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特許7065740アプリケーション機能情報表示方法、装置、及び端末装置
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-04-28
(45)【発行日】2022-05-12
(54)【発明の名称】アプリケーション機能情報表示方法、装置、及び端末装置
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/0483 20130101AFI20220502BHJP
   G06F 3/01 20060101ALI20220502BHJP
   G06F 3/0482 20130101ALI20220502BHJP
   G06F 3/04842 20220101ALI20220502BHJP
   G06F 3/0485 20220101ALI20220502BHJP
   G06F 3/16 20060101ALI20220502BHJP
   H04M 1/00 20060101ALI20220502BHJP
   H04M 1/247 20210101ALI20220502BHJP
【FI】
G06F3/0483
G06F3/01 510
G06F3/0482
G06F3/0484 120
G06F3/0485
G06F3/16 630
H04M1/00 R
H04M1/247
【請求項の数】 16
(21)【出願番号】P 2018177824
(22)【出願日】2018-09-21
(65)【公開番号】P2019175418
(43)【公開日】2019-10-10
【審査請求日】2018-09-21
【審判番号】
【審判請求日】2020-12-16
(31)【優先権主張番号】201810252794.9
(32)【優先日】2018-03-26
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】512015127
【氏名又は名称】バイドゥ オンライン ネットワーク テクノロジー(ペキン) カンパニー リミテッド
(73)【特許権者】
【識別番号】521235408
【氏名又は名称】シャンハイ シャオドゥ テクノロジー カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110000523
【氏名又は名称】アクシス国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】ルー・チエン
(72)【発明者】
【氏名】シュイフェイ・チアン
(72)【発明者】
【氏名】シアンナン・ユアン
(72)【発明者】
【氏名】コアンハオ・シェン
(72)【発明者】
【氏名】シン・ルオ
【合議体】
【審判長】▲吉▼田 耕一
【審判官】林 毅
【審判官】野崎 大進
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2016/003574(WO,A1)
【文献】特開2016-004375(JP,A)
【文献】国際公開第2007/037264(WO,A1)
【文献】特開平10-074383(JP,A)
【文献】特開2007-150662(JP,A)
【文献】特開2014-112389(JP,A)
【文献】特開2001-282839(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F3/0482-3/0485
G06F3/01
G06F3/16
H04M1/00
H04M1/247
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末装置のスクリーンに、アプリケーション機能に関連づけられたコンテンツカードを直接表示するか、又は前記コンテンツカードを直接表示して前記コンテンツカードで前記アプリケーション機能を直接操作させるステップと、
予め設定された切り替え条件を満足することが検出された場合に、前記スクリーンに現在表示されているコンテンツカードの切り替え操作を行うステップと、
を含み、
端末装置のスクリーンにアプリケーション機能に関連づけられたコンテンツカードを表示するステップは、
予め設定された表示パラメータを取得するステップと、
前記表示パラメータに基づいて、端末装置のスクリーンにアプリケーション機能に関連づけられたコンテンツカードを表示するステップと、
を含み、
前記表示パラメータは、1つの画面に表示されるカードの数及び表示サイズを含み、
前記1つの画面に表示されるカードの数が1より大きい場合に、前記表示パラメータは、カード配置方式をさらに含み、
前記カード配置方式は、横方向配置、縦方向配置、横方向と縦方向との混合配置、又は環状配置を含み、
予め設定された切り替え条件を満足することが検出された場合に、前記スクリーンに現在表示されているコンテンツカードの切り替え操作を行うステップは、
ユーザーの肢体運動軌跡を検出するステップと、
前記肢体運動軌跡が予め設定された切り替えトリガー軌跡とマッチングすることが検出された場合に、前記スクリーンに現在表示されているコンテンツカードの切り替え操作を行うステップと、
を含
端末装置のスクリーンにアプリケーション機能に関連づけられたコンテンツカードを表示する前に、
ユーザーの嗜好特徴を取得するステップと、
前記嗜好特徴に基づいて、前記スクリーンの各画面に表示されるアプリケーション機能タイプ、及び/又は、表示順番を設定するステップと、
をさらに含み、
ユーザーの嗜好特徴を取得するステップは、
ユーザーのアプリケーションカスタマイズコンテンツに基づいてユーザーの嗜好特徴を取得するステップ
を含む、
ことを特徴とするアプリケーション機能情報表示方法。
【請求項2】
前記スクリーンに現在表示されているコンテンツカードの切り替え操作を行うステップは、
前記スクリーンに現在表示されているコンテンツカードを左又は右へ水平に切り替えて、アプリケーション機能に関連づけられた他のコンテンツカードを表示するステップ、
又は、
前記スクリーンに現在表示されているコンテンツカードを上又は下へ垂直に切り替えて、アプリケーション機能に関連づけられた他のコンテンツカードを表示するステップ、
又は、
前記スクリーンに現在表示されているコンテンツカードをページめくりで切り替えて、アプリケーション機能に関連づけられた他のコンテンツカードを表示するステップを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載のアプリケーション機能情報表示方法。
【請求項3】
予め設定された切り替え条件を満足することが検出された場合に、前記スクリーンに現在表示されているコンテンツカードの切り替え操作を行うステップは、
ユーザーによって送信された音声情報を受信し、前記音声情報の意味を認識するステップと、
前記音声情報が予め設定された音声切り替え命令とマッチングすることが認識された場合に、前記スクリーンに現在表示されているコンテンツカードの切り替え操作を行うステップと、
をさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載のアプリケーション機能情報表示方法。
【請求項4】
予め設定された切り替え条件を満足することが検出された場合に、前記スクリーンに現在表示されているコンテンツカードの切り替え操作を行うステップは、
ユーザーの前記スクリーンでのトリガー操作を検出するステップと、
前記トリガー操作が予め設定された切り替えトリガー操作とマッチングすることが検出された場合に、前記スクリーンに現在表示されているコンテンツカードの切替え操作を行うステップと、
をさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載のアプリケーション機能情報表示方法。
【請求項5】
予め設定された切り替え条件を満足することが検出された場合に、前記スクリーンに現在表示されているコンテンツカードの切替え操作を行うステップは、
予め設定された切り替え時間に達したことが検出された場合に、前記スクリーンに現在表示されているコンテンツカードの切り替え操作を行うステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載のアプリケーション機能情報表示方法。
【請求項6】
前記アプリケーション機能タイプは、
アプリケーション使用ガイダンス、アプリケーションコンテンツ通知、予定処理事項リマインダ、インスタントメッセージ、ホットスポット推薦、嗜好特徴推薦のうち1つ又は複数の組み合わせを含む、
ことを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載のアプリケーション機能情報表示方法。
【請求項7】
