(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-04-28
(45)【発行日】2022-05-12
(54)【発明の名称】バイタルサイン検出システム及び方法
(51)【国際特許分類】
A61B 5/00 20060101AFI20220502BHJP
A61B 5/11 20060101ALI20220502BHJP
A61B 90/98 20160101ALI20220502BHJP
【FI】
A61B5/00 102B
A61B5/11 110
A61B90/98
A61B5/00 ZDM
(21)【出願番号】P 2019118449
(22)【出願日】2019-06-26
【審査請求日】2019-06-28
(32)【優先日】2019-03-05
(33)【優先権主張国・地域又は機関】TW
(32)【優先日】2019-03-05
(33)【優先権主張国・地域又は機関】TW
(73)【特許権者】
【識別番号】504429600
【氏名又は名称】緯創資通股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】WISTRON CORPORATION
(74)【代理人】
【識別番号】100082418
【氏名又は名称】山口 朔生
(74)【代理人】
【識別番号】100167601
【氏名又は名称】大島 信之
(74)【代理人】
【識別番号】100201329
【氏名又は名称】山口 真二郎
(72)【発明者】
【氏名】張耀宗
(72)【発明者】
【氏名】陳胤語
(72)【発明者】
【氏名】高全淵
(72)【発明者】
【氏名】曾耀順
(72)【発明者】
【氏名】邱聖倫
【審査官】▲瀬▼戸井 綾菜
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2018/232414(WO,A1)
【文献】米国特許出願公開第2017/0270461(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61B 5/00-5/398
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
被験者にそれぞれ取り付けられる複数のRFタグであって、一度にこれら前記RFタグのうちの1つのみが起動されると、
起動された前記RFタグにより既定周波数の入射RF信号が生成され、前記入射RF信号が
起動された前記RFタグに対応する被験者に投射されると対応する反射RF信号が生成される複数のRFタグと、
これら前記RFタグのうちの1つを起動させるために用いられ、且つ前記反射RF信号が復調されることにより対応する被験者のバイタルサインが取得され、起動された前記RFタグに基づいて被験者が識別される少なくとも1つのRFIDレーダーと、を備え、
前記RFIDレーダーは、前記入射RF信号を生成させる前記RFタグに送信されるRF信号を生成しないことを特徴とする、
バイタルサイン検出システム。
【請求項2】
前記RFIDレーダーは、前記反射RF信号を受信させるためのRFレシーバーと、前記反射RF信号を復調させてベースバンド信号を取得させるためのRF復調器と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のバイタルサイン検出システム。
【請求項3】
複数のRFタグが被験者にそれぞれ取り付けられるステップと、
少なくとも1つのRFIDレーダーと前記RFタグの間のRFID通信が行われることにより一度に前記RFタグのうちの1つのみが起動されるステップと、
起動された前記RFタグにより既定周波数の入射RF信号が生成されるステップと、
起動された前記RFタグに対応する被験者に前記入射RF信号が投射されると対応する反射RF信号が生成されるステップと、
前記反射RF信号が復調されることにより起動された前記RFタグに対応する前記被験者のバイタルサインが取得されるステップと、
起動された前記RFタグに基づいて前記被験者が識別されるステップと、を含み、
前記RFIDレーダーは、前記入射RF信号を生成させる前記RFタグに送信されるRF信号を生成しないことを特徴とする、
