特許7064124IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

所定の固定部材を高所に取付けるように構成された取付け工具に装着するもので、例えばケーブルや配管用の支持金具や危険表示旗などの固定部材を、高所にある吊りボルト等の支持体に取付ける際に使用する取付け工具の操作性を高めることができる工具用ホルダー及びその操作方法に関するものである。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

これら従来の取付け工具において、紐状体の遠隔操作を行う場合、一方の手で操作ポールを保持しながら他方の手で紐状体を引き下げることになる。すなわち、操作ポールの先端に保持した固定部材を、高所の支持体の位置に合わせるように片手で操作しながら、もう片方の手で紐状体を引き下げる操作を行うものである。そのため、操作ポールの長さが長くなるほど操作ポールの片手操作が難しくなる。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

上述の目的を達成すべく本発明における第1の手段は、長尺な操作ポール110と、該操作ポール110の上端側に設けられ固定部材Sを保持する部材保持体120と、該部材保持体120に連結され操作ポール110の下端側で部材保持体120を遠隔操作する紐状体130とを備えた取付け工具の前記部材保持体120に連結された紐状体130を引き下げて操作する工具用ホルダーであって、紐状体130を巻き付けて紐状体130・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明ホルダーのように、操作ポール110下端側の紐状体130を巻き付けて紐状体130の長さを調整する巻付体10と、該巻付体10に設けられ操作ポール110の側面に装着して操作ポール110の長手方向に沿ってスライド移動するように設けられたスライド固定部20と、操作ポール110を持つ手の指で係止する位置に設けられ巻付体10と共に連動する指掛け部30とを備えたことにより、操作ポール110を両手で支えながら、操作ポール110を持つ手の指にて巻付体10を引き下げることが可能になった。

しかも、巻付体10によって紐状体130の長さを調整できるので、操作ポール110を両手で支持する際に、操作しやすい位置に指掛け部30を配置することができる。したがって、操作ポール110を両手で支持しながら片方の指先だけで紐状体130を引き下げることが可能になる。この結果、従来のように紐状体を引き下げる際に、固定部材を保持している操作ポール110の先端がぶれるといった虞は極めて少なくなり、高所でも正確な取付けが可能になった。

指掛け部30は巻付体10と一体に形成され、操作ポール110を握る手の人差し指が届く位置に指掛け部30を備えているので、操作ポール110を握る手の指で指掛け部30を操作する作業が容易になる。したがって、作業者は操作ポール110を両手でしっかりと支持しながら操作ポール110から手を離すことなく指掛け部30の操作を極めて簡単に行えるものである。

スライド固定部20は、巻付体10と一体に形成され、操作ポール110の左右側面を挟持する一対の挟持片21を備えているので、操作ポール110への着脱作業が簡単に行える。したがって、操作ポール110と巻付体10とを別々に収納し、使用時に組立てることができる。この結果、収納し易く、持ち運びにも便利である。

巻付体10は、前記紐状体130を巻き付け保持する胴部11と、該胴部11に巻き付けた前記紐状体130を係止せしめるフック部12と、前記紐状体130の端部を挿入して紐状体130に巻付体10を連結する連結孔13とを備えているので、紐状体130の長さを調整するために巻付体10に巻き付けた紐状体130は、常に巻付体10と一体になる。このため、例えば、垂れ下がった紐を足で踏んで金具が外れるなど、余分な長さの紐状体130が操作を妨げるような不都合は解消された。

本発明ホルダーの操作方法によると、部材保持体120に保持した固定部材Sを高所の支持体Tに固定する際に、操作ポール110を持つ手の指を指掛け部30に掛けて巻付体10を引き下げ、該巻付体10と共にスライド移動する紐状体130で部材保持体120を遠隔操作する操作により、一定した方向から紐状体130を引き下げる操作が可能になった。この結果、固定部材Sを保持している操作ポール110の先端がぶれるといった虞は極めて少なくなり、高所でも正確な取付けが可能になるものである。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明の使用状態を示す正面図である。
【図2】 本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図3】 本発明の一実施例を示す平面図である。
【図4】 本発明の一実施例を示す側面図である。
【図5】 (イ)、(ロ)、(ハ)は、本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図6】 取付け工具の一実施例を示す要部斜視図である。
【図7】 部材保持体に固定部材を装着する状態を示す側断面図である。
【図8】 部材保持体に固定部材を固定した状態を示す側断面図である。
【図9】 部材保持体に固定部材を装着する側面図である。
【図10】 部材保持体に固定部材を固定した側面図である。
【図11】 固定した固定部材の切欠係止口に支持体を入れた側面図である。
【図12】 部材保持体を支持体から解除した側面図である。
【図13】 支持体に固定部材を固定した側面図である。

代表図 図1本件の代表的な図

S 固定部材 S1 連結体 S2 支持体 S3 切欠係止口 T 支持体 1 工具用ホルダー 10 巻付体 11 胴部 12 フック部 13 連結孔 13A 挿入口 13B 係止口 20 スライド固定部 21 挟持片 30 指掛け部 100 取付け工具 110 操作ポール 111 固定ねじ部 120 部材保持体 121 保持部 121A 載置部 121B フック部 121C 固定軸 121D フック部 122 固定解除部 122A 固定体 122B 連結体 122C 揺動軸 122D フック部 122E 固定杆 130 紐状体 131 連結フック 132 結び目

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