端末装置のスクリーンにアプリケーション機能に関連づけられたコンテンツカードを表示する前に、
アプリケーション機能の関連情報を取得するステップと、
予め設定されたカードテンプレート及び前記関連情報に基づいて、アプリケーション機能に関連づけられたコンテンツカードを生成するステップと、
をさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載のアプリケーション機能情報表示方法。
【請求項8】
アプリケーション機能の関連情報を取得するステップは、
前記端末装置のローカルアプリケーションからアプリケーション機能の関連情報を取得するステップ、及び/又は、
前記端末装置のオペレーティングシステムアプリケーションからアプリケーション機能の関連情報を取得するステップ、及び/又は、
ネットワーク側からアプリケーション機能の関連情報を取得するステップを含む、
ことを特徴とする請求項7に記載のアプリケーション機能情報表示方法。
【請求項9】
前記カードテンプレートは、
ピクチャ領域、テキスト領域、サマリー領域、音声案内語領域、詳細コンテンツエントリ領域、アプリケーションアイコン領域、コンテンツ主旨リスト領域のうち1つ又は複数の組み合わせを含む、
ことを特徴とする請求項7に記載のアプリケーション機能情報表示方法。
【請求項10】
前記アプリケーション機能情報表示方法は、
ユーザーによって入力された音声情報を受信し、前記音声情報の意味を認識するステップと、
意味認識結果に基づいて、前記コンテンツカードにおける対応する領域の操作処理を行うステップと、
をさらに含む、
ことを特徴とする請求項1~9のいずれかに記載のアプリケーション機能情報表示方法。
【請求項11】
前記アプリケーション機能情報表示方法は、
動的に更新されたコンテンツカードに更新識別子を設定して、見るようにユーザーをリマインドするステップをさらに含む、
ことを特徴とする請求項1~9のいずれかに記載のアプリケーション機能情報表示方法。
【請求項12】
端末装置のスクリーンに、アプリケーション機能に関連づけられたコンテンツカードを直接表示するか、又は前記コンテンツカードを直接表示して前記コンテンツカードで前記アプリケーション機能を直接操作させるための表示モジュールと、
予め設定された切り替え条件を満足することが検出された場合に、前記スクリーンに現在表示されているコンテンツカードの切り替え操作を行うための切り替えモジュールと、
ユーザーの嗜好特徴を取得するための第1の取得モジュールであって、ユーザーのアプリケーションカスタマイズコンテンツに基づいてユーザーの嗜好特徴を取得する第1の取得モジュールと、
嗜好特徴に基づいてスクリーンの各画面に表示されるアプリケーション機能タイプ、及び/又は、表示順番を設定する設定モジュールと、
を含み、
前記表示モジュールは、
予め設定された表示パラメータを取得し、
前記表示パラメータに基づいて、端末装置のスクリーンにアプリケーション機能に関連づけられたコンテンツカードを表示するために用いられ、
前記表示パラメータは、1つの画面に表示されるカードの数及び表示サイズを含み、
前記1つの画面に表示されるカードの数が1より大きい場合に、前記表示パラメータは、カード配置方式をさらに含み、
前記カード配置方式は、横方向配置、縦方向配置、横方向と縦方向との混合配置、又は
環状配置を含み、
前記切り替えモジュールは、
ユーザーの肢体運動軌跡を検出し、
前記肢体運動軌跡が予め設定された切り替えトリガー軌跡とマッチングすることが検出された場合に、前記スクリーンに現在表示されているコンテンツカードの切り替え操作を行うために用いられる、
ことを特徴とするアプリケーション機能情報表示装置。
【請求項13】
アプリケーション機能に関連づけられたコンテンツカードを表示するディスプレイスクリーンと、プロセッサと、メモリとを含み、
前記プロセッサは、前記メモリに記憶された実行可能なプログラムコードを読み出すことにより、前記実行可能なプログラムコードに対応するプログラムを実行して、請求項1~11のいずれかに記載のアプリケーション機能情報表示方法を実現する、
ことを特徴とする端末装置。
【請求項14】
前記端末装置は、受信された音声情報の意味を認識するための音声処理ユニットをさらに含む、
ことを特徴とする請求項13に記載の端末装置。
【請求項15】
コンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムにおける命令がプロセッサによって実行される場合に、請求項1~11のいずれかに記載のアプリケーション機能情報表示方法が実現される、
ことを特徴とするコンピュータプログラム。
【請求項16】
コンピュータプログラムが記憶されている非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、当該プログラムがプロセッサによって実行される場合に、請求項1~11のいずれかに記載のアプリケーション機能情報表示方法が実現される、
ことを特徴とする非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、インテリジェント端末技術の分野に関し、特に、アプリケーション機能情報表示方法、装置、及び端末装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の端末装置の多数は、マルチレベルメニュー対話方式、又はアイコンをクリックする方式で関連づけられた機能のページを開く。ユーザーが端末装置におけるあるアプリケーションのある機能を使用しようとする場合に、まず端末装置の表示画面で当該アプリケーションのアイコンを見つけて当該アプリケーションを開き、次に前記アプリケーションから必要な機能を探す必要がある。
【0003】
従来技術において、端末装置のスクリーンは、単に情報を出力するためのルートとして機能せず、ユーザーがよく使う機能は、マルチレベルメニューの下位層に隠れているため、必要な機能を使用するためにユーザーが複数回の操作を行う必要があり、操作過程が煩雑で、使用便利性が悪く、ユーザーの使用コストが高く、効率が低い。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、従来技術における1つの技術的課題を少なくともある程度で解決することを目的とする。
【0005】
そのために、本発明の第1の目的は、アプリケーション機能情報表示方法を提供し、前記方法は、アプリケーション機能に関連づけられたコンテンツカードを端末装置のスクリーンに表示し、切り替え条件に基づいてスクリーンに表示されたコンテンツカードを切り替えて、アプリケーションの機能をユーザーに直接提示することができ、ユーザーが複数回の操作を行う必要がなく、必要な機能を得ることができ、ユーザーの使用便利性及び検索効率が向上し、従来技術において必要な機能を取得するためにユーザーが複数回の操作を行うことによって便利性が悪いという技術的課題が解決される。
【0006】
本発明の第2の目的は、アプリケーション機能情報表示装置を提供することにある。
【0007】
本発明の第3の目的は、端末装置を提供することにある。
【0008】
本発明の第4の目的は、コンピュータプログラム製品を提供することにある。
【0009】
本発明の第5の目的は、非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、本発明の第1側面の実施例は、
端末装置のスクリーンにアプリケーション機能に関連づけられたコンテンツカードを表示するステップと、
予め設定された切り替え条件を満足することが検出された場合に、前記スクリーンに現在表示されているコンテンツカードの切り替え操作を行うステップと、を含むアプリケーション機能情報表示方法を提供する。
【0011】
本発明の実施例に係るアプリケーション機能情報表示方法は、端末装置のスクリーンにアプリケーション機能に関連づけられたコンテンツカードを表示し、予め設定された切り替え条件を満足することが検出された場合に、スクリーンに現在表示されているコンテンツカードの切り替え操作を行う。これにより、アプリケーションの機能を端末装置のスクリーンに表示することで、アプリケーションの機能をユーザーに直接提示することができ、従来技術においてマルチレベルメニュー方式によりアプリケーション機能を表示することによって、ユーザーの操作が不便である問題が解決され、ユーザーが複数回の操作を行う必要がなく、必要な機能を得ることができ、ユーザーの使用便利性及び検索効率が向上し、従来技術において必要な機能を取得するためにユーザーが複数回の操作を行うことによって便利性が悪いという技術的課題が解決される。
【0012】
上記目的を達成するために、本発明の第2側面の実施例は
端末装置のスクリーンにアプリケーション機能に関連づけられたコンテンツカードを表示するための表示モジュールと、
