情報化ポールのマーカ画像を含む全天球画像を撮像し、前記3以上の他の情報化ポールの地磁気センサーの各地磁気方位と3つの前記全天球画像をもとに、各他の情報化ポールの自己位置から前記1つの情報化ポールへの3次元方位を算出し、該3次元方位から前記1つの情報化ポールの自己位置を算出することを特徴とする。
【0008】
また、本発明にかかる相互位置取得システムは、GNSSを用いて自己位置を取得する自己位置取得部と、自身の識別情報として自身の情報化ポールの外部表面に貼り付けられるマーカと、地磁気センサーと、全天球カメラと、送受信部と、を有した複数の情報化ポールを備え、1つの情報化ポールの自己位置が前記GNSSを用いて取得できない場合、前記1つの情報化ポールが、自己位置が既知の3以上の他の情報化ポールのマーカ画像を含む全天球画像を撮像し、前記1つの情報化ポールの地磁気センサーの地磁気方位と1つの前記全天球画像をもとに、前記1つの情報化ポールから各他の情報化ポールの自己位置への3次元方位を算出し、該3次元方位から前記1つの情報化ポールの自己位置を算出することを特徴とする。
【0009】
また、本発明にかかる相互位置取得システムは、上記の発明において、前記3以上の他の情報化ポールは、位置が固定しており、前記1つの情報化ポールは移動可能で、前記1つの情報化ポールの移動毎に該1つの情報化ポールの位置を算出することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、1つの情報化ポールの自己位置が前記GNSSを用いて取得できない場合、自己位置が既知の3以上の他の情報化ポールのそれぞれが前記1つの情報化ポールのマーカ画像を含む全天球画像を撮像し、前記3以上の他の情報化ポールの地磁気センサーの各地磁気方位と3つの前記全天球画像をもとに、各他の情報化ポールの自己位置から前記1つの情報化ポールへの3次元方位を算出し、該3次元方位から前記1つの情報化ポールの自己位置を算出し、あるいは、1つの情報化ポールの自己位置が前記GNSSを用いて取得できない場合、前記1つの情報化ポールが、自己位置が既知の3以上の他の情報化ポールのマーカ画像を含む全天球画像を撮像し、前記1つの情報化ポールの地磁気センサーの地磁気方位と1つの前記全天球画像をもとに、前記1つの情報化ポールから各他の情報化ポールの自己位置への3次元方位を算出し、該3次元方位から前記1つの情報化ポールの自己位置を算出するようにしているので、GNSSを用いて精度高く測位できない位置であっても簡易に精度の高い位置測定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1図1は、本発明の実施の形態である相互位置取得システムの構成を示す模式図である。
図2図2は、図1に示した情報化ポールの外観構成を示す図である。
図3図3は、図1に示した情報化ポールの構成を示すブロック図である。
図4図4は、図1に示した相互位置取得システムに用いられるGNSSの構成を示す模式図である。
図5図5は、自己位置が既知の3以上の情報化ポールの全天球画像を用いて自己位置が未知の情報化ポールの自己位置の算出処理を説明する説明図である。
図6図6は、自己位置が未知の情報化ポールが撮像した、自己位置が既知の3以上の情報化ポールのマーカ画像を含む全天球画像を用いて、自己位置が未知の情報化ポールの自己位置の算出処理を説明する説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。
【0013】
図1は、本発明の実施の形態である相互位置取得システム1の構成を示す模式図である。また、図2は、図1に示した情報化ポールPAの外観構成を示す図である。さらに、図3は、図1に示した情報化ポールPAの構成を示すブロック図である。また、図4は、図1に示した相互位置取得システム1に用いられるGNSS2の構成を示す模式図である。なお、GNSS2は、干渉測位方式であるRTK測位方式を用いて測位している。
【0014】