バイタルサイン検出方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、バイタルサイン検出(vital-sign detection)に関し、更に詳しくは、被験者の身元を識別可能なバイタルサイン検出システム及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
体温(body temperature,BT)、血圧(blood pressure,BP)、心拍数(heart rate,HR)、及び呼吸数(respiratory rate,RR)は4つの主要なバイタルサイン(vital signs)である。バイタルサインを検出または測定することで身体の健康状態を評価し、且つ疾病の兆候を捉える。
【0003】
従来の非接触式バイタルサイン検出システムは被験者のバイタルサインを遠隔測定するために用いられ、例えば、心拍数や呼吸数の遠隔測定に用いられる。検出システムはコストが高いため、通常1つの検出システムを使用して複数の被験者の測定を行っている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、複数の被験者の対応する信号同士が干渉し合うことで測定精度が低下してしまう。また、複数の被験者が互いに近い位置に居る場合、検出システムによって個別の被験者を識別するのが困難になり、往々にして識別ミスが発生した。
【0005】
このため、被験者の身元を識別可能なバイタルサイン検出メカニズムを提供し、従来のバイタルサイン検出システムの欠点を早急に改善する必要があった。
【0006】
以上の実情に鑑みて、本発明は、バイタルサイン検出システム及び方法を提供することを目的とする。これにより、被験者の身元を識別し、検出精度を向上させる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するための本発明のある態様のバイタルサイン検出システムは、複数のRFタグ及び少なくとも1つのRFIDレーダーを備える。RFタグは被験者にそれぞれ取り付けられ、これら前記RFタグのうちの1つが起動されると、既定周波数の入射RF信号が生成され、これが対応する被験者に投射されると対応する反射RF信号が生成される。RFIDレーダーによりこれら前記RFタグのうちの1つが起動され、反射RF信号が復調されることにより対応する被験者のバイタルサインが取得され、起動されたRFタグに基づいて被験者が識別される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】本発明の第1実施形態によるバイタルサイン検出システムを示したブロック図である。
【
図2】
図1の検出システムの詳細なブロック図である。
【
図3A】本発明の第1実施形態によるバイタルサイン検出方法を示したフローチャートである。
【
図3B】
図3Aに対応する検出システムを示したブロック図である。
【
図4】本発明の第1実施形態の第1変形例による検出システムを示したブロック図である。
【
図5】本発明の第1実施形態の第2変形例による検出システムを示したブロック図である。
【
図6】本発明の第2実施形態によるバイタルサイン検出システムを示したブロック図である。
【
図7A】本発明の第2実施形態によるバイタルサイン検出方法を示したブロック図である。
【
図7B】
図7Aに対応する検出システムを示したブロック図である。
【
図8】本発明の第2実施形態の第1変形例による検出システムを示したブロック図である。
【
図9】本発明の第2実施形態の第2変形例による検出システムを示したブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
【0010】
[第1実施形態]
図1は本発明の第1実施形態によるバイタルサイン検出システム100(以下、検出システムと略称する)を示したブロック図である。本実施例では、検出システム100はRFIDレーダー11及び複数の高調波RFタグ(harmonic RF tag)12(以下、タグと略称する)を備える。RFIDレーダー11はRFIDアンテナ110Aを介してこれら前記タグ12との通信を行い、何れか1つのタグ12を起動させる。タグ12は被験者13にそれぞれ取り付けられる(例えば、被験者13の胸元に装着される)。
【0011】
本実施形態に係るRFIDレーダー11は送信アンテナ111により既定周波数のRF信号を送信させる。タグ12が起動されると、RF信号に基づいて対応する入射高調波信号が生成される。例えば、タグ1(12)が起動されると、送信アンテナ111から送信されたRF信号Fを受信させ、対応する入射高調波信号FHを生成させ、例えば、第二次高調波信号を生成させる(FHの周波数はFの2倍)。