予め設定された切り替え条件を満足することが検出された場合に、前記スクリーンに現在表示されているコンテンツカードの切り替え操作を行うための切り替えモジュールと、を含むアプリケーション機能情報表示装置を提供する。
【0013】
本発明の実施例に係るアプリケーション機能情報表示装置は、端末装置のスクリーンにアプリケーション機能に関連づけられたコンテンツカードを表示し、予め設定された切り替え条件を満足することを検出した場合に、スクリーンに現在表示されているコンテンツカードの切り替え操作を行う。これにより、アプリケーションの機能を端末装置のスクリーンに表示することで、アプリケーションの機能をユーザーに直接提示することができ、従来技術においてマルチレベルメニュー方式によりアプリケーション機能を表示することによって、ユーザーの操作が不便である問題が解決され、ユーザーが複数回の操作を行う必要がなく、必要な機能を得ることができ、ユーザーの使用便利性及び検索効率が向上し、従来技術において必要な機能を取得するためにユーザーが複数回の操作を行うことによって便利性が悪いという技術的課題が解決される。
【0014】
上記目的を達成するために、本発明の第3側面の実施例は端末装置を提供し、前記端末装置は、アプリケーション機能に関連づけられたコンテンツカードを表示するためのディスプレイスクリーンと、プロセッサと、メモリとを含み、前記プロセッサは、前記メモリに記憶された実行可能なプログラムコードを読み出して、前記実行可能なプログラムコードに対応するプログラムを実行して、第1側面の実施例に記載されたアプリケーション機能情報表示方法を実現する。
【0015】
上記目的を達成するために、本発明の第4側面の実施例は、コンピュータプログラム製品を提供し、前記コンピュータプログラム製品における命令がプロセッサに実行される場合に、第1側面の実施例に記載されたアプリケーション機能情報表示方法が実現される。
【0016】
上記目的を達成するために、本発明の第5側面の実施例は、コンピュータプログラムが記憶されている非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、当該プログラムがプロセッサに実行される場合に、第1側面の実施例に記載されたアプリケーション機能情報表示方法が実現される。
【0017】
本発明に付加的な側面及び利点は、以下の説明において一部が示され、一部が以下の説明により明確になり、又は本発明の実践により理解される。
【図面の簡単な説明】
【0018】
本発明の上記及び/又は付加的な側面及び利点は、実施例を図面を参照して以下に説明することにより明確になり、理解しやすくなる。ここで、
図1(a)】従来技術における音楽類アプリケーションのラジオ番組を聴くプロセスの概略図1である。
図1(b)】従来技術における音楽類アプリケーションのラジオ番組を受信するプロセスの概略図2である。
図1(c)】従来技術における音楽類アプリケーションのラジオ番組を受信するプロセスの概略図3である。
図2】本発明の実施例に係るアプリケーション機能情報表示方法の概略フローチャートである。
図3(a)】スクリーンにスケジュールのコンテンツカードが表示される例を示す図である。
図3(b)】スクリーンに音楽類アプリケーションのラジオが表示される例を示す図である。
図3(c)】スクリーンに連絡先のコンテンツカードが表示される例を示す図である。
図4(a)】コンテンツカードが縦方向に配置される例を示す図である。
図4(b)】コンテンツカードが横方向及び縦方向に混合配置される例を示す図である。
図5】本発明の実施例に係る別のアプリケーション機能情報表示方法の概略フローチャートである。
図6】本発明の実施例に係るさらに別のアプリケーション機能情報表示方法の概略フローチャートである。
図7】ユーザーが端末装置と音声対話する概略図である。
図8】端末装置のスクリーンにダイヤル画面が表示される概略図である。
図9】本発明の実施例に係るアプリケーション機能情報表示装置の概略構成図である。
図10】本発明の実施例に係る別のアプリケーション機能情報表示装置の概略構成図である。
図11】本発明の実施例に係るさらに別のアプリケーション機能情報表示装置の概略構成図である。
図12】本発明の実施例に係る端末装置の概略構成図である。
図13】本発明の実施例に係る別の端末装置の概略構成図である。
図14】本発明の一実施例に係る端末装置の概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の実施例を詳細に説明する。前記実施例の例が図面に示されるが、同一又は類似する符号は、常に、同一又は類似する部品、又は、同一又は類似する機能を有する部品を表す。図面を参照しながら以下に説明される実施例は例示するものであり、本発明を解釈するだけに用いられ、本発明を限定するものと理解してはいけない。
【0020】
本発明の実施例に係るアプリケーション機能情報表示方法、装置、及び端末装置について、図面を参照しながら以下に説明する。
【0021】
従来技術において、アプリケーションの多数の機能がマルチレベルメニューの下位層に隠れているので、必要な機能を見つけるために、ユーザーは複数回の操作を行う必要がある。図1(a)、図1(b)、及び図1(c)に示すように、ユーザーが音楽類アプリケーションのラジオ番組を聴きたいことを例とすると、ユーザーは、まず、図1(a)に示すように、スマートフォンのスクリーンから音楽類アプリケーションのアイコンを見つけて次に、図1(b)に示すように、当該アイコンをクリックして当該アプリケーションにアクセスし、このとき表示されたのが当該アプリケーションの「推薦」ページである。ユーザーがラジオ番組を聴きたい場合に、図1(b)に示すページから「ラジオ」を選択した後、図1(c)に示すラジオにアクセスして番組を選び、ユーザーは当該画面で聴きたいラジオ番組を探す又は検索することができる。例えば、ユーザーが金融経済類番組を聴きたい場合に、図1(c)に示す画面で「ビジネス金融経済」を選ぶことができる。これにより、従来技術において、ユーザーが音楽類アプリケーションにおけるあるラジオを聴きたい場合に、少なくとも三回の操作を行う必要があることが分かる。
【0022】
従来技術において、必要な機能を見つけるために、ユーザーが複数回の操作を行う必要があり、使用便利性が悪く、効率が低いという技術的課題に対して、本発明の実施例は、アプリケーション機能を端末装置のスクリーンに直接表示することができ、ユーザーが必要な機能を直接見つけることができるアプリケーション機能情報表示方法を提供し、ユーザーの操作ステップを少なくし、検索効率を向上させることができる。
【0023】
図2は、本発明の実施例に係るアプリケーション機能情報表示方法の概略フローチャートである。
【0024】
図2に示すように、当該アプリケーション機能情報表示方法は、以下のステップ101とステップ102とを含んでもよい。
【0025】
ステップ101は、端末装置のスクリーンにアプリケーション機能に関連づけられたコンテンツカードを表示する。
【0026】
ここで、端末装置は、例えば、スマートフォン、スピーカー、冷蔵庫、タブレット、電子アルバムなどのディスプレイスクリーンを備える装置であってもよい。アプリケーション機能は、例えば、音楽機能、ビデオ再生機能、プッシュ機能、連絡先機能、天気機能などであってもよい。
【0027】
本実施例において、ユーザーの選択を便利にするために、アプリケーションのそれぞれに対して、アプリケーションの機能ごとにコンテンツカードを設定し、機能を表示するカードを端末装置のスクリーンに表示してもよいし、又は、ユーザーがよく使う機能のみに対してコンテンツカードを設定し、カードを端末装置のスクリーンに表示してもよいが、本発明は、これを限定しない。
【0028】
具体的に、端末装置のスクリーンにコンテンツカードを表示する場合に、予め設定された表示パラメータを取得することができる。ここで、表示パラメータは、1つの画面に表示されるカードの数及び表示サイズを含むことができるが、これらに限定されない。表示サイズとは、表示されるコンテンツカードが端末装置のスクリーンを占める比例を意味し、例えば、表示サイズは80%、90%、フルスクリーン表示などであってもよい。さらに、表示パラメータに基づいて、端末装置のスクリーンにアプリケーション機能に関連づけられたコンテンツカードを表示する。
【0029】
