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特許7062065情報処理端末、情報処理方法、情報処理システム及びプログラム
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-04-21
(45)【発行日】2022-05-02
(54)【発明の名称】情報処理端末、情報処理方法、情報処理システム及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   A24F 40/60 20200101AFI20220422BHJP
   A24F 40/65 20200101ALI20220422BHJP
   A24F 40/51 20200101ALI20220422BHJP
【FI】
A24F40/60
A24F40/65
A24F40/51
【請求項の数】 11
(21)【出願番号】P 2020533917
(86)(22)【出願日】2018-07-31
(86)【国際出願番号】 JP2018028528
(87)【国際公開番号】W WO2020026319
(87)【国際公開日】2020-02-06
【審査請求日】2021-01-22
(73)【特許権者】
【識別番号】000004569
【氏名又は名称】日本たばこ産業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100118902
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 修
(74)【代理人】
【識別番号】100106208
【弁理士】
【氏名又は名称】宮前 徹
(74)【代理人】
【識別番号】100196508
【弁理士】
【氏名又は名称】松尾 淳一
(74)【代理人】
【識別番号】100147991
【弁理士】
【氏名又は名称】鳥居 健一
(72)【発明者】
【氏名】濱口 秀司
【審査官】比嘉 貴大
(56)【参考文献】
【文献】特開2016-101231(JP,A)
【文献】国際公開第2018/036945(WO,A1)
【文献】米国特許出願公開第2011/0036346(US,A1)
【文献】特表2015-507477(JP,A)
【文献】特表2006-507499(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A24F 40/60
A24F 40/65
A24F 40/51
(57)【特許請求の範囲】
【請求項11】
検知部と、
表示部と、
制御部であって、
前記検知部からの出力に基づき、香味吸引具又はエアロゾル生成装置の少なくとも一部に生じる外部観測可能な所定の変化を検知し、前記所定の変化は、前記香味吸引具又はエアロゾル生成装置をユーザが吸引する動作に基づいて生じ、
前記表示部に、前記所定の変化を検知していることを示す情報を表示する
ように構成された制御部と
を備えたシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、香味吸引具又はエアロゾル生成装置に関する。より詳細には、本発明は、香味吸引具又はエアロゾル生成装置の吸い方を確認することに関する。
【背景技術】
【0002】
以前より、電子たばこなどの喫煙デバイスに関する技術が開発されてきている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特表2017-512459号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電子たばこなどの喫煙デバイスは、吸い方が確立されておらず、その吸い方は個人によって様々である。そのため、ユーザの吸い方が当該ユーザにとって必ずしも適していると言えない場合がある。また、現状、吸い方については、文章で説明することに加えてイラストや動画などで他人が吸っている様子を示しているが、これらはあくまでも他人の吸っている様子を示しているにすぎず、ユーザにとって分かりにくい場合もある。そのため、電子たばこなどの喫煙デバイスを初めて使用するユーザは、戸惑う可能性がある。
【0005】
従って、ユーザが体感しながら、電子たばこなどの喫煙デバイスの吸い方を確認することができれば、便利である。なお、出願人は、吸い方の確認は、電子たばこだけでなく、加熱式たばこ(たばこの燃焼を伴わないもの)や従来のたばこ(たばこの燃焼を伴うもの)、医療用のネブライザー等に対しても有用であることに気付いた。
【0006】
本発明は以上に鑑みてなされたものであり、その課題は、体感しながら、ユーザが香味吸引具又はエアロゾル生成装置(以下、「香味吸引具等」ともいう。)の吸い方を確認するためのプログラム等を提供することである。ここで、「香味吸引具」とは、香味を吸引するための器具のことであり、限定するわけではないが、例えば、電子たばこや加熱式たばこ、従来のたばこを意図したものである。また、「エアロゾル生成装置」とは、生成されたエアロゾルを吸引するための装置のことであり、限定するわけではないが、例えば、電子たばこや加熱式たばこ、医療用のネブライザーを意図したものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の実施形態によれば、香味吸引具又はエアロゾル生成装置の少なくとも一部に生じる外部観測可能な所定の変化を検知するステップであって、前記所定の変化は、前記香味吸引具又はエアロゾル生成装置をユーザが吸引する動作に基づいて生じる、ステップと、前記所定の変化を検知していることを示す情報を表示するステップとをコンピュータに実行させるプログラムが提供される。