入射高調波信号FHが被験者13に投射されると反射高調波信号FNが生成され、RFIDレーダー11が受信アンテナ112によりこれを受信させる。起動されたタグ12が取り付けられた被験者13の身体が移動(motion)すると入射高調波信号が変調されてその位相が改変され、これによりRFIDレーダー11が反射高調波信号を復調させて被験者13の呼吸数や心拍数等のバイタルサインを取得させる。1つの時間には1つのタグ12しか起動されず、よってRFIDレーダー11は受信された反射高調波信号に対応する被験者13を識別可能になる。
【0012】
図2は
図1の検出システム100の詳細なブロック図である。1人の被験者13及び対応するタグ12のみを示す。本実施例では、RFIDレーダー11はマスター(master)RFIDユニット118を備え、タグ12はスレーブ(slave)RFIDユニット120を含む。マスターRFIDユニット118及びスレーブRFIDユニット120は(RFIDレーダー11の)RFIDアンテナ110Aを介して(タグ12の)RFIDアンテナ110Bと通信を行い、1つの時間中に1つのタグ12のみを起動させる。
【0013】
本実施例では、RFIDレーダー11は、既定周波数のRF信号Fを生成させると共に送信アンテナ111によりタグ12に送信させるトランスミッタ113を備える。タグ12は高調波送信アンテナユニット121を含み、その共振周波数がRF信号Fの周波数と同じであることにより共振反応を生成させ、これにより対応する入射高調波信号FH、例えば、第二次高調波信号が生成される。
【0014】
本実施形態に係るRFIDレーダー11は高調波レシーバー114を備える。高調波レシーバー114は受信アンテナ112により反射高調波信号FNを受信させる。その周波数は入射高調波信号FHと同じであるが、その位相は起動されたタグ12が取り付けられた被験者13の身体の移動に応じて変調される。
【0015】
本実施形態に係るRFIDレーダー11は、(高調波レシーバー114により)受信された反射高調波信号FNに対して復調を行い、位相変化情報を含むベースバンド(Baseband)信号を取得させる高調波復調器115を備える。RFIDレーダー11はプロセッサ116を具備し、プロセッサ116はアナログ-デジタル変換器及びデジタル信号プロセッサを含む。プロセッサ116は(高調波復調器115により出力された)ベースバンド信号に対してアナログ-デジタル変換を行い、且つ高周波成分を除去し、演算後に被験者13の呼吸数や心拍数等のバイタルサインを取得させる。
前記高周波成分の除去操作は前記デジタル信号プロセッサにより実行され、これは呼吸に関する不要な高調波やノイズ等の除去を含むがこれらに限られない。本実施形態に係るRFIDレーダー11は、マスターRFIDユニット118、トランスミッタ113、高調波レシーバー114、高調波復調器115、及びプロセッサ116の操作の制御に用いられるコントローラ117を備える。本実施形態において、
図2に示されるように、トランスミッタ113は送信アンテナ111に接続されてRF信号Fを送信させ、高調波レシーバー114は受信アンテナ112に接続されて反射高調波信号FNを受信させ、高調波復調器115は高調波レシーバー114に接続されて反射高調波信号FNを復調させ、プロセッサ116は高調波復調器115に接続されてベースバンド信号を処理し、マスターRFIDユニット118はRFIDアンテナ110Aに接続されると共にこれを介してスレーブRFIDユニット120のRFIDアンテナ110Bとの通信を行う。
【0016】
図3Aは本発明の第1実施形態によるバイタルサイン検出方法300(以下、検出方法と略称する)を示したフローチャートである。
図3Bは
図3Aに対応する検出システム100を示したブロック図である。
ステップ31において、RFIDレーダー11により何れか1つのタグ12が起動される。ステップ32において、RFIDレーダー11のトランスミッタ113は送信アンテナ111により起動されたタグ1(12)に対して既定周波数のRF信号Fを送信させる。前記タグ12の高調波送信アンテナユニット121はRF信号Fとの共振反応を生成させ、対応する被験者13に対して対応する入射高調波信号FHを生成させる(ステップ33参照)。
【0017】