図1に示すように、相互位置取得システム1は、移動局群20である複数の情報化ポールPA,PB,PC,P1を有する。情報化ポールPA,PB,PCはGNSS2の電波を直接受信できる地域に配置され、情報化ポールP1は、GNSS2の電波を直接受信できないGNSS非受信地域E1に配置される。GNSS非受信地域E1は、例えば、高層ビルの横やトンネル内である。情報化ポールPA,PB,PCは、固定された位置に配置され、情報化ポールP1は、位置の移動が可能である。
【0015】
情報化ポールPA,PB,PC,P1及びタブレット端末などの情報端末装置40は、アドホック通信で相互に通信できるとともに、ネットワークNを介して、GNSSの基準局10、測位サーバ30に接続される。
【0016】
図2及び図3に示すように、情報化ポールPAは、頭部に、360°を撮像する全天球カメラ21が設けられた柱状構造である。情報化ポールPAの外部表面には、自身の識別情報としてマーカ24が貼り付けられている。また、情報化ポールPAは、GNSS受信機22、上記のアドホック通信及びネットワークNとの通信を行う送受信部23、地磁気センサー25、バッテリー26、これら各部を接続して全体制御を行う制御部Cを有する。なお、他の情報化ポールPB,PC,P1の構成は、情報化ポールPAと同じである。また、情報化ポールPA,PB,PC,P1は、立設が可能である。なお、GNSS受信機22は、GNSSを用いて自己位置を取得する自己位置取得部として機能する。
【0017】
図4に示すように、GNSS2は、基準局10、移動局群20の1つである情報化ポールPA、測位サーバ30、及び情報端末装置40がネットワークNに接続される。なお、GNSS2は、干渉測位方式であるRTK測位方式を採用するため、5つのGNSS(Global Navigation Satellite System)衛星Sを必要とする。
【0018】
基準局10は、各GNSS衛星Sから送出される信号を、GNSSアンテナATを介して受信する受信機R1、及び、受信機R1で受信した基準局10のGNSS観測情報をGNSS補正観測情報として、ネットワークNを介して測位サーバ30に対して送るサーバ11を有する。一方、情報化ポールPAは、ネットワークNを介して、GNSS受信機22が受信したGNSS観測情報を測位サーバ30に送る。測位サーバ30の測位計算部31は、GNSS受信機22が受信したGNSS観測情報と、基準局10から送られたGNSS補正観測情報とをもとに、情報化ポールPAの位置を計算する。具体的に、RTK測位方式では、受信機R1とGNSS受信機22との間の搬送波位相をもとに情報化ポールPAの位置を計算する。ただし、受信機R1とGNSS受信機22との間に存在する搬送波の波数がいくつ存在するかわからないので、存在する搬送波の波数(整数値バイアス)を決定する必要がある。この整数値バイアスの決定は、GNSS補正観測情報をもとに、推測を行った後、収束解を求める。この収束解は、誤差が数cm程度の高い精度である。
【0019】
測位サーバ30は、計算した情報化ポールPAの位置を情報端末装置40に送出する。測位サーバ30は、GNSS衛星Sからの電波を受信できない情報化ポールP1が存在する場合、すなわち、GNSS観測情報を送信しない情報化ポールP1が存在する場合、自己位置が既知の3以上の他の情報化ポールPA,PB,PCが取得した情報化ポールP1のマーカ24のマーカ画像を含む全天球画像と、地磁気センサー25の地磁気方位とをもとに、情報化ポールPA,PB,PCの自己位置から情報化ポールP1への3次元方位を算出し、該3次元方位から情報化ポールP1の自己位置を算出する。測位サーバ30は、算出した情報化ポールP1の自己位置を情報端末装置40に送出する。
【0020】
具体的には、図5に示すように、情報化ポールPAが撮像した全天球画像DPAには、情報化ポールP1のマーカ画像MP1が含まれる。測位サーバ30は、全天球画像DPAの中心位置CPAに対し、地磁気センサー25が取得した地磁気方位NAを基準として、マーカ画像MP1への3次元方位A1を算出する。なお、マーカ画像MP1は、全天球画像DPA上において中心位置CPAからの3次元方位を示す。同様に、測位サーバ30は、情報化ポールPBの全天球画像DPBの中心位置CPBに対し、地磁気センサー25が取得した地磁気方位NAを基準として、マーカ画像MP1への3次元方位B1を算出する。また、測位サーバ30は、情報化ポールPCの全天球画像DPCの中心位置CPCに対し、地磁気センサー25が取得した地磁気方位NAを基準として、マーカ画像MP1への3次元方位C1を算出する。そして、測位サーバ30は、情報化ポールPA,PB,PCの各3次元方位A1,B1,C1が交差する位置を情報化ポールP1の中心位置CP1として特定する。