【0008】
一実施形態において、前記香味吸引具又はエアロゾル生成装置は、第1の端と第2の端とを含み、前記第1の端と前記第2の端のうちの一方は、前記ユーザが吸引をするために咥える端であり、前記第1の端と前記第2の端のうちの他方が、前記少なくとも一部を含むことが好ましい。
【0009】
一実施形態において、前記所定の変化は、所定の色の発光を含んでいてよい。
【0010】
一実施形態において、前記所定の変化を検知していることを示す前記情報は、前記所定の変化を検知しているときに増加する時間及び値が増加するゲージのうちの一方又は双方を含んでいてよい。
【0011】
一実施形態であるプログラムは、前記ユーザから、各々に基準時間が定められた複数の吸い方のうちの1つの選択を受けるステップと、前記ゲージの最大値を、選択を受けた吸い方において定められた前記基準時間に基づき定めるステップとをコンピュータに更に実行させるものであってよい。
【0012】
一実施形態であるプログラムは、各々に基準時間が定められた複数の吸い方のうちの各々について、当該吸い方において定められた前記基準時間と、前記所定の変化を検知している時間とが、所定の誤差の範囲内で一致するかを判定するステップと、前記複数の吸い方のうちの各々についての前記判定の結果を表示するステップとをコンピュータに更に実行させるものであってよい。
【0013】
一実施形態であるプログラムは、各々に基準時間が定められた複数の吸い方のうちの少なくとも1つであって、当該吸い方において定められた前記基準時間と、前記所定の変化を検知している時間とが、所定の誤差の範囲内で一致する吸い方をユーザが選択することを可能とするステップと、選択された吸い方を別のコンピュータに送信するステップと、別のコンピュータから受信したデータに基づき、複数のユーザにより選択された吸い方を表す情報を表示するステップとをコンピュータに更に実行させるものであってよい。
【0014】
一実施形態であるプログラムは、各々に基準時間が定められた複数の吸い方のうちの少なくとも1つであって、当該吸い方において定められた前記基準時間と、前記所定の変化を検知している時間とが、所定の誤差の範囲内で一致する吸い方をユーザが選択することを可能とするステップと、選択された吸い方に基づく推奨情報を表示するステップとをコンピュータに更に実行させるものであってよい。
【0015】
一実施形態であるプログラムは、各々に基準時間が定められた複数の吸い方のうちの少なくとも1つであって、当該吸い方において定められた前記基準時間と、前記所定の変化を検知している時間とが、所定の誤差の範囲内で一致する吸い方をユーザが選択することを可能とするステップと、選択された吸い方をユーザが確認又は練習することを可能にするステップとをコンピュータに更に実行させるものであってよい。
【0016】
また、本発明の実施形態によれば、香味吸引具又はエアロゾル生成装置の少なくとも一部に生じる外部観測可能な所定の変化を検知するステップであって、前記所定の変化は、前記香味吸引具又はエアロゾル生成装置をユーザが吸引する動作に基づいて生じる、ステップと、前記所定の変化を検知していることを示す情報を表示するステップとを含む、コンピュータが実行する方法が提供される。
【0017】
更に、本発明の実施形態によれば、検知部と、表示部と、制御部であって、前記検知部からの出力に基づき、香味吸引具又はエアロゾル生成装置の少なくとも一部に生じる外部観測可能な所定の変化を検知し、前記所定の変化は、前記香味吸引具又はエアロゾル生成装置をユーザが吸引する動作に基づいて生じ、前記表示部に、前記所定の変化を検知していることを示す情報を表示するように構成された制御部とを備えたシステムが提供される。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、体感しながら、ユーザは香味吸引具等の吸い方を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1A】本発明の一実施形態に係る香味吸引具等100の例示構成のブロック図である。
図1B】香味吸引具等100の例示の概略的な外観を表している。
図2】本発明の一実施形態に係るシステム200の例示構成のブロック図である。
図3】本発明の一実施形態に係るシステム300の例示構成のブロック図である。
図4】香味吸引具等100の所定の変化の検知についてのテストを行うための例示画面400を表している。
図5A】ユーザが香味吸引具等100の吸い方を確認するための例示画面500を表している。
図5B】UI(ユーザ・インターフェース)コンポーネント520の例を表している。
図5C】UIコンポーネント520の例を表している。
図5D】UIコンポーネント520の例を表している。
図5E】UIコンポーネント520の例を表している。
図5F】UIコンポーネント520の例を表している。
図5G】UIコンポーネント520の例を表している。
図5H】UIコンポーネント520の例を表している。
