(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-04-22
(45)【発行日】2022-05-06
(54)【発明の名称】通気防水個体装置
(51)【国際特許分類】
A43B 7/10 20220101AFI20220425BHJP
A43B 7/12 20060101ALI20220425BHJP
A43B 13/20 20060101ALI20220425BHJP
【FI】
A43B7/10
A43B7/12
A43B13/20 Z
(21)【出願番号】P 2021115068
(22)【出願日】2021-07-12
【審査請求日】2021-07-12
【権利譲渡・実施許諾】特許権者において、実施許諾の用意がある。
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】714004745
【氏名又は名称】中岡 勝栄
(72)【発明者】
【氏名】中 岡 勝 栄
【審査官】東 勝之
(56)【参考文献】
【文献】特開平10-179202(JP,A)
【文献】実開平03-085904(JP,U)
【文献】実開昭60-098405(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A43B 7/00 - 7/12
A43B 13/20
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
靴
下水平位置周囲に手動によるドリルで通気口(A)部位に穴を空ける、
次に個体装置(C)挿入部に接着剤を付け
穴に挿入し
定着確認後使用する、使用
歩行運動足裏屈折により、必然的にゴム独自の収縮作用により
、靴下側面個体装置(C)に設置する花びら文様(S)の開放により、 足裏に直接外気通気するものであるが、突然の冷気水気に、
花びら文様(S)が回転し通気遮断防水する回転は、感知(P)に連動する形状記憶合金の復元、縮小によるものであり、その縮小を(PC) ピン (PS)ピンで固定する、これら一連の構成による通気防水装置
。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、 通気防水個体装置。
【背景技術】
【0002】
(1)特開2015-100676号公報。
【0003】
(2) 特開2017-18481号公報。
【0004】
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
(3) 特表2002-518118号公報。
【0006】
特開2017-18481号公報。
【非特許文献】
【0007】
(4) 特表2005-532106号公報。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
申請2019-159623先願による指摘、周知技術とする引用文献。
上記(1)(2)(3)(4)指摘による課題解決の答申は、
(1)請求項記載には、ゴム制履物の製造方法過程による、課題通気防水要素無し。
(2) 課題解決に靴内部に通気防水、通気口位置や通気概要思想は同じである、本申請人先願による同一人であるが通気防水方法が異なり装置機材その外、構成機能が異なる。
(3)靴中内部に通気防水要素課題解決における請求項1より21項、靴横側面多孔に類似点あるが (多孔穴に薄膜配置とする)による通気放水によるものであり本願とは異なる。
(4) 靴中内部に通気防水要素課題解決に(多孔穴に薄膜配置)による通気放水、上記(3)
による同一人による請求項1より13項に照らす、通気口位置に類似点あるが機材や構
成要件が大きく異なる。
【0009】
先行技術。
(3)特開2002-518118号公報の靴による通気防水課題に薄膜配置とする浸透性フイルムによる通気及び防水効果が有るとするが、その機能は極めて緩慢で有り効果は極めて微量である。
【0010】
先行技術。
(4)特表2005-532106号公報の課題は(3)による答申と同じである。
【発明の効果】
【0011】