ステップ34において、前記起動されたタグ12が取り付けられた被験者13の身体が移動すると入射高調波信号FHが変調されてその位相が改変され、これにより反射高調波信号FNが生成される。ステップ35において、RFIDレーダー11の高調波レシーバー114が反射高調波信号FNを受信させる。次いで、RFIDレーダー11の高調波復調器115が反射高調波信号FNに対する復調を行い、ベースバンド信号を取得させる。その後、RFIDレーダー11のプロセッサ116により位相変化情報を含むベースバンド信号に対するアスルアナログ-デジタル変換が行われ、且つ高周波成分が除去され、演算処理後に被験者13の呼吸数や心拍数等のバイタルサインが取得される。
【0018】
最後に、ステップ36において、取得されたバイタルサイン、対応するタグ12、及び被験者13が統合される。起動されたタグ12は身元(ID)の識別に用いられる。
【0019】
そして、RFIDレーダー11による検出を待つ他の被験者13が居る場合(ステップ37参照)、RFIDレーダー11が次の身元のタグを選択させる(ステップ38参照)。次いで、ステップ31乃至36が重複実行される。即ち、選択されたタグ12が起動され(ステップ31参照)、起動されたタグ12に対して既定周波数のRF信号Fが送信され(ステップ32参照)、対応する被験者13に対して対応する入射高調波信号FHが生成され(ステップ33)、反射高調波信号FNが生成され(ステップ34参照)、被験者13のバイタルサインが取得され(ステップ35参照)、取得されたバイタルサイン、対応するタグ12、及び被験者13が統合される(ステップ36参照)。ステップ37において判定RFIDレーダー11による検出を待つ他の被験者13が居ないと判定された場合、検出方法300のフローチャートが終了する。
【0020】
図4は本発明の第1実施形態の第1変形例による検出システム100Bを示したブロック図である。
図3Bに示される検出システム100との違いは、本実施形態(
図4参照)では単一の被験者13に取り付けられる複数の(例えば、2つの)タグ12A、12Bが使用される。これにより、RFIDレーダー11が同一の時間周期内に時分割多重化によりタグ12A、12Bを順に起動させて単一の被験者13の複数のバイタルサインを検出させる。
【0021】
図5は本発明の第1実施形態の第2変形例による検出システム100Cを示したブロック図である。
図2に示される検出システム100との違いは、本実施形態(
図5参照)に係るRFIDレーダー11はデュアルバンド(dual band)受信機114Bを使用して高調波レシーバー114を代替させ、そのうちの1つのバンドは
図2と同じであり、反射高調波信号FNを受信させるために用いられる。また、もう1つのバンドは、RF信号Fが被験者13に送信されて(但し、タグ12を経ない)から反射されて戻ってきた反射RF信号FRを受信させるために用いられ、その後に復調器115Bにより復調が行われる。これにより、RFIDレーダー11が同一の時間周期内で時分割多重化により単一の被験者13の複数のバイタルサインを検出可能となる。
【0022】
[第2実施形態]
図6は本発明の第2実施形態によるバイタルサイン検出システム600(以下、検出システムと略称する)を示したブロック図である。第2実施形態は第1実施形態に類似し、以下では相異点について説明する。
【0023】
本実施例では、RFタグ12(以下、タグと略称する)はRFトランスミッタ122を備える。タグ12が起動されると、既定周波数の入射RF信号FHが送信される。本実施形態に係るRFIDレーダー11はRFレシーバー114Cを含み、これは第1実施形態に係る高調波レシーバー114に類似し、反射RF信号FNを受信させるために用いられる。RFIDレーダー11はRF復調器115Cを具備し、これは第1実施形態に係る高調波復調器115に類似し、(RFレシーバー114Cにより)受信された反射RF信号FNに対する復調を行い、位相変化情報を含むベースバンド信号を取得させるために用いられる。
【0024】
入射RF信号FHが被験者13に投射されると反射RF信号FNが生成され、RFIDレーダー11が受信アンテナ112によりこれを受信させる。起動されたタグ12が取り付けられた被験者13の身体が移動すると入射RF信号FHが変調されてその位相が改変され、これによりRFIDレーダー11は反射RF信号FNxを復調させることにより、被験者13の呼吸数や心拍数等のバイタルサインを取得させる。本実施形態に係るRFIDレーダー11には(第1実施形態の)トランスミッタ113及び送信アンテナ111が不要である。