図6】ユーザによる香味吸引具等100の吸い方を確認した結果を表示する例示画面600を表している。
図7】ユーザに対して参考情報を表示する例示画面700を表している。
図8A】システム200が実行する例示方法800のフローチャートを表している。
図8B】システム200が実行する例示方法800のフローチャートを表している。
図8C】システム200が実行する例示方法800のフローチャートを表している。
図9】コンピュータのハードウエア構成の一例を表している。
【発明を実施するための形態】
【0020】
1 本発明の一実施形態に係る香味吸引具等の概要
図1Aは、本発明の一実施形態に係る香味吸引具等100の例示構成のブロック図である。図1Aは、香味吸引具等100が備える各コンポーネントを概略的且つ概念的に示すものであり、各コンポーネント及び香味吸引具等100の厳密な配置、形状、寸法、位置関係等を示すものではないことに留意されたい。また、香味吸引具等100は、図示しないコンポーネント、例えば、たばこカプセルやリキッドのカートリッジ等を含み得ることにも留意されたい。
【0021】
110は、ユーザの吸引する動作を検知するためのセンサを示している。センサ110は、流量センサや流速センサ、圧力センサ等の、ユーザの吸引する動作を検知するための任意の種類のセンサであってよい。また、センサ110は、ユーザが吸引する動作を行うために押下するボタンであってもよい。なお、センサ110は、例えば吸引センサであってもよく、香味吸引具等100に対するユーザの吸引を検知してもよい。また、センサ110は、気流センサであってもよく、ユーザの吸引によって生じた気流を検知してもよい。
【0022】
120は、外部観測可能な所定の変化が生じる変化部を示している。変化部120は、所定の色に発光するLED(Light Emitting Diode)例えば青色LEDであってよく、所定の変化は、所定の色例えば青色の発光であってよい。なお、所定の色は、青色に限られず、どのような色であってもよい。また、所定の変化は、センサ110によって感知される、吸引の強さに応じた発光の色の変化や発光の強度の変化であってもよい。また、変化部120は、LEDに限られず、所定の色に発光する別の構成の光源であってもよい。
【0023】
変化部120の配置について、図1Bを参照して説明する。図1Bは香味吸引具等100の例示の概略的な外観を表している。図1Bに表されているように、香味吸引具等100は、限定するわけではないが、2つの端161及び162を含むスティック形状であることがある。ここで、ユーザは、その一方161を吸引するために咥えることになる。なお、ユーザは、その一方161に装着可能なマウスピースなどを介して、当該161を吸引するために咥えてもよい。香味吸引具等100が図1Bに表されるような形状をしている場合、変化部120は、上記2つの端のうちの他方162に設けられることが好ましい。なお、変化部120は、香味吸引具等100の外面の少なくとも一部分であり、例えば、図1Bに表されているように略長方形状や、香味吸引具等100の外周に沿った環状(図示せず)など、どのような形状であってもよい。
【0024】
図1Aに戻ると、130は、少なくとも、センサ110からの信号に基づき、変化部120に所定の変化を生じさせる制御部を示している。制御部130は、例えば、センサ110からの信号の大きさ又は当該信号に基づき決定される吸引の強さが所定の閾値以上であるときに、変化部120において所定の色の発光を生じさせてよい。また、制御部130は、例えば、センサからの信号の大きさ又は当該信号に基づき決定される吸引の強さに応じて、変化部120における発光の色や発光の強度を変化させてよい。制御部130は、例えば、吸引が強い場合に発光の強度を強くし、吸引が弱い場合に発光の強度を弱くしてもよい。また、制御部130は、例えば、吸引の強さを複数の段階に分け、当該複数の段階ごとに所定の色を設定し、吸引の強さに対応する所定の色を発光させてもよい。なお、制御部130は、マイクロプロセッサ又はマイクロコンピュータとして構成された電子回路モジュールであってよい。
【0025】
なお、本発明の一実施形態に係る香味吸引具等は、従来のたばこを含む。従来のたばこは、センサ110及び制御部130を含まないが、その燃焼部は、変化部120に相当する。というのは、従来のたばこの燃焼部には、ユーザの吸引する動作に基づき、色や温度の所定の変化が生じるからである。
【0026】
2 本発明の一実施形態に係るシステムの概要
図2は、本発明の一実施形態に係るシステム200の例示構成のブロック図である。図2は、システム200が備える各コンポーネントを概略的且つ概念的に示すものであり、各コンポーネント及びシステム200の厳密な配置、形状、寸法、位置関係等を示すものではないことに留意されたい。また、システム200は、図示しないコンポーネントを含み得ることに留意されたい。なお、システム200の例は、スマートフォンやタブレット、パーソナル・コンピュータ等の1つのコンピュータであるが、これに限定されるわけではない。例えば、後述する検知部210は、コンピュータに外部接続されたデジタル・カメラによって実現されてもよい。
【0027】
210は、香味吸引具等100の少なくとも一部例えば変化部120に生じる外部観測可能な所定の変化を検知するための検知部を示している。検知部210は、少なくともハードウエア資源としてのデジタル・カメラや温度センサ等を用いて実現されてよい。