表示サイズがフルスクリーン表示で、且つ、毎回にスクリーンに1つのコンテンツカードのみが表示されることを例として、図3(a)に示すように、ユーザーは、スクリーンから「お母さんに誕生日のプレゼントを買う」とのスケジュールを直接取得することができるので、端末装置にアクセスしてスケジュールを記録するアプリケーションを見つけて見る必要がなくなる。また、例えば、図3(b)に示すように、スクリーンに音楽類アプリケーションにおける人気ラジオの表示画面を直接表示し、スクリーンにラジオ、新曲推薦、ランキングなどの情報を表示することができる。また、例えば、図3(c)に示すように、スクリーンにユーザーの最近の連絡先を直接表示することができるので、ユーザーの最近の連絡先に電話する必要がある場合に、直接にこの連絡先の名前をクリックすればよく、アドレス帳から連絡したい連絡先を見つける必要がなくなり、従来技術に対して、ユーザーの操作ステップが少なくなり、機能の使用効率が向上する。
【0030】
さらに、ユーザーにより多くの機能を表示するために、本発明の実施例の実現可能な一形態において、1つの画面に複数のカードを表示することができる。この場合、表示パラメータは、カード配置方式をさらに含むことができる。ここで、カード配置方式は、例えば、横方向配置、縦方向配置、横方向と縦方向との混合配置、及び環状配置のうちいずれか1つを含んでもよい。
【0031】
例えば、1つの画面に表示されたコンテンツカードが基礎情報カード、機能カード、及び案内情報カードを含む場合に、図4(a)に示すように、これらの3つのカードは上から下への順で縦方向配置されてもよいが、図4(b)に示すように、横方向と縦方向との混合配置の方式で表示されてもよい。
【0032】
ステップ102は、予め設定された切り替え条件を満足することが検出された場合に、スクリーンに現在表示されているコンテンツカードの切り替え操作を行う。
【0033】
本実施例において、スクリーンに表示されたコンテンツカードに対して、予め設定された切り替え条件を満足することが検出された場合に、スクリーンに現在表示されているコンテンツカードの切り替え操作を行うことができる。例えば、現在表示されているコンテンツカードが示す機能がユーザーの使用しようとする機能ではない場合に、ユーザーは、コンテンツカードを手動で切り替えるか、又は音声により切り替えるように制御することができる。端末装置がユーザーの手動切り替え操作又はユーザーの音声切り替え命令を受信した場合に、現在表示されているコンテンツカードの切り替えを行う。
【0034】
実現可能な一形態として、端末装置は、ユーザーによって送信された音声情報を受信し、音声情報の意味を認識することができる。音声情報が予め設定された音声切り替え命令とマッチングすることを認識した場合に、スクリーンに現在表示されているコンテンツカードの切り替え操作を行う。ここで、端末装置は、音声認識技術で受信された音声情報を認識して、音声情報に含まれたコンテンツを取得する。
【0035】
一例として、ユーザーによって送信された音声情報が「次のページ」、「Next」、「次」などの端末装置がページをめくることを指示する音声命令である場合に、端末装置は、音声情報を認識することにより、ユーザーが次のコンテンツカードの閲覧を希望していることを取得することができるため、端末装置は、スクリーンに表示されたコンテンツカードを次のものに切り替える。
【0036】
一例として、ユーザーによって送信された音声情報が「スケジュールを見る」である場合に、端末装置は、受信された音声情報を認識した後、スクリーンに表示されたコンテンツカードをユーザーのスケジュールとマッチングするカードに切り替える。
【0037】
実現可能な一形態として、端末装置は、ユーザーのスクリーンでのトリガー操作を検出することができ、検出又はユーザーのトリガー操作が予め設定された切り替え操作とマッチングした場合に、スクリーンに現在表示されているコンテンツカードの切り替え操作を行う。例えば、端末装置に予め設定された切り替え操作が、左へスライドして次のものに切り替え、右へスライドして前のものに切り替えることである場合に、ユーザーが端末装置のスクリーンで左へスライド操作すると、端末装置は、スクリーンに現在表示されているコンテンツカードを次のコンテンツカードに切り替える。また、ユーザーが端末装置のスクリーンで右へスライド操作すると、端末装置は、スクリーンに現在表示されているコンテンツカードを前のコンテンツカードに切り替える。
【0038】
実現可能な一形態として、端末装置は、ユーザーの肢体運動軌跡を検出することができ、ユーザーの肢体運動軌跡が予め設定された切り替えトリガー軌跡とマッチングした場合に、スクリーンに現在表示されているコンテンツカードの切り替え操作を行う。
【0039】
現在の端末装置には、通常、カメラが取り付けられ、カメラによりユーザーのビデオを撮ることができる。これにより、本発明において、端末装置は、カメラにより撮られたビデオを分析し、その中からユーザーの肢体運動軌跡を抽出し、肢体運動軌跡に基づいて、スクリーンに現在表示されているコンテンツカードを切り替える必要があるか否かを判断する。例えば、端末装置は、ビデオからユーザーが連続に2回うなずくことを検出した場合に、スクリーンに現在表示されているコンテンツカードを次のものに切り替える。又は、異なるコンテンツカードに対して対応する切り替えトリガー軌跡を設定し、端末装置がビデオからユーザーの肢体運動軌跡を検出した場合に、検出された肢体運動軌跡を予め設定された切り替えトリガー軌跡とマッチングし、マッチングの結果に基づいて、スクリーンに現在表示されているコンテンツカードを、マッチングに成功した切り替えトリガー軌跡に対応するコンテンツカードに切り替える。
【0040】
実現可能な一形態として、端末装置は、さらに、予め設定された切り替え時間に達したか否かを検出することができ、予め設定された切り替え時間に達したことを検出した場合に、スクリーンに現在表示されているコンテンツカードの切り替え操作を行う。本発明において、スクリーンに表示されたコンテンツカードを自動的に切り替えるように設定することができる。予め設定された切り替え時間を5秒とすると、スクリーンに表示されたコンテンツカードを5秒ごとに自動的に1回切り替わる。
【0041】
さらに、端末装置は、スクリーンに現在表示されているコンテンツカードを切り替える場合に、スクリーンに現在表示されているコンテンツカードを左又は右へ水平に切り替えることで、アプリケーション機能に関連づけられた他のコンテンツカードを表示することができる。又は、端末装置は、スクリーンに現在表示されているコンテンツカードを上又は下へ垂直に切り替えることで、アプリケーション機能に関連づけられた他のコンテンツカードを表示することができる。また、さらに、スクリーンに現在表示されているコンテンツカードをページめくりで切り替えることで、アプリケーション機能に関連づけられた他のコンテンツカードを表示することができる。具体的に、スクリーンに表示されたコンテンツカードをページめくりで切り替える場合に、スクリーンにページアップ及びページダウンのボタンを設け、ユーザーは、対応するボタンをクリックしてトリガーすることにより、表示されたコンテンツカードを切り替えることができる。
【0042】
本実施例のアプリケーション機能情報表示方法は、端末装置のスクリーンにアプリケーション機能に関連づけられたコンテンツカードを表示し、予め設定された切り替え条件を満足することが検出された場合に、スクリーンに現在表示されているコンテンツカードの切り替え操作を行う。これにより、アプリケーションの機能を端末装置のスクリーンに表示することで、アプリケーションの機能をユーザーに直接提示することができ、従来技術においてマルチレベルメニュー方式でアプリケーション機能を表示することによって、ユーザーの操作が不便になる問題が回避され、ユーザーが複数回の操作をする必要がなく、必要な機能を得ることができ、ユーザーの使用便利性及び検索効率が向上し、ユーザーの体験が向上し、従来技術において必要な機能を取得するためにユーザーが複数回の操作を行う必要があることによって便利性が悪いという技術的課題が解決される。
【0043】
本発明の実施例において、端末装置のスクリーンに表示されるカードのコンテンツは、ユーザーがよく使う機能だけではなく、ユーザーが関心をもっているコンテンツであってもよい。これによって、本発明の実施例は、別のアプリケーション機能情報表示方法を提出し、図5は、本発明の実施例に係る別のアプリケーション機能情報表示方法の概略フローチャートである。
【0044】
図5に示すように、図2に示す実施例を基に、ステップ101の前に、以下のステップ201及びステップ202をさらに含んでもよい。
【0045】
ステップ201は、ユーザーの嗜好特徴を取得する。
【0046】
具体的に、ユーザーのアプリケーションカスタマイズコンテンツに基づいてユーザーの嗜好特徴を取得することができる。従来の一部のアプリケーションは、サブスクリプション機能、例えば、ブラウザーを提供し、ユーザーはブラウザーで関心をもっているコンテンツ、例えば、新聞、自動車、星座などのタイプのコンテンツを選択することができ、ブラウザーは、ユーザーの選択に基づいた文章をユーザーに推薦する。従って、本発明において、ユーザーがアプリケーションにおいてカスタマイズしたコンテンツに基づいて、ユーザーの嗜好特徴を取得することができる。