本考案は、気候風土による体質改善を目指す足裏について、大陸による欧米諸国は一年を通じ乾燥されている、履物においては革靴の文化が定着し戦前戦後を経て我が国に導入されている、分けても革靴は動物の皮で製造されているため、無通気である一旦水気を帯びるとカビや細菌を増殖させ生理的発汗を伴い異臭を発し極めて衛生的でなく我が国の風土に添わない、短靴では布製のものも増えてきている事に加え、周囲は海により多湿温があり水虫を発症していることは、周知の如くである、戦前は、我が国特有の、わらじや、げた、の文化があり理想的履物である、今尚(わらじに変わる雪駄や下駄)も地方では廃れること無く愛用されている、これらの事から(湿気を伴う足を覆う)ものはできる限り素足に近いことが要求される、長靴に至っては(長靴の特性、水を避けることに集約され盲点による)改善されたものは未だ無く、近年特に食品加工場が増え現場では常に水を流し長靴を長時間使用している事に加え、夏季湿度気温30°-35°C度強足裏高温による現況には痛ましい足裏疾患を発症している、その外の使用には各病院内、日本外周海辺船舶に代表される地域加工現場に多く使用されている足を覆う履物の通気に伴う防水の改善解決策を以下に実行する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】(A)位置に (C)個体 装置装着実態イメ-ジ則面図。
【
図2】靴中足裏水平位置側面多数に(AA)通気機構道を備え(C)個体装置挿入イメ-ジ平面図。
【
図3】第1案通気防水構成分解部品断面。左より1、蓋2、通気する花びら文様丸型3、 (C)個体装置本体側面図。
【
図4】靴底下接地面(H)より上足裏水平位置(AA)通気機構道側面図。
【
図5】花びら文様丸型による(AA)通気口(P)感知(F)(U)溝中に記憶合金を収納(E)固定位置指定(PC)ピン機器本体固定と(G)記憶合金固定(PS)ピン固定位置概要正面図。
【
図6】花びら文様丸型 (AA)通気口に連動(C)個体装置本体正面図。
【
図7】花びら文様丸型裏5形型垂直突起(SS)部品(E)固定位置(P)感知位置。
【
図8】花びら文様丸型裏垂直突起(SS)部品構成断面則面図。
【
図9】第2案通気防水構成分解部品断面、左より1,蓋2,(B)5形型丸型遮断部品3(C)個体装置本体則面図。
【
図10】5形型丸型通気防水遮断(B)部品概要正面図。
【
図11】形状記憶合金左を見る(GG)復元、縮小、形状記憶合金右に見る(G)通常通気解放、(PC)固定ピン(PS)固定ピン概要正面図。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明の実施形態の詳細を
図1より
図12を参照しながら説明する。
【0014】
実施例1
履物全般を指す、靴のメイカ-を特定すること無く任意に選定し通気を必要不可欠とする、または現在使用している履物に固体装置を独自に付け自己の改善に使用。
一例では、
図1に示す足裏水平(A)位置に手動によるドリル
図12に示す穴を開け装置挿入部に接着剤を付け固定し使用する。(別紙によるドリルの寸法指定・接着剤指定装着手順説明書を添え付ける)。
【0015】
実施例2
装置の概要、リスクと効果。
1、リスク、通気と防水に伴う機能性は、装置に内蔵する記憶合金は体感温に順応すべく設計する体温を大幅に超える40°C高温場所での使用では指定温度設計のずれにより機能しない、特定の温度設定による、その外沼地による藻が絡まり機能低下する要素があるが、洗い流せば元通りに回復する。
2、効果、通気防水効果は体感温度より下がる、概ね15°度C冷感や水気には瞬時に感知し通気防水を遮断しその効果を発揮し、常温に戻ると全て元の状態に復元する記憶合金の特性である。参考(予め温度指定を任意に選定できる項目も視野に置くことも必要かと考察する)
【0016】
実施例3
図1は、長靴下地表面より上足裏水平則面
図1に示す(A)位置に通気口を設置し通気防水装置(C)を設置したイメ-ジ則面図である。
【0017】
実施例4
図2は、足裏水平則面周囲位置に多数の通気機構道(AA)を空け装置(C)を挿入したイメ-ジ平面図である。
【0018】
実施例5
材質の選定
図3は、(A)通気口に挿入する(C)装置本体第1通気防水構成分解断面則面図である。
材質はアルミ材、硬質プラスチック材等で構成するもので有り、