【0028】
220は、上記所定の変化を検知していることを示す情報を表示するための表示部を示している。表示部220は、少なくともハードウエア資源としてのディスプレイ(タッチパネル・ディスプレイを含む)等を用いて実現されてよい。
【0029】
230は、ユーザからの入力を受けるための入力部を示している。入力部230は、少なくともハードウエア資源としてのキーボードやマウス、タッチパネル・ディスプレイ等を用いて実現されてよい。
【0030】
240は、プログラムやデータ等を記憶するための記憶部を示している。記憶部240は、少なくともハードウエア資源としてのHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)、メモリ等を用いて実現されてよい。
【0031】
250は、別のコンピュータと通信するための通信部を示している。通信部250は、少なくともハードウエア資源としてのネットワーク・インターフェース等を用いて実現されてよい。
【0032】
260は、各種制御を行なうための制御部を示している。制御部260は、少なくともハードウエア資源としてのプロセッサ等を用いて実現されてよい。
【0033】
制御部260は、ユーザの吸い方に係る判定を行うように構成されていてよい。なお、表示部220は、判定の結果を更に表示することができる。また、制御部260は、入力部230を介して、複数の吸い方のうちの1つをユーザが選択することを可能にするように構成されていてよい。なお、表示部220は、選択された吸い方に基づく情報を更に表示することができる。更に、制御部260は、通信部250を介して、データを送受信するように構成されていてよい。なお、表示部220は、受信したデータに基づく情報を更に表示することができる。
【0034】
図3は、本発明の一実施形態に係るシステム300の例示構成のブロック図である。図3は、システム300が備える各コンポーネントを概略的且つ概念的に示すものであり、各コンポーネント及びシステム300の厳密な配置、形状、寸法、位置関係等を示すものではないことに留意されたい。また、システム300は、図示しないコンポーネントを含み得ることに留意されたい。なお、システム300は、香味吸引具等100及びシステム200をそのコンポーネントとして含むものである。
【0035】
100A及び100Bは、香味吸引具等100に相当するものである。
【0036】
200A及び200Bは、システム200に相当するものである。
【0037】
310A及び310Bは、それぞれ、香味吸引具等100A及び100Bの少なくとも一部に生じる外部観測可能な所定の変化を、システム200A及び200Bが検知することを示している。
【0038】
320は、インターネットを含む1以上のネットワークを示している。なお、システム200A及び200Bは、有線又はワイヤレスでネットワーク320に接続することができる。
【0039】
330は、各々が1以上のコンピュータから構成された1以上のサーバを示している。サーバ330の少なくとも一部は、後述する方法をシステム200A及び200Bに実行させるためのプログラムやデータ等を、システム200A及び200Bに提供するものであってよい。なお、プログラムは、システム200A及び200Bにおいてインストールされる形態(いわゆる「アプリ」)で提供されてもよいし、システム200A及び200Bにおいて実行されるウェブブラウザを介して実行される形態(例えば、HTML(Hypertext Markup Language)やJavaScript(登録商標)等により構成されたウェブページ)で提供されてもよい。
【0040】
3 表示部220において表示される画面
以下、表示部220において表示される例示画面について説明する。なお、以下の説明では検知部210はハードウエア資源としてのカメラを用いて実現されているものとする。
【0041】
3-1 テスト画面
図4は、香味吸引具等100の上記所定の変化の検知に係るテストを行うための例示画面(以下、「テスト画面」という。)400を表している。
【0042】
410は、検知部210からのリアルタイム画像を示している。411は、リアルタイム画像410のうちの所定の領域に描かれた枠を示している。
【0043】
テスト画面400において、ユーザは、香味吸引具等100を吸引しようとする状態での動画撮影を促される。より詳細には、ユーザは、香味吸引具等100の変化部120が枠411に入るように、好ましくは、変化部120のみが枠411に入るように、自身と検知部210との相対距離や姿勢を調整するように促される。そして、ユーザが吸引動作を行い、システム200により枠411内で変化部120において生じた変化が検知されると、システム200は検知に成功したと判定することになる。
【0044】
枠411を用いて検知を行う技術的意義について説明する。変化部120において生じる変化の一例は、上述したように所定の色の発光である。ここで、所定の色が例えば青である場合に、ユーザが青い服を着用していたとき、リアルタイム画像410全体からの検知では、ユーザが着用する青い服を青色の発光と誤検知する可能性がある。即ち、枠411を用いた検知は、所定の変化の検知精度を向上させることを目的とするものである。
【0045】