【0047】
又は、コンテンツカードに対するユーザーのブラウジング操作に基づいてユーザーの嗜好特徴を取得することができる。ユーザーが端末装置を使用するプロセスで、端末装置は、ユーザーが使用中によくブラウジングする情報や機能を記録し、ユーザーのブラウジング操作に基づいてユーザーの嗜好特徴を取得することができる。例えば、ユーザーがよく端末装置を利用して音楽を聴いたり、天気、生活サービス類の情報などを見たりすると、端末装置は、ユーザーの嗜好が音楽、天気、通知類の情報であることを取得することができる。
【0048】
ステップ202は、嗜好特徴に基づいてスクリーンの各画面に表示されるアプリケーション機能タイプ、及び/又は、表示順番を設定する。
【0049】
本実施例において、端末装置は、ユーザーの嗜好特徴を取得した後、ユーザーの嗜好特徴に基づいて、スクリーンの各画面に表示されるアプリケーション機能タイプ、及び/又は、表示順番を設定することができる。
【0050】
ここで、アプリケーション機能タイプは、アプリケーション使用ガイダンス、アプリケーションコンテンツ通知、予定処理事項リマインダ、インスタントメッセージ、ホットスポット推薦、嗜好特徴推薦のうち1つ又は複数の組み合わせを含むが、これに限定されない。
【0051】
例をあげると、各画面に表示されたアプリケーション機能タイプ及び表示順番は、表1に示される。
【0052】
【表1】
【0053】
本実施例のアプリケーション機能情報表示方法は、ユーザーの嗜好特徴を取得し、ユーザーの嗜好特徴に基づいて、スクリーンの各画面に表示されるアプリケーション機能タイプ及び/又は表示順番を設定することにより、コンテンツカードの個性的な表示を実現することができ、スクリーンに表示された情報がユーザーの嗜好に合致し、柔軟性及び個性が向上し、スクリーンに表示されるコンテンツの配置可能性が向上し、ユーザーの体験が向上する。
【0054】
本発明の実施例において、端末装置のスクリーンにコンテンツカードを表示するために、ユーザーの表示コンテンツカードを生成しておく必要がある。本発明の実施例に係る実現可能な一形態において、端末装置にインストールされたアプリケーション機能に基づいてコンテンツカードを生成して、スクリーンにコンテンツカードを表示することができる。これによって、本発明の実施例は、別のアプリケーション機能情報表示方法を提供する。図6は、本発明の実施例に係るさらに別のアプリケーション機能情報表示方法の概略フローチャートである。
【0055】
図6に示すように、図2に示す実施例を基に、ステップ101の前に、以下のステップ301及びステップ302を含んでもよい。
【0056】
ステップ301は、アプリケーション機能の関連情報を取得する。
【0057】
具体的に、端末装置は、ローカルアプリケーションからアプリケーション機能の関連情報を取得することができ、ここで、ローカルアプリケーションとは、ユーザーが自らダウンロードしてインストールしたアプリケーションである。及び/又は、端末装置のオペレーティングシステムアプリケーションからアプリケーション機能の関連情報を取得することができ、ここで、オペレーティングシステムアプリケーションとは、端末装置のシステムが自ら持っているアプリケーションであり、これらのアプリケーションは、ユーザーがダウンロードしてインストールする必要がなく、例えば、時計、天気、カレンダー、アドレス帳などのシステムアプリケーションである。及び/又は、端末装置は、さらにネットワーク側からアプリケーション機能の関連情報を取得することができる。
【0058】
ステップ302は、予め設定されたカードテンプレート及び関連情報に基づいて、アプリケーション機能に関連づけられたコンテンツカードを生成する。
【0059】
ここで、カードテンプレートは、ピクチャ領域、テキスト領域、サマリー領域、音声案内語領域、詳細コンテンツエントリ領域、アプリケーションアイコン領域、コンテンツ主旨リスト領域のうち1つ又は複数の組み合わせを含むが、これに限定されない。
【0060】
本実施例において、端末装置は、アプリケーション機能の関連情報を取得した後、予め設定されたカードテンプレート及び関連情報に基づいて、アプリケーション機能に関連づけられたコンテンツカードを生成する。
【0061】
例えば、端末装置が取得したメモの関連情報について、テキスト領域及び詳細コンテンツエントリ領域をコンテンツカードを生成するテンプレートとして選択し、メモに設定されたリマインドアイテムの具体的コンテンツを詳細コンテンツエントリ領域に表示させ、リマインドアイテムの時間をテキスト領域に表示して、リマインドアイテムを表示するコンテンツカードを得ることができる。
【0062】
また、例えば、端末装置は、連絡先機能の関連情報を取得した後、ピクチャ領域、テキスト領域及び音声案内語領域をテンプレートとして取得し、端末装置におけるアドレス帳をアイコンの形式でピクチャ領域に表示し、ユーザーが最近連絡した3つの連絡先をテキスト領域に表示し、プロンプト情報を音声案内語領域に表示して、連絡先情報を表示するコンテンツカードを取得することができる。
【0063】
本実施例のアプリケーション機能情報表示方法は、アプリケーション機能の関連情報を取得し、予め設定されたカードテンプレート及び関連情報に基づいて、アプリケーション機能に関連づけられたコンテンツカードを生成することにより、各アプリケーションの機能をスクリーンに表示することができ、ユーザーがアプリケーションの機能を使用することが便利になり、必要な機能を取得するためにユーザーがアプリケーションにアクセスして複数回の操作を行う必要がなくなり、ユーザーの操作ステップが少なくなり、機能の取得効率が向上する。
【0064】
さらに、本発明の実施例の実現可能な一形態において、端末装置は、さらに、ユーザーによって入力されたた音声情報を受信し、この音声情報の意味を認識し、意味の認識結果に基づいて、コンテンツカードでの対応する領域の操作処理を行うこともできる。
【0065】
図7は、ユーザーが端末装置と音声対話する概略図である。図7に示すように、ユーザーがインテリジェント音声対話スクリーン付き装置に音声命令を送信し、インテリジェント音声対話スクリーン付き装置が音声命令を受信した後、受信した音声命令をクラウドに送信し、クラウドが自動音声認識(Automatic Speech Recognition、ASR)技術及び自然言語理解(Natural Language Understanding、NLU)技術により、音声命令の音声認識を行い、認識の結果に基づいて、マッチングする応答を決定し、クラウドは、決定された応答をインテリジェント音声対話スクリーン付き装置にフィードバックし、インテリジェント音声対話スクリーン付き装置によってユーザーに応答する。ここで、インテリジェント音声対話スクリーン付き装置からユーザーへの応答は、スクリーンによって表示された、音声命令とマッチングする操作であってもよいし、音声アナウンス応答であってもよい。又は、スクリーンに対応するコンテンツを表示するとともに、音声アナウンスする応答であってもよい。例えば、図3(c)に示す例において、ユーザーは、音声案内情報に基づいて電話を掛ける音声命令を出すことができる。ユーザーが出した音声命令が「度ちゃん度ちゃん、ママに電話を掛けて」である場合に、インテリジェント音声対話スクリーン付きき装置が出した応答は、連絡先の名前が「母」である連絡先に電話を掛けることであり、図8に示すように、スクリーンの表示コンテンツをダイヤル画面として表示する。また、例えば、ユーザーが出した音声命令が『「追光者」を聴きたい』である場合に、インテリジェント音声対話スクリーン付き装置の画面は、「追光者」の関連情報、例えば、歌手、所属するアルバム、歌詞などを表示するように切り替えられると同時に、インテリジェント音声対話スクリーン付き装置は、ユーザーに「追光者」の歌を再生する。
【0066】
なお、音声命令の音声認識処理は、端末装置によって実行されてもよい。図7において、クラウドによって音声認識処理を実行することのみを例として解釈説明するが、本発明を制限するものとしてはいけない。
【0067】
ユーザーによって送信された音声情報を受信してコンテンツカードにおける対応する領域の切り替え操作処理を行うことで、端末装置に対する音声制御を実現し、ユーザーの両手を解放し、操作の便利性を向上させることができる。
【0068】
