特許7069053IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

新規な水硬性組成物用混和剤及び水硬性組成物用混和剤を調製するための組合せ

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、問題点を鑑みなされたものであり、水硬性組成物中に含まれる有色微粒子が硬化体表面に析出して黒ずみが発生することを抑制するとともに、無機粉体を多く含む場合であっても凝結の遅延やブリーディング、初期強度の低下を抑制し、さらに減水性にも優れる水硬性組成物用混和剤を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは、鋭意検討した結果、フェノールのアルキレンオキサイド付加物又はその誘導体とフェノールのアルキレンオキサイド付加物のリン酸エステル誘導体とをモノマー成分として得られるフェノール系共重合体を含む重縮合生成物と、アミノ基及びイミノ基を有する構造単位等を有するポリカルボン酸系重合体とを併用することにより、有色微粒子を含む水硬性組成物であっても、それらが硬化体表面に析出することにより発生す・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明により、水硬性組成物において、それに含まれる炭素分、典型的には未燃カーボンの存在によって引き起こされ得る好ましくない影響を低減することができるという効果を奏する。
すなわち本発明の水硬性組成物用混和剤並びに水硬性組成物用混和剤を調製するための組合せは、これをフライアッシュ(FA)等配合のコンクリート組成物に配合した場合においても減水性を高い状態に保つことができ、特にFA配合組成物の硬化体において未燃カーボンがコンクリートの表面に浮上することにより引き起こされる表面の黒ずみ発生を抑制でき、外観に優れる硬化体を提供できる。さらに、FAなどの無機粉体が水硬性組成物に多量に含まれる場合においても、凝結の遅延やブリーディング、初期強度の低下等の問題を抑制できる。
また本発明の水硬性組成物用混和剤においては、これらを構成する重縮合生成物Pとポリカルボン酸系重合体Qとの相溶性に優れることから、一液安定性に優れた混和剤を提供できるものである。また本発明の水硬性組成物用混和剤を調製するための組合せは、重縮合生成物Pとポリカルボン酸系重合体Qとの相溶性に優れることから、現場での投入時に両成分が分離を起こすことなく使用に供することができるものである。

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