なお、所定の変化の検知は、任意の画像認識アルゴリズムを用いて実施してよい。そのため、用いる画像認識アルゴリズムの性能が良く、所定の変化とそうでない変化とを十分に区別できるのであれば、枠411は必ずしも必要なく、リアルタイム画像410全体から所定の変化を検知してもよい。
【0046】
3-2 吸い方確認画面
図5Aは、ユーザが香味吸引具等100の吸い方を確認するための例示画面(以下、「吸い方確認画面」という。)500を表している。
【0047】
510は、吸い方の確認を実行するための6つのUIコンポーネント(以下、左から511~516によって参照する。)を示している。UIコンポーネント511及び512、UIコンポーネント513及び514並びにUIコンポーネント515及び516は、それぞれ、第1の吸い方、第2の吸い方及び第3の吸い方に関する確認を実行するためのものである。なお、吸い方に関する確認は、3つの吸い方に関する確認に限られず、いくつであってもよい。1つの吸い方に関する確認は、複数回実行されることが想定されている。なお、1つの吸い方に関する確認は、1回実行されればよく、必ずしも複数回実行されなくてもよい。各回の確認は、UIコンポーネント511~516の各々を選択することによって開始する。なお、図5Aに表された吸い方確認画面500は、第1の吸い方に関する1回目の確認が終了し、第1の吸い方に関する2回目の確認が実行中であり、第2の吸い方及び第3の吸い方に関する確認は未実行であるときのものである。
【0048】
520は、香味吸引具等100の少なくとも一部例えば変化部120に生じる外部観測可能な所定の変化を検知していることを示す情報を表示するためのUIコンポーネントを示している。521及び522は、それぞれ、上記所定の変化を検知していることを示す情報としての、上記所定の変化を検知しているときに増加する検知時間及びその値が増加するゲージを示している。図5A~6Hに表されたゲージ522は、ゼロの値の位置と最大値の位置とが隣接している円形のものであるが、これに限定されるわけではない。523は、吸い方の確認の実行が開始されてからの経過時間を示している。
【0049】
以下、図5B図5Hを参照して、UIコンポーネント520の例について説明する。
【0050】
図5Bは、UIコンポーネント510を選択した直後のUIコンポーネント520の例を表している。図5Bにおいて、検知時間521はゼロであり、ゲージ522の現在値530もゼロである。また、図5Bにおいて、経過時間523もゼロである。
【0051】
図5Cは、UIコンポーネント510を選択してから0.52秒経過したときのUIコンポーネント520の例を表している。図5Cにおいて、経過時間523は0.52秒である。一方、検知時間521は0.35秒であり、ゲージ522の現在値530も0.35秒に対応する値となっている。即ち、図5Cは、UIコンポーネント510を選択してから経過した0.52秒のうち、上記所定の変化が検知されている時間、言い換えると、ユーザが香味吸引具等100を吸引していると推定される時間は0.35秒であることを表している。
【0052】
ユーザによる1回の吸引の動作は、断続的であることがある。例えば、ユーザは、1回の吸引の動作の途中で、息切れ等の理由により息を止めることがある。システム200は、所定の時間以上、上記所定の変化が検知されていないときに、吸引の中断が起きたと判定することができる。
【0053】
図5Dは、吸引の中断が起きた後のUIコンポーネント520の例を表している。なお、この例では、UIコンポーネント520が図5Cに表された状態となったときに、吸引の中断が生じたものと仮定している。図5Dにおいて、経過時間523は0.98秒である。一方、検知時間521は0.43秒であり、ゲージ522の現在値530も0.43秒に対応する値となっている。即ち、図5Dは、吸引の中断によって上記所定の変化が検知されている時間を一旦リセットする場合のUIコンポーネント520を表しており、吸引の中断が起きた後で上記所定の変化が検知されている時間は0.43秒であることを示している。なお、UIコンポーネント520は、吸引の中断が起きたことを示すことができ、その一例として、吸引の中断が起きた後の図5Dにおけるゲージ522は、吸引の中断が起きる前の図5Cにおけるゲージ522とは異なるように表示されている。
【0054】
図5Eは、吸引の中断が起きた後のUIコンポーネント520の別例を表している。なお、この例では、UIコンポーネント520が図5Cに表された状態となったときに、吸引の中断が生じたものと仮定している。図5Eにおいて、経過時間523は0.98秒である。一方、検知時間521は0.78秒であり、ゲージ522の現在値530も0.78秒に対応する値となっている。即ち、図5Eは、吸引の中断によって上記所定の変化が検知されている時間を一旦リセットしない場合のUIコンポーネント520を表しており、吸引の中断の前後の上記所定の変化が検知されている時間の合計は0.78秒であることを示している。なお、UIコンポーネント520は、吸引の中断が起きたことを示すことができ、その一例として、図5Eでは、吸引の中断が起きたとき535の前後で、ゲージ522が異なるように表示されている。
【0055】
上述した第1の吸い方、第2の吸い方及び第3の吸い方の各々には、パラメータとして、少なくとも、1回の吸引においてユーザが吸引すると想定される時間(例えば、それぞれ、1秒、2秒及び3秒。以下、「基準時間」という。)が定められている。