本発明の実施例の実現可能な一形態において、端末装置は、さらに、動的に更新されたコンテンツカードに更新識別子を設けて、見るようにユーザーをリマインドすることができる。例えば、端末装置のスクリーンに現在表示されているのが連絡先のコンテンツカードである場合に、このときホットスポットが推薦するコンテンツカードに表示されたコンテンツが更新されると、現在表示されている連絡先のカードの上方に、「ホットスポットの推薦に更新があり、見るのを覚えてね」とのプロンプト情報を表示して、更新された情報を見るようにユーザーをリマインドすることができる。これによって、ユーザーがコンテンツカードの更新情報をリアルタイムに把握することを便利にし、ユーザーが処理する必要のある情報や関心を持っているコンテンツを見逃すことを回避することができる。
【0069】
上記実施例を実現するために、本発明は、アプリケーション機能情報表示装置をさらに提供する。
【0070】
図9は、本発明の実施例に係るアプリケーション機能情報表示装置の概略構成図である。
【0071】
図9に示すように、当該アプリケーション機能情報表示装置70は、表示モジュール710及び切り替えモジュール720を備えてもよい。
ここで、表示モジュール710は、端末装置のスクリーンにアプリケーション機能に関連づけられたコンテンツカードを表示するためのものである。
【0072】
具体的に、表示モジュール710は、予め設定された表示パラメータを取得する。表示パラメータは、1つの画面に表示されるカードの数及び表示サイズを含む。表示パラメータに基づいて、端末装置のスクリーンにアプリケーション機能に関連づけられたコンテンツカードを表示する。
【0073】
さらに、本発明の実施例の実現可能な一形態において、1つの画面に表示されたカード数が1つより大きい場合に、表示パラメータは、カード排列方式をさらに含む。ここで、カード排列方式は、横方向排列、又は縦方向排列、又は横方向及び縦方向の混合排列、又は環状排列を含む。
【0074】
切り替えモジュール720は、予め設定された切り替え条件を満足することが検出された場合に、スクリーンに現在表示されているコンテンツカードの切り替え操作を行うためのものである。
【0075】
実現可能な一形態として、切り替えモジュール720は、具体的に、ユーザーによって送信された音声情報を受信し、音声情報の意味を認識する。音声情報が予め設定された音声切り替え命令とマッチングすることを認識した場合に、スクリーンに現在表示されているコンテンツカードの切り替え操作を行う。
【0076】
実現可能な一形態として、切り替えモジュール720は、具体的に、スクリーンでのユーザーのトリガー操作を検出する。トリガー操作が予め設定された音声切り替え命令とマッチングすることを検出した場合に、スクリーンに現在表示されているコンテンツカードの切り替え操作を行う。
【0077】
実現可能な一形態として、切り替えモジュール720は、具体的に、ユーザーの肢体運動軌跡を検出する。肢体運動軌跡が予め設定された切り替えトリガー軌跡とマッチングすることを検出した場合に、スクリーンに現在表示されているコンテンツカードの切り替え操作を行う。
【0078】
実現可能な一形態として、切り替えモジュール720は、具体的に、予め設定された切り替え時間に達したことを検出した場合に、スクリーンに現在表示されているコンテンツカードの切り替え操作を行う。
【0079】
具体的に、切り替えモジュール720は、スクリーンに現在表示されているコンテンツカードの切り替え操作を行う場合に、スクリーンに現在表示されているコンテンツカードを左又は右へ水平に切り替えることで、アプリケーション機能に関連づけられた他のコンテンツカードを表示することができる。又は、スクリーンに現在表示されているコンテンツカードを上又は下へ垂直に切り替えることで、アプリケーション機能に関連づけられた他のコンテンツカードを表示することができる。又は、スクリーンに現在表示されているコンテンツカードをページめくりで切り替えることで、アプリケーション機能に関連づけられた他のコンテンツカードを表示することができる。
【0080】
本発明の実施例の実現可能な一形態において、図10に示すように、図9に示す実施例を基に、当該アプリケーション機能情報表示装置70は、第1の取得モジュール730及び設定モジュール740をさらに含んでもよい。
【0081】
第1の取得モジュール730は、ユーザーの嗜好特徴を取得するためのものである。
【0082】
具体的に、第1の取得モジュール730は、ユーザーのアプリケーションカスタマイズコンテンツに基づいてユーザーの嗜好特徴を取得し、及び/又は、コンテンツカードに対するユーザーのブラウジング操作に基づいてユーザーの嗜好特徴を取得する。
【0083】
設定モジュール740は、嗜好特徴に基づいてスクリーンの各画面に表示されるアプリケーション機能タイプ、及び/又は、表示順番を設定する。
【0084】
ここで、アプリケーション機能タイプは、アプリケーション使用ガイダンス、アプリケーションコンテンツ通知、予定処理事項リマインダ、インスタントメッセージ、ホットスポット推薦、嗜好特徴推薦のうち1つ又は複数の組み合わせを含むが、これに限定されない。
【0085】
ユーザーの嗜好特徴を取得し、ユーザーの嗜好特徴に基づいてスクリーンの各画面に表示されるアプリケーション機能タイプ及び/又は表示順番を設定することにより、コンテンツカードの個性的な表示を実現することができ、スクリーンに表示された情報がユーザーの嗜好に合致し、柔軟性及び個性が向上し、スクリーンに表示されるコンテンツ的配置可能性が向上し、ユーザーの体験が向上する。
【0086】
本発明の実施例の実現可能な一形態において、図11に示すように、図9に示す実施例を基に、前記アプリケーション機能情報表示装置70は、第2の取得モジュール750及びカード生成モジュール760をさらに含んでもよい。
【0087】
第2の取得モジュール750は、アプリケーション機能の関連情報を取得するためのものである。
【0088】
具体的に、第2の取得モジュール750は、端末装置のローカルアプリケーションからアプリケーション機能の関連情報を取得し、及び/又は、端末装置のオペレーティングシステムアプリケーションからアプリケーション機能の関連情報を取得し、及び/又は、ネットワーク側からアプリケーション機能の関連情報を取得する。
【0089】
カード生成モジュール760は、予め設定されたカードテンプレート及び関連情報に基づいてアプリケーション機能に関連づけられたコンテンツカードを生成するためのものである。
【0090】
ここで、カードテンプレートは、ピクチャ領域、テキスト領域、サマリー領域、音声案内語領域、詳細コンテンツエントリ領域、アプリケーションアイコン領域、コンテンツ主旨リスト領域のうち1つ又は複数の組み合わせを含むが、これに限定されない。
【0091】
アプリケーション機能の関連情報を取得し、予め設定されたカードテンプレート及び関連情報に基づいて、アプリケーション機能に関連づけられたコンテンツカードを生成することにより、各アプリケーションの機能をスクリーンに表示することができ、ユーザーがアプリケーションの機能を使用することが便利になり、必要な機能を取得するためにユーザーがアプリケーションにアクセスして複数回の操作を行う必要がなくなり、ユーザーの操作ステップが少なくなり、機能の取得効率が向上する。
【0092】
本発明の実施例の実現可能な一形態において、当該アプリケーション機能情報表示装置70は、さらに、ユーザーによって入力されたた音声情報を受信し、この音声情報の意味を認識し、意味の認識結果に基づいて、コンテンツカードでの対応する領域の操作処理を行うこともできる。
【0093】
ユーザーによって送信された音声情報を受信してコンテンツカードにおける対応する領域の切り替え操作処理を行うことで、端末装置に対する音声制御を実現し、ユーザーの両手を解放し、操作の便利性を向上させることができる。
【0094】
本発明の実施例の実現可能な一形態において、当該アプリケーション機能情報表示装置70は、さらに、動的に更新されたコンテンツカードに更新識別子を設けて、見るようにユーザーをリマインドすることができる。これによって、ユーザーがコンテンツカードの更新情報をリアルタイムに把握することを便利にし、ユーザーが処理する必要のある情報や関心を持っているコンテンツを見逃すことを回避することができる。
【0095】
なお、前述したアプリケーション機能情報表示方法の実施例に対する解釈や説明は、当該実施例に係るアプリケーション機能情報表示装置にも適用され、実現原理が同じであるので、ここで説明しない。
【0096】
本実施例のアプリケーション機能情報表示装置は、端末装置のスクリーンにアプリケーション機能に関連づけられたコンテンツカードを表示し、予め設定された切り替え条件を満足することを検出した場合に、スクリーンに現在表示されているコンテンツカードの切り替え操作を行う。これにより、アプリケーションの機能を端末装置のスクリーンに表示することで、アプリケーションの機能をユーザーに直接提示することができ、従来技術においてマルチレベルメニュー方式でアプリケーション機能を表示することによって、ユーザーの操作が不便になる問題が回避され、ユーザーが複数回の操作をする必要がなく、必要な機能を得ることができ、ユーザーの使用便利性及び検索効率が向上し、ユーザーの体験が向上し、従来技術において必要な機能を取得するためにユーザーが複数回の操作を行う必要があることによって便利性が悪いという技術的課題が解決される。