図5に示す花びら文様丸形部品、他
図10に示す、5形型丸形遮断(B)部品は粒子の細かいなめらかな板状に通気口を5形型に構成し(D)支点を中心に移動回転し通気遮断効果を求めるものである、スム-ズな移動回転には、アルミやカ-ボン等が軽量であり適している。
【0019】
実施例6
図4は、靴横則面に多数の(AA)通気口及び機構道を表示する片面位置表示(C)装置本体挿入部位位置指定則面図。
【0020】
実施例7
通気防水概要
図5の花びら文様丸形は、(AA)通気口を表し常時開放され外気通気する、冷気、水気、温度変化に対応する(P)位置で感知する形状記憶合金は(F)U溝に収納する(G)記憶合金が(GG)に変化縮小し通気遮断すると供に防水する花びら文様丸形、他
図10に示す5形型丸形は(PC)ピン(PS)ピン固定により固定され正確な移動回転を成す。
【0021】
実施例8
図6は、
図5に示す花びら文様丸形に連動する(AA)通気口(C)装置本体正面図である。
【0022】
実施例9
図7は、
図5に示す花びら文様丸形裏側5形型垂直突起であり、通気防水を突起により誤差なく遮断効果を得ることが出来る。
【0023】
実施例10
図8は、
図7に掲載する花びら文様裏側5形型垂直突起構成成断面則面図である。
【0024】
実施例11
図9は、第2通気防水構成部品分解断面則面図である材質及び効果を換える5形型通気防水遮断(B)部品である、
図10に掲載する5形型丸形単体のみが(D)支点を中心に移動回転する事により通気は、もとより防水遮断効果を尚一層高めることが出来る、このことは繰り返しの動作のため材質を粒子の細かい滑らかなカ-ボン材質採用により誤差を防止するものである。
【0025】
実施例12
記憶合金の特性
図11は、形状記憶合金の特性を表したものである、金属粒子の配列をそれぞれに記憶させ温度差により、また戻る特性を採用し応用するものである、この金属の特性は40年以前に遡り考案され様々なものに適用されている、これらの特性を遮断効果に応用するものである。
【0026】
実施例13
図5に示す花びら文様や、
図10に示す5形型に(P)感知により(PC)(PS)それぞれの部位にピンにより固定する(G)記憶合金増長通気開放 (GG)縮小による花びら文様や5形型は(D)支点を中心に移動回転遮断効果を採用したものである。
【0027】
実施例14
通気防水遮断効果。
通気は、(AA)花びら文様が常に開口通気し歩行運動による足裏屈折による靴底ゴムの縮小増大により多数の通気口により尚一層通気効果が高められる、咄嗟の雨や水滴、水道水、水溜まり等の水気冷気には(P)で感知し瞬時に遮断する(G)形状記憶合金、復元縮小、長さの限定による(F)U溝に収納され、(G)通常増大から(GG)に変化縮小し通気遮断防水するものである。
【0028】
長靴を長時間使用している、またはこれから使用する、事により通気を必要不可欠とする足裏疾患防止効果改善策装置を提供する。
【符号の説明】
【0029】
Å通気口。
AA 通気機構道。
B 通気防水遮断部品。
C 装置本体。
D 支点。
E ピンの位置指定。
F 記憶合金埋設U溝位置。
G 記憶合金増大・通常開放。
GG 記憶合金復元縮小。
H 靴底下地表接地面ゴム。
P 感知記憶合金U溝位置。
PC 記憶合金固定ピン(C)装置本体固定ピン指定。
PS 花びら丸型文様部品と本体固定ピン。
S 花びら文様丸型表部品。
SS花びら文様丸型裏垂直突起部品。
【要約】 (修正有)
【課題】常に水を流し続ける食品加工場における長靴の長時間使用による靴中蒸れによる足裏疾患発生を抑止すべく、多くの外気通気を直接足裏に通気し防水する装置を提供する。
【解決手段】個体装置本体Cを靴底下地表面より上足裏水平位置周囲に手動によるドリルで通気口部位に穴を空け、個体装置挿入部に接着剤を付け挿入し定着確認後使用する。使用時は歩行運動による足裏屈折により必然的にゴム独自の収縮作用により多数の通気口より足裏に直接外気通気する。突然の冷気水気には感知し瞬時に遮断する、これらの機能は花びら文様丸型部品他、5形型丸型部品Bと記憶合金双方に固定するピン、ピン固定による記憶合金限定縮小による支点Dを中心にして移動回転し遮断効果を得る。
【選択図】
図9