【0056】
図5F及び5Gは、UIコンポーネント510を選択してから0.90秒経過したときのUIコンポーネント520の例を表している。図5F及び5Gにおいて、検知時間521は0.80秒であるが、ゲージ522の現在値530(共に、0.80秒を示す。)の見かけ上の位置が異なっている。これは、図5F及び5Gにおけるゲージ522の最大値540をそれぞれ1.0秒及び2.0秒と定めているためである。このように、吸い方の確認をする際に、当該吸い方において定められた基準時間に基づきゲージ522の最大値を定めることにより、ユーザは、吸引時間に関して、自身の吸い方が確認しようとしている吸い方に合ったものであるかを視覚的に理解できるようになる。例えば、図5A~5Hにおいて表されているようなゲージ522において、その最大値を、確認しようとしている吸い方において定められた基準時間に基づき定めれば、ユーザは、ゲージの値の位置が丁度1周するように吸引すれば、基準時間に関して想定された吸い方をすることができるために、特に有利である。
【0057】
なお、UIコンポーネント520においては、経過時間523に代えて又は加えて、吸い方の確認の実行が開始されてから基準時間が経過するまでの残り時間を表示してもよい。また、UIコンポーネント520においては、基準時間自体を表示してもよい。更に、UIコンポーネント520においては、検知時間521及び経過時間523を表示しなくてもよく、図5Hは、そのような一例を表している。
【0058】
また、吸い方において定められるパラメータは、吸引の強さを含んでいてもよい。
【0059】
3-3 結果表示画面
図6は、ユーザによる香味吸引具等100の吸い方を確認した結果を表示する例示画面(以下、「結果表示画面」という。)600を表している。
【0060】
610は、第1の吸い方、第2の吸い方及び第3の吸い方の各々についての確認の結果を示している。より詳細には、吸い方の確認は、各吸い方について、当該吸い方において定められた基準時間と、上記所定の変化を検知している時間とが、所定の誤差の範囲内で一致するかを判定することを含むことができる。この例における結果610は、第1の吸い方、第2の吸い方及び第3の吸い方の各々について2回当該判定を行い、各々の吸い方について1回だけ、当該吸い方において定められた基準時間と、上記所定の変化を検知している時間とが、所定の誤差の範囲内で一致したことを示している。所定の誤差は、例えば0.2秒であるが、これに限定されず、ゼロを含む所定の別の値や、基準時間に所定の割合を乗じたもの等であってもよい。また、所定の誤差は、これに限定されるわけではない。なお、上記判定は、各吸い方について、当該吸い方において定められた吸引の強さと、検知部210からの出力に基づき推定されるユーザによる吸引の強さとが、所定の誤差の範囲内で一致するかを判定することを含んでいてよい。
【0061】
620は、第1の吸い方、第2の吸い方及び第3の吸い方のうちの1つを選択するためのUIコンポーネントの例を示している。UIコンポーネント620は、第1の吸い方、第2の吸い方及び第3の吸い方のうちの1以上を選択可能なように構成されていてもよい。
【0062】
UIコンポーネント620は、ユーザにとってよかった吸い方の選択を受けるためのものであってよく、システム200は、選択された吸い方をサーバ330に送信することができ、サーバ330は、受信した選択された吸い方に基づく任意の統計処理を行うことができる。ここで、UIコンポーネント620は、少なくとも1回、定められた基準時間と、上記所定の変化を検知している時間とが、所定の誤差の範囲内で一致した吸い方のみを選択可能なように構成することができ、例えば、そのような吸い方についてのみ、対応したUIコンポーネント620を表示することができる。このようにすることで、サーバ330に送信される吸い方がユーザの体感を反映したものである可能性を高め、ひいてはサーバ330における統計処理の信頼性を向上させることができる。
【0063】
なお、UIコンポーネント620は、ユーザにとってよくなかった吸い方や、吸いごたえがあった吸い方等の選択を受けるためのものであってもよい。
【0064】
3-4 参考表示画面
図7は、ユーザに対して参考情報を表示する例示画面(以下、「参考表示画面」という。)を表している。
【0065】
710は、第1の吸い方、第2の吸い方及び第3の吸い方の各々について、気に入ったユーザの割合を表すグラフを示している。グラフ710を表示するためのデータは、複数のシステム200から受信した、複数のユーザにより選択された吸い方に基づく統計処理により、サーバ330が生成することができる。グラフ710は、複数のユーザにより選択された吸い方を表す情報の一例である。
【0066】