【0025】
図7Aは本発明の第2実施形態によるバイタルサイン検出方法700(以下、検出方法と略称する)を示したブロック図である。
図7Bは
図7Aに対応する検出システム600を示したブロック図である。ステップ71において、RFIDレーダー11により何れか1つのタグ12が起動される。ステップ72において、起動されたタグ12のRFトランスミッタ122により既定周波数の入射RF信号FHが送信される。
【0026】
ステップ73において、起動されたタグ12が取り付けられた被験者13の身体が移動すると入射RF信号FHが変調されてその位相が改変され、これにより反射RF信号FNが生成される。ステップ74において、RFIDレーダー11のRFレシーバー114Cが反射RF信号FNを受信させる。次いで、RFIDレーダー11のRF復調器115Cが反射RF信号FNに対する復調を行い、位相変化情報を含むベースバンド信号を取得させる。その後、RFIDレーダー11のプロセッサ116により位相変化情報を含むベースバンド信号に対するアナログ-デジタル変換が行われ、且つ高周波成分が除去され、演算処理後に被験者13の呼吸数や心拍数等のバイタルサインが取得される。
【0027】
最後に、ステップ75において、取得されたバイタルサイン、対応するタグ12、及び被験者13が統合される。起動されたタグ12は身元(ID)の識別に用いられる。
【0028】
そして、RFIDレーダー11による検出を待つ他の被験者13が居る場合(ステップ76参照)、RFIDレーダー11が次の身元のタグを選択し(ステップ77参照)、次いで、ステップ71乃至75が重複実行される。ステップ76においてRFIDレーダー11による検出を待つ他の被験者13が居ないと判定されると、検出方法700のフローチャートが終了する。
【0029】
図8は本発明の第2実施形態の第1変形例による検出システム600Bを示したブロック図である。
図7Bに示される検出システム600との違いは、本実施形態(
図8参照)では、異なるタグ12及び被験者13にそれぞれ対応させる複数の(例えば、2つの)RFIDレーダー11A、11Bが使用される。これにより、これら前記RFIDレーダー11A、11Bが同時に異なる身元の識別を行えるようになるが、第2実施形態(
図7B参照)では1つの時間においては単一の身元の識別しか行えない。
【0030】
図9は本発明の第2実施形態の第2変形例による検出システム600Cを示したブロック図である。
図6に示される検出システム600との違いは、本実施形態(
図9参照)では単一の被験者13に取り付けられる複数の(例えば、2つの)タグ12A、12Bが使用される。これにより、RFIDレーダー11が単一の被験者13の複数のバイタルサインを検出可能となる。
【0031】
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
【符号の説明】
【0032】
100 バイタルサイン検出システム
100B バイタルサイン検出システム
600 バイタルサイン検出システム
600B バイタルサイン検出システム
600C バイタルサイン検出システム
11 RFIDレーダー
11A RFIDレーダー
11B RFIDレーダー
110A RFIDアンテナ
110B RFIDアンテナ
111 送信アンテナ
112 受信アンテナ
113 トランスミッタ
114 高調波レシーバー
114B デュアルバンド受信機
114C RFレシーバー
115 高調波復調器
115B 復調器
115C RF復調器
116 プロセッサ
117 コントローラ
118 マスターRFIDユニット
12 タグ
12A タグ
12B タグ
120 スレーブRFIDユニット
121 高調波送信アンテナユニット
122 RFトランスミッタ
13 被験者
300 バイタルサイン検出方法
31 ステップ
32 ステップ
33 ステップ
34 ステップ
35 ステップ
36 ステップ
37 ステップ
38 ステップ
700 バイタルサイン検出方法
71 ステップ
72 ステップ
73 ステップ
74 ステップ
75 ステップ
76 ステップ
77 ステップ
F RF信号
FH 入射高調波信号
FN 反射高調波信号
FR 反射RF信号