【0097】
上記の実施例を実現するために、本発明は、端末装置をさらに提供する。
【0098】
図12は、本発明の実施例に係る端末装置の概略構成図である。
【0099】
図12に示すように、当該端末装置80は、ディスプレイスクリーン801と、プロセッサ802と、メモリ803とを含む。ディスプレイスクリーン801は、アプリケーション機能に関連づけられたコンテンツカードを表示するためのものである。プロセッサ802は、メモリ803に記憶された実行可能なプログラムコードを読み出すことで、実行可能なプログラムコードに対応するプログラムを実行して、前述した実施例に係るアプリケーション機能情報表示方法を実現する。
【0100】
ここで、端末装置80は、例えば、スマートフォン、スピーカー、冷蔵庫、タブレット、電子アルバムなどのディスプレイスクリーンを備える装置であってもよい。
【0101】
さらに、本発明の実施例の実現可能な一形態において、図13に示すように、図12に示す実施例を基に、端末装置80は、音声処理ユニット804をさらに含んでもよい。
【0102】
音声処理ユニット804は、受信された音声情報の意味を認識するためのものである。
【0103】
本実施例において、端末装置80のマイクロホンがユーザーによって送信された音声情報を受信した後、音声処理ユニット804は、受信された音声情報の意味を認識し、認識の結果をプロセッサ802に送信し、プロセッサ802が認識の結果に基づいて、ディスプレイスクリーン801に表示されたコンテンツカードを切り替え、又は、ディスプレイスクリーン801に表示されたコンテンツカードにおける対応する領域の操作処理を行う。
【0104】
本実施例の端末装置は、ディスプレイスクリーンにアプリケーション機能に関連づけられたコンテンツカードを表示し、予め設定された切り替え条件を満足することが検出された場合に、スクリーンに現在表示されているコンテンツカードの切り替え操作を行う。これによって、アプリケーションの機能を端末装置のスクリーンに表示することで、アプリケーションの機能をユーザーに直接提示することができ、従来技術においてマルチレベルメニュー方式でアプリケーション機能を表示することによって、ユーザーの操作が不便になる問題が回避され、ユーザーが複数回の操作をする必要がなく、必要な機能を得ることができ、ユーザーの使用便利性及び検索効率が向上し、ユーザーの体験が向上し、従来技術において必要な機能を取得するためにユーザーが複数回の操作を行う必要があることによって便利性が悪いという技術的課題が解決される。
【0105】
図14は、本発明の一実施例に係る端末装置の概略構成図であり、本発明の実施形態に係る例示的な端末装置90のブロック図を示す。図14に示す端末装置90は、単に一例に過ぎず、本発明の実施例の機能や使用範囲を一切制限しない。
【0106】
図14に示すように、端末装置90は、汎用コンピューティングデバイスの形態で示される。端末装置90のコンポーネントには、1つ又は複数のプロセッサ或いは処理ユニット906、システムメモリ910、異なるシステムのコンポーネント(システムメモリ910及び処理ユニット906を含む)を接続するバス908を含んでもよいが、これに限定されない。
【0107】
バス908は、複数種類の構成のうち一種又は複数種類を示し、メモリバス又はメモリコントローラ、周辺バス、アクセラレーテッドグラフィックスポート、プロセッサ又は複数種類のバス構成のうちいずれかのバス構成を使用するローカルバスを含む。例えば、これらのアーキテクチャは、業界標準アーキテクチャ(Industry Standard Architecture,以下ISAと略する)バス、マイクロチャネルアーキテクチャ(Micro Channel Architecture,以下MACと略する)バス、拡張ISAバス、ビデオエレクトロニクス規格協会(Video Electronics Standards Association,以下VESAと略する)ローカルバス、及び周辺機器相互接続(Peripheral Component Interconnection,以下PCIと略する)バスを含むが、これらに限定されない。
【0108】
端末装置90は、通常、複数種類のコンピュータシステム読み取り可能な媒体を含む。これらの媒体は、端末装置90によってアクセス可能な任意の利用可能な媒体であって、揮発性及び非揮発性媒体を含み、また、取外し可能および取外し不可能な媒体を含む。
【0109】
システムメモリ910は、揮発性メモリ形態のコンピュータシステム読み取り可能な媒体、例えば、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory,以下RAMと略する)911及び/又はキャッシュメモリ912を含んでもよい。端末装置90は、他の取外し可能/取外し不可能な、揮発性/非揮発性コンピュータシステム記憶媒体をさらに含んでもよい。単に例として、ストレージシステム913は、取外し不可能な非揮発性磁気媒体(図14に図示せず、通常「ハードディスクドライブ」と呼ぶ)に読み取り/書き込みするためのものである。図14に図示されていないが、取外し可能で非揮発性磁気ディスク(例えば、「フロッピー」)に読み出し/書き込みするための磁気ディスクドライバ、及び取外し可能な非揮発性CD(例えば、コンパクトディスク読み出し専用メモリ(Compact Disc Read Only Memory,以下CD-ROMと略する)、デジタルビデオディスク読み出し専用メモリ(Digital Video Disc Read Only Memory,以下DVD-ROMと略する)又は他の光媒体)に読み出し/書き込みするためのCDドライバを提供することができる。これらの場合、それぞれのドライバは1つ又は複数のデータ媒体インタフェースを介してバス908に接続することができる。システムメモリ910は、少なくとも1つのプログラム製品を含み、当該プログラム製品は、一組(例えば、少なくとも1つ)のプログラムモジュールを備え、これらのプログラムモジュールは本発明の各実施例の機能を実行するように構成されてもよい。
【0110】
コンピュータ読み取り可能な信号媒体は、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードを担持する、ベースバンド内で又はキャリアの一部として伝播されるデータ信号を含んでもよい。このように伝播されるデータ信号は、複数の形態を採用することができ、電磁信号、光信号又は上記の任意の組み合わせを含むがこれに限定されない。コンピュータ読み取り可能な信号媒体は、命令実行システム、装置、またはデバイスによって使用されるプログラムを送信、伝播または転送することができる、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体以外の任意のコンピュータ読み取り可能な媒体であってもよい。
【0111】
コンピュータ読み取り可能な媒体に含まれるプログラムコードは、無線、有線、光ファイバケーブル、RFなど、又はこれらの任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない任意の適切な媒体によって送信することができる。
【0112】
Java、Smalltalk、C++などのオブジェクト指向プログラミング言語、及びC言語又は類似するプログラミング言語などの従来の手続き型プログラミング言語を含むプログラミング言語の1つ又は複数又はこれらの組み合わせで、本発明の操作を実行するコンピュータプログラムコードを作成することができる。プログラムコードは、完全にユーザーコンピュータで実行されてもよいし、部分的にユーザーコンピュータで実行されてもよいし、1つのスタンドアロンソフトウェアパッケージとして実行されてもよいし、部分的にユーザーコンピュータで、部分的にリモートコンピュータで実行されてもよいし、又は完全にリモートコンピュータ又はサーバで実行されてもよい。
【0113】
1組(少なくとも1つ)のプログラムモジュール9140を備えるプログラム/ユーティリティ914は、例えば、システムメモリ910に記憶されてもよい。このようなプログラムモジュール9140は、オペレーティングシステム、1つ又は複数のアプリケーションプログラム、他のプログラムモジュール及びプログラムデータを含むが、これに限定されない。これらの例のそれぞれ又はある組み合わせには、ネットワーク環境の実装が含まれてもよい。プログラムモジュール9140は、通常、本発明の実施例における機能及び/又は方法を実行する。