参考表示画面700は、グラフ710に加えて又は代えて、選択された吸い方に基づく推奨情報を表示することもできる。そのような推奨情報の一例は、推奨するフレーバー(香味)についての情報である。詳細には、フレーバーごとに、好適な吸い方は異なる場合がある。例えば、基準時間が1秒である第1の吸い方が良かったとの選択をユーザから受けたときに、システム200は、好適な吸引時間が1秒であるフレーバーについての情報を推奨情報として表示することができる。なお、推奨情報を表示するためのデータは、システム200に予め記憶されたものを用いてもよいし、複数のシステム200から受信した、複数のユーザにより選択された吸い方に基づく統計処理により、サーバ330が生成したものを用いてもよい。後者の場合、システム200は、ユーザが現在香味吸引具等100において使用しているフレーバーを選択することを可能にする画面(図示せず)を表示し、選択されたフレーバーをサーバ330に送信し、サーバ330は、複数のユーザにより選択されたフレーバーと、複数のユーザにより選択された吸い方とに基づく統計処理により、推奨するフレーバーについての情報を表示するためのデータを生成することができる。
【0067】
3-5 吸い方再確認又は練習画面
表示部220においては、選択された吸い方をユーザが再度確認又は練習するための吸い方再確認又は練習画面(図示せず)が表示されてもよい。吸い方再確認又は練習画面は、選択された吸い方に対応したUIコントロール510及びUIコントロール520を含むことができる。
【0068】
4 システム200が実行する方法
図8A~8Cは、システム200が実行する例示方法800のフローチャートを表している。より詳細には、例示方法800は、システム200の制御部260により実行されてよい。
【0069】
810は、表示部220にテスト画面400を表示するステップを示している。
【0070】
820は、香味吸引具等100の少なくとも一部に生じる所定の変化が、リアルタイム画像410における枠411内で検知されたかを判定するステップを示している。検知された場合、ステップ830に進み、そうでない場合、ステップ820を繰り返す。なお、ステップ820では、所定の変化とそうでない変化とを十分に区別できるのであれば、枠411は必ずしも必要なく、香味吸引具等100の少なくとも一部に生じる所定の変化が、リアルタイム画像410全体で検知されたかを判定してもよい。
【0071】
830は、表示部220に吸い方確認画面500を表示するステップを示している。
【0072】
840は、UIコンポーネント510が選択されたかを判定するステップを示している。このステップは、複数の吸い方のうち、選択されたUIコンポーネント510に対応した吸い方を選択として受けるステップを含む。UIコンポーネント510が選択されたと判定された場合、ステップ850に進み、そうでない場合、ステップ840を繰り返す。
【0073】
850は、UIコンポーネント520を初期化するステップを示している。このステップは、選択を受けた吸い方において定められた基準時間に基づき、ゲージ522の最大値540を定めるステップを含む。また、このステップは、吸い方についての指示(「強めに吸ってください」等。)や、「開始」等の吸い方の確認が開始したことを示すメッセージをユーザのために表示部220に表示するステップを含むことができる。
【0074】
852は、表示部220に経過時間523を表示するステップを示している。このステップは、経過時間523の表示を更新するステップを含む。
【0075】
854は、検知部210からの出力に基づき、上記所定の変化を検知しているかを判定するステップを示している。このステップは、検知部210からの出力に基づき、上記所定の変化を検知するステップを含む。上記所定の変化を検知していると判定された場合、ステップ856に進み、そうでない場合、ステップ858に進む。
【0076】
856は、表示部220に検知時間521及びゲージ522を表示するステップを示している。このステップは、検知時間521及びゲージ522の表示を更新するステップを含む。
【0077】
858は、経過時間523が、基準時間+αより大きいかを判定するステップを示している。αは、例えば0.2秒であるが、これに限定されず、ゼロを含む所定の別の値や、基準時間に所定の割合を乗じたもの等であってもよい。経過時間523が基準時間+αより大きい場合、ステップ860に進み、そうでない場合、ステップ852に戻る。
【0078】
860は、ユーザの吸い方が、選択されたUIコンポーネント510に対応した吸い方と一致するかを判定するステップを示している。このステップは、選択されたUIコンポーネント510に対応した吸い方において定められた基準時間と、検知時間521とが、所定の誤差の範囲内で一致するかを判定するステップを含むことができる。所定の誤差は、上記αと同一であってよいが、これに限定されるわけではない。また、このステップは、ユーザによる吸引の強さと、選択されたUIコンポーネント510に対応した吸い方において定められた吸引の強さとが、所定の誤差の範囲内で一致するかを判定するステップを含んでいてよい。吸い方が一致する場合、ステップ862に進み、そうでない場合、ステップ864に進む。
【0079】
862及び864は、それぞれ、選択されたUIコンポーネント510の表示を第1の表示(この例では、「◎」)及び第2の表示(この例では、「△」)に更新するステップを示している。なお、これらステップは、「終了」等の吸い方の確認が終了したことを示すメッセージをユーザのために表示するステップを含むことができる。
【0080】
866は、未だ選択されていないUIコンポーネント510が存在するかを判定するステップを示している。存在する場合、ステップ840に戻り、そうでない場合、ステップ870に進む。
【0081】