【0021】
<変形例>
図5に示した処理では、情報化ポールPA,PB,PCがそれぞれ全天球画像DPA,DPB,DPCを撮像するようにしていたが、この変形例では、情報化ポールP1のみが全天球画像DP1を撮像して情報化ポールP1の中心位置CP1を特定するようにしている。
【0022】
具体的には、図6に示すように、情報化ポールP1が撮像した全天球画像DP1には、情報化ポールPA,PB,PCのマーカ画像MPA,MPB,MPCが含まれる。測位サーバ30は、全天球画像DP1をもとに、全天球画像DP1の中心位置CP1に対し、地磁気センサー25取得した地磁気法域NAを基準として、各マーカ画像MPA,MPB,MPCへの3次元方位1A,1B,1Cを算出する。そして、測位サーバ30は、情報化ポールPA,PB,PCの位置から、各3次元方位1A,1B、1Cが交差する位置を情報化ポールP1の中心位置CP1として特定する。
【0023】
なお、情報化ポールが移動した場合、位置が未知の情報化ポールP1は、上述した処理を繰り返して自己位置である中心位置CP1を特定すればよい。また、この場合、情報化ポールP1は、位置が既知となるため、情報化ポールPA,PB,PCと同様に固定し、位置が未知の情報化ポール、あるいは情報化ポールPA,PB,PCのうちのいずれか一つを、移動可能で位置が未知の情報化ポールとして用いることができる。このような位置特定処理を繰り返すことによって、例えば、GNSSなどを用いた自己位置特定が困難で奥行きが長いトンネル内での位置測定を精度高く、かつ、簡易に行うことができる。
【0024】
また、情報化ポールP1が移動した場合、例えば、情報端末装置40が全天球画像の撮像指令を送ると、各情報化ポールはアドホック通信によって相互に接続されているため、各情報化ポールは一斉同時に、全天球画像を撮像して測位サーバ30に送り、図5に対応する処理、あるいは図6に対応する処理によって、位置が未知の情報化ポールP1の自己位置を特定するようにしてもよい。
【0025】
なお、測位サーバ30の機能は、各情報化ポールPA,PB,PC,P1に持たせてもよい。さらに、情報化ポールPA,PB,PC,P1の数は、4つに限らず、5以上の情報化ポールを用いてもよい。
【0026】
また、上記の図5に対応した実施の形態と図6に対応した変形例とを組み合わせて、さらに精度の高い位置測定を行うようにしてもよい。
【0027】
以上、本発明者らによってなされた発明を適用した実施形態について説明したが、本実施形態による本発明の開示の一部をなす記述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、本実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例、及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれる。
【符号の説明】
【0028】
1 相互位置取得システム
2 GNSS
10 基準局
11 サーバ
20 移動局群
21 全天球カメラ
22 GNSS受信機
23 送受信部
24 マーカ
25 地磁気センサー
26 バッテリー
30 測位サーバ
31 測位計算部
40 情報端末装置
A1,B1,C1,1A,1B,1C 3次元方位
AT GNSSアンテナ
C 制御部
CP1,CPA,CPB,CPC 中心位置
DP1,DPA,DPB,DPC 全天球画像
E1 GNSS非受信地域
MP1,MPA,MPB,MPC マーカ画像
N ネットワーク
NA 地磁気方位
PA,PB,PC,P1 情報化ポール
R1 受信機
S GNSS衛星
図1
図2
図3
図4
図5
図6