【0114】
端末装置90は、1つ又は複数の外部デバイス10(例えば、キーボード、ポインティング装置、ディスプレイ100など)と通信することができ、また、ユーザーが前記端末装置90と対話することを可能にする1つ又は複数の装置と通信することができ、及び/又は、前記端末装置90が1つ又は複数の他のコンピューティング装置と通信することを可能にする任意の装置(例えば、ネットワークカード、モデムなど)と通信することができる。このような通信は、入力/出力(I/O)インターフェス902を介して行うことができる。また、端末装置90は、ネットワークアダプター900を介して1つ又は複数のネットワーク(例えば、ローカルエリアネットワーク(Local Area Network,以下LANと略する)、広域ネットワーク(Wide Area Network,以下WANと略する)、及び/又はパブリックネットワーク、例えば、インターネット)と通信することもできる。図14に示すように、ネットワークアダプター900は、バス908を介して端末装置90の他のモジュールと通信する。なお、図14に示されていないが、マイクロコード、デバイスドライバ、冗長処理ユニット、外部ディスクドライブアレイ、RAIDシステム、テープドライブ、及びデータバックアップストレージシステムなどを含むがこれらに限定されない他のハードウェア及び/又はソフトウェアモジュールを端末装置90と組み合わせて使用することができる。
【0115】
処理ユニット906は、システムメモリ910に記憶されたプログラムを実行することで、各機能アプリケーション及びデータ処理を実行し、例えば、前述した実施例に係るアプリケーション機能情報表示方法を実現する。
【0116】
上記の実施例を実現するために、本発明は、コンピュータプログラム製品をさらに提供する。前記コンピュータプログラム製品における命令がプロセッサによって実行される場合に、前述した実施例に係るアプリケーション機能情報表示方法が実現される。
【0117】
上記の実施例を実現するために、本発明は、コンピュータプログラムが記憶される非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、当該プログラムがプロセッサによって実行される場合に、前述した実施例に係るアプリケーション機能情報表示方法が実現される。
【0118】
本発明の説明において、「一実施例」、「一部の実施例」、「例示的な実施例」、「具体的な実施例」、又は「一部の実施例」などの用語を参照した説明とは、該実施例又は実施例に結合して説明された具体的な特徴、構成、材料又は特徴が、本発明の少なくとも一実施例又は実施例に含まれることを意味する。本明細書において、上記用語に対する例示的な記述は、必ずしも同一の実施例又は実施例を示すことではない。又、説明された具体的な特徴、構成、材料又は特徴は、いずれか1つ又は複数の実施例又は実施例において適切に組み合わせることができる。さらに、互いに矛盾しない場合、当業者であれば、本明細書に記述した異なる実施例又は例、及び異なる実施例又は例示的特徴に対して結合及び組み合わせを行うことができる。
【0119】
また、「第1」、「第2」の用語は単に説明するためのものであり、比較的な重要性を指示又は暗示するか、又は示された技術的特徴の数を黙示的に指示すると理解してはいけない。従って、「第1」、「第2」が限定された特徴は、少なくとも1つの前記特徴を含むことを明示又は暗示する。本発明の説明において、別途明確且つ具体的な限定がない限り、「複数」とは、少くとも2つ、例えば、又は2つ、3つなどを意味する。
【0120】
フローチャートにおける、又はここで他の形態で記載された任意のプロセス又は方法は、カスタムロジック機能又はプロセスのステップを実現するための1つ又は複数の実行可能な命令コードを含むモジュール、セグメント又は一部を表すと理解されてもよい。また、本発明の好ましい実施形態の範囲は、ここで、示された又は論議された順番ではなく、係る機能に応じてほぼ同時の形態又は逆の順番で機能を実行することができる他の実現を含むことができる。これは、当業者であれば理解すべきものである。
【0121】
フローチャートで示された又はここで他の形態で説明されたロジック及び/又はステップは、例えば、ロジック機能を実現するための実行可能な命令の順番付けられたリストと見なすことができ、任意のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に具体的に実装されて、命令実行システム、装置、又はデバイス(例えばコンピュータに基づいたシステム、プロセッサを含むシステム、又は他の命令実行システム、装置又はデバイスから命令を獲得して命令を実行するシステム)に利用されるか、又はこれらの命令実行システム、装置又はデバイスと組み合わせて利用される。本願明細書において、「コンピュータ読み取り可能な記憶媒体」は、命令実行システム、装置又はデバイスによって、又は、命令実行システム、装置又はデバイスと組み合わせて使用するためのプログラムを含む、格納する、通信する、伝播する、又は伝送することができる任意の装置であってもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体のより具体的な例(非限定的なリスト)として、1つ又は複数の配線を備える電気接続部(電子デバイス)、ポータブルコンピュータディスクカートリッジ(磁気デバイス)、ランダムアクセスメモリ(RAM)読み出し専用メモリ(ROM)、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバデバイス、及びポータブルコンパクトディスク読み出し専用リメモリ(CDROM)を含む。また、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、前記プログラムが印刷され得る紙又は他の適切な媒体であってもよく、これは、例えば、紙や他の媒体を光学的スキャンし、次に編集し、解釈し、又は必要な場合に他の適切な形態で処理して前記プログラムを電子的に取得して、そしてコンピュータメモリに格納するからである。
【0122】
なお、本発明の各部分は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせによって実現することができる。上記実施形態において、複数のステップ又は方法は、メモリに記憶された且つ適切な命令実行システムによって実行されるソフトウェア又はファームウェアによって実現することができる。例えば、ハードウェアで実現される場合に、もう1つの実施形態と同様に、本分野において周知である、データ信号に対してロジック機能を実現するためのロジックゲート回路を備える離散ロジック回路、適切なな組み合わせロジックゲート回路を備える特定用途向け集積回路、プログラマブルゲートアレイ(PGA)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などの当分野の周知技術のうちいずれか1つ又はこれらの組み合わせによって実現することができる。
【0123】
普通の当業者であれば、上記の実施例に係る方法に含まれる全部又は一部のステップは、プログラムによってハードウェアを命令することで実行することができると理解することができる。前記プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納することができ、当該プログラムが実行される場合に、方法実施例におけるステップの1つ又はそれらの組み合わせが実行される。
【0124】
また、本発明の各実施例における各機能ユニットは、1つの処理モジュールに集積されてもよいし、それぞれが個別の物理的存在であってもよいし、2つ以上のユニットが1つのモジュールに集積されてもよい。前記集積モジュールは、ハードウェアの形態で実現されてもよいし、ソフトウェア機能モジュールの形態で実現されてもよい。前記集積モジュールがソフト機能モジュールの形態で実現されるとともに、独立した製品として販売又は使用される場合に、1つのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されてもよい。
【0125】
上記の記憶媒体は、読み出し専用メモリ、磁気ディスク、又はCDなどであってもよい。なお、以上、本発明の実施例を示して説明したが、上記実施例は例示するものであって、本発明を制限するためのものであると理解してはいけない。普通の当業者であれば、本発明の範囲内で上記実施例に対して変更、修正、取り替え、変形を行うことができる。
図1(a)】
図1(b)】
図1(c)】
図2
図3(a)】
図3(b)】
図3(c)】
図4(a)】
図4(b)】
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14