870は、表示部220に結果表示画面600を表示するステップを示している。このステップは、結果表示画面600を介して選択される吸い方を選ぶ基準についてのメッセージ(例えば、「よかったと思う吸い方を選択してください」、「よくなかったと思う吸い方を選択してください」、「吸いごたえのあったと思う吸い方を選択してください」等)を表示部220に表示するステップを含むことができる。
【0082】
880は、UIコンポーネント620が選択されたかを判定するステップを示している。このステップは、複数の吸い方のうち、選択されたUIコンポーネント620に対応した吸い方を選択として受けるステップを含む。UIコンポーネント620が選択されたと判定された場合、ステップ882に進み、そうでない場合、ステップ880を繰り返す。
【0083】
882は、選択を受けた吸い方をサーバ330に送信するステップを示している。
【0084】
884は、サーバ330から、複数のユーザにより選択された吸い方を表す情報を表示するためのデータを受信するステップを示している。このステップは、サーバ330から、推奨情報を表示するためのデータを受信するステップを含むことができる。
【0085】
890は、表示部220に参考表示画面700を表示するステップを示している。ステップ890は、参考表示画面700に加えて又は代えて、吸い方再確認又は練習画面を表示するものであってもよい。
【0086】
5 コンピュータ
以下、システム200若しくはサーバ330として又はシステム200若しくはサーバ330を構成するのに用いることができるコンピュータのハードウエア構成の一例について説明する。
【0087】
図9は、コンピュータのハードウエア構成の一例を表している。同図に示すように、コンピュータ900は、ハードウエア資源として、主に、プロセッサ910と、主記憶装置920と、補助記憶装置930と、入出力インターフェース940と、通信インターフェース950とを備えており、これらはアドレスバス、データバス、コントロールバス等を含むバスライン960を介して相互に接続されている。なお、バスライン960と各ハードウエア資源との間には適宜インターフェース回路(図示せず)が介在している場合もある。
【0088】
プロセッサ910は、コンピュータ全体の制御を行う。
【0089】
主記憶装置920は、プロセッサ910に対して作業領域を提供し、SRAM(Static Random Access Memory)やDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性メモリである。
【0090】
補助記憶装置930は、ソフトウエアであるプログラム等やデータ等を格納する、HDDやSSD、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリである。当該プログラムやデータ等は、任意の時点で補助記憶装置930からバスライン960を介して主記憶装置920へとロードされる。
【0091】
入出力インターフェース940は、情報を提示すること及び情報の入力を受けることの一方又は双方を行うものであり、デジタル・カメラ、キーボード、マウス、ディスプレイ、タッチパネル・ディスプレイ、マイク、スピーカ、温度センサ等である。
【0092】
通信インターフェース950は、ネットワーク320と接続されるものであり、ネットワーク320を介してデータを送受する。通信インターフェース950とネットワーク320とは、有線又は無線で接続されうる。通信インターフェース950は、ネットワークに係る情報、例えば、Wi-Fiのアクセスポイントに係る情報、通信キャリアの基地局に関する情報等も取得することがある。
【0093】
上に例示したハードウエア資源とソフトウエアとの協働により、コンピュータ900は、所望の手段として機能し、所望のステップを実行し、所望の機能を実現させることできることは、当業者には明らかであろう。
【0094】
6 むすび
以上、本発明の実施形態の幾つかの例を説明してきたが、これらは例示にすぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではないことが理解されるべきである。本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、実施形態の変更、追加、改良などを適宜行うことができることが理解されるべきである。本発明の技術的範囲は、上述した実施形態のいずれによっても限定されるべきではなく、特許請求の範囲及びその均等物によってのみ規定されるべきである。
【符号の説明】
【0095】
161,162…端
310A,310B…外部観測可能な所定の変化の検知
320…ネットワーク
400…テスト画面
410…リアルタイム画像
411…枠
500…吸い方確認画面
510…吸い方の確認を実行するためのUIコンポーネント
520…外部観測可能な所定の変化を検知していることを示す情報を表示するためのUIコンポーネント
521…検知時間
522…ゲージ
523…経過時間
530…ゲージ522の現在値
535…吸引の中断
540…ゲージ522の最大値
600…結果表示画面
610…結果
620…吸い方を選択するためのUIコンポーネント
700…参考表示画面
710…吸い方ごとの気に入ったユーザの割合を表すグラフ
図1A
図1B
図2
図3
図4
図5A
図5B
図5C
図5D
図5E
図5F
図5G
図5H
図6
図7
図8A
図8B
図8C
図9